JP2009240074A - モータ制御装置とその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 外乱推定値およびモータ速度推定値の遅れを低減し周波数の高い外乱を抑制するモータ制御装置とその制御方法を提供する。
【解決手段】 位置指令とモータ位置により速度指令を生成する位置制御部(4)と、速度指令とモ−タ速度によりトルク指令を生成する速度制御部(5)と、トルク指令からモータ電流を生成するモータ駆動部(6)と、モータ位置とトルク指令によりモータ位置推定値とモータ速度推定値と外乱推定値を演算するオブザーバ(2)と、で構成されるモータ制御装置において、モータ位置からモータ位置推定値を減算し位置推定誤差を生成する第1減算器(23)と、位置推定誤差値に第2オブザーバゲインを乗算しサンプリング時間で除算して第1補正値を生成する第1係数器(21)と、第1補正値を外乱推定値に加え新たな外乱推定値を生成する第1加算器(16)と、を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】 位置指令とモータ位置により速度指令を生成する位置制御部(4)と、速度指令とモ−タ速度によりトルク指令を生成する速度制御部(5)と、トルク指令からモータ電流を生成するモータ駆動部(6)と、モータ位置とトルク指令によりモータ位置推定値とモータ速度推定値と外乱推定値を演算するオブザーバ(2)と、で構成されるモータ制御装置において、モータ位置からモータ位置推定値を減算し位置推定誤差を生成する第1減算器(23)と、位置推定誤差値に第2オブザーバゲインを乗算しサンプリング時間で除算して第1補正値を生成する第1係数器(21)と、第1補正値を外乱推定値に加え新たな外乱推定値を生成する第1加算器(16)と、を備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、ロボットや工作機械等の制御装置において、特に高精度な応答を必要とするモータ制御装置とその制御方法に関する。
従来技術では、オブザーバへの入力が現在位置θmの過去の値である遅れ位置θnである場合において、現在位置θmを高速に応答させることができる遅れ補償電動機制御装置を提供している(例えば、特許文献1参照)。
図4は従来技術のブロック線図である。図において、31は指令発生部、32は第1制御装置、33は遅れ補償オブザーバ、34は電動機駆動装置、35は観測装置、36は負荷機械となっている。またTsはサンプリング時間、L1、L2、L3、L4はオブザーバゲイン、θrefは位置指令、Trefはトルク指令、θmはモータの現在位置、θnは遅れたモータの位置、hθmはモータの推定位置、hωmはモータの推定速度、hdmはモータの外乱推定値となっている。遅れ補償オブザーバは、モータの遅れ位置θnとトルク指令Trefに基づいて、次式からモータの推定位置θmを計算する。
従来のモータ制御装置は、モータ位置推定値hθmを現在位置θmの位相に合わせることができても,モータ速度推定値hωmや外乱推定値hdは実際の位相より遅れていた。そのため、周波数の高い外乱等が存在する場合に、モータ位置推定値hθmだけでは外乱を抑制できないという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、外乱推定値およびモータ速度推定値の遅れを低減し周波数の高い外乱を抑制するモータ制御装置とその制御方法を提供することを目的とする。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、外乱推定値およびモータ速度推定値の遅れを低減し周波数の高い外乱を抑制するモータ制御装置とその制御方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、位置指令とモータ位置により速度指令を生成する位置制御部と、前記速度指令とモ−タ速度によりトルク指令を生成する速度制御部と、前記トルク指令からモータ電流を生成するモータ駆動部と、前記モータ位置と前記トルク指令により、モータ位置推定値とモータ速度推定値と外乱推定値を演算するオブザーバと、で構成されるモータ制御装置において、前記モータ位置から前記モータ位置推定値を減算し位置推定誤差を生成する第1減算器と、前記位置推定誤差値に第2オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第1補正値を生成する第1係数器と、前記第1補正値を前記外乱推定値に加え新たな外乱推定値を生成する第1加算器と、を備えたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明は、位置指令とモータ位置により速度指令を生成する位置制御部と、前記速度指令とモ−タ速度によりトルク指令を生成する速度制御部と、前記トルク指令からモータ電流を生成するモータ駆動部と、前記モータ位置と前記トルク指令により、モータ位置推定値とモータ速度推定値と外乱推定値を演算するオブザーバと、で構成されるモータ制御装置において、前記モータ位置から前記モータ位置推定値を減算し位置推定誤差を生成する第1減算器と、前記位置推定誤差値に第2オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第1補正値を生成する第1係数器と、前記第1補正値を前記外乱推定値に加え新たな外乱推定値を生成する第1加算器と、を備えたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、位置指令とモータ位置により速度指令を生成する位置制御部と、前記速度指令とモ−タ速度によりトルク指令を生成する速度制御部と、前記トルク指令からモータ電流を生成するモータ駆動部と、前記モータ位置と前記トルク指令により、モータ位置推定値とモータ速度推定値と外乱推定値を演算するオブザーバと、で構成されるモータ制御装置において、前記モータ位置から前記モータ位置推定値を減算し位置推定誤差を生成する第1減算器と、前記位置推定誤差値に第3オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第2補正値を生成する第2係数器と、前記第2補正値を前記モータ速度推定値に加え新たな速度推定値を生成する第2加算器と、を備えたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載のモータ制御装置において、前記モータ速度推定値を算出する際に1サンプリング前の値を用いるようにしたものである。
請求項4に記載の発明は、位置指令とモータ位置により速度指令を生成する位置制御部と、前記速度指令とモ−タ速度によりトルク指令を生成する速度制御部と、前記トルク指令からモータ電流を生成するモータ駆動部と、前記モータ位置と前記トルク指令により、モータ位置推定値とモータ速度推定値と外乱推定値を演算するオブザーバと、で構成されるモータ制御装置において、前記モータ位置から前記モータ位置推定値を減算し位置推定誤差を生成する第1減算器と、前記位置推定誤差値に第2オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第1補正値を生成する第1係数器と、前記第1補正値を前記外乱推定値に加え新たな外乱推定値を生成する第1加算器と、前記位置推定誤差値に第3オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第2補正値を生成する第2係数器と、前記第2補正値を前記モータ速度推定値に加え新たな速度推定値を生成する第2加算器と、を備えたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載のモータ制御装置において、前記モータ速度推定値を算出する際に1サンプリング前の値を用いるようにしたものである。
請求項4に記載の発明は、位置指令とモータ位置により速度指令を生成する位置制御部と、前記速度指令とモ−タ速度によりトルク指令を生成する速度制御部と、前記トルク指令からモータ電流を生成するモータ駆動部と、前記モータ位置と前記トルク指令により、モータ位置推定値とモータ速度推定値と外乱推定値を演算するオブザーバと、で構成されるモータ制御装置において、前記モータ位置から前記モータ位置推定値を減算し位置推定誤差を生成する第1減算器と、前記位置推定誤差値に第2オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第1補正値を生成する第1係数器と、前記第1補正値を前記外乱推定値に加え新たな外乱推定値を生成する第1加算器と、前記位置推定誤差値に第3オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第2補正値を生成する第2係数器と、前記第2補正値を前記モータ速度推定値に加え新たな速度推定値を生成する第2加算器と、を備えたことを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、位置指令とモータ位置により速度指令を生成する位置制御部と、前記速度指令とモ−タ速度によりトルク指令を生成する速度制御部と、前記トルク指令からモータ電流を生成するモータ駆動部と、前記モータ位置と前記トルク指令により、モータ位置推定値とモータ速度推定値と外乱推定値を演算するオブザーバと、で構成されるモータ制御装置の制御方法において、前記モータ位置から前記モータ位置推定値を減算し位置推定誤差を生成するステップと、前記位置推定誤差値に第2オブザーバゲインを乗算し、ンプリング時間で除算して第1補正値を生成するステップと、前記第1補正値を前記外乱推定値に加え新たな外乱推定値を生成するステップと、を備えることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、位置指令とモータ位置により速度指令を生成する位置制御部と、前記速度指令とモ−タ速度によりトルク指令を生成する速度制御部と、前記トルク指令からモータ電流を生成するモータ駆動部と、前記モータ位置と前記トルク指令により、モータ位置推定値とモータ速度推定値と外乱推定値を演算するオブザーバと、で構成されるモータ制御装置の制御方法において、前記モータ位置から前記モータ位置推定値を減算し位置推定誤差を生成するステップと、前記位置推定誤差値に第3オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第2補正値を生成するステップと、前記第2補正値を前記モータ速度推定値に加え新たな速度推定値を生成するステップと、を備えたことを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、位置指令とモータ位置により速度指令を生成する位置制御部と、前記速度指令とモ−タ速度によりトルク指令を生成する速度制御部と、前記トルク指令からモータ電流を生成するモータ駆動部と、前記モータ位置と前記トルク指令により、モータ位置推定値とモータ速度推定値と外乱推定値を演算するオブザーバと、で構成されるモータ制御装置において、前記モータ位置から前記モータ位置推定値を減算し位置推定誤差を生成するステップと、前記位置推定誤差値に第2オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第1補正値を生成するステップと、前記第1補正値を前記外乱推定値に加え新たな外乱推定値を生成するステップと、前記位置推定誤差値に第3オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第2補正値を生成するステップと、前記第2補正値を前記モータ速度推定値に加え新たな速度推定値を生成するステップと、を備えたことを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、位置指令とモータ位置により速度指令を生成する位置制御部と、前記速度指令とモ−タ速度によりトルク指令を生成する速度制御部と、前記トルク指令からモータ電流を生成するモータ駆動部と、前記モータ位置と前記トルク指令により、モータ位置推定値とモータ速度推定値と外乱推定値を演算するオブザーバと、で構成されるモータ制御装置において、前記モータ位置から前記モータ位置推定値を減算し位置推定誤差を生成するステップと、前記位置推定誤差値に第2オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第1補正値を生成するステップと、前記第1補正値を前記外乱推定値に加え新たな外乱推定値を生成するステップと、前記位置推定誤差値に第3オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第2補正値を生成するステップと、前記第2補正値を前記モータ速度推定値に加え新たな速度推定値を生成するステップと、を備えたことを特徴とするものである。
請求項1記載の本発明は、外乱推定に加算器1を備えることによって、外乱推定値の位相を実際の外乱に合わせることができる。
請求項2記載の本発明は、モータ速度推定に加算器2を備えることによって、モータ速度推定値の位相を実際のモータ速度に合わせることができる。
請求項3記載の本発明は、モータ速度推定値に前回値を用いるため、請求項2記載の発明よりも出力が大きくなり、より実際の値に近いモータ速度推定値が得られる。
請求項4記載の発明は、外乱推定値および速度推定値の遅れを低減することにより周波数の高い外乱を抑制するモータ制御装置を提供することができる。
請求項5乃至7記載の発明は、外乱推定値および速度推定値の遅れを低減することにより周波数の高い外乱を抑制するモータ制御装置の制御方法を提供することができる。
請求項2記載の本発明は、モータ速度推定に加算器2を備えることによって、モータ速度推定値の位相を実際のモータ速度に合わせることができる。
請求項3記載の本発明は、モータ速度推定値に前回値を用いるため、請求項2記載の発明よりも出力が大きくなり、より実際の値に近いモータ速度推定値が得られる。
請求項4記載の発明は、外乱推定値および速度推定値の遅れを低減することにより周波数の高い外乱を抑制するモータ制御装置を提供することができる。
請求項5乃至7記載の発明は、外乱推定値および速度推定値の遅れを低減することにより周波数の高い外乱を抑制するモータ制御装置の制御方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明のモータ制御装置の構成を示すブロック図である。図において、1はモータ制御装置、2はオブザーバ、3は指令生成部、4は位置制御部、5は速度制御部、6はモータ駆動部、7はイナーシャの逆数、8は第1オブザーバゲインL1、9は第2オブザーバゲインL2、10は第3オブザーバゲインL3、11はサンプリング時間の逆数、12は離散化の遅れ要素、13はサンプリング時間、14は外乱推定値、15は補正出力a、16は提案する加算器1、40は制御対象、41はモータ、42はエンコーダ、43は負荷となっている。またPrefは位置指令、Vrefは速度指令、Trefはトルク指令、Xresはモータ位置、Frefは加速度、Dhatは加速度推定値、Vhatはモータ速度推定値となっている。また、21は第1係数器で第2オブザーバゲインをサンプリング時間で除したものであり、22は第2係数器で第3オブザーバゲインをサンプリング時間で除したものである。
本発明が従来技術と異なる部分は、外乱推定値14に第1補正値を加える第1加算器を備えた部分である。
本発明が従来技術と異なる部分は、外乱推定値14に第1補正値を加える第1加算器を備えた部分である。
図5は従来のオブザーバを用いた外乱推定のシミュレーション結果、図6は本発明のオブザーバを用いた外乱推定のシミュレーション結果を示す。従来のオブザーバに比べ、外乱推定値の位相が実際の外乱に近づいていることがわかる。このように、外乱推定値の応答を改善することができる。
図2は、本発明のモータ制御装置の構成を示すブロック図である。図において、1はモータ制御装置、2はオブザーバ、3は指令生成部、4は位置制御部、5は速度制御部、6はモータ駆動部、7はイナーシャの逆数、8は第1オブザーバゲインL1、9は第2オブザーバゲインL2、10は第3オブザーバゲインL3、11はサンプリング時間の逆数、12は離散化の遅れ要素、13はサンプリング時間、17はモータ速度推定値、18は補正出力b、19は提案する加算器2、40は制御対象、41はモータ、42はエンコーダ、43は負荷となっている。またPrefは位置指令、Vrefは速度指令、Trefはトルク指令、Xresはモータ位置、Frefは加速度指令、Dhatは加速度推定値、Vhatはモータ速度推定値となっている。
本発明が従来技術と異なる部分は、モータ速度推定値17に第2補正値を加える第2加算器を備えた部分である。
本発明が従来技術と異なる部分は、モータ速度推定値17に第2補正値を加える第2加算器を備えた部分である。
図7は従来のオブザーバを用いた速度推定のシミュレーション結果、図8は本発明のオブザーバを用いたシミュレーション結果を示す。第2加算器を備えているため、従来法より実際のモータ速度の位相に近いモータ速度推定値を得ることができる。
図3は、本発明のモータ制御装置の構成を示すブロック図である。図において、1はモータ制御装置、2はオブザーバ、3は指令生成部、4は位置制御部、5は速度制御部、6はモータ駆動部、7はイナーシャの逆数、8は第1オブザーバゲインL1、9は第2オブザーバゲインL2、10は第3オブザーバゲインL3、11はサンプリング時間の逆数、12は離散化の遅れ要素、13はサンプリング時間、17はモータ速度推定値、18は補正出力b、19は提案する加算器2、20はモータ速度推定値の1サンプリング前の値、40は制御対象、41はモータ、42はエンコーダ、43は負荷となっている。またPrefは位置指令、Vrefは速度指令、Trefはトルク指令、Xresはモータ位置、Frefは加速度指令、Dhatは加速度推定値、Vhatはモータ速度推定値となっている。
本発明が従来技術と異なる部分は、モータ速度推定値の前回値20に第2補正値を加える第2加算器を備えた部分である。また、実施例2で使用したモータ速度推定値17の1サンプリング前の値20を使用しているため、実施例2よりも出力がより実際の値に近いモータ速度推定値を得ることができる。
本発明が従来技術と異なる部分は、モータ速度推定値の前回値20に第2補正値を加える第2加算器を備えた部分である。また、実施例2で使用したモータ速度推定値17の1サンプリング前の値20を使用しているため、実施例2よりも出力がより実際の値に近いモータ速度推定値を得ることができる。
図9は本発明のオブザーバを用いた速度推定のシミュレーション結果を示す。加算器2を備えているため、従来法より実際のモータ速度の位相に近いモータ速度推定値を得ることができる。また、実施例2のシミュレーション結果の拡大図10と実施例3のシミュレーション結果の拡大図11を比較すると,実施例3は実施例2よりモータ速度推定値がより実際の値に近くなる。このため、実際の速度の大きさに近づけたいときは実施例3を、より位相を早めたいときは実施例2を使用するなど、用途によって手法を使い分けることができる。
図12は本発明のモータ制御装置の制御方法を示すフローチャートである。図2において、ステップST1でモータ位置からモータ位置推定値を減算し位置推定誤差を生成し、ステップST2で位置推定誤差値に第2オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第1補正値を生成し、ステップST3で第1補正値を外乱推定値に加え新たな外乱推定値を生成し、ステップST4で位置推定誤差値に第3オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第2補正値を生成し、ステップST5で第2補正値をモータ速度推定値に加え新たな速度推定値を生成する。
1 モータ制御装置
2 オブザーバ
3 指令生成部
4 位置制御部
5 速度制御部
6 モータ駆動部
7 イナーシャの逆数
8 第1オブザーバゲイン
9 第2オブザーバゲイン
10 第3オブザーバゲイン
11 サンプリング時間の逆数
12 離散化の遅れ要素
13 サンプリング時間
14 外乱推定値
15 外乱推定値に加える補正出力a
16 提案する加算器1
17 モータ速度推定値
18 モータ速度推定値に加える補正出力b
19 提案する加算器2
20 モータ速度推定値の1サンプリング前の値
21 第1係数器
22 第2係数器
23 第1減算器
40 制御対象
41 モータ
42 エンコーダ
43 負荷
31 指令発生部
32 第1制御装置
33 遅れ補償オブザーバ
34 電動機駆動装置
35 観測装置
36 負荷機械
2 オブザーバ
3 指令生成部
4 位置制御部
5 速度制御部
6 モータ駆動部
7 イナーシャの逆数
8 第1オブザーバゲイン
9 第2オブザーバゲイン
10 第3オブザーバゲイン
11 サンプリング時間の逆数
12 離散化の遅れ要素
13 サンプリング時間
14 外乱推定値
15 外乱推定値に加える補正出力a
16 提案する加算器1
17 モータ速度推定値
18 モータ速度推定値に加える補正出力b
19 提案する加算器2
20 モータ速度推定値の1サンプリング前の値
21 第1係数器
22 第2係数器
23 第1減算器
40 制御対象
41 モータ
42 エンコーダ
43 負荷
31 指令発生部
32 第1制御装置
33 遅れ補償オブザーバ
34 電動機駆動装置
35 観測装置
36 負荷機械
Claims (7)
- 位置指令とモータ位置により速度指令を生成する位置制御部と、前記速度指令とモ−タ速度によりトルク指令を生成する速度制御部と、前記トルク指令からモータ電流を生成するモータ駆動部と、前記モータ位置と前記トルク指令により、モータ位置推定値とモータ速度推定値と外乱推定値を演算するオブザーバと、で構成されるモータ制御装置において、
前記モータ位置から前記モータ位置推定値を減算し位置推定誤差を生成する第1減算器と、
前記位置推定誤差値に第2オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第1補正値を生成する第1係数器と、
前記第1補正値を前記外乱推定値に加え新たな外乱推定値を生成する第1加算器と、
を備えたことを特徴とするモータ制御装置。 - 位置指令とモータ位置により速度指令を生成する位置制御部と、前記速度指令とモ−タ速度によりトルク指令を生成する速度制御部と、前記トルク指令からモータ電流を生成するモータ駆動部と、前記モータ位置と前記トルク指令により、モータ位置推定値とモータ速度推定値と外乱推定値を演算するオブザーバと、で構成されるモータ制御装置において、
前記モータ位置から前記モータ位置推定値を減算し位置推定誤差を生成する第1減算器と、
前記位置推定誤差値に第3オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第2補正値を生成する第2係数器と、
前記第2補正値を前記モータ速度推定値に加え新たな速度推定値を生成する第2加算器と、
を備えたことを特徴とするモータ制御装置。 - 前記モータ速度推定値に、1サンプリング前に生成した値を用いることを特徴とする請求項2記載のモータ制御装置。
- 位置指令とモータ位置により速度指令を生成する位置制御部と、前記速度指令とモ−タ速度によりトルク指令を生成する速度制御部と、前記トルク指令からモータ電流を生成するモータ駆動部と、前記モータ位置と前記トルク指令により、モータ位置推定値とモータ速度推定値と外乱推定値を演算するオブザーバと、で構成されるモータ制御装置において、
前記モータ位置から前記モータ位置推定値を減算し位置推定誤差を生成する第1減算器と、
前記位置推定誤差値に第2オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第1補正値を生成する第1係数器と、
前記第1補正値を前記外乱推定値に加え新たな外乱推定値を生成する第1加算器と、
前記位置推定誤差値に第3オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第2補正値を生成する第2係数器と、
前記第2補正値を前記モータ速度推定値に加え新たな速度推定値を生成する第2加算器と、
を備えたことを特徴とするモータ制御装置。 - 位置指令とモータ位置により速度指令を生成する位置制御部と、前記速度指令とモ−タ速度によりトルク指令を生成する速度制御部と、前記トルク指令からモータ電流を生成するモータ駆動部と、前記モータ位置と前記トルク指令により、モータ位置推定値とモータ速度推定値と外乱推定値を演算するオブザーバと、で構成されるモータ制御装置の制御方法において、
前記モータ位置から前記モータ位置推定値を減算し位置推定誤差を生成するステップと、
前記位置推定誤差値に第2オブザーバゲインを乗算し、ンプリング時間で除算して第1補正値を生成するステップと、
前記第1補正値を前記外乱推定値に加え新たな外乱推定値を生成するステップと、
を備えることを特徴とするモータ制御装置の制御方法。 - 位置指令とモータ位置により速度指令を生成する位置制御部と、前記速度指令とモ−タ速度によりトルク指令を生成する速度制御部と、前記トルク指令からモータ電流を生成するモータ駆動部と、前記モータ位置と前記トルク指令により、モータ位置推定値とモータ速度推定値と外乱推定値を演算するオブザーバと、で構成されるモータ制御装置の制御方法において、
前記モータ位置から前記モータ位置推定値を減算し位置推定誤差を生成するステップと、
前記位置推定誤差値に第3オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第2補正値を生成するステップと、
前記第2補正値を前記モータ速度推定値に加え新たな速度推定値を生成するステップと、
を備えたことを特徴とするモータ制御装置の制御方法。 - 位置指令とモータ位置により速度指令を生成する位置制御部と、前記速度指令とモ−タ速度によりトルク指令を生成する速度制御部と、前記トルク指令からモータ電流を生成するモータ駆動部と、前記モータ位置と前記トルク指令により、モータ位置推定値とモータ速度推定値と外乱推定値を演算するオブザーバと、で構成されるモータ制御装置の制御方法において、
前記モータ位置から前記モータ位置推定値を減算し位置推定誤差を生成するステップと、
前記位置推定誤差値に第2オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第1補正値を生成するステップと、
前記第1補正値を前記外乱推定値に加え新たな外乱推定値を生成するステップと、
前記位置推定誤差値に第3オブザーバゲインを乗算し、サンプリング時間で除算して第2補正値を生成するステップと、
前記第2補正値を前記モータ速度推定値に加え新たな速度推定値を生成するステップと、
を備えたことを特徴とするモータ制御装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008083494A JP2009240074A (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | モータ制御装置とその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009240074A true JP2009240074A (ja) | 2009-10-15 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101501390B1 (ko) * | 2013-11-28 | 2015-03-10 | 엘에스엠트론 주식회사 | 모터의 위치 제어 장치 및 방법 |
JPWO2013088533A1 (ja) * | 2011-12-14 | 2015-04-27 | 株式会社安川電機 | モータ制御装置及びモータシステム |
CN113104096A (zh) * | 2020-01-10 | 2021-07-13 | 操纵技术Ip控股公司 | 用于估计有刷电动助力转向系统的马达速度的观测器设计 |
-
2008
- 2008-03-27 JP JP2008083494A patent/JP2009240074A/ja active Pending
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JPWO2013088533A1 (ja) * | 2011-12-14 | 2015-04-27 | 株式会社安川電機 | モータ制御装置及びモータシステム |
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CN113104096B (zh) * | 2020-01-10 | 2023-10-13 | 操纵技术Ip控股公司 | 用于估计有刷电动助力转向系统的马达速度的观测器设计 |
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