JP2009239002A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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【課題】 ゲート絶縁膜にHfを含むMOSトランジスタの特性のばらつきを抑制するために、Hf密度の面内ばらつきを少なくすることが必要である。
【解決手段】 半導体基板上に、熱酸化により酸化シリコンまたは酸窒化シリコンを含む絶縁膜(40)を形成する。絶縁膜の上にHfを含むガス(45)を供給して、絶縁膜の上にHf原子(41)を堆積させる。Hf原子が堆積している絶縁膜を、酸素雰囲気中(46)で熱処理する。酸素雰囲気中で熱処理した後、絶縁膜の上に、ゲート電極(50P,50N)を形成する。ゲート電極の両側に、ソース領域及びドレイン領域(52P,52N)を形成する。
【選択図】 図1−2

Description

本発明は、チャネルとゲート電極との間にHfを含む半導体装置の製造方法及び半導体装置に関する。
MOSトランジスタのゲート絶縁膜材料として、比誘電率の高いハフニウム系酸化物が注目されている(非特許文献1)。ゲート絶縁膜にハフニウム系酸化物を用いると、フェルミレベルピニング効果により、フラットバンド電圧(Vfb)が変動してしまうことが知られている。「フラットバンド電圧」とは、ゲート電極に電圧を印加していないときに半導体表面のエネルギバンドの曲がりを補正するために必要な電圧を意味する。HfSiO等の高誘電率膜とポリシリコン膜との間に酸化シリコン膜を挿入することにより、フラットバンド電圧の変動を抑制することができる(特許文献1、2)。
逆に、フラットバンド電圧の変動による閾値電圧の増大を利用して、チャネル領域の閾値電圧調整用の不純物濃度を低減させることができる。不純物濃度を低減させると、キャリア移動度が向上する。SiON膜とポリシリコン膜との間にサブモノレイヤのHfを導入してフラットバンド電圧を変動させることにより、閾値制御用の不純物濃度を低減させることができる(非特許文献2)。
特開2005−159316号公報 特開2005−277223号公報 "Impact of Very Low Hf Concentration (Hf=6%) Cap Layer on Performance and Reliability Improvement of HfSiON-CMOSFET with EOT Scalable to 1nm", Motoyuki Sato et al., IEDM Technical Digest, pp.243-246 (2006) "Advantages of gate work-function engineering by incorporating sub-monolayer Hf at SiON/poly-Si interface in low-power CMOS", Y. Shimamoto et al., Symposium on VLSI Technology Digest of Technical Papers, pp.132-133 (2005)
基板上に形成される多数のMOSトランジスタの特性のばらつきを抑制するために、Hf密度の面内ばらつきを少なくすることが必要である。
上記課題を解決するための半導体装置の製造方法は、
半導体基板上に、熱酸化により酸化シリコンまたは酸窒化シリコンを含む絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜の上にHfを含むガスを供給して、該絶縁膜の上にHf原子を堆積させる工程と、
Hf原子が堆積している前記絶縁膜を、酸素雰囲気中で熱処理する工程と、
前記酸素雰囲気中で熱処理した後、前記絶縁膜の上に、ゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極の両側に、ソース領域及びドレイン領域を形成する工程と
を含む。
Hf原子を堆積させた後、酸素雰囲気中で熱処理を行うと、Hf原子と一緒に堆積しているC原子を除去することができる。この方法を採用すると、絶縁膜とゲート電極との間にHfO膜またはHfSiO膜を配置する場合に比べて、Hf密度の面内ばらつきを抑制することができる。
図1A〜図2Cを参照して、実施例による半導体装置の製造方法について説明する。
図1Aに示すように、シリコンからなる半導体基板10の表層部に素子分離絶縁膜11を形成し、複数の活性領域を画定する。素子分離絶縁膜11は、例えば、シリコン局所酸化(LOCOS)法、シャロートレンチアイソレーション(STI)法等により形成される。図において、左側の活性領域がpMOSトランジスタ用であり、右側の活性領域がnMOSトランジスタ用である。
nMOSトランジスタ用の活性領域をレジストパターン25で覆い、pMOSトランジスタ用の活性領域にリン(P)を注することにより、n型ウェル20を形成する。
図1Bに示すように、pMOS用の活性領域の表層部に閾値制御用のボロン(B)を注入することにより、チャネルドープ領域21を形成する。チャネルドープ後、レジストパターン25を除去する。
図1Cに示すように、pMOSトランジスタ用の活性領域をレジストパターン35で覆い、nMOSトランジスタ用の活性領域にBを注入することにより、p型ウェル30を形成する。
図1Dに示すように、nMOS用の活性領域の表層部に閾値制御用のPを注入することにより、チャネルドープ領域31を形成する。チャネルドープ後、レジストパターン35を除去する。
図1Eに示すように、半導体基板10の表面を熱酸化することにより、酸化シリコン(SiO)からなる絶縁膜40を形成する。絶縁膜40の厚さは、たとえば1.7nmとする。なお、酸化シリコンに代えて、酸窒化シリコン(SiON)を用いてもよい。
図1Fに示すように、半導体基板10を反応容器内に配置し、Hfを含むガス45を半導体基板10の表面上に供給することにより、絶縁膜40の上に、Hf原子を堆積させる。Hf原料としてテトラキスジエチルアミノハフニウム(Hf(NEt2)4)を用い、キャリアガスとしてNを用いる。すなわち、Hfを含むガスは、気化した(Hf(NEt2)4)とNとの混合ガスである。
Hf原子堆積時の基板温度は250℃〜350℃とし、圧力は400Pa〜2700Paとし、Hf原料の供給量は4mg/分とし、原料供給時間を1s〜10sとする。
図2Aに、Hf原子堆積後の基板表面の拡大断面図を模式化して示す。絶縁膜40の表面に、Hf原子41が離散的に堆積している。Hf原子41の堆積量は1原子層未満とする。言い換えると、Hf原子密度を、1×1015個/cm未満とする。Hfの原料ガスに含まれていた炭素(C)原子42も、Hf原子と一緒に絶縁膜40の表面に堆積する。
図1Gに示すように、Hf原子の堆積後、反応容器内を窒素ガス46で置換する(窒素パージを行う)。例えば、窒素ガスの流量を500sccm〜2000sccmとし、30秒間窒素ガスを流す。
図1Hに示すように、半導体基板10を、酸素雰囲気47中で熱処理する。例えば、酸素ガスの流量を1750sccmとし、基板温度を450℃〜650℃とし、熱処理時間を10s〜30sとする。
図2Bに、この熱処理時の基板表面の拡大断面図を模式化して示す。Hf原子41に結合していたC原子42が酸素と結合することによって基板上から除去される。
図1Iに示すように、Hf原子が堆積している絶縁膜40、及び素子分離絶縁膜11の上に、多結晶シリコンからなるゲート電極膜50を形成する。ゲート電極膜50は、例えば化学気相成長(CVD)により成膜される。
図2Cに示すように、絶縁膜40と多結晶シリコンからなるゲート電極膜50との界面に、Hf原子41が分布する。Hf原子の分布量は、1原子層に相当する量未満である。
図1Jに示すように、ゲート電極膜50をパターニングすることにより、pMOSトランジスタ用及びnMOSトランジスタ用の活性領域上に、それぞれゲート電極50P及び50Nを残す。nMOSトランジスタ用の活性領域をレジストパターンで覆い、ゲート電極50Pの両側の基板表層部にBを注入する。これにより、pMOSトランジスタのソース及びドレインのエクステンション領域51Pが形成される。次に、pMOSトランジスタ用の活性領域をレジストパターンで覆い、ゲート電極50Nの両側の基板表層部にPを注入する。これにより、nMOSトランジスタのソース及びドレインのエクステンション領域51Nが形成される。
図1Kに示すように、ゲート電極50P及び50Nの側面に、酸化シリコンからなるサイドウォールスペーサ55を形成する。このとき、サイドウォールスペーサ55よりも外側に形成されていた絶縁膜40も除去される。
nMOSトランジスタ用の活性領域をレジストパターンで覆い、ゲート電極50P及びその側面上のサイドウォールスペーサ55をマスクとして、基板表層部にBを注入する。これにより、pMOSトランジスタのソース及びドレイン領域52Pが形成される。次に、pMOSトランジスタ用の活性領域をレジストパターンで覆い、ゲート電極50N及びその側面上のサイドウォールスペーサ55をマスクとして、基板表層部にPを注入する。これにより、nMOSトランジスタのソース及びドレイン領域52Nが形成される。
図1Lに示すように、ソース及びドレイン領域52P、52Nの表面、及びゲート電極50P、50Nの上面に、金属シリサイド膜58を形成する。金属シリサイド膜には、例えば、CoSi、NiSi等が用いられる。
上記実施例による方法で、直径200mmのウエハ上にHf原子を堆積させた試料Eを作製した。試料Eの作製条件は下記の通りである。
・Hf堆積時の基板温度 350℃
・Hf(NEt2)4の供給量 4mg/分
・圧力 730Pa
・Hf原料供給時間 10s
・酸素雰囲気での熱処理温度 350℃
・酸素雰囲気での熱処理時間 20s
比較例として、従来の方法、すなわちHf(NEt2)4とOとを同時に基板上に供給してHfO膜を形成することにより、試料Rを作製した。試料Rの作製条件は下記の通りである。
・HfO堆積時の基板温度 350℃
・Hf(NEt2)4の供給量 4mg/分
・O流量 1750sccm
・圧力 730Pa
・原料供給時間 10s
図3Aに、試料E及びRに用いたウエハの平面図を示す。試料E及びRについて、ウエハの中心A0、及び中心から80mm離れた4回回転対称となる4箇所A1〜A4のHf密度を、蛍光X線による元素分析法を用いて計測した。
図3Bに、Hf原子密度の測定結果の平均値を示す。縦軸は、Hf原子密度を単位「×1014個/cm」で表す。試料EとRとでは、Hf原料の供給量及び供給時間が同一であるにもかかわらず、試料EのHf原子密度が約5.9×1014個/cmであるのに対し、試料RのHf原子密度は約2.0×1014個/cmであった。試料RのHf原子密度が低いのは、原料が基板表面に到達する前に、Hf原料と酸素とが反応したためと考えられる。
図3Cに、Hf原子密度の標準偏差を示す。試料EのHf原子密度の標準偏差が約4%であり、試料RのHf原子密度の標準偏差が約15%であった。このように、実施例による方法を採用することにより、Hf原子密度の面内のばらつきを抑制することができる。
次に、Hf原子密度がほぼ等しくなる条件で、試料E、R1、R2を作製した。試料Eは、実施例による方法で作製される。試料R1、R2は、比較例による方法で作製される。
図4Aに、試料R1の断面図を示す。Si基板の上に、SiO膜、HfSiOx膜、及び多結晶Si膜が形成されている。HfSiOx膜の厚さは0.5nmであり、膜中のHfとSiとの合計の原子数に対するHfの原子数の比(Hf/(Hf+Si))は22.8%である。HfSiOx膜は、原料として、Hf(NEt2)4、O、及びジエチルシランを用いたCVDにより形成した。
図4Bに、試料R2の断面図を示す。HfSiOx膜の厚さが0.7nmであり、原子数比Hf/(Hf+Si)は13.0%である。
図4Cに、試料Eの断面図を示す。SiO膜と多結晶Si膜との界面に、1原子層未満のHf原子が分布している。Hf原子堆積時の基板温度を250℃とし、Hf原料の供給時間を3秒とした。
図4Dに、試料R1、R2、及びEのHf原子密度を示す。縦軸は、Hf原子密度を単位「×1013個/cm」で表す。3つの試料R1、R2、EのHf原子密度は、ほぼ等しい。
試料R1、R2、EのMOS構造のフラットバンド電圧の変動量は、SiO膜と多結晶Si膜との界面のHf原子密度に依存する。試料R1、R2の構造で、試料Eと同程度のHf原子密度を実現するためには、ある程度の厚さのHfSiOx膜を配置しなければならない。これに対し、試料Eでは、SiO膜と多結晶シリコン膜との間に、1原子層未満の量のHf原子が分布するのみである。
3つの試料のSi基板と多結晶Si膜との間の酸化膜換算膜厚(EOT)を等しくするためには、試料R1、R2のSiO膜を、試料EのSiO膜よりも薄くしなければならない。SiO膜は、高温熱酸化により形成されるため、膜品質が高い。これに対し、CVDで形成されるHfSiOx膜の品質は、SiO膜の品質よりも低い。EOTを等しくするという前提条件の下で、試料Eでは、相対的に高品質のSiO膜が厚くなる。このため、リーク電流を低減することが可能になる。
図5に、実施例による方法で作製したpMOSトランジスタと、比較例による方法で作製したpMOSトランジスタとについて、EOTとフラットバンド電圧の移動量との関係を測定した結果示す。横軸はEOTを単位「nm」で表し、縦軸はフラットバンド電圧のシフト量を単位「V」で表す。図中の黒丸は、Hf原料の供給時間を3秒として、実施例による方法で作製した試料の測定値を示す。白丸は、比較例による方法で作製した試料の測定値を示す。白丸に付した数値は、原子数比Hf/(Hf+Si)及びHfSiOx膜の厚さを示す。
比較例による方法では、EOTが薄くなるに従って、フラットバンド電圧のシフト量の絶対値が小さくなる。これに対し、実施例による方法では、EOTを薄くしても、大きなフラットバンド電圧のシフト量を実現することができる。フラットバンド電圧のシフトが大きい場合には、閾値制御用のチャネルドープ量を少なくすることができる。EOTが薄くなり、かつチャネルドープ量が少なくなるため、実施例による方法を採用することにより、オン電流特性の向上が期待できる。
図6に、図5に示した試料と同じ試料について、EOTとゲートリーク電流との関係を測定した結果示す。横軸はEOTを単位「nm」で表し、縦軸はゲートリーク電流を単位「A/cm」で表す。ゲートリーク電流の測定は、ゲート電極に、フラットバンド電圧+1Vを印加した状態で行った。
EOTが薄くなるに従って、ゲートリーク電流が増加する傾向にある。実施例による方法で作製した試料のゲートリーク電流は、比較例による方法で作製した複数の試料のゲートリーク電流の傾向から予測される値よりも少ないことがわかる。このように、ゲートリーク電流の観点からみても、実施例による半導体装置の製造方法は、比較例に比べて有利である。
例えば、閾値電圧−0.25VのpMOSトランジスタを作製する場合、チャネルドーズ量を1×1015〜1×1016cm−2にしなければならない。ゲート絶縁膜であるSiO膜またはSiON膜と、ゲート電極である多結晶シリコン膜との界面にHf原子を分布させてフラットバンド電圧をシフトさせることにより、チャネルドーズ量を1×1013cm−2程度まで低減させることができる。
ゲート電極がn型であるnMOSトランジスタの場合、SiO膜と多結晶シリコン膜との界面にHfを分布させると、フラットバンド電圧のシフトが正になる。これにより、チャネルドープ量を低減させることができる。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
以上の第1〜第nの実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
半導体基板上に、熱酸化により酸化シリコンまたは酸窒化シリコンを含む絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜の上にHfを含むガスを供給して、該絶縁膜の上にHf原子を堆積させる工程と、
Hf原子が堆積している前記絶縁膜を、酸素雰囲気中で熱処理する工程と、
前記酸素雰囲気中で熱処理した後、前記絶縁膜の上に、ゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極の両側に、ソース領域及びドレイン領域を形成する工程と
を含む半導体装置の製造方法。
(付記2)
前記Hf原子を堆積させる工程で堆積するHf原子の量は、1原子層以下である付記1に記載の半導体装置の製造方法。
(付記3)
前記Hf原子を堆積させる工程で堆積するHf原子の密度は、1×1015原子/cm以下である付記1または2に記載の半導体装置の製造方法。
(付記4)
前記Hf原子を堆積させる工程において、Hfを含むガスが、さらにCを含む付記1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記5)
前記半導体基板の少なくとも表層部、及び前記ゲート電極が、シリコンで形成されている付記1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(1A)〜(1D)は、実施例による半導体装置の製造途中段階における断面図である。 (1E)〜(1H)は、実施例による半導体装置の製造途中段階における断面図である。 (1I)〜(1K)は、実施例による半導体装置の製造途中段階における断面図であり、(1L)は、実施例による半導体装置の断面図である。 実施例による半導体装置の製造途中段階におけるゲート絶縁膜部分を模式化した断面図である。 (3A)は、試料E及びRに用いたウエハの平面図であり、(3B)は、試料E及びRのHf原子密度の測定結果を示すグラフであり、(3C)は、試料E及びRのHf原子密度の標準偏差を示すグラフである。 (4A)〜(4C)は、それぞれ試料R1、R2、及びEの断面図であり、(4D)は、試料R1、R2、EのHf原子密度の測定結果を示すグラフである。 実施例及び比較例による方法で作製した試料のEOTとフラットバンド電圧のシフト量との関係を示すグラフである。 実施例及び比較例による方法で作製した試料のEOTとゲートリーク電流との関係を示すグラフである。
符号の説明
10 半導体基板
11 素子分離絶縁膜
20 n型ウェル
21 チャネルドープ領域
25 レジストパターン
30 p型ウェル
31 チャネルドープ領域
35 レジストパターン
40 絶縁膜
41 Hf原子
42 C原子
45 Hfを含むガス
46 Nガス
47 酸素雰囲気
50 ゲート電極膜
50P、50N ゲート電極
51P、51N エクステンション部
52P、52N ソース及びドレイン領域
55 サイドウォールスペーサ
58 金属シリサイド膜

Claims (4)

  1. 半導体基板上に、熱酸化により酸化シリコンまたは酸窒化シリコンを含む絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜の上にHfを含むガスを供給して、該絶縁膜の上にHf原子を堆積させる工程と、
    Hf原子が堆積している前記絶縁膜を、酸素雰囲気中で熱処理する工程と、
    前記酸素雰囲気中で熱処理した後、前記絶縁膜の上に、ゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極の両側に、ソース領域及びドレイン領域を形成する工程と
    を含む半導体装置の製造方法。
  2. 前記Hf原子を堆積させる工程で堆積するHf原子の量は、1原子層以下である請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記Hf原子を堆積させる工程で堆積するHf原子の密度は、1×1015原子/cm以下である請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記Hf原子を堆積させる工程において、Hfを含むガスが、さらにCを含む請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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