JP2009238548A - 負荷制御システム - Google Patents

負荷制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2009238548A
JP2009238548A JP2008082160A JP2008082160A JP2009238548A JP 2009238548 A JP2009238548 A JP 2009238548A JP 2008082160 A JP2008082160 A JP 2008082160A JP 2008082160 A JP2008082160 A JP 2008082160A JP 2009238548 A JP2009238548 A JP 2009238548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lighting
people
unit
target value
visitors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008082160A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5086860B2 (ja
Inventor
Tomoya Sogo
知也 十河
Akio Nakano
章生 仲野
Koji Matsushima
公嗣 松島
Hisayo Kobayashi
美佐世 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Electric Works Co Ltd filed Critical Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority to JP2008082160A priority Critical patent/JP5086860B2/ja
Publication of JP2009238548A publication Critical patent/JP2009238548A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5086860B2 publication Critical patent/JP5086860B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】ある日時の分割領域の滞在者数が目標値よりも低い場合は環境制御機器による誘引効果を高めることができる負荷制御システムを提供する。
【解決手段】コントローラ2は、測定対象領域を複数に分割した各撮像領域の画像を撮像するカメラ1A〜1Fの画像をもとに、各撮像領域毎に滞在者の人数を求める人数・分布検出部27と、各分割領域毎に日時に応じた滞在者数の目標値を記憶する記憶部25と、各分割領域毎にタイマ24の検出した日時情報をもとに記憶部25から読み出した目標値と人数・分布検出部27が検出した人数との高低を比較する比較部28と、比較部28の比較結果をもとに人数の検出値が目標値よりも低いと判定された分割領域では、当該分割領域にある照明器具4〜6の動作条件を、他の撮像領域にある照明器具4〜6に比べて人の誘引効果がより高い動作条件に切り替える点灯モード選択部29を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、負荷制御システムに関するものである。
従来、例えばスーパーマーケットなどの店舗において、店舗内に設置されたカメラで店舗内の画像を撮像し、カメラによって撮像された画像を画像処理することで、店舗内の人の分布を検出する人検出装置があり、人数の検出結果に基づいて店舗内の従業員の配置を決定するシステムが提案されていた(例えば特許文献1参照)。
そして上述の人検出装置を用い、店舗内の人数分布の検出結果をもとに、店舗内に設置された環境制御機器(照明、空調など)の動作状態を入場者数に応じて制御する負荷制御システムが従来提案されていた。
特開2001−175868号公報
上述の負荷制御システムでは、店舗内の人数に応じて店舗内の照明器具の明るさを制御しているので、例えばタイムサービスなどの集客イベントを行っているにもかかわらず、集客イベントを実施している場所の集客が不十分な場合に、その場所の集客効果を高めるように照明器具を制御することができなかった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、ある日時の分割領域の滞在者数が目標値よりも低い場合は環境制御機器による誘引効果を高めることができる負荷制御システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、測定対象領域に設置されて当該測定対象領域の環境を制御する複数の環境制御機器と、各環境制御機器の動作を制御する機器制御部と、測定対象領域を複数に分割した分割領域毎に滞在者の人数を求める人数分布検出部と、現在の日時情報を検出する日時検出部と、各分割領域毎に日時に応じた滞在者数の目標値を記憶する記憶部とを備え、機器制御部が、各分割領域毎に日時検出部の検出した日時情報をもとに記憶部から読み出した目標値と人数分布検出部が検出した人数との高低を比較する比較手段と、当該比較手段の比較結果をもとに人数の検出値が目標値よりも低い分割領域では、当該分割領域に設置された環境制御機器の動作条件を、他の分割領域に設置された環境制御機器に比べて人の誘引効果が高い動作条件に切り替える動作条件切替手段を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、環境制御機器が照明器具からなり、動作条件切替手段は、人数の検出値が目標値よりも低いと判断された分割領域にある照明器具の光出力を、他の分割領域にある照明器具の光出力よりも明るくすることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、記憶部には、人数分布検出部によって検出された分割領域毎の過去の滞在者数が記憶されており、記憶部に記憶された各分割領域の過去の滞在者数と当日のイベント情報とを用いて当日の滞在者数の目標値を設定して記憶部に記憶させる目標値設定部を備えたことを特徴とする。ここで、イベント情報とは、例えばスーパーマーケットなどの店舗で実施される特売やタイムサービスのように、特定の場所に人を集めるために実施されるイベントの情報を言う。
請求項1の発明によれば、機器制御部の比較手段が、各分割領域毎に日時検出部の検出した日時情報をもとに記憶部から読み出した目標値と、人数分布検出部が検出した人数との高低を比較した結果、人数の検出値が目標値よりも低い分割領域では、動作条件切替手段が、当該分割領域にある環境制御機器の動作条件を、他の分割領域にある環境制御機器に比べて人の誘引効果が高い動作条件に切り替えるので、この分割領域への人の誘引効果を高めて、滞在者数を目標値に近づけることができる。
請求項2の発明によれば、環境制御機器である照明器具の光出力を明るくすることによって、人の誘引性を高めることができる。
請求項3の発明によれば、目標値設定部により分割領域毎の滞在者数の目標値を記憶部に自動的に設定することができる。
以下では、例えばスーパーマーケットのような店舗において、店舗内に滞在する利用者の数や分布を検出し、その検出結果に基づいて店舗内に設置された照明機器の動作を制御する負荷制御システムの実施形態を図面に基づいて説明する。なお本システムを適用する所定エリアはスーパーマーケットのような店舗に限定されるものではなく、テナントビルや学校施設などでも良い。また制御対象の環境制御機器も照明機器に限定されるものではなく、所定エリアに設置されて所定エリア内の環境を制御する空調機器のような環境制御機器でも良い。
図2(a)(b)は本発明に係る負荷制御システムAを適用したスーパーマーケットのような店舗100の一例であり、店舗100内はレジゾーン101と売り場ゾーン102と作業場・バックヤード103とに大きく分かれ、建物の外壁には売り場ゾーン102に通じる位置に入口100Aが、レジゾーン101に通じる位置に出口100Bがそれぞれ設けられている。ここにおいて、本実施形態ではレジゾーン101および売り場ゾーン102内に滞在する利用者の数や分布を求め、その結果に基づいてレジゾーン101および売り場ゾーン102内に設置された照明器具の動作を制御するようになっている。なお、レジゾーン101は店舗100の出口100B付近に設けられ、レジゾーン101の中央部には利用者が選択した商品の購買決済処理を行う決済処理装置(レジスタ)104が配置されるとともに、購買決済処理を終えた客が購入した商品を袋詰めする作業を行う机105が出口100Bに近い壁に近接して配置されている。また売り場ゾーン102は、仕切り壁106によって作業場・バックヤード103と仕切られ、作業場・バックヤード103との間で出入りを行うための通用口107が要所に設けられている。また更に売り場ゾーン102には、壁側と中央とにそれぞれ冷蔵・冷凍用ショーケース108が配置されるとともに、レジゾーン101との境界付近に商品の陳列棚109が配置されている。
そして、レジゾーン101および売り場ゾーン102の天井には、測定対象領域であるレジゾーン101および売り場ゾーン102の画像を撮像する複数台(本実施形態では例えば6台)のカメラ1A〜1F(撮像部)が設置されている。売り場ゾーン102の中央には左右の壁と並行に冷蔵・冷凍用ショーケース108が配置され、このショーケース108によって売り場ゾーン102内が左右の領域に分けられているので、6台のカメラ1A〜1Fのうちカメラ1A,1Bの2台が売り場ゾーン102の右側領域(カメラ1Aの撮像領域R1とカメラ1Bの撮像領域R2からなる)をそれぞれ撮像し、他の2台のカメラ1C,1Dが売り場ゾーン102の左側領域(カメラ1Cの撮像領域R3とカメラ1Dの撮像領域R4からなる)を撮像し、さらに残りの2台のカメラ1E,1Fがレジゾーン101(カメラ1Eの撮像領域R5とカメラ1Fの撮像領域R6からなる)を撮像する。ここで、図2(b)に各カメラ1A〜1Fの撮像領域R1〜R6を破線で示してある。各カメラ1A〜1Fの撮像領域R1〜R6は店舗100内のレイアウトに合わせて設定されており、各撮像領域R1〜R6が互いに重ならないように、各カメラ1A〜1Fの光学系を設計してある。またレジゾーン101および売り場ゾーン102の床面には所定の着色が施されているものとする。
売り場ゾーン102の天井には、ゾーン内を全般的に照明する複数台の全般照明器具4が設置されるとともに、レジゾーン101の天井には決済処理装置104付近を照明するレジ用照明器具6が設置されている。また、レジゾーン101や売り場ゾーン102には、壁面や重点照明箇所を照明する複数台の壁・重点照明器具5が設置されており、これらの照明器具4〜6により環境制御機器が構成される。なお、各ゾーンの天井にはサーキュレータ41や室内機42などの環境制御機器も設置されているが、照明器具以外の環境制御機器は他の制御システムによって動作が制御されるので、以下では説明を省略する。
図1は負荷制御システムAの全体構成を示すブロック図であり、本システムは、カメラ1A〜1Fと、コントローラ2と、伝送ユニット3と、全般照明器具4と、壁・重点照明器具5と、レジ用照明器具6と、制御端末器7と、中央制御装置60とを主要な構成として備えている。
全般照明器具4は、例えば蛍光灯照明器具4aやHID照明器具4bからなり、売り場ゾーン102内を全般的に照明するベース照明として用いられる。また壁・重点照明器具5は、例えば蛍光灯壁面照明器具5aや、ハロゲンスポットライト5bや、コンパクト型蛍光灯スポットライト5cや、HIDスポットライト5dなどで構成される。そして、一部の壁・重点照明器具5はレジゾーン101および売り場ゾーン102の天井に埋込配設されたり、天井に設けた配線ダクトに吊下げ支持されて、壁面を照明するために用いられる。また別の一部の壁・重点照明器具5は、売り場ゾーン102内のショーケース108や陳列棚109に設置されて、重点照明箇所(例えば特売商品の販売場所)を重点的に照明するために用いられる。また、レジ用照明器具6は例えば蛍光灯照明器具6aからなり、決済処理装置104の近傍を照明するために用いられる。
各々の照明器具4〜6に対応して調光機能付き制御端末器7が設けられ、後述する伝送ユニット3から対応する制御端末器7に伝送信号を送信して、制御端末器7の動作を制御することで、当該制御端末器7に接続された照明器具4〜6の点灯状態を制御する。
伝送ユニット3は、伝送線を介してコントローラ2や制御端末器7との間で多重伝送信号を授受する伝送通信部31と、演算処理部32と、記憶部33とを備えている。記憶部33には、複数の制御端末器7を一括してオン/オフさせるためのグループ制御情報や、複数の制御端末器7を予め設定されたパターンで一括して動作させるためのパターン制御情報が予め設定されている。そして、伝送通信部31がコントローラ2から送信された制御信号を受信すると、演算処理部32が、制御信号の制御内容に応じて、指定された制御端末器7を個別にオン又はオフさせるか(個別制御)、指定されたグループ制御情報にしたがって複数の制御端末器7を一括してオン又はオフさせるか(グループ制御)、指定されたパターン制御情報にしたがって複数の制御端末器7を予め設定されたパターンで一括して動作させるのである(パターン制御)。
コントローラ2は演算処理部20と通信部21〜23とタイマ24(日時検出部)と記憶部25とを主要な構成として備える。また演算処理部20は、画像処理部26と人数・分布検出部27と比較部28(比較手段)と点灯モード選択部29(動作条件切替手段)と目標値設定部30とを備えており、これら画像処理部26、人数・分布検出部27、比較部28、点灯モード選択部29および目標値設定部30は演算処理部20の演算機能によって実現される。ここにおいて、カメラ1A〜1Fと演算処理部20の画像処理部26と人数・分布検出部27とで人数分布検出部が構成される。また、演算処理部20の比較部28や点灯モード選択部29や伝送ユニット3などから、環境制御機器の動作を制御する機器制御部が構成される。
通信部21は、物理層のプロトコルがEthernet(登録商標)の規格をサポートしているネットワークを介して中央制御装置60に接続され、上位層のプロトコル(例えばTCP/IP、FTP、HTTP/HTTPS)にしたがって中央制御装置60との間でデータ通信を行う。
通信部22は、店舗内に設置されたカメラ1A〜1Fやセンサとの間で信号を授受するためのプロトコル(例えばMEWTOCOL(登録商標)やModbus(登録商標)など)を処理するものであり、決済処理装置104から通信I/F部10を介して送信された決済完了信号を受信すると、受信した信号を演算処理部20に出力する。なお通信部22の物理層はRS−485の規格をサポートしている。
通信部23は、2線式の伝送線を介して伝送ユニット3との間で時分割多重伝送信号(所謂フル2線信号)を授受するためのものである。
タイマ24は、現在の日時情報(時刻、日付、曜日など)を演算処理部20に与えるものである。
記憶部25には、店舗100内を売り場のレイアウトに合わせて複数に分割した分割領域毎、すなわち撮像領域R1〜R6毎に日時に応じて設定された滞在者数の目標値や、各売り場で行われる特売やタイムサービスなどのイベント情報や、コンピュータに搭載したWebブラウザで見る画面(例えばHTMLファイル、Java(登録商標)Script、画像など)や、各照明器具4〜6の動作スケジュールや、ローカルネットワーク(多重伝送系のネットワーク)に接続された端末の接続状態や、各種の収集データが記憶されている。尚、イベント情報とは、例えばスーパーマーケットなどの店舗で実施される特売やタイムサービスのように、特定の場所に人を集めるために実施されるイベントの情報を言う。また記憶部25には、各カメラ1A〜1Fの撮像領域R1〜R6について、人が存在しない状態での撮像画像中に現れる着色部分の面積の情報が比較データとして登録されている。また演算処理部20は、通信部21が中央制御装置60から受信した設定信号に基づいて、各照明器具4〜6の光出力をゾーン毎に設定する照明パターン情報を作成し、記憶部25に記憶させている。なお記憶部25はRAMあるいはROMなどの半導体メモリや、ハードディスクのような外部記憶装置で構成される。
画像処理部26は、各カメラ1A〜1Fから通信部22に入力された映像信号をそれぞれ画像処理することによって、各カメラ1A〜1Fの撮像画像に現れる着色部分の面積を求める。
人数・分布検出部27は、各カメラ1A〜1Fの撮像画像について画像処理部26が求めた着色部分の面積を、記憶部25に登録されている比較データ(人がいない状態で撮影した画像中の着色部分の面積)と比較する。ここで、レジゾーン101や売り場ゾーン102内に人が存在する場合、その人物によって床の一部が隠されるので、カメラ1A〜1Fの撮像画像に現れる着色部分の面積が減少することになる。したがって、人数・分布検出部27では、カメラ1A〜1Fでそれぞれ撮像された画像について、記憶部25に記憶された比較データと画像処理部26が求めた着色部分との面積差を求め、この面積差から各カメラ1A〜1Fの撮像領域R1〜R6にいる人数を求めており、各撮像領域R1〜R6毎の人数分布が求められる。このように、人数・分布検出部27は、カメラ1A〜1Fの撮像画像から求めた情報(着色部分の面積)を、記憶部25に予め登録されている比較データ(人がいない状態で撮像した撮像画面中の着色部分の面積)と比較することによって、測定対象領域に滞在する滞在者の人数を求めており、例えばカメラ1A〜1Fの撮像画像を人物形状モデルと比較する場合に比べて、測定対象領域内の滞在者を簡単な処理で検出することができ、また滞在者の検出に必要な時間を短縮することができる。したがって、測定対象領域に滞在する人数の変化に応じて環境制御機器の動作状態を素早く追従できるようにした負荷制御システムを実現できる。
比較部28は、撮像領域R1〜R6毎に、タイマ24から入力される日時情報をもとに記憶部25から読み出した滞在者数の目標値と、人数・分布検出部27が検出した人数との高低を比較する。
点灯モード選択部29は、撮像領域R1〜R6毎に比較部28の比較結果に応じて照明器具4〜6の点灯パターンを選択する。ここで、各撮像領域R1〜R6において、比較部28により人数の検出値が目標値以上であると判定された場合、点灯モード選択部29は、記憶部25に記憶された複数の照明パターンの中から、人数・分布検出部27の求めた人数と、タイマ24から入力される日時情報に基づいて照明パターンを選択する(このような点灯モードを通常点灯モードと言う)。一方、各撮像領域R1〜R6において、比較部28により人数の検出値が目標値より低いと判定された場合、点灯モード選択部29は、通常点灯モードに比べて人の誘引効果が高い照明パターンを選択する(このような点灯モードを高誘引点灯モードと言う)。
ここで、記憶部25には昼間(例えば始業時間から薄暮或いは日没時まで)の照明パターンとして、滞在者数が閾値よりも少ない時(少人数時)の照明パターンA1と、滞在者数が閾値以上の時(多人数時)の照明パターンA2とが登録されている(表1参照)。なお、表中の「◎」は各照明器具を明るく点灯させることを、「○」はやや明るく点灯させることを、「△」は若干暗めに点灯させることを意味しており、光出力は△<○<◎の順番で明るくなっている。
Figure 2009238548
そして、照明パターンA1では、全般照明器具4をやや明るめに、壁・重点照明器具5と屋外から見えるレジ用照明器具6をより明るめに制御する。また照明パターンA2では、全般照明器具4およびレジ用照明器具6をやや明るめに、壁・重点照明器具5をより明るめに制御する。このように点灯モード選択部29では多人数時と少人数時とで照明パターンを変化させており、少人数時には壁・重点照明器具5およびレジ用照明器具6をより明るく点灯させることで、引きつけ効果を高めることができ、また多人数時にはレジ用照明器具6を「明るい」状態から「やや明るい」状態へと暗くしているので、レジ用照明器具6の消費電力を低減して、省エネを図ることができる。
また記憶部25には、夜間(例えば薄暮或いは日没時から終業時間まで)の照明パターンとして、滞在者数が閾値よりも少ない時(少人数時)の照明パターンB1と、滞在者数が閾値以上の時(多人数時)の照明パターンB2とが登録されている(表2参照)。少人数時の照明パターンB1では、全般照明器具4を若干暗く、レジ用照明器具6をやや明るめく、壁・重点照明器具5をより明るめに制御する。また多人数時の照明パターンB2では、全般照明器具4を若干暗く、レジ用照明器具6および壁・重点照明器具5をやや明るめに制御する。このように、点灯モード選択部29では多人数時と少人数時とで照明パターンを変化させており、少人数時には壁・重点照明器具5およびレジ用照明器具6をより明るく点灯させることで、引きつけ効果を高めることができ、また多人数時には壁・重点照明器具5を「明るい」状態から「やや明るい」状態に変化させているので、壁・重点照明器具5の消費電力を低減して、省エネを図ることができる。また夜間は周囲が暗くなっているので、最低限の作業面照度を確保していれば、全般照明器具4やレジ用照明器具6の光出力を若干暗めにしても利用者が違和感を感じることがないから、夜間の照明パターンB1,B2では、昼間の照明パターンA1,A2に比べて全般照明器具4をやや明るい点灯状態から若干暗い点灯状態に変化させることで、省エネを図っている。また夜間の照明パターンB1では、昼間の照明パターンA1に比べてレジ用照明器具6を明るい状態からやや明るい状態に変化させており、省エネを図っている。
Figure 2009238548
次に、本実施形態の負荷制御システムAの動作について図3〜図6に基づいて説明する。コントローラ2が起動されると、演算処理部20は初回起動時か2回目以降の起動時かを判断し(図3のステップS1)、初回起動時であればコントローラ2に接続されているカメラ1A〜1F毎に撮像領域を設定する等の初期設定を行った後(ステップS2)、画像処理部26が、人のいない状態で各カメラ1A〜1Fより画像を収集するとともに、各カメラ1A〜1Fの撮像画像に現れる着色部分の面積を求め(ステップS3)、各撮像領域R1〜R6毎に求めた着色部分の面積を比較データとして記憶部25に記憶させる(ステップS4)。ここで、ステップS3,S4の処理が毎回起動時に行われるので、例えば店内のレイアウト変更や、商品を展示するワゴンを配置するなどして、人がいない状態で現れる着色部分の面積が変化した場合でも、毎回起動時に比較データを更新することで、撮像領域内の人数を正確に検出することができる。
その後、所定の制御周期が経過する毎に、演算処理部20は、タイマ24から入力された日時情報をもとに記憶部25から各撮像領域R1〜R5毎の目標値Tpを読み込むとともに(ステップS5)、通信部22を介して各カメラ1A〜1Fより撮像画像を取得する(ステップS6)。そして、画像処理部26が、通信部22の受信した各カメラ1A〜1Fの撮像画像に現れる着色部分の面積を求め、記憶部25に記憶された各撮像領域R1〜R6の比較データと今回求めた面積のデータとの面積差から、各撮像領域R1〜R6毎に滞在する人数Mpを求める(ステップS7)。各撮像領域R1〜R6に滞在する人数が求まると、比較部28が、撮像領域R1〜R6毎に、人数・分布検出部27が検出した人数MpとステップS5で読み出した目標値Tpとの高低を比較する(ステップS8)。
ここで、ステップS8の判定において人数の検出値Mpが目標値Tp以上であれば(つまり目標値Tp以上の人数が集まっていれば)、点灯モード選択部29は、人数・分布検出部27の求めた人数と、タイマ24から入力される日時情報に基づいて照明パターンを選択する制御(通常点灯モード)を行う(ステップS9)。一方、ステップS8の判定において人数の検出値Mpが目標値Tp未満であれば、つまり何れかの撮像領域R1〜R6で滞在者の人数Mpが目標値Tpを下回っていれば、点灯モード選択部29は、この撮像領域にある照明器具の光出力を、通常点灯モードに比べて人の誘引効果が高い照明パターンに切り替える制御(高誘引点灯モード)を行う(ステップS9’)。そして、演算処理部20はステップS9,S9’の制御を終えると、上記制御周期のウェイト処理を行い(ステップS10)、ステップS5に戻って上述したステップS5〜S9,S9’の処理を繰り返し行う。
ここで、ステップS9の通常点灯モードの制御内容について図4のフローチャートに基づいてより詳細に説明する。先ず点灯モード選択部29は、タイマ24から取得した現在時刻をもとに、各照明器具4〜6の照明パターンを昼モード又は夜モードの何れかに切り替える(図4のステップS11)。なお本実施形態では現在時刻をもとに昼モードと夜モードの切り替えを行っているが、図示しない照度センサの検出結果を基に、周囲照度が閾値よりも明るければ昼モードに切り替えるとともに、閾値よりも暗ければ夜モードに切り替えるようにしても良い。
ステップS11の判定の結果、照明パターンが昼モードに切り替えられた場合、点灯モード選択部29は、昼モードで使用する滞在者数の閾値N1を記憶部25から読み出して設定するとともに(ステップS12)、昼モードで使用する照明パターンA1,A2の制御内容を記憶部25から読み出して設定する(ステップS13)。次に点灯モード選択部29は、i番目(iは1から6(撮像領域の数)までの整数)の撮像領域Riについて照明パターンを決定する処理を行うのであるが(ステップS14)、まず先ずi=1として人数・分布検出部27が求めた撮像領域R1の滞在者数を閾値N1と比較し(ステップS15)、閾値N1以上であれば照明パターンをA2に(ステップS16)、閾値N1未満であれば照明パターンをA1に設定した後(ステップS17)、引数iに1を加算して(ステップS18)、ステップS14に戻り、引数iがエリア数を超えるまでステップS15〜S18までの処理を繰り返し行う。なお点灯モード選択部29では、各撮像領域の人数と閾値N1との大小を比較することで照明パターンを決定しているが、閾値N1にヒステリシスを設けても良く、ヒステリシスを設けることで照明パターンが頻繁に切り替わるハンチング動作を防止することができる。
一方、ステップS11の判定の結果、照明パターンが夜モードに切り替えられた場合、点灯モード選択部29は、夜モードで使用する滞在者数の閾値N2を記憶部25から読み出して設定するとともに(ステップS19)、夜モードで使用する照明パターンB1,B2の制御内容を記憶部25から読み出して設定する(ステップS20)。次に点灯モード選択部29は、i番目(iは1から6(撮像領域の数)までの整数)の撮像領域Riについて照明パターンを決定する処理を行うのであるが(ステップS21)、まず先ずi=1として人数・分布検出部27が求めた撮像領域R1の滞在者数を閾値N2と比較し(ステップS22)、閾値N2以上であれば照明パターンをB2に(ステップS23)、閾値N2未満であれば照明パターンをB1に設定した後(ステップS24)、引数iに1を加算して(ステップS25)、ステップS21に戻り、引数iがエリア数を超えるまでステップS22〜S25までの処理を繰り返し行う。なお点灯モード選択部29では、各撮像領域の人数と閾値N2との大小を比較することで照明パターンを決定しているが、閾値N2にヒステリシスを設けても良く、ヒステリシスを設けることで照明パターンが頻繁に切り替わるハンチング動作を防止することができる。
そして、点灯モード選択部29が上述の処理を行って各照明器具4〜6の制御パターンを決定すると、演算処理部20は通信部23から伝送ユニット3へ各照明器具4〜6の制御信号を送信させる。このとき、伝送ユニット3では、コントローラ2から指定された照明パターンに基づいて、対応する制御端末器7に制御信号を送信しており、各照明器具4〜6の点灯状態を所望の点灯状態に制御する。なお、伝送ユニット3から各制御端末器7へ制御信号を送信させる際に、制御状態が変化する照明器具に対応した制御端末器7のみに制御信号を送信しても良く、通信トラフィックを低減できる。
次に、ステップS9’の高誘引点灯モードの制御内容について説明する。ステップS8の判定において何れかの撮像領域R1〜R6における人数の検出値Mpが目標値Tpより低いと判定されると、点灯モード選択部29は、目標値Tpより滞在人数が少ないと判定された撮像領域(この領域を低集客領域と言う)にある照明器具4〜6の光出力が、他の撮像領域にある照明器具4〜6の光出力よりも明るくなるように、低集客領域にある照明器具4〜6の照明パターンを切り替える。
而して、本システムでは高誘引点灯モードにおいて、目標値Tpより滞在人数が少ないと判定された撮像領域(低集客領域)にある照明器具4〜6の光出力が、他の撮像領域にある照明器具4〜6の光出力よりも明るくなるように、低集客領域にある照明器具4〜6の照明パターンを切り替えているので、低集客領域への人の誘引効果を高めて、滞在者数を目標値に近付けることができる。
また通常点灯モードにおいて昼間および夜間の時間帯で各撮像領域R1〜R6の滞在人数が閾値よりも少ない場合は、多い場合に比べて一部の照明器具4〜6の光出力を明るくしているので、売り場ゾーン102に利用客を誘引する効果を高めることができる。また、売り場ゾーン102に滞在する利用者の数が閾値よりも多い場合は、売り場ゾーン102に利用者を引き付ける効果が十分得られていると判断し、一部の照明器具4〜6の光出力をやや暗く制御しているので、利用客の引きつけ効果は多少落ちるものの、省エネを図ることができる。
また記憶部25には、撮像領域R1〜R6毎に日時に応じた滞在者数の目標値が記憶されているのであるが、この目標値は例えば中央制御装置60から入力されたデータを記憶部25に記憶させても良いし、目標値設定部30により当日設定された値を記憶部25に記憶させるようにしても良い。
ここで、人数の目標値として平日の目標値が設定されている場合、一般的に平日よりも客数の多い休日には、人数の検出値が目標値を上回る可能性が高く、常に通常点灯モードで制御されることになるため、人数の目標値を、曜日や当日のイベント情報などに応じて変化させるのが好ましい。そこで、本実施形態では記憶部25に、人数・分布検出部27によって検出された各撮像領域R1〜R6の過去の滞在者数と、当日のイベント情報とを記憶させるとともに、目標値設定部30が、記憶部25に記憶された撮像領域R1〜R6の過去の滞在者数と当日のイベント情報とを用い、過去の同曜日、同時刻の滞在者数にイベントによる集客数を加味した人数を目標値として設定して、記憶部25に記憶させている。このように、目標値設定部30が、曜日や当日のイベント情報をもとに目標値を決定しているので、曜日やイベントによる客の動態変化を見込んで、目標値を自動的に設定することができ、曜日やイベントなどの条件に比べて客数が少ない場合には照明器具を高誘引点灯モードで点灯させて、客の誘引性を向上させることができる。
ところで、図4のフローチャートで説明した制御方法では、各撮像領域R1〜R6毎に滞在人数と閾値とを比較して、多人数時の照明パターンか少人数時の照明パターンの何れかに決定しているが、例えば2つの撮像領域R1,R2について、顧客数の多い撮像領域から少ない方の撮像領域に顧客を誘引するために、照明器具の点灯パターンを制御しても良い。ここでは図5に示すようにカメラ1A〜1Fの撮像領域R1〜R6にそれぞれ全般照明器具4および壁・重点照明器具5が設置されている場合に、2つの撮像領域R1,R2に設置された照明器具4,5の照明パターンをそれぞれの滞在者数に応じて変化させる場合について説明を行う。なお図6(a)は全般照明器具4の水平面照度と壁・重点照明器具5の与える印象との関係を求めた結果を示しており、壁・重点照明器具5の鉛直面照度を一定とした場合は全般照明器具4の照度を暗くするほど、壁・重点照明器具5の与える印象が強くなり、壁・重点照明器具5による引きつけ効果が大きくなっている。また図6(b)は、壁・重点照明器具5の鉛直面照度Evを複数に変化させた場合の全般照明器具4の水平面照度Ehと壁・重点照明器具5の引き付け効果との関係を求めた結果を示しており、図中のアは鉛直面照度Evが2000[lx]の時、図中のイは鉛直面照度Evが3000[lx]の時、図中のウは鉛直面照度Evが4000[lx]の時、図中のエは鉛直面照度Evが8000[lx]の時の結果を示している。図6(b)の結果から壁・重点照明器具5の照度を明るくすれば、その印象が大きくなり、客の引き付け効果が大きくなることが判る。また図6(b)の結果から、壁・重点照明器具5によって大きさdの印象をえるために必要な壁・重点照明器具5の鉛直面照度Evは、全般照明器具4の水平面照度がa(=750[lx])の場合は4000[lx]であるのに対して、壁・重点照明器具5の水平面照度がb(=500[lx])の場合は3000[lx]で済むことが分かり、約22%の省エネを実現できる。また鉛直面照度Evを4000[lx]のままとすれば、引きつけ効果が「やや目立つ」から「かなり目立つ」へと1ランク向上させることができる。
2つの撮像領域R1,R2の滞在者数が時刻t1,t2,t3において表3に示すように変化した場合、時刻t1では撮像領域R1の人数に比べて撮像領域R2の人数の方が多いので、点灯モード選択部29は、撮像領域R2内の照明器具4,5の照度はそれぞれ基準照度L1,L2から変化させず、撮像領域R1内の全般照明器具4の照度を基準照度L2から下げるとともに、壁・重点照明器具5の照度を基準照度L1より明るくしている。その結果、全般照明器具4の照度は撮像領域R2よりも撮像領域R1の方が暗く、壁・重点照明器具5の照度は撮像領域R1の方が撮像領域R2よりも明るくなり、撮像領域R1内の壁・重点照明器具5の印象を高めることで、撮像領域R1に客を誘引している。
Figure 2009238548
また時刻t2では撮像領域R1,R2の滞在者数は略同じなので、点灯モード選択部29は、各領域R1,R2の照明器具4,5の照度をそれぞれ基準照度L1,L2に制御している。
一方、時刻t3では撮像領域R2の人数に比べて撮像領域R1の人数の方が多いので、点灯モード選択部29は、撮像領域R1内の照明器具4,5の照度はそれぞれ基準照度L1,L2から変化させず、撮像領域R2内の全般照明器具4の照度を基準照度L2から下げるとともに、壁・重点照明器具5の照度を基準照度L1より明るくしている。その結果、全般照明器具4の照度は撮像領域R1よりも撮像領域R2の方が暗く、壁・重点照明器具5の照度は撮像領域R2の方が撮像領域R1よりも明るくなり、撮像領域R2内の壁・重点照明器具5の印象を高めることで、撮像領域R2に客を誘引している。
なお、上述の動作例では全般照明器具4と壁・重点照明器具5の両方の照度を変化させているが、時刻t1,t3において人数の少ない撮像領域の全般照明器具4のみを基準照度L2より暗くすることで、壁・重点照明器具5による部分照明の印象を強くして、人数の少ない撮像領域に客を誘引しても良い。また時刻t1,t3において人数の少ない撮像領域の壁・重点照明器具5のみを基準照度L1より明るくすることで、壁・重点照明器具5による部分照明の印象を強くして、人数の少ない撮像領域に客を誘引しても良い。
ところで、本実施形態の負荷制御システムAは、図7に示す全体システムのサブシステムとして構成される。図7のシステムでは、伝送ユニット3に、サーキュレータ41やパッケージエアコン44(室内機42および室外機43からなる)を制御する制御端末器45や、パッケージエアコン44を制御するHA端子付きの制御端末器46が接続されており、伝送ユニット3には制御端末器45,46を制御するためのパターン情報やグループ情報が登録されている。また伝送ユニット3には、照明器具を操作するための操作スイッチを備えた監視端末40も接続されている。またコントローラ2の通信部22には、使用電力量を監視するパワーメータ51や、多回路の使用電力量などを監視する多回路チェッカー52が信号線を介して接続されている。そして、コントローラ2にデマンド制御のプログラムを組み込むことで、パワーメータ51や多回路チェッカー52から使用電力量の測定値をもとに、空調機器の制御パターンを決定して伝送ユニット3に出力し、伝送ユニット3により空調機器の動作を制御することで、デマンド制御などを行うことができる。また、図7中の60はブラウザが組み込まれた管理PCであり、管理PC61がコントローラ2に環境制御機器の動作状態を示すWebページを要求し、管理PC61のディスプレイ上に上記Webページを表示させることで、負荷機器の動作状態を確認できるようになっている。
本実施形態の負荷制御システムを示すブロック図である。 同上をスーパーマーケットに適用した実施形態を示し、(a)は店舗内を側方から見た説明図、(b)は店舗内の平面図である。 同上の動作を説明するフローチャートである。 同上の顧客数連動制御の制御動作を説明するフローチャートである。 同上のカメラおよび照明器具の配置を説明する平面図である。 (a)(b)は全般照明器具の水平面照度と壁・重点照明器具の与える印象との関係を示す説明図である。 同上を用いる全体システムのシステム構成図である。
符号の説明
1A〜1F カメラ
2 コントローラ
3 伝送ユニット(機器制御部)
4 全般照明器具(環境制御機器)
5 壁・重点照明器具(環境制御機器)
6 レジ用照明器具(環境制御機器)
20 演算処理部
21〜23 通信部
24 タイマ(日時検出部)
25 記憶部
26 画像処理部
27 人数・分布検出部
28 比較部(比較手段、機器制御部)
29 点灯モード選択部(動作条件切替手段、機器制御部)
30 目標値設定部

Claims (3)

  1. 測定対象領域に設置されて当該測定対象領域の環境を制御する複数の環境制御機器と、各環境制御機器の動作を制御する機器制御部と、前記測定対象領域を複数に分割した分割領域毎に滞在者の人数を求める人数分布検出部と、現在の日時情報を検出する日時検出部と、各分割領域毎に日時に応じた滞在者数の目標値を記憶する記憶部とを備えるとともに、
    機器制御部が、各分割領域毎に日時検出部の検出した日時情報をもとに記憶部から読み出した目標値と人数分布検出部が検出した人数との高低を比較する比較手段と、当該比較手段の比較結果をもとに人数の検出値が目標値よりも低い分割領域では、当該分割領域に設置された環境制御機器の動作条件を、他の分割領域に設置された環境制御機器に比べて人の誘引効果が高い動作条件に切り替える動作条件切替手段を備えたことを特徴とする負荷制御システム。
  2. 前記環境制御機器が照明器具からなり、前記動作条件切替手段は、人数の検出値が目標値よりも低いと判断された分割領域にある照明器具の光出力を、他の分割領域にある照明器具の光出力よりも明るくすることを特徴とする請求項1記載の負荷制御システム。
  3. 記憶部には、人数分布検出部によって検出された分割領域毎の過去の滞在者数が記憶されており、記憶部に記憶された各分割領域の過去の滞在者数と当日のイベント情報とを用いて当日の滞在者数の目標値を設定して記憶部に記憶させる目標値設定部を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の負荷制御システム。
JP2008082160A 2008-03-26 2008-03-26 負荷制御システム Expired - Fee Related JP5086860B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008082160A JP5086860B2 (ja) 2008-03-26 2008-03-26 負荷制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008082160A JP5086860B2 (ja) 2008-03-26 2008-03-26 負荷制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009238548A true JP2009238548A (ja) 2009-10-15
JP5086860B2 JP5086860B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=41252246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008082160A Expired - Fee Related JP5086860B2 (ja) 2008-03-26 2008-03-26 負荷制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5086860B2 (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012033416A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Mitsubishi Electric Corp 制御システム
JP2012195286A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Zhongshan Weiqiang Technology Co Ltd ネットワークで操作する室内照明システム
JP2013152793A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Panasonic Corp 照明システム
US8659230B2 (en) 2011-06-16 2014-02-25 Panasonic Corporation Illumination control system
EP2852260A1 (en) * 2013-09-20 2015-03-25 Toshiba Lighting & Technology Corporation Lighting control system
JP2015060674A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 カシオ計算機株式会社 照明制御装置及びプログラム
JP2015079697A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 三菱電機株式会社 照明制御装置及び照明制御システム
US9226365B2 (en) 2012-06-25 2015-12-29 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Lighting system
JP2016103388A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 株式会社竹中工務店 設備制御システム
US9414464B2 (en) 2012-07-09 2016-08-09 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Lighting system
JP2017021423A (ja) * 2015-07-07 2017-01-26 東芝エレベータ株式会社 エリア環境管理装置及びエリア環境管理方法
WO2018100829A1 (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 ソニー株式会社 情報処理装置および情報処理方法
JP2019125434A (ja) * 2018-01-12 2019-07-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 誘導演出システム
CN110868776A (zh) * 2019-03-22 2020-03-06 鑫喆喆 智能化led设备驱动装置
JP2020123545A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 三菱電機株式会社 照明制御システム
JPWO2021246142A1 (ja) * 2020-06-03 2021-12-09
CN114364103A (zh) * 2021-12-01 2022-04-15 广东职业技术学院 一种基于物联网的楼宇照明的控制方法、装置及系统
CN117528884A (zh) * 2023-11-28 2024-02-06 中国建筑第五工程局有限公司 基于体育场馆结构模型的照明控制数据处理方法及系统

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004178129A (ja) * 2002-11-26 2004-06-24 Toshiba Lighting & Technology Corp 売場計画支援システム
JP2006270865A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Victor Co Of Japan Ltd 画像監視装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004178129A (ja) * 2002-11-26 2004-06-24 Toshiba Lighting & Technology Corp 売場計画支援システム
JP2006270865A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Victor Co Of Japan Ltd 画像監視装置

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012033416A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Mitsubishi Electric Corp 制御システム
JP2012195286A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Zhongshan Weiqiang Technology Co Ltd ネットワークで操作する室内照明システム
US8659230B2 (en) 2011-06-16 2014-02-25 Panasonic Corporation Illumination control system
JP2013152793A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Panasonic Corp 照明システム
US9226365B2 (en) 2012-06-25 2015-12-29 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Lighting system
US9414464B2 (en) 2012-07-09 2016-08-09 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Lighting system
JP2015060674A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 カシオ計算機株式会社 照明制御装置及びプログラム
EP2852260A1 (en) * 2013-09-20 2015-03-25 Toshiba Lighting & Technology Corporation Lighting control system
JP2015079697A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 三菱電機株式会社 照明制御装置及び照明制御システム
JP2016103388A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 株式会社竹中工務店 設備制御システム
JP2017021423A (ja) * 2015-07-07 2017-01-26 東芝エレベータ株式会社 エリア環境管理装置及びエリア環境管理方法
WO2018100829A1 (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 ソニー株式会社 情報処理装置および情報処理方法
US11327467B2 (en) 2016-11-29 2022-05-10 Sony Corporation Information processing device and information processing method
JPWO2018100829A1 (ja) * 2016-11-29 2019-10-17 ソニー株式会社 情報処理装置および情報処理方法
US12007749B2 (en) 2016-11-29 2024-06-11 Sony Group Corporation Information processing device and information processing method
JP7151835B2 (ja) 2016-11-29 2022-10-12 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2021177417A (ja) * 2016-11-29 2021-11-11 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2019125434A (ja) * 2018-01-12 2019-07-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 誘導演出システム
JP6998547B2 (ja) 2018-01-12 2022-01-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 誘導演出システム
JP2020123545A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 三菱電機株式会社 照明制御システム
JP7243236B2 (ja) 2019-01-31 2023-03-22 三菱電機株式会社 照明制御システム
CN110868776A (zh) * 2019-03-22 2020-03-06 鑫喆喆 智能化led设备驱动装置
WO2021246142A1 (ja) * 2020-06-03 2021-12-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 管理システム、管理方法及びプログラム
JPWO2021246142A1 (ja) * 2020-06-03 2021-12-09
JP7437717B2 (ja) 2020-06-03 2024-02-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 管理システム、管理方法及びプログラム
CN114364103A (zh) * 2021-12-01 2022-04-15 广东职业技术学院 一种基于物联网的楼宇照明的控制方法、装置及系统
CN117528884A (zh) * 2023-11-28 2024-02-06 中国建筑第五工程局有限公司 基于体育场馆结构模型的照明控制数据处理方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP5086860B2 (ja) 2012-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5086860B2 (ja) 負荷制御システム
US8937444B2 (en) Remote lighting control
JP2004178129A (ja) 売場計画支援システム
US20150168931A1 (en) System for controlling lighting and security by using switch device having built-in bluetooth module
CN106058846B (zh) 照明系统、控制方法、以及控制装置
WO2011069085A2 (en) Energy efficient lighting system and method
JP5403786B2 (ja) 照明制御システム
KR101534388B1 (ko) 조명 제어 방법 및 이를 이용한 조명 제어 시스템
JP2007018773A (ja) 照明制御装置、照明システム及び方法
JP5016533B2 (ja) 人検出装置及びそれを用いる負荷制御システム
JP3747582B2 (ja) 照明装置
JP2010033195A (ja) 人数計数装置及びそれを用いた機器制御システム
JP2003208128A (ja) 表示装置
JP5811904B2 (ja) 照明制御システム
ES2875755T3 (es) Sistema y procedimiento de control de iluminación de espacio de venta al por menor
JP5033031B2 (ja) 利用者数連動形環境制御システム
JP2019125434A (ja) 誘導演出システム
KR20210052373A (ko) 매장의 스마트 조명 제어 시스템
JP5022283B2 (ja) 利用者数測定装置および環境制御システム
TW201843563A (zh) 顯示方法、程式、及顯示系統
JP2002300949A (ja) ショーケースの照明制御装置
JP2005085588A (ja) 調光制御システム
JP2002300947A (ja) ショーケースの照明制御装置
JP2019133784A (ja) データ作成装置、プログラム、データ作成方法および照明制御システム
JP2020194667A (ja) 通信システム、情報提供システム、及び、推定方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100811

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101222

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120522

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120815

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120907

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees