JP2009238427A - 燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

【課題】車体内の壁部が変形した際に、前記壁部がエンドプレートに設けられた樹脂製マニホールド部材に干渉して損傷させることを確実に阻止することを可能にする。
【解決手段】燃料電池スタック10を構成するエンドプレート24aには、冷却媒体供給連通孔30aに連通する冷却媒体入口マニホールド50aと、冷却媒体排出連通孔30bに連通する冷却媒体出口マニホールド50bとが、一体成形される。冷却媒体入口マニホールド50a及び冷却媒体出口マニホールド50bの端部には、蓋部材58a、58bが装着されるとともに、エンドプレート24aには、前記蓋部材58a、58bを保持する上側ブラケット部材62aが固定される。上側ブラケット部材62aは、冷却媒体入口マニホールド50a及び冷却媒体出口マニホールド50bよりもセンターコンソール14の傾斜壁面14aに近接して配置される。
【選択図】図4

Description

本発明は、電解質膜の両側に一対の電極を設けた電解質膜・電極構造体と、セパレータとが積層され、積層方向両端には、エンドプレートが配設されるとともに、積層方向に冷却媒体又は反応ガスを流す少なくとも流体供給用又は流体排出用の連通孔が形成される車載用の燃料電池スタックに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側に、それぞれアノード側電極及びカソード側電極を配設した電解質膜・電極構造体を、セパレータによって挟持した発電セルを備えている。この種の燃料電池は、通常、所定の数の発電セルを積層するとともに、積層方向両端にエンドプレートが配設された燃料電池スタックとして使用されている。
上記の燃料電池では、セパレータの面内に、アノード側電極に燃料ガスを流すための燃料ガス流路と、カソード側電極に酸化剤ガスを流すための酸化剤ガス流路とが設けられている。さらに、発電セル間には、冷却媒体を流すための冷却媒体流路がセパレータの面方向に沿って設けられている。
その際、例えば、積層方向一端に配設されるエンドプレートには、少なくとも燃料ガス流路に燃料ガスを供給する燃料ガス供給連通孔、前記燃料ガス流路から使用済みの燃料ガスを排出する燃料ガス排出連通孔、酸化剤ガス流路に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給連通孔、及び前記酸化剤ガス流路から使用済みの酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス排出連通孔が形成されており、積層方向他端に配設されるエンドプレートには、冷却媒体流路に冷却媒体を供給する冷却媒体供給連通孔、及び前記冷却媒体流路から使用済みの冷却媒体を排出する冷却媒体排出連通孔が形成されている。
例えば、特許文献1に開示されている燃料電池スタックでは、図9に示すように、複数の単セル1が積層されるとともに、積層方向両端には、フロントプレート2とリアプレート3とが配置されている。フロントプレート2とリアプレート3とは、ボルト4により締結されている。フロントプレート2には、合成樹脂製の冷媒供給マニホールド5a及び冷媒排出マニホールド5bが成形されている。
特開2007−273447号公報
ところで、上記の燃料電池スタックは、車載用として使用される場合が多く、車体内に配置されている。その際、外部荷重等によって車体側の壁部に変形が惹起すると、この壁部が冷媒供給マニホールド5aや冷媒排出マニホールド5bに当接し易い。このため、合成樹脂製の冷媒供給マニホールド5aや冷媒排出マニホールド5bに損傷が発生するおそれがある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、車体内の壁部が変形した際に、エンドプレートに設けられた樹脂製マニホールド部材が前記壁部に干渉して損傷することを確実に阻止することが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明は、電解質膜の両側に一対の電極を設けた電解質膜・電極構造体と、セパレータとが積層され、積層方向両端には、エンドプレートが配設されるとともに、積層方向に冷却媒体又は反応ガスを流す少なくとも流体供給用又は流体排出用の連通孔が形成される車載用の燃料電池スタックに関するものである。
この燃料電池スタックは、一方のエンドプレートには、連通孔に連通する樹脂製マニホールド部材と、前記樹脂製マニホールド部材を保護するブラケット部材とが装着されている。
また、この燃料電池スタックは、樹脂製マニホールド部材の長手方向の少なくとも一方の開口端部に装着される蓋部材を有し、ブラケット部材は、車体内の壁部に対して前記樹脂製マニホールド部材よりも近接して配置されるとともに、前記蓋部材を保護することが好ましい。
さらに、この燃料電池スタックは、車体内に収容されるとともに、前記車体は、前記燃料電池スタックの樹脂製マニホールド部材に対向して傾斜する傾斜壁面を有することが好ましい。
さらにまた、燃料電池スタックは、車体内のセンターコンソールに収容されるとともに、前記センターコンソールは、傾斜壁面を有することが好ましい。
本発明によれば、外部荷重等により、車体内の壁部が樹脂製マニホールド部材側に変形した際に、前記壁部は、ブラケット部材に当接して前記樹脂製マニホールド部材に干渉することがない。従って、車体内の壁部の変形により、樹脂製マニホールド部材が損傷することを確実に阻止することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタック10が搭載される車両12の一部平面説明図であり、図2は、前記燃料電池スタック10の概略斜視説明図である。
燃料電池スタック10は、車両12の車長方向(矢印L方向)略中央部に位置して、例えば、センターコンソール14内に配置される。センターコンソール14は、車両12の前進方向(矢印L1方向)前方に、燃料電池スタック10に対向して鉛直方向前方(矢印L1方向)に傾斜する傾斜壁面14aを有する。
燃料電池スタック10は、図3に示すように、電解質膜・電極構造体16と、前記電解質膜・電極構造体16を挟持する第1セパレータ18及び第2セパレータ20とを有する単位セル(燃料電池)21備え、前記単位セル21が矢印A方向に積層されて構成される。第1セパレータ18及び第2セパレータ20は、カーボンセパレータにより構成されているが、金属セパレータを用いてもよい。
図2に示すように、単位セル21の積層方向両端には、ターミナルプレート22a、22b、絶縁プレート23a、23b及びエンドプレート24a、24bが外方に向かって配設される。エンドプレート24a、24bは、例えば、アルミニウムやマグネシウム等の軽金属で構成される。
燃料電池スタック10では、例えば、長方形状に構成されるエンドプレート24a、24bが、矢印A方向に延在する複数のタイロッド25により一体的に締め付け保持される。なお、燃料電池スタック10は、エンドプレート24a、24bを端板として含む箱状ケーシング(図示せず)により一体的に保持してもよい。
図3に示すように、第1セパレータ18及び第2セパレータ20は、縦長形状を有するとともに、長辺が重力方向(矢印C方向)に向かい且つ短辺が水平方向(矢印B方向)に向かうように構成される。
単位セル21の長辺方向の上端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス供給連通孔26a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔28aが設けられる。
単位セル21の長辺方向の下端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを排出するための燃料ガス排出連通孔28b、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排出連通孔26bが設けられる。
単位セル21の短辺方向(矢印B方向)の一端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、冷却媒体を供給するための4つの冷却媒体供給連通孔30aが設けられるとともに、前記単位セル21の短辺方向の他端縁部には、前記冷却媒体を排出するための4つの冷却媒体排出連通孔30bが設けられる。
電解質膜・電極構造体16は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜34と、前記固体高分子電解質膜34を挟持するカソード側電極36及びアノード側電極38とを備える。
カソード側電極36及びアノード側電極38は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層(図示せず)と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布して形成される電極触媒層(図示せず)とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜34の両面に形成される。
第1セパレータ18の電解質膜・電極構造体16に向かう面18aには、酸化剤ガス供給連通孔26aと酸化剤ガス排出連通孔26bとを連通する酸化剤ガス流路40が形成される。酸化剤ガス流路40は、矢印C方向(鉛直方向)に延在する。
第2セパレータ20の電解質膜・電極構造体16に向かう面20aには、燃料ガス供給連通孔28aと燃料ガス排出連通孔28bとを連通する燃料ガス流路42が形成される。燃料ガス流路42は、矢印C方向に延在する。
第2セパレータ20の面20bと、第1セパレータ18の面18bとの間には、冷却媒体供給連通孔30aと冷却媒体排出連通孔30bとに連通する冷却媒体流路44が形成される。冷却媒体流路44は、矢印B方向に延在する。
電解質膜・電極構造体16と第1セパレータ18及び第2セパレータ20との間、並びに互いに隣接する前記第1セパレータ18と前記第2セパレータ20との間(隣接する単位セル21間)には、図示しないが、シール部材が配設される。
図2及び図4に示すように、エンドプレート24aの左右両端縁部には、各冷却媒体供給連通孔30aに連通する冷却媒体入口マニホールド50aと、各冷却媒体排出連通孔30bに連通する冷却媒体出口マニホールド50bとが、一体成形される。冷却媒体入口マニホールド50a及び冷却媒体出口マニホールド50bは、樹脂製マニホールド部材であり、矢印C方向に沿って前記エンドプレート24aの幅方向両側に設けられるとともに、それぞれの中央部に管路52a、52bを一体に設けている。
エンドプレート24bの上下両端縁部には、図示しないが、酸化剤ガス供給連通孔26aに連通する酸化剤ガス入口マニホールド、燃料ガス供給連通孔28aに連通する燃料ガス入口マニホールド、酸化剤ガス排出連通孔26bに連通する酸化剤ガス出口マニホールド、及び燃料ガス排出連通孔28bに連通する燃料ガス出口マニホールドが、一体成形される。
冷却媒体入口マニホールド50aは、図4に示すように、複数の冷却媒体供給連通孔30aに一体に連通し、長辺方向に沿って延在する単一のマニホールド室54aを有する。冷却媒体入口マニホールド50aの長手方向両端には、マニホールド室54aを外部に開放する開口端部56aが設けられ、前記開口端部56aには、蓋部材(プラグ)58aがシール60aを介装して装着される(図4及び図5参照)。
冷却媒体出口マニホールド50bは、上記の冷却媒体入口マニホールド50aと同様に構成されており、同一の構成要素には同一の参照符号にbを付して、その詳細な説明は省略する。
図2に示すように、エンドプレート24aには、冷却媒体入口マニホールド50a及び冷却媒体出口マニホールド50bの長手方向の一方の端部(上端部)に装着される蓋部材58a、58bを保持する上側ブラケット部材62aと、前記冷却媒体入口マニホールド50a及び前記冷却媒体出口マニホールド50bの長手方向の他方の端部(下端部)に装着される蓋部材58a、58bを保持する下側ブラケット部材62bとが装着される。
上側ブラケット部材62a及び下側ブラケット部材62bは、樹脂よりも高強度の材料で構成され、金属製、例えば、アルミニウムや鉄合金で構成される。上側ブラケット部材62a及び下側ブラケット部材62bは、それぞれ一対のボルト64を介してエンドプレート24aに固定される。
上側ブラケット部材62aは、冷却媒体入口マニホールド50aの蓋部材58aを保持する保持板部68aと、冷却媒体出口マニホールド50bの蓋部材58bを保持する保持板部68bとを備える。保持板部68a、68bは、橋架板部70を介して一体に連結されるとともに、補強板部72a、72bが屈曲形成される。保持板部68a、68bは、蓋部材58a、58bに設けられたボス部74a、74bが挿入される開口部76a、76bを有する。
なお、下側ブラケット部材62bは、上記の上側ブラケット部材62aと同様に構成されており、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図4に示すように、少なくとも上側ブラケット部材62aは、冷却媒体入口マニホールド50a及び冷却媒体出口マニホールド50bよりもセンターコンソール14の傾斜壁面14aに近接して配置される。具体的には、上側ブラケット部材62aを構成する補強板部72a、72bの角部と傾斜壁面14aとの距離H1は、冷却媒体入口マニホールド50a及び冷却媒体出口マニホールド50bの角部と前記傾斜壁面14aとの距離H2よりも短尺に構成される(H1<H2)。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
先ず、図2に示すように、燃料電池スタック10では、エンドプレート24b側から酸素含有ガス等の酸化剤ガスと、水素含有ガス等の燃料ガスとが供給される一方、エンドプレート24a側から冷却媒体入口マニホールド50aを介して純水やエチレングリコール等の冷却媒体が供給される。
図3に示すように、酸化剤ガスは、各単位セル21を構成する酸化剤ガス供給連通孔26aから第1セパレータ18の酸化剤ガス流路40に導入され、電解質膜・電極構造体16のカソード側電極36に沿って鉛直下方向に移動する。
一方、燃料ガスは、各単位セル21を構成する燃料ガス供給連通孔28aから第2セパレータ20の燃料ガス流路42に導入され、電解質膜・電極構造体16のアノード側電極38に沿って鉛直下方向に移動する。
上記のように、各電解質膜・電極構造体16では、カソード側電極36に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極38に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
次いで、カソード側電極36に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出連通孔26bからエンドプレート24b側に排出される(図2参照)。同様に、アノード側電極38に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔28bからエンドプレート24b側に排出される。
また、冷却媒体は、図4に示すように、冷却媒体入口マニホールド50a内のマニホールド室54aに供給された後、4つの冷却媒体供給連通孔30aに分流される。各冷却媒体供給連通孔30aに供給された冷却媒体は、図3に示すように、第1及び第2セパレータ18、20間の冷却媒体流路44に導入される。
冷却媒体は、矢印B方向(水平方向)に沿って流動し、電解質膜・電極構造体16を冷却した後、冷却媒体排出連通孔30bから冷却媒体出口マニホールド50b内のマニホールド室54bに排出される(図4参照)。
この場合、第1の実施形態では、図2に示すように、エンドプレート24aに上側ブラケット部材62aがボルト64を介して固定されるとともに、前記上側ブラケット部材62aは、冷却媒体入口マニホールド50a及び冷却媒体出口マニホールド50bの蓋部材58a、58bを保持する保持板部68a、68bを備えている。
さらに、上側ブラケット部材62aを構成する補強板部72a、72bは、冷却媒体入口マニホールド50a及び冷却媒体出口マニホールド50bよりもセンターコンソール14の傾斜壁面14aに近接して配置されている(図4参照)。
このため、外部荷重等によりセンターコンソール14の傾斜壁面14aが冷却媒体入口マニホールド50a及び冷却媒体出口マニホールド50b側に変形した際に、前記傾斜壁面14aは、上側ブラケット部材62aに当接して前記冷却媒体入口マニホールド50a及び前記冷却媒体出口マニホールド50bに干渉することがない。従って、センターコンソール14の傾斜壁面14aの変形により、冷却媒体入口マニホールド50a及び冷却媒体出口マニホールド50bが損傷することを確実に阻止することができるという効果が得られる。
しかも、上側ブラケット部材62aは、冷却媒体入口マニホールド50a及び冷却媒体出口マニホールド50bに装着される蓋部材58a、58bを保持する機能と、センターコンソール14の傾斜壁面14aの変形による前記冷却媒体入口マニホールド50a及び前記冷却媒体出口マニホールド50bの損傷を阻止する機能とを有している。これにより、構成が有効に簡素化されるとともに、コストの削減及び軽量化が可能であるという利点がある。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタック90の概略斜視説明図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池スタック10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
燃料電池スタック90を構成するエンドプレート24aには、冷却媒体入口マニホールド50a及び冷却媒体出口マニホールド50bの長手方向の一方の端部に装着される蓋部材58a、58bを保持する上側ブラケット部材92aと、前記冷却媒体入口マニホールド50a及び前記冷却媒体出口マニホールド50bの長手方向の他方の端部に装着される蓋部材58a、58bを保持する下側ブラケット部材92bとが装着される。
上側ブラケット部材92aは、保持板部68a、68bの先端に、冷却媒体入口マニホールド50a及び冷却媒体出口マニホールド50bの上端側角部を覆って保護板部94a、94bを設ける(図6及び図7参照)。
これにより、第2の実施形態では、上側ブラケット部材92aの保護板部94a、94bを介して冷却媒体入口マニホールド50a及び冷却媒体出口マニホールド50bの上端側角部を確実に保護することができる。従って、センターコンソール14の傾斜壁面14aの変形により、冷却媒体入口マニホールド50a及び冷却媒体出口マニホールド50bが損傷することを、一層確実に阻止することが可能になる等、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、第1及び第2の実施形態では、燃料電池スタック10、90は、図1に示すように、車両12aのセンターコンソール14内に配置されているが、これに限定されるものではない。例えば、図8に示すように、ボンネット100内に配置されていてもよい。また、その他、トランク側等、適宜配置することができる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタックが搭載される車両の一部平面説明図である。 前記燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池スタックの要部分解概略斜視図である。 前記燃料電池スタックを構成するエンドプレート及び冷却媒体入口マニホールドの断面説明図である。 冷却媒体入口マニホールドと上側ブラケット部材との分解斜視説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成するエンドプレート及び冷却媒体入口マニホールドの断面説明図である。 前記燃料電池スタックが搭載される他の車両の一部平面説明図である。 特許文献1に開示されている燃料電池の一部斜視説明図である。
符号の説明
10、90…燃料電池スタック 12、12a…車両
14…センターコンソール 14a…傾斜壁面
16…電解質膜・電極構造体 18、20…セパレータ
21…単位セル 24a、24b…エンドプレート
26a…酸化剤ガス供給連通孔 26b…酸化剤ガス排出連通孔
28a…燃料ガス供給連通孔 28b…燃料ガス排出連通孔
30a…冷却媒体供給連通孔 30b…冷却媒体排出連通孔
34…固体高分子電解質膜 36…カソード側電極
38…アノード側電極 40…酸化剤ガス流路
42…燃料ガス流路 44…冷却媒体流路
50a…冷却媒体入口マニホールド 50b…冷却媒体出口マニホールド
58a、58b…蓋部材 62a、92a…上側ブラケット部材
62b、92b…下側ブラケット部材 68a、68b…保持板部
72a、72b…補強板部 94a、94b…保護板部

Claims (4)

  1. 電解質膜の両側に一対の電極を設けた電解質膜・電極構造体と、セパレータとが積層され、積層方向両端には、エンドプレートが配設されるとともに、積層方向に冷却媒体又は反応ガスを流す少なくとも流体供給用又は流体排出用の連通孔が形成される車載用の燃料電池スタックであって、
    一方の前記エンドプレートには、前記連通孔に連通する樹脂製マニホールド部材と、
    前記樹脂製マニホールド部材を保護するブラケット部材と、
    が装着されることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記樹脂製マニホールド部材の長手方向の少なくとも一方の開口端部に装着される蓋部材を有し、
    前記ブラケット部材は、車体内の壁部に対して前記樹脂製マニホールド部材よりも近接して配置されるとともに、前記蓋部材を保護することを特徴とする燃料電池スタック。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池スタックにおいて、前記燃料電池スタックは、前記車体内に収容されるとともに、
    前記車体は、前記燃料電池スタックの前記樹脂製マニホールド部材に対向して傾斜する傾斜壁面を有することを特徴とする燃料電池スタック。
  4. 請求項3記載の燃料電池スタックにおいて、前記燃料電池スタックは、前記車体内のセンターコンソールに収容されるとともに、
    前記センターコンソールは、前記傾斜壁面を有することを特徴とする燃料電池スタック。
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