JP5231055B2 - 燃料電池スタック - Google Patents

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Description

本発明は、電解質膜の両側に一対の電極を設けた電解質膜・電極構造体と、セパレータとが積層され、積層方向両端には、長方形状のエンドプレートが配設されるとともに、積層方向に冷却媒体又は反応ガスを流す少なくとも流体供給用又は流体排出用の連通孔が、前記エンドプレートの長辺方向に沿って形成される燃料電池スタックに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側に、それぞれアノード側電極及びカソード側電極を配設した電解質膜・電極構造体を、セパレータによって挟持した発電セルを備えている。この種の燃料電池は、通常、所定の数の発電セルを積層するとともに、積層方向両端にエンドプレートが配設された燃料電池スタックとして使用されている。
上記の燃料電池では、セパレータの面内に、アノード側電極に燃料ガスを流すための燃料ガス流路と、カソード側電極に酸化剤ガスを流すための酸化剤ガス流路とが設けられている。さらに、セパレータ間には、冷却媒体を流すための冷却媒体流路が前記セパレータの面方向に沿って設けられている。
その際、少なくとも積層方向一端に配設されるエンドプレートには、燃料ガス流路に燃料ガスを供給する燃料ガス供給連通孔、前記燃料ガス流路から使用済みの燃料ガスを排出する燃料ガス排出連通孔、酸化剤ガス流路に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給連通孔、前記酸化剤ガス流路から使用済みの酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス排出連通孔、冷却媒体流路に冷却媒体を供給する冷却媒体供給連通孔、及び前記冷却媒体流路から使用済みの冷却媒体を排出する冷却媒体排出連通孔が形成されている。
例えば、特許文献1に開示されている燃料電池では、図8に示すように、一方のプレッシャプレート(エンドプレート)1の一端部側に、燃料ガス供給貫通孔2a、冷却水供給貫通孔3a及び酸化剤ガス供給貫通孔4aが形成されるとともに、前記プレッシャプレート1の他端部側には、燃料ガス排出貫通孔2b、冷却水排出貫通孔3b及び酸化剤ガス排出貫通孔4bが形成されている。
プレッシャプレート1には、入口孔集合導管5aと出口孔集合導管5bとが装着されている。入口孔集合導管5aは、燃料ガス供給貫通孔2aに嵌合する燃料ガス入口孔導管6a、冷却水供給貫通孔3aに嵌合する冷却水入口孔導管7a及び酸化剤ガス供給貫通孔4aに嵌合する酸化剤ガス入口孔導管8aを有し、これらが鍔部9aによって一体化されている。
出口孔集合導管5bは、燃料ガス排出貫通孔2bに嵌合する燃料ガス出口孔導管6b、冷却水排出貫通孔3bに嵌合する冷却水出口孔導管7b及び酸化剤ガス排出貫通孔4bに嵌合する酸化剤ガス出口孔導管8bを有し、これらが鍔部9bにより一体化されている。
特開2000−164238号公報
ところで、上記の特許文献1では、燃料電池スタックの内圧によりプレッシャプレート1に曲げ応力が発生し、前記プレッシャプレート1が変形するおそれがある。特に、長方形状のプレッシャプレート1では、長辺方向に比較的大きな変形が惹起される。
その際、プレッシャプレート1の長辺方向に沿って樹脂製の入口孔集合導管5a及び出口孔集合導管5bが配置される構成では、前記入口孔集合導管5a及び前記出口孔集合導管5bの長尺方向の端部に、樹脂の剛性による曲げ応力に対する抗力が発生し易い。これにより、入口孔集合導管5a及び出口孔集合導管5bの端部は、プレッシャプレート1から剥離するとともに、前記端部にクラック等が生じるという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、長方形状のエンドプレートの長辺方向に沿って設けられる樹脂製マニホールド部材が、前記エンドプレートから剥離することを確実に阻止することが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明は、電解質膜の両側に一対の電極を設けた電解質膜・電極構造体と、セパレータとが積層されて構成される単位セルを備え該単位セルの積層方向両端には、長方形状のエンドプレートが配設されるとともに、前記積層方向に冷却媒体又は反応ガスを流す少なくとも流体供給用又は流体排出用の連通孔が、前記エンドプレートの長辺方向に沿って形成される燃料電池スタックに関するものである。
一方のエンドプレートの単位セルと反対側には、前記エンドプレートから突出した状態で、長辺方向に沿って延在する樹脂製マニホールド部材が設けられ、前記樹脂製マニホールド部材には、連通孔に連通し、前記一方の前記エンドプレートに積層方向に貫通して設けられた流体入口又は流体出口に挿入される挿入部が一体に設けられるとともに、前記樹脂製マニホールド部材の長手方向の少なくとも一方の端部で且つ前記挿入部から離間した位置には、前記樹脂製マニホールド部材が前記一方の前記エンドプレートから剥離することを阻止する補強部が設けられている。
また、補強部は、一方のエンドプレートに形成された貫通孔に充填されるとともに、一方の前記エンドプレートの両面で樹脂製マニホールド部材と一体に連結される柱状部を備えることが好ましい。
さらに、補強部は、一方のエンドプレートに貫通形成された開口部に挿入されるとともに、一方の前記エンドプレートの両面に突出する爪部で樹脂製マニホールド部材を保持する補強金具を備えることが好ましい。
本発明によれば、エンドプレートに荷重等が印加した場合、このエンドプレートが長辺方向に沿って変形し、樹脂製マニホールド部材の長手方向の少なくとも一方の端部に設けられている補強部の作用下に、前記端部が前記エンドプレートから剥離することを確実に阻止することができる。これにより、所望のシール性を確保するとともに、樹脂製マニホールド部材にクラック等が発生することを良好に阻止することが可能になる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタック10の概略斜視説明図であり、図2は、前記燃料電池スタック10の要部分解概略斜視図である。
燃料電池スタック10は、図2に示すように、電解質膜・電極構造体12と、前記電解質膜・電極構造体12を挟持する第1セパレータ14及び第2セパレータ16とを有する単位セル(燃料電池)18を備え、前記単位セル18が矢印A方向に積層されて構成される。第1セパレータ14及び第2セパレータ16は、カーボンセパレータにより構成されているが、金属セパレータを用いてもよい。
図1に示すように、単位セル18の積層方向両端には、ターミナルプレート20a、20b、絶縁プレート22a、22b及びエンドプレート24a、24bが外方に向かって配設される。エンドプレート24a、24bは、例えば、アルミニウムやマグネシウム等の軽金属で構成される。
燃料電池スタック10では、例えば、長方形状に構成されるエンドプレート24a、24bが、矢印A方向に延在する複数のタイロッド25により一体的に締め付け保持される。なお、燃料電池スタック10は、エンドプレート24a、24bを端板として含む箱状ケーシング(図示せず)により一体的に保持されていてもよい。
図2に示すように、第1セパレータ14及び第2セパレータ16は、縦長形状を有するとともに、長辺が重力方向(矢印C方向)に向かい且つ短辺が水平方向(矢印B方向)に向かうように構成される。
単位セル18の長辺方向の上端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス供給連通孔26a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔28aが設けられる。
単位セル18の長辺方向の下端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを排出するための燃料ガス排出連通孔28b、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排出連通孔26bが設けられる。
単位セル18の短辺方向(矢印B方向)の一端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、冷却媒体を供給するための4つの冷却媒体供給連通孔30aが設けられるとともに、前記単位セル18の短辺方向の他端縁部には、前記冷却媒体を排出するための4つの冷却媒体排出連通孔30bが設けられる。
電解質膜・電極構造体12は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜34と、前記固体高分子電解質膜34を挟持するカソード側電極36及びアノード側電極38とを備える。
カソード側電極36及びアノード側電極38は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層(図示せず)と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布して形成される電極触媒層(図示せず)とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜34の両面に形成される。
第1セパレータ14の電解質膜・電極構造体12に向かう面14aには、酸化剤ガス供給連通孔26aと酸化剤ガス排出連通孔26bとを連通する酸化剤ガス流路40が形成される。酸化剤ガス流路40は、矢印C方向(鉛直方向)に延在する。
第2セパレータ16の電解質膜・電極構造体12に向かう面16aには、燃料ガス供給連通孔28aと燃料ガス排出連通孔28bとを連通する燃料ガス流路42が形成される。燃料ガス流路42は、矢印C方向に延在する。
第2セパレータ16の面16bと、第1セパレータ14の面14bとの間には、冷却媒体供給連通孔30aと冷却媒体排出連通孔30bとに連通する冷却媒体流路44が形成される。冷却媒体流路44は、矢印B方向に延在する。
電解質膜・電極構造体12と第1セパレータ14及び第2セパレータ16との間、並びに互いに隣接する前記第1セパレータ14と前記第2セパレータ16との間(隣接する単位セル18間)には、図示しないが、シール部材が配設される。
図3に示すように、エンドプレート24aの上下両端縁部には、酸化剤ガス供給連通孔26aに連通する酸化剤ガス入口46a、燃料ガス供給連通孔28aに連通する燃料ガス入口48a、酸化剤ガス排出連通孔26bに連通する酸化剤ガス出口46b、及び燃料ガス排出連通孔28bに連通する燃料ガス出口48bが設けられる。
エンドプレート24aの左右両端縁部には、冷却媒体供給連通孔30aに連通する冷却媒体入口50aと、冷却媒体排出連通孔30bに連通する冷却媒体出口50bとが設けられる。エンドプレート24aには、長辺方向(矢印C方向)両端に設けられる冷却媒体入口50a及び冷却媒体出口50bに近接してそれぞれ一対の貫通孔52a、52b、52c及び52dが形成される。
エンドプレート24aの両面には、酸化剤ガス入口46a、燃料ガス入口48a、酸化剤ガス出口46b及び燃料ガス出口48bを周回して溝部55aが形成される。エンドプレート24aの両面には、さらに冷却媒体入口50a及び冷却媒体出口50bを周回して溝部55bが形成される。
図1及び図3に示すように、エンドプレート24aの上下両端縁部には、酸化剤ガス入口46aに連通する酸化剤ガス入口マニホールド56a、燃料ガス入口48aに連通する燃料ガス入口マニホールド58a、酸化剤ガス出口46bに連通する酸化剤ガス出口マニホールド56b及び燃料ガス出口48bに連通する燃料ガス出口マニホールド58bが、一体成形される。
エンドプレート24aの左右両端縁部には、複数の冷却媒体入口50aに一体に連通する冷却媒体入口マニホールド60aと、複数の冷却媒体出口50bに一体に連通する冷却媒体出口マニホールド60bとが、前記エンドプレート24aの長辺方向に延在して一体成形される。
酸化剤ガス入口マニホールド56a、燃料ガス入口マニホールド58a、酸化剤ガス出口マニホールド56b、燃料ガス出口マニホールド58b、冷却媒体入口マニホールド60a及び冷却媒体出口マニホールド60bは、樹脂製マニホールド部材であり、それぞれの中央部に管路62a、64a、62b、64b、66a及び66bを一体に設けている。
冷却媒体入口マニホールド60aは、図3〜図5に示すように、複数の冷却媒体供給連通孔30aに一体に連通し、長辺方向に沿って延在する単一のマニホールド室68aが形成されるとともに、エンドプレート24aの一方の面側(外部側)の溝部55bに成形されるマニホールド本体部70aを有する。
マニホールド本体部70aには、エンドプレート24aの4つの冷却媒体入口50aに挿入される4つの挿入部72aの一端部が一体化され、各挿入部72aの他端部が略板状の連結部74aに一体化される。連結部74aは、エンドプレート24aの他方の面側(単位セル18側)の溝部55bに成形される。
冷却媒体入口マニホールド60aの長手方向の両端部には、エンドプレート24aに形成されたそれぞれ2つの貫通孔52a、52bに充填されるとともに、マニホールド本体部70aと連結部74aとに一体に連結される柱状部(補強部)76aが設けられる。
なお、エンドプレート24aにそれぞれ1つの貫通孔52aを設け、冷却媒体入口マニホールド60aの長手方向の両端部にそれぞれ1つの柱状部76aを設けてもよい。また、冷却媒体入口マニホールド60aの長手方向の一端部にのみ、2つの柱状部76a又は1つの柱状部76aを設けてもよい。
冷却媒体出口マニホールド60bは、上記の冷却媒体入口マニホールド60aと同様に構成されており、同一の構成要素には同一の参照符号にbを付して、その詳細な説明は省略する。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
先ず、図1に示すように、燃料電池スタック10では、酸化剤ガス入口マニホールド56aに、酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス入口マニホールド58aに、水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体入口マニホールド60aに、純水やエチレングリコール等の冷却媒体が供給される。
図2に示すように、酸化剤ガスは、各単位セル18を構成する酸化剤ガス供給連通孔26aから第1セパレータ14の酸化剤ガス流路40に導入され、電解質膜・電極構造体12のカソード側電極36に沿って鉛直下方向に移動する。
一方、燃料ガスは、各単位セル18を構成する燃料ガス供給連通孔28aから第2セパレータ16の燃料ガス流路42に導入され、電解質膜・電極構造体12のアノード側電極38に沿って鉛直下方向に移動する。
上記のように、各電解質膜・電極構造体12では、カソード側電極36に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極38に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
次いで、カソード側電極36に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出連通孔26bから酸化剤ガス出口マニホールド56bに排出される(図1参照)。同様に、アノード側電極38に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔28bから燃料ガス出口マニホールド58bに排出される。
また、冷却媒体は、図4に示すように、冷却媒体入口マニホールド60a内のマニホールド室68aに供給された後、4つの挿入部72aに分流される。各挿入部72aは、各冷却媒体供給連通孔30aに連通しており、前記冷却媒体供給連通孔30aに供給された冷却媒体は、図2に示すように、第1及び第2セパレータ14、16間の冷却媒体流路44に導入される。
冷却媒体は、矢印B方向(水平方向)に沿って流動し、電解質膜・電極構造体12を冷却した後、冷却媒体排出連通孔30bから冷却媒体出口マニホールド60b内のマニホールド室68bに排出される(図1参照)。
この場合、第1の実施形態では、冷却媒体入口マニホールド60aが、エンドプレート24aの長辺方向(矢印C方向)に延在して設けられるとともに、図4及び図5に示すように、前記冷却媒体入口マニホールド60aの長手方向の両端部には、前記エンドプレート24aに形成された貫通孔52a、52bに充填されるとともに、マニホールド本体部70aと連結部74aとに一体に連結される柱状部76aが設けられている。
このため、燃料電池スタック10の内圧(例えば、燃料電池スタック10の締め付け荷重や固体高分子電解質膜34の水分量の増加による膨張)によりエンドプレート24aが長辺方向に沿って変形しても、冷却媒体入口マニホールド60aの長手方向の両端部に設けられている柱状部76aの作用下に、前記両端部が前記エンドプレート24aから剥離することを確実に阻止することができる。これにより、所望のシール性を確保するとともに、冷却媒体入口マニホールド60aにクラック等が発生することを良好に阻止することが可能になるという効果が得られる。
なお、冷却媒体出口マニホールド60bにおいても、上記の冷却媒体入口マニホールド60aと同様の効果が得られる。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタック80を構成するエンドプレート82と冷却媒体入口マニホールド84a及び冷却媒体出口マニホールド84bとの分解斜視説明図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池スタック10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
エンドプレート82には、長辺方向(矢印C方向)両端に設けられる冷却媒体入口50a及び冷却媒体出口50bに近接してそれぞれ開口部86が形成される。開口部86には、補強金具(補強部)88が挿入されるとともに、前記補強金具88は、エンドプレート82の両面に突出して屈曲し、冷却媒体入口マニホールド84aの両端及び冷却媒体出口マニホールド84bの両端を保持する爪部90を有する(図6及び図7参照)。
このように構成される第2の実施形態では、エンドプレート82が長辺方向に沿って変形しても、冷却媒体入口マニホールド84aの長手方向の両端部が補強金具88に保持されるため、前記両端部が前記エンドプレート82から剥離することを阻止することができる。これにより、所望のシール性を確保するとともに、冷却媒体入口マニホールド84aにクラック等が発生することを良好に阻止することが可能になる等、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池スタックの要部分解概略斜視図である。 前記燃料電池スタックを構成するエンドプレートと冷却媒体入口マニホールド及び冷却媒体出口マニホールドとの分解斜視説明図である。 前記エンドプレート及び前記冷却媒体入口マニホールドの断面説明図である。 前記冷却媒体入口マニホールドの斜視説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタックを構成するエンドプレートと冷却媒体入口マニホールド及び冷却媒体出口マニホールドとの分解斜視説明図である。 前記エンドプレート及び前記冷却媒体入口マニホールドの断面説明図である。 特許文献1に開示されている燃料電池の一部斜視説明図である。
符号の説明
10、80…燃料電池スタック 12…電解質膜・電極構造体
14、16…セパレータ 18…単位セル
24a、24b、82…エンドプレート
26a…酸化剤ガス供給連通孔 26b…酸化剤ガス排出連通孔
28a…燃料ガス供給連通孔 28b…燃料ガス排出連通孔
30a…冷却媒体供給連通孔 30b…冷却媒体排出連通孔
34…固体高分子電解質膜 36…カソード側電極
38…アノード側電極 40…酸化剤ガス流路
42…燃料ガス流路 44…冷却媒体流路
46a…酸化剤ガス入口 46b…酸化剤ガス出口
48a…燃料ガス入口 48b…燃料ガス出口
50a…冷却媒体入口 50b…冷却媒体出口
52a〜52d…貫通孔 55a、55b…溝部
56a…酸化剤ガス入口マニホールド 56b…酸化剤ガス出口マニホールド
58a…燃料ガス入口マニホールド 58b…燃料ガス出口マニホールド
60a、84a…冷却媒体入口マニホールド
60b、84b…冷却媒体出口マニホールド
68a、68b…マニホールド室 70a…マニホールド本体部
72a…挿入部 74a…連結部
76a…柱状部 86…開口部
88…補強金具

Claims (2)

  1. 電解質膜の両側に一対の電極を設けた電解質膜・電極構造体と、セパレータとが積層されて構成される単位セルを備え該単位セルの積層方向両端には、長方形状のエンドプレートが配設されるとともに、前記積層方向に冷却媒体又は反応ガスを流す少なくとも流体供給用又は流体排出用の連通孔が、前記エンドプレートの長辺方向に沿って形成される燃料電池スタックであって、
    一方の前記エンドプレートの前記単位セルと反対側には、前記エンドプレートから突出した状態で、前記長辺方向に沿って延在する樹脂製マニホールド部材が設けられ、
    前記樹脂製マニホールド部材には、前記連通孔に連通し、前記一方の前記エンドプレートに前記積層方向に貫通して設けられた流体入口又は流体出口に挿入される挿入部が一体に設けられるとともに、
    前記樹脂製マニホールド部材の長手方向の少なくとも一方の端部で且つ前記挿入部から離間した位置には、前記樹脂製マニホールド部材が前記一方の前記エンドプレートから剥離することを阻止する補強部が設けられ
    前記補強部は、前記一方の前記エンドプレートに形成された貫通孔に充填されるとともに、前記一方の前記エンドプレートの両面で前記樹脂製マニホールド部材と一体に連結される柱状部を備えることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 電解質膜の両側に一対の電極を設けた電解質膜・電極構造体と、セパレータとが積層され、積層方向両端には、長方形状のエンドプレートが配設されるとともに、前記積層方向に冷却媒体又は反応ガスを流す少なくとも流体供給用又は流体排出用の連通孔が、前記エンドプレートの長辺方向に沿って形成される燃料電池スタックであって、
    一方の前記エンドプレートには、前記連通孔に連通し且つ前記長辺方向に沿って延在する樹脂製マニホールド部材が設けられるとともに、
    前記樹脂製マニホールド部材の長手方向の少なくとも一方の端部には、前記樹脂製マニホールド部材が前記一方の前記エンドプレートから剥離することを阻止する補強部が設けられ、
    前記補強部は、前記一方の前記エンドプレートに貫通形成された開口部に挿入されるとともに、前記一方の前記エンドプレートの両面に突出する爪部で前記樹脂製マニホールド部材を保持する補強金具を備えることを特徴とする燃料電池スタック。
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