JP5054082B2 - 燃料電池スタック - Google Patents

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Description

本発明は、電解質の両側に一対の電極が設けられる電解質・電極構造体とセパレータとが積層されるとともに、積層方向両端に長方形状のエンドプレートが配設される燃料電池スタックに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側に、それぞれアノード側電極及びカソード側電極を配設した電解質膜・電極構造体(MEA)を、一対のセパレータによって挟持した単位セルを備えている。この種の燃料電池は、通常、所定の数の単位セルを積層することにより、例えば、車載用燃料電池スタックとして使用されている。
この種の燃料電池スタックでは、単位セルの積層方向に貫通して燃料ガスを流すための燃料ガス供給連通孔及び燃料ガス排出連通孔と、酸化剤ガスを流すための酸化剤ガス供給連通孔及び酸化剤ガス排出連通孔と、冷却媒体を流すための冷却媒体供給連通孔及び冷却媒体排出連通孔とを内部に備える、所謂、内部マニホールド型燃料電池を構成する場合が多い。
内部マニホールド型燃料電池に関連する技術として、例えば、特許文献1が知られている。この特許文献1では、図11に示すように、冷却媒体通路を確保するためのスペーサ1を備えており、このスペーサ1の周辺部2には、上下に一方の反応ガス流路となる孔3と、他方の反応ガス流路となる孔4とが設けられている。周辺部2の両側部には、それぞれ冷却媒体通路となる一対の孔5a、5bが上下に設けられており、前記孔5a、5bは、連通路6を介して中央部の冷却媒体用空間7に連通している。
特開2000−260439号公報
ところで、上記の燃料電池では、冷却媒体供給通路となる一対の孔5a同士及び冷却媒体排出通路となる一対の孔5b同士を、エンドプレートに設けられたそれぞれ単一の供給マニホールド及び排出マニホールドで連通する場合がある。
その際、通常、供給マニホールドの中央部には、冷却媒体を導入するための入口配管が設けられるとともに、排出マニホールドの中央部には、前記冷却媒体を導出するための出口配管が設けられている。すなわち、供給マニホールドの中央から導入される冷却媒体を左右一対の孔5aに振り分けて供給する一方、左右一対の孔5bから排出される前記冷却媒体を排出マニホールドの中央部に合流させる構造が採用されている。
しかしながら、上記の構造では、左右一対の孔5aに対して冷却媒体を同一の流量ずつ分配して流通させることが困難である。このため、燃料電池の面内温度分布が不均一になり、前記燃料電池の発電性能が低下するという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単な構成で、一対の冷却媒体供給連通孔の圧損及び一対の冷却媒体排出連通孔の圧損を、それぞれ同一にすることができ、流量配分を同一に維持して面内温度分布を均一化させることが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明は、電解質の両側に一対の電極が設けられる電解質・電極構造体とセパレータとが積層されるとともに、積層方向両端に長方形状のエンドプレートが配設される燃料電池スタックに関するものである。
燃料電池スタックの互いに対向する長辺側の2辺には、長辺方向一端側にそれぞれ積層方向に連通して冷却媒体を流通させる冷却媒体供給連通孔が互いに向かい合う位置に1つずつ設けられ、且つ、長辺方向他端側にそれぞれ前記積層方向に連通して前記冷却媒体を流通させる冷却媒体排出連通孔が互いに向かい合う位置に1つずつ設けられている。一方のエンドプレートには、一対の冷却媒体供給連通孔に一体に連通する冷却媒体供給マニホールド、及び一対の冷却媒体排出連通孔に一体に連通する冷却媒体排出マニホールドが、長辺側に沿って配列されている。
そして、冷却媒体供給マニホールドには、冷却媒体を前記冷却媒体供給マニホールド内に導入する冷却媒体入口配管が、長辺側の一方の辺に隣接して設けられ、冷却媒体排出マニホールドには、前記冷却媒体を前記冷却媒体排出マニホールドから導出する冷却媒体出口配管が、前記長辺側の他方の辺に隣接して設けられている。
また、冷却媒体入口配管と冷却媒体出口配管とは、エンドプレートの面内の対称位置に配置されることが好ましい。
本発明によれば、冷却媒体入口配管が、エンドプレートの長辺側の一方の辺に隣接して設けられるとともに、冷却媒体出口配管が、前記エンドプレートの前記長辺側の他方の辺に隣接して設けられている。このため、一対の冷却媒体供給連通孔の圧損及び一対の冷却媒体排出連通孔の圧損は、それぞれ同一にすることができる。
これにより、一対の冷却媒体供給連通孔及び一対の冷却媒体排出連通孔では、それぞれの流量配分が同一に維持される。従って、燃料電池の面内温度分布を均一化させることが可能になり、前記燃料電池の発電性能の向上が容易に図られる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する第1エンドプレートの正面説明図である。 第1比較例の第1エンドプレートの正面説明図である。 第2比較例の第1エンドプレートの正面説明図である。 第1の実施形態、第1比較例及び第2比較例の各右側連通孔流量と各左側連通孔流量の説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 本発明の第5の実施形態に係る燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 特許文献1のスペーサの説明図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタック10は、燃料電池12を備え、複数の前記燃料電池12を水平方向(矢印A方向)又は鉛直方向(矢印C方向)に沿って互いに積層して構成される。
燃料電池12の積層方向一端には、第1ターミナルプレート14a、第1絶縁プレート16a及び第1エンドプレート18aが積層される一方、積層方向他端には、第2ターミナルプレート14b、第2絶縁プレート16b及び第2エンドプレート18bが積層される。
長方形状に構成される第1エンドプレート18a及び第2エンドプレート18bは、矢印A方向に延在する複数のタイロッド19により一体的に締め付け保持される。なお、燃料電池スタック10は、第1エンドプレート18a及び第2エンドプレート18bを端板として含む箱状ケーシング(図示せず)により一体的に保持されてもよい。
図2に示すように、燃料電池12は、電解質膜・電極構造体20が、第1及び第2セパレータ22、24に挟持される。第1及び第2セパレータ22、24は、例えば、カーボンセパレータの他、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、あるいはめっき処理鋼板等の金属セパレータにより構成される。
燃料電池12の矢印C方向(図2中、重力方向)の上端縁部には、積層方向である矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス供給連通孔26a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔28aが、矢印B方向(水平方向)に配列して設けられる。
燃料電池12の矢印C方向の下端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排出連通孔26b、及び燃料ガスを排出するための燃料ガス排出連通孔28bが、矢印B方向に配列して設けられる。
燃料電池12の矢印B方向の両端縁部(長辺側の2辺)には、冷却媒体を供給するための一対の冷却媒体供給連通孔30a、及び前記冷却媒体を排出するための一対の冷却媒体排出連通孔30bが、例えば、それぞれ上下に設けられる。
第1セパレータ22の電解質膜・電極構造体20に向かう面22aには、酸化剤ガス供給連通孔26aと酸化剤ガス排出連通孔26bとに連通する酸化剤ガス流路32が設けられる。
第2セパレータ24の電解質膜・電極構造体20に向かう面24aには、燃料ガス供給連通孔28aと燃料ガス排出連通孔28bとに連通する燃料ガス流路34が設けられる。
互いに隣接する燃料電池12を構成する第1セパレータ22の面22bと、第2セパレータ24の面24bとの間には、冷却媒体供給連通孔30aと冷却媒体排出連通孔30bとを連通する冷却媒体流路36が設けられる。各冷却媒体供給連通孔30aと冷却媒体流路36とは、連通路38aを介して連通するとともに、各冷却媒体排出連通孔30bと前記冷却媒体流路36とは、連通路38bを介して連通する。
第1セパレータ22の面22a、22bには、第1シール部材40aが、一体的に又は個別に設けられるとともに、第2セパレータ24の面24a、24bには、第2シール部材40bが、一体的に又は個別に設けられる。
電解質膜・電極構造体20は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜42と、前記固体高分子電解質膜42を挟持するカソード側電極44及びアノード側電極46とを備える。
カソード側電極44及びアノード側電極46は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜42の両面に形成されている。
図1に示すように、第1エンドプレート18aの外面側には、上部側に冷却媒体供給マニホールド50が設けられるとともに、下部側に冷却媒体排出マニホールド52が設けられる。冷却媒体供給マニホールド50及び冷却媒体排出マニホールド52は、下方に開口する略コ字状を有する。
図1及び図3に示すように、冷却媒体供給マニホールド50は、第1エンドプレート18aの一対の冷却媒体供給連通孔30a、30aに連通する一対の供給マニホールド部54a、54aと、一対の前記供給マニホールド部54a、54aの上部側同士を連結するとともに、長辺方向(矢印C方向)に沿う幅寸法が、一対の前記供給マニホールド部54a、54aの寸法よりも小さく設定される供給連結部56aとを備える。
供給マニホールド部54a、54aは、第1エンドプレート18aの長辺方向(矢印C方向)に沿って長尺な直方体形状を有している。一方の供給マニホールド部54aの矢印C方向中央には、第1エンドプレート18aの外部に延在する供給配管(冷却媒体入口配管)58aが一体に設けられる。供給配管58aは、第1エンドプレート18aの長辺側の一方の辺60Rに隣接して設けられるとともに、図示しない冷却媒体供給部に連通する。
冷却媒体排出マニホールド52は、第1エンドプレート18aの一対の冷却媒体排出連通孔30b、30bに連通する一対の排出マニホールド部54b、54bと、一対の前記排出マニホールド部54b、54bの上部側同士を連結するとともに、長辺方向(矢印C方向)に沿う幅寸法が、一対の前記排出マニホールド部54b、54bの寸法よりも小さく設定される排出連結部56bとを備える。
排出マニホールド部54b、54bは、第1エンドプレート18aの長辺方向(矢印C方向)に沿って長尺な直方体形状を有している。一方の排出マニホールド部54bの矢印C方向中央には、供給配管58aと対称位置(対角位置)に、第1エンドプレート18aの外部に延在する排出配管(冷却媒体出口配管)58bが一体に設けられる。排出配管58bは、第1エンドプレート18aの長辺側の他方の辺60Lに隣接して設けられるとともに、図示しない冷却媒体供給部に連通する。
第2エンドプレート18bには、図示しないが、酸化剤ガス供給連通孔26a、酸化剤ガス排出連通孔26b、燃料ガス供給連通孔28a及び燃料ガス排出連通孔28bに対応して、それぞれマニホールドが設けられる。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
先ず、第2エンドプレート18bでは、酸化剤ガス供給連通孔26aに酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス供給連通孔28aに水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。
さらに、図1に示すように、第1エンドプレート18aでは、供給配管58aから冷却媒体供給マニホールド50内に純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体が供給される。この冷却媒体の一部分は、供給配管58aが設けられる一方の供給マニホールド部54aから冷却媒体供給連通孔30aに供給されるとともに、前記冷却媒体の残余の部分は、供給連結部56aを通って他方の供給マニホールド部54aから冷却媒体供給連通孔30aに供給される。
このため、酸化剤ガスは、図2に示すように、酸化剤ガス供給連通孔26aから第1セパレータ22の酸化剤ガス流路32に導入される。この酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路32に沿って矢印C方向(重力方向)に移動し、電解質膜・電極構造体20のカソード側電極44に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス供給連通孔28aから第2セパレータ24の燃料ガス流路34に導入される。この燃料ガスは、燃料ガス流路34に沿って重力方向(矢印C方向)に移動し、電解質膜・電極構造体20のアノード側電極46に供給される。
従って、電解質膜・電極構造体20では、カソード側電極44に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極46に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費されて発電が行われる。
次いで、電解質膜・電極構造体20のカソード側電極44に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出連通孔26bに沿って矢印A方向に排出される。電解質膜・電極構造体20のアノード側電極46に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔28bに沿って矢印A方向に排出される。
一方、2つの冷却媒体供給連通孔30a、30aに供給された冷却媒体は、第1セパレータ22と第2セパレータ24との間に形成された冷却媒体流路36に導入される。この冷却媒体は、矢印C方向に移動して電解質膜・電極構造体20を冷却した後、2つの冷却媒体排出連通孔30b、30bから冷却媒体排出マニホールド52の一対の排出マニホールド部54b、54bに排出される。
図1に示すように、一方の排出マニホールド部54bに排出された冷却媒体は、直接、排出配管58bを介して外部に排出される。他方の排出マニホールド部54bに排出された冷却媒体は、排出連結部56bを通って一方の排出マニホールド部54bに流入した後、排出配管58bを介して外部に排出される。
この場合、第1の実施形態では、図3に示すように、一対の冷却媒体供給連通孔30a、30aに一体に連通する冷却媒体供給マニホールド50と、一対の冷却媒体排出連通孔30b、30bに一体に連通する冷却媒体排出マニホールド52とが、第1エンドプレート18aの長辺側に沿って配列されている。そして、冷却媒体供給マニホールド50には、第1エンドプレート18aの長辺側の一方の辺60Rに隣接して供給配管58aが設けられるとともに、冷却媒体排出マニホールド52には、前記第1エンドプレート18aの長辺側の他方の辺60Lに隣接して排出配管58bが設けられている。
このため、一対の冷却媒体供給連通孔30a、30aの圧損及び一対の冷却媒体排出連通孔30b、30bの圧損は、それぞれ同一にすることができる。具体的に、第1の実施形態に用いられる第1エンドプレート18a(図3参照)と、図4に示す第1比較例である第1エンドプレート18a1と、図5に示す第2比較例である第1エンドプレート18a2とを用いてそれぞれの流量を比較した。
図4に示す第1エンドプレート18a1では、冷却媒体排出マニホールド52を構成する排出連結部56bの中央部に、排出配管58b1が設けられている。図5に示す第1エンドプレート18a2では、冷却媒体排出マニホールド52を構成し、長辺側の一方の辺60Rに隣接する排出マニホールド部54bに、排出配管58b2が設けられている。
図6は、第1エンドプレート18a、18a1及び18a2における右側連通孔流量(一方の辺60R側の冷却媒体供給連通孔30a及び冷却媒体排出連通孔30bの流量)と左側連通孔流量(他方の辺60L側の冷却媒体供給連通孔30a及び冷却媒体排出連通孔30bの流量)との検出結果である。
従って、第1エンドプレート18a1では、排出配管58b1が冷却媒体排出マニホールド52の中央部に設けられるため、右側連通孔流量が左側連通孔流量よりも多くなっている。さらに、第1エンドプレート18a2では、供給配管58a及び排出配管58b2が同一の一方の辺60Rに隣接して設けられるため、右側連通孔流量が左側連通孔流量に比べて相当に増大している。
これに対して、第1の実施形態では、供給配管58aと排出配管58bとが、第1エンドプレート18aの対称位置に設けられるため、右側連通孔流量と左側連通孔流量とが同一に維持される。すなわち、一対の冷却媒体供給連通孔30a、30aの圧損及び一対の冷却媒体排出連通孔30b、30bの圧損は、それぞれ同一になり、それぞれの流量配分を同一に維持することが可能になる。これにより、燃料電池12の面内温度分布を均一化させることができ、前記燃料電池12の発電性能の向上が容易に図られるという効果を得られる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタック70の一部省略斜視説明図である。
なお、第1の実施形態に係る燃料電池スタック10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3の実施形態以降においても同様に、その詳細な説明は省略する。
燃料電池スタック70は、第1エンドプレート18aの外面側に設けられる冷却媒体供給マニホールド72及び冷却媒体排出マニホールド74を備える。冷却媒体供給マニホールド72及び冷却媒体排出マニホールド74は、略H字状を有する。
冷却媒体供給マニホールド72は、第1エンドプレート18aの一対の冷却媒体供給連通孔30a、30aに連通する一対の縦長形状の供給マニホールド部76a、76aと、一対の前記供給マニホールド部76a、76aの略中間位置同士を連結し且つ長辺方向(矢印C方向)に沿う幅寸法が、一対の前記供給マニホールド部76a、76aよりも小さく設定される供給連結部78aとを備える。一方の供給マニホールド部76aの矢印C方向の中央には、第1エンドプレート18aの外部に延在する供給配管80aが一体に設けられる。
冷却媒体排出マニホールド74は、第1エンドプレート18aの一対の冷却媒体排出連通孔30b、30bに連通する一対の排出マニホールド部76b、76bと、一対の前記排出マニホールド部76b、76bの略中間位置同士を連結し且つ長辺方向(矢印C方向)に沿う幅寸法が、一対の前記排出マニホールド部76b、76bよりも小さく設定される排出連結部78bとを備える。一方の排出マニホールド部76bの矢印C方向の中央には、供給配管80aと対称位置(対角位置)に、第1エンドプレート18aの外部に延在する排出配管80bが一体に設けられる。
このように構成される第2の実施形態では、冷却媒体供給マニホールド72の供給配管80aと、冷却媒体排出マニホールド74の排出配管80bとは、対称位置に配置されている。このため、第2の実施形態では、供給配管58aと排出配管58bとが対称位置に配置されている第1の実施形態と同様の効果が得られる。
図8は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池スタック90の一部省略斜視説明図である。
燃料電池スタック90は、第1エンドプレート18aの外面側に設けられる冷却媒体供給マニホールド92及び冷却媒体排出マニホールド94を備える。冷却媒体供給マニホールド92及び冷却媒体排出マニホールド94は、上方に開口する略コ字状を有する。
冷却媒体供給マニホールド92は、第1エンドプレート18aの一対の冷却媒体供給連通孔30a、30aに連通する一対の縦長形状の供給マニホールド部96a、96aと、一対の前記供給マニホールド部96a、96aの下部側同士を連結し且つ長辺方向に沿う幅寸法が、一対の前記供給マニホールド部96a、96aよりも小さく設定される供給連結部98aとを備える。一方の供給マニホールド部96aの矢印C方向の中央には、第1エンドプレート18aの外部に延在する供給配管100aが一体に設けられる。
冷却媒体排出マニホールド94は、第1エンドプレート18aの一対の冷却媒体排出連通孔30b、30bに連通する一対の排出マニホールド部96b、96bと、一対の前記排出マニホールド部96b、96bの下部側同士を連結し且つ長辺方向に沿う幅寸法が、一対の前記排出マニホールド部96b、96bよりも小さく設定される排出連結部98bとを備える。一方の排出マニホールド部96bの矢印C方向の中央には、供給配管100aと対称位置(対角位置)に、第1エンドプレート18aの外部に延在する排出配管100bが一体に設けられる。
このように構成される第3の実施形態では、冷却媒体供給マニホールド92の供給配管100aと冷却媒体排出マニホールド74の排出配管100bとは、対称位置に配置されている。このため、第3の実施形態は、上記の第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られる。
図9は、本発明の第4の実施形態に係る燃料電池スタック110の一部省略斜視説明図である。
燃料電池スタック110は、第1エンドプレート18aの外面側に設けられる冷却媒体供給マニホールド112及び冷却媒体排出マニホールド114を備える。冷却媒体供給マニホールド112は、第1エンドプレート18aの一対の冷却媒体供給連通孔30a、30aに一体に連通する矩形状を有しており、長辺側の一方の辺60Rに近接して供給配管116aが設けられる。冷却媒体排出マニホールド114は、第1エンドプレート18aの一対の冷却媒体排出連通孔30b、30bに一体に連通する矩形状を有する。冷却媒体排出マニホールド114には、長辺側の他方の辺60Lに近接して、すなわち、供給配管116aと対称位置(対角位置)に排出配管116bが設けられる。
このように構成される第4の実施形態では、冷却媒体供給マニホールド112の供給配管116aと、冷却媒体排出マニホールド114の排出配管116bとは、対称位置に配置されており、上記の第1〜第3の実施形態と同様の効果が得られる。
図10は、本発明の第5の実施形態に係る燃料電池スタック120の一部省略斜視説明図である。
燃料電池スタック120は、第1エンドプレート18aの外面側に設けられる冷却媒体供給マニホールド50及び冷却媒体排出マニホールド94を備える。冷却媒体供給マニホールド50は、下方に開口する略コ字状を有する一方、冷却媒体排出マニホールド94は、上方に開口する略コ字状を有する。
冷却媒体供給マニホールド50は、長辺側の一方の辺60Rに近接して供給マニホールド部54aに供給配管58aを設ける。冷却媒体排出マニホールド94は、長辺側の他方の辺60Lに隣接して排出マニホールド部96bに排出配管100bを設ける。
従って、第5の実施形態では、供給配管58aと排出配管100bとが対称位置に配置されており、上記の第1〜第4の実施形態と同様の効果が得られる。
しかも、第5の実施形態では、冷却媒体供給マニホールド50を180度反転させることにより、冷却媒体排出マニホールド94として用いることができる。このため、単一のマニホールドにより冷却媒体供給マニホールド50と冷却媒体排出マニホールド94とに兼用して部品の共有化が図られ、経済的であるという利点がある。
10、70、90、110、120…燃料電池スタック
12…燃料電池 18a、18b…エンドプレート
20…電解質膜・電極構造体 22、24…セパレータ
26a…酸化剤ガス供給連通孔 26b…酸化剤ガス排出連通孔
28a…燃料ガス供給連通孔 28b…燃料ガス排出連通孔
30a…冷却媒体供給連通孔 30b…冷却媒体排出連通孔
32…酸化剤ガス流路 34…燃料ガス流路
36…冷却媒体流路 38a、38b…連通路
42…固体高分子電解質膜 44…カソード側電極
46…アノード側電極
50、72、92、112…冷却媒体供給マニホールド
52、74、94、114…冷却媒体排出マニホールド
54a、76a、96a…供給マニホールド部
54b、76b、96b…排出マニホールド部
56a、78a、98a…供給連結部 56b、78b、98b…排出連結部
58a、80a、100a、116a…供給配管
58b、80b、100b、116b…排出配管

Claims (2)

  1. 電解質の両側に一対の電極が設けられる電解質・電極構造体とセパレータとが積層されるとともに、積層方向両端に長方形状のエンドプレートが配設される燃料電池スタックであって、
    前記燃料電池スタックの互いに対向する長辺側の2辺には、長辺方向一端側にそれぞれ積層方向に連通して冷却媒体を流通させる冷却媒体供給連通孔が互いに向かい合う位置に1つずつ設けられ、且つ、長辺方向他端側にそれぞれ前記積層方向に連通して前記冷却媒体を流通させる冷却媒体排出連通孔が互いに向かい合う位置に1つずつ設けられるとともに、
    一方の前記エンドプレートには、一対の前記冷却媒体供給連通孔に一体に連通する冷却媒体供給マニホールド、及び一対の前記冷却媒体排出連通孔に一体に連通する冷却媒体排出マニホールドが、前記長辺側に沿って配列され、
    前記冷却媒体供給マニホールドには、前記冷却媒体を該冷却媒体供給マニホールド内に導入する冷却媒体入口配管が、前記長辺側の一方の辺に隣接して設けられ、
    前記冷却媒体排出マニホールドには、前記冷却媒体を該冷却媒体排出マニホールドから導出する冷却媒体出口配管が、前記長辺側の他方の辺に隣接して設けられることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記冷却媒体入口配管と前記冷却媒体出口配管とは、前記エンドプレートの面内の対称位置に配置されることを特徴とする燃料電池スタック。
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