JP2009238327A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】読み出し動作の速度低下を防ぎ、電源の低電圧化を図り、かつデータ読み出しを正確に行なうことが可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置101は、第1の差動アンプAMP0の第1入力端子と第1の定電圧トランジスタTRC0との間に直列接続された第1の選択トランジスタTRW0Aと、第1の差動アンプAMP0の第1入力端子と第2の定電圧トランジスタTRC1との間に直列接続された第2の選択トランジスタTRW0Bとを備え、第1の定電圧トランジスタTRC0は、第1の可変抵抗素子S0と第1の選択トランジスタTRW0Aとの間に接続され、第2の定電圧トランジスタTRC1は、第2の可変抵抗素子S2と第2の選択トランジスタTRW0Bとの間に接続されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、抵抗値により情報を不揮発的に記憶する可変抵抗素子を備えた半導体装置に関する。
MRAM(Magnetic Random Access Memory)は、強磁性体の磁化方向を利用してデータを記憶する固体メモリの総称である。MRAMにおいては、メモリセルを構成する強磁性体の磁化方向が、ある基準方向に対して平行であるか反平行であるかを“1”および“0”に対応させる。また、メモリセルに対するデータ読み出しにおいて巨大磁気抵抗効果(ジャイアント・マグネット−レジスタンス効果:GMR(Giant Magneto Resistive)効果)を利用するGMR素子、および磁性トンネル効果(トンネル・マグネット−レジスタンス効果:TMR(Tunneling Magneto Resistive)効果)を利用するMTJ(Magnetic Tunneling Junction)素子等がMRAMに使用されている。
MTJ素子は、強磁性体層/絶縁層/強磁性体層の3層膜で構成され、絶縁層をトンネル電流が流れる。このトンネル電流に対する抵抗値が、2つの強磁性体層の磁化方向の関係に応じて変化する。
ここで、強磁性体層の磁化方向を反転させる方法として、メモリセルの近傍に電流を流して外部磁場を発生し、強磁性体層の磁化方向を反転させる外部磁化反転法が知られている(たとえば、非特許文献1参照)。
Takaharu Tsuji et al. " A 1.2V 1Mbit Embedded MRAM Core with Folded Bit-Line Array Architecture ", 2004 Symposium on VLSI Circuits Digest of Technical Papers pp.450-453 CMOSアナログ回路入門(CQ出版社)pp.60-62
ところで、MRAMにおいては、データ読み出し対象であるMTJ素子に定電圧を印加し、このときにMTJ素子を通して流れる電流値からMTJ素子の抵抗値すなわち記憶データが読み出される。ここで、データ読み出しを正確に行なうために、この定電圧がMTJ素子の抵抗値に依存しないことが求められ、たとえばこの定電圧を印加する定電圧トランジスタの電流駆動能力を上げる方法が採用されている。
トランジスタの電流駆動能力を上げるためには、たとえば、定電圧トランジスタのゲート幅を大きくする方法が考えられる。しかしながら、このような方法ではMTJ素子を通して流れる電流を検出するセンスアンプ等の回路とMTJ素子とを接続する読み出し信号線の寄生容量が大きくなるため、読み出し動作の速度が低下してしまう。
また、単に定電圧トランジスタを2個以上設け、これらを直列接続することで電流駆動能力を上げる方法が考えられる。しかしながら、このような方法ではトランジスタ数が増加し、また、寄生抵抗すなわちトランジスタのオン抵抗が増加するために低電源電圧動作が困難になってしまう。
それゆえに、本発明の目的は、読み出し動作の速度低下を防ぎ、電源の低電圧化を図り、かつデータ読み出しを正確に行なうことが可能な半導体装置を提供することである。
本発明の一実施例の形態の半導体装置は、要約すれば、選択トランジスタは、差動アンプの入力端子と定電圧トランジスタとの間に直列接続されている。定電圧トランジスタは、可変抵抗素子と選択トランジスタとの間に接続されている。
本発明の一実施例の形態によれば、選択トランジスタと定電圧トランジスタとが直列接続されているため、定電圧トランジスタのゲート幅を大きくすることなく電流駆動能力を上げることができる。これにより、読み出し動作の速度低下を防ぐことができる。また、定電圧トランジスタと可変抵抗素子との間における選択トランジスタのオン抵抗がなくなる。これにより、電源の低電圧化を図ることができる。また、電流駆動能力を上げることができるため、定電圧トランジスタのドレイン電流の大小によって定電圧トランジスタのソース電位が変わることを防ぐことができる。これにより、データ読み出しを正確に行なうことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の全体構成を示す概略ブロック図である。
図1を参照して、半導体装置101は、たとえばMRAMであり、コントロール回路5と、行列状に集積配置されたMTJメモリセルMC(以下、単にメモリセルMCとも称する)を含むメモリアレイ10と、行選択回路20と、列デコーダ25と、読み出し/書き込み制御回路30と、複数のワード線WLと、複数のビット線BLと、複数のソース線SLとを備える。
なお、以下においては、メモリアレイ10が含む行列状に集積配置された複数のメモリセルMCの行および列をそれぞれメモリセル行およびメモリセル列とも称する。
行選択回路20は、アドレス信号ADDに含まれるロウアドレスRAに基づいてアクセス対象となるメモリアレイ10におけるメモリセル行の選択動作を実行する。列デコーダ25は、アドレス信号ADDに含まれるコラムアドレスCAに基づいてアクセス対象となるメモリアレイ10におけるメモリセル列の選択動作を実行する。
読み出し/書き込み制御回路30は、入力データDINに基づいてメモリセルMCに対するデータ書き込みを行なう。また、読み出し/書き込み制御回路30は、メモリセルMCからデータを読み出し、読み出しデータDOUTとしてコントロール回路5へ出力する。
コントロール回路5は、制御信号CMDに応答して半導体装置101の全体の動作を制御する。また、コントロール回路5は、読み出し/書き込み制御回路30から受けた読み出しデータDOUTに基づいて種々の信号処理を行なう。
ワード線WLおよびソース線SLは、メモリセル行にそれぞれ対応して設けられる。ビット線BLは、メモリセル列に対応して設けられる。図1には代表的に1個のメモリセルMCが示され、メモリセルMCのメモリセル行に対応してワード線WLが代表的に1本示されている。また、メモリセルMCのメモリセル列に対応してビット線BLが代表的に1本示されている。
図2は、本発明の実施の形態に係るメモリアレイ10およびその周辺回路の概略構成図である。
図2を参照して、メモリアレイ10は、行列状に集積配置されたメモリセルMCを含む。
図2においては、代表的に、メモリセルMC0〜MC3、メモリセル行にそれぞれ対応して設けられたワード線WL0およびWL1、メモリセル列に対応して設けられたビット線BL0A、BL0B、BL1AおよびBL1Bが示されている。
メモリセルMC0〜MC3は、MTJ素子(磁気抵抗素子)S0〜S3と、セルトランジスタTRS0〜TRS3とをそれぞれ含む。
また、メモリアレイ10は、ダミーワード線WLD0およびWLD1と、ダミーメモリセルMCA,MCB,MCC,MCDとを含む。
ダミーメモリセルMCA,MCB,MCC,MCDは、MTJ素子(磁気抵抗素子)SA,SB,SC,SDと、セルトランジスタTRSA,TRSB,TRSC,TRSDとをそれぞれ含む。
読み出し/書き込み制御回路30は、スイッチ回路1と、たとえばNチャネルMOSトランジスタである定電圧トランジスタTRC0〜TRC3と、差動増幅回路AMP0およびAMP1と、たとえばPチャネルMOSトランジスタである負荷トランジスタTRL0A,TRL0B,TRL1A,TRL1Bとを含む。スイッチ回路1は、たとえばNチャネルMOSトランジスタである選択トランジスタTRW0A,TRW0B,TRW0C,TRW0D,TRW1A,TRW1B,TRW1C,TRW1Dを含む。
以下、メモリセルMC0〜MC3の各々をメモリセルMCと称し、ダミーメモリセルMCA,MCB,MCC,MCDの各々をダミーメモリセルMCと称し、MTJ素子S0〜S3,SA,SB,SC,SDの各々をMTJ素子Sと称し、負荷トランジスタTRL0A,TRL0B,TRL1A,TRL1Bの各々を負荷トランジスタTRLと称し、セルトランジスタTRS0〜TRS3の各々をセルトランジスタTRSと称し、定電圧トランジスタTRC0〜TRC3の各々を定電圧トランジスタTRCと称し、選択トランジスタTRW0A,TRW0B,TRW0C,TRW0D,TRW1A,TRW1B,TRW1C,TRW1Dの各々を選択トランジスタTRWと称し、ビット線BL0A、BL0B、BL1AおよびBL1Bの各々をビット線BLと称し、差動増幅回路AMP0およびAMP1の各々を差動増幅回路AMPと称する場合がある。
読み出し/書き込み制御回路30において、負荷トランジスタTRL0A,TRL0B,TRL1A,TRL1Bの各々は、電圧源VCCに結合されたソースと、互いに接続されたドレインおよびゲートとを有し、抵抗値Rloadを有する。
差動増幅回路AMP0は、負荷トランジスタTRL0Aのドレインに接続された第1入力端子と、負荷トランジスタTRL0Bのドレインに接続された第2入力端子とを有する。差動増幅回路AMP1は、負荷トランジスタTRL1Aのドレインに接続された第1入力端子と、負荷トランジスタTRL1Bのドレインに接続された第2入力端子とを有する。ここで、半導体装置101では、差動増幅回路AMP0の第2入力端子と差動増幅回路AMP1の第2入力端子とを接続する平均化配線AVLが設けられている。
選択トランジスタTRW0Aは、差動増幅回路AMP0の第1入力端子に接続されたドレインと、制御信号RA0を受けるゲートと、定電圧トランジスタTRC0のドレインに接続されたソースとを有する。選択トランジスタTRW0Bは、差動増幅回路AMP0の第1入力端子に接続されたドレインと、制御信号RA0Bを受けるゲートと、定電圧トランジスタTRC1のドレインに接続されたソースとを有する。選択トランジスタTRW0Cは、差動増幅回路AMP0の第2入力端子に接続されたドレインと、制御信号RA0Bを受けるゲートと、定電圧トランジスタTRC0のドレインに接続されたソースとを有する。選択トランジスタTRW0Dは、差動増幅回路AMP0の第2入力端子に接続されたドレインと、制御信号RA0を受けるゲートと、定電圧トランジスタTRC1のドレインに接続されたソースとを有する。
選択トランジスタTRW1Aは、差動増幅回路AMP1の第1入力端子に接続されたドレインと、制御信号RA0を受けるゲートと、定電圧トランジスタTRC2のドレインに接続されたソースとを有する。選択トランジスタTRW1Bは、差動増幅回路AMP1の第1入力端子に接続されたドレインと、制御信号RA0Bを受けるゲートと、定電圧トランジスタTRC3のドレインに接続されたソースとを有する。選択トランジスタTRW1Cは、差動増幅回路AMP1の第2入力端子に接続されたドレインと、制御信号RA0Bを受けるゲートと、定電圧トランジスタTRC2のドレインに接続されたソースとを有する。選択トランジスタTRW1Dは、差動増幅回路AMP1の第2入力端子に接続されたドレインと、制御信号RA0を受けるゲートと、定電圧トランジスタTRC3のドレインに接続されたソースとを有する。
定電圧トランジスタTRC0〜TRC3の各々は、基準電圧源VREFに結合されたゲートと、スイッチ回路1に接続されたドレインと、ビット線BL0A、BL0B、BL1AおよびBL1Bにそれぞれ接続されたソースとを有する。
メモリセルMC0において、MTJ素子S0は、ビット線BL0Aに接続された第1端と、第2端とを有する。セルトランジスタTRS0は、ワード線WL0に接続されたゲートと、MTJ素子S0の第2端に接続されたドレインと、接地電圧源に結合されたソースとを有する。メモリセルMC1において、MTJ素子S1は、ビット線BL1Aに接続された第1端と、第2端とを有する。セルトランジスタTRS1は、ワード線WL0に接続されたゲートと、MTJ素子S1の第2端に接続されたドレインと、接地電圧源に結合されたソースとを有する。メモリセルMC2において、MTJ素子S2は、ビット線BL0Bに接続された第1端と、第2端とを有する。セルトランジスタTRS2は、ワード線WL1に接続されたゲートと、MTJ素子S2の第2端に接続されたドレインと、接地電圧源に結合されたソースとを有する。メモリセルMC3において、MTJ素子S3は、ビット線BL1Bに接続された第1端と、第2端とを有する。セルトランジスタTRS3は、ワード線WL1に接続されたゲートと、MTJ素子S3の第2端に接続されたドレインと、接地電圧源に結合されたソースとを有する。
ダミーメモリセルMCAにおいて、MTJ素子SAは、ビット線BL0Aに接続された第1端と、第2端とを有する。セルトランジスタTRSAは、ダミーワード線WLD0に接続されたゲートと、MTJ素子SAの第2端に接続されたドレインと、接地電圧源に結合されたソースとを有する。ダミーメモリセルMCBにおいて、MTJ素子SBは、ビット線BL1Aに接続された第1端と、第2端とを有する。セルトランジスタTRSBは、ダミーワード線WLD0に接続されたゲートと、MTJ素子SBの第2端に接続されたドレインと、接地電圧源に結合されたソースとを有する。ダミーメモリセルMCCにおいて、MTJ素子SCは、ビット線BL0Bに接続された第1端と、第2端とを有する。セルトランジスタTRSCは、ダミーワード線WLD1に接続されたゲートと、MTJ素子SCの第2端に接続されたドレインと、接地電圧源に結合されたソースとを有する。ダミーメモリセルMCDにおいて、MTJ素子SDは、ビット線BL1Bに接続された第1端と、第2端とを有する。セルトランジスタTRSDは、ダミーワード線WLD1に接続されたゲートと、MTJ素子SDの第2端に接続されたドレインと、接地電圧源に結合されたソースとを有する。
半導体装置101では、各ビット線BLに同じ数のMTJ素子Sが接続されている。これにより、各ビット線BLの特性のバランスをとることができる。
MTJ素子Sは、記憶データの論理値に対応する磁化方向に応じて電気抵抗値が変化する、すなわち抵抗値により情報を不揮発的に記憶する。
差動増幅回路AMP0は、第1入力端子における電圧と第2入力端子における電圧との差を増幅し、出力信号OUT0をデータ読み出し結果として出力する。差動増幅回路AMP1は、第1入力端子における電圧と第2入力端子における電圧との差を増幅し、出力信号OUT1をデータ読み出し結果として出力する。
スイッチ回路1は、差動増幅回路AMP0および差動増幅回路AMP1とビット線BL0A、BL0B、BL1AおよびBL1Bとの接続関係を切り替える。
定電圧トランジスタTRCは、ビット線BLに対応して設けられ、対応のビット線BLに接続されたMTJ素子Sに定電圧を供給する。
定電圧トランジスタTRCは、そのソース電位、すなわちMTJ素子Sへの供給電圧をVG−Vthにクランプする。ここで、VGは定電圧トランジスタTRCのゲート電圧であり、Vthは定電圧トランジスタTRCの閾値電圧である。
たとえば、ビット線BLの電位が下がると定電圧トランジスタTRCのゲート−ソース間電圧VGSが大きくなるため、そのドレイン電流が大きくなる。すなわち、定電圧トランジスタTRCのオン抵抗が小さくなるため、ビット線BLの電位が上がる。このような動作により、定電圧供給が可能となる。
そして、定電圧トランジスタTRCによって定電圧がMTJ素子Sに供給されているため、MTJ素子Sの抵抗値の大小に応じて負荷トランジスタTRLを通して流れる電流が変わる。これにより、差動増幅回路AMPの入力電圧レベルが変わるため、MTJ素子Sの記憶データの論理値を判定することができる。
また、MTJ素子Sに定電圧を供給することにより、MTJ素子Sに供給する電流を適切な値に設定することができる。すなわち、データ読み出し時、ビット線BLの負荷容量を引き抜くためにはある程度の電流をビット線BLを通して流す必要があるが、このビット線電流が大きくなりすぎるとMTJ素子Sが破壊されてしまう。しかしながら、定電圧トランジスタTRCを設けることにより、ビット線電流をMTJ素子Sが破壊されないぎりぎりの定電流値に制御することができる。
また、定電圧トランジスタTRCの増幅作用により、負荷トランジスタTRLの電気抵抗値を大きくすることで差動増幅回路AMPの入力電圧の振幅を大きくすることができるとともに、ビット線BLを通して十分な電流を流すことができる。
次に、本発明の実施の形態に係る半導体装置におけるデータ読み出し時の動作について説明する。ここでは、MTJ素子SAおよびSCが高い電気抵抗値Rmaxを有するようにこれらの磁化方向が設定されており、MTJ素子SBおよびSDが低い電気抵抗値Rminを有するようにこれらの磁化方向が設定されていると仮定して説明する。
ワード線WL0およびWL1は、データ読み出し時、行選択回路20による行選択結果に基づいて論理ハイレベルへ駆動される。そして、選択ワード線すなわち選択メモリセル行に対応するセルトランジスタTRSは、ゲートに論理ハイレベルの電圧を受けてオンする。
MTJ素子S0およびS1の記憶データを読み出す場合には、ワード線WL0が選択状態へ駆動され、ワード線WL1が非選択状態に設定される。すなわち、制御信号RA0が論理ハイレベル、制御信号RA0Bが論理ローレベルに設定される。そうすると、セルトランジスタTRS0およびTRS1は、ゲートに論理ハイレベルの電圧を受けてオンする。
このとき、MTJ素子SCおよびSDに対応するダミーワード線WLD1が選択状態へ駆動される。また、MTJ素子SAおよびSBに対応するダミーワード線WLD0は非選択状態に設定される。そうすると、セルトランジスタTRSCおよびTRSDは、ゲートに論理ハイレベルの電圧を受けてオンする。
また、制御信号RA0が論理ハイレベル、制御信号RA0Bが論理ローレベルに設定されるため、選択トランジスタTRW0A、TRW0D、TRW1AおよびTRW1Dがオンし、選択トランジスタTRW0B、TRW0C、TRW1BおよびTRW1Cがオフする。
これにより、抵抗値Rmaxを有するMTJ素子SCと抵抗値Rminを有するMTJ素子SDとがスイッチ回路1および平均化配線AVLを介して接続される。このため、差動増幅回路AMP0およびAMP1の第2入力端子の電位が、たとえばMTJ素子S0の抵抗値がRmaxのときにおける差動増幅回路AMP0の第1入力端子の電位とMTJ素子S0の抵抗値がRminのときにおける差動増幅回路AMP0の第1入力端子の電位との中間(平均)電位となる。これにより、差動増幅回路AMP0およびAMP1は、それぞれMTJ素子S0およびS1の記憶データの論理値の判定を行なうことができる。
次に、MTJ素子S2およびS3の記憶データを読み出す場合には、ワード線WL1が選択状態へ駆動され、ワード線WL0が非選択状態に設定される。すなわち、制御信号RA0Bが論理ハイレベル、制御信号RA0が論理ローレベルに設定される。そうすると、セルトランジスタTRS2およびTRS3は、ゲートに論理ハイレベルの電圧を受けてオンする。
このとき、MTJ素子SAおよびSBに対応するダミーワード線WLD0は選択状態に設定される。また、MTJ素子SCおよびSDに対応するダミーワード線WLD1が非選択状態へ駆動される。そうすると、セルトランジスタTRSAおよびTRSBは、ゲートに論理ハイレベルの電圧を受けてオンする。
また、制御信号RA0Bが論理ハイレベル、制御信号RA0が論理ローレベルに設定されるため、選択トランジスタTRW0B、TRW0C、TRW1BおよびTRW1Cがオンし、選択トランジスタTRW0A、TRW0D、TRW1AおよびTRW1Dがオフする。
これにより、抵抗値Rmaxを有するMTJ素子SAと抵抗値Rminを有するMTJ素子SBとがスイッチ回路1および平均化配線AVLを介して接続される。このため、差動増幅回路AMP0およびAMP1の第2入力端子の電位が、たとえばMTJ素子S2の抵抗値がRmaxのときにおける差動増幅回路AMP0の第2入力端子の電位とMTJ素子S2の抵抗値がRminのときにおける差動増幅回路AMP0の第2入力端子の電位との中間(平均)電位となる。これにより、差動増幅回路AMP0およびAMP1は、それぞれMTJ素子S2およびS3の記憶データの論理値の判定を行なうことができる。
図3は、定電圧トランジスタ、選択トランジスタおよびMTJ素子の配置の一例を示す図である。
図3を参照して、選択トランジスタTRWは、定電圧トランジスタTRCとMTJ素子Sとの間に直列接続されている。このような構成では、以下のような問題がある。すなわち、MTJ素子Sが抵抗値Rminを有する場合には、抵抗値Rmaxを有する場合と比べて定電圧トランジスタTRCのドレイン電流が増える。そうすると、定電圧トランジスタTRCのソース電位と選択トランジスタTRWとの接続ノードの電位が下がるため、差動増幅回路AMPの入力電位が下がる。これにより、差動増幅回路AMPにおいてMTJ素子Sの抵抗値が抵抗値Rminよりも大きく見えることになり、差動増幅回路AMPがMTJ素子Sの記憶データの論理値を誤判定してしまう可能性が高くなる。
このような問題点を解決するためには、定電圧トランジスタTRCの電流駆動能力を上げる必要がある。すなわち、定電圧トランジスタTRCのドレイン電流の大小に関わらず、定電圧トランジスタTRCのソース電位が一定になるようにする必要がある。
たとえば、定電圧トランジスタTRCのゲート幅を大きくすることで定電圧トランジスタTRCの電流駆動能力を上げる方法が考えられるが、この方法では差動増幅回路AMPとMTJ素子Sとを接続するビット線BL等の読み出し信号線の寄生容量が大きくなるため、読み出し動作の速度が低下してしまう。
図4は、定電圧トランジスタ、選択トランジスタおよびMTJ素子の配置の一例を示す図である。
図4を参照して、直列接続された2つの定電圧トランジスタTRCが、負荷トランジスタTRLおよび差動増幅回路AMPと選択トランジスタTRWとの間に設けられている。このような構成により、電流駆動能力を上げることができる。
しかしながら、このような構成では、トランジスタ数が増加し、また、寄生抵抗すなわちトランジスタのオン抵抗が増加するために低電源電圧動作が困難になってしまう。
図5は、本発明の実施の形態に係る半導体装置における定電圧トランジスタ、選択トランジスタおよびMTJ素子の配置を示す図である。
図5を参照して、半導体装置101では、定電圧トランジスタTRCは、選択トランジスタTRWとMTJ素子Sとの間に直列接続されている。
このように、定電圧トランジスタTRCと選択トランジスタTRWとが直列接続されているため、電流駆動能力を上げることができる。すなわち、より安定にMTJ素子Sへ定電圧を供給することができる。
ここで、上記のように、MTJ素子Sが低抵抗値Rminを有するときは定電圧トランジスタTRCのドレイン電流が大きくなる。このような場合、定電圧トランジスタTRCおよび選択トランジスタTRWが非飽和領域で動作していると、定電圧トランジスタTRCのドレイン電位が大きくなるため、差動増幅回路AMPの入力電位が高くなってしまう。
そこで、半導体装置101では、定電圧トランジスタTRCおよび選択トランジスタTRWを飽和領域で動作させる。これにより、定電圧トランジスタTRCのドレイン−ソース間電圧を大きくすることなくそのゲートーソース間電圧を大きくすることのみで定電圧トランジスタTRCのドレイン電流を大きくすることができる。したがって、MTJ素子Sが低抵抗値Rminを有するときでも差動増幅回路AMPの入力電位が高くなってしまうことを防ぐことができる。
すなわち、選択トランジスタTRWのゲート電圧VSELの最大振幅は、一定電圧である定電圧トランジスタTRCのゲート電圧VSAより大きく設定し、たとえばコントロール回路5の電源電圧VCCに設定する。
定電圧トランジスタTRCからMTJ素子Sへの供給電圧をVMTJとし、選択トランジスタTRWのオーバードライブ電圧をΔOVSELとし、定電圧トランジスタTRCのオーバードライブ電圧をΔOVCTとし、選択トランジスタTRWの閾値電圧をVTHSELとし、定電圧トランジスタTRCの閾値電圧をVTHCTとすると、定電圧トランジスタTRCのゲート電圧VSAおよび選択トランジスタTRWのゲート電圧VSELの条件は以下の式で表わされる。
VSA≧VMTJ+VTHCT+ΔOVCT
VSEL≧VMTJ+VTHSEL+ΔOVSEL+ΔOVCT
VSEL≧VSA
ここで、ビット線BLを通して流れる電流をidだけ微少変化させたときのビット線BLにおける微小電圧変化をvinとし、抵抗変化Rin=vin/idとする。
図3に示す構成における抵抗変化Rinは、非特許文献2のページ62の(G.8)式より、以下のように表される。
Figure 2009238327
一方、図5に示す半導体装置101における抵抗変化Rinは、以下のように表される。
Figure 2009238327
たとえばRload≒50kΩとし、r0≒250kΩとすると、Rload/r0≒0.2である。また、1/gm≒100Ωとすると、1/(gm×r0)≒1/50である。この場合、Rin’×1.2=Rinとなる。
抵抗変化Rinが大きい場合には、MTJ素子Sが低抵抗値Rminを有するときにビット線BLの電位が低下し、ビット線BLを通して流れる電流が小さくなってしまう。
ここで、上記2つの式より、半導体装置101では、図3に示す構成と比べて、約20%Rinが小さい。すなわち、抵抗変化Rinが小さいため、MTJ素子Sの抵抗値に対する電流変化idの依存性が小さい。これにより、信号電流を効率良く取り出すことができ、差動増幅回路AMPの入力電位を安定させることができる。
また、半導体装置101では、図3に示す構成と比べて、定電圧トランジスタTRCとMTJ素子Sとの間における選択トランジスタTRWのオン抵抗がなくなるため、低電源電圧動作が可能となる。
以上より、本発明の実施の形態に係る半導体装置では、読み出し動作の速度低下を防ぎ、電源の低電圧化を図り、かつデータ読み出しを正確に行なうことができる。
また、半導体装置101では、定電圧トランジスタTRCとMTJ素子Sとの間における選択トランジスタTRWのオン抵抗がなくなるため、ビット線BLを通して流れる電流が大きくなる。これにより、MTJ素子Sの抵抗値がRminのときにビット線BLを通して流れる電流とMTJ素子Sの抵抗値がRmaxのときビット線BLを通して流れる電流との差を大きくすることができるため、差動増幅回路AMPにおいてより正確にデータ読み出しを行なうことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係る半導体装置の全体構成を示す概略ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るメモリアレイ10およびその周辺回路の概略構成図である。 定電圧トランジスタ、選択トランジスタおよびMTJ素子の配置の一例を示す図である。 定電圧トランジスタ、選択トランジスタおよびMTJ素子の配置の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る半導体装置における定電圧トランジスタ、選択トランジスタおよびMTJ素子の配置を示す図である。
符号の説明
1 スイッチ回路、5 コントロール回路、10 メモリアレイ、20 行選択回路、25 列デコーダ、30 読み出し/書き込み制御回路、101 半導体装置、WL,WL0,WL1 ワード線、BL,BL0A,BL0B,BL1A,BL1B ビット線、MC0〜MC5,MC,MC0〜MC3 メモリセル、S0〜S3,SA,SB,SC,SD,S MTJ素子(磁気抵抗素子)、TRS0〜TRS3,TRSA,TRSB,TRSC,TRSD,TRS セルトランジスタ、WLD0,WLD1 ダミーワード線、MCA,MCB,MCC,MCD ダミーメモリセル、TRC0〜TRC3 定電圧トランジスタ、AMP0,AMP1 差動増幅回路、TRL0A,TRL0B,TRL1A,TRL1B 負荷トランジスタ。

Claims (3)

  1. 基準電圧源に結合された第1端と、第2端とを有する第1の負荷と、
    前記第1の負荷の第2端に結合された第1入力端子と、第2入力端子とを有し、前記第1入力端子における電圧と前記第2入力端子における電圧との差を増幅する第1の差動アンプと、
    各々が、抵抗値により情報を不揮発的に記憶する第1の可変抵抗素子および第2の可変抵抗素子と、
    前記第1の可変抵抗素子に定電圧を供給する第1の定電圧トランジスタと、
    前記第2の可変抵抗素子に定電圧を供給する第2の定電圧トランジスタと、
    前記第1の差動アンプの第1入力端子と前記第1の定電圧トランジスタとの間に直列接続され、前記第1の差動アンプの第1入力端子と前記第1の定電圧トランジスタとを接続するか否かを切り替える第1の選択トランジスタと、
    前記第1の差動アンプの第1入力端子と前記第2の定電圧トランジスタとの間に直列接続され、前記第1の差動アンプの第1入力端子と前記第2の定電圧トランジスタとを接続するか否かを切り替える第2の選択トランジスタとを備え、
    前記第1の定電圧トランジスタは、前記第1の可変抵抗素子と前記第1の選択トランジスタとの間に接続され、
    前記第2の定電圧トランジスタは、前記第2の可変抵抗素子と前記第2の選択トランジスタとの間に接続されている半導体装置。
  2. 前記半導体装置は、さらに、
    前記第1の選択トランジスタおよび前記第2の選択トランジスタのオン・オフ制御、ならびに前記第1の差動アンプによる増幅信号の処理の少なくともいずれか一方を行なう制御回路を備え、
    前記第1の選択トランジスタの制御電極および前記第2の選択トランジスタの制御電極に供給される制御電圧の最大振幅は、前記制御回路の電源電圧レベルに設定されている請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記半導体装置は、さらに、
    基準電圧源に結合された第1端と、前記第1の差動アンプの第2入力端子に結合された第2端とを有する第2の負荷と、
    各々が、基準電圧源に結合された第1端と、第2端とを有する第3の負荷および第4の負荷と、
    前記第3の負荷の第2端に結合された第1入力端子と、前記第4の負荷の第2端に結合された第2入力端子とを有し、前記第1入力端子における電圧と前記第2入力端子における電圧との差を増幅する第2の差動アンプと、
    各々が、抵抗値により情報を不揮発的に記憶する第3の可変抵抗素子ないし第4の可変抵抗素子と、
    前記第1の差動アンプの第2入力端子と前記第1の定電圧トランジスタとの間に直列接続され、前記第1の差動アンプの第2入力端子と前記第1の定電圧トランジスタとを接続するか否かを切り替える第3の選択トランジスタと、
    前記第1の差動アンプの第2入力端子と前記第2の定電圧トランジスタとの間に直列接続され、前記第1の差動アンプの第2入力端子と前記第2の定電圧トランジスタとを接続するか否かを切り替える第4の選択トランジスタと、
    前記第3の可変抵抗素子に定電圧を供給する第3の定電圧トランジスタと、
    前記第4の可変抵抗素子に定電圧を供給する第4の定電圧トランジスタと、
    前記第2の差動アンプの第1入力端子と前記第3の定電圧トランジスタとの間に直列接続され、前記第2の差動アンプの第1入力端子と前記第3の定電圧トランジスタとを接続するか否かを切り替える第5の選択トランジスタと、
    前記第2の差動アンプの第1入力端子と前記第4の定電圧トランジスタとの間に直列接続され、前記第2の差動アンプの第1入力端子と前記第4の定電圧トランジスタとを接続するか否かを切り替える第6の選択トランジスタと、
    前記第2の差動アンプの第2入力端子と前記第3の定電圧トランジスタとの間に直列接続され、前記第2の差動アンプの第2入力端子と前記第3の定電圧トランジスタとを接続するか否かを切り替える第7の選択トランジスタと、
    前記第2の差動アンプの第2入力端子と前記第4の定電圧トランジスタとの間に直列接続され、前記第2の差動アンプの第2入力端子と前記第4の定電圧トランジスタとを接続するか否かを切り替える第8の選択トランジスタとを備え、
    前記第3の定電圧トランジスタは、前記第3の可変抵抗素子と前記第5の選択トランジスタおよび前記第7の選択トランジスタとの間に接続され、
    前記第4の定電圧トランジスタは、前記第4の可変抵抗素子と前記第6の選択トランジスタおよび前記第8の選択トランジスタとの間に接続され、
    前記第1の差動アンプの第2入力端子と前記第2の差動アンプの第2入力端子とが結合されている請求項1記載の半導体装置。
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