JP2009237958A - 飲料生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】豆容器に貯蔵されたコーヒー豆を効率的に冷却することができる飲料生成装置を提供すること。
【解決手段】断熱材が囲繞する態様で構成された豆容器収容庫3に収容され、投入口から投入された原料を貯蔵する豆容器1を備え、豆容器1から払い出された原料を用いて飲料の生成を行う飲料生成装置において、豆容器収容庫3の上方角隅部に豆容器収容庫の外部から投入口を閉塞した蓋体2に向けて冷却された空気を供給する吸気管31を設けるとともに、豆容器収容庫3の上方角隅部であって、吸気管31と対角となる位置に温められた空気を豆容器収容庫3の外部へ排出する排気管32を設けるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、コーヒー豆や粉末原料を用いて飲料の生成を行う飲料生成装置に関するものであって、たとえば、カップ式飲料自動販売機に適用される飲料生成装置に関するものである。
飲料生成装置は、コーヒー豆(挽き豆を含む)などの原料と、砂糖、クリーム、インスタントコーヒー、ココアなどの粉末原料をそれぞれ装置筐体の内部に貯蔵しており、コーヒー豆(挽き豆)から抽出したコーヒー飲料と砂糖やクリームを混合させることによって、白湯とインスタントコーヒーあるいはココアなどの粉末原料を混合させることによって、提供する飲料のバリエーションを増やすようにしている。
ところで、コーヒー豆(挽き豆を含む)などの原料は、高温で貯蔵されると、品質が劣化し、風味を損ねることが広く知られている。このため、コーヒー豆(挽き豆を含む)が貯蔵されるすべての豆容器は、断熱材が囲繞する態様で構成された豆容器収容庫に収容され、外気から遮蔽されるようになっている。この豆容器収容庫には、冷水循環管路が配管されており、飲料を冷却するための冷却水槽から冷水を循環させるようになっている。このように、豆容器を断熱材で囲繞し、冷水を循環させれば、豆容器収容庫の内部全域を冷却することができる(例えば、特許文献1参照)。
特許第2589165号公報
しかしながら、夏場の装置筐体の内部温度は、摂氏40度以上の高温となることがあるため、上述したように豆容器収容庫の内部全域を低温にするには、冷却水槽に満たした水を冷却するのに大容量の冷却装置が必要となる。一方、大容量の冷却装置にすると、製造コスト、ランニングコストが大幅に増大することになる。さらに、豆容器収容庫に収容され、冷却貯蔵されたコーヒー豆が、豆容器収容庫の外部に配設され、高温状態となっているミルやシュータに供給されると、温度差により結露し、ミルやシュータの金属部分が錆びるという不具合を発生する。
本発明は、上記実情に鑑みて、原料容器に貯蔵された原料を効率的に冷却することができる飲料生成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1にかかる飲料生成装置は、断熱材が囲繞する態様で構成された容器収容庫と、容器収容庫に収容され、投入口から投入された原料を貯蔵する原料容器とを備え、原料容器から払い出された原料を用いて飲料の生成を行う飲料生成装置において、前記容器収容庫の外部から前記投入口を閉塞した蓋体に向けて冷却された空気を供給する吸気口を容器収容庫の上方角隅部に設けるとともに、温められた空気を容器収容庫の外部へ排出する排気口を前記容器収容庫の上方角隅部であって、前記吸気口と対角となる位置に設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2にかかる飲料生成装置は、断熱材が囲繞する態様で構成された容器収容庫と、容器収容庫に収容され、投入口から投入された原料を貯蔵する原料容器とを備え、原料容器から払い出された原料を用いて飲料の生成を行う飲料生成装置において、容器収容庫の外部から導入した空気を冷却するとともに、前記投入口を閉塞した蓋体に向けて冷却した空気を供給する熱交換器を容器収容庫の内部に備えるとともに、温められた空気を容器収容庫の外部に排出する排気口を容器収容庫に設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項3にかかる飲料生成装置は、上記請求項2において、前記熱交換器は、鉛直方向に並設された複数のフィンプレートと、複数のフィンプレートの下方に設けられ、容器収容庫の外部から導入した空気をフィンプレートに向けて偏向させる偏向板とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項4にかかる飲料生成装置は、上記請求項1または2において、前記蓋体を合成樹脂よりも熱導電性に優れた金属材料で構成したことを特徴とする。
本発明にかかる飲料生成装置は、容器収容庫の外部から投入口を閉塞した蓋体に向けて冷却された空気を供給するとともに、温められた空気を容器収容庫の外部に排出するので、蓋体を介して原料容器に貯蔵された原料が冷却される。すなわち、本発明にかかる飲料生成装置は、容器に貯蔵された原料を容器上部側から冷却することになる。このことは、原料容器に貯蔵された原料が容器下部から払い出されるので、容器上部よりも若干高い温度となっても、原料の品質に大きな影響を与えないことに基づくものであり、このように、容器に貯蔵された原料を容器上部側から冷却すると、原料容器に貯蔵された原料を効率的に冷却することができ、また、容器収容庫の下方部に設けられるミルやシュータにおいて結露する事態も抑制されるので、ミルやシュータの金属部分が錆びるようなことはない。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる飲料生成装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1である飲料生成装置を構成する容器収容庫の外観を示す斜視図であり、図2は、図1に示した容器収容庫の内部構造を示す斜視図である。ここで例示する飲料生成装置は、コーヒー豆(原料豆)を挽いた後に、これを用いてレギュラーコーヒーと称されるコーヒー飲料の抽出生成を行う一方、砂糖やクリームなどの粉末原料を用いて飲料の生成を行うもので、装置筐体の内部に、コーヒー豆(原料)を貯蔵する豆容器(原料容器)を備えている。
図2に示すように、豆容器1は、上面が前下がりとなる態様で傾斜し、かつ、開口した箱状を呈しており、開口は、コーヒー豆(原料)を投入するための投入口となっている。豆容器1は、下端部にオーガスクリュ(図示せず)を備え、駆動ユニットのモータ(図示せず)によってオーガスクリュを回転した場合に下端部前方のノズル(図示せず)から所定量のコーヒー豆を払い出すようになっている。また、豆容器1には、投入口を閉塞するための蓋体2が設けてある。蓋体2は、プラスチック等の合成樹脂よりも熱導電性に優れた金属材料で構成してあり、蓋体2の一部が冷却されると、熱伝導によって蓋体2の全体が冷却されるようになっている。
豆容器1のノズルから払い出されたコーヒー豆は、シュータ(図示せず)を介してミル(図示せず)に供給され、ミルの駆動によって挽き豆となり、その後、抽出容器(図示せず)においてコーヒー飲料の抽出に供される。本実施の形態では、同様の構成を有した3個の独立した豆容器1が装置筐体の内部に並設する態様で配設してある。
また、上記飲料生成装置には、装置筐体の内部において豆容器1を囲繞する部位に豆容器収容庫(容器収容庫)3が設けてある。豆容器収容庫3は、図1及び図2に示すように、すべての豆容器1を囲繞する態様で設けられており、上面が前下がりとなる態様で傾斜し、かつ、前面と上面とが開口した箱状を呈している。
この豆容器収容庫3の内部には、オーガスクリュを回転させる駆動ユニット及びノズルを含む豆容器の全体部分と、ノズルから払い出されたコーヒー豆を受け入れるシュータまでの構成が収容してある。具体的には、豆容器収容庫3の底壁に支持フレーム(図示せず)が設けてあり、駆動ユニット及びノズルを含む豆容器1の全体部分がロードセル(図示せず)を介して支持フレームの上面に取り付けてある。
図2に示すように、豆容器収容庫3の上方角隅部となる左側壁の上方奥方部に吸気管(吸気口)31が設けてある。吸気管31は、豆容器収容庫の外部から投入口を閉塞した蓋体2に向けて冷却された空気を供給するためのもので、図示せぬ冷却空気供給源から吸気管に冷却された空気が供給されるようになっている。
また、図2に示すように、豆容器収容庫3の上方角隅部であって、吸気管31と対角となる右側壁の上方前方部に排気管(排気口)32が設けてある。排気管32は、温められた空気を豆容器収容庫3の外部に排出するためのもので、吸気管31に冷却された空気が供給されると、排気管32から温められた空気が排出するようになっている。
図1に示すように、豆容器収容庫3の前面開口は、前壁板33によって閉塞され、上面開口は、豆容器収容庫3の奥壁に揺動可能に支承された扉体34によって閉塞されるようになっている。この扉体34は、上方に向けて揺動させて、豆容器収容庫3を開放することにより、内部の豆容器1を取り扱うことができるようになっている。さらに前壁板33は、取り外し可能であり、この前壁板33を取り外すことにより、ノズルやシュータを取り扱うことができるようになっている。
上述した実施の形態1である飲料生成装置は、図示せぬ冷却空気供給源から吸気管(吸気口)31を介して豆容器収容庫3の内部に冷却された空気(たとえば、摂氏10度程度の空気)が供給される。そして、豆容器収容庫3の内部に供給された空気は、図2に示すように、投入口を閉塞した蓋体2に向けて供給され、豆容器収容庫3の内部で温められた空気は排気管(排気口)32を介して豆容器収容庫3の外部に排出される。このとき、蓋体2は、豆容器収容庫3の外部から供給された空気により冷却され、豆容器1に貯蔵されたコーヒー豆(原料)を容器上部側から冷却することになる。なお、豆容器収容庫3の外部から供給された空気は、豆容器1の下部に回り込むことがないので、容器の下部側を直接冷却することはない。
上述した実施の形態1である飲料生成装置によれば、豆容器収容庫3の外部が高温(たとえば、摂氏40度)となっても、豆容器1の上部は低温(たとえば、摂氏15度から20度)を維持することができる。また、豆容器1の下部もコーヒー豆や豆容器自身の熱伝導によって、容器の上部ほどではないにしても豆容器収容庫3の外部の温度よりも低温(たとえば、摂氏25度)に維持することができる。さらに、豆容器1の下部の温度は、豆容器1の上部の温度よりも高温であることから、結露することはなく、豆容器1の下方に配設されたミルやシュータの金属部分が結露水によって錆びることはない。
また、豆容器1の投入口を閉塞する蓋体2をプラスチック等の合成樹脂よりも熱伝導性の優れた金属材料により構成したので、蓋体2の一部に冷却した空気があたれば、蓋体2の全体が冷却され、豆容器1の上部側全体を冷却することができる。このため、熱源ともなる送風ファンを豆容器収容庫3の内部上方に設置し、空気を循環させる場合よりも効率よくコーヒー豆(豆容器)を冷却することができる。換言すると、熱源となる送風ファンを豆容器収容庫3の内部に設置するのは効率的でない。また、空気を循環させないので、豆容器1の下部に冷却された空気が回ることもなく、豆容器1の下部において結露する事態も回避することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2である飲料生成装置を構成する容器収容庫の外観を示す斜視図であり、図4は、図3に示した容器収容庫の内部構造を示す斜視図である。また、図5は、図4に示した熱交換器の外観を示す斜視図であり、図6は、図4に示した熱交換器の内部構造を示す斜視図である。ここで例示する飲料生成装置は、実施の形態1である飲料生成装置と同様、コーヒー豆(原料豆)を挽いた後に、これを用いてレギュラーコーヒーと称されるコーヒー飲料の抽出生成を行う一方、砂糖やクリームなどの粉末原料を用いて飲料の生成を行うもので、装置筐体の内部に、コーヒー豆(原料)を貯蔵する豆容器(原料容器)4を備えている。
図4に示すように、豆容器4は、上面が前下がりとなる態様で傾斜し、かつ、開口した箱状を呈しており、開口は、コーヒー豆(原料)を投入するための開口となっている。豆容器4は、下端部にオーガスクリュ(図示せず)を備え、駆動ユニットのモータ(図示せず)によってオーガスクリュを回転した場合に下端部前方のノズル(図示せず)から所定量のコーヒー豆を払い出すようになっている。また、豆容器4には、投入口を閉塞するための蓋体5が設けてある。蓋体5は、プラスチック等の合成樹脂よりも熱伝導性に優れた金属材料で構成してあり、蓋体5の一部が冷却されると、熱伝導によって蓋体5の全体が冷却されるようになっている。
豆容器4のノズルから払い出されたコーヒー豆は、シュータ(図示せず)を介してミル(図示せず)に供給され、ミルの駆動によって挽き豆となり、その後、抽出容器(図示せず)においてコーヒー飲料の抽出に供される。本実施の形態では、同様の構成を有した3個の独立した豆容器4が装置筐体の内部に並設する態様で配設してある。
また、上記飲料生成装置には、装置筐体の内部において豆容器4を囲繞する部位に豆容器収容庫(容器収容庫)6が設けてある。豆容器収容庫6は、図3及び図4に示すように、すべての豆容器4を囲繞する態様で設けられており、上面が前下がりとなる態様で傾斜し、かつ、前面と上面とが開口した箱状を呈している。
この豆容器収容庫6の内部には、オーガスクリュを回転させる駆動ユニット及びノズルを含む豆容器の全体部分と、ノズルから払い出されたコーヒー豆を受け入れるシュータまでの構成が収容してある。具体的には、豆容器収容庫6の底壁に支持フレーム(図示せず)が設けてあり、駆動ユニット及びノズルを含む豆容器の全体部分がロードセル(図示せず)を介して支持フレームの上面に取り付けてある。
また、図4に示すように、豆容器収容庫6の内部右奥方、奥壁に沿って熱交換器7が配設してある。熱交換器7は、豆容器収容庫6の外部から導入した空気を冷却し、投入口を閉塞した蓋体5に向けて供給するもので、熱交換器収容箱71と熱交換器本体72とを有している。
図5に示すように、熱交換器収容箱71は、熱交換器本体72を収容する箱体であって、断熱材を適宜組み合わせることによって構成してある。熱交換器収容箱71の左側壁下方には、空気導入管(空気導入口)73が設けてある。空気導入管73は、豆容器収容庫6の外部から熱交換器収容箱71の内部に空気を導入するものであって、空気導入管73から導入された空気は熱交換器本体72によって冷却されるようになっている。
また、図5に示すように、熱交換器収容箱71の上方部には、複数の空気供給口71a,71b,71c,71dが形成してある。これら複数の空気供給口71a,71b,71c,71dは、熱交換器本体72によって冷却された空気が上述した豆容器4の蓋体5に満遍なく行き渡るようにしたもので、熱交換器収容箱71の左側壁に1つの空気供給口71a、前壁に3つの空気供給口71b,71c,71dが形成してある。これら空気供給口71a,71b,71c,71dの開口面積は、豆容器の容量、供給した空気の流れを考慮して決定している。
また、図5及び図6に示すように、熱交換器収容箱71の底壁には、結露水排出管(結露水排出口)74が設けてある。結露水排出管74は、熱交換器本体72によって凝縮された結露水を豆容器収容庫6の外部に排出するためのものであり、豆容器収容庫6の外部に接続されている。
熱交換器収容箱71には、熱交換器本体72が収容してある。熱交換器本体は、図6に示すように、鉛直方向に並設された複数のフィンプレート75をチューブ76が貫通したフィンアンドチューブタイプのものであって、チューブ76の一端76aと他端76bとが熱交換器収容箱71の左側壁を貫通しており、一端76aから冷媒(水)が供給され、他端76bから冷媒(水)が排出されるようになっている。
また、図6に示すように、熱交換器収容箱71の内部下方には、偏向板77が設けてある。偏向板77は、空気導入管73から導入した空気を偏向させ、上述した熱交換器本体(フィンプレート75)72に空気を導くためのもので、空気導入管73の延在方向に対して角度α(たとえば、15度程度)傾けた状態で熱交換器収容箱71の奥壁に取り付けてある。
また、図4に示すように、豆容器収容庫6の上方角隅部であって、空気供給口71a,71b,71c,71dから離隔した位置となる右側壁の上方前方部に排気管(排気口)61が設けてある。排気管61は、温められた空気を豆容器収容庫6の外部に排出するためのもので、空気供給口71a,71b,71c,71dから冷却された空気が供給されると、排気管61から温められた空気が排出するようになっている。
図3に示すように、豆容器収容庫6の前面開口は、前壁板62によって閉塞され、上面開口は、豆容器収容庫6の奥壁に揺動可能に支承された扉体63によって閉塞されるようになっている。この扉体63は、上方に向けて揺動させて、豆容器収容庫6を開放することにより、内部の豆容器4を取り扱うことができるようになっている。さらに前壁板62は、取り外し可能であり、この前壁板62を取り外すことにより、ノズルやシュータを取り扱うことができるようになっている。
上述した実施の形態2である飲料生成装置は、空気導入管73を介して熱交換器収容箱71の内部に空気が導入される。熱交換器収容箱71の内部に導入された空気は、偏向板77に当たって流れが変わり、熱交換器本体(フィンプレート75)72に向かって流れることになる。そして、熱交換器本体72を通過する際に冷媒(水)との間で熱交換を行い、空気は冷却される。そして、冷却された空気(たとえば、摂氏10度程度)は、空気供給口を介して豆容器収容庫6の内部に供給される。そして、豆容器収容庫6の内部に供給された空気は、図4に示すように、投入口を閉塞した蓋体5に向けて供給され、豆容器収容庫6の内部で温められた空気は排気管(排気口)61を介して豆容器収容庫6の外部に排出される。このとき、蓋体5は、空気供給口71a,71b,71c,71dから供給された空気により冷却され、豆容器4に貯蔵されたコーヒー豆(原料)を容器上部側から冷却することになる。なお、空気供給口71a,71b,71c,71dから供給された空気は、豆容器4の下部に回り込むことがないので、容器の下部側を直接冷却することはない。
上述した実施の形態2である飲料生成装置によれば、豆容器収容庫6の外部が高温(たとえば、摂氏40度)となっても、豆容器4の上部は低温(たとえば、摂氏15度から20度)を維持することができる。また、豆容器4の下部もコーヒー豆や豆容器自身の熱伝導によって、容器の上部ほどではないにしても豆容器収容庫6の外部の温度よりも低温(たとえば、摂氏25度)に維持することができる。さらに、豆容器4の下部の温度は、豆容器の上部の温度よりも高温であることから、結露することはなく、豆容器4の下方に配設されたミルやシュータの金属部分が結露水によって錆びることはない。
また、豆容器4の投入口を閉塞する蓋体5をプラスチックの合成樹脂よりも熱伝導性の優れた金属材料により構成したので、蓋体5の一部に冷却した空気があたれば、蓋体5の全体が冷却され、豆容器4の上部側全体を冷却することができる。このため、熱源ともなる送風ファンを豆容器収容庫6の内部上方に設置し、空気を循環させる場合よりも効率よくコーヒー豆(豆容器4)を冷却することができる。換言すると、熱源となる送風ファンを豆容器収容庫3の内部に設置するのは効率的でない。また、空気を循環させないので、豆容器4の下部に冷却された空気が回ることもなく、豆容器4の下部において結露する事態も回避することができる。
本発明の実施の形態1である飲料生成装置を構成する容器収容庫の外観を示す斜視図である。 図1に示した容器収容庫の内部構造を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2である飲料生成装置を構成する容器収容庫の外観を示す斜視図である。 図3に示した容器収容庫の内部構造を示す斜視図である。 図4に示した熱交換器の外観を示す斜視図である。 図4に示した熱交換器の内部構造を示す斜視図である。
符号の説明
1 豆容器
2 蓋体
3 豆容器収容庫
31 吸気管(吸気口)
32 排気管(排気口)
33 前壁板
34 扉体
4 豆容器
5 蓋体
6 豆容器収容庫
61 排気管(排気口)
62 前壁板
63 扉体
7 熱交換器
71 熱交換器収容箱
71a,71b,71c,71d 空気供給口
72 熱交換器本体
73 空気導入管
74 結露水排出管
75 フィンプレート
76 チューブ
77 偏向板

Claims (4)

  1. 断熱材が囲繞する態様で構成された容器収容庫と、容器収容庫に収容され、投入口から投入された原料を貯蔵する原料容器とを備え、原料容器から払い出された原料を用いて飲料の生成を行う飲料生成装置において、
    前記容器収容庫の外部から前記投入口を閉塞した蓋体に向けて冷却された空気を供給する吸気口を容器収容庫の上方角隅部に設けるとともに、温められた空気を容器収容庫の外部へ排出する排気口を前記容器収容庫の上方角隅部であって、前記吸気口と対角となる位置に設けたことを特徴とする飲料生成装置。
  2. 断熱材が囲繞する態様で構成された容器収容庫と、容器収容庫に収容され、投入口から投入された原料を貯蔵する原料容器とを備え、原料容器から払い出された原料を用いて飲料の生成を行う飲料生成装置において、
    容器収容庫の外部から導入した空気を冷却するとともに、前記投入口を閉塞した蓋体に向けて冷却した空気を供給する熱交換器を容器収容庫の内部に備えるとともに、温められた空気を容器収容庫の外部に排出する排気口を容器収容庫に設けたことを特徴とする飲料生成装置。
  3. 前記熱交換器は、鉛直方向に並設された複数のフィンプレートと、複数のフィンプレートの下方に設けられ、容器収容庫の外部から導入した空気をフィンプレートに向けて偏向させる偏向板とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の飲料生成装置。
  4. 前記蓋体を合成樹脂よりも熱導電性に優れた金属材料で構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の飲料生成装置。
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