JP2009237213A - レンズ装置および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータの回転駆動力を環状部材に伝達する際の伝達効率の向上を図ること。
【解決手段】光軸方向に積層されたステータ301およびロータ302を有し、当該ロータ302を光軸を中心として回転させることによって回転駆動力を発生させるリング型超音波モータ113と、環状部材111の外周側に設けられて光軸を中心とする環形状をなし、ロータ302の回転にともなって回転することによって環状部材111を回転させる連動環と、光軸を中心とする同心円上に等間隔に複数設けられ、環状部材111に対して接離自在な軸を支持する軸受け部115と、を備え、光軸方向に移動可能なレンズを保持する環状部材111を光軸を中心として回転させることによってレンズを移動させるレンズ装置において、軸受け部115における光軸と直交する方向における軸受け部115の端面を連動環の外周面に当接するようにした。
【選択図】図3

Description

この発明は、超音波モータを用いてレンズを光軸方向に移動させるレンズ装置およびこのレンズ装置を備えた撮像装置に関する。
従来、駆動源として超音波モータ(USM:UltraSonic Motor)を用いて合焦用のレンズ(フォーカスレンズ)を光軸方向に移動させることによって、合焦(フォーカス調整)をおこなうレンズ装置があった。超音波モータはステータおよびロータを備えており、ステータにおいて超音波の振動を発生させ、ステータとロータとの間に作用する摩擦力を用いてロータを回転駆動することにより駆動力を発生させる。
超音波モータには、リング型のステータおよびロータを備えたリング型超音波モータがある。超音波モータにおいては、たとえば軸受けを介してロータを保持していた(たとえば、下記特許文献1および下記特許文献2を参照。)。レンズ装置における駆動源としてリング型超音波モータを用いる場合は、たとえば、フォーカスレンズを保持するフォーカスカム筒の中心すなわち光軸にロータの回転中心を一致させ、フォーカスカム筒の周囲においてロータを回転させるようにしていた。
リング型超音波モータを用いたレンズ装置においては、たとえば、フォーカスカム筒の外周側に光軸を中心としてフォーカスカム筒とともに回転可能な回転部材を設け、この回転部材に対してロータの回転力を伝達することによってフォーカスカム筒を回転させるものがあった。リング型超音波モータには、ウェーブワッシャを用いてロータをステータ側に加圧することによってロータとステータとを良好に接触させるようにしたものがあった(たとえば、下記特許文献2を参照。)。
リング型超音波モータを用いたレンズ装置では、同じリング型超音波モータを用いた場合であってもレンズ装置の使用温度やレンズ装置の機種などによって異音が発生することがあり、従来はブチルゴムなどによって形成された緩衝材を用いて異音発生を防止する技術があった(たとえば、下記特許文献3を参照。)。
特開平6−327272号公報 特開平7−184378号公報 特開平5−211784号公報
しかしながら、上述した特許文献1や特許文献2の技術では、光軸に対するロータの同心精度が低い場合、ロータからロータの回転力が伝達される部材への回転エネルギーの伝達効率が低下するという問題があった。また、ロータを鏡筒に径嵌合した場合、ロータの内周面と鏡筒の外周面との間に発生する摩擦力によってロータの回転時の負荷が増加したり、負荷が増加することによって動作が不安定化したりして、ロータの回転エネルギーの伝達効率が低下するという問題があった。
また、上述した特許文献3の技術では、各部品の寸法精度の誤差や組み立てに際してのばらつきなどの理由からウェーブワッシャ自体に位置決めや調心の機能をもたせることは困難であり、単純に組み立てただけではロータとステータとを良好に接触させることは困難であるという問題があった。そして、ロータとステータとの接触状態が不安定であるために、ロータの回転エネルギーの伝達効率が低下するという問題があった。
また、上述した特許文献4の技術では、機種にあわせた緩衝材を設けなくてはならず汎用性が低いという問題があった。また、機種ごとに設計を変更することにより、多機種を製造する場合における各レンズ装置の製造コストが増加し、生産性に劣るという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、ロータの回転駆動力を環状部材に伝達する際の伝達効率の向上を図ることができるレンズ装置および撮像装置を提供することを目的とする。また、この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、特定の機種に限定しない手法によってロータの回転駆動力を環状部材に伝達する際の伝達効率の向上を図ることができるレンズ装置および撮像装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかるレンズ装置は、光軸方向に移動可能なレンズが内周側に設けられた環状部材を光軸を中心として回転させることによって前記レンズを移動させるレンズ装置であって、前記光軸方向に積層されたステータおよびロータを有し、当該ロータを前記光軸を中心として回転させることによって回転駆動力を発生させるリング型超音波モータと、前記環状部材の外周側に設けられて前記光軸を中心とする環形状をなし、前記ロータの回転にともなって回転することによって前記環状部材を回転させる連動環と、前記光軸を中心とする同心円上に等間隔に複数設けられ、前記環状部材に対して接離自在な軸を支持する軸受け部と、を備え、前記光軸と直交する方向における前記軸受け部の端面は前記連動環の外周面に当接されていることを特徴とする。
この発明によれば、光軸と直交する方向における軸受け部の端面を連動環に当接させることにより、ロータと環状部材との同心を改善するための専用の部材を新設しなくても、AF/MF作動の切り替えなどの軸受け部のように同心の改善とは別の目的で必然的に光軸周りにおいて等間隔に複数設けられる部材を利用してロータと同期して回転する連動環に対する径方向のガイドをすることで、ロータと環状部材との同心を改善することができる。
また、この発明にかかるレンズ装置は、上記の発明において、前記軸受け部が、前記光軸を通り当該光軸に直交する放射方向軸線を回転軸とするように設けられ、前記軸受け部における前記光軸側の端面が、前記連動環の外周面に対して回転可能に当接されていることを特徴とする。
この発明によれば、連動環に対して軸受け部の接触部が連動環の移動方向に対して回転可能に設けられているため、接触部分が摺動摩擦ではなく回転摩擦となり負荷の軽減を図ることができ、駆動力の伝達効率の改善を図ることができる。
また、この発明にかかるレンズ装置は、上記の発明において、前記環状部材の外周側に設けられて前記光軸を中心とする環形状をなし、前記光軸方向において前記ステータを前記ロータ側に付勢する付勢部材と、前記環状部材の外周側に設けられて前記光軸を中心とする環形状をなし、前記ステータから離反する方向への前記付勢部材の移動を規制する規制部材と、を備え、前記規制部材は、前記付勢部材の外径より外側において、前記光軸から離間するほど前記リング型超音波モータ側に近付くように傾斜するテーパー形状部を有することを特徴とする。
この発明によれば、リング型超音波モータの駆動にともなって規制部材が備えたテーパー形状部により付勢部材の位置を光軸方向に寄せ、付勢部材の調心をおこなうことができるので、部品の寸法精度や組み立て精度に左右されることなくロータを安定して回転させることができる。
また、この発明にかかるレンズ装置は、上記の発明において、前記光軸方向において前記ロータと前記連動環との間で収縮方向に弾性変形した状態で設けられた同一形状の弾性部材を1または複数備えたことを特徴とする。この発明によれば、多機種を製造する場合には弾性部材の枚数を調整することによって弾性部材を介してロータと連動環とを安定して良好に接触させ、ロータを安定して回転させることができる。
また、この発明にかかる撮像装置は、入射光を光電変換した電気信号を生成する撮像素子と、上記のレンズ装置と、前記レンズ装置を介して入射した光を前記撮像素子に入射させる光学部材と、を備えたことを特徴とする。この発明によれば、異音を発することなく安定して駆動するレンズ装置を備えた撮像装置を提供することができる。
この発明にかかるレンズ装置および撮像装置によれば、回転に際してロータにかかる負荷を増加させることなくロータを安定して回転させることができるという効果を奏する。これによって、ロータの回転駆動力を環状部材に伝達する際の伝達効率の向上を図ることができる。
また、この発明にかかるレンズ装置および撮像装置によれば、多機種を製造する場合にも機種ごとに設計や調整方法を変更することなく弾性部材を介してロータと連動環とを安定して良好に接触させ、ロータを安定して回転させることができるという効果を奏する。これによって、特定の機種に限定しない手法によってロータの回転駆動力を環状部材に伝達する際の伝達効率の向上を図ることができる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるレンズ装置および撮像装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(レンズ装置の概略構成)
まず、この発明にかかる実施の形態のズームレンズ装置の概略構成について説明する。この実施の形態は、この発明にかかる実施の形態のレンズ装置の一例として、広角(wide)位置および望遠(tele)位置において合焦(フォーカス調整、ピント調整)にかかるレンズ(フォーカスレンズ)を光軸方向に移動することによってフォーカス調整をおこなうズームレンズ装置について説明する。
図1および図2は、この発明にかかる実施の形態のズームレンズ装置の概略構成を示す断面図である。図1はwide位置にあるズームレンズ装置の光軸を通る断面図であり、図2はtele位置にあるズームレンズ装置の光軸を通る断面図である。図1および図2において、ズームレンズ装置100は、光軸を軸芯とする略円筒形状の鏡筒101を備えている。
ズームレンズ装置100は、鏡筒101における光軸方向の一端側に設けられたマウント102を介して、図示を省略する撮像装置の本体に取り付けられる。撮像装置の本体内には、撮像素子が配置されている。撮像素子は、ズームレンズ装置100を介して受光した外光を光電変換し、入射光量に応じた電気信号を出力する。撮像素子は、具体的には、たとえばCCDなどによって実現される。
鏡筒101は、ズームリング103とフォーカスリング104とを備えている。ズームリング103およびフォーカスリング104は光軸を軸芯とする環形状を有しており、光軸を中心として鏡筒101に対して相対的に回転可能に設けられている。ズームリング103およびフォーカスリング104は、鏡筒101に対してそれぞれ独立して回転することが可能とされている。
ズームリング103およびフォーカスリング104の内周側には、複数のカム筒が設けられている。複数のカム筒は、光軸を軸心とする略円筒形状を有している。また、複数のカム筒は、光軸方向を長手方向とする縦溝や、光軸方向に対して傾斜する方向を長手方向とするカム溝などを備えている。複数のカム筒については符号を省略する。
複数のカム筒のうち互いに連結されたカム筒は、カム機構を構成している。このカム機構によって、各カム筒は連結されたカム筒に対して光軸方向に相対的に移動可能とされている。これによって、鏡筒101内に構成される光路の長さは、図1に示した広角(wide)状態から図2に示した望遠(tele)状態の間で可変とされる。なお、カム機構は公知の各種技術を用いて容易に実現可能であり、カム機構についての説明は省略する。
複数のカム筒のうち該当するカム筒の内周側には、複数(この実施の形態においては5つ)のレンズ群105〜109が設けられている。複数のレンズ群105〜109は、該当するカム筒に設けられた縦溝やカム溝(いずれも図示を省略する)に挿入されたコマに連結されており、これによって該当するカム筒内に吊られた状態とされている。
縦溝やカム溝に挿入されたコマは、縦溝やカム溝内をスライドすることが可能とされている。縦溝やカム溝に挿入されたコマが縦溝やカム溝内をスライドすることにより、複数のレンズ群105〜109は該当するカム筒に対して光軸方向に相対的に移動可能とされている。
ここに、複数のレンズ群105〜109、各レンズ群105〜109が内周部に設けられたカム筒、およびレンズ群とカム筒とを連結するコマなどによってカム機構が構成されている。レンズを光軸方向に移動可能とするカム機構については公知の各種技術を用いて容易に実現可能であり、カム機構についての説明は省略する。
なお、複数のレンズ群105〜109のうちのすべてあるいは一部は、カム筒に直接連結されていてもよい。この場合、カム筒に直接連結されているレンズ群は、レンズ群が連結されたカム筒が光軸方向に移動する際に、カム筒とともに光軸方向に移動する。
複数のカム筒のうち、フォーカス調整にかかるフォーカスレンズを保持するカム筒(フォーカスカム筒)110の外周側には、環状部材111が設けられている。環状部材111は、光軸を軸心とする略円筒形状を有しており、光軸方向における一端側に設けられたフランジ112を介してフォーカスリング104に連結されている。これにより環状部材111は、フォーカスリング104の回転にともなってフォーカスリング104と同一方向に回転する。
環状部材111の外周側には、リング型超音波モータ113が設けられている。リング型超音波モータ113は、光軸を中心として環状部材111を回転させる駆動力(回転力)を発生させる。また、環状部材111の外周側にはAF連動環114および軸受け部115が設けられている。リング型超音波モータ113が発生させた駆動力(回転力)は、AF連動環114および軸受け部115を介して環状部材111に伝達される。
図3は、ズームレンズ装置の一部を示す断面図である。図3においては、環状部材111および環状部材111の回転にかかる各部の光軸を通る断面を示している。図3において、リング型超音波モータ113は、リング形状のステータ301およびロータ302を備えている。ステータ301およびロータ302は、光軸方向に積層されている。
リング型超音波モータ113は、ステータ301部分に当接された調整用のワッシャ303によって環状部材111に対する位置決めがなされている。ワッシャ303は、光軸方向におけるリング型超音波モータ113の位置を調整する。ワッシャ303は、機種や各部品の製造誤差などに応じて1〜複数設けられている。
ステータ301は、圧電素子と、圧電素子の円周上に配列されて各々ロータ302側に突出する複数の突起と、を備えている。圧電素子および突起については図示を省略する。ロータ302は、光軸方向における一端側をステータ301に当接させ、他端側をAF連動環114に当接させた状態で配設されている。
リング型超音波モータ113において、圧電素子に交流電圧を印加すると、圧電素子には複数次の曲げ進行波が励起される。圧電素子は、曲げ進行波が励起されると円周方向に波打つように変形し、圧電素子全体としては厚み方向の寸法が大きくなるように変位する。圧電素子の変形(変位)は、突起により拡大されてロータ302に伝達される。たとえば、右向き方向の進行波をステータ301に励起すると、各突起の先端には左向き方向の楕円振動波が生じる。
ロータ302はたとえば金属製のフランジ状バネ(図示を省略する)を備えており、ステータ301が励起されると、波打つように変形したステータ301の波面に沈み込むように変形しながら光軸を中心として回転する。ロータ302においては、フランジ112状バネの代わりに樹脂材料を用いてもよい。リング型超音波モータ113は、ステータ301の振動を伝達することによってロータ302を回転させ、駆動力(回転力)を発生させる。
AF連動環114は、光軸を中心とする環形状を有している。また、AF連動環114は、光軸方向において外径が2段階に変化する形状とされており、外径が変化する部分には段差が形成されている。AF連動環114は、外径が大きい方をロータ302側に向けて配設されている。
ロータ302とAF連動環114との間には、ゴム環304が設けられている。ゴム環304は、ゴムをリング形状に成形することによって形成されている。ゴム環304は、ゴム環304の材料となるゴムの種類やゴムに配合する添加物の配合比などを調整することによって硬度を調整し、弾性力を調整することができる。
また、ゴム環304は、材料となるゴムの耐熱性を調整することによって、環境温度ごとの弾性力を調整することができる。ゴム環304の弾性力は、ロータ302とAF連動環114との間に配設するゴム環304の枚数を変えることによって調整することも可能である。ロータ302とAF連動環114との間に配設するゴム環304の枚数は、たとえば機種ごとに異なる。
ゴム環304は、ロータ302およびAF連動環114によって圧縮されることによって収縮方向に弾性変形した状態で配設されており、自身の復元力によってロータ302およびAF連動環114を互いに離反する方向に付勢している。これによって、ロータ302の回転力はゴム環304を介してAF連動環114に伝達され、AF連動環114はロータ302の回転にともなってロータ302の回転方向と同一方向に回転する。
ゴム環304の弾性力を調整することにより、ロータ302からAF連動環114へのエネルギー伝達効率を調整することができる。そして、ゴム環304の枚数を変えるなどして、ロータ302からAF連動環114へのエネルギー伝達効率を調整することによってロータ302の回転にともなう異音発生を防止(あるいは低減)することができる。
この実施の形態においては、ゴムによって形成したゴム環304をロータ302とAF連動環114との間に設けるようにしたがこれに限るものではない。ゴムに代えて、所定の弾性を有する高分子材料などを用いてリング形状に形成した部材をロータ302とAF連動環114との間に設けるようにしてもよい。
軸受け部115は、フォーカスリング104に連結されたリング状部材とAF連動環114との間に設けられている。また、軸受け部115は、光軸方向においてAF連動環114に当接されており、AF連動環114の回転にともなってAF連動環114と同一方向に回転する。軸受け部115は、AF連動環114とともに、鏡筒101の外周面に沿って光軸を中心として回転可能に設けられている。軸受けは、たとえば複数の玉を備えた玉軸受け(ボールベアリング)を用いることができる。
軸受け部115は、光軸を中心とする円の半径方向を軸芯方向とする軸305を支持している。軸305の先端は、環状部材111の外周面に当接している。AF連動環114の回転力は玉軸受け(ボールベアリング)を介して軸305の先端から環状部材111に伝達される。玉軸受け(ボールベアリング)を用いることにより、AF連動環114から軸305に対して回転力をなめらかに伝達することができる。環状部材111は、回転する軸305から回転力を受けることによって光軸を中心として回転する。
図4は、図3の部分拡大図である。図4においては、リング型超音波モータ113の周辺を拡大して示している。図4において、軸受け部115は、光軸側の面をAF連動環114における外径が小さい方の外周面に当接させた状態で設けられている。軸受け部115は、光軸を中心とする同心円上に複数箇所(この実施の形態においては3箇所)に設けられている。軸受け部115は、光軸を中心とする同心円上において等間隔で設けられている。
環状部材111の外周側には、付勢部材としてのウェーブワッシャ401が設けられている。ウェーブワッシャ401は、光軸方向においてAF連動環114とは反対側からリング型超音波モータ113に当接している。ウェーブワッシャ401は、光軸を中心とする環形状をなし、リング型超音波モータ113に対する接触面が波打った形状とされている。ウェーブワッシャ401の内径は環状部材111の外径寸法よりも大きい。ウェーブワッシャ401の内周面は環状部材111の外周面から離間しており、これによりウェーブワッシャ401は光軸および環状部材111に対して変位可能とされている。
また、環状部材111の外周側には、規制部材としての押さえ環402が設けられている。押さえ環402は、光軸方向においてリング型超音波モータ113とは反対側からウェーブワッシャ401に当接している。押さえ環402は、環状部材111に対する光軸方向における位置が固定されており、ステータ301から離反する方向へのウェーブワッシャ401の移動を規制する。押さえ環402は、ウェーブワッシャ401の外径より外側において、光軸から離間するほどリング型超音波モータ113側に近付くように傾斜するテーパー形状部403を有している。
リング型超音波モータ113の駆動に際しては、リング型超音波モータ113から発生した振動がウェーブワッシャ401に伝達され、ウェーブワッシャ401が振動する。ウェーブワッシャ401は、振動することによって環状部材111の外周面に対してスライドし、光軸に対する位置が変化する。このとき、ウェーブワッシャ401の位置は、押さえ環402に設けられたテーパー形状部403によって、ウェーブワッシャ401の中心が光軸と一致するように変化し、これによってウェーブワッシャ401と環状部材111との調心がおこなわれる。
これによって、組み立て作業時に格別な調整をおこなうことなく、リング型超音波モータ113を駆動するだけでウェーブワッシャ401の調心をおこなうことができる。また、これによって、部品の寸法精度にばらつきがあったり、組み立て精度にばらつきがあったりした場合にも、ロータ302とステータ301、およびロータ302とAF連動環114とを安定して接触させることができる。
ズームレンズ装置100においては、ズームリング103を回転させ、ズームリング103の回転にともなって第1レンズ群から第5レンズ群を光軸方向に移動させることによってズーム調整をおこなうことが可能とされている。ズーム調整に際して、光軸に沿って撮像装置側から対物側を見た状態でズームリング103を時計回りに回転させた場合、各レンズ群は広角位置(図1を参照)から望遠位置(図2を参照)に移動する。
また、ズームレンズ装置100においては、ズーム調整に際して、光軸に沿って撮像装置側から対物側を見た状態でズームリング103を反時計回りに回転させた場合、ズームレンズ装置100における各レンズ群が、望遠位置(図2を参照)から広角位置(図1を参照)に移動する。
ズームレンズ装置100においては、フォーカスリング104を回転させ、フォーカスリング104の回転にともなって第5レンズ群を光軸方向に移動させることによってフォーカス調整をおこなうことが可能とされている。フォーカス調整に際して、光軸に沿って撮像装置側から対物側を見た状態でフォーカスリング104を時計回りに回転させた場合、第5レンズ群は光軸に沿ってマウント102側から第1レンズ群側へ移動する。
また、ズームレンズ装置100においては、フォーカス調整に際して、光軸に沿って撮像装置側から対物側を見た状態でフォーカスリング104を反時計回りに回転させた場合、第5レンズ群が光軸に沿って第1レンズ群からマウント102側へ移動する。
フォーカス調整は、リング型超音波モータ113の駆動力によって第5レンズ群を移動させることによっておこなう、いわゆるオートフォーカス調整をおこなうことも可能である。オートフォーカス調整に際し、第5レンズ群は、環状部材111に加えられたリング型超音波モータ113の回転力によって光軸方向に移動する。フォーカスリング104を手動で回転させるフォーカス調整と、オートフォーカス調整とは、軸受け部115が備えた軸の先端を環状部材111から離間させるか当接させるかによって切り替えることができる。
上述したように、この発明にかかる実施の形態のズームレンズ装置100によれば、光軸方向に移動可能なレンズが内周側に設けられた環状部材111を光軸を中心として回転させることによってレンズを移動させるズームレンズ装置100であって、光軸方向に積層されたステータ301およびロータ302を有し、当該ロータ302を光軸を中心として回転させることによって回転駆動力を発生させるリング型超音波モータ113と、環状部材111の外周側に設けられて光軸を中心とする環形状をなし、ロータ302の回転にともなって回転することによって環状部材111を回転させるAF連動環114と、光軸を中心とする同心円上に等間隔に複数設けられ、環状部材111に対して接離自在な軸を支持する軸受け部115と、を備え、光軸と直交する方向における軸受け部115の端面はAF連動環114の外周面に当接されていることを特徴とするため、光軸と直交する方向における軸受け部115の端面をAF連動環114に当接させることにより、ロータ302と環状部材111(鏡筒101)との同心を改善するための専用の部材を新設しなくても、AF/MF作動の切り替えなどの同心の改善とは別の目的で必然的に光軸周りにおいて等間隔に複数設けられる軸受け部115を利用してロータと同期して回転するAF連動環114に対する径方向のガイドをすることで、ロータ302と環状部材111(鏡筒101)との同心を改善することができる。
また、この発明にかかる実施の形態のズームレンズ装置100によれば、ロータ302と加圧接触するAF連動環114と軸受け部115とを接触させた状態で回転させることにより、ロータ302と環状部材111との回転中心を一致させることができ、回転に際してロータ302にかかる負荷を増加させることなくロータ302を安定して回転させることができる。これによって、ロータ302の回転駆動力を環状部材111に伝達する際の伝達効率の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のズームレンズ装置100によれば、軸受け部115が、光軸を通り当該光軸に直交する放射方向軸線を回転軸とするように設けられ、軸受け部115における光軸側の端面が、AF連動環114の外周面に対して回転可能に当接されていることを特徴とするため、AF連動環114に対して軸受け部115の接触部がAF連動環114の移動方向に対して回転可能に設けられているため、接触部分が摺動摩擦ではなく回転摩擦となり負荷の軽減を図ることができ、駆動力の伝達効率の改善を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のズームレンズ装置100によれば、環状部材111の外周側に設けられて光軸を中心とする環形状をなし、光軸方向においてステータ301をロータ302側に付勢する付勢部材の一例としてのウェーブワッシャ401と、環状部材111の外周側に設けられて光軸を中心とする環形状をなし、ステータ301から離反する方向へのウェーブワッシャ401の移動を規制する規制部材の一例としての押さえ環402と、を備え、押さえ環402は、ウェーブワッシャ401の外径より外側において、光軸から離間するほどリング型超音波モータ113側に近付くように傾斜するテーパー形状部403を有することを特徴とするため、リング型超音波モータ113の駆動にともなって押さえ環402が備えたテーパー形状部403によりウェーブワッシャ401の位置を光軸方向に寄せ、ウェーブワッシャ401の調心をおこなうことができるので、部品の寸法精度や組み立て精度に左右されることなくロータ302を安定して回転させることができる。これによって、ロータ302の回転駆動力を環状部材111に伝達する際の伝達効率の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のズームレンズ装置100によれば、光軸方向においてロータ302と連動環との間で収縮方向に弾性変形した状態で設けられた同一形状の弾性部材の一例としてのゴム環304を1または複数備えたことを特徴とするため、多機種を製造する場合にはゴム環304の枚数を調整することによってゴム環304を介してロータ302と連動環とを安定して良好に接触させ、ロータ302を安定して回転させることができる。これによって、多機種にわたって同じ種類のゴム環304を用いて、ロータ302の回転駆動力を環状部材111に伝達する際の伝達効率の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のズームレンズ装置100を備えた撮像装置によれば、入射光を光電変換した電気信号を生成する撮像素子と、上記のズームレンズ装置100と、ズームレンズ装置100を介して入射した光を撮像素子に入射させる光学部材(たとえば複数のレンズ群105〜109)と、を備えたことを特徴とするため、異音を発することなく安定して駆動するズームレンズ装置100を備えた撮像装置を提供することができる。これによって、性能が安定した使いやすい撮像装置を提供することができる。
以上説明したように、この発明にかかるレンズ装置および撮像装置によれば、回転に際してロータにかかる負荷を増加させることなくロータを安定して回転させることができるという効果を奏する。これによって、ロータの回転駆動力を環状部材に伝達する際の伝達効率の向上を図ることができる。
また、この発明にかかるレンズ装置および撮像装置によれば、多機種を製造する場合にも機種ごとに設計や調整方法を変更することなく弾性部材を介してロータと連動環とを安定して良好に接触させ、ロータを安定して回転させることができるという効果を奏する。これによって、特定の機種に限定しない手法によってロータの回転駆動力を環状部材に伝達する際の伝達効率の向上を図ることができる。
以上のように、この発明にかかるレンズ装置および撮像装置は、ステータで発生した振動をロータを介して他部材に伝達する超音波モータを用いてレンズを光軸方向に移動させるレンズ装置および撮像装置に有用であり、特に、光軸を中心とする環形状からなるステータおよびロータを備えたリング型超音波モータを用いてレンズを光軸方向に移動させるレンズ装置および撮像装置に適している。
この発明にかかる実施の形態のズームレンズ装置の概略構成を示す断面図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態のズームレンズ装置の概略構成を示す断面図(その2)である。 ズームレンズ装置の一部を示す断面図である。 図3の部分拡大図である。
符号の説明
100 ズームレンズ装置
111 環状部材
113 リング型超音波モータ
301 ステータ
302 ロータ
304 ゴム環
401 ウェーブワッシャ
402 押さえ環
403 テーパー形状部

Claims (5)

  1. 光軸方向に移動可能なレンズが内周側に設けられた環状部材を光軸を中心として回転させることによって前記レンズを移動させるレンズ装置であって、
    前記光軸方向に積層されたステータおよびロータを有し、当該ロータを前記光軸を中心として回転させることによって回転駆動力を発生させるリング型超音波モータと、
    前記環状部材の外周側に設けられて前記光軸を中心とする環形状をなし、前記ロータの回転にともなって回転することによって前記環状部材を回転させる連動環と、
    前記光軸を中心とする同心円上に等間隔に複数設けられ、前記環状部材に対して接離自在な軸を支持する軸受け部と、
    を備え、
    前記光軸と直交する方向における前記軸受け部の端面は前記連動環の外周面に当接されていることを特徴とするレンズ装置。
  2. 前記軸受け部は、前記光軸を通り当該光軸に直交する放射方向軸線を回転軸とするように設けられ、
    前記軸受け部における前記光軸側の端面は、前記連動環の外周面に対して回転可能に当接されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
  3. 前記環状部材の外周側に設けられて前記光軸を中心とする環形状をなし、前記光軸方向において前記ステータを前記ロータ側に付勢する付勢部材と、
    前記環状部材の外周側に設けられて前記光軸を中心とする環形状をなし、前記ステータから離反する方向への前記付勢部材の移動を規制する規制部材と、
    を備え、
    前記規制部材は、前記付勢部材の外径より外側において、前記光軸から離間するほど前記リング型超音波モータ側に近付くように傾斜するテーパー形状部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ装置。
  4. 前記光軸方向において前記ロータと前記連動環との間で収縮方向に弾性変形した状態で設けられた同一形状の弾性部材を1または複数備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のレンズ装置。
  5. 入射光を光電変換した電気信号を生成する撮像素子と、
    請求項1〜4のいずれか一つに記載のレンズ装置と、
    前記レンズ装置を介して入射した光を前記撮像素子に入射させる光学部材と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
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