JP7183224B2 - 振動型駆動装置および撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、振動と摩擦力とによって回転駆動力を生じさせる振動型駆動装置および撮像装置に関する。
従来、撮像装置等の電子機器において、励起した振動と摩擦力とにより回転駆動を生じさせる振動型駆動装置が採用される。振動型駆動装置として、小型、高出力、静粛性という特徴を併せ持つ超音波モータが知られている。超音波モータには、特許文献1に記載のリング型の振動子を用いたものや、特許文献2、3に記載の振動片型の振動子を用いたものがある。このような超音波モータは、例えばカメラのレンズ駆動に用いられる場合、レンズ枠に連結された摩擦部材に振動子を加圧接触させ、振動子が発生する楕円運動を摩擦部材に伝達することでレンズ枠を回転駆動している。
ところで、振動型駆動装置における駆動部は、加圧力を常時受けながら被駆動部を駆動するので、当該加圧力に起因した摺動摩擦による駆動力の損失が発生する。そこで、このような摺動摩擦による駆動力の損失を抑えるため、特許文献1ではローラ、特許文献2ではボールなどの転動部材によって加圧力を受け止める構造を採用している。
特開2018-189745号公報 特開2006-158054号公報 特開2004-304887号公報
しかしながら、駆動力の損失を発生させる摺動摩擦はラジアル方向にも発生する。例えば、特許文献1では、周方向に配置された複数のローラによって、加圧された回転筒をスラスト方向で受け止めると同時に、各ローラの内側端面に回転筒が嵌合することで、回転駆動時のラジアル方向のガタつきを防止している。この構成によると、回転筒のラジアル方向の嵌合部にはすべり摩擦が発生するため、この箇所でも駆動力の損失が発生する。さらに、振動子が加圧接触する駆動半径よりもラジアル方向外側で回転筒がローラに嵌合するため、駆動力の損失に与える影響が大きい。従って、駆動負荷を低減することに関し改善の余地がある。
また、特許文献2では、ロータ本体とベアリング受けのそれぞれの円周に沿って設けられたV溝で複数のボールを挟持することで、加圧されたロータ本体をスラスト方向で受け止めると同時に、回転駆動時のラジアル方向のガタつきを防止している。この構成により、スラスト方向およびラジアル方向共に転がり摩擦によって受け止める構造となるので、駆動力の損失が低減される。ところが、それぞれのV溝同士の径を一致させたり偏芯を無くしたりするためには、非常に高い加工精度が要求され、それに伴いコストも高くなる。従って、コスト抑制と高い駆動精度の維持の両立は容易でない。
本発明は、駆動負荷を低減しつつ低コストで高精度な振動型駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、突起部が設けられた振動子を有し、前記振動子を振動させて駆動力を発生させる駆動部と、第1の方向にて前記突起部と加圧接触する接触部を有する第1のユニットと、前記駆動部の駆動力によって前記第1のユニットに対して前記第1の方向と平行な所定の回転軸を中心に相対的に回転する第2のユニットと、前記第1の方向にて前記第1のユニットと前記第2のユニットで挟持され、前記第1のユニットと前記第2のユニットとを相対的に回転可能に支持する3つ以上の支持部材と、を有し、前記突起部の前記接触部と接触する接触点全体が、前記第1の方向から見て、前記3つ以上の支持部材のいずれか3つの支持部材の中心を直線で結んで形成される1つ以上の三角領域のいずれかの三角領域内の位置にあることを特徴とする。
本発明によれば、駆動負荷を低減しつつ低コストで高精度な振動型駆動装置を提供することができる。
電子機器の模式図である。 振動型モータの分解斜視図である。 振動型モータの分解斜視図である。 振動型モータの要部の断面図である。 振動子の振動モードの模式図、楕円運動する突起部の模式図である。 転動ボールを保持する構成の要部の斜視図である。 -Y側から見た複数の転動ボールの配置を説明する図である。 -Y側から見た複数の転動ボールの配置を説明する図である。 転動ボールを保持する構成の要部の斜視図である。 -Y側から見た複数の転動ボールの配置を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る振動型駆動装置が適用される電子機器の模式図である。この電子機器として旋回駆動装置1が例示される。旋回駆動装置1は、固定体10と、固定体10に対して回転可能な可動体20とを含む。固定体10は、振動型駆動装置としての振動型モータ100のほか、旋回駆動装置1全体を制御する制御基板(不図示)を含む。振動型モータ100は断面図で示されている。可動体20は、被写体を撮像可能な撮像部である撮像装置21を含む。なお、旋回駆動装置1全体を撮像装置と呼称してもよい。
振動型モータ100は、振動を用いて被駆動体121を回転駆動する振動子101(後述する)を備える回転式の超音波モータである。可動体20は、振動型モータ100の被駆動体121に連結されている。振動子101が被駆動体121を回転移動させることによって、撮像装置21を含む可動体20は回転中心Pを中心として回転する。
旋回駆動装置1は、可動体20が被駆動体121に連結され、支持体122を固定状態にして用いられる構成である。しかし、これとは逆に、旋回駆動装置1は、可動体20が支持体122に連結され、被駆動体121を固定状態にして用いられる構成であってもよい。
図2、図3は、振動型モータ100の分解斜視図である。図4は、振動型モータ100の要部の断面図である。
以降、各部の方向を、図2、図3等に示したX、Y、Z座標軸を基準として呼称する。ここでは便宜上、回転中心Pの軸線方向と平行な方向をY方向と定義する。特に、Y方向において、振動子101に対して被駆動体121が位置する側を+Y方向とする。振動子101の長手方向をZ方向と定義する。Y方向とZ方向とに直交する方向をX方向と定義する。
振動型モータ100は、主として、支持体122、被駆動体121、シャーシ122dを有する。支持体122は、振動型モータ100全体を保持している。被駆動体121は、全体として略円環形状の部材である。被駆動体121は、軸部121a、転動受け部121b、接触面121sを有する。接触面121sは摩擦面である。支持体122には回転支持穴122aが形成されている。被駆動体121の軸部121aが回転支持穴122aに回転可能に嵌合(軸支)されている。これにより、被駆動体121全体が、回転中心Pを中心として支持体122に対して相対的に回転可能である。従って、振動型モータ100のラジアル方向はすべり軸受構造となっている。
振動型モータ100は、ラジアル方向における嵌合関係が回転支持穴122aと軸部121aとによって決定されるシンプルな構成であるので、比較的低コストで且つ容易に嵌合精度を確保可能である。なお、被駆動体121を単一部材で構成してもよいし、接触面121sおよび転動受け部121bを含む円盤状部分と軸部121aとを別部材で構成してもよい。あるいは、軸部121aと回転支持穴122aとの関係を反対にしてもよい。すなわち、被駆動体121に回転支持穴を設け、支持体122に軸部を設け、両者を嵌合することによって、被駆動体121全体が、支持体122に対して相対的に回転可能となるように構成してもよい。
動子101は、弾性体102と圧電素子103とを有する。圧電素子103は、弾性体102に振動を励起させる電気-機械エネルギ変換素子である。圧電素子103は、例えばPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)で構成される。弾性体102は例えばステンレス等の板金で構成される。
弾性体102は、それぞれ長手方向に並んだ各2つの突起部102aおよび被保持部102bを有する(図2)。弾性体102と圧電素子103とは、接着剤などにより固着されている。両者が固着された状態で、後述する加圧機構により圧電素子103が押圧されることで、突起部102aが、被駆動体121の接触面121sに対して加圧接触する。圧電素子103に高周波交流の駆動電圧が印加されることで発生する超音波領域の周波数の振動(超音波振動)により、弾性体102の突起部102aに楕円運動EM(図5(a)、(b))が起こる。これによって、突起部102aと接触面121sとの間で駆動力が発生する。突起部102aと接触面121sとの接触位置が、後述する駆動力F2(図3)が発生する位置である。
支持体122には、被駆動体121の転動受け部121bと対向する面である転動受け部122bが形成されている。転動受け部122bと転動受け部121bとの間に複数個(図では6個)の転動ボール108が設けられている。すなわち、振動型モータ100のスラスト方向に関する支持構造は転がり軸受構造であり、被駆動体121と支持体122とは互いに、転動ボール108の転動を介して相対的に円滑に回転可能である。これにより、被駆動体121が、加圧力を受けながら移動する際の摩擦抵抗を極力小さくすることができる。
なお、転動受け部122bは支持体122に一体に設けてもよいが、別部材で構成してもよい。また、転動受け部121bは被駆動体121に一体に設けてもよいが、別部材で構成してもよい。なお、転動ボール108の代わりに、転動受け部122bと転動受け部121bとの間にローラやコロ等の転動部材を設けてもよいし、摺動部材を設けてもよい。
第1保持部材104は、弾性体102の被保持部102bを保持することで弾性体102を固定的に保持する。これにより、振動子101と第1保持部材104とは一体的に動く。シャーシ122dは支持体122に固定されている。枠部材113は、弾性連結部材114を介して第1保持部材104を保持している。枠部材113がシャーシ122dに複数のビス115で固定されることで、第1保持部材104は被駆動体121に対して位置決め固定される。
遮断部材105は、振動が他の部品に伝わらないように遮断する機能を有する。遮断部材105により、圧電素子103の超音波振動が後述する小基台106へ伝播することが抑制される一方、圧電素子103の超音波振動は減衰されない。遮断部材105の材料としてはフェルト生地が適している。小基台106は、遮断部材105を介して圧電素子103と面接触し、加圧バネ111による加圧力を圧電素子103に伝える機能を有する。
加圧機構は、加圧部材110、加圧手段としての加圧バネ111、受け部材112を含む。第2保持部材107はこの加圧機構を保持している。第2保持部材107は、枠部材113と共に、2つのビス115でシャーシ122dに固定される。受け部材112の中央には、丸穴である嵌合穴部112aが形成され、受け部材112の外周面にはネジ部112bが形成されている。ネジ部112bが第2保持部材107のネジ穴107aに螺合されることで、受け部材112は第2保持部材107に固定される。また、嵌合穴部112aは、加圧部材110が有する嵌合軸部110aを嵌合保持する。加圧部材110は、受け部材112の嵌合穴部112aに嵌合されて、被駆動体121の接触面121sに対して概ね垂直な方向にのみ移動可能に保持される。
加圧部材110は、加圧バネ111からの加圧力を、小基台106と遮断部材105とを介して振動子101に伝える。これにより、振動子101が被駆動体121に加圧接触する。加圧バネ111は、例えば圧縮コイルバネで構成される。加圧バネ111の一方の端部は受け部材112に固定され、他方の端部は加圧部材110に当接している。このように加圧バネ111は圧縮状態で両端部が固定されることにより加圧力F1を発生させる。発生した加圧力F1は、圧電素子103に伝えられることで、被駆動体121の接触面121sの垂線方向(+Y方向)に働く力となる。その加圧力F1が、振動子101と被駆動体121とを加圧接触させる。従って、+Y方向が加圧バネ111による加圧方向である。転動ボール108は、加圧力F1を被駆動体121と支持体122との間で受け止める摺動部材の一例である。また、加圧力F1を付与する加圧位置は、振動子101の長手方向における弾性体102の2つの突起部102a間の略中心に設定されている。これにより、2つの突起部102aを被駆動体121にバランスよく加圧接触させることができる。
このように、各部材が組込まれてユニット化され、振動型モータ100が構成される。この構成において、振動子101が振動し、突起部102aに楕円運動EM(図5(c))が生じると、突起部102aと被駆動体121の接触面121sとの間に駆動力F2(図3)が生じる。駆動力F2は回転中心Pを中心とする径方向に垂直であるので、被駆動体121は回転中心P周りに回転駆動される。
次に、振動型モータ100の振動子101の振動モードについて、図5(a)~(c)を用いて説明する。図5(a)、(b)は、振動子101の振動モードを示す模式図である。図5(c)は、楕円運動EMをする突起部102aの模式図である。
振動子101の振動モードは、第1の振動と第2の振動とを含む複合的な振動である。第1の振動は、図5(a)に示すように、振動子101の突起部102aに、矢印で示す往復運動M1を発生させ、主に接触面121sの接線方向に突起部102aを変位させる振動である。第1の振動では節N1が複数生じる。振動子101においては、破線で示された3つの節N1が存在し、振動子101の長手方向の両端側にある節N1が突起部102aの近傍に位置する。
第2の振動は、図5(b)に示すように、突起部102aに、矢印で示す往復運動M2を発生させ、主に接触面121sと接触離間させる方向に突起部102aを変位させる振動である。第2の振動では節N2が複数生じる。振動子101においては、破線で示された2つの節N2が存在する。
第1の振動と第2の振動とを同一の周波数で発生させることで、突起部102aにおける接触面121sとの接触点102c(図4、図5(c))に楕円運動EMを発生させることができる。振動子101においては、上述した駆動力F2をより大きく発生させるために接触点102cを複数(2個)設けているが、複数設けることは必須でない。なお、第1の振動、第2の振動の発生方法などの詳細については上記特許文献3に記載されるように公知であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
次に、主に図4、図6、図7で、振動型モータ100における転動ボール108の保持構造を説明する。また、支持体122が被駆動体121を支持する位置と、振動子101が被駆動体121に加圧接触する位置と、転動ボール108が被駆動体121と接触する位置との関係を説明する。
図6は、被駆動体121と支持体122との間で転動ボール108を保持する構成の要部の斜視図である。図7(a)、(b)は、-Y側から見た複数の転動ボール108の配置を説明する図である。
図1~図4では図示されていないが、被駆動体121の転動受け部121bと支持体122の転動受け部122bとの間には、リテーナ109が介在する。リテーナ109はリング形状の部材である。リテーナ109の内径部109bは、支持体122に形成されたリテーナ嵌合部122cに回転可能に嵌合されている。リテーナ109は、転動ボール108を保持するためのボール保持穴109aを複数有する。複数のボール保持穴109aは、円周方向に略等間隔(60°間隔)に配置されている。転動ボール108がボール保持穴109aに収容されることで、転動ボール108が周方向に略等間隔で保持される。
回転中心Pを中心する転動ボール108の公転半径はRrである。公転半径Rrは、回転中心Pに平行な方向からの投影視において、回転中心Pから、転動ボール108が被駆動体121の転動受け部121bと接触する位置(第3の位置)までの距離(第3の距離)である。リテーナ109の内径部109bが支持体122のリテーナ嵌合部122cに回転可能に嵌合されているので、複数の転動ボール108は、公転半径Rrと周方向の間隔とを規制された状態で被駆動体121と支持体122とに対して転動可能に保持される。
なお、リテーナ嵌合部122cの中心は回転中心Pと略一致している。また、リテーナ109のボール保持穴109aの直径は転動ボール108の直径よりも大きく、リテーナ109自体の厚みは転動ボール108の直径より小さい。従って、転動ボール108は、互いの間隔を一定に保ちながら自転および公転することが可能となり、良好な保持が可能となる。なお、転動ボール108の数は6個に限定されないが、安定して転動保持をするために転動ボール108は最低3個以上必要である。
上述のように、支持体122の回転支持穴122aに被駆動体121の軸部121aが回転可能に嵌合されている。図4、図7(a)、(b)に示すように、回転中心Pに平行な方向からの投影視において、回転中心Pから、回転支持穴122aに軸部121aが支持される径方向における位置(第1の位置)までの距離(第1の距離)を、嵌合半径Rfと称する。また、回転中心Pに平行な方向からの投影視において、回転中心Pから、振動子101の突起部102aが被駆動体121の接触面121sに加圧接触する位置(第2の位置)までの距離(第2の距離)を、駆動半径Rdと称する。第2の位置は、駆動力F2(図1(b))が発生する位置でもある。
駆動半径Rdと比較して、嵌合半径Rfは短く、且つ公転半径Rrは長い。すなわち、嵌合半径Rf<駆動半径Rd<公転半径Rrという関係になっている。回転支持穴122aと軸部121aとの係合関係はすべり摩擦部であり、転動ボール108と転動受け部121bとの係合関係は転がり摩擦部である。すべり摩擦部の方が転がり摩擦部よりも摩擦力が大きい。すなわち、突起部102aと接触点102cとの接触位置に対して、摺動摩擦がより大きいすべり摩擦部がラジアル方向内側に設けられ、摺動摩擦がより小さい転がり摩擦部がラジアル方向外側に設けられている。これにより、回転駆動に伴い発生する構成部品同士の摺動摩擦による駆動力の損失のうち、特にすべり摩擦による駆動力の損失が抑えられる。
また、駆動半径Rd<公転半径Rrであり、突起部102aと接触点102cとの接触位置に対して、転動ボール108と転動受け部121bとの接触位置がラジアル方向外側であることから、振動型モータ100の大型化が抑制される。例えば、図7(a)に示すように、振動子101の外形Eを投影すると、振動子101の接触点102cは公転半径Rrより内側に位置しながらも、外形Eの一部は公転半径Rrと投影上重なる。つまり、回転中心Pに平行な方向に、振動子101の少なくとも一部が、転動ボール108の摺動軌跡(転動軌跡)と並ぶ。これにより、ラジアル方向における振動型モータ100の大型化が回避される。特に、本実施の形態のように、駆動力F2をより大きくするために接触点102cが複数設けられる場合は振動子101の外形Eが大型化しやすくなる。しかし上記構成によりスペース効率の良いレイアウトが可能となり、振動型モータ100の小型化が容易となる。
さらに、駆動半径Rd<公転半径Rrであることで、安定した回転駆動が可能となっている。比較のために、図4に示す接触部1020cおよび転動ボール1080を参照する。仮に、公転半径Rrの位置に振動子101の接触部1020cが設けられ、駆動半径Rdの位置に転動ボール1080が設けられた場合を考える。この場合、転動ボール1080が振動子101の接触部1020cよりラジアル方向内側を常に公転することになる。そのため、接触部1020cに加圧力が与えられた際に、例えば、転動ボール1080を支点とした傾きθが発生するおそれがある。
傾きθを相殺するために、接触部1020cの位置に対して、回転中心Pを挟んだ概ね反対側の領域A(図4)などに、例えば特許文献2に記載されるような傾き防止機構を設けると、モータ自体の大型化や高コスト化につながってしまう。そこで、本実施の形態では、接触点102cの位置に対して転動ボール108をラジアル方向外側に設けることで、上記のような傾きθの発生を抑えることができ、安定した回転駆動が可能となる。
なお、転動ボール108の公転により転動ボール108がいかなる回転位相にある場合であっても、転動ボール108を支点とした傾きθの発生を抑えるためには、ある一定の条件を満たす必要がある。転動ボール108と振動子101との望ましい位置関係を説明する。
まず、図7(a)に示すように、複数の転動ボール108a~108fが周方向において等間隔(60°間隔)に配置されている場合を考える。加圧機構による被駆動体121の接触面121sへの突起部102aの接触位置を加圧位置fとする。加圧位置fは第2の位置と略一致する。回転中心Pに平行な方向からの投影視において、転動ボール108の中心同士を結んでできる多角形をS1とし、多角形S1の内接円をC1とする。振動子101の接触点102c及び加圧位置fは、多角形S1の内接円C1の内側に位置する。上記のような位置関係にすることによって、転動ボール108がいかなる回転位相にある場合でも、転動ボール108の中心同士を結んでできるいずれかの三角形の中に常に接触点102c及び加圧位置fが位置することになる。
例えば、接触点102c及び加圧位置fは、転動ボール108a、108b、108cの中心を結んでできる三角形abcの中に位置する。また、転動ボール108の回転位相のうち、代表して、図7(a)に示した状態から回転中心Pを中心に転動ボール108が60°回転した状態を図7(b)に示す。図7(b)に示す状態においても、振動子101の接触点102c及び加圧位置fは、転動ボール108a、108b、108cの中心を結んでできる三角形abcの中に位置する。
このように、三角形abcで加圧力を受け止めることができるので、上述した傾きθの発生を抑えることができる。以上のような位置関係にすることで、転動ボール108がいかなる回転位相にある場合であっても同様の効果を得ることができる。ちなみに、図7(b)に示す例では、加圧位置fは、三角形abcの中に入るだけでなく、転動ボール108b、108c、108dの中心を結んでできる三角形の中にも入っている。 なお、転動ボール108の中心同士を結んでできる多角形S1の内接円C1の内側に、少なくとも加圧位置fが位置すればよい。三角形を形成する転動ボール108は連続するものであることは必須でない。言い換えると、ある3つの転動ボール108の中心位置を頂角とする三角形内に加圧位置fが位置するような3つの転動ボール108が存在すればよい。
図6、図7に示す例では、複数の転動ボール108を、回転中心Pを中心とする周方向において等間隔(60°間隔)に配置したが、複数の転動ボール108は必ずしも等間隔に配置されなくてもよい。転動ボール108が不等間隔に配置される変形例を図8で説明する。
図8(a)、(b)は、-Y側から見た複数の転動ボール108の配置を説明する図である。図8(a)に示す例では、転動ボール108bが他の転動ボール108に対して周方向に10°ずれた位置に配置されている。接触点102c及び加圧位置fは、転動ボール108の中心同士を結んでできる多角形S2を形成する辺のうち回転中心Pからの距離が最も近い辺bcに接し且つ回転中心Pを中心とした円C2の内側に位置するように配置されている。
このような位置関係にすることによって、転動ボール108がいかなる回転位相にある場合でも、転動ボール108の中心同士を結んでできるいずれかの三角形の中に常に振動子101の接触点102c及び加圧位置fが位置することになる。例えば、図8(a)に示す状態においては、接触点102c及び加圧位置fは、転動ボール108a、108b、108cの中心を結んでできる三角形abcの中に位置する。これにより、三角形abcで加圧力を受け止めることができるので、上述した傾きθの発生を抑えることができる。
また、転動ボール108の回転位相のうち、代表して、図8(a)に示した状態から回転中心Pを中心に転動ボール108が25°回転した状態を図8(b)に示す。図8(b)に示す状態においても、接触点102c及び加圧位置fは、転動ボール108a、108b、108cの中心を結んでできる三角形abcの中に位置する。これにより、三角形abcで加圧力を受け止めることができるので、上述した傾きθの発生を抑えることができる。以上のような位置関係にすることで、転動ボール108がいかなる回転位相にある場合であっても同様の効果を得ることができる。ちなみに、図8(b)に示す例では、加圧位置fは、三角形abcの中に入るだけでなく、転動ボール108b、108c、108dの中心を結んでできる三角形の中にも入っている。
なお、転動ボール108の中心同士を結んでできる多角形S2を形成する辺のうち回転中心Pからの距離が最も近い辺に接し且つ回転中心Pを中心とした円C2の内側に、少なくとも加圧位置fが位置すればよい。
本実施の形態によれば、回転中心Pに平行な方向からの投影視において、駆動半径Rdと比較して、嵌合半径Rfは短く、公転半径Rrは長い。これにより、すべり摩擦による駆動力の損失が低く抑えられるので、駆動負荷を低減することができる。また、上記特許文献2の構成のように、ボールを挟持するV溝同士の径を一致させたり偏芯を無くしたりする高い加工精度が要求されないので、構成が簡単でコスト上昇が抑えられる。よって、駆動負荷を低減しつつ低コストで高精度な振動型駆動装置を提供することができる。
また、転動ボール108の中心同士を結んでできる多角形S2を形成する辺のうち回転中心Pからの距離が最も近い辺に接し且つ回転中心Pを中心とする円C2の内側に、加圧位置f(第2の位置)が位置する。この条件は、図7、図8に示す各例で満たされている。あるいは、転動ボール108が回転中心Pを中心とする同心円に配置され且つ、各々の距離が略一致する場合(図7)、転動ボール108の中心同士を結んでできる多角形S1の内接円C1の内側に加圧位置fが位置する。この条件は、図7に示す例で満たされている。これらのような構成により、傾きθの発生を抑えることができ、安定した回転駆動が可能となる。また、傾き防止機構が不要となるので小型化に寄与する。
なお、転動ボール108等の摺動部材は、6個に限定されず、回転中心Pを囲むように少なくとも3つ設けられればよい。
(第2の実施の形態)
図9は、本発明の第2の実施の形態における被駆動体121と支持体122との間で転動ボール108を保持する構成の要部の斜視図である。図10(a)、(b)は、-Y側から見た複数の転動ボール108の配置を説明する図である。
本実施の形態では、第1の実施の形態に対し、転動ボール108の数と転動ボール108の保持構造が異なり、その他の構成は同様である。図9、図10はそれぞれ、図6、図7に対応している。
本実施の形態の振動型モータ100は、リテーナ109を有さず、複数の転動ボール108は、支持体122と被駆動体121とによってのみ保持される。具体的には、支持体122には、環状溝部Gが形成されている。環状溝部Gは、転動受け部122bおよび一対の側壁122eにより構成される。環状溝部G内に複数の転動ボール108が配置されている。環状溝部Gの中心は回転中心Pと略一致している。回転中心Pから環状溝部Gの幅方向の中心位置までの距離は、公転半径Rrと同じである。従って、転動ボール108は、公転半径Rrが規制された状態で被駆動体121と支持体122とに対して転動可能となる。
複数の転動ボール108は、環状溝部G内において、周方向およびラジアル方向に適正なガタを有した状態で配置されることで、転動ボール108同士の間隔を略一定に保ちながら自転および公転することが可能となり、良好な転動保持が可能となる。駆動半径Rd、嵌合半径Rf、公転半径Rrの関係は第1の実施の形態と同様である。また、外形Eと公転半径Rrとの関係も第1の実施の形態と同様である(図10(b))。なお、環状溝部Gは、上記特許文献2のV溝のように双方に形成されるものとは異なり、被駆動体121と支持体122のうち片方である支持体122に形成される。従って、高い加工精度が要求されないので、構成が簡単でコスト上昇が抑えられる。溝がV溝でない場合、環状溝部Gは被駆動体121と支持体122の双方に形成されていてもよい。
本実施の形態によれば、駆動負荷を低減しつつ低コストで高精度な振動型駆動装置を提供することに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
なお、上記各実施の形態では、撮像装置21が振動型モータ100により回転駆動される例を説明したが、振動型モータ100により回転駆動される回転体を有する装置であれば本発明を適用可能である。その場合の回転体としては、例えば、レーザ光などの照射装置やロボットアームのアーム部なども該当する。
なお、各実施の形態において、「略」を付したものは完全を除外する趣旨ではない。例えば、「略等間隔」、「略一致」、「略一定」、「略中心」、「略円環形状」、「略等しい」はそれぞれ、等間隔、一致、一定、中心、円環形状、等しいを含む趣旨である。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
101 振動子
121 被駆動体
122 支持体
102a 突起部
108 転動ボール
P 回転中心
Rd 駆動半径
Rf 嵌合半径
Rr 公転半径

Claims (12)

  1. 突起部が設けられた振動子を有し、前記振動子を振動させて駆動力を発生させる駆動部と、
    第1の方向にて前記突起部と加圧接触する接触部を有する第1のユニットと、
    前記駆動部の駆動力によって前記第1のユニットに対して前記第1の方向と平行な所定の回転軸を中心に相対的に回転する第2のユニットと、
    前記第1の方向にて前記第1のユニットと前記第2のユニットで挟持され、前記第1のユニットと前記第2のユニットとを相対的に回転可能に支持する3つ以上の支持部材と、を有し、
    前記突起部の前記接触部と接触する接触点全体が、前記第1の方向から見て、前記3つ以上の支持部材のいずれか3つの支持部材の中心を直線で結んで形成される1つ以上の三角領域のいずれかの三角領域内の位置にあることを特徴とする振動型駆動装置。
  2. 前記接触点は、前記3つ以上の支持部材のいずれとも前記第1の方向に並ばない位置にあることを特徴とする請求項1に記載の振動型駆動装置。
  3. 前記3つ以上の支持部材を、前記第1のユニットと前記第2のユニットとの相対的な回転に伴い前記所定の回転軸の周方向に移動可能に保持する保持部材を有することを特徴とする請求項1または2に記載の振動型駆動装置。
  4. 前記保持部材は、前記3つ以上の支持部材が互いに接触しないように前記3つ以上の支持部材の間の距離を規制することを特徴とする請求項3に記載の振動型駆動装置。
  5. 前記振動子には、前記突起部が2つ設けられていて、
    前記2つの突起部の前記接触部と接触する接触点全体が、前記第1の方向から見て、前記3つ以上の支持部材のいずれか3つの支持部材の中心を直線で結んで形成される1つ以上の三角領域のいずれかの三角領域内の位置にあることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の振動型駆動装置。
  6. 前記第1の方向から見て、前記突起部の前記接触部と接触する接触点の大きさは、前記支持部材よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の振動型駆動装置。
  7. 突起部が設けられた振動子を有し、前記振動子を振動させて駆動力を発生させる駆動部と、
    第1の方向にて前記突起部と加圧接触する接触部を有する第1のユニットと、
    前記駆動部の駆動力によって前記第1のユニットに対して前記第1の方向と平行な所定の回転軸を中心に相対的に回転する第2のユニットと、
    前記第1の方向にて前記第1のユニットと前記第2のユニットで挟持され、前記第1のユニットと前記第2のユニットとを相対的に回転可能に支持する3つ以上の支持部材と、
    前記第1のユニットと前記第2のユニットとが相対的に回転することで撮影方向が変化する撮像部と、を有し、
    前記突起部の前記接触部と接触する接触点全体が、前記第1の方向から見て、前記3つ以上の支持部材のいずれか3つの支持部材の中心を直線で結んで形成される1つ以上の三角領域のいずれかの三角領域内の位置にあることを特徴とする撮像装置。
  8. 前記接触点は、前記3つ以上の支持部材のいずれとも前記第1の方向に並ばない位置にあることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  9. 前記3つ以上の支持部材を、前記第1のユニットと前記第2のユニットとの相対的な回転に伴い前記所定の回転軸の周方向に移動可能に保持する保持部材を有することを特徴とする請求項またはに記載の撮像装置。
  10. 前記保持部材は、前記3つ以上の支持部材が互いに接触しないように前記3つ以上の支持部材の間の距離を規制することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  11. 前記振動子には、前記突起部が2つ設けられていて、
    前記2つの突起部の前記接触部と接触する接触点全体が、前記第1の方向から見て、前記3つ以上の支持部材のいずれか3つの支持部材の中心を直線で結んで形成される1つ以上の三角領域のいずれかの三角領域内の位置にあることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一項に記載の撮像装置。
  12. 前記第1の方向から見て、前記突起部の前記接触部と接触する接触点の大きさは、前記支持部材よりも小さいことを特徴とする請求項7乃至11のいずれか一項に記載の撮像装置。
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