JP2009236721A - 基板、プローブカード・アセンブリ用基板および基板の製造方法 - Google Patents

基板、プローブカード・アセンブリ用基板および基板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ビア導体および導体パターン層の接合強度を向上させること。
【解決手段】基板の製造方法は、次の工程を有している。(A)基体11のビアホール11h内に導体ペーストを充填する工程、(B)ビアホール11hを覆うように基体11に重ねられた樹脂製シートに圧力を加えることによって、導体ペーストの端部に窪みを形成する工程、(C)導体ペーストを硬化させることによって、ビア導体12を形成する工程、(D)ビア導体12の窪みの内側に金属材料からなる介在層14を形成する工程、(E)介在層14上および基体11の表面上に導体パターン層17を形成する工程。
【選択図】図5A

Description

本発明は、例えばプローブカード・アセンブリに用いられる基板に関するものである。
近年、例えばプローブカード・アセンブリに用いられる基板において、導体パターン層の微細化がさらに進められている。
特開2001−91543号公報
導体パターン層の微細化が進められる中で、導体パターン層およびビア導体の接合に関する強度の向上が求められている。
本発明の一つの態様によれば、基板の製造方法は、次の工程を有している。(A)基体のビアホール内に導体ペーストを充填する工程、(B)ビアホールを覆うように基体に重ねられた樹脂製シートに圧力を加えることによって、導体ペーストの端部に窪みを形成する工程、(C)導体ペーストを硬化させることによって、ビア導体を形成する工程、(D)ビア導体の窪みの内側に金属材料からなる介在層を形成する工程、(E)介在層上および基体の表面上に導体パターン層を形成する工程。
本発明の一つの態様によれば、基板は、基体、ビア導体および介在層を有している。基板は、導体パターン層をさらに有している。基体は、ビアホールが設けられた表面を有している。ビア導体は、窪みを含む端部有しており、ビアホール内に形成されている。介在層は、ビア導体の窪みの内側に形成されている。介在層は、金属材料からなる。導体パターン層は、介在層上および基体の表面上に形成されている。
本発明の一つの態様によれば、基板は、窪みを含む端部を有するビア導体を備えている。基板は、ビア導体の窪みの内側に形成された介在層を備えている。このような構成によって、導体パターン層およびビア導体の接合に関する強度が向上されている。
図1に示されているように、プローブカード・アセンブリ用基板1(以下、基板1という)は、半導体ウエハ2の電気的検査に用いられる。基板1は、半導体ウエハ2の複数の電極2eに電気的に接続される複数の接触構造1csを有している。
図2に示されているように、基板1は、基体11、複数のビア導体12および複数の導体パターン13を有している。図2および図3に示されているように、複数の導体パターン13は、基体11の表面上に平面的に配置されており、複数のビア導体12に電気的に接続されている。
基体11は、セラミック材料を含んでいる。基体11の材料の例は、酸化アルミニウム(Al)である。図5Aに示されているように、基体11は、ビアホール11hが設けられた表面11uを有している。
ビア導体12は、ビアホール11h内に設けられている。ビア導体12の材料の例は、銀(Ag)である。図6に示されているように、ビア導体12は、窪み12dを含む端部12tを有している。窪み12dの深さは、5μm〜200μmの範囲に含まれる。
図4、図5AおよびBに示されているように、基板1は、ビア導体12上に形成された介在層14を有している。介在層14は、金属材料からなる。介在層14は、窪み12dの内側に形成された第1のメッキ層である。介在層14は、Ni層15およびAu層16を含んでいる。Ni層15およびAu層16は、電解メッキ法によって形成されている。Ni層15は、ビア導体12の窪み12dの内側に形成されている。Au層16は、Ni層15上に形成されている。Ni層15は、1〜10μmの厚みを有している。Au層16は、0.1〜1μmの厚みを有している。
介在層14がビア導体12の窪み12dの内側に形成されていることにより、ビア導体12および介在層14の接合強度が向上されている。従って、基板1は、ビア導体12および導体パターン層17の接合強度に関して向上されている。
基板1は、活性金属を含む導体パターン層17を有している。導体パターン層17は、第1のパターン層18および第2のパターン層19を含んでいる。第1のパターン層18は、活性金属を含んでいる。活性金属の例は、チタン(Ti)である。第1のパターン層18は、0.1〜0.5μmの厚みを有している。
図7に示されているように、第1のパターン層18は、第1の層18−1、第2の層18−2および第3の層18−3を含んでいる。第1の層18−1は、チタンからなる。第2の層18−2は、チタンおよび銅の合金からなる。第3の層は、銅からなる。第1、第2および第3の層は、スパッタリングによって形成されている。
図8に示されているように、第1の層18−1および基体11の間に、反応層20が形成されている。反応層20は、チタンの酸化物(TiO)からなる。反応層20は、第1の層18−1に含まれているチタンと、基体11の酸化アルミニウムに含まれている酸素との化合物からなっている。基板1が反応層20を有していることにより、基体11および導体パターン層17の接合に関する強度が向上されている。
第2のパターン層19は、銅からなる。第2のパターン層は、スパッタリング法によって形成されている。第2のパターン層19は、0.2〜3μmの厚みを有している。
基板1は、第2のパターン層19上に形成された第2のメッキ層21を有している。第2のメッキ層21は、第2のパターン19層を覆っている。第2のメッキ層21は、Ni層22およびAu層23を含んでいる。Ni層22およびAu層23は、電解メッキ法によって形成されている。Ni層22は、第2のパターン層19を覆っている。Au層23は、Ni層22上に形成されている。Ni層22は、1〜10μmの厚みを有している。Au層23は、1〜10μmの厚みを有している。
以下、図9を参照して、基板1の製造方法について説明する。工程1において、基体11を準備する。図10Aに示されているように、基体11は、ビアホール11hが設けられた表面11uを有している。図10Bに示されているように、工程2において、導体ペースト12pがビアホール11h内に充填される。
図10CおよびDに示されているように、工程3において、導体ペースト12pに圧力を加えることによって、窪み12tが導体ペースト12pの上端に形成される。図10Cに示されているように、導体ペースト12pが充填された基体11上に、樹脂製シートが重ねられる。図10Dに示されているように、樹脂製シートに2MPa〜20MPaの圧力Pが加えられる。導体ペースト12pの上端に、5μm〜200μmの範囲に含まれる深さの窪み12dが形成される。導体ペースト12pに圧力が加えられることにより、導体ペースト12p内の不要なガスが除去される。
工程4において、導体ペースト12pが硬化される。すなわち、ビア導体12が基体11に形成される。工程5において、介在層14が、ビア導体12上に形成される。介在層14は、ビア導体12の窪み12d内に形成される。従って、ビア導体12および介在層14の接合強度が向上されている。介在層14は第1のメッキ層である。工程6において、導体パターン層17が、介在層14上および基体11上に形成される。工程7において、第2のメッキ層21が、導体パターン層17上に形成される。
本発明の一つの実施形態におけるプローブカード・アセンブリ用基板1を示している。 図1に示された基板1の一部分を示している。 図2に示された導体パターン13を示している。 図3において符号IVで示された部分の拡大図を示している。 図4のVa−Va’における断面図を示している。 図4のVb−Vb’における断面図を示している。 ビア導体12を示している。 図5Aにおいて符号VIIで示された部分の拡大図を示している。 図7において符号VIIIで示された部分の拡大図を示している。 基板1の製造方法を示している。 図9における工程1を示している。 図9における工程2を示している。 図9における工程3を示している。 図9における工程3を示している。
符号の説明
1 基板
11 基体
12 ビア導体
14 介在層
17 導体パターン層
21 メッキ層

Claims (9)

  1. 基体のビアホール内に導体ペーストを充填する工程と、
    前記ビアホールを覆うように前記基体に重ねられた樹脂製シートに圧力を加えることによって、前記導体ペーストの端部に窪みを形成する工程と、
    前記導体ペーストを硬化させることによって、ビア導体を形成する工程と、
    前記ビア導体の窪みの内側に金属材料からなる介在層を形成する工程と、
    前記介在層上および前記基体の前記表面上に導体パターン層を形成する工程と、
    を有する基板の製造方法。
  2. 前記介在層がメッキ層であることを特徴とする請求項1記載の製造方法。
  3. 前記導体パターン層が活性金属を含んでいることを特徴とする請求項1記載の製造方法。
  4. 前記窪みの深さが5μm〜200μmの範囲に含まれることを特徴とする請求項1記載の製造方法。
  5. 前記圧力が2MPa〜20MPaの範囲に含まれることを特徴とする請求項4記載の製造方法。
  6. ビアホールが設けられた表面を有する基体と、
    窪みを含む端部有しており、前記ビアホール内に形成されたビア導体と、
    前記ビア導体の前記窪みの内側に形成された金属材料からなる介在層と、
    前記介在層上および前記基体の前記表面上に形成された導体パターン層と、
    を備えた基板。
  7. 前記導体パターン層が、活性金属を含む第1のパターン層と、前記第1のパターン層上に形成された第2のパターン層とを備えていることを特徴とする請求項6記載の基板。
  8. 前記介在層がニッケルを含んでいることを特徴とする請求項7記載の基板。
  9. 請求項6乃至請求項8のいずれかに記載された基板と、
    前記導体パターン層に電気的に接続されており、前記基板上に設けられた接触構造と、
    を備えたプローブカード・アセンブリ用基板。
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