JP2009236326A - 熱処理炉の稼動管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の熱処理炉を用いて、それぞれの熱処理炉を連続稼動させることなく、熱処理に使用して余った熱を、無駄なく有効に活用することができる熱処理炉の稼動管理システムを提供する。
【解決手段】複数の熱処理炉1、4、7をそれぞれ熱受給路10a、10b、10cで連結し、これら熱処理炉の間で、熱処理炉の放出熱を、熱の供給が必要な工程を行なう別の熱処理炉に熱受給路を通じて供給するに際し、放出熱を受給する第1熱処理炉1と第2熱処理炉4を連結した熱受給路10aに設置された熱受給用送風ファン11aの送風量、または、第1熱処理炉1の送風ファン1bの送風量を制御装置13により制御することにより、第2熱処理炉4への放出熱の供給量を調節する。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱処理炉の稼動管理システムに関し、さらに詳しくは、複数の熱処理炉を用いて、それぞれの熱処理炉を連続稼動させることなく、熱処理に使用して余った熱を、無駄なく有効に活用することができる熱処理炉の稼動管理システムに関するものである。
石膏鋳造法により金型を製造する際には、例えば、鋳物の熱処理や金型の余熱などの各種熱処理が行なわれる(例えば、特許文献1参照)。これら熱処理を行なう熱処理炉は、1回の工程を終えた後は、初期の温度条件に戻すために、ある程度の時間が経過した後に新たな工程を行なうようにして、連続稼動しないことが一般的である。したがって、1回の工程が終了した後に熱処理炉に残っていた熱(余熱)は、次の新たな工程を行なうまでの間に気中に放出されていた。即ち、熱処理炉の余熱はそのまま無駄に捨てられるだけで、有効に活用されていなかった。
熱処理炉とは異なるが、燃焼炉の排熱を有効に利用するシステムとしては、燃焼炉の排気通路の途中に蓄熱体を設け、この蓄熱体に燃焼炉への給気通路を通過させる構造にしたシステムが提案されている(特許文献2参照)。このシステムでは、排気熱を蓄熱体に蓄熱して、この蓄熱によって燃焼炉に新たに供給される空気を加熱して、排熱を有効利用するようにしている。しかしながら、この提案のシステムは、基本的に1つの燃焼炉に注目して排熱を活用しようとするものであり、蓄熱体の蓄熱性能によってその効果に大きな差が生じるという問題があった。しかも、排熱の利用効果を向上させるには、1つの燃焼炉をできるだけ連続稼動させる必要があった。
特開2007−69400号公報 特開平6−180115号公報
本発明の目的は、複数の熱処理炉を用いて、それぞれの熱処理炉を連続稼動させることなく、熱処理に使用して余った熱を、無駄なく有効に活用することができる熱処理炉の稼動管理システムを提供することにある。
上記目的を達成するため本発明の熱処理炉の稼動管理システムは、加熱手段と送風手段とを備えた複数の熱処理炉をそれぞれ熱受給路で連結し、これら熱処理炉の間で熱処理炉の放出熱を、熱の供給が必要な工程を行なう別の熱処理炉に前記熱受給路を通じて供給することを特徴とするものである。
ここで、前記複数の熱処理炉に対して、少なくとも1つの熱処理炉が熱の放出のみをする工程を行なう際に、別の少なくとも1つの熱処理炉が熱の供給が必要な工程を行なうように工程サイクルを設定し、熱の放出のみをする工程を行なっている熱処理炉の放出熱を供給することもできる。
前記熱受給路に熱受給用送風手段を設けることもできる。この場合に、放出熱を供給する熱処理炉と放出熱が供給される熱処理炉との温度に基づいて、放出熱を受給する熱処理炉を連結した熱受給路に設置された熱受給用送風手段の送風量、または、放出熱を供給する熱処理炉の送風手段の送風量を制御することにより、前記放出熱の供給量を調節することもできる。或いは、前記複数の熱処理炉の工程サイクルの経過時間に基づいて、放出熱を受給する熱処理炉を連結した熱受給路に設置された熱受給用送風手段の送風量、または、放出熱を供給する熱処理炉の送風手段の送風量を制御することにより、前記放出熱の供給量を調節することもできる。また、本発明では、前記熱受給路を断熱材により被覆した仕様にすることもできる。
本発明の熱処理炉の稼動管理システムによれば、加熱手段と送風手段とを備えた複数の熱処理炉をそれぞれ熱受給路で連結したので、これら熱処理炉の間で、いずれかの熱処理炉の放出熱を、熱の供給が必要な工程を行なう別の熱処理炉に前記熱受給路を通じて供給することで、それぞれの熱処理炉を連続稼動させなくても、余った熱(放出熱)を無駄に捨てることなく、別の熱処理炉で有効に活用することができる。これにより、複数の熱処理炉全体としては、所定の工程を行なうための熱消費量を削減することが可能なる。
以下、本発明の熱処理炉の稼動管理システムを、図に示した実施形態に基づいて説明する。
図1に例示するように、この実施形態では第1熱処理炉1、第2熱処理炉4、第3熱処理炉7の稼動管理を行なうようになっている。第1熱処理炉1は、鋳物の第1熱処理を行なう炉であり、給気路2aにはヒータ1aおよび送風ファン1bが備わり、排気路2bには排気ダンパ3が備わっている。また、給気路2aと排気路2bとを連結する循環路2cが設けられている。循環路2c(排気路2b)には温度センサ12aが取り付けられている。
第2熱処理炉4は、金型の予熱を行なう炉であり、給気路5aにはヒータ4aおよび送風ファン4bが備わり、排気路5bには排気ダンパ6が備わっている。また、給気路5aと排気路5bとを連結する循環路5c(排気路5b)が設けられている。循環路5cには温度センサ12bが取り付けられている。
第3熱処理炉7は、鋳物の第2熱処理を行なう炉であり、給気路8aにはヒータ7aおよび送風ファン7bが備わり、排気路8bには排気ダンパ9が備わっている。また、給気路8aと排気路8bとを連結する循環路8cが設けられている。循環路8c(排気路8b)には温度センサ12cが取り付けられている。
第1熱処理炉1の循環路2c、第2熱処理炉4の循環路5c、第3熱処理炉7の循環路8cはそれぞれ、熱受給路10a、10b、10cにより連結されている。それぞれの熱受給路10a、10b、10cには、熱受給用送風ファン11a、11b、11cが設けられ、また、その表面は断熱材14により被覆されている。熱受給用送風ファン11a、11b、11cは、設置されたそれぞれの熱受給路10a、10b、10cの何れの方向にも送風できるようになっている。
それぞれのヒータ1a、4a、7a、送風ファン1b、4b、7b、排気ダンパ3、6、9、熱受給用送風ファン11a、11b、11cの動作は制御装置13により制御される。制御装置13には、温度センサ12a、12b、12cにより測定された温度データが入力される。また、それぞれの熱処理炉1、4、7の炉内温度データも制御装置に入力されるようになっている。
第1熱処理炉1、第2熱処理炉4、第3熱処理炉7による熱処理の温度チャート(炉内温度の経時変化)を図3に例示する。図3において、実線(A線)、点線(B線)、一点鎖線(C線)がそれぞれ、第1熱処理炉1、第2熱処理炉4、第3熱処理炉7の炉内温度の経時変化を示している。
第1熱処理炉1では、稼動から2時間でT4℃まで加熱し後、T4℃を10時間維持して1回の熱処理が終了し、その12時間後に新たな熱処理を行なう。このように1工程サイクルが24時間に設定され、稼動開始から12時間は熱の供給が必要な工程を行なう。そして、その後の12時間は供給された熱の放出のみをする工程、即ち、図3のA1、A2における余熱を放出熱として放出する工程を行なう。
第2熱処理炉4では、稼動から2時間でT2℃まで加熱し後、T2℃を10時間維持して1回の熱処理が終了し、その12時間後に新たな熱処理を行なう。このように1工程サイクルが24時間に設定され、稼動開始から12時間は熱の供給が必要な工程を行なう。そして、その後の12時間は供給された熱の放出のみをする工程、即ち、図3のB1、B2における余熱を放出熱として放出する工程を行なう。
第3熱処理炉7では、稼動から1時間でT1℃まで加熱し、続く13時間でT3℃まで加熱し、T3℃を16時間維持して1回の熱処理が終了し、その18時間後に新たな熱処理を行なう。このように1工程サイクルが48時間に設定され、稼動開始から30時間は熱の供給が必要な工程を行なう。そして、その後の18時間は供給された熱の放出のみをする工程、即ち、図3のC1における余熱を放出熱として放出する工程を行なう。
尚、第1熱処理炉1、第2熱処理炉4、第3熱処理炉7での熱の供給が必要な工程においても、排気熱が放出熱となる。
次に、本発明によって熱処理炉の放出熱を、熱の供給が必要な別の熱処理炉に供給する手順を、第1熱処理炉1の放出熱を第2熱処理炉4に供給する場合を例にして、図2に基づいて説明する。
図2に例示する第1熱処理炉では、熱処理が終了してヒータ1aによる加熱を停止しているが、炉内に熱が残っている状態にある。一方、第2熱処理炉4では、熱処理を行なっていて新たな熱の供給が必要な状態にあり、送風ファン4bによって送り込んだ外気をヒータ4aで加熱して炉内に熱を供給している。そこで、第1熱処理炉1では、排気ダンパ3を閉じた状態にして送風ファン1bを稼動するとともに、熱受給路10aに設置した熱受給用ファン11aを、第1熱処理炉1から第2熱処理炉4に向かって送風するように稼動させる。
これにより、熱の放出のみをする工程を行なっている第1熱処理炉1の炉内の余熱が放出熱として、循環路2cおよび熱受給路10aを通じて第2熱処理炉4の循環路5cに導かれる。この循環路5cに導かれた放出熱は、さらに送風ファン4bの送風により第2熱処理炉4の炉内に供給される。そのため、第2熱処理炉4では、熱の供給が必要な工程を行なうに際して、ヒータ4aの加熱温度を低く抑えることが可能になり、或いは、加熱時間を短くすることが可能になる。
第2熱処理炉4に対する第1熱処理炉1の放出熱の供給量は、第1熱処理炉1の送風ファン1bの送風量、または、熱受給用ファン11aの送風量を制御することにより行なう。これらの送風量は、第1熱処理炉1側にある温度センサ12aにより測定された温度データと、第2熱処理炉4側にある温度センサ12bにより測定された温度データとに基づいて制御される。
例えば、温度センサ12aの温度データと温度センサ12bの温度データとを比較して温度センサ12aの温度データ(第1熱処理炉1の放出熱の温度)が、温度センサ12bの温度データ(第2熱処理炉4側の温度)よりも高いことを確認しつつ、第2熱処理炉4の炉内温度が必要な時間で必要な温度になるように、送風量の大きさを調整する。ここで、温度センサ12aの温度データ(第1熱処理炉1の放出熱の温度)が、第2熱処理炉4が目標とする炉内温度よりも低くなった場合は、放出熱の供給を停止する。第1熱処理炉1および第2熱処理炉4の炉内温度データに基づいて放出熱の供給量を制御してもよい。
熱受給用ファン11aを設けずに、第1熱処理炉1の送風ファン1bの送風のみによって、放出熱を第2熱処理炉4に供給することもできるが、この実施形態のように熱受給用ファン11aを設けることで、損失を最小限にして迅速かつ大量に、放出熱を供給することが可能になる。熱受給用ファン11aの送風量は、例えば、10m/min〜20m/min程度である。放出熱を供給する際には、送風ファン1bの送風量も熱受給用ファン11aの送風量と同等に設定する。
放出熱を供給する際の損失を抑えるには、熱受給路10aを短くすればよく、例えば、1m以下にすることが好ましい。しかしながら、熱処理炉1、4の設置スペースの制約によって、熱受給路10aが長くなる場合には、その表面を断熱材14により被覆して損失を抑えることができる。もちろん、熱受給路10aが1m未満であっても、その表面を断熱材14で被覆してもよい。また、それぞれの循環路2c、5cの表面を断熱材14で被覆してもよい。
また、第1熱処理炉1が、熱の放出のみをする工程を行なっている場合だけでなく、熱処理を行なっている稼動中であっても、その排出熱を放出熱として熱の供給が必要な工程を行なう第2熱処理炉4に供給することができる。この場合も、既述した同様の制御を行なえばよい。
また、第1熱処理炉1からだけでなく、第3熱処理炉7からの放出熱を同様に第2熱処理炉4に供給することもできる。このように、本発明では、複数の熱処理炉1、4、7の間で、いずれかの熱処理炉の放出熱を、熱の供給が必要な工程を行なう別の熱処理炉に熱受給路10a、10b、10cを通じて供給することで、それぞれの熱処理炉1、4、7を連続稼動させなくても、余熱を放出熱としてを無駄に捨てることなく、別の熱処理炉で有効に活用することができる。したがって、複数の熱処理炉1、4、7全体としては、所定の工程を行なうための熱消費量を削減することが可能なる。
図4は、第1熱処理炉1、第2熱処理炉4、第3熱処理炉7に対して、少なくとも1つの熱処理炉が熱の放出のみをする工程を行なう際に、別の少なくとも1つの熱処理炉が熱の供給が必要な工程を行なうように工程サイクルを設定して、それぞれの熱処理炉1、4、7の炉内温度の経時変化を示している。ここで、工程サイクル経過時間12(h)時点で、第1熱処理炉1の熱処理が終了している。そして、図4のA1における第1熱処理炉1の余熱を放出熱として、既述した手順によって、熱が必要な工程を行なっている第2熱処理炉4に供給している。そのため、第2熱処理炉4では、熱の供給が必要な工程を行なうに際して熱消費量を抑えることができる。
工程サイクル経過時間20(h)時点では、第3熱処理炉7の熱処理が終了している。そして、図4のC1における第3熱処理炉7の余熱を放出熱として、既述した同様の手順によって、熱が必要な工程を行なっている第2熱処理炉4、第1熱処理炉1に供給している。そのため、第2熱処理炉4および第1熱処理炉1では、熱の供給が必要な工程を行なうに際して、それぞれヒータ4a、1aの加熱温度を低く抑えることが可能になり、或いは、加熱時間を短くすることが可能になる。
図4のように予めそれぞれの熱処理炉1、4、7の工程サイクルを設定しておけば、温度センサ12a、12b、12cが測定する温度データではなく、これら熱処理炉1、4、7が工程サイクルを行なっている経過時間に基づいて、稼動管理することもできる。即ち、熱の放出のみをする工程を行なって放出熱を供給する熱処理炉と、熱の供給が必要な工程を行なって放出熱が供給される熱処理炉とを連結した熱受給路に設置された熱受給用送風手段の送風量、または、放出熱を供給する熱処理炉の送風手段の送風量を、予め設定された工程サイクルの経過時間によって制御することにより、放出熱の供給量を調節することが可能になる。
図5に別の実施形態を例示する。この実施形態は、図1に例示した実施形態の熱受給用送風ファン11a、11b、11cを、切換弁15a、15b、15c、15d、15e、15fに置き換えたものであり、その他の構成は同じである。これら切換弁15a、15b、15c、15d、15e、15fの動作は制御装置13により制御される。
次に、この実施形態によって、第1熱処理炉1の放出熱を第2熱処理炉4に供給する場合を、図6に基づいて説明する。
図6に例示する第1熱処理炉では、排気ダンパ3を閉じた状態にして送風ファン1bを稼動する。循環路2cと熱受給路10bとの連結部に設けた切換弁15bは、切換弁15bの上流側の循環路2cと下流側の循環路2cのみが連通するように作動させる。循環路2cと熱受給路10aとの連結部に設けた切換弁15aは、切換弁15aの上流側の循環路2cと熱受給路10aのみが連通するように作動させる。循環路5cと熱受給路10aとの連結部に設けた切換弁15cは、循環路5cと熱受給路10aとが連通するように作動させる。循環路2cと熱受給路10cとの連結部に設けた切換弁15dは、切換弁15dの上流側の循環路5cと下流側の循環路5cのみが連通するように作動させる。
これにより、第1熱処理炉1の炉内の余熱が放出熱として、循環路2cおよび熱受給路10aを通じて第2熱処理炉4の循環路5cに導かれる。この循環路5cに導かれた放出熱は、さらに送風ファン4bの送風により第2熱処理炉4の炉内に供給される。そのため、第2熱処理炉4では、熱の供給が必要な工程を行なうに際して、ヒータ4aの加熱温度を低く抑えることが可能になり、或いは、加熱時間を短くすることが可能になる。
既述した実施形態では、3つの熱処理炉1、4、7の稼動管理を行なっているが、熱処理炉の数は複数であればよい。また、それぞれの熱処理炉1、4、7は異なる熱処理を行なう炉に限らず、それぞれが同じ熱処理を行なう熱処理炉であってもよく、熱処理の種類や熱処理の種類の組合せは特に限定されない。
本発明の熱処理炉の稼動管理システムを例示する全体概要図である。 図1の第1熱処理炉の放出熱を、第2熱処理炉に供給する例を示す説明図である。 それぞれの熱処理炉による熱処理の温度チャートを例示するグラフ図である。 本発明による熱処理炉間の放出熱の供給状態を例示するグラフ図である。 本発明の熱処理炉の稼動管理システムの変形例を示す全体概要図である。 図5の第1熱処理炉の放出熱を、第2熱処理炉に供給する例を示す説明図である。
符号の説明
1 第1熱処理炉
1a ヒータ
1b 送風ファン
2a 給気路
2b 排気路
2c 循環路
3 排気ダンパ
4 第2熱処理炉
4a ヒータ
4b 送風ファン
5a 給気路
5b 排気路
5c 循環路
6 排気ダンパ
7 第3熱処理炉
7a ヒータ
7b 送風ファン
8a 給気路
8b 排気路
8c 循環路
9 排気ダンパ
10a、10b、10c 熱受給路
11a、11b、11c 熱受給用送風ファン
12a、12b、12c 温度センサ
13 制御装置
14 断熱材
15a、15b、15c、15d、15e、15f 切換弁

Claims (6)

  1. 加熱手段と送風手段とを備えた複数の熱処理炉をそれぞれ熱受給路で連結し、これら熱処理炉の間で熱処理炉の放出熱を、熱の供給が必要な工程を行なう別の熱処理炉に前記熱受給路を通じて供給する熱処理炉の稼動管理システム。
  2. 前記複数の熱処理炉に対して、少なくとも1つの熱処理炉が熱の放出のみをする工程を行なう際に、別の少なくとも1つの熱処理炉が熱の供給が必要な工程を行なうように工程サイクルを設定し、熱の放出のみをする工程を行なっている熱処理炉の放出熱を供給する請求項1に記載の熱処理炉の稼動管理システム。
  3. 前記熱受給路に熱受給用送風手段を設けた請求項1または2に記載の熱処理炉の稼動管理システム。
  4. 放出熱を供給する熱処理炉と放出熱が供給される熱処理炉との温度に基づいて、放出熱を受給する熱処理炉を連結した熱受給路に設置された熱受給用送風手段の送風量、または、放出熱を供給する熱処理炉の送風手段の送風量を制御することにより、前記放出熱の供給量を調節する請求項3に記載の熱処理炉の稼動管理システム。
  5. 前記複数の熱処理炉の工程サイクルの経過時間に基づいて、放出熱を受給する熱処理炉を連結した熱受給路に設置された熱受給用送風手段の送風量、または、放出熱を供給する熱処理炉の送風手段の送風量を制御することにより、前記放出熱の供給量を調節する請求項3に記載の熱処理炉の稼動管理システム。
  6. 前記熱受給路を断熱材により被覆した請求項1〜5のいずれかに記載の熱処理炉の稼動管理システム。
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