JP2009234526A - トレーリングアーム、及びその製造方法 - Google Patents

トレーリングアーム、及びその製造方法 Download PDF

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Yutaka Inuzuka
豊 犬塚
Naoki Terano
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Abstract

【課題】トーションビームを容易且つ強固に連結し得るトレーリングアームと、そのトレーリングアームを簡易な作業で製造し得る製造方法を提供すること。
【解決手段】一端が車体に揺動可能に支持され、他端に車輪を回転可能に支持する車輪支持部材を取り付け可能な一対のトレーリングアーム1と、一対のトレーリングアーム1を連結するトーションビームとを備えるトーションビーム式サスペンションにおけるトレーリングアーム1において、
中間部にトーションビーム取付用の開口部2bが位置する底壁2と、底壁2から延出する2つの側壁3とを有する断面コ字状を成し、底壁2及び側壁3によって構成される片方の端部1b側が底壁2と交差する方向に曲げられており、開口部2bの縁部が、側壁3の延出方向と反対方向に突出しているトレーリングアーム1。
【選択図】 図3

Description

本発明は、一端が車体に揺動可能に支持され、他端に車輪を回転可能に支持する車輪支持部材を取り付け可能な一対のトレーリングアームと、前記一対のトレーリングアームを連結するトーションビームとを備えるトーションビーム式サスペンションにおけるトレーリングアーム、及びその製造方法に関するものである。
従来の技術としては、例えば特許文献1の図2に開示されているように、断面円形のパイプを曲げ加工して成形し、パイプの端部を切断し(パイプの端部にスピンドル等の車輪支持部材を取り付けるために、曲げ加工によって端部に生じた凹凸をなくして面一とする工程)、さらにトーションビーム取付け用の貫通穴をパイプに形成して製造されたトレーリングアームと、そのトレーリングアームの製造方法が知られている。
特開2002−166716号公報
しかしながら、特許文献1の図2に示されるように、従来のトレーリングアームにおいては、その貫通穴にトーションビームを挿入して溶接する際、貫通穴の周縁部とトーションビームの外周部とを直接溶接するのは困難であり、また溶接部分の強度も確保し難いものであるため、補強部材(リインホースメント22,24)等を別途使用して溶接する必要があった。
また、特許文献1に記載される従来のトレーリングアーム製造方法においては、少なくともパイプの曲げ加工と、端部の切断加工とをそれぞれ別個に実施しなければならず、製造作業の効率化という点で改善の余地があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、トーションビームを容易且つ強固に連結し得るトレーリングアームと、そのトレーリングアームを簡易な作業で製造し得る製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のうちの請求項1に記載のトレーリングアームの発明では、
一端が車体に揺動可能に支持され、他端に車輪を回転可能に支持する車輪支持部材を取り付け可能な一対のトレーリングアームと、前記一対のトレーリングアームを連結するトーションビームとを備えるトーションビーム式サスペンションにおけるトレーリングアームにおいて、
中間部にトーションビーム取付用の開口部が位置する底壁と、前記底壁から延出する2つの側壁とを有する断面コ字状を成し、前記底壁及び側壁によって構成される片方の端部側が前記底壁と交差する方向に曲げられており、前記開口部の縁部が、前記側壁の延出方向と反対方向に突出していることを特徴とする。
〔作用及び効果〕
本発明のトレーリングアームは、板材のプレス加工によって容易に成形され得るので、従来のトレーリングアームと比べて、簡易な作業で製造可能であると共に、製造コストも削減され得るため、より安価に製造可能である。
さらに、本発明においては、開口部の縁部が、側壁の延出方向と反対方向に突出しているため、底壁の開口部にトーションビームを挿入して、トレーリングアームとトーションビームとを溶接して連結する際、本発明のトレーリングアームの開口部の縁部(突出している部分)とトーションビームの外周部とを直接溶接することが可能であり、従来のトレーリングアームのように補強部材を使用する必要もなく、容易に溶接作業を実施することができ、また溶接部分においても十分な強度を確保し得る。
本発明のうちの請求項2に記載のトレーリングアームの製造方法の発明では、
一端が車体に揺動可能に支持され、他端に車輪を回転可能に支持する車輪支持部材を取り付け可能な一対のトレーリングアームと、前記一対のトレーリングアームを連結するトーションビームとを備えるトーションビーム式サスペンションにおけるトレーリングアームの製造方法において、
トーションビーム取付用の開口部を備えた板材を、前記開口部が位置する底壁と、前記底壁から延出する2つの側壁とを有する断面コ字状にプレス加工する際に、
前記開口部の縁部を前記側壁の延出方向と反対方向に向けてバーリング加工し、前記底壁及び側壁をプレス方向に沿って曲げ加工しつつ、前記底壁及び側壁によって構成される端部を切断加工することを特徴とする。
〔作用及び効果〕
本発明のトレーリングアームの製造方法においては、パイプの曲げ加工ではなく、板材をプレス加工することによってトレーリングアームを製造する方法を採用している。
本発明によれば、板材をプレス加工する際、プレス方向に沿って曲げ加工しつつ、端部を切断加工することが可能であるため、曲げ加工と端部の切断加工とをそれぞれ別個に実施していた従来の製造方法と比べて作業が簡略化されており、簡易な作業でトレーリングアームを製造することができ、製造コストの削減にも寄与し得る。
その上、本発明によれば、板材をプレス加工する際、その開口部の縁部にバーリングを同時に形成することができる。そのため、当該開口部にトーションビームを挿入して、トレーリングアームとトーションビームとを溶接して連結する際、トレーリングアームのバーリングとトーションビームの外周部とを直接溶接することが可能であり、従来の製造方法のように補強部材を使用する必要もなく、容易に溶接作業を実施することができ、また溶接部分においても十分な強度を確保し得る。
〔実施形態〕
(トーションビーム式サスペンション構造S)
図1及び図2に基づいて、本発明のトレーリングアーム1を備えるトーションビーム式サスペンション構造Sについて説明する。尚、各図に記す矢印FR、矢印UP、矢印Wは、それぞれ車両Cの前方向(進行方向)、上方向、車幅方向(左右方向)を示すものである。
図1は、車両C(乗用車、商用車等)の後部の斜視図であり、車体の後部に設けられているトーションビーム式サスペンション構造Sの概略を示している。
図2は、図1のトーションビーム式サスペンション構造Sにおける左右一対のトレーリングアーム1(平面視でJ字状)と、その一対のトレーリングアーム1を連結するトーションビーム4を主に示す斜視図である。
図1に示されるように、本実施形態におけるトーションビーム式サスペンション構造Sは、左右一対のトレーリングアーム1、その一対のトレーリングアーム1を連結するトーションビーム4、上下方向の力を受けるコイルスプリング5とショックアブソーバー6、及びコイルスプリング5とショックアブソーバー6を取り付け可能な受け部材7を備えて構成されている。
(トレーリングアーム1の構造)
図1に示されるように、本発明のトレーリングアーム1は、車体後部の右及び左側部にそれぞれ配設されており、これらのトレーリングアーム1の中間部に亘って、トーションビーム4が連結されている。
トレーリングアーム1は、平面視において少し車体の外方側に湾曲しながら車両後方に延出されており、その前端部1a(車両前方側の端部)が、左右方向の軸線A周りに上下に揺動可能に車体に支持されると共に、その後端部1b(車両後方側の端部)に車両Cの後輪8が回転可能に支持されている。
図2に示されるように、トレーリングアーム1は、トーションビーム4が連結される底壁2と、底壁2から延出する2つの側壁3によって構成されており、底壁2及び側壁3によって構成される後端部1b側が底壁2と交差する方向に曲げられている。
トレーリングアーム1には、底壁2に対向し且つ2つの側壁3に亘る板部材9が設けられており、板部材9の端部(車両前方側の端部)には、貫通孔9aが設けられている。
底壁2には、その端部(車両前方側の端部)に貫通孔2aが設けられると共に、その中間部にトーションビーム4取付用の開口部2b(図3(b)参照)が設けられており、その開口部2bの縁部に、側壁3の延出方向と反対方向に向けてバーリング2cが形成されている。
トレーリングアーム1の後端部1b(底壁2と側壁3によって構成される端部)及び板部材9の端部(車両後方側の端部)には、スピンドル支持プレート10が溶接によって固定されている。
図示しないが、車輪を回転可能に支持する図示しないスピンドル(車輪支持部材の一例)は、スピンドル支持プレート10を介してトレーリングアーム1の後端部1bに取り付けることができる。スピンドル支持プレート10には、ボルト挿通孔10aが設けられており、スピンドルをボルトで締結して固定し得るように構成されている。
トレーリングアーム1とトーションビーム4は、トレーリングアーム1の開口部2bにトーションビーム4を挿入した状態において、トレーリングアーム1のバーリング2cと、トーションビーム4の外周部とを直接溶接することによって連結されている。
尚、右のトレーリングアーム1と左のトレーリングアーム1との車幅方向の距離T(トレッド)の変更については、トレーリングアーム1の開口部2bに対するトーションビーム4の挿入量を適宜調節することによって、容易に変更することができる。
(トレーリングアーム1の製造方法)
次に、図3〜図5に基づいて、本発明のトレーリングアーム1の製造方法について説明する。
図3は、本発明のトレーリングアーム1の製造方法の概要を示したものである。
図3(a)は、本発明において使用される板材11(鋼板等)を示す斜視図であり、板材11は、トーションビーム4取付用の開口部2bを備えている。
図3(b)は、本発明により製造されたトレーリングアーム1の斜視図である。
図3(c)は、本発明により製造されたトレーリングアーム1に、板部材9とスピンドル支持プレート10を溶接して固定する様子を示した斜視図である。
本発明においては、図3(a)に示す板材11をプレス加工する際に、後述するバーリング加工、曲げ加工、及び切断加工を同時に実施することによって、図3(b)に示すトレーリングアーム1を簡易に製造することができる。
そして、図3(c)に示されるように、本発明により製造されたトレーリングアーム1には、板部材9とスピンドル支持プレート10を溶接して固定することができる。尚、本実施形態におけるスピンドル支持プレート10は、トレーリングアーム1の後端部1b(底壁2及び2つの側壁3)、並びに板部材9の端部(車両後方側の端部)の合計4辺において溶接固定されるが、少なくとも3辺(例えば、トレーリングアーム1の後端部1b)で溶接すればスピンドル支持プレート10を強固に固定することができる。
次いで、図4及び図5に基づいて、本発明のトレーリングアーム1の製造方法の詳細について説明する。
図4及び図5は、上方の可動型13と下方の固定型15により構成される金型12によって、板材11をプレス加工する様子を示した断面図である。
図4は、製造されるトレーリングアームの側壁側から見たときの縦断面図である。
図5は、図4の矢視線Va〜c−Va〜c(図2に示すトレーリングアーム1の後端部1b付近に相当する部分)における縦断面図である。
尚、図4及び図5のいずれも(a)、(b)、(c)の順に推移し、図4の(a)、(b)、(c)はそれぞれ、図5の(a)、(b)、(c)に対応しており、図4及び図5中の白抜きの矢印は、可動型13のプレス方向を示している。
先ず、図4(a)及び図5(a)に示されるように、板材11の開口部2bが可動型13のバーリング形成部13aの真下に位置するように、板材11を可動型13と固定型15との間に設置した後、可動型13を下降させてプレス加工を行う。尚、金型12は、可動型13のバーリング形成部13aの真下に、固定型15のバーリング形成孔15aが配置されるように構成されている。上方の可動型13には、押圧部14(図4(b)参照)が設けられており、下方の固定型15には、被押圧部16aを有するカッター部材16が、スプリング17により固定型15の外側に引っ張られるように付勢された状態で設けられている。
図4(b)及び図5(b)に示されるように、板材11は、可動型13と当接しながら、固定型15内に引き込まれるようにしてプレス加工される。
そして、図4(c)及び図5(c)に示されるように、可動型13と固定型15とが完全に嵌合するとき、板材11は、開口部2bが位置する底壁2と、底壁2から延出する2つの側壁3とを有する断面コ字状にプレス加工される。尚、図5(c)では、トレーリングアーム1の後端部1b付近(図2参照)に相当する部分の断面が示されており、図示しないが、板材11は、図4(c)紙面上の左右方向全体に亘って断面コ字状にプレス加工される。
このプレス加工の際、図4(c)に示されるように、可動型13のバーリング形成部13a及び固定型15のバーリング形成孔15aによって、板材11の開口部2bの縁部がバーリング加工されて、側壁3の延出方向と反対方向(図4(c)紙面上の下方向)に向けてバーリング2cが形成されると共に、底壁2及び側壁3がプレス方向(図4中の白抜きの矢印の方向)に沿ってJ字状に曲げ加工される(図4(c)においては、底壁2が曲げ加工される様子が示されており、図示しないが、底壁2から延出する2つの側壁3も同様にプレス方向に沿って曲げ加工される)。
上記バーリング加工及び曲げ加工が実施されると略同時に、図5(c)に示されるように、可動型13の押圧部14と、固定型15のカッター部材16の被押圧部16aとが当接することによって、カッター部材16が固定型15の内側に移動し、底壁2及び2つの側壁3によって構成されるトレーリングアームの端部が切断加工されてトレーリングアームの後端部1bが形成される(即ち、図3(b)に示されるように、底壁2及び2つの側壁3からなる3辺が、カッター部材16によって同時に切断されて、断面コ字状の切断片18が生じる)。尚、本発明においては、少なくとも、車輪支持部材が取付けられるトレーリングアームの後端部1b側の端部を切断加工すれば良く、必要に応じて、トレーリングアームの前端部1a側の端部や、前端部1a及び後端部1b以外の側壁3の端部を切断するようにしても良い。
以上より、本発明によれば、板材11をプレス加工する際、プレス方向に沿って曲げ加工しつつ、端部を切断加工することが可能であるため、曲げ加工と端部の切断加工とをそれぞれ別個に実施していた従来の製造方法と比べて作業が簡略化されており、簡易な作業でトレーリングアーム1を製造することができ、製造コストの削減にも寄与し得る。
その上、本発明によれば、板材11をプレス加工する際、その開口部2bの縁部にバーリング2cを同時に形成することができる。そのため、当該開口部2bにトーションビーム4を挿入して、トレーリングアーム1とトーションビーム4とを溶接して連結する際、上述したとおり、トレーリングアーム1のバーリング2cとトーションビーム4の外周部とを直接溶接することが可能であり、従来の製造方法のように補強部材を使用する必要もなく、容易に溶接作業を実施することができ、また溶接部分においても十分な強度を確保し得る。
〔別実施形態〕
〔1〕図6(a)は、トレーリングアーム1の平面図を示し、図6(b)及び(c)はそれぞれ、図6(a)におけるX−X断面及びY−Y断面の縦断面図を示している。
前述の実施形態における切断工程においては、図6に示されるように、その切断位置を適宜変更し得る。トレーリングアーム1の端部をX−X断面で切断した場合(図6(b))と、Y−Y断面で切断した場合(図6(c))とでは、Y−Y断面で切断した場合の切断面積の方が大きく、スピンドル支持プレート10の取り付け面積を簡易に調整することが可能であると共に、スピンドル支持プレート10及びスピンドルのトレーリングアーム1に対する取り付け方向についても容易に調整することができる。
〔2〕本発明によって製造されるトレーリングアーム1の形状については、前述の実施形態に示されるようなJ字状の形状に限定されるものではなく、例えば、より湾曲度の高いL字状等の形状としても良い。
〔3〕本発明のトレーリングアーム1の製造方法においては、図7に示すように、トレーリングアーム1をバーリング2cの形成方向と同じ方向に曲げ加工するようにしても良い。
〔4〕前述の実施形態のプレス加工の後に、トレーリングアーム1の底壁2の端部(図2中の車両前方側の端部)に貫通孔2aを設ける工程を追加しても良い。
〔5〕前述の実施形態において、板部材9に開口部を設け、さらにその開口部の縁部にバーリングを形成し(当該板部材9の開口部は、トレーリングアーム1の底壁2の開口部2bと対向する位置に設けられる)、トーションビーム4を、トレーリングアーム1の底壁2の開口部2bと、当該板部材9の開口部に亘って挿入し、各開口部のバーリングと、トーションビームの外周部とをそれぞれ溶接して固定するようにしても良い。本構成によれば、トーションビーム4が、トレーリングアーム1の底壁2の開口部2bのバーリング2cだけでなく、板部材9の開口部のバーリングにおいても溶接されるため、トーションビーム4がより強固に固定される。また、本別実施形態においては、板部材9の開口部の縁部に別部材の輪部材を溶接することによって、側壁の延出方向と反対方向に突出させるようにしても良い。尚、本別実施形態においては、板部材9に設ける開口部の縁部を必ずしも突出させる構成とする必要はなく(即ち、板部材9に設ける開口部の縁部にバーリングを形成したり、あるいは、別部材の輪部材を設ける必要はない)、その縁部が平坦な通常の貫通孔としても良い。
〔6〕前述の実施形態において、トレーリングアーム1の底壁2の開口部2bの縁部に別部材の輪部材を溶接することによって、側壁の延出方向と反対方向に突出させるようにしても良い。
車両(乗用車、商用車等)の後部の斜視図 トーションビーム式サスペンション構造における左右一対のトレーリングアーム1と、その一対のトレーリングアームを連結するトーションビーム付近を示す斜視図 本発明のトレーリングアームの製造方法の概要を示した斜視図 金型によって板材をプレス加工する様子を示した断面図 図4の矢視線IV−IVにおける縦断面図 本発明の別実施形態におけるトレーリングアームの平面図及び縦断面図 本発明の別実施形態におけるトレーリングアームの斜視図
符号の説明
1 トレーリングアーム
1a 前端部
1b 後端部
2 底壁
2a 貫通孔
2b 開口部
2c バーリング
3 側壁
4 トーションビーム
5 コイルスプリング
6 ショックアブソーバー
7 受け部材
8 後輪
9 板部材
9a 貫通孔
10 スピンドル支持プレート
10a ボルト挿通孔
11 板材
12 金型
13 可動型
13a バーリング形成部
14 押圧部
15 固定型
15a バーリング形成孔
16 カッター部材
16a 被押圧部
17 スプリング
18 切断片

Claims (2)

  1. 一端が車体に揺動可能に支持され、他端に車輪を回転可能に支持する車輪支持部材を取り付け可能な一対のトレーリングアームと、前記一対のトレーリングアームを連結するトーションビームとを備えるトーションビーム式サスペンションにおけるトレーリングアームにおいて、
    中間部にトーションビーム取付用の開口部が位置する底壁と、前記底壁から延出する2つの側壁とを有する断面コ字状を成し、前記底壁及び側壁によって構成される片方の端部側が前記底壁と交差する方向に曲げられており、前記開口部の縁部が、前記側壁の延出方向と反対方向に突出しているトレーリングアーム。
  2. 一端が車体に揺動可能に支持され、他端に車輪を回転可能に支持する車輪支持部材を取り付け可能な一対のトレーリングアームと、前記一対のトレーリングアームを連結するトーションビームとを備えるトーションビーム式サスペンションにおけるトレーリングアームの製造方法において、
    トーションビーム取付用の開口部を備えた板材を、前記開口部が位置する底壁と、前記底壁から延出する2つの側壁とを有する断面コ字状にプレス加工する際に、
    前記開口部の縁部を前記側壁の延出方向と反対方向に向けてバーリング加工し、前記底壁及び側壁をプレス方向に沿って曲げ加工しつつ、前記底壁及び側壁によって構成される端部を切断加工するトレーリングアームの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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