JP2009233206A - 自動ブレーキ付車椅子及び該車椅子の自動ブレーキ作動方法 - Google Patents
自動ブレーキ付車椅子及び該車椅子の自動ブレーキ作動方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】自動ブレーキ付車椅子10は、車椅子8にそれぞれ取り付けられ座面圧力検知装置1と、背面圧力検知装置2と、左手すり圧力検知装置3と、右手すり圧力検知装置4と、各圧力検知装置1〜4で検知された圧力データの変化のパターンを受信して処理する圧力データ処理装置5と、圧力データ処理装置5の出力を腕時計型の端末装置20へ送信する送信処理装置6と、ブレーキがかかってない状態で、車椅子利用者が車椅子から起立する、または車椅子に着座するときに作動する自動ブレーキ7とを備えている。
【選択図】図1
Description
このような構成の安全装置100によれば、車椅子利用者が車椅子の座面に座ると、スイッチボタン107が押し込まれてスイッチ101がオフし、一方車椅子利用者が車椅子の座面から離れると、スイッチボタン107がスプリング(図示せず)の作用により押し上げられてスイッチ101がオンすることで、電子チャイム102が鳴るので、介護者に危険を知らせることができるようになっている。
また、特許文献3には、車椅子に容易に装着できるように構成した自動ブレーキ装置が開示されているが、特許文献2と同様に、予め複数の圧力検知装置によって車椅子利用者が車椅子から起立するか、または車椅子に着座するかを検知して、自動ブレーキを作動させることについては開示されていない。
すなわち、特許文献1に開示されている従来の転落・離席感知安全装置100は、図5に示したように、車椅子の座面104の下面に座面下部型圧力感知スイッチ101を取り付けて、車椅子利用者が車椅子の座面から離れるとそのスイッチ101がオンすることで、電子チャイム102を動作させて介護者に危険を知らせるようにしているが、ここで用いられている圧力感知スイッチ101は1つだけなので、誤動作が避けられない、という問題がある。
この実施形態1の自動ブレーキ付車椅子10は、図1に示すように、複数の車9が実装されている車椅子8と、車椅子8の座面に取り付けられた座面圧力検知装置1と、車椅子8の背面に取り付けられた背面圧力検知装置2と、車椅子8の左手すりに取り付けられた左手すり圧力検知装置3と、車椅子8の右手すりに取り付けられた右手すり圧力検知装置4と、各圧力検知装置1〜4で検知された圧力データの変化のパターンのデータを受信して処理する圧力データ処理装置5と、圧力データ処理装置5の出力を外部の腕時計型の端末装置20へ送信する送信処理装置6と、ブレーキがかかってない状態で、車椅子利用者が車椅子から起立する、または車椅子に着座するときに圧力データ処理装置の制御の基に作動する自動ブレーキ7とを備えている。各圧力検知装置1〜4は、例えば圧電型セラミックセンサから構成されている。
前述したように、圧力データ処理装置5は、利用者ごとに、各圧力検知装置1〜4から常時送信された各圧力データの変化のパターンをデータとして受信し、このデータを記憶装置に保存するとともに、予め記憶装置に保存していた既存データと比較する。次に、圧力データ処理装置5は、ブレーキがかかってない状態で、車椅子利用者が車椅子から起立する、または車椅子に着座するときは、自動ブレーキの作動が必要と判断して、自動ブレーキ装置7へ作動開始信号を送信して、自動ブレーキ装置7を作動させる。同時に、圧力データ処理装置5は、送信処理装置6から腕時計型の携帯端末20の受信処理装置25へ、自動ブレーキ装置7を作動させた旨のブレーキ作動通知信号を送信する。この結果、腕時計型の携帯端末20のアラート装置24が動作して、介護者26に自動ブレーキ付車椅子10のブレーキが作動したことを知らせる。
したがって、介護者に余分な負担を負わせることなく、車椅子利用者の車椅子の利用状態を正確に把握することにより、自動ブレーキの誤作動を防止することができる
まず、自動ブレーキ付車椅子10を用意する(ステップ1)。次に、車椅子利用者がいるかいないかを判定する(ステップ2)。車椅子利用者がいる場合は、車椅子利用者が車椅子から起立したか、単に車椅子を使用中であるのかを判定する(ステップ3)。単に使用中である場合は、必要に応じて車椅子利用者が手動ブレーキを操作する(ステップ5)。したがって、この場合は自動ブレーキは作動しない。
また、本発明を用いて、圧力検知装置をベッド、椅子、通路の手すりに設置し、圧力検知したとき介護者へ通知することが可能である。これにより、介護施設利用者などの徘徊やベッドから起床する際の転倒などを把握することができる。また、腕時計型の携帯端末は、自動ブレーキ作動したことの通知にのみ使用しているが、介護施設利用者が自室から外出した場合の通知などに応用することができる。また、この端末を防水にすることで、入浴介護中などでも介護者が身に付けられるようにすることができる。
2 背面用圧力検知装置
3 左手すり用圧力検知装置
4 右手すり用圧力検知装置
5 圧力データ処理装置
6 送信処理装置
7 自動ブレーキ装置
8 車椅子
9 車
10 自動ブレーキ付車椅子
20 腕時計型の携帯端末
21 車椅子番号表示部
22 氏名表示部
23 表示消去ボタン
24 アラート装置
25 受信処理装置
26 介護者
Claims (7)
- 車椅子利用者の車椅子の利用状態に応じて自動ブレーキを作動させる自動ブレーキ付車椅子であって、
前記車椅子の所望の位置にそれぞれ取り付けられて、前記車椅子利用者の利用時に該利用者からの生体情報を常時検知する複数の生体情報検知装置と、
前記生体情報検知装置から送信された前記生体情報のデータを受信し、該データと予め保存されている既存のデータとの比較に基づいて、ブレーキがかかってない状態で、前記車椅子利用者が前記車椅子から起立する、または前記車椅子に着座するときは、前記自動ブレーキの作動が必要と判断して、前記自動ブレーキを作動させると同時に、端末装置に前記自動ブレーキを作動させた作動情報を通知する生体情報データ処理装置と、
前記生体情報データ処理装置から前記端末装置へ前記作動情報を送信する送信処理装置と、
前記生体情報データ処理装置の制御に基づいて作動する自動ブレーキ装置と、
を備えることを特徴とする自動ブレーキ付車椅子。 - 車椅子利用者の車椅子の利用状態に応じて自動ブレーキを作動させる自動ブレーキ付車椅子であって、
前記車椅子の所望の位置にそれぞれ取り付けられて、前記車椅子利用者の利用時に該利用者からかかる圧力データの変化のパターンを常時検知する複数の圧力検知装置と、
前記圧力検知装置から送信された前記圧力データの変化のパターンのデータを受信し、該データと予め保存されている既存のデータとの比較に基づいて、ブレーキがかかってない状態で、前記車椅子利用者が前記車椅子から起立する、または前記車椅子に着座するときは、前記自動ブレーキの作動が必要と判断して、前記自動ブレーキを作動させると同時に、端末装置に前記自動ブレーキを作動させた作動情報を通知する圧力データ処理装置と、
前記圧力データ処理装置から前記端末装置へ前記作動情報を送信する送信処理装置と、
前記圧力データ処理装置の制御の基に作動する自動ブレーキ装置と、
を備えることを特徴とする自動ブレーキ付車椅子。 - 前記端末装置は、前記送信処理装置から送信された前記作動情報を受信する受信処理装置と、
前記自動ブレーキが作動した自動ブレーキ付車椅子の番号を表示する車椅子番号表示部と、
前記自動ブレーキが作動した前記自動ブレーキ付車椅子の利用者の氏名を表示する氏名表示部と、
前記作動情報に基づいて警報を発するように動作するアラート装置と、
前記車椅子番号表示部及び氏名表示部の表示を消去するとともに、前記アラート装置の動作を停止させる表示消去部と
を備えることを特徴とする請求項2記載の自動ブレーキ付車椅子。 - 前記複数の圧力検知装置は、前記車椅子の座面に取り付けられた座面圧力検知装置と、前記車椅子の背面に取り付けられた背面圧力検知装置と、前記車椅子の左手すりに取り付けられた左手すり圧力検知装置と、前記車椅子の右手すりに取り付けられた右手すり圧力検知装置と、
を含むことを特徴とする請求項2又は3記載の自動ブレーキ付車椅子。 - 請求項2、3又は4記載の自動ブレーキ付車椅子の自動ブレーキ作動方法であって、
前記車椅子利用者がいるかいないかを判定し、該車椅子利用者がいる場合は、該車椅子利用者が前記車椅子から起立したか否かを判定するステップと、
前記車椅子利用者が前記車椅子から起立した場合は、手動ブレーキを操作したか否かを判定するステップと、
前記手動ブレーキを操作しない場合は、前記圧力データ処理装置が、前記各圧力検知装置から送信された各圧力データの変化のパターンをデータとして受信し、該データを既存のデータと比較することにより前記自動ブレーキの作動が必要と判断して、前記自動ブレーキ装置を作動させると同時に前記携帯端末へ前記自動ブレーキ装置を作動させた旨の前記作動情報を送信するステップと、
前記車椅子利用者がいない場合は、該車椅子利用者が前記車椅子へ着座したか否かを判定するステップと、
前記車椅子利用者が前記車椅子へ着座した場合は、前記手動ブレーキを操作したか否かを判定するステップと、
前記手動ブレーキを操作しない場合は、前記圧力データ処理装置が、前記各圧力検知装置から送信された前記各圧力データの変化のパターンを前記データとして受信し、該データを既存の前記データと比較することにより前記自動ブレーキの作動が必要と判断して、前記自動ブレーキ装置を作動させると同時に前記携帯端末へ前記自動ブレーキ装置を作動させた旨の前記作動情報を送信するステップと、
を含むことを特徴とするを自動ブレーキ付車椅子の自動ブレーキ作動方法。 - 前記携帯端末へ前記自動ブレーキ装置を作動させた旨の前記作動情報を送信するステップにおいて、前記作動情報に基づいて前記アラート装置を動作させることを特徴とする請求項5記載の自動ブレーキ付車椅子の自動ブレーキ作動方法。
- 前記作動情報に基づいて前記アラート装置を動作させた後、前記表示消去部を操作して前記アラート装置の動作を停止させることを特徴とする請求項6記載の自動ブレーキ付車椅子の自動ブレーキ作動方法。
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JP2008085037A JP5050958B2 (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | 自動ブレーキ付車椅子及び該車椅子の自動ブレーキ作動方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014021676A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Nikon Corp | 電子機器 |
JP2015036254A (ja) * | 2013-08-11 | 2015-02-23 | 俊之介 島野 | 乳母車又は介護用車両の安全システム |
CN105476766A (zh) * | 2016-01-13 | 2016-04-13 | 明曜科技股份有限公司 | 轮椅控制系统及其控制方法 |
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2008
- 2008-03-27 JP JP2008085037A patent/JP5050958B2/ja active Active
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