JP2009232660A - 直列セルの電圧バランス補正回路 - Google Patents

直列セルの電圧バランス補正回路 Download PDF

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Abstract

【課題】直列接続された複数の蓄電セルの電圧を、簡単かつ小規模でIC化にも適した回路でもって、大きな電力損失をともなうことなく、効率良く均等化させる。
【解決手段】周期的にトリガー駆動されて第1の単発パルス信号p1を出力する第1のワンショットマルチバイプレータ22と、上記第1の単発パルス信号p1の立ち下がりでトリガー駆動されて第2の単発パルス信号p2を出力する第2のワンショットマルチバイプレータ23を備え、第1の単発パルス信号p1と第2の単発パルス信号p2を用いて、バランス補正を行う第1と第2のスイッチング素子S2,S2を交互にオン・オフ制御するとともに、2つのセルE1,E2間の電圧差を検出し、この検出値の増大に応じて各単発パルス信号p1,p2のパルス幅t1,t2を拡大させるように上記ワンショットマルチバイプレータ22,23の動作条件を上記検出値で可変制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、直列セルの電圧バランス補正回路に関し、とくに、二次電池やキャパシタ等の蓄電セルを多数直列接続して使用する場合に用いて有効な技術に関する。
二次電池やキャパシタなどの蓄電セルは多数を直列に接続して使用する場合が多い。たとえば電気自動車の動力電源あるいや負荷平準化用の蓄電システムなどでは、数十〜数百のセルを直列接続して使用する場合が多い。
このような場合、セル間に電圧バラツキが生じると、最も電圧の高いセルで充電が制限され、最も電圧の低いセルで放電が制限され、結果として電池の利用効率が悪化する。この問題は直列接続数が多くなるほど顕著になる。したがって、蓄電セルの直列接続使用では、各セルの電圧の均等化が重要な課題となる。
直列接続された蓄電セルの電圧を均等化させる有効な手段としては、図7の(a)に示すように、インダクタL1、第1および第2のスイッチング素子S1,S2、および2相パルス発生器11を用いた電圧バランス補正回路が知られている(たとえば特許文献1,2参照)。
同図において、インダクタL1は、その一端が、2直列セルをなす第1のセルE1と第2のセルE2の中間接続点N1に接続されている。第1のスイッチング素子S1は、上記インダクタL1の他端と2つのセルE1,E2の一方の直列接続端との間に介在して開閉回路を形成する。
同様に、第2のスイッチング素子S2は、上記インダクタL1の他端と2つのセルE1,E2の他方の直列接続端との間に介在して開閉回路を形成する。2相パルス発生器11は、互いに相補の方形波パルス信号+Φ1,−Φ1(正負符号は論理または位相極性を示す、以下同じ。)を発生して第1と第2のスイッチング素子S1,S2を相補的にオン・オフさせる。
同図の(b)は上記電圧バランス補正回路の主要部における動作波形チャートを示す。同図において、第1のセルE1の電圧が第2のセルE2よりも高い場合(E1>E2)は、S1がオンのときに、第1のセルE1からインダクタL1に、E1−S1−L1−N1の電流経路でインダクタ電流Liが実線矢印方向に充電(蓄積)される。
この後、S1がオフでS2がオンになると、インダクタL1に充電されたインダクタ電流Liが、N1−E2−S2−L1の電流経路で放電される。この放電は、第2のセルE2を充電しながら行われる。
上記とは反対に、第2のセルE2の電圧が第1のセルE1のそれよりも高い場合(E1<E2)は、S2がオンのときに、第2のセルE2からインダクタL1に、E2−N1−L1−S2の電流経路でインダクタ電流Liが破線矢印方向に充電される。
この後、S2がオフでS1がオンになると、インダクタL1に充電されたインダクタ電流Liが、S1−E1−N1−L1の電流経路で放電される。この放電は、第1のセルE1を充電しながら行われる。
上記のように、2つのセルE1,E2間では、インダクタL1を介した電気エネルギーの授受が行われる。これにより、各セルE1,E2の電圧が均等化される。
この均等化動作において、インダクタ電流iLは放電により時間と共に減少するが、この放電電流がゼロになると、今度はその放電電流とは逆方向の充電電流が流れるようになる。したがって、2つのセルE1,E2の電圧がほぼ等しいバランス状態(E1≒E2)にある場合、S1,S2のオン期間ごとに、インダクタ電流iLの放電と充電がほぼ等量ずつ行われるようになる。つまり、インダクタL1を介して行われる電気エネルギーの授受が、2つのセルE1,E2間でほぼ等量ずつ行われる。これにより、電圧バランス状態が維持される。
ところが、上述した電圧バランス補正回路には次のような問題があった。
すなわち、上述した電圧バランス補正回路では、たとえば図7の(b)に示すように、2つのセルE1,E2の電圧がほぼ等しくなるバランス状態になった場合でも、インダクタ電流iLの充電と放電が、そのバランス状態になる前と同じように行われている。つまり、電圧バランス補正回路は、バランス補正の必要性の有無あるいは程度にかかわらず、常にフル稼動状態にある。
このインダクタ電流iLの充電と放電には、たとえばインダクタL1やスイッチング素子S1,S2に寄生する抵抗等のインピーダンス成分等により、何がしかの電力損失をともなう。このため、バランス補正の必要性に関係なく常に同じように動作する上記電圧バランス補正回路では、無駄な電力損失が多いという問題があった。
そこで、本発明者は、図8に示すように、第1と第2のスイッチング素子S1,S2のオン期間(tw)をバランス補正の必要性の有無あるいは程度に応じて可変設定することにより、そのバランス補正に伴う電力損失を低減させる技術を検討した。
この技術は、特許文献3として開示されているが、同図に示すように、第1と第2のスイッチング素子S1,S2の制御パルス信号Φ1,Φ2のデューティ幅tw(S1およびS2のオン期間)を、2直列セルをなす第1のセルE1と第2のセルE2の電圧差Vxに応じて可変制御することにより、電力損失を増大させる過剰動作を回避させることができる。
図8は、特許文献3に開示されたバランス補正回路の要部における動作波形チャートを示したものであって、(a)と(e)は、第1のセルE1と第2のセルE2間に比較的大きな電圧差が現れた場合の動作(E1>E2またはE1<E2)を示す。
この場合、第1のスイッチング素子S1,S2は一定周期(tw+td)で交互にオン・オフさせられる。これにより、一方のセルE1(またはE2)からインダクタL1にインダクタ電流iLを充電させる充電期間と、そのインダクタ電流iLで他方のセルE2(またはE1)を充電する放電期間とが交互に切換設定される。
さらに、S1,S2のいずれかがオンとなる充放電期間(tw)が、S1,S2が共にオフとなる休止期間tdに比べて十分に長くなるように設定される。これにより、インダクタL1を介して行われるセルE1(またはE2)からセルE2(またはE1)への充電量(電気エネルギー)が大きくなって、両セルE1,E2間の電圧が急速に均等化されるようになる。
(b)と(d)はそれぞれ、2つのセルE1,E2の電圧差が縮小した場合(E1≒E2)の動作を示す。この場合、スイッチング素子S1,S2は一定周期でオン・オフされるが、S1,S2のいずれかがオンとなる充放電期間(tw)は短縮され、代わりに、S1,S2が共にオフとなる休止期間tdが長く設定される。
(c)は、セルE1,E2の電圧が完全にバランスした場合の動作(E1=E2)を示す。この場合、スイッチング素子S1,S2は共にオフ状態を継続し、インダクタL1への充放電がまったく行われない休止期間tdだけとなる。
上記ように、2つのセルE1,E2間の電圧差Vxが縮小したときに、第1および第2のスイッチング素子S1,S2を共にオフにさせる休止期間tdを置くことにより、電力損失を増大させる過剰動作を回避させることができる。これにより、直列接続された複数の蓄電セルの電圧を、大きな電力損失をともなうことなく、効率良く均等化させることができる。
特開2001−185229 特開2006−67742 特開2008−17605
しかしながら、上述した従来の技術では、上記スイッチング素子S1,S2を、2つのセルE1,E2間の電圧差Vxに応じて上記のようにオン/オフ制御させるためのパルス信号Φ1,Φ2を作成する必要がある。このためには、特許文献3に記載のように、三角波形発生、アナログゲート制御、レベルシフトおよび位相反転などの複雑な波形処理操作を行うアナログ処理システムが必要となる。このようなアナログ処理システムは、構成が複雑であるとともにIC化が困難であるという問題がある。
本発明は、以上のような問題を解決するものであって、その目的は、直列接続された複数の蓄電セルの電圧を、簡単かつ小規模でIC化にも適した回路でもって、大きな電力損失をともなうことなく、効率良く均等化させることができる直列セルの電圧バランス補正回路を提供することにある。
本発明の上記以外の目的および構成については、本明細書の記述および添付図面にてあきらかにする。
本発明が提供する解決手段は以下のとおりである。
(1)直列接続された複数の蓄電セルの各電圧を均等化させるために、直列接続順で前後して2直列セルをなす第1のセルと第2のセルの中間接続点に一端が接続するインダクタと、上記2直列セルの一方の直列端と上記インダクタの他端との間に介在して開閉回路を形成する第1のスイッチング素子と、上記2直列セルの他方の直列端と上記インダクタの他端との間に介在して開閉回路を形成する第2のスイッチング素子とを備え、
第1と第2のスイッチング素子を交互にオン・オフ動作させることにより、一方のセルから上記インダクタにインダクタ電流を充電させる充電期間と、そのインダクタ電流を、他方のセルを充電する経路で放電させる放電期間とを交互に切換設定するようにした直列セルの電圧バランス補正回路であって、
周期的にトリガー駆動されて第1の単発パルス信号を出力する第1のワンショットマルチバイプレータと、上記第1の単発パルス信号の立ち下がりでトリガー駆動されて第2の単発パルス信号を出力する第2のワンショットマルチバイプレータを備え、
上記第1の単発パルス信号と上記第2の単発パルス信号を用いて上記第1のスイッチング素子と上記第2のスイッチング素子を交互にオン・オフ制御するとともに、上記2つのセル間の電圧差を検出し、この検出値の増大に応じて各単発パルス信号のパルス幅を拡大させるように上記ワンショットマルチバイプレータの動作条件を上記検出値で可変制御することを特徴とする直列セルの電圧バランス補正回路。
(2)上記手段(1)において、上記2つのセル間の電圧差の絶対値を出力する絶対値検出回路を備え、この絶対値検出回路の出力電圧で上記ワンショットマルチバイプレータの単発パルス信号のパルス幅を制御することを特徴とする直列セルの電圧バランス補正回路。
(3)上記手段(1)または(2)において、上記2つのセル間の電圧差の極性を検出する極性検出回路と、この極性検出回路の検出出力で第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子のオン/オフ動作順を切替設定する信号切替回路を備えたことを特徴とする直列セルの電圧バランス補正回路。
(4)上記手段(1)〜(3)のいずれかにおいて、上記ワンショットマルチバイプレータは、所定の電源電圧と可変設定される制御電圧との間に抵抗素子を介して接続されることにより両電圧の電圧差で定常的に充電される容量素子と、この容量素子の高電位側端子に現れる電圧が所定のしきい値以上のときにオン駆動されるトランジスタとを有し、上記容量素子の低電位側端子を基準電位に一時的にスイッチ接続することにより、上記トランジスタが、上記電圧差を可変要素とする時間だけオフとなるトリガーが行われて単発パルス信号が生成されることを特徴とする直列セルの電圧バランス補正回路。
(5)上記手段(1)〜(4)のいずれかにおいて、上記インダクタに流れる電流を検出し、この電流が所定の制限値を超えないように上記第1のワンショットマルチバイプレータの単発パルス信号幅を短縮または制限するようなフィードバック制御を行うことを特徴とする直列セルの電圧バランス補正回路。
(6)上記手段(1)〜(5)のいずれかにおいて、上記2つのセル間の電圧差を差動増幅器で増幅し、この差動増幅出力電圧の絶対値を検出して上記ワンショットマルチバイブレータのパルス幅制御電圧を得るとともに、上記差動増幅出力を高利得の単一入力増幅器で飽和増幅することにより上記電圧差の極性検出信号を得ることを特徴とする直列セルの電圧バランス補正回路。
直列接続された複数の蓄電セルの電圧を、簡単かつ小規模でIC化にも適した回路でもって、大きな電力損失をともなうことなく、効率良く均等化させることができる。
上記以外の作用/効果については、本明細書の記述および添付図面にてあきらかにする。
図1は、本発明の技術が適用された電圧バランス補正回路の第1実施形態を示す。同図に示す電圧バランス補正回路は、直列接続された複数の蓄電セルの各電圧を均等化させるものであって、インダクタL1、第1および第2のスイッチング素子S1,S2、および補正制御回路20を備える。
インダクタL1は、その一端が、直列接続順で前後して2直列セルをなす第1のセルE1と第2のセルE2の中間接続点N1に接続する。その他端は、第1および第2の2つのスイッチング素子S1,S2の共通接続点に接続されている。
第1のスイッチング素子S1は、上記2つのセルE1,E2の一方の直列接続端と上記インダクタL1の他端との間に介在して開閉回路を形成する。第2のスイッチング素子S2は、上記2つのセルE1,E2の他方の直列接続端と上記インダクタL1の他端との間に介在して開閉回路を形成する。
補正制御回路20は、上記2つのセルE1,E2の電圧バランス補正を行うために、第1のスイッチング素子S1と第2のスイッチング素子S2を交互にオン・オフ動作させる制御を行う。この補正制御回路20は、抵抗R1,R2、パルス発振器21、第1および第2の2つのワンショットマルチバイブレータ22,23、インバータ(極性反転回路)24、アナログ加算器25、差動増幅回路26,27、絶対値検出回路28、信号切替回路30などによって構成される。
抵抗R1,R2は、上記2つのセルE1,E2の直列電圧を等分割する分圧回路を形成する。このため、抵抗R1とR2は等値に設定されている。差動増幅回路26,27は、セルE1,E2の中間接続点N1に現れる電圧Vmと抵抗R1,R2の分圧電圧Vnとの電圧差(Vm−Vn)を所定利得でリニア増幅する。
差動増幅回路26の出力電圧Vxは絶対値検出回路で28で直流化された後、ワンショットマルチバイブレータ22,23にパルス幅制御電圧として印加される。絶対値検出回路28は、たとえばダイオードの全波整流回路を用いて構成され、上記出力電圧Vxの絶対値レベルを反映する直流化電圧を出力する。
今一つの差動増幅回路27は上記電圧差(Vm−Vn)を十分に大きな利得で飽和増幅することにより、上記電圧差(Vm−Vn)の極性検出信号aを出力する。この極性検出信号aはプラスまたはマイナスの一定値(飽和値)をとる一種の2値化信号である。
ワンショットマルチバイブレータ22,23は単安定マルチバイブレータまたモノマルチバイブレータなどとも呼ばれているが、図2に示すように、トリガー入力があったときに所定パルス幅t1,t2の単発パルス信号p1,p2を出力する。
この場合、第1のワンショットマルチバイブレータ22は、パルス発振器21が発生する一定周期の基準パルス信号CKによって周期的にトリガー駆動され、所定パルス幅t1を有する第1の単発パルス信号p1を出力する。
第2のワンショットマルチバイブレータ22は、上記第1の単発パルス信号p1の立ち下がりでトリガー駆動され、所定パルス幅t2を有する第2の単発パルス信号p2を出力する。
第2の単発パルス信号p2はインバータ24で極性反転された後、アナログ加算器25により、第1の単発パルス信号p1とアナログ加算される。
この加算により、図2に示すように、プラス側に振幅するパルス信号p1とマイナス側に振幅するパルス信号p2とが連続して現れる複合パルス信号p3が得られる。この複合パルス信号p3が信号切替回路30を介して、第1のスイッチング素子S1と第2のスイッチング素子S2を交互にオン/オフ制御させるパルス信号Φ1,Φ2となる。
第1および第2の単発パルス信号p1,p2のパルス幅t1,t2は、絶対値検出回路28の出力電圧によって可変制御されるが、この可変制御は、2つのパルス幅t1,t2の合計時間幅(t1+t2)が上記基準パルス信号CKの周期Tよりも常に短くなる範囲で行われる。つまり、第1の単発パルス信号p1と第2の単発パルス信号p2は必ず、互いに部分的にでも重なり合うことなく交互に生成される。このためには、各単発パルス信号p1,p2のパルス幅t1,t2が上記周期Tの半分未満となるように、各ワンショットマルチバイブレータ22,23を構成するとよい。
信号切替回路30はアナログ乗算器31と論理インバータ32によって構成され、上記極性検出信号aのプラス/マイナス極性に応じて、第1のスイッチング素子S1と第2のスイッチング素子S2のオン/オフ動作順を切替設定する。
すなわち、図2に示すように、セルE1,E2の電圧がE2>E1であった場合、極性検出信号aはプラス極性(a>0)となる。この場合、上記複合パルス信号p3は、プラス側に振幅する第1の単発パルス信号p1の後にマイナス側に振幅する第2の単発パルス信号p2が続く複合パルス波形となる。
プラス側に振幅する第1の単発パルス信号p1は、第2のスイッチング素子S2をオンさせるパルス信号Φ2となる。これにより、E2からインダクタL1にインダクタ電流iLが流れる。
この第1の単発パルス信号p1が立ち下がって第1のスイッチング素子S1がオフに復帰すると、第2の単発パルス信号p2がインバータ32で極性反転されることにより、第1のスイッチング素子S1をオンさせるパルス信号Φ1となる。これにより、上記インダクタ電流iLはE1の充電経路を通って放電される。
上記の動作サイクルにより、E2からE1への充電によるバランス補正が行われる。
一方、図2に示すように、セルE1,E2の電圧がE1>E2であった場合、極性検出信号aはマイナス極性(a<0)となる。この場合、上記複合パルス信号p3は、マイナス側に振幅する第1の単発パルス信号p1の後にプラス側に振幅する第2の単発パルス信号p2が続く複合パルス波形となる。
マイナス側に振幅する第1の単発パルス信号p1はインバータ32で極性反転されることにより、第1のスイッチング素子S1をオンさせるパルス信号Φ1となる。これにより、E2からインダクタL1にインダクタ電流iLが流れる。
この第1の単発パルス信号p1が立ち下がって第1のスイッチング素子S1がオフに復帰すると、第2の単発パルス信号p2が第2のスイッチング素子S2をオンさせるパルス信号Φ2となる。これにより、上記インダクタ電流iLはE2の充電経路を通って放電される。
上記の動作サイクルにより、E1からE2への充電によるバランス補正が行われる。
上述した電圧バランス補正回路は、その主要部分が2つのワンショットマルチバイブレータ22,23を用いて構成されているが、三角波形発生、アナログゲート制御、レベルシフトおよび位相反転などの複雑な処理操作を行うアナログ処理システムは不要である。
したがって、直列接続された複数の蓄電セルの電圧を、簡単かつ小規模でIC化にも適した回路でもって、大きな電力損失をともなうことなく、効率良く均等化させることができる。
また、図示の実施形態では、2つのセルE1,E2間の電圧差の絶対値を出力する絶対値検出回路28を備え、この絶対値検出回路28の出力電圧(Vx)で上記ワンショットマルチバイプレータ22,23の単発パルス信号p1,p2のパルス幅t1,t2を制御するようにしているが、これより、セルE1,E2間の電圧差に基づくスイッチング素子S1,S2のオン期間tw(=t1+t2)制御を簡単かつ確実に行わせることができる。
同様に、2つのセルE1,E2間の電圧差の極性を検出するために、差動増幅器27による極性検出回路を設けるとともに、この極性検出回路の検出出力(a)で第1のスイッチング素子S1と第2のスイッチング素子S2のオン/オフ動作順を切替設定する信号切替回路30を備えたが、これも回路構成の簡略化に大きく寄与している。
図3は、本発明の電圧バランス補正回路に用いてとくに有効なワンショットマルチバイブレータ22,23の具体的回路例を示す。
同図に示すワンショットマルチバイブレータ22,23は、npn型バイポーラ・トランジスタQ1,Q2、トリガー用スイッチング素子Sx、時定数素子をなす容量素子C1,C2、抵抗素子R11,R12,R21,R22,R23、およびダイオードD11等によって構成される。
同図において、容量素子C1,C2はそれぞれ、所定の電源電圧+Vccと、可変設定される制御電圧Vxとの間に、抵抗素子R11−R12,R21−R22を介して接続されることにより、両電圧の電圧差(Vcc−Vx)で定常的に充電されるようになっている。
トリガー用スイッチング素子Sxがオフを維持する定常状態では、容量素子C1の高電位側端子に現れる電圧が所定のしきい値以上となることにより、第1のワンショットマルチバイブレータ22を形成するトランジスタQ1に抵抗R12を介してベース電流が供給される。これにより、トランジスタQ1は定常的にオンとなり、そのコレクタから取り出される単発パルス信号p1はロウレベルを維持する。つまり、単発パルス信号p1は出力されない。
第2のワンショットマルチバイブレータ23を形成するトランジスタQ2は、容量素子C1の高電位側端子に現れる電圧が所定のしきい値以上となることにより、抵抗R22を介してベース電流が供給される。これにより、トランジスタQ2は定常的にオンとなり、そのコレクタから取り出される単発パルス信号p2はロウレベルを維持する。まり、単発パルス信号p2は出力されない。
ここで、トリガー用スイッチング素子Sxが外部からの信号(CK)によって一時的にオン駆動されると、容量素子C1の低電位側端子がシグナルグランドに接続するとともに、C1があらかじめVxに低電位側が+の方向に充電されていることから、電圧差(Vcc+Vx)を可変要素とする時間だけオフとなるトリガーが行われて、そのオフ期間だけ単発パルス信号p1がハイレベルに立ち上がる。つまり、単発パルス信号p1が出力される。
この後、容量素子C1が充電されてQ1のベース・エミッタ間の電圧(Vbe)がオンする電圧に到達すると、トランジスタQ1はオフからオンの定常状態に復帰する。このQ1のオンにより、容量素子C2の低電位側端子がシグナルグランドにスイッチ接続されて、今度は、トランジスタQ2が、上記電圧差(Vcc+Vx)を可変要素とする時間だけオフとなるトリガーが行われて、そのオフ期間だけ単発パルス信号p2がハイレベルに立ち上がる。つまり、単発パルス信号p2が出力される。
上記のように、本発明では、その主要部に第1と第2の2つのワンショットマルチバイブレータ22,23を使用するが、これらは、図3に示したような回路とすることで、少ない素子数および非常に簡単な回路で構成することができる。
なお、図3中のダイオードD11は、制御電圧(Vx)を電源電圧(+Vcc)以下に抑えるクランプ回路として動作する。
また、図1に示した回路では、スイッチング素子S1,S2にそれぞれ、電流方向に応じてスイッチング動作する整流ダイオードD1,D2が並列接続されている。このダイオードD1,D2は、セルE1,E2の電圧に対しては逆方向となるが、インダクタ電流iLに対しては順方向となる。
スイッチング素子S1,S2が共にオフとなった期間にインダクタ電流iLが残留していた場合、その残留インダクタ電流iLはダイオードD1またはD2を通して流れ続けることができる。これにより、インダクタL1にいったん生じたインダクタ電流iLを電圧均等化動作に無駄なく利用できるとともに、そのインダクタ電流iLを遮断した場合に生じるサージ電圧の発生を確実に抑えることができる。
スイッチング素子S1,S2としてはパワーMOS−FETの使用が好適である。パワーMOS−FETには通常、そのソース・ドレインに並列なダイオードが等価的に形成されている。このダイオードは寄生ダイオードまたは内部ダイオードなどと呼ばれているが、このダイオードを上記ダイオードD1,D2として利用することにより、回路構成の簡単化および素子数の低減が可能になる、
図4は本発明の第2実施形態を示す。上述した実施形態との相違に着目すると、同図に示す実施形態では、インダクタL1に直列に電流検出用抵抗Rsを挿入し、この抵抗Rsの両端に分圧される電流検出電圧を差動増幅器33で増幅し、この増幅電圧を絶対値検出回路34で直流化した後、バッファ回路35を介して第1のワンショットマルチバイプレータ22にパルス幅制御信号として与える。
この場合、そのパルス幅制御信号は、上記インダクタ電流iLが所定の制限値を超えないように第1のワンショットマルチバイプレータ22の単発パルス信号幅t1を短縮させるようなフィードバック制御信号として与えられる。
これにより、セルE1,E2の電圧差が異常に大きく拡大したような場合でも、インダクタL1に過大なインダクタ電流iLが流れるのを阻止し、電流容量の小さな小型のインダクタL1も使用可能となる。
上記構成においては、インダクタ電流iLの検出経路に一定の検出しきい値要素を介在させ、上記インダクタ電流iLが所定の制限値を越えそうになったときだけ、単発パルス信号幅t1の短縮または拡大阻止を行わせるようにするとよい。
図5は本発明の第3実施形態を示す。上述した実施形態との相違に着目すると、同図に示す実施形態では、2つのセルE1,E2間の電圧差を差動増幅器26で増幅し、この差動増幅出力電圧の絶対値を検出して上記ワンショットマルチバイブレータ22,23のパルス幅制御電圧を得るとともに、上記差動増幅出力電圧を高利得の単一入力増幅器271で飽和増幅することにより上記電圧差の極性検出信号aを得るようにしている。
このような構成により、差動増幅器よりも構成および動作が単純な単一入力増幅器を用いることができ、これにより、回路の構成をさらに簡単化することができる。
図6は、上述してきた電圧バランス補正回路を3個以上の多直列セルE1〜E6,・・・に適用する場合の結線例を示す。同図に示すように、3個以上の多直列セルE1〜E6,・・・における電圧バランス補正は、セル間の接続点ごとにインダクタL1を設置するとともに、インダクタL1ごとに第1および第2のスイッチング素子S1,S2を設置し、さらに各スイッチング素子S1,S2の組ごとに上述した補正制御回路20を設けることにより、すべてのセルE1〜E6,・・・間で電圧バランス補正を行わせることができる。
以上、本発明をその代表的な実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述した以外にも種々の態様が可能である。
直列接続された複数の蓄電セルの電圧を、簡単かつ小規模でIC化にも適した回路でもって、大きな電力損失をともなうことなく、効率良く均等化させることができる。
本発明による電圧バランス補正回路の第1実施形態を示す回路図である。 図1に示したバランス補正回路の要部における動作波形チャートである。 本発明の電圧バランス補正回路に用いて有効なワンショットマルチバイブレータの具体的回路図である。 本発明による電圧バランス補正回路の第2実施形態を示す回路図である。 本発明による電圧バランス補正回路の第3実施形態を示す回路図である。 本発明の電圧バランス補正回路を3個以上の多直列セルに適用する場合を示す回路図である 従来の電圧バランス補正回路の第1構成例を示す回路図および動作波形チャートである。 従来の電圧バランス補正回路の第2構成例を示す要部波形チャートである。
符号の説明
20 補正制御回路
21 パルス発振器
22 第1のワンショットマルチバイブレータ
23 第2のワンショットマルチバイブレータ
24 インバータ(極性反転)
25 アナログ加算器
26,27 差動増幅回路
271 高利得の単一入力増幅器
28 絶対値検出回路
30 信号切替回路
31 アナログ乗算器
32 論理インバータ
33 差動増幅器
34 絶対値検出回路
35 バッファ回路
a 極性検出信号
C1,C2 時定数素子をなす容量素子
CK 基準パルス信号
D1,D2,D11 ダイオード
E1〜E6 セル
iL インダクタ電流
L1 インダクタ
N1 中間接続点
p1 第1の単発パルス信号
p2 第2の単発パルス信号
p3 複合パルス信号
Q1,Q2 トランジスタ
R1,R2 抵抗(分圧回路)
R11〜R23 抵抗
S1 第1のスイッチング素子
S2 第2のスイッチング素子
Sx トリガー用スイッチング素子
Vx セル間の検出電圧(パルス幅制御電圧)
+Vcc 電源電圧
Φ1,Φ2 パルス信号

Claims (6)

  1. 直列接続された複数の蓄電セルの各電圧を均等化させるために、直列接続順で前後して2直列セルをなす第1のセルと第2のセルの中間接続点に一端が接続するインダクタと、上記2直列セルの一方の直列端と上記インダクタの他端との間に介在して開閉回路を形成する第1のスイッチング素子と、上記2直列セルの他方の直列端と上記インダクタの他端との間に介在して開閉回路を形成する第2のスイッチング素子とを備え、
    第1と第2のスイッチング素子を交互にオン・オフ動作させることにより、一方のセルから上記インダクタにインダクタ電流を充電させる充電期間と、そのインダクタ電流を、他方のセルを充電する経路で放電させる放電期間とを交互に切換設定するようにした直列セルの電圧バランス補正回路であって、
    周期的にトリガー駆動されて第1の単発パルス信号を出力する第1のワンショットマルチバイプレータと、上記第1の単発パルス信号の立ち下がりでトリガー駆動されて第2の単発パルス信号を出力する第2のワンショットマルチバイプレータを備え、
    上記第1の単発パルス信号と上記第2の単発パルス信号を用いて上記第1のスイッチング素子と上記第2のスイッチング素子を交互にオン・オフ制御するとともに、上記2つのセル間の電圧差を検出し、この検出値の増大に応じて各単発パルス信号のパルス幅を拡大させるように上記ワンショットマルチバイプレータの動作条件を上記検出値で可変制御することを特徴とする直列セルの電圧バランス補正回路。
  2. 請求項1において、上記2つのセル間の電圧差の絶対値を出力する絶対値検出回路を備え、この絶対値検出回路の出力電圧で上記ワンショットマルチバイプレータの単発パルス信号のパルス幅を制御することを特徴とする直列セルの電圧バランス補正回路。
  3. 請求項1または2において、上記2つのセル間の電圧差の極性を検出する極性検出回路と、この極性検出回路の検出出力で第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子のオン/オフ動作順を切替設定する信号切替回路を備えたことを特徴とする直列セルの電圧バランス補正回路。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、上記ワンショットマルチバイプレータは、所定の電源電圧と可変設定される制御電圧との間に抵抗素子を介して接続されることにより両電圧の電圧差で定常的に充電される容量素子と、この容量素子の高電位側端子に現れる電圧が所定のしきい値以上のときにオン駆動されるトランジスタとを有し、上記容量素子の低電位側端子を基準電位に一時的にスイッチ接続することにより、上記トランジスタが、上記電圧差を可変要素とする時間だけオフとなるトリガーが行われて単発パルス信号が生成されることを特徴とする直列セルの電圧バランス補正回路。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、上記インダクタに流れる電流を検出し、この電流が所定の制限値を超えないように上記第1のワンショットマルチバイプレータの単発パルス信号幅を短縮または制限するようなフィードバック制御を行うことを特徴とする直列セルの電圧バランス補正回路。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、上記2つのセル間の電圧差を差動増幅器で増幅し、この差動増幅出力電圧の絶対値を検出して上記ワンショットマルチバイブレータのパルス幅制御電圧を得るとともに、上記差動増幅出力を高利得の単一入力増幅器で飽和増幅することにより上記電圧差の極性検出信号を得ることを特徴とする直列セルの電圧バランス補正回路。
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