JP2009232557A - 永久磁石式回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転子における機械強度の低下を抑制するとともに、永久磁石を冷却することができ、永久磁石の磁気特性が低下することを抑制することができる永久磁石式回転電機を提供すること。
【解決手段】ロータコアには、永久磁石を冷却するための液冷媒が流れる磁石冷却用冷媒流路としてのフラックスバリア22が形成されている。一方の端板17aのロータコアと対向する面には、回転軸18に形成された回転軸内冷媒流路25を介して供給される液冷媒をフラックスバリア22内へ案内する案内溝29が各挿通孔に対応してそれぞれ形成されている。また、他方の端板17bには、フラックスバリア22内を流れた液冷媒をロータコアの外部へ排出するための排出孔30が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数個の永久磁石がロータコア内に設けられた回転子を有する永久磁石式回転電機に関する。
一般に、永久磁石式回転電機は、回転子が回転することで永久磁石の温度が上昇する。永久磁石は、温度が上昇することにより永久磁石の磁気特性の低下及び永久磁石が減磁しやすく、トルクの低下が起こりやすい。この種の永久磁石式回転電機の冷却構造としては、例えば、特許文献1のようなものがある。特許文献1の永久磁石式回転電機は、回転子を構成する複数の電磁鋼板に径方向に延びる切欠を形成し、これらの電磁鋼板を90°ずつ位相をずらして積層することで放射状に延びる冷却油路を構成している。さらに、永久磁石の幅方向の両端部にそれぞれ連続する状態で形成された永久磁石支持孔に冷却油路を連通させている。そして、回転軸の内部を通して供給した冷却油路内の冷却油を遠心力で付勢して径方向外側に流し、冷却油によって永久磁石を冷却している。
特開2006−67777号公報
しかしながら、特許文献1の永久磁石式回転電機は、回転子を構成する複数の電磁鋼板に径方向に延びる切欠を形成しているため、回転子における機械強度が低下するだけでなく、電磁鋼板の占積率が低下することで、回転電機の性能(効率)が低下する虞がある。
本発明の目的は、回転子における機械強度の低下を抑制するとともに、永久磁石を冷却することができ、永久磁石の磁気特性が低下することを抑制することができる永久磁石式回転電機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、強磁性材製のロータコアの軸方向に延びるように複数の永久磁石が前記ロータコア内に収容されるとともに、前記ロータコアの両端に端板が設けられ、前記ロータコアが前記端板と共に回転軸に対して一体的に回転する回転子を有する永久磁石式回転電機であって、前記ロータコアには、前記永久磁石を冷却するための冷媒が流れる磁石冷却用冷媒流路が形成され、一方の端板の前記ロータコアと対向する面には、前記回転軸に形成された回転軸内冷媒流路を介して供給される冷媒を前記磁石冷却用冷媒流路内へ案内する案内溝が形成されるとともに、他方の端板には、前記磁石冷却用冷媒流路内を流れた冷媒を前記ロータコア外部へ排出するための排出孔が形成されていることを要旨とする。
この発明では、回転軸に供給された冷媒は、回転子の回転時に、冷媒に作用する遠心力により、回転軸内冷媒流路を介して一方の端板の案内溝に供給されるとともに案内溝を経て磁石冷却用冷媒流路内へ供給される。そして、磁石冷却用冷媒流路内を流れた冷媒は他方の端板の排出孔からロータコア外部へ排出される。したがって、回転軸に供給される冷媒を磁石冷却用冷媒流路内へ案内する通路を、ロータコアを構成する磁性板の一部を切り欠いて径方向に延びるように形成する必要がない。よって、回転子における機械強度の低下を抑制するとともに、永久磁石を冷却することができ、永久磁石の磁気特性が低下することを抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記磁石冷却用冷媒流路には、前記冷媒を貯留可能な貯留部を備えていることを要旨とする。
この発明では、回転軸内冷媒流路には、冷媒を貯留可能な貯留部を備えているため、回転軸内冷媒流路への冷媒の供給に変動があっても、冷媒が案内溝に円滑に流入することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記磁石冷却用冷媒流路は、前記永久磁石の幅方向の端面側に形成され、前記磁石冷却用冷媒流路には、液冷媒流量を確保しつつ、前記永久磁石を固定する固定部材が配設されていることを要旨とする。
ここで、「永久磁石の幅方向」とは、ロータコアの軸方向と直交し、かつ、ロータコアの半径方向と直交する方向をいう。
この発明では、磁石冷却用冷媒流路がフラックスバリアとしても機能するため、磁石冷却用冷媒流路とフラックスバリアとを独立に形成する場合に比較して、ロータコアの占積率の低下を抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記案内溝は、少なくとも2個の前記永久磁石に対応し、前記磁石冷却用冷媒流路に連通する状態で形成されるとともに、前記冷媒を一時的に貯留可能な貯留部を備えていることを要旨とする。
この発明では、案内溝は少なくとも2個の永久磁石に対応するとともに、磁石冷却用冷媒流路に連通し、かつ冷媒を一時的に貯留可能な貯留部を備えているため、各磁石冷却用冷媒流路への冷媒の分配が均等になり易い。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の発明において、前記磁石冷却用冷媒流路が前記各永久磁石に対して少なくとも前記永久磁石の幅方向の両側に形成されるとともに、一対の前記端板には、前記案内溝及び前記排出孔がそれぞれ形成され、一方の端板の前記案内溝は他方の端板の前記排出孔と連通するとともに、他方の端板の前記案内溝は一方の端板の前記排出孔と連通することを要旨とする。
この発明では、各永久磁石の両側に形成された磁石冷却用冷媒流路のうちの一方の磁石冷却用冷媒流路は、冷媒が一対の端板の一方から他方に向かって流れ、他方の磁石冷却用冷媒流路は、冷媒が一対の端板の他方から一方に向かって流れる。したがって、冷媒が一対の端板の一方から他方に向かって流れる場合に比較して、永久磁石全体を均等に冷却することができる。
この発明によれば、回転子における機械強度の低下を抑制するとともに、永久磁石を冷却することができ、永久磁石の磁気特性が低下することを抑制することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を電動機に具体化した第1実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。
図1(a)に示すように、回転電機としての電動機10は、略筒状の本体部11aと、その開口部を覆う蓋部11bとからなるハウジング11を有し、ハウジング11の内周面に、固定子(ステータ)12が固定されている。固定子12は、円筒状で内側に複数のティース13が等間隔で設けられている。ティース13にはコイル(巻線)14が巻かれている。なお、コイル14はコイルエンドのみ図示されている。コイル14の巻き付け方法は分布巻であっても集中巻であってもよい。
固定子12の内側には、回転子(ロータ)15が配置されている。回転子15は、強磁性材製の磁性板としての円板状の電磁鋼板が複数枚積層されるとともに、両端に円板状の端板17a,17bが設けられたロータコア16と、ロータコア16の中心に貫挿された回転軸18とを備えている。なお、図示の都合上、電磁鋼板一枚ごとの図示は省略している。電磁鋼板同士及び両端板17a,17bは、必要に応じて接着剤等で一体固着されている。そして、回転軸18は、ハウジング11の両蓋部11bの略中央に固定された軸受け19を介して、ハウジング11に対して回転可能に支持されている。
図1(a),(b)に示すように、ロータコア16には、複数の挿通孔20が形成されている。挿通孔20は、ロータコア16の一方の端面16aから他方の端面16bまで延びるように貫通して形成されるとともに、ロータコア16の周方向に所定の間隔を置いて複数(本実施形態では4箇所)形成されている。各挿通孔20には、永久磁石21が挿入されている。本実施形態では、各永久磁石21は、断面矩形の平板状に形成されている。永久磁石21は、ロータコア16の一方の端面16aから他方の端面16bまで延びるように挿通孔20内に挿入されるとともに、永久磁石21の幅方向(永久磁石21の短手方向)が、ロータコア16の半径方向と直交する方向に延びる状態で配置されている。
ロータコア16には、挿通孔20の幅方向の各端部にそれぞれ連続する状態で磁石冷却用冷媒流路としても機能するフラックスバリア22が形成されている。フラックスバリア22は、ロータコア16の一方の端面16aから他方の端面16bまで延びるように形成されている。フラックスバリア22は、断面三角形状をしている。
フラックスバリア22には、非磁性材からなる固定部材23が設けられている。固定部材23は、ロータコア16の一方の端面16aから他方の端面16bまで延びるようにフラックスバリア22に貫挿されている。固定部材23は、図1(b)の部分拡大図で示すように、ばね作用を有するように板材が略三角形状に屈曲されて形成されるとともに、フラックスバリア22に流れる液冷媒(冷媒)流量を確保しつつ、永久磁石21の幅方向の移動を規制している。
回転軸18は、中間部が大径に形成されるとともに、大径部においてロータコア16及び両端板17a,17bを支持している。回転軸18には、液冷媒が供給される回転軸内冷媒流路25が軸方向に延びるように形成されている。回転軸内冷媒流路25は、一端が他方の端板17b側の小径部端面において開口し、他端が大径部の一方の端板17aと対応する位置まで延びるように形成されている。回転軸内冷媒流路25は、大径部と対応する部分の径が大きく形成されて、液冷媒を貯留可能な貯留部25aを構成している。また、回転軸18には、一方の端板17aと対応する部分に貯留部25aに連通する連通孔28が回転軸18の径方向に延びるように、周方向に等間隔で4本形成されている。
図1(a)に示すように、ハウジング11の底部には、液冷媒が滞留される滞留部24が形成されている。ハウジング11には、一端が滞留部24内の液冷媒を吸込み可能な位置に固定された管路27aが蓋部11bを貫通する状態で設けられ、滞留部24内の液冷媒は、図示しない液冷媒汲み上げ手段により管路27aを介して汲み上げられる。そして、回転軸内冷媒流路25に連通される管路27bを介して、回転軸内冷媒流路25に供給されるようになっている。管路27bの一端は、回転軸18の回転軸内冷媒流路25の開口に挿入されるとともに、回転軸18は管路27bの外周面と摺動可能になっている。管路27a及び管路27bとしてパイプが使用されている。
次に、両端板17a,17bについて詳述する。図2(a)に示すように、一方の端板17aのロータコア16と対向する面には、回転軸18に供給された液冷媒をフラックスバリア22内へ案内する案内溝29が形成されている。案内溝29は、環状に形成された貯留部としての第2案内溝29bと、第2案内溝29bより内側において第2案内溝29b及び連通孔28に連通する第1案内溝29aと、第2案内溝29b及びフラックスバリア22に連通する第3案内溝29cとを備えている。第1案内溝29aは連通孔28と同じ4個、周方向に等間隔で端板17aの径方向に延びるように形成されている。第3案内溝29cは、フラックスバリア22と同じ8個設けられ、各第3案内溝29cの一端がフラックスバリア22と対向する状態で端板17aの径方向に延びるようにそれぞれ形成されている。各第3案内溝29cは一端にフラックスバリア22の端部より一回り大きな円形の流出部29dが形成されている。即ち、本実施形態では、案内溝29は、液冷媒を一時的に貯留可能な貯留部としての第2案内溝29bを備えるとともに、全ての永久磁石21に対応するフラックスバリア22に連通するように構成されている。
図2(b)に示すように、他方の端板17bには、フラックスバリア22内を流れた液冷媒をロータコア16の外部へ排出するための排出孔30が複数形成されている。排出孔30は、各永久磁石21に対応するフラックスバリア22と対向する位置にそれぞれ形成されるとともに、フラックスバリア22と連通している。排出孔30は流出部29dと同じ大きさの円形に形成されている。
次に、電動機10の作用について説明する。電動機10が負荷状態で駆動される場合は、固定子12のコイル14に電流が供給されて固定子12に回転磁界が発生し、回転子15に回転磁界が作用する。そして、回転磁界と永久磁石21との間の磁気的な吸引力及び反発力により回転子15が回転磁界と同期して回転する。
回転子15が高速で回転すると回転時に回転子15に作用する鎖交磁束の変化が大きくなり、回転子15内に渦電流が発生する。渦電流は電磁鋼板の部分及び永久磁石21の部分で発生し、ロータコア16及び永久磁石21が発熱する。発生した熱は、ロータコア16の周囲や、ロータコア16と接触する両端板17a,17bを介して放熱される。しかし、前記放熱だけでは永久磁石21の冷却効果が不十分である。
電動機10が駆動されると、液冷媒汲み上げ手段によって、滞留部24に存在する液冷媒が管路27aを介して滞留部24から汲み上げられ、管路27bを介して回転軸内冷媒流路25に供給される。回転軸内冷媒流路25に供給された液冷媒は、貯留部25aに一時貯留される。貯留部25aに貯留された液冷媒は、図3(a),(b)に示す矢印の方向のように、回転軸18の回転に伴う遠心力により、各連通孔28へ流入する。各連通孔28へ流入した液冷媒は、第1案内溝29aを介して、第2案内溝29bへ流入する。第2案内溝29bへ流入した液冷媒は、第2案内溝29b全体に行き渡るように一時的に貯留されるとともに、遠心力により第2案内溝29bから各第3案内溝29cに流入する。
また、各第3案内溝29cに流入した液冷媒は、各流出部29dに向かって流れるとともに、各流出部29dからフラックスバリア22へ流出する。フラックスバリア22内へ流入した液冷媒は、ロータコア16の一方の端面16aから他方の端面16bに向かってフラックスバリア22内を流れるとともに、永久磁石21を冷却する。永久磁石21を冷却し、ロータコア16の他方の端面16bまで達した液冷媒は、排出孔30を介してロータコア16の外部へ排出され、滞留部24へ戻る。
この第1実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)一方の端板17aのロータコア16と対向する面には、回転軸18に形成された回転軸内冷媒流路25を介して供給される液冷媒をフラックスバリア22内へ案内する案内溝29が各挿通孔20に対応してそれぞれ形成されている。また、他方の端板17bには、フラックスバリア22内を流れた液冷媒をロータコア16の外部へ排出するための排出孔30が形成されている。よって、回転軸18に供給される液冷媒をフラックスバリア22内へ案内する通路を、ロータコア16を構成する電磁鋼板の一部を切り欠いて径方向に延びるように形成する必要がない。したがって、回転子15における機械強度の低下を抑制するとともに、永久磁石21を冷却することができ、永久磁石21の磁気特性が低下することを抑制することができる。
(2)回転軸内冷媒流路25には、液冷媒を貯留可能な貯留部25aを備えている。よって、回転軸内冷媒流路25への液冷媒の供給に変動があっても、液冷媒が案内溝29に円滑に流入することができる。
(3)磁石冷却用冷媒流路は、永久磁石21の幅方向の端面側に形成されてフラックスバリア22としても機能し、フラックスバリア22には、液冷媒流量を確保しつつ、永久磁石21を固定する固定部材23が配設されている。よって、磁石冷却用冷媒流路がフラックスバリア22としても機能するため、磁石冷却用冷媒流路とフラックスバリアとを独立に形成する場合と比較して、ロータコア16の占積率の低下を抑制することができる。その結果、電動機10の性能(効率)低下を抑制することができる。
(4)案内溝29は、少なくとも2個の永久磁石21に対応するフラックスバリア22に連通する状態で形成されるとともに、液冷媒を一時的に貯留可能な貯留部としての第2案内溝29bを備えている。よって、各フラックスバリア22への液冷媒の分配が均等になり易い。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図4を用いて説明する。第1実施形態においては、各永久磁石21を冷却する液冷媒が一方の端板17aから他方の端板17b側へ流れる構成であった。しかし、本実施形態では、挿通孔20の幅方向の各端部にそれぞれ連続する状態で形成されるフラックスバリア22の一方は、液冷媒が一方の端板17aから他方の端板17b側へ流れ、フラックスバリア22の他方は、液冷媒が他方の端板17b側から一方の端板17a側へ流れる構成になっている点が第1実施形態と異なる。なお、図4において、第1実施形態の図1〜図3に付した符号と同一符号を付した部分は同一又は相当部分を示し、その重複する説明を省略する。
図4(a)に示すように、一方の端板17aには、回転軸18に供給された液冷媒をフラックスバリア22の一方へ案内する案内溝51が形成されている。案内溝51は、第1案内溝29a及び第2案内溝29bと、第2案内溝29b及びフラックスバリア22の一方に連通する第3案内溝51cとを備えている。第3案内溝51cは、フラックスバリア22の一方と同じ4個設けられ、各第3案内溝51cの一端がフラックスバリア22の一方と対向する状態で端板17aの径方向に延びるようにそれぞれ形成されている。各第3案内溝51cは一端にフラックスバリア22の一方の端部より一回り大きな円形の流出部51dが形成されている。
また、一方の端板17aには、フラックスバリア22の他方を流れた液冷媒をロータコア16の外部へ排出するための円形の排出孔52が複数形成されている。排出孔52は、各永久磁石21に対応するフラックスバリア22の他方と対向する位置にそれぞれ形成されるとともに、フラックスバリア22の他方と連通している。
図4(b)に示すように、回転軸18には、他方の端板17bと対応する部分に貯留部25aに連通する連通孔60が回転軸18の径方向に延びるように、周方向に等間隔で4本形成されている。他方の端板17bには、回転軸18に供給された液冷媒をフラックスバリア22の他方へ案内する案内溝61が形成されている。案内溝61は、一端が連通孔60に連通するとともに径方向に延びる第1案内溝61aと、第1案内溝61aより外側で環状に形成されて第1案内溝61aに連通する第2案内溝61bと、第2案内溝61b及びフラックスバリア22の他方と連通する第3案内溝61cとを備えている。第3案内溝61cは、フラックスバリア22の他方と同じ4個設けられ、各第3案内溝61cの一端がフラックスバリア22の他方と対向する状態で端板17bの径方向に延びるようにそれぞれ形成されている。各第3案内溝61cは一端にフラックスバリア22の他方の端部より一回り大きな円形の流出部61dが形成されている。
また、他方の端板17bには、フラックスバリア22の一方を流れた液冷媒をロータコア16の外部へ排出するための円形の排出孔62が複数形成されている。排出孔62は、各永久磁石21に対応するフラックスバリア22の一方と対向する位置にそれぞれ形成されるとともに、フラックスバリア22の一方と連通している。
この第2実施形態では、第1実施形態の(1)〜(4)に対応する効果を得ることができるとともに、以下の効果を得ることができる。
(5)液冷媒が各永久磁石21に対して一方から他方側に向かってのみ流れる構成では、各永久磁石21は液冷媒の上流側と対応する部分が冷却されやすくなる。しかし、ロータコア16には、フラックスバリア22が永久磁石21に対して少なくともその幅方向の両側に形成されるとともに、一対の端板17a,17bには、案内溝51,61及び排出孔52,62がそれぞれ形成されている。よって、各永久磁石21の両側に形成されたフラックスバリア22のうちの一方は、液冷媒が一方の端板17aから他方の端板17bに向かって流れ、フラックスバリア22の他方は、液冷媒が他方の端板17bから一方の端板17aに向かって流れる。したがって、液冷媒が一対の端板17a,17bの一方から他方に向かって流れる場合に比較して、永久磁石21全体を均等に冷却することができる。
なお、実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 電動機10を回転軸18が重力方向に沿って延びる状態に配置して使用してもよい。例えば、図5に示すように、電動機10は、一方の蓋部11bが上壁となるとともに、他方の蓋部11bを下壁となるように配置される。ハウジング11内における他方の蓋部11b側には、液冷媒が一時滞留する滞留部71が存在する。ハウジング11には、一端が滞留部71内の液冷媒を吸込み可能な位置に固定された管路27aが本体部11aを貫通する状態で設けられ、滞留部71内の液冷媒は、液冷媒汲み上げ手段により管路27aを介して汲み上げられる。そして、回転軸内冷媒流路25に連通される管路27bを介して、回転軸内冷媒流路25に供給されるようになっている。回転軸18は、回転軸内冷媒流路25の閉塞している端側が下側になるように配置される。ロータコア16は、一方の蓋部11b側の一方の端板75aと、他方の蓋部11b側の他方の端板75bとで挟持されている。回転軸18には、一方の端板75aと対応する部分に貯留部25aに連通する連通孔28が回転軸18の径方向に延びるように、周方向に等間隔で4本形成されている。また、一方の端板75aには、上記実施形態で説明した案内溝29が形成され、他方の端板75bには、上記実施形態で説明した排出孔30が形成されている。
この状態で、電動機10が駆動されると、液冷媒汲み上げ手段によって、滞留部71に存在する液冷媒が管路27aを介して滞留部71から汲み上げられ、管路27bを介して回転軸内冷媒流路25に供給される。回転軸内冷媒流路25に供給された液冷媒は、貯留部25aに一時貯留される。貯留部25aに貯留される液冷媒の貯留量が、連通孔28から流出可能な量に達すると、連通孔28から案内溝29へ流出する。連通孔28へ流入した液冷媒は、上記実施形態で説明したように、案内溝29及びフラックスバリア22を経由するとともに、排出孔30を介してロータコア16の外部へ排出され、滞留部71へ戻る。
○ 冷媒は、液体に限らず、気体、気液状態の冷媒を用いてもよい。
○ 永久磁石21を冷却するための液冷媒が流れる磁石冷却用冷媒流路は、各永久磁石21ごとに1本としても、3本以上としてもよい。
○ 磁石冷却用冷媒流路としてフラックスバリアの機能を持たない磁石冷却用冷媒流路を設けてもよい。例えば、永久磁石21に直接連通孔を形成し、永久磁石21を直接冷却するための液冷媒が流れる磁石冷却用冷媒流路としてもよい。この磁石冷却用冷媒流路は、フラックスバリア22に加えて設けても、フラックスバリア22を設けずに設けてもよい。
○ 磁石冷却用冷媒流路は、挿通孔20の幅方向の各端部以外の位置で形成されていてもよい。この場合、永久磁石21を冷却することができれば、永久磁石21の磁気特性が低下することを抑制することができる。
○ ロータコア16には、磁石冷却用冷媒流路が各永久磁石21の幅方向に対して両側に形成され、さらに、各永久磁石21に対してさらに別の磁石冷却用冷媒流路を一つ以上形成してもよい。
○ 第1案内溝29a,61aの数は4本に限らず第2案内溝29b,61b(貯留部)を設ける場合は、少なくとも第2案内溝29b,61bの数以上設ければよい。また、第2案内溝29b,61b(貯留部)を設けない場合は、第3案内溝29c,51c,61cの数以下の本数で、分岐を考慮して適宜の数設ければよい。
○ 案内溝29,51,61は、環状に形成されて全ての永久磁石21の磁石冷却用冷媒流路と連通可能に構成する必要はない。例えば、液冷媒を一時的に貯留可能な貯留部を備える場合でも、第2案内溝29b,61bを2個の永久磁石21に対応する磁石冷却用冷媒流路(フラックスバリア22)に連通するものを2本設けた構成としてもよい。例えば、第2案内溝29b,61bが、周方向に半周に亘って形成されるとともに、少なくとも一つの第1案内溝29aと連通し、かつ、2個の永久磁石21に対応する第3案内溝29c,51c,61cと連通していればよい。
○ 案内溝29に液冷媒が一時的に貯留可能な貯留部としての第2案内溝29b,61bを設けずに、第1案内溝29a,61aと各流出部29d,51d,61dとを連通する案内通路を形成してもよい。
○ 固定部材23は断面略三角形状に限らず、例えば、断面略C状のばね作用を有する固定部材や、螺旋形状のばね作用を有する固定部材(コイル)で永久磁石21を固定してもよい。
○ 固定部材23は、永久磁石21を固定可能であれば、ロータコア16の軸長よりも短くてもよい。
○ 固定部材23は、例えば、フラックスバリア22内に配置された状態において、永久磁石21の幅方向の端面側と対向する位置に連続して溝が設けられ、永久磁石21の幅方向の端面がフラックスバリア22内を流れる液冷媒によって直接冷却されるようにしてもよい。
○ 液冷媒汲み上げ手段として、回転軸18により駆動されるポンプを設けてもよい。
○ 永久磁石21の数は4個に限らず、偶数個であれば、4個より多くても少なくてもよいが、4個以上が好ましく、回転子15の大きさにより適宜設定される。
○ 永久磁石21は平板状に限らず、例えば、断面円弧状やU字状のものをロータコア16の中心に向かって凸となるように配置してもよい。
○ 磁石冷却用冷媒流路は、全ての永久磁石21に対応してそれぞれ形成しなくてもよく、一部の永久磁石21に対応した磁石冷却用冷媒流路のみを形成してもよい。
○ 1個の平板状の永久磁石21に代えて、2個の平板状の永久磁石21をV字状に配置してもよい。
○ 本発明は、電動機に限らず発電機に適用してもよい。
以下の技術的思想(発明)は前記実施形態から把握できる。
(1)請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記磁石冷却用冷媒流路は、前記永久磁石に形成されている。
(2)請求項1又は請求項2及び前記技術的思想(1)のいずれか一項に記載の発明において、前記磁石冷却用冷媒流路は、前記永久磁石に形成された連通孔である。
(3)請求項1又は請求項2及び前記技術的思想(1)のいずれか一項に記載の発明において、前記磁石冷却用冷媒流路は、前記永久磁石の端面に形成される凹部である。
(4)請求項3に記載の発明において、前記固定部材は、ばね作用を有するとともに、屈曲形成されている。
(5)請求項1〜請求項5及び前記技術的思想(1)〜(3)のいずれか一項に記載の発明において、前記磁石冷却用冷媒流路は、一部の前記永久磁石に対応して形成されている。
(a)は第1実施形態の回転電機の模式断面図、(b)は図1(a)におけるA−A線断面図及び固定部材の拡大図。 (a)は図1(a)におけるB−B線断面図、(b)は図1(a)におけるC−C線断面図。 (a)は図2(a)におけるD−D線断面図、(b)は図3(a)におけるE−E線拡大断面図。 (a)は第2実施形態の一方の端板の縦断面図、(b)は他方の端板の縦断面図。 電動機を回転軸が重力方向に延びる状態に配置したときの回転電機の模式断面図。
符号の説明
10…回転電機としての電動機、15…回転子、16…ロータコア、17a,17b,75a,75b…端板、18…回転軸、21…永久磁石、22…磁石冷却用冷媒流路としてのフラックスバリア、23…固定部材、25…回転軸内冷媒流路、25a…貯留部、29,51,61…案内溝、29b,61b…案内溝に形成される貯留部としての第2案内溝、30,52,62…排出孔。

Claims (5)

  1. 強磁性材製のロータコアの軸方向に延びるように複数の永久磁石が前記ロータコア内に収容されるとともに、前記ロータコアの両端に端板が設けられ、前記ロータコアが前記端板と共に回転軸に対して一体的に回転する回転子を有する永久磁石式回転電機であって、
    前記ロータコアには、前記永久磁石を冷却するための冷媒が流れる磁石冷却用冷媒流路が形成され、
    一方の端板の前記ロータコアと対向する面には、前記回転軸に形成された回転軸内冷媒流路を介して供給される冷媒を前記磁石冷却用冷媒流路内へ案内する案内溝が形成されるとともに、他方の端板には、前記磁石冷却用冷媒流路内を流れた冷媒を前記ロータコア外部へ排出するための排出孔が形成されていることを特徴とする永久磁石式回転電機。
  2. 前記磁石冷却用冷媒流路には、前記冷媒を貯留可能な貯留部を備えている請求項1に記載の永久磁石式回転電機。
  3. 前記磁石冷却用冷媒流路は、前記永久磁石の幅方向の端面側に形成され、前記磁石冷却用冷媒流路には、液冷媒流量を確保しつつ、前記永久磁石を固定する固定部材が配設されている請求項1又は請求項2に記載の永久磁石式回転電機。
  4. 前記案内溝は、少なくとも2個の前記永久磁石に対応し、前記磁石冷却用冷媒流路に連通する状態で形成されるとともに、前記冷媒を一時的に貯留可能な貯留部を備えている請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の永久磁石式回転電機。
  5. 前記磁石冷却用冷媒流路が前記各永久磁石に対して少なくとも前記永久磁石の幅方向の両側に形成されるとともに、一対の前記端板には、前記案内溝及び前記排出孔がそれぞれ形成され、一方の端板の前記案内溝は他方の端板の前記排出孔と連通するとともに、他方の端板の前記案内溝は一方の端板の前記排出孔と連通する請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の永久磁石式回転電機。
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