JP2009232017A - 画像送信装置、ファクシミリ装置およびプログラム - Google Patents

画像送信装置、ファクシミリ装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】送信の中止を行った場合に、容易に再送信を行うことができるように改良された画像送信装置、ファクシミリ装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】本発明に画像送信装置は、送信先の宛先を指示する宛先指示手段と、前記宛先指示手段により指示された送信先の宛先に送信が指示された後に、送信を中止するよう指示する送信中止指示手段と、前記送信中止指示手段により送信中止状態に指示された場合、前記宛先指示手段による宛先を維持した状態で、新たに取り込まれた画像を送信するように指示する再送信指示手段とを有する。前記宛先指示手段は、指示するための宛先を受け入れる宛先受け入れ手段と、確認のための宛先を受け入れる宛先確認受け入れ手段とを更に有し、前記宛先受け入れ手段により受け入れられた宛先と、前記宛先確認受け入れ手段により受け入れられた宛先が同じである場合に、前記再送信指示手段は、送信を指示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像送信装置、ファクシミリ装置およびプログラムに関する。
例えば、特許文献1は、ファクシミリ装置において、宛先のダイヤル番号を2回入力させ1回目と2回目の入力内容が一致しなければ送信が行われないようにする方法を開示する。
また、特許文献2は、ファクシミリ送信開始指示を行なった後でも、送信宛先の誤りに気が付いたときには容易に送信宛先を訂正できるファクシミリ装置を開示する。
特開平02−200058 特開平08−102836
本発明は、上述した背景からなされたものであって、送信の中止を行った場合に、容易に再送信を行うことができるように改良された画像送信装置、ファクシミリ装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的のために、本発明に画像送信装置は、送信先の宛先を指示する宛先指示手段と、前記宛先指示手段により指示された送信先の宛先に送信が指示された後に、送信を中止するよう指示する送信中止指示手段と、前記送信中止指示手段により送信中止状態に指示された場合、前記宛先指示手段による宛先を維持した状態で、新たに取り込まれた画像を送信するように指示する再送信指示手段とを有する。
好適には、前記宛先指示手段は、指示するための宛先を受け入れる宛先受け入れ手段と、確認のための宛先を受け入れる宛先確認受け入れ手段とを更に有し、前記宛先受け入れ手段により受け入れられた宛先と、前記宛先確認受け入れ手段により受け入れられた宛先が同じである場合に、前記再送信指示手段は、送信を指示する。
好適には、前記宛先受け入れ手段が、数字によるボタンが押下されることにより宛先を受け入れた場合に、前記宛先確認受け入れ手段は、確認のための宛先を受け入れる。
好適には、前記宛先指示手段は、指示するための宛先を受け入れる宛先受け入れ手段と、前記送信中止指示手段により送信中止状態に指示された場合に、確認のための宛先を受け入れる宛先確認受け入れ手段とを更に有し、前記宛先受け入れ手段により受け入れられた宛先と、前記宛先確認受け入れ手段により受け入れられた宛先が同じである場合に、前記再送信指示手段は、送信を指示する。
好適には、前記宛先指示手段により指示された送信先の宛先に送信が指示される前に、送信先の宛先の確認表示を行う宛先確認表示手段を更に有し、前記宛先確認表示手段が、送信先の宛先の確認表示を行った場合に、前記再送信指示手段は、送信を指示する。
好適には、前記宛先指示手段により指示された送信先の宛先に、複数の異なる宛先が含まれている場合に、前記宛先確認表示手段は、前記確認表示を行う。
また、本発明にかかるファクシミリ装置は、画像の読み取りを行う画像読取手段と、送信先の宛先を指示する宛先指示手段と、前記宛先指示手段により指示された送信先の宛先に、前記画像読取手段により読み取られた画像の送信が指示された後に、送信を中止するよう指示する送信中止指示手段と、前記送信中止指示手段により送信中止状態に指示された場合、前記宛先指示手段による宛先を維持した状態で、前記画像読取手段により新たに取り込まれた画像を送信するように指示する再送信指示手段とを有する。
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータを含む画像送信装置において、
送信先の宛先を指示する宛先指示ステップと、前記宛先指示手段により指示された送信先の宛先に送信が指示された後に、送信を中止するよう指示する送信中止指示ステップと、前記送信中止指示ステップにより送信中止状態に指示された場合、前記宛先指示手段による宛先を維持した状態で、新たに取り込まれた画像を送信するように指示する再送信指示ステップとを前記画像送信装置のコンピュータに実行させる。
本発明にかかる画像送信装置、ファクシミリ装置およびプログラムによれば、送信の中止を行った場合に、容易に再送信を行うことができる。
〔本発明がなされるに至った背景〕
まず、本発明にかかる画像送信装置の理解を助けるために、その実施形態の説明に先立ち、本発明がなされるに至った背景を説明する。
ユーザは、ファクシミリ装置を利用して原稿(画像)を送信する場合に、送信開始後に宛先の誤りに気づいた時に、送信を中止することができる。
上記のように送信が中止された場合、ユーザは、宛先を入力し直し、再度原稿を送信する。
しかしながら、ユーザは、例えば、送信の対象である原稿に誤りを発見した場合においても、送信を中止し、所望の原稿に取替え、宛先を入力し直し、再度原稿を送信する。
つまり、ユーザは、宛先の誤り以外の原因で送信を中止した場合においても、宛先を再度入力し直さなければならない。
本発明は、このような点に着目し、宛先以外の要因により送信の中止を行った場合に、容易に再送信を行うことができるように工夫がされている。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態として、画像送受信システム1を説明する。
図1は、本発明にかかる画像送受信システム1の構成を例示する図である。
図1に示すように、画像送受信装置10−1〜10−nは、公衆回線網、インターネット網等の通信回線網100を介して相互に接続されている。
なお、nは1以上の整数を示す。
また、画像送受信装置10−1〜10−nなど、複数ある構成部分のいずれかを示すときは、単に、画像送受信装置10と示すことがある。
また、以下の各図において、実質的に同じ構成部分・処理には、同じ符号が付される。
画像送受信装置10−i(1≦i≦n)は、スキャナ等の画像読み取り装置により読み取ったファクシミリの原稿の画像データを、通信回線網100を介して通信相手の画像送受信装置10−j(1≦j≦n,i≠j)に送信する。
また、画像送受信装置10−iは、同一の画像データを、同時に、複数の画像送受信装置10−j,10−k(1≦k≦n,i≠j≠k)などに送信を行ってもよい。
また、画像送受信装置10−iは、通信回線網100を介して受信した画像データに基いた画像を出力する。
画像送受信装置10の具体的な例としては、ファクシミリ装置、ファクシミリ機能および複写機能を有するプリンタなどの様々な形態が存在する。
〔ハードウェア構成〕
図2は、本発明の実施形態に係る画像送受信装置10の構成を示す図である。
図2に示すように、画像送受信装置10は、画像形成装置本体12、画像読取装置14及び後処理装置16を有する。
画像形成装置本体12は、複数(例えば3段)の用紙供給部20を有し、これら用紙供給部20のそれぞれには供給ヘッド22が設けられている。
複数の用紙供給部20は、寸法及び向きが同じ、またはいずれかが異なる、または全てが異なる用紙をそれぞれ供給する。
例えば、3段の用紙供給部20はそれぞれ、A3、A4及びB5のサイズの用紙を供給する。
したがって、用紙は、供給ヘッド22が作動して選択された用紙供給部20から用紙搬送路24を介して像形成部26に供給される。
このようにして、用紙供給部20は、記録媒体供給手段を構成する。
像形成部26は、例えばゼログラフィからなり、用紙搬送路24を搬送される用紙に画像を形成する。
より具体的には、像形成部26は、像保持体28と、この像保持体28の表面を一様に帯電させる帯電ロール30と、像保持体28に潜像を書き込むレーザ書込み装置32と、書き込まれた潜像を現像する現像装置34と、現像されたトナー像を用紙に転写する転写ロール36と、残留トナーをとるクリーナ38と、用紙のトナー像を定着させる定着装置40とを有する。
したがって、像保持体28の表面が帯電ロール30により一様に帯電され、潜像がレーザ書込み装置32により形成され、この潜像が現像装置34により現像され、転写ロール36により用紙に転写され、定着装置40により定着され、用紙が用紙排出路42から後処理装置16に出力される。
このようにして、像形成部26は、画像形成部を構成する。
両面印刷が設定されている場合、定着装置40により一面が定着された用紙は、用紙排出路42から反転装置46に送られ、この反転装置46で反転され、用紙反転路48に送られ、再び用紙搬送路路24に戻され、像形成部26に送られて他面の印刷がなされる。
画像読取装置14は、ADF(Auto Document Feeder)等の自動原稿送り装置50と、この自動原稿送り装置50により送られた原稿を読取走査するスキャナ52とを有する。
自動原稿送り装置50により原稿はプラテン54に送られ、プラテン54上でスキャナ52により原稿の画像が読み取られる。
画像形成装置10により複写が設定された場合、画像読取装置14で読み取られた画像が画像形成装置本体12により印刷されて複写される。
後処理装置16は、例えばソータ72、ステープラ58及びパンチャ60を有する。
ソータ72は、画像形成装置本体12から出力された印刷済みの用紙を分配路62に導き、複数のビン64に分配する。
ステープラ58は、画像形成装置本体12から出力された印刷済みの用紙を搬送路66を介してコンパイラトレイ68に次々と導き、このコンパイラトレイ68に重ねれた用紙束の所定位置に針により固定し、スタッカ70に排出する。
このようにして、ステープラ58は、用紙を綴じる綴じ手段を構成する。
パンチャ60は、コンパイラトレイ68に重ねられた用紙束の所定位置にパンチ穴を開け、スタッカ70に排出する。
入力・表示(UI)部56は、例えばタッチパネルからなり、画像形成装置本体12の例えば上部に設けられている。UI部56は、使用者からの入力を受け入れて、画像形成装置本体12、画像読取装置14及び後処理装置16の処理内容を選択し、かつ表示するようになっている。
図3は、図2に示した制御装置74の構成を例示する図である。
図3に示すように、制御装置74は、CPU102、メモリ104、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置106、外部のコンピュータなどとデータの送信および受信を行う通信インタフェース(IF)108を有する。
これらの構成要素は、システムバス110を介して互いに接続されている。
制御装置74は、これらの構成により、画像送受信装置10の制御を行う。
図4は、図2に示したUI装置56の構成を示す図である。
図4に示すように、UI装置56は、タッチパネルおよび液晶ディスプレイなどで構成される画面表示部120、テンキー、クリア(C)ボタン、短縮ボタンおよびスタートボタンなどの操作ボタン群122から構成される。
ユーザは、画面表示部120に表示されたタッチパネル、および、操作ボタン群122を操作することにより、送信先の宛先の入力、原稿送信開始および原稿送信中止などを行うことができる。
〔画像送信プログラム2〕
以下、画像送信プログラム2を説明する。
図5は、画像送受信装置10で実行される画像送信プログラム2の構成を示す図である。
図5に示すように、画像送信プログラム2は、UI制御部200、命令受付部202、送信制御部204、送信部206、宛先記憶部220および画像管理部246から構成される。
画像管理部246は、画像読取部240、画像処理部242および画像記憶部244から構成される。
画像送信プログラム2は、例えば、メモリ104に記憶されて画像送受信装置10に供給され、画像送受信装置10のOS(図示せず)上で、画像送受信装置10のハードウェア資源を具体的に利用して実行される(以下の各プログラムについても同様)。
UI制御部200は、図6および図7を参照して後述する画面を画面表示部120(図4)に表示する。
まず、UI制御部200が画面表示部120に表示する画面を、図6および図7を参照して説明する。
図6は、UI装置56の画面表示部120(図4)に表示される画面示す図であって、(A)は、ユーザが宛先を入力するための宛先入力画面(宛先指示手段(宛先受け入れ手段))を示し、(B)は、ユーザが確認用の宛先を入力するための確認用宛先入力画面(宛先指示手段(宛先確認受け入れ手段))を示す。
図7は、画面表示部120に表示される画面を示す図であって、(A)は、原稿が送信されていることを表示する画面(送信画面)を示し、(B)は、(A)に示した中止ボタン164が押下されたときに表示される中止画面を示し、(C)は、(B)に示した原稿変更ボタン168ボタンが押下されたときに表示される画面(原稿変更後宛先確認画面)を示す。
図6(A)に示すように、宛先入力画面は、ステータス表示領域140、宛先表示領域142、次宛先ボタン144および宛先確認入力ボタン146などを含む。
ステータス表示領域140は、表示画面が宛先入力画面であることを表示する。
宛先表示領域142は、ユーザにより入力された宛先を表示する。
次宛先ボタン144は、ユーザにより押下されることにより、ユーザが新たな宛先を入力するための画面(図示せず)に遷移させる。
宛先確認入力ボタン146は、ユーザに押下されることにより、図6(B)に示した確認用宛先入力画面に遷移させる。
図6(B)に示すように、確認用宛先入力画面は、次宛先ボタン144、ステータス表示領域150、確定用宛先表示領域152および確定ボタン154などを含む。
ステータス表示領域150は、表示画面が確認用宛先入力画面であることを表示する。
確定用宛先表示領域152は、ユーザにより確認のために入力された宛先(確認用宛先情報)を表示する。
確定ボタン154は、ユーザにより押下されることにより、入力された確認用宛先情報を確定し、図6(A)に示した宛先入力画面に遷移させる。
図7(A)に示すように、送信画面は、ステータス表示領域160、閉じるボタン162及び中止ボタン164(送信中止指示手段)などを含む。
ステータス表示領域160は、表示画面が、送信画面であることを表示する。
閉じるボタン162は、ユーザにより押下されることにより、送信画面を閉じる。
中止ボタン164は、ユーザにより押下されることにより、図7(B)に示した中止画面に遷移させる。
図7(B)に示すように中止画面は、ステータス表示領域166、原稿変更ボタン168(再送信指示手段)および継続ボタン170などを含む。
ステータス表示領域166は、表示画面が中止画面であることを表示し、またユーザへの指示を表示する。
原稿変更ボタン168は、ユーザが、入力した宛先を維持しつつ原稿を読み直して継続したい場合に押下するボタンである。
原稿変更ボタン168は、ユーザにより押下されることにより、図7(C)に示した原稿変更確認画面に遷移させる。
継続ボタン170は、送信を継続するためのボタンであり、ユーザにより押下されると、送信は、中止された時点から再び開始され、図7(A)に示した送信画面に遷移させる。
図7(C)に示すように原稿変更後宛先確認画面は、ステータス表示領域172、スタートボタン174、キャンセルボタン176および宛先確認領域178などを含む。
ステータス表示領域172は、表示画面は原稿変更後宛先確認画面であることを表示し、また、ユーザへの指示を表示する。
スタートボタン174は、ユーザにより原稿が変更された後に押下されることにより、原稿が読み直され、送信が継続され、図7(A)に示した送信画面に遷移させる。
キャンセルボタン176は、ユーザにより押下されることにより、図7(B)に示した中止画面に遷移させる。
宛先確認領域178は、ユーザにより入力された宛先を確認のために表示する。
UI制御部200(図5)は、図6(A),(B)および図7(A),(B),(C)に示した画面をUI装置56の画面表示部120に表示する。
また、UI制御部200は、UI装置56を介して入力された宛先情報を、宛先記憶部220に対して出力する。
また、UI制御部200は、UI装置56の操作ボタン群122および画面表示部120のタッチパネルなどから入力された操作命令を、命令受付部202に対して出力する。
また、UI制御部200は、送信制御部204からの制御に基づいた画面を画面表示部120に表示する。
具体的には、UI制御部200は、図6(A)に示した宛先入力画面を表示し、ユーザにより、操作ボタン群122などが用いられて入力された宛先情報を、宛先表示領域142に表示し、宛先記憶部220に出力する。
また、UI制御部200は、ユーザにより、宛先確認入力ボタン146が押下されると、図6(B)に示した確認用宛先入力画面を表示し、ユーザにより確認のために入力された宛先(確認用宛先情報)を、確定用宛先表示領域152に表示し、宛先記憶部220に出力する。
また、UI制御部200は、ユーザにより、図6(B)に示した確認用宛先入力画面の確定ボタン154が押下されると、宛先記憶部220に記憶された宛先情報と確認用宛先情報が一致するか否かを判断し、一致する場合は、図6(A)に示した宛先入力画面を表示し、一致しない場合は、再度確認用宛先の入力を、ユーザに促す処理などを行う。
また、UI制御部200は、ユーザにより、操作ボタン群122(図4)のスタートボタンが押下されると、受け取った送信命令を命令受付部202に対して出力し、送信制御部204の制御に従い、図6(A)に示した宛先入力画面または図7(A)に示した送信画面を表示する。
また、UI制御部200は、ユーザにより、図7(A)に示した送信画面の中止ボタン164が押下されると、受け取った操作中止命令を命令受付部202に対して出力し、図7(B)に示した中止画面を表示する。
また、UI制御部200は、ユーザにより、図7(B)に示した原稿変更ボタン168が押下されると、図7(C)に示した原稿変更確認画面を表示する。
また、UI制御部200は、ユーザにより、図7(B)に示した継続ボタンが押下されると、送信を継続することを示す命令(継続命令)を、命令受付部202に対して出力し、図7(A)に示した送信画面を表示する。
また、UI制御部200は、図7(B)に示した中止画面において、ユーザにより、〔C〕キーが押下されると、送信をキャンセルすることを示す命令(キャンセル命令)を、命令受付部202に対して出力する。
また、UI制御部200は、ユーザにより、図7(C)に示したスタートボタン174が押下されると、受け取った原稿を変更して送信を継続することを示す命令(原稿変更後継続命令)を命令受付部202に対して出力し、図7(A)に示した送信画面を表示する。
また、UI制御部200は、ユーザにより、図7(C)に示したキャンセルボタン176が押下されると、図7(B)に示した中止画面を表示する。
宛先記憶部220は、UI制御部200から入力された宛先の情報および確認用宛先の情報を記憶する。
命令受付部202は、UI制御部200から入力された命令を送信制御部204に対して出力する。
具体的には、命令受付部202は、スタートボタン(図4)が押下されることにより入力される送信開始命令、中止ボタン164(図7(A))が押下されることにより入力される中止命令、スタートボタン174(図7(C))が押下されることにより入力される原稿変更後継続命令、継続ボタン170(図7(B))が押下されることにより入力される継続命令および〔C〕キー(図7(B))が押下されることにより入力されるキャンセル命令を、送信制御部204に対して出力する。
送信制御部204は、命令受付部202から入力された命令に応じて、UI制御部200、送信部206および画像管理部246を制御する。
具体的には、送信制御部204は、送信開始命令が入力されたときには、宛先記憶部220に宛先情報および確認用宛先情報が記憶されているかを確認し、記憶されているときには、画像管理部246に画像の読取を開始させ、送信部206に送信を開始させ、記憶されていないときには、UI制御部200に宛先入力画面(図6(A))を表示させる。
また、送信制御部204は、中止命令が入力されたときには、画像管理部246に画像の読取を中止させ、送信部206に送信を中止させる。
また、送信制御部204は、原稿変更後継続命令が入力されたときには、画像管理部246に初期化処理をさせた後に、画像の読取を開始させ、送信部206に送信を開始させる。
また、送信制御部204は、継続命令が入力されたときは、画像管理部246に画像の読取を再開させ、送信部206に送信を再開させる。
また、送信制御部204は、キャンセル命令が入力されたときは、画像送信プログラム2に初期化処理を実行させる。
送信部206は、送信制御部204の制御に従い、画像管理部246の画像記憶部244から入力された画像情報を、宛先記憶部220に記憶された宛先情報に基づいて、通信IF108を介して、通信回線網100に対して送信する。
画像管理部246の画像読取部240は、送信制御部204からの制御に従い、スキャナ52から入力された画像データを読み取り、画像処理部242に対して出力する。
画像処理部242は、画像読取部240から入力された画像データに対して、フィルタ処理および2値化処理等の画像処理を行い、画像記憶部244に対して出力する。
画像記憶部244は、画像処理部242から入力された画像処理が施された画像データを記憶し、送信制御部204からの制御に従い、送信部206に対して出力する。
以上説明した、画像送信プログラム2の処理を、図8を参照して、さらに説明する。
図8は、画像送信プログラム2の処理(S10)を示すフローチャートである。
図8に示すように、ステップ100(S100)において、UI制御部200は、図6(A)に示した宛先入力画面を表示し、ユーザに宛先の入力を促す。
ステップ102(S102)において、UI制御部200は、宛先表示領域142(図6(A))に、ユーザにより入力された宛先を表示する。
ステップ104(S104)において、送信制御部204は、ユーザにより、操作ボタン群122のスタートボタンが押下されることにより入力された送信開始命令を受け付ける。
ステップ106(S106)において、送信制御部204は、宛先記憶部220に、宛先情報および確認用宛先情報が記憶されているか否かを判断する。
宛先記憶部220に、宛先情報および確認用宛先情報が記憶されているときには、S108の処理に進み、これ以外のときには、S100の処理に戻る。
ステップ108(S108)において、送信制御部204は、画像管理部246に画像の読取を開始させ、送信部206に送信を開始させる。
ステップ110(S110)において、送信制御部204は、図7(A)に示した送信画面を介して中止命令を受け付ける。
ステップ112(S112)において、送信制御部204は、画像管理部246に画像の読取を中止させ、送信部206に送信を中止させる。
ステップ114(S114)において、送信制御部204は、図7(B)に示した中止画面または図7(C)に示した原稿変更確認画面を介して原稿変更後継続命令、継続命令またはキャンセル命令を受け付ける。
ステップ116(S116)において、送信制御部204は、受け付けた命令が、原稿変更後継続命令か否かを判断する。
受け付けた命令が、原稿変更後継続命令のときには、S118の処理に進み、これ以外のときには、S130の処理に進む。
ステップ118(S118)において、送信制御部204は、画像管理部246に初期化処理をさせた後に、画像の読取を開始させる。
ステップ120(S120)において、送信制御部204は、送信部206に送信を開始させる。
ステップ122(S122)において、画像送信プログラム2は、送信処理を終了する。
ステップ130(S130)において、送信制御部204は、受け付けた命令が、継続命令か否かを判断する。
受け付けた命令が、継続命令のときには、S132の処理に進み、これ以外のときには、S140の処理に進む。
ステップ132(S132)において、送信制御部204は、画像管理部246に画像の読取を再開させ、送信部206に送信を再開させる。
ステップ140(S140)において、送信制御部204は、画像送信プログラム2に初期化処理を実行させる。
〔第2の実施形態〕
以下、本発明の第2の実施形態として、画像送信プログラム3を説明する。
〔画像送信プログラム3〕
以下、画像送信プログラム3を説明する。
図9は、画像送受信装置10で画像送信プログラム2の代わりに実行される画像送信プログラム3の構成を示す図である。
図9に示すように、画像送信プログラム3は、画像送信プログラム2のUI制御部200、命令受付部202および送信制御部204をそれぞれUI制御部300、命令受付部302および送信制御部304に置き換え、画面表示記憶部306を加えた構成を採る。
UI制御部300は、図6(B)に示した宛先確認入力画面、および、図10および図11を参照して後述する画面を画面表示部120(図4)に表示する。
まず、UI制御部300が画面表示部120に表示する画面を、図10および図11を参照して説明する。
図10は、UI装置56の画面表示部120(図4)に表示される画面を示す図であって、(A)は、複数の宛先が設定された宛先入力画面を示し、(B)は、送信前宛先確認画面(宛先確認表示手段)を示し、(C)は、送信画面を示す。
図11は、画面表示部120に表示される画面を示す図であって、(A)は、送信前に図10(B)に示した宛先確認画面が表示された場合において、図10(C)に示した中止ボタンが押下されたときに表示される中止画面を示し、(B)は、送信前に図10(B)に示した宛先確認画面が表示されなかった場合において、図10(C)に示した中止ボタンが押下されたときに表示される中止画面を示し、(C)は、(A)の原稿変更ボタンが押下されたときに表示される画面(原稿変更後宛先確認画面)を示す。
図10(A)に示すように、宛先入力画面は、ステータス表示領域320、宛先表示領域142、次宛先ボタン144、宛先確認入力ボタン146および複数宛先表示領域322などを含む。
ステータス表示領域320は、表示画面が宛先入力画面であることを表示し、異なる複数の宛先が設定されたことを示す。
複数宛先表示領域322は、ユーザにより入力された複数の異なる宛先を表示する。
図10(B)に示すように、送信前宛先確認画面は、ステータス表示領域324、宛先確認領域326、スタートボタン328およびキャンセルボタン330などを含む。
ステータス表示領域324は、表示画面が送信前宛先確認画面であることを表示する。
宛先確認領域326は、ユーザにより入力された複数の異なる宛先を表示する。
スタートボタン328は、ユーザにより押下されることにより、送信が開始される。
キャンセルボタン330は、ユーザにより押下されることにより、送信がキャンセルされ、図10(A)に示した宛先入力画面に遷移させる。
図10(C)に示すように、送信画面は、ステータス表示領域160、閉じるボタン162および中止ボタン332などを含む。
中止ボタン332は、ユーザに押下されることにより、図11(A)に示した中止画面または図11(B)に示した中止画面に遷移させる。
図11(A)に示すように、中止画面は、ステータス表示領域166、原稿変更ボタン334および継続ボタン336などを含む。
原稿変更ボタン334は、ユーザにより押下されることにより、図11(C)に示した原稿変更後宛先確認画面に遷移させる。
継続ボタン336は、送信を継続するためのボタンであり、ユーザにより押下されると、送信は、中止された時点から再び開始され、図10(C)に示した送信画面に遷移させる。
図11(B)に示すように、中止画面は、ステータス表示領域338および継続ボタン336などを含む。
ステータス表示領域338は、表示画面が中止画面であることを表示し、またユーザへの指示を表示する。
図11(C)に示すように、原稿変更後宛先確認画面は、ステータス表示領域172、宛先確認領域340、スタートボタン342およびキャンセルボタン344などを含む。
宛先確認領域340は、ユーザにより入力された複数の異なる宛先を表示する。
スタートボタン342は、ユーザにより原稿が変更された後に押下されることにより、原稿が読み直され、送信が継続され、図10(C)に示した送信画面に遷移させる。
キャンセルボタン344は、ユーザにより押下されることにより、図11(A)に示した中止画面に遷移させる。
UI制御部300は、図6(B),図10(A),(B),(C)および図11(A),(B),(C)に示した画面をUI装置56の画面表示部120(図4)に表示する。
また、UI制御部300は、UI装置56を介して入力された宛先を、宛先記憶部220に対して出力する。
また、UI制御部300は、UI装置56の操作ボタン群122および画面表示部120のタッチパネルなどから入力された操作命令を、命令受付部302に対して出力する。
また、UI制御部300は、送信制御部304からの制御に基づいた画面をUI装置56に表示する。
具体的には、UI制御部300は、UI制御部200が図6(A)に示した宛先入力画面に対して行う処理と同様の処理を、図10(A)に示した宛先入力画面に対して行う。
つまり、図10(A)に示した宛先入力画面は、図6(A)に示した宛先入力画面に対して、複数の異なる宛先が設定されている点のみ異なる。
また、UI制御部300は、UI制御部200が図6(B)に示した確認用宛先入力画面に対して行う処理と同様の処理を行う。
また、UI制御部300は、ユーザにより、図4に示した操作ボタン群122のスタートボタンが押下されると、受け取った送信命令を命令受付部302に対して出力し、送信制御部304の制御に基づいて図10(B)に示した送信前宛先確認画面または図10(C)に示した送信画面を表示する。
また、UI制御部300は、ユーザにより、図10(B)に示したスタートボタン328が押下されると、受け取った宛先確認後に実行された送信命令(宛先確認後送信命令)を命令受付部302に対して出力し、宛先確認画面(図10(B))が起動されたことを示す情報(宛先確認画面起動情報)を、画面表示記憶部306に対して出力し、図10(C)に示した送信画面を表示する。
また、UI制御部300は、ユーザにより、図10(B)に示したキャンセルボタン330が押下されると、図10(A)に示した宛先入力画面を表示する。
また、UI制御部300は、ユーザにより、図10(C)に示した送信画面の中止ボタン332が押下されると、受け取った操作中止命令を命令受付部302に対して出力し、送信制御部304の制御に基づいて、図11(A)または図11(B)に示した中止画面を表示する。
また、UI制御部300は、ユーザにより、図11(A)に示した原稿変更ボタン334が押下されると、図11(C)に示した原稿変更後宛先確認画面を表示する。
また、UI制御部300は、ユーザにより、図11(A),(B)に示した継続ボタンが押下されると、送信を継続することを示す命令(継続命令)を、命令受付部302に対して出力し、図10(C)に示した送信画面を表示する。
また、UI制御部300は、図11(A),(B)に示した中止画面において、ユーザにより、〔C〕キーが押下されると、送信をキャンセルすることを示す命令(キャンセル命令)を、命令受付部302に対して出力する。
また、UI制御部300は、図11(C)に示した原稿変更後宛先確認画面において、スタートボタン342が押下されると、受け取った原稿を変更して送信を継続することを示す命令(原稿変更後継続命令)を命令受付部302に対して出力し、図10(C)に示した送信画面を表示する。
また、UI制御部300は、ユーザにより、図11(C)に示したキャンセルボタン344が押下されると、図11(A)に示した中止画面を表示する。
命令受付部302は、UI制御部300から入力された命令を送信制御部304に対して出力する。
具体的には、命令受付部302は、スタートボタン(図4)が押下されることにより入力される送信開始命令、スタートボタン328(図10(B))が押下されることにより入力される宛先確認後送信命令、中止ボタン332(図10(C))が押下されることにより入力される中止命令、継続ボタン336(図11(A),(B))が押下されることにより入力される継続命令、〔C〕キー(図11(A),(B))が押下されることにより入力されるキャンセル命令およびスタートボタン342(図11(C))が押下されることにより入力される原稿変更後継続命令を、送信制御部204に対して出力する。
送信制御部304は、命令受付部302から入力された命令に応じて、送信部206および画像管理部246を制御する。
具体的には、送信制御部304は、送信開始命令が入力されたときには、宛先記憶部220に複数の異なる宛先情報宛先情報が記憶されているかを確認し、記憶されているときには、図10(B)に示した送信前宛先確認画面を表示し、記憶されていないときには、画像管理部246に画像の読取を開始させ、送信部206に送信を開始させ、UI制御部300に送信画面(図10(C))を表示させる。
また、送信制御部304は、宛先確認後送信命令が入力されたときには、画像管理部246に画像の読取を開始させ、送信部206に送信を開始させ、UI制御部300に送信画面(図10(C))を表示させる。
また、送信制御部304は、中止命令が入力されたときには、画像管理部246に画像の読取を中止させ、送信部206に送信を中止させる。
また、送信制御部304は、中止命令が入力されたときには、画面表示記憶部306に宛先確認画面起動情報が記憶されているか否かを判断し、記憶されているときには、UI制御部300に、図11(A)に示した中止画面を画面表示部120に表示させ、記憶されていないときには、図11(B)に示した中止画面を画面表示部120に表示させる。
また、送信制御部304は、原稿変更後継続命令が入力されたときには、画像管理部246に初期化処理をさせた後に、画像の読取を開始させ、送信部206に送信を開始させる。
また、送信制御部304は、継続命令が入力されたときは、画像管理部246に画像の読取を再開させ、送信部206に送信を再開させる。
また、送信制御部304は、キャンセル命令が入力されたときは、画像送信プログラム3に初期化処理を実行させる。
以上説明した、画像送信プログラム3の処理を、図12を参照して、さらに説明する。
図12は、画像送信プログラム3の処理(S20)を示すフローチャートである。
図12に示すように、ステップ200(S200)において、UI制御部300は、図10(A)に示した宛先入力画面を表示し、ユーザに宛先の入力を促す。
ステップ202(S202)において、UI制御部300は、宛先表示領域142または複数宛先表示領域322(図10(A))に、ユーザにより入力された宛先を表示する。
ステップ204(S204)において、送信制御部304はユーザにより、操作ボタン群122のスタートボタンが押下されることにより入力された送信開始命令を受け付ける。
ステップ206(S206)において、送信制御部304は、宛先記憶部220に、複数の異なる宛先情報が記憶されているか否かを判断する。
宛先記憶部220に、複数の異なる宛先情報が記憶されているときには、S208の処理に進み、これ以外のときには、S210の処理に進む。
ステップ208(S208)において、送信制御部304は、UI制御部300に、送信前宛先確認画面(図10(B))を、画面表示部120(図4)に表示させる。
ステップ210(S210)において、送信制御部304は、画像管理部246に画像の読取を開始させ、送信部206に送信を開始させる。
ステップ212(S212)において、送信制御部304は、図10(C)に示した送信画面を介して中止命令を受け付ける。
ステップ214(S214)において、送信制御部304は、画像管理部246に画像の読取を中止させ、送信部206に送信を中止させる。
ステップ216(S216)において、送信制御部304は、画面表示記憶部306に宛先確認画面起動情報が記憶されているか否かを判断する。
画面表示記憶部306に宛先確認画面起動情報が記憶されているときには、S218の処理に進み、これ以外のときには、S230の処理に進む。
ステップ218(S218)において、送信制御部304は、図11(A)に示した中止画面または図11(C)に示した宛先確認画面介して原稿変更後継続命令、継続命令またはキャンセル命令を受け付ける。
ステップ220(S220)において、送信制御部304は、受け付けた命令が、原稿変更後継続命令か否かを判断する。
受け付けた命令が、原稿変更後継続命令のときには、S222の処理に進み、これ以外のときには、S232の処理に進む。
ステップ222(S222)において、送信制御部304は、画像管理部246に初期化処理をさせた後に、画像の読取を開始させる。
ステップ224(S224)において、送信制御部304は、送信部206に送信を開始させる。
ステップ226(S226)において、画像送信プログラム3は、送信処理を終了する。
ステップ230(S230)において、送信制御部304は、図11(B)に示した中止画面を介して継続命令またはキャンセル命令を受け付ける。
ステップ232(S232)において、送信制御部304は、受け付けた命令が、継続命令か否かを判断する。
受け付けた命令が、継続命令のときには、S234の処理に進み、これ以外のときには、S240の処理に進む。
ステップ234(S234)において、送信制御部304は、画像管理部246に画像の読取を再開させ、送信部206に送信を再開させる。
ステップ240(S240)において、送信制御部304は、画像送信プログラム3に初期化処理を実行させる。
〔第3の実施形態〕
以下、本発明の第3の実施形態として、画像送信プログラム4を説明する。
〔画像送信プログラム4〕
以下、画像送信プログラム4を説明する。
図13は、画像送受信装置10で画像送信プログラム2の代わりに実行される画像送信プログラム4の構成を示す図である。
図13に示すように、画像送信プログラム4は、UI制御部200をUI制御部400に、送信制御部204を送信制御部404に、宛先記憶部220を、宛先記憶部420に置き換えた構成を採る。
図14は、UI制御部400が画面表示部120(図4)に、図7(C)に示した原稿変更後宛先確認画面の替わりに表示する原稿変更後宛先入力画面(宛先確認受け入れ手段)である。
図14に示すように、原稿変更後宛先入力画面は、ステータス表示領域430、宛先表示領域142、次宛先ボタン144、スタートボタン174およびキャンセルボタン176などを含む。
ステータス表示領域430は、表示画面が原稿変更後宛先入力画面であることを表示し、またユーザへの指示を表示する。
宛先記憶部420は、宛先記憶部220が記憶する宛先情報・確認用宛先情報に加えて、宛先が入力された手段(宛先入力手段)および後述の原稿変更後宛先情報を記憶する。
具体的には、宛先は、図4に示した操作ボタン群122のテンキー(ダイヤル)または短縮ボタンにより入力されるため、宛先記憶部420は、入力された宛先情報とその宛先入力手段とを関連づけて記憶する。
UI制御部400は、UI制御部200の機能に対して、以下の点について改良が行われている。
UI制御部400は、ユーザにより、図7(A)に示した送信画面の中止ボタン164が押下されると、宛先記憶部420に記憶されている確認用宛先情報を確認し、確認用宛先情報が記憶されていないときは、図7(B)に示した中止画面において、原稿変更ボタン168が選択できないようにマスクされた画面を表示する。
また、UI制御部400は、宛先記憶部420に確認用宛先情報が記憶されているときは、図7(B)に示した中止画面を表示する。
また、UI制御部400は、ユーザにより、図7(B)に示した原稿変更ボタン168が押下されると、図14に示した原稿変更後宛先入力画面を表示し、ユーザに宛先の再入力を促す。
また、UI制御部400は、図14に示した原稿変更後宛先入力画面においてユーザにより入力された宛先(原稿変更後宛先情報)を宛先記憶部420に対して出力する。
送信制御部404は、送信制御部204の機能に対して、以下の点について改良が行われている。
送信制御部404は、送信開始命令が入力されたときには、宛先記憶部420に記憶されている宛先入力手段を確認し、ダイヤルにより宛先が入力されていると判断したときは、確認用宛先情報が記憶されているときのみ、画像管理部246に画像の読取を開始させ、送信部206に送信を開始させ、確認用宛先情報が記憶されていないときには、UI制御部400に宛先入力画面(図6(A))を表示させる。
また、送信制御部404は、短縮ボタンにより宛先が入力されているときには、確認用宛先情報が記憶されていなくても、画像管理部246に画像の読取を開始させ、送信部206に送信を開始させる。
また、送信制御部404は、原稿変更後継続命令が入力されたときには、宛先記憶部420に記憶された宛先情報が原稿変更後宛先情報と一致するか否かを判断し、一致する場合は、画像管理部246に初期化処理をさせた後に、画像の読取を開始させ、送信部206に送信を開始させ、一致しない場合は、図14に示した原稿変更後宛先入力画面を表示する。
以上説明した、画像送信プログラム4の処理を、図15を参照して、さらに説明する。
図15は、画像送信プログラム4の処理(S30)を示すフローチャートである。
図15に示すように、ステップ300(S300)において、UI制御部400は、図6(A)に示した宛先入力画面を表示し、ユーザに宛先の入力を促す。
ステップ302(S302)において、UI制御部400は、宛先表示領域142(図6(A))に、ユーザにより入力された宛先を表示する。
ステップ304(S304)において、送信制御部404は、ユーザにより、操作ボタン群122のスタートボタンが押下されることにより入力された送信開始命令を受け付ける。
ステップ306(S306)において、送信制御部404は、宛先記憶部420に記憶されている宛先入力手段を確認し、ダイヤルにより宛先が入力されているか否かを判断する。
ダイヤルにより宛先が入力されているときには、S308の処理に進み、これ以外のときには、S310の処理に進む。
ステップ308(S308)において、送信制御部404は、宛先記憶部420に、宛先情報および確認用宛先情報が記憶されているか否かを判断する。
宛先記憶部420に、宛先情報および確認用宛先情報が記憶されているときには、S310の処理に進み、これ以外のときには、S300の処理に戻る。
ステップ310(S310)において、送信制御部404は、画像管理部246に画像の読取を開始させ、送信部206に送信を開始させる。
ステップ312(S312)において、送信制御部404は、図7(A)に示した送信画面を介して、中止命令を受け付ける。
ステップ314(S314)において、送信制御部404は、画像管理部246に画像の読取を中止させ、送信部206に送信を中止させる。
ステップ316(S316)において、送信制御部404は、宛先記憶部420に宛先情報および確認用宛先情報が記憶されているか否かを判断する。
宛先記憶部420に宛先情報および確認用宛先情報が記憶されているときには、S318の処理に進み、これ以外のときには、S340の処理に進む。
ステップ318(S318)において、UI制御部400は、図7(B)に示した中止画面を介してユーザによる操作を受け付ける。
ステップ320(S320)において、UI制御部400は、原稿変更ボタン168のボタンが押下されたか否かを判断する。
原稿変更ボタン168のボタンが押下されたときには、S322の処理に進み、これ以外のときには、S342の処理に進む。
ステップ322(S322)において、UI制御部400は、図14に示した宛先入力画面を表示し、ユーザに宛先の入力および原稿変更後継続命令の指示を促す。
ステップ324(S324)において、送信制御部404は、宛先記憶部420に記憶された宛先情報が原稿変更後宛先情報と一致するか否かを判断する。
宛先記憶部420に記憶された宛先情報が原稿変更後宛先情報と一致するときには、S326の処理に進み、これ以外のときには、S322の処理に戻る。
ステップ326(S326)において、送信制御部404は、画像管理部246に初期化処理をさせた後に、画像の読取を開始させる。
ステップ328(S328)において、送信制御部404は、送信部206に送信を開始させる。
ステップ330(S330)において、画像送信プログラム4は、送信処理を終了する。
ステップ340(S340)において、送信制御部404は、図7(B)に示した中止画面において、原稿変更ボタン168のボタンがマスクされた画面を介して継続命令またはキャンセル命令を受け付ける。
ステップ342(S342)において、送信制御部404は、受け付けた命令が、継続命令か否かを判断する。
受け付けた命令が、継続命令のときには、S344の処理に進み、これ以外のときには、S350の処理に進む。
ステップ344(S344)において、送信制御部404は、画像管理部246に画像の読取を再開させ、送信部206に送信を再開させる。
ステップ350(S350)において、送信制御部404は、画像送信プログラム4に初期化処理を実行させる。
本発明にかかる画像送受信システムの構成を例示する図である。 図1に示した画像送受信装置のハードウェア構成を例示する図である。 図2に示した制御装置の構成を例示する図である。 図2に示したUI装置の構成を示す図である。 画像送受信装置で実行される画像送信プログラムの構成を示す図である。 UI装置の画面表示部(図4)に表示される画面示す図である。 画面表示部に表示される画面を示す図である。 画像送信プログラムの処理(S10)を示すフローチャートである。 画像送受信装置で実行される画像送信プログラムの構成を示す図である。 UI装置の画面表示部(図4)に表示される画面を示す図である。 画面表示部に表示される画面を示す図である。 画像送信プログラムの処理(S20)を示すフローチャートである。 画像送受信装置で実行される画像送信プログラムの構成を示す図である。 UI制御部が画面表示部(図4)に、図7(C)に示した原稿変更後宛先確認画面の替わりに表示する原稿変更後宛先入力画面である。 画像送信プログラムの処理(S30)を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・画像送受信システム
10・・・画像送受信装置
100・・・通信回線網
102・・・CPU
104・・・メモリ
106・・・記憶装置
108・・・通信IF
110・・・システムバス
120・・・画面表示部
122・・・操作ボタン群
140・・・ステータス表示領域
142・・・宛先表示領域
144・・・次宛先ボタン
146・・・宛先確認入力ボタン
150・・・ステータス表示領域
152・・・確定用宛先表示領域
154・・・確定ボタン
160・・・ステータス表示領域
162・・・閉じるボタン
164・・・中止ボタン
166・・・ステータス表示領域
168・・・原稿変更ボタン
170・・・継続ボタン
172・・・ステータス表示領域
174・・・スタートボタン
176・・・キャンセルボタン
178・・・宛先確認領域
12・・・画像形成装置本体12
14・・・画像読取装置14
16・・・後処理装置
20・・・用紙供給部20
22・・・供給ヘッド22
24・・・用紙搬送路24
26・・・像形成部26
28・・・像保持体28
30・・・帯電ロール30
32・・・レーザ書込み装置32
34・・・現像装置
36・・・転写ロール36
38・・・クリーナ38
40・・・定着装置40
42・・・用紙排出路42
46・・・反転装置46
48・・・用紙反転路48
50・・・自動原稿送り装置50
52・・・スキャナ
54・・・プラテン
56・・・入力・表示(UI)部56
58・・・ステープラ58
60・・・パンチャ60
62・・・分配路62
64・・・ビン64
66・・・搬送路66
68・・・コンパイラトレイ68
70・・・スタッカ70
72・・・ソータ72
2・・・画像送信プログラム
200・・・UI制御部
202・・・命令受付部
204・・・送信制御部
206・・・送信部
220・・・宛先記憶部
246・・・画像管理部
240・・・画像読取部
242・・・画像処理部
244・・・画像記憶部
3・・・画像送信プログラム
300・・・UI制御部
302・・・命令受付部
304・・・送信制御部
306・・・画面表示記憶部
320・・・ステータス表示領域
322・・・複数宛先表示領域
324・・・ステータス表示領域
326・・・宛先確認領域
328・・・スタートボタン
330・・・キャンセルボタン
332・・・中止ボタン
334・・・原稿変更ボタン
336・・・継続ボタン
338・・・ステータス表示領域
340・・・宛先確認領域
342・・・スタートボタン
344・・・キャンセルボタン
430・・・ステータス表示領域
4・・・画像送信プログラム
420・・・宛先記憶部
400・・・UI制御部
404・・・送信制御部

Claims (8)

  1. 送信先の宛先を指示する宛先指示手段と、
    前記宛先指示手段により指示された送信先の宛先に送信が指示された後に、送信を中止するよう指示する送信中止指示手段と、
    前記送信中止指示手段により送信中止状態に指示された場合、前記宛先指示手段による宛先を維持した状態で、新たに取り込まれた画像を送信するように指示する再送信指示手段と
    を有する
    画像送信装置。
  2. 前記宛先指示手段は、
    指示するための宛先を受け入れる宛先受け入れ手段と、
    確認のための宛先を受け入れる宛先確認受け入れ手段と
    を更に有し、
    前記宛先受け入れ手段により受け入れられた宛先と、前記宛先確認受け入れ手段により受け入れられた宛先が同じである場合に、前記再送信指示手段は、送信を指示する
    請求項1に記載の画像送信装置。
  3. 前記宛先受け入れ手段が、数字によるボタンが押下されることにより宛先を受け入れた場合に、前記宛先確認受け入れ手段は、確認のための宛先を受け入れる
    請求項2に記載の画像送信装置
  4. 前記宛先指示手段は、
    指示するための宛先を受け入れる宛先受け入れ手段と、
    前記送信中止指示手段により送信中止状態に指示された場合に、確認のための宛先を受け入れる宛先確認受け入れ手段と
    を更に有し、
    前記宛先受け入れ手段により受け入れられた宛先と、前記宛先確認受け入れ手段により受け入れられた宛先が同じである場合に、前記再送信指示手段は、送信を指示する
    請求項1に記載の画像送信装置。
  5. 前記宛先指示手段により指示された送信先の宛先に送信が指示される前に、送信先の宛先の確認表示を行う宛先確認表示手段を更に有し、
    前記宛先確認表示手段が、送信先の宛先の確認表示を行った場合に、前記再送信指示手段は、送信を指示する
    請求項1に記載の画像送信装置。
  6. 前記宛先指示手段により指示された送信先の宛先に、複数の異なる宛先が含まれている場合に、前記宛先確認表示手段は、前記確認表示を行う
    請求項5に記載の画像送信装置。
  7. 画像の読み取りを行う画像読取手段と、
    送信先の宛先を指示する宛先指示手段と、
    前記宛先指示手段により指示された送信先の宛先に、前記画像読取手段により読み取られた画像の送信が指示された後に、送信を中止するよう指示する送信中止指示手段と、
    前記送信中止指示手段により送信中止状態に指示された場合、前記宛先指示手段による宛先を維持した状態で、前記画像読取手段により新たに取り込まれた画像を送信するように指示する再送信指示手段と
    を有する
    ファクシミリ装置。
  8. コンピュータを含む画像送信装置において、
    送信先の宛先を指示する宛先指示ステップと、
    前記宛先指示手段により指示された送信先の宛先に送信が指示された後に、送信を中止するよう指示する送信中止指示ステップと、
    前記送信中止指示ステップにより送信中止状態に指示された場合、前記宛先指示手段による宛先を維持した状態で、新たに取り込まれた画像を送信するように指示する再送信指示ステップと
    を前記画像送信装置のコンピュータに実行させるプログラム。
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