JP2009230760A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の描画オブジェクトを重ね合わせた画像データを生成する際に必要なメモリの容量を低減する。
【解決手段】各描画オブジェクトの輪郭を構成する画素であるエッジ画素を検出するエッジ検出部104と、エッジ検出部104の検出した各描画オブジェクトのエッジ画素に基づいて各描画オブジェクトの重なり状態を判定し、各描画オブジェクトの重なり状態に応じて区画される各領域の描画ルールを決定し、上記エッジ画素を示すエッジ情報と、上記各領域の描画ルールを示す描画ルール情報とを含むマスタステンシルを生成するマスタステンシル生成部105と、上記各描画オブジェクトの画像データを上記マスタステンシルに示されたエッジ情報および描画ルールに基づいて合成する合成処理部106とを備える。
【選択図】図18

Description

本発明は、複数の描画オブジェクトを重ね合わせた画像データを生成する画像処理装置および画像処理方法に関するものである。
一般的な解像度で印刷を行う際の印刷データのレンダリング処理は、非常に時間がかかり、またメモリを含む多くのコンピュータ資源を必要とする。一般に、これらの処理は、幾何学的処理(geometrical processing)とピクセル値処理という2つのカテゴリーに分類される。
幾何学的処理は、ピクセルの位置を変更する処理である。典型的な幾何学的処理としては、ベクタグラフィックスおよびグリフのレンダリング、画像の拡大や縮小、ピクセルを切り取る画像のクリッピングまたは重ね合わせ、およびアフィン変換(例えば回転)などがある。
ピクセル値処理は、画素の値(ピクセル値)を変更する処理である。典型的なピクセル値処理としては、色補正、フィルタ処理、網点処理、圧縮、およびその他の画像処理技術が含まれる。
一般に、幾何学的処理には、全ピクセルに対応するメモリ(サーフィス(surface))を含んだメモリバッファが必要とされる。サーフィスでは、一回に一つのピクセルが非線形にアクセスされる。ところが、サーフィスアクセスは、アプリケーションの性能を制限する要因となる。特に、大容量のメモリが必要なアプリケーションでは性能が制限されやすい。この点について、図1および図2を参照して説明する。
図1は、印刷対象のドキュメント(あるいは画像)の典型的な部分を示している。図1に示した典型的な部分2は、長方形4、円形6、および三角形8という塗りつぶし(fill)方法が互いに異なる3つの図形要素から成る。典型的な塗りつぶし方法としては、勾配塗りつぶし(gradient fill)、ベタ塗りつぶし(solid fill)、パターン化塗りつぶし、ビットマップ塗りつぶし、半透明性ベースの塗りつぶし、ラスタ演算(raster operation; ROP)ベースの塗りつぶし等がある。なお、本実施例では説明をわかり易くするために各図形オブジェクトの塗りつぶし方法を異ならせているが、各図形オブジェクトの塗りつぶし方法は他のオブジェクトの塗りつぶし方法と必ずしも異なっている必要はない。これらの図形オブジェクトの順序は、上記の典型的な部分(ドキュメントあるいは画像)2を生成するアプリケーションによって定義される。本実施例では、奥行き方向(下層)から手前方向(上層)に向かって長方形4、円形6、三角形8の順で形成されている。生成アプリケーション内においてこれらの図形を上記の構成順序(順序z;下層から上層に向かう順)で処理してもよい。この場合、上記の典型的な部分2は、以下に示す図2(a)〜図2(f)に示すようにレンダリングされる。
まず、図2(a)に示すように、長方形4に対応する長方形のオブジェクトステンシル10が生成される。オブジェクトステンシル10は、ドキュメント内のピクセルにオブジェクトをマッピングする。なお、マッピング方法については当業者であれば容易に理解できることなのでここでは説明を省略するが、典型的なマッピング方法としては、エッジリスト、ピクセルマスク、パラメトリック形状描画などがある。
次に、図2(b)に示すように、メモリバッファ(サーフィス)11内における長方形4に対応する領域12が、この長方形4の図形オブジェクトに基づいて塗りつぶされる。これにより、長方形(第1の図形オブジェクト)4がレンダリングされる。長方形4のオブジェクトステンシル10は、以降のレンダリング処理においては不要であるため破棄される。
次に、図2(c)に示すように、次の図形オブジェクトである円形6に対応する第2のステンシル14が生成される。そして、図2(d)に示すように、メモリバッファ11内における円形6に対応する領域16が、円形6の図形オブジェクトに従って塗りつぶされる。これにより、円形(第2の図形オブジェクト)6がレンダリングされる。なお、長方形4および円形6の両方に含まれるピクセルは、この時点までに2回レンダリングされることになる。第2のステンシル14は、以降のレンダリング処理においては不要であるため破棄される。
次に、図2(e)に示すように、次の図形オブジェクトである三角形8に対応する第3のステンシル18が生成される。そして、図2(f)に示すように、メモリバッファ11内における三角形8に対応する領域20が三角形6の図形オブジェクトに従って塗りつぶされる。これにより、三角形(第3の図形オブジェクト)8がレンダリングされる。長方形4と円形6と三角形8とに含まれるピクセルは、この時点までに3回レンダリングされている。また、長方形4と三角形8とに含まれるピクセルであって円形6に含まれないピクセルはこの時点までに2回レンダリングされている。第3のステンシル18は、以降のレンダリング処理においては不要であるため破棄される。
このように、メモリバッファ11内のピクセルのうち複数の図形オブジェクトに含まれるピクセルは、各オブジェクトステンシルを生成して図形オブジェクトをレンダリングするために、非線形に複数回アクセスされる。
なお、複数の図形オブジェクトに含まれるピクセルについては、各図形オブジェクトの表示方法(例えば透明性塗りつぶしやROP塗りつぶしなど)の組み合わせや適用する混合(ブレンド)方法等に応じて適宜必要な処理が行われる。半透明性処理またはROP処理を行う場合、印刷オブジェクトは、まず標準的な色空間(例えばsRGB)に変換されて組み合わされ、それによって得られる値がプリンタのインク色空間に変換される。
また、従来の印刷データレンダリング方法として、メモリ制限に対処するために、サーフィスを複数の領域(band)に分割する方法や、RGB空間のデータをその8分の1のサイズの網点空間(中間調空間)に直接レンダリングする方法などがある。
また、通常は、レンダリングのために用いられるサーフィス上において、図2に示した処理に加えてさらなるピクセル値処理が行われる。なお、メモリの必要とする条件やメモリアクセスの制約によってピクセル値処理の性能が制限される場合がある。
また、特許文献1には、複数のウィンドウを表示画面に表示させるウィンドウ処理装置において、表示領域の全ピクセルに対してウィンドウの重なり順を示すステンシルピクセル値を割り当てたステンシルバッファを作成し、複数のウィンドウの重なり部分については上記ステンシルバッファに基づいて最上層のウィンドウ以外のウィンドウをマスクする技術が開示されている。
特開2007−080020号公報(2007年3月29日公開)
しかしながら、上記特許文献1の技術には、ステンシルバッファに全ピクセルのステンシルピクセル値(ウィンドウの重なり順序)を格納する必要があるので、ステンシルバッファに要求されるメモリ容量が大きいという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の描画オブジェクトを重ね合わせた画像データを生成する画像処理装置において、上記各描画オブジェクトを重ね合わせる処理に必要なメモリ容量を低減することにある。
本発明の画像処理装置は、上記の課題を解決するために、複数の描画オブジェクトを重ね合わせた画像データを生成する画像処理装置であって、上記画像データにおいて各描画オブジェクトの輪郭を構成する画素であるエッジ画素を検出するエッジ検出部と、上記エッジ検出部の検出した各描画オブジェクトのエッジ画素に基づいて各描画オブジェクトの重なり状態を判定し、各描画オブジェクトの重なり状態に応じて区画される各領域の描画ルールを決定し、上記エッジ画素の位置を示すエッジ情報と、上記各領域の描画ルールを示す描画ルール情報とを含むマスタステンシルを生成するマスタステンシル生成部と、上記各描画オブジェクトの画像データを上記マスタステンシルに示されたエッジ情報および描画ルールに基づいて合成する合成処理部とを備えていることを特徴としている。
また、本発明の画像処理方法は、上記の課題を解決するために、複数の描画オブジェクトを重ね合わせた画像データを合成する画像処理方法であって、上記画像データにおいて各描画オブジェクトの輪郭を構成する画素であるエッジ画素を検出するエッジ検出工程と、上記エッジ検出部の検出した各描画オブジェクトのエッジ画素に基づいて各描画オブジェクトの重なり状態を判定し、各描画オブジェクトの重なり状態に応じて区画される各領域の描画ルールを決定し、上記エッジ画素を示すエッジ情報と、上記各領域の描画ルールを示す描画ルール情報とを含むマスタステンシル情報を生成するマスタステンシル生成工程と、上記各描画オブジェクトの画像データを上記マスタステンシル情報に示されたエッジ情報および描画ルールに基づいて合成する合成処理工程とを含むことを特徴としている。
上記の画像処理装置および画像処理方法によれば、上記画像データにおいて各描画オブジェクトの輪郭を構成する画素であるエッジ画素を検出し、上記エッジ検出部の検出した各描画オブジェクトのエッジ画素に基づいて各描画オブジェクトの重なり状態を判定し、各描画オブジェクトの重なり状態に応じて区画される各領域の描画ルールを決定し、上記エッジ画素を示すエッジ情報と、上記各領域の描画ルールを示す描画ルール情報とを含むマスタステンシルを生成する。そして、上記各描画オブジェクトの画像データを上記マスタステンシルに示されたエッジ情報および描画ルールに基づいて合成する。
これにより、マスタステンシルはエッジ画素を示すエッジ情報と各描画オブジェクトの重なり状態に応じて区画される各領域の描画ルールを示す描画ルール情報とを含んでいればいいので、上記特許文献1のように全画素についてのステンシルピクセル値を記憶させる必要がないため、各描画オブジェクトを重ね合わせる処理に必要なメモリ容量を低減することができる。
また、上記描画オブジェクトの輪郭を構成する画素の位置を示す個別エッジ情報を含むオブジェクトステンシルを上記描画オブジェクト毎に生成するオブジェクトステンシル生成部を備え、上記マスタステンシル生成部は、上記各オブジェクトステンシルに含まれる上記個別エッジ情報に基づいて上記マスタステンシルに含める上記エッジ情報を生成する構成としてもよい。
上記の構成によれば、各オブジェクトステンシルは対応する描画オブジェクトの輪郭を構成する画素を示す個別エッジ情報を含んでいればよいので、各オブジェクトステンシルが全画素についてのデータを含む場合に比べて各描画オブジェクトを重ね合わせる処理に必要なメモリ容量を低減することができる。
また、上記合成処理部によって合成された画像データに対して、網点処理、圧縮処理、色補正処理、およびフィルタ処理のうちのいずれか1つ以上の処理を行うピクセル処理部を備えている構成としてもよい。
上記の構成によれば、合成後の画像データに対して網点処理、圧縮処理、色補正処理、およびフィルタ処理のうちのいずれか1つ以上の処理を施すことができる。
また、上記合成処理部は、上記各描画オブジェクトの画像データを上記マスタステンシルに含まれるエッジ情報および描画ルールに基づいて合成し、印刷可能なデータにレンダリングする構成としてもよい。また、上記合成処理部によってレンダリングされた画像データを上記印刷装置に送信する送信処理部を備えている構成としてもよい。
上記の構成によれば、複数の描画オブジェクトを重ね合わせた画像を印刷処理することができる。
また、上記マスタステンシル生成部は、複数の描画オブジェクトが重なり合う領域に属する画素の画素値の合成方法を上記描画ルール情報に含める構成としてもよい。また、上記合成処理部は、複数の描画オブジェクトが重なり合う領域に属する画素の合成後の画素値を、重なり合う各描画オブジェクトにおける当該画素の画素値同士を上記描画ルール情報に含まれる合成方法に基づいて合成する構成としてもよい。
上記の構成によれば、複数の描画オブジェクトが重なり合う領域に属する画素の画素値を、所定の合成方法に基づいて決定することができる。なお、上記の合成方法は、例えば最上層に配置される描画オブジェクトの画像のみを表示させ、それより下層の描画オブジェクトを表示させないようにする方法であってもよく、各描画オブジェクトの画素値を所定の割合で混合する方法であってもよく、一部または全部の描画オブジェクトを半透明にする方法であってもよい。
また、上記マスタステンシル生成部は、網点処理、圧縮処理、色補正処理、およびフィルタ処理のうちのいずれか1つ以上の処理を上記描画ルール情報に含める構成としてもよい。
上記の構成によれば、上記合成処理部が徐気描画ルール情報に基づいて各描画オブジェクトの画像データを合成することにより、網点処理、圧縮処理、色補正処理、およびフィルタ処理のうちのいずれか1つ以上の処理が施された画像データを得ることができる。
また、上記エッジ情報は、画像データの走査線毎に当該走査線に含まれる上記エッジ画素を示した情報であってもよい。
また、上記エッジ情報は、上記エッジ画素を識別するためのエッジ画素識別子と、上記輪郭によって区画される各領域に対応する描画オブジェクトを特定するためのオブジェクト識別子とを含んでいてもよい。
また、上記描画オブジェクトの輪郭を構成する画素の位置を示す個別エッジ情報を含むオブジェクトステンシルを上記描画オブジェクト毎に生成するオブジェクトステンシル生成部と、上記各描画オブジェクトを重ね合わせて表示させるための重ね合わせの順序を設定する順序設定部とを備え、上記エッジ検出部は、画像データを複数の部分に分割した各部分毎に上記エッジ画素を検出するようになっており、上記エッジ画素の検出を行う際、各描画オブジェクトのオブジェクトステンシルに対して所定の順序でアクセスすることで各描画オブジェクトの重なり状態を検出する構成としてもよい。また、上記所定の順序は、描画オブジェクトの重なり方向に沿って奥行き側から手前側に向かう順序であってもよく、手前側から奥行き側に向かう順序であってもよい。
本発明の画像処理装置は、上記画像データにおいて各描画オブジェクトの輪郭を構成する画素であるエッジ画素を検出するエッジ検出部と、上記エッジ検出部の検出した各描画オブジェクトのエッジ画素に基づいて各描画オブジェクトの重なり状態を判定し、各描画オブジェクトの重なり状態に応じて区画される各領域の描画ルールを決定し、上記エッジ画素の位置を示すエッジ情報と、上記各領域の描画ルールを示す描画ルール情報とを含むマスタステンシルを生成するマスタステンシル生成部と、上記各描画オブジェクトの画像データを上記マスタステンシルに示されたエッジ情報および描画ルールに基づいて合成する合成処理部とを備えている。
また、本発明の画像処理方法は、上記画像データにおいて各描画オブジェクトの輪郭を構成する画素であるエッジ画素を検出するエッジ検出工程と、上記エッジ検出工程で検出した各描画オブジェクトのエッジ画素に基づいて各描画オブジェクトの重なり状態を判定し、各描画オブジェクトの重なり状態に応じて区画される各領域の描画ルールを決定し、上記エッジ画素を示すエッジ情報と、上記各領域の描画ルールを示す描画ルール情報とを含むマスタステンシル情報を生成するマスタステンシル生成工程と、上記各描画オブジェクトの画像データを上記マスタステンシル情報に示されたエッジ情報および描画ルールに基づいて合成する合成処理工程とを含む。
それゆえ、各描画オブジェクトを重ね合わせる処理に必要なメモリ容量を低減することができる。
印刷されるドキュメント(画像)の一例を示す説明図である。 (a)〜(f)は、従来技術におけるレンダリング方法を説明するための説明図である。 本発明の一実施形態にかかる画像処理装置における処理の流れを示すフロー図である。 (a)〜(e)は、図1に示したドキュメントに対して図3に示した処理を適用する場合の処理内容を説明するための説明図である。 印刷されるドキュメント(画像)の一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態における各図形オブジェクトの塗りつぶし方法を示す説明図。 本実施形態の一実施形態にかかる画像処理装置における処理の流れの変形例を示すフロー図である。 本実施形態の一実施形態にかかる画像処理装置における処理の流れの変形例を示すフロー図である。 本実施形態の一実施形態にかかる画像処理装置における処理の流れの変形例を示すフロー図である。 本実施形態の一実施形態にかかる画像処理装置における処理の流れの変形例を示すフロー図である。 本実施形態の一実施形態にかかる画像処理装置における処理の流れの変形例を示すフロー図である。 本実施形態の一実施形態にかかる画像処理装置における処理の流れの変形例を示すフロー図である。 本実施形態の一実施形態にかかる画像処理装置における処理の流れの変形例を示すフロー図である。 本実施形態の一実施形態にかかる画像処理装置における処理の流れの変形例を示すフロー図である。 本実施形態の一実施形態にかかる画像処理装置における処理の流れの変形例を示すフロー図である。 本発明の一実施形態における各図形オブジェクトの塗りつぶし方法を示す説明図。 本実施形態の一実施形態にかかる画像処理装置における処理の流れの変形例を示すフロー図である。 本発明の一実施形態にかかる画像処理装置の構成を示すブロック図である。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各図面においては、同様の機能を有する部材等については同じ参照符号を付し、その説明を省略する。
本発明の実施形態の構成要素は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、およびこれらの組み合わせによって実施することができる。
図18は、本実施形態にかかる画像処理装置100の概略構成を示すブロック図である。なお、本実施形態では、画像処理装置100が複数の印刷オブジェクト(描画オブジェクト)のデータを入力され、これら複数の印刷オブジェクトを重ね合わせた印刷データ(画像データ)を生成(レンダリング)して印刷装置に送信する場合の例について説明する。ただし、これに限らず、例えば、各種表示装置に表示させるための表示データ(画像データ)をレンダリングする構成としてもよい。
図18に示すように、画像処理装置100は、受信処理部101、順序設定部102、オブジェクトステンシル生成部103、エッジ検出部104、マスタステンシル生成部105、合成処理部106、ピクセル処理部107、および送信処理部108を備えている。
受信処理部101は、ネットワーク等を介して画像処理装置100に接続される外部装置、あるいは画像処理装置100に備えられるアプリケーション処理部(図示せず)から出力される複数の印刷オブジェクトのデータを取得する。
順序設定部102は、受信処理部101が取得した各印刷オブジェクトの重ね合わせ順序を示す設定する。なお、例えば、受信処理部101が上記の外部装置やアプリケーション処理部等から複数の印刷オブジェクトとこれら各印刷オブジェクトの重ね合わせ順序を示す情報とを取得し、順序設定部102が受信処理部101の取得した上記情報に基づいて重ね合わせ順序を設定してもよい。また、順序設定部102が図示しない操作入力部を介して入力されるユーザからの指示に応じて重ね合わせ順序を設定するようにしてもよい。
オブジェクトステンシル生成部103は、印刷オブジェクトの輪郭を構成する画素を示す個別エッジ情報を含むオブジェクトステンシルを印刷オブジェクト毎に生成する。
エッジ検出部104は、各印刷オブジェクトの輪郭を構成する画素であるエッジ画素を検出する。
マスタステンシル生成部105は、各印刷オブジェクトを重ねあわせた後の画像データにおける各印刷オブジェクトのエッジ画素を示すエッジ情報と、各印刷オブジェクトの重なり状態に応じて区画される各領域の描画ルールを示す描画ルール情報とを含むマスタステンシルを生成する。
合成処理部106は、各印刷オブジェクトの画像データをマスタステンシルに示されたエッジ情報および描画ルールに基づいて印刷可能なデータに合成する。
ピクセル処理部107は、合成処理部106によって合成された画像データに対して、網点処理、圧縮処理、色補正処理、およびフィルタ処理を施す。なお、ピクセル処理部107は必須の構成ではなく省略してもかまわない。また、網点処理、圧縮処理、色補正処理、およびフィルタ処理のうちの一部の処理のみを行う構成としてもよい。
送信処理部108は、ピクセル処理部107によって所定の処理を施されてレンダリングされた画像データを、ネットワーク等を介して印刷装置に送信する。
図3は画像処理装置100における処理の流れを示すフロー図である。この図に示すように、まず、受信処理部101が複数の印刷オブジェクトを含む印刷データを受信する(S30)。典型的な印刷オブジェクトとしては、図形オブジェクト、印刷層(印刷レイヤー(print layers))、および印刷データ生成アプリケーションによって生成される印刷オブジェクトなどが挙げられる。
次に、オブジェクトステンシル生成部103が、各印刷オブジェクトに対してそれぞれ個別のオブジェクトステンシルを生成する(S32)。このオブジェクトステンシルには、対応する印刷オブジェクトの輪郭に位置する画素を示す個別エッジ情報が含まれる。なお、一部の印刷オブジェクトに対してのみ個別のオブジェクトステンシルを生成するようにしてもよい。
次に、マスタステンシル生成部105が、個々のオブジェクトステンシルに基づいてマスタステンシルを生成する(S34)。
具体的には、エッジ検出部104が各オブジェクトステンシルに基づいて各印刷オブジェクトの輪郭を構成する画素であるエッジ画素を検出し、エッジ情報を生成する。そして、マスタステンシル生成部105が、エッジ検出部104の検出したエッジ情報に基づいて各印刷オブジェクトの重なり状態(重なりの有無および重なり順序)を判断し、判断結果に応じて各印刷オブジェクトの重なり状態に応じて区画される各領域(各印刷オブジェクトの重なり部分の輪郭によって区画される各領域)の描画ルール情報を生成し、エッジ情報と描画ルール情報とを含むマスタステンシルを生成する。描画ルール情報の生成方法については後述する。
その後、合成処理部106がマスタステンシルおよびオブジェクトデータ(各印刷オブジェクトのデータ)に基づいてサーフィスを塗りつぶすことにより(S36)、印刷データをレンダリングし、処理を終了する。なお、サーフィスにおける各走査線上のピクセルを上の走査線から下の走査線へ順次塗りつぶしてもよく、下の走査線から上の走査線へ順次塗りつぶしてもよい。また、サーフィスを別の順序で塗りつぶしてもよい。
図3に示した処理では、サーフィス内の各ピクセルは、マスタステンシルに従ってピクセルをレンダリングするときに1回だけアクセスされる。なお、図3に示した処理の一部または全部をプリンタドライバにおいて実施してもよく、プリンタファームウェアにおいて実施してもよい。また、ピクセル処理部107が合成処理部106から出力される画像データに対して、網点処理、圧縮処理、色補正処理、およびフィルタ処理等の画像処理(ピクセル処理)を適宜施すようにしてもよい。また、合成処理部106から出力される画像データあるいはピクセル処理部107から出力される画像データを送信処理部108が印刷処理を行う印刷装置に送信するようにしてもよい。
図4(a)〜図4(e)は、図1に示したドキュメントに対して図3に示した処理を適用する場合の処理内容を説明するための説明図である。オブジェクトステンシル生成部103は、図1に示したドキュメントにおける各印刷オブジェクト4、6、8に対し、図4(a)〜図4(c)にそれぞれ示す個々のオブジェクトステンシル37、38、39を生成する。そして、マスタステンシル生成部105は、これらのオブジェクトステンシル37、38、39に基づいて、図4(d)に示すマスタステンシル40を生成する。そして、合成処理部106は、マスタステンシル40に基づいて、図4(e)に示すようにサーフィス41の各部を塗りつぶす。
なお、符号42は走査線を示している。図4(e)に示したように、上記マスタステンシルの場合、第1のエッジ(エッジ画素)43と第2のエッジ(エッジ画素)44との間の走査線42上の各画素が長方形4に対応する印刷オブジェクト(第1の図形オブジェクト)に基づいて塗りつぶされ、第2のエッジ44と第3のエッジ(エッジ画素)45との間の走査線42上の画素が三角形8に対応する印刷オブジェクト(第3の図形オブジェクト)に基づいて塗りつぶされ、第3のエッジ45と第4のエッジ(エッジ画素)46との間の走査線42上の画素が円形6に対応する印刷オブジェクト(第2の図形オブジェクト)に基づいて塗りつぶされ、第4のエッジ46と第5のエッジ(エッジ画素)47との間の走査線42上の画素が長方形4に対応する印刷オブジェクト(第1の図形オブジェクト)に基づいて塗りつぶされる。
図5は、マスタステンシルの他の例を示す説明図である。この図に示すマスタステンシルは、第1の長方形オブジェクト(第1の印刷オブジェクト)50および第2の長方形オブジェクト(第2の印刷オブジェクト)51から成る。第1の長方形オブジェクト50は第1〜第10走査線からなり、これら各走査線は第1〜第10ピクセルからなる(10ライン×10ピクセル)。第2の長方形オブジェクト51は、第6走査線52から第8走査線53までの3本の走査線上における第3ピクセル54から第7ピクセル55までの5ピクセル幅からなる(3ライン×5ピクセル)。
本発明の参考実施形態では、マスタステンシルは画素走査順序に対応するリストを含んでおり、当該リスト内の各エントリ(entry)は、各画素に対応する印刷オブジェクトを示している。図5に示した例の場合、第1走査線から第10走査線への走査線順序に対応して以下のようなリストを含んでいる。なお、このリスト内において、「1」は第1の印刷オブジェクトを示し、「2」は第2の印刷オブジェクトを示している:
1111111111111111111111111111111111111111
111111111111222221111122222111112222211111111111111111111111。
すなわち、このリストは、第1ラインの第1ピクセル〜第6ラインの第2ピクセルまでの52個のピクセルが第1の印刷オブジェクトに対応しており、次の5個のピクセル(第6ラインの第3〜第7ピクセル)が第2の印刷オブジェクトに対応しており、その次の5個のピクセル(第6ラインの第8ピクセル〜第7ラインの第2ピクセル)が第1の印刷オブジェクトに対応しており、その次の5個のピクセル(第7ラインの第3ピクセル〜第7ラインの第7ピクセル)が第2の印刷オブジェクトに対応しており、その次の5個のピクセル(第7ラインの第8ピクセル〜第8ラインの第2ピクセル)が第1の印刷オブジェクトに対応しており、その次の5個のピクセル(第8ラインの第3ピクセル〜第8ラインの第7ピクセル)が第2の印刷オブジェクトに対応しており、残りの23個のピクセル(第8ラインの第8ピクセル〜第10ラインの第10ピクセル)が第1の印刷オブジェクトに対応していることを示している。
また、本発明の他の参考実施形態では、マスタステンシルが、各オブジェクトステンシルのステンシルエッジを示すデータと各オブジェクトステンシルに対応する印刷オブジェクトとを対応付けた印刷オブジェクトリストを示すバイナリデータ構造からなる構成としてもよい。
例えば、図5に示した例の場合、バイナリ構造からなるステンシルエッジを示すデータは、以下のようになる:
0000000000
0000000000
0000000000
0000000000
0000000000
0010000100
0010000100
0010000100
0000000000
0000000000
また、印刷オブジェクトリストは以下のようになる:
1212121。
すなわち、ステンシルエッジを示す上記のデータでは、数値1に対応するピクセルがエッジ画素である。また、印刷オブジェクトリストは、ステンシルエッジを示す上記データにおいて数値1によって区画される各領域に対応する印刷オブジェクトを示しており、
第1ラインの第1ピクセル〜第6ラインの第2ピクセルまでが第1の印刷オブジェクトに対応しており、第6ラインの第3〜第7ピクセルが第2の印刷オブジェクトに対応しており、第6ラインの第8ピクセル〜第7ラインの第2ピクセルが第1の印刷オブジェクトに対応しており、第7ラインの第3ピクセル〜第7ラインの第7ピクセルが第2の印刷オブジェクトに対応しており、第7ラインの第8ピクセル〜第8ラインの第2ピクセルが第1の印刷オブジェクトに対応しており、第8ラインの第3ピクセル〜第8ラインの第7ピクセルが第2の印刷オブジェクトに対応しており、第8ラインの第8ピクセル〜第10ラインの第10ピクセルが第1の印刷オブジェクトに対応していることを示している。
このバイナリデータ構造からなるステンシルエッジのデータは、印刷オブジェクトリストに示されている次の印刷オブジェクトへ処理を進めるためのスイッチとして機能する。
これに対して、本実施形態では、マスタステンシル生成部105が、全画素について印刷オブジェクトを画素毎に示す情報ではなく、各印刷オブジェクトの輪郭を構成する画素であるエッジ画素を示すエッジ情報(マッピング情報)をマスタステンシルに含める。
例えば、エッジ情報が走査線のリストを含んでおり、このリスト内の各走査線エントリが当該各走査線に対応するエッジ画素を示す情報を含んでいる構成としてもよい。
また、エッジ情報として、印刷オブジェクトに対応する間隔リスト(interval listing)を含んでいてもよい。例えば、図5に示したマスタステンシルの場合、以下のようなリストを用いてもよい:
1 10;1 10;1 10;1 10;1 10;1 2,2 5,1 3;1 2,2 5,1 3;1 2,2 5,1 3;1 10;1 10。
このリストにおいて、セミコロンで区切られた区画は1つの走査線を示しており、当該区画内の左側の数字(第1の数字)は印刷オブジェクト(オブジェクト識別子)を示しており、右側の数字(第2の数字)は当該印刷オブジェクトの画素位置(エッジ画素識別子)を示している。例えば、第6走査線に対応する「1 2,2 5,1 3」は当該走査線における第1画素〜第2画素が第1印刷オブジェクト、第3画素〜第7画素が第2印刷オブジェクト、第8画素〜第10画素が第1印刷オブジェクトであることを示している。
なお、走査線全体が1つの印刷オブジェクトから成る場合、セミコロンで区切られた当該走査線に対応する区画内における右側の数字(第2の数字)、すなわち印刷オブジェクトの画素位置を示す数字を記載しないようにしてもよい。例えば、図5の示した例の場合、マッピング情報を以下のように表してもよい:
1;1;1;1;1;12,25,13;12,25,13;12,2513;1;1。
また、マスタステンシルは、各印刷オブジェクトのエッジ画素を示すエッジリストと、それに対応する印刷オブジェクトリストとを含む構成であってもよい。図5に示した例の場合、例えば、第1〜第10走査線および各走査線における第1〜第10までのピクセルに対して、エッジリストを以下のように表し、:
(6,3),(6,8),(7,3),(7,8),(8,3),(8,8)
それに対応する印刷オブジェクトリストを以下のように表すことができる:
1212121。
すなわち、印刷オブジェクトリストにおける最初の数値1は(1,1)から(6,2)までのピクセルに対応する印刷オブジェクトを示しており、次の数値2は(6,3)から(6,7)までに対応する印刷オブジェクトを示しており、次の数値1は(6,8)から(7,2)までに対応する印刷オブジェクトを示しており、以降の各ピクセルも同様の方法で表現されている。
本実施形態では、マスタステンシル生成部105が、エッジ検出部104の検出したエッジ情報に基づいて各印刷オブジェクトの重なり状態を判断し、判断結果に応じて各印刷オブジェクトの重なり状態に応じて区画される各領域の描画ルール情報を生成する。この描画ルール情報の生成方法について、図6を参照しながら説明する。図6は、各図形オブジェクトに対する塗りつぶし処理の方法を示す説明図である。
図6に示した例は、第1の長方形56、第2の長方形57、および第3の長方形58に対応する3つの図形オブジェクト(印刷オブジェクト)を含んでいる。そして、第2の長方形57の全域が第1の長方形56の一部に重なっており、第3の長方形58における領域59が第1の長方形56の一部に重なっており、第3の長方形58における領域60が第2の長方形57の一部と第1の長方形56の一部とに重なっている。
マスタステンシル生成部105は、第1の長方形56における他の印刷オブジェクトと重なっていない領域については第1の長方形56のオリジナルデータに応じて各画素を塗りつぶすための描画ルール情報を生成する。すなわち、単一の印刷オブジェクトのみに対応する領域(非重なり領域)については当該領域に対応する印刷オブジェクトの画像データに応じた画像を描画するための描画ルール情報を生成する。
一方、複数の印刷オブジェクトが重なり合っている領域については、重なり合う各印刷オブジェクトを所定の方法で合成するための描画ルール情報を生成する。
図6の場合、例えば、第1の長方形56と第3の長方形58とが重なり合っている領域59内の画素についての塗りつぶし値を、第1の長方形56内の画素に対する塗りつぶし値(他のオブジェクトと重なっていない場合の値)と、第3の長方形58内の画素に対する塗りつぶし値(他のオブジェクトと重なっていない場合の値)とを合成した値に設定する。
また、第1の長方形56、第2の長方形57、および第3の長方形58が重なり合っている領域60内の画素についての塗りつぶし値を、第1の長方形56内の画素に対する塗りつぶし値(他のオブジェクトと重なっていない場合の値)と、第2の長方形57内の画素に対する塗りつぶし値(他のオブジェクトと重なっていない場合の値)と、第3の長方形58内の画素に対する塗りつぶし値(他のオブジェクトと重なっていない場合の値)とを合成した値に設定する。
また、第2の長方形57のうち第1の長方形56のみと重なりあっている領域内の画素についての塗りつぶし値を、第1の長方形56内の画素に対する塗りつぶし値(他のオブジェクトと重なっていない場合の値)と、第2の長方形57内の画素対する塗りつぶし値(他のオブジェクトと重なっていない場合の値)とを合成した値に設定する。
なお、画素値の合成方法は特に限定されるものではなく、例えば、重なり合う各印刷オブジェクトにおける画素値の線形演算、論理演算(例えばラスタ演算(ROP))、他の演算方法、あるいはそれらの組み合わせによって合成してもよい。また、例えば最上層の印刷オブジェクトのみを描画してそれより下層の印刷オブジェクトを描画しないようにしてもよく、各印刷オブジェクトの画素値に重ね合わせ順序に応じた重み付けを施して平均してもよく、各印刷オブジェクトまたは一部の印刷オブジェクトを半透明で描画するようにしてもよい。また、描画ルール情報が、重なり合う各印刷オブジェクトに対する、不透明性、スケーリング、あるいはブレンディング(混合)等の組み合わせ因子(combining factor)を含んでいてもよい。
以上のように、画像処理装置100では、各印刷オブジェクトの輪郭を構成する画素であるエッジ画素を検出するエッジ検出部104と、上記エッジ画素を示すエッジ情報と、各印刷オブジェクトの重なり状態に応じて区画される各領域の描画ルールを示す描画ルール情報とを含むマスタステンシルを生成するマスタステンシル生成部105と、上記各印刷オブジェクトの画像データを上記マスタステンシルに示されたエッジ情報および描画ルールに基づいて合成する合成処理部106とを備えている。
これにより、マスタステンシルにエッジ画素を示すエッジ情報と各印刷オブジェクトの重なり状態に応じて区画される各領域の描画ルールを示す描画ルール情報とを含めればよいので、全画素についての印刷オブジェクトの識別値(ステンシルピクセル値)を記憶させる場合に比べて、各印刷オブジェクトを重ね合わせる処理に必要なメモリ容量を低減することができる。
なお、本実施形態において、図3に示したフローに代えて図7に示したフローに基づいて処理を行ってもよい。図7は、画像処理装置100における処理の流れの変形例を示すフロー図である。
図7の例では、図3に示したS30,S32,およびS34の処理を行った後、合成処理部106が、上記マスタステンシルおよび各印刷オブジェクトのデータに基づいてサーフィスを塗りつぶし、ピクセル処理部107が各画素に対して所定の画像処理を行い(S69)、送信処理部108がこれらの処理を施された印刷データを印刷装置に送信する。上記の所定の画像処理としては、例えば網点生成、フィルタ処理、色補正、圧縮などが挙げられる。なお、サーフィスにおける各走査線上の画素を上の走査線から下の走査線へ順次塗りつぶしてもよく、下の走査線から上の走査線へ順次塗りつぶしてもよい。また、サーフィスを別の順序で塗りつぶしてもよい。
図7に示した処理では、サーフィス内の各画素は、マスタステンシルに基づいて各画素に対する処理を行うときに1回だけアクセスされる。なお、図7に示した処理の一部または全部をプリンタドライバにおいて実施してもよく、プリンタファームウェアにおいて実施してもよい。
また、図3に示したフローに代えて、図8に示すフローに基づいて処理を行ってもよい。図8は、画像処理装置100における処理の流れの変形例を示すフロー図である。なお、図8に示すフローに基づいて処理を行う場合、全画素に対応するメモリを含んだメモリバッファ(サーフィス)を備える必要はなく、一部のピクセルに対応するメモリを有するメモリバッファを備えていればよい。
図8の例では、図3に示したS30,S32,およびS34の処理を行った後、合成処理部106が、未処理の画素が残っているか否かを判断する(S74)。そして、未処理の画素が残っていないと判断した場合(符号76)、処理を終了する(S77)。
一方、未処理の画素が残っていると判断した場合(S75)、マスタステンシルおよび各印刷オブジェクトのデータに基づいて未処理の画素をレンダリングする(S78)。その後、送信処理部108がレンダリングされた印刷データを印刷装置に送信し(S80)、S74の処理、すなわち未処理の画素が残っているか否かを判断する処理に戻る。なお、図8に示した処理の一部または全部をプリンタドライバにおいて実施してもよく、プリンタファームウェアにおいて実施してもよい。
また、図3に示したフローに代えて、図9に示すフローに基づいて処理を行ってもよい。図9は、画像処理装置100における処理の流れの変形例を示すフロー図である。なお、図9に示すフローに基づいて処理を行う場合、全画素に対応するメモリを含んだメモリバッファ(サーフィス)を備える必要はなく、一部の画素に対応するメモリを有するメモリバッファを備えていればよい。
図9の例では、図3に示したS30,S32,およびS34の処理を行った後、合成処理部106が、未処理の画素が残っているか否かを判断する(S85)。そして、未処理の画素が残っていないと判断した場合(符号86)、処理を終了する(S87)。
一方、未処理の画素が残っていると判断した場合(符号88)、合成処理部106は、マスタステンシルおよび各印刷オブジェクトのデータに基づいて未処理の画素を塗りつぶす(S89)。その後、ピクセル処理部107が合成処理部106から出力される画像データに対して所定の画像処理を施し(符号90)、送信処理部108がピクセル処理部107から出力される印刷データを印刷装置に送信し(S92)、S85の処理、すなわち未処理の画素が残っているか否かを判断する処理に戻る。上記の所定の画像処理としては、例えば、色補正、フィルタ処理、網点処理、圧縮などが挙げられる。なお、図9に示した処理の一部または全部をプリンタドライバにおいて実施してもよく、プリンタファームウェアにおいて実施してもよい。
また、図3に示したフローに代えて、図10に示すフローに基づいて処理を行ってもよい。図10は、画像処理装置100における処理の流れの変形例を示すフロー図である。
図10の例では、図3に示したS30,S32,およびS34の処理を行った後、マスタステンシル生成部105が、未処理の画素が残っているか否かを判断する(S100)。そして、未処理の画素が残っていないと判断した場合(符号101)、処理を終了する(S102)。
一方、未処理の画素が残っていると判断した場合(符号103)、マスタステンシル生成部105がマスタステンシルに各エッジ画素のエントリを設定する(S104)。そして、合成処理部106がマスタステンシル内のエントリに基づいて各画素のレンダリングを行い(S106)。S100の処理に戻る。これにより、レンダリングされた印刷データが生成される。生成された印刷データは、サーフィスとは異なるレジスタ、メモリ領域、あるいは他の記憶領域内に記憶される。なお、図10に示した処理の一部または全部をプリンタドライバにおいて実施してもよく、プリンタファームウェアにおいて実施してもよい。
また、図3に示したフローに代えて、図11に示すフローに基づいて処理を行ってもよい。図11は、画像処理装置100における処理の流れの変形例を示すフロー図である。
図11の例では、図3に示したS30,S32,およびS34の処理を行った後、マスタステンシル生成部105が、未処理の画素が残っているか否かを判断する(S110)。そして、未処理の画素が残っていないと判断した場合(符号111)、処理を終了する(S112)。
一方、未処理の画素が残っていると判断した場合(符号113)、マスタステンシル生成部105がマスタステンシルに各エッジ画素のエントリを設定する(S114)。そして、合成処理部106がマスタステンシル内のエントリに基づいて各画素のレンダリングを行う(S116)。これにより、レンダリングされた印刷データが生成される。生成された印刷データは、サーフィスとは異なるレジスタ、メモリ領域、あるいは他の記憶領域内に記憶される。その後、送信処理部108が合成処理部106から出力される印刷データを印刷装置に送信し(S118)、S110の処理に戻る。なお、図11に示した処理の一部または全部をプリンタドライバにおいて実施してもよく、プリンタファームウェアにおいて実施してもよい。
また、図3に示したフローに代えて、図12に示すフローに基づいて処理を行ってもよい。図12は、画像処理装置100における処理の流れの変形例を示すフロー図である。
図12の例では、図3に示したS30,S32,およびS34の処理を行った後、マスタステンシル生成部105が、未処理の画素が残っているか否かを判断する(S120)。そして、未処理の画素が残っていないと判断した場合(符号121)、処理を終了する(S122)。
一方、未処理の画素が残っていると判断した場合(符号123)、マスタステンシル生成部105がマスタステンシルに各エッジ画素のエントリを設定する(S124)。そして、合成処理部106がマスタステンシル内のエントリに基づいて各画素のレンダリングを行う(S126)。これにより、レンダリングされた印刷データが生成される。生成された印刷データは、サーフィスとは異なるレジスタ、メモリ領域、あるいは他の記憶領域内に記憶される。その後、ピクセル処理部107が合成処理部106から出力される画像データに対して所定の画像処理を施し(S128)、S120の処理に戻る。これにより、レンダリングされた印刷データが生成される。上記の画像処理としては、色補正、フィルタ処理、網点処理、圧縮等が含まれる。なお、図12に示した処理の一部または全部をプリンタドライバにおいて実施してもよく、プリンタファームウェアにおいて実施してもよい。
また、図3に示したフローに代えて、図13に示すフローに基づいて処理を行ってもよい。図13は、画像処理装置100における処理の流れの変形例を示すフロー図である。
図13の例では、図3に示したS30,S32,およびS34の処理を行った後、マスタステンシル生成部105が、未処理の画素が残っているか否かを判断する(S130)。そして、未処理の画素が残っていないと判断した場合(符号131)、処理を終了する(S132)。
一方、未処理の画素が残っていると判断した場合(符号133)、マスタステンシル生成部105がマスタステンシルに各エッジ画素のエントリを設定する(S134)。そして、合成処理部106がマスタステンシル内のエントリに基づいて各画素を塗りつぶす(S136)。これにより、レンダリングされた印刷データが生成される。生成された印刷データは、サーフィスとは異なるレジスタ、メモリ領域、あるいは他の記憶領域内に記憶される。その後、ピクセル処理部107が合成処理部106から出力される画像データに対して所定の画像処理を施し(S138)、送信処理部108がピクセル処理部107から出力される印刷データを印刷装置に送信し(S140)、S130の処理に戻る。これにより、レンダリングされた印刷データが印刷装置に送信される。上記の画像処理としては、色補正、フィルタ処理、網点処理、圧縮等が含まれる。なお、図13に示した処理の一部または全部をプリンタドライバにおいて実施してもよく、プリンタファームウェアにおいて実施してもよい。
また、図3に示したフローに代えて、図14に示すフローに基づいて処理を行ってもよい。図14は、画像処理装置100における処理の流れの変形例を示すフロー図である。
この図に示すように、まず、受信処理部101が複数の印刷オブジェクトを含む印刷データを受信する(S150)。次に、オブイジェクトステンシル生成部103が、各印刷オブジェクトに対してそれぞれ個別のオブジェクトステンシルを生成する(S151)。なお、一部の印刷オブジェクトに対してのみ個別のオブジェクトステンシルを生成するようにしてもよい。
次に、マスタステンシル生成部105は、マスタステンシルを生成していない画像データの部分(本実施形態では走査線)が残っているか否かを判断する(S152)。そして、未生成の部分(走査線)が残っていないと判断した場合、すなわちマスタステンシルの全ての部分(走査線)を生成したと判断した場合(符号153)、当該マスタステンシルに基づくレンダリング処理(合成処理、ピクセル処理、および送信処理)を行い、処理を終了する(S154)。
一方、未生成の部分(走査線)が残っていると判断した場合(符号155)、マスタステンシル生成部105は、現在処理対象としている部分(走査線)について全てのオブジェクトステンシルに対する処理(当該オブジェクトステンシルをマスタステンシルへ反映させる処理)が完了したか否かを判断する(S156)。そして、当該部分(走査線)について全てのオブジェクトステンシルに対する処理が完了したと判断した場合(S157)、S152の処理に戻る。
一方、当該部分(走査線)において未処理のオブジェクトステンシルが残っていると判断した場合(S158)、残っているオブジェクトステンシルに対する処理を行い(S160)、S156の処理に戻る。このように、図14の例では、マスタステンシルの生成処理を画像データの部分(走査線)毎に行い、各部分に対するマスタステンシルの生成処理時には各オブジェクトステンシルに対する処理をオブジェクトステンシル毎に順次行う。各オブジェクトステンシルに対する処理を順次行う際、既に生成されている画素の画素値を上書きしていくようにしてもよい。また、オブジェクトステンシルの処理順序は、例えば、z順序(各印刷オブジェクトの重なり方向に沿って奥行き側から手前側に向かう順序)で処理してもよく、逆z順序(各印刷オブジェクトの重なり方向に沿って手前側から奥行き側に向かう順序)で処理してもよい。なお、図14に示した処理の一部または全部をプリンタドライバにおいて実施してもよく、プリンタファームウェアにおいて実施してもよい。
また、図3に示したフローに代えて、図15に示すフローに基づいて処理を行ってもよい。図15は、本実施形態にかかる画像処理装置における処理の流れの変形例を示すフロー図である。
この図に示すように、まず、受信処理部101が複数の印刷オブジェクトを含む印刷データを受信する(S170)。次に、オブジェクトステンシル生成部103が、各印刷オブジェクトに対してそれぞれ個別のオブジェクトステンシルを生成する(S171)。なお、一部の印刷オブジェクトに対してのみ個別のオブジェクトステンシルを生成するようにしてもよい。
次に、マスタステンシル生成部105は、マスタステンシルを生成していない画像データの部分(本実施形態では走査線)が残っているか否かを判断する(S172)。そして、未生成の部分(走査線)が残っていないと判断した場合、すなわちマスタステンシルの全ての部分(走査線)を生成したと判断した場合(符号173)、当該マスタステンシルに基づくレンダリング処理(合成処理、ピクセル処理、および送信処理)を行い、処理を終了する(S174)。
一方、未生成の部分(走査線)が残っていると判断した場合(符号175)、マスタステンシル生成部105は、現在処理対象としている部分(走査線)について全てのオブジェクトステンシルに対する処理(当該オブジェクトステンシルをマスタステンシルへ反映させる処理)が完了したか否かを判断する(S176)。そして、当該部分(走査線)について全てのオブジェクトステンシルに対する処理が完了したと判断した場合(S177)、当該部分(走査線)のマスタステンシルに基づいて当該部分(走査線)の印刷データを生成(レンダリング)し(S182)、S172の処理に戻る。
一方、当該部分(走査線)において未処理のオブジェクトステンシルが残っていると判断した場合(S178)、残っているオブジェクトステンシルに対する処理(各オブジェクトステンシルをマスタステンシルに反映させる処理)を行い(S180)、S176の処理に戻る。このように、図15の例では、マスタステンシルの生成処理を画像データの部分(走査線)毎に行い、各部分に対するマスタステンシルの生成処理時には各オブジェクトステンシルに対する処理をオブジェクトステンシル毎に順次行う。各オブジェクトステンシルに対する処理を順次行う際、既に生成されている画素の画素値を上書きしていくようにしてもよい。また、オブジェクトステンシルの処理順序は、例えば、z順序で処理してもよく、逆z順序で処理してもよい。なお、図14に示した処理の一部または全部をプリンタドライバにおいて実施してもよく、プリンタファームウェアにおいて実施してもよい。
また、マスタステンシル生成部105による描画ルール情報の生成方法は、上述した図6の方法に限るものではない。描画ルール情報の生成方法の変形例について、図16を参照しながら説明する。
図16は、第1の長方形200、第2の長方形202、および第3の長方形204に対応する3つの図形オブジェクト(印刷オブジェクト)を含む印刷データの一例を示している。
第3の長方形204に対する塗りつぶし値は、その下層に位置する第1の長方形200、および第2の長方形202に依存している。
具体的には、第3の長方形204における第1の長方形200のみと重なり合っている部分206内の画素についての塗りつぶし値は、第1の長方形200内の画素(他のオブジェクトと重ならない画素)に対応する塗りつぶし値と、第3の長方形204に対応する塗りつぶし値(他のオブジェクトと重ならない画素)とに基づいている。
また、第3の長方形204における第1の長方形200および第2の長方形202の両方と重なり合っている部分208内の画素についての塗りつぶし値は、第1の長方形200内の画素(他のオブジェクトと重ならない画素)に対応する塗りつぶし値と、第2の長方形202内の画素(他のオブジェクトと重ならない画素)に対応する塗りつぶし値と、第3の長方形204に対応する塗りつぶし値(他のオブジェクトと重ならない画素)とに基づいている。
なお、図形オブジェクト内の各画素に対する塗りつぶし値を、当該画素において重なり合う各図形オブジェクト内における当該画素についての塗りつぶし値の線形演算、論理演算(例えばラスタ演算(ROP))、あるいは他の演算方法による組み合わせとしてもよい。この場合、マスタステンシルは、2つ以上の図形オブジェクトに対応するマッピング情報を含んでいてもよい。また、マッピング情報が、重なり合う各図形オブジェクトに対する、不透明性、スケーリング、あるいはブレンディング(混合)等の組み合わせ因子(combining factor)を含んでいてもよい。
本実施形態では、マスタステンシル生成部105が、各印刷オブジェクトの輪郭を構成する画素を示すエッジ情報と、上記輪郭によって区画される各領域に対する描画ルール情報とを含むマスタステンシルを生成し、合成処理部106がマスタステンシルに基づいて各画素のレンダリング処理を行う。この点について、図16を参照しながら説明する。
例えば、第1の走査線210上の画素に着目すると、マスタステンシル生成部105は、第1のエッジ212から第2のエッジ214までの各画素を第1のオブジェクト200に基づいてレンダリングするように描画ルール情報を生成する。これらの画素は、第1の長方形200に対応する図形オブジェクトに基づいて直接レンダリングされる。例えば、色補正されたCMYK色空間内に直接レンダリングしてもよい。
また、マスタステンシル生成部105は、第2のエッジ214から第3のエッジ216までの画素を、第1の長方形200と第3の長方形204との合成(ブレンド)結果に基づいてレンダリングするように描画ルール情報を生成する。例えば、RGB色空間における第1の長方形200の画素値とRGB色空間における第3の長方形204の画素値とを所定の合成方法(ブレンド方法)に基づいて合成する。なお、合成結果を色補正されたCMYK色空間内にレンダリングするようにしてもよい。上記の所定の合成方法としては、例えば、線形演算、論理演算(例えばラスタ演算(ROP))、他の演算方法、あるいはそれらの組み合わせを用いることができる。
また、マスタステンシル生成部105は、第3のエッジ216から第4のエッジ218までの画素を、第1の図形オブジェクト200に基づいてレンダリングするように描画ルール情報を生成する。これらの画素を、色補正されたCMYK色空間内に直接レンダリングするようにしてもよい。
上記の処理では、RGB色空間にレンダリングされる必要がある画素は複数の図形オブジェクトの画素値が合成される画素のみである。このため、2つ以上の図形オブジェクトの組み合わせではない画素については、色補正されたCMYK色空間内に直接レンダリングすることができる。これにより、全ての画素をRGB色空間にレンダリングし、さらにRGB色空間からCMYK色空間にレンダリングする場合に比べて、レンダリング処理にかかる負荷を低減できる。
また、第2の走査線220について考慮すると、マスタステンシル生成部105は、第1のエッジ222から第2のエッジ224までの各画素を第1の図形オブジェクト200に基づいてレンダリングするように描画ルール情報を生成する。これらの画素は、第1の長方形200に対応する図形オブジェクトに基づいて直接レンダリングされる。例えば、色補正されたCMYK色空間内に直接レンダリングしてもよい。
また、マスタステンシル生成部105は、第2のエッジ224から第3のエッジ226までの画素を、第2の図形オブジェクト202に基づいてマッピングし、これらの画素を色補正されたCMYK色空間内に直接レンダリングするように描画ルール情報を生成する(この例では、第2の図形オブジェクト202と第1の図形オブジェクト200とが重なる領域では、第2の図形オブジェクト202のみが描画され、第1の図形オブジェクト200は描画されないように設定されている)。
また、マスタステンシル生成部105は、第3のエッジ226から第4のエッジ228までの画素を、第2の図形オブジェクト202と第3の図形オブジェクト204との組み合わせに基づいてマッピングするように描画ルール情報を生成する。本実施形態では、第2の図形オブジェクト202と第3の図形オブジェクト204との組み合わせはRGB色空間内において生じるため、各画素を各図形オブジェクトに応じてRGB色空間内にそれぞれレンダリングし、レンダリングした値を色補正する。
また、第4のエッジ228から第5のエッジ230までの画素については、第2のエッジ224から第3のエッジ226までの画素と同様、第2の図形オブジェクト202に基づいてマッピングし、色補正されたCMYK色空間内に直接レンダリングする。
また、第5のエッジ230から第6のエッジ232までの画素については、第1のエッジ222から第2のエッジ224までの各画素と同様、第1の図形オブジェクト200に基づいてマッピングし、色補正されたCMYK色空間内に直接レンダリングする。
本実施形態において、マスタステンシルは、印刷オブジェクトおよびステンシルの描画ルール情報(マッピング情報)を各走査線(または各部分)毎に示すものであってもよい。また、描画ルール情報の表現方法は特に限定されるものではない。また、描画ルール情報は、画素値を直接レンダリングするためのものであってもよく、印刷オブジェクトの組み合わせ方法を示すものであってもよい。
図17は、画像処理装置100における処理の流れの変形例を示すフロー図であり、各画素を色補正後の色空間に直接レンダリングする場合の処理の流れを示している。この図に示す例では、全画素に対応するメモリ領域を有するメモリバッファ(サーフィス)を備える必要がない。
図17に示すように、まず、受信処理部101が複数の印刷オブジェクトを含む印刷データを受信する(S240)。次に、オブジェクトステンシル生成部103が、各印刷オブジェクトに対してそれぞれ個別のオブジェクトステンシルを生成する(S242)。なお、一部の印刷オブジェクトに対してのみ個別のオブジェクトステンシルを生成するようにしてもよい。次に、マスタステンシル生成部105が、個々のオブジェクトステンシルに基づいてマスタステンシルを生成する(S244)。
次に、合成処理部106は、未処理の画素残っているか否かを判断し(S246)、未処理の画素が残っていない場合(符号247)、処理を終了する(S248)。
一方、未処理の画素が残っている場合(S249)、合成処理部106、処理対象の画素が半透明な画素であるか否か(あるいは複数の印刷ステンシルが重なり合う画素であるか否か)を判断する(符号250)。この判断は、例えば、マスタステンシルに含まれる各エッジ画素のエントリに基づいて判断すればよい。
上記画素が半透明なピクセルではない場合(符号251)、合成処理部106は、マスタステンシルに示されている当該画素に対応する印刷オブジェクトに基づいて当該画素を色補正されたCMYK色空間内に直接レンダリングし(S252)、S246の処理に戻る。
一方、上記画素が半透明なピクセルである場合、合成処理部106は、当該画素において重なり合う各印刷オブジェクトにおけるRGB色空間の画素値をそれぞれレンダリングし(S254)、レンダリングされたRGB色空間の各画素値を所定の合成方法で合成し(S256)、合成したRGB色空間の画素値を色補正されたCMYK色空間に変換し(S258)、S246の処理に戻る。なお、図17に示した処理の一部または全部をプリンタドライバにおいて実施してもよく、プリンタファームウェアにおいて実施してもよい。
なお、本実施形態では、画像処理装置100が入力された複数の図形オブジェクトのデータを印刷装置で印刷可能なデータ(印刷データ)にレンダリングする場合について説明したが、これに限るものではなく、例えば、各種の表示装置に表示可能なデータ(表示データ)にレンダリングしてもよい。この場合、送信処理部108はレンダリングされたデータを表示装置に送信する。
また、画像処理装置100は、印刷装置あるいは表示装置にネットワーク等を介して通信可能に接続されるものであってもよく、印刷装置あるいは表示装置に備えられるものであってもよい。
また、上記各実施形態において、画像処理装置100に備えられる各部(各ブロック)を、CPU等のプロセッサを用いてソフトウェアによって実現してもよい。この場合、画像処理装置100は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである画像処理装置100の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、画像処理装置100に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによって達成される。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、画像処理装置100を通信ネットワークと接続可能に構成し、通信ネットワークを介して上記プログラムコードを供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
また、画像処理装置100の各ブロックは、ソフトウェアを用いて実現されるものに限らず、ハードウェアロジックによって構成されるものであってもよく、処理の一部を行うハードウェアと当該ハードウェアの制御や残余の処理を行うソフトウェアを実行する演算手段とを組み合わせたものであってもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、複数の描画オブジェクトを重ね合わせた画像データを生成する画像処理装置および画像処理方法に適用できる。
100 画像処理装置
101 受信処理部
102 順序設定部
103 オブジェクトステンシル生成部
104 エッジ検出部
105 マスタステンシル生成部
106 合成処理部
107 ピクセル処理部
108 送信処理部

Claims (14)

  1. 複数の描画オブジェクトを重ね合わせた画像データを生成する画像処理装置であって、
    上記画像データにおいて各描画オブジェクトの輪郭を構成する画素であるエッジ画素を検出するエッジ検出部と、
    上記エッジ検出部の検出した各描画オブジェクトのエッジ画素に基づいて各描画オブジェクトの重なり状態を判定し、各描画オブジェクトの重なり状態に応じて区画される各領域の描画ルールを決定し、上記エッジ画素の位置を示すエッジ情報と、上記各領域の描画ルールを示す描画ルール情報とを含むマスタステンシルを生成するマスタステンシル生成部と、
    上記各描画オブジェクトの画像データを上記マスタステンシルに示されたエッジ情報および描画ルールに基づいて合成する合成処理部とを備えていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記描画オブジェクトの輪郭を構成する画素の位置を示す個別エッジ情報を含むオブジェクトステンシルを上記描画オブジェクト毎に生成するオブジェクトステンシル生成部を備え、
    上記マスタステンシル生成部は、上記各オブジェクトステンシルに含まれる上記個別エッジ情報に基づいて上記マスタステンシルに含める上記エッジ情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記合成処理部によって合成された画像データに対して、網点処理、圧縮処理、色補正処理、およびフィルタ処理のうちのいずれか1つ以上の処理を行うピクセル処理部を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 上記合成処理部は、上記各描画オブジェクトの画像データを上記マスタステンシルに含まれるエッジ情報および描画ルールに基づいて合成し、印刷または表示が可能なデータにレンダリングすることを特徴とする請求項1から3に記載の画像処理装置。
  5. 上記合成処理部によってレンダリングされた画像データを印刷装置または表示装置に送信する送信処理部を備えていることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 上記マスタステンシル生成部は、
    複数の描画オブジェクトが重なり合う領域に属する画素の画素値の合成方法を上記描画ルール情報に含めることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 上記合成処理部は、
    複数の描画オブジェクトが重なり合う領域に属する画素の合成後の画素値を、重なり合う各描画オブジェクトにおける当該画素の画素値同士を上記描画ルール情報に含まれる合成方法に基づいて合成することによって決定することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 上記マスタステンシル生成部は、網点処理、圧縮処理、色補正処理、およびフィルタ処理のうちのいずれか1つ以上の処理を上記描画ルール情報に含めることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 上記エッジ情報は、画像データの走査線毎に当該走査線に含まれる上記エッジ画素を示した情報であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 上記エッジ情報は、上記エッジ画素を識別するためのエッジ画素識別子と、上記輪郭によって区画される各領域に対応する描画オブジェクトを特定するためのオブジェクト識別子とを含むことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 上記描画オブジェクトの輪郭を構成する画素の位置を示す個別エッジ情報を含むオブジェクトステンシルを上記描画オブジェクト毎に生成するオブジェクトステンシル生成部と、
    上記各描画オブジェクトを重ね合わせて表示させるための重ね合わせの順序を設定する順序設定部とを備え、
    上記エッジ検出部は、
    画像データを複数の部分に分割した各部分毎に上記エッジ画素を検出するようになっており、
    各描画オブジェクトのオブジェクトステンシルにおけるエッジ画素検出対象の部分に対して描画オブジェクト毎に所定の順序でアクセスして各描画オブジェクトの個別エッジ情報を抽出し、抽出した各描画オブジェクトの個別エッジ情報を合成することで上記エッジ画素を検出し、
    上記マスタステンシル生成部は、上記各部分についてのエッジ画素の検出結果に基づいて当該各部分における各描画オブジェクトの重なり状態を判定し、各描画オブジェクトの重なり状態に応じて区画される当該区画内の各領域に対する描画ルールを決定することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 上記所定の順序は、描画オブジェクトの重なり方向に沿って奥行き側から手前側に向かう順序であることを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 上記所定の順序は、描画オブジェクトの重なり方向に沿って手前側から奥行き側に向かう順序であることを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  14. 複数の描画オブジェクトを重ね合わせた画像データを合成する画像処理方法であって、
    上記画像データにおいて各描画オブジェクトの輪郭を構成する画素であるエッジ画素を検出するエッジ検出工程と、
    上記エッジ検出工程で検出した各描画オブジェクトのエッジ画素に基づいて各描画オブジェクトの重なり状態を判定し、各描画オブジェクトの重なり状態に応じて区画される各領域の描画ルールを決定し、上記エッジ画素を示すエッジ情報と、上記各領域の描画ルールを示す描画ルール情報とを含むマスタステンシル情報を生成するマスタステンシル生成工程と、
    上記各描画オブジェクトの画像データを上記マスタステンシル情報に示されたエッジ情報および描画ルールに基づいて合成する合成処理工程とを含むことを特徴とする画像処理方法。
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