JP7114343B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、両面印刷を行う際に用いられる画像データに対して処理を施す画像処理装置に関するものである。
従来、インクジェットヘッドから印刷媒体に対してインクを吐出し、印刷媒体上に画像を印刷するインクジェット印刷装置において、シート状の印刷媒体の両面に印刷を行う場合がある。
このように両面印刷を行う際、印刷媒体が薄い場合やインクが印刷媒体に浸透しやすい組成である場合、印刷媒体上の一方の面の印刷画像がもう一方の面に抜ける裏写りが発生し、印刷画像の品質低下を引き起こすことが知られている。
特開2010-118808号公報 特開2011-218738号公報
ここで、両面印刷における品質低下としては、濃度むらと文字、ラインおよびバーコードなどの線太りがある。印刷媒体の先に印刷される方の面を表面とし、後に印刷される方の面を裏面とした場合、濃度むらは、印刷媒体の表面のインクが吐出された部分において、インクの溶媒が印刷媒体の裏面近くまで浸透することで発生する。また、線太りは、表面にインクが吐出された後、そのインクの溶媒が裏面近くまで浸透し、裏面にインクが吐出された際、そのインクが、浸透した溶媒を伝って広範囲に拡がるために発生する現象である。また、濃度むらおよび線太りの問題は、インクを使用する場合に限らず、トナーを用いて印刷処理を行う場合にも、その溶媒が印刷媒体に浸透することにより、同様の問題が生じ得る。
濃度むらへの対処方法として、特許文献1では、表面の画像データを用いて裏面への透過画像を計算し、その透過画像を裏面の画像データから減算することで、表面からの裏写りの濃度をキャンセルする方法が提案されている。
しかしながら、特許文献1の方法では、単に裏面の画像データから透過画像を減算するだけなので、濃度むらを解消できたとしても、線太りを十分に解消することは困難である。
また、特許文献2では、表面の画像データの濃度値に応じて、表面の画像全体のインク量を低減させる方法が提案されているが、表面の画像濃度の低下という異なる印刷画像の品質低下を生じる懸念がある。
本発明は、上記事情に鑑み、両面印刷を行った際に生じる線太りを抑制することができる画像処理装置を提供することを目的とするものである。
本発明の画像処理装置は、印刷媒体に対して両面印刷処理を施す際に用いられる画像データの入力を受け付ける画像データ受付部と、画像データ受付部によって受け付けられた両面印刷用の2面の画像データのうち、後に印刷される方の画像データに対してエッジ検出処理を施すエッジ検出部と、エッジ検出部によって検出されたエッジを含む一部の領域の画素を補正対象画素として特定し、その補正対象画素に対して濃度補正処理を施す濃度補正部とを備える。
本発明の画像処理装置によれば、両面印刷用の2面の画像データのうち、後に印刷される方の画像データに対してエッジ検出処理を施し、その検出されたエッジを含む一部の領域の画素を補正対象画素として特定し、その補正対象画素に対して濃度補正処理を施すようにしたので、両面印刷を行った際に生じる線太りを抑制することができる。すなわち、エッジを含む一部の局所的な領域に対して濃度補正処理を施すことによって、後に印刷される方の画像のエッジ部分のインクまたはトナーの広がりを抑制することができ、これにより線太りを抑制することができる。
本発明の画像処理装置の一実施形態を用いたインクジェット印刷システムの構成を示すブロック図 本発明の画像処理装置の一実施形態である画像処理部の構成を示すブロック図 補正対象画素の特定方法の一例を説明するための図 近傍画素定義パターンの一例を示す図 各補正係数の特性の一例を示す図 本発明の画像処理装置の一実施形態を用いたインクジェット印刷システムの処理を説明するためのフローチャート 表面および裏面の画像データ並びにエッジ検出処理後の裏面の画像データの一例を示す図 裏面の画像データを左右反転して表面の画像データに重ね合わせた場合の一例および濃度補正処理結果の一例を示す図 濃度補正処理有りの両面印刷、濃度補正処理無しの両面印刷および片面印刷によって「機」の字を印刷した例を示す図 本発明の画像処理装置のその他の実施形態である画像処理部の構成を示すブロック図 表面の画像データに対して膨張処理を行った場合における濃度補正処理結果の一例を示す図 補正対象画素の特定方法のその他の例を説明するための図
以下、図面を参照して本発明の画像処理装置の一実施形態を用いたインクジェット印刷システムについて詳細に説明する。図1は、本実施形態のインクジェット印刷システム1の概略構成図である。
本実施形態のインクジェット印刷システム1は、図1に示すように、画像データ出力装置10と、インクジェット印刷装置20とを備えている。
画像データ出力装置10は、たとえばインクジェット印刷装置20のプリンタドライバがインストールされたコンピュータから構成される。画像データ出力装置10においては、ユーザによって任意のアプリケーションを用いるなどして、印刷対象の画像データが生成される。そして、インクジェット印刷装置20において印刷処理を行う際には、画像データ出力装置10にインストールされたプリンタドライバが起動され、そのプリンタドライバ上において、種々の印刷条件が設定される。印刷条件としては、たとえば片面印刷または両面印刷、印刷枚数、印刷部数、印刷濃度および印刷媒体の種類などがある。
画像データ出力装置10は、プリンタドライバ上で種々の印刷条件の設定入力を受け付けた後、印刷指示の入力を受け付け、ユーザによって生成された画像データと設定入力された印刷条件に基づいて、PDL(Page Description Language)形式の印刷ジョブデータを生成してインクジェット印刷装置20に出力する。
インクジェット印刷装置20は、画像データ出力装置10から出力された印刷ジョブデータに基づいて、紙やフィルムなどといったシート状の印刷媒体に対してインクを吐出して印刷処理を行う。インクジェット印刷装置20は、図1に示すように、画像処理部21、ヘッド駆動制御部22、インクジェットヘッド部23、搬送部24および制御部25を備えている。
画像処理部21は、画像データ出力装置10から出力された印刷ジョブデータに基づいて、印刷対象の画像データに対して種々の処理を施す。本実施形態においては、画像処理部21が、本発明の画像処理装置の一実施形態に相当するものである。
画像処理部21は、図2に示すように、画像データ受付部30、ラスタライズ部31、色変換部32、エッジ検出部33、濃度補正部34およびハーフトーン処理部35を備えている。
画像データ受付部30は、画像データ出力装置10から出力された印刷ジョブデータ(画像データを含む)の入力を受け付け、ラスタライズ部31に出力する。ラスタライズ部31は、印刷ジョブデータに対してRIP(Raster Image Processor)処理を施してRGB形式の画像データを生成し、そのRGB形式の画像データを色変換部32に出力する。
色変換部32は、ラスタライズ部31で生成されたRGB形式の画像データを、CMYK形式の画像データに変換する。この色変換は、あらかじめRGB値とCMYK値との対応関係が記録されたテーブルを用いて行う。
エッジ検出部33は、印刷条件として両面印刷が設定された場合に、両面印刷用の画像データのうち、後に印刷される方の画像データに対してエッジ検出処理を施す。
本実施形態のインクジェット印刷装置20は、両面印刷を可能とする印刷媒体の搬送経路およびローラなどを有する搬送部24を備える。両面印刷の際、搬送部24による搬送によって先に印刷される印刷媒体の面を表面とし、後に印刷される印刷媒体の面を裏面とした場合、エッジ検出部33は、裏面の画像データに対してエッジ検出処理を施し、画像データに含まれる文字および記号並びに図形などのオブジェクトのエッジを検出する。エッジ検出処理としては、たとえばラプラシアンフィルタの畳み込み演算を用いることができる。ただし、エッジ検出処理としては、これに限らず、その他の公知なエッジ検出処理を用いるようにしてもよい。また、エッジ検出処理は、裏面のCMYKの各色の画像データに対してそれぞれ施される。
濃度補正部34は、エッジ検出部33によって検出されたエッジを含む一部の領域の画素を補正対象画素として特定する。本実施形態の濃度補正部34は、具体的には、図3に示すように、エッジ検出部33によって検出されたエッジ(輪郭)を構成する画素に基づいて、その画素の近傍画素を抽出し、エッジを構成する画素と近傍画素とを補正対象画素として特定する。なお、図3においては、1つのマス目が1画素を示しており、黒色で示す画素がエッジを構成する画素であり、斜線で示す画素が近傍画素である。
近傍画素の抽出方法としては、たとえば図4に示すような「1」を中央部分に配置し、「0」を周辺部分に配置した7画素×7画素の近傍画素定義パターンを予め設定する。そして、エッジを構成する画素と近傍画素定義パターンの中心画素(黒丸で示す画素)とを重ね合わせ、近傍画素定義パターンの「1」に対応する位置の画素を特定することによって、近傍画素を抽出する。図4に示す近傍画素定義パターンを使用した場合、エッジを構成する各画素を中心として5画素×5画素の範囲の画素が、近傍画素として抽出される。なお、近傍画素定義パターンとしては、図3に示すような7画素×7画素のパターンに限らず、たとえば6画素×6画素または8画素×8画素などその他の任意の画素数のパターンでもよい。また、近傍画素定義パターンの形状についても、必ずしも正方でなくてもよく、縦横の画素数が異なる長方形としてもよいし、矩形以外の円形などの形状としてもよい。
また、ユーザが近傍画素定義パターンを任意に変更したり、もしくは濃度補正部34が、印刷媒体の種類またはインクの種類に応じて変更するようにしてもよい。
たとえば印刷媒体の種類に応じて近傍画素定義パターンを変更する場合には、濃度補正部34は、インクが染み込み易い印刷媒体ほど近傍画素定義パターンの大きさが大きくなるように変更することができる。インクが染み込み易い印刷媒体の方がインクの溶媒が広がり易く、エッジからより広い範囲の画素に対して濃度補正処理を施す方が好ましいからである。
また、たとえばインクの種類に応じて近傍画素定義パターンを変更する場合には、濃度補正部34は、インクが印刷媒体にしみ込んだ後、その溶媒が広がり易いインクほど近傍画素定義パターンの大きさが大きくなるように変更することができる。溶媒が広がり易いインクの方が、エッジからより広い範囲の画素に対して濃度補正処理を施す方が好ましいからである。
なお、近傍画素の抽出方法としては、上述した近傍画素定義パターンを用いた抽出方法に限らず、その他の公知な抽出方法を用いることができる。
そして、濃度補正部34は、上述した補正対象画素の位置情報を用いて、裏面の画像データに対して濃度補正処理を施す。具体的には、本実施形態の濃度補正部34は、下式(1)に示すように、裏面の補正対象画素のデータI(x,y)に対してゲインGain(x,y)を乗算し、補正後のデータIcor(x,y)を算出することによって濃度補正処理を施す。また、Gain(x,y)については、下式(2)によって算出される。
Figure 0007114343000001
図5は、上式(2)におけるGp、Gc、Gf(x,y)、Gr(x,y)およびGの一例を示す図である。Gpは、印刷媒体の種類に関する補正係数である。図5Aに示すように、Gpは、1よりも小さい値であって、印刷媒体の厚さ(用紙厚)が薄いほど大きくなり、十分に厚い場合には、「0」となる。これは印刷媒体の厚さが薄いほど印刷媒体の表面からしみ込んだ溶媒の影響が大きく、印刷媒体の厚さが十分に厚い場合には、印刷媒体の表面からしみ込んだ溶媒が、裏面の近傍まで到達せず、裏面のインクに対する影響がほとんどないからである。補正係数としてGpを設けることによって、裏面の補正対象画素のデータをより適切な値に設定することができる。
Gcは、印刷設定に関する補正係数である。図5Bに示すように、Gcは、1よりも小さい値であって、プリンタドライバ上で設定される印刷設定における印刷濃度が濃いほど大きくなり、十分に薄い場合には、「0」となる。これは印刷設定の印刷濃度が濃いほど、すなわちインクの量が多いほど印刷媒体の表面からしみ込んだ溶媒の影響が大きく、印刷濃度が十分に薄い場合には、すなわちインクの量が少ない場合には、印刷媒体の表面からしみ込んだ溶媒が、裏面の近傍まで到達せず、裏面のインクに対する影響がほとんどないからである。
なお、本実施形態においては、印刷設定に関する補正係数として、印刷設定の種々の項目のうちの印刷濃度に関する補正係数を設けるようにしたが、印刷濃度に限らず、その他の項目に関する補正係数を設けるようにしてもよい。その他の項目としては、インクの溶媒の印刷媒体に対する浸透具合に影響する印刷設定の項目であればよく、たとえば印刷用紙の表面の加工状態を示す項目に関する補正係数を設けるようにしてもよい。
Gf(x,y)は、印刷媒体の表面の印字濃度に関する補正係数である。ここでいう印字濃度とは、印刷設定の印刷濃度とは異なり、表面の画像データによって表される印字濃度であり、すなわち表面の各画素のデータの大きさに応じた印字濃度である。図5Cに示すように、Gf(x,y)は、1よりも小さい値であって、印字濃度が濃いほど大きくなり、十分に薄い場合には、「0」となる。これは、印字濃度が濃いほど、すなわちインクの量が多いほど印刷媒体の表面からしみ込む溶媒の量が多いため、裏面のインクに対する影響が大きいからである。一方、印字濃度が十分に薄い場合には、すなわちインクの量が少ない場合には、印刷媒体の表面からしみ込む溶媒の量が少ないため、裏面の近傍まで到達しないか、到達したとしても裏面のインクに対する影響がほとんどないからである。
また、裏面の補正対象画素に対応する表面の画素のデータが「0」である場合には、すなわち裏面の補正対象画素に対応する表面の位置に画像が無い場合には、表面からしみ込むインクの溶媒の影響を考慮する必要がない。すなわち裏面の補正対象画素であっても、その対応する表面の位置に重なり合う画像がない場合には、その補正対象画素に濃度補正処理を施す必要がない。したがって、図5Cに示すように、表面の印字濃度が「0」の場合には、Gf(x,y)を「0」とすることによって、実質的に濃度補正処理を施さないようにすることができる。これにより、表面に画像がない位置の裏面のエッジにまで不必要に濃度補正処理が施されるのを防止することができる。
Gr(x,y)は、印刷媒体の裏面の印字濃度に関する補正係数である。ここでいう裏面の印字濃度とは、表面の印字濃度と同様に、印刷設定の印刷濃度とは異なり、裏面の画像データによって表される印字濃度であり、すなわち裏面の補正対象画素のデータI(x,y)に対応する印字濃度である。図5Dに示すように、Gr(x,y)は、1よりも小さい値であって、印字濃度が濃いほど大きくなり、十分に薄い場合には、「0」となる。これは、裏面の印字濃度が濃いほど、すなわち裏面のインクの量が多いほど印刷媒体の表面からしみ込んだ溶媒による影響が大きいからである。一方、印刷濃度が十分に薄い場合には、すなわち裏面のインクの量が少ない場合には、印刷媒体の表面からしみ込んだ溶媒が、裏面の近傍まで到達していても、インクの量が少ないためその影響がほとんどないからである。
Brは、エッジを構成する画素とそれ以外の画素とを区別するための係数であり、エッジを構成する画素に対しては「1」が設定され、エッジを構成する画素以外の画素に対しては「0」が設定される。Gは、ぼかし関数であって、たとえば図5Eに示すようなガウス分布を有する関数である。そして、前述したBrとGとの畳み込み積分を行うことによって、エッジを構成する画素を中心として周辺の画素に対して滑らかな濃度補正処理を施すことができ、濃度ムラを低減し、より自然な画質を得ることができる。なお、ぼかし関数については、図5Eに示す例に限らず、最適な画質が得られるように適宜調整することができる。
また、ぼかし関数Gについては、ユーザが任意に変更したり、もしくは濃度補正部34が、印刷媒体の種類またはインクの種類に応じて変更するようにしてもよい。
たとえば印刷媒体の種類に応じてぼかし関数G変更する場合には、濃度補正部34は、インクが染み込み易い印刷媒体ほどぼかし関数Gのすそ野(ピクセル方向の広がり)が大きくなるように変更することができる。インクが染み込み易い印刷媒体の方がインクの溶媒が広がり易く、エッジからより広い範囲の画素に対して濃度補正処理を施す方が好ましいからである。
また、たとえばインクの種類に応じてぼかし関数Gを変更する場合には、濃度補正部34は、インクが印刷媒体にしみ込んだ後、その溶媒が広がり易いインクほどぼかし関数Gのすそ野(ピクセル方向の大きさ)が大きくなるように変更することができる。溶媒が広がり易いインクの方が、エッジからより広い範囲の画素に対して濃度補正処理を施す方が好ましいからである。
そして、濃度補正部34は、裏面の補正対象画素を走査し、各補正対象画素のデータI(x,y)に対してゲインGain(x,y)を乗算することによって濃度補正処理を施す。なお、本実施形態においては、補正対象画素のみを走査して補正後のデータIcor(x,y)を算出するようにしたので、全ての画素を走査して演算する場合と比較すると演算処理を高速に行うことができる。ただし、走査範囲については限定されず、裏面の画像データに含まれる全ての画素としてもよいし、文字、記号、図形などのオブジェクトを含む一部の範囲に限定して走査するようにしてもよい。
また、濃度補正部34は、裏面のCMYKの各色の画像データについて、それぞれ上述した濃度補正処理を施す。
ハーフトーン処理部35は、表面の各色の画像データおよび濃度補正部34において濃度補正処理の施された各色の画像データに対してハーフトーン処理を施して、表面と裏面の各色のドロップデータを生成する。ハーフトーン処理としては、誤差拡散処理やディザマスク処理が用いられる。
ヘッド駆動制御部22は、ハーフトーン処理部35で生成された表面と裏面の各色のドロップデータに基づいて、インクジェットヘッド部23を駆動させて各色のインクジェットヘッドの各ノズルからインクを吐出させる。
インクジェットヘッド部23は、CMYKの各色のインクを吐出する複数のインクジェットヘッドを備えている。各インクジェットヘッドは、上述したとおり各色のドロップデータに基づいてヘッド駆動制御部22によって制御されてインクを印刷媒体に対して吐出し、印刷媒体上に画像を形成する。
搬送部24は、印刷媒体をインクジェットヘッド部23まで搬送する。搬送部24は、上述したとおり、片面印刷用の搬送経路と両面印刷用の搬送経路とを備えており、印刷設定において設定された条件に応じて、片面印刷の搬送経路と両面印刷の搬送経路とを切り替える。
制御部25は、CPU(Central Processing Unit)および半導体メモリなどを備え、インクジェット印刷装置20全体を制御する。
次に、本実施形態のインクジェット印刷システム1の処理について、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、ここでは、インクジェット印刷システム1において両面印刷を行う際の処理について説明する。
まず、画像データ出力装置10において、ユーザによって印刷対象の画像データが作成される。ここでは、表面の画像データと裏面の画像データが作成される(S10)。
そして、画像データ出力装置10において、ユーザが、印刷条件として両面印刷を設定し、印刷開始指示を行うことによって、表面と裏面の画像データを含む印刷ジョブデータが、画像データ出力装置10からインクジェット印刷装置20に出力される。
画像データ出力装置10から出力された印刷ジョブデータは、インクジェット印刷装置20の画像データ受付部30によって受け付けられ(S12)、ラスタライズ部31に出力される。印刷ジョブデータに含まれる表面と裏面の画像データに基づいて、ラスタライズ部31によってRBG形式の画像データが生成され、色変換部32によってRGB形式の画像データからCMYKの各色の画像データに変換される(S14)。
そして、表面の各色の画像データについては、色変換部32からハーフトーン処理部35に出力され、裏面の各色の画像データについては、色変換部32からエッジ検出部33に出力される。
次いで、エッジ検出部33において、裏面の各色の画像データに対してエッジ検出処理が施される(S16)。濃度補正部34は、そのエッジ検出処理によって検出されたエッジを構成する画素の位置情報に基づいて補正対象画素を特定する(S18)。
そして、濃度補正部34は、補正対象画素を順次走査し(S20,NO)、上述した濃度補正処理を施すことによって補正後のデータIcor(x,y)を順次算出する(S22)。濃度補正部34は、全ての補正対象画素を走査した時点で濃度補正処理を終了し(S20,YES)、濃度補正処理後の各色の画像データをハーフトーン処理部35に出力する。
ハーフトーン処理部35は、入力された表面の各色の画像データと補正後の裏面の各色の画像データに対してハーフトーン処理を施し(S24)、表面と裏面の各色のドロップデータをヘッド駆動制御部22に出力する。
ヘッド駆動制御部22によって、入力された表面の各色のドロップデータに基づいてインクジェットヘッド部23が駆動され、搬送部24によって搬送された印刷媒体の表面に対して印刷処理が施される(S26)。次いで、ヘッド駆動制御部22によって、入力された裏面の各色のドロップデータに基づいてインクジェットヘッド部23が駆動され、搬送部24によって搬送された印刷媒体の裏面に対して印刷処理が施される(S28)。
図7Aは、表面の画像データと裏面の画像データの一例を示す図である。図7Aに示す例では、表面の画像データとして「F」の文字の画像データが作成され、裏面の画像データとして「R」の文字の画像データが作成されている。そして、図7Bは、裏面の画像データである「R」の画像データに対してエッジ検出処理を施した結果を示す図である。
そして、図8Aは、裏面の画像データを左右反転して表面の画像データに重ね合わせた図である。図7Aに示す「F」の画像データを印刷媒体の表面に印刷し、「R」の画像データを印刷媒体の裏面に印刷した場合、図8Aに示すように、「F」の文字と「R」の文字における楕円の範囲の部分が、印刷媒体の表と裏で重なり合うことになる。そして、表面の「F」の文字を印字した際に印刷媒体に染み込んだインクの溶媒が、裏面近傍まで到達し、裏面に「R」の文字を印刷した際、楕円の範囲の部分でインクが広がり、「R」の一部が線太りしてしまう。
そこで、上記実施形態のように、裏面の画像データの「R」の文字のエッジを検出し、その近傍画素も含めた補正対象画素を特定し、上式(1),(2)に従った濃度補正処理を施す。これにより、図8Bに示すような、「R」の文字の一部分(表面の「F」と重なり合う部分)の濃度が薄くなった画像データを生成することができる。これにより、表面から染み込んだ溶媒による裏面のインクの広がりを抑制することができ、線太りを抑制することができる。
図9Aは、本実施形態の濃度補正処理を行わずに裏面に「機」の文字を印刷した場合の例を示す図であり、図9Bは、本実施形態の濃度補正処理を行って裏面に「機」の文字を印刷した場合の例を示す図である。また、図9Cは参考図であり、「機」の文字を片面印刷した場合の例を示す図である。図9Bに示すように、本実施形態の濃度補正処理を行うことによって線太りを抑制することができる。
ここで、上記実施形態の上式(1),(2)に従って濃度補正処理を施した場合、上述したとおり、補正係数であるGfは、表面の印字濃度が「0」である場合には「0」であるため、裏面の補正対象画素(エッジ部)に対応する表面の画素の印字濃度が「0」である場合には、その補正対象画素の濃度は変更されない。すなわち、裏面の画像データと表面の画像データとが重なり合う部分の補正対象画素しか濃度が薄くならない。
しかしながら、表面のインクの溶媒の印刷媒体内における広がりを考慮すると、さらに広い範囲の補正対象画素の印字濃度を薄くすることが望ましい。
そこで、図10に示すように、さらに拡張処理部36を設け、拡張処理部36が、表面の画像データに対して膨張処理を施し、その膨張処理を施した表面の画像データを用いて、上記実施形態のように、裏面の補正対象画素に対して濃度補正処理を施すようにしてもよい。図11は、上述したように濃度補正処理を行った場合に、裏面の画像データ「R」において濃度が薄くなる範囲を示す図である。上述したように裏面の画像データに対して濃度補正処理を施す際、表面の画像データの印字範囲を拡張することによって、表面から染み込んだインクの溶媒の広がりを考慮した範囲の裏面の印字濃度を薄くすることができ、裏面の印刷画像の線太りをより一層抑制することができる。なお、膨張処理としては、たとえば文字などのエッジが数画素だけ外側に広がるような処理が施される。また、上記説明においては、表面の画像データに対して膨張処理を施すようにしたが、表面の画像データの印字範囲を広げる拡張処理であれば如何なる処理でもよく、たとえば拡張処理部36が、表面の画像データに対して拡張処理としてぼかし処理を施すようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、補正対象画素に濃度補正処理を施すことによって、裏面の画像データの一部の濃度を薄くするようにしたが、さらに、裏面の画像データに重なり合う表面の画像データの範囲の画素についても、濃度を薄くする濃度補正処理を施すようにしてもよい。具体的には、補正対象画素に対応する表面の画像データの画素の濃度を薄くする濃度補正処理を施すようにしてもよい。濃度の低減の程度については、対応する裏面の画素の濃度の低減の程度に合わせて低減するようにしてもよいし、予め設定された一定の濃度値だけ低減するようにしてもよい。また、裏面の画像データに対する濃度補正処理と同様に、印刷媒体の種類、印刷条件(印刷濃度)および裏面の画素の印字濃度に応じて低減の程度を変化させるようにしてもよい。
このように表面の画像データに対しても濃度補正処理を施すことによって、表面のインク量も調整することができるので、裏面の補正対象画素の濃度の低減を抑えることができるので、裏面の画像の画質を向上させることができる。
また、上記実施形態のインクジェット印刷装置20において、濃度補正部34は、両面印刷処理に用いられるインクの色またはインクの色の組み合わせに応じて濃度補正処理を施すようにしてもよい。
たとえば印刷媒体の裏面にカラー印刷する場合、たとえ表面のインクの溶媒が裏面側に到達して裏面のインクが滲んだとしても、白黒印刷の場合と比較すると、滲みが目立たないことが多い。
そこで、濃度補正部34が、印刷媒体の裏面にカラー印刷する場合には、上述した濃度補正処理を行わず、白黒印刷する場合にだけ濃度補正処理を行うように切り替えるようにしてもよい。また、濃度補正部34が、裏面にカラー印刷する場合、濃度補正処理を施さないのではなく、白黒印刷の場合よりも濃度の低減の程度を小さくするようにしてもよい。
また、たとえば白色の印刷媒体の裏面に黄色の文字、記号または図形などを印刷する場合、すなわち白地に黄色の印刷を行った場合、たとえ表面のインクの溶媒が裏面側に到達して裏面の黄色のインクが滲んだとしても、白黒印刷の場合と比較すると、滲みが目立たないことが多い。
そこで、濃度補正部34が、印刷媒体の裏面にカラー印刷する場合において、予め設定された色のインク(たとえば黄色など)で印刷する場合には、上述した濃度補正処理を行わず、上記予め設定された色以外の色で印刷を行う場合および白黒印刷する場合にだけ濃度補正処理を行うように切り替えるようにしてもよい。これにより濃度補正処理の演算による負荷を軽減することができる。また、濃度補正部34が、裏面に予め設定された色のインク(たとえば黄色など)で印刷する場合、濃度補正処理を施さないのではなく、白黒印刷の場合よりも濃度の低減の程度を小さくするようにしてもよい。これにより濃度の低減による画質低下を抑制することができる。
また、上述したように白地に黄色の印刷を行った場合だけでなく、その他にも裏面に印刷される背景の色が青色であり、その背景に対して黒い文字などを印刷した場合にも、白黒印刷の場合と比較すると、表面からの溶媒の染み出しに起因する滲みが目立たないことが多い。
そこで、濃度補正部34が、印刷媒体の裏面にカラー印刷する場合において、背景の色とその背景に印字される文字などの色の組み合わせが予め設定された色の組み合わせ(たとえば背景が青色、文字が黒色の組み合わせなど)で印刷する場合には、上述した濃度補正処理を行わず、上記予め設定された色の組み合わせ以外の色の組み合わせで印刷を行う場合および白黒印刷する場合にだけ濃度補正処理を行うように切り替えるようにしてもよい。これにより濃度補正処理の演算による負荷を軽減することができる。
なお、濃度補正処理を行わない色の組み合わせとしては、上述した青色と黒色に限らず、明度の差が所定差以下である色の組み合わせであれば如何なる色の組み合わせを採用してもよい。
また、濃度補正部34が、裏面に対して、予め設定された色の組み合わせのインク(たとえば背景が青色、文字が黒色の組み合わせなど)で印刷する場合、濃度補正処理を施さないのではなく、白黒印刷の場合よりも濃度の低減の程度を小さくするようにしてもよい。これにより濃度の低減による画質低下を抑制することができる。
また、上記実施形態のインクジェット印刷装置20においては、エッジ検出部33によって検出されたエッジを構成する画素およびその近傍画素を補正対象画素として特定するようにしたが、補正対象画素の特定方法としてはこれに限らず、エッジを構成する画素を含む画素群を特定する方法であれば、その他の特定方法を採用するようにしてもよい。たとえば裏面の画像データの全体領域よりも小さい矩形領域を設定し、図12Aに示すように、その矩形領域で裏面の画像データを直交する方向に走査する。なお、図12Aに示す例は、裏面の画像データの全体領域を35の矩形領域で走査する例であるが、各矩形領域の大きさは、裏面の画像データの全体領域を35分割した矩形領域よりも若干大きく設定されており、各矩形領域がその周辺部で隣接する矩形領域と重複するように設定されている。
そして、矩形領域で走査した結果、エッジを含む矩形領域を特定し、その特定した矩形領域に含まれる画素を補正対象画素として特定する。上述したように、各矩形領域が隣接する矩形領域と周辺部で重複するように走査するようにしたので、エッジを含む矩形領域の特定精度を向上させることができる。図12Bは、エッジを含む矩形領域として特定された矩形領域を全て合わせた補正対象領域、すなわち全ての補正対象画素からなる補正対象領域を示している。
また、上記実施形態は、本発明の画像処理装置をインクジェット印刷装置に適用した例であるが、本発明は、インクジェット方式の印刷装置に限らず、インクを用いて両面印刷を行う装置であれば、その他の方式の印刷装置にも適用可能である。さらに、本発明の画像処理装置は、インクを用いた印刷装置に限らず、トナーを用いて両面印刷を行うレーザ印刷装置にも適用可能である。すなわち、本発明の画像処理装置は、印刷媒体に溶媒が浸透する色材を用いて両面印刷を行う印刷装置であれば、如何なる印刷装置にも適用可能である。
本発明の画像処理装置に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記)
上記本発明の画像処理装置において、濃度補正部は、先に印刷される方の画像データにおける補正対象画素に対応する画素の濃度値に基づいて、補正対象画素に対して濃度補正処理を施すことができる。
また、上記本発明の画像処理装置において、濃度補正部は、補正対象画素の濃度値と補正対象画素に対応する画素の濃度値とに基づいて、補正対象画素に対して濃度補正処理を施すことができる。
また、上記本発明の画像処理装置において、濃度補正部は、印刷媒体の種類および両面印刷処理に関してユーザによって設定される印刷設定のうちの少なくとも1つに応じて濃度補正処理を施すことができる。
また、上記本発明の画像処理装置において、濃度補正部は、両面印刷処理に用いられるインクの色またはインクの色の組み合わせに応じて濃度補正処理を施すことができる。
また、上記本発明の画像処理装置においては、両面印刷用の2面の画像データのうち、先に印刷される方の画像データに対して、該画像データの印字範囲を広げる拡張処理を施す拡張処理部を備えることができ、濃度補正部は、拡張処理の施された画像データに基づいて、補正対象画素に対して濃度補正処理を施すことができる。
1 インクジェット印刷システム
10 画像データ出力装置
20 インクジェット印刷装置
21 画像処理部
22 ヘッド駆動制御部
23 インクジェットヘッド部
24 搬送部
25 制御部
30 画像データ受付部
31 ラスタライズ部
32 色変換部
33 エッジ検出部
34 濃度補正部
35 ハーフトーン処理部
36 拡張処理部

Claims (8)

  1. 印刷媒体に対して両面印刷処理を施す際に用いられる画像データの入力を受け付ける画像データ受付部と、
    前記画像データ受付部によって受け付けられた両面印刷用の2面の画像データのうち、後に印刷される方の画像データに対してエッジ検出処理を施すエッジ検出部と、
    前記エッジ検出処理によって検出されたエッジの画素および該エッジの画素からの距離に基づいて特定された前記エッジの画素の周辺の画素を補正対象画素として特定し、該補正対象画素に対して濃度補正処理を施す濃度補正部とを備えた画像処理装置。
  2. 前記濃度補正部が、先に印刷される方の画像データにおける前記補正対象画素に対応する画素の濃度値に基づいて、前記補正対象画素に対して濃度補正処理を施す請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記濃度補正部が、前記補正対象画素の濃度値と前記補正対象画素に対応する画素の濃度値とに基づいて、前記補正対象画素に対して濃度補正処理を施す請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記濃度補正部が、前記印刷媒体の種類および前記両面印刷処理に関してユーザによって設定される印刷設定のうちの少なくとも1つに応じて前記濃度補正処理を施す請求項1から3いずれか1項記載の画像処理装置。
  5. 前記濃度補正部が、前記両面印刷処理に用いられるインクの色またはインクの色の組み合わせに応じて前記濃度補正処理を施す請求項1から4いずれか1項記載の画像処理装置。
  6. 前記両面印刷用の2面の画像データのうち、先に印刷される方の画像データに対して、該画像データの印字範囲を広げる拡張処理を施す拡張処理部を備え、
    前記濃度補正部が、前記拡張処理の施された画像データに基づいて、前記補正対象画素に対して濃度補正処理を施す請求項1から5いずれか1項記載の画像処理装置。
  7. 前記濃度補正部が、前記後に印刷される方のインクの色またはインクの色の組み合わせに応じて、前記濃度補正処理の有無を切り替えるまたは前記濃度補正処理による濃度低減の程度を変更する請求項1記載の画像処理装置。
  8. 前記濃度補正部が、前記後に印刷される方の画像データがカラーか白黒かに応じて、前記濃度補正処理の有無を切り替えるまたは前記濃度補正処理による濃度低減の程度を変更する請求項1記載の画像処理装置。
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