JP2009230665A - 勤務状況監視システム及び勤務状況監視装置 - Google Patents

勤務状況監視システム及び勤務状況監視装置 Download PDF

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Abstract

【課題】勤務者の勤務状況の把握を支援する。
【解決手段】勤務状況監視装置4のデータ入手処理部45は入退場管理装置から入退場履歴データを取得し、勤務状況分析部46は入退場履歴データと監視ルールテーブル41aに記憶されている各副監視ルールと控除ルールテーブル41bに記憶されている各副控除ルールとに基づいて勤務者の勤務状況を分析する。勤務状況通知部47は勤務状況分析部46による勤務者の勤務状況の分析結果に基づいて勤務状況に係るメールを勤務者本人などへ送信する。
【選択図】図10

Description

本発明は、勤務者の勤務状況を監視する技術に関する。
近年、建物の共同出入口や各部屋の出入口などのドアに取り付けられた電気錠にカードリーダを接続し、カードリーダがIDカードに記憶されているカードIDを読み取り、当該カードIDが正当な場合にのみ電気錠を開錠する入退場管理システムが知られている。一般に、入退場管理システムでは、カードリーダによって読み取られたカードIDとドアの通行に係る入退場日時とを含む入退場情報が蓄積される。
入退場管理システムを利用し、蓄積されているカードIDと入退場日時とから社員の出社時刻と退社時刻とを特定し、特定した出社時刻と退社時刻とに基づいて社員が自己申告した出社時刻と退社時刻とに不正があるか否かを判定する勤怠管理システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−286911号公報
ところで、近年、企業競争の激化に伴い、社員の過重労働に伴う健康障害などが社会問題となっており、企業はコンプライアンス遵守やワーク・ライフ・バランスの向上などの観点から社員の勤務状況の掌握と過重労働の防止に動き出しつつある。
しかしながら、上記の勤怠管理システムは社員が自己申告した出社時刻と退社時刻とに不正があるか否かの判定を行うことまでしか行っておらず、社員の過重労働などの勤務状況を監視することまでは行っていない。
そこで、本発明は、勤務者(例えば、会社の社員)の勤務状況の把握を支援する勤務状況監視システム及び勤務状況監視装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の勤務状況監視システムは、ネットワークを介して互いに接続された入退場管理装置と勤務状況監視装置とを有する勤務状況監視システムであって、前記入退場管理装置は、管理領域のドアに対応したID読取手段によって読み取られた勤務者IDと当該ドアの通行に係る日時とを対応付けた入退場情報の履歴を記憶する履歴記憶手段を備え、前記勤務状況監視装置は、前記履歴記憶手段に記憶されている勤務者の勤務者IDを含む入退場情報と監視する勤務に係る監視ルールとに基づいて当該勤務者の勤務状況を分析する勤務状況分析手段と、前記勤務状況分析手段により分析される前記勤務者の勤務状況と予め定められた通知ルールとに基づいて当該勤務者の勤務状況に係る通知情報を通知する勤務状況通知手段と、を備える。
また、本発明の勤務状況監視装置は、管理領域のドアに対応したID読取手段によって読み取られた勤務者IDと当該ドアの通行に係る日時とを対応付けた入退場情報の履歴を記憶する履歴記憶手段を有する入退場管理装置とネットワークを介して互いに接続された勤務状況監視装置であって、前記履歴記憶手段に記憶されている勤務者の勤務者IDを含む入退場情報と監視すべき勤務に係る監視ルールとに基づいて当該勤務者の勤務状況を分析する勤務状況分析手段と、前記勤務状況分析手段により分析される前記勤務者の勤務状況と予め定められた通知ルールとに基づいて当該勤務者の勤務状況に係る通知情報を通知する勤務状況通知手段と、を備える。
上記の勤務状況監視システム及び勤務状況監視装置の夫々によれば、入退場情報と監視ルールとに基づいて勤務者の勤務状況が分析される。このため、勤務者の勤務状況に関する作業を行う作業者は勤務者の勤務状況の分析結果を用いることによって当該作業者の作業負担の軽減が図られる。また、勤務者の勤務状況に係る通知情報が通知されるので、通知された人は勤務者の勤務状況の把握を容易に行うことができる。
上記の勤務状況監視システムにおいて、前記監視ルールは、勤務体系情報に応じて監視する勤務に係る副監視ルールを含み、前記勤務状況分析手段は、前記勤務者の勤務状況の分析を当該勤務者の勤務体系情報に応じた前記副監視ルールに基づいて行うようにしてもよい。
これによれば、勤務者の勤務体系に応じた副監視ルールによって勤務者の勤務状況の分析を行うため、勤務者間で勤務体系が異なるような場合であっても勤務者の勤務体系に応じて適切に勤務状況を分析することができる。
上記の勤務状況監視システムにおいて、前記勤務状況分析手段は、前記勤務者の勤務状況の分析を当該勤務者の勤務者IDを含む入退場情報と前記監視ルールと監視する勤務に対する控除に係る控除ルールとに基づいて行うようにしてもよい。
これによれば、勤務者に関する控除されるべき事情(例えば管理領域にあたる社内での英会話学習或いはクラブ活動など)も含めて勤務者の勤務状況の分析が可能になり、より適切な勤務者の勤務状況の分析が可能になる。
上記の勤務状況監視システムにおいて、前記勤務状況分析手段は、前記勤務者の勤務状況の分析を当該勤務者の勤務者IDを含む入退場情報から得られる前記管理領域における当該勤務者の勤務時間に基づいて行うようにしてもよい。
これによれば、例えば出社時刻や退社時刻が一時的に変化するフレックスタイム制が導入されている職場などにおいても勤務者の勤務状況を適切に分析することができる。
上記の勤務状況監視システムにおいて、前記勤務状況通知手段は、前記通知情報を通知する通知先を前記勤務者の勤務状況に応じて変更するようにしてもよい。
これによれば、通知情報の通知先を勤務者の勤務状況に応じて適切なものにすることができる。
上記の勤務状況監視システムにおいて、前記管理領域は複数あって、各々の前記管理領域のドアに対して前記ID読取手段が設けられており、前記入退場情報は、前記勤務者IDと前記日時と前記管理領域のドアを識別するためのドア識別情報とを対応付けており、前記勤務状況監視装置は、ドア識別情報と部署を識別するための部署識別情報とを関連付けた関連記憶手段を更に備え、前記勤務状況分析手段は、前記勤務者の勤務者IDを含む入退場情報と前記監視ルールと前記関連記憶手段の記憶内容とに基づいて当該勤務者が所属する各部署における勤務状況を分析し、前記勤務状況通知手段は、前記通知情報の通知先を前記勤務者の勤務状況が予め定められた通知先部署条件を満たす部署の上位者とするようにしてもよい。
これによれば、例えば複数の部署を兼務しているような勤務者の場合に、通知情報の通知先の上位者を各部署における勤務者の勤務状況を考慮したものにすることができる。
上記の勤務状況監視システムにおいて、前記管理領域は複数あって、各々の前記管理領域のドアに対して前記ID読取手段が設けられており、前記入退場情報は、前記勤務者IDと前記日時と前記管理領域のドアを識別するためのドア識別情報とを対応付けており、前記勤務状況監視装置は、ドア識別情報と勤務地を識別するための勤務地識別情報とを関連付けた関連記憶手段を更に備え、前記勤務状況分析手段は、前記勤務者の勤務者IDを含む入退場情報と前記監視ルールと前記関連記憶手段の記憶内容とに基づいて当該勤務者の各勤務地における勤務状況を分析し、前記勤務状況通知手段は、前記通知情報の通知先を前記勤務者の勤務状況が予め定められた通知先勤務地条件を満たす勤務地の上位者とするようにしてもよい。
これによれば、例えば複数の勤務地に勤務しているような勤務者の場合に、通知情報の通知先の上位者を各勤務地における勤務者の勤務状況を考慮したものにすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
≪勤務状況監視システムの構成≫
本実施の形態の勤務状況監視システム1のシステム構成について図1を参照しつつ説明する。図1は本実施の形態の勤務状況監視システム1のシステム構成図である。
図1の勤務状況監視システム1では、人事情報管理装置2、入退場管理装置3、勤務状況監視装置4、カードリーダ5及びメールサーバ6が夫々ネットワーク7に接続されており、カードリーダ5に電気錠8が接続されている。
≪人事情報管理装置≫
人事情報管理装置2の装置構成を図2に示す。
人事情報管理装置2は、組織マスタ21と、人事情報データベース(以下、「人事情報DB」と言う。)22と、データ供給部23と、通信部24とを備える。
組織マスタ21は、例えばハードディスクに記憶されており、所属マスタ21a、役職マスタ21b、勤務体系マスタ21c及び勤務地マスタ21dから構成される。
所属マスタ21aは、組織を構成する部署を管理するために用意されたマスタであり、図3(a)に示すように、フィールドとして「所属コード」と「所属名称」とがある。フィールド「所属コード」には部署に一意に割り当てられたコード(以下、「所属コード」と言う。)が格納され、フィールド「所属名称」には対応する所属コードの部署を表す名称(以下、「所属名称」と言う。)が格納される。
役職マスタ21bは、組織内の役職を管理するために用意されたマスタであり、図3(b)に示すように、フィールドとして「役職コード」と「役職名」とがある。フィールド「役職コード」には役職に一意に割り当てられたコード(以下、「役職コード」と言う。)が格納され、フィールド「役職名」には対応する役職コードの役職を表す名称(以下、「役職名」と言う。)が格納される。
勤務体系マスタ21cは、組織における勤務体系を管理するために用意されたマスタであり、図3(c)に示すように、フィールドとして「勤務体系コード」と「勤務体系名称」とがある。フィールド「勤務体系コード」には勤務体系に一意に割り当てられたコード(以下、「勤務体系コード」と言う。)が格納され、フィールド「勤務体系名称」には対応する勤務体系コードの勤務体系を表す名称(以下、「勤務体系名称」という。)が格納される。
勤務地マスタ21dは、組織内の勤務地を管理するために用意されたマスタであり、図3(d)に示すように、フィールドとして「勤務地コード」と「勤務地名」とがある。フィールド「勤務地コード」には勤務地に一意に割り当てられたコード(以下、「勤務地コード」と言う。)が格納され、フィールド「勤務地名」には対応する勤務地コードの勤務地を表す名称(以下、「勤務地名」と言う。)が格納される。
人事情報DB22は、例えばハードディスクに記憶されており、基本情報テーブル22a、所属情報テーブル22b、勤務体系情報テーブル22c及び主勤務地情報テーブル22dを含む。
基本情報テーブル22aは、社員の氏名及びメールアドレスを管理するためのテーブルであり、図4(a)に示すように、フィールドとして「社員ID」と「氏名」と「メールアドレス」とがある。フィールド「社員ID」には社員に一意に割り当てられた社員IDが格納され、フィールド「氏名」には対応する社員IDの社員の氏名が格納され、フィールド「メールアドレス」には対応する社員IDの社員のメールアドレスが格納される。
所属情報テーブル22bは、社員の所属及び役職を管理するためのテーブルであり、図4(b)に示すように、フィールドとして「社員ID」と「所属コード」と「役職コード」とがある。フィールド「社員ID」には社員の社員IDが格納され、フィールド「所属コード」には対応する社員IDの社員が所属する部署に関する所属コードが格納され、フィールド「役職コード」には対応する社員IDの社員の役職に関する役職コードが格納される。
但し、社員が複数の部署を兼務することがあり、所属情報テーブル22bには兼務する部署毎に1つのレコードが作成される。例えば、社員ID“M0001”の社員が本社総務と大阪総務とを兼務している場合、社員ID“M0001”と所属コード“S0001”と役職コード“Y0004”とが対応付けられたレコード、及び社員ID“M0001”と所属コード“S0003”と役職コード“Y0004”とが対応付けられたレコードが所属情報テーブル22bに作成される。
勤務体系情報テーブル22cは、社員の勤務体系を管理するためのテーブルであり、図5(a)に示すように、フィールドとして「社員ID」と「勤務体系コード」とがある。フィールド「社員ID」には社員の社員IDが格納され、フィールド「勤務体系コード」には対応する社員IDの社員の勤務体系に関する勤務体系コードが格納される。
主勤務地情報テーブル22dは、社員の主勤務地を管理するためのテーブルであり、図5(b)に示すように、フィールドとして「社員ID」と「勤務地コード」とがある。フィールド「社員ID」には社員の社員IDが格納され、フィールド「勤務地コード」には対応する社員IDの社員の主勤務地に関する勤務地コードが格納される。
データ供給部23は、その機能がCPU(Control Processing Unit)によって実現される。データ供給部23は、通信部24を介して勤務状況監視装置4から人事情報データの送信要求を受信すると、各テーブル22a〜22dに記憶されている人事情報データを通信部24を介して勤務状況監視装置4へ送信する。
通信部24は、データ供給部23とネットワーク7とを接続する通信インタフェースである。
≪入退場管理装置≫
入退場管理装置3の装置構成を図6に示す。
入退場管理装置3は、カード情報データベース(以下、「カード情報DB」と言う。)31と、物理情報データベース(以下、「物理情報DB」と言う。)32と、入退場履歴データベース(以下、「入退場履歴DB」と言う。)33と、認証部34と、データ供給部35と、通信部36とを備える。
カード情報DB31は、例えばハードディスクに記憶されており、カード情報テーブル31aを含む。
カード情報テーブル31aは、社員に貸し出されたIDカードを管理するためのテーブルであり、図7に示すように、フィールドとして「カードID」と「社員ID」とがある。フィールド「カードID」にはIDカードに一意に割り当てられたカードIDが格納され、フィールド「社員ID」には対応するカードIDのIDカードを持つ社員の社員IDが格納される。
物理情報DB32は、例えばハードディスクに記憶されており、ドア情報テーブル32a及び通行許可情報テーブル32bを含む。
ドア情報テーブル32aは、組織内のドアを管理するためのテーブルであり、図8(a)に示すように、フィールドとして「ドアNO」と「ドア名称」とがある。フィールド「ドアNO」にはドアに一意に割り当てられたドア番号(以下、「ドアNO」と言う。)が格納され、フィールド「ドア名称」には対応するドアNOのドアを表す名称(以下、「ドア名称」と言う。)が格納される。
通行許可情報テーブル32bは、社員の通行を許可するドアを管理するためのテーブルであり、図8(b)に示すように、フィールドとして「カードID」と「ドアNO」とがある。フィールド「カードID」にはカードIDが格納され、フィールド「ドアNO」には対応するカードIDのIDカードを持つ社員の通行を許可するドアのドアNOが格納される。但し、1つのカードIDに対応付けられるドアNOは1つとは限らず、複数の場合もある。
入退場履歴DB33は、例えばハードディスクに記憶されており、入退場履歴テーブル33aを含む。
入退場履歴テーブル33aは、社員の入退場の履歴を管理するためのテーブルであり、図9に示すように、フィールドとして「日付」と「時刻」と「ドアNO」と「カードID」とがある。フィールド「ドアNO」及び「カードID」にはカードリーダ5から受信したドアNO及びカードIDが格納され、フィールド「日付」及び「時刻」には受信したカードIDの読み取りに係る日付及び時刻が格納される。なお、カードIDの読み取りに係る日付及び時刻として、例えば、認証部34がカードリーダ5からドアNO及びカードIDを受け取った日付及び時刻と、認証部34が認証を終了した日付及び時刻とを挙げることができる。
認証部34は、その機能がCPUによって実現される。
認証部34は、通信部36を介してカードリーダ5からカードID及びドアNOを受信する。そして、認証部34は、受信したドアNOが受信したカードIDに対応して通行許可情報テーブル32bに記憶されているドアNOの何れかに一致するかを判断し、何れかに一致する場合は通行許可と判定し、何れにも一致しない場合は通行不許可と判定する。
認証部34は、通行許可と判定した場合には、通信部36を介してカードID及びドアNOの送信元のカードリーダ5に対して開錠を許可する旨の通行許可信号を送信する。そして、認証部34は、入退場履歴テーブル33aのフィールド「日付」及び「時刻」に受信したカードIDの読み取りに係る日付及び時刻を格納し、フィールド「ドアNO」及び「カードID」に受信したドアNO及びカードIDを格納する。
一方、認証部34は、通行不許可と判定した場合には、通信部36を介してカードID及びドアNOの送信元のカードリーダ5に対して開錠を許可しない旨の通行不許可信号を送信する。
データ供給部35は、その機能がCPUによって実現される。データ供給部35は、通信部36を介して勤務状況監視装置4からカード情報データ及び入退場情報データの送信要求を受信すると、カード情報テーブル31aに記憶されているカード情報データ及び入退場履歴テーブル33aに記憶されている入退場情報データ(日付、時刻、ドアNO及びカードIDを含む)を通信部36を介して勤務状況監視装置4へ送信する。
通信部36は、認証部34及びデータ供給部35の夫々とネットワーク7とを接続する通信インタフェースである。
≪勤務状況監視装置≫
勤務状況監視装置4の装置構成を図10に示す。
勤務状況監視装置4は、判定ルールデータベース(以下、「判定ルールDB」と言う。)41と、所属ドア関連データベース(以下、「所属ドア関連DB」と言う。)42と、上位者管理データベース(以下、「上位者管理DB」と言う。)43と、違反回数管理データベース(以下、「違反回数管理DB」と言う。)44と、データ入手処理部45と、勤務状況分析部46と、勤務状況通知部47と、通信部48とを備える。
判定ルールDB41は、例えばハードディスクに記憶されており、監視ルールテーブル41a及び控除ルールテーブル41bを含む。
監視ルールテーブル41aは、監視すべき勤務に係る監視ルールを管理するためのテーブルであり、1以上の監視ルールを記憶している。本実施の形態の監視ルールに適合する勤務は勤務違反とされる。なお、監視ルールの夫々を適宜「副監視ルール」と言う。監視ルールテーブル41aには、図11(a)に示すように、フィールドとして「ルールコード」と「監視対象ドア」と「監視対象時間帯」と「監視対象役職コード」と「監視対象勤務体系コード」とがある。フィールド「ルールコード」には副監視ルールに一意に割り当てられたルールコードが格納される。フィールド「監視対象ドア」には対応するルールコードの副監視ルールで勤務違反の監視を行うドアNOが格納され、フィールド「監視対象時間帯」には対応するルールコードの副監視ルールで勤務違反とする時間帯が格納される。フィールド「監視対象役職コード」及び「監視対象勤務体系コード」には、対応するルールコードの副監視ルールで勤務違反の監視を行う社員の役職コード及び勤務体系コードが格納される。
例えば、ルールコード“R0001”の副勤務ルールは、役職コード“Y0004”で勤務体系コード“T0001”の社員が、ドアNO“D0001”,“D1101”のドアを時間帯“20:00−5:00”に通行した場合に勤務違反にするというルールである。また、ルールコード“R0002”の副勤務ルールは、役職コード“Y0004”で勤務体系コード“T0002”の社員が、ドアNO“D0001”,“D1101”のドアを時間帯“7:00−16:00”に通行した場合に勤務違反にするというルールである。
控除ルールテーブル41bは、監視ルールの控除に係る控除ルールを管理するためのテーブルであり、1以上の控除ルールを記憶している。本実施の形態の控除ルールに適合する勤務は監視ルールに適合して勤務違反とされる場合であっても勤務違反とされない。なお、控除ルールの夫々を適宜「副控除ルール」と言う。控除ルールテーブル41bには、図11(b)に示すように、フィールドとして「ルールコード」と「控除理由」と「控除曜日」と「控除時間帯」と「控除対象社員ID」とがある。フィールド「ルールコード」には副控除ルールに一意に割り当てられたルールコードが格納される。フィールド「控除理由」には対応するルールコードの副控除ルールに関する控除理由が格納される。フィールド「控除曜日」及び「控除時間帯」には対応するルールコードの副控除ルールで勤務違反が控除される曜日及び時間帯が格納される。フィールド「社員ID」には対応するルールコードの副控除ルールで勤務違反が控除される社員の社員IDが格納される。
例えば、ルールコード“R1001”の副控除ルールは、社員ID“M0003”,“M0004”の社員は曜日“月”,“水”,“金”の時間帯“18:00−21:00”では勤務違反にならないというルールである。また、ルールコード“R1002”の控除ルールは、社員ID“M0007”の社員は曜日“木”の時間帯“19:00−21:00”では勤務違反にならないというルールである。
所属ドア関連DB42は、例えばハードディスクに記憶されており、所属ドア関連テーブル42aを含む。
所属ドア関連テーブル42aは、部署とドアとの関連を管理するためのテーブルであり、図12に示すように、フィールドとして「所属コード」と「ドアNO」とがある。フィールド「所属コード」には部署に割り当てられた所属コードが格納され、フィールド「ドアNO」には対応する所属コードの部署に出勤する際或いは当該部署から帰社する際に通行するドアのドアNOが格納される。
上位者管理DB43は、例えばハードディスクに記憶されており、上位者管理テーブル43aを含む。
上位者管理テーブル43aは、勤務状況に係る電子メール(以下、「勤務通知メール」と言う。)を送信する対象の上位者の役職コードを管理するためのテーブルであり、図13に示すように、フィールドとして「役職コード」と「上位者役職コード」とがある。フィール「役職コード」には勤務状況の分析対象の勤務者の役職コード(以下、「分析対象役職コード」と言う。)が格納される。フィールド「上位者役職コード」には、対応する分析対象役職コードの役職の社員に関する当該社員の勤務状況を通知する対象の上位者の役職コード(以下、「上位者役職コード」と言う。)が格納される。なお、フィールド「上位者役職コード」には複数の上位者役職コードが格納されることもある。
違反回数管理DB44は、例えばハードディスクに記憶されており、違反回数管理テーブル44aを含む。
違反回数管理テーブル44aは、社員の勤務違反の回数を管理するためのテーブルであり、図14に示すように、フィールドとして「社員ID」と「対象月」と「違反回数」があり、フィールド「違反回数」にはサブフィールドとして「合計」、及び2つの「所属コード」と「小計」との対がある。フィールド「社員ID」には社員の社員IDが格納され、フィールド「対象月」には勤務状況の分析の対象月が格納される。なお、フィールド「所属コード」とフィールド「小計」との対の数は社員が兼務する部署の最大数を考慮して定められる。
勤務状況分析部46による勤務状況分析処理(図17参照)の終了後には、フィールド「違反回数」のサブフィールド「合計」には、対応する社員IDの社員の対象月における勤務違反の回数が格納される。また、各サブフィールド「所属コード」には対応する社員IDの社員が所属する部署の所属コードが格納される。さらに、勤務状況分析部46による勤務状況分析処理(図17参照)の終了後には、各サブフィールド「小計」には、対応する社員IDの社員の対象月における対応する所属コードの部署での勤務違反の回数が格納される。
データ入手処理部45は、その機能がCPUによって実現される。データ入手処理部45は、人事情報管理装置2に対して通信部48を介して人事情報データの送信要求を行い、通信部48を介して人事情報管理装置2から各テーブル22a〜22dに記憶されている人事情報データを受信する。また、データ入手処理部45は、入退場管理装置3に対して通信部48を介してカード情報データ及び入退場情報データの送信要求を行い、通信部48を介して入退場管理装置3からカード情報テーブル31aに記憶されているカード情報データ及び入退場履歴テーブル33aに記憶されている入退場情報データを受信する。
勤務状況分析部46は、その機能がCPUによって実現され、図17を用いて後に詳述する勤務状況分析処理を実行し、社員の勤務状況の分析を行う。
勤務状況通知部47は、その機能がCPUによって実現され、図18を用いて後に詳述する勤務状況通知処理を実行し、社員の勤務状況の通知を行う。
通信部48は、データ入手処理部45及び勤務状況通知部47の夫々とネットワーク7とを接続する通信インタフェースである。
≪カードリーダ,電気錠≫
カードリーダ5は、かざされたIDカードからカードIDを読み取り、読み取ったカードIDとカードリーダ5に対応したドアのドアNOとをネットワーク7を介して入退場管理装置3へ送信する。カードリーダ5は、カードIDとドアNOとの送信に対する応答として、ネットワーク7を介して入退場管理装置3から通行許可信号を受信すると、管理領域である例えば本社ビルの本社正門のドアに取り付けられた電気錠8を開錠する処理を行い、電気錠8の開錠が行われる。これに対して、カードリーダ5は、ネットワーク7を介して入退場管理装置3から通行不許可信号を受信した場合には電気錠8を開錠する処理を行わない。
≪メールサーバ≫
メールサーバ6は、ネットワーク7に接続され、例えば、他ネットワークのユーザに電子メールを送信するSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバと、自ネットワーク内のユーザ宛に送られてきた電子メールを保管し、ユーザからの電子メールの要求に対応するPOP3(Post Office Protocol 3)サーバ或いはIMAP4(Internet Message Access Protocol 4)サーバを含む。
≪勤務状況監視装置のデータ入手動作≫
図1の勤務状況監視装置4が人事情報管理装置2及び入退場管理装置3の夫々からデータを入手する動作について図15を参照しつつ説明する。図15は勤務状況監視装置4によるデータ入手に関する動作シーケンスを示す図である。
勤務状況監視装置4のデータ入手処理部45は、勤務状況監視装置4が勤務状況を分析し、勤務状況に応じたメール通知を行うための処理(以下、「勤務状況監視処理」と言う。)を実行する日時(以下、「処理実行日時」と言う。)になると、人事情報管理装置2に対して人事情報データの送信要求を行う(ステップS1)。人事情報管理装置2のデータ供給部23は、勤務状況監視装置4から人事情報データの送信要求を受信し、各テーブル22a,22b,22c,22dから人事情報データを読み出し(ステップS2)、読み出した人事情報データを勤務状況監視装置4へ送信する。そして、勤務状況監視装置4のデータ入手処理部45は人事情報管理装置2から人事情報データを受信する(ステップS3)。
勤務状況監視装置4のデータ入手処理部45は、入退場管理装置3に対してカード情報データ及び入退場情報データの送信要求を行う(ステップS4)。入退場管理装置3のデータ供給部35は、勤務状況監視装置4からカード情報データ及び入退場情報データの送信要求を受信し、カード情報テーブル31a及び入退場履歴テーブル33aからカード情報データ及び入退場情報データを読み出す(ステップS5)。そして、データ供給部35は、読み出したカード情報データ及び入退場情報データを勤務状況監視装置4へ送信し、勤務状況監視装置4のデータ入手処理部45は入退場管理装置3からカード情報データ及び入退場情報データを受信する(ステップS6)。
≪勤務状況監視装置の勤務状況監視処理≫
図1の勤務状況監視装置4によって行われる勤務状況監視処理について図16を参照しつつ説明する。図16は図1の勤務状況監視装置4によって行われる勤務状況監視処理の手順を示すフローチャートである。
データ入手処理部45は、勤務状況監視処理の処理実行日時になったか否かを判定する(ステップS101)。データ入手処理部45は、処理実行日時になるまで(S101:NO)、ステップS101の処理を繰り返し行う。
データ入手処理部45は、処理実行日時になったと判定すると(S101:YES)、人事情報管理装置2に対して人事情報データの送信要求を行い、人事情報管理装置2から各テーブル22a〜22dに記憶されている人事情報データを受信する(ステップS102)。なお、説明の便宜上、勤務状況監視装置4において、基本情報テーブル22a、所属情報テーブル22b、勤務体系情報テーブル22c及び主勤務地情報テーブル22dの夫々に対応したテーブルが不図示の例えばハードディスクに作成されるものとし、夫々、「複製基本情報テーブル」、「複製所属情報テーブル」、「複製勤務体系情報テーブル」及び「複製主勤務地情報テーブル」と言う。
続いて、データ入手処理部45は、入退場管理装置3に対してカード情報データ及び入退場情報データの送信要求を行い、入退場管理装置3からカード情報テーブル31aに記憶されているカード情報データ及び入退場履歴テーブル33aに記憶されている入退場情報データを受信する(ステップS103)。なお、説明の便宜上、勤務状況監視装置4において、カード情報テーブル31a及び入退場履歴テーブル33aの夫々に対応したテーブルが不図示の例えばハードディスクに作成されるものとし、夫々、「複製カード情報テーブル」及び「複製入退場履歴テーブル」と言う。
データ入手処理部45は、データの入手の終了後、勤務状況分析部46に対して勤務状況分析処理の開始を指示し、勤務状況分析部46は図17に処理手順を示す勤務状況分析処理を実行する(ステップS104)。続いて、勤務状況分析部46は、勤務状況分析処理の終了後、勤務状況通知部47に対して勤務状況通知処理の開始を指示し、勤務状況通知部47は図18に示す勤務状況通知処理を実行する(ステップS105)。ステップS105の処理が終了した後、ステップS101の処理が行われる。
<勤務状況分析処理>
図16の勤務状況分析処理(ステップS104)について図17を参照しつつ説明する。図17は図16の勤務状況分析処理(ステップS104)の手順を示すフローチャートである。
勤務状況分析部46は、データ入手処理部45から勤務状況分析処理の開始が指示されると、複製基本情報テーブルの最初の社員IDに注目する(ステップS121)。
勤務状況分析部46は、複製所属情報テーブルから注目している社員IDに対応した所属コード及び役職コードを抽出する(ステップS122)とともに、複製カード情報テーブルから注目している社員IDに対応したカードIDを抽出する(ステップS123)。続いて、勤務状況分析部46は、監視ルールテーブル41aの記憶内容を参照してステップS122で抽出した所属コード及び役職コードに関する副勤務ルールを特定する(ステップS124)とともに、控除ルールテーブル41bの記憶内容を参照して注目している社員IDに関する副控除ルールを特定する(ステップS125)。
勤務状況分析部46は、対象月の初日に注目する(ステップS126)。
勤務状況分析部46は、複製入退場履歴テーブルから注目日におけるステップS123で抽出したカードIDに関する入退場履歴データを抽出する(ステップS127)。勤務状況分析部46は、抽出した入退場履歴データの中から、ドアNOがステップS124で特定した副勤務ルールの監視対象ドアの何れかに一致し、且つ、時刻が当該副勤務ルールの監視対象時間帯に含まれる入退場履歴データ(以下、「違反勤務データ」と言う。)を探索する(ステップS128)。
勤務状況分析部46は、ステップS128における違反勤務データの探索の結果に基づいて注目している社員IDの社員が注目日に勤務違反をしているか否かを判定する(ステップS129)。但し、勤務状況分析部46は探索の結果違反勤務データが見つかれば勤務違反であると判定する。勤務状況分析部46は、注目している社員IDの社員が注目日に勤務違反をしていないと判定した場合には(S129:NO)、ステップS135の処理へ移行し、勤務違反をしていると判定した場合には(S129:YES)、ステップS130の処理へ移行する。
勤務状況分析部46は、違反勤務データの日付に対応した曜日を内部保持しているカレンダーを用いて特定する。そして、勤務状況分析部46は、特定した曜日がステップS125で特定した副控除ルールの控除曜日の何れかに一致し、且つ、違反勤務データの時刻が当該副控除ルールの控除時間帯に含まれているかを分析する(ステップS130)。
勤務状況分析部46は、ステップS130の分析結果に基づいて、勤務違反が控除されるものであるか否かを判定する(ステップS131)。但し、勤務状況分析部46は、違反勤務データの日付に対応した曜日が副控除ルールの控除曜日の何れかに一致し、且つ、違反勤務データの時刻が当該副控除ルールの控除時間帯に含まれている場合に、勤務違反が控除されるものであると判定する。勤務状況分析部46は、勤務違反が控除されるものであると判定すると(S131:YES)ステップS135の処理へ移行し、勤務違反が控除されるものではないと判定すると(S131:NO)、ステップS132の処理へ移行する。
勤務状況分析部46は、違反回数管理テーブル44aにおいて、注目している社員IDの対象月の違反回数の合計に1加算する(ステップS132)。続いて、勤務状況分析部46は、所属ドア関連テーブル42aの記憶内容を参照して違反勤務データのドアNOに対応した所属コードを特定する(ステップS133)。そして、勤務状況分析部46は、違反回数テーブル44aにおいて、注目している社員IDの対象月の違反回数のステップS133で特定した所属コードに対応した小計に1加算する(ステップS134)。
勤務状況分析部46は、注目日が対象月の最終日であるかを判定する(ステップS135)。勤務状況分析部46は、注目日が対象月の最終日でないと判定した場合には(S135:NO)、現時点の注目日の次の日を新たな注目日とし(ステップS136)、ステップS127の処理へ移行する。一方、勤務状況分析部46は、注目日が最終日であると判定すると(S135:YES)、複製基本情報テーブルにステップS122からステップS136の処理の対象となっていない社員IDが存在するか否かを判定する(ステップS137)。勤務状況分析部46、処理対象となっていない社員IDが存在すると判定した場合には(S137:YES)、処理対象となっていない1つの社員IDを新たに注目する社員IDとし(ステップS138)、ステップS122の処理へ進む。一方、処理対象となっていない社員IDが存在しないと判定された場合には(S137:NO)、勤務状況通知処理(ステップS105)が実行される。
上述した勤務状況分析処理では、社員の勤務違反の回数の合計が分析されるとともに、部署単位での勤務違反の回数の小計も分析される。従って、労政担当の社員は社員の勤務違反の実態を容易に把握することができる。
<勤務状況通知処理>
図16の勤務状況通知処理(ステップS105)について図18を参照しつつ説明する。図18は図16の勤務状況通知処理(ステップS105)の手順を示すフローチャートである。
勤務状況通知部47は、違反回数管理テーブル44aの最初の社員IDに注目する(ステップS151)。
勤務状況通知部47は、違反回数管理テーブル44aから注目している社員IDに対応した違反回数の合計を抽出し(ステップS152)、抽出した違反回数の合計が第1閾値である5回以上であるか否かを判定する(ステップS153)。勤務状況通知部47は、違反回数の合計が5回未満の場合(S153:NO)ステップS164の処理へ移行し、違反回数の合計が5回以上の場合(S153:YES)ステップS154の処理へ移行する。
勤務状況通知部47は、複製基本情報テーブルを参照して、注目している社員IDに対応したメールアドレスを特定し(ステップS154)、特定したメールアドレス宛にメール本文に勤務状況を記載した電子メール(勤務通知メール)を送信する(ステップS155)。例えば、メール本文に記載する内容は、例えば、「勤務違反の日数がN1日です。」などであり、“N1”にはステップS152で抽出された違反回数の合計の日数が挿入される。
勤務状況通知部47は、違反回数の合計が第2閾値である8回以上であるかを判定し(ステップS156)、違反回数の合計が8回未満の場合(S156:NO)ステップS164の処理へ移行し、違反回数の合計が8回以上の場合(S156:YES)ステップS157の処理へ移行する。
勤務状況通知部47は、違反回数管理テーブル44aの記憶内容を参照し、注目している社員IDに対応した違反回数の小計が最大の所属コードを特定する(ステップS157)。続いて、勤務状況通知部47は、複製所属情報テーブルを参照して注目している社員IDに対応した役職コード(分析対象役職コード)を特定し、上位者管理テーブル43aの記憶内容を参照して特定した分析対象役職コードに対応した通知対象の上位者の役職コード(上位者役職コード)を抽出する(ステップS158)。更に、勤務状況通知部47は、複製所属情報テーブルの記憶内容を参照して、ステップS157で特定した所属コードとステップS158で特定した役職コード(上位者役職コード)とに対応した通知対象の上位者の社員IDを特定する(ステップS159)。
勤務状況通知部47は、複製基本情報テーブルを参照して、ステップS159で特定した上位者の社員IDに対応したメールアドレスを特定し(ステップS160)、特定したメールアドレス宛にメール本文に注目している社員IDの勤務状況を記載した電子メール(勤務通知メール)を送信する(ステップS161)。例えば、メール本文に記載する内容は、例えば、「部下のAさんの勤務違反の日数がN2日であり、貴殿の部署での勤務違反の日数がN3日です。」などであり、“N2”にはステップS152で抽出された違反回数の合計の日数が挿入され、“N3”には該当する部署の違反回数の小計が挿入される。また、氏名は、複製基本情報テーブルから注目している社員IDに対応した氏名を取り出すことによって得られる。
勤務状況通知部47は、違反回数の合計が第3閾値である10回以上であるかを判定し(ステップS162)、違反回数の合計が10回未満の場合(S162:NO)ステップS164の処理へ移行し、違反回数の合計が10回以上の場合(S162:YES)ステップS163の処理へ移行する。
勤務状況通知部47は、労政担当の予め定められたメールアドレス宛にメール本文に注目している社員IDの勤務状況を記載した電子メール(勤務通知メール)を送信し(ステップS163)、ステップS164の処理へ進む。例えば、メール本文に記載する内容は、例えば、「本社総務のAさんの勤務違反の日数がN4日です。」などであり、“N4”にはステップS152で抽出された違反回数の合計の日数が挿入される。また、部署は、複製所属情報テーブルから注目している社員IDに対応した所属コードを取り出し、更に、取り出した所属コードに対応した所属名を所属マスタ21aから取り出すことによって得られる。さらに、氏名は、複製基本情報テーブルから注目している社員IDに対応した氏名を取り出すことによって得られる。
勤務状況通知部47は、違反回数管理テーブル44aにステップS152からステップS163の処理の対象となっていない社員IDが存在するか否かを判定する(ステップS164)。勤務状況通知部47は、処理対象となっていない社員IDが存在すると判定した場合には(S164:YES)、処理対象となっていない1つの社員IDを新たに注目する社員IDとし(ステップS165)、ステップS152の処理へ進む。一方、処理対象となっていない社員IDが存在しないと判定された場合には(S164:NO)、図16のステップS101が実行される。
上述した勤務状況通知処理では、勤務違反の回数の合計に応じて通知先を変更しているため、勤務違反の回数の合計に応じた適切な通知先に勤務通知メールの送信を行うことが可能である。また、社員が複数の部署を兼務している場合には、勤務違反が多い部署の上位者に勤務通知メールが送信されるため、通知先の上位者を勤務違反の多い部署の上位者にすることができる。
≪補足≫
本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、次のようなものであってもよい。
(1)上記の実施の形態の勤務状況監視処理では、所属ドア関連テーブル42aを用いて社員が所属する部署毎の勤務違反の回数を分析し、違反回数が最大であった部署の上位者に対して勤務通知メールを送信している。しかしながら、これに限られるものではなく、例えば、違反回数の合計に対して所定の割合(例えば、30%)以上の違反回数が行われた部署の上位者に対して勤務通知メールを送信するようにしてもよい。
(2)上記の実施の形態の勤務状況監視処理では、所属ドア関連テーブル42aを用いて社員の部署毎の勤務違反の回数を分析し、分析結果に基づいて勤務通知メールの通知先の上位者の部署を決定している。しかしながら、これに限られるものではなく、例えば、勤務者が勤務する勤務地毎の勤務違反の回数を分析し、違反回数が最大である勤務地の上位者に対して勤務通知メールを送信するようにしてもよく、例えば次のようにすることによって実現できる。
図19に示す勤務地ドア関連テーブルを用意し、勤務地の勤務地コードと当該勤務地に係るドアのドアNOとを関連付けて記憶する。また、図14の違反回数管理テーブルのサブフィールド「所属コード」の各々をサブフィールド「勤務地コード」に置き換える。
勤務状況分析部46は、図17の処理において、ステップS133及びステップS134の処理を次の処理に置き換える。勤務状況分析部46は、図19の勤務地ドア関連テーブルの記憶内容を参照して違反勤務データのドアNOに対応した勤務地コードを特定する。そして、勤務状況分析部46は、上記のように置き換えた違反回数管理テーブルにおいて、注目している社員IDの対象月の違反回数の特定した勤務地コードに対応した小計に1加算する。
勤務状況通知部47は、図18の処理において、ステップS157からステップS159の処理を次の処理に置き換える。勤務状況通知部47は、上記のように置き換えた違反回数管理テーブルの記憶内容を参照し、注目している社員IDに対応した違反回数の小計が最大の勤務地コードを特定する。続いて、勤務状況通知部47は、複製所属情報テーブルを参照して注目している社員IDに対応した役職コードを特定し、上位者管理テーブル43aの記憶内容を参照して通知対象の上位者の役職コードを抽出する。更に、勤務状況通知部47は、複製所属情報テーブルの記憶内容及び複製主勤務地情報テーブルの記憶内容を参照して、特定した勤務地コードと特定した通知対象の上位者の役職コードとに対応した社員ID(通知対象の上位者の社員ID)を特定する。
なお、勤務通知メールの送信先の上位者は、違反回数の合計に対して所定の割合(例えば、30%)以上の勤務違反が行われた勤務地の上位者であってもよく、特に限定されるものではない。
また、部署毎の勤務違反の回数及び勤務地毎の勤務違反の回数を分析し、部署に関する上位者と勤務地に関する上位者の双方に勤務状況に係るメールを送信するようにしてもよい。
(3)上記の実施の形態の監視ルールテーブル41a(図11(a)参照)に、フィールド「対象/除外」を付加し、フィールド「対象/除外」に“対象”が格納されたレコードで勤務者の勤務違反とするルールを格納し、フィールド「対象/除外」に“除外”が格納されたレコードで勤務者の勤務違反としないルールを格納するようにしてもよい。なお、フィールド「監視対象ドア」、「監視対象時間帯」及び「監視対象役職コード」及び「監視対象勤務体系コード」には、対応するルールにおける対象のドアNO、時間帯、役職コード及び勤務体系コードが格納される。
この場合、勤務状況分析部46は、フィールド「対象/除外」に“対象”が格納されたルールに該当し、かつ、フィールド「対象/除外」に“除外”が格納されたルールに該当しない場合にのみ、勤務違反と判断する。
(4)上記の実施の形態の勤務状況分析処理では、社員の退社時間に注目して社員の勤務状況の分析を行っているが、これに限られるものではなく、例えば、社員の勤務時間の長さに注目して社員の勤務状況を分析するようにしてもよく、例えば、次のようにして実現することができる。
図20に示す勤務時間管理テーブルを用意し、社員の1日の勤務時間を分析する。勤務時間管理テーブルにはフィールドとして「社員ID」と「出社時刻」と「勤務時間」とがある。
勤務状況分析部46は、日毎に、複製入退場履歴テーブルを参照して各社員の出社時刻(所定の出社用のドアに対する時刻)と退社時刻(所定の退社用のドアに対する時刻)とを特定し、勤務時間管理テーブルのフィールド「出社時刻」と「退社時刻」とに格納する。勤務状況分析部46は、出社時刻と退社時刻とに基づいて、12時から13時まで及び17時30分から17時45までを除く時間帯での勤務時間を算出し、算出した勤務時間をフィールド「勤務時間」に格納する。勤務状況分析部46は、勤務時間が所定時間(例えば、10時間)以上の場合に勤務違反と分析する。
これによれば、フレックスタイム制の職場で勤務している社員の勤務違反の分析を適切に行うことができる。
(5)上記の(4)の勤務状況分析処理において、控除時間帯(図11(b)参照)を考慮して社員の勤務時間を分析する機能を付加してもよく、例えば次のようにして実現することができる。
勤務状況分析部46は、日毎に、複製入退場履歴テーブルを参照して各社員の出社時刻と退社時刻とを特定し、勤務時間管理テーブルのフィールド「出社時刻」と「退社時刻」とに格納する。勤務状況分析部46は、出社時刻と退社時刻とに基づいて、12時から13時まで、17時30分から17時45まで及び控除時間帯を除く時間帯での勤務時間を算出し、算出した勤務時間をフィールド「勤務時間」に格納する。勤務状況分析部46は、勤務時間が所定時間(例えば、10時間)以上の場合に勤務違反と分析する。
(6)上記の実施の形態の勤務状況分析処理に、1日の勤務時間が所定時間(例えば、10時間)以下の人は当日の勤務違反としない処理を付加するようにしてもよい。
(7)上記の実施の形態の勤務状況通知処理では、第1閾値を5回、第2閾値を8回、及び第3閾値を10回としているが、第1閾値、第2閾値、及び第3閾値は上記の回数以外であっても良い。
(8)上記の実施の形態の勤務状況通知処理では、勤務違反の回数を4つに分類し(0〜4回、5〜7回、8〜9回、10回以上)、各分類に応じて、通知を行うか否か、通知を行う場合の通知先を決めている。しかしながら、違反回数を2つ或いは3つに分類し、又は5つ以上に分類し、各分類に応じて、通知を行うか否か、通知を行う場合の通知先を決めるようにしてもよい。
(9)上記の実施の形態の勤務状況通知処理では、勤務違反の回数が5回未満の場合には勤務通知メールの送信が行われることはないが、勤務違反の回数にかかわらず常に誰かには勤務通知メールの送信が行われるようにしてもよい。
(10)上記の実施の形態の勤務状況通知処理の代わりに、勤務状況通知部47は図21に示す処理定義テーブルに従って勤務状況の通知を行うようにしてもよい。
図21に示す処理定義テーブルには、フィールドとして「処理ルールコード」と「処理実行条件」と「処理内容」とがある。フィールド「処理ルールコード」には処理ルールに一意に割り当てられたコード(以下、「処理ルールコード」と言う。)が格納される。フィールド「処理実行条件」には対応する処理ルールコードの処理ルールを実行する条件(以下、「処理実行条件」と言う。)が格納され、処理実行条件を満たす場合に処理ルールの処理内容が実行される。フィールド「処理内容」には対応する処理ルールコードの処理ルールの処理内容が格納される。
処理ルールコード“I0001”の処理ルールは、月5回以上勤務違反している社員については、その社員本人に勤務通知メールを送信するというルールである。処理ルールコード“I0002”の処理ルールは、月8回以上勤務違反している社員については、その社員の上司に勤務通知メールを送信するというルールである。処理ルールコード“I0003”の処理ルールは、月10回以上勤務違反している社員については、労政担当に勤務通知メールを送信するというルールである。例えば、月9回勤務違反している社員については、処理ルールコード“I0001”及び“I0002”の処理ルールが適用され、本人と上司に勤務通知メールが送信される。
このように、処理定義テーブルを用意して勤務状況通知処理を行う場合には、処理ルールの変更、追加及び削除を容易に行うことができるという利点がある。
(11)上記の実施の形態の勤務状況監視処理では、月単位での処理を行うようにしているが、これに限られるものではなく、例えば、30日単位での処理を行うようにしてもよく、月初めから月の途中までの処理を行うようにしてもよい。
(12)上記の実施の形態では、対象の社員数分ステップS121からステップS138の処理を繰り返すことによって社員の勤務違反の回数の特定を行っている。しかしながら、これに限られるものではなく、例えば、次のようにしてもよい。
勤務状況監視装置4は、複製入退場履歴テーブルにおいて監視ルールの監視対象ドア及び監視対象時間帯に該当する入退場情報データを検索し、検索の結果見つかった入退場情報データに含まれるカードIDに対応した社員IDを複製カード情報テーブルを参照して特定する。続いて、勤務状況監視装置4は、特定した社員IDに対応した役職コードと勤務体系コードとを複製所属情報テーブルと複製勤務体系情報テーブルとを参照して特定し、特定した役職コードと勤務体系コードとが監視ルールの監視対象役職コードと監視対象勤務体系コードとに含まれていれば勤務違反とし、控除理由がなければ、特定した社員IDに関する勤務違反の回数に1加算する。
また、監視ルールが監視対象ドア及び監視対象時間帯だけを含むような場合には、複製入退場履歴テーブルにおいて監視ルールの監視対象ドア及び監視対象時間帯に該当する入退場情報データを検索し、検索の結果見つかった入退場情報データに含まれるカードIDに対応した社員IDを複製カード情報テーブルを参照して特定し、特定した社員IDに関する違反回数に1加算する。
(13)上記の実施の形態の勤務状況通知処理では、勤務状況の通知をメールにて行っているが、これに限られるものではなく、例えば、勤務状況監視装置4が備える不図示の表示装置の表示画面に表示するようにしてもよい。
(14)上記の実施の形態の勤務状況監視処理では、勤務者の勤務状況の一例として勤務者の勤務違反を例に挙げているが、勤務者の勤務状況であればどのようなものを対象としてもよい。
(15)上記の実施の形態のメールサーバ6は、勤務状況監視システム1内に専用に設けてもよく、外部のメールサーバを利用するようにしてもよい。
本発明の実施の形態の勤務状況監視システムのシステム構成図。 図1の人事情報管理装置の装置構成図。 図2の組織マスタ内の各マスタの一例を示す図。 図2の基本情報テーブル及び所属情報テーブルの一例を示す図。 図2の勤務体系情報テーブル及び主勤務地情報テーブルの一例を示す図。 図1の入退場管理装置の装置構成図。 図6のカード情報テーブルの一例を示す図。 図6のドア情報テーブル及び通行許可情報テーブルの一例を示す図。 図6の入退場履歴テーブルの一例を示す図。 図1の勤務状況監視装置の装置構成図。 図10の監視ルールテーブル及び控除ルールテーブルの一例を示す図。 図10の所属ドア関連テーブルの一例を示す図。 図10の上位者管理テーブルの一例を示す図。 図10の違反回数管理テーブルの一例を示す図。 図1の勤務状況監視装置によるデータ入手に関する動作シーケンスを示す図。 図1の勤務状況監視装置が行う勤務状況監視処理の手順を示すフローチャート。 図16の勤務状況分析処理の手順を示すフローチャート。 図16の勤務状況通知処理の手順を示すフローチャート。 他の勤務状況監視処理に用いる勤務地ドア関連テーブルの一例を示す図。 その他の勤務状況監視処理に用いる勤務時間管理テーブルの一例を示す図。 その他の勤務状況監視処理に用いる処理定義テーブルの一例を示す図。
符号の説明
1 勤務状況監視システム
2 人事情報管理装置
3 入退場管理装置
4 勤務状況監視装置
5 カードリーダ
6 メールサーバ
7 ネットワーク
8 電気錠
21 組織マスタ
22 人事情報データベース(人事情報DB)
23,35 データ供給部
24,36,48 通信部
31 カード情報データベース(カード情報DB)
32 物理情報データベース(物理情報DB)
33 入退場履歴データベース(入退場履歴DB)
34 認証部
41 判定ルールデータベース(判定ルールDB)
42 所属ドア関連データベース(所属ドア関連DB)
43 上位者管理データベース(上位者管理DB)
44 違反回数管理データベース(違反回数管理DB)
45 データ入手処理部
46 勤務状況分析部
47 勤務状況通知部

Claims (8)

  1. ネットワークを介して互いに接続された入退場管理装置と勤務状況監視装置とを有する勤務状況監視システムであって、
    前記入退場管理装置は、
    管理領域のドアに対応したID読取手段によって読み取られた勤務者IDと当該ドアの通行に係る日時とを対応付けた入退場情報の履歴を記憶する履歴記憶手段
    を備え、
    前記勤務状況監視装置は、
    前記履歴記憶手段に記憶されている勤務者の勤務者IDを含む入退場情報と監視する勤務に係る監視ルールとに基づいて当該勤務者の勤務状況を分析する勤務状況分析手段と、
    前記勤務状況分析手段により分析される前記勤務者の勤務状況と予め定められた通知ルールとに基づいて当該勤務者の勤務状況に係る通知情報を通知する勤務状況通知手段と、
    を備えることを特徴とする勤務状況監視システム。
  2. 前記監視ルールは、勤務体系情報に応じて監視する勤務に係る副監視ルールを含み、
    前記勤務状況分析手段は、前記勤務者の勤務状況の分析を当該勤務者の勤務体系情報に応じた前記副監視ルールに基づいて行う
    ことを特徴とする請求項1記載の勤務状況監視システム。
  3. 前記勤務状況分析手段は、前記勤務者の勤務状況の分析を当該勤務者の勤務者IDを含む入退場情報と前記監視ルールと監視する勤務に対する控除に係る控除ルールとに基づいて行う
    ことを特徴とする請求項1記載の勤務状況監視システム。
  4. 前記勤務状況分析手段は、前記勤務者の勤務状況の分析を当該勤務者の勤務者IDを含む入退場情報から得られる前記管理領域における当該勤務者の勤務時間に基づいて行う
    ことを特徴とする請求項1記載の勤務状況監視システム。
  5. 前記勤務状況通知手段は、前記通知情報を通知する通知先を前記勤務者の勤務状況に応じて変更する
    ことを特徴とする請求項1記載の勤務状況監視システム。
  6. 前記管理領域は複数あって、各々の前記管理領域のドアに対して前記ID読取手段が設けられており、
    前記入退場情報は、前記勤務者IDと前記日時と前記管理領域のドアを識別するためのドア識別情報とを対応付けており、
    前記勤務状況監視装置は、
    ドア識別情報と部署を識別するための部署識別情報とを関連付けた関連記憶手段
    を更に備え、
    前記勤務状況分析手段は、前記勤務者の勤務者IDを含む入退場情報と前記監視ルールと前記関連記憶手段の記憶内容とに基づいて当該勤務者が所属する各部署における勤務状況を分析し、
    前記勤務状況通知手段は、前記通知情報の通知先を前記勤務者の勤務状況が予め定められた通知先部署条件を満たす部署の上位者とする
    ことを特徴とする請求項1記載の勤務状況監視システム。
  7. 前記管理領域は複数あって、各々の前記管理領域のドアに対して前記ID読取手段が設けられており、
    前記入退場情報は、前記勤務者IDと前記日時と前記管理領域のドアを識別するためのドア識別情報とを対応付けており、
    前記勤務状況監視装置は、
    ドア識別情報と勤務地を識別するための勤務地識別情報とを関連付けた関連記憶手段
    を更に備え、
    前記勤務状況分析手段は、前記勤務者の勤務者IDを含む入退場情報と前記監視ルールと前記関連記憶手段の記憶内容とに基づいて当該勤務者の各勤務地における勤務状況を分析し、
    前記勤務状況通知手段は、前記通知情報の通知先を前記勤務者の勤務状況が予め定められた通知先勤務地条件を満たす勤務地の上位者とする
    ことを特徴とする請求項1記載の勤務状況監視システム。
  8. 管理領域のドアに対応したID読取手段によって読み取られた勤務者IDと当該ドアの通行に係る日時とを対応付けた入退場情報の履歴を記憶する履歴記憶手段を有する入退場管理装置とネットワークを介して互いに接続された勤務状況監視装置であって、
    前記履歴記憶手段に記憶されている勤務者の勤務者IDを含む入退場情報と監視すべき勤務に係る監視ルールとに基づいて当該勤務者の勤務状況を分析する勤務状況分析手段と、
    前記勤務状況分析手段により分析される前記勤務者の勤務状況と予め定められた通知ルールとに基づいて当該勤務者の勤務状況に係る通知情報を通知する勤務状況通知手段と、
    を備えることを特徴とする勤務状況監視装置。
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