JP2009229735A - 携帯端末を所持した利用者が退室していることを認知してカラオケ装置の誤動作を防止する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯端末を所持した利用者の退室を認知してカラオケ装置の誤動作を防止する。
【解決手段】携帯端末は、利用者の操作入力によりカラオケ利用プログラムが起動されると、赤外線通信手段により近辺のカラオケ装置に自身の携帯端末ID情報を含めた接続要求信号を発信し、カラオケ装置は接続要求信号に応答して当該信号を発信した携帯端末に自身のカラオケ装置ID情報を含んだ接続許可信号を返信し、常時赤外線通信手段により自身のカラオケ装置ID情報を含んだID通知信号の発信を繰り返し、携帯端末は接続許可信号中のカラオケ装置ID情報をメモリに記憶し、操作入力手段からの指示入力に基づいて近距離無線通信手段を介した所定形式の操作信号を前記カラオケ装置に向けて出力する際、受信したカラオケ装置が発信するID通知信号中のカラオケ装置ID情報をメモリに記憶されたカラオケ装置ID情報と対比させ、一致したら当該カラオケ装置ID情報に対応のカラオケ装置に操作信号を出力し、不一致の場合には操作信号の出力を中止する。
【選択図】図2

Description

この発明は、利用者が所持する携帯電話機などの携帯端末を近距離無線通信でカラオケ装置と接続して利用する技術に関する。
利用者の所持する携帯電話機やゲーム機などの携帯端末をカラオケ装置のリモコンとして利用するシステムが知られている(特開2002−6869号公報)。また、カラオケ会員登録している利用者が来店時にログインして利用できる便利なカラオケ会員サービスもさまざまに開示されている。(特許第3453248号公報、特開2003−140666号公報、特開2007−271984号公報)
とくに携帯端末にもブルートゥース(登録商標)規格などの近距離無線通信インタフェースを装備する高機能なものが多く出現しているため、カラオケ装置とのデータ通信は近距離無線通信による方式が多数開示され、大容量のデータのやりとりも有効にできるので様々なサービスが可能となっている(特開2002−6869号公報)。しかしその反面で、近距離無線通信は建物内の壁などを透過して到達する距離が長いため、別室にあるカラオケ装置など思わぬカラオケ装置と通信してしまい不都合が生じる場合もある。
これに対して、赤外線信号は到達距離が比較的短く、壁などの障害物を透過しないため、同室内にのみ到達する。したがって確実に同室内のカラオケ装置とのみ通信させるために、赤外線通信を利用すると都合がよい。
このような赤外線通信の性質を利用して、赤外線信号を用いて同室内のカラオケ装置を確認する技術が知られている。たとえば、室内に持ち込まれた携帯端末が主体的に、同室内のカラオケ装置に赤外線信号でカラオケ装置のID情報を通知するよう要求する方式が知られている(特開2005−266490号公報)。また、カラオケ装置が同室内の携帯端末に赤外線信号で自身のIDを報知する方式も知られている(特開2005−17927号公報)。
特開2002−6869号公報 特許第3453248号公報 特開2003−140666号公報 特開2007−271984号公報 特開2005−266490号公報 特開2005−17927号公報
赤外線信号を用いることで同室内のカラオケ装置を確認する上記のような方式においても依然として、とくに携帯端末が利用者所持であって退室とともに通信相手として記憶しているカラオケ装置のIDを無効とすることを前提とする場合などには、以下のような事象が発生する可能性がある。たとえば、携帯端末が主体となってカラオケ装置にID通知を要求する方式では、その通信相手のカラオケ装置IDの削除についても、携帯端末が主体となって行わない限りなされないことになる。したがって、利用者が携帯端末を持って同室から退室した後にも、カラオケ店の廊下や近隣の部屋から元の部屋のカラオケ装置と通信できてしまうことになる。
あるいは、カラオケ装置が赤外線信号で室内に自身のIDを報知する方式では、携帯端末の状態によっては同室に居ながらも報知された信号を受信できない場合がある。たとえば、利用者がポケットにしまい込んでいたり物陰に放置していたりする場合に、そのような事象が起こり得る。そうすると、携帯端末をいざ使おうという場になって通信相手のカラオケ装置がわからないという事態になりかねない。
そこで本出願人は、携帯端末をカラオケ装置と通信させるに際して、つまり携帯端末からカラオケ装置に向けていずれかの操作信号を発信する直前に、赤外線信号を用いて同室内の通信相手となるカラオケ装置を確認できないかと考え、本発明を創作した。
この発明は、つぎの事項(1)〜(6)により特定される方法である。
(1)携帯端末をカラオケ装置の利用ツールとして機能させる方法であること
(2)カラオケ装置は、携帯端末と近距離無線通信手段および赤外線通信手段により通信可能であること
(3)携帯端末は、近距離無線通信手段および赤外線通信手段と、利用者の操作入力を受け付ける操作入力手段と、操作入力手段を介して起動可能なカラオケ利用プログラムを備え、カラオケ利用プログラムが起動されると、赤外線通信手段により、近辺のカラオケ装置に自身の携帯端末ID情報を含めた接続要求信号を発信すること
(4)カラオケ装置は、接続要求信号に応答して当該信号を発信した携帯端末に自身のカラオケ装置ID情報を含んだ接続許可信号を返信するとともに、常時赤外線通信手段により自身のカラオケ装置ID情報を含んだID通知信号の発信を繰り返すこと
(5)カラオケ利用プログラムが動作する携帯端末は、接続許可信号を受信すると、当該接続許可信号に含まれた接続先のカラオケ装置のカラオケ装置ID情報をメモリに記憶するとともに、操作入力手段からの指示入力に基づいて近距離無線通信手段を介した所定形式の操作信号を前記接続先のカラオケ装置に向けて出力可能とすること
(6)前記携帯端末は、操作信号の出力に際して、カラオケ装置が発信するID通知信号を受信して当該信号に含まれるカラオケ装置ID情報をメモリに記憶されたカラオケ装置ID情報と対比させ、一致した場合には当該カラオケ装置ID情報に対応するカラオケ装置に向けて操作信号を出力し、不一致の場合には操作信号の出力を中止すること
この発明において、前記携帯端末は、操作信号の出力に際して、受信したID通知信号に含まれるカラオケ装置ID情報とメモリに記憶されたカラオケ装置ID情報とが不一致の場合には、操作信号の出力を中止するとともに、メモリに記憶しているカラオケ装置ID情報を消去することが望ましい。
また、前記携帯端末は、操作信号の出力に際して、カラオケ装置が発信するID通知信号を監視し、所定時間受信されない場合は、メモリに記憶されたカラオケ装置ID情報に対応するカラオケ装置との近距離無線通信手段を介した接続可否を確認し、接続可能な場合はカラオケ装置のID通知信号を再度監視し、接続不可能な場合はメモリに記憶しているカラオケ装置ID情報を消去することが望ましい。
その場合にはさらに、前記携帯端末は、操作信号の出力に際してメモリに記憶しているカラオケ装置ID情報を消去した際、利用者に操作入力を促して、赤外線通信手段により、近辺のカラオケ装置に自身の携帯端末ID情報を含めた接続要求信号を発信させることが望ましい。
本発明によれば、携帯端末とカラオケ装置を、同室内にしか届かない赤外線通信と、室外の廊下や近隣の別室からも届く近距離無線通信との2方式を用いて通信させながら、通信相手のカラオケ装置を確認して操作信号を送信するため、携帯端末は確実に同室内のカラオケ装置とのみ通信することができる。さらに、利用者が携帯端末を所持して退室したり他室へ移動したりしても、廊下や近隣の別室から期せずして携帯端末で元の部屋のカラオケ装置を誤動作させてしまうことを防止できる。しかも、実質的な操作信号は、赤外線通信に比して確実かつ大容量データ転送が可能な近距離無線通信により送受するため、効率のよい通信ができ、快適なカラオケ利用環境を利用者に提供できる。
===実施の概要===
以下の実施例においては、携帯端末として、利用者が所有の携帯電話機をカラオケ店舗に持ち込んで、近距離無線通信手段として周知のブルートゥースインタフェースにより店舗のカラオケ装置と接続して利用する形態について説明する。
利用者の携帯電話機は、操作入力キーやディスプレイなどを操作入力手段として、周知の赤外線通信インタフェースとブルートゥース規格の近距離無線通信インタフェースとを実装した市販製品であり、またカラオケ利用プログラムがカラオケ利用前にあらかじめインストールされているものとする。カラオケ利用プログラムは、カラオケ事業者の運営するWebサイトなどに公開しておき、これをダウンロードして携帯電話機にインストールできるものとする。
そして携帯電話機をカラオケ利用プログラムの実行によりGUIを通じて利用者と対話させながら、楽曲の演奏予約などのカラオケ装置を操作するための操作信号をブルートゥースインタフェースを介して出力するリモコン装置として機能させる。
本発明は、携帯電話機が通信相手のカラオケ装置を間違えないように確認しながら操作信号を出力するための方法を提供するものである。
===カラオケ装置の基本構成===
本実施例のカラオケ装置は、周知の通信カラオケシステムの一部であり、複数の客室を備えたカラオケ店舗の各客室に1台ずつ設置されている。各室のカラオケ装置は汎用パソコンの応用装置である。図1にカラオケ装置のブロック構成を例示した。CPU・RAM・ROMを含む中央制御部11が周辺構成部を制御してカラオケ装置10を統括する。ハードディスク装置12には、メインコンピュータのプログラムのほか、伴奏音楽や歌詞画像の起源となるカラオケデータをカラオケ楽曲IDに対応付けして集約したカラオケデータベースが記憶されている。またユーザインタフェース装置として、装置本体の操作/表示パネル13のほか、携帯端末20と通信可能な赤外線通信インタフェース19と、ブルートゥース規格の近距離無線通信インタフェース18とを備えている。
カラオケ装置10の中央制御部11は、操作/表示パネル13から入力された楽曲IDや、携帯端末20からブルートゥース経由で送信されてきた演奏予約信号中の楽曲IDを受け付けると、受付順に演奏予約の待ち行列に登録して管理する。そして待ち行列から登録順に楽曲IDを取り出して、楽曲IDに該当するカラオケデータを取り出して演奏処理を行う。すなわち、演奏処理部15が伴奏音楽の音楽信号を生成し、マイクロホンに入力された歌声信号とミキシングアンプ16で混合・増幅してスピーカより音響出力する。また映像処理部17が、演奏の進行に同期して色変わりする歌詞字幕を背景映像にスーパーインポーズ処理してディスプレイに映像出力する。
なお、通信処理部14を介してカラオケ店舗内のLAN110に接続されている。各客室のカラオケ装置10は、周知の通信カラオケシステムの演奏端末であり、LAN110を介して外部ネットワークに接続され、外部に接続されているホスト装置と通信可能である。ホスト装置から適宜に配信されるカラオケデータも、通信処理部14を介して受け取ってカラオケデータベースに格納される。
===入室時の処理===
図2には、カラオケ利用者が携帯端末(携帯電話機)20を所持してカラオケ装置10が設置されている客室120に入室し、同室のカラオケ装置10に対して各種の操作信号を送信するまでの処理イメージを例示している。
入室したカラオケ利用者が携帯端末20に対して所定の操作入力を行なってカラオケ利用プログラムを起動すると、携帯端末20は赤外線インタフェース経由で、カラオケ装置10に対する接続要求信号を発信する(s21)。この接続要求信号には、携帯端末20を特定可能な機体番号や所有者IDなどの識別符号(携帯端末ID情報)が含まれる。
同室内にあって携帯端末20の接続要求信号を受信したカラオケ装置10は、接続要求信号の発信元の携帯端末を特定して、自身の機体番号などの識別符号(カラオケ装置ID情報)を含めた接続許可信号をブルートゥース経由で返信する(s11)。ただし、この接続許可信号についてはブルートゥース経由に限定せず、携帯端末ID情報も含めた赤外線信号とする構成にしてもよい。
接続許可信号の返信を受けた携帯端末20は、含まれていたカラオケ装置ID情報をメモリに記憶する(s22)。このようにして、カラオケ装置10と携帯帯端末20とは、互いに同室内にある通信相手のID情報を知ることができる。
===操作信号の出力===
カラオケ装置10は、周辺に自身のカラオケ装置ID情報を含めた赤外線形式のID通知信号の発信を適宜な間隔で繰り返している(s12)。これは、通信相手となる携帯端末20が存在する場合、つまり、いずれかの携帯端末20に接続許可信号を返信した後に限ってもよい。
携帯端末20のカラオケ利用プログラムが起動され、カラオケ装置10と接続可能となると、カラオケ利用のための各種の操作信号を生成することが可能となる(s23)。たとえば、まずカラオケ利用のためのメニュー一覧が提示され、利用者の選択指定入力により、演奏予約機能や選曲機能や会員ログイン機能、ゲーム機能などの各種の機能を起動できるように構成されている。そして、たとえば演奏予約機能が選択指定されると、楽曲番号の入力を利用者に促して演奏予約信号を生成するなど、所定のGUIに基づいてカラオケ装置10に対する操作信号を生成する。
その他の操作信号として、たとえば選曲機能が選択指定されると、カラオケ装置10から、あるいはカラオケ装置10経由で各種の事業者サーバーから目次情報を取り寄せるために、目次情報要求信号を生成する。あるいは会員登録している利用者によりログイン機能が選択指定されると、GUIで会員番号の入力を促して、カラオケ装置10から、あるいはカラオケ装置10経由で事業者運営の会員情報サーバーから、会員番号に該当する会員情報を取り寄せるために会員情報要求信号を生成したり、会員情報を追加したり変更したりするための会員情報更新登録信号を生成したりする。
携帯端末20は、カラオケ利用プログラムの動作に基づいて、演奏予約信号などの操作信号を生成して送信の準備ができると(s23)、カラオケ装置10に対して送信するための処理を開始する。図3には、s23〜s25の携帯端末20における処理フローを例示している。
まず、カラオケ装置10が常時発信しているID通知信号を監視する(s31〜s32)。ID通知信号を受信したら(s32→s33)、信号に含まれているカラオケ装置ID情報を取り出して、接続許可信号で通知されメモリに記憶しているカラオケ装置ID情報と対比させる(s33)。両者が一致していれば(s24、s34→s25)、当該カラオケ装置ID情報に基づいて宛先を設定して、生成した操作信号をブルートゥース経由で送信する(s25)。
ここで、受信したID通知信号のカラオケ装置ID情報とメモリに記憶しているカラオケ装置ID情報とが一致しなかった場合には(s34→s35)、生成した操作信号の送信は中止する(s35)。そして、携帯電話機が移動したと想定して、メモリのカラオケ装置ID情報を削除する。そして、カラオケ利用プログラムのGUIにより、あらためて近辺のカラオケ装置10に対する接続要求信号の生成・送信を促す(s36)。
仮に、所定時間待ってもID通知信号を受信できなかった場合には(s32→s37〜s38)、ブルートゥース経由でメモリに記憶されているカラオケ装置IDに該当するカラオケ装置10に対して、通信の可否を確認する(s38)。通信可能であることを確認できれば、一時的に赤外線通信が不可能になったものとして、再度、カラオケ装置10が発信するID通知信号を監視する体制に戻る(s39→s31)。
メモリに記憶されているカラオケ装置IDに該当するカラオケ装置10とのブルートゥース経由での通信が不能であることが確認された場合には、メモリに記憶されているカラオケ装置ID情報を削除する(s39→s36)。このときに、ログイン機能を利用していた携帯端末20については、ログアウト処理もあわせて行なうとよい。そして、カラオケ利用プログラムのGUIにより、あらためて近辺のカラオケ装置10に対する接続要求信号の生成・送信を促す(s36)。
このように、カラオケ装置10と携帯端末20とを、壁を透過せず同室内にしか届かない赤外線通信と、室外の廊下や近隣の別室からも届く近距離無線通信の2方式を用いて通信させながら通信相手のカラオケ装置10を確認することにより、携帯端末20は確実に同室内のカラオケ装置10とのみ通信することができる。しかも、実質的な操作信号は、赤外線通信に比して確実かつ大容量データ転送が可能な近距離無線通信により送受するため、効率のよい通信ができる。
なお、本実施例の携帯端末20として、当然ながら携帯電話機に限るものではない。赤外線インタフェース19とブルートゥースインタフェース18とを搭載し、カラオケ利用プログラムを起動可能なタブレットコンピュータやゲーム機なども、本実施例の携帯端末20とできる。
===第2の実施例===
第2の実施例として、近距離無線通信手段として、上記実施例のブルートゥースの代わりに無線LANを用いるシステムについて説明する。図4に第2の実施例におけるカラオケ店舗のネットワーク構成を例示した。本実施例のカラオケ装置10も各客室120に1台ずつ設置されており、同室内にあってカラオケ装置10を操作するための客室端末20が付随している。カラオケ店舗にはLAN110が敷設され、このLAN110を介して各客室のカラオケ装置10と同室内の客室端末20とが通信する。第2の実施例は、この客室端末20を本発明の携帯端末と位置づけるものである。
客室端末20は、タッチパネルを主要なユーザインタフェースとしたタブレットコンピュータと同様のハードウェア構成であり、赤外線インタフェースの他、所定規格の無線LANインタフェースを実装する。そして、カラオケ装置10と同室内に持ち込まれた際に、上記実施例と同様にして、赤外線信号によりカラオケ装置との接続要求信号を送信して同室内のカラオケ装置10のID情報を要求し、接続許可信号でカラオケ装置ID情報として通知されたカラオケ装置10のIPアドレスを内蔵するメモリに記憶する。接続要求信号を送信する際には、携帯端末ID情報として自身に割り当てられたIPアドレスを含める。そして、無線アクセスポイント40を介してLAN110に接続し、カラオケ装置10と通信する。また、インストールされているカラオケ利用プログラムの実行によりGUIを通じて利用者と対話し、楽曲の演奏予約など、カラオケ装置10を操作するための操作信号を無線LANを介して送信する。
操作信号送信の際には、上記実施例と同様に、カラオケ装置10が赤外線経由で発信するID通知信号を受信して信号に含まれるカラオケ装置10のIPアドレスを確認し、メモリに記憶しているカラオケ装置10のIPアドレスと対比させる。両者が一致している場合にのみ、操作信号を送出する。このように、近距離無線通信手段としてブルートゥースインタフェースのかわりに無線LANインタフェースを適用すること、携帯端末ID情報やカラオケ装置ID情報としてそれぞれネットワークに割り当てられたIPアドレスを適用することを除き、上記実施例における図3の処理と同様の処理を行うものである。
その他の携帯端末として、赤外線インタフェース19と近距離無線通信手段としての無線LANインタフェースを実装しカラオケ利用プログラムがインストールされた携帯電話機やゲーム機やタブレットコンピュータを、カラオケ店舗の無線LANに接続して利用する構成も本発明の範疇である。
本実施例に係るカラオケ装置の構成を例示している。 本実施例に係る携帯端末が客室に入室してから操作信号を出力するまでの処理イメージを例示している。 本実施例に係る携帯端末における操作信号送信に際しての処理フロー図である。 第2の実施例に係るカラオケ装置と携帯端末を含むネットワーク構成を例示している。
符号の説明
10 カラオケ装置
11 中央制御部
20 携帯端末

Claims (4)

  1. 携帯端末をカラオケ装置の利用ツールとして機能させる方法であって、
    カラオケ装置は、携帯端末と近距離無線通信手段および赤外線通信手段により通信可能であり、
    携帯端末は、近距離無線通信手段および赤外線通信手段と、利用者の操作入力を受け付ける操作入力手段と、操作入力手段を介して起動可能なカラオケ利用プログラムを備え、カラオケ利用プログラムが起動されると、赤外線通信手段により、近辺のカラオケ装置に自身の携帯端末ID情報を含めた接続要求信号を発信し、
    カラオケ装置は、接続要求信号に応答して当該信号を発信した携帯端末に自身のカラオケ装置ID情報を含んだ接続許可信号を返信するとともに、常時赤外線通信手段により自身のカラオケ装置ID情報を含んだID通知信号の発信を繰り返し、
    カラオケ利用プログラムが動作する携帯端末は、接続許可信号を受信すると、当該接続許可信号に含まれた接続先のカラオケ装置のカラオケ装置ID情報をメモリに記憶するとともに、操作入力手段からの指示入力に基づいて近距離無線通信手段を介した所定形式の操作信号を前記接続先のカラオケ装置に向けて出力可能とし、
    前記携帯端末は、操作信号の出力に際して、カラオケ装置が発信するID通知信号を受信して当該信号に含まれるカラオケ装置ID情報をメモリに記憶されたカラオケ装置ID情報と対比させ、一致した場合には当該カラオケ装置ID情報に対応するカラオケ装置に向けて操作信号を出力し、不一致の場合には操作信号の出力を中止する
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記携帯端末は、操作信号の出力に際して、受信したID通知信号に含まれるカラオケ装置ID情報とメモリに記憶されたカラオケ装置ID情報とが不一致の場合には、操作信号の出力を中止するとともに、メモリに記憶しているカラオケ装置ID情報を消去する
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記携帯端末は、操作信号の出力に際して、カラオケ装置が発信するID通知信号を監視し、所定時間受信されない場合は、メモリに記憶されたカラオケ装置ID情報に対応するカラオケ装置との近距離無線通信手段を介した接続可否を確認し、接続可能な場合はカラオケ装置のID通知信号を再度監視し、接続不可能な場合はメモリに記憶しているカラオケ装置ID情報を消去する
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記携帯端末は、操作信号の出力に際して、メモリに記憶しているカラオケ装置ID情報を消去した際、利用者に操作入力を促して、赤外線通信手段により、近辺のカラオケ装置に自身の携帯端末ID情報を含めた接続要求信号を発信させる
    請求項2または3に記載の方法。
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