JP6024652B2 - カラオケ用通信方法及びカラオケ用通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、カラオケ装置とリモコン端末の間で無線通信を介して情報を送受するカラオケ用通信方法及びカラオケ用通信システムに関する。
例えば、特許文献1に開示されているように、サーバが無線通信を介して情報を送受するステーションとの距離を計測し、その距離に応じて当該ステーションへ付与するアクセス権限(読込、書込、アクセス可否)を変更する技術が提案されていた。
特開2005−128965号公報
一方、カラオケ装置とリモコン端末の間で無線通信を介して情報を送受するカラオケ通信システムにおいては、所定の無線通信範囲内に複数のカラオケ装置とリモコン装置が混在する環境で利用する場合が多くある。この場合、無関係な機器間における混信を防ぐためにも、特定のカラオケ装置とリモコン装置とを組み合わせてくくりつける(ペアリングする)よう無線接続を確立させる必要があるが、そのようなペアリングを伴う無線接続の設定操作は非常に煩雑となっていた。
これに対し、上記従来技術は、既に無線接続が確立できている端末どうしの間の距離によりアクセス権限を変えるだけであり、無線接続自体を確立するための設定操作は各ステーションのユーザが従来通りの煩雑な操作により行う必要があった。
本発明の目的は、通常時の使用に影響を与えることなく、特定機器間でペアリングによる無線接続を簡易に設定可能なカラオケ用通信方法及びカラオケ用通信システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、本体装置と操作端末との間で無線通信を介して情報の送受信を行うカラオケ用通信方法であって、前記本体装置が、当該本体装置に対応した認証用識別情報を送信する認証識別送信手順と、前記操作端末が、前記認証用識別情報を受信する認証識別受信手順と、前記操作端末が、前記認証識別受信手順で前記認証用識別情報を受信した場合に、前記認証用識別情報とともに当該操作端末に対応する機器識別情報を送信する機器識別送信手順と、前記本体装置が、当該本体装置に対応する前記認証用識別情報とともに前記機器識別情報を受信する機器識別受信手順と、前記本体装置が、前記機器識別受信手順で当該本体装置に対応する前記認証用識別情報とともに前記機器識別情報を受信した場合に、前記機器識別情報とともに当該本体装置に対応する通常通信用識別情報を送信する通信識別送信手順と、前記操作端末が、当該操作端末に対応する前記機器識別情報とともに前記通常通信用識別情報を受信する通信識別受信手順と、前記操作端末が、前記通常通信用識別情報とともに処理要求情報を送信する処理要求送信手順と、前記本体装置が、当該本体装置に対応する前記通常通信用識別情報とともに前記処理要求情報を受信する処理要求受信手順と、前記本体装置が、前記処理要求受信手順で当該本体装置に対応する前記通常通信用識別情報とともに前記処理要求情報を受信した場合に、前記処理要求情報に対応する処理を行う処理手順と、を行い、前記認証識別送信手順、前記認証識別受信手順、前記機器識別送信手順、前記機器識別受信手順、前記通信識別送信手順、及び前記通信識別受信手順では、前記操作端末が前記本体装置から所定距離以内に位置している場合のみ前記本体装置から前記操作端末への情報送受が可能となる電波送信強度と電波受信感度の組み合わせで前記認証用識別情報を送受し、前記処理要求送信手順と前記処理要求受信手順では、前記操作端末が前記本体装置から前記所定距離以上で位置している場合でも前記操作端末から前記本体装置への情報送受が可能となる電波送信強度と電波受信感度の組み合わせで前記処理要求情報を送受する、ことを特徴とする。
特定の組み合わせにある(例えば同じ部屋に存在する)1台の本体装置と操作端末で1組のカラオケシステムを構成し、異なる組のカラオケシステムどうしの間では無線通信は行わないことが前提にある。しかし、カラオケシステムどうしが所定の無線通信可能範囲内で近接している場合には、互いに混信する可能性が生じる。このような混信を防ぐために、各操作端末がそれぞれどの本体装置とだけ対応づけて無線接続を確立するかを設定するペアリングが必要となる。しかし、このようなペアリングを確立するための認証処理自体も無線通信を介して簡易に行えることが望まれるが、同じカラオケシステムに属する他の操作端末の通常使用時における無線通信に影響を与えることなく、同じカラオケシステム内の本体装置だけに対して行うためには設定操作が煩雑になりやすい。
これに対して本発明では、操作端末を本体装置に所定距離以内で近づけている間だけ認証処理によるペアリングの確立を可能とし、所定距離以上に離間している間は通常通信の処理だけを許容するよう制御する。この所定距離が、同じ部屋内の同じカラオケシステムに属する操作端末だけが本体装置のアンテナに近づけ得る距離(例えば30cm程度)に設定されることで、異なる部屋の異なるカラオケシステムに属する操作端末が誤ってペアリングすることがなくなる。また、上記所定距離が操作端末の通常使用ではありえない程の近距離に設定されることで、同じカラオケシステムに属する他の操作端末の通常通信に対しても影響を与えずに認証処理を行える。
この手法を具体的に実現するため、認証処理の最中で操作端末が本体装置から所定距離以内に位置している場合のみ本体装置から操作端末への情報送受が可能となる電波送信強度と電波受信感度の組み合わせで認証用識別情報を送受する。また、通常通信処理の最中で操作端末が本体装置から所定距離以上で位置している場合でも操作端末から本体装置への情報送受が可能となる電波送信強度と電波受信感度の組み合わせで処理要求情報を送受する。これにより、操作端末を本体装置から所定距離以内に近づけるよう移動させるだけで認証処理によるペアリングが確立し、その後にペアリングした組み合わせの本体装置と操作端末だけが所定距離以上で離間していても通常通信処理による処理要求情報の送受と実行が可能となる。
本発明によれば、通常時の使用に影響を与えることなく、特定機器間でペアリングによる無線接続を簡易に設定することができる。
本発明の一実施形態に係わるカラオケ用通信システムの機能を備えたカラオケシステムの使用例を示す図である。 本体装置の制御系の主要構成を示す機能ブロック図である。 リモコン端末の制御系の主要構成を示す機能ブロック図である。 本体装置とリモコン端末の認証処理時と通常通信処置時の送受関係を示す図である。 本体装置からリモコン端末への情報送受における送信強度と受信感度の関係を示す図である。 リモコン端末から本体装置への情報送受における送信強度と受信感度の関係を示す図である。 認証処理と通常通信処理の実行中における本体装置とリモコン端末の間の情報送受を説明するシーケンスチャートである。 本体装置のCPUにより実行される処理内容を示すフローチャートである。 リモコン端末のCPUにより実行される処理内容を示すフローチャートである。 本体装置とリモコン端末との間の情報送受における送信強度と受信感度の他の組み合わせでの関係を示す図である。 長時間通信のないペアリングを無効化する場合に本体装置のCPUにより実行される第2の処理内容を示すフローチャートである。 長時間通信のないペアリングを無効化する場合に本体装置のCPUにより実行される第1の処理内容を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
本実施形態に係わるカラオケ用通信システムの機能を備えたカラオケシステムの使用例を図1に示す。カラオケシステム1は、本体装置10とリモコン端末50(操作端末)を有している。図1では、2つのカラオケボックスの部屋R1、R1が並ぶ店舗で使用する例を示しており、各部屋R1、R2にそれぞれ1台の本体装置10と1つ又は複数のリモコン端末50が配置されている。本体装置10とリモコン端末50は無線LANなどの無線通信を介して操作情報などを送受するが、通常の使用では同じ部屋に配置されている本体装置10とリモコン端末50の間でしか無線通信を行う必要がない。なお、リモコン端末50どうしでは無線通信しないものとする。
上記本体装置10の制御系の主要構成を示す機能ブロック図を図2に示し、本体装置10の制御系の構成について説明する。本体装置10は、装置筺体11に有線LAN回線12を接続する通信端子13と、アンプ14の音声入力端子と接続される音声出力端子15と、モニタ16の映像入力端子と接続される映像出力端子17とを備えている。また本体装置10は、マイクロフォン18から入力される音声信号及び曲の再生信号のミキシングを行うミキシング回路19を備え、音声と曲との音量バランス、エコー調整、デレィ調整、ミキシング信号の増幅、再生される曲の音程制御、高音、低音の制御などを行うアンプ14と、このアンプ14から出力される増幅信号を音として再生するスピーカ20とを備えている。
この本体装置10には、制御プログラムにしたがって各種制御を実行するCPU21が設けられている。CPU21には、リモコン端末50から送信される処理要求情報に関するデータなどを一時保存するためのRAM22と、CPU21により実行されるプログラム及び必要なデータテーブルなどが記憶されたROM23とが接続されている。また、CPU21には、モニタ16に歌詞テロップや各種メッセージ映像を表示するための文字映像データが記憶されたビデオRAM24と、外部のサーバ25から送信される楽曲データ、歌詞データ、及び映像データなどの各種データを通信端子13及び有線LAN回線12を介して受信するための有線LAN制御部26と、この有線LAN制御部26により受信される楽曲データ及び動画データ等を保存するためのHDD27とが接続されている。HDD27には、背景映像を示す背景映像データも保存(記憶)されている。
さらに、CPU21には、HDD27から読み出された曲データに含まれるMIDIデータを入力するとともに、その入力されたMIDIデータにより指定される音源から音源信号を出力するMIDI音源ボード28が接続されている。また、CPU21には、上記出力された音源信号を入力してアンプ14により増幅可能な信号に変換する音声制御回路29が接続されている。また、CPU21には、サーバ25から受信した上記動画データ等を映像出力端子17を介してモニタ16に表示するための映像制御を行う映像制御回路31が接続されている。
さらに、CPU21には、本体装置10の筺体11に設けられたアンテナ32を介してリモコン端末50と無線LAN通信により情報送受するための無線LAN通信制御部33が接続されている。この無線LAN制御部33には、送信部33aと受信部33bが備えられている。また、CPU21には、本体装置10の筺体に設けられた各種ボタン・キー34(テンキー、選曲ボタン等)を押したときに点灯するLED35へ表示信号を出力する表示回路36と、上記各種ボタン、キー34を押したときに発生するスイッチング信号を入力する入力回路37とが接続されている。
上記リモコン端末50の制御系の主要構成を示す機能ブロック図を図3に示し、リモコン端末50の制御系の構成について説明する。リモコン端末50には、制御プログラムにしたがって各種制御を実行するCPU52が設けられている。CPU52には、ユーザから操作入力された指令やデータなどを一時保存するためのRAM53と、CPU52により実行されるプログラム及び必要なデータテーブルなどが記憶されたROM54とが接続されている。
さらに、CPU52には、端末筺体51に設けられたアンテナ55を介して本体装置10と無線LAN通信により情報送受するための無線LAN通信制御部56が接続されている。この無線LAN制御部56には、送信部56aと受信部56bが備えられている。また、CPU52には、端末筺体51に設けられたタッチパネルディスプレイ57へ表示信号を出力する表示回路58と、ユーザがタッチパネルディスプレイ57に対して接触操作した際の操作信号を入力する入力回路59とが接続されている。
なお、本実施形態の例では、上記リモコン端末50をカラオケシステム1専用の機器として構成しているが、同等のハードウェア構成を有するスマートフォンやタブレット端末等の携帯端末を利用してもよい。この場合には、あらかじめ携帯端末に後述のリモコン端末処理(後述の図9参照)と同等に機能するアプリケーションプログラムをインストールしておく必要がある。なお、上記本体装置10とリモコン端末50とを合わせた全体が、各請求項記載のカラオケ用通信システムに相当する。
上述したように、特定の組み合わせにある(例えば同じ部屋に存在する)1台の本体装置10とリモコン端末50で1組のカラオケシステム1を構成し、異なる組のカラオケシステム1どうしの間では無線通信は行わないことが前提にある。しかし、上記図1に示したように、カラオケシステム1どうしが所定の無線通信可能範囲内で近接している場合には、互いに混信する可能性が生じる。例えば、一方のカラオケシステム1に属する本体装置10の通信可能範囲Z1内に他方のカラオケシステム1に属するリモコン端末50が存在する場合には、当該本体装置10が本来無関係であるリモコン端末50からも指令情報を受信してしまう。また、あるリモコン端末50の通信可能範囲Z2内に2台の本体装置10が存在する場合には、当該リモコン端末50が本来無関係である本体装置10に対しても指令情報を送信してしまう。
このような混信を防ぐために、各リモコン端末50がそれぞれどの本体装置10とだけ対応づけて無線接続を確立するかを設定するペアリングが必要となる。しかし、このようなペアリングを確立するための認証処理自体も無線通信を介して簡易に行えることが望まれるが、同じカラオケシステム1に属する他のリモコン端末50の通常使用時における無線通信に影響を与えることなく、同じカラオケシステム1内の本体装置10だけに対して行うためには設定操作が煩雑になりやすい。
これに対して本実施形態では、図4に示すように、リモコン端末50を本体装置10に所定距離以内で近づけている間だけ認証処理によるペアリングの確立を可能とし、所定距離以上に離間している間は通常通信の処理だけを許容するよう制御する。この所定距離が、同じ部屋内の同じカラオケシステム1に属するリモコン端末50だけが本体装置10のアンテナ32に近づけ得る距離(例えば30cm程度)に設定されることで、異なる部屋の異なるカラオケシステム1に属するリモコン端末50が誤ってペアリングすることがなくなる。また、上記所定距離がリモコン端末50の通常使用ではありえない程の近距離に設定されることで、同じカラオケシステム1に属する他のリモコン端末50の通常通信に対しても影響を与えずに認証処理を行える。
そして、本体装置10は認証処理と通常通信処理を区別するために、当該本体装置10を特定するための無線通信用の識別情報(この例では無線LANのSSID)として認証処理用と通常通信処理用の2種類を使い分ける(いわゆる無線LANマルチSSID機能)。さらに、本体装置10とリモコン端末50は、それらの間の離間距離の変化によって処理を切り替えるために、図5、図6に示すような送信強度と受信感度の使い分けも行う。
例えば、図5(a)に示すように、本体装置10が距離L1で離間しているリモコン端末50に対し情報を正常に送信するために最低限必要な電波の送信強度をAとし、リモコン端末50がこの送信強度Aの電波を正常に受信するのに最低限必要な受信感度をA′とする。これに対し、図5(b)に示すように、本体装置10が送信強度Aより低い送信強度Bで送信した場合には、同じ離間距離L1のままでは情報を送受できず、つまり通信不可となる。しかし同じ送信強度Bと受信感度A′の組み合わせでも、図5(c)に示すように離間距離をL2まで近づけることで通信は可能となる。このように、送信強度と受信感度の相対関係により通信可能な離間距離が異なってくる。
本実施形態の例では、本体装置10からリモコン端末50へ情報を送受する場合、リモコン端末50側が受信感度A′を常に維持する一方、本体装置10が通常通信処理では比較的強い送信強度Aで情報を送信し、認証処理では比較的弱い送信強度Bで情報を送信するよう切り替える。また、リモコン端末50から本体装置10へ情報を送受する場合、図6に示すように、リモコン端末50側が送信強度Aを常に維持する一方、本体装置10が通常通信処理では比較的強い受信感度A′で情報を受信し、認証処理では比較的弱い受信感度Bで情報を受信するよう切り替える。これにより、リモコン端末50を本体装置10に離間距離L2以内で近づけている間だけ認証処理によるペアリングの確立を可能とし、離間距離L2以上に離間している間は通常通信処理だけを許容する制御を実現できる。なお、受信感度A′が各請求項記載の第1電波受信感度に相当し、送信強度Bが各請求項記載の第1電波送信強度に相当する。また、送信強度Aが各請求項記載の第4電波送信強度に相当し、受信感度B′が各請求項記載の第4電波受信感度に相当する。
認証処理と通常通信処理の実行中における本体装置10とリモコン端末50の間の情報送受を説明するシーケンスチャートを図7に示す。このシーケンスチャートは、まだペアリングが確立されていない本体装置10とリモコン端末50が比較的遠い離間距離L1で離間している状態で開始する。
まず、本体装置10が、常時(又は短い時間間隔で)認証用SSID(認証用識別情報)を比較的弱い送信強度Bで送信する(ST1)。ここで、認証用SSIDとして利用されるIDは、全てのSSIDのうち認証用として公開されている(リモコン端末50自体が認証用として予め記憶し、認識できる)SSIDである方が確実に認識できるため好ましい。
ペアリングが確立していないリモコン端末50は、認証用SSIDを受信するまで比較的強い受信感度A′での無線受信だけを繰り返す。離間距離L2より大きく離間している間は認証用SSIDを受信できないが、ユーザが当該リモコン端末50を離間距離L2以内まで本体装置10に近づけた際には認証用SSIDを受信して認証処理を開始する(ST2)。
次にリモコン端末50は、上記認証用SSIDとともに、当該リモコン端末50に予め設定されている機器識別情報(例えば無線LANで使用するMACアドレス等)を送信強度Aで送信する(ST3)。
次に本体装置10は、認証用SSIDとともに機器識別情報を受信感度B′で受信する(ST4)。このとき受信した認証用SSIDが当該本体装置10に対応するものであれば、自己宛てに送信された情報として判断する。この場合に本体装置10は、受信した機器識別情報とともに、上記リモコン端末50に対して割り当てる通常通信用SSID(通常通信用識別情報)を送信強度Bで送信する(ST5)。ここで、通常通信用SSIDは、全てのSSIDのうち非公開となっている(リモコン端末50自体もどれが使用されるか分からない)SSIDである方がセキュリティ上好ましい。
次にリモコン端末50は、機器識別情報とともに通常通信用SSIDを受信感度A′で受信する(ST6)。このとき受信した機器識別情報が当該リモコン端末50に対応するものであれば、自己宛てに送信された情報として判断する。この場合にリモコン端末50は認証処理を完了してペアリングが確立される。この後、ユーザが当該リモコン端末50を離間距離L1まで本体装置10から離しても、本体装置10とは通常通信処理が可能となる。つまり、ユーザが要求した処理を示す処理要求情報を通常通信用SSIDとともに送信強度Aで送信することで通常通信が開始される(ST7)。
次に本体装置10は、通常通信用SSIDとともに処理要求情報を受信感度A′で受信する(ST8)。このとき受信した通常通信用SSIDが当該本体装置10に対応するものであれば、自己宛てに送信された情報として判断する。この場合に本体装置10は、受信した処理要求情報に対応する処理を実行する(ST9)。
以上により、リモコン端末50を本体装置10から離間距離L2以内に近づけるよう移動させるだけで認証処理によるペアリングが確立し、その後にペアリングした組み合わせの本体装置10とリモコン端末50だけが通常通信処理による処理要求情報の送受と実行が可能となる。
上記手法を実現するために本体装置10のCPU21により実行される処理内容を、図8のフローにより説明する。図8において、例えばユーザにより本体装置10の電源がオンにされることによって、このフローが開始される。
まず、ステップSS5において、本体装置10のCPU21は、認証用SSIDを比較的弱い送信強度Bで送信する。その後、ステップSS10に移る。
ステップSS10では、本体装置10のCPU21は、比較的弱い受信感度B′で何らかの情報の受信を試みる。その後、ステップSS15に移る。
ステップSS15では、本体装置10のCPU21は、上記ステップSS10で当該本体装置10に対応する認証用SSIDと機器識別情報を受信したか否かを判定する。認証用SSIDと機器識別情報を受信していない場合、判定は満たされず(SS15:NO)、ステップSS25へ移る。
一方、認証用SSIDと機器識別情報を受信していた場合、判定が満たされ(SS15:YES)、ステップSS20へ移る。
ステップSS20では、本体装置10のCPU21は、上記ステップSS10で受信した機器識別情報と、当該本体装置10への宛先IDとして上記機器識別情報のリモコン端末50に割り当てる通常通信用SSIDを比較弱い送信強度Bで送信する。これにより認証処理が完了してペアリングが確立する。その後、ステップSS25に移る。
ステップSS25では、本体装置10のCPU21は、比較的強い受信感度A′で何らかの情報の受信を試みる。その後、ステップSS30に移る。
ステップSS30では、本体装置10のCPU21は、上記ステップSS25で当該本体装置10に対応する通常通信用SSIDと処理要求情報を受信したか否かを判定する。通常通信用SSIDと処理要求情報を受信していない場合、判定は満たされず(SS30:NO)、ステップSS40へ移る。
一方、通常通信用SSIDと処理要求情報を受信していた場合、判定が満たされ(SS30:YES)、ステップSS35へ移る。
ステップSS35では、本体装置10のCPU21は、上記ステップSS25で受信した処理要求情報に対応する処理を実行する。その後、ステップSS40へ移る。
ステップSS40では、本体装置10のCPU21は、ボタン・キー34を介してユーザから処理の終了を指示する操作が入力されたか否かを判定する。終了操作が入力されていない場合、判定は満たされず(SS40:NO)、ステップSS5に戻って同様の手順を繰り返す。
一方、終了操作が入力されていた場合、判定が満たされ(SS40:YES)、このフローを終了する。
以上のフローにおいて、ステップSS5〜ステップSS20が認証処理に相当し、ステップSS25〜ステップSS40が通常通信処理に相当する。本実施形態では、上記の認証処理と通常通信処理を交互に実行したが、それぞれ個別のフローとして並列に実行してもよい。
次にリモコン端末50のCPU52により実行される処理内容を、図9のフローにより説明する。図9において、例えばユーザによりリモコン端末50の電源がオンにされることによって、このフローが開始される。
まず、ステップSS105において、リモコン端末50のCPU52は、タッチパネルディスプレイ57にペアリングが未確定である旨を表示する。その後、ステップSS110に移る。
ステップSS110では、リモコン端末50のCPU52は、比較的強い受信感度A′で何らかの情報の受信を試みる。その後、ステップSS115に移る。
ステップSS115では、リモコン端末50のCPU52は、上記ステップSS110で認証用SSIDを受信したか否かを判定する。認証用SSIDを受信していない場合、判定は満たされず(SS115:NO)、ステップSS110へ戻り同様の手順を繰り返す。
一方、認証用SSIDを受信していた場合、判定が満たされ(SS115:YES)、ステップSS120に移る。
ステップSS120では、リモコン端末50のCPU52は、上記ステップSS110で受信した認証用SSIDと、当該リモコン端末50に予め付与されているMACアドレスなどの機器識別情報を比較的強い送信強度Aで送信する。その後、ステップSS125に移る。
ステップSS125では、リモコン端末50のCPU52は、比較的強い受信感度A′で何らかの情報の受信を試みる。その後、ステップSS130に移る。
ステップSS130では、リモコン端末50のCPU52は、上記ステップSS125で当該リモコン端末50に対応する機器識別情報と通常通信用SSIDを受信したか否かを判定する。機器識別情報と通常通信用SSIDを受信していない場合、判定は満たされず(SS130:NO)、ステップSS110へ戻って同様の手順を繰り返す。
一方、機器識別情報と通常通信用SSIDを受信していた場合、判定が満たされ(SS130:YES)、ステップSS135に移る。
ステップSS135では、リモコン端末50のCPU52は、タッチパネルディスプレイ57にペアリングが確立した旨を表示する。これにより認証処理が完了してペアリングが確立する。その後、ステップSS140に移る。
ステップSS140では、リモコン端末50のCPU52は、タッチパネルディスプレイ57を介してユーザから処理を要求する操作が入力されたか否かを判定する。処理要求操作が入力されていない場合、判定は満たされず(SS140:NO)、ステップSS150に移る。
一方、処理要求操作が入力されている場合、判定が満たされ(SS140:YES)、ステップSS145に移る。
ステップSS145では、リモコン端末50のCPU52は、通常通信用SSIDと上記ステップSS140で判定した処理要求操作に対応する処理要求情報を比較的強い送信強度Aで送信する。その後、ステップSS150に移る。
ステップSS150では、リモコン端末50のCPU52は、タッチパネルディスプレイ57を介してユーザから処理の終了を指示する操作が入力されたか否かを判定する。終了操作が入力されていない場合、判定は満たされず(SS150:NO)、ステップSS140に戻って同様の手順を繰り返す。
一方、終了操作が入力されていた場合、判定が満たされ(SS150:YES)、このフローを終了する。
以上のフローにおいて、ステップSS105〜ステップSS135が認証処理に相当し、ステップSS140〜ステップSS150が通常通信処理に相当する。
以上において、ステップST1とステップSS5が各請求項記載の認証識別送信手順及び認証識別送信手段に相当し、ステップST2とステップSS110が各請求項記載の認証識別受信手順及び認証識別受信手段に相当し、ステップST3とステップSS120が各請求項記載の機器識別送信手順及び機器識別送信手段に相当し、ステップST4とステップSS10が各請求項記載の機器識別受信手順及び機器識別受信手段に相当し、ステップST5とステップSS20が各請求項記載の通信識別送信手順及び通信識別送信手段に相当し、ステップST6とステップSS125が各請求項記載の通信識別受信手順及び通信識別受信手段に相当し、ステップST7とステップSS145が各請求項記載の処理要求送信手順及び処理要求送信手段に相当し、ステップST8とステップSS25が各請求項記載の処理要求受信手順及び処理要求受信手段に相当し、ステップST9とステップSS35が各請求項記載の処理手順及び処理手段に相当する。
以上説明したように、本実施形態においては、認証処理の最中でリモコン端末50が本体装置10から離間距離L2以内に位置している場合のみ本体装置10からリモコン端末50への情報送受が可能となる電波送信強度Bと電波受信感度A′の組み合わせで認証用SSIDを送受する。また、通常通信処理の最中でリモコン端末50が本体装置10から離間距離L2以上で位置している場合でもリモコン端末50から本体装置10への情報送受が可能となる電波送信強度Aと電波受信感度B′の組み合わせで処理要求情報を送受する。これにより、リモコン端末50を本体装置10から離間距離L2以内に近づけるよう移動させるだけで認証処理によるペアリングが確立し、その後にペアリングした組み合わせの本体装置10とリモコン端末50だけが離間距離L2以上で離間していても通常通信処理による処理要求情報の送受と実行が可能となる。この結果、通常時の使用に影響を与えることなく、特定機器間でペアリングによる無線接続を簡易に設定できる。
また、本実施形態では特に、認証処理の最中にリモコン端末50は、通常通信処理の場合の本体装置10と略同等の受信感度A′で受信し、認証処理の最中に本体装置10は、リモコン端末50が当該本体装置10から離間距離L2以内に位置している場合のみリモコン端末50が受信感度A′で受信可能となる程度に低い送信強度Bで、認証用SSID又は通常通信用SSIDを送信する。これにより、本体装置10から離間距離L2以内でしか認証用SSIDが伝搬しないため、セキュリティ性が向上する。
また、本実施形態では特に、認証処理の最中にリモコン端末50は、通常通信処理の場合と略同等の送信強度Aで機器識別情報を送信し、認証処理の最中に本体装置10は、リモコン端末50が当該本体装置10から離間距離L2以内に位置している場合のみ送信強度Aのリモコン端末50から受信可能となる程度に低い受信感度B′で、機器識別情報を受信する。これにより、本体装置10は離間距離L2以内からしか機器識別情報を受信しないため、混信を防ぐことができる。
なお、上記実施形態では、認証処理時における本体装置10とリモコン端末50の送信強度と受信感度の組み合わせとして、本体装置10(送信強度B)→リモコン端末50(受信感度A′)と、リモコン端末50(送信強度A)→本体装置10(受信感度B′)としていたが、これに限られない。他にも図10に示すように、リモコン端末50(送信強度B:第3電波送信強度)→本体装置10(受信感度A′:第3電波受信感度)と、本体装置10(送信強度A:第2電波送信強度)→リモコン端末50(受信感度B′:第2電波受信感度)の組み合わせとしても同等の効果が得られる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
<長時間通信のないペアリングを無効化する場合:その1>
例えばユーザ個人が所有する携帯端末をリモコン端末50として機能させる場合、前回ペアリングした本体装置10の近くに今回ペアリングする本体装置10が位置する場合、混信が生じてしまう。これを防ぐために、本体装置10が一度確立したペアリングに対しても、長時間通信がない場合(日付が改まるくらいの長時間)にはそのペアリングを無効化する手法が有効である。
この手法を実現する本体装置10の処理を図11のフローに示す。これは、上記図8のフローにおけるステップSS30とステップSS35の間に、新たにステップSS33を追加している。つまり、ステップSS33で、本体装置10のCPU21は、ステップSS25で受信した通常通信用SSIDを前回受信してから所定時間以上経過しているか否かを判定する。日付が改まるくらいに長時間経過していた場合、判定が満たされ(SS33:YES)、そのままステップSS40に移る(処理要求情報を処理しない)。一方、所定時間以内であった場合、判定は満たされず(SS33:NO)、ステップSS35に移って処理要求情報を処理する。このように一度付与した通常通信用SSIDに対して継続使用するための有効期限を設定することで、上述した混信を抑制できる。
<長時間通信のないペアリングを無効化する場合:その2>
長時間通信がないペアリングを無効化する手法を実現するための他の本体装置10の処理を、図12のフローに示す。これは、上記図8のフローにおけるステップSS20とステップSS25の間に、新たにステップSS22とステップSS24を追加するとともに、ステップSS30とステップSS35の間に、新たにステップSS34を追加している。
つまり、本体装置10のCPU21は、認証処理中のステップSS22で通常通信用SSIDと機器識別情報を対応付けて許可機器リスト(特に図示せず)に記録し、通常通信処理中のステップSS24で所定時間以上受信していない通常通信用SSIDに対応する機器識別情報を許可機器リストから削除する。そして、ステップSS34で、ステップSS25で受信した通常通信用SSIDに対応する機器識別情報の記録が許可機器リストに残っているか否かを判定する。許可機器リストに対応する機器識別情報の記録が残っていた場合、判定が満たされ(SS34:YES)、ステップSS35に移って処理要求情報を処理する。一方、許可機器リストに対応する機器識別情報の記録が残っていなかった場合、判定は満たされず(SS34:NO)、そのままステップSS40に移る(処理要求情報を処理しない)。このように一度記録した機器識別情報に対して継続使用するための有効期限を設定することで、上述した混信を抑制できる。
なお、上記実施形態や各変形例では、通常通信処理時においてリモコン端末50から本体装置10への情報送受のみ行っていた。しかしその逆方向での情報送受も行ってもよく、その場合にはリモコン端末50にも通常通信用SSIDを付与してもよい。このリモコン端末50に付与する通常通信用SSIDも非公開とすることがセキュリティ上好ましい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用してもよい。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 カラオケシステム(カラオケ用通信システム)
10 本体装置
50 リモコン端末(操作端末)
R1、R2 部屋

Claims (8)

  1. 本体装置と操作端末との間で無線通信を介して情報の送受信を行うカラオケ用通信方法であって、
    前記本体装置が、当該本体装置に対応した認証用識別情報を送信する認証識別送信手順と、
    前記操作端末が、前記認証用識別情報を受信する認証識別受信手順と、
    前記操作端末が、前記認証識別受信手順で前記認証用識別情報を受信した場合に、前記認証用識別情報とともに当該操作端末に対応する機器識別情報を送信する機器識別送信手順と、
    前記本体装置が、当該本体装置に対応する前記認証用識別情報とともに前記機器識別情報を受信する機器識別受信手順と、
    前記本体装置が、前記機器識別受信手順で当該本体装置に対応する前記認証用識別情報とともに前記機器識別情報を受信した場合に、前記機器識別情報とともに当該本体装置に対応する通常通信用識別情報を送信する通信識別送信手順と、
    前記操作端末が、当該操作端末に対応する前記機器識別情報とともに前記通常通信用識別情報を受信する通信識別受信手順と、
    前記操作端末が、前記通常通信用識別情報とともに処理要求情報を送信する処理要求送信手順と、
    前記本体装置が、当該本体装置に対応する前記通常通信用識別情報とともに前記処理要求情報を受信する処理要求受信手順と、
    前記本体装置が、前記処理要求受信手順で当該本体装置に対応する前記通常通信用識別情報とともに前記処理要求情報を受信した場合に、前記処理要求情報に対応する処理を行う処理手順と、
    を行い、
    前記認証識別送信手順、前記認証識別受信手順、前記機器識別送信手順、前記機器識別受信手順、前記通信識別送信手順、及び前記通信識別受信手順では、
    前記操作端末が前記本体装置から所定距離以内に位置している場合のみ前記本体装置から前記操作端末への情報送受が可能となる電波送信強度と電波受信感度の組み合わせで前記認証用識別情報を送受し、
    前記処理要求送信手順と前記処理要求受信手順では、
    前記操作端末が前記本体装置から前記所定距離以上で位置している場合でも前記操作端末から前記本体装置への情報送受が可能となる電波送信強度と電波受信感度の組み合わせで前記処理要求情報を送受する、
    ことを特徴とするカラオケ用通信方法。
  2. 前記認証識別受信手順と前記通信識別受信手順では、
    前記操作端末は、前記処理要求受信手順の場合の前記本体装置と略同等の第1電波受信感度で受信し、
    前記認証識別送信手順と前記通信識別送信手順では、
    前記本体装置は、前記操作端末が当該本体装置から所定距離以内に位置している場合のみ前記操作端末が前記第1電波受信感度で受信可能となる程度に低い第1電波送信強度で、前記認証用識別情報又は前記通常通信用識別情報を送信することを特徴とする請求項1記載のカラオケ用通信方法。
  3. 前記認証識別送信手順と前記通信識別送信手順では、
    前記本体装置は、前記処理要求送信手順の場合の前記操作端末と略同等の第2電波送信強度で前記認証用識別情報又は前記通常通信用識別情報を送信し、
    前記認証識別受信手順と前記通信識別受信手順では、
    前記操作端末は、当該操作端末が前記本体装置から所定距離以内に位置している場合のみ前記第2電波送信強度の前記本体装置から受信可能となる程度に低い第2電波受信感度で受信することを特徴とする請求項1記載のカラオケ用通信方法。
  4. 前記機器識別受信手順では、
    前記本体装置は、前記処理要求受信手順の場合と略同等の第3電波受信感度で受信し、
    前記機器識別送信手順では、
    前記操作端末は、当該操作端末が前記本体装置から所定距離以内に位置している場合のみ前記本体装置が前記第3電波受信感度で受信可能となる程度に低い第3電波送信強度で、前記機器識別情報を送信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカラオケ用通信方法。
  5. 前記機器識別送信手順では、
    前記操作端末は、前記処理要求送信手順の場合と略同等の第4電波送信強度で前記機器識別情報を送信し、
    前記機器識別受信手順では、
    前記本体装置は、前記操作端末が当該本体装置から所定距離以内に位置している場合のみ前記第4電波送信強度の前記操作端末から受信可能となる程度に低い第4電波受信感度で、前記機器識別情報を受信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカラオケ用通信方法。
  6. 前記処理要求受信手順では、
    所定時間以上で受信していない通常通信用識別情報を無効化し、当該無効化した通常通信用識別情報とともに受信した処理要求情報を前記処理手順で処理させないことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカラオケ用通信方法。
  7. 前記機器識別受信手順では、
    当該本体装置に対応する前記認証用識別情報とともに受信した前記機器識別情報を許可機器リストに記録し、
    前記通信識別送信手順では、
    当該本体装置に対応する前記通常通信用識別情報を前記機器識別受信手順で受信した前記機器識別情報と関連付けて前記許可機器リストに記録し、
    前記処理要求受信手順では、
    所定時間以上で受信していない通常通信用識別情報に対応する機器識別情報を前記許可機器リストから削除し、当該許可機器リストに記録されている機器識別情報に関連付けられていない通常通信用識別情報とともに受信した処理要求情報を前記処理手順で処理させないことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカラオケ用通信方法。
  8. 無線通信を介して情報を送受信する本体装置と操作端末を備えるカラオケ用通信システムであって、
    前記本体装置は、当該本体装置に対応した認証用識別情報を送信する認証識別送信手段を有し、
    前記操作端末は、前記認証用識別情報を受信する認証識別受信手段を有し、
    前記操作端末は、前記認証識別受信手段で前記認証用識別情報を受信した場合に、前記認証用識別情報とともに当該操作端末に対応する機器識別情報を送信する機器識別送信手段を有し、
    前記本体装置は、当該本体装置に対応する前記認証用識別情報とともに前記機器識別情報を受信する機器識別受信手段を有し、
    前記本体装置は、前記機器識別受信手段で当該本体装置に対応する前記認証用識別情報とともに前記機器識別情報を受信した場合に、前記機器識別情報とともに当該本体装置に対応する通常通信用識別情報を送信する通信識別送信手段を有し、
    前記操作端末は、当該操作端末に対応する前記機器識別情報とともに前記通常通信用識別情報を受信する通信識別受信手段と、
    前記操作端末は、前記通常通信用識別情報とともに処理要求情報を送信する処理要求送信手段を有し、
    前記本体装置は、当該本体装置に対応する前記通常通信用識別情報とともに前記処理要求情報を受信する処理要求受信手段を有し、
    前記本体装置は、前記処理要求受信手段で当該本体装置に対応する前記通常通信用識別情報とともに前記処理要求情報を受信した場合に、前記処理要求情報に対応する処理を行う処理手段を有し、
    前記認証識別送信手段、前記認証識別受信手段、前記機器識別送信手段、前記機器識別受信手段、前記通信識別送信手段、及び前記通信識別受信手段では、
    前記操作端末が前記本体装置から所定距離以内に位置している場合のみ前記本体装置から前記操作端末への情報送受が可能となる電波送信強度と電波受信感度の組み合わせで前記認証用識別情報を送受し、
    前記処理要求送信手段と前記処理要求受信手段では、
    前記操作端末が前記本体装置から前記所定距離以上で位置している場合でも前記操作端末から前記本体装置への情報送受が可能となる電波送信強度と電波受信感度の組み合わせで前記処理要求情報を送受する、
    ことを特徴とするカラオケ用通信システム。
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