JP2009244732A - カラオケ利用者の各々が所持する携帯端末を利用して同席者から歌唱者にメッセージを送信する方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】カラオケを聴きながら歌唱者の携帯端末にすぐ簡単にメッセージを送信する。
【解決手段】カラオケ利用プログラムが起動された携帯端末は、携帯端末IDを含めたログイン要求電文を送信し、カラオケ装置は携帯端末IDをログイン端末管理テーブルに記録し、携帯端末はログイン許可電文が返信されると、希望曲の演奏予約電文を送信し、カラオケ装置は楽曲IDと携帯端末IDを管理し、受付順に楽曲IDに該当曲を演奏し、対応する携帯端末IDを当該楽曲の演奏中にのみ有効なメッセージ宛先IDとし、有効なメッセージ宛先ID以外のログイン端末管理テーブルの各携帯端末IDにメッセージ許可電文を送信し、応答した携帯端末が送信したメッセージデータを含むメッセージ入力電文をメッセージ宛先IDの有効期間中に受け付けると、メッセージ宛先IDに該当の携帯端末にメッセージ通知電文を送信し、当該携帯端末はメッセージデータを閲覧可能とする。
【選択図】図3
【解決手段】カラオケ利用プログラムが起動された携帯端末は、携帯端末IDを含めたログイン要求電文を送信し、カラオケ装置は携帯端末IDをログイン端末管理テーブルに記録し、携帯端末はログイン許可電文が返信されると、希望曲の演奏予約電文を送信し、カラオケ装置は楽曲IDと携帯端末IDを管理し、受付順に楽曲IDに該当曲を演奏し、対応する携帯端末IDを当該楽曲の演奏中にのみ有効なメッセージ宛先IDとし、有効なメッセージ宛先ID以外のログイン端末管理テーブルの各携帯端末IDにメッセージ許可電文を送信し、応答した携帯端末が送信したメッセージデータを含むメッセージ入力電文をメッセージ宛先IDの有効期間中に受け付けると、メッセージ宛先IDに該当の携帯端末にメッセージ通知電文を送信し、当該携帯端末はメッセージデータを閲覧可能とする。
【選択図】図3
Description
この発明は、利用者が各々に所持する携帯電話機などの携帯端末を利用して、カラオケ会場で聴き手から歌唱者の携帯端末に即座にメッセージを送信する技術に関する。
日本人の携帯電話機の所持率は非常に高く、街中のいたるところで携帯電話機を利用している人の姿が目につく。とくに若者の多くは、家にいるときも、外出時も、電車やタクシーの中でも、スポーツや展示会などのイベント会場でも、片時も携帯電話機を離さずにメールやインターネットやゲームなどに利用している。当然に、カラオケを楽しむ若者グループも、そのほとんどがカラオケ会場に自分の携帯電話機を持ち込んでいる。そしていまや、携帯電話機はクレジットカードや身分証のように、各人を識別するツールとして利用できるほどである。
そのような世情を考慮して、利用者の所持する携帯電話機やゲーム機などの携帯端末をカラオケ装置のリモコンとして利用するシステムが知られている(特開2002−6869号公報)。携帯端末をカラオケ選曲予約ツールとして利用する技術も開示されている(特許第3729790号公報)。また、カラオケ会員登録している利用者が来店時にログインして利用できる便利なカラオケ会員サービスもさまざまに開示されている(特許第3453248号公報、特開2003−140666号公報、特開2007−271984号公報など)。
また、カラオケ利用者間のメッセージを送受するサービスについて、さまざまな方式が開示されている。たとえば、特許第3544938号公報には、カラオケの最中にディスプレイに表示できるメッセージを送信して、その場にいる皆で見ることができるしくみが開示されている。また、特許第3729803号公報には、通信カラオケシステムのネットワークを利用した電子メール送受信のしくみが開示されている。また特許第3929804号公報には、希望曲に関連したメッセージがある場合に届けられるしくみが開示されている。さらに特許第3942980号公報には、通信カラオケシステムのカラオケ演奏端末を伝言板として、外部コンピュータから入力された伝言メッセージを見られるしくみが開示されている。
特開2002−6869号公報
特許第3729790号公報
特許第3453248号公報
特開2003−140666号公報
特開2007−271984号公報
特許第3544938号公報
特許第3729803号公報
特許第3929804号公報
特許第3942980号公報
出願人は、カラオケ会場に各メンバーが所有の携帯電話機やゲーム機を持ち込んで便利に楽しく利用してもらえるサービスとして、カラオケを聞いて楽しんでいる聴衆からたった今歌っている歌唱者あてに、カラオケ利用中にも簡単にメッセージを送れるようにしたいと考えた。たとえば、歌唱に感動したらすぐにその気持ちを伝えられると、心に響くメッセージになるだろう。もうちょっとこのように工夫するとぐっと上手くなるのに、といった第三者の視点からのアドバイスを、気づいたその場ですぐに伝えられると、非常に有効なメッセージになるだろう。
しかし、せっかくすぐにその場で心のこもったメッセージを送ろうとしても、メッセージの作成に手間取っていては時機を逃してしまうし、つい宛先を間違ってしまったりしては的外れで興ざめしてしまう。
そこで本出願人は、メンバーが各々自分の携帯電話機を持ち込んで、携帯電話機から演奏予約することを前提にすれば、演奏中の曲を演奏予約した携帯電話機が歌唱者のものと推定できることに着目し、演奏中に自動的にその携帯電話機に向けて、他のメンバーから簡単にメッセージを送れるようにすることで実現できるだろう、と考えて本発明を創作した。
この発明は、つぎの事項(1)〜(11)により特定される方法である。
(1)カラオケ利用者の各々が所持する携帯端末を利用して歌唱者の携帯端末にメッセージを送信する方法であること
(2)カラオケ装置は、制御部と記憶部を備え、複数の携帯端末のそれぞれと無線通信手段により通信可能であること
(3)携帯端末は、無線通信手段と、利用者の操作入力を受け付ける操作入力手段と、操作入力手段を介して起動可能なカラオケ利用プログラムを備え、カラオケ利用プログラムが起動されると、カラオケ装置に自身の携帯端末IDを含めたログイン要求電文を送信し、カラオケ装置からログイン許可電文を受信すると、操作入力手段によりカラオケ楽曲を特定して当該楽曲の楽曲IDと自身の携帯端末IDとを含む演奏予約電文をカラオケ装置に送信可能となること
(4)カラオケ装置の制御部は、ログイン端末管理処理と、演奏予約管理処理と、演奏曲管理処理と、メッセージ許可処理と、メッセージ管理処理とを行なうこと
(5)ログイン端末管理処理は、受信したログイン要求電文に応答してログイン許可電文を返信するとともに、ログイン要求電文に含まれる携帯端末IDを記憶部のログイン端末管理テーブルに記録して管理すること
(6)演奏予約管理処理は、受信した演奏予約電文に含まれる楽曲IDと携帯端末IDとを対応付けて待ち行列に登録して管理すること
(7)演奏曲管理処理は、待ち行列の登録順に楽曲IDを取り出して該当の楽曲を演奏するとともに、取り出した楽曲IDに対応する携帯端末IDをメッセージ宛先IDとし、当該楽曲の演奏中を有効期間として当該メッセージ宛先IDを管理すること
(8)メッセージ許可処理は、前記メッセージ宛先IDの有効期間中に、ログイン端末管理テーブルを参照し、当該テーブルに含まれる携帯端末ID群のうち前記メッセージ宛先ID以外の各携帯端末IDに対して、メッセージ宛先IDに対するメッセージの入力を許可する旨のメッセージ許可電文を送信すること
(9)メッセージ管理処理は、前記メッセージ宛先IDの有効期間中に、メッセージ許可電文に応答して携帯端末から送信されるメッセージデータを含んだメッセージ入力電文を受け付け可能とし、受け付けたメッセージ入力電文に含まれるメッセージデータをメッセージ宛先IDと対応付けして記憶部に記憶するとともに、当該メッセージ宛先IDに該当する携帯端末IDに対してメッセージを受け付けた旨を通知するメッセージ通知電文を送信すること
(10)カラオケ利用プログラムが動作中の携帯端末は、メッセージ許可電文を受信すると、操作入力手段を介してメッセージデータを作成してメッセージ入力電文に含めてカラオケ装置に送信可能とすること
(11)カラオケ利用プログラムが動作中の携帯端末は、メッセージ通知電文を受信すると、操作入力手段を介してカラオケ装置から自身の携帯端末IDに対応付けされたメッセージデータを取り寄せて閲覧可能とすること
(1)カラオケ利用者の各々が所持する携帯端末を利用して歌唱者の携帯端末にメッセージを送信する方法であること
(2)カラオケ装置は、制御部と記憶部を備え、複数の携帯端末のそれぞれと無線通信手段により通信可能であること
(3)携帯端末は、無線通信手段と、利用者の操作入力を受け付ける操作入力手段と、操作入力手段を介して起動可能なカラオケ利用プログラムを備え、カラオケ利用プログラムが起動されると、カラオケ装置に自身の携帯端末IDを含めたログイン要求電文を送信し、カラオケ装置からログイン許可電文を受信すると、操作入力手段によりカラオケ楽曲を特定して当該楽曲の楽曲IDと自身の携帯端末IDとを含む演奏予約電文をカラオケ装置に送信可能となること
(4)カラオケ装置の制御部は、ログイン端末管理処理と、演奏予約管理処理と、演奏曲管理処理と、メッセージ許可処理と、メッセージ管理処理とを行なうこと
(5)ログイン端末管理処理は、受信したログイン要求電文に応答してログイン許可電文を返信するとともに、ログイン要求電文に含まれる携帯端末IDを記憶部のログイン端末管理テーブルに記録して管理すること
(6)演奏予約管理処理は、受信した演奏予約電文に含まれる楽曲IDと携帯端末IDとを対応付けて待ち行列に登録して管理すること
(7)演奏曲管理処理は、待ち行列の登録順に楽曲IDを取り出して該当の楽曲を演奏するとともに、取り出した楽曲IDに対応する携帯端末IDをメッセージ宛先IDとし、当該楽曲の演奏中を有効期間として当該メッセージ宛先IDを管理すること
(8)メッセージ許可処理は、前記メッセージ宛先IDの有効期間中に、ログイン端末管理テーブルを参照し、当該テーブルに含まれる携帯端末ID群のうち前記メッセージ宛先ID以外の各携帯端末IDに対して、メッセージ宛先IDに対するメッセージの入力を許可する旨のメッセージ許可電文を送信すること
(9)メッセージ管理処理は、前記メッセージ宛先IDの有効期間中に、メッセージ許可電文に応答して携帯端末から送信されるメッセージデータを含んだメッセージ入力電文を受け付け可能とし、受け付けたメッセージ入力電文に含まれるメッセージデータをメッセージ宛先IDと対応付けして記憶部に記憶するとともに、当該メッセージ宛先IDに該当する携帯端末IDに対してメッセージを受け付けた旨を通知するメッセージ通知電文を送信すること
(10)カラオケ利用プログラムが動作中の携帯端末は、メッセージ許可電文を受信すると、操作入力手段を介してメッセージデータを作成してメッセージ入力電文に含めてカラオケ装置に送信可能とすること
(11)カラオケ利用プログラムが動作中の携帯端末は、メッセージ通知電文を受信すると、操作入力手段を介してカラオケ装置から自身の携帯端末IDに対応付けされたメッセージデータを取り寄せて閲覧可能とすること
この発明において、メッセージ宛先IDを含んだメッセージ許可電文を受信した携帯端末は、操作入力手段を介してメッセージデータを作成し、メッセージ電文に含めてメッセージ宛先IDに該当する携帯端末に向けて送信可能とし、メッセージ電文を受信した携帯端末は、操作入力手段を介してメッセージ電文に含まれるメッセージデータを閲覧可能とする構成もとれる。
また、カラオケ装置の制御部は、メッセージ許可電文を受信できない携帯端末を認知した場合には、当該携帯端末の携帯端末IDをログイン端末管理テーブルから削除することが望ましい。
また、携帯端末とカラオケ装置は、互いに赤外線通信手段により通信可能とし、携帯端末は赤外線通信手段を介してログイン要求電文を送信することが望ましい。
さらに、カラオケ装置の制御部は、赤外線通信手段を介してメッセージ許可電文を送信し、メッセージ許可電文を受信できない携帯端末を認知した場合には、当該携帯端末の携帯端末IDをログイン端末管理テーブルから削除するように構成してもよい。
なお本発明は、上記のいずれかの方法に使用するカラオケ装置にも及ぶ。
本発明によれば、カラオケ会場でカラオケを楽しんでいる最中にも、メンバー間で楽しくメッセージをやりとりできる。歌唱を聞いている最中に、歌唱者に対するメッセージをその場で作って、宛先をあらためて指定する必要もなく自動的に、即座に簡単に送ることができるので、時機を得た有効なメッセージをやりとりすることができる。カラオケを楽しみながらも、メンバー間の交流を楽しむことができるので、コミュニケーション手段としてのカラオケの役割を強化できる。
===実施の概要===
以下の実施例においては、携帯端末として、利用者が所有の携帯電話機を複数の客室を備えたカラオケ店の客室に持ち込んで、無線通信手段として無線LANインタフェースで店舗内LANに接続し、LANを介して店舗のカラオケ装置と接続して利用する形態について説明する。
以下の実施例においては、携帯端末として、利用者が所有の携帯電話機を複数の客室を備えたカラオケ店の客室に持ち込んで、無線通信手段として無線LANインタフェースで店舗内LANに接続し、LANを介して店舗のカラオケ装置と接続して利用する形態について説明する。
利用者の携帯電話機は、操作入力キーやディスプレイなどを操作入力手段として、周知の赤外線通信インタフェースと所定規格の無線LANインタフェースを実装した市販品であり、またカラオケ利用プログラムがカラオケ利用前にあらかじめインストールされているものとする。このカラオケ利用プログラムは、カラオケ事業者の運営するWebサイトなどに公開しておき、これをダウンロードして携帯電話機にインストールできる。
そして携帯電話機をカラオケ利用プログラムの実行によりGUIを通じて利用者と対話させながら、楽曲の演奏予約などのカラオケ装置を操作するための操作信号を無線LANを介して出力するリモコン装置として機能させる。
とくに本発明は、歌唱中のメンバーの携帯端電話機にその場でメッセージを作成して即座に簡単に送れるしくみを提供するものである。
===ネットワーク構成===
図1に本実施例のカラオケ装置を含むネットワーク構成を例示した。本実施例のカラオケ装置は、周知の通信カラオケシステムの演奏端末であり、各客室120に1台ずつ設置されている。利用者が客室に持ち込んだ携帯端末(携帯電話機)20は、無線アクセスポイント40を介してカラオケ店舗に敷設されているLAN110に接続し、カラオケ装置10と通信可能となる。また、インストールされているカラオケ利用プログラムの実行によりGUIを通じて利用者と対話し、楽曲の演奏予約など、カラオケ装置10を操作するための信号を無線LAN110を介して送信する。
図1に本実施例のカラオケ装置を含むネットワーク構成を例示した。本実施例のカラオケ装置は、周知の通信カラオケシステムの演奏端末であり、各客室120に1台ずつ設置されている。利用者が客室に持ち込んだ携帯端末(携帯電話機)20は、無線アクセスポイント40を介してカラオケ店舗に敷設されているLAN110に接続し、カラオケ装置10と通信可能となる。また、インストールされているカラオケ利用プログラムの実行によりGUIを通じて利用者と対話し、楽曲の演奏予約など、カラオケ装置10を操作するための信号を無線LAN110を介して送信する。
===カラオケ装置の基本構成===
本実施例のカラオケ装置は、汎用パソコンの応用装置である。図2にカラオケ装置のブロック構成を例示した。CPU・RAM・ROMを含む中央制御部11が周辺構成部を制御してカラオケ装置10を統括する。ハードディスク装置12には、メインコンピュータのプログラムのほか、伴奏音楽や歌詞画像の起源となるカラオケデータをカラオケ楽曲IDに対応付けして集約したカラオケデータベースが記憶されている。またユーザインタフェース装置として、装置本体の操作/表示パネル13のほか、携帯端末20と通信可能な赤外線通信インタフェース19を備えている。
本実施例のカラオケ装置は、汎用パソコンの応用装置である。図2にカラオケ装置のブロック構成を例示した。CPU・RAM・ROMを含む中央制御部11が周辺構成部を制御してカラオケ装置10を統括する。ハードディスク装置12には、メインコンピュータのプログラムのほか、伴奏音楽や歌詞画像の起源となるカラオケデータをカラオケ楽曲IDに対応付けして集約したカラオケデータベースが記憶されている。またユーザインタフェース装置として、装置本体の操作/表示パネル13のほか、携帯端末20と通信可能な赤外線通信インタフェース19を備えている。
また通信制御部14を介してカラオケ店舗内のLAN110に接続されている。LAN110を介して外部ネットワークに接続され、外部ネットワークに接続されているホスト装置と通信可能である。ホスト装置から適宜に配信されるカラオケデータを受け取って、カラオケデータベースに格納している。
カラオケ装置10の中央制御部11は、楽曲IDが操作/表示パネル13から入力されたり携帯端末20からLAN110経由で特定されたりすると、楽曲IDに該当するカラオケデータを取り出して演奏処理を行う。すなわち、演奏処理部15が伴奏音楽の音楽信号を生成し、マイクロホンに入力された歌声信号とミキシングアンプ16で混合・増幅してスピーカより音響出力する。また映像処理部17が、演奏の進行に同期して色変わりする歌詞字幕を背景映像にスーパーインポーズ処理してディスプレイに映像出力する。
===メッセージサービスの処理概要===
図3には、カラオケ利用者が携帯端末20を所持してカラオケ装置10が設置されている客室120に入室してから、本実施例に係るメッセージの送受を行うまでの処理イメージを例示している。また図4は、カラオケ装置10の中央制御部11が本発明のサービスに関して行なう処理について、その概要を示すフロー図である。さらに、図5〜図9には、図4に例示した各処理(s111、s121、s131、s141,s151)の詳細な処理フロー図を例示している。
図3には、カラオケ利用者が携帯端末20を所持してカラオケ装置10が設置されている客室120に入室してから、本実施例に係るメッセージの送受を行うまでの処理イメージを例示している。また図4は、カラオケ装置10の中央制御部11が本発明のサービスに関して行なう処理について、その概要を示すフロー図である。さらに、図5〜図9には、図4に例示した各処理(s111、s121、s131、s141,s151)の詳細な処理フロー図を例示している。
===ログイン端末管理処理s111===
図3に示しているように、本実施例に係る一連の情報やりとりは、客室120に入室したカラオケ利用者が、自分の携帯端末20に対して所定の操作入力を行なってカラオケ利用プログラムを起動して、カラオケ装置10に対してログイン要求電文を発信すること(s21)から開始される。携帯端末20が発信するログイン要求電文には、この携帯端末20を特定可能な識別符号(携帯端末ID)として、ネットワークに割当てられたIPアドレスが含まれる。
図3に示しているように、本実施例に係る一連の情報やりとりは、客室120に入室したカラオケ利用者が、自分の携帯端末20に対して所定の操作入力を行なってカラオケ利用プログラムを起動して、カラオケ装置10に対してログイン要求電文を発信すること(s21)から開始される。携帯端末20が発信するログイン要求電文には、この携帯端末20を特定可能な識別符号(携帯端末ID)として、ネットワークに割当てられたIPアドレスが含まれる。
同室内にあるカラオケ装置10は、携帯端末20のログイン要求電文を受信することにより、ログイン端末管理処理を開始する(s110→s111)。すなわち、図5に示すように、ログイン要求電文に含まれている携帯端末IDを取り出して(s112)、適宜なメモリ(記憶部)に記憶してログイン端末管理テーブルとして管理する(s11)。また、携帯端末IDに該当の携帯端末20にログイン許可電文を返信する(s12)。この際に、自身の識別符号(カラオケ装置ID)として、ネットワークに割当てられているIPアドレスを含めて通知する。このようにして、携帯端末20に通信相手となるカラオケ装置10を確実に認識させることができる。
なお、ログイン要求電文は、赤外線形式の信号としてカラオケ装置の赤外線インタフェース19に向けて送信することが望ましい。赤外線信号は、建物の壁を透過しないため、携帯端末20と同室内にあるカラオケ装置10にのみ到達し、他の隣接する客室120のカラオケ装置10に誤ってログイン要求電文を送信してしまうことを確実に防止できるからである。
ただし、このときにカラオケ装置10から返信するログイン許可電文は、赤外線信号でも無線LAN経由でもよい。同室内にある携帯端末20からのログイン要求電文に応答して返信するものであり、赤外線信号/無線LAN経由のいずれであっても、同室内の携帯端末20にのみ届けることができるからである。
===演奏予約管理処理s121===
ログイン許可電文を受け取った携帯端末20は、カラオケ装置10と接続可能となり、GUIを介してカラオケ装置10の利用ツールとして機能できるようになる。たとえば、まずカラオケ利用のためのメニュー一覧が提示され、利用者の選択指定入力により、演奏予約機能や選曲機能や会員ログイン機能、ゲーム機能などの各種の機能を起動できるように構成されている。
ログイン許可電文を受け取った携帯端末20は、カラオケ装置10と接続可能となり、GUIを介してカラオケ装置10の利用ツールとして機能できるようになる。たとえば、まずカラオケ利用のためのメニュー一覧が提示され、利用者の選択指定入力により、演奏予約機能や選曲機能や会員ログイン機能、ゲーム機能などの各種の機能を起動できるように構成されている。
たとえば選曲機能が選択指定されると、カラオケ装置10から、あるいはカラオケ装置10経由で事業者運営の各種ホスト装置(サーバー)からカラオケ楽曲の目次情報を取り寄せるために、目次情報要求電文を生成してカラオケ装置10に送信する。あるいは会員登録している利用者により会員ログイン機能が選択指定されると、GUIにより会員番号の入力を促して、カラオケ装置10から、あるいはカラオケ装置10経由で事業者運営の会員情報サーバーから、会員番号に該当する会員情報を取り寄せるために会員情報要求電文を生成したり、会員情報を追加したり変更したりするための会員情報更新登録電文を生成したりして、カラオケ装置10に送信する。
なお、会員ログイン機能における会員情報要求電文については、上述のログイン要求電文と併合した構成にもできる。すなわち、カラオケ装置10がログイン端末管理テーブルを作成する(s11)際に、会員情報をあわせて取り寄せる構成をとることもできる。
そして、図3に示したように、本実施例では、ログイン許可電文を受信してログイン済の携帯端末20のいずれかが、希望曲を特定して(s22)演奏予約することにより、当該携帯端末20および同室内の他のログイン済の携帯端末20が本発明に係るサービスを利用できるようになる。
まず、演奏予約しようとする携帯端末20の利用者は、目次本を参照したりして希望曲を特定してその楽曲IDを調べ、演奏予約機能を選択指定する。演奏予約機能が選択指定されると、携帯端末20はGUIにより楽曲IDの入力を利用者に促して演奏予約電文を生成し、カラオケ装置10に送信する(s23)。演奏予約電文には、希望曲の楽曲IDと自身の携帯端末IDとが含められる。
演奏予約電文を受信したカラオケ措置10は、演奏予約管理処理を開始する(s120→s121)。すなわち、図6に例示しているように、演奏予約電文に含まれている楽曲IDと携帯端末IDを取り出して(s122)、演奏予約の待ち行列に楽曲IDと携帯端末IDとを対応づけして登録する(s13)。このようにしてカラオケ装置10は、演奏予約曲とその曲を予約した携帯端末20とを待ち行列で管理している。
===演奏曲管理処理s131===
カラオケ装置10の中央制御部11は、演奏予約の待ち行列に楽曲IDが登録されると、演奏曲管理処理を開始する(s130→s131)。すなわち、図7に例示しているように、待ち行列から登録された順に楽曲IDを取り出して(s132)、楽曲IDに該当のカラオケデータを取り寄せて演奏処理を行なう(s133)。また本実施例に特徴的な処理として、取り出した楽曲IDに対応付けされていた携帯端末IDを、メッセージ宛先IDとして、メモリに一時記憶する(s134)。このメッセージ宛先IDは、当該楽曲の演奏処理中にのみ有効なものとして管理する。すなわち、演奏処理が終了すると、メモリからメッセージ宛先IDを消去する(s135→s136)。このようにして、演奏曲の予約者の携帯端末20の携帯端末IDを、演奏中にのみ有効なメッセージ宛先IDとして管理している。
カラオケ装置10の中央制御部11は、演奏予約の待ち行列に楽曲IDが登録されると、演奏曲管理処理を開始する(s130→s131)。すなわち、図7に例示しているように、待ち行列から登録された順に楽曲IDを取り出して(s132)、楽曲IDに該当のカラオケデータを取り寄せて演奏処理を行なう(s133)。また本実施例に特徴的な処理として、取り出した楽曲IDに対応付けされていた携帯端末IDを、メッセージ宛先IDとして、メモリに一時記憶する(s134)。このメッセージ宛先IDは、当該楽曲の演奏処理中にのみ有効なものとして管理する。すなわち、演奏処理が終了すると、メモリからメッセージ宛先IDを消去する(s135→s136)。このようにして、演奏曲の予約者の携帯端末20の携帯端末IDを、演奏中にのみ有効なメッセージ宛先IDとして管理している。
なお、演奏処理中とは、次曲の演奏開始まで(次曲までの曲間を含める)と定義してもよい。その場合には、次曲の演奏処理が開始されるときに、前曲のメッセージ宛先IDを消去、もしくは次曲用のメッセージ宛先IDを上書き記憶する。
===メッセージ許可処理s141===
カラオケ装置10の中央制御部11は、有効なメッセージ宛先IDが存在する期間中に、他のログイン済の携帯端末20に、メッセージ宛先ID宛のメッセージの作成が可能であることを通知する、メッセージ許可処理を行なっている(s140→s141)。すなわち図8に示しているように、ログイン端末管理テーブルを参照し、メッセージ宛先IDに該当する携帯端末ID以外の携帯端末IDを宛先として、メッセージ許可電文を送信する(s15,s142)。各メッセージ許可電文にはメッセージ宛先IDを含めておく。このようにして、演奏中の楽曲を予約した携帯端末20を歌唱者の携帯端末20とみなして、その歌唱者の携帯端末20宛にメッセージの作成が可能であることを、同室の他の携帯端末20に通知している。
カラオケ装置10の中央制御部11は、有効なメッセージ宛先IDが存在する期間中に、他のログイン済の携帯端末20に、メッセージ宛先ID宛のメッセージの作成が可能であることを通知する、メッセージ許可処理を行なっている(s140→s141)。すなわち図8に示しているように、ログイン端末管理テーブルを参照し、メッセージ宛先IDに該当する携帯端末ID以外の携帯端末IDを宛先として、メッセージ許可電文を送信する(s15,s142)。各メッセージ許可電文にはメッセージ宛先IDを含めておく。このようにして、演奏中の楽曲を予約した携帯端末20を歌唱者の携帯端末20とみなして、その歌唱者の携帯端末20宛にメッセージの作成が可能であることを、同室の他の携帯端末20に通知している。
なお、このメッセージ許可電文を受信できない携帯端末20をカラオケ装置10の中央制御部11が認知した場合には、当該携帯端末20は退室したりしてもうカラオケ会場にいないものとして、ログイン端末管理テーブルから該当の携帯端末IDを削除するように構成すると、以降のカラオケ装置10における処理効率が向上する。
また、メッセージ許可電文を赤外線通信形式の信号により送信するようにしてもよい。途中退室したりしてもはや客室内にない携帯端末20には信号が到達しないので、室外に出て歌唱を聴いていない利用者からの的外れなメッセージを誤って受け付けてしまうことを防止できる。ただしこの場合には、退室はしていないが携帯端末20を一時的に物陰に置いたりポケットに入れたりしているケースもありうるため、無線LANでも当該携帯端末20に接続できないことが確認された場合にのみ、ログイン端末管理テーブルから該当の携帯端末IDを削除するように構成するとよい。
===メッセージ管理処理s151===
メッセージ許可電文を受信した携帯端末20は、GUIを通じて、メッセージ宛先IDに該当する携帯端末20宛のメッセージを作成することが可能となる。操作入力手段によりテキスト入力するなどして、メッセージデータを作成する(s24)。このときに、メッセージの宛先は専らメッセージ許可電文で通知されているメッセージ宛先IDに限られている。そのため、宛先を指定する手間が不要で、すばやく簡単にメッセージを作成できるのである。宛先を間違える心配もない。そして、作成したメッセージデータと通知されたメッセージ宛先IDとを含めたメッセージ入力電文を生成し、カラオケ装置10に送信する(s25)。
メッセージ許可電文を受信した携帯端末20は、GUIを通じて、メッセージ宛先IDに該当する携帯端末20宛のメッセージを作成することが可能となる。操作入力手段によりテキスト入力するなどして、メッセージデータを作成する(s24)。このときに、メッセージの宛先は専らメッセージ許可電文で通知されているメッセージ宛先IDに限られている。そのため、宛先を指定する手間が不要で、すばやく簡単にメッセージを作成できるのである。宛先を間違える心配もない。そして、作成したメッセージデータと通知されたメッセージ宛先IDとを含めたメッセージ入力電文を生成し、カラオケ装置10に送信する(s25)。
いずれかの携帯端末20からメッセージ入力電文を受信したカラオケ装置10の中央制御部11は、メッセージ管理処理を開始する(s150→s151)。メッセージ管理処理s151は、メッセージ宛先IDの有効期間中に受信したメッセージ入力電文に含まれるメッセージデータを、メッセージ宛先IDに該当の携帯端末20に提示可能とするものである。つまり、聴衆から歌唱者宛のメッセージを受け付けて、歌唱者の携帯端末20に提示させるものである。
図9に例示しているように、メッセージ入力電文に含まれているメッセージ宛先IDを、カラオケ装置10のメモリに記憶されている有効なメッセージ宛先IDと対比させ、一致していれば、そのメッセージ宛先IDとメッセージデータとを対応づけしてメモリに記憶させる(s152→s16)。このときに、メッセージ送信元の携帯端末IDもあわせて記憶させる。そして、メッセージが届いている旨を通知するためのメッセージ通知電文を、当該メッセージ宛先IDに該当する携帯端末20に送信する(s17)。
なお、メッセージ入力電文に含まれているメッセージ宛先IDが、カラオケ装置10のメモリに記憶されている有効なメッセージ宛先IDと一致しなかった場合には、メッセージ送信タイミングを逸したものとして、メッセージ入力電文は受け付けない。送信元の携帯端末20にその旨のエラーメッセージを返すことが望ましい。
メッセージ通知電文を受信した携帯端末20は、GUIを通じて所定の操作でカラオケ装置10にアクセスして、自身の携帯端末IDに対応づけされているメッセージデータを閲覧可能となる(s26)。たとえば、カラオケ利用プログラムによりメッセージ通知電文を受信すると「メッセージを見る」などのボタンが表示され、それを指定入力することにより、カラオケ装置にアクセスしてメッセージデータを取り寄せて表示するように構成されている。メッセージ閲覧の際には、送信元携帯端末IDに基づいてどの携帯端末20からのメッセージであるかについても提示される。
なお、メッセージ通知電文がカラオケ装置10から送信される時点や、メッセージ通知電文を受け取った携帯端末20がメッセージを閲覧する時点では、メッセージ宛先IDが有効である必要はない。カラオケ装置10がメッセージ入力電文をメッセージ宛先IDの有効期間中に受信すれば足りる。歌唱者が実際にメッセージを閲覧するのは、歌唱中(演奏中)ではなく歌唱後と想定されるからである。
===メッセージ管理処理s151に関する他の実施形態===
カラオケ装置10からメッセージ宛先IDに該当する携帯端末20に送信するメッセージ通知電文に、メッセージデータとメッセージ送信元の携帯端末IDとを含める構成にしてもよい。その場合に、メッセージ通知電文の送信のタイミングについては、メッセージ入力電文を受信した機会ごとに、1つずつメッセージ通知電文を送信してもよいし、メッセージ宛先IDの有効期間が過ぎた後などの適宜な機会に、複数のメッセージ入力電文により受信した複数のメッセージデータについて、1つのメッセージ通知電文に含めてまとめて送信するようにしてもよい。
カラオケ装置10からメッセージ宛先IDに該当する携帯端末20に送信するメッセージ通知電文に、メッセージデータとメッセージ送信元の携帯端末IDとを含める構成にしてもよい。その場合に、メッセージ通知電文の送信のタイミングについては、メッセージ入力電文を受信した機会ごとに、1つずつメッセージ通知電文を送信してもよいし、メッセージ宛先IDの有効期間が過ぎた後などの適宜な機会に、複数のメッセージ入力電文により受信した複数のメッセージデータについて、1つのメッセージ通知電文に含めてまとめて送信するようにしてもよい。
あるいは、メッセージ許可電文を受信した携帯端末20は、カラオケ装置20宛のメッセージ入力電文によらず、直接、メッセージ宛先IDに該当する歌唱者の携帯端末20に宛てて、メッセージデータを含めたメッセージ電文を送信する構成をとってもよい。
===その他の実施形態===
携帯端末としては、携帯電話機に限らない。その他の携帯端末として、無線通信手段として無線LANインタフェースを実装した携帯電話機やゲーム機やタブレットコンピュータを、カラオケ店舗の無線LANに接続して利用する構成も、本発明の範疇である。
また、カラオケ店舗の各客室120にあるカラオケ装置10には、多機能リモコン装置が付随している。この多機能リモコン装置は、タッチパネルを主要なユーザインタフェースとしたタブレットコンピュータと同様のハードウェア構成で、所定規格の無線LANインタフェースを実装して無線アクセスポイント40を介してLAN110に接続され、LAN110を介してカラオケ装置10を操作する信号を送信する。このような多機能リモコン装置にも本発明を適用できる。携帯端末を忘れたりして所持していないメンバーがそのような多機能リモコン装置を利用して参加することも可能である。
携帯端末としては、携帯電話機に限らない。その他の携帯端末として、無線通信手段として無線LANインタフェースを実装した携帯電話機やゲーム機やタブレットコンピュータを、カラオケ店舗の無線LANに接続して利用する構成も、本発明の範疇である。
また、カラオケ店舗の各客室120にあるカラオケ装置10には、多機能リモコン装置が付随している。この多機能リモコン装置は、タッチパネルを主要なユーザインタフェースとしたタブレットコンピュータと同様のハードウェア構成で、所定規格の無線LANインタフェースを実装して無線アクセスポイント40を介してLAN110に接続され、LAN110を介してカラオケ装置10を操作する信号を送信する。このような多機能リモコン装置にも本発明を適用できる。携帯端末を忘れたりして所持していないメンバーがそのような多機能リモコン装置を利用して参加することも可能である。
無線通信手段としては、上記実施例の無線LAN方式に限定するものではない。たとえば、カラオケ装置10および携帯端末20に備わるブルートゥース(登録商標)規格の近距離無線通信インタフェースも適用できる。その場合、携帯端末IDやカラオケ装置IDについては、IPアドレスの代わりに、機体番号などの各装置を特定できる識別情報を適用する。その他は上記実施例と同様であり、図3〜図9の処理については何ら変わるところはない。
その場合にももちろん、携帯端末としてはブルートゥースインタフェースを搭載していれば、携帯電話機の他、タブレットコンピュータやゲーム機などにも適用可能である。
その場合にももちろん、携帯端末としてはブルートゥースインタフェースを搭載していれば、携帯電話機の他、タブレットコンピュータやゲーム機などにも適用可能である。
なお、ここまでの実施例では、無線通信手段として無線LANやブルートゥースといった近距離無線通信を例示したが、WiMAX/モバイルWiMAX(登録商標)のように広域無線通信が可能な無線通信規格も適用できる。その場合は、カラオケ会場から退室して遠ざかってしまった携帯端末20にも無線通信接続できてしまうので、カラオケ装置10からのメッセージ許可電文は赤外線信号で送信することになる。もし、WiMAXを介して送信するならば、赤外線信号による通信で同じ客室内の携帯端末20であることを確認した上で送信すればよい。
つまり、本発明における無線通信とは、無線LANやブルートゥースのような近距離無線通信における通信エリアを少なくとも有していればよく、それ以上広域の無線到達エリアを有する通信手段を排除するものではない。遠距離におよぶ無線通信手段を採用した構成も本発明の範疇である。
10 カラオケ装置
11 中央制御部
20 携帯端末
11 中央制御部
20 携帯端末
Claims (6)
- カラオケ利用者の各々が所持する携帯端末を利用して歌唱者の携帯端末にメッセージを送信する方法であって、
カラオケ装置は、制御部と記憶部を備え、複数の携帯端末のそれぞれと無線通信手段により通信可能であり、
携帯端末は、無線通信手段と、利用者の操作入力を受け付ける操作入力手段と、操作入力手段を介して起動可能なカラオケ利用プログラムを備え、カラオケ利用プログラムが起動されると、カラオケ装置に自身の携帯端末IDを含めたログイン要求電文を送信し、カラオケ装置からログイン許可電文を受信すると、操作入力手段によりカラオケ楽曲を特定して当該楽曲の楽曲IDと自身の携帯端末IDとを含む演奏予約電文をカラオケ装置に送信可能となり、
カラオケ装置の制御部は、ログイン端末管理処理と、演奏予約管理処理と、演奏曲管理処理と、メッセージ許可処理と、メッセージ管理処理とを行ない、
ログイン端末管理処理は、受信したログイン要求電文に応答してログイン許可電文を返信するとともに、ログイン要求電文に含まれる携帯端末IDを記憶部のログイン端末管理テーブルに記録して管理し、
演奏予約管理処理は、受信した演奏予約電文に含まれる楽曲IDと携帯端末IDとを対応付けて待ち行列に登録して管理し、
演奏曲管理処理は、待ち行列の登録順に楽曲IDを取り出して該当の楽曲を演奏するとともに、取り出した楽曲IDに対応する携帯端末IDをメッセージ宛先IDとし、当該楽曲の演奏中を有効期間として当該メッセージ宛先IDを管理し、
メッセージ許可処理は、前記メッセージ宛先IDの有効期間中に、ログイン端末管理テーブルを参照し、当該テーブルに含まれる携帯端末ID群のうち前記メッセージ宛先ID以外の各携帯端末IDに対して、メッセージ宛先IDに対するメッセージの入力を許可する旨のメッセージ許可電文を送信し、
メッセージ管理処理は、前記メッセージ宛先IDの有効期間中に、メッセージ許可電文に応答して携帯端末から送信されるメッセージデータを含んだメッセージ入力電文を受け付け可能とし、受け付けたメッセージ入力電文に含まれるメッセージデータをメッセージ宛先IDと対応付けして記憶部に記憶するとともに、当該メッセージ宛先IDに該当する携帯端末IDに対してメッセージを受け付けた旨を通知するメッセージ通知電文を送信し、
カラオケ利用プログラムが動作中の携帯端末は、メッセージ許可電文を受信すると、操作入力手段を介してメッセージデータを作成してメッセージ入力電文に含めてカラオケ装置に送信可能とし
カラオケ利用プログラムが動作中の携帯端末は、メッセージ通知電文を受信すると、操作入力手段を介してカラオケ装置から自身の携帯端末IDに対応付けされたメッセージデータを取り寄せて閲覧可能とする
ことを特徴とする方法。 - メッセージ宛先IDを含んだメッセージ許可電文を受信した携帯端末は、操作入力手段を介してメッセージデータを作成し、メッセージ電文に含めてメッセージ宛先IDに該当する携帯端末に向けて送信可能とし、
メッセージ電文を受信した携帯端末は、操作入力手段を介してメッセージ電文に含まれるメッセージデータを閲覧可能とする
請求項1に記載の方法。 - カラオケ装置の制御部は、メッセージ許可電文を受信できない携帯端末を認知した場合には、当該携帯端末の携帯端末IDをログイン端末管理テーブルから削除する
請求項1または2に記載の方法。 - 携帯端末とカラオケ装置は、互いに赤外線通信手段により通信可能とし、
携帯端末は赤外線通信手段を介してログイン要求電文を送信する
請求項1〜3のいずれかに記載の方法。 - 携帯端末とカラオケ装置は、互いに赤外線通信手段により通信可能とし、
カラオケ装置の制御部は、赤外線通信手段を介してメッセージ許可電文を送信し、メッセージ許可電文を受信できない携帯端末を認知した場合には、当該携帯端末の携帯端末IDをログイン端末管理テーブルから削除する
請求項1〜4のいずれかに記載の方法。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の方法に使用するカラオケ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008093192A JP2009244732A (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | カラオケ利用者の各々が所持する携帯端末を利用して同席者から歌唱者にメッセージを送信する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009244732A true JP2009244732A (ja) | 2009-10-22 |
Family
ID=41306661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008093192A Pending JP2009244732A (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | カラオケ利用者の各々が所持する携帯端末を利用して同席者から歌唱者にメッセージを送信する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009244732A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014048539A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Daiichikosho Co Ltd | パーソナル携帯端末を用いたカラオケ選曲システム |
JP2016071176A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 株式会社エクシング | カラオケ用プログラム |
-
2008
- 2008-03-31 JP JP2008093192A patent/JP2009244732A/ja active Pending
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