JP2006234890A - 通信カラオケシステム用通信装置 - Google Patents

通信カラオケシステム用通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006234890A
JP2006234890A JP2005045449A JP2005045449A JP2006234890A JP 2006234890 A JP2006234890 A JP 2006234890A JP 2005045449 A JP2005045449 A JP 2005045449A JP 2005045449 A JP2005045449 A JP 2005045449A JP 2006234890 A JP2006234890 A JP 2006234890A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
customer
karaoke
karaoke performance
performance terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005045449A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Saito
裕 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Douuteiibii Kk
Original Assignee
Douuteiibii Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Douuteiibii Kk filed Critical Douuteiibii Kk
Priority to JP2005045449A priority Critical patent/JP2006234890A/ja
Publication of JP2006234890A publication Critical patent/JP2006234890A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

【課題】 他のカラオケボックスを使用中の知人とコミュニケーションをすることができる通信カラオケシステム用通信装置を提供する。
【解決手段】 カラオケ演奏端末30に顧客IDが照合基礎IDとして入力されると、顧客ID照合部53は、照合基礎IDに関連付けられて顧客ID登録部52に登録された他の顧客IDと、現在何れかのカラオケ演奏端末30を使用中の顧客の顧客IDとを照合し、照合結果IDとして出力する。顧客ID表示部54は、照合基礎IDと照合結果IDそれぞれを有する顧客の使用しているカラオケ演奏端末30に相手方の顧客IDを表示し、双方から通信承諾指令が通信承諾指令受信部55に送信されると、通信接続部56が2つのカラオケ演奏端末30間を接続し、通信可能な状態とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マイク、スピーカ及びディスプレイをそれぞれ備えた複数の各カラオケ演奏端末と、通信回線網を介して各カラオケ演奏端末にカラオケデータを配信する配信サーバとを含み、通信回線網を通じて送信された顧客IDを用いて顧客及びカラオケ演奏端末の利用状況を管理することのできる通信カラオケシステムに関し、特に別のカラオケ演奏端末を利用中の知人同士で相互に通信可能な通信カラオケシステム用通信装置に関する。
マイク、スピーカ及びディスプレイをそれぞれ備えた複数の各カラオケ演奏端末と、通信回線網を介して各カラオケ演奏端末に楽曲データ及び画像データを含むカラオケデータを配信する配信サーバとを含み、通信回線網を通じて送信された顧客IDを用いて顧客及びカラオケ演奏端末の利用状況を管理することのできる通信カラオケシステムが利用されている。カラオケ演奏端末は多くはカラオケボックスに設置されている。顧客IDは、各顧客ごとに、使用しているカラオケ演奏端末の号機、使用時間、使用頻度、歌った楽曲などのデータを収集して営業活動に役立てたり、会計や飲食物の注文の事務を行ったりして顧客を管理するために利用されて、あるいは利用することが提案されている。
近年、カラオケといえばカラオケボックスを指すことが一般的な認識となると共に、カラオケボックスの密室化が進み、一つのカラオケボックスごとの同伴者の数は激減する傾向にある。これは犯罪発生の一つの要因ともなり、社会的には社交性が減退し、社会問題ともなっている。
特開平9−319386号には、顧客ごとに顧客情報を記録しておいて、顧客情報の内容に基づいて該顧客向けのメッセージを作成するように構成された通信カラオケシステムが開示されている。特開平10−268885号にはカラオケボックス利用者についてのプロフィール情報が他のカラオケ端末に供給される情報提供システムが開示されている。特開平11−202879号には、カラオケボックスの利用者がアピールファイルを作成して登録しておき、他のカラオケ端末に出力されるコミュニケーション仲介装置が開示されている。
特開平9−319386号公報 特開平10−268885号公報 特開平11−202879号公報
よって本発明の目的は、他のカラオケボックスを使用中の知人がいれば、それを感知してコミュニケーションをすることができる通信カラオケシステム用通信装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、マイク、スピーカ及びディスプレイをそれぞれ備えた複数の各カラオケ演奏端末と、通信回線網を介して各カラオケ演奏端末にカラオケデータを配信する配信サーバとを含み、通信回線網を通じて送信された顧客IDを用いて顧客及びカラオケ演奏端末の利用状況を管理することのできる通信カラオケシステムにおいて、複数の顧客ID及び各顧客IDごとに関連づけられた他の顧客IDが予め登録されたID登録手段と、カラオケ演奏端末を利用している顧客の顧客IDである照合基礎IDに関連付けられている他の顧客IDをID登録手段から読み出して、カラオケ演奏端末を現在使用中の顧客の顧客IDと照合し、関連付けられかつ使用中の顧客IDを照合結果IDとして出力するID照合手段と、通信回線網を通じて、照合結果IDが入力されたカラオケ演奏端末のディスプレイに照合基礎IDを送信して表示させ、照合基礎IDが入力されたカラオケ演奏端末のディスプレイに照合結果IDを送信して表示させるID表示手段と、それぞれのカラオケ演奏端末の操作により通信を承諾することのできる通信承諾画面をそれぞれのカラオケ演奏端末のディスプレイに送信して表示させるとともに、各カラオケ演奏端末から通信承諾指令を受信する通信承諾指令受信手段と、ID表示手段が照合基礎IDを表示したカラオケ演奏端末と、ID表示手段が照合結果IDを表示したカラオケ演奏端末との両方から通信承諾指令受信手段が通信承諾指令を受信した時に、2つのカラオケ演奏端末を通信回線網を介して相互に通信可能に接続する通信接続手段とを含んで通信カラオケシステム用通信装置を構成した。
本発明に係る通信カラオケシステム用通信装置においては、カラオケボックス等に設置してあるカラオケ演奏端末を利用する顧客は、カラオケ演奏端末を操作して自らの顧客IDと、知り合いの顧客IDを自らの顧客IDに関連付けて予めID登録手段に登録しておく。顧客がカラオケボックス等に来店した時には、カラオケ演奏端末に自らの顧客IDを入力する。顧客IDは従来行われ、あるいは提案されていたような顧客管理に利用される。ID照合手段は照合の基礎となる照合基礎IDに関連付けられている他の顧客IDをID登録手段から読み出し、カラオケ演奏端末を利用している使用中の顧客IDと照合する。照合されたものは照合結果IDとしてID表示手段に出力され、ID表示手段はそれぞれのカラオケ演奏端末にIDを表示する。すなわち照合基礎IDを有する顧客の利用しているカラオケ演奏端末には照合結果IDを表示し、照合結果IDを有する顧客の利用しているカラオケ演奏端末には照合基礎IDを表示する。照合結果ID及び照合基礎IDは、通信承諾指令受信手段が送信し、カラオケ演奏端末のディスプレイ上に表示させる通信承諾画面上に表示される。それぞれの顧客は、それぞれカラオケ演奏端末のリモコンや操作パネル等を操作して通信承諾指令受信手段の表示する通信承諾画面上で通信を承諾することができる。両方ともが通信を承諾する操作を行い、通信承諾指令受信手段が通信承諾指令を受信すると、通信手段がそれぞれのカラオケ演奏端末間を通信回線網を介して相互に通信可能とし、照合基礎IDと照合結果IDとをそれぞれ有する顧客同士がカラオケ演奏端末により通信を行うことができる。通信回線網は、専用線や電話回線等である。
ID照合手段による顧客IDの照合は、カラオケ演奏端末の操作により照合動作を行うようにすれば、知り合いと通信を希望する時に、通信を行うことができる。及び/またはカラオケ演奏端末に顧客IDを入力する操作を行った時に照合動作を行うようにしてもよい。照合を随時行うようにすることもできるが、入力時に照合するようにしておけば、先にカラオケ演奏端末を使用中の顧客は、結局は後から知り合いがカラオケ演奏端末の使用を開始した時に照合されることになるので、ID照合手段の負担を軽減するためにも入力時の照合のみでも十分に目的は達成できる。
通信は、音声、映像、テキストなどあらゆる送受信可能なデータにより行うことができる。好ましくは、通信手段は通信可能な一方のカラオケ演奏端末のマイクにより集音され、通信回線網を介して受信された音声データを他方のカラオケ演奏端末に通信回線網を介して送信する。また、各カラオケ演奏端末は撮像手段を備え、通信手段は通信可能な一方のカラオケ演奏端末の撮像手段により撮像され、通信回線網を介して受信された画像データを他方のカラオケ演奏端末に通信回線網を介して送信することもできる。マイクを通じて集音された音声データ、または音声データと画像データにより通信を行う場合、相互に通信するカラオケ演奏端末同士の間ではデュエットや合唱が可能となる。その場合、通信可能な一方のカラオケ演奏端末において選択された楽曲のカラオケデータを他方のカラオケ演奏端末にも配信するように配信サーバに指示を与え、同期してスタートするように両方のカラオケ演奏端末を制御する同期スタート制御手段をさらに含むようにする。
顧客IDは複数桁の数字であることが、入力が容易であり好ましい。例えばカラオケ演奏端末を操作するためのリモコンを操作して入力する場合には、数字が最も適している。その他携帯電話の赤外線送信や会員カードとカードリーダなどによっても顧客IDを入力することができる。また、カラオケボックス等の受付において会員カードを読み取ることにより、顧客IDを入力することもできる。同様に、ID登録手段にもリモコン等を操作して登録を行うことになる。なお、ID表示手段は複数の照合結果IDが照合された場合には、複数の照合結果IDを並べて表示することができ、その中から通信を欲する相手を選んで1つの照合結果IDを選択し、通信承諾を行うことができる。また照合結果IDを2つ以上選択するようにすることもでき、その場合には通信手段は3つ以上のカラオケ演奏端末を相互に接続して通信を行うことができる。
ID登録手段には、各顧客に関する情報が各顧客IDにそれぞれ関連付けられて登録され、ID表示手段は、顧客IDとともに、該顧客IDに関連付けられた顧客に関する情報をID登録手段から読み出して表示させるようにしてもよい。これは、顧客IDが会員番号など意味のない文字・数字・記号の列だとすると、顧客側が知り合いの顧客IDをメモしていない限り通信可能な相手が誰だか判らないことがあるからである。各顧客に関する情報は、例えば本名や電話番号や居住地や所属(学校や会社)等だが、最も典型的には各顧客のニックネームである。
なお、本発明に係る通信カラオケシステム用通信装置は、コンピュータ及びソフトウェアにより構成可能であることは明らかである。各手段は配信サーバにモジュールとして組み込まれても、物理的に独立した1台以上のコンピュータが配信サーバに信号線によりデータ授受可能に接続され、あるいは通信回線網や、インターネットやLANのようなネットワークを通じて接続されていてもよい。
以上のように、本発明に係る通信カラオケシステム用通信装置によると、他のカラオケボックスを使用中の知人がいれば、それを感知してコミュニケーションを図ることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る通信カラオケシステム用通信装置の最良の形態について詳細に説明する。なお、以下の説明は発明をより深く理解するためのものであって、特許請求の範囲を限定するためのものではない。
図1は、本発明に係る通信カラオケシステム用通信装置の最良の形態の構成の要部を示すブロック図である。
同図において、通信カラオケシステムは、それぞれ電話回線網20を介してデータ授受可能に接続された配信サーバ10、複数のカラオケ演奏端末30及び中央管理装置40からなる。これらについては本発明の要部ではないので、以下簡単に説明する。配信サーバ10は、各カラオケ演奏端末30から要求されたリクエスト信号を受け取って、カラオケデータ記憶部12からリクエストされた楽曲のカラオケデータを読み出し、カラオケデータ配信部14からリクエストがなされたカラオケ演奏端末30に電話回線網20を通じて配信する。
各カラオケ演奏端末30は、マイク31、スピーカ32、ディスプレイ34及び操作パネル36をそれぞれ備えている。顧客がリモコン37から歌いたい楽曲をリクエストすると、カラオケデータが配信サーバ10から電話回線網20を通じて配信される。カラオケ演奏端末30はカラオケデータを受信し、カラオケデータに従ってスピーカ32から音声を出力し、ディスプレイ34に画像を出力する。すなわちカラオケデータに含まれるMIDIデータを内蔵するシンセサイザ(図示していない)により音声に変換してスピーカ32から出力し、内蔵するCD−ROM(図示していない)から背景データにより指定された画像を読み出して歌詞データと組み合わせてディスプレイ34上に画像を表示する。各カラオケ演奏端末30は、複数のカラオケボックスに複数設けられたカラオケルームごとに一台ずつ設置されている他、カラオケスナックなどの飲食店やホテルなどの宿泊施設や民家などに設置される。またカラオケ演奏端末30にはCCDカメラ38が備えられており、歌っている人をディスプレイ34に映し出すことができる。
中央管理装置40の顧客管理部42は、電話回線網20を通じて送信された顧客IDを用いて顧客及びカラオケ演奏端末の利用状況を管理する。顧客IDは、各カラオケ演奏端末から入力されることもあり、各カラオケボックス等の管理者の端末(図示していない)から受付時に入力されることもある。顧客管理部42は、顧客IDを利用して各顧客ごとに使用中のカラオケ演奏端末の号機とともに、今回の使用時間、過去の使用頻度、過去に歌った楽曲や採点された点数などのデータを収集して種々のサービスに利用すると共に、顧客の要求に応じて、例えば歌った楽曲を頻度順や点数順などに表示できるようになっている。
本発明に係る通信カラオケシステム用通信装置50は、顧客ID入力支援部51、顧客ID登録部52、顧客ID照合部53、顧客ID表示部54、通信承諾指令受信部55、通信接続部56及び同期スタート制御部57とからなる。
顧客ID入力支援部51は、顧客がカラオケ演奏端末30の利用開始時に表示され、自らの顧客ID及び各顧客の友人や親族や同級生や職場の同僚等の知合いの顧客IDを入力するための入力支援画面をカラオケ演奏端末30のディスプレイ34に表示させる。顧客は、リモコン37または操作パネル36を操作して自らの顧客ID及び知合いの顧客IDを入力する。
顧客ID登録部52は、顧客ID入力支援部51から入力された複数の顧客ID及び各顧客IDごとに関連づけられた知合いの顧客IDが登録される。登録された顧客ID及び各IDごとの関連付けられた知合いの顧客IDは、その顧客によるカラオケ演奏端末30の利用が終了した後も抹消されることなく登録され続ける。
顧客ID照合部は、カラオケ演奏端末30またはカラオケボックスの受付の端末から入力され、電話回線網20を通じて送信された顧客IDである照合基礎IDに関連付けられている他の顧客IDを顧客ID登録部52から読み出して、他のカラオケ演奏端末30を現在使用中の顧客の顧客IDを顧客管理部42から取得して照合し、関連付けられかつ使用中の顧客IDを照合結果IDとして出力する。照合結果IDは、複数存在することもある。前述のように、顧客IDはカラオケボックスの受付の端末から入力されることもあり、顧客ID入力支援部51が表示させる入力支援画面から入力してもよい。複数人で一つのカラオケ演奏端末30を利用する場合には複数の照合基礎IDが入力されることになる。他の実施の形態においては、顧客IDはIDカードに記録したものをカラオケ演奏端末30に付設したカードリーダにより読取らせることで入力される。
顧客ID表示部54は電話回線網20を通じて、照合結果IDが入力されたカラオケ演奏端末30のディスプレイ34に照合基礎IDを送信して表示させ、照合基礎IDが入力されたカラオケ演奏端末30のディスプレイ34に照合結果IDを送信して表示させる。複数の照合結果IDが存在する場合には、それぞれの照合結果IDが表示される。
通信承諾指令受信部55は、それぞれのカラオケ演奏端末の操作により通信を承諾することのできる通信承諾画面をそれぞれのカラオケ演奏端末のディスプレイに送信して表示させる。通信承諾画面には、顧客ID表示部54から送信された照合基礎IDまたは照合結果IDが表示され、顧客はディスプレイ34に表示された通信承諾画面を見ながら、リモコン37または操作パネル36の操作により、通信承諾を行うことができる。通信承諾指令受信部55は各カラオケ演奏端末30から通信承諾指令を受信する。通信承諾画面は、楽曲と楽曲との間では全画面に表示され、楽曲が流れている間は、歌詞の表示される部分を隠さない位置に分割画面で表示される。
通信接続部56は、顧客ID表示部54が照合基礎IDを表示したカラオケ演奏端末30と、顧客ID表示部54が照合結果IDを表示したカラオケ演奏端末30との両方から通信承諾指令受信部55が通信承諾指令を受信した時に、2つのカラオケ演奏端末30を電話回線網20を介して相互に通信可能に接続する。
顧客ID照合部53による顧客IDの照合は、利用開始時にカラオケボックスの受付の端末に入力された時、及びカラオケ演奏端末30に入力された時に行われる。カラオケ演奏端末30への入力は、受付にて手続をした顧客以外の同行する顧客が、例えば楽曲と楽曲との間に、リモコン37または操作パネル36の操作により「知合い探索モード」のようなモードにモード切替を行った時に入力する。
通信接続部56による通信は、音声及び動画像により行われる。通信接続部56は、一方のカラオケ演奏端末30のマイク31により集音され、電話回線網20を介して受信された音声信号を他方のカラオケ演奏端末30に電話回線網20を介して送信する。音声信号は、FM変調された音声信号をそのまま電話回線網20を通じて送信するのでは音質が劣化してしまうので、カラオケ演奏端末30には変調音声信号をA/D変換してデジタル音声データに符号化し、受信したデジタル音声データを復号する符号/復号器が内蔵され(図示していない)、デジタル音声データとして送受信を行う。
また、各カラオケ演奏端末30はCCDカメラ38を備えており、通信接続部56は通信可能な一方のカラオケ演奏端末30のCCDカメラ38により撮像され、電話回線網20を介して受信されたデジタル画像データを他方のカラオケ演奏端末30に電話回線網20を介して送信する。
マイク31を通じて集音された音声データ及びCCDカメラ38により撮像された画像データにより通信を行う本実施の形態においては、相互に通信中のカラオケ演奏端末30同士の間ではデュエットや合唱が可能となる。そのために同期スタート制御部57が設けられており、一方のカラオケ演奏端末30において選択された楽曲のカラオケデータを他方のカラオケ演奏端末にも配信するように配信サーバ10に指示を与え、同期してスタートするように両方のカラオケ演奏端末を制御する。同期スタート制御部57は、両方のカラオケ演奏端末30にカラオケデータが配信された後、両方のカラオケ演奏端末30から楽曲スタートが可能になった旨の信号を受信すると、両方のカラオケ演奏端末30に同時にスタート信号を送信する。
顧客IDは、リモコン37または操作パネル36の操作が容易な複数桁の数字である。顧客ID登録部52には、本名、電話番号、居住地、所属(学校や会社)、ニックネーム等の各顧客に関する情報が各顧客IDにそれぞれ関連付けられて登録されている。顧客ID表示部54は、顧客IDとともに、該顧客IDに関連付けられた顧客に関する情報を顧客ID登録部52から読み出して表示させる。これは、顧客IDが会員番号であって意味のない数字の列なので、顧客側が知合いの顧客IDをメモしていない限り通信可能な相手が誰だか判らないことがあるからである。いずれの情報を表示させるかは、顧客ID登録部52への登録時に、顧客が選択することができる。
本実施の形態に係る通信カラオケシステム用通信装置50は、電話回線網20に接続されたコンピュータとソフトウェアとにより構成されている。
次に、本実施の形態に係る通信カラオケシステム用通信装置50の作用について、図2を参照しつつ説明する。
図2は、本実施の形態に係る通信カラオケシステム用通信装置50の処理の流れを説明するフローチャートである。
同図において、顧客は事前に自らの顧客ID及び関連する他の顧客IDを関連顧客IDとして顧客ID登録部52に登録しておく(ステップS1)。何れかの顧客の顧客IDがカラオケボックスの受付の端末やカラオケ演奏端末30に入力されると(ステップS2)、電話回線網20を通じて顧客ID照合部53に顧客IDが送信される。顧客IDを受信した顧客ID照合部53は、顧客ID登録部52から、受信した顧客ID(照合基礎ID)に関連顧客IDを読出す(ステップS3)。続いて顧客ID照合部53は顧客管理部42にアクセスし、関連顧客IDといずれかのカラオケ演奏端末30を現在使用中の顧客の顧客IDと照合する(ステップS4)。
照合されたものがあった場合には(ステップS5)、照合結果IDとして顧客ID表示部54に出力され、顧客ID表示部54はそれぞれのカラオケ演奏端末30に顧客IDを表示する。すなわち照合基礎IDを有する顧客の利用しているカラオケ演奏端末30には照合結果IDを表示し、照合結果IDを有する顧客の利用しているカラオケ演奏端末30には照合基礎IDを表示する。照合結果ID及び照合基礎IDは、通信承諾指令受信部55が送信し、カラオケ演奏端末30のディスプレイ34に表示される通信承諾画面上に含まれて表示される(ステップS6)。
それぞれの顧客は、それぞれカラオケ演奏端末30のリモコン37または操作パネル36を操作して通信承諾画面上で通信を承諾する操作を行う。この操作により、通信承諾指令受信部55には、電話回線網20を通じて通信承諾指令が送信される。但し、一方のカラオケ演奏端末30から通信承諾指令を受信しても通信を開始することはなく、両方から通信承諾指令を受信して(ステップS7、8)、初めて通信接続部がそれぞれのカラオケ演奏端末間30を電話回線網20を介して相互に通信可能とし、照合基礎IDと照合結果IDとをそれぞれ有する顧客が利用するカラオケ演奏端末30間が接続され、通信が開始される(ステップS9)。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において、適宜変形実施が可能であることは言うまでもない。
図1は、本発明に係る通信カラオケシステム用通信装置の一つの実施の形態を示すブロック図である。 図2は、図1の実施の形態の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 配信サーバ
12 カラオケデータ記憶部
14 カラオケデータ配信部
20 電話回線網
30 カラオケ演奏端末
31 マイク
32 スピーカ
34 ディスプレイ
36 操作パネル
37 リモコン
38 CCDカメラ
40 中央管理装置
42 顧客管理部
50 通信カラオケシステム用通信装置
51 顧客ID入力支援部
52 顧客ID登録部
53 顧客ID照合部
54 顧客ID表示部
55 通信承諾指令受信部
56 通信接続部
57 同期スタート制御部

Claims (9)

  1. マイク、スピーカ及びディスプレイをそれぞれ備えた複数の各カラオケ演奏端末と、通信回線網を介して各カラオケ演奏端末にカラオケデータを配信する配信サーバとを含み、通信回線網を通じて送信された顧客IDを用いて顧客及びカラオケ演奏端末の利用状況を管理することのできる通信カラオケシステムに適用される通信カラオケシステム用通信装置であって、
    複数の顧客ID及び各顧客IDごとに関連づけられた他の顧客IDが予め登録されたID登録手段と、
    カラオケ演奏端末を利用している顧客の顧客IDである照合基礎IDに関連付けられている他の顧客IDをID登録手段から読み出して、カラオケ演奏端末を現在使用中の顧客の顧客IDと照合し、関連付けられかつ使用中の顧客IDを照合結果IDとして出力するID照合手段と、
    通信回線網を通じて、照合結果IDが入力されたカラオケ演奏端末のディスプレイに照合基礎IDを送信して表示させ、照合基礎IDが入力されたカラオケ演奏端末のディスプレイに照合結果IDを送信して表示させるID表示手段と、
    それぞれのカラオケ演奏端末の操作により通信を承諾することのできる通信承諾画面をそれぞれのカラオケ演奏端末のディスプレイに送信して表示させるとともに、各カラオケ演奏端末から通信承諾指令を受信する通信承諾指令受信手段と、
    ID表示手段が照合基礎IDを表示したカラオケ演奏端末と、ID表示手段が照合結果IDを表示したカラオケ演奏端末との両方から通信承諾指令受信手段が通信承諾指令を受信した時に、2つのカラオケ演奏端末を通信回線網を介して相互に通信可能に接続する通信接続手段とを含むことを特徴とする通信カラオケシステム用通信装置。
  2. ID照合手段は、カラオケ演奏端末の操作により照合動作を行う請求項1に記載の通信カラオケシステム用通信装置。
  3. ID照合手段は、カラオケ演奏端末に顧客IDを入力する操作を行った時に照合動作を行う請求項1または2に記載の通信カラオケシステム用通信装置。
  4. 通信手段は通信可能な一方のカラオケ演奏端末のマイクにより集音され、通信回線網を介して受信された音声データを他方のカラオケ演奏端末に通信回線網を介して送信する請求項1ないし3のいずれかに記載の通信カラオケシステム用通信装置。
  5. 各カラオケ演奏端末は撮像手段を備え、通信手段は通信可能な一方のカラオケ演奏端末の撮像手段により撮像され、通信回線網を介して受信された画像データを他方のカラオケ演奏端末に通信回線網を介して送信する請求項4に記載の通信カラオケシステム用通信装置。
  6. 通信可能な一方のカラオケ演奏端末において選択された楽曲のカラオケデータを他方のカラオケ演奏端末にも配信するように配信サーバに指示を与え、同期してスタートするように両方のカラオケ演奏端末を制御する同期スタート制御手段をさらに含む請求項4または5に記載の通信カラオケシステム用通信装置。
  7. 顧客IDは複数桁の数字である請求項1ないし6のいずれかに記載の通信カラオケシステム用通信装置。
  8. ID登録手段には、各顧客に関する情報が各顧客IDにそれぞれ関連付けられて登録され、
    ID表示手段は、顧客IDとともに、該顧客IDに関連付けられた顧客に関する情報をID登録手段から読み出して表示させる請求項1ないし7のいずれかに記載の通信カラオケシステム用通信装置。
  9. 各利用者に関する情報は、各顧客のニックネームである請求項8に記載の通信カラオケシステム用通信装置。
JP2005045449A 2005-02-22 2005-02-22 通信カラオケシステム用通信装置 Pending JP2006234890A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005045449A JP2006234890A (ja) 2005-02-22 2005-02-22 通信カラオケシステム用通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005045449A JP2006234890A (ja) 2005-02-22 2005-02-22 通信カラオケシステム用通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006234890A true JP2006234890A (ja) 2006-09-07

Family

ID=37042652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005045449A Pending JP2006234890A (ja) 2005-02-22 2005-02-22 通信カラオケシステム用通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006234890A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009058806A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Daiichikosho Co Ltd リクエスト対応カラオケシステム
JP2009058797A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Daiichikosho Co Ltd リクエスト曲報知機能を備えるカラオケシステム
JP2010197499A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Taito Corp カラオケサービスシステム、配信サーバ、端末装置
CN101118743B (zh) * 2007-07-12 2012-09-12 深圳市融创天下科技股份有限公司 一种远程互动卡拉ok系统的创建及使用方法
CN102760207A (zh) * 2012-06-20 2012-10-31 成都飞机工业(集团)有限责任公司 在线视频演歌网络互动回应系统
CN104159005A (zh) * 2014-08-22 2014-11-19 苏州乐聚一堂电子科技有限公司 虚拟演唱会观众影像系统
CN104244103A (zh) * 2014-08-22 2014-12-24 苏州乐聚一堂电子科技有限公司 虚拟演唱会手机弹幕播放系统
CN106488331A (zh) * 2015-09-01 2017-03-08 腾讯科技(北京)有限公司 基于多媒体数据的互动方法、智能终端及服务器

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101118743B (zh) * 2007-07-12 2012-09-12 深圳市融创天下科技股份有限公司 一种远程互动卡拉ok系统的创建及使用方法
JP2009058806A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Daiichikosho Co Ltd リクエスト対応カラオケシステム
JP2009058797A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Daiichikosho Co Ltd リクエスト曲報知機能を備えるカラオケシステム
JP2010197499A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Taito Corp カラオケサービスシステム、配信サーバ、端末装置
CN102760207A (zh) * 2012-06-20 2012-10-31 成都飞机工业(集团)有限责任公司 在线视频演歌网络互动回应系统
CN104159005A (zh) * 2014-08-22 2014-11-19 苏州乐聚一堂电子科技有限公司 虚拟演唱会观众影像系统
CN104244103A (zh) * 2014-08-22 2014-12-24 苏州乐聚一堂电子科技有限公司 虚拟演唱会手机弹幕播放系统
CN106488331A (zh) * 2015-09-01 2017-03-08 腾讯科技(北京)有限公司 基于多媒体数据的互动方法、智能终端及服务器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006234890A (ja) 通信カラオケシステム用通信装置
JP5964722B2 (ja) カラオケシステム
JP5230263B2 (ja) 複数のカラオケ演奏端末間におけるログイン利用者コピーシステム
CN106910491A (zh) 卡拉ok系统
JP2015191205A (ja) カラオケ装置、カラオケシステム、及びプログラム
JP5709271B2 (ja) パーソナル携帯端末を用いたカラオケログインシステム
TWI244838B (en) Method of karaoke by network system
JP4431507B2 (ja) カラオケシステム
JP2007133330A (ja) ログイン情報付きカラオケ装置
JP4390278B2 (ja) カラオケシステム
JP6210220B2 (ja) カラオケ装置
JP5725309B2 (ja) カラオケ投稿システム、カラオケ装置及び複合動画作成方法
JP2005134570A (ja) 利用者の個人情報を取り扱うカラオケ装置
JP4423212B2 (ja) カラオケシステム
JP2010060627A (ja) カラオケシステム
JP5665192B2 (ja) パーソナル携帯端末を用いたカラオケ選曲システム
JP5665193B2 (ja) パーソナル携帯端末を用いたカラオケ選曲システム
JP2006178247A (ja) カラオケシステム
JP4549994B2 (ja) 通信カラオケシステムにおいてカラオケビデオレターを取り扱う方法、通信カラオケシステム、カラオケ装置
JP5823313B2 (ja) カラオケ装置
JP5595979B2 (ja) 利用者のパーソナル携帯端末を利用した会員獲得システム
KR20030008345A (ko) 인터넷 종합 엔터테인먼트 시스템 및 그 실행 방법
JP4230379B2 (ja) 歌唱録音作品寄託システムを備えたカラオケ装置
JP2002006871A (ja) インターネット・カラオケ・システム
JP2009069172A (ja) 議事録作成装置、議事録作成システム、議事録作成方法および議事録作成プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080115

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080804