JP2009229727A - 画像形成装置およびプロセスカートリッジ - Google Patents

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Yoshinari Ueno
能成 上野
Masanobu Ninomiya
正伸 二宮
Masataka Kuribayashi
将隆 栗林
Yuji Masuda
悠二 増田
Naoki Onishi
直樹 大西
Toyofumi Inoue
豊文 井上
Takashi Koide
隆史 小出
Masako Kojima
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Abstract

【課題】 画質の低下が抑制された画像形成装置を提供する。
【解決手段】 表面を循環移動させるように動きながら該表面に像が形成されてその像を保持する像保持体と、像保持体の表面に所定の第1のトナーで像を形成する像形成部と、像形成部によって形成された像を前記像保持体上から所定の被転写体へと転写する転写部と、転写部よりも循環移動における下流で像保持体の表面に接触して摺擦することによって該表面上の付着物を除去するクリーニング部材と、第1のトナーの硬さよりも硬い所定の第2のトナーを像保持体の表面に、該第1のトナーによる像形成とは別に供給してクリーニング部材へと送り込むトナー供給部とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、像を保持する像保持体に保持させたトナー像を記録媒体上に転写および定着させて該記録媒体上に画像を形成する画像形成装置、および、該像保持体を有するプロセスカートリッジに関する。
従来より、感光体の表面に形成したトナー像を記録媒体上に転写および定着させ、この記録媒体上に画像を形成する画像形成装置が知られている。
そのような画像形成装置には、トナー像を転写した後の感光体の表面に接触し、感光体の表面に残留する残留トナーをクリーニングするブレードを備えるものがある。
この様な画像形成装置では、ブレードにより掻き取られた残留トナーによって、ブレードの先端付近にトナー溜まりが形成されるが、このトナー溜まりから、適宜、外添剤がブレードと感光体の表面との間をすり抜けて流出することで、ブレードと感光体の表面との間の摩擦の低減が図られている。これは、このトナー溜まりから流出する外添剤が、いわば潤滑剤の役目を果たすこととなるためである。また、ブレードと感光体の表面との間を外添剤がすり抜ける際には、トナーに塗されている外添剤が感光体の表面に押し付けられ、感光体の表面はリフレッシュされる。
ところで、近年では、省電力化の観点から、定着温度が従来よりも低くて済む低温定着が可能なトナーが開発されている(例えば、特許文献1から4参照)。
ところが、この低温定着用のトナーは粒子の強度が必ずしも強くないため、感光体の表面に残留したトナーをブレードで掻き取る際に、トナーが潰れて感光体の表面に付着する所謂フィルミングが発生しやすい。また、トナー溜まりでの凝集によりトナー溜まりからのトナー流出が妨げられ、ブレードと感光体の表面との間の摩擦力が増加してブレードの劣化が激化する場合がある。これらフィルミングやブレードの劣化により、画質の低下が生じてしまう。
特開平4−239021号公報 特開2006−293273号公報 特開2008−15224号公報 特開2008−15333号公報
そこで、感光体の表面へのブレードの接触圧を低下させることが考えられるが、このようにすると、高温高湿下でのクリーニング性能が極端に低下するという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、画質の低下が抑制された画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の画像形成装置は、
表面を循環移動させながらこの表面に像が形成されて、該潜像を保持する像保持体と、
上記像保持体の表面に所定の第1のトナーを含有する現像剤で現像像を形成する像形成部と、
上記像形成部によって形成された現像像を上記像保持体上から所定の被転写体へと転写する転写部と、
上記転写部よりも上記循環移動における下流で上記像保持体の表面に接触して摺擦することによってこの表面上の付着物を除去するクリーニング部材と、
40℃における貯蔵弾性率が上記第1のトナーよりも大きい所定の第2のトナーを上記像保持体の表面に、この第1のトナーによる像形成とは別に供給して上記クリーニング部材へと送り込むトナー供給部とを備えたことを特徴とする。
ここで、上記像形成部が、上記像保持体の表面に静電潜像を形成し、その静電潜像を上記第1のトナーを含有する現像剤で現像するものであるとともに、この第1のトナーを含有する現像剤で現像される静電潜像とは別の静電潜像も形成するものであり、
上記トナー供給部が、上記別の静電潜像を上記第2のトナーを含有する現像剤で現像するものであることが好ましい。
また、上記トナー供給部が、上記第2のトナーを上記像保持体の表面に、上記転写部よりも上記循環移動における下流、かつ上記クリーニング部材よりもこの循環移動における上流で供給するものであることも好ましい態様である。
ここで、本発明の画像形成装置が、上記クリーニング部材と、このクリーニング部材によって上記像保持体の表面から除去された付着物を収容する収容部と、上記トナー供給部とを内蔵したクリーニング装置を備えたものであることが好ましい。
また、上記像形成部は、上記所定の第1のトナーとして、40℃における貯蔵弾性率が1×10Pa以上6×10Pa未満のトナーを用いて像を形成するものであることが好ましく、上記トナー供給部は、上記所定の第2のトナーとして、40℃における貯蔵弾性率が6×10Pa以上3×10Pa以下のトナーを供給するものであることが好ましい。
ここで、上記トナー供給部が、上記所定の第2のトナーとして、上記所定の第1のトナーの体積平均粒径よりも小さい体積平均粒径のトナーを供給するものであることも好ましい態様である。
また、上記トナー供給部が、上記所定の第2のトナーとして、上記所定の第1のトナーの平均形状指数よりも大きい平均形状指数のトナーを供給するものであることが好ましい。
ここで、本発明の画像形成装置が、上記循環移動における、上記転写部よりも下流かつ上記クリーニング部材よりも上流に配備され、この像保持体の表面に、CH(CHOH(Xの平均が18〜68の整数)の化学式で表されるアルコールを含んだ潤滑剤を供給する潤滑剤供給部を備えることも好ましい態様である。
また、上記潤滑剤供給部は、
上記像保持体の表面に接触して回転するブラシと、
上記潤滑剤として固形潤滑剤を保持し上記ブラシの回転軸に平行な回動軸を介して回動自在に支持された保持具と、
上記保持具に対し、上記回動軸の回りにモーメントを発生させ、この保持具に保持された固形潤滑剤をそのモーメントにより上記ブラシに接触させるモーメント発生部とを備えたものであることも好ましい態様である。
上記目的を達成するための本発明のプロセスカートリッジは、
表面を循環移動させながら該表面に潜像が形成されて、該潜像を保持する像保持体と、
前記像保持体の表面に電荷を付与する帯電器と、
前記像保持体の電荷付与後の表面に形成される静電潜像を所定の第1のトナーを含有する現像剤で現像像を形成する現像器と、
前記現像器によって形成された現像像が被転写体に転写された後の前記像保持体の表面に接触して摺擦することで該表面の付着物を除去するクリーニング部材と、
40℃における貯蔵弾性率が前記第1のトナーよりも大きい第2のトナーを前記像保持体の表面に、前記像形成部とは別に供給して前記クリーニング部材へと送り込むトナー供給部とを備えたことを特徴とする。
請求項1にかかる画像形成装置によれば、クリーニング部材の劣化、および、像保持体の表面のフィルミングを抑え、画質の低下を抑制することができる。
請求項2にかかる画像形成装置によれば、トナー溜まりへの第2のトナーの供給を高精度に制御することができる。
請求項3にかかる画像形成装置によれば、画像形成に影響を与えることなく、トナー溜まりへの第2のトナーの供給を行うことができる。
請求項4にかかる画像形成装置によれば、コンパクト化に対応することができる。
請求項5にかかる画像形成装置によれば、定着の低温化を図ることができる。
請求項6にかかる画像形成装置によれば、クリーニング部材の劣化、および、像保持体の表面のフィルミングを効果的に抑えることができる。
請求項7にかかる画像形成装置によれば、クリーニング部材の劣化を一層抑えることができる。
請求項8にかかる画像形成装置によれば、像保持体の表面のフィルミングを一層抑えることができる。
請求項9にかかる画像形成装置によれば、潤滑剤による潤滑効果によりクリーニング部材の劣化を一層抑えることができる。
請求項10にかかる画像形成装置によれば、クリーニング部材の劣化を安定的に抑えることができる。
請求項11にかかるプロセスカートリッジによれば、画質の低下抑制が図られ、メンテナンスも容易になる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、プリンタの概略構成図である。
図1に示すプリンタ1は、感光体10、帯電器11、露光器12、現像器13、転写ロール14、定着器15、用紙収容カセット16、用紙搬送装置17、トナー供給装置30、クリーニング装置40、および潤滑剤塗布装置50を備えている。
このプリンタ1では、矢印A方向に回転する感光体10の表面に帯電器11によりマイナス極性の電荷が付与され、電荷が付与された感光体10の表面に、外部から送信されてきた画像データに基づいて露光器12で生成した露光光が照射されて静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器13に収容されたトナーを含有する現像剤で現像される。この現像により得られた現像像は、記録用紙上に転写ロール14によって転写され、定着器15により定着される。記録用紙は、用紙収容カセット16から用紙搬送装置17によって引き出され、矢印B方向に搬送される。感光体10の、記録用紙へのトナー像の転写を終了した部分は、クリーニング装置40のゴム製のブレード43によりクリーニングされる。このプリンタ1は、本発明の画像形成装置の第1実施形態である。
また、このプリンタ1では、感光体10、帯電器11、現像器13、トナー供給装置30、クリーニング装置40、および潤滑剤塗布装置50が、プリンタ内に出し入れ自在に装填されたカートリッジ20に搭載されており、カートリッジ20に搭載された各部材等に起因した画像欠陥が発生している場合には、ユーザの手でカートリッジごと交換できるようになっている。カートリッジ20は、本発明のプロセスカートリッジの一実施形態である。
現像器13には、体積平均粒径が6.0μmで形状係数SF1が133の、40℃における貯蔵弾性率が5×10Paのトナーと、このトナーとの摩擦によりトナーを帯電させる電荷付与粒子であり磁性粒子でもある磁性キャリアと、研磨剤や流動化剤等の外添剤とを含む現像剤が収容されており、この現像器13では、収容したこの現像剤を攪拌し、この攪拌によりトナーと磁性キャリアとを摩擦させている。この摩擦により、トナーはマイナス極性に帯電し、磁性キャリアはプラス極性に帯電する。このため、現像剤中では、トナーは磁性キャリアに静電的に付着してこれらは渾然一体となっている。
また、現像器13の現像ロール131は、図示は省略するが、現像バイアスが印加された、円柱状のマグネットロールとその外周を回転可能に覆う円筒状のスリーブとからなるものであり、マグネットロールの磁力によりスリーブ表面に磁性キャリアを吸着することで現像剤が現像ロール131に保持され、感光体10との間に形成された現像領域に運ばれる。現像領域に運ばれた現像剤中のトナーは、感光体10の表面に形成された静電潜像と現像ロール131との間に発生した電界により磁性キャリアから離れて静電潜像に付着して現像像が形成される。
この現像像は、この現像像を形成するトナーの極性とは逆極性のプラス極性の電圧が印加された転写ロール14により記録用紙上に転写される。
ブレード43は、前述したように、感光体10の表面の移動における、転写ロール14よりも下流、かつ帯電器11よりも上流で感光体10の表面に接触して摺擦することによってこの表面上の付着物を除去している。ブレード43の、感光体10との接触部分には、残留トナーが堰き止められたトナー溜まりが形成される。
ところで、プリンタ1で現像器13に収容されているトナーは、上述したように体積平均粒径が6μmで形状係数SF1が133のものであり、定着器23における消費電力を削減するために低温での溶融が可能なものである。このトナーは、40℃における貯蔵弾性率が5×10Paという特性を有している。このため、このトナーは、ブレード43によって感光体10から掻き取られる際、ブレード43によって押し潰され、感光体10の表面にこびりついたり、また、トナー溜まりで凝集してしまい、潤滑剤および研磨剤としての外添剤のすり抜けを妨げる場合がある。
現像器13に収容されているトナーが、従来の高めの定着温度に適したトナー(以下高温定着用トナーと呼ぶ場合がある)であれば、このトナー溜まりで凝集することもなく、トナーが、このトナー溜まりから外添剤が適宜流出することで、ブレード43と感光体10との間の摩擦の低減は図られる。これは、このトナー溜まりから流出する外添剤がブレード43と感光体10との間の隙間を通過することで、いわば潤滑剤の役目を果たすこととなるためである。また、高温定着用のトナーであれば本願に用いるトナーよりも硬めであることから、ブレード43と感光体10との間の隙間を通過する際には、そのトナーが感光体10の表面に押し付けられることで、感光体10の表面はリフレッシュされる。しかしながら、この現像器13に収容されている本願に用いるトナーの、感光体10の表面をリフレッシュする機能は低いものとなっている。
そこで、このプリンタ1では、感光体10の表面の移動における転写ロール14よりも上流側、かつ、現像器13よりも下流側にトナー供給装置30を備え、現像器13に収容されているトナーよりも硬めの、40℃における貯蔵弾性率が3×10Paというトナーを収容し、この硬めのトナーを感光体10の表面のトナー溜まりに供給している。これにより、感光体10の表面に形成されたトナー溜まりにこの硬めのトナーが混入されるため、トナー凝集が妨げられる。トナー凝集が妨げられると、ブレード43と感光体10との間の隙間を通じてこのトナー溜まりから外添剤が適宜流出され、ブレード43と感光体10との間の摩擦が低減される。また、ブレード43によって押し潰され、感光体10の表面に付着したトナーは、トナー溜まりから流出した硬めのトナー及び外添剤により感光体表面から除去されると共に、感光体表面は研磨される。
また、このプリンタ1では、ブレード43と感光体10との間の摩擦の低減を図るための潤滑剤供給装置50が備えられている。
以下、これら現像器13、トナー供給装置30、および潤滑剤供給装置50について詳細に説明する。
図2は、現像器およびトナー供給装置の構成図である。
図2の上方に示す現像器13は、下方に示すトナー供給装置30に収容されているトナーよりも40℃における貯蔵弾性率が小さく、マイナス極性に帯電したトナーを収容するハウジング132、現像スリーブと磁石とからなる現像ロール131、現像ロール131の現像バイアスを切り換える切換スイッチ133、マイナス電源134、およびプラス電源135を備えている。
マイナス電源134は、感光体10の表面に形成されたプラス極性の静電潜像との間に、ハウジング132に収容するマイナス極性のトナーをその静電潜像に付着させる電界を生じさせる現像バイアスを現像ロール131に印加し、プラス電源135は、ハウジング32に収容するマイナス極性のトナーがその静電潜像に付着しないように、静電潜像と同程度の電位をもたらす現像バイアスを現像ロール131に印加する。
図2の下方に示すトナー供給装置30は、現像器13に収容されているトナーよりも40℃における貯蔵弾性率がが大きく、かつプラス極性に帯電したトナーを収容するハウジング32、現像スリーブと磁石とからなる現像ロール31、現像ロール31の現像バイアスを切り換える切換スイッチ33、マイナス電源34、およびプラス電源35を備えている。
マイナス電源34は、感光体10の表面に形成された静電潜像の背景電位と同程度の電位の現像バイアスを現像ロール31に印加することで、このトナーを背景部分に付着させない様にし、プラス電源35は、感光体10の表面に形成されたプラス極性の静電潜像との間に、ハウジング32に収容するプラス極性のトナーをその静電潜像に付着させる電界を生じさせる、その静電潜像の電位よりも高電位の現像バイアスを現像ロール31に印加する。
したがって、このプリンタ1では、現像器13の切換スイッチ133およびトナー供給装置30の切換スイッチ33が共にマイナス電源側に切り換えられると、感光体10の表面に形成された静電潜像は現像器13に収容されているトナーにより現像されるが、トナー供給装置30に収容されているトナーは、静電潜像と現像ロール31との間に発生する電界によって静電潜像に付着することはなく、また、背面部と現像ロール131との間に電位差は無いことから背面部に付着することもない。
また、現像器13の切換スイッチ133およびトナー供給装置30の切換スイッチ33が共にプラス電源側に切り換えられると、感光体10の表面に形成されたプラス極性の静電潜像は、トナー供給装置30に収容されているプラス極性に帯電したトナーにより現像されるが、現像器13に収容されているマイナス極性に帯電したトナーは、静電潜像と現像ロール131との間に電位差は無いことから静電潜像に付着することはなく、背面部と現像ロール131との間に発生する電界によって背面部に付着することもない。
つまり、このプリンタ1では、現像器13の切換スイッチ133およびトナー供給装置30の切換スイッチ33を共にマイナス電源側に切り換えることで、感光体10の表面の静電潜像を、現像器13に収容したトナーで現像するもののトナー供給装置30に収容した40℃における貯蔵弾性率が大きいトナーでは現像しない様にした第1モードと、現像器13の切換スイッチ133およびトナー供給装置30の切換スイッチ33を共にプラス電源側に切り換えることで、トナー供給装置30に収容した40℃における貯蔵弾性率が大きいトナーで現像するものの、現像器13に収容したトナーでは現像しない様にした第2モードとのモード間で切換自在となっている。このプリンタ1では、通常の画像形成の際には第1モードに切り換えられ、40℃における貯蔵弾性率が大きいトナーをトナー溜まりに供給する際には第2モードに切り換えられる。このプリンタ1のモードが第2モードに切り換えられると、現像器13に収容されているトナーによる現像を免れた静電潜像は、トナー供給装置30に収容されている40℃における貯蔵弾性率が大きいトナーを含む現像剤により現像され、現像像は転写ロール14に向かうが、転写ロール14は上述したようにプラス極性に帯電していることから、この現像像は電気的反発力により転写ロール14には転写されずに感光体10の表面に残留したままブレード43によって掻き取られることで、トナー溜まりに供給される。つまり、このプリンタ1では、40℃における貯蔵弾性率が大きいトナーによるトナーバンドの感光体表面上の位置やトナー付着量を自在に制御でき、感光体10の回転軸に沿って存在するトナー溜まりの一部分への硬めのトナーの供給が可能となっている。
図3は、クリーニング装置および潤滑剤供給装置の拡大図である。
図3に示すクリーニング装置40は、ゴム製のブレード43と、ブレード43によって感光体10の表面から除去された付着物を収容するハウジング41と、ブレード43が固定されたベース42とを備えている。
図3に示す潤滑剤供給装置50は、感光体10の表面に接触して矢印に回転するブラシ54と、CH(CH18CHOHの化学式で代表される、所謂高級アルコールを含んだ固形潤滑剤53と、この固形潤滑剤53を保持しブラシ54の回転軸541に平行な回動軸521を介して回動自在に支持された保持アーム52と、この保持アーム52に対し回動軸521の回りにモーメントを発生させ、この保持アーム52に保持された固形潤滑剤53をブラシ54に接触させる、回転軸521が延びる向きに長い錘51とを備えている。
潤滑剤供給装置50では、以上の構成により、ブラシ54によって固形潤滑剤53から掻き取られた潤滑剤が感光体表面に供給される。尚、潤滑剤供給装置50は、プリンタ内での潤滑剤の飛び散りを防止するために、クリーニング装置40のハウジング41内に収容されている。
このプリンタ1では、潤滑剤供給装置50により感光体表面に潤滑効果が与えられることで、感光体10の表面にトナー及び外添剤による潤滑効果が低い動作状況であっても、ブレード43と感光体10の表面との間の摩擦が抑制されている。
また、このプリンタ1の潤滑剤供給装置50では、錘51のモーメントにより、固形潤滑剤53の残量に関わらずブラシ54への潤滑剤の塗布が均一に行われ、感光体10への潤滑剤の塗布も均一に行われる。
また、トナー供給装置30に収容されているトナーは、体積平均粒径が5.6μmで形状係数SF1が137の、現像器13に収容されているトナーと比べて、小さくかついびつで、40℃における貯蔵弾性率が大きいものである。この様に、トナー供給装置30から供給されるトナーの体積平均粒径が、現像器13に収容されているトナーの体積平均粒径よりも小さくされているのは、このトナー溜まりからの適宜な外添剤流出を左右するトナー溜まりの奥、すなわち、ブレード43と感光体10の表面とが最も接近した部分にまで到達してトナー凝集を防止することができるからであり、これにより、潤滑剤としての、トナー溜まりからの外添剤流出がスムーズとなる。また、トナー供給装置30に収容されているトナーの形状係数が、現像器13に収容されているトナーの形状係数よりも大きくされているのは、トナー自身による感光体10の表面の研磨性を高めるためである。
ここで、プリンタ1の現像器13に収容したトナーである、40℃における貯蔵弾性率が5×10Paの黒色用のトナーの製法について説明する。
[結晶性樹脂(l)の作製]
三ロフラスコに、セバシン酸ジメチル100質量部と、ヘキサンジオール67.8質量部と、ジブチルすずオキサイド0.10質量部とを窒素雰囲気下で、反応中に生成された水は系外へ除去しながら180℃で6時間反応させた後、徐々に減圧しながら210℃まで温度をあげて6時間反応させた後、冷却して重量平均分子量が32500の結晶性樹脂(1)を得た。
[非結晶性樹脂(1)の作製]
三ロフラスコに、テレフタル酸ジメチル49質量部、フマル酸ジメチル72質量部、ドデセニルコハク酸無水物55質量部と、ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物157質量部と、ビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物171質量部と、ジプチルすずオキサイド0.25質鼠部とを窒素雰囲気下で、反応により生成された水は系外へ除去しながら、180℃で3時問反応させた後、徐々に減圧しながら190℃まで温度をあげて3時間反応させた後、冷却して重量平均分子量が8000の非結晶性樹脂(1)を得た。
[非結晶性樹脂(2)の作製]
三口フラスコに、テレフタル酸ジメチル39質量部、フマル酸ジメチル80質量部、ドデセニルコハク酸無水物66質量部と、ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物250質量部と、ビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物80質量部と、ジブチルすずオキサイド0.23質量部とを収容し、窒素雰囲気下で、反応によって生成された水は系外へ除去しながら180℃で3時問反応させた後、徐々に減圧しながら240℃まで温度をあげて2時間反応させた後、冷却して重量平均分子量が16500の非結晶性樹脂(2)を得た。
[非結晶性樹脂分散液(C2)の作製]
上述の非結晶性樹脂(2)100質量部と、メチルエチルケトン55質量部と、n一プロピルアルコール23質量部とを三ロフラスコに収容し、撹拌しながら樹脂を溶解させた後、10%アンモニア水溶液15質量部を加え、さらにイオン交換水350質量部を徐々に加えて転相乳化を行った後、脱溶媒を行って体積平均径が185nmの非結晶性樹脂粒子が分散した、固形分濃度が25%の非結晶性樹脂分散液(C2)を得た。
[結晶性/非結品性混合樹脂分散液(A1)の作製]
結晶性樹脂(1)10質量部と、非結晶性樹脂(1)90質量部と、メチルエチルケトン50質量部と、イソプロピルアルコール15質量部とを三ロフラスコに収容し、撹拌しながら60℃に加熱して樹脂を溶解させた後、10%アンモニア水溶液25質量部を加え、さらにイオン交換水400質量部を徐々に加えて転相乳化を行い、その後減圧し脱溶媒することで、体積平均粒径が158nmの結晶性/非結晶性混合樹脂粒子が分散された、固形分濃度が25%の結晶性/非結品性混合樹脂分散液(A1)を得た。
[黒色着色分散液の作製]
黒顔料(BPL;キャボット社製)50質量部と、非イオン性界面活性剤ノニポール400(花王社製)5質量部と、イオン交換水200質量部とを混合し、高圧衝撃式分散機アルティマイザー((株)スギノマシン製、HJP30006)を用いて約1時問分散し、分散液中の黒着色剤固形分濃度が25質量%となるように水分量が調整された黒色着色分散液を得た。
[離型剤分散液の作製]
パラフィンワックス(日木精蝋(株)製:HNP9,融点77℃)60質量部と、アニオン性界面活性剤(第一工業製薬(株):ネオゲンRK)4質量部と、イオン交換水200質量部とを混合した溶液を120℃に加熱して、ホモジナイザ(IKA社製:ウルトラタラックスT50)を用いて分散した後、マントンゴーリン高圧ホモジナイザー(ゴーリン社)で120℃、350kg/cm、1時間の条件にて分散処理して得られた、体積平均粒径が250nmの離型剤が分散した、分散液中の離型剤濃度が25質量%となるように水分量が調整された離型剤分散液を得た。
[トナーの作製]
結晶性/非結品性混合樹脂分散液(A1)720質量部と、黒色着色剤分散液50質量部と、離型剤分散液70質量部と、カチオン界面活性剤(花王(株)製:サニゾールB50)1.5質量部とを丸型ステンレス製フラスコに収容し、0.1規定の硫酸を添加してpHを3.8に調整した後、凝集剤としてポリ塩化アルミニウムの濃度が10重量%の硝酸水溶液30質量部を添加し、その後、ホモジナイザー(IKA社製、ウルトラタラックスT50)を用いて30℃において分散した。加熱用オイルバス中で1℃/分で40℃まで加熱し、40℃で30分間保持した後、この分散液中に、非結晶性樹脂分散液(C2)を緩やかに160質量部追加して、さらに1時間保持した。その後、0.1規定の水酸化ナトリウムを添加してpHを7.0に調整した後、撹拌を継続しながら1℃/分で95℃まで加熱して5時間保持した後、20℃/minの速度で20℃まで冷却し、これをろ過し、イオン交換水で洗浄した後、真空乾燥機を用いて乾燥させて40℃における貯蔵弾性率が5×10のトナーを得た。尚、このトナーの体積平均粒径は6.0μm、形状係数(SF2(ML/A):MLはトナー粒子投影像の絶対最大長、Aはトナー粒子の投影面積を示す)は133であった。
以上が、本実施形態のプリンタ1の現像器13に収容したトナーの製法についての説明である。
このトナーには、トナー100質量部に対して、外添剤としてのヒュームドシリカRX50(日本アエロジル製)1.2質量部の添加が、ヘンシェルミキサー(三井三池製作所製)を使用して周速30m/s、5分の条件で行われており、さらに、外添剤が添加されたトナー8質量部と、キャリア100質量部とが混合されて二成分現像剤が作製される。
また、キャリアは、フェライト粒子(体積平均粒径:50μm)100質量部と、トルエン14質量部と、スチレン−メチルメタクリレート共重合体(成分比:スチレン/メチルメタクリレート=90/10、重量平均分子量Mw=80000)2質量部とを、まず、フェライト粒子を除く上記成分を10分間スターラで撹拌させて分散した被覆液を調製し、次に、この被覆液とフェライト粒子とを真空脱気型ニーダー(井上製作所製)に入れて、60℃において30分撹拌した後、さらに加温しながら減圧して脱気し、乾燥させ、その後105μmで篩分して得たものである。
また、プリンタ1のトナー供給装置30に収容する、現像器13に収容されている低温定着トナーよりも硬めのトナーである、40℃における貯蔵弾性率が3×10Paのトナーについては、上述した40℃における貯蔵弾性率が5×10Paのトナーの製法で説明した、結晶性樹脂および非結晶性樹脂の重量分子量と、結晶性樹脂/非結晶性樹脂比率とを変化させることで貯蔵弾性率が調製され、トナー粒径およびトナー形状係数は、上述の[トナー作製]工程における温度と時間とを変化させることで調製される。これらの調整については周知の手法であるのでこれ以上の詳しい説明は省略する。また、このトナーのプラス極性への帯電については、このトナーと、上述のフェライトとを含む現像剤に、さらに表面に第4アンモニウム塩構造を有する物質が付着されたシリカを含ませることで可能となる。
尚、以上に説明した実施形態では、本発明にいう第1トナーの一例として、40℃における貯蔵弾性率が5×10Paのものを例に挙げたが、本発明にいう第1トナーは、40℃における貯蔵弾性率が1×10Pa以上6×10Pa未満のものであればよい。また、本発明にいう第2トナーの一例として、40℃における貯蔵弾性率が3×10Paのものを例に挙げたが、本発明にいう第2トナーは、40℃における貯蔵弾性率が6×10Pa以上3×10Pa以下のものであればよい。
次に、本発明の画像形成装置の第2実施形態について説明する。
図4は、本実施形態のプリンタの概略構成図である。
図4に示すプリンタ2と図1に示すプリンタ1との間の相違点は、プリンタ1では、モード切換の際に、現像器13の現像ロール131およびトナー供給装置30の現像ロール31の現像バイアスの極性を切り換えているが、このプリンタ2では、そのようなモードの切り換えがなされず、現像器213の現像ロール2131への現像バイアスが、感光体10の表面に形成された静電潜像との間で、現像器213に収容されているマイナス極性に帯電したトナーをこの静電潜像に付着させる電界を発生するように固定的に印加されている点と、感光体10の表面の移動における転写ロール14よりも下流、かつクリーニング装置40よりも上流に配置したトナー供給装置60を、画像形成時に帯電器11が感光体10の表面に付与する電荷と同程度のマイナス極性の電位が固定的に印加された現像ロール61を有する、マイナス極性、かつ、現像器13に収容されているトナーよりも40℃における貯蔵弾性率が大きいトナーを収容したものとし、感光体10の、静電潜像が形成されていた部分に、その収容している40℃における貯蔵弾性率が大きいトナーを付着させる様にしている点である。これは、静電潜像が形成されていた部分には、現像器213に収容されていたトナーが多く残留していることから、この部分に残る残留電位を利用して40℃における貯蔵弾性率が大きいトナーをこの部分に供給することが、このトナー溜まりでのトナー凝集の抑制に効果的だからである。
次に、本発明の画像形成装置の第3実施形態について説明する。
図5は、本実施形態のプリンタの概略構成図である。
図5に示すプリンタ3と図4に示すプリンタ2との間の相違点は、プリンタ2ではクリーニング装置40のハウジング41内に配備されていた潤滑剤供給装置50が、このプリンタ3では省かれると共に、トナー供給装置70がクリーニング装置400と一体的に配備されている点であるので、以下ではこの点について説明する。
図6は、クリーニング装置およびトナー供給装置の拡大図である。
図6に示すクリーニング装置400は、ブレード43と、このブレード43が固定されたベース42と、上方に開口401aが設けられたハウジング401とを備えている。
図6に示すトナー供給装置70は、現像器213に収容されるトナーよりも硬めのトナーを収容するトナー収容ボックス71と、詳しくは後述する、トナー収容ボックス71に収容されているトナーを、クリーニング装置400のハウジング401内を通過させて感光体10の表面に供給するトナーガイド72、アクチュエータ73、蓋74、および圧縮バネ75とを備えている。
トナー収容ボックス71の底部には、図6における奥行きに長い開口71aが設けられており、蓋74にも、トナー収容ボックス71の開口71aと同じ幅および長さの、図6において斜線で示す開口74aが設けられている。
図7は、トナー供給装置によるトナーの供給動作を示す図である。
図7(a)には、アクチュエータ73への通電によりシャフト731が引っ込んだ様子が示されており、これにより、蓋74の開口74aと、トナー収容ボックス71の底部に設けられた開口71aとを通じて、トナー収容ボックス71に収容されているトナーの、ハウジング401の開口401aへの落下およびトナーガイド72を介しての感光体10の表面への供給が可能となる。
一方、図7(b)には、アクチュエータ73への通電が停止され、圧縮バネ75の付勢によりシャフト731が延びきった様子が示されており、これにより、蓋74の開口74aと、トナー収容ボックス71の底部に設けられた開口71aとの位置がずれて、トナー収容ボックス71からのトナーの落下は妨げられる。
このプリンタ3では、トナー供給装置70により感光体10の表面に供給された硬めのトナーは、ブレード43によって、感光体10の表面から掻き取られ、感光体10の表面に形成されたトナー溜まりの、感光体10の回転軸方向の各部位に対して一律に供給される。
また、このプリンタ3では、クリーニング装置400とトナー供給装置70とを一体的に配備することでクリーニング装置400のハウジング内の空間を利用して、感光体10への硬めのトナー供給を行っており、これによりプリンタ内へのトナーの飛散が防止されている。
以上が、本発明の画像形成装置の実施形態についての説明である。
以下、本発明の効果を確認するために行った実験(実施例1から実施例27および比較例1から比較例4)について説明する。
体積平均粒径の測定方法について述べる。
測定装置としてはコールターマルチサイザ−II型(ベックマンーコールター社製)を用い、電解液はISOTON‐II(ベックマンーコールター社製)を使用した。
測定法としては分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムの5%水溶液2ml中に測定試料を1.0mg加える。これを前記電解液100ml中に添加して試料を懸濁した電解液を作製した。
試料を懸濁した電解液は超音波分散器で1分間分散処理を行い、前記コールターカウンターTA−II型により、アパーチャー径として50μmアパーチャーを用いて1〜30μmの粒子の粒度分布を測定して体積平均分布、個数平均分布を求める。測定する粒子数は50000であった。
本発明におけるトナーの貯蔵弾性率の測定には、レオメトリックサイエンティフィック社製ARES測定装置を用いた。該動的粘弾性測定では、通常を錠剤に成形した後、25mm径のパラレルプレートにセットし、ノーマルフォースを0とした後に、6.28rad/sの振動周波数で正弦波振動を与えた。
測定サンプルは、前記パラレルプレートの間隙を2.0mmにセットし、20℃を始点として行った。温度の制御は、測定システム内の温度制御をもって行った。測定時間インターバルは30秒、測定開始後の温度調整精度は±1.0℃以下とした。また、測定中は各測定温度においてひずみ量を適切に維持し、適正な測定値が得られるように適宜調整した。
該動的粘弾性測定ではひずみ量により発生する応力は比例関係にあり、任意の温度において応力をひずみ量で割ったものは一定の値を示す。一方で本発明のトナーのような樹脂の場合、ひずみ量により発生する応力は測定温度が低いほど少ないひずみ量で大きな応力が測定され、測定温度が高いほど大きいひずみ量を加えないと適当な応力が測定されない。該動的粘弾性測定装置には測定可能な応力に上下限が存在するため、一般に測定温度が変化する条件下においては、全温度領域で測定感度が高い状態で測定するために、ひずみ量を低温度では小さく、高温度では大きくする。該動的粘弾性測定はこのひずみ量の設定を自動でおこなった。
トナーの形状係数SF1は、画像形成性の観点から100〜130の範囲が適当である。形状係数SF1は以下の式(1)で表わす。
・式(1) SF1=((トナー粒子の絶対最大長)/トナー粒子の投影面積)×(π/4)×100
ここで、式(1)に示されるトナー粒子の絶対最大長、トナー粒子の投影面積は光学顕微鏡(ニコン製、Microphoto−FXA)を用いて倍率500倍に拡大したトナー粒子像を撮影し、得られた画像情報をインターフェースを介して例えばニレコ社製画像解析装置(LuzexIII)に導入して画像解析を行うことにより求めた。
また、形状係数SF1の値は、無作為にサンプリングした1000個のトナー粒子を測定して得られたデータを元に、平均値として算出した。
実施例1から実施例27および比較例1から比較例4では、いわば、図5に示す第3実施形態のプリンタ3からトナー供給装置70を省いた構成を有する富士ゼロックス社製のプリンタ(DocuCentreColor 7550)に、現像器と転写ロールとの間にトナー供給装置を配置し、現像器とクリーニング装置との間に潤滑剤供給装置を配置し、定着器の定着温度を改造前よりも12%下げた改造機を用いた。そして、これらの実施例および比較例それぞれでタイプの異なるトナーを現像器およびトナー供給装置に収容し、高温高湿(28℃、80%RH)の環境下で画像密度5%の所定画像を20枚連続でプリントするごとに、トナー供給装置によるトナー供給を行って、計50万枚の走行試験を行い、‘低温定着性’、感光体表面の‘フィルミング’の有無、および‘ブレードダメージ’について評価したものである。
なお、実施例、比較例に示すトナーの体積平均粒径、形状係数、40℃における貯蔵弾性率の調整方法については特開2006−293273号公報に記載の方法で得ることができた。
実施例1は、現像器に、体積平均粒径が6.0μmで形状係数SF1が133の、40℃における貯蔵弾性率が9×10Paのトナーを収容し、トナー供給装置に、体積平均粒径が6.2μmで形状係数SF1が129の、40℃における貯蔵弾性率が9×10Paのトナーを収容し、潤滑剤供給装置を機能させなかった場合である。尚、実施例1において使用したトナーも、前述したように、40℃における貯蔵弾性率が5×10Paのトナーの製法で説明した、結晶性樹脂および非結晶性樹脂の重量分子量と、結晶性樹脂/非結晶性樹脂比率を変化させて調製され、トナー粒径およびトナー形状係数は、上述の[トナー作製]工程の温度と時間を変化させることで調製される。
実施例2は、現像器に、40℃における貯蔵弾性率が1×10Paのトナーを収容し、トナー供給装置に、40℃における貯蔵弾性率が6×10Paのトナーを収容した以外は、実施例1と同じ条件とした。
実施例3は、トナー供給装置に、40℃における貯蔵弾性率が3×10Paのトナーを収容した以外は、実施例2と同じ条件とした。
実施例4は、現像器に、40℃における貯蔵弾性率が5×10Paのトナーを収容した以外は、実施例2と同じ条件とした。
実施例5は、数平均分子量230(平均炭素数15)の高級アルコールを含む潤滑剤の感光体への供給を行った以外は、実施例4と同じ条件とした。
なお高級アルコールについては炭素数が単一であることは不可能であるため、数平均分子量で示した。なお平均であるためCH(CHCHOHのxは端数が出る場合があるが、小数点以下は四捨五入して平均炭素数とした。
なお本発明の静電荷象現像用トナーにおいて、特定の分子量分布は、以下の条件で行ったものである。GPCは「HLC−8120GPC、SC−8020(東ソー(株)社製)装置」を用い、カラムは「TSKgel、SuperHM−H(東ソー(株)社製6.0mmID×15cm)」を2本用い、溶離液として熱トルエンを用いた。実験条件としては、試料濃度0.5%、流速0.6ml/min.、サンプル注入量10μl、測定温度40℃、IR検出器を用いて実験を行った。また、検量線は東ソー社製「polystylene標準試料TSK standard」:「A−500」、「F−1」、「F−10」、「F−80」、「F−380」、「A−2500」、「F−4」、「F−40」、「F−128」、「F−700」の10サンプルから作製した。
実施例6は、数平均分子量301(平均炭素数20)の高級アルコールを含む潤滑剤の感光体への供給を行った以外は、実施例4と同じ条件とした。
実施例7は、数平均分子量580(平均炭素数40)の高級アルコールを含む潤滑剤の感光体への供給を行った以外は、実施例4と同じ条件とした。
実施例8は、数平均分子量1000(平均炭素数70)の高級アルコールを含む潤滑剤の感光体への供給を行った以外は、実施例4と同じ条件とした。
実施例9は、数平均分子量1072(平均炭素数75)の高級アルコールを含む潤滑剤の感光体への供給を行った以外は、実施例4と同じ条件とした。
実施例10は、トナー供給装置に、40℃における貯蔵弾性率が3×10Paのトナーを収容した以外は、実施例4と同じ条件とした。
実施例11では、トナー供給装置に収容したトナーの形状係数を137にした以外は実施例10と同じ条件とした。
実施例12では、トナー供給装置に収容したトナーの体積平均粒径を5.6μmにした以外は実施例10と同じ条件とした。
実施例13では、トナー供給装置に収容したトナーの形状係数SF1を137にした以外は実施例12と同じ条件とした。
実施例14は、現像器に、40℃における貯蔵弾性率が9×10Paのトナーを収容し、トナー供給装置に、40℃における貯蔵弾性率が5×10Paのトナーを収容した以外は、実施例13と同じ条件とした。
実施例15は、トナー供給装置に、40℃における貯蔵弾性率が4×10Paのトナーを収容した以外は、実施例14と同じ条件とした。
実施例16は、平均炭素数15の高級アルコールを含む潤滑剤の感光体への供給を行った以外は、実施例15と同じ条件とした。
実施例17は、平均炭素数20の高級アルコールを含む潤滑剤の感光体への供給を行った以外は、実施例15と同じ条件とした。
実施例18は、平均炭素数40の高級アルコールを含む潤滑剤の感光体への供給を行った以外は、実施例15と同じ条件とした。
実施例19は、平均炭素数70の高級アルコールを含む潤滑剤の感光体への供給を行った以外は、実施例15と同じ条件とした。
実施例20は、平均炭素数75の高級アルコールを含む潤滑剤の感光体への供給を行った以外は、実施例15と同じ条件とした。
実施例21は、現像器に、40℃における貯蔵弾性率が9×10Paのトナーを収容する以外は実施例15と同じ条件とした。
実施例22は、炭素数15の高級アルコールを含む潤滑剤の感光体への供給を行った以外は、実施例21と同じ条件とした。
実施例23は、炭素数20の高級アルコールを含む潤滑剤の感光体への供給を行った以外は、実施例21と同じ条件とした。
実施例24は、炭素数40の高級アルコールを含む潤滑剤の感光体への供給を行った以外は、実施例21と同じ条件とした。
実施例25は、炭素数70の高級アルコールを含む潤滑剤の感光体への供給を行った以外は、実施例21と同じ条件とした。
実施例26は、炭素数75の高級アルコールを含む潤滑剤の感光体への供給を行った以外は、実施例21と同じ条件とした。
実施例27は、現像器に、40℃における貯蔵弾性率が6×10Paのトナーを収容する以外は実施例15と同じ条件とした。
比較例1は、現像器に、平均粒径が6.0μmで形状係数SF1が133の、40℃における貯蔵弾性率が9×10Paのトナーを収容するものの、トナー供給装置によるトナー供給を行わず、潤滑剤供給装置を機能させなかった場合である。
比較例2は、現像器に、40℃における貯蔵弾性率が9×10Paのトナーを収容する以外は比較例1と同じ条件とした。
比較例3は、現像器に、40℃における貯蔵弾性率が6×10Paのトナーを収容する以外は比較例1と同じ条件とした。
比較例4は、現像器に、40℃における貯蔵弾性率が6×10Paのトナーを収容する以外は実施例14と同じ条件とした。
これら実施例1から実施例27まで、および、比較例1から比較例4までのそれぞれについての、各項目の評価については、以下に示すようにした。
・低温定着性
◎:定着画像に問題なし
○:定着画像に粗さが多少見られるが良好
△:定着画像に粗さが見られるが許容範囲
×:トナー溶融不足によるオフセットが見られる
・フィルミング
◎:見られない
○:多少見られるが良好
△:見られるが許容範囲
×:画質に悪影響を及ぼすほど見られる
・ブレードダメージ
◎:問題なし
○:多少見られるがクリーニング性は良好
△:見られるがクリーニング性は許容範囲
×:クリーニング性に悪影響が出るほどダメージあり
・判定
◎:非常に良好
○:良好
△:許容範囲内
×:許容できない
以下に示す表1が、これら実施例および比較例についての内容および結果である。
Figure 2009229727
表1には、これら実施例1から実施例13まで、および、比較例1から比較例21までのそれぞれにおける設定条件である、現像器に収容されているトナーの‘40℃の貯蔵弾性率(Pa)’、‘平均粒径(μm)’、‘形状係数(SF2)’、トナー供給装置に収容されているトナーの‘40℃の貯蔵弾性率(Pa)’、‘平均粒径(μm)’、‘形状係数(SF2)’、‘低温定着性’、‘フィルミング’、‘ブレードダメージ’、および‘判定’の内容が示されている。
実施例1から実施例4まで、実施例10、14、15、27、比較例1から比較例4まで、からは、現像器には、適度な貯蔵弾性率を有するトナーを収容し、かつ、トナー供給装置には、現像器に収容されたトナーに対し貯蔵弾性率の大きいトナーを収容することで、低温定着性を確保しつつ、‘フィルミング’および‘ブレードダメージ’が抑制できる点が確認できた。
実施例10から実施例13までからは、現像器にはさらに、トナー供給装置に収容されるトナーの体積平均粒径を、現像器に収容されるトナーの体積平均粒径よりも小さくすることで‘ブレードダメージ’の軽減に寄与する点と、トナー供給装置に収容されるトナーの形状係数を、現像器に収容されるトナーの形状係数よりも大きくすることで感光体表面の研磨性が上昇して‘フィルミング’の抑制に寄与する点とが確認できた。
実施例4から実施例9まで、実施例15から比較例20まで、および、実施例21から実施例26までからは、さらに高級アルコールを含む潤滑剤の塗布による、ブレードと感光体の表面との間の摩擦抑制効果が得られること、さらには、その高級アルコールの炭素数を18から68の範囲に置くことによるさらなる摩擦抑制効果も得られることが確認できた。
プリンタの概略構成図である。 現像器およびトナー供給装置の構成図である。 クリーニング装置および潤滑剤供給装置の拡大図である。 本実施形態のプリンタの概略構成図である。 本実施形態のプリンタの概略構成図である。 クリーニング装置およびトナー供給装置の拡大図である。 トナー供給装置によるトナーの供給動作を示す図である。
符号の説明
1 プリンタ
10 感光体
13、213、313 現像器
131 現像ロール
132 ハウジング
133 切換スイッチ
134、34 マイナス電源
135、35 プラス電源
20 カートリッジ
30、60 トナー供給装置
40、400 クリーニング装置
401、41 ハウジング
401a 開口
43 ブレード
50 潤滑剤供給装置
51 錘
52 保持アーム
53 固形潤滑剤
54 ブラシ
70 トナー供給装置
71 トナー収容ボックス
71a、74a 開口
72 トナーガイド
73 アクチュエータ
75 圧縮バネ

Claims (11)

  1. 表面を循環移動させながら該表面に潜像が形成されて、該潜像を保持する像保持体と、
    前記像保持体の表面に所定の第1のトナーを含有する現像剤で現像像を形成する像形成部と、
    前記像形成部によって形成された現像像を前記像保持体上から所定の被転写体へと転写する転写部と、
    前記転写部よりも前記循環移動における下流で前記像保持体の表面に接触して摺擦することによって該表面上の付着物を除去するクリーニング部材と、
    40℃における貯蔵弾性率が前記第1のトナーよりも大きい所定の第2のトナーを前記像保持体の表面に、該第1のトナーによる像形成とは別に供給して前記クリーニング部材へと送り込むトナー供給部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記像形成部が、前記潜像保持体の表面に静電潜像を形成し、その静電潜像を前記第1のトナーを含有する現像剤で現像するものであるとともに、該第1のトナーを含有する現像剤で現像される静電潜像とは別の静電潜像も形成するものであり、
    前記トナー供給部が、前記別の静電潜像を前記第2のトナーを含有する現像剤で現像するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記トナー供給部が、前記第2のトナーを前記像保持体の表面に、前記転写部よりも前記循環移動における下流、かつ前記クリーニング部材よりも該循環移動における上流で供給するものであることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記クリーニング部材と、該クリーニング部材によって前記像保持体の表面から除去された付着物を収容する収容部と、前記トナー供給部とを内蔵したクリーニング装置を備えたことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記像形成部は、前記所定の第1のトナーとして、40℃における貯蔵弾性率が1×10Pa以上6×10Pa未満のトナーを用いて像を形成するものであることを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 前記トナー供給部は、前記所定の第2のトナーとして、40℃における貯蔵弾性率が6×10Pa以上3×10Pa以下のトナーを供給するものであることを特徴とする請求項1から5のうちのいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記トナー供給部が、前記所定の第2のトナーとして、前記所定の第1のトナーの体積平均粒径よりも小さい体積平均粒径のトナーを供給するものであることを特徴とする請求項1から6のうちのいずれか1項記載の画像形成装置。
  8. 前記トナー供給部が、前記所定の第2のトナーとして、前記所定の第1のトナーの平均形状指数よりも大きい平均形状指数のトナーを供給するものであることを特徴とする請求項1から7のうちのいずれか1項記載の画像形成装置。
  9. 前記循環移動における、前記転写部よりも下流かつ前記クリーニング部材よりも上流に配備され、該像保持体の表面に、CH(CHCHOH(Xの平均が18〜68の整数)の化学式で表されるアルコールを含んだ潤滑剤を供給する潤滑剤供給部を備えたことを特徴とする請求項1から8のうちのいずれか1項記載の画像形成装置。
  10. 前記潤滑剤供給部は、
    前記像保持体の表面に接触して回転するブラシと、
    前記潤滑剤として固形潤滑剤を保持し前記ブラシの回転軸に平行な回動軸を介して回動自在に支持された保持具と、
    前記保持具に対し、前記回動軸の回りにモーメントを発生させ、該保持具に保持された固形潤滑剤をそのモーメントにより前記ブラシに接触させるモーメント発生部とを備えたものであることを特徴とする請求項1から9のうちのいずれか1項記載の画像形成装置。
  11. 表面を循環移動させながら該表面に潜像が形成されて、該潜像を保持する像保持体と、
    前記像保持体の表面に電荷を付与する帯電器と、
    前記像保持体の電荷付与後の表面に形成される静電潜像を所定の第1のトナーを含有する現像剤で現像像を形成する現像器と、
    前記現像器によって形成された現像像が被転写体に転写された後の前記像保持体の表面に接触して摺擦することで該表面の付着物を除去するクリーニング部材と、
    40℃における貯蔵弾性率が前記第1のトナーよりも大きい第2のトナーを前記像保持体の表面に、前記像形成部とは別に供給して前記クリーニング部材へと送り込むトナー供給部とを備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
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