JP2009227895A - インクジェット用水性インク及びインクジェット記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】布帛に前処理を施さずとも加熱する事だけで工程を簡素化し、高精細な画像を作製でき、また安定に射出が可能で、濃度が高くプリントできるインクジェット用水性インクおよび記録方法を提供する。
【解決手段】インク受容層を施さない布帛に水性インクを記録ヘッドから付着させる際用いるインクジェット用水性インクであって、該インクジェット用水性インクは少なくとも水と、酸性染料もしくは直接染料から選ばれる水溶性染料と、グリコールエーテルと、酸性基としてカルボキシル基またはスルホン酸基を有し酸価が70以上300以下の水溶性樹脂、及び、シリコーン系活性剤からなることを特徴とするインクジェット用水性インク及びインクジェット記録方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、インク受容層を施さない布帛をプリントするのに用いる新規なインクジェット用水性インクに関する。
近年、紙用に発展しているインクジェット記録方式を布帛の捺染に適用する検討が行われ、実用化検討が進んでいる。布帛の場合は、その種類によって適用できるインク種が限定されている。なかでもポリアミド繊維の捺染には主に酸性染料を使用する。
また、インクジェット染色の場合、通常の捺染とは異なり、布帛上に微小な液滴が付着、吸着するのみで、染料色素をそのまま布帛に付与しても実用的な染色は困難である。繊維にそってインクが滲み画質が大幅に低下したり、また画像の定着性が不十分であったりする為である。このため、インクジェット方式により布帛に図柄を形成するときは色の濃度を出す、あるいは滲みを抑制するために、プリント前に布帛に撥水剤、捺染糊等で前処理を行ってインク受容層を布帛上に施す。プリント後は染料を布帛に定着させる為に、スチーミングや高温処理による定着工程を行う。
このように公知の布帛への前処理工程は処理液に布帛を浸漬後、搾って乾燥する方法が一般的であり、インクジェットプリントの手軽さに比べ、作業が繁雑で作業時間を要し、インクジェットの利点が半減してしまい、前後処理は染色工程の増大及びコスト増加の要因になっている。そのため前処理を施していない布帛に対しても高画質でプリントができるインクが望まれている。
染料と樹脂の組み合わせによって、耐水性が向上する技術が開示されて(例えば、特許文献1参照)いる。しかしながら、この場合は、主に非吸収性のプリント媒体にインク受容層を施してあることが前提となっており、工数及びコストの負担を回避できない。
また、染料と活性エネルギー線で架橋する高分子化合物を含有させて、前処理加工不要にする技術が開示されて(例えば、特許文献2参照)いる。しかし活性エネルギー線源として電子線や紫外線が使用されており、装置として高価で大掛かりなものとなる。
特開2001−200182号公報 特開2007−186539号公報
本発明の目的は、プリント媒体を加熱するだけで、布帛に対して、高画質で、安定に射出が可能なインクジェット用水性インクおよびインクジェット記録方法を提供することである。
本発明の上記目的は、以下の構成により達成することができる。
1.インク受容層を施さない布帛に水性インクを記録ヘッドから付着させる際用いるインクジェット用水性インクであって、該インクジェット用水性インクは少なくとも水と、酸性染料もしくは直接染料から選ばれる水溶性染料と、グリコールエーテルと、酸性基としてカルボキシル基またはスルホン酸基を有し酸価が70以上300以下の水溶性樹脂、及び、シリコーン系活性剤からなることを特徴とするインクジェット用水性インク。
2.インク受容層を施さない布帛に水性インクを記録ヘッドから付着させるインクジェット記録方法において、該水性インクは少なくとも水と、酸性染料もしくは直接染料から選ばれる水溶性染料と、グリコールエーテルと酸性基としてカルボキシル基またはスルホン酸基を有し酸価が70以上300以下の水溶性樹脂、及び、シリコーン系活性剤からなり、該水性インクを該布帛に付着させる際に加熱を行うことを特徴とするインクジェット記録方法。
本発明により、インク受容層を施す前処理工程を省き布帛を加熱するだけで、布帛に対して、高画質で、高耐久性な画像を作製でき、また安定に射出が可能でプリントできるインクジェット用水性インクおよびインクジェット記録方法を提供することができた。
本発明を更に詳しく説明する。
本発明はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの少なくとも4色を使用する酸性もしくは直接染料を用いるインクジェット用水性インクにおいて、酸性基としてカルボキシル基またはスルホン酸基を有し、酸価が70以上300以下のポリマー樹脂、水溶性有機溶剤を含有することを特徴とする。
以下に本発明の構成について詳細に説明する。
(水溶性染料)
本発明のインクジェット用水性インクに用いられる色材としては、酸性染料もしくは直接染料を用いる。好ましくは、布帛への染色性、堅牢性等を考慮して、酸性染料であることが好ましい。
以下、本発明のインクジェット用水性インク(以後単にインクとも言う)に適用可能な染料の具体例を列挙するが、本発明では、これら例示する染料にのみ限定されるものではない。
本発明で用いることのできる水溶性染料としては、例えば、アゾ染料、メチン染料、アゾメチン染料、キサンテン染料、キノン染料、フタロシアニン染料、トリフェニルメタン染料、ジフェニルメタン染料等を挙げることができる。
〈C.I.アシッドイエロー〉
1、3、11、17、18、19、23、25、36、38、40、42、44、49、59、61、65、67、72、73、79、99、104、110、114、116、118、121、127、129、135、137、141、143、151、155、158、159、169、176、184、193、200、204、207、215、219、220、230、232、235、241、242、246、
〈C.I.アシッドオレンジ〉
3、7、8、10、19、22,24、51、56、67、74、80、86、87、88、
89、94、95、107、108、116、122、127、140、142、144、149、152、156、162、166、168、
〈C.I.アシッドレッド〉
88、97、106、111、114、118、119、127、131、138、143、145、151、183、195、198、211、215、217、225、226、249、251、254、256、257、260、261、265、266、274、276、277、289、296、299、315、318、336、337、357、359、361、362、364、366、399、407、415、447,
〈C.I.アシッドバイオレット〉
17、19、21、42、43、47、48、49、54、66、78、90、97、102、109、126、
〈C.I.アシッドブルー〉
1、7、9、15、23、25、40、62、72、74、80、83、90、92、103、104、112、113、114、120、127、128、129、138、140、142、156、158、171、182、185、193、199、201、203、204、205、207、209、220、221、224、225、229、230、239、249、258、260、264、278、279、280、284、290、296、298、300、317、324、333、335、338、342、350、
〈C.I.アシッドグリーン〉
9、12、16、19、20、25、27、28、40、43、56、73、81、84、104、108、109、
〈C.I.アシッドブラウン〉
2、4、13、14、19、28、44、123、224、226、227、248、282、283、289、294、297、298、301、355、357、413、
〈C.I.アシッドブラック〉
1、2、3、24、26、31、50、52、52:1、58、60、63、107、109、112、119、132、140、155、172、187、188、194、207、222、
〈C.I.ダイレクトイエロー〉
8、9、10、11、12、22、27、28、39、44、50、58、79、86、87、98、105、106、130、132、137、142、147、153、
〈C.I.ダイレクトオレンジ〉
6、26、27、34、39、40、46、102、105、107、118、
〈C.I.ダイレクトレッド〉
2、4、9、23、24、31、54、62、69、79、80、81、83、84、89、95、212、224、225、226、227、239、242、243、254、
〈C.I.ダイレクトバイオレット〉
9、35、51、66、94、95、
〈C.I.ダイレクトブルー〉
1、15、71、76、77、78、80、86、87、90、98、106、108、160、168、189、192、193、199、200、201、202、203、218、225、229、237、244、248、251、270、273、274、290、291、
〈C.I.ダイレクトグリーン〉
26、28、59、80、85、
〈C.I.ダイレクトブラウン〉
44、106、115、195、209、210、222、223、
〈C.I.ダイレクトブラック〉
17、19、22、32、51、62、108、112、113、117、118、132、146、154、159、169
これら染料のインク中濃度は0.1〜20質量%が好ましく、0.2〜13質量%がより好ましい。0.1質量%以下だと着色濃度が不充分であり、20質量%以上だと染料の析出が起こったり粘度が高くなりすぎたりして射出が不安定になる。
<水溶性樹脂>
本発明に係る水溶性樹脂としては、画像の耐久性向上のためのバインダー樹脂としての機能があるため、インク中では安定に溶解しているが、記録媒体上で乾燥後は耐水性が付与される樹脂が好ましい。
このような樹脂としては、樹脂中に疎水性成分と親水性成分をあるバランスで有するものを設計して用いる。この際、親水性成分としてはイオン性のものであり、更に好ましくはアニオン性のものである。特に、アニオン性のものを揮発可能な塩基成分で中和することで水溶性を付与したものが好ましい。そして、本発明の水溶性樹脂は、酸性基としてカルボキシル基またはスルホン酸基を有しており、且つ酸価が70以上300未満の樹脂である。酸価としては、90乃至200程度のものを特に好ましく用いることができる。
酸価とは樹脂1g中に含まれる酸性成分を中和するのに要する水酸化カリウムのミリグラム数である。
このような樹脂としては、アクリル系、スチレン−アクリル系、アクリロニトリル−アクリル系、酢酸ビニル−アクリル系、ポリウレタン系、ポリエステル系の各樹脂を挙げることができる。
樹脂として疎水性モノマーと親水性モノマーを含有する樹脂を用いることができる。
疎水性モノマーとしては、アクリル酸エステル(アクリル酸n−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル等)、メタクリル酸エステル(メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸グリシジル等)、スチレン等が挙げられる。
親水性モノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、アクリルアミド等が挙げられ、アクリル酸のような酸性基を有するものは、重合後に塩基で中和したものを好ましく用いることができる。
樹脂の分子量としては、平均分子量で3000から30000のものを用いることができる。好ましくは7000から20000のものを用いることができる。
樹脂のTgは−30℃から100℃程度のものを用いることができる。好ましくは−20℃から80℃程度のものを用いることができる。
重合方法としては、溶液重合を用いることが好ましい。
樹脂の酸性モノマー由来の酸性基は部分的、あるいは完全に塩基成分で中和することが好ましい。この場合の中和塩基としては、アルカリ金属含有塩基、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等や、アミン類(アンモニア、アルカノールアミン、アルキルアミン等を用いることができる)を用いることができる。特に、沸点が200℃未満のアミン類で中和することは、画像耐久性向上の観点から特に好ましい。
水溶性樹脂の添加量としては、本発明の目的を得るためには、2質量%以上10質量%以下の量で用いることが好ましく、3質量%以上6質量%以下で用いることがより好ましい。
本発明において、固形分として2質量%以上10質量%以下の水溶性樹脂を含有することが好ましく用いられる理由として以下のように推察している。
2質量%未満では増粘の程度が小さくインク混じり防止が不十分で高画質が得られない。また、10質量%より多く添加するとインクの保存安定性、吐出安定性の不安定化が生じる。
<グリコールエーテル>
本発明のインクには少なくともグリコールエーテルから選ばれる水溶性有機溶剤を10質量%以上80質量%未満含有することが好ましい。更に好ましくは15質量%以上75質量%未満である。該溶剤は単独で10質量%以上80質量%未満含有してもよいし、複数種用いて、それらの総計量が20質量%以上80質量%未満含有するものであってもよい。質量規定の理由10質量%以下だと増粘効果が見られない、80質量%以上だと染料の溶解性が悪くなり析出してしまう。
具体的には、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル等が挙げられる。
特に好ましいものは、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテルである。好ましい理由としては、乾燥時の増粘を特に促す効果があり、高画質化が実現できる効果があるためと推測している。
<水溶性有機溶剤>
本発明のインクには、グリコールエーテル以外に、粘度調整剤として水溶性有機溶剤を添加することができる。インクの粘度は25℃において、6〜13mPa・sが好ましい。この範囲であれば滲みもなく、吐出も良好である。
本発明に係る溶媒としては、水性液媒体が好ましく用いられ、前記水性液媒体としては、水及び水溶性有機溶剤等の混合溶媒が更に好ましく用いられる。好ましく用いられる水溶性有機溶剤の例としては、アルコール類(例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール、セカンダリーブタノール、ターシャリーブタノール)、多価アルコール類(例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキサンジオール、ペンタンジオール、グリセリン、1,2−ヘキサンジオール、ヘキサントリオール、チオジグリコール)、アミン類(例えば、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N−エチルジエタノールアミン、モルホリン、N−エチルモルホリン、エチレンジアミン、ジエチレンジアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ポリエチレンイミン、ペンタメチルジエチレントリアミン、テトラメチルプロピレンジアミン)、アミド類(例えば、ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等)、複素環類(例えば、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、シクロヘキシルピロリドン、2−オキサゾリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等)、スルホキシド類(例えば、ジメチルスルホキシド)等が挙げられる。
(シリコーン系活性剤)
本発明では、シリコーン系活性剤を用いる。本発明で添加することができる、グリコールエーテル類を80質量%程度と多量に添加することでも、布帛への濡れ性を確保することはできる。しかし溶剤のみでの表面張力の調整では画質は不十分なレベルであり、またインク保存性、射出安定性等を確保することは難しい。よって、本発明にあるようにグリコールエーテルとシリコーン系活性剤により、前処理をしてない種々の布帛に対して高画質で印字するための濡れ性を得ることが好ましい。前処理をしてない布帛に対してインク混じりを低減させて高画質を得るには、布帛中の糸に沿ったインクの拡散を低減する必要がある。この目的には本発明の作用機構の一つと考えているインクを着弾後高速で増粘させ、流動性を低下させることが重要であると思われる。
また、布帛の場合、糸を構成する更に微細な空隙へのインクの浸透によってもインクが濃縮され、増粘していると考えている。この浸透に対して、シリコーン系活性剤をグリコールエーテルから選ばれる水溶性有機溶剤と併用することで大幅に向上するものと考えている。
シリコーン系活性剤としては、好ましくはポリエーテル変性ポリシロキサン化合物であり、例えば、信越化学工業製のKF−351A、KF−642やビッグケミー製のBYK347、BYK348などが挙げられる。布帛への濡れ性を確保する為にインクの表面張力は35〜20mN/mに調整する事が好ましい。35mN/m以上だと布帛上ではじきやすく20mN/m以下だとヘッドノズル面で濡れ広がりやすく吐出不良の原因となってしまう。更に好ましくは30〜23mN/mである。
〈各種添加剤〉
本発明のインクジェット用水性インクは、長期保存安定性を保つため、防腐剤、防黴剤をインクジェット用水性インク中に添加してもかまわない。防腐剤・防黴剤としては、芳香族ハロゲン化合物(たとえばPreventol CMK)、メチレンジチオシアナート、含ハロゲン窒素硫黄化合物、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン(たとえばPROXEL GXL)などが挙げられる。本発明はこれらに限定されるものではない。
<繊維>
本発明のインクジェット記録方法において主として使用する布帛または編布を構成する繊維素材としては、酸性染料もしくは直接染料で染色可能な繊維を含有するものであれば、特に制限はないが、中でも、絹、ナイロン、羊毛、アクリル繊維、ポリウレタン、木綿、麻、レーヨンポリウレタン、等の繊維を含有するものが好ましい。その中でも、少なくとも絹、ナイロン、羊毛繊維が含有されていることが特に好ましい。
<布帛>
インクジェット記録する媒体としては、上記に挙げた繊維を、織物、編布、不織布等いずれの形態にしたものでもよい。又、本発明で使用し得る布帛としては、酸性染料もしくは直接染料で染色可能な繊維が100%であることが好適であるが、ポリエステル、アセテート等との混紡織布又は混紡不織布等も捺染用布帛として使用することができる。又、上記の様な布帛を構成する糸の太さとしては、10〜100dの範囲が好ましい。
<加熱工程固着処理>
加熱工程固着処理(発色処理ともいう)とは、染料の定着処理(固着処理、発色処理ともいう)の事である。インクジェット記録後布帛表面に付着したのみで、十分布帛に吸着・固着されていないインク中の染料を布帛に吸着・定着させることによりそのインク本来の色相を発現させる工程である。その方法としては、蒸気によるスチーミング、乾熱によるベーキング、サーモゾル、過熱蒸気によるHTスチーマー、加圧蒸気によるHPスチーマーなどが利用される。それらはプリントする素材、インクなどにより適宜選択される。また、印字された布帛は直ちに加熱処理しても、しばらくおいてから加熱処理しても用途に合わせて乾燥・発色処理すればよく、本発明においてはいずれの方法を用いてもよい。
酸性染料もしくは直接染料の固着方法は、主には常圧スチーミングで行なう事が好ましい。100から104℃の飽和蒸気中で記録物を定着させる方法である。酸性染料の場合は高圧スチーミングも多く用いられている。これは110℃から130℃の高温高圧飽和蒸気中で記録物を固着させる方法である。スチーミング時間は、染料種、布帛種等の条件によって異なるが、通常15分から90分程度で行なう事が染料固着率の関係で好ましい。
<洗浄>
本発明では特に洗浄は必要ではない。しかし加熱処理後は染着に関与しなかった染料を除去する目的で洗浄を行っても良い。その方法は、プリントする素材、インクにより選択される。水洗で終わるケースも多いが、堅牢度を要求される場合は、水洗、湯洗、ソーピング(40から50℃で5から10分、洗浄剤1から2g/l)を行なうことにより効果的である。洗浄後には乾燥を行っても良い。洗浄した布帛を絞ったり脱水した後、干したりあるいは乾燥機、ヒートロール、アイロン等を使用して乾燥させる。
以下に本発明の実施例を記すが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、実施例において「部」あるいは「%」の表示を用いるが、特に断りがない限り「質量部」あるいは「質量%」を表す。
〔インクジェット用水性インクの作製〕
下記の様にしてインクセット1を作製した。
インクセット1の作製
以下によりインク、及びインクセット1を作製した。
<イエローインク1>
C.I.アシッドイエロー79 5%
ジョンクリル70J(BASF社製水溶性樹脂、30%水溶液、酸化240、Tg102℃、平均分子量16500) 10%
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 25%
ジエチレングリコールモノエチルエーテル 20%
KF−351A(信越化学工業製、シリコーン系活性剤) 0.5%
以上にイオン交換水を加え全量を100部とし調整後5μmのフィルターで濾過し、イエローインク1を得た。
<マゼンタインク1>
イエローインクのC.I.アシッドの代わりにC.I.アシッドレッド249を用い同様にしてマゼンタインク1を得た。
<シアンインク1>
イエローインクのC.I.アシッドイエロー79の代わりにC.I.ダイレクトブルー87を用い同様にしてブラックインク1を得た。
<ブラックインク1>
イエローインクのC.I.アシッドイエロー79の代わりにC.I.アシッドブラック52:1を用い同様にしてブラックインク1を得た。
<ライトマゼンタインク1>
C.I.アシッドレッド249 1%
ジョンクリル70J(BASF社製水溶性樹脂、30%水溶液、酸化240、Tg102℃、平均分子量16500) 10%
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 25%
ジエチレングリコールモノエチルエーテル 45%
KF−351A(信越化学工業製、シリコーン系活性剤) 0.5%
以上にイオン交換水を加え全量を100部とし調整後5μmのフィルターで濾過し、ライトマゼンタインク1を得た。
<ライトシアンインク1>
ライトマゼンタインクのC.I.アシッドレッド249の代わりにC.I.ダイレクトブルー87を用い同様にしてライトシアンインク1を得た。
インクセット2の作製
インクセット2は、インクセット1の樹脂を抜いて作製し、それぞれ、イエローインク2、マゼンタインク2、シアンインク2、ブラックインク2、ライトマゼンタインク2及びライトシアンインク2を得た。
インクセット3の作製
インクセット3は、インクセット1の溶剤組成を次のように変更して作製した。
(イエローインク3、マゼンタインク3、シアンインク3及びブラックインク3)
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 8%
プロピレングリコール 35%
(ライトマゼンタインク3及びライトシアンインク3)
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 8%
プロピレングリコール 60%
インクセット4の作製
インクセット4は、インクセット1の界面活性剤をオルフィンe1010(信越化学社製)に変更して作製し、それぞれ、イエローインク4、マゼンタインク4、シアンインク4、ブラックインク4、ライトマゼンタインク4及びライトシアンインク4を得た。
インクセット5の作製
以下によりインク、及びインクセット5を作製した。
<イエローインク5>
C.I.アシッドイエロー79 8%
ジョンクリルJDX6500(BASF社製水溶性樹脂、29.5%水溶液、酸化74、Tg65℃、平均分子量10000) 10%
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 15%
プロピレングリコール 30%
BYK347(ビッグケミー製、シリコーン系活性剤) 0.5%
以上にイオン交換水を加え全量を100部とし調整後5μmのフィルターで濾過し、イエローインク5を得た。
<マゼンタインク5>
イエローインクのC.I.アシッドイエロー79の代わりにC.I.アシッドレッド274を用い同様にしてマゼンタインク5を得た。
<シアンインク5>
イエローインクのC.I.アシッドイエロー79の代わりにC.I.ダイレクトブルー199を用い同様にしてシアンインク5を得た。
<ブラックインク5>
イエローインクのC.I.アシッドイエロー79の代わりにC.I.アシッドブラック52:1を用い同様にしてブラックインク5を得た。
<ライトマゼンタインク5>
C.I.アシッドレッド274 1%
ジョンクリルJDX6500(BASF社製水溶性樹脂、29.5%水溶液、酸化74、Tg65℃、平均分子量10000) 10%
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 25%
プロピレングリコール 45%
BYK347(ビッグケミー製、シリコーン系活性剤) 0.5%
以上にイオン交換水を加え全量を100部とし調整後5μmのフィルターで濾過し、ライトマゼンタインク5を得た。
<ライトシアンインク5>
ライトマゼンタインクのC.I.アシッドレッド274の代わりにC.I.ダイレクトブルー199を用い同様にしてライトシアンインク5を得た。
インクセット6の作製
インクセット6は、インクセット5の樹脂を抜いて作製し、それぞれ、イエローインク6、マゼンタインク6、シアンインク6、ブラックインク6、ライトマゼンタインク6及びライトシアンインク6を得た。
インクセット7の作製
インクセット7は、インクセット5の溶剤組成を次のように変更して作製した。
(イエローインク7、マゼンタインク7、シアンインク7及びブラックインク7)
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 8%
プロピレングリコール 37%
(ライトマゼンタインク7及びライトシアンインク7)
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 8%
プロピレングリコール 62%
インクセット8の作製
インクセット8は、インクセット5の界面活性剤をオルフィンe1010(信越化学社製、非シリコーン系活性剤)に変更して作製し、それぞれ、イエローインク8、マゼンタインク8、シアンインク8、ブラックインク8、ライトマゼンタインク8及びライトシアンインク8を得た。
インクセット9の作製
インクセット9は、インクセット1の溶剤組成を次のように変更して作製した。
(イエローインク9、マゼンタインク9、シアンインク9及びブラックインク9)
ジエチレングリコールモノエチルエーテル 77%
(ライトマゼンタインク9及びライトシアンインク9)
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 85%
インクセット10の作製
インクセット10は、インクセット5の溶剤組成を次のように変更して作製した。
(イエローインク10、マゼンタインク10、シアンインク10及びブラックインク10)
ジエチレングリコールモノエチルエーテル 76%
(ライトマゼンタインク10及びライトシアンインク10)
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 86%
得られた、インクセット1〜10の組成を表1に示す。尚、表中のY1、M1・・・Lm8、Lc8はそれぞれ、イエローインク1、マゼンタインク1・・・ライトマゼンタインク10、ライトシアンタインク10を表す。
Figure 2009227895
〔評価〕
作製したインクセット1〜10を用いて以下の評価を行った。評価結果は表2に記載した。
ピエゾ型ヘッド(720dpi(dpiとは、1インチ当たりのドット数を表す)、液適量14pl)を6ヶを並列した6色プリント可能なプリント装置を用いて評価を行った。該装置には、記録媒体を下方より接触式ヒーターにて任意に加温できる。
(画質評価1)
上記評価装置の1つのヘッドに作製したインクを各々導入し、単色画像を作製して画質評価を行った。評価条件は以下の通りである。
印字解像度:720dpi×720dpi
ヘッド搬送速度:200mm/sec(双方向印字)
記録媒体:布帛1(インク受容層を施していない絹布)、布帛2(インク受容層を施していないナイロン/スパンデックス布;商標名ナイロン/ライクラ)
記録媒体加熱温度:印字面表面温度、50℃
評価画像:ウエッジ画像、250μm幅細線、白抜き文字
評価環境:20℃、相対湿度55%。
プリント後は飽和蒸気中、103℃で40分間固着させた。
滲みや白抜き文字を下記のように評価した。
××:滲みが激しく、細線が太り10箇所以上繊維に沿った滲みがあり、白抜き文字も認識できず
×:滲みがあり、細線の太りはないが10箇所未満繊維に沿った滲みがあり、白抜き文字も認識できず
△:滲みはないが、細線の太りは無く、白抜き文字は認識できず
○:滲みもなく、細線の太りは無く、白抜き文字の描画性がやや不明瞭だが、品質上問題のないレベル
◎:滲みもなく、細線の太りも無く、白抜き文字の描画性も明瞭
(画質評価2)
画質評価1で使用したプリント条件において、評価画像を髪の長い女性の画に変えて評価した。
××:色混ざりが激しく顔立ちや髪の毛の流れが認識できない
×:顔立ちや髪の毛の流れが認識できない
△:顔立ちは認識できるが髪の毛の流れは認識できない
○:打ち込み量の多い部分で多少の色混ざりはあるが、顔立ちも髪の毛の流れも認識できる
◎:色混ざりも無く顔立ちも髪の毛の流れも認識できる。
(射出性評価)
上記評価画像(A4サイズ)を連続30枚作製後、60分間隔をおいて再度画像作製を行い評価した。なお、60分間隔をおいて再度画像作製を行う際には、全ノズルからインク空打ちを行って画像作製した。
×:画像欠陥(インク射出不良)が多数見られる
△:画像欠陥はほとんどないが、拡大観察するとドットにサテライトが見られた
○:画像の書き出し部も含め画像欠陥は見られない。
(濃度評価)
印字密度100%部の所の色濃度を目視にて判定した
◎:十分な濃度があり、ムラもない
○:十分な濃度はあるが、若干ムラがある
△:やや濃度が低い
×:濃度が明らかに低い
××:濃度が明らかに低く、ムラもある。
以上の結果を表2に示す。いずれの評価も、○又は◎が実用性を有する。
Figure 2009227895
表2から、本発明のインクジェット用水性インクであっても、布帛を加熱しないと、画像が滲んで品質が保持できない事がわかる。また、水溶性樹脂・グリコールエーテル・シリコーン系活性剤のいずれか1つが欠けても、滲みや濃度、射出性全てが良好な画像が得られない事がわかる。
本発明の構成によって、酸性染料もしくは直接染料を用いてプリントする場合、画質、射出性を確保しつつ、布帛にインク受容層を施さなくても画像をプリントする事が可能であることがわかった。

Claims (2)

  1. インク受容層を施さない布帛に水性インクを記録ヘッドから付着させる際用いるインクジェット用水性インクであって、該インクジェット用水性インクは少なくとも水と、酸性染料もしくは直接染料から選ばれる水溶性染料と、グリコールエーテルと、酸性基としてカルボキシル基またはスルホン酸基を有し酸価が70以上300以下の水溶性樹脂、及び、シリコーン系活性剤からなることを特徴とするインクジェット用水性インク。
  2. インク受容層を施さない布帛に水性インクを記録ヘッドから付着させるインクジェット記録方法において、該水性インクは少なくとも水と、酸性染料もしくは直接染料から選ばれる水溶性染料と、グリコールエーテルと酸性基としてカルボキシル基またはスルホン酸基を有し酸価が70以上300以下の水溶性樹脂、及び、シリコーン系活性剤からなり、該水性インクを該布帛に付着させる際に加熱を行うことを特徴とするインクジェット記録方法。
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