JP2009227802A - ハードコート剤組成物、成形品、およびレンズ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも下記の成分(A)〜(D)を含有し、成分(A)、(B)、(C)の合計100重量部中、成分(A)が5〜60重量部、成分(B)が35〜90重量部、成分(C)が5〜60重量部、成分(D)が、成分(A)、(B)、(C)の合計100重量部に対して0.01〜10重量部であることを特徴とするハードコート剤組成物。成分(A):式(1)で表される1,3,5−N−トリス(3−トリメトキシシリルプロピル)イソシアヌレート、成分(B):一般式(2)で表されるシラン化合物あるいはそれが部分的に縮合した化合物、または、それらの混合物、成分(C):金属酸化物微粒子および、成分(D):金属キレート化合物
【選択図】なし
Description
[1]少なくとも下記の成分(A)〜(D)を含有し、成分(A)〜(C)の合計100重量部中、成分(A)が5〜60重量部、成分(B)が35〜90重量部、成分(C)が5〜70重量部、成分(D)が成分(A)〜(C)の合計100重量部に対して0.01〜10重量部であることを特徴とするハードコート剤組成物。
成分(A):式(1)で表されるシラン化合物
成分(C):金属酸化物微粒子
成分(D):金属キレート化合物
成分(A):式(1)で表されるシラン化合物
成分(B):一般式(2)で表されるシラン化合物あるいはそれが部分的に縮合した化合物、または、それらの混合物
成分(C):金属酸化物微粒子
成分(D):金属キレート化合物
n7、n8はそれぞれ独立に1〜10の整数を表す。)
これらの化合物は1種または2種以上組み合わせて用いられる。
調製方法は、公知の方法で行えばよく、特に限定されるものではないが、例えば以下の通りである。まず所望量の成分(A)〜(C)を遮光性の褐色ガラス容器あるいはポリ容器中で混合、必要に応じて組成物を温め(概ね50℃以下)、完全に混合させる。混合物が室温(23℃)の状態で成分(D),(E)、さらに必要に応じその他成分を添加し充分に混合する。さらに充分静置脱気して組成物とした。混合はマグネチックスターラーや攪拌器を用いたが、量や粘度に応じて、ミキサー、シェーカーなどを選択すればよい。
上記のようにして調製したハードコート剤組成物の塗布(コート)方法、硬化方法としては、ディッピング法、スピンナー法、スプレー法あるいはフロー法により基材にハードコート組成物を塗布した後、100〜200℃の温度で数時間加熱焼成することにより硬化させ、ハードコート剤組成物が硬化した被膜(ハードコート層)を形成することができる。
前記方法にてプラスチックレンズ基材上に形成されたハードコート層の表面に、反射防止膜を形成することができる。反射防止膜は、ハードコート層上に無機被膜、有機被膜の単層または多層で構成される。無機被膜の材質としては、SiO2,SiO,ZrO2,TiO2,TiO,Ti2O3,Ti2O5,Al2O3,Ta2O5,CeO2,MgO,Y2O3,SnO2,MgF2,WO3等の無機物が挙げられ、これらを単独でまたは2種以上を併用して用いることができる。プラスチックレンズの場合は、低温で真空蒸着が可能なSiO2,ZrO2,TiO2,Ta2O5が好ましい。
・硬化膜(ハードコート剤組成物が硬化した被膜)の密着性評価方法:
JIS−K5600−5−6:1999年付着性試験(クロスカット法)が挙げられる。
好ましい状態は、膜を硬化させた状態で分類0(カットの縁が完全に滑らかで、どの格子の目にもはがれがない)または分類1(カットの交差点における塗膜の小さなはがれ。クロスカット部分で影響を受けるのは、明確に5%を上回ることはない)である。また、後述の耐候性試験後の状態で分類0〜分類2(塗膜がカットの縁に沿って、及び/又は交差点においてはがれている。クロスカット部分で影響を受けるのは、明確に5%を超えるが15%を上回ることはない)である。
・硬化膜の耐擦傷性の評価方法:
スチールウール(♯0000)による擦り試験が挙げられ、好ましくは500g荷重・10往復でキズなしである。
・硬化膜の耐衝撃性の評価方法:
重量が16g(16g:FDA(米国食品医薬品局)基準値、眼鏡レンズでの実用上の指標となっている。)、33g、45g、68g、114g、229g、540gの鋼球を、1270mmの高さより順に落下させ、試料の破壊を確認した。破壊が起きた一つ前の剛球の重量を耐衝撃の値とした。好ましい状態は、229gの剛球を落下させた場合でも変化なし、またはクラックが発生しても破片の飛散りが無い状態である。より好ましい状態は、540gの剛球を落下させた場合でも変化なし、またはクラックが発生しても破片の飛散りが無い状態である。
・ハードコート剤組成物の粘度の測定:
25℃においてE型粘度により測定した。好ましくは0.1〜500mPa・s、より好ましくは0.5〜100mPa・s、さらに好ましくは1〜50mPa・sである。
・ハードコート剤組成物の保存安定性:
一ヶ月間、室温で保存してゲル化の有無を調べた。
・硬化膜の屈折率の測定:
アタゴ社製アッベ屈折計により測定した。
・硬化膜の外観の評価:
目視により行い、コート・硬化後の膜にハジキ、途切れ、平滑でない、ゆず肌の発生などの欠陥がないことを確認した。
本発明のハードコート剤組成物は樹脂などの基材に塗布・硬化すると耐擦傷性、耐衝撃性、密着性に優れ、透明性が非常に高いため、広い範囲で使用できる。特に、一層の塗布のみで済むため、作業効率が改善される利点がある。
[作製例1]
<チオウレタン系樹脂の作製(1)>
式(7)で表されるノルボルネンジイソシアナート 50.6g、式(8)で表される1,2−ビス(2−メルカプトエチル)チオ−3−メルカプトプロパン 25.5g、式(9)で表される、ペンタエリスリトールテトラ(3−メルカプトプロピオネート)23.9gとジブチル錫ジクロライド 0.02g、内部離型剤としてZelecUN(STEPAN社)0.125gを加えて攪拌し、減圧下で1時間脱泡した。1μmテフロン(登録商標)フィルターにて濾過後、ガラスモールドとガスケットよりなる成型モールドに注入した。この成型モールドを20℃から130℃まで徐々に昇温させながら、30時間で重合を行い、樹脂を合成した。重合終了後、徐々に冷却し合成された樹脂を成型モールドから取り出した。得られた樹脂を130℃にて2時間アニール処理し、中心厚1.15mmのレンズを得た。
<チオウレタン系樹脂の作製(2)>
式(10)で表されるm−キシリレンジイソシアナート 36.4g、式(8)で表される1,2−ビス(2−メルカプトエチル)チオ−3−メルカプトプロパン 33.6gとジブチル錫ジクロライド 0.01g、内部離型剤としてZelecUN(STEPAN社)0.07gを加えて攪拌し、減圧下で1時間脱泡した。1μmテフロン(登録商標)フィルターにて濾過後、ガラスモールドとガスケットよりなる成型モールドに注入した。この成型モールドを20℃から130℃まで徐々に昇温させながら、30時間で重合を行い、樹脂を合成した。重合終了後、徐々に冷却し合成された樹脂を成型モールドから取り出した。得られた樹脂を130℃にて2時間アニール処理し、中心厚1.15mmのレンズを得た。
<チオエポキシ系樹脂の作製(1)>
式(11)で表される、ビス(2,3−エピチオプロピル)ジスルフィド70.0g、N,N−ジメチルシクロヘキシルアミン0.014gとN,N−ジシクロヘキシルメチルアミン0.07gを加えて攪拌し、減圧下で1時間脱泡した。3μmテフロン(登録商標)フィルターにて濾過後、ガラスモールドとガスケットよりなる成型モールドに4時間かけ注入した。この成型モールドを20℃から120℃まで徐々に昇温させながら、30時間で重合を行い、樹脂を合成した。重合終了後、徐々に冷却し合成された樹脂を成型モールドから取り出した。得られた樹脂を120℃にて3時間アニール処理し、中心厚1.15mmのレンズを得た。
下記式(2)で表されるシラン化合物あるいはそれが部分的に縮合した化合物として3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン36.0gに0.1N塩酸水13.2gを攪拌しながら添加し、さらに2時間攪拌した。メチルセロソルブ70g、メタノール7.8gを加え、次に下記式(1)で表されるシラン化合物として1,3,5−N−トリス(3−トリメトキシシリルプロピル)イソシアヌレートを6.0g、金属酸化物微粒子としてメタノール分散酸化スズ−二酸化チタン−酸化ジルコニウム−五酸化アンチモン複合酸化物微粒子ゾルHIT30M1(日産化学(株)製、固形分濃度30重量% 製品名)70.0g(固形分重量:21.0g)を加え充分攪拌した後、金属キレート化合物として、Al(III)アセチルアセトネート1.9g、ジメチルシロキサン骨格を有する化合物として、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサンBYK333(BYKケミー製、製品名)0.06gを添加し4時間攪拌後、一昼夜熟成させてコーティング用ハードコート剤組成物とし、後述の方法で評価を行った。
上記式(2)で表されるシラン化合物あるいはそれが部分的に縮合した化合物として3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン36.0gに0.1N塩酸水13.2gを攪拌しながら添加し、さらに2時間攪拌した。メチルセロソルブ70g、メタノール0.8gを加え、次に上記式(1)で表されるシラン化合物として1,3,5−N−トリス(3−トリメトキシシリルプロピル)イソシアヌレートを6.0g、金属酸化物微粒子としてメタノール分散酸化ジルコニウム−酸化スズ−五酸化アンチモン−二酸化ケイ素複合酸化物微粒子ゾルHZ−307M6(日産化学(株)製、固形分濃度30重量% 製品名)80.0g(固形分重量:24.0g)を加え充分攪拌した後、金属キレート化合物として、Al(III)アセチルアセトネート1.9g、ジメチルシロキサン骨格を有する化合物として、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサンBYK333(BYKケミー製、製品名)0.06gを添加し4時間攪拌後、一昼夜熟成させてコーティング用ハードコート剤組成物とし、後述の方法で評価を行った。
表1に示す組成により、実施例1〜2同様にコーティング用ハードコート剤組成物を調製し、後述の方法で評価を行った。
上記式(2)で表されるシラン化合物あるいはそれが部分的に縮合した化合物として3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン42.0gに0.1N塩酸水13.2gを攪拌しながら添加し、さらに2時間攪拌した。メチルセロソルブ70g、メタノール7.8gを加え、金属酸化物微粒子としてメタノール分散酸化スズ−二酸化チタン−酸化ジルコニウム−五酸化アンチモン複合酸化物微粒子ゾルHIT30M1(日産化学(株)製、固形分濃度30重量%)76.0gを加え充分攪拌した後、金属キレート化合物として、Al(III)アセチルアセトネート1.9g、ジメチルシロキサン骨格を有する化合物として、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサンBYK333(BYKケミー製、製品名)0.06gを添加し4時間攪拌後、一昼夜熟成させてコーティング用組成物とし、後述の方法で評価を行った
表1に示す組成により、実施例1〜2同様にコーティング用ハードコート剤組成物を調製し、後述の方法で評価を行った。
実施例1〜5、比較例1〜5のそれぞれを作製例1〜4の樹脂板にディップコートにて塗布し、80℃で30分間風乾した後、120℃で120分間焼成を行った。このようにして得られた硬化被膜の膜厚は1.9〜2.5μmであった。このサンプルは温度23℃、相対湿度40〜50%の場所に保管し養生した。その後、厚みの確認を触針式表面形状測定器(DekTakIII アルバック社製)にて行った。
実施例1〜5、比較例1〜5の組成物の粘度(25℃)をE型粘度計(東京計器社製)により測定した。評価結果を表1に示す。
実施例1〜5、比較例1〜5の組成物について一週間室温に保存し、以下の評価を行った。評価結果を表1に示す。
A:ゲル化していない。
B:ゲル化した。
実施例1〜5、比較例1〜5の組成物について作製例1で成型した樹脂板上にディップコートにより製膜し、以下の評価を行った。
A:コート・硬化後の膜が平滑であり、ハジキ、途切れ、ゆず肌の発生などの欠陥がない。
B:コート・硬化後の膜にハジキ、途切れ、ゆず肌の発生などの欠陥がないが、若干平滑性が劣る。
C:硬化後の膜が平滑でない、ハジキ、途切れ、ゆず肌の発生など外観上欠陥が認められる。
評価結果を表1に示す。
実施例1〜5、比較例1〜5のそれぞれを作製例1の樹脂板上に硬化膜(ハードコート層)を形成したサンプルについて、アタゴ社製アッベ屈折計により測定した。
屈折率の測定値を表1に示す。
実施例1〜5、比較例1〜5のそれぞれを作製例1の樹脂板上にハードコート膜を形成したサンプルについて外観を目視により、透過率を膜透過率計(島津UV2200)により400nm〜600nm間の透過率を測定した。
A:400nm〜600nm間で透過率が90%以上
B:400nm〜600nm間での透過率80%以上90%未満
C:400nm〜600nm間での透過率80%未満
評価結果を表1に示す。
硬化の確認は、膜表面にタックがなく、つめで引っ掻いても膜剥がれがないものを完全硬化とした。
A:120℃・2hrの焼成で完全硬化した。
B:120℃・2hrの焼成では完全硬化しない。
(130℃・2hrの後焼成で完全硬化する)
C:完全硬化しない
評価結果を表1に示す。
実施例1〜5、比較例1〜5のそれぞれを作製例1〜3の樹脂板上に硬化膜(ハードコート層)を形成したサンプルについて、JIS−K5600付着性試験(クロスカット法)に沿って実施した。まずサンプルに等間隔スペーサを用いカッターナイフにて1mm間隔で切れ目を入れ、1mm2のマス目を25個形成させる。その上へ透明感圧付着テープを貼り付け、60℃の角度で引き剥がし、コート被膜の残っているマス目をカウントした。
分類0:カットの縁が完全に滑らかで、どの格子の目にもはがれがない。
分類1:カットの交差点における塗膜の小さなはがれ。クロスカット部分で影響を受けるのは、明確に5%を上回ることはない。
分類2:塗膜がカットの縁に沿って、及び/又は交差点においてはがれている。クロスカット部分で影響を受けるのは、明確に5%を超えるが15%を上回ることはない。
分類3:塗膜がカットの縁に沿って、部分的又は全面的に大はがれを生じており、及び/又は目のいろいろな部分が、部分的または全面的にはがれている、クロスカット部分で影響を受けるのは、明確に15%は超えるが35%を上回ることはない。
分類4:塗膜がカットの縁に沿って、部分的又は全面的に大はがれを生じており、及び/又は目のいろいろな部分が、部分的または全面的にはがれている、クロスカット部分で影響を受けるのは、明確に35%は超えるが65%を上回ることはない。
分類5:はがれの程度が分類4を超える。
評価結果を表2に示す。
実施例1〜5、比較例1〜5のそれぞれを作製例1の樹脂板上に硬化膜(ハードコート層)を形成したサンプルについて、♯0000のスチールウール(日本スチールウール(株)製)で1000g及び500gの荷重をかけ、10往復、表面を摩擦し、傷のついた程度を目視で次の段階で判断した。
AA:1000g荷重で摩擦した範囲に全く傷がつかない。
A:500g荷重で摩擦した範囲に全く傷がつかない。
B:500g荷重で摩擦した範囲内に1〜9本の傷がつく。
C:500g荷重で摩擦した範囲内に10〜30本の傷がつく。
D:500g荷重で摩擦した範囲内に無数の(30本を超える)傷がつく。
評価結果を表2に示す。
実施例1〜5、比較例1〜5のそれぞれを作製例1の樹脂板上に硬化膜(ハードコート層)を形成したサンプルについて耐衝撃性を評価した。質量が16g(16g:FDA(米国食品医薬品局)基準値、眼鏡レンズでの実用上の指標となっている。)、33g、45g、68g、114g、229g、540gの鋼球を、1270mmの高さより順に落下させ、試料の破壊を確認する。破壊が起きた一つ前の剛球の重量を耐衝撃の値とした。
評価結果を表2に示す。
実施例1〜5、比較例1〜5のそれぞれを作製例1の樹脂板上に硬化膜(ハードコート層)を形成したサンプルについて、80℃の温水中に15分浸漬し外観の変化を調べた。
A:外観上の変化が見られない。
B:膜に膨潤などの変化が観察される。
C:膜にクラックが観察される。
評価結果を表2に示す。
また、本発明のハードコート剤組成物は、基材に対して、一回の塗布のみで耐擦傷性、耐衝撃性が得られるため、作業効率が改善される利点がある。
Claims (7)
- 少なくとも下記の成分(A)〜(D)を含有し、成分(A)〜(C)の合計100重量部中、成分(A)が5〜60重量部、成分(B)が35〜90重量部、成分(C)が5〜60重量部、成分(D)が成分(A)〜(C)の合計100重量部に対して0.01〜10重量部であることを特徴とするハードコート剤組成物。
成分(A):式(1)で表されるシラン化合物
成分(C):金属酸化物微粒子
成分(D):金属キレート化合物 - 請求項1乃至3いずれかに記載のハードコート剤組成物を基材の表面に塗布し、次いで前記ハードコート剤組成物を硬化させてなる硬化膜を有する成形品。
- 前記基材がチオウレタン系樹脂またはチオエポキシ系樹脂から選ばれる少なくとも1つからなるものである請求項4に記載の成形品。
- 請求項1乃至3いずれかに記載のハードコート剤組成物を基材の表面に塗布し、次いで前記ハードコート剤組成物を硬化させてなる硬化塗膜を有するレンズ。
- 前記硬化塗膜の上に設けられた反射防止膜をさらに有することを特徴とする請求項6に記載のレンズ。
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