JP2009226275A - 排ガス浄化触媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】排ガス中に含まれる少なくともHC、CO、及びNOxの有害成分を充分に浄化できると共に、浄化性能の低下を抑制できる排ガス浄化触媒体を提供すること。
【解決手段】多孔質隔壁21を多角形格子状に配して軸方向に延びる多数のセル22を形成した多孔質基材2を有する排ガス浄化触媒体1である。セル22は排ガス流路221を形成し、排ガス流路221の上流28側又は下流29側には還元触媒領域11が形成されている。下流29側又は上流28側には酸化触媒領域12が形成されている。還元触媒領域11と酸化触媒領域12との間には酸素濃度調整領域13が形成されている。上流側28及び下流側29には、還元触媒領域11及び酸化触媒領域12のうち互いに異なる触媒領域がそれぞれ形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンから排出される排ガス中に含まれる少なくともHC、CO、及びNOxの有害成分を浄化する排ガス浄化触媒体に関する。
従来より、自動車の排ガスに含まれるHC、CO、NOx等の有害成分を浄化するために、Pt、Pd、Rh等の貴金属からなる触媒成分が担持されたγアルミナ等の酸化物粒子を、コージェライト等の多孔質基材に担持してなる排ガス浄化触媒体が用いられている。
排ガス浄化触媒体において、触媒反応である酸化還元反応を円滑に進めるためには、排ガスの脈動による触媒環境の空燃比の変動を緩和し、適度な酸素濃度を維持する必要がある。そのため、自動車用三元触媒やNOx吸蔵還元触媒等のように酸素吸蔵放出能を有する助触媒と上記触媒成分とを同時に担持することが主流となっている。
しかし、従来の排ガス浄化触媒体においては、次のように問題があった。
即ち、上記助触媒とRh等の貴金属元素からなる上記触媒成分とを併用すると、逆にRhを一時的に酸素被毒状態にしてしまい、Rhの活性を一時的に失活させてしまうという懸念があった。
また、貴金属元素や助触媒粒子自身が熱により移動したり、あるいは、粒子同士が会合して合金化し、当初の機能を失ってしまうという問題があった。
そのため、従来の排ガス浄化触媒体においては、上述の失活及び触媒機能の低下等を予め考慮しつつ要求される浄化能を維持するために、新車時の触媒必要量より、7割程度過剰な貴金属元素や助触媒を担持する措置がとられており、環境負荷とコスト高という点で問題になっていた。
そこで、例えば、NOx吸蔵還元触媒のNOx浄化反応促進のため、機能の異なる複数のモノリスを配置し、上流側には、CO濃度、H2濃度の調節機能を有するモノリスを配置することにより、NOx浄化率を向上させる方法が開示されている(特許文献1参照)。
また、HC、CO、NOxを同時に浄化できる三元触媒の分野においても、例えば、機能の異なる複数のモノリスを配置し、三元触媒を有するモノリスの下流にさらにHC浄化機能を担うモノリスを別途配置する方法が開示されている(特許文献2参照)。
特開2003−24749号公報 特開平11−226425号公報
しかしながら、NOx浄化率を向上させる方法においては、HCの浄化触媒成分への対策は不十分であった。
また、三元触媒を有するモノリスの下流にさらにHC浄化機能を担うモノリスを別途配置する方法においては、依然としてRhと助触媒との併用によるRh機能の失活の懸念があると共に、貴金属元素同士の合金化して触媒性能が低下してしまうおそれがあった。
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、排ガス中に含まれる少なくともHC、CO、及びNOxの有害成分を充分に浄化できると共に、浄化性能の低下を抑制できる排ガス浄化触媒体を提供しようとするものである。
エンジンから排出される排ガス中に含まれる少なくともHC、CO、及びNOxの有害成分を浄化する排ガス浄化触媒体であって、
該排ガス浄化触媒体は、多孔質隔壁を多角形格子状に配して軸方向に延びる多数のセルを形成した多孔質基材を有し、上記セルは排ガス流路を形成しており、
上記排ガス流路の上流側又は下流側のいずれか一方には、上記多孔質隔壁の表面に還元能を有する還元貴金属触媒を担持させた還元触媒領域が形成されており、他方には、上記多孔質隔壁の表面に酸化能を有する酸化貴金属触媒と酸素濃度調整能を有する助触媒とを担持させた酸化触媒領域が形成されており、
上記還元触媒領域と上記酸化触媒領域との間には、上記多孔質隔壁の表面に酸素濃度調整能を有する助触媒を担持させた酸素濃度調整領域が形成されていることを特徴とする排ガス浄化触媒体にある(請求項1)。
本発明の排ガス浄化触媒体においては、上記のごとく、上記多孔質基材の上記排ガス流路の上流側、下流側、及びその間に、機能が異なる少なくとも3つの領域(上記還元触媒領域、上記酸素濃度調整領域、及び上記酸化触媒領域)が形成されている。即ち、上記還元触媒領域においては、上記還元貴金属触媒によりNOxの浄化を行うことができ、上記酸化触媒領域においては、上記酸化貴金属触媒により、CO及びHCの浄化を行うことができる。さらに上記酸素濃度調整領域においては、上記助触媒により、酸素濃度を調整して上述の浄化反応を円滑に進行させることができる。
また、上記排ガス浄化触媒体においては、上記還元貴金属触媒、及び上記酸化貴金属触媒を上記多孔質基材における上記上流側及び上記下流側というそれぞれ異なる領域に配置してある。さらに、上記助触媒を有する酸素濃度調整領域を、上記還元貴金属触媒を有する還元触媒領域とは異なる領域に設けてある。そのため、上記排ガス浄化触媒体においては、上記還元触媒領域における還元作用、上記酸化触媒領域における酸化作用、及び上記酸素濃度調整領域における酸素濃度調整作用を、互いに妨げることなく、充分に発揮させることができる。
特に、上記排ガス浄化触媒体においては、酸素被毒を受けやすく上記助触媒と反応して失活し易い上記還元貴金属触媒を、上記助触媒を含有する酸化触媒領域及び酸素濃度調整領域とは異なる位置に形成している。そのため、上記還元貴金属触媒と上記助触媒との直接的な接触を回避し、上記還元貴金属触媒の触媒活性の低下を抑制することができる。さらに、上記還元貴金属触媒を有する上記還元触媒領域と酸化貴金属触媒を有する上記酸化触媒領域とをそれぞれ異なる位置(上記上流側又は上記下流側)に形成している。そのため、上記還元貴金属触媒と上記酸化貴金属触媒との直接的な接触を回避し、高温環境下におけるこれらの合金化を防止し、触媒活性の低下を抑制することができる。それ故、上記排ガス浄化触媒体は、長期間安定に優れた浄化作用を発揮することができる。
上記排ガス浄化触媒体は、上述のごとく長期間安定して優れた浄化作用を発揮することができるため、上記還元貴金属触媒及び上記酸化貴金属触媒を過剰量使用しなくとも、優れた浄化作用を発揮することができる。
また、上記排ガス浄化触媒体においては、1つの上記多孔質基材に、上記還元貴金属触媒、上記酸化貴金属触媒、及び上記助触媒を担持させても、HC、CO、及びNOxの有害成分に対して優れた浄化作用を長期間安定して発揮することができる。そのため、複数の多孔質基材を用いる必要がなく、排ガス浄化システムの大型化を回避することができ、エンジンルームや車両床下の排気管レイアウトの自由度を高めることが可能になる。
このように、本発明によれば、排ガス中に含まれる少なくともHC、CO、及びNOxの有害成分を充分に浄化できると共に、浄化性能の低下を抑制できる排ガス浄化触媒体を提供することができる。
次に、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
上記排ガス浄化触媒体は、多孔質隔壁を多角形格子状に配して軸方向に延びる多数のセルを形成した多孔質基材を有し、上記排ガス浄化触媒体において上記セルは排ガス流路を形成している。上記多孔質基材のセルの断面形状は、三角形、四角形、及び六角形等の多角形状とすることができる。また、上記多孔質基材の形状としては、種々の形状を採用することができるが、例えば円筒形状等とすることができる。
上記排ガス流路における上流側又は下流側には、上記多孔質隔壁の表面に還元能を有する還元貴金属触媒を担持させた還元触媒領域が形成されている。
上記還元触媒領域は、上記助触媒を含有していないことが好ましい。
この場合には、上記還元触媒領域において、上記還元貴金属触媒の酸素被毒を抑制して、上記還元貴金属触媒は、優れた還元能をより長期間安定して発揮することができる。
上記還元貴金属触媒は、Rhを含有することが好ましい(請求項3)。
この場合には、Rhの優れた還元力を生かして上記還元貴金属触媒はより優れた還元能を示すことができ、上記排ガス浄化触媒体のNOxに対する浄化作用を向上させることができる。具体的には上記還元貴金属触媒としては、例えばRh、Rhの酸化物、及びRhと他の金属元素との複合酸化物等を用いることができる。
好ましくは、上記還元貴金属触媒は、金属元素としてRhのみを含有することがよい(請求項4)。
この場合には、上記還元貴金属触媒の還元能の低下を抑制し、上記排ガス浄化触媒体は、より長期間安定にNOxに対する浄化作用を示すことができる。
即ち、Rhは、優れた還元能を示すことができる反面、他の貴金属と反応して合金化して失活し易い。上記のごとくRhのみを採用することにより、他の貴金属との合金化を防止し、上記還元貴金属触媒は長期間安定して優れた触媒性能を維持することができる。
また、上記排ガス流路における下流側又は上流側のいずれか一方には、上記多孔質隔壁の表面に酸化能を有する酸化貴金属触媒と酸素濃度調整能を有する助触媒とを担持させた酸化触媒領域が形成されている。
上記酸化貴金属触媒は、Pt及び/又はPdを含有することが好ましい(請求項5)。
この場合には、上記酸化貴金属触媒はより優れた酸化能を示すことができ、上記排ガス浄化触媒体のHC及びCOに対する浄化作用を向上させることができる。
具体的には上記酸化貴金属触媒としては、例えばPt、Pd、Pt酸化物、Pd酸化物、PtとPdの複合酸化物、及びPt又はPdと他の金属元素との複合酸化物等を用いることができる。
また、上記還元触媒領域と上記酸化触媒領域との間には、上記多孔質隔壁の表面に酸素濃度調整能を有する助触媒を担持させた酸素濃度調整領域が形成されている。
上記助触媒は、Ce、Zr、Al、Mg、Ti、及びSiから選ばれる元素の酸化物、又はこれら2種以上の元素の複合酸化物を含有することが好ましい(請求項6)。
この場合には、上記助触媒は優れた酸素吸蔵放出能を発揮することができる。
上述の元素の酸化物としては、具体的には、例えばCeO2、ZrO2、Al23、MgO、TiO2、SiO2等を用いることができる。また、上述の複合酸化物としては、例えばCe、Zr、Al、Mg、Ti、及びSiから選ばれる2種以上の元素を含有する複合酸化物、又はCe、Zr、Al、Mg、Ti、及びSi選ばれる1種以上の元素と、他の元素との複合酸化物等を用いることができる。
より好ましくは、上記助触媒は、CeO2/ZrO2固溶体からなることがよい(請求項7)。
この場合には、上記助触媒の酸素吸蔵放出能をより一層向上させ、上記還元触媒領域及び上記酸化触媒領域における上述の浄化をより効率よく行うことができる。
また、上記多孔質基材の上記多孔質隔壁の表面には、Al23、MgO、Y23、TiO2、SiO2、Ni23、W23から選ばれる1種以上の化合物を含有する担持層が形成されており、上記還元貴金属触媒、上記酸化貴金属触媒、及び上記助触媒は、上記担持層に担持されていることが好ましい(請求項8)。
この場合には、上記還元貴金属触媒、上記酸化貴金属触媒、及び上記助触媒の耐熱性を向上させることができる。そのため、高温下に曝される上記排ガス浄化触媒体の耐久性を向上させることができる。
上述の各触媒が担持された上記担持層の形成にあたっては、例えば上記多孔質基材の上記多孔質隔壁の表面に予め上記担持層を形成し、該担持層に各触媒を担持させることができる。また、上記担持層を形成する上述のAl23等からなる粒子に各触媒を担持させ、この複合粒子を上記多孔質基材の上記多孔質隔壁の表面に担持させて上記担持層を形成することもできる。
より好ましくは、上記担持層は、Al23又はSiO2からなることがよい。
Al23からなる場合には、上記担持層は、上記還元貴金属触媒、上記酸化貴金属触媒、及び上記助触媒を優れた結着力で担持できると共に、例えばコージェライト等からなる上記多孔質基材にしっかりと結合させることができる。またこの場合には、担持層の表面積を大きくすることができ、排ガスの浄化をより効率よく行うことができる。
また、SiO2からなる場合には、上記還元貴金属触媒、上記酸化貴金属触媒等、及び上記助触媒と上記担持層との密着性が向上し、高温下での長時間の使用においても、触媒成分(還元貴金属触媒及び酸化貴金属触媒)の凝集等による触媒劣化、つまりシンタリングを抑制することができる。その結果、触媒成分の活性を高い状態に維持することが可能となり、高温下における耐久性を向上させることができる。特に、高温下における耐久性が向上する組合せとしては、SiO2粒子(上記担体)とCeO2粒子(上記助触媒)、SiO2粒子(上記担体)とCeO2−ZrO2固溶体粒子(上記助触媒)等がある。
また、上記酸化触媒領域における上記酸化貴金属触媒は、上記助触媒及び/又は上記担持層に担持されていることが好ましい(請求項9)。
この場合には、上記酸化貴金属触媒による浄化をより効率よく行うことができ、上記排ガス浄化触媒体の浄化作用を向上させることができる。
また、上記多孔質基材は、コージェライトセラミックスからなることが好ましい(請求項10)。
この場合には、上記多孔質基材は、熱膨張係数が低く、耐熱衝撃性に優れたものとなる。そのため、上記排ガス浄化触媒体は、高温下での使用においても、優れた耐久性を示すことができる。
また、上記排ガス浄化触媒体において、上記還元触媒領域又は上記酸化触媒領域は、上記多孔質基材の軸方向の端部(上記上流側又は上記下流側の端部)から該軸方向に所定幅の領域で形成することができる。また、上記酸素濃度調整領域は、上記還元触媒領域と上記酸化触媒領域との間における上記多孔質基材の軸方向に所定の幅で形成することができる。
好ましくは、上記還元触媒領域、上記酸化触媒領域、及び上記酸素濃度調整領域は、上記多孔質基材の上記軸方向の全長の1/10〜1/2の幅で形成されていることがよい。
各領域が上記多孔質基材の上記軸方向の全長の1/10未満の場合には、各領域におけるそれぞれ還元能、酸化能、及び酸素濃度調節能が不十分になってしまうおそれがある。より好ましは、1/4以上の幅で形成されていることがよい。一方、各領域の少なくとも1つが1/2を越える場合には、その他の領域が小さくなり、充分な触媒能を発揮することができなくなるおそれがある。
より具体的に例えば長さ100mm、直径φ100mmの円柱状モノリスを上記多孔質基材として用いた場合には、各領域は上記多孔質基材の軸方向における幅で約10mm〜50mmに調整することができる。
次に、本発明の実施例につき、図1〜図3を用いて説明する。
図1及び図2に示すごとく、本例の排ガス浄化触媒体1は、エンジンから排出される排ガス中に含まれる少なくともHC、CO、及びNOxの有害成分を浄化するために用いられる。排ガス浄化触媒体1は、多孔質隔壁21を多角形格子状に配して軸方向に延びる多数のセル22を形成した多孔質基材2を有する。セル22は、排ガスの通り道である排ガス流路221を形成している。
図2及び図3(a)に示すごとく、排ガス流路221の上流端28側には、多孔質隔壁21の表面200に還元能を有する還元貴金属触媒3を担持させた還元触媒領域11が形成されている。
また、図2及び図3(b)に示すごとく、排ガス流路221の下流端29側には、多孔質隔壁21の表面200に酸化能を有する酸化貴金属触媒4と酸素濃度調整能を有する助触媒5とを担持させた酸化触媒領域12が形成されている。
また、図2及び図3(c)に示すごとく、還元触媒領域11と酸化触媒領域12との間には、多孔質隔壁21の表面200に酸素濃度調整能を有する助触媒5を担持させた酸素濃度調整領域13が形成されている。
図2、図3(a)、及び図3(b)に示すごとく、排ガス流路221の上流28側及び下流29側には、還元触媒領域11及び酸化触媒領域12のうちそれぞれ互いに異なる触媒領域が形成されている。
以下、本例の排ガス浄化触媒体1について詳細に説明する。
本例においては、図1〜図3に示すごとく、多孔質基材2は、コージェライトセラミックスよりなり、多数の細孔を有する円筒状の多孔質体である。多孔質隔壁21は、四角格子状に配され、セル22の断面形状は、四角形状になっている。
本例においては、図3(a)〜(c)に示すごとく、多孔質隔壁22の表面200には、アルミナ(Al23)からなる担持層6が形成されている。還元触媒領域11、酸化触媒領域12、酸素濃度調整領域13においては、還元貴金属触媒3、酸化貴金属触媒4、及び助触媒が担持層6を介して多孔質隔壁21の表面に担持されている。
還元触媒領域11においては、アルミナ(Al23)からなる担持層6上に、粒径約0.5〜1nmのRh粒子からなる還元貴金属触媒3が担持されている(図3(a)参照)。
酸化触媒領域12においては、アルミナ(Al23)からなる担持層6上に、粒径約1〜20nmのCeO2/ZrO2固溶体粒子からなる助触媒5と、粒径約0.5〜1nmのPt粒子からなる酸化貴金属触媒4とが担持されている(図3(b)参照)。酸化貴金属触媒4は、一部は担持層6上に直接担持されており、残りの一部は助触媒5上に担持されている。
酸素濃度調整領域13においては、アルミナ(Al23)からなる担持層6上に、粒径約1〜20nmCeO2/ZrO2固溶体からなる助触媒5が担持されている(図3(c)参照)。
本例において、図2に示すごとく、還元触媒領域11は、多孔質基材2の上流端28から多孔質基材2の軸方向の長さの1/3の領域に形成されている。また、酸化触媒領域12は、多孔質基材2の下流端29から多孔質基材2の軸方向の長さの1/3の領域に形成されている。また、酸素濃度調整領域13は、多孔質基材2の中央部における軸方向の長さの1/3の領域、即ち還元触媒領域11と酸化触媒領域12との間に形成されている。
以下、本例の排ガス浄化触媒体の製造方法につき、説明する。
本例においては、多孔質基材の多孔質隔壁に担持層を形成し、次いで、多孔質基材の軸方向の一方の端部から2/3の領域に助触媒を担持させ、さらに同じ側の端部から1/3の領域に酸化貴金属触媒を担持させる。次に、もう一方の端部から1/3の領域に還元貴金属触媒を担持させて、排ガス浄化触媒体を作製する。
以下、詳細に説明する。
まず、多孔質基材(モノリス)の表面に、アルミナからなる担持層6を形成した。
即ち、まず、アルミナ粒子(日産化学製、アルミナゾル520)を準備し、このアルミナ粒子約100mlを純水500ml中に分散させてアルミナ粒子分散スラリーを作製した。次に、アルミナ粒子分散スラリー中に多孔質基材(モノリス)を含浸させて、多孔質基材全体に均一にアルミナ粒子をコートした(直接含浸法)。その後、温度400℃で仮焼することにより、多孔質基材2の表面200を覆う、アルミナよりなる担持層6を形成した(図3(a)〜(c)参照)。担持層6は、多孔質基材2の多孔質隔壁21の表面全体に形成されている。
次に、助触媒の前駆体粒子のスラリーを作製した。
即ち、まず、水またはエタノール等の有機溶媒等からなる溶媒500ml中にCe−Zr複合酸化物25gを添加した。次いで、30分間攪拌しながら25kHzの超音波を照射することすることにより、Ce−Zr複合酸化物をナノオーダに微細化させると共に、溶媒中に分散させたCe−Zr複合酸化物スラリーを得た。このスラリーを、遠心分離機(日立工機製、CR20G)によって洗浄した。このようにして、助触媒の前駆体粒子のスラリーを得た。
次に、酸化貴金属触媒(Pt粒子)のスラリーを作製した。
即ち、まず、水またはエタノール等の有機溶媒などからなる溶媒250ml中にPtCl2(フルヤ金属製)0.1gを分散させ、さらにPtCl2のPtへの還元助剤であるアルカノールアミン(和光純薬工業製)を約10ml添加した。次いで、得られたスラリーを超音波発生器(ソノリアクター、本多電子製)にセットし、30分間攪拌しながら25kHzの超音波を照射した。この超音波照射により塩化白金(PtCl2)が還元され、Pt粒子となる。
その後、スラリー中のPt粒子を遠心分離機によって洗浄した。このようにして酸化貴金属触媒のスラリーを得た。
また、還元貴金属触媒(Rh粒子)のスラリーを作製した。
Rh粒子は、上述のPt粒子のスラリーと同様の方法により得ることができる。即ち、PtCl2の代わりにRhCl3を用い、その他は上述のPt粒子の作製方法と同様の操作を行うことにより、Rh粒子のスラリーを得た。
なお、酸化貴金属触媒の作製にあたっては、後述の多孔質基材への担持の際に、酸化貴金属触媒と助触媒の前駆体粒子とを溶媒に分散し、さらに硝酸を加えて分散液pHを約3程度に調整することにより、多孔質基材へ担持しやすいスラリーとすることもできる。
次に、得られた酸化貴金属触媒(Pt粒子)のスラリー、還元貴金属触媒(Rh粒子)のスラリー、及び助触媒の前駆体粒子のスラリーにそれぞれ25kHzの超音波を再度照射することにより、Pt粒子、Rh粒子、及び前駆体粒子をナノオーダへ微細化させた。
次いで、Pt粒子、Rh粒子、及び前駆体粒子を、上述のごとく担持層を形成した多孔質基材に担持させた。
即ち、まず、多孔質基材の軸方向における一方の端部から多孔質基材の長さの約1/3までの領域をRh粒子のスラリーへ浸漬し、多孔質基材にRh粒子を担持させた。次に、熱風発生器を用いて温度150℃の熱風を照射し、乾燥させた。この浸漬と照射とを繰り返し行い、Rh粒子を0.3g/L担持させた。これにより、多孔質基材2に還元触媒領域11を形成した(図2参照)。
また、多孔質基材の軸方向におけるもう一方の端部、即ちRh粒子のスラリーに浸漬させた端部とは反対側の端部から多孔質基材の長さの約2/3までの領域を、助触媒の前駆体粒子のスラリーに浸漬し、多孔質基材に助触媒の前駆体粒子を担持させた。次に、熱風発生器を用いて温度150℃の熱風を照射し、乾燥させた。この浸漬と照射とを繰り返し行い、助触媒の前駆体粒子を80g/L担持させた。なお、浸漬の際には、既にRh粒子を担持させた領域(還元触媒領域)までは浸漬させなかった。
次に、助触媒の前駆体粒子のスラリーに浸漬させた側の端部から多孔質基材の長さの約1/3までの領域を、Pt粒子のスラリーへ浸漬し、多孔質基材にPt粒子を担持させた。次に、熱風発生器を用いて温度150℃の熱風を照射し、乾燥させた。この浸漬と照射とを繰り返し行い、Pt粒子を1.4g/L担持させた。
その後、上記多孔質基材を温度500℃で2時間焼成した。これにより、Ce−Zr複合酸化物からなる助触媒の前駆体粒子からCeO2/ZrO2固溶体からなる助触媒を生成した。
このようにして、図1〜図3に示すごとく、多孔質基材2の上流端28から多孔質基材2の軸方向の長さの約1/3の領域に、還元貴金属触媒3(Rh粒子)が担持された還元触媒領域11が形成され、下流端29から多孔質基材2の軸方向の長さの1/3の領域に、酸化貴金属触媒4(Pt粒子)と助触媒5(CeO2/ZrO2固溶体粒子)とが担持された酸化触媒領域12が形成され、還元触媒領域11と酸化触媒領域12との間に助触媒5(CeO2/ZrO2固溶体粒子)が担持された酸素濃度調整領域13が形成された排ガス浄化触媒体1を得た。
図1〜図3に示すごとく、本例の排ガス浄化触媒体1においては、多孔質基材2の排ガス流路221の上流28側、下流29側、及びその間に、機能が異なる少なくとも3つの領域(還元触媒領域11、酸素濃度調整領域13、及び酸化触媒領域12)が形成されている。即ち、還元触媒領域11においては、還元貴金属触媒3によりNOxの浄化を行うことができ、酸化触媒領域12においては、酸化貴金属触媒4により、CO及びHCの浄化を行うことができる。さらに酸素濃度調整領域13においては、助触媒5により、酸素濃度を調整して上述の浄化反応を円滑に進行させることができる。
また、排ガス浄化触媒体1においては、還元貴金属触媒3及び酸化貴金属触媒4を多孔質基材2における上流28側及び下流29側というそれぞれ異なる領域に配置してある。さらに、助触媒5を有する酸素濃度調整領域13を、還元貴金属触媒3を有する還元触媒領域11とは異なる領域に設けてある。
そのため、排ガス浄化触媒体1においては、還元触媒領域11における還元作用、酸化触媒領域12における酸化作用、及び酸素濃度調整領域13における酸素濃度調整作用を、互いに妨げることなく、充分に発揮させることができる。
特に、排ガス浄化触媒体1においては、酸素被毒を受けやすく助触媒5と反応して失活し易い還元貴金属触媒3を、助触媒5を含有する酸化触媒領域12及び酸素濃度調整領域13とは異なる位置に形成し、さらに還元触媒領域11には、助触媒5を担持させていない。そのため、還元貴金属触媒3と助触媒5との直接的な接触を回避することが可能になり、還元貴金属触媒3の触媒活性の低下を抑制することができる。
さらに、還元貴金属触媒3を有する還元触媒領域11と酸化貴金属触媒4を有する酸化触媒領域12とをそれぞれ異なる位置(上流28側又は下流29側)に形成している。そのため、還元貴金属触媒3と酸化貴金属触媒4との直接的な接触を回避し、高温環境下におけるこれらの合金化を防止することができる。それ故、触媒活性の低下を抑制することができる。したがって、本例の排ガス浄化触媒体1は、長期間安定に優れた浄化作用を発揮することができる。
排ガス浄化触媒体1は、上述のごとく長期間安定して優れた浄化作用を発揮することができるため、還元貴金属触媒3及び酸化貴金属触媒4を過剰量使用しなくとも、本例の排ガス浄化触媒体1は、優れた浄化作用を発揮することができる。
また、本例の排ガス浄化触媒体1においては、1つの多孔質基材2に、還元貴金属触媒3、酸化貴金属触媒4、及び助触媒5を担持させても、上述のごとくHC、CO、及びNOxの有害成分に対して優れた浄化作用を長期間安定して発揮することができる。そのため、複数の多孔質基材を用いる必要がなく、排ガス浄化システムの大型化を回避することができ、エンジンルームや車両床下の排気管レイアウトの自由度を高めることが可能になる。
このように、本例によれば、排ガス中に含まれる少なくともHC、CO、及びNOxの有害成分を充分に浄化できると共に、浄化性能の低下を抑制できる排ガス浄化触媒体1を提供することができる。
また、本例においては、断面が四角形状のセルを有する多孔質基材を用いて排ガス浄化触媒体(図1参照)を作製したが、図4に示すごとく、断面が六角形状のセル22を有する多孔質基材2を用いて排ガス浄化触媒体1を作製することもできる。即ち、多孔質隔壁21を六角格子状に配して軸方向に延びる多数のセル22を形成した多孔質基材2を用いても、上述の例と同様にして、還元触媒領域、酸化触媒領域、及び酸素濃度調整領域を形成し、排ガス浄化触媒体1を作製することができる。
実施例にかかる、排ガス浄化触媒体の全体の様子を示す説明図。 実施例にかかる、排ガス浄化触媒体の軸方向の断面構造を示す説明図。 実施例にかかる、排ガス浄化触媒体の軸方向の断面構造を示す図であって、還元触媒領域における多孔質隔壁の周辺を拡大した様子を示す説明図(a)、排ガス浄化触媒体の軸方向の断面構造を示す図であって、酸化触媒領域における多孔質隔壁の周辺を拡大した様子を示す説明図(b)、排ガス浄化触媒体の軸方向の断面構造を示す図であって、酸素濃度調整領域における多孔質隔壁の周囲を拡大した様子を示す説明図(c)。 実施例にかかる、断面が六角形状のセルの多孔質基材を備えた排ガス浄化触媒体の全体の様子を示す説明図。
符号の説明
1 排ガス浄化触媒体
11 還元触媒領域
12 酸化触媒領域
13 酸素濃度調整領域
2 多孔質基材
21 多孔質隔壁
22 セル
221 排ガス流路
28 上流端
29 下流端
3 還元貴金属触媒
4 酸化貴金属触媒
5 助触媒

Claims (10)

  1. エンジンから排出される排ガス中に含まれる少なくともHC、CO、及びNOxの有害成分を浄化する排ガス浄化触媒体であって、
    該排ガス浄化触媒体は、多孔質隔壁を多角形格子状に配して軸方向に延びる多数のセルを形成した多孔質基材を有し、上記セルは排ガス流路を形成しており、
    上記排ガス流路の上流側又は下流側のいずれか一方には、上記多孔質隔壁の表面に還元能を有する還元貴金属触媒を担持させた還元触媒領域が形成されており、他方には、上記多孔質隔壁の表面に酸化能を有する酸化貴金属触媒と酸素濃度調整能を有する助触媒とを担持させた酸化触媒領域が形成されており、
    上記還元触媒領域と上記酸化触媒領域との間には、上記多孔質隔壁の表面に酸素濃度調整能を有する助触媒を担持させた酸素濃度調整領域が形成されていることを特徴とする排ガス浄化触媒体。
  2. 請求項1において、上記還元触媒領域、上記酸化触媒領域、及び上記酸素濃度調整領域は、上記多孔質基材の上記軸方向の全長の1/10〜1/2の幅で形成されていることを特徴とする排ガス浄化触媒体。
  3. 請求項1又は2において、上記還元貴金属触媒は、Rhを含有することを特徴とする排ガス浄化触媒体。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、上記還元貴金属触媒は、金属元素としてRhのみを含有することを特徴とする排ガス浄化触媒体。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、上記酸化貴金属触媒は、Pt及び/又はPdを含有することを特徴とする排ガス浄化触媒体。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において、上記助触媒は、Ce、Zr、Al、Mg、Ti、及びSiから選ばれる元素の酸化物、又はこれら2種以上の元素の複合酸化物を含有することを特徴とする排ガス浄化触媒体。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項において、上記助触媒は、CeO2/ZrO2固溶体からなることを特徴とする排ガス浄化触媒体。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項において、上記多孔質基材の上記多孔質隔壁の表面には、Al23、MgO、Y23、TiO2、SiO2、Ni23、W23から選ばれる1種以上の化合物を含有する担持層が形成されており、上記還元貴金属触媒、上記酸化貴金属触媒、及び上記助触媒は、上記担持層に担持されていることを特徴とする排ガス浄化触媒体。
  9. 請求項8において、上記酸化触媒領域における上記酸化貴金属触媒は、上記助触媒及び/又は上記担持層に担持されていることを特徴とする排ガス浄化触媒体。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項において、上記多孔質基材は、コージェライトセラミックスからなることを特徴とする排ガス浄化触媒体。
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