JP2009224923A - データ送信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ローカルエリアネットワークを介して複数の端末に遅滞なくデータを送信することのできるデータ送信装置を提供する。
【解決手段】データ送信装置(MFD10)は、一の端末へのデータ送信に失敗した場合(S12:NO)、他の端末へのデータ送信を試みた後に、一の端末へのデータ送信をリトライする(S14)。リトライは、データ送信に失敗した場合に直ちに実行されることがなく、他の端末へのデータ送信を試みた後に実行される。従ってこのデータ送信装置は、一の端末へのデータ送信に失敗したとしても、他の端末へ遅滞なくデータを送信することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ローカルエリアネットワークを介して複数の端末に同一のデータを順次に送信するデータ送信装置に関する。
画像を読み取ることによって作成されたスキャンデータを端末に送信する読取装置が知られている(例えば特許文献1)。例えば、このようにデータを端末に送信する装置(データ送信装置)において、複数の端末に同一のデータを同時配信する機能を備えたものもある。複数の端末がデータ送信先に指定された場合、データ送信装置は、まず送信先のひとつの端末とコネクションを確立し、データ送信の完了を確認した後に、そのコネクションを解除する。データ送信装置は、ひとつの端末へのデータ送信が完了した後に、次の送信先端末とコネクションを確立する。
特開2006−60499号公報
ローカルエリアネットワークを介してデータを送信する場合、データ送信に失敗する場合がある。データ送信に失敗する場合とは、例えば、データ送信先の端末の電源がオフの場合、データ送信先の端末の記憶容量が不足している場合、あるいは、データ送信先へのデータ転送ルートが不通の場合がある。また、コネクションを確立した端末から応答がない場合にはしばらく待機したり、データ送信に失敗した場合にはその端末に対してデータ送信をリトライ(再送信)する。しかし、同一の端末に対して待機したり、複数回リトライすると、他の端末へのデータ送信が遅れてしまう。本発明は、上記課題に鑑みて創作されたものであり、ローカルエリアネットワークを介して複数の端末に速やかにデータを送信することのできるデータ送信装置を提供する。
本明細書は、ローカルエリアネットワークを介して複数の端末に同一のデータを順次に送信するデータ送信装置を開示する。本明細書に開示されるデータ送信装置は、一の端末へのデータ送信に失敗した場合、他の端末へのデータ送信を試みた後に、一の端末へのデータ送信をリトライする。リトライは、データ送信に失敗した場合に直ちに実行されることがなく、他の端末へのデータ送信を試みた後に実行される。従ってこのデータ送信装置は、一の端末へのデータ送信に失敗したとしても、他の端末へ遅滞なくデータを送信することができる。
本明細書に開示するデータ送信は、典型的にはローカルネットワークに接続可能なコピー機、プリンタ、スキャナ、ファクス機、あるいはそれらの機能のいくつかを備えるMFD(Multi Function Device)であってよい。
データ送信装置は、データ送信に失敗したときの送信方法と異なる送信方法でリトライする。「異なる送信方法」とは例えば、送信プロトコルとデータ転送ルートの少なくとも一方が、データ送信に失敗したときと異なる送信方法がよい。送信プロトコルには、TCP/IP規格で定義されているFTP、HTTP、メールプロトコル、CIFS(Common Internet File System)プロトコルが含まれる。データ転送ルートには、サーバを経由する送信方法がある。異なる送信方法でリトライすることによって、少ないリトライ回数でデータ送信に成功する確率を高めることができる。
初回のデータ送信が失敗した場合に、次のリトライを必ずしも異なる送信方法で実行する必要はない。データ送信装置は、データ送信に失敗したときの送信方法と同じ送信方法で少なくとも1回リトライし、同じ送信方法によるリトライが成功しなかった場合に、異なる送信方法でリトライしてもよい。
端末毎に様々なデータ送信方法が想定され得る。端末毎に、成功する可能性の高い送信方法が異なる場合もある。データ送信装置は、端末ごとに複数の送信方法を優先順位付きで記憶しており、優先順位の高い順に、リトライ時の送信方法を選択することが好ましい。
必ずしも優先順位に従わない例外ケースがあってもよい。例外ケースには次の場合がある。データ送信装置は、認証を必要とする複数の送信方法を記憶しており、データ送信に失敗したときの送信方法が認証を必要とするいずれかの送信方法であった場合、優先順位に関わらずに認証を必要とする他の送信方法を採用しなくてよい。他の例外ケースとして、データ送信先端末の容量不足が原因でデータ送信が失敗した場合、データ送信装置は、優先順位に関わらずに、予め決められた時間間隔の後に同じ送信方法でリトライしてよい。
データ送信装置は、送信に成功した送信方法の優先順位を最高位に変更することが好ましい。成功する確率の高い送信方法で、次回の他のデータの送信を開始することができる。
データ送信装置は、送信タスクへ端末の宛先を渡すためのキューを備えており、データの送信に失敗した端末の宛先をキューに格納された最後の宛先の次の位置でキューに追加することが好ましい。そして、データ送信装置は、データ送信に失敗したことを条件として次回の送信方法を決定し、データ送信に失敗した端末の宛先とともに、決定した送信方法をキューに格納された最後の宛先の次の位置でキューに追加することが好ましい。次回の送信方法をキューに格納しておくことで、データ送信装置は、次回のリトライを速やかに実行することができる。送信タスクはマルチタスクで実行されることが好ましい。
データ送信装置は、全ての端末へのデータ送信を試みた後に、予め指定されている端末へ送信結果を通知するとよい。「予め指定されている端末」は、データ送信を指示したユーザが指定すればよい。典型的には、「予め指定されている端末」は、データ送信を指示したユーザの端末であってよい。「送信結果」には、送信の日時、送信に成功したか否かの通知、送信先名、送信が失敗したときのエラーコードなどが含まれてよい。
本発明は、ローカルエリアネットワークを介して複数の端末に速やかにデータを送信することのできるデータ送信装置を提供する。
1.第1実施例
図面を参照して実施例のデータ送信装置を説明する。実施例のデータ送信装置は、MFD10である。MFD10は、ファクシミリ機能、コピー機能、プリンタ機能、及びスキャナ機能を兼ね備えた複合機である。
1−1.システム構成
図1は、MFD10のブロック図である。図1にはまた、ローカルエリアネットワーク50を介してMFD10と接続されている他の装置も描かれている。以下では、「ローカルエリアネットワーク50」を「LAN50」と称する。LAN50にはMFD10の他に、4つの端末(PC1、PC2、PC3、及びPC4)と2つのサーバ(サーバA、及びサーバB)が接続されている。サーバAやサーバBは、広域ネットワークに接続されていてもよい。
MFD10は、CPU12、ストレージ14、コンソール22、ディスプレイ24、ネットワークインタフェイス26、PSTN(Public Switched Telephone Networks)インタフェイス28、プリントエンジン30、ファクシミリエンジン32、及びスキャナエンジン34を備えている。図1に記された「I/F」、「E/G]の文字は、それぞれ、「インタフェイス」、「エンジン」を意味する。また、図1に記された「MDL」の文字は、「モジュール」を意味する。
CPU12は、ストレージ14に格納された各種のプログラムに従ってMFD10を制御する。ストレージ14に格納されているプログラムには、メインモジュール16と通信制御モジュール18がある。メインモジュール16は、MFD10全体を統括的に制御するプログラムである。通信制御モジュール18が果す機能については後述する。ストレージ14にはまた、各種のデータ20が格納されている。コンソール22は、ユーザが操作するためのハードウエアである。ユーザは、コンソール22を操作することによって、MFD10に所望の指示を入力する。
ネットワークインタフェイス26は、LAN50を介して、端末やサーバと通信するためのハードウエアウエアである。PSTNインタフェイス28は、MFD10を公衆回線(不図示)に接続しているハードウエアである。MFD10は、公衆回線を通じてファクシミリのデータを授受する。プリントエンジン30は印刷機能のためのハードウエアである。ファクシミリエンジン32はファクシミリ機能のためのハードウエアである。スキャナエンジン34はスキャナ機能(画像読取機能)のためのハードウエアである。
1−2.データ送信方法の種類
MFD10は、読み取った画像データ、受信したファクシミリデータ、コピーしたデータ、或いはプリントしたデータを、ネットワーク50を介して複数の端末へ送信することができる。MFD10は、以下の送信方法で、端末へデータを送信することができる。
・FTP
・HTTP
・CIFS
・電子メール
・サーバ経由
FTP、HTTP、及び電子メールは、TCP/IPで規定されている送信方法である。CIFSは、TCP/IPに基づいて構築された、インタネット上でのファイル共有のプロトコルである。FTP、HTTP、電子メール、及びCIFSは、それぞれプロトコルが異なるデータ送信方法である。FTP、HTTP、CIFSの送信方法を用いる場合は、端末に割り当てられたURL(Uniform Resource Locator)と呼ばれる識別子を指定することによって、データの送信先の端末を特定する。「サーバ経由」とは、指定したサーバにデータを送信するとともに、指定サーバにデータを送信したことを端末に伝える送信方法である。端末は、指定したサーバからデータを受け取ることで、結果的にMFD10からデータを受信する。「サーバ経由」の送信方法の場合、異なるサーバを指定することによって、異なるルートでデータを転送することができる。例えば、MFD10は、異なる電子メールサーバを指定することによって、電子メールという同一の送信方法であっても異なるルートでデータを転送することができる。
MFD10は、データの送信先の端末毎に、「Profile」と呼ばれるデータを記憶している。Profileは、ストレージ14に格納されたデータ20のひとつである。Profileは、データを端末へ送信する際の送信方法に関する情報が記述されている。Profileに記述されている情報には次のものがある。
・端末の名称:端末の名称は、例えばIPアドレスやIPアドレスに割り当てられた別名などである。端末の名称によって、各端末を特定することができる。
・端末に割り当てられたURL:FTP、HTTP、CIFSの送信方法を用いるときにデータ送信先を特定するための情報である。
・サーバURL:「サーバ経由」の送信方法を用いるときにデータ中継用のサーバを特定するための情報である。例えば、図1のサーバAのURLを指定すると、サーバAを経由して端末にデータが送信される。サーバBを指定すると、サーバBを経由して端末にデータが送信される。即ち、異なるサーバのサーバURLを指定することによって、データの転送ルートが異なる複数の送信方法をProfileに記述することができる。
・電子メールアドレス:送信方法のひとつである電子メールを用いるときにデータ送信先を特定するための情報である。
端末の名称、端末に割り当てられたURL、サーバURL、電子メールアドレスは、データ送信先の端末の宛先として利用される。
・優先順位:データを送信する際に採用する送信方法の順位を示す。MFD10が端末にデータを送信する際、最も高い優先順位が割り当てられた送信方法が、最初に採用される。最初に選択された送信方法によるデータ送信が失敗した場合、MFD10は、次の優先順位が割り当てられた送信方法を採用してデータ送信をリトライする。ただし、MFD10は、常に優先順位に従って送信方法を選択するわけではない。MFD10が送信方法を選択する際のルールについては後述する。
・ユーザ名及びパスワード:認証を必要とする送信方法を採用した場合のユーザ名とパスワードである。データ送信に先立って、送信先の端末と通信を確立する際に認証が必要な場合がある。例えば、FTP、HTTP、CIFSなどのプロトコルは、パスワードを設定することが可能である。パスワードが設定されているデータ送信方法を採用する場合に、このユーザ名とパスワードが必要となる。
・送信するデータに付するファイル名:送信するデータにMFD10が自動的にファイル名を付するか、或いは、ユーザが指定するファイル名を採用するかを選択するスイッチである。
・送信するデータのフォーマット
・データ送信結果を通知する通知先の情報(結果通知先情報):MFD10は、データ送信の結果を予め指定した端末に通知する。「データ送信の結果」とは、送信先、送信日時、送信データに関する情報、送信が成功したか否かの情報、送信に失敗したときにはその原因を示すエラーコードなどである。結果通知先情報には、通知先を特定する識別子(IPアドレスや電子メールアドレスなど)、通知方法、パスワードなども含まれる。通知方法として、FTP、HTTP、電子データなどが指定され得る。ユーザは、上記の情報を予め指定することができる。
1−3.MFDの処理
MFD10は、ひとつのデータを複数の端末に順次に送信することができる。MFD10がデータを送信する際のフローチャートを図2と図3に示す。図2は、データ送信におけるメイン処理のフローチャートを示す。図3は、図2に示した「送信タスク」(S14)のフローチャートを示す。図2と図3の処理は、通信制御モジュール18(図1を参照)に記述されている。MFD10の処理を具体的に説明するために、ユーザが、MFD10に画像を読み取らせ、読み取った画像データをPC1、PC2、PC3、及びPC4に順次に送信させる指示を入力したケースを想定する。ユーザは、MFD10のコンソール22とディスプレイ24を用いて上記の指示を入力する。ユーザは画像データの送信先として、PC1、PC2、PC3、及びPC4を指定する。文字列「PC1」、「PC2」、「PC3」、及び「PC4」は、宛先を示す端末名である。
MFD10は、ユーザの指示に従って画像データを読み取る(S2)。MFD10は、読み取った画像データを記憶する(S4)。読み取った画像データは、ストレージ14に記憶される。
MFD10は次いで、ユーザによって指定された複数の宛先(端末名)を送信処理のキューに積む(S6)。「キュー」は、コンピュータの基本的なデータ構造の一つであり、「待ち行列」とも呼ばれる。「キューに積む」とは、待ち行列の最後にデータを追加することを意味する。キューに入れられた順序に従って、その宛先への画像データの送信が順次に試行される。MFD10は、宛先の後に、文字列「Notify」をキューに積む(S8)。「Notify」は、データ送信の結果を定められた端末に送信する処理を起動するための予約である。すなわち、「Notify」がキューから取り出されると、データ送信の結果が定められた端末に送信される。
MFD10は、キューの先頭に格納されたデータを読み出す(S10)。なお、読み出されたデータはキューから削除される。読み出したデータが宛先の場合(S12:YES)、MFD10は、読み出した宛先(送信先端末名)を指定して送信タスクを起動する(S14)。送信タスクでは、指定された宛先へ画像データの送信を試みる。送信タスクの概要は図3を参照して後述する。データ送信に失敗した場合(S16:NO)、MFD10は、宛先を「Notify」の前のキューに挿入する(S18)。すなわち、キューに積まれた最後の宛先の次の位置で、データ送信に失敗した端末の宛先をキューに追加する。そしてステップS10へ戻る。データ送信に成功した場合(S16:YES)、ステップS18をスキップしてステップS10へ戻る。MFD10は、先頭のキューのデータが「宛先」の場合、ステップS12からS18までの処理を繰り返す。先頭のキューのデータが「宛先」でない場合(S12:NO)、即ち、先頭のキューのデータが「Notify」の場合、送信結果のレポートをユーザの端末へ送信する(S20)。MFD10は、前述したProfileに記述された結果通知先情報に従ってレポートを送信する。
MFD10は、データ送信に失敗すると、宛先の端末名を「Notify」が格納されたキューの前(キューに積まれた最後の宛先の次)に追加する(S16:NO、S18)。この処理により、MFD10は、データ送信に失敗した場合、他の端末へデータ送信を試行した後に、失敗した端末へのデータ送信をリトライする。厳密には、MFD10は、データ送信に失敗した場合、残りの全ての端末へのデータ送信を試行した後に、失敗した端末へデータ送信をリトライする。一の端末へのデータ送信が失敗した場合、速やかに他の端末へのデータ送信が開始される。一の端末へのデータ送信に失敗しても、他の端末へのデータ送信が遅れることがない。
1−4.データ送信タスク
図3を参照してデータ送信タスクを説明する。ステップS58、S62の処理を先に説明する。MFD10は、データ送信を試行する毎にその結果を記録する。データ送信に成功した場合はその旨を記録し(S58)、データ送信に失敗した場合は失敗の原因を特定するエラーコードを宛先に対応付けて記録する(S62)。これらの記録を送信履歴と称する。送信履歴を参照することによって、リトライの回数が判明する。送信タスクでは、MFD10はまず指定された宛先(データ送信先の端末名)の送信履歴を参照する。MFD10は、送信履歴を参照して、過去に送信を試行したか否か、即ち、その宛先へのデータ送信が初回の送信かリトライであるかを判断する(S50)。初回の送信である場合(S50:NO)、送信方法を選択する(S52)。ステップS52では、MFD10は、受け取った送信先端末のProfileを参照し、最高位の優先順位が割り当てられている送信方法を選択する。そしてMFD10は、選択した送信方法で画像データの送信を試行する(S54)。送信に成功した場合(S56:YES)、MFD10は、成功した旨(成功情報)を記録する(S58)。そして、MFD10は、Profileを編集し、採用した送信方法の優先順位を最高位に書き換える(S60)。送信が失敗した場合(S56:NO)、MFD10は、失敗の原因を特定するエラーコードを記録する(S62)。そして送信処理を終了してメイン処理に戻る。なお、S52の「送信方法を選択」の処理と、後述するS90の「送信方法を選択」、S84の「送信方法の選択」、及び、S78の「送信方法の選択」の処理では、送信方法を選択するためのルールが異なる。そこで図3では、選択のルールが異なることを明確にするために、ステップS52、S78、S84、及びS90の夫々に「(1)」、「(2)」、「(3)」、「(4)」の記号を付している。
ステップS50の処理において、送信先端末へのデータ送信がリトライである場合(S50:YES)、ステップ70へ処理が移行する。ステップ50の分岐判断がYESとなる場合は、過去にデータ送信が失敗した場合であり、S62の処理によってエラーコードが送信履歴として記録されている。MFD10はエラーコードを参照して、エラーの種類に応じた処理を実行する(S70の分岐)。エラーコードが容量不足の場合、即ち、送信先端末が容量不足であるためにデータを受け取ることができなかった場合、ステップS72に処理が移る。ステップS72では、MFD10は、前回の送信試行時刻からの経過時間を確認する。なお、前回の送信試行時刻は、ステップS62においてエラー情報として送信履歴に記録されている。前回の送信試行時刻から予め決められている所定時間が経過している場合(ステップS72:YES)、MFD10は、リトライの回数が予め決められた最大回数に達しているか否かを確認する(S74)。リトライ回数が最大回数に達していない場合(S74:NO)、MFD10は、前回と同じ送信方法を選択し(S76)、ステップS54へ移行する。即ち、前回と同じ送信方法でデータ送信を試みる。「前回と同じ送信方法」とは、データ送信に失敗したときの送信方法を意味する。他方、リトライ回数が最大回数に達している場合(S74:YES)、MFD10は、Profileに記述された送信方法の優先順位に従って、前回の送信方法(即ち、データ送信に失敗したときの送信方法)の次の順位の送信方法を選択し(S78)、ステップS54へ移行する。
他方、ステップS72において、予め決められている所定時間が経過していない場合(ステップS72:NO)、送信処理を終了する。ステップS72の判断がNOの場合には、ステップS16(図2参照)の分岐判断がNOとなり、送信先端末が「Notify」の文字列が格納されたキューの前に追加される(S18)。そして、キューの前方に位置する他の端末への送信試行が行われた後に、再び、S18で追加された送信先端末へのデータ送信タスクが開始する。そのデータ送信タスクでは、ステップS72の処理が実行される。そして、所定の時間が経過していれば、ステップS74へと移行し、データ送信が試行される(S54)。
ステップS70において、エラーコードが認証エラーを表す場合、ステップS90へ処理が移行する。ステップS90の処理は次の通りである。前回のデータ送信が認証エラーにより失敗した場合には、MFD10は次のルールで送信方法を選択する。MFD10は、送信先端末のProfileを参照する。Profileに記述された送信方法の優先順位に従って、MFD10は、前回の送信方法(即ち、データ送信に失敗したときの送信方法)の次の順位の送信方法を選択する。ステップS90における送信方法選択の際、MFD10は、認証が必要な送信方法は無視する。すなわちMFD10は、認証が必要な送信方法を無視しながら、前回の送信方法の次の順位の送信方法を選択する。そして、ステップS54へと処理が移行する。MFD10は、ステップ90で選択された送信方法でデータ送信を試みる。ステップS90の処理によって、認証エラーでデータ送信が失敗した場合は、送信方法は異なるが認証が必要な送信方法は選択されない。この処理によって、認証エラーでリトライが再度失敗することが回避される。
ステップS70の処理においてエラーコードが「容量不足」と「認証エラー」のいずれでもない場合は、ステップS80に処理が移行する。ステップS80では、MFD10は、リトライの回数が予め決められた最大回数に達しているか否かを確認する(S80)。リトライの回数が最大回数に達していない場合には(S80:NO)、MFD10は、前回と同じ送信方法(即ち、前回にデータ送信に失敗したときの送信方法)を選択する(S82)。他方、リトライの回数が最大回数に達している場合には(S80:YES)、MFD10は、Profileに記述された送信方法の優先順位に従って、前回の送信方法(即ち、データ送信に失敗したときの送信方法)の次の順位の送信方法を選択する(S84)。そして、ステップS54へ処理が移る。MFD10は、ステップS82、或いはS84で選択された送信方法で、データ送信を試みる。
MFD10は、ステップS58においてデータ送信に成功した旨を送信履歴に記録し、ステップS62においてエラーコードを含むエラーに関する情報を送信履歴に記録する。認証エラーに関する情報は継続的に記録され、参照される。他方、容量不足エラーや通信エラーなどリトライ時に改善される可能性のあるエラー情報は、履歴として保存されるが、それらのエラーが改善された後は参照されない。
上記のデータ送信タスクでは、送信先端末名をキューに記憶していたが、データ送信に失敗した場合には、送信先端末名(宛先)の他にエラーコード(エラーの種類)などもキューに格納してよい。この場合、エラーコードは、その送信先端末名に関連付けられて格納される。キューに格納する送信履歴は、ステップS62の処理とは別個に記録されてよい。
上記のデータ送信タスクでは、リトライの直前に送信方法が決定される(S52、S76、S78、S82、S84、及びS90)。MFD10は、次回のリトライにおける送信方法を、データ送信に失敗した直後に決定してもよい。その場合、ステップS18において、データ送信に失敗した端末の宛先とともに、次回の送信方法をキューに格納してもよい。この場合、MFD10は、次回の方針方法を、その端末の宛先(送信先端末名)に関連付けてキューに格納する。そうすることで、MFD10は、リトライ時に速やかにデータ送信を試行することができる。
送信方法を決定するステップS78、S84、S90では、次の送信方法を決定できない場合がある。例えば、今回の送信方法が最も低い優先順位が割り当てられた方法である場合、あるいは、Profileに送信方法がひとつしか記述されていない場合である。そのような場合には、最終的にデータ送信に失敗した旨のメッセージを送信履歴に記録して処理を終了する。
また、ステップS72において、所定時間経過していないと判断された場合、すなわち、容量不足でエラーと判断されてから所定時間内にリトライの順番が回ってきた場合、本実施例のMFD10は、改めてキューの最後尾(「Notify」の前)に宛先を追加し、同じ送信方法でリトライしている。そのような処理に代えて、MFD10は、所定時間経過前にリトライ順が回ってきた場合に、次の優先順位が割り当てられた送信方法でリトライしてもよい。それにより、所定時間経過すれば、端末ユーザにより容量不足が解消されることが予想され、エラー発生時と同じ優先順位の高い送信方法でリトライする利点が得られる。また、所定時間経過前であれば、端末ユーザによる容量不足解消がなされていない可能性が高いため、MFD10は、異なる送信方法でリトライすることで、所定時間を待たずともその端末に対するデータ送信ができる可能性があり、データ送信の遅延を抑制できる。
1−5.キューとマルチタスクの説明
データ送信タスクでは、さらに複数の子タスクが並列に実行される。すなわち、データ送信はいわゆるマルチタスクで実行される。キューとマルチタスクの関係を説明する。キュー内のデータの推移と子タスクの推移の事例を図4に示す。図4の上段がキューを表しており、下段が子タスクのエントリ領域を表している。図4の上段左側がキューの先頭であり、右側がキューの最後である。「エントリ領域」とは、キューから子タスクに渡されるデータを意味する。「エントリ領域」にデータが挿入されると、子タスクは、そのデータに基づいた処理を実行する。本実施例では、2つの子タスク(子タスク1、子タスク2)を仮定するが、子タスクの数はいくつでもよい。
ユーザが4つの端末(PC1、PC2、PC3、及びPC4)を指定してデータ送信の指示をMFD10に与えると、4つの端末の宛先が順次キューに積まれる(A)。図4において「PC1」等の文字が端末の宛先を表す。最後の宛先「PC4」の後に、「Notify」の文字列が積まれる(B)。この時点では図4の(C)、(D)はキューに現れていない。また、子タスク1及び子タスク2のエントリ領域は空である(1)。MFD10は、キューの先頭のデータ「PC1」を読み出して子タスク1のエントリ領域にセットする。キューの先頭のデータは読み出されるとキューから削除される。すなわち、この時点では、キューの新たな先頭のデータは「PC2」となる。MFD10は、キューの新たな先頭のデータ「PC2」を読み出して子タスク2のエントリ領域にセットする(2)。子タスク1は、「PC1」へのデータ送信を試行する。子タスク2は、「PC2」へのデータ送信を試行する。子タスク1ではデータ送信が成功し、子タスク2ではデータ送信が失敗したと仮定する。子タスク2においてデータ送信に失敗した宛先「PC2」は、キューに積まれた最後の宛先「PC4」の後(「Notify」の前)に追加される(C)。「PC1」へのデータ送信が完了すると、子タスク1のエントリ領域に、キューの新たな先頭のデータ「PC3」がセットされる。読み出された「PC3」の文字列はキューから削除される。即ち、「PC3」が読み出されると、キューの先頭のデータが「PC3」から「PC4」に変化する。「PC2」へのデータ送信の試行が終了すると、子タスク2のエントリ領域に、キューの新たな先頭データ「PC4」がセットされる(4)。ここで、子タスク1ではデータ送信が失敗し、子タスク2ではデータ送信が成功したと仮定する。子タスク1においてデータ送信に失敗した宛先「PC3」は、キューに積まれた最後の宛先「PC2」の後の位置(「Notify」の前の位置)でキューに追加される(D)。「PC3」へのデータ送信の試行が終了すると、子タスク1のエントリ領域に、キューの新たな先頭データ「PC2」がセットされる。読み出された文字列「PC2」はキューから削除される。「PC4」へのデータ送信の試行が終了すると、子タスク2のエントリ領域に、キューの新たな先頭のデータ「PC3」がセットされる(4)。ここで、子タスク1と子タスク2の両方でデータ送信が成功したと仮定する。「PC2」へのデータ送信が完了すると、子タスク1のエントリ領域に、「Notify」の文字列がセットされる(5)。子タスク1では、文字列「Notify」に対応した処理(即ち、レポートの送信処理)が実行される。このように、データ送信に失敗した端末の宛先は、キューに格納された最後の宛先の次の位置であり、「Notify」の前の位置でキューに追加される。
複数の子タスクが実行されている場合、すべての子タスクにおいて「Notify」以外のデータ送信に係るキューが終了したことを条件として、いずれかの子タスクにおいて「Notify」のキューが実行される。
1−6.MFD10の利点
上記の処理の利点を以下に列挙する。
(1)MFD10は、データ送信に失敗すると、他の端末への送信を試行した後に、データ送信に失敗した端末へのデータ送信を試行する(S18)。
(2)MFD10は、データ送信に失敗したときの送信方法と異なる送信方法を選択してデータ送信をリトライする(S78、S84、及びS90)。
(3)MFD10は、端末毎に、異なる複数の送信方法を、優先順位を付して記憶している。MFD10は、優先順位の高い順に、リトライ時の送信方法を選択する(S78、S84、及びS90)。前回と異なる送信方法でリトライすることによって、少ないリトライ回数でデータ送信に成功する確率を高めることができる。「異なる送信方法」として、送信プロトコルが異なる送信方法(例えばメールやFTPやHTTPなど)とデータ転送ルートが異なる送信方法(データ中継サーバが異なる送信方法)が選択可能である。
(4)データ送信の失敗が認証エラーによる失敗でない場合、MFD10は、データ送信に失敗したときの送信方法と同じ送信方法で少なくとも1回リトライする(S76、S82)。特に、送信先端末の容量不足によってデータ送信が失敗した場合には、MFD10は、優先順位に関わらずに、予め決められた時間間隔の後に同じ送信方法でリトライする(S72、S76)。容量不足は、ある程度の時間が経過すると解消される場合があるからである。
(5)MFD10は、データ送信に失敗したときの送信方法が認証を必要とする送信方法であった場合、優先順位に関わらずに認証を必要とする他の送信方法を採用しない(S90)。この処理は、認証エラーで再びリトライが失敗することを防止する。
(6)MFD10は、送信に成功した送信方法の優先順位を最高位に変更する(S60)。ステップS60の処理によって、MFD10は、次回の他のデータの送信処理において、過去に成した送信方法でまずデータ送信を試みることができる。
(7)MFD10は、全ての端末へのデータ送信を試みた後に、予め指定されている端末へ送信結果を通知する(S20)。
2.第2実施例
次に第2実施例のMFD(データ送信装置)を説明する。第2実施例のMFDは、実行する処理が第1実施例のMFD10と異なる。以下では、第2実施例のMFDも第1実施例と同様にMFD10と称する。図5に、MFD10が実行するメインタスクのフローチャートを示す。図6から図8に、メインタスクから起動される子タスクのフローチャートを示す。データ送信タスクは、子タスクで実行される。即ち、子タスクの処理がデータ送信タスクに相当する。図9と図10に、メインタスク或いは子タスクからコールされるサブルーチンのフローチャートを示す。なお、本実施例のMFD10は、図4に示したように、複数の子タスクが実行されるマルチタスクとして動作する。
図5を参照して、メインタスクを説明する。ユーザは、原稿の読み取り指示とともに、データ送信先の端末の宛先(PC1〜PC4)を指定する。ユーザが宛先を指定すると、図4の(A)と(B)に示したキューが生成される。MFD10は、読み取り指示に従って、セットされた原稿の画像データを読み取る(S100)。MFD10は、キューにデータが積まれているか否かを確認する(S102)。次いでMFD10は、子タスクが起動可能あるか否かを確認する(S104)。起動可能な子タスクが存在する場合(S104:YES)、MFD10は、キューの先頭のデータを読み出す(S106)。キューの先頭のデータが「Notify」の場合(S108:YES)、MFD10は、Notify処理を実行する(S112)。前述したようにNotify処理は、データ送信の結果を予め定められた端末へ送信する処理である。Notify処理については後述する。
宛先の他にデータ送信に関する情報がその宛先に関連付けられてキューに格納される。キューに格納される情報をキューパラメータと称する。キューパラメータには、送信方法、送信方法の優先順位、送信履歴が含まれる。なお、ユーザが宛先を指定した直後は、宛先の端末のProfileに記述されている最も高い優先順位の送信方法がキューパラメータとしてセットされる。
キューの先頭のデータが「Notify」でない場合(S108:NO)、すなわち、キューから読み出したデータが宛先の場合、MFD10は、その宛先を子タスクのエントリ領域にセットして子タスクを起動する(S110)。エントリ領域には、宛先とともにキューパラメータがセット(格納)される。すなわち、キュー内のデータがエントリ領域にコピーされる。子タスクは、宛先とキューパラメータに基づいて送信タスクを実行する。子タスクを起動した後はステップS102へ戻る。
図6から図8を参照して第2実施例における子タスク(即ち送信タスク)を説明する。子タスクではまず、エントリ領域にセットされた送信方法が「Wait」であるか否かを確認する(S200)。「Wait」の文字列は、前回のデータ送信が端末の容量不足により失敗したときに、子タスク内で設定されることがある。「Wait」が設定される条件については後述する。セットされた送信方法が「Wait」以外の場合(S200:NO)、MFD10はセットされた送信方法でデータ送信を試みる(S202)。送信されるデータは、ステップS100において読み取った画像データである。セットされた送信方法が「Wait」の場合(S200:YES)、MFD10は、ステップS250の処理を実行する。「Wait」は、送信失敗の時点から所定の時間が経過するまでリトライを延期するための処理である。ステップS250の処理については図8を参照して後述する。データ送信に成功した場合(S204:YES)、MFD10は、データ送信が正常に終了したことを送信履歴にセットする(S206)。MFD10はセットした履歴を保存する(S208)。ステップS208においてMFD10は、送信履歴を保存する期間を計測するためにタイマをスタートする。他方、データ送信に失敗した場合(S204:NO)、MFD10は送信履歴にエラーコードなどのエラー情報をセットする(S210)。S210以降のフローチャートは図7に示されている。
データ送信失敗の原因が認証エラーの場合(S220:YES)、MFD10は、Profileを参照して次回の送信方法を検索する(S236)。データ送信失敗の原因は、ステップS210でセットされたエラーコードから判別される。送信方法の検索処理(S236)では、送信先の端末のProfileに記述された優先順位に従って、今回の送信方法の次の優先順位の送信方法が検索される。送信方法の検索処理では、エラーの種類に応じたルールに基づいて、次の優先順位の送信方法が検索される。すなわち、ステップS236では、今回のデータ送信が認証エラーによって失敗したことが考慮される。なお、送信方法の検索処理では、適切な送信方法が見つからない場合もある。送信方法の検索処理については図9を参照して後述する。送信方法の検索処理によって送信方法が見つかった場合(S238:YES)、検索された送信方法がセットされる(S242)。ステップS238で送信方法が見つからなかった場合(S238:NO)、MFD10はエラーの最終履歴をセットして(S244)、子タスクを終了する。
図7のステップS220に戻って説明を続ける。今回のエラーが、認証エラーでなく(S220:NO)、送信先の端末の容量不足の場合(S222:YES)、図8に示したフローチャートに処理が移る。容量不足の場合の処理は後述する。今回のエラーが容量不足によるエラーでもなかった場合(S222:NO)、即ち、データ送信失敗の原因が他の通信エラーであった場合、MFD10は、同じ宛先へのデータ送信のリトライの回数が予め決められた最大回数に達したか否かを確認する(S224)。リトライの回数が最大回数に達していない場合(S224:NO)、MFD10は、今回の送信方法を次回の送信方法としてセットする(S226)。次いでMFD10は、ステップS226でセットした送信方法の優先順位を記憶する(S228)。そしてMFD10は、次回のリトライのために、今回データ送信に失敗した端末の宛先とともに、キューパラメータをキューに格納する(S230)。ステップS230では、キューの最後の宛先の次に宛先とキューパラメータが挿入される。ステップS230では、ステップS226でセットされた次回の送信方法、ステップS228で記憶された優先順位、ステップ210でセットされたエラー情報がキューに格納される。この場合、キューパラメータは、宛先(送信先端末名)に関連付けられてキューに格納される。なお、エラーの種類に応じて、ステップS226の代わりにステップS240、S242、S260、又はS266いずれかが実行される場合がある。それらのステップの後にS228、S230が実行される場合、直前にセットされた送信方法とその優先順位がキューパラメータとしてキューに格納される。また容量不足エラーによってデータ送信が失敗した場合(S222:YES)、容量不足エラーの発生時刻がステップS252で記憶される。容量不足エラーの場合、エラー発生時刻もキューパラメータとしてキューに格納される。
ステップS224の説明に戻る。リトライの回数が最大回数に達している場合(S224:YES)、MFD10はProfileを参照して、今回の送信方法の次の優先順位の送信方法が存在するか否かを確認する(S232)。次の優先順位の送信方法が存在しない場合(S232:NO)、エラーの最終履歴をセットして(S244)、子タスクを終了する。次の優先順位の送信方法が存在する場合(S232:YES)、MFD10は認証エラーの履歴が存在するか否かを確認する(S234)。MFD10は、データ送信履歴を参照して過去の認証エラーの存在を確認する。認証エラーの履歴が存在しない場合(S234:NO)、MFD10は、前回と同じ送信方法をセットする(S240)。前述したように、ステップS240が実行された場合、S240でセットされた送信方法が宛先に関連付けられてキューに格納される(S230)。他方、認証エラーの履歴が存在する場合(S234:YES)、すなわち、過去に認証エラーが発生していた場合、ステップS236に処理が移る。S236以降の処理は前述したとおりである。
ステップS222に戻って説明を続ける。容量不足エラーが発生していた場合(S222:YES)、図8のフローチャートに処理が移る。容量不足エラーが今回のデータ送信の試行で発生した場合(S250:YES)、MFD10は、エラー発生時刻を記憶する(S252)。そして、MFD10は、次回の送信方法として「Wait」をセットする(S258)。次いでMFD10は、セットされた「Wait」をキューに格納する(S230)。他方、容量不足エラーが過去のデータ送信試行で発生した場合(S250:NO)、MFD10は、同じ宛先へのデータ送信のリトライの回数が予め決められた最大回数に達したか否かを確認する(S254)。リトライの回数が最大回数に達していない場合(S254:NO)、MFD10は、容量不足のエラーの発生時刻(ステップS252で記憶)から現在までの経過時間を算出する(S256)。経過時間が予め定められた閾値よりも小さい場合(S256:NO)、MFD10は、次回の送信方法として「Wait」をセットし(S258)、次いでステップS230に移行する。「Wait」がキューに格納されると、次のリトライ時にデータ送信が行われない(図6のS200)。これは、容量不足エラーの場合、一定時間が経過するまでは容量不足が解消されない可能性が高いからである。容量不足エラーの発生時刻から所定の時間が経過している場合(S256:YES)、MFD10は、今回の送信方法をセットする(S260)。ステップS260でセットされた送信方法が、キューに格納される(S230)。
ステップS254の判断において、リトライ回数が最大回数に達している場合(S254:YES)、MFD10は、次の送信方法を検索する(S262)。ステップS262における送信方法の検索処理は、ステップS236の検索処理と同様に、送信先の端末のProfileに記述された優先順位に従って、今回の送信方法の次の優先順位の送信方法が検索される。ただし、ステップS262では、前回のエラーが容量不足エラーであったことが考慮される。ステップS262の処理によって次の送信方法が発見された場合(S264:YES)、MFD10は、見つかった送信方法をセットする(S266)。ステップS266でセットされた送信方法は、次回のリトライのためにキューに格納される(S230)。ステップS264で送信方法が見つからなかった場合(S264:NO)、MFD10は、エラー最終履歴をセットして子タスクを終了する(S268)。
次に、子タスクのステップS236とS262で呼び出される送信方法検索処理について説明する。図9に、送信方法検索処理のフローチャートを示す。MFD10は、宛先の端末のProfileを参照して、今回の送信方法の次の優先順位が割り当てられた送信方法を抽出する(S300)。今回の送信方法が、最下位の送信方法であった場合、あるいは、Profileにひとつの送信方法のみが記述されている場合には、MFD10は次の送信方法の抽出に失敗する。抽出に失敗した場合(S302:NO)、MFD10は、送信方法未発見を示すメッセージを引数にして送信方法検索処理を終了する(S308)。送信方法の抽出に成功した場合(S302:YES)、MFD10は、抽出した送信方法が有用か否かを判断する(S304)。MFD10は、データ送信履歴を参照して、データ送信失敗の原因のエラーに応じて、抽出した送信方法が有用か否かを確認する。ステップS304の判断は次の通りである。
(1)認証エラーの場合:抽出した送信方法が認証を必要とする方法の場合、MFD10は「有用でない」と判断する。他方、抽出した送信方法が認証を必要としない方法の場合、MFD10は「有用である」と判断する。これは、認証エラーが発生した後は、他の送信方法であっても認証エラーを必要とする方法は再度データ送信が失敗する可能性が高いからである。
(2)容量不足エラーの場合:抽出した送信方法が端末に直接データを送信する方法の場合、MFD10は「有用でない」と判断する。他方、抽出した送信方法が間接的にデータを送信する方法の場合、MFD10は「有用である」と判断する。間接的にデータを送信する方法とは、具体的にはサーバ経由の送信方法、或いは電子メールによる送信方法である。
抽出した送信方法が「有用である」と判断された場合(S304:YES)、MFD10は、抽出した送信方法を引数にして送信方法検索処理を終了する(S306)。抽出した送信方法が「有用でない」と判断された場合(S304:NO)、MFD10は、ステップS300に戻り、次の優先順位が割り当てられた送信方法を抽出し、上記の処理を繰り返す。
最後に、図5のNotify処理について説明する。図10にNotify処理のフローチャートを示す。MFD10は、Profileを参照して、送信結果レポート(送信履歴)の送信先の情報を取得する(S320)。送信先の情報には、レポートの宛先と送信方法が記述されている。レポート送信リトライ回数が最大回数に達していない場合(S322:NO)、MFD10は、ステップS320で取得した送信方法でレポートを送信する(S324)。レポートのリトライ回数が最大回数に達している場合(S322:YES)、MFD10は、レポートが送信できなかった旨のメッセージを最終履歴としてセットする(S326)。MFD10は最後に、セットした最終履歴を保存する(S328)。ステップS328においてMFD10は、最終履歴を保存する期間を計測するためのタイマをスタートする。
第2実施例のMFD10(データ送信装置)は、次の利点を有している。
(1)データ送信に失敗した端末の宛先をキューに追加する処理が、データ送信を実行する子タスクの中で実行される(S230)。子タスクは、メインタスクから次々と起動されることができる(S110)。従って、MFD10は、エラー時の処理と平行して、次の宛先へのデータ送信の試行を実行できる。これによって送信処理が効率化する。
(2)データ送信に失敗した子タスク内で、次の送信方法が決定される(S226、S240.S242、S260、及びS266)。別言すればMFD10は、データ送信に失敗したときに、キューの新たな先頭に格納された宛先へのデータ送信に先立ってリトライ時の送信方法を決定する。従って、リトライ時に送信方法を決定する必要がなく、データ送信のリトライが迅速に行われる。
(3)データ送信に失敗した端末の宛先をキューに追加する際に、MFD10は、次の送信方法を宛先に関連付けてキューに格納する(S230)。子タスクは、キューに格納されたデータを参照するだけでリトライを実行できる。子タスクは、他にデータを参照する必要がないので、処理が迅速化する。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、実施例では、読み取った画像データを送信する場合を説明した。データ送信は画像データに限られない。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
MFDのブロック図を示す。 第1実施例のMFDのメイン処理のフローチャートを示す。 第1実施例のデータ送信処理のフローチャートを示す。 キュー内のデータの推移と子タスクの推移を説明する図である。 第2実施例のMFDのメイン処理のフローチャートを示す。 子タスクのフローチャートを示す(1)。 子タスクのフローチャートを示す(2)。 子タスクのフローチャートを示す(3)。 送信方法検索処理のフローチャートを示す。 Notify処理のフローチャートを示す。
符号の説明
10:MFD(データ送信装置)
12:CPU
14:ストレージ
16:メインモジュール
18:通信制御モジュール
22:コンソール
24:ディスプレイ
50:ローカルエリアネットワーク

Claims (10)

  1. ローカルエリアネットワークを介して複数の端末に同一のデータを順次に送信するデータ送信装置であり、
    一の端末へのデータ送信に失敗した場合、他の端末へのデータ送信を試みたことを条件として、前記一の端末へのデータ送信を、データ送信に失敗したときの送信方法と異なる送信方法でリトライすることを特徴とするデータ送信装置。
  2. 前記異なる送信方法は、送信プロトコルとデータ転送ルートの少なくとも一方が、データ送信に失敗したときと異なることを特徴とする請求項1に記載のデータ送信装置。
  3. データ送信に失敗したときの送信方法と同じ送信方法で少なくとも1回リトライし、同じ送信方法によるリトライが成功しなかった場合に、異なる送信方法でリトライすることを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ送信装置。
  4. 端末ごとに複数の送信方法を優先順位付きで記憶しており、優先順位の高い順に、リトライ時の送信方法を選択することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のデータ送信装置。
  5. 認証を必要とする複数の送信方法を記憶しており、データ送信に失敗したときの送信方法が認証を必要とするいずれかの送信方法であった場合、優先順位に関わらずに認証を必要とする他の送信方法を採用しないことを特徴とする請求項4に記載のデータ送信装置。
  6. データ送信先端末の容量不足が原因でデータ送信が失敗した場合、優先順位に関わらずに、予め決められた時間間隔の後に同じ送信方法でリトライすることを特徴とする請求項4に記載のデータ送信装置。
  7. 送信に成功した送信方法の優先順位を最高位に変更することを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載のデータ送信装置。
  8. データ送信装置は、データを送信する送信タスクへ端末の宛先を渡すためのキューを備えており、データの送信に失敗した端末の宛先を、キューに格納された最後の宛先の次の位置でキューに追加することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のデータ送信装置。
  9. データ送信装置は、データ送信に失敗したことを条件として次回の送信方法を決定し、データ送信に失敗した端末の宛先とともに、決定した送信方法をキューに格納された最後の宛先の次の位置でキューに追加することを特徴とする請求項8に記載のデータ送信装置。
  10. 全ての端末へのデータ送信を試みた後に、予め指定されている端末へ送信結果を通知することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のデータ送信装置。
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