JP2009224336A - 液晶表示ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】トランスの電力効率を向上すると共に、高次の共振周波数の影響を受け難くする放電管用インバータ回路を提供する。
【解決手段】本発明の放電管用インバータ回路は、放電管9の持つ寄生容量3により共振回路が形成されるトランス1と、共振回路の共振周波数未満で、かつトランス1の一次側の電圧と電流との位相差θが最小点より予め定めた範囲内にある周波数でトランス1の一次側を駆動するHブリッジ回路17とを備えた構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、放電管用インバータ回路を備えた液晶表示ユニットに関し、特に、高い電力効率を引き出す放電管用インバータ回路を備えた液晶表示ユニットに関する。
従来の放電管用インバータ回路には、トランスの二次側のリーケージインダクタンスと負荷として接続される放電管の持つ寄生容量とで共振回路が形成され、共振回路の共振周波数でトランスの一次側を駆動するものがある(例えば、特許文献1参照)。
米国特許第6,114,814号公報
特許文献1に記載のような共振周波数での駆動は、トランスの一次側の電圧と電流とに位相差を伴い、必ずしもトランスの電力効率のよいものではない。
また、トランス二次側には高次の共振周波数が存在し、その共振周波数で動作をしてしまう現象や、高次の共振周波数に影響を受けやすい動作になってしまうことがあり、トランスの設計が難しいという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、トランスの一次側の電圧と電流との位相差が少ない範囲が電力効率の良いことに着目し、その周波数の範囲でトランスを駆動し、トランスの電力効率を向上すると共に、高次の共振周波数の影響を受け難くする放電管用インバータ回路を提供することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するため、液晶表示装置のバックライトとしての放電管を備え、二次側に接続される前記放電管に生じる寄生容量により二次側に共振回路が形成される電磁トランスと、前記共振回路の共振周波数未満で、かつ前記電磁トランスの一次側の電圧と電流との位相差が最小となる周波数よりも−30°の範囲内となる周波数を発振回路で生成し、該周波数で前記電磁トランスの一次側を駆動する4つのスイッチからなるHブリッジ回路とを有する前記放電管用の他励式インバータ回路を備え、前記Hブリッジ回路は、第1のスイッチと第3のスイッチとからなる第1の直列回路と、第2のスイッチと第4のスイッチとからなる第2の直列回路とが並列に接続されて構成され、前記第1のスイッチをオンさせるゲート信号の動作は、前記第3のスイッチをオフさせるゲート信号の動作よりも予め定めた時間だけ遅延してなり、前記第2のスイッチをオンさせるゲート信号の動作は、前記第4のスイッチをオフさせるゲート信号の動作よりも予め定めた時間だけ遅延してなり、前記第3のスイッチをオフさせるゲート信号の動作で前記第3のスイッチがオフしたとき、前記第1のスイッチがオンするまでの時間は前記第2のスイッチのみがオン状態であって、前記第4のスイッチをオフさせるゲート信号の動作で前記第4のスイッチがオフしたとき、前記第2のスイッチがオンするまでの時間は前記第1のスイッチのみがオン状態であることを特徴とする。
本発明の放電管用インバータ回路は、放電管の持つ寄生容量により共振回路が形成されるトランスと、前記共振回路の共振周波数未満で、かつ前記トランスの一次側の電圧と電流との位相差が最小点より予め定めた範囲内にある周波数で前記トランスの一次側を駆動するHブリッジ回路とを備えた構成としたため、トランスの電力効率を向上させることができると共に、高次の周波数の影響を受け難くできトランス設計を容易にすることができる。
また、前記予め定めた範囲は、2次側の共振周波数未満で前記最小点より−30°の範囲とすることとしたため、確実にトランスの電力効率を向上させることができる。
また、予め定めたバースト信号を出力するバースト回路をさらに備え、前記バースト信号により前記トランスの一次側を断続的に駆動することとしたため、広範囲の調光を容易に行うことが可能となる。
また、前記バースト回路は、発振周波数を決める抵抗値を高インピーダンスとすることにより入力したパルス信号をバースト信号として出力し、前記抵抗値を低インピーダンスとすることにより予め定めたDC信号と発振した三角波よりバースト信号を出力することとしたため、複数のバースト信号を容易に出力することができる。
また、前記バースト信号がHレベルとなったとき、前記放電管の電流をフィードバック制御するエラーアンプの反転入力をプルアップし、前記トランスの一次側を非作動とすることとしたため、広範囲の調光を確実容易に行うことが可能となる。
また、前記Hブリッジ回路は、PMOSとNMOSとの直列回路が並列に構成され、前記PMOSのゲート回路に遅延回路を接続することとしたため、直列回路のPMOSとNMOSとが同時ONとなることを避け、誤作動防止と回路保護を行うことがきる。
また、前記Hブリッジ回路は、PMOSとNMOSとの直列回路が並列に構成され、前記2個のPMOSのゲートの立ち上がりは、予め定めた三角波の上限側の頂点ごとに交互に行い、前記2個のNMOSのゲートの立ち上がりは、前記三角波の下限側の頂点ごとに交互に行うこととしたため、Hブリッジ回路のPMOSとNMOSとが同時にオンにならない適切なゲート信号を簡潔容易に作ることができる。
また、前記Hブリッジ回路は、PMOSとNMOSとの直列回路が並列に構成され、前記2個のNMOSのゲートの立ち下がりは、予め定めた三角波とエラーアンプの出力電圧とのクロスポイントとし、前記2個のPMOSのゲートの立ち下がりは、前記NMOSのゲートの立ち下がりより遅延させることとしたため、PMOSとNMOSとが確実に同時にオンにならないようにすることができる。
また、前記放電管への印加電圧をフィードバック制御する電圧帰還用エラーアンプを設けることとしたため、放電管が接続されていないときや、接続不良などのときに、開放電圧を常に一定にすることができる。
また、前記エラーアンプまたは前記電圧帰還用エラーアンプの出力電圧が予め定めた値を上回ったとき、前記Hブリッジ回路への動作を停止するプロテクト回路を設けることとしたため、放電管への過電流や、トランスへの過電圧を防止することができる。
また、前記トランスの出力電圧が予め定めた値を上回ったとき、前記Hブリッジ回路への動作を停止するプロテクト回路を設けることとしたため、トランスや各回路が破損されることを確実に防止することができる。
本発明に関わる第1の実施の形態の放電管用インバータ回路のブロック図である。 本発明に関わる放電管用インバータ回路に使用するバースト回路のブロック図である。 本発明に関わる実施の形態の放電管用インバータ回路において二次側に共振回路が形成されたときのトランス一次側のアドミタンス|Y|の周波数特性と、電圧と電流の位相差θの周波数特性である。 本発明に関わる実施の形態の放電管用インバータ回路の動作タイミングチャート図である。 本発明に関わる実施の形態の放電管用インバータ回路におけるゲート信号のタイミングチャート図である。 本発明に関わる第2の実施の形態の放電管用インバータ回路のブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明に関わる第1の実施の形態の放電管用インバータ回路のブロック図である。
図2は、本発明に関わる第1の実施の形態の放電管用インバータ回路に使用するバースト回路22のブロック図である。
図3は、本発明に関わる第1の実施の形態の放電管用インバータ回路において二次側に共振回路が形成されたときのトランス一次側のアドミタンス|Y|の周波数特性と、電圧と電流の位相差θの周波数特性である。
図4は、本発明に関わる第1の実施の形態の放電管用インバータ回路の動作タイミングチャート図である。
図1に示すように、本発明に関わる第1の実施の形態の放電管用インバータ回路は、トランス1の二次側の放電管とリフレクターの間に生じる寄生容量3により共振回路が形成され、図3に示すように、一次側の電圧と電流の位相差θが最小のピーク位置である最小点A0が最もトランス1の電力効率が良く、最小点A0より−30°の範囲が測定データの検討結果でも優位差のない最小電力の周波数範囲Aとなる。Bの点は、二次側の共振周波数であり、従来技術で行われていたトランス1の駆動位置である。トランス1の二次側に形成される共振回路は、トランス1に直列にチョークコイル(図示せず)を設置し寄生容量3とで形成することも、また、トランス1の一部(例えば、漏洩磁束型のトランスの疎結合部)と寄生容量3とで形成することもできる。
この最小電力範囲Aの周波数とするため、図1の発振回路4の抵抗5とコンデンサ6の値を設定する。
次に、本発明に関わる第1の実施の形態の放電管用インバータ回路の動作につき図1から図4により説明する。
まず、説明を分かりやすくするため、端子28aの所定電圧Vaがエラーアンプ11の反転入力部11aに入力されず調光が行われない場合について説明する。
図1に示すように、発振回路4の三角波7(図4(A)参照)の出力はPWM回路8に入力する。トランス1の二次側の液晶表示ユニット(LCDユニット)2には液晶のバックライト用の放電管9が設置され、この放電管9に流れる電流を電圧に変換する電流電圧変換回路10によりその電圧9aをエラーアンプ11の反転入力部11aに入力する。
エラーアンプ11は放電管9の電流に応じた出力電圧12をPWM回路8に出力し、PWM回路8は三角波7とエラーアンプ11の出力電圧12を比較しパルス信号13をカウンタ回路14に入力する。
また、発振回路4の出力パルス信号16はカウンタ回路14、15とロジック回路29に入力する。発振回路4の出力パルス信号16とカウンタ回路14、15の出力パルス信号により、ロジック回路29はHブリッジ回路17へ入力するゲート信号18、19、20、21を作る。
Hブリッジ回路17は、PMOS(A1)とNMOS(B2)の直列回路と、PMOS(A2)とNMOS(B1)の直列回路が並列に接続されて構成されている。ゲート信号18、19、20、21によりHブリッジ回路17は動作し、トランス1の一次側を周波数Aの範囲の交流電流が流れ、電力効率よくLCDユニット2内の放電管9を駆動する。
従って、バースト回路22は動作せず、端子28aからの所定電圧Vaがエラーアンプ11の反転入力部11aに入力されない場合には、調光は行われず、放電管9の電流がエラーアンプ11の反転入力部11aに入力し、放電管9はフィードバック制御され、電力効率の良い範囲で定電流制御が行われる。
次に、バースト回路22により放電管9の調光を行うときの動作につき説明する。
図2に示すように、バースト回路22は、CR発振器40と、三角波電圧発生回路41と、コンパレータ42とで構成され、抵抗23を所定値以上とすることでDUTY端子24aに入力した所定のパルス信号24が第1のバースト信号25b(図4(D)参照)としてバースト回路22から出力されるモードと、抵抗23を所定値未満とすることで抵抗23とコンデンサ26とで決まり発振する三角波電圧27(図4(B)参照)とDUTY端子24aに入力する直流電圧36(図4(B)参照)とが比較されパルス波の第2のバースト信号25a(図4(C)参照)が出力されるモードとのいずれかに設定することができる。
バースト回路22よりのバースト信号25bが“H”のときは、トランジスタ28はONとなりエラーアンプ11は放電管9の電流に応じた出力電圧12をPWM回路8に出力し、Hブリッジ回路17により、図4(E)に示すパルス波により放電管9は作動状態となる。
バースト回路22の第1のバースト信号25bが“L”のときは、トランジスタ28はOFFとなりエラーアンプ11の反転端子11aは端子28aに与えられている所定電圧Vaにプルアップされ、エラーアンプ11は非作動状態となりHブリッジ回路17の作動を停止し、放電管9は非作動状態となる。このように第1のバースト信号25bにより放電管9は断続的に作動し、調光が行われることになる。なお、第2のバースト信号25aを使用する場合にも、同様にして放電管9の調光が行われ、いずれかのバースト信号を選択的に使用することができる。
また、トランス1の出力側の電圧をコンデンサ31、32で分圧した信号33はプロテクト回路30に入力する。プロテクト回路30は、信号33の電圧が予め設定した閾値を超えたときロジック回路29の動作を停止し、放電管9への過電流を防止する。なお、ゲート信号18、19、20、21の立ち下りが同一タイミングとなると、Hブリッジ回路17の直列につながるPMOS(A1)とNMOS(B2)または、PMOS(A2)とNMOS(B1)が同時にONになる可能性があり、遅延回路35が挿入されている。
図5は、本発明に関わる第1の実施の形態の放電管用インバータ回路におけるゲート信号のタイミングチャート図である。
図5(B)に示すゲート信号18と図5(C)に示すゲート信号19との立ち上がりは、図1に示すカウンタ回路14、15とロジック回路29とにより、図5(A)に示すように、三角波7の上限側の頂点18u、19uごとに交互に行われ、ゲート信号18とゲート信号19との立ち下がりは、三角波7とエラーアンプ11の出力電圧12とのクロスポイント18d、19dで行われる。このゲート信号18とゲート信号19とにより、PMOS(A1)とPMOS(A2)とのゲートの立ち上がりと立ち下がりがそれぞれ行われる。
また、図5(D)に示すゲート信号20と図5(E)に示すゲート信号21との立ち上がりは、三角波7の下限側の頂点20u、21uごとに交互に行われ、ゲート信号20とゲート信号21との立ち下がりは、三角波7とエラーアンプ11の出力電圧12とのクロスポイント20d、21dで行われる。このゲート信号20とゲート信号21とにより、NMOS(B1)とNMOS(B2)とのゲートの立ち上がりと立ち下がりがそれぞれ行われる。
さらに、図5(B)から図5(D)に示すように、ゲート信号18、19の立ち上がりに対し、ゲート信号20、21の立ち上がりが遅延しており、また、図5(F)に示すように、ゲート信号20、21の立ち下がりに対し、ゲート信号18、19の立ち下がりを遅延回路35により予め定めた時間t1だけ遅延させている。そのため、PMOS(A1)、(A2)とNMOS(B1)、NMOS(B2)が同時にオンにならないようにすることができる。
従って、三角波7と出力電圧12とにより、PMOS(A1)、(A2)とNMOS(B1)、NMOS(B2)が同時にオンにならない適切なゲート信号18、19、20、21を簡潔容易に作ることができる。
以上述べたごとく、本発明に関わる第1の実施の形態の放電管用インバータ回路は、トランスの電力効率を向上させることができると共に、共振周波数より低く周波数を設定するため、高次の周波数の影響を受け難くできトランス設計を容易にすることができる。
図6は、本発明に関わる第2の実施の形態の放電管用インバータ回路のブロック図である。
図6に示すように、本発明に関わる第2の実施の形態の放電管用インバータ回路には、電圧帰還用エラーアンプ51が設けられ、この電圧帰還用エラーアンプ51は、反転入力部51aに入力する放電管9の印加電圧信号55と予め定めた設定値Vcとを比較し、放電管9への印加電圧に応じた出力電圧52をPWM回路8に出力する。さらに、プロテクト回路50は内部にコンパレータ回路を有しており、電圧帰還用エラーアンプ51からの出力電圧52と、トランス1の出力側と直列に設けられた抵抗57と接続してトランス出力電流信号53を入力する。印加電圧信号55は、トランス1の出力側に直列に設けられたコンデンサ31、32同士の接続部の電圧を、抵抗58、59で分圧した電圧である。
本発明に関わる第2の実施の形態の放電管用インバータ回路における電圧帰還用エラーアンプ51とプロテクト回路50以外の構成と動作は、本発明に関わる第1の実施の形態の放電管用インバータ回路と同様のため、説明は省略する。
次に、本発明に関わる第2の実施の形態の放電管用インバータ回路における電圧帰還用エラーアンプ51とプロテクト回路50の動作につき説明する。
図6に示すように、電圧帰還用エラーアンプ51は、反転入力部51aに放電管9の印加電圧信号55が入力すると、印加電圧信号55と予め定めた設定値Vcとを比較して出力電圧52をPWM回路8に出力し、放電管9への印加電圧のフィードバック制御が行われる。そのため、例えば放電管9が接続されていないときや、接続不良などのときに、開放電圧を設定値にすることができる。
例えば放電管9が接続されていないときや接続不良などのときにはトランス1の2次側出力電圧が異常な値となることがあるが、その場合プロテクト回路50は、電圧帰還用エラーアンプ51の出力電圧52またはトランス出力電流信号53がプロテクト回路50内部のコンパレータ回路の基準電圧と比較され、その基準電圧を上回ったとき、ロジック回路29の動作を停止し、放電管9への過電流や、トランス1への過電圧を防止することができる。また、プロテクト回路50は、エラーアンプ11の出力電圧12を入力し、放電管9への過電流や、トランス1への過電圧を防止することもできる。
一方、スロースタート回路34は、比較的なだらかな立ち上げのスタート駆動信号56をPWM回路8に出力し、スタート時に瞬間的な過電圧が発生することを防止している。なんらかの原因による瞬間的な過電圧の発生に対応するため、プロテクト回路50は内蔵するタイマーにより予め設定された一定時間後に出力電圧52や出力電圧12が予め定めた値を上回ったときにロジック回路29の動作を停止し、誤ってロジック回路29の動作を停止することがないようにされている。
プロテクト回路50は、入力するトランス出力電流信号53が内蔵するコンパレータ回路の基準電圧を上回り異常な状況になったとき、ロジック回路29の動作を停止し、トランス1や各回路が破損されることを防止する。
以上述べたごとく、本発明に関わる第2の実施の形態の放電管用インバータ回路は、本発明に関わる第1の実施の形態の放電管用インバータ回路の効果に加え、放電管9への過電流やトランス1への過電圧の防止や、トランス1や各回路の破損防止を容易にすることができる。
1 トランス
2LCDユニット(液晶表示ユニット)
3 寄生容量
4 発振回路
8 PWM回路
11 エラーアンプ
14、15 カウンタ回路
17 Hブリッジ回路
22 バースト回路
29 ロジック回路
30、50 プロテクト回路
51 電圧帰還用エラーアンプ

Claims (12)

  1. 液晶表示装置のバックライトとしての放電管を備え、二次側に接続される前記放電管に生じる寄生容量により二次側に共振回路が形成される電磁トランスと、
    前記共振回路の共振周波数未満で、かつ前記電磁トランスの一次側の電圧と電流との位相差が最小となる周波数よりも−30°の範囲内となる周波数を発振回路で生成し、該周波数で前記電磁トランスの一次側を駆動する4つのスイッチからなるHブリッジ回路とを有する前記放電管用の他励式インバータ回路を備え、
    前記Hブリッジ回路は、第1のスイッチと第3のスイッチとからなる第1の直列回路と、第2のスイッチと第4のスイッチとからなる第2の直列回路とが並列に接続されて構成され、
    前記第1のスイッチをオンさせるゲート信号の動作は、前記第3のスイッチをオフさせるゲート信号の動作よりも予め定めた時間だけ遅延してなり、
    前記第2のスイッチをオンさせるゲート信号の動作は、前記第4のスイッチをオフさせるゲート信号の動作よりも予め定めた時間だけ遅延してなり、
    前記第3のスイッチをオフさせるゲート信号の動作で前記第3のスイッチがオフしたとき、前記第1のスイッチがオンするまでの時間は前記第2のスイッチのみがオン状態であって、
    前記第4のスイッチをオフさせるゲート信号の動作で前記第4のスイッチがオフしたとき、前記第2のスイッチがオンするまでの時間は前記第1のスイッチのみがオン状態である
    ことを特徴とする液晶表示ユニット。
  2. 前記第1のスイッチと前記第2のスイッチをオンさせるそれぞれのゲート信号の動作時間が略同じで、前記第3のスイッチと前記第4のスイッチをオンさせるそれぞれのゲート信号の動作時間が略同じであって、
    前記第1のスイッチをオンさせるゲート信号の動作時間と前記第4のスイッチをオンさせるゲート信号の動作時間が異なり、前記第2のスイッチをオンさせるゲート信号の動作時間と前記第3のスイッチをオンさせるゲート信号の動作時間が異なっていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示ユニット。
  3. 前記第1のスイッチと前記第2のスイッチをオフさせるそれぞれのゲート信号の動作は、予め定めた三角波の上限側の頂点ごとに交互に行い、
    前記第3のスイッチと前記第4のスイッチをオンさせるそれぞれのゲート信号の動作は、予め定めた三角波の下限側の頂点ごとに交互に行ってなることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶表示ユニット。
  4. 前記第1のスイッチと前記第2のスイッチをオンさせるそれぞれのゲート信号の動作は、予め定めた三角波とエラーアンプの出力電圧とのクロスポイントで行い、
    前記第3のスイッチと前記第4のスイッチをオフさせるそれぞれのゲート信号の動作は、予め定めた三角波とエラーアンプの出力電圧とのクロスポイントで行ってなることを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の液晶表示ユニット。
  5. 前記第1のスイッチと前記第2のスイッチをオンさせるそれぞれのゲート信号の動作は遅延回路を介して入力されてなることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示ユニット。
  6. 予め定めたバースト信号を出力するバースト回路をさらに備え、前記バースト信号により前記トランスの一次側を断続的に駆動することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示ユニット。
  7. 前記バースト回路は、発振周波数を決める抵抗値を高インピーダンスとすることにより入力したパルス信号をバースト信号として出力し、前記抵抗値を低インピーダンスとすることにより予め定めたDC信号と発振した三角波よりバースト信号を出力することを特徴とする請求項6に記載の液晶表示ユニット。
  8. 前記バースト信号が所定レベルとなったとき、前記放電管の電流をフィードバック制御するエラーアンプの反転入力をプルアップし、前記トランスの一次側を非作動とすることを特徴とする請求項7に記載の液晶表示ユニット。
  9. 前記放電管への印加電圧をフィードバック制御する電圧帰還用エラーアンプを設けたことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示ユニット。
  10. 前記エラーアンプまたは前記電圧帰還用エラーアンプの出力電圧が予め定めた値を上回ったとき、前記Hブリッジ回路の動作を停止するプロテクト回路を設けたことを特徴とする請求項8または9に記載の液晶表示ユニット。
  11. 前記トランスの出力電圧が予め定めた値を上回ったとき、または前記トランスの出力電流が予め定めた値を上回ったとき、前記Hブリッジ回路の動作を停止するプロテクト回路を設けたことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示ユニット。
  12. 前記予め定めた値は前記プロテクト回路にあるコンパレータ回路の基準電圧としたことを特徴とする請求項10または11に記載の液晶表示ユニット。
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