JP2009222850A - マイクロレンズアレイの製造方法及び濃度分布マスク - Google Patents

マイクロレンズアレイの製造方法及び濃度分布マスク Download PDF

Info

Publication number
JP2009222850A
JP2009222850A JP2008065498A JP2008065498A JP2009222850A JP 2009222850 A JP2009222850 A JP 2009222850A JP 2008065498 A JP2008065498 A JP 2008065498A JP 2008065498 A JP2008065498 A JP 2008065498A JP 2009222850 A JP2009222850 A JP 2009222850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light shielding
microlens array
pattern
center
density distribution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008065498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5239417B2 (ja
Inventor
Koki Hayashi
甲季 林
Daisuke Nakamura
大亮 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2008065498A priority Critical patent/JP5239417B2/ja
Publication of JP2009222850A publication Critical patent/JP2009222850A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5239417B2 publication Critical patent/JP5239417B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)

Abstract

【課題】濃度分布マスクにより、非対称な形状のマイクロレンズを含むマイクロレンズアレイを製造する。
【解決手段】単位レンズを配列したマイクロレンズアレイを形成するための、遮光パターンを格子上に設置した濃度分布マスクにおいて、個々の単位レンズの領域を、各単位レンズの中心からの距離が異なる階調境界円で分割した複数の環状領域に分割し、前記中心からの距離が同じ前記環状領域内の遮光パターンを全ての単位レンズで集合して一体化した遮光パターン群を複数形成し、前記遮光パターン群を前記マイクロレンズアレイの中心に関して対称に拡大縮小するシュリンク処理が行なわれ、前記単位レンズの中心に近い前記環状領域の前記遮光パターン群ほど大きく拡大縮小されることで前記遮光パターンの位置が移動している濃度分布マスクを用いてマイクロレンズアレイを製造する。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像デバイスに利用されるマイクロレンズアレイの製造方法に関する。
ビデオカメラ、ディジタルカメラ、携帯電話に用いられる撮像デバイスは高画素化が求められている。画素が微細となると、画素を構成するCCD、CMOS等からなる受光素子も微細となる。微細な受光素子への集光効率を高めるため、広くマイクロレンズが利用されている。これは、画素への入射光を効率よくマイクロレンズにて集光して、受光素子に入射させ、受光感度を向上させるためである。
このようなマイクロレンズは、一般に次のような方法で製造される。まずひとつには、熱リフロー方式で製造される。すなわち、まず、マイクロレンズとなる素材(例えば、透明な感光性樹脂)を基板上に塗布する。次に、所定のパターンを有するパターン露光用マスクを介し感光性樹脂にパターン露光した後、現像を行い、マイクロレンズを形成する部位に透明樹脂層を形成する。次に、基板に加熱処理を行い透明樹脂層の表面を溶かし、溶けた透明樹脂層の表面張力にて、曲面を有するマイクロレンズを形成する。このような熱リフロー方式でマイクロレンズを形成する際、個々のマイクロレンズ同士に隙間がないと、加熱処理時、隣接したマイクロレンズ同士が溶着し、所望する曲面が形成できないことになる。このため、熱リフロー方式では隣接するマイクロレンズ同士の距離をある程度離す必要が生じ、各マイクロレンズ間に隙間を持たせる必要が生じる(以上、例えば特許文献1に記載)。そのため、画像領域を全てマイクロレンズで覆うことが出来ず、集光性の向上には限度がある。
そのため、近年、3次元形状作成用濃度分布マスクを用いた感光性材料へのパターン露光および現像により、基板上に3次元構造の感光性材料パターンを形成する方法、又は、その感光性材料パターンを基板に彫り写すことにより3次元構造の表面形状をもつ物品を製造する方法があり、濃度分布マスク及びその製造方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この濃度分布マスクを用いてマイクロレンズを製造することができる。この方法によれば、隣接するマイクロレンズ同士を接して形成することが可能になるためマイクロレンズで画素領域を覆う割合を大きくでき、集光性向上の上で好ましい。
特許文献2によれば、3次元形状の工程や傾斜面は、露光マスクの濃淡(光透過率100%から0%の間の任意の濃度)と中間階調の連続的な変化により、露光光の透過率を変化させ感光性材料に露光する光量を変化させることにより実現している。
具体的には、濃度分布マスクの露光に使用される領域は適当な形状および大きさの単位セルにより隙間なく分割されており、その単位セル内に円形の遮光パターン(ドット)を、段階的に大きさを変えて形成し、所定の透過量(濃度)を得ている。
円形の遮光パターン(ドット)の大きさが段階的に変化するものであっても、単位セルが充分に小さければ、例えば露光装置の解像度又は、使用する感光性材料の解像度よりも単位セルの大きさ、もしくは遮光パターン(ドット)の大きさが小さければ、結果として露光〜現像により感光性材料で形成されるパターンの表面形状は連続的に変化する3次元形状となる。
また、特許文献2では、矩形の遮光パターンで形成された濃度分布マスクを用いて、写真製版工程(フォトリソ工程)で以下の工程を含めた方法で、基板上に3次元構造の感光
性材料パターンによるマイクロレンズアレイ1を形成している。
(1)前記のような3次元構造を製作するために、その3次元構造を基に露光時の露光量の全体的な光強度分布を計算し、基板上での各ポイントの感光性材料の除去量をシミュレーションで計算し、除去量に見合った光を透過する矩形遮光パターンを設計する計算シミュレーション工程。
(2)透明基板上に遮光膜を形成し、さらにその上にマスク用感光性材料層をもつマスクブランクスに電子線またはレーザー光線によって前記の設計された矩形遮光パターンに基づいて露光し、現像してマスク用感光性材料パターンを形成するパターン化工程。
(3)形成されたマスク用感光性材料パターンをマスクとして前記遮光膜をドライエッチング又はウエットエッチングし、矩形遮光パターンを形成する工程。
(4)次いで必要により、工程(3)で形成された遮光パターンを工程(1)で設計された矩形遮光パターンと比較し、両者が一致するように前記形成された濃度分布マスクの遮光パターンを修正する工程。
以下に公知文献を記す。
特開2001−085657号公報 特開2002−244273号公報
上記した従来の製造方法を用いれば曲面を有するマイクロレンズが得られると考えられるが、非対称な形状のマイクロレンズを有するマイクロレンズアレイをどういう濃度分布マスクを用いて製造するかの具体的製造方法が明確に示されていない問題があった。
本発明は、この問題点を解決し、濃度分布マスクにより、非対称な形状のマイクロレンズを含むマイクロレンズアレイを製造する方法を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、単位レンズを配列したマイクロレンズアレイの製造方法において、遮光パターンを格子上に千鳥足状に設置した濃度分布マスクを用い、前記濃度分布マスクの個々の単位レンズの領域を、各単位レンズの中心からの距離が異なる階調境界円で分割した複数の環状領域に分割し、前記中心からの距離が同じ前記環状領域内の遮光パターンを全ての単位レンズで集合して一体化した遮光パターン群を複数形成し、前記遮光パターン群を前記マイクロレンズアレイの中心に関して対称に拡大縮小するシュリンク処理を行い、前記遮光パターン群毎に前記シュリンク処理の拡大縮小率を変えた前記濃度分布マスクのパターンを形成する工程と、基板上に塗布した感光性レジスト材料層に、前記濃度分布マスクのパターンを介して露光し、前記感光性レジスト材料層を現像することで非対称な形の前記単位レンズを有する前記マイクロレンズアレイを製造する工程を有することを特徴とするマイクロレンズアレイの製造方法である。
また、本発明は、上記シュリンク処理が、上記遮光パターン群の上記環状領域が単位レンズの中心に近いほど大きく拡大縮小し、かつ、全ての上記階調境界円において、上記階調境界円で分割された内側の環状領域と外側の環状領域の境界が相対的にずれて重なる長さが上記格子のピッチ以下になるシュリンク処理を行うことを特徴とする請求項1記載のマイクロレンズアレイの製造方法である。
また、本発明は、上記基板が、撮像デバイスの半導体基板上にカラーフィルター層を形成して成る基板であることを特徴とする上記のマイクロレンズアレイの製造方法である。
また、本発明は、単位レンズを配列したマイクロレンズアレイを形成するための、遮光
パターンを格子上に設置した濃度分布マスクにおいて、個々の単位レンズの領域を、各単位レンズの中心からの距離が異なる階調境界円で分割した複数の環状領域に分割し、前記中心からの距離が同じ前記環状領域内の遮光パターンを全ての単位レンズで集合して一体化した遮光パターン群を複数形成し、前記遮光パターン群を前記マイクロレンズアレイの中心に関して対称に拡大縮小するシュリンク処理が行なわれ、前記単位レンズの中心に近い前記環状領域の前記遮光パターン群ほど大きく拡大縮小されることで前記遮光パターンの位置が移動していることを特徴とする濃度分布マスクである。
本発明のマイクロレンズアレイの製造方法は、以上のように、個々の単位レンズの領域が、単位レンズの中心からの距離が異なる環状領域に分割され、その環状領域の大きさ毎に、全ての単位レンズにおける大きさが同じ環状領域内の遮光パターンが一体にされてマイクロレンズアレイの中心に関して対称に拡大縮小するシュリンク処理が行なわれて遮光パターンの位置が移動している濃度分布マスクを用いることで、非対称な形の単位レンズを有するマイクロレンズアレイが得られる効果がある。
本実施形態では、図1に示すように、撮像デバイス10の半導体基板11上に塗布した感光性レジスト材料層20に濃度分布マスク2のパターンを露光し現像することで、その撮像デバイス10の個々の受光素子12毎の画素のカラーフィルターの画素14r、14g、14b上に個々のマイクロレンズ(単位レンズ)を形成することでマイクロレンズアレイ1を製造する。個々の単位レンズは、平面上の画素の配列の個々のカラーフィルターの画素14r、14g、14b毎に夫々略矩形状の単位レンズを配置する。
(濃度分布マスク)
マイクロレンズアレイ1の形成用の濃度分布マスク2は、実際に形成するパターンの5倍や4倍や1.25倍の寸法に形成し、パターン露光時に、縮小投影型露光装置(ステッパー)で縮小して、露光光の波長以下の寸法のパターンにして投影する。あるいは、濃度分布マスク2を実際に形成するパターンと同じ縮尺の寸法に形成し、マスクアライナーで濃度分布マスク2のパターンを半導体基板11に、コンタクト露光あるいはプロキシミティ露光又は投影露光しても良い。
この濃度分布マスク2は、図2(a)に平面図を示すように、個々の単位レンズ毎に、単位レンズの中心の周りの同心円の階調境界円5で単位レンズの領域を分割し、外周円の階調境界円5と内周円の階調境界円5間の領域である環状領域6に分解する。図2(a)では、各単位レンズの各環状領域6を、その外周の階調境界円5により示す。環状領域6の内周の階調境界円5の記載は省略した。図2(a)では円環状の環状領域6同士の一部が重なり合っているが、その重なりの詳細は、後に図3で説明する。図2(b)には、マイクロレンズアレイ1の領域の端部の単位レンズの(ネガ型の)濃度分布パターン3を、複数の矩形の遮光パターン4を配置して形成する例を示す。図2(b)では、矩形の遮光パターン4を略市松模様に並べて濃度分布パターン3を形成している。遮光パターン4は千鳥足状の格子点4a位置に設置する。図2(a)の階調境界円5で分割した環状領域6毎に、すなわち、単位レンズの中心からの距離が異なる円環状の環状領域6毎に、図2(b)に示すように、遮光パターン4の寸法を変える。これにより、単位レンズの中心からの距離が異なる環状領域6毎に階調(グレースケール:濃度)を変える。図2(b)は、濃度分布マスク2のネガパターンを示す。図2(b)のような、単位レンズの中心に近い環状領域6ほど、個々の遮光パターン4の面積を小さくすることで、単位レンズの中心に近い環状領域6ほど濃度を薄くするように階調を変化させたネガパターンの白黒を反転させたポジ型の濃度分布マスク2のパターンを作製する。
こうして、個々の単位レンズの中心からの距離により単位レンズの領域が環状領域6に分割され、その環状領域6の大きさ毎に、全ての単位レンズにおけるその環状領域6内の遮光パターン4が一体にされて、マイクロレンズアレイ1の中心に関して対称に拡大縮小するシュリンク処理が行なわれ、単位レンズの中心に近い環状領域6の遮光パターン4ほど大きく拡大縮小されて、格子点4aとともに位置が移動した遮光パターン4が形成された濃度分布マスク2のパターンが得られる。そして、このパターンの白黒を反転し、個々の単位レンズ毎の濃度分布パターン3を有するポジ型の濃度分布マスク2を製造する。その濃度分布マスク2を介してポジ型の感光性レジスト材料層20を露光する。
(濃度分布マスクの階調)
濃度分布マスク2の濃度(階調)は、グリッド(格子)上の互い違いの千鳥足状の格子点4aの位置に配置された矩形の遮光パターン4の寸法を変えて調整する。すなわち、矩形の遮光パターン4の辺の長さを0からグリッドのピッチの2倍の大きさにまで変えることにより、マスクの光透過率を変えて調整する。矩形の遮光パターン4の辺の長さがちょうどグリッドのピッチと等しい場合は、遮光パターン4と、その間の同じ大きさの正方形の開口パターンとで市松模様が形成される。矩形の遮光パターン4の辺の長さが開口パターンより大きい場合は、隣接する矩形の遮光パターン4同士が重なり合い、その間の矩形の開口パターンの寸法が小さくなる。こうして単位面積当たりに形成される光透過部の割合により濃度分布マスク2の階調を調整する。
図2(a)で、全ての単位レンズの、各単位レンズの中心からの距離が同じで大きさが同じ環状領域6を一体にして、すなわち、それらの環状領域6に設置された遮光パターン4の集合を一体にして、その集合を、マイクロレンズアレイ1の中心に関して対称に拡大縮小するシュリンク処理を行う。それにより、マイクロレンズアレイ1の端部の環状領域6はマイクロレンズアレイ1の中心に向かって移動する。このシュリンク処理は、各単位レンズの中心からの距離が異なる環状領域6に関しては異なる縮小率で拡大縮小処理を行う。そのため、単位レンズの中心からの距離が異なる環状領域6は異なる移動量で移動する。図2(a)のマイクロレンズアレイ1の領域の端部の単位レンズの濃度分布パターン3は、その単位レンズの領域を分割した外側の環状領域6と内側の環状領域6が異なる縮小率でシュリンク処理され、大きさの異なる環状領域6が異なる移動距離で移動させられている。内側の環状領域6と外側の環状領域6が異なる移動距離で移動する結果、相対的に移動し、互いに重なる部分ができ、その重なり部分では濃度分布マスク2の階調が高くなる。逆に、内側の環状領域6と外側の環状領域6が互いに離れて隙間ができる部分もでき、その部分では階調が低くなる。
(濃度分布マスクの格子点)
図3の平面図に、遮光パターン4を設置する位置である格子点4aを十字線で示す。図3(a)は、マイクロレンズアレイ1の領域の中心の単位レンズの濃度分布パターン3内の格子点4aの分布を示し、図3(b)は、マイクロレンズアレイ1の領域の端部の単位レンズの濃度分布パターン3内の格子点4aの分布を示す。図3(b)に示すように、マイクロレンズアレイ1の領域の端部の単位レンズの環状領域6をその中の格子点4aと一体にして移動させるシュリンク処理を行う。このシュリンク処理により、単位レンズの領域を分けた外側の環状領域6と内側の環状領域6を独立に移動させ、その移動距離を変えることで、場所により、内側の環状領域6と外側の環状領域6を重ねることで格子点4aの密度を高くした部分を形成し、逆に、内側の環状領域6と外側の環状領域6を離すことで格子点4aの密度を低くした部分を形成する。これにより格子点4aの密度分布を変えて、単位レンズの濃度分布パターン3の階調(濃度)の分布を非対称に変える。そして、この濃度分布マスク2で感光性レジスト材料層20に露光することで、個々の単位レンズ毎に異なるパターンの濃度分布パターン3を露光し感光性レジスト材料層20を現像することにより異なる形状の単位レンズから成るマイクロレンズアレイ1を形成する。
(格子点のピッチ)
格子点4aのピッチは以下の様に設定する。すなわち、半導体基板11側のステッパーの投影レンズの開口比をNaとし、露光する光の波長をλとすると、(λ/Na)に0.2から0.5の係数K1を掛け算した値の寸法より小さいピッチのグリッドに、遮光パターン4を図2(b)の様に互い違いに千鳥足状に配置する。この投影レンズの開口比Naは最大1.3まで可能である。例えば、半導体基板11を露光する光の波長λが0.365μmの場合、投影レンズのNaが0.5程度でK1が0.2の場合、グリッドのピッチの上限は概ね0.15μmになる。この場合は、縮尺が5倍の濃度分布マスク2には、0.75μmのピッチのグリッド上に遮光パターン4を互い違いに千鳥足状に配置したパターンを形成する。このパターンをステッパーで5分の1に縮小して半導体基板側11上の感光性レジスト材料層20に投影する。あるいは、概ね1μmのピッチのグリッドに遮光パターン4を千鳥足状に設置した1:1の縮尺の濃度分布マスク2のパターンを、マスクアライナーで半導体基板11上の感光性レジスト材料層20に投影することもできる。
(濃度分布マスクの製造方法)
このようにパターンを設計して製造する濃度分布マスク2は、半導体基板11上に樹脂のマイクロレンズアレイ1を形成するために用いる。それは、そのパターンの設計を含めて、以下の工程で製造する。
(1)マイクロレンズアレイ1を製造するために、そのマイクロレンズアレイ1の3次元構造を基に露光時の露光量の全体的な光強度分布を計算し、半導体基板11上での各ポイントの感光性レジスト材料層20の除去量をシミュレーションで計算し、除去量に見合った光を透過するように矩形の遮光パターン4の大きさを設計する。ここで、以下で説明する濃度分布マスクのパターンのシュリンク処理を行い、マスクのパターンを設計する。
(2)合成石英ガラス基板からなる透明基板上にCr等の金属もしくは金属酸化物遮光膜を形成し、さらにその上にマスク用感光性レジストをもつマスクブランクスに電子線またはレーザー光線によって前記の設計された矩形の遮光パターン4を形成するように露光し、現像してマスク用感光性レジストのパターンを形成する。
(3)形成されたマスク用感光性レジストのパターンをエッチングマスクとして前記遮光膜をドライエッチング又はウエットエッチングし、図2(b)のような遮光パターン4を形成する。
(4)次いで必要に応じ、工程(3)で形成された遮光パターン4を工程(1)で設計された遮光パターン4と比較し、両者が一致するように、濃度分布マスク2に形成された遮光パターン4の寸法を修正する。
(濃度分布マスクのパターンのシュリンク処理)
濃度分布マスク2のパターンのシュリンク処理は以下のように行う。すなわち、マイクロレンズアレイ1の領域の中心の単位レンズの濃度分布パターン3は、図3(a)のように、等ピッチのグリッド(格子)上の千鳥足状の格子点4aに遮光パターン4を設置する。そして、同心円状の階調境界円5aから5dで領域を分割した各環状領域6毎に遮光パターン4の矩形の寸法を変えることで階調(濃度)を設定する。マイクロレンズアレイ1の領域の各単位レンズの濃度分布パターン3は、図2(a)の中央の単位レンズの濃度分布パターン3における階調境界円5で分割された各環状領域6内の遮光パターン4の格子点4aから、図2(a)の左下の単位レンズの濃度分布パターン3を以下のようにして形成する。図3(a)に示すように、単位レンズの領域を階調境界円5aから5dで分割して、環状領域6に分割する。そして、マイクロレンズアレイ1の全単位レンズの同じ階調境界円5を外周にする環状領域6とその中の格子点4aと遮光パターン4とを一括して、寸法を縮小するシュリンク処理を行う。このシュリンク処理によるパターンの縮小の結果、マイクロレンズアレイ1の端部の単位レンズの環状領域6は、図3(b)のように、移動する。このように、マイクロレンズアレイ1の全単位レンズの同じ直径の環状領域6と遮光パターン4を一括して寸法を所定の割合で縮小させて、その結果、マイクロレンズアレイ1の端部の単位レンズの環状領域6を移動させる処理をシュリンク処理と呼ぶ。
このシュリンク処理により環状領域6を移動させ、マイクロレンズアレイ1の全単位レンズの、内側の直径の小さい環状領域6の集合を外側の直径の大きい環状領域6の集合以上に縮小させることで、直径の小さい環状領域6ほどマイクロレンズアレイ1の中心に近づける。それにより、単位レンズの領域の内側の直径の小さい環状領域6の、マイクロレンズアレイ1の領域の中心側の端は、外側の直径の大きい環状領域6に重なる。一方、内側の環状領域6の、マイクロレンズアレイ1の領域の中心から遠い側の端は、外側の環状領域6から離れて間隙が開く。環状領域6の重なる長さは、格子点4aのピッチより短くする。環状領域6の重なる長さが格子点4aの格子のピッチで左右あるいは前後で重なると、辺の長さが格子のピッチである遮光パターン4同士では完全に遮光することになり、階調(濃度)が上がる。そのため、単位レンズの領域を分割する全ての階調境界円5において、その内側の環状領域6と外側の環状領域6の重なる長さを格子点4aのグリッド(格子)のピッチ以下にしたシュリンク処理を行う。
(具体的パターンのシュリンク処理)
また、マイクロレンズアレイ1の全単位レンズの同じ直径の階調境界円5を外周とする環状領域6の集合を、マイクロレンズアレイ1の中心に関して対称に所定の割合で縮小するシュリンク処理を行い、その結果、図2(a)のように環状領域6の位置をずらす。すなわち、図2(a)のように、直径が小さい環状領域6の集合ほど、元の位置から大きく移動するように縮小し、一番直径の大きい環状領域6の集合はほとんど縮小しないシュリンク処理を行う。図2(a)の左下の単位レンズの濃度分布パターン3を拡大して図3(b)に示す。図3(b)の階調境界円5で分割された各環状領域6内の格子点4aは、以下のシュリンク処理の結果、単位レンズの中心からの距離が異なる環状領域6毎に異なる移動量で移動する。
(1)マイクロレンズアレイ1の全単位レンズの最外周の階調境界円5dを外周とする環状領域6aと格子点4aの座標は等倍に設置する。
(2)マイクロレンズアレイ1の全単位レンズの階調境界円5cを外周とする環状領域6cと格子点4aの座標を0.98倍に縮小させる。
(3)マイクロレンズアレイ1の全単位レンズの階調境界円5bを外周とする環状領域6bと格子点4aの座標を0.96倍に縮小させる。
(4)マイクロレンズアレイ1の全単位レンズの階調境界円5aを外周とする円状の環状領域6aと格子点4aの座標を0.94倍に縮小させる。
(露光強度分布のシミュレーション)
以上の条件のシュリンク処理により、図3(b)のように環状領域6と遮光パターン4を移動させたポジ型の濃度分布マスク2で、単位レンズの中心位置に近づくほど光の透過率が下がる濃度分布マスク2を作った。このポジ型の濃度分布マスク2でポジ型の感光性レジスト材料層20を露光することで、濃度分布マスク2を介した露光光の強度分布のグラフは単位レンズの領域にわたる3次元的なお椀形(凹状)の湾曲面の光強度分布で露光する。その露光箇所を現像して除去し、単位レンズの中心ほど厚くレジストを残すことで図1のように凸状の単位レンズを形成する。そのポジ型の濃度分布マスク2でポジ型感光性レジスト材料層20を露光する場合の単位レンズの光の強度分布のシミュレーション結果を図4に示す。図4(a)に、その結果の、光強度分布の平面図を示し、図4(b)に、図4(a)のA−A’部の光の強度を、その縦軸のスケールを逆にしたグラフで示す。図4(b)に示すように、露光光の強度分布のグラフは、単位レンズの領域にわたる3次元的なお椀形(凹状)の湾曲面の光強度分布が非対称な形に形成された。この非対称な形の単位レンズは、シュリンク処理がマイクロレンズアレイ1の中心に関して対称であるため、マイクロレンズアレイ1の中心に関して対称に形成されて配置される。
なお、ポジ型の濃度分布マスク2は、隣接する単位レンズの濃度分布パターン3同士の境界線上に両単位レンズの濃度分布パターン3にかかるように、スリット(図2(b)に示すマスクのネガパターンでは帯状遮光部になる)を形成することが望ましい。それにより、単位レンズの濃度分布パターン3の中央に比べ、単位レンズの濃度分布パターン3の端部近傍では濃度分布マスク2の透過率の変化を激しくすることができ、急激に透過率を高くすることで単位レンズの端部のレンズの傾斜を大きく形成できる。特に、単位レンズの濃度分布パターン3の四隅のパターンを四隅近傍のパターンに比し大きく開口して光を多く透過させるパターンで形成することで、露光されたポジ型レジストを現像して形成する各単位レンズの対角方向の端部近傍を中央部と同等の球面曲率で形成する。
(マイクロレンズアレイの製造方法)
以下、この濃度分布マスク2を用いてカラー撮像デバイス10にマイクロレンズアレイ1を製造する方法について、図5と図1を参照し詳細に説明する。先ず、図5(a)に示すように、複数のCMOSの撮像デバイス10のパターンが形成された半導体基板11を用いる。この撮像デバイス10は受光素子12の配列から成り、個々の受光素子12に対応する各画素のサイズは、長方形もしくは正方形等の四角形状で寸法が略0.5μm〜略100μmの範囲であり、例えば略0.8μm〜略2.7μmの画素の撮像デバイス10が形成された半導体基板11を用いる。
(工程1)
次に、図5(b)に示すように、半導体基板11の表面に熱硬化型のアクリル系樹脂をスピンコートにより塗布した後に加熱して熱硬化させることにより略0.1μmの厚さの平坦化層13を形成する。
(工程2)
次には、図5(c)に示すように、平坦化層13の上に、個々の受光素子12に対応した個々の画素で、厚さが略1μmの緑,青,そして赤の3色のカラーフィルターの画素14g、14b、14rから成るカラーフィルター層14を形成する。この3色のカラーフィルターの画素14g、14b、14rは、平坦化層13の上の全体に均一に順次形成した夫々の色のネガ型カラーレジスト層から所望の受光素子12に対応した位置にのみ残るようフォトリソグラフィー法により形成する。あるいは、夫々の色のポジ型カラーレジスト層から所望の受光素子12に対応した位置にのみ夫々の色のカラーフィルターの画素14g、14b、14rが残るようフォトリソグラフィー法によりカラーフィルター層14を形成することもできる。
(工程3)
次には、図5(d)に示すように、カラーフィルター層14上に感光性レジスト材料層20を形成する。感光性レジスト材料層20は、カラーフィルター層14上にアクリル系樹脂やフェノール系樹脂やスチレン系樹脂を主体とするポジ型感光性レジスト材料をスピンコーターで1000〜2000rpmでコートし、約100℃で約2秒間プリベークすることで略0.7〜1μmの厚さに形成する。
(工程4)
次に、図5(e)に示すように、感光性レジスト材料層20を、現像後に対応する受光素子12上のカラーフィルター層14のカラーフィルターの画素14g、14b、14r上に図1に示すマイクロレンズアレイ1の単位レンズ1g、1b、1rが形成されるように濃度分布マスク2を用いて、ステッパーで露光する。この各濃度分布マスク2は、5倍レチクルであり、感光性レジスト材料層20の表面に露光するパターンの寸法の5倍の大きさの寸法のパターンを用い、半導体基板11の領域(1)の感光性レジスト材料層20の表面に濃度分布マスク2のパターンを1/5に縮小して、紫外線域の365nmの波長
の光を200〜300mJ/cm2の露光量で照射する。
(工程5)
次に、その感光性レジスト材料層20を、有機アルカリ現像液(TMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)水溶液:液濃度0.05重量%)を用いて現像する。
(工程6)
次に、現像後に残った感光性レジスト材料層20に365nmの波長の光を200〜2500mJ/cm2の露光量で照射することで、次の加熱処理によってマイクロレンズを形成する樹脂の熱だれが生じない程度に感光性レジスト材料層20を仮硬化させる。最後に、ホットプレートを使用して、3分間の160℃の加熱処理と、それに続く6分間の200℃の加熱処理とでベークすることで、図1のように単位レンズ1r、1g、1bを硬化させる。
このようにして、半導体基板11のマイクロレンズアレイ1の領域において、複数の受光素子12が開口した表面に平坦化層13を介し複数の受光素子12に対応して形成されたカラーフィルター層14の画素上に、頂点の高さが0.6〜1μmの単位レンズ1g、1b、1rを、形成する。そして、濃度分布マスク2の同じ直径の環状領域6の集合の遮光パターン4の集合がシュリンク処理により所定の割合で一括して縮小された結果、マイクロレンズアレイ1の領域の端部の単位レンズが非対称な形に形成される。
以上の実施形態では、遮光パターンを格子点4a上に設置した濃度分布マスク2のパターンの設計において、個々の単位レンズの中心からの距離が異なる階調境界円5で単位レンズの領域を環状領域6に分割し、単位レンズの中心からの距離が同じ環状領域6内の格子上に設置した遮光パターン4を全ての単位レンズで集合して一体化した遮光パターン群を複数形成し、その遮光パターン群をマイクロレンズアレイ1の中心に関して対称に拡大縮小するシュリンク処理を行い移動させた。そして、その遮光パターン群の単位レンズの中心からの距離によりシュリンク処理の拡大縮小率を変え、遮光パターン群の環状領域6が単位レンズの中心に近いほどシュリンク処理の拡大縮小率を大きくし、単位レンズの中心に近い遮光パターン4を元の位置から大きく移動させて濃度分布マスク2のパターンを形成した。このため、単位レンズの領域が階調境界円5で分割された内側の環状領域6から成る遮光パターン群と、外側の環状領域から成る前記遮光パターン群において互いの環状領域の境界が相対的にずれて環状領域6同士が重なる。マイクロレンズアレイ1形成用の濃度分布マスク2のパターンを設計する際のこのシュリンク処理は、遮光パターン群をマイクロレンズアレイ1の中心に関して対称に縮小するのみならず、この遮光パターン群をマイクロレンズアレイ1の中心に関して対称に拡大することもできる。
また、この実施形態の濃度分布マスク2は、大きさの異なる矩形の遮光パターン4を互い違いに配置することによって濃度分布マスクで単位レンズの濃度分布パターン3を形成したが、遮光パターン4の形状は特にこれにこだわるものではなく、矩形に代えて多角形や円形などの図形を、種々の配置で形成してもよい。また、遮光パターン4は縦横の市松模様に限らず、斜め45度の市松模様に形成しても良い。
また、濃度分布マスク2のパターンは、単位レンズの中心から同心円状に階調を変化させたパターンを用いることができるが、その階調の変化は、ポジパターンでは単位レンズの中心から外側に向かって濃度を薄くするように階調を変化させた濃度分布マスク2を用いることで、濃度分布マスク2を介した露光光の強度分布のグラフは、縦軸のスケールの大小を逆にしてあらわした図4(b)のように、単位レンズの領域にわたる3次元的なお椀形(凹状)の湾曲面の光強度分布で露光し、単位レンズの中心ほど厚くレジストを残すことで図1のように単位レンズを凸レンズにしたマイクロレンズアレイ1を形成することができる。あるいは、それとは逆に、ポジパターンでは単位レンズの中心から外側に向か
って濃度を薄くするように階調を変化させたパターンを用いることで、単位レンズを凹レンズにしたマイクロレンズアレイ1を形成することもできる。
また、本実施形態は、撮像デバイス10にマイクロレンズアレイ1を直接形成する製造方法に適用するのみならず、感光性レジスト材料層に濃度分布マスク2のパターンを露光し、それを現像してマイクロアレイレンズアレイ用母型を形成することも可能である。その母型に電鋳技術で金属めっきすることで金型を形成し、その金型をスタンパにして熱可塑性樹脂に金型の形状を転写することで撮像デバイス10用、又はその他のシステム用の樹脂のマイクロレンズアレイを形成することも可能である。
本発明の製造方法で形成されるマイクロレンズアレイの概略的な断面図である。 (a)本発明のマイクロレンズアレイ形成用の濃度分布マスクを示す平面図である。(b)濃度分布マスクのネガパターンにおける単位レンズの濃度分布パターンを示す平面図である。 単位レンズの濃度分布パターンの、遮光パターンを設置する位置である格子点の分布を示す平面図である。(a)撮像デバイスの領域の中心の単位レンズの濃度分布パターンの格子点の分布を示す平面図である。(b)撮像デバイスの領域の端部の単位レンズの濃度分布パターンの格子点の分布を示す平面図である。 (a)本発明のマイクロレンズアレイの個々の単位レンズ形成用の(ポジ型の)濃度分布マスクの単位レンズの濃度分布パターンを示す平面図である。(b)図4(a)のA−A’部の露光強度を示すグラフである。 本発明のマイクロレンズアレイの製造工程を示す半導体基板の概略的な縦断面図である。
符号の説明
1・・・マイクロレンズアレイ
1g、1b、1r・・・(マイクロレンズ)単位レンズ
2・・・濃度分布マスク
3・・・単位レンズの濃度分布パターン
4・・・遮光パターン
4a・・・格子点
5、5a、5b、5c、5d・・・階調境界円
6、6a、6b、6c、6d・・・環状領域
10・・・撮像デバイス
11・・・半導体基板
12・・・受光素子
13・・・平坦化層
14・・・カラーフィルター層
14g、14b、14r・・・カラーフィルターの画素
20・・・感光性レジスト材料層

Claims (4)

  1. 単位レンズを配列したマイクロレンズアレイの製造方法において、遮光パターンを格子上に千鳥足状に設置した濃度分布マスクを用い、前記濃度分布マスクの個々の単位レンズの領域を、各単位レンズの中心からの距離が異なる階調境界円で分割した複数の環状領域に分割し、前記中心からの距離が同じ前記環状領域内の遮光パターンを全ての単位レンズで集合して一体化した遮光パターン群を複数形成し、前記遮光パターン群を前記マイクロレンズアレイの中心に関して対称に拡大縮小するシュリンク処理を行い、前記遮光パターン群毎に前記シュリンク処理の拡大縮小率を変えた前記濃度分布マスクのパターンを形成する工程と、基板上に塗布した感光性レジスト材料層に、前記濃度分布マスクのパターンを介して露光し、前記感光性レジスト材料層を現像することで非対称な形の前記単位レンズを有する前記マイクロレンズアレイを製造する工程を有することを特徴とするマイクロレンズアレイの製造方法。
  2. 前記シュリンク処理が、前記遮光パターン群の前記環状領域が単位レンズの中心に近いほど大きく拡大縮小し、かつ、全ての前記階調境界円において、前記階調境界円で分割された内側の環状領域と外側の環状領域の境界が相対的にずれて重なる長さが前記格子のピッチ以下になるシュリンク処理を行うことを特徴とする請求項1記載のマイクロレンズアレイの製造方法。
  3. 前記基板が、撮像デバイスの半導体基板上にカラーフィルター層を形成して成る基板であることを特徴とする請求項1又は2に記載のマイクロレンズアレイの製造方法。
  4. 単位レンズを配列したマイクロレンズアレイを形成するための、遮光パターンを格子上に設置した濃度分布マスクにおいて、個々の単位レンズの領域を、各単位レンズの中心からの距離が異なる階調境界円で分割した複数の環状領域に分割し、前記中心からの距離が同じ前記環状領域内の遮光パターンを全ての単位レンズで集合して一体化した遮光パターン群を複数形成し、前記遮光パターン群を前記マイクロレンズアレイの中心に関して対称に拡大縮小するシュリンク処理が行なわれ、前記単位レンズの中心に近い前記環状領域の前記遮光パターン群ほど大きく拡大縮小されることで前記遮光パターンの位置が移動していることを特徴とする濃度分布マスク。
JP2008065498A 2008-03-14 2008-03-14 マイクロレンズアレイの製造方法及び濃度分布マスク及びその設計方法 Active JP5239417B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008065498A JP5239417B2 (ja) 2008-03-14 2008-03-14 マイクロレンズアレイの製造方法及び濃度分布マスク及びその設計方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008065498A JP5239417B2 (ja) 2008-03-14 2008-03-14 マイクロレンズアレイの製造方法及び濃度分布マスク及びその設計方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009222850A true JP2009222850A (ja) 2009-10-01
JP5239417B2 JP5239417B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=41239729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008065498A Active JP5239417B2 (ja) 2008-03-14 2008-03-14 マイクロレンズアレイの製造方法及び濃度分布マスク及びその設計方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5239417B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009276717A (ja) * 2008-05-19 2009-11-26 Toppan Printing Co Ltd 濃度分布マスクとその製造方法及びマイクロレンズアレイの製造方法
JP2010002677A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Toppan Printing Co Ltd 濃度分布マスクとその製造方法及びマイクロレンズアレイの製造方法
JP2015075663A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 キヤノン株式会社 光学素子アレイ、光電変換装置、及び撮像システム
CN105812623A (zh) * 2014-12-30 2016-07-27 深圳超多维光电子有限公司 微透镜阵列成像装置与成像方法
US9900582B2 (en) 2015-06-30 2018-02-20 Thomson Licensing Plenoptic foveated camera
EP4246229A1 (en) * 2022-03-17 2023-09-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Photomask, method for manufacturing lens, and method for manufacturing photodetector

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101826962B1 (ko) * 2017-06-01 2018-02-08 주식회사 나무가 구조광을 출력하는 광출력장치 및 마이크로렌즈어레이 제조방법

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002278079A (ja) * 2001-03-21 2002-09-27 Ricoh Co Ltd レジストパターン形成方法とそれを用いた露光装置およびそれにより作製したレジストパターンとマイクロレンズ
JP2004347693A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Seiko Epson Corp マイクロレンズアレイ、空間光変調装置、プロジェクタ及びマイクロレンズアレイの製造方法
JP2005265963A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Hoya Corp フォトマスク、及び、フォトマスクのセット
JP2007041094A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Sony Corp 露光用マスク、露光用マスクの設計方法および露光用マスクの設計プログラム
JP2008032912A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Dainippon Printing Co Ltd マイクロレンズの製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002278079A (ja) * 2001-03-21 2002-09-27 Ricoh Co Ltd レジストパターン形成方法とそれを用いた露光装置およびそれにより作製したレジストパターンとマイクロレンズ
JP2004347693A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Seiko Epson Corp マイクロレンズアレイ、空間光変調装置、プロジェクタ及びマイクロレンズアレイの製造方法
JP2005265963A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Hoya Corp フォトマスク、及び、フォトマスクのセット
JP2007041094A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Sony Corp 露光用マスク、露光用マスクの設計方法および露光用マスクの設計プログラム
JP2008032912A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Dainippon Printing Co Ltd マイクロレンズの製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009276717A (ja) * 2008-05-19 2009-11-26 Toppan Printing Co Ltd 濃度分布マスクとその製造方法及びマイクロレンズアレイの製造方法
JP2010002677A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Toppan Printing Co Ltd 濃度分布マスクとその製造方法及びマイクロレンズアレイの製造方法
JP2015075663A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 キヤノン株式会社 光学素子アレイ、光電変換装置、及び撮像システム
CN105812623A (zh) * 2014-12-30 2016-07-27 深圳超多维光电子有限公司 微透镜阵列成像装置与成像方法
CN105812623B (zh) * 2014-12-30 2018-10-16 深圳超多维科技有限公司 微透镜阵列成像装置与成像方法
US9900582B2 (en) 2015-06-30 2018-02-20 Thomson Licensing Plenoptic foveated camera
EP4246229A1 (en) * 2022-03-17 2023-09-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Photomask, method for manufacturing lens, and method for manufacturing photodetector

Also Published As

Publication number Publication date
JP5239417B2 (ja) 2013-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5233404B2 (ja) 濃度分布マスクの製造方法及びマイクロレンズアレイの製造方法
JP5239417B2 (ja) マイクロレンズアレイの製造方法及び濃度分布マスク及びその設計方法
JP2012064924A (ja) マイクロレンズアレイの製造方法、固体撮像装置の製造方法および固体撮像装置
JP2008032912A (ja) マイクロレンズの製造方法
JP4696927B2 (ja) マイクロレンズアレイの製造方法
US9349771B2 (en) Microlens forming method and solid-state image sensor manufacturing method
US20210231840A1 (en) Method for forming micro-lens array and photomask therefor
US8379311B2 (en) Method for fabricating micro-lens, and micro-lens array including the micro-lens
JP5391701B2 (ja) 濃度分布マスクとその設計装置及び微小立体形状配列の製造方法
JP6631004B2 (ja) カラー固体撮像素子、及びその製造方法
JP5286821B2 (ja) マイクロレンズアレイの製造方法及び濃度分布マスク
TWI418026B (zh) 影像感測器裝置的製造方法
JP5629964B2 (ja) 濃度分布マスクとその製造方法及びマイクロレンズアレイの製造方法
JP5136288B2 (ja) 濃度分布マスク及びその製造方法
JP2011013411A (ja) マイクロレンズアレイの製造方法及びフォトマスク
JP6311771B2 (ja) 固体撮像素子
JP2012109541A (ja) 固体撮像装置の製造方法
WO2017030025A1 (ja) カラー固体撮像素子およびその製造方法
JP5365353B2 (ja) 濃度分布マスク
JP4935682B2 (ja) カラーフィルタ製造用のフォトマスク
JP4678640B2 (ja) 濃度分布マスクとそれを用いた3次元構造体製造方法
JP4386546B2 (ja) 濃度分布マスクとそれを用いた3次元構造体製造方法
JP5565771B2 (ja) マイクロレンズの製造方法および撮像素子
US20120140331A1 (en) Method for fabricating micro-lens, and micro-lens array including the micro-lens
JP2009031400A (ja) 濃度分布マスク

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130318

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5239417

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250