JP2009222331A - 空調システム及びその運転方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】始動時に冷媒が逆流することを防止することによって、始動時から十分な冷却能力を発揮することのできる空調システム及びその運転方法を提供する。
【解決手段】空調システム10は、サーバ14の近傍に配置され、サーバ14の熱によって冷媒を気化させる蒸発器20と、蒸発器20よりも高所に配置され、気化された冷媒を液化させる凝縮器22と、蒸発器20で気化された冷媒が凝縮器22に流れるガス配管26と、凝縮器22で液化された冷媒が蒸発器20に流れる液配管24と、液配管24に設けられた液側開閉弁34と、蒸発器20及び凝縮器22の運転を開始する際に液側開閉弁34を閉じるように制御する制御装置40と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は空調システム及びその運転方法に係り、特に、コンピュータやサーバ等の電子機器を冷却する空調システム及びその運転方法に関する。
サーバルームには、コンピュータやサーバ等の電子機器が集約された状態で多数設置される。これらの電子機器は一般にラックマウント方式、すなわち、電子機器を機能単位別に分割して収納するラック(筐体)をキャビネットに段積みする方式で設置され、キャビネットはサーバルームの床上に多数整列配置される。
これらの電子機器は、正常な動作をするために一定の温度環境が必要とされ、高温状態になるとシステム停止等のトラブルを引き起こすおそれがある。このため、サーバルームは空調機によって一定の温度環境に管理されている。しかし、近年では、電子機器の処理速度や処理能力の急激な上昇に伴い、電子機器からの発熱量が上昇の一途をたどっており、空調機のランニングコストも大幅に増加している。
このような背景から、電子機器を効率的に冷却するための様々な技術が提案されている。たとえば特許文献1には、電子機器を通る閉ループ流を形成し、この閉ループ流を熱交換器で冷却することによって、電子機器を局所的に冷却する方法が提案されている。また、特許文献2には、電子機器の収納ラック内に蒸発器とファンを設け、収納ラック内を局所的に冷却する方法が提案されている。これらの方法によれば、電子機器を局所的に冷却するので、サーバルーム全体の空調にかかるランニングコストを低減することができる。しかし、その場合は、電子機器を冷却するためのランニングコストが増加するという問題が新たに発生する。
一方で、ランニングコストを大幅に低減できる空調システムとして、冷媒を動力なしで自然循環させる冷媒自然循環型の空調システムが知られている。たとえば、特許文献3や特許文献4に記載される空調システムは、蒸発器と、この蒸発器よりも高所の凝縮器とを、ガス配管及び液配管で接続することによって構成されている。そして蒸発器で気化された冷媒の気体がガス配管を介して凝縮器に送られ、凝縮器で液化された冷媒の気体が液配管を介して蒸発器に送られることによって、冷媒が自然循環され、蒸発器で冷却作用を得ることができる。このような冷媒自然循環型の空調システムを、サーバの局所冷却に適用することによって、前述したランニングコストを削減することが期待される。たとえば、蒸発器をサーバの排気口の近傍に配置するとともに、凝縮器として建屋の屋上に冷却塔を設置し、この冷却塔で外気を利用して冷媒を冷却することによって、ランニングコストを大幅に削減することが可能となる。
特表2006−507676号公報 特開2004−232927号公報 特開2007−127315号公報 特開2005−282988号公報
しかしながら、冷媒自然循環型の空調システムは、システムを始動する際に冷媒が逆流し、冷却能力を十分に発揮できなくなるおそれがある。具体的に説明すると、冷媒自然循環型の空調システムは、連続運転時に液配管の内部に凝縮器側が高い液柱が形成されており、この冷媒の液柱の圧力によって冷媒が蒸発器に流れ、自然循環流が形成される。しかし、空調システムを停止した状態では、冷媒が液配管だけでなくガス配管の一部に溜まっており、液配管の冷媒とガス配管の冷媒は液面差がなく、圧力的に釣り合っている。このため、蒸発器の運転を開始すると、蒸発器で気化された冷媒が液配管とガス配管のいずれにも流れ込むおそれがある。気化された冷媒が液配管側に逆流した場合には、冷媒の自然循環流が形成されるまでに時間がかかり、始動時の冷却能力が低下するという問題が発生する。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、始動時に冷媒が逆流することを防止することによって、始動時から十分な冷却能力を発揮することのできる空調システム及びその運転方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は前記目的を達成するために、発熱源の近傍に配置され、該発熱源の熱によって冷媒を気化させる蒸発器と、前記蒸発器よりも高所に配置され、前記気化された冷媒を液化させる凝縮器とを備え、前記蒸発器で気化された冷媒の気体がガス配管によって前記凝縮器に送られ、該凝縮器で液化された冷媒の液体が液配管によって前記蒸発器に送られることによって前記冷媒が自然循環する空調システムにおいて、前記液配管に設けられた液側開閉弁と、前記蒸発器及び前記凝縮器の運転を開始する際に前記液側開閉弁を閉じるように制御する制御装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、蒸発器と凝縮器の運転を開始する際に液側開閉弁を閉じるので、蒸発器によって蒸発した冷媒の気体はガス配管のみに流れる。したがって、蒸発器の運転を開始した直後に冷媒の気体が逆流することを防止できる。また、液側開閉弁を閉じた状態で蒸発器と凝縮器を運転することによって、液配管には液側開閉弁の凝縮器側に冷媒の液柱が形成される。すなわち、連続運転時の状態を積極的に作り上げることができる。したがって、液側開閉弁を開いた直後に、十分な冷却能力を発揮することができる。
なお、本発明において発熱源は、安定して発熱するもの、たとえばサーバ等の電子機器が好ましい。このような電子機器を蒸発器で局所的に冷却する空調システムに本発明を適用することによって、電子機器を稼働時から適切な温度環境下に管理することができる。
また、液側開閉弁は、液配管の蒸発器の入口部に設けることが好ましい。これにより、蒸発器で気化した冷媒の気体が液配管に流れることを確実に防止できる。
請求項2に記載の発明は請求項1の発明において、前記液配管内の冷媒の圧力または差圧を測定するセンサを備え、前記制御装置は、前記センサの測定値に応じて前記液側開閉弁を開くことを特徴とする。
蒸発器と凝縮器の運転を開始すると、冷媒は蒸発器で気化され、さらに凝縮器で液化されて液配管に流れるので、液配管の内部には液側開閉弁の凝縮器側に冷媒の液柱が形成される。すなわち、連続運転時と同じ状態(すなわち冷媒が自然循環する状態)が形成される。本発明では、その状態をセンサで検知し、そのセンサの測定値に基づいて液側開閉弁を開くので、液側開閉弁を開くと同時に連続運転時の状態に形成することができる。したがって、システム始動時の運転を迅速に安定させることができ、冷却効率を向上させることができる。
なお、冷媒の圧力を測定する場合、そのセンサは液側開閉弁よりも凝縮器側で、且つ、液側開閉弁の近傍に設けることが好ましい。また、冷媒の差圧を測定する場合、そのセンサは、液側開閉弁よりも凝縮器側の液配管内の二点、特に液側開閉弁の近傍位置と凝縮器の近傍位置との二点で差圧を測定することが好ましい。
請求項3に記載の発明は請求項1の発明において、前記制御装置は、タイマー機能を備え、前記蒸発器の運転を開始して所定時間が経過した後に、前記液側開閉弁を開くことを特徴とする。
蒸発器と凝縮器の運転を開始して所定時間が経過すると、液配管の内部には液側開閉弁の凝縮器側に冷媒の液柱が形成され、連続運転時と同じ状態(すなわち冷媒が自然循環する状態)が形成される。したがって、その状態になるまでの時間を予め求めて設定しておくことによって、液側開閉弁を開くと同時に連続運転時の状態を形成することができる。これにより、システム始動時の運転を迅速に安定させることができ、冷却効率を向上させることができる。
請求項4に記載の発明は請求項1〜3のいずれか1に記載の空調システムにおいて、前記ガス配管にはガス側開閉弁が設けられ、前記制御装置は、前記蒸発器及び前記凝縮器の運転を停止する際、前記液側開閉弁、前記ガス側開閉弁の順で閉じることを特徴とする。
液側開閉弁を先に閉じることによって、液配管の内部には、液側開閉弁の凝縮器側に冷媒が多く溜まり、冷媒の液柱が形成される。そして、この状態でガス側開閉弁を閉じることによって、液配管の内部に前記液柱が形成された状態が維持される。したがって、空調システムを再び始動した際、連続運転時と同じ状態を素早く形成することができ、システム始動時の冷却効率を向上させることができる。
請求項5に記載の発明は前記目的を達成するために、発熱源の近傍に配置され、該発熱源の熱によって冷媒を気化させる蒸発器と、前記蒸発器よりも高所に配置され、前記気化された冷媒を液化させる凝縮器とを備え、前記蒸発器で気化された冷媒の気体がガス配管によって前記凝縮器に送られ、該凝縮器で液化された冷媒の液体が液配管によって前記蒸発器に送られることによって前記冷媒が自然循環する空調システムにおいて、前記ガス配管に設けられたガス側開閉弁と、前記液配管に設けられた液側開閉弁と、前記蒸発器及び前記凝縮器の運転を停止する際、前記液側開閉弁、前記ガス側開閉弁の順で閉じるように制御する制御装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、液側開閉弁を先に閉じるので、液配管の内部には、液側開閉弁の凝縮器側に冷媒が多く溜まり、冷媒の液柱が形成される。そして、この状態でガス側開閉弁を閉じることによって、液配管の内部に前記冷媒の液柱が形成された状態が維持される。したがって、空調システムを再び始動した際、液柱を成す冷媒が蒸発器に自然に流れるので、冷媒の逆流を防止することができる。また、冷媒の液柱が形成された状態は、連続運転時と同じ状態なので、冷媒の自然循環状態を素早く安定させることができ、システム始動時の冷却効率を向上させることができる。
請求項6に記載の発明は前記目的を達成するために、発熱源の近傍に配置された蒸発器で冷媒が気化され、該気化された冷媒がガス配管を介して前記蒸発器よりも高所に配置された凝縮器に送られ、該凝縮器で液化された冷媒が液配管を介して前記蒸発器に送られることによって前記冷媒が自然循環し、前記発熱源が冷却される空調システムの運転方法において、前記空調システムを始動する際、前記液配管を遮断した状態で、前記蒸発器及び前記凝縮器の運転を開始することを特徴とする。
本発明によれば、液配管を遮断した状態で蒸発器と凝縮器の運転を開始するので、蒸発器で気化された冷媒はガス配管のみに流れ、冷媒が逆流することを防止できる。また、蒸発器で気化された冷媒は凝縮器で液化されて液配管に溜まり、冷媒の液柱を形成するので、連続運転時と同じ状態を作りあげることができる。したがって、システム始動時から十分な冷却能力を発揮することができる。
なお、本発明では、蒸発器の運転を開始した後、液配管内の冷媒の圧力又は差圧に応じて、液配管の遮断を解除することが好ましい。または、蒸発器の運転を開始して所定時間が経過した後に、液配管の遮断を解除することが好ましい。
さらに、本発明では、蒸発器と凝縮器の運転を停止する際、液配管を遮断し、その後にガス配管を遮断することが好ましい。
請求項7に記載の発明は前記目的を達成するために、発熱源の近傍に配置された蒸発器で冷媒が気化され、該気化された冷媒がガス配管を介して前記蒸発器よりも高所に配置された凝縮器に送られ、該凝縮器で液化された冷媒が液配管を介して前記蒸発器に送られることによって前記冷媒が自然循環し、前記発熱源が冷却される空調システムの運転方法において、前記蒸発器及び前記凝縮器を停止する際、前記液配管を遮断した後、前記ガス配管を遮断することを特徴とする。
本発明によれば、液配管を先に遮断するので、冷媒は、遮断位置よりも凝縮器側の液配管内に多く充填され、液柱が形成された状態になる。そして、この状態でガス配管を遮断することによって、液配管内に前記液柱が形成された状態が維持される。したがって、空調システムを再び始動させた際、液配管の内部の冷媒が自動的に蒸発器に流れるので、冷媒の正しい流れを誘導することができ、冷媒の逆流を防止できる。また、冷媒の液柱が形成された状態は、連続運転時と同じ状態なので、システム始動時に冷媒の自然循環状態を素早く形成することができ、システム始動時の冷却効率を向上させることができる。
以上説明したように本発明によれば、システム始動時に液配管を遮断した状態で蒸発器と凝縮器の運転を開始したり、システム停止時に液配管をガス配管よりも先に遮断したりするので、システム始動時に冷媒が逆流することを防止することができ、システム始動時から十分な冷却能力を発揮することができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る空調システム及びその運転方法の実施の形態について詳説する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施形態の空調システム10を示す概念図である。同図に示す空調システム10は、サーバルーム12内のサーバ14の近傍を局所的に冷却するシステムである。
サーバ14は、エアの吸引口14A及び排気口14Bを備えるとともに、内部にファン14Cを備え、このファン14Cを駆動することによって、吸引口14Aからエアが吸引され、排気口14Bからそのエアが排気される。これにより、サーバ14内を空冷することができ、サーバ14内で発生した熱を排出することができる。
サーバ14は、サーバラック16内に段積みされて収納されることによって、サーバルーム12内に設置される。なお、サーバ14の設置方法はサーバラックに限定するものではなく、様々な態様が可能である。
サーバルーム12の床面の下には床下チャンバ18が形成されており、床面に形成された複数の吹出口(不図示)を介して床下チャンバ18とサーバルーム12が連通される。床下チャンバ18には、パッケージ空調機等(不図示)で冷却された空調エアが給気され、この空調エアが吹出口からサーバルーム12に吹き出される。吹出口は、サーバ14の吸引口14Aの近傍に形成されており、この空調エアがサーバ14に吸引されることによって、サーバ14を効率よく冷却することができる。
さらに、サーバ14は、本実施の形態の空調システム10によって局所的に冷却される。空調システム10は主として蒸発器20、凝縮器22、液配管24、ガス配管26で構成される。
蒸発器20は、サーバ14の排気口14Bの近傍に設けられる。蒸発器20の内部には不図示のコイルが設けられ、このコイルの外側を排気口14Bからの排気エアが流れ、コイルの内側を冷媒が流れるようになっている。これにより、コイル内の冷媒が排気エアから気化熱を奪って蒸発するので、排気エアを冷却することができる。
凝縮器22は、蒸発器20で気化した冷媒を冷却して凝縮させる装置であり、本実施の形態では冷却塔が使用される。凝縮器22(以下、冷却塔22ともいう)は、蒸発器20よりも高所、たとえば建屋の屋上に設けられる。冷却塔22の上端と側面には開口(不図示)が形成され、内部にはファン28が設けられる。このファン28を駆動することによって、側面の開口からエアが吸引され、上昇気流となって上端の開口から排気される。また、冷却塔22の内部には、コイル30が設けられ、このコイル30の内部を冷媒が流れるようになっている。コイル30の上方には、散水管32が設けられ、冷却塔22の下部に貯留されている水が散水管32から散水される。上記の如く構成された冷却塔22では、ファン28による上昇気流と散水管32による散水とによって、コイル30内の冷媒が冷却され、冷媒が液化される。なお、凝縮器22の構成は冷却塔に限定するものではなく、たとえば冷凍機を用いたシステムを利用してもよい。
蒸発器20と凝縮器22は、液配管24及びガス配管26によって接続され、冷媒の循環路が形成される。すなわち、ガス配管26は、蒸発器20の上部と凝縮器22内のコイル30の上端部とを接続しており、蒸発器20で気化された冷媒は、このガス配管26を通って凝縮器22に自然に送られる。一方、液配管24は、蒸発器20の下部と凝縮器22内のコイル30の下端部とを接続しており、凝縮器22で液化された冷媒は、この液配管24を通って蒸発器20に流下される。これにより、蒸発器20と凝縮器22との間を冷媒が自然に循環する循環路が形成される。
循環する冷媒としては、フロン、あるいは代替えフロンとしてのHFC(ハイドロフロロカーボン)等を使用することができる。また、大気圧よりも低い圧力で使用するならば、水を使用することも可能である。
ところで、ガス配管26の凝縮器22側の端部には、ガス側開閉弁36が設けられる。このガス側開閉弁36はON/OFF弁であり、ガス側開閉弁36を操作することによってガス配管26が遮断される。
液配管24の蒸発器20側の端部には、液側開閉弁34が設けられる。この液側開閉弁34はON/OFF弁であり、液側開閉弁34を操作することによって液配管24が遮断される。
液配管24の液側開閉弁34よりも凝縮器22側には、冷媒の圧力を測定する圧力センサ38が設けられる。なお、圧力センサ38と液側開閉弁34は、液配管24の最も下側となる位置に設けることが好ましい。
上述したガス側開閉弁36、液側開閉弁34、圧力センサ38、凝縮器22、及び、蒸発器20は、制御装置40に電気的に接続される。制御装置40には、始動スイッチ及び停止スイッチ(不図示)が接続されており、これらのスイッチが操作された際に、圧力センサ38の測定値に応じて、ガス側開閉弁36、液側開閉弁34、凝縮器22、蒸発器20を所定の順序で操作する。
次に制御装置40によるフローについて説明する。制御装置40は、図2に示すシステム始動時の制御フロー、または、図3に示すシステム停止時の制御フローの少なくとも一方を実行するように構成される。
システム始動時は、図2に示すように、まず、始動スイッチ(不図示)によって運転指令が成された際に(ステップS1)、液側開閉弁34を操作して全閉にする(ステップS2)。次いで、凝縮器22の運転を開始する(ステップS3)。すなわち、冷却塔22のファン28と散水用ポンプ(不図示)の駆動を開始して、冷媒の冷却を開始する。
一方で、制御装置40は、圧力センサ38から測定データの取得を開始し(ステップS4)、その測定値が規定値を満足した際に(ステップS5)、蒸発器20の運転を開始する(ステップS6)。すなわち、サーバ14の稼働を開始し、サーバ14の排気エアを凝縮器22に送気することによって、蒸発器20内の冷媒を気化させる。その際、液配管24は液側開閉弁34によって遮断されているので、冷媒のガスは液配管24に逆流することなく、ガス配管26に流れる。そして、ガス配管26から凝縮器22に送られた冷媒のガスは、液化されて液配管24に送られる。これにより、液配管24の内部には、液側開閉弁34の凝縮器22側に冷媒の液柱(すなわち、ガス配管26よりも液配管24の方が液面の高い液柱)が形成される。
次に制御装置40は、ガス側開閉弁36を操作して全開にし、ガス配管26の遮断を解除する(ステップS7)。その際、ガス側開閉弁36が全開状態である場合には、全開の確認のみを行う。
次に制御装置40は、液側開閉弁34を操作して全開にし、液配管24の遮断を解除する(ステップS8)。その際、液配管24の内部には液側開閉弁34の凝縮器22側に冷媒の液柱が形成されている。すなわち、冷媒を自然循環させて連続運転している時と同じ状態が形成されている。したがって、冷媒が安定して自然循環するまでの時間を短縮することができ、システム始動時の冷却性能を向上させることができる。
このように本実施の形態によれば、蒸発器20や凝縮器22の運転を開始する際に液側開閉弁34を閉じるようにしたので、システム始動時に冷媒が液配管24に逆流することを防止することができる。
また、本実施の形態によれば、液配管24内の液側開閉弁34の凝縮器22側に冷媒の液柱が形成されたことを圧力センサ38によって検出した際に液側開閉弁34を開くようにしたので、冷媒が安定して自然循環するまでの時間を短縮することができ、システム始動時の冷却効率を向上させることができる。
一方、システム停止時は図3に示すように、まず、停止スイッチ(不図示)によって停止指令が成された際に(ステップS11)、液側開閉弁34を操作して全閉にする(ステップS12)。その際、蒸発器20と凝縮器22の運転は継続しているので、液配管24には、凝縮器22から冷媒の液体が流れ込み、その冷媒が液側開閉弁34の凝縮器22側に溜まり、冷媒の液柱が形成される。
次に、蒸発器20の運転を停止し(ステップS13)、その後にガス側開閉弁36を操作して全閉にする(ステップS14)。これにより、液配管24とガス配管26との間で冷媒が移動することが防止されるので、前記冷媒の液柱が形成された状態が維持される。その後、凝縮器22の運転を停止する(ステップS15)。
上記の如くシステムを停止すると、システムを再始動した際に冷媒が逆流することを防止できる。すなわち、システムの再始動時に液側開閉弁34とガス側開閉弁36を開くと、液配管24内の液側開閉弁34の凝縮器22側に形成された冷媒の液柱によって、冷媒が蒸発器20側に自然に流れるので、冷媒の逆流を防止することができる。さらに、前記冷媒の液柱が形成された状態は、冷媒が自然循環する連続運転時と同じ状態なので、この状態でシステムを再始動することによって、冷媒が安定して自然循環するまでの時間を短縮することができる。これにより、システム再始動時の冷却性能を向上させることができる。
なお、上記の如くシステム停止の制御フローを行った場合、システム再始動時の制御フローは特に限定するものではない。ただし、図2に示した如くシステムを始動することによって、システム始動時の冷却効率をさらに向上させることができる。
また、上述した実施の形態は、冷媒の液柱が形成されたことを圧力センサ38によって検出したが、検出方法はこれに限定するものではなく、図4に示すように差圧センサ42によって検出するようにしてもよい。図4の差圧センサ42は、液配管24内の冷媒の差圧を、液側開閉弁34よりも凝縮器22側の二点で測定するようになっており、具体的には、液側開閉弁34の近傍に配置された測定部42Aと、凝縮器22の近傍に配置された測定部42Bとの差圧を測定するようになっている。これにより、冷媒の液柱が形成されたことを差圧センサ42によって検出することができる。この場合にも、システム始動時に制御装置40が差圧センサ42の測定値に基づいて液側開閉弁34を開くことによって、液柱が確実に形成された状態で液側開閉弁34を開いて自然循環を開始させることができる。
(第2の実施の形態)
図5は、第2の実施形態の空調システム50を示す概念図である。なお、図1に示した第1の実施形態の空調システム10と略同じ構成・作用を有する部材は同じ符号を付してその説明を省略する。
図5に示す空調システム50は、図1に示した第1の実施形態の空調システム10と比べて、第1の実施形態の圧力センサ38がなく、且つ、制御装置52にタイマー機能54が設けられている点で異なっている。すなわち、制御装置52にはタイマー機能54が設けられており、このタイマー機能54によって設定時間に達したか否かを判別できるようになっている。設定時間は制御装置52に予め入力され、その入力される設定時間としては、システム始動時に凝縮器22の運転開始から蒸発器20の運転開始までの時間(以下、タイマー1)、システム始動時に蒸発器20の運転開始から液側開閉弁34及びガス側開閉弁36を閉じるまでの時間(以下、タイマー2)、システム停止時に蒸発器20の運転を停止してからガス側開閉弁36を閉じるまでの時間(以下、タイマー3)、システム停止時にガス側開閉弁36を閉じてから凝縮器22を停止するまでの時間(以下、タイマー4)が入力される。
上記の如く構成された空調システムでは、図6に示すシステム始動時の制御フロー、または、図7に示すシステム停止時の制御フローの少なくとも一方が実施される。
システム始動時は、図6に示すように、まず始動スイッチ(不図示)によって運転指令が成された際に(ステップS21)、液側開閉弁34を操作して全閉にする(ステップS22)。次に、凝縮器22の運転を開始する(ステップS23)。すなわち、冷却塔22のファン28と散水用ポンプ(不図示)の駆動を開始する。
そして、タイマー1の時間が経過して凝縮器22の運転が安定した後(ステップS24)、制御装置52は、蒸発器20の運転を開始する(ステップS25)。その際、液配管24が液側開閉弁34によって遮断されているので、気化した冷媒の気体が液配管24に逆流せず、ガス配管26に流れる。また、凝縮器22を蒸発器20よりも先に運転しているので、蒸発器20で気化された冷媒は、凝縮器22ですぐに液化され、液配管24に流れる。これにより、液配管24内には、液側開閉弁34の凝縮器22側に冷媒が貯留され、冷媒の液柱が形成される。
次に制御装置52は、ガス側開閉弁36を操作して全開にし、ガス配管26の遮断を解除する(ステップS26)。その際、ガス側開閉弁36が全開状態である場合には、全開の確認のみを行う。
次に制御装置52は、タイマー2の時間が経過するまでこの状態を維持する(ステップS27)。これにより、液配管24の内部には、前記冷媒の液柱が十分な大きさまで成長する。
次に制御装置52は、液側開閉弁34を操作して全開にする(ステップS28)。その際、液配管24の内部には、液側開閉弁34の凝縮器22側に冷媒の液柱が形成されており、連続運転時と同じ状態が形成されている。したがって、液側開閉弁34を開いた後、冷媒が安定して自然循環するまでの時間を短縮することができる。これにより、システム始動時における冷却効率を向上させることができる。
システム停止時は、図7に示すように、停止スイッチ(不図示)によって停止指令が成された際に(ステップS31)、液側開閉弁34を操作して全閉にする(ステップS32)。その際、蒸発器20と凝縮器22の運転は継続しているので、液配管24には、凝縮器22から冷媒の液体が流れ込み、その冷媒は液側開閉弁34の凝縮器22側に溜まり、冷媒の液柱が形成される。
次に、蒸発器20の運転を停止し(ステップS33)、サーバ14の稼働を停止する。そして、設定されたタイマー3の時間が経過した後(ステップS34)、ガス側開閉弁36を閉じる。このとき、タイマー3の時間が経過するまで待機することによって、十分な量の冷媒が液側開閉弁34の凝縮器22側に溜まり、液柱が形成される。そして、ガス側開閉弁36を閉じることによって、液柱の冷媒が蒸発してガス配管26に戻ることを防止でき、冷媒の液柱が形成された状態を維持することができる。
ガス側開閉弁36を閉じた後、タイマー4の時間が経過したら(ステップS36)、凝縮器22の運転を停止する(ステップS37)。
上記の如くシステムを停止した場合にも、冷媒の液柱が形成された状態で、システムを再始動することができる。したがって、システムの再始動時に液側開閉弁34とガス側開閉弁36を開いた際、冷媒の液柱によって冷媒が蒸発器20側に自然に流れるので、冷媒の逆流を防止することができる。さらに、前記冷媒の液柱が形成された状態は、冷媒が自然循環する連続運転時と同じ状態なので、この状態でシステムを再始動することによって、冷媒が安定して自然循環するまでの時間を短縮することができる。これにより、システム再始動時の冷却性能を向上させることができる。
なお、上記の如くシステム停止の制御フローを行った場合、システム再始動時の制御フローは特に限定するものではない。ただし図6に示した制御フローの如く、液側開閉弁34を閉じた状態で蒸発器20の運転を開始することによって、システム始動時の冷却効率をさらに向上させることができる。
本発明の空調システムの第1の実施の形態を説明する概念図 第1の実施の形態におけるシステム始動時の制御フローを示す図 第1の実施の形態におけるシステム停止時の制御フローを示す図 図1と異なる空調システムを示す概念図 本発明の空調システムの第2の実施の形態を説明する概念図 第1の実施の形態におけるシステム始動時の制御フローを示す図 第2の実施の形態におけるシステム停止時の制御フローを示す図
符号の説明
10、50…空調システム、12…サーバルーム、14…サーバ、16…サーバラック、18…床下チャンバ、20…蒸発器、22…凝縮器、24…液配管、26…ガス配管、28…ファン、30…コイル、32…散水管、34…液側開閉弁、36…ガス側開閉弁、38…圧力センサ、40…制御装置、42…差圧センサ、52…制御装置、54…タイマー機能

Claims (7)

  1. 発熱源の近傍に配置され、該発熱源の熱によって冷媒を気化させる蒸発器と、前記蒸発器よりも高所に配置され、前記気化された冷媒を液化させる凝縮器とを備え、前記蒸発器で気化された冷媒の気体がガス配管によって前記凝縮器に送られ、該凝縮器で液化された冷媒の液体が液配管によって前記蒸発器に送られることによって前記冷媒が自然循環する空調システムにおいて、
    前記液配管に設けられた液側開閉弁と、
    前記蒸発器及び前記凝縮器の運転を開始する際に前記液側開閉弁を閉じるように制御する制御装置と、
    を備えたことを特徴とする空調システム。
  2. 前記液配管内の冷媒の圧力または差圧を測定するセンサを備え、
    前記制御装置は、前記センサの測定値に応じて前記液側開閉弁を開くことを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
  3. 前記制御装置は、タイマー機能を備え、前記蒸発器の運転を開始して所定時間が経過した後に、前記液側開閉弁を開くことを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
  4. 前記ガス配管にはガス側開閉弁が設けられ、
    前記制御装置は、前記蒸発器及び前記凝縮器の運転を停止する際、前記液側開閉弁、前記ガス側開閉弁の順で閉じることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の空調システム。
  5. 発熱源の近傍に配置され、該発熱源の熱によって冷媒を気化させる蒸発器と、前記蒸発器よりも高所に配置され、前記気化された冷媒を液化させる凝縮器とを備え、前記蒸発器で気化された冷媒の気体がガス配管によって前記凝縮器に送られ、該凝縮器で液化された冷媒の液体が液配管によって前記蒸発器に送られることによって前記冷媒が自然循環する空調システムにおいて、
    前記ガス配管に設けられたガス側開閉弁と、
    前記液配管に設けられた液側開閉弁と、
    前記蒸発器及び前記凝縮器の運転を停止する際、前記液側開閉弁、前記ガス側開閉弁の順で閉じるように制御する制御装置と、
    を備えたことを特徴とする空調システム。
  6. 発熱源の近傍に配置された蒸発器で冷媒が気化され、該気化された冷媒がガス配管を介して前記蒸発器よりも高所に配置された凝縮器に送られ、該凝縮器で液化された冷媒が液配管を介して前記蒸発器に送られることによって前記冷媒が自然循環し、前記発熱源が冷却される空調システムの運転方法において、
    前記空調システムを始動する際、前記液配管を遮断した状態で、前記蒸発器及び前記凝縮器の運転を開始することを特徴とする空調システムの運転方法。
  7. 発熱源の近傍に配置された蒸発器で冷媒が気化され、該気化された冷媒がガス配管を介して前記蒸発器よりも高所に配置された凝縮器に送られ、該凝縮器で液化された冷媒が液配管を介して前記蒸発器に送られることによって前記冷媒が自然循環し、前記発熱源が冷却される空調システムの運転方法において、
    前記蒸発器及び前記凝縮器を停止する際、前記液配管を遮断した後、前記ガス配管を遮断することを特徴とする空調システムの運転方法。
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