JP2009221286A - 高分子化合物、感光性樹脂組成物、液体及びゲル形成方法 - Google Patents
高分子化合物、感光性樹脂組成物、液体及びゲル形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009221286A JP2009221286A JP2008065511A JP2008065511A JP2009221286A JP 2009221286 A JP2009221286 A JP 2009221286A JP 2008065511 A JP2008065511 A JP 2008065511A JP 2008065511 A JP2008065511 A JP 2008065511A JP 2009221286 A JP2009221286 A JP 2009221286A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- polymer compound
- photosensitive resin
- resin composition
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- CMMYGCUEJWTBCG-UHFFFAOYSA-N COC(CNC(C=C)=O)OC Chemical compound COC(CNC(C=C)=O)OC CMMYGCUEJWTBCG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
Abstract
【解決手段】主鎖に沿って複数の1,2−または1,3−ジオール基を有しており、マレイミド基を含む側鎖を複数有することを特徴とする高分子化合物、感光性樹脂組成物、液体及びゲル形成方法。
【選択図】なし
Description
本発明の高分子化合物を合成する方法としては、マレイミド基を部分構造として有するアルデヒド化合物、もしくはそのアセタール誘導体を、アセタール化反応により、主鎖に沿って複数の1,2−または1,3−ジオール基を有する高分子化合物に導入する方法が挙げられる。その具体例を以下に示す。
1−32を構成単位として有する高分子化合物
1−33を構成単位として有する高分子化合物
1−26を構成単位として有する高分子化合物
1−17を構成単位として有する高分子化合物
主鎖に沿って複数の1,2−または1,3−ジオール基を有する高分子化合物としては、1,2−ジヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、1,3−ジヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の1,2−または1,3−ジオール基を有するモノマーを構成成分とするポリ(メタ)アクリレートや、ポリ酢酸ビニルのケン化物等が挙げられる。硬化特性の点から、本発明においてはポリ酢酸ビニルのケン化物であることが好ましい。
本発明の高分子化合物を用いて、感光性樹脂組成物を得ることができる。
本発明の高分子化合物を用いて本発明の感光性樹脂組成物を構成する場合、光重合開始剤を混合することが好ましい。光重合開始剤を混合することにより、感光性樹脂組成物の光架橋反応が促進され、望ましい硬化特性が得られやすくなる。また、光重合開始剤に加えて、光増感剤を用いても良い。これらの化合物は、溶媒に溶解、あるいは分散した状態のいずれで添加してもよい。また、光重合開始剤もしくは光増感剤が本発明の高分子化合物、もしくは従来公知の高分子化合物に対して化学的に結合していても良い。適用される光開始剤、増感剤について特に制限はないが、水系の感光性樹脂組成物とする場合は、水溶性の光開始剤、増感剤が混合性、反応効率の点から好ましく、例えば、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン(HMPK)、チオキサントンアンモニウム塩(QTX)、ベンゾフェノンアンモニウム塩(ABQ)が水系溶媒への混合性という観点で好ましい。
また、本発明の高分子化合物に加え、重合性の不飽和二重結合を有する化合物を併用しても良い。重合性の不飽和二重結合としては、アクリル基、メタクリル基、アクリルアミド基、メタクリルアミド基、スチリル基、またはビニル基が挙げられる。これらの重合性基を有する化合物と本発明の高分子化合物を併用することにより、マレイミド基と重合性基が共重合し、活性エネルギー線照射時の反応効率が向上しやすくなる。反応効率の向上により、本発明の高分子化合物を含む液体のゲル化特性や増粘特性を向上させることができるため、該特性の向上を目的とする場合には、本発明の高分子化合物と重合性の不飽和二重結合を有する化合物を併用することが好ましい。
本発明の高分子化合物に対し、重合禁止剤、可塑剤、顔料、染料、消泡剤、カップリング剤等、従来公知の材料を必要に応じて配合し、感光性樹脂組成物としても良い。
本発明の感光性樹脂組成物には、様々な溶媒を制限なく使用することができる。主に高分子化合物の主鎖が溶媒への溶解性に影響するため、主鎖に応じて使用する溶媒を選択すると良い。なお、主鎖としてポリ酢酸ビニルのケン化物を用いる場合、主として水、水溶性の有機溶媒を含有することが好ましい。好ましい水溶性有機溶媒としては、例えば、アルコール類(例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール、セカンダリーブタノール、ターシャリーブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール等)、多価アルコール類(例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキサンジオール、ペンタンジオール、グリセリン、ヘキサントリオール、チオジグリコール等)、多価アルコールエーテル類(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、プロピレングリコールモノフェニルエーテル等)、アミン類(例えば、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N−エチルジエタノールアミン、モルホリン、N−エチルモルホリン、エチレンジアミン、ジエチレンジアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ポリエチレンイミン、ペンタメチルジエチレントリアミン、テトラメチルプロピレンジアミン等)、アミド類(例えば、ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等)、複素環化合物(例えば、2−ピロリジノン、N−メチル−2−ピロリドン、シクロヘキシルピロリドン、2−オキサゾリドン、炭酸エチレン、炭酸プロピレン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、スルホラン等)、スルホキシド類(例えば、ジメチルスルホキシド等)等が挙げられる。
本発明の感光性樹脂組成物には、機能を形成する各種の薬効成分、酵素、菌体等を混合することができる。この場合は、各種の薬効成分、酵素、菌体等を含有する感光性樹脂組成物を光硬化させることにより、各種の薬効成分、酵素、菌体等を包含したゲルを形成することができる。勿論、本発明の感光性樹脂組成物からゲルを形成した後に、各種の薬効成分、酵素、菌体等を含浸させてもよい。
〔修飾化合物の合成〕
(修飾化合物1の合成)
下記反応式に従って、修飾化合物1を合成した。
下記反応式に従い、修飾化合物1と同様の方法により修飾化合物2を合成した。
1Lのセパラブルフラスコに、けん化率98%、重合度1200のポリ酢酸ビニルのケン化物を77g、イオン交換水を360g入れ、90℃で加熱撹拌し、ポリ酢酸ビニルのケン化物を溶解させた。この溶液を60℃まで冷却した後、イソプロピルアルコールを120g、2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジン−1−オキシルを50mg、修飾化合物1を7.7g、リン酸を4.2g加え、8時間撹拌した。反応溶液を45℃まで冷却し、イオン交換樹脂(ダイヤイオンWA20、三菱化学社製)50gを加え、18時間撹拌した。その後、イオン交換樹脂をろ過し、ポリ酢酸ビニルのケン化物を主鎖とし、1−33を構成単位として有する高分子化合物P1の15質量%溶液を得た。高分子化合物P1の重量平均分子量を測定したところ、58000であった。
2Lのセパラブルフラスコに、けん化率92%、重合度800のポリ酢酸ビニルのケン化物を118g、イオン交換水を575g入れ、90℃で加熱撹拌し、ポリ酢酸ビニルのケン化物を溶解させた。この溶液を60℃まで冷却した後、イソプロピルアルコールを190g、2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジン−1−オキシルを50mg、修飾化合物2を17g、リン酸を6.8g加え、8時間撹拌した。反応溶液を45℃まで冷却し、イオン交換樹脂(ダイヤイオンWA20、三菱化学社製)70gを加え、18時間撹拌した。その後、イオン交換樹脂をろ過し、ポリ酢酸ビニルのケン化物を主鎖とし、1−34を構成単位として有する高分子化合物P2の15質量%溶液を得た。高分子化合物P2の重量平均分子量を測定したところ、41000であった。
1Lのセパラブルフラスコに、けん化率98%、重合度500のポリ酢酸ビニルのケン化物を52g、イオン交換水を300g入れ、90℃で加熱撹拌し、ポリ酢酸ビニルのケン化物を溶解させた。この溶液を60℃まで冷却した後、イソプロピルアルコールを120g、2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジン−1−オキシルを50mg、修飾化合物1を22.1g、リン酸を3.7g加え、8時間撹拌した。反応溶液を45℃まで冷却し、イオン交換樹脂(ダイヤイオンWA20、三菱化学社製)40gを加え、18時間撹拌した。その後、イオン交換樹脂をろ過し、ポリ酢酸ビニルのケン化物を主鎖とし、1−33を構成単位として有する高分子化合物P3の15質量%溶液を得た。高分子化合物P3の重量平均分子量を測定したところ、29000であった。
窒素気流下で、1Lのセパラブルフラスコにグリセリンモノメタクリレートを54g、メチルアクリレートを10g、イオン交換水を40g、ジエチレングリコールモノエチルエーテルを20g入れ、80℃に加熱した。アゾビスイソブチロニトリル2gを1時間かけて添加し、さらに5時間加熱撹拌を続けた。その後、アゾビスイソブチロニトリル0.2gをさらに加え、85℃に昇温して1時間加熱した。
窒素気流下で、1Lのセパラブルフラスコにグリセリンモノメタクリレートを66g、メチルアクリレートを10g、イオン交換水を60g、ジエチレングリコールモノエチルエーテルを20g入れ、80℃に加熱した。アゾビスイソブチロニトリル2gを1時間かけて添加し、さらに5時間加熱撹拌を続けた。その後、アゾビスイソブチロニトリル0.2gをさらに加え、85℃に昇温して1時間加熱した。
2Lセパラブルフラスコに、けん化率92%、重合度1500のポリ酢酸ビニルのケン化物を100g、イオン交換水を530g入れ、90℃で加熱撹拌し、ポリ酢酸ビニルのケン化物を溶解させた。この溶液を60℃まで冷却した後、イソプロピルアルコールを175g、下記に示す修飾化合物R1を24.4g、リン酸を6.2g加え、10時間撹拌した。反応溶液を45℃まで冷却し、イオン交換樹脂(ダイヤイオンWA20、三菱化学社製)70gを加え、12時間撹拌した。その後、イオン交換樹脂をろ過し、ポリ酢酸ビニルのケン化物を主鎖とする高分子化合物R1の15質量%溶液を得た。高分子化合物R1の重量平均分子量を測定したところ、80000であった。
2Lセパラブルフラスコに、けん化率98%、重合度1000のポリ酢酸ビニルのケン化物を118g、イオン交換水を530g入れ、90℃で加熱撹拌し、ポリ酢酸ビニルのケン化物を溶解させた。この溶液を60℃まで冷却した後、イソプロピルアルコールを175g、下記に示す修飾化合物R2を6.4g、リン酸を6.2g加え、10時間撹拌した。反応溶液を45℃まで冷却し、イオン交換樹脂(ダイヤイオンWA20、三菱化学社製)70gを加え、12時間撹拌した。その後、イオン交換樹脂をろ過し、ポリ酢酸ビニルのケン化物を主鎖とする高分子化合物R2の15質量%溶液を得た。高分子化合物R2の重量平均分子量を測定したところ、48000であった。
2Lセパラブルフラスコに、けん化率98%、重合度800のポリ酢酸ビニルのケン化物を100g、イオン交換水を530g入れ、90℃で加熱撹拌し、ポリ酢酸ビニルのケン化物を溶解させた。この溶液を60℃まで冷却した後、イソプロピルアルコールを175g、下記に示す修飾化合物S1を24.4g、リン酸を6.2g加え、10時間撹拌した。反応溶液を45℃まで冷却し、イオン交換樹脂(ダイヤイオンWA20、三菱化学社製)70gを加え、12時間撹拌した。その後、イオン交換樹脂をろ過し、ポリ酢酸ビニルのケン化物を主鎖とする高分子化合物S1の15質量%溶液を得た。高分子化合物S1の重量平均分子量を測定したところ、45000であった。
2Lセパラブルフラスコに、けん化率98%、重合度300のポリ酢酸ビニルのケン化物を102g、イオン交換水を530g入れ、90℃で加熱撹拌し、ポリ酢酸ビニルのケン化物を溶解させた。この溶液を60℃まで冷却した後、イソプロピルアルコールを175g、下記に示す修飾化合物S2を22.4g、リン酸を6.2g加え、10時間撹拌した。反応溶液を45℃まで冷却し、イオン交換樹脂(ダイヤイオンWA20、三菱化学社製)70gを加え、12時間撹拌した。その後、イオン交換樹脂をろ過し、ポリ酢酸ビニルのケン化物を主鎖とする高分子化合物S2の15質量%溶液を得た。高分子化合物S2の重量平均分子量を測定したところ、17000であった。
上記調製した各高分子化合物を用いて、下記の方法に従って感光性樹脂1〜9、R1〜4を調製した。
高分子化合物P1 固形分として4部
溶媒:プロピレングリコール 30部
光重合開始剤:
Irgacure2959(チバスペシャルティケミカルズ社製) 0.4部
さらに全体が100部となるようにイオン交換水を添加して、本発明の高分子化合物P1を含有した感光性樹脂組成物1を調製した。
上記の感光性樹脂組成物1の調製において、高分子化合物P1を高分子化合物P2〜P5に変更した以外は同様にして、本発明の感光性樹脂組成物2〜5を調製した。
上記の感光性樹脂組成物1の調製において、高分子化合物P1を高分子化合物R1、R2に変更した以外は同様にして、比較例の感光性樹脂組成物R1、R2を調製した。
高分子化合物P1 固形分として2部
高分子化合物S1 固形分として2部
溶媒:エチレングリコール 30部
溶媒:2−ピロリドン 10部
光重合開始剤:
Irgacure2959(チバスペシャルティケミカルズ社製) 0.4部
さらに全体が100部となるようにイオン交換水を添加して、本発明の高分子化合物P1と、アクリル基を側鎖に持つ高分子化合物S1を含有した感光性樹脂組成物6を調製した。
上記の感光性樹脂組成物6の調製において、高分子化合物P1、高分子化合物S1を表2に記載の化合物に変更した以外は同様にして、本発明の感光性樹脂組成物7〜9を調製した。
上記の感光性樹脂組成物6の調製において、高分子化合物P1、高分子化合物S1を表2に記載の化合物に変更した以外は同様にして、比較例の感光性樹脂組成物R3、R4を調製した。
上記調製した感光性樹脂組成物1〜5、R1、R2について、下記の評価を行った。
スポット光源SP−7(ウシオ電機社製)を用意し、照射部の照度が200mW/cm2(測定波長:365nm)となるように光源の位置を調整した。カバーガラスの上に各感光性樹脂組成物を100μL滴下し、スポット光源により活性エネルギー線を2秒間照射し、各感光性樹脂組成物の変化を指触により確認して、溶媒を含む系における感光性樹脂組成物のゲル化特性を評価した。評価基準は下記の通りであり、△以上を許容とした。
△:ゲルが形成されているが、指で押すと形状が変形する
×:ゲルが形成されておらず、指で押すと流れてしまう
(耐熱性)
ゲル化特性評価において作製したゲルを、80℃のサーモに72時間投入した後、室温に戻した後で目視、指触により評価を行った。評価基準は下記の通りであり、○を許容とした。
×:加熱後にゲルの変色、もしくは指触時の強度の低下が見られる
以上の結果を表3に示す。
上記調製した感光性樹脂組成物6〜9、R3、R4について、下記の評価を行った。
光源部が10cm×20cmのサイズの高圧水銀灯を用意し、照射部の照度が300mW/cm2(測定波長:365nm)となるように高圧水銀灯の位置を調整した。スライドガラスの上に塗布膜厚が10ml/m2となるように各感光性樹脂組成物を塗布し、高圧水銀灯の直下に設置して活性エネルギー線を2秒間照射した後、熱風乾燥させた。照射後の塗布面を、JIS K5600−5−4に記載の引っ掻き硬度試験法により硬化性を評価した。下記の基準に従い、△以上を許容とした。
○:4H以下の硬度の鉛筆では、ほとんど塗膜に変化が見られない
△:H以下の硬度の鉛筆では、ほとんど塗膜に変化が見られない
×:H以下の硬度の鉛筆でも、塗膜に傷や剥離が発生する
以上の結果を表4に示す。
Claims (10)
- 主鎖に沿って複数の1,2−または1,3−ジオール基を有しており、マレイミド基を含む側鎖を複数有することを特徴とする高分子化合物。
- 下記一般式(1)で表される構成単位を有することを特徴とする請求項1に記載の高分子化合物。
- 前記高分子化合物が、前記一般式(1)で表される構成単位を有するポリ酢酸ビニルのケン化物であることを特徴とする請求項2に記載の高分子化合物。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の高分子化合物を含むことを特徴とする感光性樹脂組成物。
- アクリル基、メタクリル基、アクリルアミド基、メタクリルアミド基、スチリル基、またはビニル基を有する化合物を含有することを特徴とする請求項4に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記アクリル基、メタクリル基、アクリルアミド基、メタクリルアミド基、スチリル基、またはビニル基を有する化合物が、アクリル基、メタクリル基、アクリルアミド基、メタクリルアミド基、スチリル基、またはビニル基を側鎖に含む高分子化合物であることを特徴とする請求項5に記載の感光性樹脂組成物。
- 光重合開始剤を含むことを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の高分子化合物を含むことを特徴とする液体。
- 請求項4〜7のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物を含むことを特徴とする液体。
- 請求項8または9に記載の液体に、活性エネルギー線を照射してゲルを形成することを特徴とするゲル形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008065511A JP2009221286A (ja) | 2008-03-14 | 2008-03-14 | 高分子化合物、感光性樹脂組成物、液体及びゲル形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008065511A JP2009221286A (ja) | 2008-03-14 | 2008-03-14 | 高分子化合物、感光性樹脂組成物、液体及びゲル形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009221286A true JP2009221286A (ja) | 2009-10-01 |
Family
ID=41238410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008065511A Pending JP2009221286A (ja) | 2008-03-14 | 2008-03-14 | 高分子化合物、感光性樹脂組成物、液体及びゲル形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009221286A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021070727A1 (ja) * | 2019-10-09 | 2021-04-15 | 日産化学株式会社 | レジスト下層膜形成組成物 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51107390A (ja) * | 1975-03-19 | 1976-09-22 | Kogyo Gijutsuin | Hikarikakyoseikobunshikagobutsunoseiho |
JPH02166131A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-26 | Nippon Unicar Co Ltd | エチレン系樹脂予備発泡粒子 |
JPH07295217A (ja) * | 1994-04-19 | 1995-11-10 | Urano Corp | 感光性ポリマー組成物 |
JPH10513124A (ja) * | 1995-02-03 | 1998-12-15 | ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト | ウレタン基を含む架橋されたポリマー |
JPH10513408A (ja) * | 1995-02-03 | 1998-12-22 | ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト | 架橋されたポリマー |
JP2000181062A (ja) * | 1998-12-21 | 2000-06-30 | Toyo Gosei Kogyo Kk | 感光性樹脂及び感光性樹脂組成物 |
JP2000336234A (ja) * | 1999-03-25 | 2000-12-05 | Dainippon Ink & Chem Inc | 水性粉体スラリー組成物、活性エネルギー線硬化型塗料、および、これらの硬化方法 |
WO2007132532A1 (ja) * | 2006-05-17 | 2007-11-22 | Murakami Co., Ltd. | 感光性樹脂組成物およびこれを用いてなる感光性フィルムならびにスクリーン印刷用ステンシル |
-
2008
- 2008-03-14 JP JP2008065511A patent/JP2009221286A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51107390A (ja) * | 1975-03-19 | 1976-09-22 | Kogyo Gijutsuin | Hikarikakyoseikobunshikagobutsunoseiho |
JPH02166131A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-26 | Nippon Unicar Co Ltd | エチレン系樹脂予備発泡粒子 |
JPH07295217A (ja) * | 1994-04-19 | 1995-11-10 | Urano Corp | 感光性ポリマー組成物 |
JPH10513124A (ja) * | 1995-02-03 | 1998-12-15 | ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト | ウレタン基を含む架橋されたポリマー |
JPH10513408A (ja) * | 1995-02-03 | 1998-12-22 | ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト | 架橋されたポリマー |
JP2000181062A (ja) * | 1998-12-21 | 2000-06-30 | Toyo Gosei Kogyo Kk | 感光性樹脂及び感光性樹脂組成物 |
JP2000336234A (ja) * | 1999-03-25 | 2000-12-05 | Dainippon Ink & Chem Inc | 水性粉体スラリー組成物、活性エネルギー線硬化型塗料、および、これらの硬化方法 |
WO2007132532A1 (ja) * | 2006-05-17 | 2007-11-22 | Murakami Co., Ltd. | 感光性樹脂組成物およびこれを用いてなる感光性フィルムならびにスクリーン印刷用ステンシル |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021070727A1 (ja) * | 2019-10-09 | 2021-04-15 | 日産化学株式会社 | レジスト下層膜形成組成物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4278083B2 (ja) | 新規なポリ酢酸ビニル鹸化物系感光性樹脂、感光性樹脂組成物及びそれを用いた含水ゲルの形成方法並びに化合物 | |
JP6198058B2 (ja) | 界面活性剤組成物、コーティング組成物及びレジスト組成物 | |
CN110446739B (zh) | 含氟苯乙酮衍生物、氟系添加剂和含有其的固化性组合物和其固化物 | |
JP4093557B2 (ja) | 感光性樹脂組成物および含水ゲルの形成方法並びに含水ゲル | |
JP2001270919A (ja) | 高分子化合物及びその製造方法並びに感光性組成物及びパターン形成方法 | |
JP6210309B2 (ja) | 界面活性剤組成物、コーティング組成物及びレジスト組成物 | |
JP2009221284A (ja) | 高分子化合物、感光性樹脂組成物、液体及びゲル形成方法 | |
KR20100109370A (ko) | 감광성 수지 조성물 및 액정 패널 | |
JP2009221286A (ja) | 高分子化合物、感光性樹脂組成物、液体及びゲル形成方法 | |
JP6210295B2 (ja) | 界面活性剤組成物、コーティング組成物及びレジスト組成物 | |
JP2009096857A (ja) | 硬化性組成物およびその成形体 | |
JP4441806B2 (ja) | 新規なポリ酢酸ビニルけん化物系樹脂、感光性樹脂組成物及びそれを用いた含水ゲルの形成方法並びに化合物 | |
JP2008274078A (ja) | 高分子化合物、液体及びゲル形成方法 | |
JP2009221285A (ja) | 高分子化合物、感光性樹脂組成物、液体及びゲル形成方法 | |
JP5087952B2 (ja) | 組成物、液体及びゲル形成方法 | |
WO1998036000A1 (fr) | Copolymere modifie, procede d'elaboration et composition de resine durcissable | |
JP7108412B2 (ja) | ラジカル重合性重合体および該ラジカル重合性重合体を含んでなる樹脂組成物 | |
JP2006290790A (ja) | 硬化性化合物の製造方法及びそれにより得られる硬化性化合物 | |
JPWO2016117488A1 (ja) | 着色感光性樹脂組成物、ブラックマトリックス、カラーフィルター、及び、表示素子 | |
JP4043884B2 (ja) | 水性光重合性樹脂組成物の製造方法及び水性光重合性樹脂組成物 | |
JP2009286904A (ja) | 感光性樹脂組成物 | |
JP5313740B2 (ja) | 感光性樹脂組成物及び液晶パネル | |
JP2006290999A (ja) | 感光性樹脂組成物用基剤 | |
TWI583705B (zh) | 含酯基或醯胺基之苯乙烯-酸酐-丙烯酸酯共聚物及其製備方法與用途 | |
JP2009096862A (ja) | 重合性化合物および重合体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101109 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20110817 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120614 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120619 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121016 |