JP2009220791A - 車両およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1モータを駆動する第1インバータに一相短絡異常が生じたときに車両の振動や異音を抑制すると共に走行する。
【解決手段】第1インバータに一相短絡異常が検出されてエンジンが停止されているときに、第1モータの回転数Nm1が判定用回転数N1ref未満であるときには第1インバータが三相短絡するよう制御すると共に要求トルクTr*が駆動軸に出力されるよう駆動軸に接続された第2モータを制御し(ステップS120〜S170)、第1モータの回転数Nm1が判定用回転数N1ref以上があるときには相短絡異常が生じていない二相を用いた制御により第1インバータを制御したり要求トルクTr*が駆動軸に出力されるよう第2モータを制御する(ステップS120,S180〜S220,S170)。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両およびその制御方法に関する。
従来、この種の車両としては、エンジンと、第1モータと、車軸に接続された駆動軸とエンジンのクランクシャフトと第1モータの回転軸とにリングギヤとキャリアとサンギヤがそれぞれ接続されたプラネタリギヤと、駆動軸に回転軸が接続された第2モータと、第1モータを駆動するための第1駆動回路と、第2モータを駆動するための第2駆動回路とを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、第1駆動回路の特定の一相に基準値以上の電流が流れたときには、その一相が短絡している相短絡異常が生じているものとして、第1駆動回路の全ての相を短絡させると共に第2モータの駆動を禁止することにより、第1モータが第2モータに連れ回されて回転することにより生じる逆起電圧によって第1駆動回路に過大な電流が生じるのを抑制している。
特開2007−28733号公報
上述の車両では、第1駆動回路に相短絡異常が生じると第2モータの駆動も禁止するため車両を走行させることができないが、第1駆動回路に相短絡異常が生じたときでも車両を走行させたい場合がある。車両を走行させる方法として、エンジンの運転を停止して第1駆動回路の全ての相を短絡させた状態で第2モータを駆動することも考えられるが、こうすると第1モータが第2モータに連れ回されて回転して生じる逆起電圧によるトルクによりエンジンの回転数が共振回転数帯域に上昇して車両に振動や異音が生じることがある。
本発明の車両およびその制御方法は、発電機を駆動するインバータ回路の一部の相が短絡する相短絡異常が生じたときに車両の振動や異音を抑制すると共に走行を行なうことを主目的とする。
本発明の車両およびその制御方法は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の車両は、
内燃機関と、動力を入出力可能な発電機と、前記内燃機関の出力軸と車軸に接続された駆動軸と前記発電機の回転軸との3軸に接続され該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、前記駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、前記発電機を駆動する第1インバータ回路と、前記電動機を駆動する第2インバータ回路と、前記第1インバータ回路および前記第2インバータ回路を介して前記発電機および前記電動機と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、を備える車両であって、
前記内燃機関の回転状態または前記発電機の回転状態を検出する回転状態検出手段と、
前記第1インバータ回路の一部の相が短絡する相短絡異常を検出する相短絡異常検出手段と、
走行に要求される要求駆動力を設定する要求駆動力設定手段と、
前記相短絡異常検出手段により相短絡異常が検出されたとき、前記内燃機関と前記第2インバータ回路に対しては前記内燃機関の運転を停止して前記設定された要求駆動力に基づく駆動力を前記電動機から出力しながら走行するよう制御し、前記第1インバータ回路に対しては前記回転状態検出手段により検出された回転状態が前記内燃機関の回転数が共振回転数帯域に至る所定の回転状態でないときには前記第1インバータ回路の全ての相が短絡するよう制御すると共に前記回転状態検出手段により検出された回転状態が前記所定の回転状態であるときには前記相短絡異常検出手段により相短絡異常が検出されていない他の相を用いた制御により前記内燃機関の回転数を前記共振回転数帯より低くするための回転数抑制トルクが前記発電機から出力されるよう制御する相短絡異常時制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の車両では、第1インバータ回路の一部の相が短絡する相短絡異常が生じたときに、内燃機関と第2インバータ回路に対しては内燃機関の運転を停止して走行に要求される要求駆動力に基づく駆動力を電動機から出力しながら走行するよう制御する。これにより、走行に要求される要求駆動力に基づいた駆動力で走行することができる。そして、こうした相短絡異常が生じたときに、第1インバータ回路に対しては内燃機関の回転状態または発電機の回転状態が内燃機関の回転数が共振回転数帯域に至る所定の回転状態でないときには第1インバータ回路の全ての相が短絡するよう制御すると共に内燃機関の回転状態または発電機の回転状態が所定の回転状態であるときには相短絡異常が生じていない他の相を用いた制御により内燃機関の回転数を共振回転数帯より低くするための回転数抑制トルクが前記発電機から出力されるよう制御する。これにより、内燃機関の回転数が共振回転数帯域に至るのを抑制することができ、車両の振動や異音の発生を抑制することができる。
こうした本発明の車両において、前記回転状態検出手段は、前記発電機の回転数を検出する手段であり、前記相短絡異常時制御手段は、前記第1インバータ回路に対しては前記検出された発電機の回転数が所定回転数を超えたときを前記回転状態検出手段により検出された回転状態が前記所定の回転状態であるときとして制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、発電機の回転数に基づいてより適正に第1インバータ回路を制御することができる。
また、本発明の車両において、前記回転状態検出手段は、前記内燃機関の回転数を検出する手段であり、前記相短絡異常時制御手段は、前記第1インバータ回路に対しては前記検出された内燃機関の回転数が前記共振回転数帯域より低い所定回転数以上であるときを前記回転状態検出手段により検出された回転状態が前記所定の回転状態であるときとして制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、内燃機関の回転数に基づいてより適正に第1インバータ回路を制御することができる。
さらに、本発明の車両において、前記相短絡異常時制御手段は、前記発電機の回転に伴って生じる逆起電圧によるトルクをキャンセルするキャンセルトルクを前記回転数抑制トルクであるものとして制御する手段であるものとすることもできる。
そして、本発明の車両において、前記発電機は、三相交流発電機であり、前記相短絡異常検出手段は、前記発電機の各相を流れる相電流に基づいて一相の短絡を検出する手段であり、前記相短絡異常時制御手段は、前記第1インバータ回路に対しては前記回転状態検出手段により検出された回転状態が前記所定の回転状態であるときに前記相短絡異常検出手段により相短絡異常が検出されていない二相を用いて制御する手段であるものとすることもできる。
本発明の車両の制御方法は、
内燃機関と、動力を入出力可能な発電機と、前記内燃機関の出力軸と車軸に接続された駆動軸と前記発電機の回転軸との3軸に接続され該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、前記駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、前記発電機を駆動する第1インバータ回路と、前記電動機を駆動する第2インバータ回路と、前記第1インバータ回路および前記第2インバータ回路を介して前記発電機および前記電動機と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、を備える車両の制御方法であって、
前記第1インバータ回路の一部の相が短絡する相短絡異常が生じたとき、前記内燃機関と前記第2インバータ回路に対しては前記内燃機関の運転を停止して走行に要求される要求駆動力に基づく駆動力を前記電動機から出力しながら走行するよう制御し、前記第1インバータ回路に対しては前記内燃機関の回転状態または前記発電機の回転状態が前記内燃機関の回転数が共振回転数帯域に至る所定の回転状態でないときには前記第1インバータ回路の全ての相が短絡するよう制御すると共に前記内燃機関の回転状態または前記発電機の回転状態が前記内燃機関の回転数が共振回転数帯域に至る所定の回転状態であるときには前記相短絡異常が生じていない他の相を用いた制御により前記内燃機関の回転数を前記共振回転数帯より低くするための回転数抑制トルクが前記発電機から出力されるよう制御する、
ことを特徴とする。
この本発明の車両の制御方法では、第1インバータ回路の一部の相が短絡する相短絡異常が生じたときに、内燃機関と第2インバータ回路に対しては内燃機関の運転を停止して走行に要求される要求駆動力に基づく駆動力を電動機から出力しながら走行するよう制御する。これにより、走行に要求される要求駆動力に基づいた駆動力で走行することができる。そして、こうした相短絡異常が生じたときに、第1インバータ回路に対しては内燃機関の回転状態または発電機の回転状態が内燃機関の回転数が共振回転数帯域に至る所定の回転状態でないときには第1インバータ回路の全ての相が短絡するよう制御すると共に内燃機関の回転状態または発電機の回転状態が所定の回転状態であるときには相短絡異常が生じていない他の相を用いた制御により内燃機関の回転数を共振回転数帯より低くするための回転数抑制トルクが前記発電機から出力されるよう制御する。これにより、内燃機関の回転数が共振回転数帯域に至るのを抑制することができ、車両の振動や異音の発生を抑制することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例であるハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26にダンパ28を介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMG1と、動力分配統合機構30に接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに取り付けられた減速ギヤ35と、この減速ギヤ35に接続されたモータMG2と、動力出力装置全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関であり、エンジン22の運転状態を検出する各種センサから信号を入力するエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により燃料噴射制御や点火制御,吸入空気量調節制御などの運転制御を受けている。エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行なう遊星歯車機構として構成されている。動力分配統合機構30は、キャリア34にはエンジン22のクランクシャフト26が、サンギヤ31にはモータMG1が、リングギヤ32にはリングギヤ軸32aを介して減速ギヤ35がそれぞれ連結されており、モータMG1が発電機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側にそのギヤ比に応じて分配し、モータMG1が電動機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力とサンギヤ31から入力されるモータMG1からの動力を統合してリングギヤ32側に出力する。リングギヤ32に出力された動力は、リングギヤ軸32aからギヤ機構60およびデファレンシャルギヤ62を介して、最終的には車両の駆動輪63a,63bに出力される。
図2は、モータMG1,MG2を中心とした電気駆動系の構成の概略を示す構成図である。モータMG1,MG2は、いずれも外表面に永久磁石が貼り付けられたロータと、三相コイルが巻回されたステータとを備える周知のPM型の同期発電電動機として構成されており、インバータ41,42を介してバッテリ50と電力のやりとりを行なう。インバータ41,42とバッテリ50とを接続する電力ライン54は、各インバータ41,42が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2のいずれかで発電される電力を他のモータで消費することができるようになっている。したがって、バッテリ50は、モータMG1,MG2のいずれかから生じた電力や不足する電力により充放電されることになる。なお、モータMG1,MG2により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ50は充放電されない。インバータ41は、6個のトランジスタT1〜T6とトランジスタT1〜T6の各々に逆方向に並列接続された6個のダイオードD1〜D6とにより構成されている。トランジスタT1〜T6は、電力ライン54の正極母線と負極母線とに対してソース側とシンク側とになるよう2個ずつペアで配置されており、対となるトランジスタ同士の接続点の各々に三相コイル(U相,V相,W相)の各々が接続されている。したがって、電力ライン54の正極母線と負極母線との間に電圧が作用している状態で対をなすトランジスタT1〜T6のオン時間の割合を制御することにより三相コイルに回転磁界を形成でき、モータMG1を回転駆動することができる。インバータ42も、6個のトランジスタT7〜T12と6個のダイオードD7〜D12とによりインバータ41と同様に構成されており、トランジスタT7〜T12のオン時間の割合を制御することによりモータMG2を回転駆動することができる。モータMG1,MG2は、いずれもモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40により駆動制御されている。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの信号や、モータMG1,MG2の三相コイルの各相に流れる相電流を検出する電流センサ45U,45V,45W,46U,46V,46Wからの相電流Iu1,Iv1,Iw1,Iu2,Iv2,Iw2などが入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42のトランジスタT1〜T6,T7〜T12へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU40は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、モータECU40は、回転位置検出センサ43,44からの信号に基づいてモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2も演算している。
バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52によって管理されている。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧,バッテリ50の出力端子に接続された電力ライン54に取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流,バッテリ50に取り付けられた温度センサ51からの電池温度Tbなどが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。また、バッテリECU52は、バッテリ50を管理するために電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて残容量(SOC)を演算したり、演算した残容量(SOC)と電池温度Tbとに基づいてバッテリ50を充放電してもよい最大許容電力である入出力制限Win,Woutを演算している。なお、バッテリ50の入出力制限Win,Woutは、電池温度Tbに基づいて入出力制限Win,Woutの基本値を設定し、バッテリ50の残容量(SOC)に基づいて出力制限用補正係数と入力制限用補正係数とを設定し、設定した入出力制限Win,Woutの基本値に補正係数を乗じることにより設定することができる。
ハイブリッド用電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクを計算し、この要求トルクに対応する要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2からの要求動力に見合う動力をリングギヤ軸32aに出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特に、インバータ41の特定の一相に相短絡異常が生じたときにモータMG2からの動力で走行する際の動作について説明する。図3はハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される相短絡異常時駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、実施例では、ハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される図示しない相短絡異常検出ルーチンにより電流センサ45U,45V,45Wからの相電流に基づいてインバータ41のトランジスタT1〜T6のいずれかが一つがオン固定する異常、即ち、インバータ41の三相のうち一相が短絡する一相短絡異常が検出されてエンジン22の運転の停止指示がなされたときに実行される。
相短絡異常時駆動制御ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや車速センサ88からの車速V,モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2,バッテリ50の入出力制限Win,Woutなど制御に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS100)。ここで、モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2は、回転位置検出センサ43,44により検出されたモータMG1,MG2の回転子の回転位置に基づいて演算されたものをモータECU40から通信により入力するものとした。また、バッテリ50の入出力制限Win,Woutは、バッテリ50の電池温度Tbとバッテリ50の残容量(SOC)とに基づいて設定されたものをバッテリECU52から通信により入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、入力したアクセル開度Accと車速Vとに基づいて車両に要求されるトルクとして駆動輪63a,63bに連結された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクTr*を設定する(ステップS110)。要求トルクTr*は、実施例では、アクセル開度Accと車速Vと要求トルクTr*との関係を予め定めて要求トルク設定用マップとしてROM74に記憶しておき、アクセル開度Accと車速Vとが与えられると記憶したマップから対応する要求トルクTr*を導出して設定するものとした。図4に要求トルク設定用マップの一例を示す。
続いて、モータMG1の回転数Nm1と負の判定用回転数N1refとを比較する(ステップS120)。ここで、判定用回転数N1refは、モータMG1の三相コイルの三相全てを短絡させたときにモータMG1の回転によって生じる逆起電圧によるトルク(以下、逆起電圧トルクという)によりエンジン22の回転数が上昇して共振回転数帯域に至るか否かを判定するための閾値であり、逆起電圧トルクがエンジン22のフリクショントルクが動力分配統合機構30を介してモータMG1の回転軸に作用するトルクと釣り合うトルクT1となる回転数N1として設定するものとした。図5はエンジン22の運転を停止してモータMG2からの動力で走行しているときにモータMG1の三相全てを短絡させたときに生じる逆起電圧トルクを動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図を用いて説明した説明図であり、図6はモータMG1の三相全てが短絡させたときのモータMG1の回転数Nm1と逆起電圧トルクとの関係の一例を示す説明図である。図5において、左のS軸はモータMG1の回転数Nm1であるサンギヤ31の回転数を示し、C軸はエンジン22の回転数Neであるキャリア34の回転数を示し、R軸はモータMG2の回転数Nm2を減速ギヤ35のギヤ比Grで除したリングギヤ32の回転数Nrを示す。また、R軸上の太線矢印は、モータMG2から出力されるトルクTm2が減速ギヤ35を介してリングギヤ軸32aに作用するトルクを示し、S軸上の太線矢印は逆起電圧トルクを示している。図5に例示するように、逆起電圧トルクは、図中上向きのトルクとして作用し、その大きさは、図6の例ではモータMG1の回転数Nm1が回転数N1以上値0未満の領域でトルクT1以上になり、回転数N1未満の領域でトルクT1未満となる。すなわち、モータMG1の回転数N1が回転数N1を超えると逆起電圧トルクによりエンジン22の回転数が上昇するため、判定用回転数N1refをこうした回転数N1に設定することによりエンジン22の回転数が上昇して共振回転数帯域に至るか否かを判定することができる。
モータMG1の回転数Nm1が判定用回転数N1ref以下であるときには(ステップS120)、モータMG1の三相コイルの全てを短絡させてもエンジン22の回転数が上昇しないと判断して、モータMG1の三相コイルの全てが短絡するようモータECU40に指示信号を出力する(ステップS130)。こうした指示信号を受信したモータECU40は、インバータ41のトランジスタT1〜T6のうちオン固定している一つのトランジスタと同じ側(図2のトランジスタT1,T2,T3側またはトランジスタT4,T5,T6側)の他の二つのトランジスタがオンするようスイッチング制御を実行する。このようにインバータ41を三相短絡させるのは、モータMG1の回転に伴う逆電圧によって生じる相電流を一相短絡の状態に比して全体として小さくするためである。
そして、要求トルクTr*を減速ギヤ35のギヤ比Grで除してモータMG2から出力すべきトルクの仮の値である仮トルクTm2tmpを次式(1)により計算すると共に(ステップS140)、バッテリ50の出力制限WoutをモータMG2の回転数Nm2で割ることによりモータMG2から出力してもよいトルクの上限としてのトルク制限Tm2maxを次式(2)により計算すると共に(ステップS150)、設定した仮トルクTm2tmpを式(3)によりトルク制限Tm2maxで制限してモータMG2のトルク指令Tm2*を設定する(ステップS160)。ここで、式(1)は、図5の共線図から容易に導くことができる。こうしてトルク指令Tm2*を設定することにより、駆動軸としてのリングギヤ軸32aに要求トルクTr*に基づくトルクを出力することができる。
Tm2tmp=Tr*/Gr (1)
Tm2max=Wout/Nm2 (2)
Tm2*=min(Tm2tmp,Tm2max) (3)
こうしてモータMG2のトルク指令Tm2*を設定すると、モータMG2のトルク指令Tm2*をモータECU40に送信すると共にエンジン22の停止の継続指示をエンジンECU24に送信して(ステップSS170)、相短絡異常時駆動制御ルーチンを終了する。エンジン22の停止の継続指示を受信したエンジンECU24は、エンジン22の停止が継続されるようエンジン22を制御する。また、トルク指令Tm2*を受信したモータECU40は、トルク指令Tm2*でモータMG2が駆動されるようインバータ42のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。こうした制御により、モータMG1の三相コイルの全てを短絡させても逆起電圧トルクでエンジン22の回転数が上昇しないときには、インバータ41の三相全てを短絡させるから、逆起電圧によって生じる相電流をインバータ41が一相短絡しているときに比して小さくすることができる。また、エンジン22の運転を停止して駆動軸に要求トルクTr*に基づくトルクが出力されるようモータMG2を制御するから、車両を要求トルクTr*に基づくトルクにより走行させることができる。
モータMG1の回転数Nm1が判定用回転数N1を超えているときには(ステップS120)、モータMG1の三相コイルを全て短絡させると逆起電圧トルクでエンジン22の回転数が上昇して共振回転数帯域(例えば、300rpm〜500rpmや350rpm〜550rpm,400rpm〜600rpmなど)に至る可能性があるためインバータ41の三相全てを短絡させるのは適切ではないと判断して、モータMG1の回転数Nm1に基づいてインバータ41を三相短絡させることなく一相短絡異常が生じたままの状態としたときにモータMG1の回転に伴って生じる逆起電圧トルクをキャンセルするキャンセルトルクTcをモータMG1のトルク指令Tm1*として設定し(ステップS180)、設定したトルク指令Tm1*をモータECU40に送信する(ステップS190)。トルク指令Tm1*を受信したモータECU40は、一相短絡異常が生じていない他の二相を用いた二相制御によりトルク指令Tm1*でモータMG1が駆動されるようインバータ41のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。ここで、二相制御は、実施例では、一相短絡異常が生じた相を除く他の二相に位相が互いに120°ずれた交流電力が生じるようインバータ41のスイッチング素子をスイッチングする制御であるものとした。エンジン22の運転を停止してモータMG1,MG2からトルクを出力している状態で走行しているときの動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図を図7に示す。図中、R軸上の二つの太線矢印は、モータMG1から出力されたトルクTm1がリングギヤ軸32aに作用するトルクと、モータMG2から出力されるトルクTm2が減速ギヤ35を介してリングギヤ軸32aに作用するトルクと、を示している。また、キャンセルトルクTcは、実施例では、インバータ41の三相全てを短絡させることなく一相短絡異常が生じたままの状態としたときにモータMG1の回転に伴って生じる逆起電圧トルクとモータMG1の回転数Nm1との関係を予め定め一相短絡時逆起電圧マップとしてROM74に記憶しておき、モータMG1の回転数Nm1が与えられると記憶したマップから対応する逆起電圧トルクを導出して、こうして導出された逆起電圧トルクをキャンセルするトルクとして設定するものとした。図8に一相短絡時逆起電圧マップの一例を示す。図中、比較のため、インバータ41の三相全てを短絡させたときのモータMG1の回転数Nm1と逆起電圧トルクとの関係を破線で示した。このように、モータMG1のトルク指令Tm1*を逆起電圧トルクをキャンセルするためのキャンセルトルクTcとして設定するから、逆起電圧トルクによりエンジン22の回転数が上昇して共振回転数帯域に至るのを抑制することができる。
こうしてトルク指令Tm1*を設定すると、要求トルクTr*に設定したトルク指令Tm1*を動力分配統合機構30のギヤ比ρで除したものを加えて更に減速ギヤ35のギヤ比Grで除してモータMG2から出力すべきトルクの仮の値である仮トルクTm2tmpを次式(4)により計算すると共に(ステップS190)、バッテリ50の出力制限Woutと設定したトルク指令Tm1*に現在のモータMG1の回転数Nm1を乗じて得られるモータMG1の消費電力(発電電力)との偏差をモータMG2の回転数Nm2で割ることによりモータMG2から出力してもよいトルクの上限としてのトルク制限Tm2maxを次式(5)により計算すると共に(ステップS200)、設定した仮トルクTm2tmpを上述した式(3)によりトルク制限Tm2maxで制限してモータMG2のトルク指令Tm2*を設定し(ステップS210)、設定したトルク指令Tm2*をモータECU40に送信すると共にエンジン22の停止継続指示をエンジンECU24に送信して(ステップS170)、相短絡時駆動制御ルーチンを終了する。こうした制御により、モータMG1の逆起電圧トルクによりエンジン22の回転数が上昇して共振回転数帯域に至るのを抑制することができ振動や異音の発生を抑制することができると共に要求トルクTr*に基づくトルクで走行することができる。
Tm2tmp=(Tr*+Tm1*/ρ)/Gr (4)
Tm2max=(Wout-Tm1*・Nm1)/Nm2 (5)
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、インバータ41の一相短絡異常が検出されたときに、インバータ41に対しては、インバータ41を三相短絡させてもエンジン22の回転数が上昇せずにエンジン22の回転数が共振回転数帯域に至ることがないときにはインバータ41が三相短絡するよう制御すると共にインバータ41を三相短絡させるとエンジン22の回転数が逆起電圧トルクにより上昇してエンジン22の回転数が共振回転数帯域に至るときには一相短絡異常が生じていない他の二相を用いた二相制御により逆起電圧トルクをキャンセルするキャンセルトルクがモータMG1から出力されるよう制御するから、エンジン22の回転数が上昇して共振回転数帯域に至るのを抑制して振動や異音の発生を抑制することができる。また、エンジン22とモータMG2に対しては、エンジン22を停止して要求トルクTr*に基づくトルクが出力されるよう制御するから、要求トルクTr*に基づく駆動力で車両を走行させることができる。さらに、インバータ41を三相短絡させてもエンジン22の回転数が共振回転数に至るか否かをモータMG1の回転数Nm1に基づいて判断するから、より適正な制御を行なうことができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、判定用回転数N1refをモータMG1の逆起電圧トルクがエンジン22の回転数を上昇させるトルクT1以上となる回転数の下限値としての回転数N1に設定するものとしたが、判定用回転数N1refを回転数N1より高くモータMG1の逆起電圧トルクがエンジン22の回転数が共振回転数帯域に至らない程度のトルクとなる回転数N2とするものとしてもよい。この場合、モータMG1の回転数Nm1が回転数N2になるまでインバータ41を三相短絡にするためエンジン22の回転数がモータMG1の逆起電圧トルクにより上昇するが、モータMG1の回転数Nm1が判定用回転数N1refを超えたときにエンジン22が共振回転数帯より低い所定回転数(例えば、値0)になるよう二相制御でモータMG1を制御することによりエンジン22の回転数を下げることができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG1の回転数Nm1に基づいてエンジン22の回転数が上昇して共振回転数帯に至るか否かを判定するものとしたが、エンジン22の回転数Neに基づいてエンジン22の回転数が上昇して共振回転数帯に至る否かを判定するものとしてもよい。この場合、インバータ41に対しては、エンジン22の回転数Neが共振回転数帯域より若干小さい所定回転数Nref(例えば、共振回転数帯域が300rpm〜500rpmのときは250rpmなど)未満のときには三相短絡するよう制御し、エンジン22の回転数Neが所定回転数Nref以上となったときにはエンジン22の回転数が所定回転数Nref以下の回転数となるようインバータ41を二相制御するものとするものが望ましく、エンジン22の回転数Neが所定回転数Nref以上となったときにはエンジン22の回転数が所定回転数Nref以下の回転数N2となるよう二相制御してエンジン22の回転数Neが回転数N2となったときに三相短絡になるよう制御することがより望ましい。
実施例のハイブリッド自動車20では、ステップS180の処理でトルク指令Tm1*として逆起電圧トルクをキャンセルするキャンセルトルクTcを設定するものとしたが、エンジン22の回転数を共振回転数帯域未満の所定回転数(例えば、値0)にするモータMG1の回転数としてモータM1の目標回転数Nm1*を設定し、モータMG1の回転数が設定した目標回転数Nm1*になるようモータMG1のトルク指令Tm1*を設定するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、インバータ41の一相短絡異常が生じたときにモータMG1の回転数Nm1が判定用回転数N1ref以上であるときにはインバータ41を二相制御するものとしたが、短絡していない相を用いた制御を行なえばよいから単相制御するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、インバータ41の一相短絡異常が生じたときの制御について説明したが、インバータ41が二相短絡の状態となる異常が生じたときの処理としてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG1のステータに三相コイルが巻回されたものとしたが、モータMG1のステータに三相より多い相のコイルが巻回されているものとしてもよい。この場合において、インバータ41の一相短絡異常が生じたときにモータMG1の回転数Nm1が判定用回転数N1ref以上であるときには短絡異常が生じた相をのぞく他の相により制御制御を行なうものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、減速ギヤ35を介して駆動軸としてのリングギヤ軸32aにモータMG2を取り付けるものとしたが、リングギヤ軸32aにモータMG2を直接取り付けるものとしてもよいし、減速ギヤ35に代えて2段変速や3段変速,4段変速などの変速機を介してリングギヤ軸32aにモータMG2を取り付けるものとしても構わない。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG2の動力を減速ギヤ35により変速してリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図9の変形例のハイブリッド自動車120に例示するように、モータMG2の動力をリングギヤ軸32aが接続された車軸(駆動輪63a,63bが接続された車軸)とは異なる車軸(図9における車輪64a,64bに接続された車軸)に接続するものとしてもよい。
また、こうしたハイブリッド自動車に適用するものに限定されるものではなく、自動車以外の車両の形態としても構わない。さらに、こうした車両の制御方法の形態としてもよい。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、モータMG1が「発電機」に相当し、動力分配統合機構30が「3軸式動力入出力手段」モータMG2が「電動機」に相当し、インバータ41が「第1インバータ回路」に相当し、インバータ42が「第2インバータ回路」に相当し、バッテリ50が「蓄電手段」に相当し、回転位置検出センサ43により検出されたモータMG1の回転子の回転位置に基づいてモータMG1の回転数を演算するモータECU40が「回転状態検出手段」に相当し、モータECU40により実行される図示しない相短絡異常検出ルーチンにより電流センサ45U,45V,45Wからの相電流に基づいてモータMG1の三相コイルの一相が短絡する異常を検出する図示しない相短絡異常検出ルーチンを実行するモータECU40が「相短絡異常検出手段」に相当し、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて要求トルクTr*を設定する図3の相短絡異常時駆動制御ルーチンのステップS110の処理を実行するハイブリッド用電子制御ユニット70が「要求駆動力設定手段」に相当し、相短絡異常が検出されてエンジン22が停止しているときに、モータMG1の回転数Nm1が判定用回転数N1ref未満であるときにはインバータ41が三相短絡するようモータECU40に指示信号を送信して要求トルクTr*に基づくトルクが駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG2のトルク指令Tm2*を設定するとともにエンジン22の停止継続指示をエンジンECU24を送信するステップS110〜S170の処理やモータMG1の回転数Nm1が判定用回転数Nref以上であるときにはモータMG1の回転に伴って生じる逆起電圧トルクをキャンセルするためのキャンセルトルクがモータMG1から出力されるようモータMG1のトルク指令Tm1*を設定してモータECU40に送信して要求トルクTr*に基づくトルクが駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG2のトルク指令Tm2*を設定するとともにエンジン22の停止継続指示をエンジンECU24を送信するステップS110,S180〜S220,S170の処理を実行するハイブリッド用電子制御ユニット70とエンジン22の運転停止が継続されるようエンジン22を制御するエンジンECU24と三相短絡するようインバータ41を制御したり相短絡異常が生じていない他の相による二相制御によりトルク指令Tm1*に基づいてインバータ41を制御したりトルク指令Tm2*に基づいてインバータ42を制御するモータECU40とが「相短絡異常時制御手段」に相当する。
ここで、「内燃機関」としては、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関に限定されるものではなく、水素エンジンなど如何なるタイプの内燃機関であっても構わない。「発電機」としては、同期発電電動機として構成されたモータMG1に限定されるものではなく、誘導電動機など、動力を入出力可能なものであれば如何なるタイプの電動機であっても構わない。「3軸式動力入出力手段」としては、上述の動力分配統合機構30に限定されるものではなく、ダブルピニオン式の遊星歯車機構を用いるものや複数の遊星歯車機構を組み合わせて4以上の軸に接続されるものやデファレンシャルギヤのように遊星歯車とは異なる差動作用を有するものなど、内燃機関の出力軸と車軸に接続された駆動軸と発電機の回転軸との3軸に接続され3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力するするものであれば如何なるものとしても構わない。「電動機」としては、同期発電電動機として構成されたモータMG2に限定されるものではなく、誘導電動機など、駆動軸に動力を入出力可能なものであれば如何なるタイプの電動機であっても構わない。「第1インバータ回路」としては、インバータ41に限定されるものではなく、発電機を駆動するものであれば如何なるものとしても構わない。「第2インバータ回路」としては、インバータ42に限定されるものではなく、電動機を駆動するものであれば如何なるものとしても構わない。「蓄電手段」としては、二次電池としてのバッテリ50に限定されるものではなく、キャパシタなど、第1インバータ回路および第2インバータ回路を介して発電機および電動機と電力のやりとりが可能なものであれば如何なるものとしても構わない。「回転状態検出手段」は、回転位置検出センサ43により検出されたモータMG1の回転子の回転位置に基づいてモータMG1の回転数を演算するモータECU40に限定されるものではなく、図示しないクランクポジションセンサからの信号に基づいてエンジン22の回転数を演算するエンジンECU24など、内燃機関の回転状態または発電機の回転状態を検出するものであれば如何なるものとしても構わない。「相短絡異常検出手段」としては、電流センサ45U,45V,45Wからの相電流に基づいてモータMG1の三相コイルの一相が短絡する異常を検出する図示しない相短絡異常検出ルーチンを実行するハイブリッド用電子制御ユニット70に限定されるものではなく、第1インバータ回路の一部の相が短絡する相短絡異常を検出するものであれば如何なるものとしても構わない。「要求駆動力設定手段」としては、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて要求トルクTr*を設定するものに限定されるものではなく、アクセル開度Accだけに基づいて要求トルクを設定するものや走行経路が予め設定されているものにあっては走行経路における走行位置に基づいて要求トルクを設定するものなど、走行に要求される要求駆動力を設定するものであれば如何なるものとしても構わない。「相短絡異常時制御手段」としては、ハイブリッド用電子制御ユニット70とエンジンECU24とモータECU40とからなる組み合わせに限定されるものではなく単一の電子制御ユニットにより構成されるなどとしてもよい。また、「相短絡異常時制御手段」としては、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて要求トルクTr*を設定する図3の相短絡異常時駆動制御ルーチンのステップS110の処理を実行するハイブリッド用電子制御ユニット70が「要求駆動力設定手段」に相当し、相短絡異常が検出されてエンジン22が停止しているときに、モータMG1の回転数Nm1が判定用回転数N1ref未満であるときにはインバータ41が三相短絡するようインバータ41を制御すると共にエンジン22の運転を停止して要求トルクTr*に基づくトルクが駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力されるようエンジン22やモータMG2を制御すると共にモータMG1の回転数Nm1が判定用回転数Nref以上であるときにはモータMG1の回転に伴って生じる逆起電圧トルクをキャンセルするためのキャンセルトルクがモータMG1から出力されるようモータMG1を制御してエンジン22の運転を停止して要求トルクTr*に基づくトルクが駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力されるようエンジン22とモータMG2とを制御するものに限定されるものではなく、相短絡異常検出手段により相短絡異常が検出されたとき、内燃機関と第2インバータ回路に対しては内燃機関の運転を停止して設定された要求駆動力に基づく駆動力を電動機から出力しながら走行するよう制御し、第1インバータ回路に対しては回転状態検出手段により検出された回転状態が内燃機関の回転数が共振回転数帯域に至る所定の回転状態でないときには第1インバータ回路の全ての相が短絡するよう制御すると共に回転状態検出手段により検出された回転状態が所定の回転状態であるときには相短絡異常検出手段により相短絡異常が検出されていない他の相を用いた制御により内燃機関の回転数を共振回転数帯より低くするための回転数抑制トルクが発電機から出力されるよう制御するものであれば如何なるものとしても構わない。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、車両の製造産業などに利用可能である。
本発明の一実施例であるハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 モータMG1,MG2を中心とした電気駆動系の構成の概略を示す構成図である。 実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される相短絡異常時駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 要求トルク設定用マップの一例を示す説明図である。 エンジン22の運転を停止してモータMG2からの動力で走行しているときにモータMG1の三相全てが短絡するようインバータ41を制御したときに生じる逆起電圧トルクを動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図を用いて説明した説明図である。 モータMG1の三相全てが短絡するようインバータ41を制御したときのモータMG1の回転数Nm1と逆起電圧トルクとの関係の一例を示す説明図である。 エンジン22の運転を停止してモータMG1,MG2からトルクを出力している状態で走行しているときの動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図の一例を示す説明図である。 一相短絡時逆起電圧マップの一例を示す。 変形例のハイブリッド自動車120の構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
20,120 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、24a CPU、24b ROM、24c RAM、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、32a リングギヤ軸、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、35 減速ギヤ、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、45U,45V,45W,46U,46V,46W 電流センサ、50 バッテリ、51 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、60 ギヤ機構、62 デファレンシャルギヤ、63a,63b 駆動輪、64a,64b 車輪、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、MG1,MG2 モータ、D1〜D12 ダイオード、T1〜T12 トランジスタ。

Claims (6)

  1. 内燃機関と、動力を入出力可能な発電機と、前記内燃機関の出力軸と車軸に接続された駆動軸と前記発電機の回転軸との3軸に接続され該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、前記駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、前記発電機を駆動する第1インバータ回路と、前記電動機を駆動する第2インバータ回路と、前記第1インバータ回路および前記第2インバータ回路を介して前記発電機および前記電動機と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、を備える車両であって、
    前記内燃機関の回転状態または前記発電機の回転状態を検出する回転状態検出手段と、
    前記第1インバータ回路の一部の相が短絡する相短絡異常を検出する相短絡異常検出手段と、
    走行に要求される要求駆動力を設定する要求駆動力設定手段と、
    前記相短絡異常検出手段により相短絡異常が検出されたとき、前記内燃機関と前記第2インバータ回路に対しては前記内燃機関の運転を停止して前記設定された要求駆動力に基づく駆動力を前記電動機から出力しながら走行するよう制御し、前記第1インバータ回路に対しては前記回転状態検出手段により検出された回転状態が前記内燃機関の回転数が共振回転数帯域に至る所定の回転状態でないときには前記第1インバータ回路の全ての相が短絡するよう制御すると共に前記回転状態検出手段により検出された回転状態が前記所定の回転状態であるときには前記相短絡異常検出手段により相短絡異常が検出されていない他の相を用いた制御により前記内燃機関の回転数を前記共振回転数帯より低くするための回転数抑制トルクが前記発電機から出力されるよう制御する相短絡異常時制御手段と、
    を備える車両。
  2. 請求項1記載の車両であって、
    前記回転状態検出手段は、前記発電機の回転数を検出する手段であり、
    前記相短絡異常時制御手段は、前記第1インバータ回路に対しては前記検出された発電機の回転数が所定回転数を超えたときを前記回転状態検出手段により検出された回転状態が前記所定の回転状態であるときとして制御する手段である
    車両。
  3. 請求項1記載の車両であって、
    前記回転状態検出手段は、前記内燃機関の回転数を検出する手段であり、
    前記相短絡異常時制御手段は、前記第1インバータ回路に対しては前記検出された内燃機関の回転数が前記共振回転数帯域より低い所定回転数以上であるときを前記回転状態検出手段により検出された回転状態が前記所定の回転状態であるときとして制御する手段である
    車両。
  4. 前記相短絡異常時制御手段は、前記発電機の回転に伴って生じる逆起電圧によるトルクをキャンセルするキャンセルトルクを前記回転数抑制トルクであるものとして制御する手段である請求項1ないし3のいずれか1つの請求項に記載の車両。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1つの請求項に記載の車両であって、
    前記発電機は、三相交流発電機であり、
    前記相短絡異常検出手段は、前記発電機の各相を流れる相電流に基づいて一相の短絡を検出する手段であり、
    前記相短絡異常時制御手段は、前記第1インバータ回路に対しては前記回転状態検出手段により検出された回転状態が前記所定の回転状態であるときに前記相短絡異常検出手段により相短絡異常が検出されていない二相を用いて制御する手段である
    車両。
  6. 内燃機関と、動力を入出力可能な発電機と、前記内燃機関の出力軸と車軸に接続された駆動軸と前記発電機の回転軸との3軸に接続され該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、前記駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、前記発電機を駆動する第1インバータ回路と、前記電動機を駆動する第2インバータ回路と、前記第1インバータ回路および前記第2インバータ回路を介して前記発電機および前記電動機と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、を備える車両の制御方法であって、
    前記第1インバータ回路の一部の相が短絡する相短絡異常が生じたとき、前記内燃機関と前記第2インバータ回路に対しては前記内燃機関の運転を停止して走行に要求される要求駆動力に基づく駆動力を前記電動機から出力しながら走行するよう制御し、前記第1インバータ回路に対しては前記内燃機関の回転状態または前記発電機の回転状態が前記内燃機関の回転数が共振回転数帯域に至る所定の回転状態でないときには前記第1インバータ回路の全ての相が短絡するよう制御すると共に前記内燃機関の回転状態または前記発電機の回転状態が前記内燃機関の回転数が共振回転数帯域に至る所定の回転状態であるときには前記相短絡異常が生じていない他の相を用いた制御により前記内燃機関の回転数を前記共振回転数帯より低くするための回転数抑制トルクが前記発電機から出力されるよう制御する、
    ことを特徴とする車両の制御方法。
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