JP2009217636A - 指定商品案内装置、指定商品案内方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

指定商品案内装置、指定商品案内方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】顧客が注目している商品の登録の解除を従来よりも容易に行うことができるようにする。
【解決手段】顧客が指定した商品である指定商品の案内を行う商品等案内システムに、指定商品を示す指定商品識別子を記憶する注目商品記憶部214と、注目商品記憶部214に記憶されている指定商品識別子に示される指定商品を顧客に対して案内するための処理を行う入場時商品案内処理部204と、顧客が購入した商品である購入商品を示す購入商品識別子を入力するPOSレジスタと、入力された購入商品識別子に係る購入商品と同一の指定商品の指定商品識別子を注目商品記憶部214から削除する商品登録削除部202と、を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、顧客に対して商品の案内を行う装置および方法などに関する。
ショッピングモールや百貨店のような大型のショッピングセンタでは、買物客は、希望する商品が置いてある場所を探すのに苦労することがある。そこで、特許文献1に記載されるような方法が提案されている。
この方法によると、利用者携帯端末から買い物管理装置に対して予め利用者が自分の欲しい購入予定の商品情報を指定して買い物管理装置側に登録しておく。買い物管理装置は、利用者携帯端末の位置情報を取得し、利用者が当該商品を販売している店舗に近づいた時、その旨を利用者携帯端末に対して案内通知する。
また、特許文献2には、次のような方法が開示されている。顧客の来場前に顧客の希望商品情報を登録しておき、顧客が来場すると直ちに、受付端末に、顧客を所定の場所に誘導する画像を表示・印刷させる。
特開2005−149053号公報 特開2002−175465号公報
ところで、商品に対する顧客(利用者)の注目は、時間が経つと変化する。しかし、特許文献1に記載される方法では、買い物管理装置に商品情報を登録すると、これを解除しない限り、店舗に近づくたびに、案内通知がなされる。よって、顧客は、興味がなくなった商品の商品情報について、削除する手続を逐一取らなければ、案内通知がなされて煩わしいと思うことがある。特許文献2に記載される方法を用いる場合も、同様である。
本発明は、このような問題点に鑑み、お気に入りの商品または購入予定の商品など顧客が注目している商品の登録の解除を従来よりも容易に行うことができるようにすることを、目的とする。
本発明の一実施形態に係る指定商品案内装置は、顧客が指定した商品である指定商品の案内を当該顧客に対して行う指定商品案内装置であって、前記指定商品を識別するための指定商品識別子を記憶する指定商品識別子記憶手段と、前記指定商品識別子記憶手段に記憶された前記指定商品識別子に対応する前記指定商品の情報を前記顧客に対して提示する案内処理手段と、前記顧客が購入した商品である購入商品を識別するための購入商品識別子を入力する購入商品識別子入力手段と、前記購入商品識別子入力手段によって入力された前記購入商品識別子に係る前記購入商品と同一の前記指定商品の前記指定商品識別子が前記指定商品識別子記憶手段に含まれるか否かを検出する指定商品検出手段と、前記指定商品検出手段にて検出された前記指定商品識別子を前記指定商品識別子記憶手段から削除する指定商品識別子削除手段と、を有する。
好ましくは、前記指定商品の陳列場所における前記顧客の滞留時間を検出する滞留時間検出手段を備え、前記指定商品識別子削除手段は、前記滞留時間検出手段にて、前記指定商品の陳列場所に前記顧客が所定の時間よりも長く滞留したと検出された場合は、当該指定商品を当該顧客が購入したか否かに関わらず当該指定商品の前記指定商品識別子を前記指定商品識別子記憶手段から削除する。
または、前記指定商品の陳列場所における前記顧客の滞留時間を検出する滞留時間検出手段を備え、前記指定商品識別子削除手段は、前記指定商品の陳列場所に前記顧客が所定の時間よりも長く滞留した場合は、当該指定商品の前記指定商品識別子を削除してもよいか否かを当該顧客に問い合わせ、削除してもよい旨の回答が得られれば、当該指定商品を当該顧客が購入したか否かに関わらず当該指定商品識別子を前記指定商品識別子記憶手段から削除する。
または、前記指定商品識別子削除手段は、前記購入商品識別子入力手段によって入力された前記購入商品識別子に係る前記購入商品と類似する前記指定商品の前記指定商品識別子をも前記指定商品識別子記憶手段から削除する。
本発明の他の実施形態に係る指定商品案内装置は、顧客が指定した商品である指定商品の案内を当該顧客に対して行う指定商品案内装置であって、前記指定商品を識別するための指定商品識別子を記憶する指定商品識別子記憶手段と、前記指定商品識別子記憶手段に記憶された前記指定商品識別子に対応する前記指定商品の情報を前記顧客に対して提示するための処理を行う案内処理手段と、前記指定商品の陳列場所における前記顧客の滞留時間を検出する滞留時間検出手段を備え、前記滞留時間検出手段にて、前記指定商品の陳列場所に、前記顧客が第一の時間よりも長く、かつ、当該第一の時間よりも長い時間である第二の時間よりも短く、滞留したとされた場合に、当該指定商品の前記指定商品識別子を前記指定商品識別子記憶手段から削除する、指定商品識別子削除手段と、を有する。
好ましくは、前記指定商品識別子削除手段は、前記顧客が前記指定商品の前記陳列場所に前記第二の時間よりも長く滞留した場合は、当該指定商品の前記指定商品識別子を削除してもよいか否かを当該顧客に問い合わせ、削除してもよい旨の回答が得られれば、当該指定商品識別子を前記指定商品識別子記憶手段から削除する。
なお、前記陳列場所とは、例えば、前記商品の陳列されている店舗(テナント)またはエリアなどを意味する。
お気に入りの商品または購入予定の商品など顧客が注目している商品の登録の解除を従来よりも容易に行うことができる。
図1は商品等案内システム1の全体的な構成の例を示す図、図2は管理サーバ2のハードウェア構成の例を示す図、図3は管理サーバ2の機能的構成の例を示す図である。
図1に示すように、商品等案内システム1は、管理サーバ2、複数台の店頭端末3、複数台のPOS(Point of Sales)レジスタ4、複数台のRFID(Radio Frequency Identification)リーダ5、複数台の無線基地局7、および複数の電子棚札6などによって構成される。
商品等案内システム1は、様々な商品を販売しまたはサービスを提供する施設、例えばショッピングモール、百貨店、またはスーパマーケットなどに設けられている。そして、入場者が所望する商品が陳列されている場所またはサービスが提供される場所を案内する処理、入場者が買い忘れている商品を通知する処理、および広告の電子メールを配信する処理など、商品およびサービスに関する案内の処理を行う。
以下、複数の店舗SH(SH01、SH02、…、SH13)がテナントとして入居しているショッピングモールX(図11参照)に商品等案内システム1が設けられている場合を例に、説明する。
ショッピングモールXでは、いわゆる会員制度を設けている。この制度に加入した顧客(加入者、会員)は、上述の種々の形態の案内を受けることができる。また、会員には、ユニークな会員コードが割り当てられる。そして、この会員コードを記録したICカードが貸与される。以下、このICカードを「会員カード8」と記載する。
管理サーバ2は、データを一元的に管理しまたは店頭端末3および電子棚札6を制御するなど、上述の種々の形態の案内のための統括的な処理を行う。
管理サーバ2は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)20a、RAM(Random Access Memory)20b、ROM(Read Only Memory)20c、ハードディスク20d、NIC(Network Interface Card)20e、無線通信回路20f、その他種々の回路によって構成されている。
無線通信回路20fは、いわゆる無線LANのための装置であって、無線LANの基地局である無線基地局7を介して店頭端末3、POSレジスタ4、RFIDリーダ5、および電子棚札6と通信を行うために用いられる。そのほか、管理サーバ2は、管理者のパーソナルコンピュータ(以下、「管理者端末TK」と記載する。)と接続可能である。
NIC20eは、インターネットまたは公衆回線などを介して顧客のパーソナルコンピュータまたは携帯電話端末(以下、「顧客端末TR」と記載する。)と通信を行うために用いられる。店頭端末3、POSレジスタ4、およびRFIDリーダ5との通信も、無線通信回路20fの代わりにNIC20eによって行ってもよい。
ハードディスク20dまたはROM20cには、図3に示す注目商品登録処理部201、商品登録削除部202、滞留判別部203、入場時商品案内処理部204、買物中商品案内処理部205、退場時商品案内処理部206、滞留ログ集計処理部207、広告メール配信部208、会員属性記憶部211、商品属性記憶部212、関連商品群記憶部213、注目商品記憶部214、館内地図情報記憶部215、および入場者行動ログ記憶部216などを実現するためのプログラムおよびデータがインストールされている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAM20bにロードされ、CPU20aによってプログラムが実行される。
店頭端末3は、ショッピングモールXの出入口に設置されており、会員がショッピングモールXに入場する際およびショッピングモールXから退場する際に主に使用される。店頭端末3は、管理サーバ2から送信されてくるデータに基づいて、会員が注目している商品の場所を表示したり、会員が買い忘れている商品を表示したりする。
店頭端末3として、タッチパネル方式のディスプレイおよびRFID方式のカードリーダを備えたパーソナルコンピュータが用いられる。または、富士通ゼネラル社のUBWALL(登録商標)のような専用機を用いてもよい。
POSレジスタ4は、POS用の端末装置であって、1つの店舗SHごとに少なくとも1台ずつ設置されている。POSレジスタ4として、従来のPOSレジスタが用いられる。ただし、入場者が買物をした場合およびサービスを受けた場合に管理サーバ2に対して報告を行うプログラムまたはハードウェアが追加されている。
RFIDリーダ5は、RFID方式のカードリーダであって、基本的に1つの店舗SHごとに1台ずつ設置されている。RFIDリーダ5が発信する電波の強さは、それが設置されている店舗SHの全体に届く程度に調整されている。つまり、その店舗SHの中にいる人が持っているICカードの読取りはできるが、外にいる人が持っているICカードの読取りはできないように、調整されている。RFIDリーダ5には、それの設置場所である店舗SHの識別子が記憶されている。以下、このRFIDリーダ5に記憶されている店舗SHの識別子を「設置場所識別子」と記載する。
または、店舗SHの中を複数のエリアに分割し、1つのエリアごとに1台のRFIDリーダ5が設置されている場合もある。この場合は、RFIDリーダ5の電波の強さは、そのエリアの中にいる人が持っているICカードの読取りはできるが、外にいる人が持っているICカードの読取りはできないように、調整されている。この場合のRFIDリーダ5には、店舗SHの識別子に加えて、そのエリアの識別子も、記憶されている。このRFIDリーダ5に記憶されている店舗SHの識別子およびエリアの識別子の組合せも、「設置場所識別子」と記載する。つまり、設置場所識別子は、店舗SHの識別子のみからなる場合もあれば、店舗SHの識別子およびエリアの識別子の組合せからなる場合もある。
電子棚札6は、店舗SHに入った入場者に対して商品が陳列されている位置またはサービスを受ける位置を知らせるメッセージなどを表示する表示装置であって、店舗SHの中の、これらの位置ごとに設けられている。電子棚札6は、陳列用の棚の枠ごとに設けられていることもあれば、壁に付けられていることもある。商品が大きい場合は、その商品に付けられていることもある。
電子棚札6として、下記の公知技術文献1に記載されるような、無線によって画像の書換えが可能なカラー電子ペーパーが用いられる。
〔公知技術文献1〕 ”カラー電子ペーパー”,URL:http://jp.fujitsu.com/group/labs/downloads/business/activities/activities-4/fujitsu-labs-iodev-005.pdf,2008年2月19日検索
または、電子棚札6として電光掲示板を用いてもよい。
無線基地局7は、上述の通り、無線LANの基地局である。ショッピングモールX全体で通信ができるように、複数台の無線基地局7がショッピングモールX内に分散されて設置されている。また、電子棚札6に応じた周波数の電波をも発信する。
図4は会員データテーブルTLAの例を示す図、図5は商品案内用情報テーブルTLBの例を示す図、図6は関連商品テーブルTLDの例を示す図、図7はグループテーブルTLEの例を示す図、図8は嗜好商品テーブルTLFの例を示す図、図9は購入予定商品テーブルTLGの例を示す図、図10は商品選択画面HG1の例を示す図、図11はショッピングモールXの全体の館内地図の例、図12は店舗SH07の中の館内地図の例、図13は滞留ログテーブルTLHの例を示す図、図14は買物ログテーブルTLIの例を示す図、図15および図16は注目商品画面HG2の例を示す図、図17は注目商品画面HG3の例を示す図、図18は電子棚札6における表示の例を示す図、図19は退場時案内画面HG4の例を示す図、図20は注意喚起画面HG5の例を示す図、図21はレシートRTの例を示す図、図22は滞留判定時間TU、基準滞留時間TSの設定の例を示す図である。
次に、図3に示す管理サーバ2の各部、店頭端末3、POSレジスタ4、RFIDリーダ5、および電子棚札6の処理内容および機能について、詳細に説明する。
図3において、管理サーバ2の会員属性記憶部211は、会員データテーブルTLAを記憶する。会員データテーブルTLAには、図4に示すように、会員ごとの会員データ属性DTAが格納されている。会員データ属性DTAには、会員の会員コード、氏名、住所、性別、年代、電子メールアドレス、および携帯電話番号など、会員個人の属性に関する情報が示されている。そのほか、会員が獲得したポイント(いわゆるサービスポイント)の値が示されている。
会員になることを希望する者は、ショッピングモールXの担当者にその旨を申し出る。この際に、氏名および住所などの上記の属性の内容を伝える。担当者が管理者端末TKにその内容を入力し所定のコマンドを入力すると、管理者端末TKは、入力された内容を管理サーバ2に通知する。そして、会員属性記憶部211は、ユニークな会員コードを発行し、通知された内容および発行した会員コードを示す会員データ属性DTAを生成し、会員データテーブルTLAに格納する。担当者は、発行した会員コードを記録した会員カード8を、その希望者に渡す。
図3の商品属性記憶部212は、ショッピングモールXの中のいずれかの店舗SHで取り扱われている商品またはサービスに関する情報を示すデータを記憶している。具体的には、商品案内用情報テーブルTLBおよび価格テーブルTLCのほか、各商品の画像の画像データおよび各サービスを提供するときの様子を写した画像の画像データなどを記憶している。
商品案内用情報テーブルTLBには、図5に示すように、商品またはサービスごとの商品案内用データDTBが格納されている。
商品案内用データDTBには、その商品またはサービスの識別用のコード(以下、「商品コード」と記載する。)、商品またはサービスの名称(以下、「商品名」と記載する。)、および画像データの保存場所が示されている。
さらに、商品の商品案内用データDTBの場合は、その商品を取り扱う店舗SHの識別子およびその商品が陳列されている位置に付されている電子棚札6の識別子(棚札コード)が示される。また、その店舗SHが複数のエリアに分かれている場合は、その商品が陳列されているエリアの識別子(エリア識別子)も一緒に示される。
または、サービスの商品案内用データDTBの場合は、そのサービスを提供する店舗SHの識別子およびそのサービスを申し込む場所(例えば、受付カウンタ)に付されている電子棚札6の棚札コードが示される。また、その店舗SHが複数のエリアに分かれている場合は、そのサービスを申し込む場所の属するエリアのエリア識別子も一緒に示される。
価格テーブルTLCには、商品およびサービスごとに、その価格を示す価格データDTCが格納されている。
店舗SHの店員は、新たな商品またはサービスの取扱いを開始するごとに、その商品またはサービスの画像データを用意し上記の事項の内容を入力する。商品属性記憶部212は、この画像データを記憶するとともに、入力された内容を示す商品案内用データDTBおよび価格データDTCを生成し、商品案内用情報テーブルTLBおよび価格テーブルTLCに格納する。
図3の関連商品群記憶部213は、関連商品テーブルTLDを記憶する。関連商品テーブルTLDには、図6に示すように、互いに関連する複数の商品またはサービス同士からなるグループごとの関連商品データDTDが格納されている。
本実施形態では、「類似商品群」、「シリーズ商品群」、「付属商品群」、および「相関関係大群」という4つのタイプのグループが定義されている。
「類似商品群」は、用途が同一でありまたは類似する商品またはサービスからなるグループのタイプである。「シリーズ商品群」は、仕様の変更などが逐次(例えば、季節ごとに、1年ごとに、または数年ごとに)行われながら販売されまたは提供される一連の商品またはサービス、つまり、いわゆるシリーズ物からなるグループのタイプである。「付属商品群」は、「携帯型ゲーム機」と「電池」、「照明機器」と「蛍光灯」、または「インクジェットプリンタ」と「インク」のような、ある商品とそれに付属して使用する消耗品などのグループのタイプである。
「相関関係大群」は、上記の3つ以外の何らかの関連性がある商品からなるグループのタイプである。例えば、「土鍋」と「カセット式のコンロ」、「スキー旅行」と「スキー板」、または「マッサージ」と「膏薬」、のような組合せの商品またはサービスが、このタイプに該当する。
各タイプには、ユニークな関連コードが割り当てられている。関連商品群記憶部213は、図7のような、各タイプの関連コードを示すグループテーブルTLEを記憶している。
各店舗SHの店員は、自らが取り扱う商品およびサービスを任意にグループ化することができる。1つの商品またはサービスを複数のグループに所属させることもできる。
図6の関連商品データDTDにおいて、「商品コード」は、そのグループに属する商品およびサービスそれぞれの商品コードを示す。「関連コード」は、そのグループのタイプの関連コードを示す。
図3の注目商品記憶部214は、会員が注目している商品およびサービスを示すデータを記憶する。具体的には、1人の会員ごとに1組ずつの嗜好商品テーブルTLFおよび購入予定商品テーブルTLGを記憶する。
嗜好商品テーブルTLFには、図8に示すように、その会員のお気に入りの商品およびサービスごとの嗜好商品データDTFが格納されている。
嗜好商品データDTFには、その会員の会員コード、その商品またはサービスの商品コードおよび商品名、およびこの嗜好商品データDTFが注目商品記憶部214に格納された日付(登録日)が示される。その他のフィールド(項目)の情報については、後に説明する。
一方、購入予定商品テーブルTLGには、図9に示すように、その会員が購入する予定である商品および受ける予定であるサービスごとの購入予定商品データDTGが格納されている。
購入予定商品データDTGには、その会員の会員コード、その商品またはサービスの商品コードおよび商品名、およびこの購入予定商品データDTGが注目商品記憶部214に格納された日付(登録日)が示される。その他のフィールド(項目)の情報については、後に説明する。
嗜好商品データDTFおよび購入予定商品データDTGは、注目商品登録処理部201によって生成され注目商品記憶部214に記憶(登録)される。ここで、注目商品登録処理部201について説明する。
会員は、自分の顧客端末TRに所定のコマンドを入力する。すると、その顧客端末TRは、管理サーバ2にアクセスする。
注目商品登録処理部201は、商品案内用情報テーブルTLBに登録されている商品およびサービスのリスト(以下、「全商品リストLT0」と記載する。)を示す一覧データをその顧客端末TRに送信する。顧客端末TRは、この一覧データに基づいて、図10のような、全商品リストLT0を含む商品選択画面HG1を表示する。この時点では、選択リストLT11、LT12には、商品およびサービスは1つも示されていない。
会員は、全商品リストLT0の中から、自分のお気に入りの商品またはサービスを探し、その行をクリックしてから追加ボタンBN11をクリックする。すると、その商品またはサービスが選択リストLT11に追加される。または、購入する予定の商品または受ける予定のサービスを探し、その行をクリックしてから追加ボタンBN12をクリックする。すると、その商品またはサービスが選択リストLT12に追加される。
そして、会員は、選択が終わったら、登録ボタンBN13をクリックする。すると、顧客端末TRは、選択リストLT11に追加された商品およびサービスとその会員の会員コードとを示す追加嗜好商品データPT1を管理サーバ2に送信する。さらに、選択リストLT12に追加された商品およびサービスとその会員の会員コードとを示す購入予定商品データPT2を管理サーバ2に送信する。
注目商品登録処理部201は、追加嗜好商品データPT1を受信すると、それに示される商品およびサービスごとの嗜好商品データDTFを生成し、その会員の嗜好商品テーブルTLFに格納する。また、購入予定商品データPT2を受信すると、それに示される商品およびサービスごとの購入予定商品データDTGを生成し、その会員の購入予定商品テーブルTLGに格納する。なお、格納した時点では、嗜好商品データDTFおよび購入予定商品データDTGの「行動特性コード」、「滞留測定日」、および「滞留時間」の各フィールドには、何も示されない。
図3の館内地図情報記憶部215は、ショッピングモールXの地図のデータ記憶する。具体的には、図11のようなショッピングモールX全体の館内地図(フロアマップ)の画像データGM1と、その館内地図上における各店舗SHの位置および店頭端末3の位置を示す店舗位置データPD1とを記憶する。さらに、複数のエリアを有する店舗SHについては、図12のようなその店舗SHの中の館内地図の画像データGM2と、その館内地図上における各エリアの位置を示すエリア位置データPD2とを記憶する。
入場者行動ログ記憶部216は、会員である入場者ごとの、ショッピングモールXの中での行動を示すデータを記憶する。具体的には、会員である入場者ごとに滞留ログテーブルTLHおよび買物ログテーブルTLIを1組ずつ記憶する。
滞留ログテーブルTLHには、図13のように、会員がどの場所にどれくらいの時間立ち寄ったかを示す滞留実績データDTHが記録(格納)される。なお、入場前の会員の滞留ログテーブルTLHには、滞留実績データDTHは1つも格納されていない。
滞留実績データDTHは、入場者行動ログ記憶部216が滞留判別部203、店頭端末3、およびRFIDリーダ5と連携して処理を行うことによって、生成される。ここで、ある会員UxがショッピングモールXに入場した場合のログを収集する場合を例に、入場者行動ログ記憶部216、滞留判別部203、店頭端末3、およびRFIDリーダ5の処理の内容を説明する。
会員Uxは、ショッピングモールXに入場すると、店頭端末3を操作することによって、自分のお気に入りまたは購入予定の商品およびその陳列位置などを確認することができる。なお、確認のための操作および処理については、後述する。この際に、会員Uxは、自分の会員カード8を店頭端末3にセットする。
すると、店頭端末3は、その会員カード8に記録されている会員コードを読み取り、その会員コード、現在の時刻、および入場の旨を示す入場通知データAC1を管理サーバ2に送信する。
そして、会員Uxが所定のコマンドを入力して店頭端末3の使用を終了すると、店頭端末3は、その会員コード、現在の時刻、および使用の終了の旨を示すショッピング開始通知データAC2を管理サーバ2に送信する。
管理サーバ2において、入場通知データAC1およびショッピング開始通知データAC2が受信されると、入場者行動ログ記憶部216は、新たな滞留実績データDTHを生成し、入場通知データAC1およびショッピング開始通知データAC2に示される会員コードの会員(ここでは、会員Ux)の滞留ログテーブルTLHに格納する。この滞留実績データDTHの「会員コード」には、その会員コードが示される。「滞留場所」には、その店頭端末3の識別子またはその店頭端末3の設置場所の識別子が示される。「検知開始時刻」には入場通知データAC1に示される時刻が示され、「検知終了時刻」にはショッピング開始通知データAC2に示される時刻が示される。「滞留時間」には、検知終了時刻と検知開始時刻との差、つまり、店頭端末3の場所に居た(滞留した)時間が、示される。
会員Uxは、店頭端末3の操作を終了すると、ショッピングモールXの中でショッピングを開始する。そして、適宜、店頭端末3で確認したお気に入りまたは購入予定の商品などを取り扱う店舗SHに行く。
会員UxがショッピングモールXの中にいる間、各RFIDリーダ5は、会員Uxの持っている会員カード8を検知し、管理サーバ2に対して報告を行う。
具体的には、RFIDリーダ5は、定期的に(例えば、数秒ごとに)、電波を発信している。複数のエリアに分割されていない店舗SHに会員Uxが入店すると、会員Uxの会員カード8にそのRFIDリーダ5の電波が届く。すると、その会員カード8は、自らに記録されている会員コード(つまり、会員Uxの会員コード)を発信する。そして、RFIDリーダ5は、その会員コードを受信し、その会員コード、現在の日時、そのRFIDリーダ5の設置場所識別子、および検知の旨を示す検知データAC3を管理サーバ2に送信する。
また、会員Uxがその店舗SHにいる間、RFIDリーダ5は、上述の方法で、会員Uxの会員カード8から会員コードを読み取って検知データAC3を管理サーバ2に送信する。
管理サーバ2には、このようにして、各RFIDリーダ5から検知データAC3が次々に送信されてくる。ところで、ショッピングモールXへの入場者は、店舗SHに滞留(滞在)することもあれば、滞留することなく素通りする場合もある。どちらの場合にも、RFIDリーダ5は、その入場者の会員カード8を検知し検知データAC3を管理サーバ2に送信する。または、RFIDリーダ5が発信する電波の強さによっては、店舗SHの出入口の付近を通過しただけであるにも関わらず、会員カード8を検知し検知データAC3を送信してしまうこともある。
そこで、滞留判別部203は、各RFIDリーダ5から次々に送信されてくる検知データAC3に基づいて、次のような方法で、会員Uxが同一の店舗SHに滞留したか否かを判別する。
もしも、会員Uxが同一の店舗SHに滞留したならば、RFIDリーダ5の電波の発信の間隔と同じ間隔で相当の時間、会員Uxの会員コードおよび同一の設置場所識別子を示す検知データAC3が次々に送信されてくるはずである。そこで、滞留判別部203は、この間隔で送信されてきた、会員Uxの会員コードおよび同一の設置場所識別子を示す検知データAC3を選出する。そして、これらの検知データAC3のうちの最初に送信されてきたものに示される時刻と最後に送信されてきたものの時刻との差が所定の長さの滞留判定時間TU以上である場合は、会員Uxがその設置場所識別子に係る店舗SHに滞留したと判別する。滞留判定時間TU未満である場合は、その店舗SHには滞留しなかったと判別する。
この滞留判定時間TUは、店舗SHごとに、フロアの面積または位置などに応じて個々に設定しておいてもよい。
複数のエリアに分かれている店舗SHについても同様に、滞留判別部203は、会員Uxがあるエリアに滞留したか否かを、そのエリアのRFIDリーダ5からの検知データAC3に基づいて判別する。
会員Uxがその設置場所識別子に係る店舗SHまたはエリアに滞留したと滞留判別部203によって判別されると、入場者行動ログ記憶部216は、新たな滞留実績データDTHを生成し、会員Uxの滞留ログテーブルTLHに格納する。この滞留実績データDTHの「会員コード」には、会員Uxの会員コードが示される。「滞留場所」には、その設置場所識別子が示される。「検知開始時刻」には、最初の検知データAC3に示される時刻が示される。「検知終了時刻」には、最後の検知データAC3に示される時刻が示される。「滞留時間」には、検知終了時刻と検知開始時刻との差、つまり、その設置場所識別子に係る店舗SHまたはエリアに滞留した時間が示される。
一方、買物ログテーブルTLIには、図14のように、会員が購入した商品または受けたサービスを示す購入実績データDTIが格納される。なお、入場前の会員の買物ログテーブルTLIには、購入実績データDTIは1つも格納されていない。
購入実績データDTIは、POSレジスタ4から送信されてくるデータに基づいて生成され、買物ログテーブルTLIに格納される。ここで、会員Uxが店舗SH05で商品Yを購入した場合を例に、購入実績データDTIの生成および格納の処理の内容を説明する。
会員Uxは、店舗SH05で店員に対して商品Yの購入を申し出る。店員はPOSレジスタ4に操作することによって、商品Yの売買の手続を行う。この際に、商品Yの商品コードおよび会員Uxの会員コードをPOSレジスタ4に入力する。
すると、そのPOSレジスタ4は、入力された商品コードおよび会員コードと現在の時刻とを示す購入報告データAC4を管理サーバ2に送信する。
管理サーバ2において、購入報告データAC4が受信されると、入場者行動ログ記憶部216は、新たな購入実績データDTIを生成し、その購入報告データAC4に示される会員コードの会員(ここでは、会員Ux)の買物ログテーブルTLIに格納する。この購入実績データDTIの「会員コード」、「商品コード」、および「購入時刻」には、それぞれ、その購入報告データAC4に示される会員コード、商品コード、および時刻が示される。
図3の入場時商品案内処理部204は、ショッピングモールXに入場した直後の会員に対して商品およびサービスの場所を案内する処理を、店頭端末3と連携して行う。ここで、会員UxがショッピングモールXに入場した場合を例に、入場時商品案内処理部204および店頭端末3が実行する処理について説明する。
上述の通り、会員Uxは、ショッピングモールXに入場すると、自分の会員カード8を店頭端末3にセットする。すると、その店頭端末3は、その会員カード8に記録されている会員コードを読み取り、その会員コードなどを示す入場通知データAC1を管理サーバ2に送信する。
管理サーバ2において、入場通知データAC1が受信されると、入場時商品案内処理部204は、その入場通知データAC1に示される会員コードに対応する嗜好商品テーブルTLF(図8参照)、購入予定商品テーブルTLG(図9参照)、および画像データGM1に基づいて、図15のような、それぞれのテーブルに示される商品およびサービスのリストとショッピングモールX全体の館内地図とを含む注目商品画面HG2を、その店頭端末3に表示させる。具体的には、注目商品画面HG2を表示するための画面データをその店頭端末3に送信する。なお、後述する各画面も同様に、その画面の画面データを送信することによって表示させる。
その店頭端末3が注目商品画面HG2を表示すると、会員Uxは、それらのリストの中から、陳列の場所を知りたい商品または提供の場所を知りたいサービスを選択する。その店頭端末3は、選択された商品またはサービスを管理サーバ2に通知する。
すると、入場時商品案内処理部204は、通知された商品またはサービスの商品案内用データDTB(図5参照)を呼び出す。その商品案内用データDTBに示される店舗識別子および店舗位置データPD1に基づいて、その店舗識別子に係る店舗SHの位置を特定する。そして、図16のような、特定した位置を強調した状態の注目商品画面HG2を、その店頭端末3に表示させる。
商品案内用データDTBに画像データの保存場所(画像保存場所)が示されている場合は、入場時商品案内処理部204は、それに基づいて画像データを呼び出し、その商品などの画像も注目商品画面HG2に含めておく。次に説明する注目商品画面HG3についても、同様である。
さらに、店舗SHが複数のエリアに分かれている場合は、会員Uxは、強調されたその店舗SHの位置を押すことによって、どのエリアがその商品の陳列の場所またはそのサービスの提供の場所であるかを知ることができる。すなわち、その店舗SHの位置が押されると、入場時商品案内処理部204は、呼び出した商品案内用データDTBに示されるエリア識別子およびエリア位置データPD2に基づいて、そのエリア識別子に係るエリアの位置を特定する。そして、図17のように、特定した位置を強調した状態で、その店舗SHの中の館内地図を含む注目商品画面HG3を、その店頭端末3に表示させる。
なお、会員は、入場した直後でなくても、上記のように店頭端末3を操作することによって陳列または提供の位置を確認することができる。
図3の買物中商品案内処理部205は、買物中である会員に対して商品およびサービスの場所を案内する処理を、電子棚札6と連携して行う。ここで、会員Uxが買物中である場合を例に、買物中商品案内処理部205および電子棚札6が実行する処理について説明する。
上述の通り、会員UxがショッピングモールXの中にいる間、いずれかのRFIDリーダ5が、会員Uxの会員カード8から会員Uxの会員コードを読み取る。そして、検知データAC3を管理サーバ2に送信する。
買物中商品案内処理部205は、検知データAC3が受信されると、その検知データAC3に示される会員コード(ここでは、会員Uxの会員コード)に係る嗜好商品テーブルTLFおよび購入予定商品テーブルTLGのうちの少なくともいずれか一方に、その検知データAC3に示される設置場所識別子(店舗識別子、または、店舗識別子とエリア識別子との組合せ)の場所で陳列される商品または提供されるサービスの嗜好商品データDTFまたは購入予定商品データDTGが格納されていないかどうかを、チェックする。なお、その場所は、図5の商品案内用情報テーブルTLBに格納されている各商品またはサービスの商品案内用データDTBに示されている。
そのような嗜好商品データDTFまたは購入予定商品データDTGが含まれている場合は、次のようなメッセージを電子棚札6に表示させる。
すなわち、その嗜好商品データDTFに係る商品またはサービスの電子棚札6を、その商品またはサービスの商品案内用データDTBに基づいて特定する。そして、その電子棚札6に対して、会員Uxの会員コード(その検知データAC3に示される会員コード)、その商品またはサービスの名称(その嗜好商品データDTFに示される商品名)、およびお気に入りの商品またはサービスの存在を知らせるメッセージなどを示す案内データPT4を送信する。
この案内データPT4を受信した電子棚札6は、図18(a)のように、この案内データPT4に示される事項を表示する。
この際に、会員Uxの注意を引くために、文字に色を付けて表示したり、文字または背景を点滅させたりするのが望ましい。次に説明する図18(b)の表示の場合も同様である。
または、その購入予定商品データDTGに係る商品またはサービスの電子棚札6を、その商品またはサービスの商品案内用データDTBに基づいて特定する。そして、その電子棚札6に対して、会員Uxの会員コード、その商品またはサービスの名称、および購入予定の商品またはサービスの存在を知らせるメッセージなどを示す案内データPT5を送信する。
この案内データPT5を受信した電子棚札6は、図18(b)のように、この案内データPT5に示される事項を表示する。
会員コードの代わりに、それに対応する氏名を、電子棚札6に表示させてもよい。氏名は、その会員コードに係る会員データ属性DTA(図4参照)に示されている。
なお、前述の通り、同一の会員コードおよび設置場所識別子が示される検知データAC3が連続的にRFIDリーダ5から管理サーバ2に送信されることがある。この場合は、買物中商品案内処理部205は、1つ目の検知データAC3が受信されたときにのみ、電子棚札6に案内データPT4またはPT5を送信すればよい。
退場時商品案内処理部206は、ショッピングモールXを退場しようとする会員に対して、その会員が今回の来場において購入した商品および受けたサービスのほか、購入し忘れている商品および受け忘れているサービスなどを、店頭端末3と連携して案内する。ここで、会員UxがショッピングモールXを退場しようとしている場合を例に、退場時商品案内処理部206および店頭端末3が実行する処理について説明する。
会員Uxは、退場する前に、自分の会員カード8を店頭端末3にセットする。すると、その店頭端末3は、その会員カード8に記録されている会員コードを読み取り、その会員コードなどを示す退場通知データAC5を管理サーバ2に送信する。
管理サーバ2において、退場通知データAC5が受信されると、退場時商品案内処理部206は、価格テーブルTLCおよび会員Uxの買物ログテーブルTLI(図14参照)に格納されている購入実績データDTIに基づいて、会員Uxが今回購入した商品および受けたサービスのリストを生成する。
会員Uxの購入予定商品テーブルTLGに格納されているいずれかの購入予定商品データDTGには示されているが、会員Uxの買物ログテーブルTLIに格納されているいずれの購入実績データDTIにも示されていない商品およびサービス、つまり、購入し忘れている商品および受け忘れているサービスのリストを生成する。
さらに、会員Uxの嗜好商品テーブルTLFに格納されているいずれかの嗜好商品データDTFに示されている商品またはサービスのうち、その陳列場所または提供場所に滞留していないもののリストを生成する。つまり、お気に入りであるにも関わらずチェックしていないと思われる商品およびサービスのリストを生成する。滞留の有無は、会員Uxの滞留ログテーブルTLHに基づいて特定できる。
そして、図19のような、両リストを含む退場時案内画面HG4を、その店頭端末3に表示させる。
なお、会員は、入場した直後でなくても、上記のように店頭端末3を操作することによって退場時案内画面HG4を見ることができる。
または、買い忘れの商品および受け忘れのサービスを、POSレジスタ4によって会員に知らせるようにしてもよい。この場合は、POSレジスタ4および退場時商品案内処理部206に、次のような処理を実行させる。
例えば、会員Uxが商品の購入を店員に申し出ると、前述の通り、店員は、その商品の商品コードおよび会員Uxの会員コードをPOSレジスタ4に入力する。すると、そのPOSレジスタ4は、その商品コードおよび会員コードなどを示す購入報告データAC4を管理サーバ2に送信する。
管理サーバ2において、今回の買物についての購入実績データDTIが生成され買物ログテーブルTLIに格納される。退場時商品案内処理部206は、退場時案内画面HG4を店頭端末3に表示させる場合と同様の方法で、購入し忘れている商品および受け忘れているサービスのリストLT51を生成するとともに、お気に入りであるにも関わらずチェックしていないと思われる商品およびサービスのリストLT52を生成する。そして、図20のような、リストLT51、LT52、それらの商品またはサービスの画像、買い忘れおよびチェックし忘れ思い出させるメッセージなどを配置した注意喚起画面HG5を、POSレジスタ4に表示させる。または、図21のような、同様の内容のレシートRTを印刷させる。
滞留ログ集計処理部207は、ショッピングモールXを退場した会員の滞留実績データDTH(図13参照)を集計することによって、その会員が各店舗SHまたはエリアに滞留した時間を算出する。さらに、算出した時間に基づいて、その会員が登録しているお気に入りの商品およびサービスに対する興味を、その会員が引き続き持っているか否かを推測する。以下、会員UxがショッピングモールXを退場した場合を例に、滞留ログ集計処理部207による処理の内容を説明する。
上述の通り、会員Uxは、退場する前に、自分の会員カード8を店頭端末3に読み取らせる。すると、会員Uxの会員コードを示す退場通知データAC5が管理サーバ2に送信される。
会員Uxが店頭端末3の使用を終了すると、滞留ログ集計処理部207は、退場通知データAC5に示される会員コードの会員(ここでは、会員Ux)の滞留ログテーブルTLHに格納されている各滞留実績データDTHに示される滞留時間を、店舗SHごとに集計する。ただし、複数のエリアからなる店舗SHについては、エリアごとに集計する。
そして、集計値が所定の時間TSよりも長い所定の時間(以下、「基準滞留時間TS」と記載する。)以上であった店舗SH(複数のエリアからなる店舗SHの場合は、エリア)については、そこで陳列されている商品および提供されているサービスに対する興味を引き続き持っていると推測(判別)する。基準滞留時間TS未満であった店舗SH(またはエリア)については、そこで陳列されている商品および提供されているサービスに対する興味をもはや持っていないと推測(判別)する。
会員Uxのお気に入りの商品およびサービスのうちの興味を持っていると推測された商品およびサービスの嗜好商品データDTF(図8参照)の「行動特性コード」には、「興味あり」という意味を示す「X01」というコードが書き込まれる。一方、興味を持っていないと推測された商品およびサービスの嗜好商品データDTFの「行動特性コード」には、「興味なし」という意味を示す「X02」というコードが書き込まれる。
そのほか、嗜好商品データDTFの「滞留時間測定日」には、今回の集計の処理を実行した日付が書き込まれる。「滞留時間」には、その商品の陳列場所またはサービスの提供場所である店舗SH(またはエリア)での滞留時間の集計値が書き込まれる。
興味を持っていると推測された商品またはサービスの購入予定商品データDTG(図9参照)についても同様に、「行動特性コード」、「滞留時間測定日」、および「滞留時間」への書込みが行われる。
なお、基準滞留時間TSは、図22に示すように、店舗SHまたはエリアごとに個々に設定しておいてもよい。
商品登録削除部202は、嗜好商品データDTF(図8参照)および購入予定商品データDTG(図9参照)を嗜好商品テーブルTLFおよび購入予定商品テーブルTLGから削除する処理、つまり、お気に入りまたは購入予定の登録の解除の処理を、行う。以下、会員Uxの嗜好商品データDTFおよび購入予定商品データDTGを削除する場合を例に、説明する。
会員Uxの嗜好商品テーブルTLFの中から行動特性コードが「X02」である嗜好商品データDTFを検索する。つまり、会員Uxがもはや興味を持っていない商品またはサービスの嗜好商品データDTFを検索する。そして、検索した嗜好商品データDTFを削除する。
会員Uxの購入予定商品テーブルTLGの中から、会員Uxの滞留ログテーブルTLH(図13参照)に格納されているいずれかの滞留実績データDTHに示される場所(滞留場所)で陳列されている商品または提供されているサービスの購入予定商品データDTGを検索する。つまり、購入しまたは受ける予定であり、陳列場所または提供場所まで行ったにも関わらず、購入しなかった商品または受けなかったサービスの購入予定商品データDTGを検索する。そして、検索した購入予定商品データDTGを削除する。
会員Uxの嗜好商品テーブルTLFおよび購入予定商品テーブルTLGの中から、会員Uxの買物ログテーブルTLI(図14参照)に格納されているいずれかの購入実績データDTIに示される商品またはサービスの嗜好商品データDTFおよび購入予定商品データDTGを検索する。つまり、つまり、今回、会員Uxが購入した商品または受けたサービスの嗜好商品データDTFおよび購入予定商品データDTGを検索する。そして、検索した嗜好商品データDTFおよび購入予定商品データDTGを削除する。
なお、削除する前に、会員Uxに対して削除の許否を電子メールなどによって問い合わせ、許可を得た場合にのみ削除するようにしてもよい。
また、「行動特性コード」が「X01」である嗜好商品データDTFについては、次のように整理してもよい。会員Uxに対して、その嗜好商品データDTFに係る商品またはサービスを依然として気に入っているか否かを電子メールなどによって問い合わせる。そして、興味がない旨の回答が得られたら、その嗜好商品データDTFを削除する。興味がある旨の回答が得られたら、引き続きその嗜好商品データDTFを格納しておく。
商品登録削除部202は、上記の削除の処理を、定期的に行う。例えば、毎日、営業の終了後に行う。
または、データが更新されるごとに、適宜行ってもよい。例えば、嗜好商品データDTFまたは購入予定商品データDTGに行動特性コードが書き込まれたタイミングで行ってもよい。滞留実績データDTHまたは購入実績データDTIが新たに生成されるごとに行ってもよい。
広告メール配信部208は、会員の電子メールアドレスに宛てて、その会員の各嗜好商品データDTFまたは購入予定商品データDTGのいずれかに示される商品またはサービスを広告する電子メールを送信する。
図23は管理サーバ2の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。次に、管理サーバ2における商品などの案内の処理の流れを、図23のフローチャートを参照しながら説明する。
ショッピングモールXの営業中、管理サーバ2は、受信するデータに応じて次のような処理を実行する。
店頭端末3から入場通知データAC1を受信すると(図23の#101)、図15のような注目商品画面HG2または図16の注目商品画面HG2をその店頭端末3に表示させることによって、会員のお気に入りまたは購入予定の商品およびサービスの場所を案内する(#102)。そして、その会員のショッピング開始通知データAC2を店頭端末3を受信すると、つまり、その会員が店頭端末3の操作を終えて買物を開始すると、管理サーバ2は、その会員がその店頭端末3のところに滞留した旨を示す滞留実績データDTHを記録する(#103)。
または、RFIDリーダ5から検知データAC3を受信すると、つまり、会員が店舗SHまたはエリアに来たことの通知を受けると(#104でYes)、その店舗SHまたはエリアにその会員のお気に入りまたは購入予定の商品またはサービスがあれば、図18のような案内を、その商品またはサービスの位置の電子棚札6に表示させる(#105)。
その会員の検知データAC3が同じRFIDリーダ5から所定の時間、連続的に送信されてきた場合は(#106でYes)、その店舗SHまたはエリアにその会員が滞留したものと判別し、その旨を示す滞留実績データDTHを記録する(#107)。
または、POSレジスタ4から購入報告データAC4を受信すると、つまり、会員が商品を購入しまたはサービスを受けたことの通知を受けると(#108でYes)、購入実績データDTIを記録する(#109)。また、そのPOSレジスタ4に、図20のような注意喚起画面HG5を表示させ、または、図21のようなレシートRTを印刷させる(#110、#111)。
または、退場通知データAC5を店頭端末3から受信すると(#112でYes)、図19のような退場時案内画面HG4をその店頭端末3に表示させる(#113)。そして、会員がその店頭端末3の操作を終えると、その会員がその店頭端末3のところに滞留した旨を示す滞留実績データDTHを記録する(#114)。
管理サーバ2は、ショッピングモールXの営業中の間、受信するデータに応じて、上記の各処理を適宜実行する。
ショッピングモールXの営業が終了し顧客が全員退場した後(#115でYes)、管理サーバ2は、会員ごとに、滞留時間の集計を行う(#116)。そして、その結果に基づいて、各会員の嗜好商品テーブルTLFに格納されている嗜好商品データDTFおよび購入予定商品テーブルTLGに格納されている購入予定商品データDTGのうち、その会員にとって興味がなくなった商品またはサービスに係るデータ、購入済の商品または被提供済のサービスに係るデータなどを削除する(#117)。
なお、ここでは営業が終了した後で、購入済商品に係るデータを削除する例を記載しているが、購入された直後にデータを削除するようにリアルタイムでデータ削除を実施することも勿論可能である。
そのほか、管理サーバ2は、ショッピングモールXの営業時間帯に関わらず、会員の顧客端末TRからの追加嗜好商品データPT1または購入予定商品データPT2に応じて、新たな嗜好商品データDTFまたは購入予定商品データDTGを生成し記録する処理を行う。
なお、会員がお気に入りのまたは購入予定(提供を受ける予定)の商品またはサービスだけでなく、その商品またはサービスに関連する商品またはサービスをも、会員に案内してもよい。
この場合は、入場時商品案内処理部204、買物中商品案内処理部205、退場時商品案内処理部206、および広告メール配信部208は、図6の関連商品テーブルTLDに基づいて、会員のお気に入りまたは購入予定の商品またはサービスに関連する商品またはサービスを特定する。そして、特定した商品またはサービスの案内も含めて、各画面を表示しまたは電子メールを配信する。または、特定した商品またはサービスの案内を電子棚札6に表示させる。
また、特定した商品が購入されまたはサービスが受けられた場合にも、購入実績データDTIを記録し、嗜好商品データDTFおよび購入予定商品データDTGの削除の際に参照してもよい。特に、特定した商品またはサービスと、嗜好商品データDTFに係る商品またはサービスまたは購入予定商品データDTGに係る商品またはサービスとが、同一のグループに属し、かつ、そのグループのタイプが類似商品群またはシリーズ商品群である場合に、削除するのが望ましい。
本実施形態によると、お気に入りの商品またはサービス、購入予定の商品、および受ける予定のサービスなど、会員が注目している商品またはサービスの登録の解除を、従来よりも容易に行うことができる。
また、ショッピングモールXの経営者および各店舗SHの経営者は、会員の最新の注目の状況を簡単に知ることができるので、効果的な販売促進を行うことができる。
本実施形態では、お気に入りまたは購入予定の商品などの陳列位置に会員が近づいたときに、メッセージなどを電子棚札6に表示することによってその会員に対して案内を行ったが、そのメッセージなどをその会員の携帯電話端末に送信することによって案内を行ってもよい。
買物かごにRFIDリーダを設けておき、商品にICタグを設けておき、会員の会員カード8の会員コードおよびその買物かごに入った商品のICタグの識別子をそのRFIDリーダに読み取らせてもよい。管理サーバ2は、その情報を受信する。そして、管理サーバ2は、その商品が購入に至らなかった場合に、滞留ログ集計処理部207による集計結果に関わらず、その顧客がその商品に引き続き興味を持っていると判別し、その商品の嗜好商品データDTFをその顧客の嗜好商品テーブルTLFから削除しないようにする。
その他、商品等案内システム1、管理サーバ2、店頭端末3、POSレジスタ4の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、テーブルの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
商品等案内システムの全体的な構成の例を示す図である。 管理サーバのハードウェア構成の例を示す図である。 管理サーバの機能的構成の例を示す図である。 会員データテーブルの例を示す図である。 商品案内用情報テーブルの例を示す図である。 関連商品テーブルの例を示す図である。 グループテーブルの例を示す図である。 嗜好商品テーブルの例を示す図である。 購入予定商品テーブルの例を示す図である。 商品選択画面の例を示す図である。 ショッピングモールの全体の館内地図の例である。 店舗の中の館内地図の例である。 滞留ログテーブルの例を示す図である。 買物ログテーブルの例を示す図である。 注目商品画面の例を示す図である。 注目商品画面の例を示す図である。 注目商品画面の例を示す図である。 電子棚札における表示の例を示す図である。 退場時案内画面の例を示す図である。 注意喚起画面の例を示す図である。 レシートの例を示す図である。 基準滞留時間の設定の例を示す図である。 管理サーバの全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 商品等案内システム
201 注目商品登録処理部(指定商品識別子記憶手段)
202 商品登録削除部(指定商品識別子削除手段)
204 入場時商品案内処理部(案内処理手段)
205 買物中商品案内処理部(案内処理手段)
206 退場時商品案内処理部(案内処理手段)
4 POSレジスタ(購入商品識別子入力手段)

Claims (8)

  1. 顧客が指定した商品である指定商品の案内を当該顧客に対して行う指定商品案内装置であって、
    前記指定商品を識別するための指定商品識別子を記憶する指定商品識別子記憶手段と、
    前記指定商品識別子記憶手段に記憶された前記指定商品識別子に対応する前記指定商品の情報を前記顧客に対して提示する案内処理手段と、
    前記顧客が購入した商品である購入商品を識別するための購入商品識別子を入力する購入商品識別子入力手段と、
    前記購入商品識別子入力手段によって入力された前記購入商品識別子に係る前記購入商品と同一の前記指定商品の前記指定商品識別子が前記指定商品識別子記憶手段に含まれるか否かを検出する指定商品検出手段と、
    前記指定商品検出手段にて検出された前記指定商品識別子を前記指定商品識別子記憶手段から削除する指定商品識別子削除手段と、
    を有することを特徴とする指定商品案内装置。
  2. 前記指定商品の陳列場所における前記顧客の滞留時間を検出する滞留時間検出手段を備え、
    前記指定商品識別子削除手段は、前記滞留時間検出手段にて、前記指定商品の陳列場所に前記顧客が所定の時間よりも長く滞留したと検出された場合は、当該指定商品を当該顧客が購入したか否かに関わらず当該指定商品の前記指定商品識別子を前記指定商品識別子記憶手段から削除する、
    請求項1記載の指定商品案内装置。
  3. 前記指定商品の陳列場所における前記顧客の滞留時間を検出する滞留時間検出手段を備え、
    前記指定商品識別子削除手段は、前記指定商品の陳列場所に前記顧客が所定の時間よりも長く滞留した場合は、当該指定商品の前記指定商品識別子を削除してもよいか否かを当該顧客に問い合わせ、削除してもよい旨の回答が得られれば、当該指定商品を当該顧客が購入したか否かに関わらず当該指定商品識別子を前記指定商品識別子記憶手段から削除する、
    請求項1記載の指定商品案内装置。
  4. 前記指定商品識別子削除手段は、前記購入商品識別子入力手段によって入力された前記購入商品識別子に係る前記購入商品と類似する前記指定商品の前記指定商品識別子をも前記指定商品識別子記憶手段から削除する、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の指定商品案内装置。
  5. 顧客が指定した商品である指定商品の案内を当該顧客に対して行う指定商品案内装置であって、
    前記指定商品を識別するための指定商品識別子を記憶する指定商品識別子記憶手段と、
    前記指定商品識別子記憶手段に記憶された前記指定商品識別子に対応する前記指定商品の情報を前記顧客に対して提示するための処理を行う案内処理手段と、
    前記指定商品の陳列場所における前記顧客の滞留時間を検出する滞留時間検出手段を備え、
    前記滞留時間検出手段にて、前記指定商品の陳列場所に、前記顧客が第一の時間よりも長く、かつ、当該第一の時間よりも長い時間である第二の時間よりも短く、滞留したとされた場合に、当該指定商品の前記指定商品識別子を前記指定商品識別子記憶手段から削除する、指定商品識別子削除手段と、
    を有することを特徴とする指定商品案内装置。
  6. 前記指定商品識別子削除手段は、前記顧客が前記指定商品の前記陳列場所に前記第二の時間よりも長く滞留した場合は、当該指定商品の前記指定商品識別子を削除してもよいか否かを当該顧客に問い合わせ、削除してもよい旨の回答が得られれば、当該指定商品識別子を前記指定商品識別子記憶手段から削除する、
    請求項5記載の指定商品案内装置。
  7. 顧客が指定した商品である指定商品の案内を当該顧客に対して行う指定商品案内方法であって、
    前記指定商品を識別するための指定商品識別子を指定商品識別子記憶手段に記憶させ、
    コンピュータに、前記指定商品識別子記憶手段に記憶させた前記指定商品識別子に対応する前記指定商品の情報を前記顧客に対して提示する処理を実行させ、
    前記コンピュータに、前記顧客が購入した商品である購入商品を識別するための購入商品識別子を入力する処理を実行させ、
    前記コンピュータに、入力された前記購入商品識別子に係る前記購入商品と同一の前記指定商品の前記指定商品識別子が前記指定商品識別子記憶手段に含まれるか否かを検出する処理を実行させ、
    前記コンピュータに、検出された前記指定商品識別子を前記指定商品識別子記憶手段から削除する処理を実行させる、
    ことを特徴とする指定商品案内方法。
  8. 顧客が指定した商品である指定商品の案内を当該顧客に対して行うコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記指定商品を識別するための指定商品識別子を指定商品識別子記憶手段に記憶させる処理と、
    前記指定商品識別子記憶手段に記憶された前記指定商品識別子に対応する前記指定商品の情報を前記顧客に対して提示する処理と、
    前記顧客が購入した商品である購入商品を識別するための購入商品識別子を入力する処理と、
    入力された前記購入商品識別子に係る前記購入商品と同一の前記指定商品の前記指定商品識別子が前記指定商品識別子記憶手段に含まれるか否かを検出する処理と、
    検出された前記指定商品識別子を前記指定商品識別子記憶手段から削除する処理と、を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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