JP2009217588A - ファイルシステム、電子カメラ、ファイルアクセス方法及びプログラム - Google Patents

ファイルシステム、電子カメラ、ファイルアクセス方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ファイルを構成する任意のデータ領域にアクセスするファイルシステム、電子カメラ、ファイルアクセス方法を提供する。
【解決手段】ファイル名と、ディレクトリにおける各ファイルの順番情報とを対応付けたテーブルを作成する。そして、ファイルにアクセスする際は、作成したテーブルを参照して、入力されたファイル名を持つファイルをアクセスするファイルとして特定する(ステップS33)。次いで、ディレクトリエントリを参照することにより、アクセスするファイルの開始クラスタ番号を特定する(ステップS34)。次いで、FATを参照して、アクセスするファイルの所定のデータ領域(クラスタ)のクラスタ番号を特定する(ステップS36)。次いで、特定したデータ領域にアクセスする(ステップS37)。
【選択図】図10

Description

本発明は、任意のデータ領域にアクセスするファイルシステム、電子カメラ、ファイルアクセス方法及びプログラムに関する。
従来から、FAT(File Allocation Table)形式のファイルのデータに対してアクセスする技術が知られている。FATとは、ハードディスク、メモリカードなど記憶媒体に記憶されているファイルを構成する各データが、当該記憶媒体において何処に配置されているかを管理するものである。FATファイルシステムにおいては、ファイルを構成する各データは、記憶媒体においてデータを記憶するために割り当てることのできる最小単位であるクラスタと呼ばれるデータ領域に記憶されている。ファイルを構成する各データはそのデータサイズにより一つのクラスタ、あるいは複数のクラスタにまたがって記憶される。そして、各クラスタには、記憶媒体上のどの場所に物理的に配置されているのかを示す番号であるクラスタ番号がそれぞれ割り振られている。
FATが管理する情報は、あるクラスタに記憶されているデータの続きがどのクラスタに記憶されているかという情報である。つまり、FATは、あるクラスタ番号の続きはどのクラスタ番号であるかという情報を管理している。また、FATファイルシステムにおいては、FATとは別に、ファイル名やファイルの属性、各ファイルにおいて先頭に位置するデータを記憶しているクラスタのクラスタ番号(以下、「開始クラスタ番号」という)等を管理するディレクトリテーブルがある。
ここで、図11にFAT形式に従う複数のファイルの概念図を示す。図11には、ディレクトリに格納されている複数のファイル(ファイルA〜Z)が示されている。ファイルA〜Zは、それぞれ、複数のクラスタに記憶されたデータで構成されている。例えば、ファイルXを構成する各種のデータであるヘッダデータ、サムネイル画像データ、本画像データは、クラスタ1〜7の7個のクラスタにまたがって記憶されている。例えば、ファイルXの本画像データは、クラスタ3〜7にまたがって記憶されている。これらクラスタ1〜7にそれぞれ割り振られているクラスタ番号は、FATが管理している。
図11に示すようなFAT形式のファイルのデータに対してアクセスする技術としては、開始クラスタ番号を参照してアクセスする技術が知られている(例えば、特許文献1、図8を参照)。この特許文献1には、ディレクトリ内の各ファイルの開始クラスタ番号を示す開始クラスタテーブルを作成し、以降の各ファイルへのアクセスを、この開始クラスタテーブルの開始クラスタ番号を参照して行う技術が記載されている。かかる技術によれば、開始クラスタテーブルを参照することにより、ファイル名のサーチなどを行うことなく、所望のファイルにアクセスできる。
特開2002−163136号公報
しかしながら、上術の特許文献の技術では、開始クラスタ番号のみを参照して、ファイルにアスセスしている。ここで、上述の通り、開始クラスタ番号を参照するによって記憶媒体上の場所を特定できるクラスタは、ファイルにおいて先頭に位置するデータが記憶されたクラスタのみである。そのため、例えば、図11に示されたファイルXのデータについては、アスセスできるデータは、クラスタ1に記憶されたヘッダデータのみであった。
そのため、アクセスの対象となるファイルの他のデータ(上記の例では、サムネイル画像データや本画像データ)が記憶されたクラスタ(上記の例では、クラスタ2〜7)にアクセスできないという問題があった。
そこで、本発明の目的は、ファイルを構成するデータが記憶された任意のデータ領域にアクセスできるファイルシステム、電子カメラ、ファイルアクセス方法、プログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明のファイルシステムは、
複数のデータ領域で構成されたファイルを複数格納したディレクトリと、前記ファイルを構成する複数のデータ領域のそれぞれの配置を示す第1の配置情報を管理するFATとを記憶した記憶媒体と、
前記複数のファイルを識別するための識別情報と、前記ディレクトリにおける前記複数のファイルのそれぞれの配置を示す第2の配置情報とを対応付けて記憶するテーブルを作成する作成手段と、
前記識別情報を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された識別情報に対応する前記第2の配置情報を前記テーブルから読み出して、読み出した前記第2の配置情報に基づき、前記複数のファイルの中から一のファイルを特定する第1の特定手段と、
前記FATにより管理されている前記第1の配置情報に基づき、前記第1の特定手段により特定されたファイルを構成する複数のデータ領域の中から、所定のデータ領域を特定する第2の特定手段と、
前記第2の特定手段により特定された所定のデータ領域にアクセスする制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のファイルシステムにおいて、
前記作成手段は、前記記憶媒体に記憶されているディレクトリエントリが管理する複数の前記識別情報に対し照合を行うことによって、前記テーブルを作成することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のファイルシステムにおいて、
前記作成手段は、
前記入力手段により入力された識別情報と、前記ディレクトリエントリが管理している複数の前記識別情報とが一致するか否かを順次照合していく照合手段と、
前記照合手段による照合の結果、識別情報が一致した場合に照合が完了したか否か判断する判断手段と、を備え、
前記判断手段によって照合が完了したと判断されるまでに、前記照合手段によって照合がなされた回数を、前記第2の配置情報とすることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3いずれか一項に記載のファイルシステムにおいて、
前記識別情報とは、前記複数のファイルの各々の名称であるファイル名であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明の電子カメラは、
被写体を撮像して画像データを得る撮像手段と、
請求項1から4いずれか1項に記載のファイルシステムと、を備え、
前記ファイルとは、前記撮像手段により得られた画像データを含む画像ファイルであることを特徴とする。
請求項6に記載の発明のファイルアクセス方法は、
ディレクトリに格納された複数のデータ領域によりそれぞれ構成された複数のファイルを識別するための識別情報と、前記ディレクトリにおける前記複数のファイルのそれぞれの配置を示す第2の配置情報とを対応付けて記憶するテーブルを作成する作成ステップと、
前記識別情報を入力する入力ステップと、
前記入力ステップにおいて入力された識別情報に対応する前記第2の配置情報を前記テーブルから読み出して、読み出した前記第2の配置情報に基づき、前記複数のファイルの中から一のファイルを特定する第1の特定ステップと、
FATにより管理されている前記ファイルを構成する複数のデータ領域のそれぞれの配置を示す第1の配置情報と、前記ファイルに含まれる特定のデータを記憶する前記データ領域の数とに基づき、前記第1の特定ステップにおいて特定されたファイルを構成する複数のデータ領域の中から、所定のデータ領域を特定する第2の特定ステップと、
前記第2の特定ステップにおいて特定された所定のデータ領域にアクセスする制御ステップと、
を含むことを特徴とする。
請求項7に記載の発明のプログラムは、
複数のデータ領域で構成されたファイルを複数格納したディレクトリと、前記ファイルを構成する複数のデータ領域のそれぞれの配置を示す第1の配置情報を管理するFATとを記憶した記憶媒体と、前記複数のファイルを識別するための前記識別情報を入力する入力手段と、を有するコンピュータを、
前記識別情報と、前記ディレクトリにおける前記複数のファイルのそれぞれの配置を示す第2の配置情報とを対応付けて記憶するテーブルを作成する作成手段、
前記入力手段により入力された識別情報に対応する前記第2の配置情報を前記テーブルから読み出して、読み出した前記第2の配置情報に基づき、前記複数のファイルの中から一のファイルを特定する第1の特定手段、
前記FATにより管理されている前記第1の配置情報に基づき、前記第1の特定手段により特定されたファイルを構成する複数のデータ領域の中から、所定のデータ領域を特定する第2の特定手段、
前記第2の特定手段により特定された所定のデータ領域にアクセスする制御手段、
として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、ファイルを構成する任意のデータ領域にアクセスすることができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態の一例を詳細に説明する。
図1〜図10を参照して、本発明に係る実施の形態の一例を説明する。図1にファイルシステムを適用したデジタルカメラ1の構成を示す。
図1に示すように、デジタルカメラ1は、CPU(Central Processing Unit)11と
、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、入
力手段である操作部14と、表示手段である表示部15と、記憶媒体である外部記憶部1
6と、通信部17と、撮像手段である撮像部18と、を備えて構成され、各部はバス19
により接続されている。
CPU11は、ROM12に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM13に展開し、RAM13に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行することにより、作成手段、第1の特定手段、第2の特定手段、制御手段、照合手段、判断手段として機能する。
外部記憶装置16には、複数の画像ファイルが格納されているディレクトリが記憶されている。ここで、図2に、外部記憶装置16において、ディレクトリに格納されている画像ファイルの概念図を示す。図2に示すように、ディレクトリには、画像ファイルA〜Hが記憶されている。ディレクトリにおいては、画像ファイルAが、ディレクトリ内で先頭に位置する1番目のファイルとして格納されおり、以下、画像ファイルBが2番目のファイル(ディレクトリ内で2番目に格納されているファイル)、画像ファイルCが3番目のファイル(ディレクトリ内で3番目に格納されているファイル)、・・・画像ファイルHが8番目のファイル(ディレクトリ内で8番目に格納されているファイル)として格納されている。
図3は、画像ファイルCを構成する各種データと、この各種データが記憶されているクラスタとの対応関係を示す概念図である。画像ファイルCはそれぞれヘッダデータ、サムネイル画像データ及び本画像データで構成されている。画像ファイルC以外の画像ファイルも、画像ファイルCと同様のデータ構成である。図3に示すように、画像ファイルCを構成する各種データには、複数のクラスタにまたがって記憶されているものがある。クラスタとは、外部記憶部16において、各ファイルを構成するデータを記憶するために割り当てることのできる最小単位のデータ領域である。本実施の形態においては、クラスタ1個あたりに記憶できるデータのデータサイズは1000(byte)である。
画像ファイルCのヘッダデータ(画像の高さや幅などを示すためのデータ)は、クラスタ15に記憶されている。しかし、画像ファイルCのサムネイル画像データ(本画像データを縮小表示するための画像データ)は、クラスタ16〜17にまたがって記憶されている。また、画像ファイルCの本画像データ(後述する撮像部18により得られた画像データ)は、クラスタ18〜21にまたがって記憶されている。なお、クラスタ15〜21は、それぞれ1つの独立したクラスタを示す。
画像ファイルC以外の画像ファイル(画像ファイルA、B、D〜H)も、画像ファイルと同様にヘッダデータ、サムネイル画像データ及び本画像データで構成されている。そして、本実施の形態においては、各画像ファイルが圧縮されるフォーマットにより、ヘッダデータのデータサイズは1000(byte)、サムネイル画像データのデータサイズは2000(byte)、本画像データのデータサイズは4000(byte)となり、これらの各データサイズは、どの画像ファイルにおけるヘッダデータ、サムネイル画像データ、本画像データでも同じとなる。
図4に、外部記憶装置16において、FAT形式により記憶されているデータの全体の構成を示す。外部記憶装置16において、これらのデータは、ブートセクタ161、FAT162、ディレクトリエントリ163、データ領域164の順で並んでいる。ブートセクタ161については、本発明に直接関係がないため、説明を省略する。
図5に、FAT162の内容を示す。図5に示すように、FAT162は、あるクラスタに記憶されたデータの続きがどのクラスタに記憶されているのを管理する管理テーブルである。つまり、FAT162は、各ファイルを構成するデータ領域の割り当てを示す管理テーブルであり、あるデータが記憶されたクラスタ番号とそれに続くクラスタ番号との対応関係を管理している。
ここで、クラスタ番号とは、外部記憶装置16において各クラスタがどの場所に物理的に配置されているのかを示す管理番号(第1の配置情報)であり、クラスタごとに1つのクラスタ番号が割り振られている。図5に示すFAT162の内容においては、クラスタ番号「1」が割り振られているクラスタに記憶されているデータの続きは、クラスタ番号「2」が割り振られているクラスタに記憶されている。以降、データは、クラスタ番号「2」→「3」→「4」→「5」→「6」→「7」→・・・「15」→「16」→「17」→「18」→「19」→「20」→「21」→・・・がそれぞれ割り振られている各クラスタへと続いて記憶されている。なお、図3に示した画像ファイルCのデータを記憶しているクラスタ15〜21には、それぞれクラスタ番号「15」〜「21」が割り振られている。
図6に、ディレクトリエントリ163の内容を示す。ディレクトリエントリ163は、ファイル名、属性、開始クラスタ番号、サイズ、ファイルの作成日付などを管理している管理テーブルである。ファイル名は、各画像ファイルを識別するための情報(識別情報)であり、画像ファイルごとの固有名称である。図6に示されたファイル名「CIMG0001」は、上記の画像ファイルAのファイル名である。ファイル名「CIMG0002」は画像ファイルBのファイル名、ファイル名「CIMG0003」は画像ファイルCのファイル名、・・・ファイル名「CIMG0008」は画像ファイルHのファイル名である。ディレクトリエントリ163においては、ファイル名「CIMG0001」が先頭に位置するファイル名であり、ファイル名「CIMG0008」が最後に位置するファイル名である。つまり、ディレクトリエントリ163においては、「CIMG0001」→「CIMG0002」→「CIMG0003」→・・・→「CIMG0008」の順番で、ファイル名が並んでいる。
一方、属性は、例えば、画像ファイルへの書き込み禁止する読み取り専用属性や、通常では画像ファイルの存在を見えなくする隠しファイル属性がある。開始クラスタ番号は、各ファイルにおいて先頭に位置するデータを記憶しているクラスタに割り振られているクラスタ番号である。例えば、ファイル名「CIMG0001」を持つ画像ファイルAにおいて先頭に位置するデータは、クラスタ番号「1」が割り振られているクラスタに記憶されている。サイズは、各ファイル名を持つ画像ファイルのデータ容量である。
CPU11は、外部記憶部16に記憶された画像ファイルに含まれる各種データにアクセスする。具体的には、CPU11は、外部記憶部16に記憶された画像ファイルのデータに最初にアクセスする際、ディレクトリ内における画像ファイルの配列を示すテーブル41を作成し、当該作成されたテーブル41をRAM13に一時記憶させる。そして、テーブル41が作成された以降において、アクセス対象となる画像ファイルにアクセスする際は、RAM13に記憶されたテーブル41及びFAT162を参照し、アクセス対象となる画像ファイルのデータにアクセスする。ここで、画像ファイルのデータにアクセスするとは、当該データを読み出すこと、または当該データに新たな書き込みを行うことをいう。テーブル41については後述する。
ROM12は、各種システムプログラム及びアプリケーションプログラム並びに各種デ
ータを記憶している。ROM12が記憶している各種データには、例えば、各ファイルに
おける本画像データのデータサイズの情報である4000(byte)、各ファイルにおける
ヘッダデータとサムネイル画像データとのデータサイズの合計量情報である3000(b
yte)、及びクラスタ1個あたりのデータサイズの情報である1000(byte)がある。
RAM13は、プログラムを展開するためのプログラムエリア、操作部14から入力さ
れる操作信号や、CPU11による各種処理結果などを保存するためのデータエリアなど
を形成する。具体的には、CPU11により、外部記装置16から読み出されたファイル
や後述するテーブル41を一時的に記憶する。操作部14は、電源キー、シャッタキー、メニューキーなど(いずれも図示省略)の各種キーを備え、さらに表示部15と一体となったタッチパネル部を備える。そして、これらのキーなどが操作された場合には、操作部14は当該操作に応じた操作信号をCPU11へ入力する。
表示部15は、液晶表示するLCD(Liquid Crystal Display)と、その表示制御部などで構成され、CPU11からの表示信号に従って表示を行う。また、表示部15は、LCDに限るものではなく、ELディスプレイ(ElectroLuminescent Display)などの他の表示手段としてもよい。表示部15は、撮影モード時に電子ファインダとして機能し、撮像部18により撮像されて出力された画像データがビデオ信号に変換されて表示される。
外部記憶部16は、ハードディスク、リムーバブルディスク、半導体メモリカード等により構成され、各種データを記憶する。外部記憶部16は、FAT形式でフォーマットされた画像ファイルを複数記憶している。
通信部17は、赤外線通信、コネクタ通信及び無線LAN通信方式などにより、画像ファイルなどのデータを外部機器と送受信する。
撮像部18は、撮影レンズなどの光学系と、CCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子と、撮像素子から出力された画像を画像処理する画像処理部とを備える。撮影レンズなどの光学系を介して入射された被写体の像の光束が撮像素子に入射され、その撮像素子から画像データの電気信号として出力され、その電気信号が画像処理部によりデジタル化処理、画素補完処理、γ補正処理などを含む画像処理が施されて、デジタルの画像データとして出力される。
次に、デジタルカメラ1の動作について説明する。
ROM12から読み出されてRAM13に展開された前記プログラムと、CPU11との協働により、図7に示すフローチャートに基づくアクセス処理が実行される。
先ず、テーブル作成処理が実行される(ステップS11)。テーブル作成処理は、外部記憶装置16に記憶されている各画像ファイルへのアクセスの高速化を図るために、図8に示すテーブル41を作成する処理である。ステップS11の処理(テーブル作成処理)、及びテーブル41についての詳細は後述する。
ステップS11の処理に続いて、表示処理が実行される(ステップS12)。表示処理は、ステップS11において作成したテーブル41及びFAT162を参照して、各画像ファイルの任意のクラスタにアクセスし、当該アクセスされたクラスタに記憶された画像データを表示部15に表示させる処理である。ステップS12の処理(表示処理)についての詳細は後述する。
ステップS12の処理に続いて、アクセス処理を終了するか否かが判別される(ステップS13)。この判断は、アクセス処理を終了させる所定の終了指示が、操作部14を介して入力されたか否かに基づいてなされる。ステップS13において、所定の終了指示がない、つまり、アクセス処理を継続すると判断された場合(ステップS13;NO)、ステップS12の処理に再び移行される。一方、所定の終了指示があった、つまり、アクセス処理を終了すると判断された場合(ステップS13;YES)、図7に示すフローチャートに基づくアクセス処理は終了する。
次に、図9を参照して、上述のステップS11の処理について詳しく説明する。図9は、ステップS11のテーブル作成処理の内容を示すフローチャートである。このテーブル作成処理においては、外部記憶部16に記憶されているディレクトリエントリ163にて管理されている全てのファイル名「CIMG0001」〜「CIMG0008」についてそれぞれ照合がなされる。照合対象となるファイル名は、「CIMG0001」→「CIMG0002」→「CIMG0003」→・・・→「CIMG0008」の順に指定される。
図9に示すフローチャートに基づくテーブル作成処理においては、まず、照合対象としてファイル名「CIMG0001」が指定される(ステップS21)。次いで、図6に示したディレクトリエントリ163において先頭に位置するファイル名「CIMG0001」が、照合対象として指定される(ステップS22)。次いで、ステップS21もしくは後述するステップS27において指定されたファイル名について、照合がなされる(ステップS23)。照合とはステップS21もしくは後述するステップS28において指定されたファイル名と、ステップS22もしくは後述するステップS25において指定されたファイル名とが一致するか否か確認する処理である。
次いで、照合が完了したか否かが判断される(ステップS24)。ステップS24の処理においては、ステップS23における照合の結果、ファイル名が一致することが確認された場合、照合が完了したと判断され(ステップS24;YES)、ステップS26へと処理を進める。一方、ステップS23における照合の結果、ファイル名が一致しない、すなわち、照合が完了していないと判断された場合(ステップS24;NO)、ステップS25へと処理を進める。
ステップS24においては、例えば、ステップS21にてファイル名「CIMG0001」が指定された場合、このファイル名は、ステップS22において指定されたファイル名、つまり、ディレクトリエントリ163において先頭に位置するファイル名「CIMG0001」と一致する。そのため、ファイル名「CIMG0001」については、この段階で照合が完了したと判断され、ステップS26へと処理を進める。
そして、ステップS26においては、照合対象となるファイル名のそれぞれにつき、ステップS24において照合が完了したと判断されるまでに、ステップ23にてなされたでの照合の回数を、照合が完了したファイル名を持つ画像ファイルの順番情報(第2の配置情報)とする(ステップS25)。換言すれば、照合回数とは、照合対象となるファイル名のそれぞれにつき、ステップS21もしくはステップS28において指定されたファイル名と照合を行った、ディレクトリエントリ163におけるファイル名の個数である。また、順番情報とは、各画像ファイルがディレクトリに格納されている順番を示す情報である。
例えば、ステップS21において指定されたファイル名「CIMG0001」については、ステップS23における1回の照合処理で照合が完了する。そのため、ファイル名「CIMG0001」を持つ画像ファイルAは、ディレクトリにおいて1番目のファイルとして格納されていることになる。
ステップS26に次いで、照合対象となる「CIMG0001」〜「CIMG0008」の全てのファイル名について照合が完了したか否かが判断される(ステップS27)。ステップS24にて、ファイル名「CIMG0001」について照合が完了したと判断された段階では、残りのファイル名「CIMG0002」〜「CIMG0008」については、照合が完了していないと判断される(ステップS27;NO)。この場合、次の照合対象として、次のファイル名である「CIMG0002」が指定される(ステップS28)。
次いで、再びステップS22へと処理を進める。そして、ディレクトリエントリ163において先頭に位置するファイル名「CIMG0001」が、照合対象として再度指定される(ステップS22)。なお、ステップS22の処理が繰り返されると、ステップS28において新しいファイル名が照合対象として指定される度に、照合対象として、ディレクトリエントリ163が管理するファイル名を「CIMG0001」→「CIMG0002」→「CIMG0003」→・・・→「CIMG0008」の順に指定していくことを繰り返す。
次いで、ステップS28において指定されたファイル名「CIMG0002」について、ステップS22で再び指定されたファイル名「CIMG0001」との照合がなされ(ステップS23)、照合が完了したか否かが判断される(ステップS24)。ステップS28において指定されたファイル名「CIMG0002」は、ステップS22において指定されたファイル名「CIMG0001」と一致しない。そのため、ファイル名「CIMG0002」については、この段階で照合が完了していないと判断される(ステップS24;NO)。次いで、ディレクトリエントリ163において、ファイル名「CIMG0001」の次に位置するファイル名「CIMG0002」が照合対象として指定される(ステップS25)。
そして、再び、ステップS23へと処理が進みファイル名の照合がなされ、ステップS28において指定されたファイル名「CIMG0002」について、照合が完了したか否か判断される(ステップS24)。この段階では、ステップS28において指定されたファイル名「CIMG0002」と、ステップS25にて新たに指定されたファイル名「CIMG0002」とが一致することが確認される(ステップS23)。そのため、ファイル名「CIMG0002」について、照合が完了したと判断され(ステップS24;YES)、ステップS25へと処理を進める。
ステップS27において指定されたファイル名「CIMG0002」については、ステップS23における2回の照合で照合が完了した。つまり、ステップS28において指定されたファイル名「CIMG0002」について、照合がなされたディレクトリエントリ163が管理するファイル名は、「CIMG0001」、「CIMG0002」の2つである。そのため、ファイル名「CIMG0002」を持つ画像ファイルBは、ディレクトリにおいて2番目に配置されていることとする(ステップS25)。
以降、ステップS26において、照合対象である全てのファイル名「CIMG0001」〜「CIMG0008」について、これらのファイル名をそれぞれ持つ画像ファイルA〜Hの順番情報が定まるまで、上記の処理を繰り返す。これにより、照合対象である全てのファイル名をそれぞれ持つ画像ファイルA〜Hの順序が定まると、全てのファイル名について照合が完了したと判断される(ステップS27;YES)。次いで、照合対象としたファイル名と、ステップS26において得た順番情報とを対応させて、図8に示したテーブル41が作成される(ステップS28)。以上で、図9に示すフローチャートに基づくテーブル作成処理が終了する。
テーブル作成処理によって作成されたテーブル41を図8に示す。図8に示すように、テーブル41は、ファイル名と順番情報とが対応付けられて構成されている。例えば、ファイル名「CIMG0003」には、順序情報「3」が関連付けられている。これは、ファイル名「CIMG0003」を持つ画像ファイル(画像ファイルC)は、ディレクトリにおいて3番目に位置することを示している。
次に、図10を参照して、上述のステップS12について詳しく説明する。図10は、ステップS12の表示処理の内容を示すフローチャートである。
まず、ファイル名の入力画面が表示部15に表示される(ステップS31)。そして、ファイル名の入力を検知したか否かが判別される(ステップS32)。ファイル名の入力は、ユーザによる操作部14の入力操作がなされ、この操作に応答した操作信号がCPU11に入力されることによりなされる。そして、ファイル名の入力を検知しない場合(ステップS32;NO)、再びステップS31の処理に進む。
一方、ファイル名の入力が検知された場合(ステップS32;YES)、テーブル41が参照されて、入力されたファイル名を持つ画像ファイルが、アクセスの対象として特定される(ステップS33)。例えば、ファイル名として「CIMG0003」が入力された場合、テーブル41において、このファイル名「CIMG0003」に対応する順番情報「3」が特定される。これにより、順番情報が「3」、すなわち、ディレクトリにおいて3番目に配置されている画像ファイルCが特定される。
次いで、ディレクトリエントリ163が参照されて、ステップS33において特定されたファイルの開始クラスタ番号が特定される。例えば、ステップS33において、画像ファイルCがアクセス対象として特定された場合は、ディレクトリエントリ163が参照されて、画像ファイルCの開始クラスタ番号である「15」が特定される(ステップS34)。
次いで、画像ファイルCのヘッダデータとサムネイル画像データとのデータサイズの合計量の情報である「3000(byte)」、及び、クラスタ1個あたりのデータサイズの情報である「1000(byte)」がROM12から読み出される。そして、読み出されたヘッダデータとサムネイル画像データとのデータサイズの合計量の情報「3000(byte)」を、クラスタ1個あたりのデータサイズである「1000(byte)」で除する。これにより、ヘッダデータとサムネイル画像データは、「3個」分のクラスタに記憶されていることが特定される(ステップS35)。
なお、ヘッダデータとサムネイル画像データとのデータサイズの合計量「3000(byte)」は、どの画像ファイルでも同じである。つまり、ステップS33において特定された画像ファイルによらず、ステップS35において特定されるクラスタの個数は常に「3個」になる。そのため、ヘッダデータとサムネイル画像データを記憶するのに必要なクラスタの個数の情報である「3個」をROM12に予め記憶させておき、ステップS35の処理の都度、この情報をROM12から読み出すことで、ヘッダデータとサムネイル画像データを記憶するクラスタの個数を特定してもよい。
ステップS35に次いで、FAT162により管理されているクラスタ番号が参照される。そして、ステップS34において特定した開始クラスタ番号とステップS35において特定されたクラスタの個数とから、ステップS33においてアクセス対象として特定された画像ファイルにおける本画像データが記憶されているクラスタのクラスタ番号を特定する(ステップS36)。
例えば、ステップS33において、画像ファイルCがアクセス対象として特定された場合は、ステップS34において特定された通り、画像ファイルCの開始クラスタ番号は「15」である。そして、ステップS35において特定された通り、画像ファイルCのヘッダデータとサムネイル画像データとを記憶しているクラスタの個数は「3個」である。すると、FAT162において、クラスタ番号「15」からクラスタ「3個」分先にあるクラスタ番号は「18」である。このクラスタ番号「18」が割り振られているクラスタが、画像ファイルCにおける本画像データが記憶されている先頭のクラスタとなる。
また、ステップS36においては、本画像データのデータサイズの情報である「4000(byte)」がROM12から読み出され、これをクラスタ1個あたりのデータサイズである「1000(byte)」で除する。これにより、本画像データは、「4個」分のクラスタに記憶されていることが特定される。以上より、FAT162を参照して、画像ファイルCにおける本画像データが記憶されているクラスタとして、先頭のクラスタのクラスタ番号「18」を含む4つのクラスタ番号である「18」、「19」、「20」、「21」が特定される。なお、本画像データのデータサイズの合計量「4000(byte)」は、どの画像ファイルでも同じである。つまり、ステップS33において特定された画像ファイルによらず、ステップS36において特定されるクラスタ番号の個数は常に「4個」になる。そのため、本画像データを記憶するのに必要なクラスタの個数の情報である「4個」をROM12に予め記憶させておき、ステップS36の処理の都度、この情報をROM12から読み出すことで、各画像ファイルの本画像データを記憶しているクラスタの個数を特定してもよい。
次いで、ステップS36において特定されたクラスタ番号が割り振られたクラスタに記憶された本画像データに対してアクセスがなされる(ステップS37)。次いで、アクセスがなされた本画像データに基づく画像が表示部15に表示される(ステップS38)。以上で、図10に示すフローチャートに基づく表示処理が終了する。
以上説明したように、本実施の形態に係るデジタルカメラ1よれば、画像ファイルにアクセスする際は、FAT162により管理されているクラスタ番号を参照し、当該ファイルを構成するデータが記憶された任意のクラスタにアクセスする。これにより、アクセスの対象となるファイルを構成する各種データ(ヘッダデータ、サムネイル画像データ、本画像データ)のうち、ファイル内の先頭に位置するデータ(ヘッダデータ)のみならず、他のデータ(本画像データ)にもアクセスが可能となる。
また、所望の画像ファイルにアクセスする度に、ディレクトリエントリに対しファイル名の照合を行ってアクセスしていたのでは、複数回の照合作業が必要になり、所望の画像ファイルへのアクセスに多くの所要時間がかかる。つまり、ファイル名の照合による画像ファイルへのアクセスでは、ディレクトリエントリにおいて、必ず一番目に位置するファイル名から照合を行い、順次、2番目に位置するファイル名の照合、3番目に位置するファイル名の照合、・・・というように、照合対象とするファイル名と一致するものがディレクトリエントリにおいて発見されるまで、照合を繰り返す必要があった。
しかし、本実施の形態に係るデジタルカメラ1よれば、アクセスに多くの所要時間がかかる複数回のファイル名の照合を行うことなく、テーブル41上でファイル名と対応付けけられた順番情報を特定することによって、所望の画像ファイルに直接的にアクセスすることができる。これにより、デジタルカメラ1の連写撮影などによって、大量の画像ファイルが外部記憶装置16に記憶されている場合であっても、所望の画像ファイルへのアクセス時間を短縮することができる。
上記実施の形態は、本発明の一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記実施の形態では、本発明をデジタルカメラにおけるファイルシステムとして説明したが、本発明は、PC(Personal Computer)におけるファイルシステムとして適用してもよい。
上記実施の形態では、本画像データを記憶しているクラスタにアクセスすることとしたが、サムネイル画像データが記憶されているクラスタにアクセスすることとしてもよい。
この場合は、ROM12にヘッダデータデータサイズを予め記憶させておき、図10に示すフローチャートにおけるステップS35の処理の都度、ヘッダデータのデータサイズを読み出して、クラスタ1個あたりのデータサイズで除することにより、ヘッダデータが記憶されているクラスタの個数が特定される。そして、FAT162において、ディレクトリエントリ163の開始クラスタ番号から、へッダデータが記憶されているクラスタ個数分だけ先にあるクラスタ番号を特定する。すると、この特定されたクラスタ番号が、サムネイル画像データが記憶されているクラスタの先頭クラスタに割り振られたクラスタ番号となるので、各ファイルのサムネイル画像データが記憶されているクラスタにアクセスできる。
また、上記実施の形態では、画像ファイルをアクセスの対象とした。しかし、本発明においては、例えば、文書ファイルや音声ファイルをアクセスの対象としてもよい。
また、上記実施の形態では、ヘッダデータのデータサイズを1000(byte)、とサムネイル画像データのデータサイズを2000(byte)、本画像データのデータサイズを4000(byte)、クラスタ1個あたりのデータサイズを1000(byte)とした。しかし、これらのデータサイズは、画像ファイルの圧縮フォーマットに応じて適宜変更してもよい。
また、上記実施の形態では、アクセスの対象となるファイルを特定するために、ファイルの識別情報としてファイル名を入力することとした。しかし、ファイルの識別情報は、ディレクトリエントリが管理しているファイルの作成日付などであってもよい。
その他、上記の実施の形態に係るデジタルカメラ1の細部構成及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本実施の形態に係るファイルシステムの内部構成を示すブロック図である。 ディレクトリに格納されている画像ファイルの概念図である。 画像ファイルを構成する各種データと各種データが記憶されているクラスタとの対応関係を示す概念図である。 FAT形式により記憶されているデータの全体の構成を示す図である。 FATの内容を示す図である。 ディレクトリエントリの内容を示す図である。 アスセス処理の内容を示すフローチャートである。 テーブル41を示す図である。 テーブル作成処理の内容を示すフローチャートである。 表示処理の内容を示すフローチャートである。 FAT形式に従う複数のファイルの概念図を示す図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 操作部
15 表示部
16 外部記憶部
17 通信部
18 撮像部
19 バス

Claims (7)

  1. 複数のデータ領域で構成されたファイルを複数格納したディレクトリと、前記ファイルを構成する複数のデータ領域のそれぞれの配置を示す第1の配置情報を管理するFATとを記憶した記憶媒体と、
    前記複数のファイルを識別するための識別情報と、前記ディレクトリにおける前記複数のファイルのそれぞれの配置を示す第2の配置情報とを対応付けて記憶するテーブルを作成する作成手段と、
    前記識別情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された識別情報に対応する前記第2の配置情報を前記テーブルから読み出して、読み出した前記第2の配置情報に基づき、前記複数のファイルの中から一のファイルを特定する第1の特定手段と、
    前記FATにより管理されている前記第1の配置情報に基づき、前記第1の特定手段により特定されたファイルを構成する複数のデータ領域の中から、所定のデータ領域を特定する第2の特定手段と、
    前記第2の特定手段により特定された所定のデータ領域にアクセスする制御手段と、
    を備えることを特徴とするファイルシステム。
  2. 前記作成手段は、前記記憶媒体に記憶されているディレクトリエントリが管理する複数の前記識別情報に対し照合を行うことによって、前記テーブルを作成することを特徴とする請求項1記載のファイルシステム。
  3. 前記作成手段は、
    前記入力手段により入力された識別情報と、前記ディレクトリエントリが管理している複数の前記識別情報とが一致するか否かを順次照合していく照合手段と、
    前記照合手段による照合の結果、識別情報が一致した場合に照合が完了したか否か判断する判断手段と、を備え、
    前記判断手段によって照合が完了したと判断されるまでに、前記照合手段によって照合がなされた回数を、前記第2の配置情報とすることを特徴とする請求項2記載のファイルシステム。
  4. 前記識別情報とは、前記複数のファイルの各々の名称であるファイル名であることを特徴とする請求項1から3いずれか1項に記載のファイルシステム。
  5. 被写体を撮像して画像データを得る撮像手段と、
    請求項1から4いずれか1項に記載のファイルシステムと、を備え、
    前記ファイルとは、前記撮像手段により得られた画像データを含む画像ファイルであることを特徴とする電子カメラ。
  6. ディレクトリに格納された複数のデータ領域によりそれぞれ構成された複数のファイルを識別するための識別情報と、前記ディレクトリにおける前記複数のファイルのそれぞれの配置を示す第2の配置情報とを対応付けて記憶するテーブルを作成する作成ステップと、
    前記識別情報を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて入力された識別情報に対応する前記第2の配置情報を前記テーブルから読み出して、読み出した前記第2の配置情報に基づき、前記複数のファイルの中から一のファイルを特定する第1の特定ステップと、
    FATにより管理されている前記ファイルを構成する複数のデータ領域のそれぞれの配置を示す第1の配置情報と、前記ファイルに含まれる特定のデータを記憶する前記データ領域の数とに基づき、前記第1の特定ステップにおいて特定されたファイルを構成する複数のデータ領域の中から、所定のデータ領域を特定する第2の特定ステップと、
    前記第2の特定ステップにおいて特定された所定のデータ領域にアクセスする制御ステップと、
    を含むことを特徴とするファイルアクセス方法。
  7. 複数のデータ領域で構成されたファイルを複数格納したディレクトリと、前記ファイルを構成する複数のデータ領域のそれぞれの配置を示す第1の配置情報を管理するFATとを記憶した記憶媒体と、前記複数のファイルを識別するための前記識別情報を入力する入力手段と、を有するコンピュータを、
    前記識別情報と、前記ディレクトリにおける前記複数のファイルのそれぞれの配置を示す第2の配置情報とを対応付けて記憶するテーブルを作成する作成手段、
    前記入力手段により入力された識別情報に対応する前記第2の配置情報を前記テーブルから読み出して、読み出した前記第2の配置情報に基づき、前記複数のファイルの中から一のファイルを特定する第1の特定手段、
    前記FATにより管理されている前記第1の配置情報に基づき、前記第1の特定手段により特定されたファイルを構成する複数のデータ領域の中から、所定のデータ領域を特定する第2の特定手段、
    前記第2の特定手段により特定された所定のデータ領域にアクセスする制御手段、
    として機能させるプログラム。
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