JP2009217405A - ジョブネットワーク自動生成方式及びプログラム - Google Patents

ジョブネットワーク自動生成方式及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009217405A
JP2009217405A JP2008058805A JP2008058805A JP2009217405A JP 2009217405 A JP2009217405 A JP 2009217405A JP 2008058805 A JP2008058805 A JP 2008058805A JP 2008058805 A JP2008058805 A JP 2008058805A JP 2009217405 A JP2009217405 A JP 2009217405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jcl
job
unit
job network
flow link
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008058805A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Takai
真志 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2008058805A priority Critical patent/JP2009217405A/ja
Priority to CN200980104745XA priority patent/CN101939728A/zh
Priority to US12/811,899 priority patent/US20110035746A1/en
Priority to EP09717806A priority patent/EP2251785A4/en
Priority to PCT/JP2009/054117 priority patent/WO2009110525A1/ja
Publication of JP2009217405A publication Critical patent/JP2009217405A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/70Software maintenance or management
    • G06F8/74Reverse engineering; Extracting design information from source code
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/30Creation or generation of source code

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

【課題】メインフレームで使用されるJCL言語で記述されたJCLファイルを、平易な形状のジョブネットワーク・フローに変換するためのジョブネットワーク自動生成方式を提供することである。
【解決手段】JCL(Job Control Language)ファイル入力部と、ジョブネットワーク生成部と、ジョブネットワーク出力部とを具備するジョブネットワーク自動生成方式によって解決することができる。JCLファイル入力部は、JCLファイルを入力する。ジョブネットワーク生成部は、JCLファイルのJCL記述に基づいて、フローリンクを自動生成する。ジョブネットワーク出力部は、フローリンクを、ジョブネットワーク・フローに変換出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ジョブネットワーク自動生成方式及びプログラムに関する。
近年、多くの企業システムにおいて、メインフレームからUNIX(登録商標)サーバやWindows(登録商標)などの汎用OSを使用したオープンシステムへのシステム更改が活発に行われている。しかし、そのようなシステム更改においては、これまでメインフレーム上で運用されていたジョブ資産の移行が大きな問題となる。一般的に、それらのジョブ資産はジョブ制御言語(JCL:Job Control Language)で記述されているが、オープンシステム上の汎用ジョブ管理ソフトウェアは、この言語を解釈できない。そのため、これらのJCL記述が表現しているジョブ制御情報を、汎用ジョブ管理ソフトウェアにおけるジョブネットワーク・フロー(流れ図)に移行することが行われる。
ここで、ジョブネットワーク・フローの形式には、各ジョブ管理ソフトウェアによって種々の形式が存在する。図1−1〜図1−4は全て、同一の順序関係を表したジョブネットワーク・フローである。一般的なジョブ管理ソフトウェアでは、特に記述上の制約を設けず、ユーザに自由な記述を行わせる方式が多い。しかし、制約を設けない方式の場合、同じ順序関係を表現するジョブネットワーク・フローを作成しても、作業者の感性によって、完成するジョブネットワーク・フローが、図1−2になるか図1−3になるかは定かではない。同じ順序関係で、異なる様々な形状のジョブネットワーク・フローが混在することは、ジョブ移行時のテストの効率性の点からも、移行後の保守性の点からも問題となる。
このような問題の解決のため、図1−1のように、始点と終点をあらかじめ固定し、ジョブネットワーク・フローの線の引かれ方をジョブ管理ソフトウェア側で制限することで、順序関係が与えられればほぼ一意のジョブネットワーク・フローを作成できる方式をとるジョブ管理ソフトウェアが存在する。このジョブ管理ソフトウェアは、誰がジョブネットワーク・フローを作成しても、同様の形式のフローになり、保守性の高い平易なジョブネットワーク・フローを作成できることを訴求している。
しかし、そのようなジョブ管理ソフトウェア上にJCLファイルを移行するためには、JCL記述を、その形式の平易なジョブネットワーク・フローに変換する必要がある。この変換に際しては、いくつかの問題点を指摘することができる。
第1の問題点は、変換作業をシステムエンジニアの人手によって行った場合、JCLファイルが大量に存在するユーザ環境では、人為的ミスによる品質低下と、それをリカバリするために実施されるテスト作業により、膨大なコストを消費することになる。そのため、移行作業を自動化する必要があることである。
第2の問題点は、次の通りである。JCLファイルは、コマンドインタプリタ的な文法の実処理記述の中に、並列実行や待ち合わせなどの制御命令を記述する特殊な制御形式である。そして、制御命令には、¥SUBJOB⇔¥ENDSUBJOB(並列実行)のように任意の箇所に記述することが可能な制御命令と、¥WAITSUBのように記述した箇所で明確に待ち合わせが行なわれる制御命令とが存在する。このようなJCLファイルを、単純な自動変換ツールで変換した場合、図1−4のような線の交差が発生するような煩雑なジョブネットワーク・フローが生成されてしまうことが多々ある。この場合、作成されたジョブネットワーク・フローを前述のジョブ管理ソフトウェアに適用することができなくなるという問題点である。
関連技術としては、以下のような発明が知られる。特開2001−166928号公報(特許文献1参照)には、ジョブネットを自動生成する自動生成装置の発明が記載されている。自動生成装置は、ジョブネットの設計情報(システムフロー、ジョブフロー、同一ジョブ、データ項目情報定義、レコード情報定義、ファイル情報定義、運用スケジュール)を入力する画面から、設計情報を一元管理するデータベースを作成する。登録された運用スケジュールより、ジョブネット構成ファイル生成機構を通じて、ジョブネット構成ファイルを生成する。この自動生成装置は、ジョブネットワーク・フローを入力とするものであり、JCLファイルを入力とするものではない。
特開2001−282549号公報(特許文献2参照)には、プログラム変換装置の発明が記載されている。プログラム変換装置は、複数のプログラムカウンタと、複数のスレッド実行装置とを備える。複数のスレッド実行装置は、制御投機的モードでスレッドを実行すること、データ依存投機的モードでスレッドを実行することが可能とされる。制御投機的モードは、複数のプログラムカウンタに従って、複数のスレッドの命令を、同時に、フェッチ、解釈、実行し、スレッド生成時以降に、レジスタセットに及ぼした変更を、後に取り消し可能なモードである。データ依存投機的モードは、自スレッドがメモリ領域から値をロードした後に、自スレッドを生成した親スレッドが同一メモリ領域に値をストアした場合に、自スレッドの少なくとも当該ロード以降の処理結果を破棄し、それらの処理を再実行するモードである。
プログラム変換装置は、与えられた原始プログラムをマルチスレッドプロセッサ向けに変換する。マルチスレッドプロセッサは、命令セットとして、次のことを、単一又は高々数個の機械語命令の組合せで実行できる命令セットを有する。第一に、スレッド実行装置で実行中のスレッドが制御投機的モードの新たなスレッドを生成することである。第二に、指定された条件が成立していれば自スレッドを終了させると共に、自スレッドが生成した制御投機的モードのスレッドの制御投機的モードを解除することである。第三に、生成した制御投機的モードのスレッドを破棄することである。第四に、自スレッドが生成するスレッドが指定されたアドレスのメモリ領域からのロードを行う際に、その動作を一時停止させることをあらかじめ指示することである。第五に、指定されたメモリアドレスに対する前記ロード一時停止指示を解除することである。第六に、スレッド実行装置で実行中のスレッドがデータ依存投機的モードの新たなスレッドを生成することである。第七に、自スレッドが生成したデータ依存投機的モードのスレッドのデータ依存投機的モードを解除することである。
プログラム変換装置は、レジスタ割り当て試行部と、フォーク(FORK)箇所決定部と、命令並べ換え部と、レジスタ割り当て部とを備える。レジスタ割り当て試行部は、並列化に先立ってレジスタ割り当てを試み、中間プログラム上の各変数、及び中間項のレジスタ割り当て状況を予測する。フォーク箇所決定部は、レジスタ割り当て試行部でのレジスタ割り当て試行結果に基づいて、中間プログラムにおける条件分岐部分をスレッド生成命令を用いた並列コードに変換するか否か決定し、及び、並列コードでの並列実行方式の決定を行う。命令並べ換え部は、フォーク箇所決定部での決定結果に基づいて、中間プログラム中の条件分岐部分を、スレッド生成命令を用いた並列コードに変換し、レジスタ割り当て試行結果を参照して、スレッド間のメモリを介したデータ依存関係を保証する命令を、スレッド生成命令の前後に挿入すると共に、スレッド生成が早い段階で行われるように、スレッド生成命令の前後の命令を並べ換える。レジスタ割り当て部は、並列化され並べ換えられた命令列に対して、物理レジスタが割り当てられるか否かに関して、レジスタ割り当ての試行時と同じ割り当て結果となるように確定的なレジスタ割り当てを行う。
このプログラム変換装置は、コンパイラ技術の一つであり、主眼は、プロセス間のデータ依存性の回避にあると考えられる。また、最適化されるのは並列処理の効率化である。
特開2007−257384号公報(特許文献3参照)には、バッチ系のシステム設計図を自動的に生成するジョブネット図自動生成方式の発明が記載されている。ジョブネット図自動生成方式は、データベース部と、該データベース部から情報を検索し表示する情報抽出表示部とよりなる。データベース部は、バッチ系を構成するジョブ、プログラム及びファイルのIDを示すジョブ情報、プログラム情報及びファイル情報と、ジョブ及びファイルの分類を示すジョブ分類情報及びファイル分類情報と、上記各情報の関連付けを示す関連付け情報とを有する。情報抽出表示部は、抽出するステップと、生成するステップとよりなるプログラムを備える。抽出するステップは、ジョブの分類情報を指定して、該分類を有するジョブ情報をデータベース部から抽出する。生成するステップは、関連付け情報より抽出されたジョブ情報の前後関係を判断してジョブ情報の関連を示す図形を生成する。このジョブネット図自動生成方式では、順序関係情報を元に、どのようなポリシーで、ジョブネットワーク・フローを作成するのかが明確でない。そのため、ジョブ数が巨大で、順序関係が入り組んでいる場合には、作成されたフローが煩雑で、理解しにくいものとなり、実用に耐えないジョブネットワーク・フローとなる可能性が高いと考えられる。また、変換のたびに(フローが図示する論理的意味は同じだが、人が視覚する「絵」として)異なるジョブネットワーク・フローに変換されてしまう可能性を否定できない。
特開平8−147156号公報(特許文献4参照)には、プログラム移植システムの発明が記載されている。プログラム移植システムは、移植元のコンピュータシステムでジョブ制御言語を用いて自動実行されている一連のプログラムを、移植先のコンピュータシステム上で自動実行可能なようにプログラム移植する。プログラム移植システムは、ジョブ制御プログラム入力過程と、入力ファイル存在検索過程と、論理関係精査過程と、外部参照ファイル入力過程と、ログリスト出力過程と、変更プログラム出力過程とを備える。
ジョブ制御プログラム入力過程は、移植元のコンピュータシステム用のジョブ制御言語で記述されたジョブ制御プログラムを入力する。入力ファイル存在検索過程は、ジョブ制御プログラムのファイル指定文中で指定された入力ファイルに該当するファイルが移植先のコンピュータシステム内の記憶装置上に存在するか否かを検索する。論理関係精査過程は、ジョブ制御プログラムに記述されている論理関係を精査する。外部参照ファイル入力過程は、ジョブ制御プログラムに記述されている外部参照ファイルに該当するファイルを移植先のコンピュータシステム内の記憶装置から入力する。ログリスト出力過程は、プログラム入力過程、入力ファイル存在検索過程、論理関係精査過程及び外部参照ファイル入力過程でエラーが生じた場合にエラーの存在を示すログリストを出力する一方、エラーが生じなかった場合にエラーの不存在を示すログリストを出力する。変更プログラム出力過程は、プログラム入力過程、入力ファイル存在検索過程、論理関係精査過程及び外部参照ファイル入力過程でエラーが生じなかった場合に、ジョブ制御プログラムを移植先のコンピュータシステム用に変更して出力する。
このプログラム移植システムでは、フロー形状の簡易化を最適化すること、並びに、ジョブネットワーク・フローの可読性および可視化についての性能を向上することは見込めないと考えられる。さらに、ジョブ実行環境の管理工数・運用工数・保守工数の削減にもつながらないと考えられる。
特開2001−166928号公報 特開2001−282549号公報 特開2007−257384号公報 特開平8−147156号公報
本発明の課題は、メインフレームで使用されるJCL言語で記述されたJCLファイルを、平易な形状のジョブネットワーク・フローに変換するためのジョブネットワーク自動生成方式を提供することである。
本発明の一つ目のアスペクトによるジョブネットワーク自動生成方式は、JCLファイル入力部と、ジョブネットワーク生成部と、ジョブネットワーク出力部とを具備する。JCLファイル入力部は、JCLファイルを入力する。ジョブネットワーク生成部は、JCLファイルのJCL記述に基づいて、フローリンクを自動生成する。ジョブネットワーク出力部は、フローリンクを、ジョブネットワーク・フローに変換出力する。
本発明の二つ目のアスペクトによるプログラムは、コンピュータを、JCLファイル入力手段と、ジョブネットワーク生成手段と、ジョブネットワーク出力手段ととして機能させる。JCLファイル入力手段は、JCLファイルを入力する。ジョブネットワーク生成手段は、JCLファイルのJCL記述に基づいて、フローリンクを自動生成する。ジョブネットワーク出力手段は、フローリンクを、ジョブネットワーク・フローに変換出力する。
本発明によれば、メインフレームで使用されるJCL言語で記述されたJCLファイルを、平易な形状のジョブネットワーク・フローに変換するためのジョブネットワーク自動生成方式を提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態の一つについて、図面を参照して詳細に説明する。図2に、一つの実施の形態におけるジョブネットワーク自動生成方式の全体構成を示す。図2において、ジョブネットワーク自動生成方式10は、JCLファイル入力部11と、JCL→中間ファイル変換部12と、ジョブネットワーク生成部13と、ジョブネットワーク出力部14とを有している。JCLファイル入力部11は、記憶装置A1から変換対象となるJCLファイルを読み出す。JCL→中間ファイル変換部12は、JCLファイルを解析し、JCLファイルを汎用UNIX(登録商標)OSが解釈可能なシェル言語で記述された中間ファイルに変換する。ジョブネットワーク生成部13は、中間ファイルのJCL記述を解析して、フローリンクを作成し、更に、当該中間ファイルをジョブ・スクリプトに分割する。ジョブネットワーク出力部14は、作成されたフローリンクとスクリプトとを、ジョブネットワーク定義ファイルに変換出力する。図2のジョブネットワーク自動生成方式10は、記憶装置A1からJCLファイル群を入力し、記憶装置B1へジョブネットワーク定義群を出力する。
図3に、JCL→中間ファイル変換部12の構成図を示す。図3において、JCL→中間ファイル変換部12は、中間ファイル生成部32と、中間ファイル出力部34と、変換辞書36とを有している。中間ファイル生成部32は、JCLファイル入力部11によって記憶装置A1から取り出されたJCLファイルを、中間ファイルに変換する。中間ファイル出力部34は、生成された中間ファイルを出力する。変換辞書36は、予め準備されたものであり、中間ファイル生成部32は、この変換辞書36を参照しながら、変換処理を行っていく。変換辞書36には、JCLからシェルスクリプトへの対応表が格納されている。
図4に、ジョブネットワーク生成部13の構成図を示す。図4において、ジョブネットワーク生成部13は、JCL解析部41と、スクリプトファイル分割部42と、フローリンク作成部43と、フローリンク診断部44と、フローリンク最適化部45とを有している。JCL解析部41は、中間ファイルのJCL記述を走査し、分析する。スクリプトファイル分割部42は、JCL解析部41からJCL記述の実処理行を受け取り、記憶装置B1のスクリプトファイルに格納する。フローリンク作成部43は、JCL解析部41からJCL記述のJCL命令行を受け取り、その種類に従って、主記憶MEM1のフローリンクに、フロー部品を追加していく。フローリンク診断部44は、フローリンク作成部43が作成したフローリンクが正しい構造になっているかどうかを診断する。フローリンク最適化部45は、フローリンクの構造を調整し、フローリンクを最適化する。
図5は、スクリプトファイル分割部42の機能説明図である。図5において、JCL解析部41は、入力されたJCL記述を線形に走査し、走査行が、JCL命令行(制御行)であるか、それ以外の実処理行であるかを判別する。JCL命令行であると判別した場合、JCL解析部41は、そのJCL命令行をフローリンク作成部43へ渡す。一方、実処理行であると判別した場合、JCL解析部41は、その実処理行をスクリプトファイル分割部42へ渡す。
スクリプトファイル分割部42は、JCL命令行以外の実処理が記述されている実処理行を、記憶装置B1に作成した複数個のスクリプトファイルに分割格納する。各スクリプトファイルは、JCL命令行の出現によっていずれかの幹若しくは枝に関連付けられるスクリプトファイルとして、フローリンク作成部43によって、オープン(OPEN)され、そして、クローズ(CLOSE)される。
図6は、フローリンク作成部43の機能説明図である。図示するように、フローリンク作成部43は、幹管理部52と、枝管理部54と、待合管理部56とを有し、主記憶MEM1を使用してフローリンクを作成する。フローリンク作成部43は、JCL解析部41から、JCL命令行を受け取り、受け取ったJCL命令行を、幹管理部52、枝管理部54、待合管理部56に振り分ける。
フローリンク作成部43は、JCL記述の制御の流れを、以下のように解釈する。
1.¥SUBJOB命令と¥ENDSUBJOB命令の間の行は「枝」と認識する。
2.1.以外のJCL命令行、¥JOB命令や¥ENDJOB命令など、全ての行を「幹」と認識する。
3.¥WAITSUB命令は、¥SUBJOBによる枝処理の待合点(収束点)と考える。
4.JCLは基本となる「幹」処理から0個以上の「枝」処理が派生し、それらが待合によって収束する処理であると考える。
フローリンク作成部43は、以下の部品を用いて、フローリンクを作成する。
・スタート(START)部品
・エンド(END)部品
・単位ジョブ部品
・並列分岐部品
・イベント送信部品
・イベント受信部品
図7〜図12を用いて、フローリンク作成部43によるフローリンク作成方法について説明する。まず、フローリンク作成部43は、主記憶MEM1に展開されるフローリンクに、スタート部品を格納する。次に、JCL解析部41が、JCL命令行の¥JOB Daily(¥STEP JOB1)をフローリンク作成部43へ送ると、幹管理部52がフローを更新し、単位ジョブ部品の幹1を追加する。続いて、JCL解析部41が、JCL命令行の¥SUBJOB SUB1(¥STEP JOB2)をフローリンク作成部43へ送ると、枝管理部54がフローを更新し、並列分岐部品の並列1,枝1を追加する。それから、JCL解析部41が、JCL命令行の¥JOB3(¥STEP JOB3)をフローリンク作成部43へ送ると、幹管理部54は、現状の単位ジョブ部品の幹1を保持すると共に、待合点に関連付ける新しい単位ジョブ部品として、幹2を生成する。
図7は、フローリンク作成部43がJCL命令行の¥SUBJOB SUB2(¥STEP JOB4)を受け取ったときの動作説明図である。図7において、枝管理部54は、¥SUBJOB SUB2を受け取ると、フローを更新するため、並列分岐部品の並列2,枝2を新規に追加しようとする。図示するように、枝管理部54は、枝を管理しており、並列分岐部品の並列2,枝2を、並列分岐部品の並列1,枝1に並列に配置し、フローを更新する。すなわち、枝管理部54は、枝となる¥SUBJOB命令と¥ENDSUBJOB命令までの処理内容を並列実行させるために、リンクフローに並列実行を表す並列分岐部品を追加する。このとき、その分岐パスに次の枝を新規作成し、更にその収束を管理する。また、枝nにスクリプトファイルを関連付け、¥SUBJOBから¥ENDSUBJOBまでの全ての行を、この枝nに関連付けて格納する。
幹部分は、幹管理部52が管理する。幹管理部52は、¥SUBJOB命令若しくは¥WAITSUB命令が発生するまで、全ての実処理行を同一のスクリプトファイルに記録するように、スクリプトファイルをオープンし、また、クローズする。このとき、スクリプトファイル分割部42は、それらの全ての実処理行を、その幹に関連付けられた同一のスクリプトファイルに記録する。
図8は、フローリンク作成部43がJCL命令行の¥WAITSUBを受け取ったときの動作説明図である。幹管理部52は、¥WAITSUBを受け取る前の段階で、既に、待合点に関連付ける幹2を生成している。図示するように、フローリンク作成部43が¥WAITSUBを受け取ると、待合管理部56が、最新の幹2の後に待合部品(フォーカス(FOCUS)部品ともいう。)の待合1を追加する。また、幹管理部52は、幹1に関連付けられるスクリプトファイルをクローズし、幹2に関連付けられるスクリプトファイルをオープンする。
図9〜図11は、枝の収束方法について説明する図である。待合部品の待合1が追加されると、フローリンク作成部43は、フローリンクの枝を収束する。図9に示すように、枝管理部54は、待合管理部56に依頼して、¥WAITSUB行の引数として記載されている収束すべき枝を検索してもらう。そして、まず、枝1と待合1とを結合する。また、幹管理部52は、並列2の後ろに、幹2を結合する。その結果、フローリンクは、図10に示すように更新される。
続いて、枝管理部54は、枝2の収束を試みる。待合管理部56は、新規に待合部品の待合2を生成し、待合1の後ろに、この待合2を結合する。枝管理部54は、枝2と待合2とを結合する。このようにして、¥WAITSUBの読み込みに関する処理が終了する。JCL解析部41が更に走査を進めると、フローリンク作成部43は、更に単位ジョブ部品の幹3と、エンド部品とを結合する。その結果、フローリンクは、図11に示すように更新される。
JCL記述の走査が完了すると、フローリンク診断部44が、枝管理部54を用いて、枝部品の診断を行う。未収束の枝が存在すれば、その旨を警告する。次に、フローリンク最適化45が、枝最適化部58を用い、ジョブ管理ソフトウェアのフロー方式に合わせて、フローリンクを最適化する。枝最適化部58は、図11に示すように、並列分岐部品のソートを行い、枝の交差を解消する。図12は、ジョブネットワーク生成部13の入出力関係を説明する図である。図示するように、ジョブネットワーク生成部13は、中間ファイルのJCL記述を入力し、フローリンクと、スクリプトファイル群とを出力する。
図13は、JCL→中間ファイル変換部12の処理を説明する流れ図である。図13において、JCL→中間ファイル変換部12は、JCLファイルをオープンし(ステップ21−1)、JCL記述を一行ずつ読み込む(ステップ21−2)。中間ファイル生成部32は、変換処理をJCLファイルのEOF(End Of File)まで繰り返す(ステップ21−3)。JCLファイルのEOFに達していない間(ステップ21−3:イエス)、中間ファイル生成部32は、変換辞書36を検索し(ステップ21−4)、読み込んだ行が、変換対象行として、変換辞書36に載っているか否かを調べる(ステップ21−5)。変換対象行であれば、変換を行い、変換辞書36の検索結果を中間ファイルに出力する(ステップ21−8)。変換対象行で無ければ、読み込んだ行をそのまま出力する(ステップ21−7)。JCLファイルのEOFに到達したら(ステップ21−3:ノー)、中間ファイルをクローズする(ステップ21−6)。中間ファイル出力部34は、作成された中間ファイルを変換結果として、ジョブネットワーク生成部13へ送信する。この変換処理によって、JCLファイルはシェル言語で記述された中間ファイルに変換される。更に、以後の変換処理に必要なJCL制御命令行は、コメント行としてそのまま残す。
図14〜図17は、ジョブネットワーク生成部13によるフローリンクの作成方法を説明する流れ図である。本実施の形態におけるジョブネットワーク生成部13は、以下のJCL命令行を対象として、フローリンクを生成する。
¥JOB JCL記述の開始
¥ENDJOB JCL記述の終了
¥SUBJOB 並列実行処理記述の開始
¥ENDSUBJOB 並列実行処理記述の終了
¥WAITSUB 指定された¥SUBJOBの終了待ち合わせ
¥RUN 指定されたJCLファイルを起動
図14に示すようにジョブネットワーク生成部13において、JCL解析部41は、JCL→中間ファイル変換部12から受け取った中間ファイルをオープンすると(ステップ22−1)、中間ファイルを一行ずつ読み込む(ステップ22−2)。JCL解析部41は、中間ファイルの読み込みをEOFまで繰り返す(ステップ22−3)。中間ファイルのEOFに到達したら(ステップ22−3:ノー)、中間ファイルの解析を終了し、若しくは、エラーを出力する。
中間ファイルのEOFに到達するまでは(ステップ22−3:イエス)、読み込んだ行が、実処理行かJCL命令行であるかを判別する(ステップ22−4)。実処理行であれば(ステップ22−4:ノー)、次の行を読み込む。JCL命令行であれば(ステップ22−4:イエス)、ジョブネットワーク・フローをオープンし(ステップ22−5)、図15の詳細解析処理に移行する。
図15の詳細解析処理において、フローリンク作成部43は、まず、初期化処理として、ベース(BASE)パスにスタート部品を追加し、その次に単位ジョブ部品を追加し、フローリンクの作成を開始する。更に、記憶装置B1に、その単位ジョブ部品に関連付けられたスクリプトファイルを新規作成し、オープンする(ステップ23−1)。スクリプトファイル分割部42は、対象行がJCL命令行以外であれば、その行をオープンされているスクリプトファイルに格納する。
JCL解析部41は、中間ファイルを一行ずつ読み込み(ステップ23−2)、この読み込みをEOFまで繰り返す(ステップ23−3)。フローリンク作成部43は、もし、読み込んだ対象行が¥SUBJOB行であれば(ステップ23−4)、ベースパスの単位ジョブ部品をクローズし(ステップ23−9)、並列分岐部品をベースパスに追加する(ステップ23−10)。更に、並列分岐パスに単位ジョブ部品を新規作成する(ステップ23−11)。スクリプトファイル分割部42は、¥ENDSUBJOBまでの全ての行を、この単位ジョブ部品に関連付けられたスクリプトファイルに格納する。その後、並列分岐パス処理へ移行する(ステップ23−12)。
フローリンク作成部43は、もし、読み込んだ対象行が¥WAITSUB行であり、かつ、JOBNAMEの引数が無ければ(ステップ23−5)、ベースパスの単位ジョブ部品をクローズする(ステップ23−13)。次に、ベースパスにフォーカス(FOCUS:待合)部品を追加し、¥WAITSUB行の引数として記載されている収束すべき分岐を検索して、全ての並列分岐部品をこのフォーカス部品で収束させる(ステップ23−14)。続いて、ベースパスに次の単位ジョブ部品を新規作成し、オープンする(ステップ23−15)。
フローリンク作成部43は、もし、読み込んだ対象行が¥WAITSUB行であり、かつ、その引数がJOBNAMEであれば(ステップ23−6)、ベースパスの単位ジョブ部品をクローズする(ステップ23−16)。次に、ベースパスにフォーカス部品を追加し、¥WAITSUB行の引数として記載されているJOBNAMEのパスを検索して、それらの並列分岐部品をこのフォーカス部品で収束させる(ステップ23−17)。続いて、ベースパスに次の単位ジョブ部品を新規作成し、オープンする(ステップ23−18)。
フローリンク作成部43は、もし、読み込んだ対象行が¥ENDJOB行であれば(ステップ23−7)、フローリンクの作成を終了し、ジョブネットワーク・フローをクローズする(ステップ23−19)。
フローリンク作成部43は、もし、読み込んだ対象行が¥RUN行であり、そのパラメータ値がHOLD=Nであれば(ステップ23−8)、¥RUN処理に移行する(ステップ23−20)。パラメータ値のHOLD=Nは、引数となるJOBNAMEがN回有効化(¥ACTIVATE)されるのを待ってから、JOBNAMEを実行する(¥RUN)ことを意味している。
フローリンク作成部43は、もし、読み込んだ対象行が¥SUBJOB行でもなく、¥WAITSUB行でもなく、¥ENDJOB行でもなく、かつ、そのパラメータ値がHOLD=Nである¥RUN行でも無い場合には、読み込んだ行は、識別子行ではないと判断する(ステップ23−21)。スクリプトファイル分割部42は、この行をオープンされている単位ジョブ部品に関連付けられたスクリプトファイルに追加する(ステップ23−22)。
図16は、並列分岐パス処理を説明する流れ図である。図16の並列分岐パス処理において、フローリンク作成部43は、まず、並列分岐パスに単位ジョブ部品をオープンする(ステップ24−1)。次に、JCL解析部41は、中間ファイルを一行ずつ読み込み(ステップ24−2)、この読み込みをEOFまで繰り返す(ステップ24−3)。フローリンク作成部43は、読み込んだ対象行が、”¥RUN HOLD=ON”又は”¥ACTIVATE”のいずれかであるか否かを判定する(ステップ24−4)。いずれかであれば、¥RUN処理へ進む(ステップ24−5)。どちらでも無ければ、”¥ENDSUBJOB”であるか否かを判定する(ステップ24−6)。”¥ENDSUBJOB”であれば、その単位ジョブ部品をクローズし(ステップ24−7)、当該並列分岐パスをクローズして(ステップ24−8)、並列分岐パス処理を終了する。”¥ENDSUBJOB”でも無ければ、その行は実処理行であるとして(ステップ24−9)、単位ジョブ部品に関連付けられたスクリプトファイルに当該行を追記する(ステップ24−10)。
図17は、RUN処理を説明する流れ図である。図17において、”¥RUN HOLD=ON”である場合、単位ジョブ部品をクローズし(ステップ25−1)、イベント受信部品をN個作成する(ステップ25−2)。続いて、フローリンクにサブジョブネットワーク”JOBNAME”を作成し(ステップ25−3)、次の単位ジョブをオープンする(ステップ25−4)。一方、”¥RUN HOLD=ON”では無い場合、単位ジョブ部品をクローズし(ステップ25−5)、イベント送信部品を作成する(ステップ25−6)。続いて、次の単位ジョブ部品をオープンする(ステップ25−7)。
JCL記述の走査が完了すると、待合管理部56が、ブランチ(BRANCH)部品の走査を行い、未収束のブランチ部品が存在すれば、その旨を警告する。次に、フローリンク最適化部45がフォーカス部品のインデクス(index)に従って、ブランチ部品のソートを行う。
図18は、ジョブネットワーク出力部14の出力処理を説明する流れ図である。ジョブネットワーク出力部14は、図18の流れ図に従い、フローリンクなどを、ジョブ管理ソフトウェアの種別に応じたジョブネットワーク定義に変換する。図18において、まず、ジョブネットワーク出力部14は、フローリンクのリンク構造が正常であるか否かを判定する(ステップ26−1)。正常で無ければ、エラーを出力する。正常であれば、ジョブネットワークとして描画できる構造、又は、ファイル出力できる構造であるか否かを判定する(ステップ26−2)。そのような構造であれば、リンク構造をそのままジョブネットワーク・フローとして描画し、又は、ファイル出力する(ステップ26−3)。そのような構造では無い場合には、修復可能であるか否かを判定し(ステップ26−4)、修復可能であれば、リンク構造を修正する(ステップ26−5)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、次のような効果が得られる。第1の効果は、メインフレーム→オープンシステムのジョブ環境移行のコストが大幅に削減されることである。その理由は、本実施の形態によりJCL→ジョブネットワーク自動変換が可能になることによって、手作業によって行われていたジョブ移行の工数やリスクが極小となるためである。
第2の効果は、ジョブ環境移行後の保守性が大きく高まることである。その理由は、本実施の形態により自動生成されるジョブネットワーク・フローは、保守性の高い平易なフローになっており、移行後のジョブ監視やジョブの修正作業などが、JCLファイルの場合に比べて極めて容易になるためである。
第3の効果は、一般的なジョブ管理ソフトウェアでのジョブ運用の保守性を高めることができることである。その理由は、本実施の形態によるアルゴリズムであって、複雑なフローを平易な形状のフローに変換するアルゴリズムを、一般的なジョブ管理ソフトウェアのフロー最適化に応用することによって、保守性の高いフローへ変換することが可能となるからである。
図1−1は、同一の順序関係を表したジョブネットワーク・フローを示す第一の図である。 図1−2は、同一の順序関係を表したジョブネットワーク・フローを示す第二の図である。 図1−3は、同一の順序関係を表したジョブネットワーク・フローを示す第三の図である。 図1−4は、同一の順序関係を表したジョブネットワーク・フローを示す第四の図である。 図2は、ジョブネットワーク自動生成方式の全体構成を示す図である。 図3は、JCL→中間ファイル変換部の構成図である。 図4は、ジョブネットワーク生成部の構成図である。 図5は、スクリプトファイル分割部の機能説明図である。 図6は、フローリンク作成部の機能説明図である。 図7は、フローリンク作成方法の第一の説明図である。 図8は、フローリンク作成方法の第二の説明図である。 図9は、フローリンク作成方法の第三の説明図である。 図10は、フローリンク作成方法の第四の説明図である。 図11は、フローリンク作成方法の第五の説明図である。 図12は、フローリンク作成方法の第六の説明図である。 図13は、JCL→中間ファイル変換部による処理を説明する流れ図である。 図14は、フローリンク作成方法を説明する第一の流れ図である。 図15は、フローリンク作成方法を説明する第二の流れ図である。 図16は、フローリンク作成方法を説明する第三の流れ図である。 図17は、フローリンク作成方法を説明する第四の流れ図である。 図18は、ジョブネットワーク出力部の出力処理を説明する流れ図である。
符号の説明
10 ジョブネットワーク自動生成方式
11 JCLファイル入力部
12 JCL→中間ファイル変換部
13 ジョブネットワーク生成部
14 ジョブネットワーク出力部
32 中間ファイル生成部
34 中間ファイル出力部
36 変換辞書
41 JCL解析部
42 スクリプトファイル分割部
43 フローリンク作成部
44 フローリンク診断部
45 フローリンク最適化部
52 幹管理部
54 枝管理部
56 待合管理部
58 枝最適化部

Claims (15)

  1. JCL(Job Control Language)ファイルを入力するJCLファイル入力手段と、
    前記JCLファイルのJCL記述に基づいて、フローリンクを自動生成するジョブネットワーク生成手段と、
    前記フローリンクを、ジョブネットワーク・フローに変換出力するジョブネットワーク出力手段とを具備する
    ジョブネットワーク自動生成方式。
  2. 前記ジョブネットワーク生成手段は、
    前記JCL記述を走査し、JCL実処理行と、JCL命令行とに振り分けるJCL解析手段と、
    前記JCL解析手段からJCL命令行を受け取って、フローリンクを作成するフローリンク作成手段とを備える
    請求項1記載のジョブネットワーク自動生成方式。
  3. 前記フローリンク作成手段は、
    前記JCL命令行の中で、¥SUBJOB行と、¥ENDSUBJOB行とを受け取り、その間の行を枝として管理する枝管理手段と、
    前記JCL命令行の中で、前記¥SUBJOB行及び前記¥ENDSUBJOB行以外のJCL命令行を受け取り、前記枝以外の行を幹として管理する幹管理手段とを有する
    請求項2記載のジョブネットワーク自動生成方式。
  4. 前記枝管理手段は、
    一つの枝に対応させて、フローリンクに一つの並列分岐部品を追加し、
    前記幹管理手段は、
    一つの幹に対応させて、フローリンクのベースパスに、一つの単位ジョブ部品を追加する
    請求項3記載のジョブネットワーク自動生成方式。
  5. 前記枝管理手段は、
    前記一つの並列分岐部品として、並列部品と枝部品とのペアを擁するものを追加し、フローリンクのベースパスに前記並列部品を追加し、前記並列部品から分岐する並列分岐パスに前記枝部品を追加する
    請求項4記載のジョブネットワーク自動生成方式。
  6. 前記フローリンク作成手段は、
    前記JCL命令行の中で、¥WAITSUB行を受け取り、前記枝の収束を管理する待合管理手段を更に有する
    請求項5記載のジョブネットワーク自動生成方式。
  7. 前記待合管理手段は、
    ¥WAITSUB行を受け取ると、フローリンクのベースパスに、待合部品を追加すると共に、この待合部品と、この待合点で収束する枝部品とを結合して、フローリンクを更新する
    請求項6記載のジョブネットワーク自動生成方式。
  8. 前記待合管理手段は、
    前記この待合点で収束する枝部品が複数あった場合には、フローリンクのベースパスに、二つ目の待合部品を追加すると共に、この待合部品と、この待合点で収束する別の枝部品とを結合して、フローリンクを更新する
    請求項7記載のジョブネットワーク自動生成方式。
  9. 前記幹管理手段は、
    前記JCL命令行の中で、¥WAITSUB行を受け取ると、フローリンクのベースパスに、次の単位ジョブ部品を追加し、
    前記待合管理手段は、
    フローリンクのベースパスに追加する前記待合部品を、前記次の単位ジョブ部品の後ろに結合する
    請求項8記載のジョブネットワーク自動生成方式。
  10. 前記幹管理手段は、
    更に、前記次の単位ジョブ部品を、フローリンクのベースパスの最後尾にある並列部品の後ろに結合する
    請求項9記載のジョブネットワーク自動生成方式。
  11. 前記ジョブネットワーク生成手段は、
    前記並列部品をソートし、前記枝部品と前記待合部品との結合によって生じる並列分岐パスの交差を解消するフローリンク最適化手段を更に有する
    請求項10記載のジョブネットワーク自動生成方式。
  12. 前記ジョブネットワーク生成手段は、
    前記JCL解析手段からJCL実処理行を受け取って、前記JCL記述を複数のスクリプトファイルに分割するスクリプトファイル分割手段を更に備える
    請求項11記載のジョブネットワーク自動生成方式。
  13. 前記フローリンク作成手段は、
    フローリンクに単位ジョブ部品又は並列分岐部品を結合すると、その単位ジョブ部品又は並列分岐部品に関連付けられたスクリプトファイルをオープンし、
    前記スクリプトファイル分割手段は、
    前記JCL解析手段から受け取るJCL実処理行を、前記フローリンク作成手段によってオープンされたスクリプトファイルに格納する
    請求項12記載のジョブネットワーク自動生成方式。
  14. 前記フローリンク作成手段は、
    前記スクリプトファイルをオープンする場合に、前記その単位ジョブ部品又は並列分岐部品の前に結合された別の単位ジョブ部品又は並列分岐部品に関連付けられた別のスクリプトファイルがオープンされていたときには、前記別のスクリプトファイルをクローズする
    請求項13記載のジョブネットワーク自動生成方式。
  15. 請求項1〜14いずれか1項に記載のジョブネットワーク自動生成方式が具備するJCLファイル入力手段と、ジョブネットワーク生成手段と、ジョブネットワーク出力手段ととしてコンピュータを機能させるための
    プログラム。
JP2008058805A 2008-03-07 2008-03-07 ジョブネットワーク自動生成方式及びプログラム Pending JP2009217405A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008058805A JP2009217405A (ja) 2008-03-07 2008-03-07 ジョブネットワーク自動生成方式及びプログラム
CN200980104745XA CN101939728A (zh) 2008-03-07 2009-02-26 作业网络自动生成装置、方法和程序记录介质
US12/811,899 US20110035746A1 (en) 2008-03-07 2009-02-26 job network auto-generation apparatus, a method and a program recording medium
EP09717806A EP2251785A4 (en) 2008-03-07 2009-02-26 AUTOMATIC JOB NETWORK GENERATING DEVICE, PROGRAM RECORDING METHOD AND MEDIUM
PCT/JP2009/054117 WO2009110525A1 (ja) 2008-03-07 2009-02-26 ジョブネットワーク自動生成装置、方法及びプログラム記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008058805A JP2009217405A (ja) 2008-03-07 2008-03-07 ジョブネットワーク自動生成方式及びプログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011215686A Division JP5273576B2 (ja) 2011-09-29 2011-09-29 ジョブネットワーク自動生成方式及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009217405A true JP2009217405A (ja) 2009-09-24

Family

ID=41056077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008058805A Pending JP2009217405A (ja) 2008-03-07 2008-03-07 ジョブネットワーク自動生成方式及びプログラム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20110035746A1 (ja)
EP (1) EP2251785A4 (ja)
JP (1) JP2009217405A (ja)
CN (1) CN101939728A (ja)
WO (1) WO2009110525A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11226841B2 (en) 2016-03-22 2022-01-18 Mitsubishi Electric Corporation Information processing system, information processing device, and information processing method

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9665620B2 (en) 2010-01-15 2017-05-30 Ab Initio Technology Llc Managing data queries
CN102004666A (zh) * 2010-11-25 2011-04-06 中国工商银行股份有限公司 一种大型计算机作业排程设备及系统
WO2012119290A1 (zh) * 2011-03-04 2012-09-13 富士通株式会社 分布式计算方法和分布式计算系统
US9116955B2 (en) 2011-05-02 2015-08-25 Ab Initio Technology Llc Managing data queries
US8924974B1 (en) * 2011-06-08 2014-12-30 Workday, Inc. System for error checking of process definitions for batch processes
KR101657339B1 (ko) 2013-05-22 2016-09-19 매그나칩 반도체 유한회사 Dll 동작 모드 제어회로 및 그 방법
US10135749B2 (en) * 2013-09-23 2018-11-20 Sears Brands, L.L.C. Mainframe migration tools
US9891901B2 (en) 2013-12-06 2018-02-13 Ab Initio Technology Llc Source code translation
US20160070698A1 (en) * 2014-09-04 2016-03-10 Total System Services, Inc. Database Management System Tools for An Automated Work to Stage Process
US10437819B2 (en) 2014-11-14 2019-10-08 Ab Initio Technology Llc Processing queries containing a union-type operation
US10417281B2 (en) 2015-02-18 2019-09-17 Ab Initio Technology Llc Querying a data source on a network
KR101762283B1 (ko) * 2016-05-19 2017-07-31 주식회사 티맥스 소프트 인코딩이 다른 환경에서 jcl을 재사용하기 위한 소트 스크립트 변환 방법 및 컴퓨터-판독가능 매체에 저장된 컴퓨터 프로그램
US10540737B2 (en) * 2017-12-22 2020-01-21 International Business Machines Corporation Processing unit performance projection using dynamic hardware behaviors
US11093223B2 (en) 2019-07-18 2021-08-17 Ab Initio Technology Llc Automatically converting a program written in a procedural programming language into a dataflow graph and related systems and methods

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0553785A (ja) * 1991-08-23 1993-03-05 Hitachi Ltd 図形エデイタとテキストエデイタの連動編集方法
JPH06318151A (ja) * 1992-09-09 1994-11-15 Central Syst Kk フロー図・処理プログラム間変換装置および方法
JPH08147156A (ja) * 1994-11-21 1996-06-07 Shunei Iida プログラム移植システム
JPH1124913A (ja) * 1997-06-27 1999-01-29 Nec Software Kansai Ltd Jclプログラム変換装置および記録媒体
JP2005107828A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Central Computer Services Co Ltd ジョブフロー作成システム及びプログラム

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2624753B2 (ja) * 1988-03-18 1997-06-25 株式会社日立製作所 上位仕様書作成方法
JP3181994B2 (ja) * 1992-09-03 2001-07-03 株式会社日立製作所 ジョブフロー仕様書自動作成方法
JP2551312B2 (ja) * 1992-12-28 1996-11-06 日本電気株式会社 ジョブステップ並列実行方式
JP3755165B2 (ja) * 1995-06-22 2006-03-15 富士通株式会社 並列処理手続き選定装置及び方法
JP2001166928A (ja) 1999-12-06 2001-06-22 Hitachi Ltd ジョブネットの自動生成装置
JP3641997B2 (ja) 2000-03-30 2005-04-27 日本電気株式会社 プログラム変換装置及び方法並びに記録媒体
JP4791660B2 (ja) * 2001-08-23 2011-10-12 日立公共システムエンジニアリング株式会社 データフロー自動生成装置とデータフロー自動生成方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US7831693B2 (en) * 2003-08-18 2010-11-09 Oracle America, Inc. Structured methodology and design patterns for web services
TWI335541B (en) * 2004-02-18 2011-01-01 Ibm Grid computing system, management server, processing server, control method, control program and recording medium
JP4461111B2 (ja) 2006-03-24 2010-05-12 日本証券テクノロジー株式会社 バッチ系のシステム設計図自動生成方式
US8572616B2 (en) * 2006-05-25 2013-10-29 International Business Machines Corporation Apparatus, system, and method for managing z/OS batch jobs with prerequisites
JP4757811B2 (ja) * 2007-02-19 2011-08-24 日本電気株式会社 ジョブ制御言語により記述されたジョブ制御文からジョブネットワークフローを生成する装置及びその方法
JP4776571B2 (ja) * 2007-03-16 2011-09-21 富士通株式会社 実行制御プログラム,実行制御方法及び実行制御装置
US7958188B2 (en) * 2007-05-04 2011-06-07 International Business Machines Corporation Transaction-initiated batch processing
US20090217272A1 (en) * 2008-02-26 2009-08-27 Vita Bortnikov Method and Computer Program Product for Batch Processing

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0553785A (ja) * 1991-08-23 1993-03-05 Hitachi Ltd 図形エデイタとテキストエデイタの連動編集方法
JPH06318151A (ja) * 1992-09-09 1994-11-15 Central Syst Kk フロー図・処理プログラム間変換装置および方法
JPH08147156A (ja) * 1994-11-21 1996-06-07 Shunei Iida プログラム移植システム
JPH1124913A (ja) * 1997-06-27 1999-01-29 Nec Software Kansai Ltd Jclプログラム変換装置および記録媒体
JP2005107828A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Central Computer Services Co Ltd ジョブフロー作成システム及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11226841B2 (en) 2016-03-22 2022-01-18 Mitsubishi Electric Corporation Information processing system, information processing device, and information processing method

Also Published As

Publication number Publication date
CN101939728A (zh) 2011-01-05
WO2009110525A1 (ja) 2009-09-11
EP2251785A1 (en) 2010-11-17
US20110035746A1 (en) 2011-02-10
EP2251785A4 (en) 2013-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009217405A (ja) ジョブネットワーク自動生成方式及びプログラム
JP7090778B2 (ja) 影響分析
AU2020203491B2 (en) Source code translation
US10713608B2 (en) Systems and methods for a real-time workflow platform
US6408430B2 (en) Interactive software testing system and method
JP5679989B2 (ja) デバッグパイプライン
US20100281462A1 (en) Systems and methods for generating source code for workflow platform
US8589864B2 (en) Automating the creation of an application provisioning model
US9075544B2 (en) Integration and user story generation and requirements management
US20170123958A1 (en) Service implementation based debugger for service oriented architecture projects
US9639454B2 (en) Computer-readable recording medium storing therein test data generating program, test data generating method, test data generating apparatus and information processing system
WO2012158231A1 (en) Registration and execution of highly concurrent processing tasks
US8326867B2 (en) Apparatus for generating job network flow from job control statement described in job control language and its method
Eichelberger et al. Experiences with the model-based generation of big data pipelines
JP5273576B2 (ja) ジョブネットワーク自動生成方式及びプログラム
WO2008041442A1 (fr) Procédé de création de programme par parallélisation, dispositif de création de programme par parallélisation, et programme de création de programme par parallélisation
CN114757124A (zh) 一种基于xml的cfd工作流建模方法、装置、计算机及存储介质
US8510342B1 (en) Automatic conversion of build processes to use streaming input
CN114546670A (zh) 一种基于协程的函数式异步数据分发系统及方法
Posch et al. Design and implementation of the Alida framework to ease the development of image analysis algorithms
CN117350396A (zh) 跟踪和克隆与分布式机器学习流水线相关联的制品的方法
Westergaard et al. JoSEL: A job specification and execution language for model checking
Wang et al. Automating three-dimensional reconstruction of icosahedral virus structure with Condensed Graphs
JP2010277533A (ja) 仕様検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110815

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111206