JPH1124913A - Jclプログラム変換装置および記録媒体 - Google Patents

Jclプログラム変換装置および記録媒体

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JPH1124913A
JPH1124913A JP17239897A JP17239897A JPH1124913A JP H1124913 A JPH1124913 A JP H1124913A JP 17239897 A JP17239897 A JP 17239897A JP 17239897 A JP17239897 A JP 17239897A JP H1124913 A JPH1124913 A JP H1124913A
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善光 船橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ジョブ制御言語で記述されたJCLプログラム
をパソコンで動作するプログラミング言語にできるだけ
自動変換し、変換作業の生産性を向上させる。 【解決手段】入力ファイル1から1行単位で入力したJ
CLプログラムを入力情報解析手段21が解析して定義
語に分け、ジョブ制御言語辞書部31を参照して取得し
た変換情報と共に入力情報一時記憶部32へ逐次出力し
蓄積する。この蓄積データを変換情報操作手段22が変
換情報に従ってソートし、行単位の順序変更および各行
内における語順変更を行って出力情報一時記憶部33に
格納する。この格納データをプログラミング言語生成手
段23が順番に読み出し、プログラミング言語辞書部3
4を参照して変換情報に対応するプログラミング言語に
変換し、変換後プログラムとして出力ファイル4に格納
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はJCLプログラム変
換装置に関し、特にジョブ制御言語で記述されているJ
CLプログラムをパーソナルコンピュータで動作する通
常のプログラミング言語に変換するJCLプログラム変
換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大規模な組織における情報処理業
務には、汎用コンピュータやオフィスコンピュータなど
のいわゆる大型機が使用されることが多かった。これら
の大型機では、一般に、専用のジョブ制御言語で記述さ
れたJCLプログラムにより、多数の業務を効率的に自
動実行させるための機能を備えている。近年、ワークス
テーションやパーソナルコンピュータなどの小型機の性
能向上により、汎用コンピュータやオフィスコンピュー
タを使用して行っていた情報処理業務をパーソナルコン
ピュータへ移行するケースが増加している。このような
移行に際しては、ジョブ制御言語で記述されたJCLプ
ログラムをパーソナルコンピュータで実行可能なプログ
ラミング言語に書き換える必要がある。
【0003】JCLプログラムを書き換える際には、移
行先のパーソナルコンピュータによりJCLに対応する
機能がない場合や制限される場合があるため、従来は、
主に人手により移行先で実行可能な用語(定義語)のみ
を使用して書き換えを行っており、多大な工数を消費し
ていた。
【0004】これに対して、プログラム変換を人手に頼
らず実行しようとする試みが特開平4―286029号
公報に提案されている。この公報に記載されている方法
は、変換前言語と変換後言語の定義語の対応関係を記述
した辞書を使用し、定義語の変換を行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ジョブ制御言語で記述
されたJCLプログラムは、他のプログラミング言語で
記述されている一連の業務プログラムの実行を制御する
もので、JCL文(1行の記述)の配置の順番や、JC
L文内の語順(定義語の並べ方)には、一般のプログラ
ミング言語と異なるものがある。従って、JCLプログ
ラムを他のプログラミング言語に変換する場合には、単
に定義語の変換を行うだけでなく、行の入れ換えや語順
の変更も必要となる。上述した特開平4―286029
号公報に提案には、この点についての配慮が見られな
い。
【0006】又、JCLプログラムに使用されている定
義語に対応するものが変換先のプログラミング言語に定
義されていない場合や、定義されていても移行先のパー
ソナルコンピュータのオペレーティングシステムの制約
により実行できない場合がある。このような場合には、
変換できない箇所の検出を簡単に行えることが必要であ
る。
【0007】本発明の目的は、上述した行配列順序や語
順を考慮し、ジョブ制御言語で記述されたJCLプログ
ラムを、他のプログラミング言語に変換するJCLプロ
グラム変換装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のJCLプログ
ラム変換装置は、汎用コンピュータ及びオフィスコンピ
ュータで使用されているジョブ制御言語で記述されたJ
CLプログラムをパーソナルコンピュータ等で動作する
ことができるプログラミング言語に変換するためのJC
Lプログラム変換装置であって、(1)変換元のジョブ
制御言語の各定義語に対して変換先のプログラミング言
語の定義語を検索するための第1の変換情報が格納さ
れ、定義語中の行の先頭に使用される先頭定義語に対し
ては更に行の配置順序を判定できる第2の変換情報が記
憶されているジョブ制御言語辞書部と、(2)変換先で
動作可能なプログラミング言語の定義語が前記第1の変
換情報を検索キーとして格納され、前記第1の変換情報
の比較により1行内における定義語の配列順序を判定で
きるよう前記第1の変換情報と定義語とが関係付けられ
ているプログラミング言語辞書部と、(3)変換しよう
とするJCLプログラムを行単位で入力し前記ジョブ制
御言語辞書部を参照し取得した前記第1及び第2の変換
情報と共に一時記憶領域へ逐次出力して蓄積する入力情
報解析手段と、(4)前記入力情報解析手段が蓄積した
蓄積データを前記第1及び第2の変換情報に従ってソー
トして行単位の順序変更および行内の定義語単位の語順
変更を行う変換情報操作手段と、(5)前記変換情報操
作手段によるソート後の格納データを逐次読み出して前
記プログラミング言語辞書部を参照してプログラミング
言語に変換し変換後プログラムを出力ファイルに格納す
るプログラミング言語生成手段とを備えて構成されてい
る。
【0009】請求項2のJCLプログラム変換装置は、
請求項1記載のJCLプログラム変換装置において、前
記ジョブ制御言語辞書部が、行の先頭に使用される先頭
定義語を格納する先頭文節領域と、先頭定義語を含むす
べての定義語を格納する一般文節領域とから構成され、
前記先頭文節領域には行としての配列順序を示す第2の
変換情報と前記一般文節領域の同じ定義語の格納位置を
示す関連情報とが格納され、前記一般文節領域には各定
義語の前記プログラミング辞書部の位置を示す第2の変
換情報と当該定義語の後に使用される複数の定義語の格
納位置を示す関連情報とが格納されていることを特徴と
している。
【0010】請求項3のJCLプログラム変換装置は、
請求項1又は請求項2記載のJCLプログラム変換装置
において、前記ジョブ制御言語辞書部に、当該定義語が
変換可能か否かを示す変換可否情報を有し、前記入力情
報解析手段は第1及び第2の変換情報と共にこの変換可
否情報を記憶し、前記プログラミング言語生成手段が変
換不可の情報を検出したときは、変換不可を示すマーク
と共に変換前のJCL文をそのまま表示する機能を有す
ることを特徴としている。
【0011】請求項4の記憶媒体は、請求項1,請求項
2又は請求項3記載のJCLプログラム変換装置をコン
ピュータで実現するための辞書データ及びプログラムを
記録したことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施の形態の構成を
示すブロック図である。
【0014】本実施形態のJCLプログラム変換装置
は、図1に示すように、変換処理部2と記憶部3とから
成り、入力ファイル1からJCLプログラムを入力し、
変換後プログラムを出力ファイル4に格納する。
【0015】変換処理部2は、入力ファイル1から変換
しようとするJCLプログラムを行単位で入力して解析
し、ジョブ制御言語辞書部31を参照して取得した変換
情報と共に入力情報一時記憶部32へ逐次出力し蓄積す
る入力情報解析手段21と、入力情報一時記憶部32の
蓄積データを変換情報に従ってソートし、行単位の順序
変更および各行内における語順変更を行って出力情報一
時記憶部33に格納する変換情報操作手段22と、出力
情報一時記憶部33の格納データを順番に読み出し、プ
ログラミング言語辞書部34を参照してプログラミング
言語に変換し、変換後プログラムとして出力ファイル4
に格納するプログラミング言語生成手段23とで構成さ
れている。
【0016】記憶部3は、変換元のジョブ制御言語の各
定義語について変換先のプログラミング言語への変換情
報が登録されているジョブ制御言語辞書部31と、変換
先のプログラミング言語の定義語が所定の順序で登録さ
れているプログラミング言語辞書部34と、変換処理の
ための作業領域となる入力情報一時記憶部32及び出力
情報一時記憶部33とから構成される。
【0017】ジョブ制御言語辞書部31は、図2に示す
ように、JCL文の行の先頭に使用される特定の定義語
(以下、先頭定義語という)のみが登録されている先頭
文節領域と、先頭定義語を含むすべての定義語が登録さ
れている一般文節領域とに分割され、各レコードは文節
情報,変換可否情報,変換情報および関連情報で構成さ
れ、文節情報には先頭定義語または定義語が格納され
る。
【0018】先頭文節領域のレコードの変換可否情報
は、文節情報に格納されている先頭定義語を文頭に使用
した1行のJCL文が変換可能か否かを示す情報であ
り、変換可能な場合には“1”が、不可能な場合には
“0”が格納されている。その先頭定義語に対応する機
能の定義語が変換先のプログラミング言語に定義されて
いない場合や、定義されているが変換先のパーソナルコ
ンピュータに対応する機能がなく使用できない場合には
“0”が格納される。なお、変換先のプログラミング言
語に定義されていない場合には、そのレコードの変換情
報,関連情報は存在せず空欄となる。変換情報には、そ
の1行のJCL文が変換後プログラムにおいて他の先頭
定義語を使用したJCL文に対してどのような配列順序
となるかを示す情報が格納されており、変換情報の値が
小さいほど先に配列される。関連情報には、一般文節領
域にある同じ先頭定義語のレコードの位置を示すポイン
タが格納されている。図2は、B社製のオフィスコンピ
ュータのJCLプログラムをA社製のパーソナルコンピ
ュータのCOBOL言語に変換するためのジョブ制御言
語辞書部の一部を模式的に示したものであり、変換情報
として3万台と1万台の2種類の番号が使用され、後述
するように、プログラミング言語生成手段23における
処理内容が異なる。
【0019】一般文節領域のレコードの変換可否情報
は、その定義語に対応する定義語が変換先のプログラミ
ング言語に存在するか否かを示す情報であり、存在する
場合には“1”が、存在しない場合には“0”が格納さ
れている。変換情報は、プログラミング言語辞書部34
におけるレコード位置を示す情報であると共に、1行内
の語順を判断する情報も兼ねている。関連情報には、そ
の定義語または先頭定義語の次の語順に使用することが
できる複数の定義語のレコード位置を示すポインタが格
納されており、後続する文節がない定義語の場合は空欄
となっている。
【0020】入力情報一時記憶部32,出力情報一時記
憶部33は、変換処理のための作業領域であり、図3に
示すような形式で必要なデータが記憶される。変換元J
CLプログラムの1行ごとに作成され、変換対象JC
L,変換可否情報,変換情報,関連情報で構成される行
レコードと、これと関連情報を用いてリンクしたJCL
文を構成する個々の文節に対応する文節レコードとから
構成され、各文節レコードは、文節情報,変換可否情
報,変換情報,関連情報で構成されている。
【0021】プログラミング言語記憶部34は、図4に
示すように、変換先のプログラミング言語においてのみ
必要な情報、例えばCOBOLにおける各DIVSIO
N名のような情報を格納した自動生成領域と、変換元お
よび変換先の両言語に存在する定義語を格納した文節変
換領域とから成り、各レコードには変換情報をキー項目
としてプログラミング言語の定義語が格納されている。
自動生成領域と文節変換領域とでは、変換情報として1
万台と2万台の異なる番号が割り当てられ、各レコード
は変換情報の昇順に配列されている。これらの変換情報
は、プログラミング言語の文法を考慮し、前者について
はソースプログラム記述で前の行に使用されるもの、後
者については行内の先頭の語順に使用されるものに対
し、それぞれ若い番号が付与されている。
【0022】次に、変換処理部2に含まれる各手段の処
理について、図2〜図4を参照して詳細に説明する。
【0023】まず、入力情報解析手段21は、入力ファ
イル1から変換しようとするJCLプログラムを行単位
で入力し、これを文節単位に分解すると共に数値や規定
語などの変数を判断して定義語(先頭定義語を含む)を
決定し、図2に示した構成のジョブ制御言語記憶部31
を照会する。その結果から各行ごとに図3に示す形式の
データを作成し、入力情報一時記憶部32へ格納する。
このとき、行レコードの変換可否情報には、付随する各
文節レコードの変換可否情報の論理積を格納する。以上
の処理はJCL文が終了するまで繰り返される。
【0024】入力情報解析手段21による処理が終了す
ると、変換情報操作手段22が入力情報一時記憶部32
に格納された行レコードの変換情報をソートし、行レコ
ードと文節レコードとから成る行ごとのデータの組を、
変換情報の昇順に並べ換えて出力情報一時記憶部33へ
設定する。なお、行レコードの変換情報が同一の行につ
いては、出現順に配列される。その後、各行ごとに文節
レコードの変換情報を検索して変換情報の昇順に文節レ
コードの並べ換えを行う。これにより各行内の語順の変
更が行われる。
【0025】最後に、プログラミング言語生成手段23
は、出力情報一時記憶部33のデータを格納順に取り出
し、行レコードの変換情報が1万台の場合には、図4に
示すプログラミング言語記憶部34の自動生成領域から
該当する変換情報より若い変換情報のプログラミング言
語を取り出し、それぞれを1行として挿入する。その後
の行に各文節レコードの変換情報により文節変換領域か
ら検索したプログラミング言語を1行に出力する。な
お、変換した行が空白行となる場合もある。行レコード
の変換情報が3万台の場合には、直ちに文節レコードの
処理に移り、変換可否情報が“0”の場合には、特定の
表示マークを付して行レコードの変換対象JCLの項に
格納されている変換元のジョブ制御言語のJCL文をそ
のまま出力する。
【0026】ここで、上述した変換処理動作について、
入力ファイル1からJCL文として“VAR ?MS
G,STRING*99”を入力し、COBOL言語に
変換する例を用いて具体的に説明する。入力情報解析手
段21は、入力ファイル1から“VAR ?MSG,S
TRING*99”を入力すると、これを文節単位に分
解して“VAR”“?MSG”“STRING*99”
の3文節とし、各文節を解析して変数等を認識し、各文
節に対応する定義語“VAR”“?(・・・)”“ST
RING*(・・)”を決定する。続いて、先頭の“V
AR”でジョブ制御言語記憶部31の先頭文節領域を検
索し、取得した変換可否情報,変換情報で図3に示す行
レコードを生成すると共に、関連情報のポインタから一
般文節領域の“VAR”レコードを抽出し、図3に示す
1番目の文節レコードを生成して入力情報一時記憶部3
2に格納する。次に、先に抽出した“VAR”レコード
の関連情報を利用して“?(・・・)”レコードを抽出
し、2番目の文節レコードを生成する。同様にして、
“STRING*(・・)”レコードを検索して3番目
の文節レコードを生成すると、このJCL文に対する入
力情報解析手段21の処理は終了する。なお、生成され
た行レコード及び文節レコードの関連情報には、入力情
報一時記憶部32に格納される次レコードへのポインタ
が格納される。
【0027】変換情報操作手段22は、入力情報一時記
憶部32の行レコードの変換情報をソートして行単位の
並べ換えを行った後に、文節レコードの変換情報により
語順の並べ換えを行うが、図3に示すように、このJC
L文の場合は、三つの文節レコードの変換情報は既に昇
順になっているので並べ換えは行われず、そのまま出力
情報一時記憶部33へ出力される。
【0028】プログラミング言語生成手段23は、出力
情報一時記憶部33から行レコードを取り出し、その変
換可否情報が“1”であり変換情報が3万台の番号であ
るため、文節レコードの変換情報でプログラミング言語
辞書部34の文節変換領域を検索し、対応するプログラ
ミング言語を取得して順番に並べ、行レコードの変換対
象JCLの項目を参照して変数を決定し挿入することに
より、変換対象JCL文“VAR ?MSG,STRI
NG*99”に対応するCOBOL言語の記述として、
“01 XMSG PIC X(99)”が生成され、
出力ファイル4に格納される。
【0029】上述した実施の形態では、変換元のジョブ
制御言語の情報を格納したジョブ制御言語辞書部は、先
頭定義語のみが登録される先頭文節領域と、すべての定
義語が登録される一般文節領域とに分割され、先頭文節
領域のレコードには行の配置順序を判断するための変換
情報(第2の変換情報)のみが格納され、変換先のプロ
グラミング言語辞書部を検索するための変換情報(第1
の変換情報)は、一般文節領域の同一定義語のレコード
に格納されており、先頭文節領域のレコードの関連情報
により容易に検索できる構成となっている。又、一般文
節領域のレコードの関連情報により次の語順のレコード
の検索範囲を限定できるように構成されている。このた
め、ジョブ制御言語辞書部の全領域でデータ構成が同じ
となり、検索も効率的に行える利点がある。これに対し
て、二つの領域に分割することなく、先頭定義語のレコ
ードには第1及び第2の変換情報を格納し、その他の定
義語のレコードには第1の変換情報のみを格納するよう
にしてもよい。
【0030】又、上述したジョブ制御言語辞書部には、
プログラミング言語辞書部を検索するための変換情報と
は別に変換可否情報が格納されており、移行先の装置の
機能により変換できない定義語に対しては、プログラミ
ング言語辞書部やジョブ制御言語辞書部の変換情報を変
更することなく変換不可の情報を設定できるため、移行
先の装置の系列順位の変更などに対して対応しやすいと
いう利点がある。しかし、この変換可否情報がなくても
辞書部の変更で対応は可能である。
【0031】なお、上述の実施の形態においては、具体
例として変換先のプログラミング言語がCOBOLの場
合を説明したが、本発明の技術思想は、COBOL以外
の言語、例えばFORTRAN,BASIC,C,PL
/I,UNIX(登録商標)のシェルスクリプト,MS
―DOS(登録商標)のバッチコマンドについても適用
することができる。
【0032】図5は本発明の第2の実施の形態の構成を
示すブロック図で、入力ファイル1と、出力ファイル4
と、コンピュータ5と、記録媒体6とで構成されてい
る。コンピュータ5は、図1で説明した変換処理部2と
記憶部3とを含み、記録媒体6には、変換処理部2に含
まれる各手段の処理を実行させるためのプログラムと、
記憶部3に展開されるジョブ制御言語辞書部31及びプ
ログラミング言語辞書部34の辞書データとが格納され
ている。記録媒体6からこれらのプログラム及び辞書デ
ータを読み込むことにより、第1の実施の形態について
説明したと同様な処理を行うことができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のJCLプ
ログラム変換装置および記憶媒体によれば、ジョブ制御
言語辞書部に変換先のプログラミング言語の定義語を検
索するための第1の変換情報と共に行の配置順序を判定
する第2の変換情報を格納し、プログラミング言語辞書
部には第1の変換情報の比較で1行内の語順が判定でき
るよう関係付けて登録されているため、行の順序変更や
語順の変更を含めて変換が行える。又、変換できない場
合には特定の表示と共に元のJCL文をそのまま表示さ
せることにより、その後の対応が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1のジョブ制御言語辞書部のデータ構成を示
す説明図である。
【図3】図1の入力情報一時記憶部および出力情報一時
記憶部のデータ構成を示す説明図である。
【図4】図1のプログラミング言語辞書部のデータ構成
を示す説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】 1 入力ファイル 2 変換処理部 3 記憶部 4 出力ファイル 5 コンピュータ 6 記録媒体 21 入力情報解析手段 22 変換情報操作手段 23 プログラミング言語生成手段 31 ジョブ制御言語辞書部 32 入力情報一時記憶部 33 出力情報一時記憶部 34 プログラミング言語辞書部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡前 敦史 大阪府大阪市中央区城見1丁目4番24号 関西日本電気ソフトウェア株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汎用コンピュータ及びオフィスコンピュ
    ータで使用されているジョブ制御言語で記述されたJC
    Lプログラムをパーソナルコンピュータ等で動作するこ
    とができるプログラミング言語に変換するためのJCL
    プログラム変換装置であって、(1)変換元のジョブ制
    御言語の各定義語に対して変換先のプログラミング言語
    の定義語を検索するための第1の変換情報が格納され、
    定義語中の行の先頭に使用される先頭定義語に対しては
    更に行の配置順序を判定できる第2の変換情報が記憶さ
    れているジョブ制御言語辞書部と、(2)変換先で動作
    可能なプログラミング言語の定義語が前記第1の変換情
    報を検索キーとして格納され、前記第1の変換情報の比
    較により1行内における定義語の配列順序を判定できる
    よう前記第1の変換情報と定義語とが関係付けられてい
    るプログラミング言語辞書部と、(3)変換しようとす
    るJCLプログラムを行単位で入力し前記ジョブ制御言
    語辞書部を参照し取得した前記第1及び第2の変換情報
    と共に一時記憶領域へ逐次出力して蓄積する入力情報解
    析手段と、(4)前記入力情報解析手段が蓄積した蓄積
    データを前記第1及び第2の変換情報に従ってソートし
    て行単位の順序変更および行内の定義語単位の語順変更
    を行う変換情報操作手段と、(5)前記変換情報操作手
    段によるソート後の格納データを逐次読み出して前記プ
    ログラミング言語辞書部を参照してプログラミング言語
    に変換し変換後プログラムを出力ファイルに格納するプ
    ログラミング言語生成手段とを備えたことを特徴とする
    JCLプログラム変換装置。
  2. 【請求項2】 前記ジョブ制御言語辞書部が、行の先頭
    に使用される先頭定義語を格納する先頭文節領域と、先
    頭定義語を含むすべての定義語を格納する一般文節領域
    とから構成され、前記先頭文節領域には行としての配列
    順序を示す第2の変換情報と前記一般文節領域の同じ定
    義語の格納位置を示す関連情報とが格納され、前記一般
    文節領域には各定義語の前記プログラミング辞書部の位
    置を示す第2の変換情報と当該定義語の後に使用される
    複数の定義語の格納位置を示す関連情報とが格納されて
    いることを特徴とする請求項1記載のJCLプログラム
    変換装置。
  3. 【請求項3】 前記ジョブ制御言語辞書部に、当該定義
    語が変換可能か否かを示す変換可否情報を有し、前記入
    力情報解析手段は第1及び第2の変換情報と共にこの変
    換可否情報を記憶し、前記プログラミング言語生成手段
    が変換不可の情報を検出したときは、変換不可を示すマ
    ークと共に変換前のJCL文をそのまま表示する機能を
    有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のJ
    CLプログラム変換装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,請求項2又は請求項3記載の
    JCLプログラム変換装置をコンピュータで実現するた
    めの辞書データ及びプログラムを記録したことを特徴と
    する記録媒体。
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