JP2551312B2 - ジョブステップ並列実行方式 - Google Patents

ジョブステップ並列実行方式

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JP2551312B2 JP4360617A JP36061792A JP2551312B2 JP 2551312 B2 JP2551312 B2 JP 2551312B2 JP 4360617 A JP4360617 A JP 4360617A JP 36061792 A JP36061792 A JP 36061792A JP 2551312 B2 JP2551312 B2 JP 2551312B2
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    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
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    • G06F9/4806Task transfer initiation or dispatching
    • G06F9/4843Task transfer initiation or dispatching by program, e.g. task dispatcher, supervisor, operating system
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
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    • G06F9/5005Allocation of resources, e.g. of the central processing unit [CPU] to service a request
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジョブステップ並列実行
方式に関し、特に単一または複数のホストコンピュータ
から構成されるコンピュータシステムにおけるジョブス
テップ並列実行方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータシステムが大規模化
および多様化しており、コンピュータシステムを構成す
るホストコンピュータの構成およびジョブの運用が複雑
化している状況にある。
【0003】従来の多重プログラミングは、ホストコン
ピュータのCPU(CentralProcessin
g Unit)および入出力の能力を効率よく利用して
コンピュータシステムのスループットを向上させること
を目的とし、複数のジョブを同時に実行することや特定
のプログラムをマルチタスク化することによって行われ
ている。
【0004】また、複数のホストコンピュータから構成
されるコンピュータシステムでは、コンピュータシステ
ムに要求される処理を複数のホストコンピュータに分散
して個々のホストコンピュータにかかる負荷を軽減させ
コンピュータシステム全体の処理能力を向上させてター
ンアラウンド時間の向上を図る目的と、複数のホストコ
ンピュータのうちの特定のホストコンピュータの持つ高
速演算機構などのシステム特有の資源を有効に利用する
目的とがある。
【0005】従来の複数のホストコンピュータから構成
されるコンピュータシステムでの負荷分散方式の一例
が、特開昭62−245361号公報に開示されてい
る。この公報に開示されている負荷分散方式は、各々の
ホストコンピュータの負荷状況を解析し、負荷の低いホ
ストコンピュータにジョブを転送するものである。
【0006】また、従来の負荷分散方式の他の例が、特
開平2−224169号公報に開示されている。この公
報に開示されている負荷分散方式は、特定のプログラム
をコンピュータシステムが自動的にタスク分割し、負荷
の低いホストコンピュータを選択して実行を行わせるも
のである。
【0007】さらに、従来の複数のホストコンピュータ
から構成されるコンピュータシステムにおいて特定のホ
ストコンピュータの特有の資源を利用する負荷分散方式
の一例が、特開昭63−85855号公報に開示されて
いる。この公報に開示されている特定のホストコンピュ
ータを利用する負荷分散方式は、特定のジョブステップ
(以下、単にステップという)により他のホストコンピ
ュータで実行する他のジョブを発生させ、特有の資源を
もつ他の特定のホストコンピュータを利用して、そのジ
ョブの終了を待ち合わせた後に元のジョブを再開するも
のである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、単一のホストコンピュータ内の多重プログラミング
は複数のジョブを同時に実行することや特定のプログラ
ムをマルチタスク化することによって行われており、処
理に依存性のないステップの集まりを含み全てのステッ
プで1つの目的をもった処理を行う場合には、1つのジ
ョブとして順次ステップを実行するか、処理に依存性の
ないステップを独立の複数のジョブとして分割し複数の
ジョブによるジョブネットワークとして実行するか、人
手によりジョブ間の同期をとって順次実行する方法以外
にはなかった。
【0009】処理に依存性のないステップの集まりを含
み全てのステップで1つの目的をもった処理を複数のジ
ョブに分割する場合には、実行するジョブのジョブ制御
言語を格納する単位が複数になり、変更,修正等の管理
に手間がかかるという問題点があった。
【0010】また、従来の複数のホストコンピュータか
ら構成されるコンピュータシステムでの負荷分散方式に
関しても、同様に処理に依存性のないステップの集まり
を含み全てのステップで1つの目的をもった処理のうち
の複数のステップを同時に複数のホストコンピュータで
実行することは不可能であり、ジョブ単位でコンピュー
タシステムを構成するホストコンピュータにジョブを割
り当てて実行するか、処理に依存性のないステップを独
立の複数のジョブとして分割し複数のジョブを複数のホ
ストコンピュータに割り当て実行する手段が用いられて
おり、1つのジョブの複数のステップを同時に複数のホ
ストコンピュータで実行することは不可能であった。
【0011】さらに、処理に依存性のないステップを独
立の複数のジョブとして分割し複数のジョブを複数のホ
ストコンピュータに割り当てて実行する場合には、実行
中のステップが異常終了したときでも、ジョブの間の関
連性はなく、同時に実行中の他ステップを停止すること
は不可能であり、同時に実行中の他ステップは不必要な
実行を継続し、資源を無駄に使用していた。
【0012】本発明の第1の目的は、上述の点に鑑み、
ジョブ制御言語のうちのステップの実行要求に同一ジョ
ブ内の他ステップがすでに実行中に自ステップが並列実
行可能か否かを指定可能とすることにより、1つのジョ
ブの複数のステップを同時に実行することを可能とする
ジョブステップ並列実行方式を提供することにある。
【0013】また、本発明の第2の目的は、ジョブ制御
言語のうちのステップの実行要求に自ステップの異常終
了時にジョブを継続する,ジョブを強制終了する,また
はジョブの他ステップの終了を待ち合わせた後にジョブ
を終了するのいずれかをジョブの動作として指定可能と
することにより、同時に実行中の複数のステップのうち
のあるステップが異常終了した場合に、ジョブの実行を
継続したり,ジョブを強制終了したり,またはジョブの
実行中の他ステップの終了を待ち合わせた後にジョブを
終了させたりできるようにしたジョブステップ並列実行
方式を提供することにある。
【0014】さらに、本発明の第3の目的は、ジョブ制
御言語のうちのステップの実行要求に、同一ジョブ内の
他ステップがすでに実行中に自ステップが並列実行可能
か否かを指定可能とするとともに、自ステップの異常終
了時にジョブを継続する,ジョブを強制終了する,また
はジョブの他ステップの終了を待ち合わせた後にジョブ
を終了するのいずれかをジョブの動作として指定可能と
することにより、1つのジョブの複数のステップを同時
に実行することを可能とするとともに、同時に実行中の
複数のステップのうちのあるステップが異常終了した場
合に、ジョブの実行を継続したり,ジョブを強制終了し
たり,またはジョブの実行中の他ステップの終了を待ち
合わせた後にジョブを終了させたりできるようにしたジ
ョブステップ並列実行方式を提供することにある。
【0015】さらにまた、本発明の第4の目的は、ジョ
ブ制御言語のうちのステップの実行要求に、同一ジョブ
内の他ステップがすでに実行中に自ステップが並列実行
可能か否かを指定可能とするとともに、自ステップを特
定のホストコンピュータで実行させるか任意のホストコ
ンピュータで実行させるかを指定可能とすることによ
り、複数のホストコンピュータから構成されるコンピュ
ータシステムにおいて、1つのジョブの複数のステップ
を同時に実行することを可能とするとともに、同時に実
行される複数のステップを特定あるいは任意のホストコ
ンピュータで実行することを可能とするジョブステップ
並列実行方式を提供することにある。
【0016】また、本発明の第5の目的は、ジョブ制御
言語のうちのステップの実行要求に、自ステップを特定
のホストコンピュータで実行させるか任意のホストコン
ピュータで実行させるかを指定可能とするとともに、自
ステップの異常終了時にジョブを継続する,ジョブを強
制終了する,またはジョブの他ステップの終了を待ち合
わせた後にジョブを終了するのいずれかをジョブの動作
として指定可能とすることにより、複数のホストコンピ
ュータから構成されるコンピュータシステムにおいて、
同時に実行される複数のステップを特定あるいは任意の
ホストコンピュータで実行することを可能とするととも
に同時に実行中のステップが異なるホストコンピュータ
で実行中であっても強制終了させることを可能にするジ
ョブステップ並列実行方式を提供することにある。
【0017】さらにまた、本発明の第6の目的は、ジョ
ブ制御言語のうちのステップの実行要求に、同一ジョブ
内の他ステップがすでに実行中に自ステップが並列実行
可能か否かを指定可能とするとともに自ステップを特定
のホストコンピュータで実行させるか任意のホストコン
ピュータで実行させるかを指定可能とし、かつ自ステッ
プの異常終了時にジョブを継続する,ジョブを強制終了
する,またはジョブの他ステップの終了を待ち合わせた
後にジョブを終了するのいずれかをジョブの動作として
指定可能とすることにより、複数のホストコンピュータ
から構成されるコンピュータシステムにおいて、1つの
ジョブの複数のステップを同時に実行することを可能と
するとともに、同時に実行される複数のステップを特定
あるいは任意のホストコンピュータで実行することを可
能とし、かつ同時に実行中のステップが異なるホストコ
ンピュータで実行中であっても強制終了させることを可
能にするジョブステップ並列実行方式を提供することに
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明のジョブステップ
並列実行方式は、ホストコンピュータ内で実行中のジョ
ブの実行情報が格納されたジョブ実行情報および実行中
のジョブの実行中のステップの情報が格納されたステッ
プ実行情報をもつステップ実行方式において、ステップ
の実行要求に同一ジョブ内の他ステップがすでに実行中
に自ステップが並列実行可能か否かを指定可能とするジ
ョブ制御言語と、コンピュータシステムに投入されたジ
ョブの実行時に該ジョブのジョブ制御言語を順次解析す
るジョブ制御言語翻訳手段と、このジョブ制御言語翻訳
手段によりステップの実行要求が検出されたときに前記
ジョブ実行情報および前記ステップ実行情報を参照して
該ジョブの他ステップがすでに実行されているか否かを
チェックし、実行中の他ステップが存在しない場合およ
び実行中の他ステップが存在していても前記ジョブ制御
言語翻訳手段により検出されたステップの実行要求にス
テップの並列実行指定があった場合にはステップの実行
を要求し、新たに起動するステップの情報を前記ジョブ
実行情報および前記ステップ実行情報に追加するステッ
プ実行要求手段と、このステップ実行要求手段によるス
テップの実行要求に応じて前記ジョブ制御言語翻訳手段
により検出されたステップの実行要求に指定されたプロ
グラムを実行ステップとして起動するステップ起動手段
とを有する。
【0019】また、本発明のジョブステップ並列実行方
式は、ホストコンピュータ内で実行中のジョブの実行情
報が格納されたジョブ実行情報および実行中のジョブの
実行中のステップの情報が格納されたステップ実行情報
をもつステップ実行方式において、ステップの実行要求
に自ステップの異常終了時に該ジョブを継続する,該ジ
ョブを強制終了する,または該ジョブの他ステップの終
了を待ち合わせた後に該ジョブを終了するのいずれかを
ジョブの動作として指定可能とするジョブ制御言語と、
コンピュータシステムに投入されたジョブの実行時に該
ジョブのジョブ制御言語を順次解析するジョブ制御言語
翻訳手段と、実行ステップの終了時にそのステップの終
了を受け付けるステップ終了受付け手段と、このステッ
プ終了受付け手段により受け付けられた前記実行ステッ
プの終了状態をチェックし異常終了であった場合には前
記ジョブ制御言語翻訳手段により検出されたステップの
実行要求に指定されたステップの異常終了時のジョブの
動作指定に従って該ジョブを継続する,該ジョブを強制
終了する,または該ジョブの他ステップの終了を待ち合
わせた後に該ジョブを終了するのいずれかを行うステッ
プ終了処理手段と、このステップ終了処理手段による該
ジョブの強制終了時に該ジョブの他ステップが実行中で
ある場合にはそれら実行ステップの強制終了要求を行う
同時実行ステップ強制終了要求手段と、この同時実行ス
テップ強制終了要求手段による実行ステップの強制終了
要求に応じて実行中の他ステップを強制終了させる実行
ステップ強制終了手段とを有する。
【0020】さらに、本発明のジョブステップ並列実行
方式は、ホストコンピュータ内で実行中のジョブの実行
情報が格納されたジョブ実行情報および実行中のジョブ
の実行中のステップの情報が格納されたステップ実行情
報をもつステップ実行方式において、ステップの実行要
求に、同一ジョブ内の他ステップがすでに実行中に自ス
テップが並列実行可能か否かを指定可能とするととも
に、自ステップの異常終了時に該ジョブを継続する,該
ジョブを強制終了する,または該ジョブの他ステップの
終了を待ち合わせた後に該ジョブを終了するのいずれか
をジョブの動作として指定可能とするジョブ制御言語
と、コンピュータシステムに投入されたジョブの実行時
に該ジョブのジョブ制御言語を順次解析するジョブ制御
言語翻訳手段と、このジョブ制御言語翻訳手段によりス
テップの実行要求が検出されたときに前記ジョブ実行情
報および前記ステップ実行情報を参照して該ジョブの他
ステップがすでに実行されているか否かをチェックし、
実行中の他ステップが存在しない場合および実行中の他
ステップが存在していても前記ジョブ制御言語翻訳手段
により検出されたステップの実行要求にステップの並列
実行指定があった場合にはステップの実行を要求し、新
たに起動するステップの情報を前記ジョブ実行情報およ
び前記ステップ実行情報に追加するステップ実行要求手
段と、このステップ実行要求手段によるステップの実行
要求に応じて前記ジョブ制御言語翻訳手段により検出さ
れたステップの実行要求に指定されたプログラムを実行
ステップとして起動するステップ起動手段と、実行ステ
ップの終了時にそのステップの終了を受け付けるステッ
プ終了受付け手段と、このステップ終了受付け手段によ
り受け付けられた前記実行ステップの終了状態をチェッ
クし異常終了であった場合には前記ジョブ制御言語翻訳
手段により検出されたステップの実行要求に指定された
ステップの異常終了時のジョブの動作指定に従って該ジ
ョブを継続する,該ジョブを強制終了する,または該ジ
ョブの他ステップの終了を待ち合わせた後に該ジョブを
終了するのいずれかを行うステップ終了処理手段と、こ
のステップ終了処理手段による該ジョブの強制終了時に
該ジョブの他ステップが実行中である場合にはそれら実
行ステップの強制終了を要求する同時実行ステップ強制
終了要求手段と、この同時実行ステップ強制終了要求手
段による実行ステップの強制終了要求に応じて実行中の
他ステップを強制終了させる実行ステップ強制終了手段
とを有する。
【0021】さらにまた、本発明のジョブステップ並列
実行方式は、複数のホストコンピュータから構成される
コンピュータシステムにおいて、ジョブが起動されたホ
ストコンピュータ内で実行中のジョブの実行情報が格納
されたジョブ実行情報および実行中のジョブの実行中の
ステップの情報が格納されたステップ実行情報をもつス
テップ実行方式において、ステップの実行要求に、同一
ジョブ内の他ステップがすでに実行中に自ステップが並
列実行可能か否かを指定可能とするとともに、自ステッ
プを特定のホストコンピュータで実行させるか任意のホ
ストコンピュータで実行させるかを指定可能とするジョ
ブ制御言語と、コンピュータシステムに投入されたジョ
ブの実行時に該ジョブのジョブ制御言語を順次解析する
ジョブ制御言語翻訳手段と、このジョブ制御言語翻訳手
段によりステップの実行要求が検出されたときに前記ジ
ョブ実行情報および前記ステップ実行情報を参照して該
ジョブの他ステップがすでに実行されているか否かをチ
ェックし、実行中の他ステップが存在しない場合および
実行中の他ステップが存在していても前記ジョブ制御言
語翻訳手段により検出されたステップの実行要求にステ
ップの並列実行指定があった場合には、前記ジョブ制御
言語翻訳手段により検出されたステップの実行要求に任
意のホストコンピュータで実行可能であることが指定さ
れていれば実行ホストコンピュータを決定した後にステ
ップの実行を要求し、前記ジョブ制御言語翻訳手段によ
り検出されたステップの実行要求に特定のホストコンピ
ュータで実行することが指定されていれば実行ホストコ
ンピュータにステップの実行を要求し、新たに起動する
ステップの情報を前記ジョブ実行情報および前記ステッ
プ実行情報に追加するステップ実行要求手段と、このス
テップ実行要求手段により決定された実行ホストコンピ
ュータが自ホストコンピュータ以外の他ホストコンピュ
ータの場合および前記ジョブ制御言語翻訳手段により検
出されたステップの実行要求に指定された実行ホストコ
ンピュータが自ホストコンピュータ以外の特定の他ホス
トコンピュータの場合にその実行ホストコンピュータに
ステップの実行要求を行う他ホストステップ実行要求手
段と、他ホストコンピュータの他ホストステップ実行要
求手段により行われた自ホストコンピュータへのステッ
プの実行要求を受け付ける自ホストステップ実行要求受
付け手段と、この自ホストステップ実行要求受付け手段
により受け付けられたステップの実行要求に応じて前記
ジョブ制御言語翻訳手段により検出されたステップの実
行要求に指定されたプログラムを実行ステップとして起
動するステップ起動手段とを有する。
【0022】また、本発明のジョブステップ並列実行方
式は、複数のホストコンピュータから構成されるコンピ
ュータシステムにおいて、ジョブが起動されたホストコ
ンピュータ内で実行中のジョブの実行情報が格納された
ジョブ実行情報および実行中のジョブの実行中のステッ
プの情報が格納されたステップ実行情報をもつステップ
実行方式において、ステップの実行要求に、自ステップ
を特定のホストコンピュータで実行させるか任意のホス
トコンピュータで実行させるかを指定可能とするととも
に、自ステップの異常終了時に該ジョブを継続する,該
ジョブを強制終了する,または該ジョブの他ステップの
終了を待ち合わせた後に該ジョブを終了するのいずれか
をジョブの動作として指定可能とするジョブ制御言語
と、コンピュータシステムに投入されたジョブの実行時
に該ジョブのジョブ制御言語を順次解析するジョブ制御
言語翻訳手段と、実行ステップの終了時にそのステップ
の終了を受け付けるステップ終了受付け手段と、このス
テップ終了受付け手段により受け付けられた前記実行ス
テップの終了および終了状態を該ステップの実行要求元
のホストコンピュータに通知するステップ終了通知手段
と、他ホストコンピュータのステップ終了通知手段によ
り通知された前記実行ステップの終了および終了状態を
受け付ける他ホスト実行ステップ終了受付け手段と、こ
の他ホスト実行ステップ終了受付け手段により受け付け
られた前記実行ステップの終了状態をチェックし異常終
了であった場合には前記ジョブ制御言語翻訳手段により
検出されたステップの実行要求に指定されたステップの
異常終了時のジョブの動作指定に従って該ジョブを継続
する,該ジョブを強制終了する,または該ジョブの他ス
テップの終了を待ち合わせた後に該ジョブを終了するの
いずれかを行うステップ終了処理手段と、このステップ
終了処理手段による該ジョブの強制終了時に該ジョブの
他ステップが実行中である場合にそれら実行ステップの
強制終了を要求する同時実行ステップ強制終了要求手段
と、この同時実行ステップ強制終了要求手段により強制
終了を要求する実行ステップが自ホストコンピュータ以
外の他ホストコンピュータで実行中の場合にその他ホス
トコンピュータに実行ステップの強制終了を要求する他
ホスト実行ステップ強制終了要求手段と、他ホストコン
ピュータの他ホスト実行ステップ強制終了要求手段から
の自ホストコンピュータで実行中のステップの強制終了
要求を受け付ける自ホスト実行ステップ強制終了受付け
手段と、この自ホスト実行ステップ強制終了受付け手段
により受け付けられた実行ステップの強制終了要求に応
じて自ホストコンピュータで実行中のステップを強制終
了させる実行ステップ強制終了手段とを有する。
【0023】さらに、本発明のジョブステップ並列実行
方式は、複数のホストコンピュータから構成されるコン
ピュータシステムにおいて、ジョブが起動されたホスト
コンピュータ内で実行中のジョブの実行情報が格納され
たジョブ実行情報および実行中のジョブの実行中のステ
ップの情報が格納されたステップ実行情報をもつステッ
プ実行方式において、ステップの実行要求に、同一ジョ
ブ内の他ステップがすでに実行中に自ステップが並列実
行可能か否かを指定可能とするとともに自ステップを特
定のホストコンピュータで実行させるか任意のホストコ
ンピュータで実行させるかを指定可能とし、かつ自ステ
ップの異常終了時に該ジョブを継続する,該ジョブを強
制終了する,または該ジョブの他ステップの終了を待ち
合わせた後に該ジョブを終了するのいずれかをジョブの
動作として指定可能とするジョブ制御言語と、コンピュ
ータシステムに投入されたジョブの実行時に該ジョブの
ジョブ制御言語を順次解析するジョブ制御言語翻訳手段
と、このジョブ制御言語翻訳手段によりステップの実行
要求が検出されたときに前記ジョブ実行情報および前記
ステップ実行情報を参照して該ジョブの他ステップがす
でに実行されているか否かをチェックし、実行中の他ス
テップが存在しない場合および実行中の他ステップが存
在していても前記ジョブ制御言語翻訳手段により検出さ
れたステップの実行要求にステップの並列実行指定があ
った場合には、前記ジョブ制御言語翻訳手段により検出
されたステップの実行要求に任意のホストコンピュータ
で実行可能であることが指定されていれば実行ホストコ
ンピュータを決定した後にステップの実行を要求し、前
記ジョブ制御言語翻訳手段により検出されたステップの
実行要求に特定のホストコンピュータで実行することが
指定されていれば実行ホストコンピュータにステップの
実行を要求し、新たに起動するステップの情報を前記ジ
ョブ実行情報および前記ステップ実行情報に追加するス
テップ実行要求手段と、このステップ実行要求手段によ
り決定された実行ホストコンピュータが自ホストコンピ
ュータ以外の他ホストコンピュータの場合および前記ジ
ョブ制御言語翻訳手段により検出されたステップの実行
要求に指定された実行ホストコンピュータが自ホストコ
ンピュータ以外の特定の他ホストコンピュータの場合に
その実行ホストコンピュータにステップの実行要求を行
う他ホストステップ実行要求手段と、他ホストコンピュ
ータの他ホストステップ実行要求手段により行われた自
ホストコンピュータへのステップの実行要求を受け付け
る自ホストステップ実行要求受付け手段と、この自ホス
トステップ実行要求受付け手段により受け付けられたス
テップの実行要求に応じて前記ジョブ制御言語翻訳手段
により検出されたステップの実行要求に指定されたプロ
グラムを実行ステップとして起動するステップ起動手段
と、実行ステップの終了時にそのステップの終了を受け
付けるステップ終了受付け手段と、このステップ終了受
付け手段により受け付けられた前記実行ステップの終了
および終了状態を該ステップの実行要求元のホストコン
ピュータに通知するステップ終了通知手段と、他ホスト
コンピュータのステップ終了通知手段により通知された
前記実行ステップの終了および終了状態を受け付ける他
ホスト実行ステップ終了受付け手段と、この他ホスト実
行ステップ終了受付け手段により受け付けられた前記実
行ステップの終了状態をチェックし異常終了であった場
合には前記ジョブ制御言語翻訳手段により検出されたス
テップの実行要求に指定されたステップの異常終了時の
ジョブの動作指定に従って該ジョブを継続する,該ジョ
ブを強制終了する,または該ジョブの他ステップの終了
を待ち合わせた後に該ジョブを終了するのいずれかを行
うステップ終了処理手段と、このステップ終了処理手段
による該ジョブの強制終了時に該ジョブの他ステップが
実行中である場合にそれら実行ステップの強制終了を要
求する同時実行ステップ強制終了要求手段と、この同時
実行ステップ強制終了要求手段により強制終了を要求す
る実行ステップが自ホストコンピュータ以外の他ホスト
コンピュータで実行中の場合にその他ホストコンピュー
タに実行ステップの強制終了を要求する他ホスト実行ス
テップ強制終了要求手段と、他ホストコンピュータの他
ホスト実行ステップ強制終了要求手段からの自ホストコ
ンピュータで実行中のステップの強制終了要求を受け付
ける自ホスト実行ステップ強制終了受付け手段と、この
自ホスト実行ステップ強制終了受付け手段により受け付
けられた実行ステップの強制終了要求に応じて自ホスト
コンピュータで実行中のステップを強制終了させる実行
ステップ強制終了手段とを有する。
【0024】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0025】図1は、本発明の第1実施例に係るジョブ
ステップ並列実行方式が適用されたコンピュータシステ
ムの構成を示すブロック図である。このコンピュータシ
ステムは、ホストコンピュータH1と、ホストコンピュ
ータH1に接続されコンピュータシステムに投入された
ジョブのジョブ制御言語2を格納する記憶装置とから、
その主要部が構成されている。
【0026】ジョブ制御言語2のうちのステップの実行
要求には、図5に示すように、同一ジョブ内の他ステッ
プがすでに実行中に自ステップを並列実行可能か否かが
指定可能となっている。なお、コンピュータシステム上
で動作させる1つまたは複数のステップが同時に実行可
能か否かは、ステップの使用する資源(ファイル,メモ
リ等)の使用状況(ステップによって参照/更新を行う
か、同時参照/同時更新可能か)に応じて決定されるの
で、コンピュータシステムを利用している利用者のみが
認識可能であり、このためコンピュータシステムの利用
者にジョブ制御言語を用いて指定させるものである。
た、ジョブ制御言語2のうちのステップの実行要求に
は、図6に示すように、ステップの異常終了時にそのジ
ョブを継続する,そのジョブを強制終了する,またはそ
のジョブ内の他ステップの終了を待ち合わせた後にジョ
ブを終了するの何れかがジョブの動作として指定可能と
なっている。
【0027】ホストコンピュータH1は、複数の実行ス
テップ3と、ジョブ制御言語翻訳手段11と、ジョブ実
行情報12と、複数のステップ実行情報13と、ステッ
プ実行要求手段14と、ステップ起動手段15と、ステ
ップ終了受付け手段16と、ステップ終了処理手段17
と、同時実行ステップ強制終了要求手段18と、実行ス
テップ強制終了手段19とを含んで構成されている。
【0028】ジョブ制御言語翻訳手段11は、コンピュ
ータシステムに投入されたジョブの実行時にそのジョブ
のジョブ制御言語2を順次解析する。
【0029】ジョブ実行情報12には、ホストコンピュ
ータH1内で実行中のジョブの実行情報が格納される。
【0030】ステップ実行情報13には、ホストコンピ
ュータH1内で実行中のジョブの実行中のステップの情
報が格納される。
【0031】ステップ実行要求手段14は、ジョブ制御
言語翻訳手段11によるステップの実行要求の検出時に
ジョブ実行情報12およびステップ実行情報13を参照
してそのジョブの他ステップがすでに実行されているか
否かをチェックし、実行中の他ステップが存在しない場
合および実行中の他ステップが存在していてもジョブ制
御言語翻訳手段11により検出されたステップの実行要
求にステップの並列実行指定があった場合にはステップ
の実行要求をステップ起動手段15に行い、新たに起動
されるステップの情報をジョブ実行情報12およびステ
ップ実行情報13に追加する。
【0032】ステップ起動手段15は、ジョブ制御言語
翻訳手段11により検出されたステップの実行要求に指
定されたプログラムを実行ステップ3として起動する。
【0033】ステップ終了受付け手段16は、実行ステ
ップ3の終了時にそのステップの終了および終了状態を
受け付ける。
【0034】ステップ終了処理手段17は、ステップ終
了受付け手段16により受け付けられた実行ステップ3
の終了状態をチェックし、ステップの終了状態が異常終
了であった場合にはジョブ制御言語翻訳手段11により
検出されたステップの実行要求に指定されたステップの
異常終了時のジョブの動作指定に従ってそのジョブを継
続したり、そのジョブを強制終了したり、またはそのジ
ョブの他ステップの終了を待ち合わせた後にジョブを終
了したりする。
【0035】同時実行ステップ強制終了要求手段18
は、ステップ終了処理手段17によるジョブの強制終了
時にそのジョブに実行中の他ステップが存在する場合
に、それら実行中の他ステップの強制終了要求を実行ス
テップ強制終了手段19に行う。
【0036】実行ステップ強制終了手段19は、同時実
行ステップ強制終了要求手段18により行われた実行ス
テップの強制終了要求に応じて実行中の他ステップを強
制的に終了させる。
【0037】図3を参照すると、本実施例のジョブステ
ップ並列実行方式におけるジョブ起動時の処理は、複数
ホストコンピュータ構成判断S1と、実行ホストコンピ
ュータ指定判断S2と、実行可能ホストコンピュータ有
無判断S3と、実行ホストコンピュータ決定処理S4
と、実行中他ステップ有無判断S5と、ステップ起動処
理S6と、次ステップ起動処理S7と、ステップ実行可
否判断S8と、並列実行指定判断S9と、他実行可能状
態待ちジョブへの通知処理S10と、ステップ終了待合
せ処理S11とからなる。
【0038】図4を参照すると、本実施例のジョブステ
ップ並列実行方式におけるステップ終了時の処理は、ス
テップ終了状態判断S21と、ジョブ状態判断S22
と、次ステップ有無判断S23と、次ステップ処理S2
4と、ジョブ正常終了処理S25と、ジョブ継続指定有
無判断S26と、ジョブ状態異常設定処理S27と、実
行中他ステップ有無判断S28と、ジョブ異常終了処理
S29と、既強制終了要求有無判断S30と、自ステッ
プ異常終了かつ他ステップ強制終了指定判断S31と、
同時実行ステップ強制終了処理S32と、他ステップ終
了待ち処理S33とからなる。
【0039】次に、このように構成された第1実施例の
ジョブステップ並列実行方式の動作について説明する。
【0040】 (1−1) ジョブ起動時の処理(図3参照)
【0041】コンピュータシステムに投入されたジョブ
の実行時に、ジョブ制御言語翻訳手段11は、そのジョ
ブのジョブ制御言語2を順次解析する。
【0042】ジョブ制御言語翻訳手段11によりステッ
プの実行要求が検出されると、ステップ実行要求手段1
4は、まずコンピュータシステムが複数のホストコンピ
ュータで構成されているか否かを調べ(判断S1)、本
実施例では単一のホストコンピュータH1から構成され
るコンピュータシステムであるので、ジョブ実行情報1
2およびステップ実行情報13を参照してコンピュータ
システムに定義されたステップの実行多重度等のコンピ
ュータシステムの負荷状態をチェックし(判断S8)、
実行不可の場合はジョブ実行情報12に実行可能状態待
ちの情報を設定し実行中の他ジョブのステップまたは自
ジョブの他ステップの終了を待ち合わせる(処理S1
1)。
【0043】判断S8でステップが実行可能と判断され
た場合には、ステップ実行要求手段14は、ジョブ実行
情報12およびステップ実行情報13を参照して自ジョ
ブの他ステップが実行中であるか否かをチェックする
(判断S5)。
【0044】判断S5で自ジョブの他ステップが実行中
でない場合には、ステップ実行要求手段14は、ステッ
プ起動手段15にステップの実行要求に指定されたプロ
グラムの起動を要求するとともに、ジョブ実行情報12
およびステップ実行情報13に新たなステップが起動さ
れたという情報を追加する。ステップ起動手段15は、
ステップの実行要求に指定されたプログラムを実行ステ
ップ3として起動する(処理S6)。
【0045】判断S5で自ジョブの他ステップが実行中
である場合には、ステップ実行要求手段14は、ステッ
プの実行要求にステップの並列実行指定があるか否かを
チェックする(判断S9)。
【0046】判断S9で並列実行指定がなかった場合に
は、ステップ実行要求手段14は、ジョブ実行情報12
を参照してステップの終了待ち状態のジョブを検索し、
このジョブにステップが実行可能である旨を通知する
(処理S10)。この後、ステップ実行要求手段14
は、ジョブ実行情報12に実行可能状態待ちの情報を設
定して実行中の他ジョブのステップまたは自ジョブの他
ステップの終了を待ち合わせる(処理S11)。
【0047】判断S9で並列実行指定がある場合には、
ステップ実行要求手段14は、ステップ起動手段15に
ステップの実行要求に指定されたプログラムの起動を要
求するとともに、ジョブ実行情報12およびステップ実
行情報13に新たなステップが起動されたという情報を
追加する。ステップ起動手段15は、ステップの実行要
求に指定されたプログラムを実行ステップ3として起動
する(処理S6)。
【0048】実行ステップ3の起動後、ステップ実行要
求手段14は、ジョブ制御言語翻訳手段11により引き
続きジョブ制御言語2の解析を行い、次のステップの起
動を行う(処理S7)。
【0049】 (1−2) ステップ終了処理(図4参照)
【0050】ホストコンピュータH1において実行ステ
ップ3が終了すると、ステップ終了受付け手段16は、
実行ステップ3の終了および終了状態を受け付け、ステ
ップ終了処理手段17に渡す。
【0051】ステップ終了処理手段17は、ステップ終
了受付け手段16により通知されたステップの終了状態
をチェックし(判断S21)、ステップが異常終了して
いる場合は、ステップの実行要求に指定されたステップ
の異常終了時の動作指定がジョブの継続指定か否かをチ
ェックする(判断S26)。
【0052】判断S21でステップが正常終了した場
合、およびステップが異常終了したときでも判断S26
でステップの実行要求のステップの異常終了時の動作指
定がジョブの継続指定であった場合には、ステップ終了
処理手段17は、ジョブ実行情報12を参照してジョブ
の状態をチェックする(判断S22)。ジョブの状態が
正常であれば、ステップ終了処理手段17は、ジョブ制
御言語翻訳手段11により引き続きジョブ制御言語2の
解析を行い、次のステップが存在するか否かをチェック
する(判断S23)。次のステップが存在する場合に
は、ステップ終了処理手段17は、引き続きステップの
起動を行い(処理S24)、次のステップが存在しない
場合には、ジョブを正常終了させる(処理S25)。
【0053】判断S26でステップの異常終了時の動作
指定がジョブの継続指定以外であった場合には、ステッ
プ終了処理手段17は、ジョブ実行情報12のジョブの
状態に異常状態を設定する(処理S27)。
【0054】処理S27でジョブの状態を異常と設定し
た場合、および判断S22であらかじめジョブの状態が
異常であった場合には、ステップ終了処理手段17は、
ジョブ実行情報12およびステップ実行情報13を参照
して自ジョブに実行中の他ステップが存在するか否かを
チェックし(判断S28)、実行中の他ステップが存在
しない場合にはジョブを異常終了させる(処理S2
9)。
【0055】判断S28で実行中の他ステップが存在し
た場合には、ステップ終了処理手段17は、ジョブ実行
情報12およびステップ実行情報13を参照してすでに
それらの他ステップに強制終了要求が行われているか否
かをチェックし(判断S30)、強制終了要求が行われ
ている場合にはそれらの実行中の他ステップの終了を待
ち合わせる(処理S33)。
【0056】判断S30で強制終了要求が行われていな
い場合は、ステップ終了処理手段17は、実行ステップ
3が異常終了でかつそのステップの実行要求に指定され
たステップの異常終了時の動作指定が強制終了指定か否
かをチェックする(判断S31)。
【0057】判断S31でチェックした結果、異常終了
したステップで、かつステップの実行要求に指定された
ステップの異常終了時の動作指定が強制終了指定であっ
た場合には、ステップ終了処理手段17は、ジョブ実行
情報12およびステップ実行情報13を参照して同時実
行ステップ強制終了要求手段18により実行ステップ強
制終了手段19に対して実行中の他ステップの強制終了
要求を行わせ、ジョブ実行情報12に強制終了要求状態
を設定し(処理S32)、実行中の他ステップの終了を
待ち合わせる(処理S33)。
【0058】判断S31でチェックした結果、終了した
ステップが正常終了した場合、またはステップの実行要
求に指定されたステップの異常終了時の動作指定が強制
終了指定以外であった場合には、ステップ終了処理手段
17は、実行中の他ステップの終了を待ち合わせる(処
理S33)。
【0059】また、ジョブの強制終了時にそのジョブに
実行中の他ステップが存在する場合には、ステップ終了
処理手段17は、同時実行ステップ強制終了要求手段1
8によりそれら実行中の他ステップの強制終了要求を実
行ステップ強制終了手段19に対して行う。
【0060】実行ステップ強制終了手段19は、同時実
行ステップ強制終了要求手段18により行われた実行ス
テップの強制終了要求に応じて実行中の他ステップを強
制的に終了させる。
【0061】図2は、本発明の第2実施例のジョブステ
ップ並列実行方式が適用されたコンピュータシステムの
構成を示すブロック図である。このコンピュータシステ
ムは、複数のホストコンピュータH1〜Hn(nは正整
数)と、ホストコンピュータH1に接続されコンピュー
タシステムに投入されたジョブのジョブ制御言語2を格
納する記憶装置とから、その主要部が構成されている。
【0062】コンピュータシステムに投入されるジョブ
のジョブ制御言語2のうちのステップの実行要求には、
既述した並列実行指定(図5参照)および異常終了時の
ジョブの動作指定(図6参照)ができるようになってい
るとともに、図7に示すように、ステップを特定のホス
トコンピュータで実行させるか任意のホストコンピュー
タで実行させるかを指定できるようになっている。
【0063】ホストコンピュータH1は、図1中に示し
たホストコンピュータH1に対して、他ホストステップ
実行要求手段21と、他ホスト実行ステップ終了受付け
手段24と、他ホスト実行ステップ強制終了要求手段2
5とが追加されて構成されている。したがって、図1中
に示したホストコンピュータH1に存在する手段につい
ては、その詳しい説明を省略する。
【0064】ホストコンピュータH1内のジョブ実行情
報12には、ホストコンピュータH1で起動されたすべ
てのジョブの実行情報が格納される。
【0065】ホストコンピュータH1内のステップ実行
情報13には、ホストコンピュータH1で起動されたす
べてのジョブのステップの実行情報が格納される。
【0066】ホストコンピュータH2〜Hnは、ホスト
コンピュータH1に補助記憶装置を介して疎結合されて
いたり、回線を介してオンラインに接続されていたりし
ており、単数または複数の実行ステップ3と、ステップ
起動手段15と、ステップ終了受付け手段16と、実行
ステップ強制終了手段19と、自ホストステップ実行要
求受付け手段22と、ステップ終了通知手段23と、自
ホスト実行ステップ強制終了受付け手段26とを含んで
構成されている。なお、ホストコンピュータH1に存在
する手段と対応する手段には、同一符号を付して示し
た。
【0067】他ホストステップ実行要求手段21は、ジ
ョブ制御言語翻訳手段11により検出されたステップの
実行要求に指定された実行ホストコンピュータが任意の
ホストコンピュータでステップ実行要求手段14により
決定された実行ホストコンピュータが自ホストコンピュ
ータH1以外の他ホストコンピュータH2〜Hnの場
合、およびジョブ制御言語翻訳手段11により検出され
たステップの実行要求に指定された実行ホストコンピュ
ータが自ホストコンピュータH1以外の特定のホストコ
ンピュータH2〜Hnの場合には、その実行ホストコン
ピュータH2〜Hnにステップの実行要求を行う。
【0068】自ホストステップ実行要求受付け手段22
は、他ホストコンピュータH1の他ホストステップ実行
要求手段21により行われた自ホストコンピュータH2
〜Hnへのステップの実行要求を受け付ける。
【0069】ステップ終了通知手段23は、自ホストコ
ンピュータH2〜Hnのステップ終了受付け手段16に
より受け付けられた実行ステップ3の終了および終了状
態をステップの実行要求元のホストコンピュータH1に
通知する。
【0070】他ホスト実行ステップ終了受付け手段24
は、他ホストコンピュータH2〜Hnのステップ終了通
知手段23により通知された実行ステップ3の終了およ
び終了状態を受け付ける。
【0071】他ホスト実行ステップ強制終了要求手段2
5は、同時実行ステップ強制終了要求手段18により強
制終了要求される実行ステップ3が自ホストコンピュー
タH1以外の他ホストコンピュータH2〜Hnで実行中
の場合に、そのホストコンピュータH2〜Hnに実行中
の他ステップの強制終了を要求する。
【0072】自ホスト実行ステップ強制終了受付け手段
26は、他ホストコンピュータH1の他ホスト実行ステ
ップ強制終了要求手段25により行われた自ホストコン
ピュータH2〜Hnで実行中の他ステップの強制終了要
求を受け付ける。
【0073】次に、このように構成された第2実施例の
ジョブステップ並列実行方式の動作について説明する。
【0074】 (2−1) ジョブ起動時の処理(図3参照)
【0075】ジョブが起動されたホストコンピュータH
1では、コンピュータシステムに投入されたジョブの実
行時に、ジョブ制御言語翻訳手段11が、そのジョブの
ジョブ制御言語2を順次解析する。
【0076】ジョブ制御言語翻訳手段11によりステッ
プの実行要求が検出されると、ステップ実行要求手段1
4は、コンピュータシステムが複数のホストコンピュー
タで構成されているか否かを調べ(判断S1)、本実施
例では複数のホストコンピュータH1〜Hnから構成さ
れるコンピュータシステムであるので、ステップの実行
要求に特定のホストコンピュータでの実行指定が有るか
否かをチェックする(判断S2)。
【0077】判断S2で特定のホストコンピュータ(以
下、ホストコンピュータH1以外のホストコンピュータ
H2であるとする)での実行指定があった場合には、ス
テップ実行要求手段14は、ジョブ実行情報12および
ステップ実行情報13を参照して特定のホストコンピュ
ータH2に定義されたステップの実行多重度等のコンピ
ュータシステムの負荷状態をチェックし(判断S8)、
実行不可の場合はジョブ実行情報12に実行可能状態待
ちの情報を設定し、特定のホストコンピュータH2で実
行中の他ジョブのステップまたは自ジョブの他ステップ
の終了を待ち合わせる(処理S11)。
【0078】判断S8で特定のホストコンピュータH2
でステップが実行可能と判断された場合には、ステップ
実行要求手段14は、他ホストステップ実行要求手段2
1により特定のホストコンピュータH2にステップの実
行を要求するとともに、ジョブ実行情報12およびステ
ップ実行情報13に新たなステップが起動されたという
情報を追加する(処理S6)。
【0079】判断S2でステップの実行要求に任意のホ
ストコンピュータでの実行指定があった場合には、ステ
ップ実行要求手段14は、ジョブ実行情報12およびス
テップ実行情報13を参照して各ホストコンピュータH
1〜Hnに定義されたステップの実行多重度等のコンピ
ュータシステムの負荷状態をチェックする(判断S
3)。
【0080】判断S3でステップが実行可能なホストコ
ンピュータが存在しないと判断された場合には、ステッ
プ実行要求手段14は、ジョブ実行情報12に実行可能
状態待ちの情報を設定し、実行中の他ジョブのステップ
または自ジョブの他ステップの終了を待ち合わせる(処
理S11)。
【0081】判断S3でステップが実行可能なホストコ
ンピュータが存在する場合には、ステップ実行要求手段
14は、各ホストコンピュータH1〜Hnに定義された
ステップの実行多重度等のコンピュータシステムの負荷
状態をもとに実行ホストコンピュータ(以下、ホストコ
ンピュータH1以外のホストコンピュータH2であると
する)を決定し(処理S4)、ジョブ実行情報12およ
びステップ実行情報13を参照して自ジョブの他ステッ
プが実行中であるか否かをチェックする(判断S5)。
【0082】判断S5で自ジョブの他ステップが実行中
でない場合には、ステップ実行要求手段14は、他ホス
トステップ実行要求手段21により他ホストコンピュー
タH2にステップの実行を要求するとともに、ジョブ実
行情報12およびステップ実行情報13に新たなステッ
プが起動されたという情報を追加する(処理S6)。
【0083】判断S5で自ジョブの他ステップが実行中
である場合には、ステップ実行要求手段14は、ステッ
プの実行要求の指定にステップの並列実行指定があるか
否かをチェックする(判断S9)。
【0084】判断S9で並列実行指定がなかった場合に
は、ステップ実行要求手段14は、ジョブ実行情報12
を参照してステップの終了待ち状態のジョブを検索し、
このジョブにステップが実行可能である旨を通知する
(処理S10)。この後、ステップ実行要求手段14
は、ジョブ実行情報12に実行可能状態待ちの情報を設
定して実行中の他ジョブのステップまたは自ジョブの他
ステップの終了を待ち合わせる(処理S11)。
【0085】判断S9で並列実行指定がある場合には、
ステップ実行要求手段14は、他ホストステップ実行要
求手段21により他ホストコンピュータH2にステップ
の実行を要求するとともに、ジョブ実行情報12および
ステップ実行情報13に新たなステップが起動されたと
いう情報を追加する(処理S6)。
【0086】実行ステップ3の起動要求後、ステップ実
行要求手段14は、引き続きジョブ制御言語翻訳手段1
1によりジョブ制御言語2の解析を行い、次のステップ
の起動を行う(処理S7)。
【0087】ホストコンピュータH2では、自ホストス
テップ実行要求受付け手段22は、他ホストコンピュー
タH1の他ホストステップ実行要求手段21により行わ
れた自ホストコンピュータH2へのステップの実行要求
を受け付ける。
【0088】ホストコンピュータH2のステップ起動手
段15は、自ホストステップ実行要求受付け手段22に
より受け付けられたステップの実行要求に指定されてい
るプログラムを実行ステップ3として起動する。
【0089】 (2−2) ステップ終了処理(図4参照)
【0090】ホストコンピュータH1において実行ステ
ップ3の実行が終了する場合は、ステップ終了受付け手
段16およびステップ終了処理手段17の動作は、前記
(1−2)の場合と同様の動作になるので、詳しい説明
を省略する。
【0091】一方、ホストコンピュータH1以外の他ホ
ストコンピュータ(以下、ホストコンピュータH2であ
るとする)において実行ステップ3の実行が終了する
と、ステップ終了受付け手段16は、実行ステップ3の
終了および終了状態を受け付け、ステップ終了通知手段
23に渡す。
【0092】ステップ終了通知手段23は、終了した実
行ステップ3の実行要求元のホストコンピュータH1に
実行ステップ3の終了および終了状態を通知する。
【0093】ホストコンピュータH1では、他ホスト実
行ステップ終了受付け手段24が、他ホストコンピュー
タH2からの実行ステップ3の終了通知を受け付け、ス
テップ終了処理手段17に渡す。
【0094】ステップ終了処理手段17は、前記(1−
2)で説明した自ホストコンピュータH1での実行ステ
ップ3の終了の場合と同様に、実行ステップ3の終了処
理を行う。
【0095】ステップ終了処理手段17によりジョブを
強制終了させる場合には、同時実行ステップ強制終了要
求手段18は、そのジョブに実行中の他ステップが存在
すれば、自ホストコンピュータH1で実行中の他ステッ
プの強制終了要求を実行ステップ強制終了手段19に対
して行い、他ホストコンピュータH2〜Hnで実行中の
他ステップの強制終了要求を他ホスト実行ステップ強制
終了要求手段25に対して行う。
【0096】ホストコンピュータH1の実行ステップ強
制終了手段19は、同時実行ステップ強制終了要求手段
18により行われた実行ステップ3の強制終了要求に基
づいて自ホストコンピュータH1で実行中の他ステップ
を強制的に終了させる。
【0097】他ホスト実行ステップ強制終了要求手段2
5は、他ホストコンピュータH2〜Hnに実行ステップ
3の強制終了を要求する。
【0098】ホストコンピュータH2〜Hnでは、自ホ
スト実行ステップ強制終了受付け手段26が、他ホスト
実行ステップ強制終了要求手段25により行われた実行
ステップ3の強制終了要求を受け付け、実行ステップ強
制終了手段19により自ホストコンピュータH2〜Hn
で実行中の実行ステップ3を強制終了させる。
【0099】図8(a)および(b)に示されたジョブ
は、プログラムA1のコンパイル(CA1),プログラ
ムA2のコンパイル(CA2),プログラムA3のコン
パイル(CA3),プログラムB1のコンパイル(CB
1),プログラムB2のコンパイル(CB2)およびプ
ログラムB3のコンパイル(CB3)を行った後、プロ
グラムA1,プログラムA2およびプログラムA3のコ
ンパイルユニットをリンク(LA)して実行プログラム
Aを作成し、プログラムB1,プログラムB2およびプ
ログラムB3のコンパイルユニットをリンク(LB)し
て実行プログラムBを作成し、実行プログラムAを実行
(EA)させ、実行プログラムBを実行(EB)させ、
実行プログラムAの実行結果と実行プログラムBの実行
結果とを検証(VR)するものである。
【0100】前記ジョブにおいて、プログラムA1のコ
ンパイル(CA1),プログラムA2のコンパイル(C
A2),プログラムA3のコンパイル(CA3),プロ
グラムB1のコンパイル(CB1),プログラムB2の
コンパイル(CB2)およびプログラムB3のコンパイ
ル(CB3)は、互いに処理に関連を持たず、並列に実
行可能である。
【0101】実行プログラムAのリンク(LA)は、プ
ログラムA1のコンパイル(CA1),プログラムA2
のコンパイル(CA2)およびプログラムA3のコンパ
イル(CA3)の終了後に実行する必要がある。
【0102】実行プログラムBのリンク(LB)は、プ
ログラムB1のコンパイル(CB1),プログラムB2
のコンパイル(CB2)およびプログラムB3のコンパ
イル(CB3)の終了後に実行する必要がある。
【0103】実行プログラムAのリンク(LA)および
実行プログラムBのリンク(LB)は、互いに処理に関
連を持たず、並列に実行可能である。
【0104】実行プログラムAの実行(EA)は、実行
プログラムAのリンク(LA)の終了後に実行する必要
がある。
【0105】実行プログラムBの実行(EB)は、実行
プログラムBのリンク(LB)の終了後に実行する必要
がある。
【0106】実行プログラムAの実行(EA)および実
行プログラムBの実行(EB)は、互いに処理に関連を
持たず、並列に実行可能である。
【0107】実行結果の検証(VR)は、実行プログラ
ムAの実行(EA)および実行プログラムBの実行(E
B)の終了後に実行する必要がある。
【0108】図8(a)は、従来のジョブ制御言語によ
るジョブのステップの動作例を示し、全てのステップは
順次に実行するように記述され、互いに処理に関連のな
いプログラムA1のコンパイル(CA1),プログラム
A2のコンパイル(CA2)およびプログラムA3のコ
ンパイル(CA3)も同時に実行されることはなかっ
た。また、互いに処理に関連のないプログラムB1のコ
ンパイル(CB1),プログラムB2のコンパイル(C
B2)およびプログラムB3のコンパイル(CB3)も
同時に実行されることはなかった。さらに、互いに処理
に関連のない実行プログラムAのリンク(LA)および
実行プログラムBのリンク(LB)も同時に実行される
ことはなかった。さらにまた、互いに処理に関連のない
実行プログラムAの実行(EA)および実行プログラム
Bの実行(EB)も同時に実行されることはなかった。
【0109】本実施例のジョブステップ並列実行方式で
は、図8(b)に示すように、先に起動されたステップ
と並列に実行可能であるという指定をジョブ制御言語2
のステップの実行要求に可能とし、プログラムA2のコ
ンパイル(CA2),プログラムA3のコンパイル(C
A3),プログラムB1のコンパイル(CB1),プロ
グラムB2のコンパイル(CB2),プログラムB3の
コンパイル(CB3),実行プログラムBのリンク(L
B),および実行プログラムBの実行(EB)に並列実
行指定を行うことによって、図8(b)に示すように、
プログラムA1のコンパイル(CA1),プログラムA
2のコンパイル(CA2),プログラムA3のコンパイ
ル(CA3),プログラムB1のコンパイル(CB
1),プログラムB2のコンパイル(CB2)およびプ
ログラムB3のコンパイル(CB3)を同時に並列に実
行する。
【0110】また、それらのステップの実行が全て完了
した後に実行プログラムAのリンク(LA)および実行
プログラムBのリンク(LB)を同時に並列に実行し、
実行プログラムAのリンク(LA)および実行プログラ
ムBのリンク(LB)のステップの実行が完了後に実行
プログラムAの実行(EA)および実行プログラムBの
実行(EB)を同時に並列に実行し、実行プログラムA
の実行(EA)および実行プログラムBの実行(EB)
のステップの実行が完了後に実行結果の検証(VR)を
行うことが可能になる。このように、複数のステップを
同時に動作させることにより、1つのジョブで多重プロ
グラミングを行い、コンピュータシステムの資源を有効
に利用でき、ジョブのスループットを向上させることが
可能になる。
【0111】また、複数のホストコンピュータから構成
されるコンピュータシステムにおいては、ステップの実
行要求に任意のホストコンピュータで実行可能であるこ
とを指定することによって、複数の同時実行可能なステ
ップ、例えばプログラムA1のコンパイル(CA1),
プログラムA2のコンパイル(CA2),プログラムA
3のコンパイル(CA3),プログラムB1のコンパイ
ル(CB1),プログラムB2のコンパイル(CB2)
およびプログラムB3のコンパイル(CB3)を負荷の
低いホストコンピュータに分散して実行することが可能
になる。
【0112】また、ステップの実行要求に特定のホスト
コンピュータで実行することを指定することによって、
例えば実行プログラムAの実行(EA)および実行プロ
グラムBの実行(EB)を高速演算機構をもつ単一また
は複数の特定のホストコンピュータで実行を行い、高速
演算機構を必要としない他ステップを高速演算機構を持
たないホストコンピュータで実行することが可能にな
り、ホストコンピュータの持つ資源を有効かつ効率的に
使用することが可能になる。
【0113】また、同時に実行中のステップのうちに異
常終了したものが存在すると他ステップの実行が意味を
持たない場合、例えば上記ジョブの各ステップの出力が
ジョブの実行中にのみ使用可能な一時ファイルを使用
し、プログラムA1のコンパイル(CA1),プログラ
ムA2のコンパイル(CA2)およびプログラムA3の
コンパイル(CA3)のうちの何れかがコンパイルエラ
ー等で異常終了した等の場合には、同時に実行中の他ス
テップおよび以降の他ステップの実行は無意味である。
そのため、本実施例のジョブステップ並列実行方式で
は、上記ジョブのステップの実行要求にステップが異常
終了した場合の動作として、実行中の他ステップを強制
終了しジョブを終了させるという指定を可能とする。
【0114】また、同時に実行中のステップのうちに異
常終了したものが存在するときに以降のステップの実行
が意味を持たない場合、例えば上記ジョブの各ステップ
の出力がジョブ実行後も使用可能な永久ファイルを使用
し、プログラムA1のコンパイル(CA1),プログラ
ムA2のコンパイル(CA2)およびプログラムA3の
コンパイル(CA3)のうちの何れかがコンパイルエラ
ー等で異常終了した場合には、同時に実行中の他ステッ
プの処理は有効であり、以降の他ステップの実行は無意
味である。そのため、本実施例のジョブステップ並列実
行方式では、上記ジョブのステップの実行要求にステッ
プが異常終了した場合の動作として、他の実行ステップ
の終了を待ち合わせた後にジョブを終了させるという指
定を可能とする。
【0115】さらに、ジョブ内のステップの実行が全く
関連を持たない場合に、ステップの実行要求にステップ
が異常終了した場合の動作として、ジョブの動作を継続
する指定を可能とする。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ジョブ制
御言語のうちのステップの実行要求に同一ジョブ内の他
ステップがすでに実行中に自ステップが並列実行可能か
否かを指定可能とすることにより、1つのジョブの複数
のステップを同時に実行することが可能となり、コンピ
ュータシステムの資源を効率よく利用できるという効果
がある。
【0117】また、ジョブ制御言語のうちのステップの
実行要求に自ステップの異常終了時にジョブを継続す
る,ジョブを強制終了する,またはジョブの他ステップ
の終了を待ち合わせた後にジョブを終了するのいずれか
をジョブの動作として指定可能とすることにより、同時
に実行中の複数のステップのうちのあるステップが異常
終了した場合に、ジョブの実行を継続したり,ジョブを
強制終了したり,またはジョブの実行中の他ステップの
終了を待ち合わせた後にジョブを終了させたりでき、コ
ンピュータシステムの資源を効率よく利用できるという
効果がある。ジョブ制御言語のステップの実行要求にス
テップの異常終了時の動作としてジョブを強制終了させ
ることを指定すると、実行中のステップの異常終了時に
実行中の他ステップを強制終了してジョブを終わらせる
ことができる。また、ジョブ制御言語のステップの実行
要求にステップの異常終了時の動作としてジョブを継続
させることを指定すると、実行中のステップの異常終了
時に引き続きジョブの実行を継続することができる。さ
らに、ジョブ制御言語のステップの実行要求にステップ
の異常終了時の動作として実行中の他ステップの終了を
待ち合わせた後にジョブを終了することを指定すると、
実行中のステップの異常終了時に実行中の他ステップの
終了を待ち合わせた後にジョブを終わらせることができ
る。
【0118】さらに、ジョブ制御言語のうちのステップ
の実行要求に、同一ジョブ内の他ステップがすでに実行
中に自ステップが並列実行可能か否かを指定可能とする
とともに、自ステップの異常終了時にジョブを継続す
る,ジョブを強制終了する,またはジョブの他ステップ
の終了を待ち合わせた後にジョブを終了するのいずれか
をジョブの動作として指定可能とすることにより、1つ
のジョブの複数のステップを同時に実行することを可能
とするとともに、同時に実行中の複数のステップのうち
のあるステップが異常終了した場合に、ジョブの実行を
継続したり,ジョブを強制終了したり,またはジョブの
実行中の他ステップの終了を待ち合わせた後にジョブを
終了させたりでき、コンピュータシステムの資源を効率
よく利用できるという効果がある。
【0119】さらにまた、ジョブ制御言語のうちのステ
ップの実行要求に、同一ジョブ内の他ステップがすでに
実行中に自ステップが並列実行可能か否かを指定可能と
するとともに、自ステップを特定のホストコンピュータ
で実行させるか任意のホストコンピュータで実行させる
かを指定可能とすることにより、複数のホストコンピュ
ータから構成されるコンピュータシステムにおいて、1
つのジョブの複数のステップを同時に実行することを可
能とするとともに、同時に実行される複数のステップを
特定あるいは任意のホストコンピュータで実行すること
を可能とし、コンピュータシステムの資源を効率よく利
用できるという効果がある。
【0120】また、ジョブ制御言語のうちのステップの
実行要求に、自ステップを特定のホストコンピュータで
実行させるか任意のホストコンピュータで実行させるか
を指定可能とするとともに、自ステップの異常終了時に
ジョブを継続する,ジョブを強制終了する,またはジョ
ブの他ステップの終了を待ち合わせた後にジョブを終了
するのいずれかをジョブの動作として指定可能とするこ
とにより、複数のホストコンピュータから構成されるコ
ンピュータシステムにおいて、同時に実行される複数の
ステップを特定あるいは任意のホストコンピュータで実
行することを可能とするとともに同時に実行中のステッ
プが異なるホストコンピュータで実行中であっても強制
終了させることを可能とし、コンピュータシステムの資
源を効率よく利用できるという効果がある。
【0121】さらにまた、ジョブ制御言語のうちのステ
ップの実行要求に、同一ジョブ内の他ステップがすでに
実行中に自ステップが並列実行可能か否かを指定可能と
するとともに自ステップを特定のホストコンピュータで
実行させるか任意のホストコンピュータで実行させるか
を指定可能とし、かつ自ステップの異常終了時にジョブ
を継続する,ジョブを強制終了する,またはジョブの他
ステップの終了を待ち合わせた後にジョブを終了するの
いずれかをジョブの動作として指定可能とすることによ
り、複数のホストコンピュータから構成されるコンピュ
ータシステムにおいて、1つのジョブの複数のステップ
を同時に実行することを可能とするとともに、同時に実
行される複数のステップを特定あるいは任意のホストコ
ンピュータで実行することを可能とし、かつ同時に実行
中のステップが異なるホストコンピュータで実行中であ
っても強制終了させることを可能とし、コンピュータシ
ステムの資源を効率よく利用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るジョブステップ並列実
行方式を適用した単一のホストコンピュータから構成さ
れるコンピュータシステムを示すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施例のジョブステップ並列実行
方式を適用した複数のホストコンピュータから構成され
るコンピュータシステムを示すブロック図である。
【図3】本実施例のジョブステップ並列実行方式におけ
るステップ起動時の処理を示す流れ図である。
【図4】本実施例のジョブステップ並列実行方式におけ
るステップ終了時の処理を示す流れ図である。
【図5】図1中のジョブ制御言語におけるジョブの並列
実行指定方法を例示する図である。
【図6】図1中のジョブ制御言語におけるジョブの他ホ
スト実行指定方法を例示する図である。
【図7】図1中のジョブ制御言語におけるステップ実行
終了時の動作指定方法を例示する図である。
【図8】(a)は従来のジョブステップ実行方式による
ジョブのステップの動作例を示す図であり、(b)は本
発明のジョブステップ並列実行方式によるジョブのステ
ップの動作例を示す図である。
【符号の説明】
2 ジョブ制御言語 3 実行ステップ 11 ジョブ制御言語翻訳手段 12 ジョブ実行情報 13 ステップ実行情報 14 ステップ実行要求手段 15 ステップ起動手段 16 ステップ終了受付け手段 17 ステップ終了処理手段 18 同時実行ステップ強制終了要求手段 19 実行ステップ強制終了手段 21 他ホストステップ実行要求手段 22 自ホストステップ実行要求受付け手段 23 ステップ終了通知手段 24 他ホスト実行ステップ終了受付け手段 25 他ホスト実行ステップ強制終了要求手段 26 自ホスト実行ステップ強制終了受付け手段 H1〜Hn ホストコンピュータ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータ内で実行中のジョブ
    の実行情報が格納されたジョブ実行情報および実行中の
    ジョブの実行中のステップの情報が格納されたステップ
    実行情報をもつステップ実行方式において、 ステップの実行要求に同一ジョブ内の他ステップがすで
    に実行中に自ステップが並列実行可能か否かを指定可能
    とするジョブ制御言語と、 コンピュータシステムに投入されたジョブの実行時に該
    ジョブのジョブ制御言語を順次解析するジョブ制御言語
    翻訳手段と、 このジョブ制御言語翻訳手段によりステップの実行要求
    が検出されたときに前記ジョブ実行情報および前記ステ
    ップ実行情報を参照して該ジョブの他ステップがすでに
    実行されているか否かをチェックし、実行中の他ステッ
    プが存在しない場合および実行中の他ステップが存在し
    ていても前記ジョブ制御言語翻訳手段により検出された
    ステップの実行要求にステップの並列実行指定があった
    場合にはステップの実行を要求し、新たに起動するステ
    ップの情報を前記ジョブ実行情報および前記ステップ実
    行情報に追加するステップ実行要求手段と、 このステップ実行要求手段によるステップの実行要求に
    応じて前記ジョブ制御言語翻訳手段により検出されたス
    テップの実行要求に指定されたプログラムを実行ステッ
    プとして起動するステップ起動手段とを有することを特
    徴とするジョブステップ並列実行方式。
  2. 【請求項2】 ホストコンピュータ内で実行中のジョブ
    の実行情報が格納されたジョブ実行情報および実行中の
    ジョブの実行中のステップの情報が格納されたステップ
    実行情報をもつステップ実行方式において、 ステップの実行要求に自ステップの異常終了時に該ジョ
    ブを継続する,該ジョブを強制終了する,または該ジョ
    ブの他ステップの終了を待ち合わせた後に該ジョブを終
    了するのいずれかをジョブの動作として指定可能とする
    ジョブ制御言語と、 コンピュータシステムに投入されたジョブの実行時に該
    ジョブのジョブ制御言語を順次解析するジョブ制御言語
    翻訳手段と、 実行ステップの終了時にそのステップの終了を受け付け
    るステップ終了受付け手段と、 このステップ終了受付け手段により受け付けられた前記
    実行ステップの終了状態をチェックし異常終了であった
    場合には前記ジョブ制御言語翻訳手段により検出された
    ステップの実行要求に指定されたステップの異常終了時
    のジョブの動作指定に従って該ジョブを継続する,該ジ
    ョブを強制終了する,または該ジョブの他ステップの終
    了を待ち合わせた後に該ジョブを終了するのいずれかを
    行うステップ終了処理手段と、 このステップ終了処理手段による該ジョブの強制終了時
    に該ジョブの他ステップが実行中である場合にはそれら
    実行ステップの強制終了要求を行う同時実行ステップ強
    制終了要求手段と、 この同時実行ステップ強制終了要求手段による実行ステ
    ップの強制終了要求に応じて実行中の他ステップを強制
    終了させる実行ステップ強制終了手段とを有することを
    特徴とするジョブステップ並列実行方式。
  3. 【請求項3】 ホストコンピュータ内で実行中のジョブ
    の実行情報が格納されたジョブ実行情報および実行中の
    ジョブの実行中のステップの情報が格納されたステップ
    実行情報をもつステップ実行方式において、 ステップの実行要求に、同一ジョブ内の他ステップがす
    でに実行中に自ステップが並列実行可能か否かを指定可
    能とするとともに、自ステップの異常終了時に該ジョブ
    を継続する,該ジョブを強制終了する,または該ジョブ
    の他ステップの終了を待ち合わせた後に該ジョブを終了
    するのいずれかをジョブの動作として指定可能とするジ
    ョブ制御言語と、 コンピュータシステムに投入されたジョブの実行時に該
    ジョブのジョブ制御言語を順次解析するジョブ制御言語
    翻訳手段と、 このジョブ制御言語翻訳手段によりステップの実行要求
    が検出されたときに前記ジョブ実行情報および前記ステ
    ップ実行情報を参照して該ジョブの他ステップがすでに
    実行されているか否かをチェックし、実行中の他ステッ
    プが存在しない場合および実行中の他ステップが存在し
    ていても前記ジョブ制御言語翻訳手段により検出された
    ステップの実行要求にステップの並列実行指定があった
    場合にはステップの実行を要求し、新たに起動するステ
    ップの情報を前記ジョブ実行情報および前記ステップ実
    行情報に追加するステップ実行要求手段と、 このステップ実行要求手段によるステップの実行要求に
    応じて前記ジョブ制御言語翻訳手段により検出されたス
    テップの実行要求に指定されたプログラムを実行ステッ
    プとして起動するステップ起動手段と、 実行ステップの終了時にそのステップの終了を受け付け
    るステップ終了受付け手段と、 このステップ終了受付け手段により受け付けられた前記
    実行ステップの終了状態をチェックし異常終了であった
    場合には前記ジョブ制御言語翻訳手段により検出された
    ステップの実行要求に指定されたステップの異常終了時
    のジョブの動作指定に従って該ジョブを継続する,該ジ
    ョブを強制終了する,または該ジョブの他ステップの終
    了を待ち合わせた後に該ジョブを終了するのいずれかを
    行うステップ終了処理手段と、 このステップ終了処理手段による該ジョブの強制終了時
    に該ジョブの他ステップが実行中である場合にはそれら
    実行ステップの強制終了を要求する同時実行ステップ強
    制終了要求手段と、 この同時実行ステップ強制終了要求手段による実行ステ
    ップの強制終了要求に応じて実行中の他ステップを強制
    終了させる実行ステップ強制終了手段とを有することを
    特徴とするジョブステップ並列実行方式。
  4. 【請求項4】 複数のホストコンピュータから構成され
    るコンピュータシステムにおいて、ジョブが起動された
    ホストコンピュータ内で実行中のジョブの実行情報が格
    納されたジョブ実行情報および実行中のジョブの実行中
    のステップの情報が格納されたステップ実行情報をもつ
    ステップ実行方式において、 ステップの実行要求に、同一ジョブ内の他ステップがす
    でに実行中に自ステップが並列実行可能か否かを指定可
    能とするとともに、自ステップを特定のホストコンピュ
    ータで実行させるか任意のホストコンピュータで実行さ
    せるかを指定可能とするジョブ制御言語と、 コンピュータシステムに投入されたジョブの実行時に該
    ジョブのジョブ制御言語を順次解析するジョブ制御言語
    翻訳手段と、 このジョブ制御言語翻訳手段によりステップの実行要求
    が検出されたときに前記ジョブ実行情報および前記ステ
    ップ実行情報を参照して該ジョブの他ステップがすでに
    実行されているか否かをチェックし、実行中の他ステッ
    プが存在しない場合および実行中の他ステップが存在し
    ていても前記ジョブ制御言語翻訳手段により検出された
    ステップの実行要求にステップの並列実行指定があった
    場合には、前記ジョブ制御言語翻訳手段により検出され
    たステップの実行要求に任意のホストコンピュータで実
    行可能であることが指定されていれば実行ホストコンピ
    ュータを決定した後にステップの実行を要求し、前記ジ
    ョブ制御言語翻訳手段により検出されたステップの実行
    要求に特定のホストコンピュータで実行することが指定
    されていれば実行ホストコンピュータにステップの実行
    を要求し、新たに起動するステップの情報を前記ジョブ
    実行情報および前記ステップ実行情報に追加するステッ
    プ実行要求手段と、 このステップ実行要求手段により決定された実行ホスト
    コンピュータが自ホストコンピュータ以外の他ホストコ
    ンピュータの場合および前記ジョブ制御言語翻訳手段に
    より検出されたステップの実行要求に指定された実行ホ
    ストコンピュータが自ホストコンピュータ以外の特定の
    他ホストコンピュータの場合にその実行ホストコンピュ
    ータにステップの実行要求を行う他ホストステップ実行
    要求手段と、 他ホストコンピュータの他ホストステップ実行要求手段
    により行われた自ホストコンピュータへのステップの実
    行要求を受け付ける自ホストステップ実行要求受付け手
    段と、 この自ホストステップ実行要求受付け手段により受け付
    けられたステップの実行要求に応じて前記ジョブ制御言
    語翻訳手段により検出されたステップの実行要求に指定
    されたプログラムを実行ステップとして起動するステッ
    プ起動手段とを有することを特徴とするジョブステップ
    並列実行方式。
  5. 【請求項5】 複数のホストコンピュータから構成され
    るコンピュータシステムにおいて、ジョブが起動された
    ホストコンピュータ内で実行中のジョブの実行情報が格
    納されたジョブ実行情報および実行中のジョブの実行中
    のステップの情報が格納されたステップ実行情報をもつ
    ステップ実行方式において、 ステップの実行要求に、自ステップを特定のホストコン
    ピュータで実行させるか任意のホストコンピュータで実
    行させるかを指定可能とするとともに、自ステップの異
    常終了時に該ジョブを継続する,該ジョブを強制終了す
    る,または該ジョブの他ステップの終了を待ち合わせた
    後に該ジョブを終了するのいずれかをジョブの動作とし
    て指定可能とするジョブ制御言語と、 コンピュータシステムに投入されたジョブの実行時に該
    ジョブのジョブ制御言語を順次解析するジョブ制御言語
    翻訳手段と、 実行ステップの終了時にそのステップの終了を受け付け
    るステップ終了受付け手段と、 このステップ終了受付け手段により受け付けられた前記
    実行ステップの終了および終了状態を該ステップの実行
    要求元のホストコンピュータに通知するステップ終了通
    知手段と、 他ホストコンピュータのステップ終了通知手段により通
    知された前記実行ステップの終了および終了状態を受け
    付ける他ホスト実行ステップ終了受付け手段と、 この他ホスト実行ステップ終了受付け手段により受け付
    けられた前記実行ステップの終了状態をチェックし異常
    終了であった場合には前記ジョブ制御言語翻訳手段によ
    り検出されたステップの実行要求に指定されたステップ
    の異常終了時のジョブの動作指定に従って該ジョブを継
    続する,該ジョブを強制終了する,または該ジョブの他
    ステップの終了を待ち合わせた後に該ジョブを終了する
    のいずれかを行うステップ終了処理手段と、 このステップ終了処理手段による該ジョブの強制終了時
    に該ジョブの他ステップが実行中である場合にそれら実
    行ステップの強制終了を要求する同時実行ステップ強制
    終了要求手段と、 この同時実行ステップ強制終了要求手段により強制終了
    を要求する実行ステップが自ホストコンピュータ以外の
    他ホストコンピュータで実行中の場合にその他ホストコ
    ンピュータに実行ステップの強制終了を要求する他ホス
    ト実行ステップ強制終了要求手段と、 他ホストコンピュータの他ホスト実行ステップ強制終了
    要求手段からの自ホストコンピュータで実行中のステッ
    プの強制終了要求を受け付ける自ホスト実行ステップ強
    制終了受付け手段と、 この自ホスト実行ステップ強制終了受付け手段により受
    け付けられた実行ステップの強制終了要求に応じて自ホ
    ストコンピュータで実行中のステップを強制終了させる
    実行ステップ強制終了手段とを有することを特徴とする
    ジョブステップ並列実行方式。
  6. 【請求項6】 複数のホストコンピュータから構成され
    るコンピュータシステムにおいて、ジョブが起動された
    ホストコンピュータ内で実行中のジョブの実行情報が格
    納されたジョブ実行情報および実行中のジョブの実行中
    のステップの情報が格納されたステップ実行情報をもつ
    ステップ実行方式において、 ステップの実行要求に、同一ジョブ内の他ステップがす
    でに実行中に自ステップが並列実行可能か否かを指定可
    能とするとともに自ステップを特定のホストコンピュー
    タで実行させるか任意のホストコンピュータで実行させ
    るかを指定可能とし、かつ自ステップの異常終了時に該
    ジョブを継続する,該ジョブを強制終了する,または該
    ジョブの他ステップの終了を待ち合わせた後に該ジョブ
    を終了するのいずれかをジョブの動作として指定可能と
    するジョブ制御言語と、 コンピュータシステムに投入されたジョブの実行時に該
    ジョブのジョブ制御言語を順次解析するジョブ制御言語
    翻訳手段と、 このジョブ制御言語翻訳手段によりステップの実行要求
    が検出されたときに前記ジョブ実行情報および前記ステ
    ップ実行情報を参照して該ジョブの他ステップがすでに
    実行されているか否かをチェックし、実行中の他ステッ
    プが存在しない場合および実行中の他ステップが存在し
    ていても前記ジョブ制御言語翻訳手段により検出された
    ステップの実行要求にステップの並列実行指定があった
    場合には、前記ジョブ制御言語翻訳手段により検出され
    たステップの実行要求に任意のホストコンピュータで実
    行可能であることが指定されていれば実行ホストコンピ
    ュータを決定した後にステップの実行を要求し、前記ジ
    ョブ制御言語翻訳手段により検出されたステップの実行
    要求に特定のホストコンピュータで実行することが指定
    されていれば実行ホストコンピュータにステップの実行
    を要求し、新たに起動するステップの情報を前記ジョブ
    実行情報および前記ステップ実行情報に追加するステッ
    プ実行要求手段と、 このステップ実行要求手段により決定された実行ホスト
    コンピュータが自ホストコンピュータ以外の他ホストコ
    ンピュータの場合および前記ジョブ制御言語翻訳手段に
    より検出されたステップの実行要求に指定された実行ホ
    ストコンピュータが自ホストコンピュータ以外の特定の
    他ホストコンピュータの場合にその実行ホストコンピュ
    ータにステップの実行要求を行う他ホストステップ実行
    要求手段と、 他ホストコンピュータの他ホストステップ実行要求手段
    により行われた自ホストコンピュータへのステップの実
    行要求を受け付ける自ホストステップ実行要求受付け手
    段と、 この自ホストステップ実行要求受付け手段により受け付
    けられたステップの実行要求に応じて前記ジョブ制御言
    語翻訳手段により検出されたステップの実行要求に指定
    されたプログラムを実行ステップとして起動するステッ
    プ起動手段と、 実行ステップの終了時にそのステップの終了を受け付け
    るステップ終了受付け手段と、 このステップ終了受付け手段により受け付けられた前記
    実行ステップの終了および終了状態を該ステップの実行
    要求元のホストコンピュータに通知するステップ終了通
    知手段と、 他ホストコンピュータのステップ終了通知手段により通
    知された前記実行ステップの終了および終了状態を受け
    付ける他ホスト実行ステップ終了受付け手段と、 この他ホスト実行ステップ終了受付け手段により受け付
    けられた前記実行ステップの終了状態をチェックし異常
    終了であった場合には前記ジョブ制御言語翻訳手段によ
    り検出されたステップの実行要求に指定されたステップ
    の異常終了時のジョブの動作指定に従って該ジョブを継
    続する,該ジョブを強制終了する,または該ジョブの他
    ステップの終了を待ち合わせた後に該ジョブを終了する
    のいずれかを行うステップ終了処理手段と、 このステップ終了処理手段による該ジョブの強制終了時
    に該ジョブの他ステップが実行中である場合にそれら実
    行ステップの強制終了を要求する同時実行ステップ強制
    終了要求手段と、 この同時実行ステップ強制終了要求手段により強制終了
    を要求する実行ステップが自ホストコンピュータ以外の
    他ホストコンピュータで実行中の場合にその他ホストコ
    ンピュータに実行ステップの強制終了を要求する他ホス
    ト実行ステップ強制終了要求手段と、 他ホストコンピュータの他ホスト実行ステップ強制終了
    要求手段からの自ホストコンピュータで実行中のステッ
    プの強制終了要求を受け付ける自ホスト実行ステップ強
    制終了受付け手段と、 この自ホスト実行ステップ強制終了受付け手段により受
    け付けられた実行ステップの強制終了要求に応じて自ホ
    ストコンピュータで実行中のステップを強制終了させる
    実行ステップ強制終了手段とを有することを特徴とする
    ジョブステップ並列実行方式。
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