JP2009217232A - 画面表示制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像データの部分的な書換えを効率よく行うことのできる技術を提供する。
【解決手段】VRAM766から読み出されて伸長部により復元されたベース画像IMGの画像データのうち部分画像pIMGに相当する部分が部分書込データにデータ置換制御手段により置換された後、圧縮部により圧縮されてVRAM766に格納される。そして、一部が部分書込データに置換された圧縮データがVRAM766から読出されて伸長部により復元されることにより、ベース画像IMGの一部が部分画像pIMGに置換された画像が表示部22に表示される。したがって、VRAM766内の圧縮データを復元して得たベース画像IMGの画像データを利用することで、部分画像pIMGの部分書込データのみで画像データを部分的に書換えることができるため、非常に効率よくベース画像IMGの一部を部分画像pIMGに置換できる。
【選択図】図4
【解決手段】VRAM766から読み出されて伸長部により復元されたベース画像IMGの画像データのうち部分画像pIMGに相当する部分が部分書込データにデータ置換制御手段により置換された後、圧縮部により圧縮されてVRAM766に格納される。そして、一部が部分書込データに置換された圧縮データがVRAM766から読出されて伸長部により復元されることにより、ベース画像IMGの一部が部分画像pIMGに置換された画像が表示部22に表示される。したがって、VRAM766内の圧縮データを復元して得たベース画像IMGの画像データを利用することで、部分画像pIMGの部分書込データのみで画像データを部分的に書換えることができるため、非常に効率よくベース画像IMGの一部を部分画像pIMGに置換できる。
【選択図】図4
Description
この発明は、画面表示制御を行う技術に関するものである。
従来、画像データを処理する機能を備える画面表示制御装置が知られている。この種の画面表示制御装置は、処理したデータを一時的に格納する画像メモリ(VideoRAM)を一般的に備えており、画像メモリに格納された処理済の画像データを周期的に読み出すことで画面表示を行うように構成されている。ところで、近年の液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ、有機ELディスプレイといった画面表示装置では、高解像度化および高諧調度化が進んでおり、当該画面表示装置に表示する画像のデータ容量も増大している。したがって、容量が増大した画像データを格納するために画像メモリも高容量化する必要があり、コストアップの原因となっていた。このような問題を解決するため、隣接する画素データの差分を予測符号化(DPCM符号化)する等の周知のデータ圧縮法により画像データを圧縮し、当該圧縮データを画像メモリに格納する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。そして、画面表示の際には、画像メモリから圧縮データを読み出して伸長することで元の画像データを復元するように構成されている。すなわち、画像メモリに格納された圧縮データを新たな画像の圧縮データに置換することで画面表示される画像を切換えることができる。
ところで、上記した画面表示制御装置では、隣接する画素データの差分を利用して画像データの圧縮を行っているため、圧縮データの一部が書換えられると元の画像データを復元できず、画像メモリに格納された圧縮データを部分的に書換えることはできない。したがって、画像メモリに圧縮データとして格納された画像の一部をアイコンなどの部分画像に置換するときは、部分画像の部分書込データだけではなく、一部を部分画像に置換した画像全体の画像データが必要であった。すなわち、部分画像の部分書込データのみでは画像の一部を部分画像に置換できず非常に効率が悪かった。
この発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、画像データの部分的な書換えを効率よく行うことのできる技術を提供することを目的とする。
この発明にかかる画面表示制御装置は、上記目的を達成するため、入力された一画面のベース画像の画像データを圧縮する圧縮部と、前記圧縮部による圧縮データが、読出しとは非同期に書込まれる書換自在の画像メモリと、前記画像メモリから画面表示に同期して周期的に読出された圧縮データを伸長して元の画像データを復元する伸長部と、前記伸長部により伸長して復元された画像データの画像を表示する表示部とを備えた画像表示制御装置において、前記ベース画像の一部を置換することにより前記表示部に表示される部分画像の部分書込データを保持する部分書込データ格納手段と、前記伸長部により復元された前記ベース画像の画像データのうち前記部分画像に相当する部分を前記部分書込データに置換して前記圧縮部に出力するデータ置換制御手段とを備えたことを特徴としている。
このように構成された発明では、データ置換制御手段により、画像メモリから読み出されて伸長部により復元されたベース画像の画像データのうち部分画像に相当する部分が、部分書込データに置換された後、圧縮部により圧縮されて画像メモリに格納される。そして、一部が部分書込データに置換された圧縮データが伸長部により画像メモリから読出されて復元されることにより、ベース画像の一部が部分画像に置換された画像が表示部に表示される。したがって、画像メモリ内の圧縮データが伸長されたベース画像の画像データを利用することで、部分書込データのみで画像データを部分的に書換えることができるため、非常に効率よくベース画像の一部を部分画像に置換できる。
また、前記圧縮部は、入力された画像データをライン単位で圧縮し、前記伸長部は、前記画像メモリから画面表示に同期してライン単位で周期的に読出された圧縮データを伸長して復元し、前記データ置換制御手段は、前記伸長部が復元した前記ベース画像の画像データをライン単位で前記部分書込データに置換して前記圧縮部に出力する構成でもよい。このような構成とすれば、大容量の画像データをライン単位のデータに分割して処理することにより、処理の簡素化を図ることができる。
また、前記部分画像の前記ベース画像に対する相対位置についての座標情報を保持する設定部をさらに備え、前記データ置換制御手段は、前記設定部から入力された前記座標情報に基づいて、前記復元された画像データを構成する各画素データが、前記部分書込データに置換されるべきものかどうかを判定する領域判定部と、前記領域判定部の判定結果に応じて、前記復元された画像データおよび前記部分書込データのいずれか一方から前記圧縮部に出力するデータを選択するデータ選択部とを備える構成でもよい。このような構成とすれば、画像データを構成する各画素データが、部分書込データに置換されるべきものかどうかを設定部に保持された座標情報に基づいて領域判定部により判定し、当該判定結果に応じて、データ選択部が、復元された画像データおよび部分書込データのいずれか一方から圧縮部に出力するデータを選択するように構成されているため、ベース画像の画像データのうち部分画像に相当する部分を正確に部分書込データに置換することができる。
図1は本発明の画面表示制御装置の一実施形態であるLCDコントローラ76が実装されるフォトプリンタを示す斜視図である。また、図2はフォトプリンタの内部構成の概略を示す図である。このフォトプリンタ10では、プリンタ本体12の内部にはプリント機構50(図2参照)が内蔵されており、フォトプリンタ10の全体の制御を司るコントローラ70(図2参照)からの動作指令に応じて用紙Pへの印刷を実行する。そして、こうして印刷された用紙がプリンタ本体12の前面に排紙される。
このプリンタ本体12の前面には、図1に示すように、前面扉14が開閉自在に取り付けられている。この前面扉14はプリンタ本体12の前面を開閉するための蓋である。そして、開状態のときには、プリント機構50から排紙される用紙Pを受けるための排紙トレイとして機能する。また、プリンタ本体12の前面に設けられた各種のメモリカードスロット16をユーザが利用可能な状態となる。つまり、この状態でユーザは印刷対象となる画像ファイルを記憶したメモリカードMをメモリカードスロット16に差し込むことができる。画像ファイルデータを記憶する外部媒体としてはメモリカードに限定されず、USBメモリやディスク媒体など他のものであってもよい。また、画像を記憶したデジタルカメラや携帯電話等の電子機器を本フォトプリンタ10にケーブルや赤外線を利用した通信によって接続し外部媒体として機能させてもよい。
また、プリンタ本体12の上面には操作パネル20が設けられる一方、プリンタ本体12の上面の奥の一辺に対してカバー30が開閉自在に取り付けられている。このカバー30は、プリンタ本体12の上面を覆うことのできる大きさに成形された樹脂板であり、開状態では操作パネル20の表面を外部に露出する(図1参照)。一方、カバー30が閉状態に閉じられると、操作パネル20全体を覆う。
この操作パネル20には、文字や図形、記号などを表示する例えばLCDディスプレイにより構成された表示部22と、この表示部22の周囲に配置されたボタン群24とを備えている。ボタン群24は、図2に示すように、電源のオンオフを行うための電源ボタン24a、メインメニュー画面を呼び出すためのメニューボタン24b、操作を途中でキャンセルしたり用紙Pへの印刷を途中で中断したりするためのキャンセルボタン24c、用紙Pへの印刷実行を指示するための印刷ボタン24d、メモリカードスロット16に挿入されたメモリカードMに編集画像等を保存するための保存ボタン24e、表示部22に表示された複数の選択肢の中から所望の選択肢を選択したりカーソルを移動したりするときに操作される上下左右の各矢印ボタン24f〜24i、この上下左右の各矢印ボタン24f〜24iの中央に配置され各矢印ボタン24f〜24iによって選択されている選択肢に決定したことを指示するためのOKボタン24j、表示部22での画面表示を切り替えるための表示切替ボタン24k、表示部22に表示される左ガイドを選択する左ガイド選択ボタン24l、表示部22に表示される右ガイドを選択する右ガイド選択ボタン24m、排紙トレイとしての機能を備えた前面扉14を開く排紙トレイオープンボタン24nなどで構成されている。
また、表示部22の表示内容を確認するために、カバー30には表示部22と同じ大きさの窓32が設けられている。つまり、カバー30が閉状態にあるときにはユーザはこの窓32を介して表示部22の表示内容を確認することができる。一方、カバー30は開状態のときには、表示部22を図1に示すように好みの角度に調整することが可能となっている。
このようにカバー30を開状態としたときには、操作パネル20に対して斜め後方に傾斜した状態でカバー30は保持され、用紙Pをプリント機構50へ供給するためのトレイとして利用可能となっている。また、操作パネル20の奥には、プリント機構50の給紙口58が設けられるとともに、ガイド幅が用紙の幅に合うように左右方向にスライド操作される一対の用紙ガイド59が設けられている。
そして、給紙口58を介して用紙Pがプリント機構50に送り込まれて印刷が実行される。このプリント機構50には、図2に示すように、キャリッジ53が左右方向にループ状に架け渡されたタイミングベルト51により駆動されガイド52に沿って左右に往復動する。このキャリッジ53には、紙端検出センサ57が設けられ、用紙Pの左右端や上下端を検出する。つまり、紙端検出センサ57は、給紙口58にセットされた用紙に対して印刷前にキャリッジ53が左右方向に走査したときにその用紙の左右端を検出して用紙幅の認識を可能にしたり、印刷途中で用紙の後端を検出して用紙長さの認識を可能にしたりする。
また、このキャリッジ53には、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック等の各色のインクを個別に収容したインクカートリッジ54が搭載されている。これらのインクカートリッジ54はそれぞれ印刷ヘッド55に接続されている。そして、印刷ヘッド55はインクカートリッジ54からのインクに圧力をかけてノズル(図示省略)から用紙Pに向かってインクを吐出する。この実施形態では、印刷ヘッド55は圧電素子に電圧をかけることにより該圧電素子を変形させてインクを加圧する方式を採用しているが、発熱抵抗体(例えばヒータなど)に電圧をかけインクを加熱して発生した気泡によりインクを加圧する方式を採用してもよい。こうして印刷された用紙Pは搬送ローラ56によって開状態の前面扉(排紙トレイ)14へ送り出される。
また、図示を省略しているものの、プリンタ本体12の背面にはバッテリパックを装着可能となっており、商用電源に接続しなくとも本プリンタ10をバッテリにより動作させることが可能となっている。この点および本プリンタ10がホストコンピュータに接続しなくても使用することができるスタンドアロンプリンタとなっている点により、本プリンタ10は持ち運び容易でどこでも使用できるようになっている。
図3はコントローラ70の構成の一例を示すブロック図である。また、図4は画像データの部分書換えを示す概念図である。コントローラ70は、図3に示すように、CPU71を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、各種処理プログラムや各種データ、各種プログラムや各種テーブルなどを記憶したROM72、一時的にデータを記憶するRAM73、プリント機構50やメモリカードスロット16などとの通信を可能とするインターフェース(I/F)74などを備えている。また、コントローラ70は、メモリカードMに編集画像などを保存するほか、プリント機構50の印刷ヘッド55への制御信号や操作パネルの表示部22への制御信号を出力する。
また、コントローラ70には、インターフェース74を通してメモリカードMなどの外部記憶媒体から与えられる画像データに対し必要な画像処理を行うための画像処理モジュール75が設けられている。画像処理モジュール75はまた、表示部22に表示させるためのメニュー画面などのプリンタ固有の画像に対応する画像データや、アイコンなど、表示部22に表示されるベース画像の一部と置換される部分画像に対応する部分書込データを生成する機能を有している。
画像処理モジュール75から出力されるRGB画像データは、表示部22を表示制御するためのLCDコントローラ76(本発明の「画面表示制御装置」に相当)に与えられる。なお、以下では、LCDディスプレイにより構成される表示部22の画素数はQVGA(Quarter Video Graphics Array)形式の320ドット×240ドットであり、320ドット分の画素データにより画像データの1ラインが構成されており、240ラインのラインデータにより一の画像が構成される(図4参照)。したがって、画像処理モジュール75から、320ドット×240ドットの大きさの表示部22の一画面に相当するベース画像IMGのRGB画像データや、上記した部分画像pIMGのRGB部分書込データがLCDコントローラ76に入力されることとなる。
LCDコントローラ76は、同期信号発生部769を備え、表示部22への画像の表示タイミングを制御するための水平・垂直同期信号など、種々の同期信号を発生可能に構成されている。また、画像処理モジュール75から入力されたシリアルデータをパラレルデータに変換する入力データ変換部761と、入力データ変換部761によりパラレルデータに変換された画像データの1ライン分のデータを一時的に保持可能なラインバッファ762とを備えている。そして、ラインバッファ762の後段に設けられ、入力された画像データをライン単位で圧縮する圧縮部764と、圧縮部764によるライン単位の圧縮データが、読出しとは非同期に書込まれる書換自在のVRAM766(本発明の「画像メモリ」に相当)と、表示部22への画面表示の水平・垂直同期信号に同期してVRAM766からライン単位で周期的に読出された圧縮データを伸長して元の画像データを復元する伸長部767と、伸長部により伸長して復元された画像データを表示部22へ出力するためのデータ変換を行う出力データ変換部768とを備えている。したがって、伸長部767により伸長して復元された画像データは出力データ変換部768を介して表示部22に出力されて表示される。
また、VRAM766に圧縮データとして格納されたベース画像IMGの一部を置換することにより表示部22に表示されるアイコンなどの部分画像pIMGの部分書込データが、画像処理モジュール75から入力データ変換部761に入力されたときに、当該部分書込データを保持する部分書込データ格納手段771を備えている。また、入力された部分画像pIMGのベース画像IMGに対する相対位置についての座標情報を保持する設定部770を備え、この実施形態では入力された部分画像pIMGがベース画像IMGのどの部分と置換されるのか、という情報が予め設定部770に格納されている。すなわち、図4に示す、
・AV…部分画像pIMGの左上隅の画素がベース画像IMGの何ライン目に相当するか、
・AH…部分画像pIMGの左上隅の画素がベース画像IMGを構成するラインの先頭画素から何画素目に相当するか、
・BV…部分画像pIMGのライン数、
・BH…部分画像pIMGの各ラインごとの画素数、
の4つの座標情報が予め格納されている。
・AV…部分画像pIMGの左上隅の画素がベース画像IMGの何ライン目に相当するか、
・AH…部分画像pIMGの左上隅の画素がベース画像IMGを構成するラインの先頭画素から何画素目に相当するか、
・BV…部分画像pIMGのライン数、
・BH…部分画像pIMGの各ラインごとの画素数、
の4つの座標情報が予め格納されている。
また、図4に示すように、VRAM766には、少なくとも圧縮部764により圧縮された240ライン分(一の画像分)の圧縮データを格納可能な領域が設けられている。本実施形態では、VRAM766のメモリアドレス0、10,20…,2390が示す格納領域に、各ライン0,1,2…,239の圧縮データがそれぞれ格納されるように構成されている。また、VRAM766への圧縮データの書込みと、ラインバッファ762への画像データの書込みおよび読出しとを制御するRAM制御部765を備え、ラインバッファ762に格納された1ライン分の画像データの圧縮およびVRAM766への圧縮データの書込みのタイミングが制御される。なお、本実施形態では、圧縮部764は隣接する画素データの差分情報(一致状況)を利用して画像データを圧縮するように構成されている。したがって、ラインごとの圧縮データは、各ラインの先頭の画素データから順に伸長して復元できる。また、画像データの圧縮方法についてはこれに限られず、周知の種々の手法を用いることができる。これらのデータ圧縮方法については周知の技術であるため、その詳細な説明は省略する。
また、伸長部767により復元されたベース画像IMGの画像データのうち、部分画像pIMGに相当する部分を、ライン単位で部分書込データに置換してライン単位で圧縮部764に出力するデータ置換制御手段763を備えている。このデータ置換制御手段763について詳細に説明する。図3に示すように、データ置換制御手段763は、設定部770から入力された座標情報(AV、AH、BV、BH)に基づいて、復元されたベース画像IMGの画像データを構成する各画素データが、部分書込データ格納手段771が保持する部分画像pIMGの部分書込データに置換されるべきものかどうかを判定する領域判定部763aを備えている。この領域判定部763aは、VRAM766から読出されて伸長部767により復元された画素データが、上記した4つの座標情報から得られるベース画像IMGの範囲(領域)に相当(属)するものであるかを判定するように構成されている(図4参照)。
なお、LCDコントローラ76は、それぞれメモリ等により構成された、書込ラインカウンタ(図示省略)と、読出ラインカウンタ(図示省略)と、書込画素カウンタ(図示省略)と、読出画素カウンタ(図示省略)とを備えている。そして、領域判定部763aは読出ラインカウンタ(図示省略)のカウンタ値(読出ライン)と、座標情報(AV、BV)とを比較し、さらに、読出画素カウンタ(図示省略)の値(読出画素)と座標情報(AH、BH)とを比較することで、ベース画像IMGを構成する各画素データが部分画像pIMGの部分書込データに置換されるべきものかどうかを判定するように構成されている。この読出画素カウンタの値は、VRAM766からの1画素分の圧縮データの読出しタイミングを規定するために同期信号発生部769が発生するクロック信号に基づいて加算される。また、書込画素カウンタの値は、圧縮部764により圧縮された1ラインの圧縮データから1画素分のデータがVRAM766へ書込まれる度に加算される。また、読出画素カウンタは水平同期信号の出力時に”0”にリセットされ、同期信号発生部769が発生する1画素分の圧縮データの読出しタイミングを規定するクロック信号の度に加算されるように構成されている。したがって、水平同期信号が出力されるともに読出画素カウンタの”0”からの加算が開始される。
また、領域判定部763aの判定結果に応じて、圧縮部764に出力する画素データを、復元されたベース画像IMGの画像データおよび部分画像pIMGの部分書込データのいずれか一方から選択するデータ選択部763bを備え、データ選択部763bの選択結果に応じた画素データがデータ出力部763cによりラインバッファ762に出力される。すなわち、データ置換制御手段763には、部分書込データ格納手段711から部分画像pIMGの部分書込データが入力され、伸長部767からベース画像IMGの復元された画像データが入力されており、これらのデータを選択的にラインバッファ762を介して圧縮部764に出力可能に構成されている。そして、ラインバッファ762に1ライン分の画像データが格納されれば、ラインバッファ762に格納された画像データをVRAM766に格納するようにデータ置換制御手段763からRAM制御部765に指令が与えられ、ラインバッファ762に格納された1ライン分の画像データが、圧縮部764により圧縮された後、VRAM766の所定の領域に格納される。
次に、画像データの部分書換えについて図4を参照して説明する。この実施形態では、垂直同期信号が1/60secの周期で同期信号発生部769により生成され、垂直同期信号が出力される度にVRAM766に格納された一画面の圧縮データが読出されて伸長部767により復元されて表示部22に表示される。また、水平同期信号が同期信号発生部769により出力される度にVRAM766から1ラインの圧縮データが読出される。このとき、上記したように、各ラインの先頭の画素データから順に伸長されて復元されるが、復元された画素データは逐次、データ置換制御手段763に出力されるように構成されている。そして、伸長部767から出力された画像(画素)データが、部分書込データ格納手段771に格納された部分画像pIMGの部分書込データに置換されるべきものかどうかが、設定部770による部分画像pIMGの座標情報(AV、AH、BV、BH)に基づいて領域判定部763aにより判定される。
すなわち、VRAM766から読出され伸長部767により復元されてデータ置換制御手段763に出力された第0ラインの先頭画素データ(左上隅)から、第239ラインの最終画素データ(右下隅)まで順番に、各画素データが部分書込データに置換されるべきものであるかどうかが判定される。図4に示す例では、まず第0ラインの画像データについて、先頭画素データから順に領域判定部763aによる判定が行われるが、第0ラインには部分画像に相当する部分がないため、データ出力部763cにより各画素データが先頭から順にラインバッファ762に出力されて、一時的に保持される。そして、ラインバッファ762に1ライン分の画像データ(第0ライン)が保持されれば、RAM制御部765に指令が与えられてラインバッファ762に保持された画像データが圧縮部764により圧縮され、第0ラインの圧縮データの格納領域であるVRAM766のメモリアドレス0の領域に格納される。
続いて、第1ラインの画像データについて同様の処理が行われる。そして、第2ラインの画像データについては、一部が部分画像に相当するため、以下のように処理される。すなわち、先頭画素データから順に、座標情報AHに基づいた領域判定部763aによる判定が行われ、当該判定結果に応じて、データ選択部763bにより選択された画像データがデータ出力部763cによりラインバッファ762へ出力される。このとき、図4中斜線部分で示すように、ベース画像IMGの画像データのうち部分画像pIMGに相当する部分について、データ選択部763bにより部分書込データが選択され、部分書込データがラインバッファ762に保持される。そして、ラインバッファ762に1ライン分の画像データ(第2ライン)が保持されれば、RAM制御部765に指令が与えられてラインバッファ762に保持された画像データが圧縮部764により圧縮され、第2ラインの圧縮データの格納領域であるVRAM766のメモリアドレス20の領域に格納される。続く、第3ラインから第239ラインまで同様の処理を行うことで、ベース画像IMGの画像データの一部が部分画像pIMGの部分書込データと置換された画像についての圧縮データがVRAM766に格納される。そして、VRAM766に格納された圧縮データを読出し伸長することにより、表示部22にベース画像IMGの一部が部分画像pIMGと置換された画像が表示される。
なお、本実施形態では、部分画像pIMGの部分書込データは画像処理モジュール75から入力データ変換部761に入力するように構成されているが、アイコン画像などの部分画像pIMGを予め部分書込データ格納手段771に保持するように構成してもよい。また、本実施形態では、部分画像pIMGのベース画像IMGに対する相対位置についての座標情報を予め設定部770に保持するように構成されているが、例えば、ヘッダ部分に座標情報を格納した部分書込データを画像処理モジュール75から入力データ変換部761に出力する構成としてもよい。このような構成とすれば、設定部770は、入力された部分書込データのヘッダ部分から座標情報を取得して保持することができる。次に、図5および図6を参照して、本実施形態における読出処理およびベース画像IMGの画像データに対する部分書換処理の一例について説明する。
<読出処理>
図5はVRAM766から圧縮データを読出して画像データを復元する読出処理の一例を示す図である。図5の読出処理は同期信号発生部769が1/60秒ごと出力する垂直同期信号に同期して行われる処理であり、VRAM766からの各ラインの圧縮データの読出しは同期信号発生部769が出力する水平同期信号に同期して行われる。まず、同期信号発生部769から垂直同期信号が出力されれば、メモリ等により構成された読出ラインカウンタのカウンタ値(読出ライン)が”0”に設定される(ステップS100)。また、同期信号発生部769から水平同期信号が出力されれば、メモリ等により構成された読出画素カウンタのカウンタ値(読出画素)が”0”に設定される(ステップS101)。なお、読出ラインカウンタのカウンタ値である読出ラインとは、圧縮データのうち、これからVRAM766より読出すラインの番号を示す値である。また、読出画素カウンタのカウンタ値である読出画素とは、一のラインの圧縮データを構成する各圧縮画素データ(320個)のうち、先頭の圧縮画素データから一の画素についての圧縮画素データを読出す度に加算される値であり、先頭から何番目の画素の圧縮画素データを読出して復元しているのかを示す値である。
図5はVRAM766から圧縮データを読出して画像データを復元する読出処理の一例を示す図である。図5の読出処理は同期信号発生部769が1/60秒ごと出力する垂直同期信号に同期して行われる処理であり、VRAM766からの各ラインの圧縮データの読出しは同期信号発生部769が出力する水平同期信号に同期して行われる。まず、同期信号発生部769から垂直同期信号が出力されれば、メモリ等により構成された読出ラインカウンタのカウンタ値(読出ライン)が”0”に設定される(ステップS100)。また、同期信号発生部769から水平同期信号が出力されれば、メモリ等により構成された読出画素カウンタのカウンタ値(読出画素)が”0”に設定される(ステップS101)。なお、読出ラインカウンタのカウンタ値である読出ラインとは、圧縮データのうち、これからVRAM766より読出すラインの番号を示す値である。また、読出画素カウンタのカウンタ値である読出画素とは、一のラインの圧縮データを構成する各圧縮画素データ(320個)のうち、先頭の圧縮画素データから一の画素についての圧縮画素データを読出す度に加算される値であり、先頭から何番目の画素の圧縮画素データを読出して復元しているのかを示す値である。
次に、ステップS102において、読出ラインおよび読出画素により表される一の圧縮画素データがVRAM766から読出され、データ伸長部767により伸長されて復元される(ステップS103)。そして、ステップS103において復元された画像(画素)データがデータ置換制御手段763に出力され(ステップS104)、読出画素カウンタのカウンタ値に1加算され(ステップS105)、1ラインの圧縮データの読出しが終了したかどうかが判定される(ステップS106)。
ステップS106においてNOと判定されればステップS102からの処理を、1ラインの圧縮データの読出しが終了するまで繰返して実行する。一方、ステップ106においてYESと判定されれば、読出ラインカウンタのカウンタ値に1加算して(ステップS107)、ステップS108において全ラインの読出しが終了したかどうかが判定される。ステップS108においてYESと判定されれば、ステップS100に進み、次の垂直同期信号が出力されればステップS100からの処理を実行する。また、ステップS108においてNOと判定されれば、ステップS101からの処理を全ラインの圧縮データの読出しが終了するまで繰返して実行する。
<部分書換処理>
図6はデータ置換制御手段763において実行される部分書換処理の一例を示す図である。この部分書換処理では、伸長部767により復元されてデータ置換制御手段763にフィードバックされたベース画像IMGの画像(画素)データが、部分画像pIMGの部分書込データに置換されるべきものかが判定される。具体的には、設定部770から入力された部分画像pIMGの座標情報(AV、AH、BV、BH)に基づいて、フィードバックされたベース画像IMGの画像(画素)データが部分画像pIMGに相当する部分であるかどうかが判定される(ステップS200〜ステップS203、図4参照)。ここで、NOと判定され、フィードバックされた画像(画素)データが部分書込データに置換されるべきものでないと判定されれば、すなわち、ステップS200〜ステップS203の処理のいずれか1つでNOと判定されれば、データ選択部763bによりフィードバックされた画像(画素)データが選択され、選択された画像(画素)データが出力部763cによりラインバッファ762に出力される(ステップS205)。一方、ステップS200〜ステップS203の全て処理でYESと判定され、フィードバックされた画像(画素)データが部分書込データに置換されるべきものと判定されれば、データ選択部763bにより部分書込データが選択され、選択された部分書込データがデータ出力部763cによりラインバッファ762に出力される(ステップS204)。
図6はデータ置換制御手段763において実行される部分書換処理の一例を示す図である。この部分書換処理では、伸長部767により復元されてデータ置換制御手段763にフィードバックされたベース画像IMGの画像(画素)データが、部分画像pIMGの部分書込データに置換されるべきものかが判定される。具体的には、設定部770から入力された部分画像pIMGの座標情報(AV、AH、BV、BH)に基づいて、フィードバックされたベース画像IMGの画像(画素)データが部分画像pIMGに相当する部分であるかどうかが判定される(ステップS200〜ステップS203、図4参照)。ここで、NOと判定され、フィードバックされた画像(画素)データが部分書込データに置換されるべきものでないと判定されれば、すなわち、ステップS200〜ステップS203の処理のいずれか1つでNOと判定されれば、データ選択部763bによりフィードバックされた画像(画素)データが選択され、選択された画像(画素)データが出力部763cによりラインバッファ762に出力される(ステップS205)。一方、ステップS200〜ステップS203の全て処理でYESと判定され、フィードバックされた画像(画素)データが部分書込データに置換されるべきものと判定されれば、データ選択部763bにより部分書込データが選択され、選択された部分書込データがデータ出力部763cによりラインバッファ762に出力される(ステップS204)。
以上のように、本実施形態では、VRAM766から読み出されて伸長部767により復元されたベース画像IMGの画像データのうち部分画像pIMGに相当する部分が部分書込データにデータ置換制御手段763により置換された後、圧縮部764により圧縮されてVRAM766に格納される。そして、一部が部分書込データに置換された圧縮データがVRAM766から読出されて伸長部767により復元されることにより、ベース画像IMGの一部が部分画像pIMGに置換された画像が表示部22に表示される。したがって、VRAM766内の圧縮データを復元して得たベース画像IMGの画像データを利用することで、部分画像pIMGの部分書込データのみで画像データを部分的に書換えることができるため、非常に効率よくベース画像IMGの一部を部分画像pIMGに置換できる。
また、大容量の画像データをライン単位のデータに分割して処理しているため、圧縮および伸長処理などの処理の簡素化を図ることができる。
また、ベース画像IMGの画像データを構成する各画素データが、部分画像pIMGの部分書込データに置換されるべきものかどうかを設定部770に保持された座標情報(AV、AH、BV、BH)に基づいて領域判定部763aにより判定し、当該判定結果に応じて、データ選択部763bが、復元された画像データおよび部分書込データのいずれか一方から圧縮部764に出力するデータを選択するように構成されているため、ベース画像IMGの画像データのうち部分画像pIMGに相当する部分を正確に部分書込データに置換することができる。
<変形例>
図7はコントローラ70の構成の他の一例を示すブロック図である。図7を参照して、ベース画像IMGのうち、部分画像pIMGに書換えられる位置をユーザが任意に入力可能な構成について説明する。図7に示すように、この変形例が上記実施形態と異なる点は、表示部22にタッチパネル23が設けられおり、表示部22に表示されているベース画像IMGのうち、ユーザが部分画像pIMGに置換したい位置を、ユーザがタッチパネル23を用いて直接入力できるように構成されている点である。なお、この変形例では、タッチパネル23により指定されたベース画像IMGの位置に置換される、例えば小”●”状の部分画像pIMGの部分書込データは、部分書込データ格納手段771に格納されて、後述するように、LCDコントローラ76には、タッチパネル23による座標情報のみが入力されるように構成されている。しかしながら、上記したように、部分書込データを、タッチパネル23により入力された座標情報とともに画像処理モジュール75からLCDコントローラ76に入力する構成でもよい。また、置換される部分画像pIMGがどのようなものであってもよいことはもちろんである。以下、タッチパネル23の構成およびタッチパネル23を用いたベース画像IMGの部分書換えについて説明する。
図7はコントローラ70の構成の他の一例を示すブロック図である。図7を参照して、ベース画像IMGのうち、部分画像pIMGに書換えられる位置をユーザが任意に入力可能な構成について説明する。図7に示すように、この変形例が上記実施形態と異なる点は、表示部22にタッチパネル23が設けられおり、表示部22に表示されているベース画像IMGのうち、ユーザが部分画像pIMGに置換したい位置を、ユーザがタッチパネル23を用いて直接入力できるように構成されている点である。なお、この変形例では、タッチパネル23により指定されたベース画像IMGの位置に置換される、例えば小”●”状の部分画像pIMGの部分書込データは、部分書込データ格納手段771に格納されて、後述するように、LCDコントローラ76には、タッチパネル23による座標情報のみが入力されるように構成されている。しかしながら、上記したように、部分書込データを、タッチパネル23により入力された座標情報とともに画像処理モジュール75からLCDコントローラ76に入力する構成でもよい。また、置換される部分画像pIMGがどのようなものであってもよいことはもちろんである。以下、タッチパネル23の構成およびタッチパネル23を用いたベース画像IMGの部分書換えについて説明する。
タッチパネル23は、透明または半透明の部材からなり、表示部22と一体的に設けられ、または、表示部22の表示画面側に貼付けなどにより設けられた状態で、表示部22に表示される画像がユーザにより認識できるように構成されている。また、ユーザが表示部22に表示されるベース画像IMGなどの画像を見ながら、備え付けのペンなどでタッチパネル23に触れたりすることで、ペンが触れたタッチパネル23上の座標を表す信号をCPU71に出力可能に構成されている。したがって、ユーザは、表示部22に表示されたベース画像IMGの任意の位置を部分画像pIMGに書換えたいときは、表示部22にベース画像IMGが表示された状態で、表示部22の表示画面上にほぼ同じ大きさで重ねて設けられたタッチパネル23の任意の位置をペンなどで触れたりすることで、ユーザはベース画像IMGのうち部分画像pIMGに書換えたい任意の位置をCPU71に入力することができる。
そして、コントローラ70は、タッチパネル23からCPU71に入力された信号に基づく座標情報を、画像処理モジュール75を介してLCDコントローラ76に入力することで、入力データ変換部761は、入力された座標情報を設定部770に出力する。そして、設定部770に入力された座標と、予め部分書込データ格納手段771に格納された所定の部分書込データとに基づいて、上記実施形態における処理と同様の処理により、ベース画像IMGのうち、タッチパネル23により指定した座標が、部分画像pIMGに置換された画像が表示部22に表示される。
続いて、ユーザが、表示部22に表示された画像を見ながら、タッチパネル23上でペンなどを動かすことにより、タッチパネル23上でペンが移動した座標を表す信号が連続的にCPU71に出力され、LCDコントローラ76は、この座標信号に基づいてベース画像IMGを連続的に部分画像pIMGに置換する。したがって、ユーザは、表示部22に表示されたベース画像IMGを見ながら、タッチパネル23上でペンを動かすことで、ベース画像IMG上に部分画像pIMGが移動した軌跡による任意の画像を描くことができる。
したがって、上記実施形態で説明した圧縮画像データを部分的に書換える構成に、タッチパネル23を採用することで、簡単な構成でありながら容易に、ユーザがベース画像IMGに文字や絵などの任意の画像を描くことができる。なお、タッチパネル23の構成としては、光学式、静電容量式、透明電極およびフィルム基板を用いたもの、抵抗膜式または表面弾性波式など、種々の方式のものを採用することができるが、これらの構成については周知であるので、その構成および動作についてはその説明を省略する。また、タッチパネル23の代わりに、所謂、ペン型入力装置を採用しても同様の効果を奏することができる。また、タッチパネル23の代わりに、表示部22に表示されたベース画像IMGの位置をユーザが視覚的に直接指示できるものであれば、どのような入力デバイスを採用してもよいことはもちろんである。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記した実施形態では、常に画像データをラインバッファ762に格納してからライン単位で圧縮部764による圧縮を行い、ベース画像IMGの画像データをライン単位で部分書込データに置換する構成としたが、ラインバッファ762を設けずに、一画面の画像データを単位として上記した処理を行ってもよい。また、部分書込データ格納手段771とラインバッファ762とを同一のメモリで構成することで、簡素な構成とすることができる。
また、上記実施形態では、インクカードリッジ方式のフォトプリンタ10を例として説明したが、その他のインクジェット式プリンタ等の印刷装置にも本発明を適用してもよい。また、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ、有機ELディスプレイといった画面表示装置に画像を表示する技術に本発明を広く適用できる。
22…表示部、76…LCDコントローラ(画面表示制御装置)、763…データ置換制御手段、763a…領域判定部、763b…データ選択部、764…圧縮部、766…VRAM(画像メモリ)、767…伸長部、770…設定部、771…部分書込データ格納手段
Claims (3)
- 入力された一画面のベース画像の画像データを圧縮する圧縮部と、
前記圧縮部による圧縮データが、読出しとは非同期に書込まれる書換自在の画像メモリと、
前記画像メモリから画面表示に同期して周期的に読出された圧縮データを伸長して元の画像データを復元する伸長部と、
前記伸長部により伸長して復元された画像データの画像を表示する表示部とを備えた画像表示制御装置において、
前記ベース画像の一部を置換することにより前記表示部に表示される部分画像の部分書込データを保持する部分書込データ格納手段と、
前記伸長部により復元された前記ベース画像の画像データのうち前記部分画像に相当する部分を前記部分書込データに置換して前記圧縮部に出力するデータ置換制御手段と
を備えたことを特徴とする画面表示制御装置。 - 前記圧縮部は、入力された画像データをライン単位で圧縮し、
前記伸長部は、前記画像メモリから画面表示に同期してライン単位で周期的に読出された圧縮データを伸長して復元し、
前記データ置換制御手段は、前記伸長部が復元した前記ベース画像の画像データをライン単位で前記部分書込データに置換して前記圧縮部に出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の画面表示制御装置。 - 前記部分画像の前記ベース画像に対する相対位置についての座標情報を保持する設定部をさらに備え、
前記データ置換制御手段は、
前記設定部から入力された前記座標情報に基づいて、前記復元された画像データを構成する各画素データが、前記部分書込データに置換されるべきものかどうかを判定する領域判定部と、
前記領域判定部の判定結果に応じて、前記復元された画像データおよび前記部分書込データのいずれか一方から前記圧縮部に出力するデータを選択するデータ選択部と
を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の画面表示制御装置。
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