JP2009216853A - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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JP2009216853A JP2008059083A JP2008059083A JP2009216853A JP 2009216853 A JP2009216853 A JP 2009216853A JP 2008059083 A JP2008059083 A JP 2008059083A JP 2008059083 A JP2008059083 A JP 2008059083A JP 2009216853 A JP2009216853 A JP 2009216853A
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Abstract

【課題】ブロック順次駆動方式を採用する場合において、表示ムラを低減する。
【解決手段】電気光学装置100は、1水平走査期間のうちの有効書込期間において、連続するm列のデータ線からなるブロックB1〜B192を順次選択するブロック選択回路151と、画像信号をm列のデータ線毎の画像信号群に変換する信号変換回路と、(i)有効書込期間においてオン状態に切り替わることで、画像信号群をD/A変換すると共に、ブロック選択回路に対してデータバス線を介して供給し、(ii)非書込期間においてオフ状態に切り替わることで画像信号群の供給を停止するD/A変換回路と、非書込期間のうちの一部の期間においてD/A変換回路をオン状態に切り替えるようにD/A変換回路を制御すると共に、信号変換回路に対して所定の信号を供給する制御回路とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば液晶装置等の電気光学装置及びこのような電気光学装置を備える電子
機器の技術分野に関する。
この種の電気光学装置として、一対の素子基板及び対向基板間に、電気光学物質の一例
である液晶が挟持される液晶装置が一例としてあげられる。素子基板上における複数の画
素が配列されてなる表示領域(画素領域)には、走査線及びデータ線の交差に対応して画
素電極を含む画素部が形成されることにより、複数の画素部がマトリクス状に平面配列さ
れる。そして、各画素部には、画素スイッチング素子として、例えば薄膜トランジスタ(
Thin Film Transistor;以下適宜、「TFT」と称する)が含まれる。電気光学装置の駆
動時、各画素部において、走査線より走査信号が供給されることにより画素スイッチング
素子がオン状態となると、データ線より画素スイッチング素子を介して画素電極に画像信
号が供給される。また、典型的には、複数の画素電極に対応して、表示領域の概ね全体に
、複数の画素部に共通に共通電極(或いは、対向電極)が形成されている。そして、液晶
装置の駆動時には、画素電極と共通電極との間の電位差に基づく印加電圧が液晶に印加さ
れる。その結果、液晶の配向や秩序が制御され、画像表示が可能となる。
近年、このような液晶装置においては、表示画像の高精細化が進行している。高精細化
は、走査線の行数及びデータ線の列数を増加させることによって比較的容易に達成するこ
とができる。他方で、液晶装置の駆動周波数(例えば、フレーム周波数等)は固定である
ため、走査線の行数の増加によって、1水平走査期間が短縮してしまう。更には、点順次
駆動方式では、高精細化が進行するにつれて、データ線の列数が増加する。このため、デ
ータ線に画像信号を供給するための時間を十分に確保することが困難になってきている。
このような状況を打破するために、例えば特許文献1に開示されたブロック順次駆動方式
が開発されている。ブロック順次駆動方式では、表示画面を複数のエリアに分割し且つ各
エリアを複数のブロックに分割すると共に、エリア毎に1ブロックずつ順に駆動している
。例えば、データ線を所定数の列毎にブロック化すると共に、1水平走査期間においてブ
ロックを1つずつ所定の順番で駆動する方式が一般的には知られている。これにより、走
査線の行数或いはデータ線の列数が増加してしまったとしても、データ線に画像信号を供
給する時間を十分に確保することができる。
特開2001−27887号公報
しかしながら、上述したブロック順次駆動方式では、表示画面上において表示ムラが発
生してしまうという技術的な問題点を有している。具体的に、データ線を所定数の列毎に
ブロック化すると共に、1水平走査期間においてブロックを1つずつ所定の順番で駆動す
る場合を例にあげて説明する。この場合、1水平走査期間の帰線期間(ブランキング期間
)においては、例えば低消費電力化等を実現するために、画像信号を供給するための駆動
回路(例えば、D/Aコンバータ等)の出力を停止している(つまり、オフ状態に切り替
えている)。従って、1水平走査期間の最初の時点では、駆動回路からデータ線に至るま
でのデータバス線の電位は、1つ前の水平走査期間の最後に選択されるブロックの書込み
を行った時点での電位がそのまま保持されている。このため、1水平走査期間の最初に選
択されるブロックでは、1つ前の水平走査期間の最後に選択されるブロックへの書込みを
行った時点の電位から画像信号の書込みを行う必要がある。従って、1水平走査期間の最
初に選択されるブロックでは、1水平走査期間の2番目以降に選択されるブロックと比較
して、データ線への画像信号の書込みが遅れてしまう。その結果、1水平走査期間の最初
に選択されるブロックでは、当該ブロック選択が終了するまでに(言い換えれば、当該ブ
ロックへの書込みが終了するまでに)、データ線の電位(更には、データ線に接続されて
いる画素電極の電位)が、書込みに必要な電位に到達しなくなってしまいかねない。この
画像信号の書込みの遅れは、液晶装置のパネル負荷(例えば、配線負荷等)が大きければ
大きいほど顕著になってしまう。これにより、1水平走査期間の最初に選択されるブロッ
クと、1水平走査期間の2番目以降に選択されるブロックとの間での表示ムラが発生して
しまう。上述した特許文献1に開示されて技術においても、画像信号を供給する駆動回路
(例えば、D/Aコンバータ等)の出力を停止する構成を考慮していないため、依然とし
て表示ムラが発生するという技術的な問題点を有している。
また、近年では、より一層の低消費電力化を図るために、例えば本願出願人によって出
願された特願2006−183051に開示されたように、共通電極を行毎に分割すると
共に、隣接する行の共通電極の電位を異ならしめる極性反転駆動(いわゆる、COM反転
駆動)が行われることがある。具体的には、ある水平走査期間(つまり、ある行の画素部
が選択される期間)には、共通電圧の電位が相対的に高く且つ画像信号の電位が共通電圧
の電位に対して負極性となる負極性書込みが行われ、続く水平走査期間(つまり、次段の
行の画素部が選択される期間)には、共通電圧の電位が相対的に低く且つ画像信号の電位
が共通電圧の電位に対して正極性となる正極性書込みが行われる。この場合、正極性書込
みを行うべき1水平走査期間の最初に選択されるブロックでは、負極性書込みが行われて
いた1つ前の水平走査期間の最後に選択されるブロックへの書込みを行った時点での電位
(つまり、相対的に低い電位)から相対的に高い電位を有する画像信号の書込みを行う必
要がある。このため、1水平走査期間の最初に選択されるブロックでは、1水平走査期間
の2番目以降に選択されるブロックと比較して、データ線への画像信号の書込みがますま
す遅れてしまう。つまり、表示ムラが発生するという技術的な問題点がより顕著になって
しまう。
本発明は、例えば上述した従来の問題点に鑑みなされたものであり、例えばブロック順
次駆動方式を採用する場合において、表示ムラを低減する電気光学装置、及びこのような
電気光学装置を備える電子機器を提供することを課題とする。
(電気光学装置)
本発明の電気光学装置は、複数の走査線と複数のデータ線との交差に対応して設けられ
る複数の画素部と、1水平走査期間のうちの有効書込期間において、前記複数のデータ線
のうち連続するm(但し、mは2以上の整数)列のデータ線からなるブロックを順次選択
するブロック選択回路と、外部から入力される画像信号を前記m列のデータ線毎の画像信
号群に変換する信号変換回路と、(i)前記有効書込期間においてオン状態に切り替わるこ
とで、前記画像信号をD/A変換すると共に、前記ブロック選択回路に対してデータバス
線を介して供給し、(ii)1水平走査期間のうちの前記有効書込期間に続く非書込期間にお
いてオフ状態に切り替わることで前記画像信号群の供給を停止するD/A変換回路と、前
記非書込期間のうちの一部の期間において前記D/A変換回路を前記オン状態に切り替え
るように前記D/A変換回路を制御すると共に、前記信号変換回路に対して所定の信号を
供給する制御回路とを備える。
本発明の電気光学装置によれば、走査線に対して例えばハイレベルの走査信号が供給さ
れることで、当該走査線と同一行の画素部が選択される。この状態で、データ線に対して
画像信号が供給されることで、ハイレベルの走査信号が供給される走査線と同一行の画素
部に対する画像信号の書込みが行われる。その結果、画素部が備える画素電極及び共通電
極の間の電位差に起因した電圧が、画素部が備える電気光学物質に印加される。これによ
り、画像表示等が行われる。
本発明では特に、複数のデータ線は、m列のデータ線毎にブロック化されている。つま
り、本発明では、m列のデータ線を構成要素とするブロックを複数備えている。複数のブ
ロックは、1水平走査期間のうちの有効書込期間において、ブロック選択回路の動作によ
って順次選択される。尚、本発明における「有効書込期間」とは、有効な画像の書込みが
行われる期間(言い換えれば、有効な画像を表示することを直接的な目的とする書込動作
が行われる期間)を示す趣旨である。従って、有効書込期間において、ハイレベルの走査
信号が供給される走査線と同一行の画素部に対して、ブロック毎に順次画像信号の書込み
が行われる。具体的には、例えば、ハイレベルの走査信号が供給される第1の走査線と同
一行の画素部のうちの第1のブロックに属する画素部に対する書込みが行われ、続いて第
1の走査線と同一行の画素部のうちの第2のブロックに属する画素部に対する書込みが行
われ、以降、同様の動作が第1の走査線と同一行のブロックの夫々に対して順次行われる
。その後は、各行毎に同様の動作が行われる。
ここで、画像信号は、ブロック毎に(つまり、m列のデータ線毎に)まとめてデータ線
に対して供給される。このとき、外部から入力される画像信号は、信号変換回路において
、m列のデータ線の夫々に供給される画像信号をまとめた画像信号群に変換される。例え
ば、信号変換回路においては、外部からシリアルな信号として供給される画像信号が、m
列のデータ線に同時に供給されるパラレルな画像信号である画像信号群に変換される。変
換された画像信号群は、信号変換回路からD/A変換回路へと供給される。
D/A変換回路は、有効書込期間においてオン状態に切り替わると共に、1水平走査期
間のうちの非書込期間においてオフ状態に切り替わる。尚、本発明における「非書込期間
」とは、有効書込期間に続く期間(言い換えれば、1水平走査期間のうちの有効書込期間
以外の期間)を示す趣旨であって、典型的には有効な画像の書込みが行われない水平帰線
期間(言い換えれば、水平ブランキング期間)を示す。オン状態に切り替わったD/A変
換回路は、信号変換回路から入力される画像信号群をD/A変換する(つまり、アナログ
信号に変換する)。他方で、オフ状態に切り替わったD/A変換回路は、その動作を停止
しており、信号変換回路から入力される画像信号群をD/A変換することはない。
その後、D/A変換された画像信号群は、D/A変換回路からデータバス線を介してブ
ロック選択回路に供給されると共に、ブロック選択回路から選択されたブロックに対して
データ線を介して供給される。つまり、本発明においては、いわゆるブロック順次駆動を
行いながら上述した画像表示が行われる。
本発明では特に、制御回路の動作により、非書込期間のうちの一部の期間において、D
/A変換回路がオン状態に切り替えられる。加えて、制御回路の動作により、信号変換回
路に対して、所定の信号が供給される。その結果、信号変換回路は、所定の信号を画像信
号群に変換すると共に、該画像信号群をD/A変換回路へと供給する。また、通常はD/
A変換回路からの画像信号群の供給が行われない非書込期間の一部の期間において、D/
A変換回路は、所定の信号を変換することで得られる画像信号群をD/A変換すると共に
、該D/A変換した画像信号群を、データバス線を介してブロック選択回路に対して供給
する。
これにより、1水平走査期間における書込み動作に着目すれば、1水平走査期間の有効
書込期間が始まる前に(つまり、1つ前の水平走査期間の非書込期間のうちの一部の期間
において)、データバス線(言い換えれば、少なくとも信号変換回路ないしはD/A変換
回路からブロック選択回路に至るまでの間の配線)の電位は、制御回路から供給される所
定の信号に準じた電位となっている。つまり、1水平走査期間の最初の時点で、信号変換
回路ないしはD/A変換回路からブロック選択回路に至るまでのデータバス線の電位が、
1つ前の水平走査期間の最後に選択されるブロックへの書込みを行った時点での電位から
所定の信号に準じた電位へと遷移している。このため、1水平走査期間の最初に選択され
るブロックでは、1つ前の水平走査期間の最後に選択されるブロックへの書込みを行った
時点での電位に関わらず、データバス線の電位が所定の信号に準じた電位となっている状
態から画像信号の書込みを開始することができる。従って、所定の信号を適切に設定する
ことで、1水平走査期間の最初に選択されるブロックであっても、1水平走査期間の2番
目以降に選択されるブロックと同様の態様で、データバス線及びデータ線を介した画素部
への画像信号の書込みを行うことができる。つまり、1水平走査期間の最初に選択される
ブロックであっても、1水平走査期間の2番目以降に選択されるブロックと比較して、画
像信号の書込みが遅れてしまうという不都合を好適に防止することができる。その結果、
1水平走査期間の最初に選択されるブロックであっても、画素部が備える画素電極の電位
は、書込みに必要な電位に到達することになる。これにより、1水平走査期間の最初に選
択されるブロックと、1水平走査期間の2番目以降に選択されるブロックとの間での表示
ムラが発生してしまうことはなくなる。
特に、非書込期間のうちの一部の期間だけはD/A変換回路をオン状態に切り替える構
成を採用しているため、低消費電力化の観点からD/A変換回路をオフ状態に切り替える
場合であっても、表示ムラを好適になくすことができる。
尚、所定の信号は、1水平走査期間の最初に選択されるブロックと1水平走査期間の2
番目以降に選択されるブロックとの間での表示ムラがユーザの視認性に悪影響を与えなく
なる程度の電位をデータバス線に対して付与することができる信号であることが好ましい
。このような条件を満たしていれば、所定の信号は任意の信号であってよい。
本発明の電気光学装置の一の態様では、前記非書込期間において、前記データ線をプリ
チャージ電位にプリチャージするプリチャージ回路を更に備え、前記所定の信号は、前記
データバス線の電位を前記プリチャージ電位と同電位にすることが可能な信号である。
この態様によれば、1水平走査期間の開始前に、データバス線の電位とデータ線の電位
とを概ね同一にすることができる。従って、1水平走査期間の最初に選択されるブロック
であっても、1水平走査期間の2番目以降に選択されるブロックと同様の態様で、データ
バス線を介したデータ線への画像信号の書込みを行うことができる。従って、上述した効
果をより好適に享受することができる。
本発明の電気光学装置の他の態様では、前記所定の信号は、前記画素部が表示する中間
階調の信号である。
この態様によれば、1水平走査期間の開始前に、データバス線の電位を、中間会長の信
号に準じた電位にすることができる。従って、1水平走査期間の最初に選択されるブロッ
クであっても、1水平走査期間の2番目以降に選択されるブロックと同様の態様で、デー
タバス線を介したデータ線への画像信号の書込みを行うことができる。従って、上述した
効果をより好適に享受することができる。
本発明の電気光学装置の他の態様では、前記所定の信号は、前記画像信号と同一フォー
マットの信号である。
この態様によれば、信号変換回路は、通常の動作の一部として所定の信号を画像信号群
に変換することができると共に、D/A変換回路は、通常の動作の一部として該画像信号
群をD/A変換すると共にブロック選択回路に対してデータバス線を介して供給すること
ができる。従って、画像信号の入力源から信号変換回路及びD/A変換回路を経てブロッ
ク選択回路へと至る信号処理系の構成を大きく変えることなく、上述した制御回路による
制御を行なうことができる。
本発明の電気光学装置の他の態様では、前記所定の信号は、前記非書込期間に続く次の
1水平走査期間における前記有効書込期間の最初に選択される前記ブロックに対して供給
される前記画像信号と同一の信号である。
この態様によれば、1水平走査期間の開始前に、データバス線の電位を、これから書き
込むべき画像信号(画像信号群)の電位と概ね同一にすることができる。従って、1水平
走査期間の最初に選択されるブロックであっても、1水平走査期間の2番目以降に選択さ
れるブロックと比較して、画像信号の書込みが遅れてしまうという不都合を確実に防止す
ることができる。これにより、上述した効果をより好適に享受することができる。
本発明の電気光学装置の他の態様では、前記画素部への書込電圧の極性は1水平走査期
間毎に反転される。
この態様によれば、行毎に、書き込み電圧の極性を反転させる極性反転駆動が行われる
。この場合であっても、上述したように1水平走査期間の有効書込期間が始まる前に、デ
ータバス線の電位は、所定の信号に準じた電位となっているため、1水平走査期間の最初
に選択されるブロックであっても、1水平走査期間の2番目以降に選択されるブロックと
同様の態様で、データバス線を介したデータ線への画像信号の書込みを行うことができる
。従って、上述した効果をより好適に享受することができる。
上述の如く画素部への書込電圧の極性が1水平走査期間毎に反転する電気光学装置の態
様では、前記所定の信号は、少なくとも2つの1水平走査期間において異なるように構成
してもよい。
このように構成すれば、極性反転駆動が行われる場合であっても、書込電圧の極性に応
じた所定の信号を信号変換回路に対して供給することができる。従って、極性反転駆動が
行われる場合であっても、少なくとも2つの行(特に、連続する2つの行)の夫々におい
て、1水平走査期間の最初に選択されるブロックと1水平走査期間の2番目以降に選択さ
れるブロックとに対して、同様の態様でデータバス線を介したデータ線への画像信号の書
込みを行うことができる。従って、上述した効果をより好適に享受することができる。
本発明の電気光学装置の他の態様では、前記一部の期間は、前記非書込期間のうちの最
後の所定期間である。
この態様によれば、D/A変換回路の状態の切替(具体的には、オン状態からオフ状態
又はオフ状態からオン状態への切替)の回数を最小限に抑えつつ、上述した制御回路によ
る制御を行なうことができる。
本発明の電気光学装置の他の態様では、前記一部の期間は、少なくとも1つの前記ブロ
ックが選択される期間である。
この態様によれば、非書込期間のうちの必要最小限の期間だけD/A変換回路をオン状
態に切り替えることができるため、低消費電力化の効果を最大限に享受しつつも、表示ム
ラを好適になくすことができる。
(電子機器)
上記課題を解決するために、本発明の電子機器は、上述した本発明の電気光学装置(但
し、その各種態様を含む)を備える。
本発明の電子機器によれば、上述した本発明の電気光学装置(或いは、その各種態様)
備えているため、上述した本発明の電気光学装置が享受する各種効果と同様の効果を享受
することができる。つまり、上述した本発明の電気光学装置が享受する各種効果と同様の
効果を享受することができる投射型表示装置、テレビ、携帯電話、電子手帳、携帯オーデ
ィオプレーヤ、ワードプロセッサ、デジタルカメラ、ビューファインダ型又はモニタ直視
型のビデオレコーダ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルなど
の各種電子機器を実現することができる。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施の形態から更に明らかにされよう。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づいて説明する。尚、以下では
、本発明に係る電気光学装置の一例として、液晶装置を用いて説明を進める。
(1)液晶装置の基本構成
はじめに、図1を参照して、本実施形態に係る液晶装置の基本構成について説明する。
ここに、図1は、本実施形態に係る液晶装置の基本構成を概念的に示すブロック図である
図1に示すように、本実施形態に係る液晶装置1は、液晶パネル100と、処理回路5
0とを備えている。処理回路50は、プリント基板に形成された回路モジュールであって
、液晶パネル100とはFPC(Flexible Printed Circuit)を介して電気的に接続され
る。但し、処理回路50は、液晶パネル100上に形成されるように構成してもよい。
処理回路50は、シフトレジスタ510と、D/A変換回路群520と、コントローラ
530と、プリチャージ信号供給回路540と、ブランキングデータ供給回路550とを
備えている。
シフトレジスタ510は、本発明における「信号変換回路」の一具体例を構成しており
、不図示の外部装置から供給されるデジタルの画像データVdを、例えば垂直同期信号V
syncや水平同期信号Hsyncやドットクロック信号DotCLKに同期してシフト
することにより並列化する。その結果、シフトレジスタ510は、画像データVdを、m
(但し、mは2以上であり且つ液晶パネル100が備えるデータ線の総数未満である整数
)本のデータ線114(図2参照)にまとめて供給される画像データ毎に並列化すると共
に、m本のデータ線114に夫々供給される画像データVd_(1d)からVd_(md
)としてD/A変換回路群520へ出力する。尚、本実施形態では、説明の簡略化のため
に、シフトレジスタ510において、画像データVdが、6本のデータ線114に夫々供
給される画像データVd_(1d)からVd_(6d)として出力される例について説明
する。
D/A変換回路群520は、シフトレジスタ510の出力数に応じた数のD/Aコンバ
ータ521(つまり、6個のD/Aコンバータ521)を備えている。各D/Aコンバー
タ521には、画像データVd_(1d)からVd_(6d)のいずれかが入力される。
各D/Aコンバータ521は、入力された画像データVd_(1d)からVd_(6d)
のいずれかを、階調値に応じた電圧のアナログ信号に変換する。
尚、後に詳述するが、本実施形態に係る液晶装置1では、1水平走査期間毎に(言い換
えれば、1行ごとに)液晶パネル100の画素部110(図2参照)への書込み電圧の極
性を反転させる極性反転駆動が行われる。このため、アナログ変換された信号は、不図示
の反転回路等において、共通電極11(図3参照)の電位に対して正極性又は負極性を有
する信号に適宜変換された後、画像信号Vid_(1)からVid_(6)として、デー
タバス配線51を介して液晶パネル100に供給されることが好ましい。
コントローラ530は、液晶パネル100に対して各種制御信号を供給すると共に、処
理回路50全体の動作を制御する。その詳細な動作については、後に詳述する。
プリチャージ信号供給回路540は、本発明における「プリチャージ回路」の一具体例
を構成しており、1水平走査期間における画像信号画像信号Vid_(1)からVid_
(6)の書込みが開始される前に、所定の期間プリチャージ信号PCGを液晶パネル10
0に対して供給する。
ブランキングデータ供給回路550は、コントローラ530と共に本発明における「制
御回路」の一具体例を構成しており、1水平走査期間のうちの水平帰線期間(水平ブラン
キング期間)に、シフトレジスタ510に対して、ブランキングデータVblを供給する
。ブランキングデータVblは、プリチャージ信号PCGの電位と同じ電位を有する画像
信号に変換されるデジタルの画像データである。より具体的には、ブランキングデータV
blは、シフトレジスタ510及びD/A変換回路群520に入力されることで、プリチ
ャージ信号PCGのプリチャージ電位と同じ電位を有する画像信号Vid_(1)からV
id_(6)に変換される画像データである。
ブランキングデータVblがブランキングデータ供給回路550からシフトレジスタ5
10へ供給される場合には、コントローラ530からスイッチSWをオン状態に切り替え
るためのスイッチ制御信号がスイッチSWに対して供給される。これにより、シフトレジ
スタ510がブランキングデータ供給回路550に電気的に接続される。他方で、ブラン
キングデータVblがブランキングデータ供給回路550からシフトレジスタ510へ供
給されない場合には、コントローラ530からスイッチSWをオン状態に切り替えるため
のスイッチ制御信号がスイッチSWに対して供給されない。これにより、シフトレジスタ
510がブランキングデータ供給回路550から電気的に切り離される。
続いて、図2を参照して、液晶パネル100の構成について説明する。ここに、図2は
、液晶パネル100の構成を概念的に示すブロック図である。
図2に示すように、液晶パネル100は、864行の走査線112がX方向(水平方向
)に延在する一方、1152列(192×6)列のデータ線114がY方向(垂直方向)
に延在している。そして、走査線112とデータ線114との交差部分に対応するように
、画素部110が設けられている。従って、本実施形態においては、画素部110は、縦
864行×横1152列のマトリクス状に設けられている。
尚、本実施形態では、説明の便宜上、縦864行×横1152列のマトリクス状に設け
られる画素部110を備える液晶パネル100(つまり、いわゆるXGAの解像度を有す
る液晶パネル)について説明するが、もちろん任意の数の画素部110が設けられた液晶
パネルであってもよいことは言うまでもない。
本実施形態に係る液晶パネル110では、1152列のデータ線114は、上述したシ
フトレジスタ510の出力数と同じ列数(つまり、本実施形態では6列)毎にブロック化
されている。ここでは、液晶パネル110の左端(つまり、列の先頭)から1、2、・・
・、192番目のブロックを、夫々ブロックB1、ブロックB2、・・・、ブロックB1
92と称する。
ここで、図3を参照して、画素部110の構成についてより詳細に説明する。ここに、
図3は、画素部110の構成を概念的に示す回路図である。
図3に示すように、画素部110は、画素スイッチング用のTFT116、液晶素子1
18及び蓄積容量119を備えている。
TFT116は、ソース端子がデータ線114に電気的に接続され、ゲート端子が走査
線112に電気的に接続され、ドレイン端子が液晶素子118(特に、液晶素子118が
備える画素電極)に電気的に接続されている。
液晶素子118は、不図示の画素電極、不図示の共通電極並びに画素電極及び共通電極
間に位置する液晶から構成されている。画素電極は、TFT116を介してデータ線11
4と電気的に接続されている。共通電極は、共通線106と電気的に接続されている。
蓄積容量119は、液晶素子118に保持された画像信号がリークするのを防ぐために
、液晶素子118と並列に付加されている。蓄積容量119を構成する一方の電極は、画
素電極に電気的に接続され、他方の電極は、容量線107に電気的に接続されている。
再び図2において、画素部110が設けられる画素領域の周辺領域には、走査線駆動回
路101や、ブロック選択回路151や、プリチャージ回路161等の周辺回路が設けら
れている。
走査線駆動回路101は、上述したコントローラから供給される制御信号に基づいて、
走査信号G1からG864を864行の走査線に対して順に供給する。具体的には、コン
トローラ530からは、制御信号として、Y開始パルスとYクロック信号とが供給される
。Y開始パルスは、1垂直走査期間の最初に供給される、Yクロック信号の半周期程度の
パルス幅を有するパルスである。走査線駆動回路101は、Y開始パルスを、Yクロック
信号のレベルが遷移する(つまり、立ち上がる又は立ち下がる)タイミングで順次シフト
することで得られる走査信号G1からG864を、864行の走査線112に対して順に
供給する。
ブロック選択回路151は、ブロックB1からブロックB192のいずれかに対応する
ように複数個設けられており、走査信号G1からG864のいずれかがハイレベルとなっ
ている期間に渡って、対応するブロックB1からB192のいずれかを選択する。各ブロ
ック選択回路151は、例えばデータバス配線51にソース端子が電気的に接続され、デ
ータ線114にドレイン端子が電気的に接続され且つコントローラ530から供給される
ブロック選択制御信号S1からS192のいずれかがゲート端子に入力されるTFT素子
を、各ブロック選択回路151に入力される6本のデータバス配線51に対応するように
6個備えている。ブロック選択制御信号Sk(但し、1≦k≦192)は、ブロックBk
が選択されるタイミングでハイレベルになる信号である。従って、ハイレベルのブロック
選択制御信号Skが入力されるブロック選択回路151においては、画像信号Vid_(
j(但し、1≦j≦6)が供給されるデータバス配線51と(6×(k−1)+j)列目
のデータ線114とが電気的に接続される。これにより、ブロックBkにおける6列のデ
ータ線に対して画像信号Vid_(1)からVid_(6)が夫々供給される。
プリチャージ回路161は、1152列のデータ線114の夫々に対応するTFT素子
162を備えている。各TFT素子162は、プリチャージ信号PCGが供給されるプリ
チャージ線163にソース端子が電気的に接続され、データ線114にドレイン端子が電
気的に接続され、且つコントローラ530から供給されるプリチャージ制御信号が供給さ
れるプリチャージ制御線164にゲート端子が電気的に接続されている。プリチャージ制
御信号は、データ線114へのプリチャージを行うタイミングでハイレベルに切り替わる
信号である。
(2)液晶装置の基本動作
続いて、図4を参照して、本実施形態に係る液晶装置1の基本動作について説明する。
ここに、図4は、本実施形態に係る液晶装置1の基本動作の流れを概略的に示すタイミン
グチャートである。
まず、図4に示すように、まず、走査線駆動回路104から864行の走査線112に
対して順に走査信号G1からG864が供給される。走査信号G1からG864は、1垂
直走査期間(例えば、1フレーム期間ないしは1フィールド期間等)の間で夫々排他的な
タイミングでハイレベルとなる。その結果、ハイレベルとなった走査信号GY(但し、1
≦Y≦864)が供給されるY行目の走査線112に接続された全ての画素部110が選
択される。
尚、本実施形態では、ハイレベルの走査信号G1が供給されている1行目の共通電極に
供給される共通電圧信号VCOMの電位レベルがハイレベルである場合には、続いてハイ
レベルの走査信号G2が供給される2行目の共通電極に供給される共通電圧信号VCOM
の電位レベルはローレベルとなる。同様に、続いてハイレベルの走査信号G3が供給され
る3行目の共通電極に供給される共通電圧信号VCOMの電位レベルはハイレベルとなる
。つまり、隣接する行の共通電極の電位が異なる電位となるように、各行の共通電極に対
して共通電圧信号VCOMが供給される。また、各行の共通電極に供給される共通電圧信
号VCOMの電位レベルは、1垂直走査期間毎にハイレベルからローレベルへと又はロー
レベルからハイレベルへと切り替わる。例えば、ある1垂直走査期間においてハイレベル
の電位レベルを有する共通電圧信号VCOMが1行目の共通電極に供給されている場合に
は、続く1垂直走査期間においては、ローレベルの電位レベルを有する共通電圧信号VC
OMが1行目の共通電極に供給される。共通電極にハイレベルの電位レベルを有する共通
電圧信号VCOMが供給されている場合には、画素電極には、共通電圧信号VCOMの電
位レベルに対して負極性の画像信号が供給されることで、負極性書込みが行われる。他方
、共通電極にローレベルの電位レベルを有する共通電圧信号VCOMが供給されている場
合には、画素電極には、共通電圧信号VCOMの電位レベルに対して正極性の画像信号が
供給されることで、正極性書込みが行われる。このように、本実施形態に係る液晶装置1
では、1水平走査期間毎に液晶パネル100の画素部110への書込み電圧の極性を反転
させる極性反転駆動が行われる。
また、走査線112に係る画素部110の選択に同期して、コントローラ530からは
、ブロック選択制御信号S1からS192が、ブロック選択回路151に対して供給され
る。ブロック選択制御信号S1からS192は、1水平走査期間の間で夫々排他的なタイ
ミングでハイレベルとなる。従って、1水平走査期間の間、ブロック1からブロック19
2に対して順番に画像信号Vid_(1)からVid_(6)の書込みが行われる。また
、データバス配線51からは、6列のデータ線114に対応する画像信号Vid_(1)
からVid_(6)が同時に出力されるため、各ブロックに属する6列のデータ線114
(更には、画素部110)に対しては同時に書込みが行われる。具体的には、ブロック選
択制御信号S1の電位レベルがハイレベルとなっている期間は、ブロックB1に属する1
列目から6列目の画素部110に対して、夫々、画像信号Vid_(1)からVid_(
6)の書込みが同時に行われる。続いて、ブロック選択制御信号S2の電位レベルがハイ
レベルとなっている期間は、ブロックB1に属する7列目から12列目の画素部110に
対して、夫々、画像信号Vid_(1)からVid_(6)の書込みが同時に行われる。
ブロックB3からブロックB192についても同様の動作が行われる。
また、1水平走査期間のうちのブロックB1からB192への書込みが終了した後の期
間である水平帰線期間(水平ブランキング期間)において、プリチャージ制御信号の電位
レベルがハイレベルとなると共に、プリチャージ信号PCGの電位レベルが所定のプリチ
ャージ電位(例えば、中間階調に相当する電位)へと切り替わる。このため、水平帰線期
間において、プリチャージ回路161に含まれる全てのTFT素子162がオン状態とな
るため、1152列のデータ線114の全てとプリチャージ線163と電気的に接続され
る。その結果、1152列のデータ線114の全ての電位が、プリチャージ電位となる。
このようなデータ線114へのプリチャージは、液晶パネル100の高精細化等を要因と
して発生し得る画像信号の書込能力不足を補うために行われる。
本実施形態では、水平帰線期間において、上述したデータ線114へのプリチャージに
加えて、処理回路50からブロック選択回路151へ至るデータバス配線51(更には、
シフトレジスタ510からD/A変換回路群520及びデータバス配線51を経てブロッ
ク選択回路151へ至る配線経路)へのプリチャージが行われる。以下、その動作の詳細
について説明する。
(3)液晶装置の詳細な動作
ここでは、図5及び図6を参照して、本実施形態に係る液晶装置1の詳細な動作(特に
、処理回路50からブロック選択回路151へ至るデータバス配線1のプリチャージ動作
)について説明する。ここに、図5は、本実施形態に係る液晶装置1の詳細な動作の流れ
を概念的に示すタイミングチャートであり、図6は、データバス配線51へのプリチャー
ジ動作を行わない比較例に係る液晶装置の詳細な動作の流れを概念的に示すタイミングチ
ャートである。
図5に示すように、ある水平走査期間(ここでは、“水平走査期間#1”とする)にお
けるブロックB1からブロックB192への書込み動作(具体的には、正極性書込動作)
が終了するとする。この場合、水平帰線期間を挟んで次の水平走査期間#2へと移行する
ここで、水平帰線期間においては、処理回路50の低消費電力化を図るために、D/A
変換回路群520が備えるD/Aコンバータ521がオン状態からオフ状態へと切り替え
られる。その後、水平走査期間#2の開始時刻t2よりも1つのブロックの書込みに要す
る時間だけ前の時刻t1において、コントローラ530の制御の下に、D/A変換回路群
520が備えるD/Aコンバータ521がオフ状態からオン状態に切り替えられる。同時
に、コントローラ530からスイッチSWをオン状態に切り替えるためのスイッチ制御信
号がスイッチSWに対して供給される。加えて、コントローラ530の制御の下に、ブラ
ンキングデータ供給回路550から、ブランキングデータVblがシフトレジスタ510
に対して供給される。
従って、時刻t1の時点から、ブランキングデータVblをシフトすることで得られる
画像データVd_(1d)からVd_(6d)がシフトレジスタ510からD/A回路群
520に対して供給される。また、D/A変換回路群520が備えるD/Aコンバータ5
21がオフ状態からオン状態に切り替えられているため、プリチャージ電位を有する画像
信号Vid_(1)からVid_(6)がD/A変換回路群からデータバス配線51に対
して出力される。
その結果、図5に示すように、水平走査期間#1の水平帰線期間が終了するまでには、
データバス配線51の電位(更には、シフトレジスタ510からD/A変換回路群520
及びデータバス配線51を経てブロック選択回路151へ至る配線経路の電位)は、水平
走査期間#1におけるブロックB1からB192への書込みが終了した時点での電位から
プリチャージ電位へと遷移している。その後、水平走査期間#2が開始する時刻t2にな
ると共に、水平走査期間#2におけるブロックB1からB192への書込み(具体的には
、負極性書込)が引き続き行われる。
その後、水平走査期間#2におけるブロックB1からB192への書込みが終了した時
点(つまり、時刻t3)で、コントローラ520の制御の下に、D/A変換回路群520
が備えるD/Aコンバータ521がオン状態からオフ状態へと切り替えられる。
その後、次の水平走査期間#3の開始時刻t5よりも1つのブロックの書込みに要する
時間だけ前の時刻t4において、再びコントローラ530の制御の下に、D/A変換回路
群520が備えるD/Aコンバータ521がオフ状態からオン状態に切り替えられる。同
時に、コントローラ530からスイッチSWをオン状態に切り替えるためのスイッチ制御
信号がスイッチSWに対して供給される。加えて、コントローラ530の制御の下に、ブ
ランキングデータ供給回路550から、ブランキングデータVblがシフトレジスタ51
0に対して供給される。このため、水平走査期間#2の水平帰線期間が終了するまでには
、データバス配線51の電位(更には、シフトレジスタ510からD/A変換回路群52
0及びデータバス配線51を経てブロック選択回路151へ至る配線経路の電位)は、水
平走査期間#2におけるB192への書込みが終了した時点での電位からプリチャージ電
位へと遷移している。その後、時刻t5になると共に、水平走査期間#3におけるブロッ
クB1からB192への書込み(具体的には、正極性書込)が引き続き行われる。
このように、本実施形態に係る液晶装置1によれば、1水平走査期間におけるブロック
B1からB192への書込みが開始される前に、D/Aコンバータ521をオン状態に切
り替えることで、データバス配線51の電位(更には、シフトレジスタ510からD/A
変換回路群520及びデータバス配線51を経てブロック選択回路151へ至る配線経路
の電位)を、プリチャージ電位へと遷移させることができる。このため、1つ前の水平走
査期間(例えば、水平走査期間#1)の最後に選択されるブロックB192への書込みを
行った時点での電位がどのようなレベルである場合であっても、1水平走査期間(例えば
、水平走査期間#2)の最初に選択されるブロックB1に対して、データバス配線51の
電位がプリチャージ電位となっている状態から画像信号Vid_(1)からVid_(6
)の書込みを行うことができる。
ここで、水平帰線期間にD/A変換回路群520が備えるD/Aコンバータ521がオ
フ状態からオン状態に切り替えない比較例に係る液晶装置について考察する。この場合、
図6に示すように、水平走査期間#2が開始する時刻t2においては、データバス配線5
1の電位は、水平走査期間#1におけるB192への書込みが終了した時点での電位とな
っている。また、プリチャージ回路161の動作によりデータ線114の電位をプリチャ
ージ電位へと遷移させているものの、ブロック選択回路151においてデータバス配線5
1とデータ線114とが電気的に分断されているため、データ線114へのプリチャージ
がデータバス配線51の電位の変化に対して影響を与えることはない。このため、水平走
査期間#1におけるブロックB1への書込みは、データバス配線51の電位が相対的に高
い信号レベルにある状態から相対的に低い信号レベルにある状態へと変える必要がある。
加えて、プリチャージ電位となっているデータ線114についても、ブロックB1への書
込みの開始と同時にデータバス配線51の電位に誘導されて相対的に上昇してしまうため
、データ線114へのプリチャージの効果も薄れてしまう。このため、ブロックB1への
書込みに遅れが生じてしまいかねない。その結果、ブロックB1への書込みが終了するま
でに、データバス配線51(言い換えれば、データバス配線51及びデータ線114に接
続される画素電極)の電位が、ブロックB1への書込みに本来必要な電位に到達しなくな
ってしまう。他方で、ブロックB2からブロックB192への書込み時には、ブロックB
1への書込み動作によってデータバス配線51の電位が相対的に下げられているため、ブ
ロックB2からブロックB192の夫々への書込みが終了するまでに、データバス配線5
1(言い換えれば、データバス配線51及びデータ線114に接続される画素電極)の電
位は、ブロックB2からブロックB192の夫々への書込みに本来必要な電位に到達する
。これは、ブロックB1とブロックB2からブロックB192との間での表示ムラの発生
の原因ともなる。このような表示ムラは、負極性書込時のみならず正極性書込時において
も発生するため、結果として、液晶パネル100の表示画面の左端に表示ムラが発生する
ことになる。
しかるに、本実施形態に係る液晶装置1によれば、上述したように、1水平走査期間(
例えば、水平走査期間#2)の最初に選択されるブロックB1に対して、データバス配線
51の電位がプリチャージ電位となっている状態から画像信号Vid_(1)からVid
_(6)の書込みを行うことができる。従って、ブロックB1への書込みであっても、ブ
ロックB1への書込みが終了するまでに、データバス配線51(言い換えれば、データバ
ス配線51及びデータ線114に接続される画素電極)の電位は、ブロックB1への書込
みに本来必要な電位に到達する。つまり、1水平走査期間の最初に選択されるブロックB
1であっても、1水平走査期間の2番目以降に選択されるブロックB2からブロックB1
92と比較して、画像信号Vid_(1)からVid_(6)の書込みが遅れてしまうと
いう不都合を好適に防止することができる。これにより、1水平走査期間の最初に選択さ
れるブロックB1と1水平走査期間の2番目以降に選択されるブロックB2からブロック
B192との間での表示ムラが発生してしまうことはなくなる。
更には、水平帰線期間のうちの必要最小限の時間(つまり、1ブロックの書込みに要
する時間)だけD/Aコンバータ521をオフ状態からオン状態に切り替えている。従っ
て、D/Aコンバータ521をオフ状態にする期間を最大限に確保することで低消費電力
化の効果を最大限に享受しつつも、表示ムラを好適になくすことができる。但し、上述し
た表示ムラをなくすという効果を享受するという観点から見れば、水平帰線期間のうちの
任意の期間だけD/Aコンバータ521をオフ状態からオン状態に切り替えるように構成
してもよい。要は、ブロックB1への書込みが開始されるまでにデータバス配線51の電
位の電位を、少なくともプリチャージ電位(或いは、所望の電位)に遷移させることがで
きる期間だけD/Aコンバータ521をオフ状態からオン状態に切り替えるように構成す
れば、表示ムラをなくすという効果を享受することができる。
また、水平帰線期間の最後の期間においてD/Aコンバータ521をオフ状態からオン
状態に切り替えている。従って、その後は、D/Aコンバータ521の状態を切り替える
ことなくブロックB1からブロックB192への書き込みを連続して行うことができる。
つまり、水平帰線期間の途中の任意の期間にD/Aコンバータ521をオフ状態からオン
状態に切り替える構成と比較して、D/A変換回路群520が備えるD/Aコンバータ5
21をオフ状態からオン状態に切り替える回数を少なくすることができる。但し、水平帰
線期間の途中の任意の期間にD/Aコンバータ521をオフ状態からオン状態に切り替え
たとしても、上述した表示ムラをなくすという効果を享受することができることは言うま
でもない。
更に、本実施形態では、水平帰線期間にデータバス配線51の電位をプリチャージ電位
に遷移させている。このため、1水平走査期間の書き込みの開始時には、データバス配線
51の電位とデータ線114の電位と揃えることができる。従って、1水平走査期間の最
初に選択されるブロックB1であっても、1水平走査期間の2番目以降に選択されるブロ
ックB2からブロックB192と同様の態様で、データバス配線51及びデータ線141
を介した画素部110への画像信号Vid_(1)からVid_(6)の書込みを行うこ
とができる。
また、本実施形態では、データバス配線51の電位をプリチャージ電位に遷移させるた
めに、ブランキングデータ信号を画像信号としてシフトレジスタ510に供給している。
つまり、画像信号と同一形式の(同一フォーマットの)ブランキングデータ信号をシフト
レジスタ510に供給している。このため、シフトレジスタ510が、通常の動作の一部
としてブランキングデータ信号を画像信号Vd_(1d)からVd_(6d)に変換する
と共に、D/A変換回路群520が、通常の動作の一部として画像信号Vd_(1d)か
らVd_(6d)を画像信号Vid_(1)からVid_(6)ニ変換すれば足りる。こ
のため、処理回路50の内部の回路構成を大きく変えることなく、データバス配線51の
電位をプリチャージ電位に遷移させることができる。但し、データバス配線51の電位を
プリチャージ電位に遷移させるという観点から見れば、直接プリチャージ信号PCGをデ
ータバス配線51に供給するように構成してもよい。
(4)変形動作例
続いて、図7を参照して、本実施形態に係る液晶装置1の変形動作例について説明する
。ここに、図7は、本実施形態に係る液晶装置1の変形動作例の流れを概念的に示すタイ
ミングチャートである。
上述の例では、水平帰線期間の一部の期間において、データバス配線51の電位を、デ
ータ線114に供給されるプリチャージ信号PCGのプリチャージ電位に遷移させている
。他方で、変形動作例においては、図7に示すように、水平帰線期間の一部の期間におい
て、データバス配線51の電位を、次の水平走査期間の最初に選択されるブロックB1に
供給される画像信号Vid_(1)からVid_(6)の電位に遷移させている。具体的
には、例えば、水平走査期間#1の水平帰線期間の一部において、データバス配線51の
電位を、次の水平走査期間#2の最初に選択されるブロックB1に供給される画像信号V
id_(1)からVid_(6)の電位に遷移させている。同様に、水平走査期間#2の
水平帰線期間の一部において、データバス配線51の電位を、次の水平走査期間#3の最
初に選択されるブロックB1に供給される画像信号Vid_(1)からVid_(6)の
電位に遷移させている。
このような変形動作例を行うために、シフトレジスタ510は、次の水平走査期間の最
初に選択されるブロックB1に供給される画像データVd_(1d)からVd_(6d)
を重複的に(言い換えれば、2回連続して)D/A変換回路520に対して供給してもよ
い。或いは、D/A変換回路群520は、次の水平走査期間の最初に選択されるブロック
B1に供給される画像信号Vid_(1)からVid_(6)を重複的に(言い換えれば
、2回連続して)データバス配線51に対して供給してもよい。
このような変形動作例においても、ブロックB1への書込みを開始してからブロックB
1への書込みが終了するまでに、データバス配線51(言い換えれば、データバス配線5
1及びデータ線114に接続される画素電極)の電位は、ブロックB1への書込みに本来
必要な電位に到達する。従って、上述したように、1水平走査期間の最初に選択されるブ
ロックB1と1水平走査期間の2番目以降に選択されるブロックB2からブロックB19
2との間での表示ムラが発生してしまうことはなくなる。
尚、上述の説明では、データバス配線51の電位を、プリチャージ電位又は実際の画像
信号Vid_(1)からVid_(6)の電位に遷移させている。しかしながら、データ
バス配線51の電位を、これら以外の電位に遷移させるように構成してもよい。例えば、
データバス配線51の電位を、1水平走査期間の最初に選択されるブロックB1と1水平
走査期間の2番目以降に選択されるブロックB2からブロックB192との間で発生し得
る表示ムラがユーザの視認性に悪影響を与えなくなる程度の電位に遷移させるように構成
してもよい。このように構成したとしても、上述した効果を好適に享受することができる
(5)電子機器
続いて、図8及び図9を参照しながら、上述の液晶装置1を具備してなる電子機器の例
を説明する。
図8は、上述した液晶装置1が適用されたモバイル型のパーソナルコンピュータの斜視
図である。図8において、コンピュータ1200は、キーボード1202を備えた本体部
1204と、上述した液晶装置1を含んでなる液晶表示ユニット1206とから構成され
ている。液晶表示ユニット1206は、液晶装置1の背面にバックライトを付加すること
により構成されている。
次に、上述した液晶装置1を携帯電話に適用した例について説明する。図9は、電子機
器の一例である携帯電話の斜視図である。図9において、携帯電話1300は、複数の操
作ボタン1302とともに、半透過反射型の表示形式を採用し、且つ上述した液晶装置1
と同様の構成を有する液晶装置1005を備えている。
これらの電子機器においても、上述した液晶装置1を含んでいるため、上述した各種効
果を好適に享受することができる。
尚、図8及び図9を参照して説明した電子機器の他にも、液晶テレビ、ビューファイン
ダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電
子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッ
チパネルを備えた直視型の表示装置や、液晶プロジェクタ等の投射型の表示装置等が挙げ
られる。そして、これらの各種電子機器に適用可能なのは言うまでもない。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読
み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を
伴なう電気光学装置及び電子機器もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本実施形態に係る液晶装置の基本構成を概念的に示すブロック図である。 液晶パネルの構成を概念的に示すブロック図である。 画素部の構成を概念的に示す回路図である。 本実施形態に係る液晶装置の基本動作の流れを概略的に示すタイミングチャートである。 本実施形態に係る液晶装置の詳細な動作の流れを概念的に示すタイミングチャートである。 データバス配線へのプリチャージ動作を行わない比較例に係る液晶装置の詳細な動作の流れを概念的に示すタイミングチャートである。 本実施形態に係る液晶装置の変形動作例の流れを概念的に示すタイミングチャートである。 液晶装置が適用されたモバイル型のパーソナルコンピュータの斜視図である。 液晶装置が適用された携帯電話の斜視図である。
符号の説明
1…液晶装置、50…処理回路、51…データバス配線、510…シフトレジスタ、5
20…D/A変換回路群、530…コントローラ、540…プリチャージ信号供給回路、
550…ブランキングデータ供給回路、100…液晶パネル、110…画素部、101…
走査線駆動回路、112…走査線、114…データ線、151…ブロック選択回路、16
1…プリチャージ回路

Claims (9)

  1. 複数の走査線と複数のデータ線との交差に対応して設けられる複数の画素部と、
    1水平走査期間のうちの有効書込期間において、前記複数のデータ線のうち連続するm
    (但し、mは2以上の整数)列のデータ線からなるブロックを順次選択するブロック選択
    回路と、
    外部から入力される画像信号を前記m列のデータ線毎の画像信号群に変換する信号変換
    回路と、
    (i)前記有効書込期間においてオン状態に切り替わることで、前記画像信号群をD/A
    変換すると共に、前記ブロック選択回路に対してデータバス線を介して供給し、(ii)1水
    平走査期間のうちの前記有効書込期間に続く非書込期間においてオフ状態に切り替わるこ
    とで前記画像信号群の供給を停止するD/A変換回路と、
    前記非書込期間のうちの一部の期間において前記D/A変換回路を前記オン状態に切り
    替えるように前記D/A変換回路を制御すると共に、前記信号変換回路に対して所定の信
    号を供給する制御回路と
    を備えることを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記非書込期間において、前記データ線をプリチャージ電位にプリチャージするプリチ
    ャージ回路を更に備え、
    前記所定の信号は、前記データバス線の電位を前記プリチャージ電位と同電位にするこ
    とが可能な信号であることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記所定の信号は、前記画素部が表示する中間階調の信号であることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の電気光学装置。
  4. 前記所定の信号は、前記非書込期間に続く次の1水平走査期間における前記有効書込期
    間の最初に選択される前記ブロックに対して供給される前記画像信号と同一の信号である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  5. 前記画素部への書込電圧の極性は1水平走査期間毎に反転されることを特徴とする請求
    項1から4のいずれかに記載の電気光学装置。
  6. 前記所定の信号は、少なくとも2つの1水平走査期間において、異なることを特徴とす
    る請求項5に記載の電気光学装置。
  7. 前記一部の期間は、前記非書込期間のうちの最後の所定期間であることを特徴とする請
    求項1から6のいずれか一項に記載に電気光学装置。
  8. 前記一部の期間は、少なくとも1つの前記ブロックが選択される期間であることを特徴
    とする請求項1から7のいずれか一項に記載に電気光学装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の電気光学装置を備えることを特徴とする電子機
    器。
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