JP2009214980A - エレベータのかご室天井装置 - Google Patents

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真明 山田
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Abstract

【課題】本発明は、天井意匠面のデザイン性の低下を防止しつつ、ディフューザの清掃及び交換作業をかご室内から容易に行うことができるエレベータのかご室天井装置を得ることを目的とするものである。
【解決手段】かご室の天蓋1の下部中央には、中央吊天井2が設けられている。中央吊天井2の両側には、第1及び第2の端部吊天井4,5が設けられている。中央吊天井2の第1の端部吊天井4側の端部には、断面L字形のヒンジブラケット12が奥行き方向の全長に渡って設けられている。ヒンジブラケット12と第1の端部吊天井4との間には、複数のヒンジ13が所定の間隔で取り付けられている。これにより、中央吊天井2は、通常位置からかご室内へ回動可能になっている。
【選択図】図2

Description

この発明は、かご室の天井部に通気具が設けられているエレベータのかご室天井装置に関するものである。
従来のかご室天井装置では、かご室の天井部が上側天井と下側天井とで構成される二重天井になっており、下側天井の上面に通気具が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−240828号公報
上記のように構成された従来のかご室天井装置では、下側天井の上面に通気具が設けられているため、通気具の清掃及び交換はかご室の外から下側天井の上に移動して作業する必要があり、通気具の清掃及び交換作業に手間がかかってしまう。また、通気具を天井部の下面にねじ止めすると、かご室内にねじが露出するため、天井意匠面のデザイン性が低下してしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、天井意匠面のデザイン性の低下を防止しつつ、ディフューザの清掃及び交換作業をかご室内から容易に行うことができるエレベータのかご室天井装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータのかご室天井装置は、換気用開口部が設けられている第1の天井部、第1の天井部上に固定され、換気用開口部を覆うディフューザ、第1の天井部に隣接され、照明用開口部が設けられている第2の天井部、及び照明用開口部に設けられている照明板を備え、第1及び第2の天井部のいずれか一方は、通常位置からかご室内へ回動可能な可動天井部であり、照明用開口部の近傍には、可動天井部を通常位置に保持する保持具が設けられており、照明用開口部は、照明板をかご室内からずらすことにより開放可能になっている。
この発明のエレベータのかご室天井装置は、ディフューザが固定された第1の天井部と、照明板が設けられた第2の天井部とのいずれか一方を、かご室内へ回動可能な可動天井部とし、この可動天井部を通常位置に保持する保持具を照明板の近傍に設け、かご室内から照明板をずらし保持具を取り外すことによって、可動天井部をかご室内へ回動させるようにしたので、天井意匠面のデザイン性の低下を防止しつつ、ディフューザの清掃及び交換作業をかご室内から容易に行うことができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータのかご室内を示す構成図である。図1において、かご室の上部には、天蓋1が設けられている。かご室の天蓋1の下部中央には、第1の天井部としての中央吊天井2が設けられている。中央吊天井2の中央には、換気用開口部2aが設けられている。換気用開口部2aには、ディフューザ3が設けられている。ディフューザ3は、換気用開口部2aを覆うように中央吊天井2の上部に取り付けられている。天蓋1の下部の中央吊天井2の両側には、第2の天井部としての第1及び第2の端部吊天井4,5が設けられている。第1及び第2の端部吊天井4,5には、照明用開口部4a,5aが設けられている。これらの照明用開口部4a,5aは、照明板6,7により塞がれている。照明板6,7は、かご室内から持ち上げてずらすことが可能となっており、これにより照明用開口部4a,5aが開放可能となっている。
図2は図1のかご室天井装置の断面図、図3は図2のIII部を拡大して示す断面図である。天蓋1の中央には、換気装置8が設けられている。換気装置8の下部には、フィルタ9が取り付けられている。フィルタ9は、ディフューザ3の上面に対向している。換気用開口部2aの周縁部の上面には、複数のスタッドねじ10が固定されている。スタッドねじ10は、ディフューザ3を貫通している。また、各スタッドねじ10には、ナット11が螺着されており、これによりディフューザ3が中央吊天井2に固定されている。
中央吊天井2の第1の端部吊天井4側の端部には、断面L字形のヒンジブラケット12が奥行き方向の全長に渡って設けられている。ヒンジブラケット12と第1の端部吊天井4との間には、複数のヒンジ13が所定の間隔で取り付けられている。これにより、中央吊天井2は、通常位置(図2)からかご室内へ回動可能になっている。即ち、実施の形態1の可動天井部は、中央吊天井2である。ヒンジ13の回転軸よりも第1の端部吊天井4側は、断面コ字状に形成されている。また、ヒンジブラケット12は中央吊天井2が閉じたときに第1の端部吊天井4の中央吊天井2の端部の上面に重なるようになっている。
中央吊天井2の第2の端部吊天井5側の側部2bには、固定用ナット14が固定されている。これらの固定用ナット14には、第2の端部吊天井5の側部5bを貫通した保持具としての固定用摘みねじ15が螺着されている。これにより、中央吊天井2は、通常位置に保持されている。また、中央吊天井2の側部2bと第2の端部吊天井5の側部5bとの間には隙間が設けられており、この隙間には、カラー16が設けられている。カラー16には、固定用摘みねじ15が貫通している。
第1の端部吊天井4には、ランプソケット17a,17bを介してランプ18が取り付けられている。第2の端部吊天井5には、ランプソケット19を介してランプ20が取り付けられている。ランプ18,20は、照明板6,7の真上に配置されている。
次に、動作について説明する。図4は中央吊天井2がかご室内に回動された状態を示す断面図、図5は図4のV部を拡大して示す断面図である。ディフューザ3やフィルタ9の清掃及び交換作業を行う場合、まず、かご室内から第2の端部吊天井5の照明板7をずらし、照明用開口部5aを開放する。この後、開放された照明用開口部5aを通して、固定用摘みねじ15を取り外し、中央吊天井2をかご室内に回動させる。このとき、ヒンジブラケット12は、ヒンジ13に形成された断面コ字状の部分に入り込みながら回動される。このように、中央吊天井2がかご室内に回動されることにより、ディフューザ3を固定しているナット11、ディフューザ3の上面及びフィルタ9がかご室内に露出され、ディフューザ3やフィルタ9の清掃及び交換作業をかご室内から行える状態となる。
このようなかご室天井装置では、開放された照明用開口部5aを通して固定用摘みねじ15をかご室内から取り外すことにより、中央吊天井2をかご室内に回動させることができるので、ディフューザ3やフィルタ9の清掃及び交換作業をかご室内から容易に行うことができる。
また、ディフューザ3は中央吊天井2の上面に固定されているので、化粧ビスが不要となり天井意匠面のデザイン性の低下を防止することができる。また、ディフューザ3及びフィルタ9などの盗難も防止することができる。
さらに、ヒンジブラケット12は、中央吊天井2が閉じたときに第1の端部吊天井4の中央吊天井2側の端部の上面に重なるようになっているので、中央吊天井2と第1の端部吊天井4との間の隙間を塞ぐことができ、デザイン性の低下を防止することができる。
さらにまた、中央吊天井2の側部2bと第2の端部吊天井5の側部5bとの間に隙間が設けられているので、中央吊天井2がかご室内へ回動するときに側部2bが側部5bに干渉するのを防止することができる。
実施の形態2.
次に、図6はこの発明の実施の形態2によるかご室天井装置の断面図、図7は図6のVII部を拡大して示す断面図である。図6において、天蓋1と第1の端部吊天井4の反中央吊天井2側の上面との間には、複数のヒンジ13が所定の間隔で取り付けられている。また、天蓋1と第2の端部吊天井5の反中央吊天井2側の上面との間にも、複数のヒンジ13が所定の間隔で取り付けられている。これにより、第1及び第2の端部吊天井4,5は、通常位置(図6)からかご室内へ回動可能になっている。即ち、実施の形態2の可動天井部は、第1及び第2の端部吊天井4,5である。
中央吊天井2には、換気用開口部2aを挟んで互いに対向する一対のディフューザ支持部2d,2eが設けられている。ディフューザ3の上部には、ディフューザ支持部2d,2eに対向する複数の取付部21が固定されている。また、各取付部21には、ディフューザ支持部2d,2eを貫通した止めビス22が螺着されており、これによりディフューザ3が中央吊天井2に固定されている。
中央吊天井2の第1の端部吊天井4側の側部2cには、固定用ナット14が固定されている。この固定用ナット14には、第1の端部吊天井4の側部4bを貫通した保持具としての固定用摘みねじ15が螺着されている。また、中央吊天井2の第2の端部吊天井5側の側部2bにも、固定用ナット14が固定されている。この固定用ナット14には、第2の端部吊天井5の側部5bを貫通した固定用摘みねじ15が螺着されている。これにより、第1及び第2の端部吊天井4,5は、通常位置に保持されている。
中央吊天井2の側部2cと第1の端部吊天井4の側部4bとには、逃がし孔23が設けられている。また、中央吊天井2の側部2bと第2の端部吊天井5の側部5bとにも、逃がし孔23が設けられており、逃がし孔23から締結用工具(図示せず)を挿入して止めビス22の着脱作業をすることが可能となっている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、動作について説明する。図8は第1及び第2の端部吊天井4,5がかご室内に回動された状態を示す断面図、図9は図8のIX部を拡大して示す断面図である。ディフューザ3やフィルタ9の清掃及び交換作業を行う場合、まず、かご室内から第1及び第2の端部吊天井4,5の照明板6,7をずらし、照明用開口部4a,5aを開放する。この後、開放された照明用開口部4a,5aを通して、固定用摘みねじ15を取り外し、第1及び第2の端部吊天井4,5をかご室内に回動させる。そして、逃がし孔23から締結用工具を挿入して止めビス22を回転させることにより、止めビス22を取付部21から取り外す。このように、中央吊天井2とディフューザ3とを固定している止めビス22を取り外すことにより、ディフューザ3を中央吊天井2から取り外すことができる。これにより、ディフューザ3やフィルタ9の清掃及び交換作業をかご室内から行える状態となる。
このようなかご室天井装置では、開放された照明用開口部4a,5aを通して固定用摘みねじ15をかご室内から取り外すことにより、第1及び第2の端部吊天井4,5をかご室内に回動させることができ、これにより、逃がし孔23から締結用工具を挿入して止めビス22を取付部21から取り外すことができるので、ディフューザ3やフィルタ9の清掃及び交換作業をかご室内から容易に行うことができる。
また、ディフューザ3は中央吊天井2の上面に設けられているので、化粧ビスが不要となりデザイン性の低下を防止することができる。また、ディフューザ3及びフィルタ9などの盗難も防止することができる。
さらに、ヒンジ13の回動する軸心が第1及び第2の端部吊天井4,5の上面よりも上方に設けられているので、第1及び第2の端部吊天井4,5をかご室内に回動させるときに、第1及び第2の端部吊天井4,5が中央吊天井2の側部2b,2cに干渉するのを防止することができる。
なお、第1及び第2の天井部の数や位置関係は、上記の例に限定されない。例えば、第1及び第2の天井部はそれぞれ1つずつであってもよい。
この発明の実施の形態1によるエレベータのかご室内を示す構成図である。 図1のかご室天井装置を示す断面図である。 図2のIII部を拡大して示す断面図である。 中央吊天井が回動した状態を示す断面図である。 図4のV部を拡大して示す断面図である。 この発明の実施の形態2によるかご室天井装置である。 図6のVII部を拡大して示す断面図である。 第1及び第2の端部吊天井が回動した状態を示す断面図である。 図8のIX部を拡大して示す断面図である。
符号の説明
2 中央吊天井(第1の天井部)、2a 換気用開口部、3 ディフューザ、4 第1の端部吊天井(第2の天井部)、5 第2の端部吊天井(第2の天井部)、4a,5a 照明用開口部、6,7 照明板、15 固定用摘みねじ(保持具)。

Claims (1)

  1. 換気用開口部が設けられている第1の天井部、
    上記第1の天井部上に固定され、上記換気用開口部を覆うディフューザ、
    上記第1の天井部に隣接され、照明用開口部が設けられている第2の天井部、及び
    上記照明用開口部に設けられている照明板
    を備え、
    上記第1及び第2の天井部のいずれか一方は、通常位置からかご室内へ回動可能な可動天井部であり、
    上記照明用開口部の近傍には、上記可動天井部を上記通常位置に保持する保持具が設けられており、
    上記照明開用口部は、上記照明板をかご室内からずらすことにより開放可能になっていることを特徴とするエレベータのかご室天井装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019239595A1 (ja) * 2018-06-15 2019-12-19 三菱電機株式会社 エレベータのかご室及びその組立方法
WO2020008099A1 (en) * 2018-07-02 2020-01-09 Kone Corporation Elevator car with an openable roof

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