JP2009214558A - フロントガラス - Google Patents

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Abstract

【課題】上部ガラスと下部ガラスを一体的にして上方へ回動して収納可能とし、フロントガラスを案内するレールを簡単な構成とする。
【解決手段】 キャビン10前面に設けるフロントガラス21を上部ガラス31と下部ガラス32に分割し、該フロントガラス21を上方へ回動してルーフ20下方に収納可能とするフロントガラス21において、上部ガラス31の左右両側を支持する側部枠33c・33cに、下部ガラス32の両側辺を摺動ガイドする下部ガラス用レール45・45と下部ガラスの固定手段となる上係合部46を設けた。
【選択図】図4

Description

本発明は、建設機械や農業機械等のキャビンのフロントガラスに関し、特に、パワーショベルのキャビンにおける上下昇降可能とするフロントガラスに関する。
従来、キャビンを備えるパワーショベル(バックホー)におけるフロントガラスを、上下に分割して、夏季等においては風通しをよくしたり、掘削作業時には前下方がよく見えるようにしたりするために、フロントガラスを上方に持ち上げられるように構成した技術が知られている。
例えば、キャビン前面に設けるフロントガラスを上下に分割構成し、キャビンの側板の前部から天井部にかけて上部ガラス及び下部ガラスを案内収納する逆L字状のガイドレールを設け、該ガイドレールの前部は同一線上に上部ガラス用と下部ガラス用の幅の異なる溝を設け、天井部はそれぞれ上部ガラス用と下部ガラス用の二本の溝を平行に設けた技術が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
また、前後に上部ガラス用と下部ガラス用の2条の溝を平行に設けて、上部ガラスは下方にスライド可能とし、下部ガラスは上方にスライド可能とする技術も公知となっている。(例えば、特許文献2参照)。
実開平4−133911号公報 実開平5−94355号公報
しかし、従来のフロントガラスは二つのレールを必要とするので、部品点数が多くなり、また、上部ガラスおよび下部ガラスは別々に昇降操作するため操作が面倒となっていた。また、特許文献2の技術では、上部ガラスおよび下部ガラスは外すことができないので、視界を妨げることがあり、邪魔になることがあった。
そこで本発明は、上部ガラスと下部ガラスを一体的にして上方へ回動して収納可能とするとともに、下部ガラスを単独で着脱可能とし、フロントガラスをガイドするレールを簡単な構成としようとするものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、キャビン前面に設けるフロントガラスを上部ガラスと下部ガラスに分割し、該フロントガラスを上方へ回動してルーフ下方に収納可能とするフロントガラスにおいて、上部ガラスの左右両側を支持する側部枠に、下部ガラスの両側辺を摺動ガイドする下部ガラス用レールと下部ガラスの固定手段を設けたものである。
請求項2においては、前記下部ガラス用レールの後下端を下方に延設し、前記下部ガラスの上部後方への回動のストッパーとしたものである。
また、請求項3においては、前記フロントガラスを取り付けるキャビンの左右前両側の前フレームの両側下部に、下部ガラスを挿入するガイド溝を設け、該ガイド溝の上部に下部ガラスの固定手段を設け、前記下部ガラスを着脱可能に構成したものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1の如く構成したので、下部ガラスを上部ガラスに固定して一体的に上方へ回動して収納可能となり、大きく前方を開放することが可能となり、下部ガラスを収納しておくスペースを必要としない。また、下部ガラス用のレールをキャビン側に設ける必要がなく、下部ガラス用のガイドローラが不要となり、部品点数を減少できる。
また、請求項2の如く構成したので、下部ガラスを上部ガラスの後部に収納したり、下部ガラスのみ外したりするときに、下部ガラスの上部を後方へ回動して持ち上げる時に、下部ガラスの上部はストッパーとなるレールに当たり脱落することがなく、ガラスを破損することなく安心して持ち上げたり、外したりすることができる。
また、請求項3の如く構成したので、下部ガラスはキャビンの前下部に固定しておくことも、下部ガラスのみ単独で外すことも、上部ガラスの下部に収納して上方へ持ち上げてルーフ下部に収納しておくこともでき、下部ガラスは作業に応じて取付位置を容易に変更できる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明のフロントガラスを備えるパワーショベルの全体斜視図、図2はキャビン前部のフロントガラス部分の後方斜視図、図3は下部ガラスを上部ガラス下部に収納してフロントガラスをルーフ下部に収納したフロントガラス部分の側面図、図4下部ガラスを上部ガラス下部に固定した状態の固定部の斜視図、図5は同じく固定部の拡大斜視部、図6はレール部分の斜視図である。
まず、本発明に係る概略構成について、図1を用いて説明する。なお、図1における矢印A方向を前方として説明する。
パワーショベル(バックホー)1は、走行フレーム2の両側にクローラ式走行装置9・9が設けられ、該走行フレーム2の左右中央より排土板3を前方に突出している。該走行フレーム2の上部には旋回可能に旋回台フレーム4を載置している。
前記旋回台フレーム4の前端にブームブラケット11を左右回動可能に設け、該ブームブラケット11にブーム5下部と該ブーム5を回動するブームシリンダ12が前後回動可能に枢支されている。該ブーム5の先端にはアーム6の一端が枢支され、該アーム6を回動するアームシリンダ13がブーム5の上部に設けられている。該アーム6の先端にバケット7が支持され、該バケット7を回動するバケットシリンダ14がアーム6と平行に設けられている。
前記旋回台フレーム4上にはキャビン10や図示しないエンジン等が載置され、該キャビン10内に運転席15(図3)や走行レバーや作業レバー等の操作レバーや操作ペダル等が配設され、エンジンはボンネットに覆われている。
図1、図2、図3に示すように、前記キャビン10は、旋回台フレーム4の前部左右両側に立設された前フレーム16・16と、後部左右両側に立設された後フレーム17・17と、左側前後中央より立設されたサイドフレーム18と、前フレーム16・16と後フレーム17・17とサイドフレーム18の上部を連結するルーフフレーム19と、該ルーフフレーム19上を覆うルーフ20と、左右の前フレーム16・16とルーフフレーム19と旋回台フレーム4の間の空間を覆うフロントガラス21と、左側の前フレーム16とサイドフレーム18とルーフフレーム19と旋回台フレーム4の間の空間を覆い開閉可能とするドア22と、サイドフレーム18と左側後部フレーム17とルーフフレーム19と旋回台フレーム4との間の空間を覆う左後部ガラス23と、右側の前フレーム16と右側の後フレーム17とルーフフレーム19と右サイドパネル25との間の空間を覆う右サイドガラス24等より構成される。
次に本発明のフロントガラス21の構成について図2乃至図6より説明する。
フロントガラス21はキャビン10を構成する左右に立設された前フレーム16・16と、ルーフフレーム19と、旋回台フレーム4上の前記前フレーム16・16の下部に横設した下部フレーム26に囲まれた部分に配置され、後方(キャビン内側)より着脱可能としており、前記前フレーム16とルーフフレーム19前部と下部フレーム26のフロントガラス21の周囲が当たる部分にはシール30が配置されている。該フロントガラス21は上部ガラス31と下部ガラス32に分割して、持ち上げることで上方のルーフ20下部内に収納できるように構成している。
即ち、フロントガラス21は上部ガラス31と下部ガラス32と枠体33とリンク機構34と固定手段等を備える。
枠体33は後面視四角形状に構成され、上部ガラス31を嵌め込み固定している。該上部ガラス31は側面視弓状に前方へ緩やかに膨らむ曲面ガラスで構成され、略運転席15の座面の前方からルーフ20までの大きさに構成され、下部ガラス32は平板ガラスで構成され、上部ガラス31の下部に配置して、下部ガラス32の下部は旋回台フレーム4の前部上に形成したステップ前方までの大きさとし、上部ガラス31は下部ガラスよりも大きく構成している。
前記下部ガラス32は略四角形状の平板ガラスで、キャビン10の左右の前フレーム16・16の下部と下部フレーム26とで囲まれる部分に着脱可能に挿入される。該下部ガラス32の後面側の上部両側に係止具41・41が配置され、前記左右の前フレーム16・16に設けた係合部42・42と係合可能に構成され、該係止具41と係合部42を係合させることにより、下部ガラス32を前フレーム16・16に固定することができ、係止具41と係合部42(後述する上係合部46も含む)とにより固定手段を構成している。
この固定手段は左右対称に構成されるため左側について具体的に説明する。図4に示すように、前記係止具41は筒状のブラケット41aと摺動ピン41b等からなり、ブラケット41aが下部ガラス32の上部両側に固定され、摺動ピン41bが左右水平方向に摺動可能にブラケット41aに取り付けられ、該摺動ピン41bはブラケット41a内に配設したバネ等の弾性部材により突出方向に付勢され、該摺動ピン41bには把手41cが突出して設けられて、指で摺動操作して固定手段のロック解除ができるようにしている。
図5に示すように、係合部42は前記摺動ピン41bの先端部を挿入するピン孔42aを開口したステーよりなり、該ステーは前フレーム16下部の左右方向の内側面に固設される。また、前フレーム16の下部の内側面には下部ガラス32を摺動ガイドする側面視略V字状のガイド溝44が形成されている。該ガイド溝44は本実施例では前記シール30とその後部の上下方向に延設したリブ43により構成している。該リブ43は下部フレーム26上面では下部ガラス32の板厚分後側に配設され、該リブ43には下部ガラス32が傷つかないようにゴム等の柔軟性の部材が貼設されている。
こうして、下部ガラス32を前記ガイド溝44に沿って上方より挿入し、下部ガラス32の上部を前方に押し付けて係止具41の摺動ピン41bを係合部42のステーのピン孔42aに挿入することにより、キャビン10に固定して取り付けることができ、ロック解除して持ち上げることにより取り外すことができ、着脱可能な構成としている。
また、図2に示すように、前記上部ガラス31は周囲を枠体33により囲まれて支持され、該枠体33は上枠33aと下枠33bと側部枠33c・33cからなり、上部ガラス31は枠体33の前部に固定されている。
そして、図2、図4、図5に示すように、該左右両側の側部枠33c・33cの下部内側面において、上部ガラス31の後側には下部ガラス32の両側辺を上下摺動可能にガイドする下部ガラス用レール45が設けられている。下部ガラス用レール45は平面断面視コ字状に形成されて下方が開放され、下部ガラス用レール45の上部は側部枠33cの上下中途部まで延設されている。該下部ガラス用レール45の上下長さは下部ガラス32の上下長さと略同じ長さとしている。なお、下部ガラス用レール45の内面には下部ガラス32が傷つかないようにスポンジ等の柔軟性の部材が貼設されている。
該下部ガラス用レール45の後下端は帯板状に下方に延設されてストッパー45aとし、該ストッパー45aの下端の位置は、下部ガラス32を前記ガイド溝44に挿入した状態で、下部ガラス32の上端よりも下方に位置するように構成している。
また、図2、図4に示すように、この左右の下部ガラス用レール45の上部の側部枠33cには、下部ガラス32に設けた係止具41を嵌合可能とする上係合部46が設けられている。該上係合部46と係止具41とにより固定手段を構成している。該上係合部46は側部枠33cから後方にステーを突設し、該ステーに左右方向に前記摺動ピン41bを挿入可能とするピン孔46aを開口している。
このような構成とすることにより、フロントガラス21を通常のキャビン10の前面に配置した状態、つまり、上部ガラス31の下部に下部ガラス32を配置した状態から、フロントガラス21を上方に収納してキャビン10前面を開放する場合やキャビン10の前下部のみ開放する場合には、下部ガラス32を持ち上げて上部ガラス31の下後部に収納する。その操作はまず、前記係止具41の摺動ピン41bを左右機体内方向に摺動させて、係合部42のピン孔42aから抜き、ロックを解除する。そして、そのまま後方へ倒すと、下部ガラス32の下端を中心に上部が後方へ回動されて、下部ガラス32の左右両側上部は前記ストッパー45aに当たり、下部ガラス32は下部ガラス用レール45から外れることがなく位置合わせが簡単に行えるようにしている。そして、その状態のまま下部ガラス用レール45に沿って下部ガラス32を上方へ持ち上げて、前記側部枠33cに設けた上係合部46に前記摺動ピン41bを挿入することで固定できるのである。こうして、下部ガラス32が上部ガラス31の下部の後側に固定されて一体となった状態となり、そのまま上方へ回動して持ち上げることで、ルーフ20の下部に収納することが可能となる。
また、図2、図4に示すように、前記側部枠33cに設けた下部ガラス用レール45の上部には略U字状の把手47が後方に突出して設けられ、該把手47にはロック解除レバー48が設けられ、該ロック解除レバー48はロッド等の連係部材を介して上部ガラス31の上端部に設けたロック装置49と連係されている。
また、枠体33とキャビン10の前フレーム16とルーフフレーム19の間にはリンク機構34が設けられている。即ち、図2、図3に示すように、リンク機構34は連結リンク51とダンパー53等を備えており、左右の前記把手47・47近傍位置の側部枠33c・33cの長手方向中途部に連結リンク51・51の一端が枢支され、該連結リンク51・51の他端はルーフフレーム19の前両側から下方に突設したステー52・52に枢支されている。更に、左右一側(本実施例では入口と反対側の右側)の連結リンク51の中途部にはガススプリング等で構成されるダンパー53の一端が連結され、該ダンパー53の他端は前フレーム16の上部より後方へ突設したステー54に枢結されている。
また、図3に示すように、前記側部枠33cの下端両側にはガイドローラ55・55が回転自在に支持され、他方、図6に示すように、左右の前フレーム16・16の左右方向内側には上下方向に上部ガラス用レール56・56が設けられ、前記ガイドローラ55・55を上部ガラス用レール56・56内に挿入してガイドする構成としている。該上部ガラス用レール56・56は平面断面視「コ」字状に構成して前フレーム16に沿ってシール30の後部に上下方向に設けられ、該上部ガラス用レール56の下部は側面視略クランク状に斜め前下方に延設している。上部ガラス用レール56の上端は前フレーム16上部のルーフ20近傍位置まで延設され、下端は前記係合部42の上部位置、つまり、下部ガラス32を前記ガイド溝44に取り付けた状態における下部ガラス32の両側上方位置まで延設される。
こうして、天気のよい日で風を入れたい時等で、上部ガラス31を上方へ持ち上げて開放する時には、前記ロック解除レバー48・48を操作してロックを解除してから把手47・47を持ってまず上後方へ引き上げる。これは前記クランク状に構成した上部ガラス用レール56の下部に沿って引き上げられ、上部ガラス31の前面周囲がシール30から離脱させる時にシール30を擦って傷めないようにするためである。また、下部ガラス32の上部からも互いに衝撃を与えることなく離脱できるようにするためである。
こうして上部ガラス31(枠体33)の下部両側に配置したガイドローラ55・55が上部ガラス用レール56・56に転動支持されながら上昇し、枠体33の上部はリンク機構34により規制されながらルーフ内側後方へ移動され、その持ち上げる力はダンパー53により補助されながら、図3に示すように、上部ガラス31全体がルーフと略平行となるように持ち上げられるのである。そして、上部ガラス31の上端に設けたロック装置49がルーフ後部内面に設けたロック係合部(図示せず)に係合してロックされるのである。このとき、下部ガラス32は上部ガラス31の下後部に取り付けても、取り付けない状態でも持ち上げてルーフ下部に収納することができる。上部ガラス31の下部に取り付けない状態で枠体33を持ち上げて収納すると、ガイド溝44に残った下部ガラス32は係止具41を解除して持ち上げることにより、単独で外すことができる。
逆に、フロントガラス21を閉めるときには、まず、下部ガラス32を上部ガラス31の下部に取り付けない場合には、下部ガラス32をガイド溝44に挿入して係止具41を係合部42に係合させて固定しておく。そして、前記ロック解除レバー48・48を操作してロックを解除してから把手47・47を持ってフロントガラス21を下方へ引き下げながら前方へ押すと、フロントガラス21はガイドローラ55・55が上部ガラス用レール56・56に転動支持され、リンク機構34により規制されながら前記と逆に、前フレーム16・16とルーフフレーム19と下部ガラス32との空間に嵌まり、ロック装置49がルーフフレーム19の前内面に設けたロック係合部(図示せず)に係合してロックされるのである。こうして前方はフロントガラス21により閉じられるのである。
以上説明したように、本発明はキャビン10前面に設けるフロントガラス21を上部ガラス31と下部ガラス32に分割し、該フロントガラス21を上方へ回動してルーフ20下方に収納可能とするフロントガラス21において、上部ガラス31の左右両側を支持する側部枠33c・33cに、下部ガラス32の両側辺を摺動ガイドする下部ガラス用レール45・45と下部ガラス32の固定手段となる上係合部46を設けたので、下部ガラス32を上部ガラス31に固定して一体的に上方へ回動して収納可能となり、大きく前方を開放することが可能となり、下部ガラス32を収納しておくスペースを必要としない。また、下部ガラス用のレールをキャビン側に設ける必要がなく、下部ガラス用のガイドローラが不要となり、部品点数を減少できる。
また、前記下部ガラス用レール45の後下端を下方に延設し、前記下部ガラス32の上部後方への回動のストッパー45aとしたので、下部ガラス32を上部ガラス31の後部に収納したり、下部ガラス32のみ外したりするときに、下部ガラス32の上部を後方へ回動して持ち上げる時に、下部ガラス32の上部はストッパーとなる下部ガラス用レール45に当たり脱落することがなく、安心して外すことができる。
また、前記フロントガラス21を取り付けるキャビン10の左右前両側の前フレーム16・16の両側下部に、下部ガラス32を挿入するガイド溝44を設け、該ガイド溝44の上部に下部ガラス32の固定手段となる係合部42を設け、前記下部ガラス32を着脱可能に構成したので、下部ガラス32はキャビン10の前下部に固定しておくことも、下部ガラス232のみ単独で外すことも、上部ガラス31の下部に収納して上方へ持ち上げてルーフ20下部に収納しておくこともでき、下部ガラス32は作業に応じて取付位置を容易に変更できる。
本発明のフロントガラスを備えるパワーショベルの全体斜視図。 キャビン前部のフロントガラス部分の後方斜視図。 下部ガラスを上部ガラス下部に収納してフロントガラスをルーフ下部に収納したフロントガラス部分の側面図。 下部ガラスを上部ガラス下部に固定した状態の固定部の斜視図。 同じく固定部の拡大斜視部。 レール部分の斜視図。
符号の説明
10 キャビン
20 ルーフ
21 フロントガラス
31 上部ガラス
32 下部ガラス
33c 側部枠
42 係合部
44 ガイド溝
45 下部ガラス用レール
45a ストッパー

Claims (3)

  1. キャビン前面に設けるフロントガラスを上部ガラスと下部ガラスに分割し、該フロントガラスを上方へ回動してルーフ下方に収納可能とするフロントガラスにおいて、上部ガラスの左右両側を支持する側部枠に、下部ガラスの両側辺を摺動ガイドする下部ガラス用レールと下部ガラスの固定手段を設けたことを特徴とするフロントガラス。
  2. 前記下部ガラス用レールの後下端を下方に延設し、前記下部ガラスの上部後方への回動のストッパーとしたことを特徴とする請求項1に記載のフロントガラス。
  3. 前記フロントガラスを取り付けるキャビンの左右前両側の前フレームの両側下部に、下部ガラスを挿入するガイド溝を設け、該ガイド溝の上部に下部ガラスの固定手段を設け、前記下部ガラスを着脱可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載のフロントガラス。
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