JP2009214009A - インクジェットヘッドの塗布液除去装置及び塗布液除去方法並びにカラーフィルタの製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッドの塗布液除去装置及び塗布液除去方法並びにカラーフィルタの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009214009A
JP2009214009A JP2008060099A JP2008060099A JP2009214009A JP 2009214009 A JP2009214009 A JP 2009214009A JP 2008060099 A JP2008060099 A JP 2008060099A JP 2008060099 A JP2008060099 A JP 2008060099A JP 2009214009 A JP2009214009 A JP 2009214009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating liquid
nozzle hole
contact
cloth material
inkjet head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008060099A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kitamura
義之 北村
Atsushi Kiura
敦之 木浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Industries Inc
Toray Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc, Toray Engineering Co Ltd filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP2008060099A priority Critical patent/JP2009214009A/ja
Publication of JP2009214009A publication Critical patent/JP2009214009A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Optical Filters (AREA)

Abstract

【課題】インクジェットヘッドの塗布液の加圧パージ及び吸引パージ後にノズル孔出口面に残留する塗布液を、ノズル孔出口面上の撥液層を損傷することなく全て短時間で除去する残留塗布液除去手段を具現化して、残留塗布液除去性能に優れるインクジェットヘッドの塗布液除去装置ならびに塗布液除去方法を提供する。さらには低コストで塗布欠点の全くない高品質のカラーフィルターを製造できるカラーフィルタの製造方法を提供する。
【解決手段】インクジェットヘッドのノズル孔出口面に残留する塗布液の除去装置であって、塗布液を吸収して除去する布材をノズル孔出口面に当接/当接解除する押し当て手段と、布材のノズル孔出口面への当接速度と当接時間と当接/当接解除回数とを調整する制御装置とを備え、さらに布材は目付が200g/m未満の編物であることを特徴とするインクジェットヘッドの塗布液除去装置
【選択図】図1

Description

この発明は、カラー液晶ディスプレイ用カラーフィルタを製造する分野に主として使用されるものであり、詳しくはインクジェットヘッドにてR、G、B塗布液を吐出してカラーフィルターを形成するのに関わるインクジェットヘッドの残留塗布液除去装置及び残留塗布液除去方法並びにカラーフィルタの製造方法の改良に関する。
カラー液晶用ディスプレイは、カラーフィルタ、TFT用アレイ基板などにより構成されている。この中でカラーフィルタは、ガラス基板上に格子状のブラックマトリックスで縁取られる各画素を、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)3色に分けて規則正しく形成したもので、カラー液晶用ディスプレイの色形成の中枢をなす部材である。
このカラーフィルタは通常は、1)ガラス基板上に黒色のフォトレジスト材の塗布膜を形成し、フォトリソ法により黒色塗布膜を格子状に加工する(格子状ブラックマトリックスの形成)、2)一旦Rの塗布膜を全面に形成し、フォトリソ法により格子間のR画素にのみR塗布膜を残す(R画素形成)、3)G、BについてもRと同様の手法により、一旦B、G各々の塗布膜を全面に形成後、B、G画素にのみB、G塗布膜を残す(B、G画素形成)、ことで製造される。
上記のフォトリソ法によるR、G、B画素形成では、R、G、Bの全面塗布膜形成、露光、現像、といった多くの工程が必要となる。近年これを簡素化するために、ブラックマトリックスの格子で形成される画素部にのみ、R、G、Bの各塗布液を直接インクジェットヘッドにより供給してR、G、Bの色画素を形成する手法が、工業的に行われるようになってきている(例えば特許文献1)。このインクジェットヘッドによるR、G、B画素形成方法は、露光、現像といった工程が不要で、色画素形成に必要な量の塗布液のみを使用するので、カラーフィルタ製造の大幅なコストダウンを可能とするものである。
インクジェットヘッドは通常多数のノズル孔を有しており、ノズル孔ごとに設けられた圧電素子等の間欠駆動手段を動作させることにより、ノズル孔より塗布液を間欠的に吐出することができる。しかしながらノズル孔から長時間にわたって塗布液を吐出すると、ノズル孔周辺に塗布液の他に塗布液の固化物やゴミ等の異物が付着し、それによってノズル孔から正常な塗布液の吐出が妨げられて塗布液の飛翔方向が定まらなくなる。
そのため狙った位置に塗布液を着弾させることができず、正確なカラーフィルタの色画素形成ができなくなるという問題がある。この場合、数枚〜数十枚塗布するごとにインクジェットヘッドの加圧パージを行って、ノズル孔から多量の塗布液を吐出し、固化物を溶解して押し流したり、ゴミ等の異物を押し流したりして、ノズル孔の洗浄を行う。これによって、上記の問題が回避される。
また、インクジェットヘッドの多数のノズル孔の内で、カラーフィルタの色画素と位置的に合致していないものは一時的に使用されない。この場合ノズル孔内に貯留する塗布液中の溶剤が揮発して塗布液の固形分濃度が上昇し、塗布液が高粘度化する。このような高粘度化した塗布液はノズル孔の間欠駆動手段ではパワー不足でノズル孔からは押し出せない。そのため、インクジェットヘッドに供給される塗布液に高い圧力を付加して加圧圧送によってノズル孔から押し出したり(加圧パージ)、ノズル孔の出口側から吸引力を作用させて高粘度化した塗布液を吸い出し(吸引パージ)たりする。
以上のノズル孔の洗浄やノズル孔内に貯留した高粘度塗布液の排出のために、加圧パージや吸引パージによってノズル孔から多量の塗布液を吐出させると、インクジェットヘッドの塗布液吐出機能を初期の良好な状態に復帰させることができるが、ノズル孔から吐出された多量の塗布液は、ノズル孔の出口があるノズル孔出口面に付着しつつ拡がる。そして一部の塗布液は自重によりノズル孔出口面から自然落下するが、その他の塗布液はノズル孔の出口周辺を中心としてノズル孔出口面に残留する。
このノズル孔出口面に残留した塗布液をそのまま放置して、間欠駆動手段でノズル孔より塗布液を吐出しようとすると、上記のノズル孔周辺に塗布液や異物が付着している時と同じ問題を生じる。このため、加圧パージや吸引パージ後にノズル孔出口面に残留する塗布液を、塗布液除去手段によって除去することが通常行われる。
塗布液除去手段の代表的なものが、やわらかい布材でノズル孔出口面に残留した塗布液ともに塗布液の固化物や異物等による汚れを拭き取って除去するシステムである(例えば特許文献2)。ノズル孔出口面の表面には塗布液の液離れをよくして精度良く吐出、飛翔させるために、撥液層が通常形成されているが、特許文献2の手段では布材の撥液層に対する摺動によってこの撥液層も摩滅させてしまうために、塗布液が安定して吐出できなくなるという不都合が生じる。
撥液層を摩滅させないためには布材の撥液層に対する拭き取り動作、すなわち摺動をなくせばよい。そのために布材の他、塗布液を吸着できる吸着材をノズル吐出孔口面に単に押し当てて、塗布液や汚れを布材や多孔質体等の吸着材に吸収させて、残留する塗布液や汚れを除去する手段が提案されている(例えば特許文献3、4、5)。
特許文献3〜5に示される手段では布材等の吸着材のノズル吐出孔口面上の撥液層に対する摺動がないので、撥液層の摩滅はない。しかし単に布材や吸着材をノズル吐出孔口面に押し当てただけでは、残留する塗布液が十分に除去できなかったり、押し当て時間が長すぎて布材や吸着材でノズル孔の出口側からインクジェットヘッド内の塗布液を吸引してしまうという不具合も生じる。
インクジェットヘッド内の塗布液を吸引すると、吸引量に応じて気泡がインクジェットヘッド内に侵入するため、以降の塗布液間欠吐出時に塗布液を吐出できないという致命的な不具合が生じる。さらにまた特許文献3、5のように洗浄液を吸着材に含浸させても残留する塗布液の除去にはかえって逆効果となり、洗浄性の改善はみられない。以上の不具合によって、特許文献3〜5で開示されている手段は、実用に供せられていないというのが実情である。
特開2006−209140号公報(第0019段落〜第0031段落、図1) 特開2001−171135号公報(第0021段落〜第0042段落、第0046段落〜第0053段落、図1、図2) 特開2004−330027号公報(第0039段落〜第0055段落、図5、図6) 特開2007−30482号公報(第0009段落〜第0012段落、図1、図3) 特開2007−289882号公報(第0014段落〜第0016段落、図1)
本発明は、上述の事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、インクジェットヘッドの塗布液の加圧パージ及び吸引パージ後にノズル孔出口面に残留する塗布液を、ノズル孔出口面上の撥液層を損傷することなく全て短時間で除去可能とする残留塗布液除去手段を具現化するとともに、その手段を備えて残留塗布液除去性能に優れるインクジェットヘッドの塗布液除去装置ならびに塗布液除去方法を提供することにある。さらには上記のインクジェットヘッドの塗布液除去方法を用いて、低コストで塗布欠点の全くない高品質のカラーフィルタを製造できるカラーフィルタの製造方法を提供することにある。
上記本発明の目的は、以下に述べる手段によって達成される。本発明になるインクジェットヘッドの塗布液除去装置は、インクジェットヘッドのノズル孔を含むノズル孔出口面に残留する塗布液の除去装置であって、塗布液を吸収して除去する布材を前記ノズル孔出口面に当接/当接解除する押し当て手段と、前記布材の前記ノズル孔出口面への当接速度と当接時間と当接/当接解除回数とを調整する制御装置とを備え、さらに前記布材は目付が200g/m未満の編物であることを特徴とする。
本発明になるインクジェットヘッドの塗布液除去方法は、インクジェットヘッドのノズル孔を含むノズル孔出口面に残留する塗布液の除去方法であって、目付が200g/m未満の編物である布材を前記ノズル孔出口面に当接速度5〜50mm/sで当接させる工程と、前記布材を前記ノズル孔出口面に当接時間接触させる工程と、前記布材を前記ノズル孔出口面から当接解除する工程を有することを特徴とする。
ここで、前記と当接させる工程と、前記当接時間接触させる工程と、前記当接解除を行う工程を順番に繰り返し、前記当接時間接触させる工程における当接時間は従前の前記当接時間接触させる工程における当接時間より短いことが好ましい。
また、本発明になるカラーフィルタの製造方法は、請求項2または3に記載のインクジェットヘッドの塗布液除去方法を用いて残留塗布液を除去してから、インクジェットヘッドで塗布液の塗布を行い、カラーフィルタを製造することを特徴とする。
本発明になるインクジェットヘッドの塗布液除去装置および塗布液除去方法を用いれば、塗布液の吸収性能において最適な布材を塗布液が残留するノズル孔出口面に当接/当接解除するのであるから、残留する塗布液のみを全てそのまま布材で吸収して短時間で除去し、ノズル孔の出口側からインクジェットヘッド内の塗布液を吸引して気泡をインクジェットヘッドに侵入させることもない。これによって以降の間欠吐出時にノズル孔から気泡介在による吐出不良が生じることもない。また単に布材をノズル孔出口面に当接/当接解除を行うだけであるので、ノズル孔出口面上にある撥液層を摩滅させる等の損傷を生じることは全くない。
本発明になるカラーフィルタの製造方法によれば、上記の優れたインクジェットヘッド塗布液除去方法を用いてカラーフィルタを製造するのであるから、ノズル孔出口面の撥液層の劣化や汚れによる混色や白抜け欠点等の塗布欠点のない高品質のカラーフィルタを、長時間安定して高い生産性で製造できる。
以下、この発明の好ましい一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る塗布液除去装置10とインクジェットヘッド100の概略正面図、図2はインクジェットヘッド100のノズル孔出口面106を下側から見た平面図、図3は塗布液除去装置10とインクジェットヘッド100の概略側面図、である。
まず図1を参照すると、インクジェットヘッド100とその塗布液供給装置70と、本発明の塗布液除去装置10と、塗布液除去装置10等の動作制御を行う制御装置130と、が示されている。インクジェットヘッド100は本体102の下部に樹脂プレート104を有しており、その一部が下方に凸状に突出してノズル孔出口面106を構成している。
このノズル孔出口面106には撥液層がコーティングにより形成されている。撥液層としては、テフロン(登録商標)、シリコン、ポリイミド等の撥液性樹脂よりなるものが好ましい。ノズル孔出口面106にはさらに、図2に示されるように、塗布液を吐出する多数のノズル孔108がインクジェットヘッド100長手方向(Y方向)に所定ピッチで千鳥状に配置されている。
塗布液が多量にノズル孔108より吐出されると、塗布液はノズル孔出口面106上に拡がって残留することになる。またインクジェットヘッド100は塗布液供給装置70に配管88で接続されている。塗布液供給装置70は、塗布液86が貯蔵された塗布液貯蔵部72を備えている。この塗布液貯蔵部72には圧空源78から所定圧力に調整された加圧空気が、加圧配管76、加圧バルブ74を介して付加される。
塗布液貯蔵部72には、真空源84から所定の大きさの負圧も真空配管82、真空バルブ80を介して作用させることができる。なお、塗布液貯蔵部72を所定圧力に加圧する時は加圧バルブ74を開、真空バルブ80を閉とし、塗布液貯蔵部72に負圧を作用させる時は、真空バルブ80を開、加圧バルブ74を閉とする。
以上のインクジェットヘッド100と塗布液供給装置70は、図示されていない移動装置により、塗布方向すなわちX方向に自在に往復動させることができる。インクジェットヘッド100はまた、図示されていない移動装置により、上下方向(Z方向)にも自在に昇降することができる。
図1で塗布液除去装置10は主として、ノズル孔出口面106に残留する塗布液を除去する布材20と、布材20をノズル孔吐出口面106に均等に押し当てる半円筒形状の弾性体22と、弾性体22を保持する弾性体保持部材24と、布材20の巻出装置30と巻取装置40と、弾性体保持部材24と巻出装置30と巻取装置40が固定されている保持台48と、布材20を保持台48ごと昇降させる昇降装置50と、昇降装置50が上面に固定されインクジェットヘッド100の長手方向、すなわちY方向(紙面に垂直な方向)に、往復動自在な移動テーブル60と、インクジェットヘッド100より加圧パージにより吐出される塗布液を回収するトレイ52と、より構成されている。
弾性体22は弾性保持部材24上で固定されているので、巻出・巻取時に移動する布材20が弾性体22に対して滑るように、フィルム26が布材20と弾性体22の間に備えられている。フィルム26は、滑り性と耐薬品性より、PET製であることが好ましい。なお弾性体22は、耐薬品性を有するシリコン、パーフルオロゴム等の合成ゴムや、ゲル材が好ましい。
弾性体22に合成ゴムを使用する場合、布材20をノズル孔出口面106のY方向にわたって均等に押し当てるためにゴム硬度は好ましくは5〜50°、より好ましくは10〜30°にする。巻出装置30は、ベース台34に回転自在に保持されている回転軸32につば付きのコア36が取り付けられており、図示されていないトルク発生装置により、巻出トルクが回転軸32に伝達され、それがコア36に巻かれている布材20の巻出張力となる。
一方巻取装置40は、ベース台44に回転自在に保持されている回転軸42につば付きのコア46が取り付けられており、図示されていない駆動装置により回転軸42が反時計方向に回転して、布材20をコア46に指定長さだけ巻取ることができる。移動テーブル60は、昇降装置50が実際に固定されているテーブル台62と、テーブル台62の下側に固定されて、1対のレール66に沿ってテーブル台62をY方向に案内する1対のガイド64より構成されている。1対のレール66は地面に固定されている。そして図示されていないボールねじ、リニアモータ等の駆動装置によって、テーブル台62をY方向に自在に往復動させることができる。
トレイ52は保持台48の右側に締結されているブラケット54上に固定されており、図示しない廃液タンクに配管で接続されている。インクジェットヘッド100より加圧パージにより吐出された塗布液で、インクジェットヘッド100のノズル孔吐出口面106に残留せず、落下するものはこのトレイ52に回収されて、廃液タンクに貯蔵される。
制御装置130は、塗布液除去装置10と塗布液供給装置70の動作するものに電気的に接続されている他、図示されていない関連する駆動源や駆動装置にも電気的に接続されている。それによって塗布液除去装置10、塗布液供給装置70、インクジェットヘッド100に対して、定められた動作を指定された条件にて行わせることができる。
布材20は、インクジェットヘッド100のノズル孔出口面106に押し付けられて、そこに残留している塗布液に接する時に、塗布液を押し広げずにそのまま吸収できるように、液の透過性と吸水性が高いものであることが好ましい。液の吸水性が高いことが必要なのは、吸収された塗布液が布材20の塗布液と接するのとは反対面まで通過して達してしまうと、それ以上の塗布液を吸収できなくなり、塗布液の除去が十分行えなくなるためである。
液の透過性と吸水性が高い布材20の具体的な形態としては、目付が200g/m未満の編物で、厚さが0.5〜1mmであることが好ましい。ここで目付とは、単位面積あたりの質量を意味する。また編物とは、糸のループを作り、これを既成のループに次々に通してループを連結することで布に構成されたものと定義される。それに対して織物は、縦糸を並列し、これと互い違いに交錯するように横糸を並列に挿入して布に構成されたものと定義される。
織物は糸がほぼすき間なく配列されているのに対して、編物は糸でループを形成するために糸間にすきまができるため伸縮性が生じると共に、液の透過性と吸収性も高くなる。すなわち糸間のすきまから液がすり抜け、そのすきまに液が侵入するので、液の透過性と吸水性が高くなるのである。
さらに目付を200g/m未満としたことで、ノズル孔出口面106に残留している塗布液がそのまま吸収される透過性が与えられる糸間のすきまが構成され、さらに厚さを0.5〜1mmとしたことで、残留している塗布液をすべて吸収できる吸水性が与えられ、残留塗布液の除去が可能となる。編物であっても目付が200g/m以上であると、布材を残留する塗布液に近接させた時に十分透過しないために、塗布液を押し広げてノズル孔出口面106に再付着させてしまう。
また厚さが上記範囲よりも小さいと吸水性が不足し、上記範囲よりも大きいと吸水性が高くなりすぎて、ノズル孔108からインクジェットヘッド100内の塗布液を吸収し、逆にインクジェットヘッド100内に気泡を侵入させてしまうという問題が生じる。織物や上記で定められた以外の編物からなる布材あるいは液の透過性の低い吸着材を、残留塗布液のあるノズル孔出口面106に押し当てると、少量の塗布液しか布材や吸着材にしか吸収されず、塗布液の大半はノズル孔出口面106に押し広げられて、そのまま残留してしまう。
その結果、塗布液の除去ができないばかりか、はなはだしい場合には残留塗布液をノズル孔108からインクジェットヘッド100内に気泡と共に押し込んでしまい、次の間欠吐出時に塗布液を吐出できないという不具合も生じる。編物の編み方については、目付が200g/m未満で、厚さが0.5〜1mmであればいかなるものでもよいが、糸のループが一方向に連結する丸編が好ましい。なお編物を構成する糸の太さについては、好ましくは0.2〜10デシテックス、より好ましくは1〜5デシテックスである。
1デシテックスとは1g/10000mとなる糸、すなわち繊維の径の単位を示すものである。この範囲より大きいと糸が太くなりすぎて、糸間のすきまが減少して吸水性が低下し、この範囲より小さいと糸が細くて切れやすくなって発塵源となってしまう。
図3より、布材20の幅W2、すなわちY方向の長さは、ノズル孔出口面106のY方向長さW1よりも長くし、好ましくは5mm以上長くする。布材20を支える弾性体22とフィルム26の幅W3、すなわちY方向長さは、布材20の幅W2よりも長くし、好ましくは5mm以上長くする。
以上の関係によって、布材20をY方向、すなわちインクジェットヘッド100のノズル孔出口面106に長手方向全長にわたって均等に押し当てる、すなわち当接させることが可能となる。またインクジェットヘッド100が、一点鎖線で示すようにY方向に複数個並ぶ場合は、布材20を移動テーブル60ごとY方向に移動させて、インクジェットヘッド100を1台ごと塗布液除去作業してもよいし、布材20の幅W2を複数個のインクジェットヘッド100のノズル孔出口面106をY方向にすべて覆う以上の長さにして、複数台のインクジェットヘッド100の塗布液除去作業を一挙に行うようにしてもよい。
次に図1の塗布液除去装置10を用いた本発明の塗布液除去方法について図4を用いて段階に分けて詳細に説明する。図4は、塗布液除去装置10でインクジェットヘッド100に残留する塗布液を除去する状態を段階的に示すフロー図である。
まず準備動作として、制御装置130より指令を出してインクジェットヘッド100を上下方向(Z方向)の最上位置に移動させるとともに、昇降装置50を駆動して弾性体22上の布材20の位置を上下方向の最下点位置まで下降させる。つづいて、塗布液除去装置10のトレイ52が、対象とするインクジェットヘッド100のノズル孔出口面106と同じY方向位置になるように移動テーブル60を移動させる。
そして図示されていない移動装置によってインクジェットヘッド100をX方向に移動させて、インクジェットヘッド100のノズル孔出口面106の直下にトレイ52がくる位置で停止させ、最後にインクジェットヘッド100とトレイ52の上下方向の相対距離が所定の値になるように、インクジェット100を上下方向に下降させる。(図4(a)の段階)。
次に制御装置130より指令を出して図1の真空バルブ80を閉、加圧バルブ74を開として、塗布液貯蔵部72内の塗布液86を加圧してインクジェットヘッド100に塗布液を圧送する加圧パージを行うと、全てのノズル孔108より塗布液が吐出される。ノズル孔108より吐出された塗布液は、ノズル孔出口面106上に拡がりつつ部分的に集合して複数の塗布液滴になる。集合した塗布液滴の容量が大きくなると、重力によってその一部がトレイ52に向かって自然落下する。そして加圧パージ終了時には、吐出された塗布液はノズル孔出口面106上に、Y方向の位置も大きさも不規則に残留する塗布液滴120となる(図4(b)の段階)。
つづいて図示されていない移動装置によってインクジェットヘッド100を一旦上下方向の最上位置に上昇させてからX方向に移動させ、塗布液除去装置10の弾性体22の上にある布材20の頂点位置の直上に、ノズル孔出口面106のX方向の中心が来る位置でインクジェットヘッド100を停止させる(図4(c)の段階)。
次に制御装置130より指令を出して昇降装置50を駆動し、布材20を保持台48ごと当接速度である上昇速度Vuで上昇させて、弾性体22の上にある布材20を当接時間T秒間だけ接触させる(図4(d)の段階)。
当接時間T秒後に昇降装置50を再び駆動して、当接解除速度である下降速度Vdで布材20を保持台48ごと最下点位置まで下降させる。そして巻取装置40を駆動して、布材20を所定長さだけ巻き取って、弾性体22の上部に布材20の未使用部分が来るようにして、以降の塗布液除去作業に備える。(図4(e)の段階)。つづいて、インクジェットヘッド100は次の作業のための位置に移動する。
上記の塗布液除去方法では、布材20のノズル孔出口面106への当接/当接解除は1回だけであるが、塗布液の除去状況によっては複数回行ってもよい。当接/当接解除を複数回行う時は、各回とも布材20の未使用部分をノズル吐出口面106に当接させることが好ましい。布材20のノズル孔出口面106への当接圧力は、好ましくは0.01〜0.2MPa、より好ましくは0.02〜0.1MPaにする。
上記範囲より小さいと弾性体22の変形が不足して、布材20をノズル孔出口面106にY方向にわたって均等に押し当てられない。逆に上記範囲よりも大きいと、高精度に位置決めされているインクジェットヘッド100がわずかに位置移動してしまう不都合が生じる。
上記の当接圧力を与える昇降装置50は、エアーシリンダーや油圧シリンダーを使用してもよいし、モータ駆動によるリニアー移動装置を使用してもよい。前者の場合は、エアーや油の加圧圧力を調整して当接圧力を調整し、後者の場合は、弾性体22の上下方向の変形量を調整する。すなわち弾性体22のインクジェットヘッド100への押し込み量を調整して当接圧力を調整する。
また布材20をノズル孔出口面106に当接させる当接時間Tであるが、好ましくは0.2〜5秒、より好ましくは0.5〜3秒とする。上記範囲よりも短いと、塗布液が布材20に吸収されるのに不足するために塗布液の除去が十分行われず、上記範囲よりも長いと布材20でノズル孔108からインクジェットヘッド100内の塗布液を吸収してしまって、インクジェットヘッド100内に気泡を浸入させてしまい、以降の間欠吐出でインクジェットヘッド100から塗布液を吐出できないノズル孔108ができてしまう。
さらに布材20のノズル孔出口面106への当接/当接解除を複数回行う場合は、後になるほど当接時間を短くする。すなわち、2回目以降の当接/当接解除の工程では、従前の当接時間よりも短い時間ノズル孔出口面106へ布材20を接触させる。これは後になるほど残留している塗布液が少なくなるので、当接時間を短くしないと残留している塗布液の他に、布材20でノズル孔108からインクジェットヘッド100内の塗布液も吸収してしまうからである。
また布材20をインクジェットヘッド100のノズル孔出口面106に当接させる時の上昇速度Vu、すなわち当接速度は、好ましくは0.5〜50mm/s、より好ましくは5〜40mm/sとする。
この範囲よりも速度が小さいと残留塗布液除去の作業時間が長くなりすぎて生産性を損なう。逆にこの範囲よりも速度が大きいと残留している塗布液を十分布材20に吸収する前に布材20がノズル孔出口面106に当接してしまい、はなはだしい場合は吸収できなかった塗布液をノズル孔出口面106に押し広げて、ノズル孔出口面106に再付着させて塗布液の除去が行えないばかりか、残留塗布液をノズル孔108からインクジェットヘッド100内に気泡と共に押し込んでしまう。下降速度Vd、すなわち当接解除速度も、好ましくは0.5〜50mm/s、より好ましくは5〜40mm/sとする。
以上詳細を説明した本発明になる塗布液除去装置10は、適切な条件で使用すれば、布材20に目付が200g/m未満の編物を使用しているので、布材20が残留している塗布液に接した瞬間から塗布液を吸収し、あたかも残留している塗布液の全てが布材20の方に移動したかのように作用するので、ノズル孔出口面106の方には塗布液は残らず、全て除去される。
この時ノズル孔出口面106の汚れも、塗布液に溶解するものや塗布液に含まれるものは全て塗布液と一緒に除去される。例えばノズル孔出口面106に付着した塗布液が固化した汚れは、加圧パージにより吐出された塗布液とともに押し流されるか、残留した塗布液で一部溶解されてノズル孔出口面106から一旦離れ、塗布液中に溶解した状態で布材20に吸収される。
また塗布液が固化した汚れで、固化したまま残っているが残留している塗布液中に浮遊しているものは、塗布液が布材20に吸収される時に布材20の表面に吸着される。なお本発明を適用する時には、布材20に洗浄液や溶剤等の液体を付着、含浸させると逆効果となり、十分な塗布液の除去は行えない。布材20には液体は付着させず、乾いた状態で使用することで布材20が本来有する吸水効果を十分発揮できて、最も効率的に塗布液を吸収して除去することができる。
本発明で規定された布材に対してスポンジ等の多孔質の吸着材では、おおむね布材よりは厚さが大きいので吸水性が高すぎて、残留している塗布液に加えてノズル孔108からインクジェット100内の塗布液を吸収してしまうという不都合があり、使用することは困難である。
なお本発明の塗布液除去装置、塗布液除去方法は、インクジェットヘッド用の粘度が5〜30mPasで、含まれる主溶剤の沸点が200℃以上である塗布液に特に好適に適用することができる。
(実施例1)
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
図1に示す塗布液除去装置10を用いて、インクジェットヘッド100のノズル孔出口面106に残留する塗布液の除去を行った。インクジェットヘッド100は、図2に示すようにノズル孔出口面106に、ノズル孔108が3列千鳥状で、Y方向ピッチ70.5μm、総数512個備えられたものを用いた。この各ノズル孔12からは、圧電素子の駆動によって1回あたり40plの塗布液を間欠的に吐出可能であった。またインクジェットヘッド100の外形形状については、ノズル孔出口面106のY方向の長さW1が45mm、X方向の長さが4mm、樹脂プレート104のY方向の長さが60mm、X方向の長さが16mmであった。
またノズル孔出口面106には撥液層として厚さ80μmのポリイミド樹脂層を設けた結果、ノズル孔出口面106は樹脂プレート13より下方に80μm凸状に突出した。一方塗布液除去装置10で、各部材は以下に示すものにした。
布材20:1.4デシテックスのPET糸を丸編みにし、幅W2を60mmにして、目付が150g/m、厚さが0.6mmであった。
弾性体22:厚さ5mm、幅W3が70mmで、ゴム硬度が10°のシリコンゴム製であった。
フィルム26:厚さ100μm、幅が70mmのPET製フィルムであった。
コア36、46:内径25.4mmで、厚さが2mm、つば間の長さが62mmのポリビニル製であった。
またインクジェットヘッド100から吐出する塗布液には、R色顔料を有し、粘度10mPas、固形分濃度15%のR色塗布液を用いた。
準備が整ったところで、インクジェットヘッド100のノズル孔出口面106の直下に回収トレイ52が来るようにした。回収トレイ52は、Y方向長さ80mm、X方向長さ30mm、Z方向長さ40mmで、厚さ1mmのステンレス板で形成されたものであった。
つづいて塗布液供給装置70を動作させて、0.05MPaの圧力でR色塗布液をインクジェットヘッド100から2000μl吐出した。吐出されたR色塗布液は、インクジェットヘッド100のノズル孔出口面106にほぼ全量残留した。
そしてインクジェットヘッド100のノズル孔出口面106の直下に、塗布液除去装置10の布材20の頂点位置Aが来るようにしてから、布材20を0.08MPaの圧力でノズル孔出口面106に1回目の当接/当接解除を、当接時間T=2秒で行った。
布材20を30mmだけ巻取装置40で巻き取ってから、2回目の当接/当接解除を当接時間T=0.5秒で行った。なお、布材20をノズル孔出口面106に当接させるための上昇速度Vuは、1、2回目の当接時ともに30mm/s、当接解除するための下降速度Vdは、1、2回目の当接時ともに10mm/sにした。
当接解除終了後に同様に巻取装置で布材20を30mmだけ巻き取った。その結果、ノズル孔出口面106に残留していた塗布液は全て布材20に吸収され、インクジェットヘッド10のノズル孔出口面106の表面には塗布液の残留がないことに加えて、汚れもないことを確認できた。この確認後、圧電素子を駆動して、間欠的にインクジェットヘッド100からの塗布液の吐出を行った。その結果、全てのノズル孔108において目詰まり、飛行曲がり等の吐出不良は確認されず、正常な吐出が可能であることが確認された。
(実施例2)
実施例1の塗布液除去装置10とインクジェットヘッド100を用いてカラーフィルターを製造した。前工程までに、360×465mmで厚さ0.7mmの無アルカリガラス基板上に、各画素の大きさが幅100μmで長さが300μm、ブラックマトリックスの幅が20μm、ブラックマトリックスの表面に撥液性を有する格子状ブラックマトリックス基板を作成した。
ブラックマトリックスの撥液性はR色塗布液に対して接触角が40°以上になるものであった。このブラックマトリックス基板を図1の図示しない吸着ステージに吸着保持し、吸着ステージを50mm/sでX方向に移動させながら、インクジェットヘッド100から1画素あたり800μlのR色塗布液を吐出して、R色画素のみを全面に形成した。
つづいて逐次的に同じ条件で、G色塗布液、B色塗布液を用いてG色画素、B色画素を形成した。R色塗布液は実施例1と同じもの、G色塗布液は、G色顔料を有し、粘度12mPas、固形分濃度16%、B色塗布液は、B色顔料を有し、粘度11mPas、固形分濃度14%であった。なお各R、G、B色画素形成においては、基板30枚塗布するごとにインクジェットヘッド10を0.1MPaの圧力で加圧パージして各塗布液を1000μl吐出し、それにつづいてインクジェットヘッド100に残留している塗布液を実施例1と同じ条件で塗布液除去装置100を作動させて、残留している塗布液をすべて除去した。
各色画素形成が終わるたびに100℃10分のプリベークをし、R、G、B色画素がすべて形成されてから、230℃30分のベークを行って、最終的に厚さ2μmのR、G、B画素のあるカラーフィルタを得ることができた。
さらに、このカラーフィルターをTFTアレイを形成した基板と重ね合わせ、オーブン中で加圧しながら160℃で90分間加熱して、シール剤を硬化させた。このセルに液晶注入を行った後、紫外線硬化樹脂により液晶注入口を封口した。次に、偏光板をセルの2枚のガラス基板の外側に貼り付け、さらに、得られたセルをモジュール化して、液晶表示装置を完成させた。得られた液晶表示装置は欠点がなく、色度も基板全面に渡って、均一で品質的に申し分ないものであった。
本発明に係る塗布液除去装置10とインクジェットヘッド100の概略正面図である。 インクジェットヘッド100のノズル孔出口面106を下側から見た平面図である。 塗布液除去装置10とインクジェットヘッド100の概略側面図である。 塗布液除去装置10でインクジェットヘッド100に残留する塗布液を除去する状態を段階的に示すフロー図である。
符号の説明
10 塗布液除去装置
20 布材
22 弾性体
24 弾性体保持部材
26 フィルム
30 巻出装置
32 回転軸
34 ベース台
36 コア
40 巻取装置
42 回転軸
44 ベース台
46 コア
48 保持台
50 昇降装置
52 トレイ
54 ブラケット
60 移動テーブル
62 テーブル台
64 ガイド
66 レール
70 塗布液供給装置
72 塗布液貯蔵部
74 加圧バルブ
76 加圧配管
78 圧空源
80 真空バルブ
82 真空配管
84 真空源
86 塗布液
88 配管
100 インクジェットヘッド
102 本体
104 樹脂プレート
106 ノズル孔出口面
108 ノズル孔
120 塗布液滴
130 制御装置
W1 ノズル孔出口面106のY方向の長さ
W2 布材20の幅
W3 弾性体22の幅

Claims (4)

  1. インクジェットヘッドのノズル孔を含むノズル孔出口面に残留する塗布液の除去装置であって、
    塗布液を吸収して除去する布材を前記ノズル孔出口面に当接/当接解除する押し当て手段と、
    前記布材の前記ノズル孔出口面への当接速度と当接時間と当接/当接解除回数とを調整する制御装置とを備え、
    さらに前記布材は目付が200g/m未満の編物であることを特徴とするインクジェットヘッドの塗布液除去装置。
  2. インクジェットヘッドのノズル孔を含むノズル孔出口面に残留する塗布液の除去方法であって、
    目付が200g/m未満の編物である布材を前記ノズル孔出口面に当接速度5〜50mm/sで当接させる工程と、
    前記布材を前記ノズル孔出口面に当接時間接触させる工程と、
    前記布材を前記ノズル孔出口面から当接解除する工程を有するインクジェットヘッドの塗布液除去方法。
  3. 前記と当接させる工程と、前記当接時間接触させる工程と、前記当接解除を行う工程を順番に繰り返し、
    前記当接時間接触させる工程における当接時間は従前の前記当接時間接触させる工程における当接時間より短い請求項2に記載されたインクジェットヘッドの塗布液除去方法。
  4. 請求項2または3に記載のインクジェットヘッドの塗布液除去方法を用いて残留塗布液を除去してから、インクジェットヘッドで塗布液の塗布を行い、カラーフィルタを製造することを特徴とするカラーフィルタの製造方法。

JP2008060099A 2008-03-10 2008-03-10 インクジェットヘッドの塗布液除去装置及び塗布液除去方法並びにカラーフィルタの製造方法 Pending JP2009214009A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008060099A JP2009214009A (ja) 2008-03-10 2008-03-10 インクジェットヘッドの塗布液除去装置及び塗布液除去方法並びにカラーフィルタの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008060099A JP2009214009A (ja) 2008-03-10 2008-03-10 インクジェットヘッドの塗布液除去装置及び塗布液除去方法並びにカラーフィルタの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009214009A true JP2009214009A (ja) 2009-09-24

Family

ID=41186460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008060099A Pending JP2009214009A (ja) 2008-03-10 2008-03-10 インクジェットヘッドの塗布液除去装置及び塗布液除去方法並びにカラーフィルタの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009214009A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012066173A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Dainippon Printing Co Ltd ダイヘッド
CN102873052A (zh) * 2011-07-12 2013-01-16 东丽株式会社 金属件清洗方法及涂敷装置
JP2015142905A (ja) * 2013-12-25 2015-08-06 芝浦メカトロニクス株式会社 接着剤塗布装置、接着剤塗布部材のクリーニング方法及び表示パネル製造装置、表示パネルの製造方法
JP2019122922A (ja) * 2018-01-17 2019-07-25 東レエンジニアリング株式会社 洗浄装置、及び、インクジェット塗布装置
CN110337750A (zh) * 2017-03-22 2019-10-15 株式会社石井表记 电池制造用装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012066173A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Dainippon Printing Co Ltd ダイヘッド
CN102873052A (zh) * 2011-07-12 2013-01-16 东丽株式会社 金属件清洗方法及涂敷装置
CN102873052B (zh) * 2011-07-12 2016-08-24 东丽株式会社 金属件清洗方法及涂敷装置
JP2015142905A (ja) * 2013-12-25 2015-08-06 芝浦メカトロニクス株式会社 接着剤塗布装置、接着剤塗布部材のクリーニング方法及び表示パネル製造装置、表示パネルの製造方法
CN110337750A (zh) * 2017-03-22 2019-10-15 株式会社石井表记 电池制造用装置
CN110337750B (zh) * 2017-03-22 2022-11-04 株式会社石井表记 电池制造用装置
JP2019122922A (ja) * 2018-01-17 2019-07-25 東レエンジニアリング株式会社 洗浄装置、及び、インクジェット塗布装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009214009A (ja) インクジェットヘッドの塗布液除去装置及び塗布液除去方法並びにカラーフィルタの製造方法
JP5829494B2 (ja) マスク印刷方法および装置
KR101264979B1 (ko) 잉크젯 도포 장치 및 방법
JP4385599B2 (ja) 液滴吐出ヘッドの保全方法、保全キャップのクリーニング装置およびこれを備えた液滴吐出装置、並びに電気光学装置の製造方法
JP2013192984A (ja) スリットノズルの清掃方法および清掃装置並びにディスプレイ用部材の製造方法
JP2005022251A (ja) 液滴吐出装置、液滴吐出ヘッドのワイピングユニット、液滴吐出ヘッドのクリーニング方法、電気光学装置、電気光学装置の製造方法
JP2006167508A (ja) 塗布用ダイの清掃方法および清掃装置並びにディスプレイ用部材の製造方法および製造装置
JP5326722B2 (ja) 機能液滴吐出ヘッドのワイピング装置およびこれを備えた液滴吐出装置
JP2009220056A (ja) スリットノズルの清掃方法及び清掃装置並びに、ディスプレイ用部材の製造方法及び製造装置
JP2005021809A (ja) 液滴吐出装置、液滴吐出ヘッドのワイピングユニット、電気光学装置、電気光学装置の製造方法
JP2004188807A (ja) 液滴吐出ヘッド清掃装置、液滴吐出ヘッド清掃方法、液滴吐出装置、電気光学装置、電気光学装置の製造方法および電子機器
KR100660779B1 (ko) 기판 상에 식각 및 비식각 영역을 만들기 위한 장치
JP4862565B2 (ja) インクジェット吐出ヘッドクリーニング装置
JP7379118B2 (ja) 液体吐出装置、インプリント装置、および物品の製造方法
JP2009139665A (ja) インクジェットヘッドの塗布液除去装置及び塗布液除去方法並びにカラーフィルタの製造方法
KR102616190B1 (ko) 헤드 세정 방법, 노즐 플레이트 세정 방법 및 기판 처리 장치
JP2012192332A (ja) 塗布装置、塗布方法およびディスプレイ用部材の製造方法
JP2013215716A (ja) ノズルの清掃装置および清掃方法並びにディスプレイ用部材の製造方法
JP2004305978A (ja) 吸引キャップのキャップ解除方法、液滴吐出装置、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器
JP2007260485A (ja) 塗布方法、塗布装置および液晶ディスプレイ用部材の製造方法
TWI745677B (zh) 油墨去除裝置、油墨吐出裝置及油墨去除方法
TWI601463B (zh) 圖案形成方法、圖案印刷方法、圖案形成系統以及圖案印刷系統
KR101164896B1 (ko) 도광판의 제조장치
JP2023009394A (ja) 液滴吐出装置及び液滴吐出方法
JP2004122479A (ja) 機能液滴吐出ヘッドの機能液充填方法および機能液充填装置、並びに液滴吐出装置、電気光学装置の製造方法、電気光学装置、電子機器