JP2009212612A - データ走査回路、固体撮像素子、およびカメラシステム - Google Patents

データ走査回路、固体撮像素子、およびカメラシステム Download PDF

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Abstract

【課題】冗長なデータを読み出すことなく、有効データのみを読み出す任意の間引き読み出しを実現できるデータ走査回路、固体撮像素子、およびカメラシステムを提供する。
【解決手段】Hスキャナ140は、ADC10〜ADC115の並列配置に対応して配置され、供給されるクロックに同期して選択信号を対応するADCに出力し、選択信号の出力ラインが間引き読み出し時に読み出すべき配列のADCと読み飛ばす配列のADCの出力部に交互にかつ個別に接続されている複数の選択信号生成部としてのデータフリップフロップ回路FF10〜FF13を、含み、通常読み出しのときは、複数のデータフリップフロップ回路FF10〜FF13を順次に走査し複数のADCのデータを対応するデータ転送線に出力させ、間引き読み出しのときは走査の順番を変更して間引き読み出しでデータを読み出すべき配列のADCの有効データのみを対応するデータ転送線に出力させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、データ走査回路、CMOSイメージセンサに代表される固体撮像素子、およびカメラシステムに関するものである。
近年、CCDに代わる固体撮像素子(イメージセンサ)として、CMOSイメージセンサが注目を集めている。
これは、CCD画素の製造に専用プロセスを必要とし、また、その動作には複数の電源電圧が必要であり、さらに複数の周辺ICを組み合わせて動作させる必要があるため、システムが非常に複雑化するといった処々の問題を、CMOSイメージセンサが克服しているからである。
CMOSイメージセンサは、その製造には一般的なCMOS型集積回路と同様の製造プロセスを用いることが可能であり、また単一電源での駆動が可能、さらにCMOSプロセスを用いたアナログ回路や論理回路を同一チップ内に混在させることができるため、周辺ICの数を減らすことができるといった、大きなメリットを複数持ち合わせている。
CCDの出力回路は、浮遊拡散層(FD:Floating Diffusion)を有するFDアンプを用いた1チャネル(ch)出力が主流である。
これに対して、CMOSイメージセンサは各画素毎にFDアンプを持ち合わせており、その出力は、画素アレイの中のある一行を選択し、それらを同時に列方向へと読み出すような列並列出力型が主流である。
これは、画素内に配置されたFDアンプでは十分な駆動能力を得ることは難しく、したがってデータレートを下げることが必要で、並列処理が有利とされているからである。
この列並列出力型CMOSイメージセンサの信号出力回路については実に様々なものが提案されているが、その最も進んだ形態のひとつが列毎にアナログ−デジタル変換装置(以下、ADC(Analog digital converter)と略す)を備え、デジタル信号として画素信号を取り出すタイプである。
このような列並列型のADCを搭載したCMOSイメージセンサは、たとえば非特許文献1や特許文献1に開示されている。
図1は、列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の構成例を示すブロック図である。
この固体撮像素子1は、撮像部としての画素アレイ部2、ADC群3、垂直(行)走査回路4、水平(列)走査回路5、タイミング制御回路6、センスアンプ(S/A)群7、およびデータ処理回路8を有する。
画素アレイ部2は、フォトダイオードと画素内アンプとを含む単位画素2−1がマトリックス状(行列状)に配置されて構成される。
ADC群3は、画素のマトリクス配列の各列に対応して配置されたADC0〜ADCn(図1の例では、n=15)により構成される。
各ADC0〜ADC15は、図示しないデジタル−アナログ変換装置(DAC:Digital - Analog converter)により生成される参照電圧を階段状に変化させたランプ波形RAMPと、行線H0、H1…毎に単位画素2−1から列線V0、V1…を経由し得られるアナログ信号とを比較する比較器と、比較時間をカウントするカウンタと、カウンタのカウント結果を保持するメモリ装置を含んで構成されている。
AD変換後のデータがnビットであるとすると、各列のADC0〜ADC15はそれぞれnビットのメモリ装置を持つ。
また、固体撮像素子1においては、画素アレイ部2の信号を順次読み出すための制御回路として、内部クロックを生成するタイミング制御回路6、行アドレスや垂直(行)走査を制御する行走査回路4、そして列アドレスや水平(列)走査を制御する水平走査回路5が配置される。
水平走査回路5のHスキャナ5Aは、タイミング制御回路6からのクロックφCKに同期して出力信号を順次読み出す複数のデータフリップフロップ回路FF0,FF1,FF2,…FFx(図1の例ではx=3)により構成されている。
ここで、各データフリップフロップ回路FF0,FF1,FF2,FF3の出力信号をHSEL10,HSEL11,HSEL12,HSEL13とする。
そして、実際にデータ読み出す回路として、データ転送線5-0,5-1,5-2,5-3と、その出力線に応じたセンスアンプ7-0,7-1,7-2,7-3が配置され、各データ転送線5-0,5-1,5-2,5-3と各ADC0〜ADC15のデータ出力部との間にnチャネルMOSトランジスタからなるスイッチングトランジスタNT0〜NT15が接続されている。
具体的には、データ転送線5-0とADC0,ADC4,ADC8,ADC12のデータ出力部との間に、それぞれスイッチングトランジスタNT0,NT4,NT8,NT12が接続されている。
データ転送線5-1とADC1,ADC5,ADC9,ADC13のデータ出力部との間に、それぞれスイッチングトランジスタNT1,NT5,NT9,NT13が接続されている。
データ転送線5-2とADC2,ADC6,ADC10,ADC14のデータ出力部との間に、それぞれスイッチングトランジスタNT2,NT6,NT10,NT14が接続されている。
データ転送線5-3とADC3,ADC7,ADC11,ADC15のデータ出力部との間に、それぞれスイッチングトランジスタNT3,NT7,NT10,NT15が接続されている。
そして、スイッチングトランジスタNT0〜NT3のゲートにデータフリップフロップ回路FF0の出力信号HSEL10が供給される。
スイッチングトランジスタNT4〜NT7のゲートにデータフリップフロップ回路FF1の出力信号HSEL1が供給される。
スイッチングトランジスタNT8〜NT11のゲートにデータフリップフロップ回路FF2の出力信号HSEL2が供給される。
スイッチングトランジスタNT12〜NT15のゲートにデータフリップフロップ回路FF3の出力信号HSEL3が供給される。
データ読み出しの水平走査は1H(1水平走査期間)時間内に1行分のデータをすべて読み取る必要があるため、非常に高速な動作が要求される。
特に、近年CMOSイメージセンサの高画素化、高フレームレート化が進んでおり、出力のデータレートは数百MHzにまで達している。よって、水平方向にデータを読み出すセンスアンプは、特に高速動作を求められる。
しかし、センスアンプの動作は数百MHzで駆動させることが困難なため、データレートを保証するために並列に接続される。
図1の例では、4並列に接続したセンスアンプ7-0〜7-3を表しており、センスアンプおよびデータ転送線は4n本配置されている。
このような構成により、4列のカラムのメモリに格納されている4nビットのデータが4nビットのデータ転送線を通して転送され、データ処理回路8に入力される。
この構成であれば、センスアンプのデータレートは実際のデータレートの1/4となる。
以上説明した、水平方向にデータを並列に読み出す動作の詳細を説明する。
まず、タイミング制御回路6から、読み出しスタートパルスφSTが発行される。するとHスキャナ5Aにおいては、クロックφCKに同期して、データフリップフロップ回路FF0,FF1,FF2,FF3が出力信号パルスHSEL10,HSEL11,HSEL12,HSEL13を順次転送する。
データフリップフロップ回路FF0,FF1,FF2,FF3が出力信号パルスHSEL10,HSEL11,HSEL12,HSEL13がアクティブ(図1の例ではハイレベル)になった場合、出力信号が接続されているカラムのデータがセンスアンプ7-0〜7-3を介して出力される。
たとえば、信号パルスHSEL10がアクティブになっている場合、0〜3カラム目の読み出し用のスイッチングトランジスタNT0〜NT3がオンとなり、ADC群3のADC0,ADC1,ADC2,ADC3によるデジタルデータがデータ転送線5-0〜5-3を介してセンスアンプ7-0〜7-3から出力される。
続けて次のクロックでHSEL1がアクティブになり、センスアンプ7-0,7-1,7-2,7-3から4,5,6,7カラム目のデータが出力される。
このようにしてデータの読み出しは実行される。
W. Yang等 (W. Yang et. Al., "An Integrated 800x600 CMOS Image System," ISSCC Digest of Technical Papers, pp. 304-305、 Feb., 1999) 特開2005−323331号公報 特開平5−167988号公報 特開2003−31935号公報
以上説明したデータ読み出しにおいて、間引き読み出しを実行しようとすると、以下に示すような問題が生じる。
たとえば、2/4間引きを行いたい場合、読み出したいカラム列のデータはADC0、ADC1,ADC4,ADC5によるデータである。
つまり、この場合、ADC2,ADC3,ADC6,ADC7によるデータは読み飛ばしたいのであるが、図1の構成では、Hスキャナ5Aのデータフリップフロップ回路FF0〜FF3の出力信号HSEL10〜HSEL13が読み出したいカラムと読み飛ばしたいカラムと両方に接続されているため、冗長なデータを読み出すことになる。
このように冗長なデータを読み出してしまうため、一度全てのデータを読み出した後、外部で必要なデータのみをサンプリングする必要がある(たとえば、特許文献2参照)。
2/4間引き動作を行う場合、必要なデータは通常時の半分であり、それによりフレームレートを倍に上げたいところであるが、現状の構成では冗長なデータを読み出してしまうため、データバスが有効活用されず、フレームレートを上げることができない。
間引き動作を実現する手法として、Hスキャナのデータフリップフロップ回路を読み飛ばして間引き回路を実現する方法(たとえば、特許文献3参照)が知られている。
しかし、図1の構成のような、並列読み出しの場合では各データフリップフロップ回路が間引き時に読み出すべきカラムと読み飛ばしたいカラムの両方に接続されているため、特許文献2のようなデータフリップフロップ回路を読み飛ばす方式で有効データのみを読み出すといった間引き動作を実現することができない。
本発明は、冗長なデータを読み出すことなく、有効データのみを読み出す任意の間引き読み出しを実現することが可能なデータ走査回路、固体撮像素子、およびカメラシステムを提供することにある。
本発明の第1の観点のデータ走査回路は、データを転送する複数の転送線と、入力レベルに対応したデータを保持し、選択信号に応答して上記データを対応する上記転送線に転送する、並列に配置された複数の保持部と、クロックに同期して上記選択信号を生成し、上記保持部に出力する走査部と、を有し、上記転送線は、上記保持部の並列配置方向に配線され、上記走査部は、上記保持部の並列配置に対応して配置され、供給されるクロックに同期して上記選択信号を対応する保持部に出力し、当該選択信号の出力ラインが間引き読み出し時に読み出すべき配列の保持部と読み飛ばす配列の保持部に交互にかつ個別に接続されている複数の選択信号生成部を、含み、通常読み出しのときは、上記複数の選択信号生成部を順次に走査し上記複数の保持部のデータを対応する上記データ転送線に出力させ、間引き読み出しのときは、上記走査の順番を変更して、間引き読み出しでデータを読み出すべき配列の保持部の有効データのみを対応する上記データ転送線に出力させる。
本発明の第2の観点の固体撮像素子は、光電変換を行う複数の画素が行列状に配列された撮像部と、データを転送する複数の転送線と、上記撮像部の各列の画素の出力データの入力レベルに対応したデータを保持し、選択信号に応答して上記データを対応する上記転送線に転送する、上記複数の画素の各列に対応して並列に配置された複数の保持部と、クロックに同期して上記選択信号を生成し、上記保持部に出力する走査部と、を有し、上記転送線は、上記保持部の並列配置方向に配線され、上記走査部は、上記保持部の並列配置に対応して配置され、供給されるクロックに同期して上記選択信号を対応する保持部に出力し、当該選択信号の出力ラインが間引き読み出し時に読み出すべき配列の保持部と読み飛ばす配列の保持部に交互にかつ個別に接続されている複数の選択信号生成部を、含み、通常読み出しのときは、上記複数の選択信号生成部を順次に走査し上記複数の保持部のデータを対応する上記データ転送線に出力させ、間引き読み出しのときは、上記走査の順番を変更して、間引き読み出しでデータを読み出すべき配列の保持部の有効データのみを対応する上記データ転送線に出力させる。
本発明の第3の観点のカメラシステムは、固体撮像素子と、上記撮像素子に被写体像を結像する光学系と、を有し、上記固体撮像素子は、光電変換を行う複数の画素が行列状に配列された撮像部と、データを転送する複数の転送線と、上記撮像部の各列の画素の出力データの入力レベルに対応したデータを保持し、選択信号に応答して上記データを対応する上記転送線に転送する、上記複数の画素の各列に対応して並列に配置された複数の保持部と、クロックに同期して上記選択信号を生成し、上記保持部に出力する走査部と、を有し、上記転送線は、上記保持部の並列配置方向に配線され、上記走査部は、上記保持部の並列配置に対応して配置され、供給されるクロックに同期して上記選択信号を対応する保持部に出力し、当該選択信号の出力ラインが間引き読み出し時に読み出すべき配列の保持部と読み飛ばす配列の保持部に交互にかつ個別に接続されている複数の選択信号生成部を、含み、通常読み出しのときは、上記複数の選択信号生成部を順次に走査し上記複数の保持部のデータを対応する上記データ転送線に出力させ、間引き読み出しのときは、上記走査の順番を変更して、間引き読み出しでデータを読み出すべき配列の保持部の有効データのみを対応する上記データ転送線に出力させる。
好適には、上記走査部は、通常読み出しのときは、上記複数の選択信号生成部を順次に走査して上記選択信号を生成させ、間引き読み出しのときは、当該間引き読み出し時に読み飛ばす配列の保持部に選択信号供給ラインが接続されている上記選択信号生成部をバイパスして、間引き読み出しでデータを読み出すべき配列の保持部に接続されている上記選択信号生成部を順次に走査させるセレクタ部を含む。
好適には、上記複数の選択信号生成部の出力は、間引き読み出す対象となる配列の複数の保持部と、読み飛ばす対象となる配列の複数の保持部に、別々に接続されている。
好適には、通常読み出し時に上記選択信号生成部の出力の接続に対応して特殊な順番で読み出したデータを並べ替えるデータソート回路を有する。
本発明によれば、走査部において、通常読み出しのときは、複数の選択信号生成部を順次に走査する。これにより、複数の保持部のデータが対応するデータ転送線に出力される。
間引き読み出しのときは、走査の順番が変更され、間引き読み出しでデータを読み出すべき配列の保持部の有効データのみが対応するデータ転送線に出力される。
本発明によれば、冗長なデータを読み出すことなく、有効データのみを読み出す任意の間引き読み出しを実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に関連付けて説明する。
<第1実施形態>
図2は、本発明の第1の実施形態に係るデータ転送回路を含む列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の構成例を示すブロック図である。
この固体撮像素子10は、図2に示すように、撮像部としての画素アレイ部11、ADC群12、垂直(行)走査回路13、水平(列)走査回路14、タイミング制御回路15、センスアンプ(S/A)群16、データ処理回路17、およびデータソート回路18を有する。
この固体撮像素子10は、2/4間引き読み出しが可能に構成されている。
画素アレイ部11は、フォトダイオードと画素内アンプとを含む単位画素111がマトリックス状(行列状)に配置されて構成される。
ADC群12は、画素のマトリクス配列の各列に対応して配置されたADC10〜ADC1n(図1の例では、n=15)により構成される。
各ADC10〜ADC115は、図示しないDACにより生成される参照電圧を階段状に変化させたランプ波形RAMPと、行線H10、H11…毎に単位画素111から列線V10、V11…を経由し得られるアナログ信号とを比較する比較器と、比較時間をカウントするカウンタと、カウンタのカウント結果を保持するメモリ装置を含んで構成されている。
AD変換後のデータがnビットであるとすると、各列のADC10〜ADC115はそれぞれnビットのメモリ装置を持つ。
また、固体撮像素子10においては、画素アレイ部11の信号を順次読み出すための制御回路として、内部クロックを生成するタイミング制御回路15、行アドレスや垂直(行)走査を制御する垂直走査回路13、そして列アドレスや水平(列)走査を制御する水平走査回路14が配置される。
水平走査回路14のHスキャナ140は、基本的に、タイミング制御回路15からのクロックφCKに同期して、同じくタイミング制御回路15からのスタートパルスφSTを順次にあるいは1つ飛びにシフトし、出力信号を順次読み出す複数の選択信号生成部としてのデータフリップフロップ回路FF10,FF11,FF12,…FF1x(図1の例ではx=3)、およびセレクタ部を形成するセレクタSL10,SL11,SL12,…SL1x(図1の例ではx=3)により構成されている。
ここで、各データフリップフロップ回路FF10,FF11,FF12,FF13の出力信号を選択信号HSEL10,HSEL11,HSEL12,HSEL13とする。
セレクタSL10は、2つの入力I0、I1を有し、この2つの入力部I0,I1がスタートパルスφSTの供給ラインに共通に接続され、出力がデータフリップフロップ回路FF10のデータ入力部に接続されている。
セレクタSL10は、切替信号SW10がローレベル「0」のときは、入力I0を選択しその入力を出力し、切替信号SW10がハイレベル「1」のときは、入力I1を選択してその入力を出力する。
すなわち、セレクタSL10は、入力部I0,I1がスタートパルスφSTの供給ラインに共通に接続されていることから、切替信号SW10が「0」、「1」にかかわらずスタートパルスφSTを選択してデータフリップフロップ回路FF10に供給する。
セレクタSL11は、2つの入力I0、I1を有し、入力部I0がデータフリップフロップ回路FF10の選択信号HSEL10の出力ラインに接続され、入力部I1は固定電位に接続された状態にある。
セレクタSL11は、切替信号SW11がローレベル「0」のときは、入力I0を選択しその入力を出力し、切替信号SW11がハイレベル「1」のときは、入力I1を選択してその入力を出力する。
すなわち、セレクタSL11は、切替信号SW11が「0」のときは、前段のデータフリップフロップ回路FF10の出力である選択信号HSEL10を次段のデータフリップフロップ回路FF11のデータ入力部に供給する。
一方、セレクタSL11は、切替信号SW11が「1」のときは次段のデータフリップフロップ回路FF11に何の信号も供給しない。これにより、スタートパルスφSTのシフト動作において、データフリップフロップ回路FF11はバイパスされる。
セレクタSL12は、2つの入力I0、I1を有し、入力部I0が前段のデータフリップフロップ回路FF11の選択信号HSEL11の出力ラインに接続され、入力部I1が2段前のデータフリップフロップ回路FF10の選択信号HSEL10の出力ラインに接続されている。
セレクタSL12は、切替信号SW12がローレベル「0」のときは、入力I0を選択しその入力を出力し、切替信号SW12がハイレベル「1」のときは、入力I1を選択してその入力を出力する。
すなわち、セレクタSL12は、切替信号SW11が「0」のときは、前段のデータフリップフロップ回路FF11の出力である選択信号HSEL11をデータフリップフロップ回路FF12のデータ入力部に供給する。
一方、セレクタSL12は、切替信号SW11が「1」のときは2段前のデータフリップフロップ回路FF10の出力である選択信号HSEL10をデータフリップフロップ回路FF12のデータ入力部に供給する。
セレクタSL13は、2つの入力I0、I1を有し、入力部I0がデータフリップフロップ回路FF12の選択信号HSEL12の出力ラインに接続され、入力部I1は固定電位に接続された状態にある。
セレクタSL13は、切替信号SW13がローレベル「0」のときは、入力I0を選択しその入力を出力し、切替信号SW13がハイレベル「1」のときは、入力I1を選択してその入力を出力する。
すなわち、セレクタSL13は、切替信号SW13が「0」のときは、前段のデータフリップフロップ回路FF12の出力である選択信号HSEL12を次段のデータフリップフロップ回路FF13のデータ入力部に供給する。
一方、セレクタSL13は、切替信号SW13が「1」のときは次段のデータフリップフロップ回路FF13に何の信号も供給しない。これにより、スタートパルスφSTのシフト動作において、データフリップフロップ回路FF13はバイパスされる。
そして、実際にデータ読み出す回路141として、データ転送線14-0,14-1,14-2,14-3と、その出力線に応じたセンスアンプ16-0,16-1,16-2,16-3が配置され、各データ転送線14-0,14-1,14-2,14-3と各ADC10〜ADC115のデータ出力部との間にnチャネルMOSトランジスタからなるスイッチングトランジスタNT10〜NT115が接続されている。
具体的には、データ転送線14-0とADC10,ADC12,ADC18,ADC110のデータ出力部との間に、それぞれスイッチングトランジスタNT10,NT12,NT18,NT110が接続されている。
データ転送線14-1とADC11,ADC13,ADC19,ADC111のデータ出力部との間に、それぞれスイッチングトランジスタNT11,NT13,NT19,NT111が接続されている。
データ転送線14-2とADC14,ADC16,ADC112,ADC114のデータ出力部との間に、それぞれスイッチングトランジスタNT14,NT16,NT112,NT114が接続されている。
データ転送線14-3とADC15,ADC17,ADC113,ADC115のデータ出力部との間に、それぞれスイッチングトランジスタNT15,NT17,NT113,NT115が接続されている。
そして、ADC10,ADC11,ADC14,ADC15の出力に接続されているスイッチングトランジスタNT10,NT11,NT14,NT15のゲートにデータフリップフロップ回路FF10から出力される選択信号HSEL10が供給される。
ADC12,ADC13,ADC16,ADC17の出力に接続されているスイッチングトランジスタNT12,NT13,NT16,NT17のゲートにデータフリップフロップ回路FF11から出力される選択信号HSEL11が供給される。
ADC18,ADC19,ADC112,ADC13の出力に接続されているスイッチングトランジスタNT18,NT19,NT112,NT113のゲートにデータフリップフロップ回路FF12から出力される選択信号HSEL12が供給される。
ADC110,ADC111,ADC114,ADC15の出力に接続されているスイッチングトランジスタNT110,NT111,NT114,NT115のゲートにデータフリップフロップ回路FF13から出力される選択信号HSEL13が供給される。
データ読み出しの水平走査は1H(1水平走査期間)時間内に1行分のデータをすべて読み取る必要があるため、非常に高速な動作が要求される。
特に、近年CMOSイメージセンサの高画素化、高フレームレート化が進んでおり、出力のデータレートは数百MHzにまで達している。よって、水平方向にデータを読み出すセンスアンプは、特に高速動作を求められる。
しかし、センスアンプの動作は数百MHzで駆動させることが困難なため、データレートを保証するために並列に接続される。
図2の例では、4並列に接続したセンスアンプ16-0〜16-3をあらわしており、センスアンプおよびデータ転送線は4n本配置されている。
このような構成により、4列のカラムのメモリに格納されている4nビットのデータが4nビットのデータ転送線を通して転送され、データソート回路18に入力される。
この構成であれば、センスアンプのデータレートは実際のデータレートの1/4となる。
本実施形態においては、Hスキャナ140の各データフリップフロップ回路が指すカラムの選択順番を順次選択するのではなく、間引き処理を行う際に読み出すカラムと、読み出さないカラムとで、別々にまとめた構成にし、選択順番を変更して読み出すことにより、フレームレートを倍にする水平方向の2/4間引き読み出しが実現可能となっている。
そして、本実施形態においては、通常読み出し時はランダムアクセスとなるが、出力先のデータ処理回路17にデータ格納メモリを搭載し、並び替える機能を持つデータソート回路18を搭載することにより、ランダムアクセスにて出力されたデータをソートし、結果的に順次データとして処理することが可能となっている。
データソート回路18については後で詳述する。
以上のように、本実施形態においては、Hスキャナ140の1段目のデータフリップフロップ回路FF10の出力である選択信号HSEL10は0,1カラム目と4,5カラム目のスイッチングトランジスタNT10、NT11,NT14,NT15のゲートに供給されている。
2段目のデータフリップフロップ回路FF11の出力であるHSEL11は2,3カラム目と6,7カラム目のスイッチングトランジスタNT12,NT13,NT16,NT17のゲートに供給されている。
つまり、1段目のデータフリップフロップ回路FF10の出力である選択信号HSEL10は2/4間引き時に読み出すカラム列に供給されており、2段目のデータフリップフロップ回路FF11の出力である選択信号HSEL11は2/4間引き時に読み飛ばすカラム列に供給されている。
このように、本実施形態においては、Hスキャナ140のデータフリップフロップ回路FF10〜FF1xの出力を、間引き時に読み出すカラムと、読み飛ばすカラムを交互に接続する構成が採用されている。
また、各データフリップフロップ回路FF10〜FF1xの入力信号に、2入力のセレクタSL10〜SL1xが配置されている。
本実施形態においては、データフリップフロップ回路FF11〜FF1xの入力に配置されるセレクタSL11〜SL1xの入力信号は、1つは前段の選択信号HSEL1(x-1)であるが、もうひとつの入力信号は、間引き時に読み出すデータフリップフロップ回路FF10、FF12、・・については前々段の出力信号HSEL1(x-2)であり、間引き時に読み飛ばすデータフリップフロップ回路FF11,FF13,・・については固定電位としている。
以上の構成で、通常読み出しを実行する場合は、セレクタの切替信号SW10〜SW1xを「0」とする。このように設定することにより全てのデータフリップフロップ回路FF11〜FF1xの入力は前段の出力となり、全てのデータフリップフロップ回路FF10〜FF1xを走査するようになる。
この状態でHスキャナ140にスタートパルスφSTを入力すると、クロックφCKに同期して1段目のデータフリップフロップ回路FF10の出力である選択信号HSEL10により0カラム目、1カラム目、4カラム目、5カラム目が選択され、データAD0,AD1,AD4,AD5が読み出される。
次のクロックでは選択信号HSEL11が選択する2,3,6,7カラム目のデータAD2,AD3,AD6,AD7が読み出される。
また、間引き動作を実行する場合は、各切替信号SW10〜SW1xを「1」として各セレクタSL10〜SL1xの入力をI1とする。
このように設定することにより、Hスキャナ140において、データフリップフロップ回路が1つおきに走査するようになる。
この状態でHスキャナ140にスタートパルスφSTを入力すると、クロックφCKに同期して1段目のデータフリップフロップ回路FF10の出力である選択信号HSEL10により0カラム目、1カラム目、4カラム目、5カラム目が選択され、そのデータAD0,AD1,AD4,AD5が読み出される。
次のクロックでは2段目のデータフリップフロップ回路FF11による選択信号HSEL11が読み飛ばされ、3段目のデータフリップフロップ回路FF12の出力である選択信号HSEL12がアクティブとなり、選択信号HSEL12により選択される8,9,12,13カラム目のデータAD8,AD9,AD12,AD13が読み出され、不要なデータは読み飛ばしながら2/4間引き読み出しが実現される。
以上のように、Hスキャナ140において、各データフリップフロップ回路が指すカラムの選択順番を順次選択するのではなく、間引き処理を行う際に読み出すカラムと、読み出さないカラムとで、別々にまとめた構成にし、選択順番を変更して読み出すことにより、フレームレートを倍にする水平方向の2/4間引き読み出しが実現可能となる。
通常、読み出し時はランダムアクセスとなるが、本実施形態においては、前述したように、出力先のデータ処理回路17にデータ格納メモリを搭載し、並び替える機能を持つデータソート回路18を搭載することにより、ランダムアクセスにて出力されたデータをソートし、結果的に順次データとして処理することが可能となっている。
図3は、本実施形態に係る2/4間引きに対応したデータソート回路の構成例を示す図である。
図2のセンスアンプ16−0〜16−3から出力された4チャンネルのnビット(nbit)のデータがクロックclkgtに同期して順次データソート回路18に入力される。
図3のデータソート回路18は、0チャンネルと1チャンネルは2段のフリップフロップ回路を有している。
図3においては、0チャンネルの1段目のフリップフロップ回路をsort_indat0で示し、2段目のフリップフロップ回路をindat0_dly1で示している。
同様に、1チャンネルの2段のフリップフロップ回路を1段目から順にsort_indat1,indat1_dly1で示している。
また、2チャンネルと3チャンネルは3段のフリップフロップ回路を持っており、2チャンネルの3段のフリップフロップ回路を1段目から順にsort_indat2,indat2_dly1, indat2_dly2で示している。同様に、3チャンネルの3段のフリップフロップ回路を1段目から順にsort_indat3,indat3_dly1, indat3_dly2で示している。
さらに、データソート回路18は、マルチプレクサ180〜184を有している。
マルチプレクサ180は、0チャンネルの2段目のフリップフロップ回路indat0_dly1の出力と2チャンネルの3段目のフリップフロップ回路indat2_dly2の出力のいずれかを選択して出力する。
マルチプレクサ180は、1ビットの信号sort_cntが「0」のとき1チャンネルの2段目のフリップフロップ回路indat1_dly1の出力を選択し、「1」のとき3チャンネルの3段目のフリップフロップ回路indat3_dly2の出力を選択する。
マルチプレクサ181は、1チャンネルの2段目のフリップフロップ回路indat1_dly1の出力と3チャンネルの3段目のフリップフロップ回路indat3_dly2の出力のいずれかを選択して出力する。
マルチプレクサ181は、1ビットの信号sort_cntが「0」のとき1チャンネルの2段目のフリップフロップ回路indat1_dly1の出力を選択し、「1」のとき3チャンネルの3段目のフリップフロップ回路indat3_dly2の出力を選択する。
マルチプレクサ182は、2チャンネルの2段目のフリップフロップ回路indat2_dly1の出力と0チャンネルの1段目のフリップフロップ回路sort_indat0の出力のいずれかを選択して出力する。
マルチプレクサ182は、1ビットの信号sort_cntが「0」のとき2チャンネルの2段目のフリップフロップ回路indat2_dly1の出力を選択し、「1」のとき0チャンネルの1段目のフリップフロップ回路sort_indat0の出力を選択する。
マルチプレクサ183は、1チャンネルの1段目のフリップフロップ回路sort_indat1の出力と3チャンネルの2段目のフリップフロップ回路indat3_dly1の出力のいずれかを選択して出力する。
マルチプレクサ183は、1ビットの信号sort_cntが「0」のとき1チャンネルの1段目のフリップフロップ回路sort_indat1の出力を選択し、「1」のとき3チャンネルの2段目のフリップフロップ回路indat3_dly1の出力を選択する。
マルチプレクサ184は、0〜3チャンネルの2段目のフリップフロップ回路indat0_dly1、indat1_dly1、indat2_dly1、indat3_dly1の出力の4チャンネルのデータ(4ch×nbit)と、マルチプレクサ180〜183により選択され出力される4チャンネルのデータ(4ch×nbit)とのいずれかを選択して出力する。
マルチプレクサ184は、通常読み出しと2/4間引き読み出しを切り分けるモード切替信号hsdcmtが「0」のとき通常読み出しモードとして、マルチプレクサ180〜183により選択され出力される4チャンネルのデータ(4ch×nbit)を選択する。
マルチプレクサ184は、モード切替信号hsdcmtが「1」のとき2/4間引き読み出しモードとして0〜3チャンネルの2段目のフリップフロップ回路indat0_dly1、indat1_dly1、indat2_dly1、indat3_dly1の出力の4チャンネルのデータ(4ch×nbit)を選択する。
すなわち、本実施形態においては、モード切替信号hsdcmtが「0」のときが通常読み出しモード、「1」のときが2/4間引きモードとする。
図4は、図3のデータソート回路の通常読み出し動作と2/4間引き動作を説明するための図である。
ここで、データソート回路18の通常読み出しの場合の動作について説明する。
クロックclkgtに同期して最初の1クロック目でデータAD0,AD1,AD4,AD5が各チャンネルch0〜ch3の1段目のフリップフロップ回路sort_indat0〜sort_indat3に格納され、2クロック目で2段目のフリップフロップ回路indat0_dly1〜indat3_dly1に格納される。
ここで、チャンネルCH0の2段目のフリップフロップ回路indat0_dly1からデータAD0、チャンネルch1の2段目のフリップフロップ回路indat1_dly1からデータAD1、チャンネルch0の1段目のフリップフロップ回路sort_indat0からデータAD2、チャンネルch1の1段目のフリップフロップ回路sort_indat1から、データAD3が出力される。
これらを出力に接続すると、結果としてAD0〜AD3というように、ソートされたデータが出力される。
また、3クロック目で、チャンネルch2の3段目のフリップフロップ回路indat2_dly2からデータAD4、チャンネルch3の3段目のフリップフロップ回路indat3_dly2からデータAD5、チャンネルch2の2段目のフリップフロップ回路indat2_dly1からデータAD6、チャンネルch3の2段目のフリップフロップ回路indat3_dly1からデータAD7が出力される。
これらを出力に接続すると、結果としてAD4〜AD7というように、ソートされたデータが出力される。
また、4クロック目では2クロック目と同様の出力接続により、データAD8〜AD11が出力され、5クロック目では3クロック目と同様の出力接続にするより、データAD12〜AD15が出力される。
以上から、各フリップフロップ回路の出力をクロックに同期して上記の2通りの接続に切り替えることにより、結果としてソートされたデータを出力することができる。ここでは出力の切替を示すパルスとして、1ビットの信号sort_cntを用意している。
また、間引き動作の場合はクロックclkrtに同期して、2クロック目以降の2段目のフリップフロップ回路indat0_dly1〜indat3_dly1の出力がそのまま出力となる。
以上説明した回路構成で、2/4間引き動作のときに、有効データのみを読み出すことができるようになり、結果として通常読み出しの倍のフレームレートで動作することが可能となる。
また、これまでHスキャナのデータフリップフロップ回路を1つ読み飛ばすことで2/4間引きが実現できるとしたが、3つおきに読み飛ばす構成にすれば、2/8間引きが可能となり、その場合フレームレートを通常動作の4倍で動作させることが可能となる。
<第2実施形態>
図5は、本発明の第2の実施形態に係るデータ転送回路を含む列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の構成例を示すブロック図である。
本第2の実施形態は、2/4間引き動作の別の実施形態であって、上述した第1の実施形態と異なる点は、奇数列と偶数列とが別系統で読み出す構造(図5に対応させると上下読み出し構造)となっており、Hスキャナ140A,140Bの各データフリップフロップ回路からADC群12A,12Bに接続されている2本の出力信号線を、4カラムおきに接続したことにある。
奇数列読み出し側(図5において上側)は、ADC群12A、Hスキャナ140A、データ転送線14A-0、14A-1、スイッチングトランジスタNT11,NT13,NT15,NT17,NT19,NT111,NT113,NT115、およびセンスアンプ16A-1,16A-2が配置されている。
ADC群12Aには、奇数の列線に接続されたADC11,ADC13,ADC15,ADC17,ADC19,ADC111,ADC113,ADC115を含む。
Hスキャナ140Aは、基本的には、第1の実施形態のHスキャナ140と同様の構成、機能を有し、データフリップフロップ回路FFA10,FFA11,FFA12,FFA13、およびセレクタSLA10,SLA11,SLA12,SLA13を含んで構成されている。
セレクタSLA10には切替信号SWA10が供給され、セレクタSLA11には切替信号SWA11が供給され、セレクタSLA12には切替信号SWA12が供給され、セレクタSLA13には切替信号SWA13が供給される。
データ転送線14A-0とADC11,ADC13,ADC19,ADC111のデータ出力部との間に、それぞれスイッチングトランジスタNT11,NT13,NT19,NT111が接続されている。
データ転送線14A-2とADC15,ADC17,ADC113,ADC115のデータ出力部との間に、それぞれスイッチングトランジスタNT15,NT17,NT113,NT115が接続されている。
そして、Hスキャナ140Aのデータフリップフロップ回路FFA10の出力である選択信号HSELA10がスイッチングトランジスタNT11,NT15のゲートに供給される。
データフリップフロップ回路FFA11の出力である選択信号HSELA11がスイッチングトランジスタNT13,NT17のゲートに供給される。
データフリップフロップ回路FFA12の出力である選択信号HSELA12がスイッチングトランジスタNT19,NT113のゲートに供給される。
フリップフロップ回路FFA13の出力である選択信号HSELA13がスイッチングトランジスタNT111,NT115のゲートに供給される。
偶数列読み出し側(図5において下側)は、ADC群12B、Hスキャナ140B、データ転送線14B-0、14B-1、スイッチングトランジスタNT10,NT12,NT14,NT16,NT18,NT110,NT112,NT114、およびセンスアンプ16B-1,16B-2が配置されている。
ADC群12Bには、奇数の列線に接続されたADC10,ADC12,ADC14,ADC16,ADC18,ADC110,ADC112,ADC114を含む。
Hスキャナ140Bは、基本的には、第1の実施形態のHスキャナ140と同様の構成、機能を有し、データフリップフロップ回路FFB10,FFB11,FFB12,FFB13、およびセレクタSLB10,SLB11,SLB12,SLB13を含んで構成されている。
セレクタSLB10には切替信号SWB10が供給され、セレクタSLB11には切替信号SWB11が供給され、セレクタSLB12には切替信号SWB12が供給され、セレクタSLB13には切替信号SWB13が供給される。
データ転送線14B-0とADC14,ADC16,ADC112,ADC114のデータ出力部との間に、それぞれスイッチングトランジスタNT14,NT16,NT112,NT114が接続されている。
データ転送線14B-1とADC10,ADC12,ADC18,ADC110のデータ出力部との間に、それぞれスイッチングトランジスタNT10,NT12,NT18,NT110が接続されている。
そして、Hスキャナ140Bのデータフリップフロップ回路FFB10の出力である選択信号HSELB10がスイッチングトランジスタNT10,NT14のゲートに供給される。
フリップフロップ回路FFB11の出力である選択信号HSELB11がスイッチングトランジスタNT12,NT16のゲートに供給される。
フリップフロップ回路FFB12の出力である選択信号HSELB12がスイッチングトランジスタNT18,NT112のゲートに供給される。
フリップフロップ回路FFB13の出力である選択信号HSELB13がスイッチングトランジスタNT110,NT114のゲートに供給される。
本第2の実施形態に係る固体撮像素子10Aにおいては、奇数側(上側)のHスキャナ140Aの1段目のデータフリップフロップ回路FFA10の出力である選択信号HSELA10は1カラム目と5カラム目のスイッチングトランジスタNT11、NT15のゲートに供給されており、偶数側(下側)のHスキャナ140Bの1段目のデータフリップフロップ回路FFB10の出力である選択信号HSELB10は0カラム目と4カラム目に接続されている。
また、奇数側(上側)のHスキャナ140Aの2段目のデータフリップフロップ回路FFA11の出力である選択信号HSELA11は3カラム目と7カラム目のスイッチングトランジスタNT13,NT17のゲートに供給されており、偶数側(下側)のHスキャナ140Bの2段目のデータフリップフロップ回路FFB11の出力である選択信号HSELB11は2カラム目と6カラム目のスイッチングトランジスタNT12,NT16のゲートに供給されている。
つまり、本第2の実施形態において、1段目のデータフリップフロップ回路FFA10,FFB10の出力である選択信号HSELA10,HSELB10は2/4間引き時に読み出すカラム列に供給されており、2段目のデータフリップフロップ回路FFA11,FFB11の出力である選択信号HSELA11,HSELB11は2/4間引き時に読み飛ばすカラム列に供給されている。
このように、本第2の実施形態においても、Hスキャナ140A,140Bのデータフリップフロップ回路の出力を、間引き時に読み出すカラムと、読み飛ばすカラムを交互に接続する構成を採用している。
また、各データフリップフロップ回路の入力側には2入力のセレクタSLA10〜SLA13、SLB10〜SLB13が配置されている。
第1の実施形態の場合と同様に、データフリップフロップ回路FFA1xの入力に配置されるセレクタの入力信号は、1つは前段のフリップフロップ回路の出力である選択信号HSELAx-1であるが、もうひとつの入力信号は、間引き時に読み出すデータフリップフロップ回路については前々段のフリップフロップ回路の出力である選択信号HSELx-2であり、間引き時に読み飛ばすデータフリップフロップ回路については固定電位とする。
以上の構成で、通常読み出しを実行する場合は、セレクタSLA10〜SLA13、SLB10〜SLB13の切替信号SWA10〜SWA13、SWB10〜SWB13を「0」に設定する。
このように設定することにより、全てのデータフリップフロップ回路FFA11〜FFA13、FFB11〜FFB13の入力は前段の出力となり、全てのデータフリップフロップ回路を走査するようになる。
この状態でHスキャナ140A,140BにスタートパルスφSTを入力すると、クロックφCKに同期して1段目のデータフリップフロップ回路FFA10,FFB10の出力である選択信号HSELA10,HSELB10により、0カラム目、1カラム目、4カラム目、5カラム目が選択され、データAD0,AD1,AD4,AD5が読み出される。
次のクロックφCKでは選択信号HSELA11,HSELB11により選択される2,3,6,7カラム目のデータAD2,AD3,AD6,AD7が読み出される。
また、間引き動作を実行する場合は、セレクタSLA10〜SLA13、SLB10〜SLB13の切替信号SWA10〜SWA13、SWB10〜SWB13を「1」に設定する。
このように設定することにより、データフリップフロップ回路が1つおきに走査するようになる。
この状態でHスキャナ140A,140BにスタートパルスφSTを入力すると、クロックφCKに同期して1段目のデータフリップフロップ回路FFA10,FFB10/,FFA10,FFB10の出力である選択信号HSELA10,HSELB10により、0カラム目、1カラム目、4カラム目、5カラム目が選択され、そのデータAD0,AD1,AD4,AD5が読み出される。
次のクロックφCKでは2段目のデータフリップフロップ回路FFA11,FFB11による選択信号HSELA11,HSELB11が読み飛ばされ、3段目のデータフリップフロップ回路FFA12,FFB12による選択信号HSELA12,HSELB12がアクティブとなり、選択信号HSELA12,HSELB12により選択され8,9,12,13カラム目が読み出され、不要なデータは読み飛ばしながら2/4間引き読み出しが実現される。
本第2の実施形態では、2/4間引きのときのHスキャナの選択方法を変える構成としたが、2/4間引きに限らず任意のl/m間引きの水平読み出しを実現する構成が可能である。また、別のセレクタおよび、読み飛ばすデータフリップフロップ回路、およびデータフリップフロップ回路の出力が指すカラム位置はどこでもかまわない。
<第3実施形態>
図6は、本発明の第3の実施形態に係るデータ転送回路を含む列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の要部の構成例を示すブロック図である。
本第3の実施形態は2チャンネル並列読み出し、1/3間引き読み出しを実現する構成を示している、
図6においては、理解を容易にするための図2と同一構成および機能部分は同一符号をもって表している。
Hスキャナ140Cは、基本的に、タイミング制御回路15からのクロックφCKに同期して、同じくタイミング制御回路15からのスタートパルスφSTを順次にあるいは1つ飛びにシフトし、出力信号を順次読み出す複数のデータフリップフロップ回路FF10〜FF15、およびセレクタSL10〜SL15により構成されている。
ここで、各データフリップフロップ回路FF10,FF11,FF12,FF13,FF14,FF15の出力信号を選択信号HSEL10,HSEL11,HSEL12,HSEL13,HSEL14,HSEL15とする。
セレクタSL10は、2つの入力I0、I1を有し、この2つの入力部I0,I1がスタートパルスφSTの供給ラインに共通に接続され、出力がデータフリップフロップ回路FF10のデータ入力部に接続されている。
セレクタSL10は、切替信号SW10がローレベル「0」のときは、入力I0を選択しその入力を出力し、切替信号SW10がハイレベル「1」のときは、入力I1を選択してその入力を出力する。
すなわち、セレクタSL10は、入力部I0,I1がスタートパルスφSTの供給ラインに共通に接続されていることから、切替信号SW10が「0」、「1」にかかわらずスタートパルスφSTを選択してデータフリップフロップ回路FF10に供給する。
セレクタSL11は、2つの入力I0、I1を有し、入力部I0がデータフリップフロップ回路FF10の選択信号HSEL10の出力ラインに接続され、入力部I1は固定電位に接続された状態にある。
セレクタSL11は、切替信号SW11がローレベル「0」のときは、入力I0を選択しその入力を出力し、切替信号SW11がハイレベル「1」のときは、入力I1を選択してその入力を出力する。
すなわち、セレクタSL11は、切替信号SW11が「0」のときは、前段のデータフリップフロップ回路FF10の出力である選択信号HSEL10を次段のデータフリップフロップ回路FF11のデータ入力部に供給する。
一方、セレクタSL11は、切替信号SW11が「1」のときは次段のデータフリップフロップ回路FF11に何の信号も供給しない。これにより、スタートパルスφSTのシフト動作において、データフリップフロップ回路FF11はバイパスされる。
セレクタSL12は、2つの入力I0、I1を有し、入力部I0がデータフリップフロップ回路FF11の選択信号HSEL11の出力ラインに接続され、入力部I1は固定電位に接続された状態にある。
セレクタSL12は、切替信号SW12がローレベル「0」のときは、入力I0を選択しその入力を出力し、切替信号SW12がハイレベル「1」のときは、入力I1を選択してその入力を出力する。
すなわち、セレクタSL12は、切替信号SW12が「0」のときは、前段のデータフリップフロップ回路FF11の出力である選択信号HSEL11を次段のデータフリップフロップ回路FF12のデータ入力部に供給する。
一方、セレクタSL12は、切替信号SW12が「1」のときは次段のデータフリップフロップ回路FF12に何の信号も供給しない。これにより、スタートパルスφSTのシフト動作において、データフリップフロップ回路FF12はバイパスされる。
セレクタSL13は、2つの入力I0、I1を有し、入力部I0が前段のデータフリップフロップ回路FF12の選択信号HSEL12の出力ラインに接続され、入力部I1が3段前のデータフリップフロップ回路FF10の選択信号HSEL10の出力ラインに接続されている。
セレクタSL13は、切替信号SW13がローレベル「0」のときは、入力I0を選択しその入力を出力し、切替信号SW13がハイレベル「1」のときは、入力I1を選択してその入力を出力する。
すなわち、セレクタSL13は、切替信号SW13が「0」のときは、前段のデータフリップフロップ回路FF12の出力である選択信号HSEL12をデータフリップフロップ回路FF13のデータ入力部に供給する。
一方、セレクタSL13は、切替信号SW13が「1」のときは2段前のデータフリップフロップ回路FF10の出力である選択信号HSEL10をデータフリップフロップ回路FF13のデータ入力部に供給する。
セレクタSL14は、2つの入力I0、I1を有し、入力部I0がデータフリップフロップ回路FF13の選択信号HSEL13の出力ラインに接続され、入力部I1は固定電位に接続された状態にある。
セレクタSL14は、切替信号SW14がローレベル「0」のときは、入力I0を選択しその入力を出力し、切替信号SW14がハイレベル「1」のときは、入力I1を選択してその入力を出力する。
すなわち、セレクタSL14は、切替信号SW14が「0」のときは、前段のデータフリップフロップ回路FF13の出力である選択信号HSEL13を次段のデータフリップフロップ回路FF14のデータ入力部に供給する。
一方、セレクタSL14は、切替信号SW14が「1」のときは次段のデータフリップフロップ回路FF14に何の信号も供給しない。これにより、スタートパルスφSTのシフト動作において、データフリップフロップ回路FF14はバイパスされる。
セレクタSL15は、2つの入力I0、I1を有し、入力部I0がデータフリップフロップ回路FF14の選択信号HSEL14の出力ラインに接続され、入力部I1は固定電位に接続された状態にある。
セレクタSL15は、切替信号SW15がローレベル「0」のときは、入力I0を選択しその入力を出力し、切替信号SW15がハイレベル「1」のときは、入力I1を選択してその入力を出力する。
すなわち、セレクタSL15は、切替信号SW14が「0」のときは、前段のデータフリップフロップ回路FF14の出力である選択信号HSEL14を次段のデータフリップフロップ回路FF15のデータ入力部に供給する。
一方、セレクタSL15は、切替信号SW15が「1」のときは次段のデータフリップフロップ回路FF15に何の信号も供給しない。これにより、スタートパルスφSTのシフト動作において、データフリップフロップ回路FF15はバイパスされる。
そして、実際にデータ読み出す回路141Bとして、データ転送線14-0,14-1と、その出力線に応じたセンスアンプ16-0,16-1が配置され、各データ転送線14-0,14-1,と各ADC10〜ADC111のデータ出力部との間にnチャネルMOSトランジスタからなるスイッチングトランジスタNT10〜NT111が接続されている。
具体的には、データ転送線14-0とADC10,ADC12,ADC14,ADC16,ADC18,ADC110のデータ出力部との間に、それぞれスイッチングトランジスタNT10,NT12,NT14,NT16,NT18,NT110が接続されている。
データ転送線14-1とADC11,ADC13,ADC15,ADC17,ADC19,ADC111のデータ出力部との間に、それぞれスイッチングトランジスタNT11,NT13,NT15,NT17,NT19,NT111が接続されている。
データ転送線14-2とADC14,ADC16,ADC112,ADC114のデータ出力部との間に、それぞれスイッチングトランジスタNT14,NT16,NT112,NT114が接続されている。
そして、ADC10,ADC13の出力に接続されているスイッチングトランジスタNT10,NT13のゲートにデータフリップフロップ回路FF10から出力される選択信号HSEL10が供給される。
ADC11,ADC12の出力に接続されているスイッチングトランジスタNT11,NT12のゲートにデータフリップフロップ回路FF11から出力される選択信号HSEL11が供給される。
ADC14,ADC15の出力に接続されているスイッチングトランジスタNT14,NT15のゲートにデータフリップフロップ回路FF12から出力される選択信号HSEL12が供給される。
ADC16,ADC19の出力に接続されているスイッチングトランジスタNT16,NT19のゲートにデータフリップフロップ回路FF13から出力される選択信号HSEL13が供給される。
ADC17,ADC18の出力に接続されているスイッチングトランジスタNT17,NT18のゲートにデータフリップフロップ回路FF14から出力される選択信号HSEL14が供給される。
ADC110,ADC111の出力に接続されているスイッチングトランジスタNT110,NT111のゲートにデータフリップフロップ回路FF15から出力される選択信号HSEL15が供給される。
以上のように、本第3の実施形態の固体撮像素子10Bにおいては、1段目のデータフリップフロップ回路FF10の出力である選択信号HSEL10が0カラム目と3カラム目に供給されている。
2段目のデータフリップフロップ回路FF11の出力である選択信号HSEL11は1カラム目と2カラム目に供給されおり、3段目のデータフリップフロップ回路FF12の出力である選択信号HSEL12は4カラム目と5カラム目に供給されている。
つまり、1段目のデータフリップフロップ回路FF10の出力である選択信号HSEL10は1/3間引き時に読み出すカラム列に供給されており、2段目および3段目のデータフリップフロップ回路FF11,FF12の出力は1/3間引き時に読み飛ばすカラムに接続されている。
また、各データフリップフロップ回路の入力段に配置されているセレクタSL10〜SL15の出力は、セレクタSL10〜SL15に入力される切替信号SW10〜SW15が「0」のときは全て前段の出力を選択するようになっている。
そして、セレクタSL10〜SL15に入力される切替信号SW10〜SW15が「1」のときは、セレクタSL13が選択信号HSEL10を選択し出力するようになっており、その前段のセレクタSL11、SL12は固定電圧を出力するようになっている。
以上の構成で、通常読み出しを実行する場合は、セレクタSL10〜SL15の切替信号SW10〜SW15を「0」とする。このように設定することにより、全てのデータフリップフロップ回路FF10〜FF15の入力は前段の出力となり、全てのデータフリップフロップ回路FF10〜FF15を走査するようになる。
この状態でHスキャナ140CにスタートパルスφSTを入力すると、クロックφCKに同期して1段目のデータフリップフロップ回路FF10の出力である選択信号HSEL10により0カラム目、3カラム目が選択され、データAD0,AD3を読み出される。
次のクロックφCKでは選択信号HSEL11により選択される1,2カラム目のデータAD1,AD2が読み出される。
また、間引き動作を実行する場合は、各切替信号SW10〜SW15を「1」とする。このように設定することにより、データフリップフロップ回路が3つおきに走査するようになる。
この状態でHスキャナ140CにスタートパルスφSTを入力すると、クロックφCKに同期して1段目のデータフリップフロップ回路FF10の出力である選択信号HSEL10により0カラム目、3カラム目が選択され、そのデータAD0,AD3が読み出される。
次のクロックφCKではデータフリップフロップ回路FF11およびFF12が読み飛ばされるため3段目のデータフリップフロップ回路FF13の出力である選択信号HSEL13がアクティブとなり、選択信号HSEL13により選択される6,9カラム目のデータが読み出される。
これにより,不要なデータは読み飛ばしながら1/3間引き読み出しが実現され、通常読み出し時の3倍のフレームレートでの読み出しが可能となる。
図7は、本実施形態に係る1/3間引きに対応したデータソート回路の構成例を示す図である。
なお、図7においては、理解を容易にするために図3のデータソート回路と同様に構成および機能を有する部分は同一符号をもって表している。
図6のセンスアンプ16-1,16-2から出力された2チャンネルのnビットのデータがクロックclkgtに同期して順次データソート回路18Bに入力される。
図7のデータソート回路18Aは、0チャンネルは2段のフリップフロップ回路を有している。
図7において、1段目のフリップフロップ回路をsort_indat0で示し、2段目のフリップフロップ回路をindat0_dly1で示している。
また、1チャンネルは3段のフリップフロップ回路を持っており、3段のフリップフロップ回路を1段目から順にsort_indat1,indat1_dly1, indat1_dly2で示している。
さらに、データソート回路18Bは、マルチプレクサ185,186を有している。
マルチプレクサ185は、1チャンネルの1段目のフリップフロップ回路sort_indat1の出力、2段目のフリップフロップ回路indat0_dly1の出力、および3段目のフリップフロップ回路indat1_dly2の出力のいずれか選択する。
マルチプレクサ185は、2ビットの信号sort_cntが「0」のとき1チャンネルの1段目のフリップフロップ回路sort_indat1の出力を選択し、「1」のとき2段目のフリップフロップ回路indat0_dly1の出力を選択し、「2」のとき3段目のフリップフロップ回路indat1_dly2の出力を選択する。
マルチプレクサ186は、0および1チャンネルの2段目のフリップフロップ回路indat0_dly1、indat1_dly1の出力の2チャンネルのデータ(2ch×nbit)と、0チャンネルの2段目のフリップフロップ回路indat0_dly1のnビットの出力およびマルチプレクサ185により選択されるnビットのデータからなる2チャンネルのデータ(2ch×nbit)とのいずれかを選択して出力する。
マルチプレクサ186は、通常読み出しと1/3間引き読み出しを切り分けるモード切替信号hsdcmtが「0」のとき通常読み出しモードとして、0チャンネルの2段目のフリップフロップ回路indat0_dly1のnビットの出力およびマルチプレクサ185により選択されるnビットのデータからなる2チャンネルのデータ(2ch×nbit)を選択する。
マルチプレクサ186は、モード切替信号hsdcmtが「1」のとき1/3間引きモードとして、および1チャンネルの2段目のフリップフロップ回路indat0_dly1、indat1_dly1の出力の2チャンネルのデータ(2ch×nbit)を選択する。
すなわち、本第3の実施形態においては、モード切替信号hsdcmtが「0」のときが通常読み出し、「1」時が1/3間引きモードとする。
図8は、図7のデータソート回路の通常読み出し動作と1/3間引き動作を説明するための図である。
ここで、データ18Bの通常読み出しの場合の動作について説明する。
クロックclkgtに同期して最初の1クロック目でデータAD0,AD3がそれぞれ1段目のフリップフロップ回路sort_indat0,sort_indat1に格納され、2クロック目で2段目のフリップフロップ回路indat0_dly1,indat1_dly1に格納される。
ここで、チャンネルch0の2段目のフリップフロップ回路indat0_dly1からデータAD0、チャンネルch1の1段目のフリップフロップ回路sort_indat1からデータAD1が出力される。
これらを出力につなぐと、結果として、AD0,AD1と、ソートされたデータが出力される。
また、3クロック目で、チャンネルch0の2段目のフリップフロップ回路indat0_dly1からデータAD2、チャンネルch1の3段目のフリップフロップ回路indat1_dly2からデータAD3が出力される。
これらを出力につなぐと、結果として、AD2,AD3と、ソートされたデータが出力される。
また、4クロック目では、チャンネルch0の1段目のフリップフロップ回路indat0_dly1からデータAD4、チャンネルch1の2段目のフリップフロップ回路indat1_dly1からデータAD5が出力される。
これらを出力につなぐと、結果として、AD4,AD5と、ソートされたデータが出力される。
5ロック目では、2クロック目と同様の出力接続をとることにより、データAD6,AD7が出力され、6クロック目では、3クロック目と同様の出力接続をとることにより、データAD7,AD8が出力される。
以上から、チャンネルch0の出力は2段目のフリップフロップ回路indat0_dly1の出力とし、チャンネルch1の出力をクロックに同期させて1段目のフリップフロップ回路sort_indat1の出力、3段目のフリップフロップ回路indat1_dly2の出力、2段目のフリップフロップ回路indat1_dly1の出力と切り替えることにより、結果としてソートされたデータを出力することができる。
本第3の実施形態においては、3パターンの出力の切替を示すパルスとして、2ビットの信号sort_cntを用いている。
また、間引き動作の場合はクロックに同期して、2クロック目以降の2段目のフリップフロップ回路indat0_dly1,indat1_dly1の出力がそのまま出力となる。
以上のように、Hスキャナにおいて、各データフリップフロップ回路が指すカラムの選択順番を順次選択するのではなく、間引き処理を行う際に読み出すカラムと、読み出さないカラムとで、別々にまとめた構成にし、選択順番を変更して読み出すことにより、水平方向のkカラムの並列読み出しにおいて、1/m間引き読み出しが実現可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、光電変換を行う複数の画素が行列状に配列された撮像部としての画素アレイ部11と、デジタルデータを転送する複数のデータ転送線14-0〜14-3と、撮像部の各列の画素の出力データの入力レベルに対応したデータを保持し、選択信号に応答して上記データを対応する上記転送線に転送する、上記複数の画素の各列に対応して並列に配置された複数の保持部としてのADC10〜ADC115を含むADC群12と、クロックに同期して選択信号を生成し、ADC10〜ADC115の出力部に出力するHスキャナ140と、を有し、Hスキャナ140は、ADC10〜ADC115の並列配置に対応して配置され、供給されるクロックに同期して選択信号を対応するADCに出力し、選択信号の出力ラインが間引き読み出し時に読み出すべき配列のADCと読み飛ばす配列のADCの出力部に交互にかつ個別に接続されている複数の選択信号生成部としてのデータフリップフロップ回路FF10〜FF13を、含み、通常読み出しのときは、複数のデータフリップフロップ回路FF10〜FF13を順次に走査し複数のADCのデータを対応するデータ転送線に出力させ、間引き読み出しのときは、走査の順番を変更して、間引き読み出しでデータを読み出すべき配列のADCの有効データのみを対応するデータ転送線に出力させることから、以下の効果を得ることができる。
すなわち、本実施形態によれば、撮像部のデータを間引き処理にて水平転送するシステムにおいて、バスが有効活用間引き処理でバスが有効活用できるようになり、倍のデータレートを実現することができ、フレームレートの高速化に貢献することができる。
また、間引き処理にてフレームレートを落とす必要のない場合は、クロックを遅くするなどの対応ができるようになり、消費電力を削減に貢献することができる。
また、一般的な構成で必要であったDPU側でデータを捨てるなどの冗長な処理が不要になり、DPUをシンプルな構成にすることができるため、設計が容易となり、設計期間、工数の削減へも貢献することができる。
このような効果を有する固体撮像素子は、デジタルカメラやビデオカメラの撮像デバイスとして適用することができる。
図9は、本発明の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
本カメラシステム20は、図9に示すように、本実施形態に係る固体撮像素子10が適用可能な撮像デバイス21と、この撮像デバイス21の画素領域に入射光を導く(被写体像を結像する)光学系、たとえば入射光(像光)を撮像面上に結像させるレンズ22と、撮像デバイス21を駆動する駆動回路(DRV)23と、撮像デバイス21の出力信号を処理する信号処理回路(PRC)24と、を有する。
駆動回路23は、撮像デバイス21内の回路を駆動するスタートパルスやクロックパルスを含む各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータ(図示せず)を有し、所定のタイミング信号で撮像デバイス21を駆動する。
また、信号処理回路24は、撮像デバイス21の出力信号に対してCDS(Correlated Double Sampling;相関二重サンプリング)などの信号処理を施す。
信号処理回路24で処理された画像信号は、たとえばメモリなどの記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像情報は、プリンタなどによってハードコピーされる。また、信号処理回路24で処理された画像信号を液晶ディスプレイ等からなるモニターに動画として映し出される。
上述したように、デジタルスチルカメラ等の撮像装置において、撮像デバイス21として、先述した撮像素子10を搭載することで、高精度なカメラが実現できる。
列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係る2/4間引きに対応したデータソート回路の構成例を示す図である。 図3のデータソート回路の通常読み出し動作と2/4間引き動作を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係るデータ転送回路を含む列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係るデータ転送回路を含む列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の要部の構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係る1/3間引きに対応したデータソート回路の構成例を示す図である。 図7のデータソート回路の通常読み出し動作と1/3間引き動作を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
符号の説明
10,10A,10B・・・固体撮像素子、11・・・画素アレイ部、12・・・ADC群12、13・・・垂直(行)走査回路、14・・・水平(列)走査回路、14-0〜14-3,14A-0,14A-1,14B-0,14B-1・・・テータ転送線、15・・・タイミング制御回路、16・・・センスアンプ(S/A)群、16-0〜16-3,16A-0,16A-1,16B-0,16B-1・・・センスアンプ、17・・・データ処理回路、18,18B・・・データソート回路、FF10〜FF15,FFA10〜FFA13,FFB10〜FFB13・・・データフリップフロップ回路、20・・・カメラシステム、21・・・撮像デバイス、22・・・駆動回路、23・・・レンズ、24・・・信号処理回路。

Claims (14)

  1. データを転送する複数の転送線と、
    入力レベルに対応したデータを保持し、選択信号に応答して上記データを対応する上記転送線に転送する、並列に配置された複数の保持部と、
    クロックに同期して上記選択信号を生成し、上記保持部に出力する走査部と、を有し、
    上記転送線は、
    上記保持部の並列配置方向に配線され、
    上記走査部は、
    上記保持部の並列配置に対応して配置され、供給されるクロックに同期して上記選択信号を対応する保持部に出力し、当該選択信号の出力ラインが間引き読み出し時に読み出すべき配列の保持部と読み飛ばす配列の保持部に交互にかつ個別に接続されている複数の選択信号生成部を、含み、
    通常読み出しのときは、上記複数の選択信号生成部を順次に走査し上記複数の保持部のデータを対応する上記データ転送線に出力させ、
    間引き読み出しのときは、上記走査の順番を変更して、間引き読み出しでデータを読み出すべき配列の保持部の有効データのみを対応する上記データ転送線に出力させる
    データ走査回路。
  2. 上記走査部は、
    通常読み出しのときは、上記複数の選択信号生成部を順次に走査して上記選択信号を生成させ、間引き読み出しのときは、当該間引き読み出し時に読み飛ばす配列の保持部に選択信号供給ラインが接続されている上記選択信号生成部をバイパスして、間引き読み出しでデータを読み出すべき配列の保持部に接続されている上記選択信号生成部を順次に走査させるセレクタ部を含む
    請求項1記載のデータ走査回路。
  3. 上記複数の選択信号生成部の出力は、間引き読み出す対象となる配列の複数の保持部と、読み飛ばす対象となる配列の複数の保持部に、別々に接続されている
    請求項1記載のデータ走査回路。
  4. 上記複数の選択信号生成部の出力は、間引き読み出す対象となる配列の複数の保持部と、読み飛ばす対象となる配列の複数の保持部に、別々に接続されている
    請求項2記載のデータ走査回路。
  5. 通常読み出し時に上記選択信号生成部の出力の接続に対応して特殊な順番で読み出したデータを並べ替えるデータソート回路を有する
    請求項1記載のデータ走査回路。
  6. 光電変換を行う複数の画素が行列状に配列された撮像部と、
    データを転送する複数の転送線と、
    上記撮像部の各列の画素の出力データの入力レベルに対応したデータを保持し、選択信号に応答して上記データを対応する上記転送線に転送する、上記複数の画素の各列に対応して並列に配置された複数の保持部と、
    クロックに同期して上記選択信号を生成し、上記保持部に出力する走査部と、を有し、
    上記転送線は、
    上記保持部の並列配置方向に配線され、
    上記走査部は、
    上記保持部の並列配置に対応して配置され、供給されるクロックに同期して上記選択信号を対応する保持部に出力し、当該選択信号の出力ラインが間引き読み出し時に読み出すべき配列の保持部と読み飛ばす配列の保持部に交互にかつ個別に接続されている複数の選択信号生成部を、含み、
    通常読み出しのときは、上記複数の選択信号生成部を順次に走査し上記複数の保持部のデータを対応する上記データ転送線に出力させ、
    間引き読み出しのときは、上記走査の順番を変更して、間引き読み出しでデータを読み出すべき配列の保持部の有効データのみを対応する上記データ転送線に出力させる
    固体撮像素子。
  7. 上記走査部は、
    通常読み出しのときは、上記複数の選択信号生成部を順次に走査して上記選択信号を生成させ、間引き読み出しのときは、当該間引き読み出し時に読み飛ばす配列の保持部に選択信号供給ラインが接続されている上記選択信号生成部をバイパスして、間引き読み出しでデータを読み出すべき配列の保持部に接続されている上記選択信号生成部を順次に走査させるセレクタ部を含む
    請求項6記載の固体撮像素子。
  8. 上記複数の選択信号生成部の出力は、間引き読み出す対象となる配列の複数の保持部と、読み飛ばす対象となる配列の複数の保持部に、別々に接続されている
    請求項6記載の固体撮像素子。
  9. 上記複数の選択信号生成部の出力は、間引き読み出す対象となる配列の複数の保持部と、読み飛ばす対象となる配列の複数の保持部に、別々に接続されている
    請求項7記載の固体撮像素子。
  10. 通常読み出し時に上記選択信号生成部の出力の接続に対応して特殊な順番で読み出したデータを並べ替えるデータソート回路を有する
    請求項6記載の固体撮像素子。
  11. 固体撮像素子と、
    上記撮像素子に被写体像を結像する光学系と、を有し、
    上記固体撮像素子は、
    光電変換を行う複数の画素が行列状に配列された撮像部と、
    データを転送する複数の転送線と、
    上記撮像部の各列の画素の出力データの入力レベルに対応したデータを保持し、選択信号に応答して上記データを対応する上記転送線に転送する、上記複数の画素の各列に対応して並列に配置された複数の保持部と、
    クロックに同期して上記選択信号を生成し、上記保持部に出力する走査部と、を有し、
    上記転送線は、
    上記保持部の並列配置方向に配線され、
    上記走査部は、
    上記保持部の並列配置に対応して配置され、供給されるクロックに同期して上記選択信号を対応する保持部に出力し、当該選択信号の出力ラインが間引き読み出し時に読み出すべき配列の保持部と読み飛ばす配列の保持部に交互にかつ個別に接続されている複数の選択信号生成部を、含み、
    通常読み出しのときは、上記複数の選択信号生成部を順次に走査し上記複数の保持部のデータを対応する上記データ転送線に出力させ、
    間引き読み出しのときは、上記走査の順番を変更して、間引き読み出しでデータを読み出すべき配列の保持部の有効データのみを対応する上記データ転送線に出力させる
    カメラシステム。
  12. 上記走査部は、
    通常読み出しのときは、上記複数の選択信号生成部を順次に走査して上記選択信号を生成させ、間引き読み出しのときは、当該間引き読み出し時に読み飛ばす配列の保持部に選択信号供給ラインが接続されている上記選択信号生成部をバイパスして、間引き読み出しでデータを読み出すべき配列の保持部に接続されている上記選択信号生成部を順次に走査させるセレクタ部を含む
    請求項11記載のカメラシステム。
  13. 上記複数の選択信号生成部の出力は、間引き読み出す対象となる配列の複数の保持部と、読み飛ばす対象となる配列の複数の保持部に、別々に接続されている
    請求項11記載のカメラシステム。
  14. 通常読み出し時に上記選択信号生成部の出力の接続に対応して特殊な順番で読み出したデータを並べ替えるデータソート回路を有する
    請求項11記載のカメラシステム。
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