JP2009212358A - モニタ装置、光源装置、光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】検出精度を低下させることなく、光源に対する取り付けを容易とする。
【解決手段】光源からの光束LBの光路上に配置され、光源からの光束LBが入射する面20aに回折格子20Gを有し、該回折格子20Gで回折された+1次回折光LB1+が、モニタ用光束として面20cから射出され、0次光LB0が走査用光として面20bから射出される分岐光学素子20と、面20cを介して分岐光学素子20と一体化され、モニタ用光束を受光する受光器25とを備える。この場合は、モニタ用光束の光路を曲げるための折り返しミラーは不要であり、更に光源に対する受光器25の個別の位置決め操作が不要となる。すなわち、光源に対する分岐光学素子20の位置を規定するだけで、光源から射出された光束の光量を精度良くモニタすることができる。
【選択図】図6
【解決手段】光源からの光束LBの光路上に配置され、光源からの光束LBが入射する面20aに回折格子20Gを有し、該回折格子20Gで回折された+1次回折光LB1+が、モニタ用光束として面20cから射出され、0次光LB0が走査用光として面20bから射出される分岐光学素子20と、面20cを介して分岐光学素子20と一体化され、モニタ用光束を受光する受光器25とを備える。この場合は、モニタ用光束の光路を曲げるための折り返しミラーは不要であり、更に光源に対する受光器25の個別の位置決め操作が不要となる。すなわち、光源に対する分岐光学素子20の位置を規定するだけで、光源から射出された光束の光量を精度良くモニタすることができる。
【選択図】図6
Description
本発明は、モニタ装置、光源装置、光走査装置及び画像形成装置に係り、更に詳しくは、光源から射出された光束の光量をモニタするモニタ装置、該モニタ装置を有する光源装置、該光源装置を備える光走査装置及び画像形成装置に関する。
近年、レーザプリンタやデジタル複写機などの画像形成装置では、印字速度の向上(高速化)及び書込密度の向上(高密度化)が望まれている。そこで、それらを達成する手段の1つとして、複数の発光部を有する光源を備えた光走査装置を用いて、1度に複数の光束により被走査面を走査することが考案された。
光源としては一般に半導体レーザが用いられており、従来は端面発光レーザがその主流であったが、近年、垂直共振器型の面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser;「VCSEL」とも呼ばれている。)が登場してきた。端面発光レーザでは4発光部から8発光部程度が限界であったアレイ化に対して、面発光レーザではそれ以上のアレイ化が可能となっている。そのため、画像形成装置における高速化及び高密度化を達成するための光源として期待されている。
ところで、画像形成装置では、光源の光出力が変動すると出力画像に濃度変動を生じる。そこで、従来の端面発光レーザを用いた光走査装置では、端面発光レーザから後方に射出される光をモニタし、光出力の変動を抑制するAPC(Auto Power Controll)を行っていた。しかしながら、面発光レーザではその構造上、後方への射出光が生じないため、面発光レーザを用いた光走査装置では、従来のAPCとは異なる光量制御が必要となる。
そこで、面発光レーザを用いた場合の光量制御方法として、面発光レーザから射出された光束の一部を、ビームスプリッタやハーフミラー等の光学素子を用いて分岐させて光検出器に導き、その光検出器の出力に基づいてAPCを行うという方法が考えられた(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示されている装置では、折り返しミラー及び光検出器を光源に対して高精度に配置する必要があるため、取り付け工程あるいは調整工程が煩雑(複雑)になり、高コスト化を招くという不都合があった。
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、検出精度を低下させることなく、光源に対して容易に取り付けることができるモニタ装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、高コスト化を招くことなく、安定した光を出力することができる光源装置を提供することにある。
また、本発明の第3の目的は、高コスト化を招くことなく、被走査面上を精度良く光走査することができる光走査装置を提供することにある。
また、本発明の第4の目的は、高コスト化を招くことなく、高品質の画像を形成することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明は、第1の観点からすると、光源から射出された光束の光量をモニタするモニタ装置であって、前記光源からの光束の光路上に配置され、前記光源からの光束が入射する第1の面及び該第1の面に対向する第2の面のいずれかに回折格子を有し、該回折格子で回折された回折光の少なくとも一部がモニタ用光束として、前記第1の面及び前記第2の面のいずれとも異なる第3の面から射出される光学素子と;前記第3の面を介して前記光学素子と一体化され、前記モニタ用光束を受光する光検出器と;を備えるモニタ装置である。
これによれば、光学素子は、光源からの光束が入射する第1の面及び該第1の面に対向する第2の面のいずれかに回折格子を有し、該回折格子で回折された回折光の少なくとも一部をモニタ用光束として、第1の面及び第2の面のいずれとも異なる第3の面から射出する。そして、モニタ用光束を受光する光検出器は、第3の面を介して光学素子と一体化されている。この場合には、折り返しミラーは不要であり、更に光源に対する光検出器の個別の位置決め操作が不要となる。すなわち、光源に対する光学素子の位置を規定するだけで、光源から射出された光束の光量を精度良くモニタすることができる。従って、検出精度を低下させることなく、光源に対して容易に取り付けることが可能となる。
本発明は、第2の観点からすると、光源と;前記光源から射出された光束の光量をモニタする本発明のモニタ装置と;前記モニタ装置の光検出器の出力信号に基づいて、前記光源の駆動信号を制御する制御装置と;を備え、前記モニタ装置の光学素子の第2の面から射出される光束を出力する光源装置である。
これによれば、本発明のモニタ装置と、該モニタ装置の光検出器の出力信号に基づいて光源の駆動信号を制御する制御装置とを備えているため、高コスト化を招くことなく、安定した光を出力することが可能となる。
本発明は、第3の観点からすると、光束により少なくとも1つの被走査面を主走査方向に走査する光走査装置であって、本発明の光源装置と;前記光源装置から出力される光束を偏向する偏向器と;前記偏向器で偏向された光束を前記被走査面上に集光する走査光学系と;を備える光走査装置である。
これによれば、本発明の光源装置を備えているため、結果として、高コスト化を招くことなく、被走査面上を精度良く光走査することが可能となる。
本発明は、第4の観点からすると、少なくとも1つの像担持体と;前記少なくとも1つの像担持体を画像情報が含まれる光束により走査する少なくとも1つの本発明の光走査装置と;を備える画像形成装置である。
これによれば、少なくとも1つの本発明の光走査装置を備えているため、結果として、高コスト化を招くことなく、高品質の画像を形成することが可能となる。
《第1の実施形態》
以下、本発明の第1の実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。図1には、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置としてのレーザプリンタ1000の概略構成が示されている。
以下、本発明の第1の実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。図1には、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置としてのレーザプリンタ1000の概略構成が示されている。
このレーザプリンタ1000は、光走査装置1010、感光体ドラム1030、帯電チャージャ1031、現像ローラ1032、転写チャージャ1033、除電ユニット1034、クリーニングユニット1035、トナーカートリッジ1036、給紙コロ1037、給紙トレイ1038、レジストローラ対1039、定着ローラ1041、排紙ローラ1042、排紙トレイ1043、通信制御装置1050、及び上記各部を統括的に制御するプリンタ制御装置1060などを備えている。なお、これらは、プリンタ筐体1044の中の所定位置に収容されている。
通信制御装置1050は、ネットワークなどを介した上位装置(例えばパソコン)との双方向の通信を制御する。
感光体ドラム1030は、円柱状の部材であり、その表面には感光層が形成されている。すなわち、感光体ドラム1030の表面が被走査面である。そして、感光体ドラム1030は、図1における矢印方向に回転するようになっている。
帯電チャージャ1031、現像ローラ1032、転写チャージャ1033、除電ユニット1034及びクリーニングユニット1035は、それぞれ感光体ドラム1030の表面近傍に配置されている。そして、感光体ドラム1030の回転方向に沿って、帯電チャージャ1031→現像ローラ1032→転写チャージャ1033→除電ユニット1034→クリーニングユニット1035の順に配置されている。
帯電チャージャ1031は、感光体ドラム1030の表面を均一に帯電させる。
光走査装置1010は、帯電チャージャ1031で帯電された感光体ドラム1030の表面に、上位装置からの画像情報に基づいて変調された光束を照射する。これにより、感光体ドラム1030の表面に、画像情報に対応した潜像が形成される。ここで形成された潜像は、感光体ドラム1030の回転に伴って現像ローラ1032の方向に移動する。なお、この光走査装置1010の構成については後述する。
トナーカートリッジ1036にはトナーが格納されており、該トナーは現像ローラ1032に供給される。
現像ローラ1032は、感光体ドラム1030の表面に形成された潜像にトナーカートリッジ1036から供給されたトナーを付着させて画像情報を顕像化させる。ここでトナーが付着した潜像(以下では、便宜上「トナー像」ともいう)は、感光体ドラム1030の回転に伴って転写チャージャ1033の方向に移動する。
給紙トレイ1038には記録紙1040が格納されている。この給紙トレイ1038の近傍には給紙コロ1037が配置されており、該給紙コロ1037は、記録紙1040を給紙トレイ1038から1枚づつ取り出し、レジストローラ対1039に搬送する。該レジストローラ対1039は、給紙コロ1037によって取り出された記録紙1040を一旦保持するとともに、該記録紙1040を感光体ドラム1030の回転に合わせて感光体ドラム1030と転写チャージャ1033との間隙に向けて送り出す。
転写チャージャ1033には、感光体ドラム1030の表面上のトナーを電気的に記録紙1040に引きつけるために、トナーとは逆極性の電圧が印加されている。この電圧により、感光体ドラム1030の表面のトナー像が記録紙1040に転写される。ここで転写された記録紙1040は、定着ローラ1041に送られる。
定着ローラ1041では、熱と圧力とが記録紙1040に加えられ、これによってトナーが記録紙1040上に定着される。ここで定着された記録紙1040は、排紙ローラ1042を介して排紙トレイ1043に送られ、排紙トレイ1043上に順次スタックされる。
除電ユニット1034は、感光体ドラム1030の表面を除電する。
クリーニングユニット1035は、感光体ドラム1030の表面に残ったトナー(残留トナー)を除去する。残留トナーが除去された感光体ドラム1030の表面は、再度帯電チャージャ1031に対向する位置に戻る。
次に、前記光走査装置1010の構成について説明する。
この光走査装置1010は、図2に示されるように、光源ユニットLU、開口板16、シリンドリカルレンズ17、反射ミラー18、ポリゴンミラー13、偏向器側走査レンズ11a、及び像面側走査レンズ11bなどを備えている。そして、これらは、ハウジング21の中の所定位置に組み付けられている。
なお、本明細書では、XYZ3次元直交座標系において、感光体ドラム1030の長手方向に沿った方向をY軸方向、各走査レンズ(11a、11b)の光軸に沿った方向をX軸方向として説明する。また、以下では、便宜上、主走査方向に対応する方向を「主走査対応方向」と略述し、副走査方向に対応する方向を「副走査対応方向」と略述する。
光源ユニットLUは、光源14、カップリングレンズ15、分岐光学素子20、受光器25及び光源駆動装置22を有している。
光源14は、一例として図3に示されるように、40個の発光部(v1〜v40)が2次元的に配列されて1つの基板上に形成された2次元アレイ100を有している。図3におけるM方向は主走査対応方向(ここでは、Y軸方向と同じ)であり、S方向は副走査対応方向(ここでは、Z軸方向と同じ)である。また、T方向はM方向からS方向に向かって傾斜した方向である。
この2次元アレイ100は、T方向に沿って5個の発光部が等間隔で配置された発光部列を10列有している。そして、これら10列の発光部列は、すべての発光部をS方向に伸びる仮想線上に正射影したときに等間隔ds1となるように、S方向に等間隔ds2で配置されている。なお、本明細書では、「発光部間隔」とは2つの発光部の中心間距離をいう。
また、各発光部は、780nm帯の垂直共振器型の面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:VCSEL)である。すなわち、2次元アレイ100は、40個の発光部を有する面発光レーザアレイである。
図2に戻り、カップリングレンズ15は、光源14の+X側に配置され、光源14から射出された光束を略平行光とする。
分岐光学素子20は、カップリングレンズ15の+X側に配置されている。この分岐光学素子20は、一例として図4に示されるように、透明部材20Tの−X側の面20aに回折格子20Gを有している。この回折格子20Gは、一例として図5に示されるように、主走査対応方向(ここでは、Y軸方向)に沿って複数の格子(溝)が配列されている。
ところで、回折格子には、光の振幅を変調させる振幅変調型や、光の位相を変調させる位相変調型などがあるが、光量のロスが少ない位相変調型が好ましい。また位相変調型にも、表面形状によって位相を制御する表面レリーフ型や、媒質の屈折率分布によって位相を制御する屈折率型などがある。ここでは、一例として、樹脂製の母材にインプリントすることにより大量生産が容易な、表面レリーフ型を用いている。
光が一側から入射し、0次光及び回折光を他側に射出する回折格子では、回折格子に入射する光の波長λ、回折格子に対して光の入射側にある物質の屈折率n1、光の射出側にある物質の屈折率n2、回折格子への光の入射角θin、m次回折光の回折角θm、及び格子の配列周期dの間に、次の(1)式の関係がある。
n2・sinθm−n1・sinθin=m・λ/d ……(1)
ここでは、分岐光学素子20は、一例として図6に示されるように、カップリングレンズ15を介した光束LBが入射角0度で回折格子20Gに入射するように配置されている。
この場合には、θin=0であり、上記(1)式は、次の(2)式となる。
n2・sinθm=m・λ/d ……(2)
そして、+1次回折光では、m=+1であり、上記(2)式は、次の(3)式となる。
n2・sinθ1=λ/d ……(3)
すなわち、回折格子20Gでは、+1次回折光LB1+は、回折角θ1で回折される。ここでは、λ=780nm、d=778nm、n2=1.52724であり、上記(3)式からθ1=41.0度となる。
そこで、+1次回折光LB1+は、+X側の面20bに入射角41.0度で入射することとなる。
ところで、面20bでは、入射角θ1が次の(4)式を満足すると、+1次回折光LB1+は全反射される。なお、n3は面20bの+X側にある物質の屈折率である。
sinθ1≧n3/n2 ……(4)
ここでは、n3=1であり、上記(4)式から、θ1≧40.9度であれば、+1次回折光LB1+は面20bで全反射される。
本第1の実施形態では、前述したようにθ1=41.0度であるため、+1次回折光LB1+は面20bで全反射される。すなわち、面20bに入射した+1次回折光LB1+は面20bで全反射し、面20aに向かう。
面20aにおいても、全反射の条件が満足されるため、面20aに入射した+1次回折光LB1+は面20aで全反射し、面20bに向かう。
このように、+1次回折光LB1+は、面20bと面20aとで全反射を繰り返しながら−Y側の面20cに向かう。そして、面20cに到達した+1次回折光LB1+は、モニタ用光束として面20cから射出される。
一方、回折格子20Gで回折された−1次回折光LB1−は、面20bと面20aとで全反射を繰り返しながら+Y側の面20dに向かう。そして、面20dに到達した−1次回折光LB1−は、面20dから射出される。
また、回折格子20Gからの0次光LB0は、面20bから射出される。
受光器25は、一例として図4〜図6に示されるように、分岐光学素子20の−Y側に配置され、面20cから射出された+1次回折光LB1+を受光する。なお、受光器25は、分岐光学素子20の面20cを介して分岐光学素子20と一体化されている。
また、受光器25は、一例として図7に示されるように、40個の発光部(v1〜v40)に対応して40個の受光素子(b1〜b40)を有している。例えば、v1から射出され、回折格子20Gで回折された+1次回折光LB1+は、受光素子b1で受光される。各受光素子は、それぞれ受光量に応じた信号(光電変換信号)を光源駆動装置22に出力する。
ここでは、分岐光学素子20は、一例として図8に示されるように、光源14の封止部材の一部を兼ねている。
図2に戻り、開口板16は、開口部を有し、分岐光学素子20の面20bから射出された0次光LB0のビーム径を規定する。
シリンドリカルレンズ17は、開口板16の開口部を通過した光束を、反射ミラー18を介してポリゴンミラー13の偏向反射面近傍に副走査対応方向(ここでは、Z軸方向)に関して結像する。
光源14とポリゴンミラー13との間の光路上に配置される光学系は、偏向器前光学系とも呼ばれている。本第1の実施形態では、偏向器前光学系は、カップリングレンズ15と分岐光学素子20と開口板16とシリンドリカルレンズ17と反射ミラー18とから構成されている。
ポリゴンミラー13は、4面鏡を有し、各鏡がそれぞれ偏向反射面となる。このポリゴンミラー13は、副走査対応方向(ここでは、Z軸方向)に平行な軸の周りに等速回転し、反射ミラー18からの光束を偏向する。
偏向器側走査レンズ11aは、ポリゴンミラー13で偏向された光束の光路上に配置されている。
像面側走査レンズ11bは、偏向器側走査レンズ11aを介した光束の光路上に配置されている。そして、この像面側走査レンズ11bを介した光束が感光体ドラム1030の表面に照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー13の回転に伴って感光体ドラム1030の長手方向に移動する。すなわち、感光体ドラム1030上を走査する。このときの光スポットの移動方向が「主走査方向」である。そして、感光体ドラム1030の回転方向が「副走査方向」である。
ポリゴンミラー13と感光体ドラム1030との間の光路上に配置される光学系は、走査光学系とも呼ばれている。本第1の実施形態では、走査光学系は、偏向器側走査レンズ11aと像面側走査レンズ11bとから構成されている。なお、偏向器側走査レンズ11aと像面側走査レンズ11bの間の光路上、及び像面側走査レンズ11bと感光体ドラム1030の間の光路上の少なくとも一方に、少なくとも1つの折り返しミラーが配置されても良い。
光源駆動装置22は、レーザアレイ100の各発光部に駆動電流を供給するとともに、受光器25の出力信号に基づいてAPC(Auto Power Control)を行う。
以上の説明から明らかなように、本第1の実施形態に係る光走査装置1010では、分岐光学素子20と受光器25とによってモニタ装置が構成されている。
また、光源ユニットLUによって光源装置が構成されている。そして、分岐光学素子20の面20bから射出される0次光LB0が、光源装置から出力される光束である。
以上説明したように、本第1の実施形態に係る光走査装置1010によると、光源14からの光束の光路上に配置され、光源14からの光束が入射する面20aに回折格子20Gを有し、該回折格子20Gで回折された+1次回折光LB1+がモニタ用光束として面20cから射出され、0次光LB0が走査用光として面20bから射出される分岐光学素子20と、面20cを介して分岐光学素子20と一体化され、モニタ用光束を受光する受光器25とを備えている。この場合は、モニタ用光束の光路を曲げるための折り返しミラーは不要であり、更に光源14に対する受光器25の個別の位置決め操作が不要となる。すなわち、光源14に対する分岐光学素子20の位置を規定するだけで、光源14から射出された光束の光量を精度良くモニタすることができる。従って、分岐光学素子20及び受光器25は、検出精度を低下させることなく、光源14に対して容易に取り付けることが可能となる。
そして、光源ユニットLUは、光源駆動装置22でのAPCにより、安定したパワーの光束を出力することが可能となる。すなわち、光源ユニットLUは、高コスト化を招くことなく、安定したパワーの光束を出力することが可能となる。そのため、光走査装置1010は、高コスト化を招くことなく、感光体ドラム1030の表面上を精度良く光走査することが可能となる。
また、モニタ用光束は、面20aと面20bとで全反射するため、光源ユニットLUを小型化することができる。
また、回折格子20Gでの0次光BL0が光源ユニットLUから出力されるため、走査用光の光量を確保することができる。
また、受光器25が40個の発光部に対応した40個の受光素子を有しているため、短時間で40個の発光部の光量を個別に求めることができる。
また、分岐光学素子20が、光源14の封止部材の一部を兼ねているため、光源ユニットLUの小型化を更に図ることができる。
そして、本第1の実施形態に係るレーザプリンタ1000によると、光走査装置1010を備えているため、結果として、高コスト化を招くことなく、高品質の画像を形成することが可能となる。
なお、上記第1の実施形態では、受光器25が40個の受光素子を有する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、40個より少ない複数の受光素子を有していても良い。この場合には、40個の発光部の光量を個別に同時に求めることはできないが、受光素子が1個のときよりも少ない回数で40個の発光部の光量を個別に求めることができる。
また、上記第1の実施形態では、光源14が40個の発光部を有する場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記第1の実施形態において、分岐光学素子20の面20dに反射部材を設けても良い。これにより、−1次回折光LB1−もモニタ用光束として用いることができ、モニタ精度を向上させることができる。
また、上記第1の実施形態において、回折格子の格子形状を適切に選ぶことによって、−1次回折光LB1−を抑制しても良い。
また、上記第1の実施形態において、前記回折格子20Gに代えて、入射光を−X側に回折する回折格子を面20bに設けても良い。
《第2の実施形態》
次に、本発明の第2の実施形態を図9〜図14に基づいて説明する。図9には、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置としてのカラープリンタ2000の概略構成が示されている。
次に、本発明の第2の実施形態を図9〜図14に基づいて説明する。図9には、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置としてのカラープリンタ2000の概略構成が示されている。
このカラープリンタ2000は、4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)を重ね合わせてフルカラーの画像を形成するタンデム方式の多色カラープリンタであり、光走査装置2100、4個の感光体ドラム(2030a、2030b、2030c、2030d)、4個の帯電チャージャ(2032a、2032b、2032c、2032d)、4個の現像ローラ(2033a、2033b、2033c、2033d)、4個のトナーカートリッジ(2034a、2034b、2034c、2034d)、4個のクリーニングユニット(2031a、2031b、2031c、2031d)、転写ベルト2040、給紙トレイ2060、給紙コロ2054、レジストローラ対2056、定着ローラ2050、排紙トレイ2070、排紙ローラ2058、及び上記各部を統括的に制御する不図示のプリンタ制御装置などを備えている。
感光体ドラム2030a、帯電チャージャ2032a、現像ローラ2033a、トナーカートリッジ2034a、及びクリーニングユニット2031aは、組として使用され、ブラックの画像を形成する画像形成ステーションを構成する。
感光体ドラム2030b、帯電チャージャ2032b、現像ローラ2033b、トナーカートリッジ2034b、及びクリーニングユニット2031bは、組として使用され、シアンの画像を形成する画像形成ステーションを構成する。
感光体ドラム2030c、帯電チャージャ202c、現像ローラ2033c、トナーカートリッジ2034c、及びクリーニングユニット2031cは、組として使用され、マゼンタの画像を形成する画像形成ステーションを構成する。
感光体ドラム2030d、帯電チャージャ2032d、現像ローラ2033d、トナーカートリッジ2034d、及びクリーニングユニット2031dは、組として使用され、イエローの画像を形成する画像形成ステーションを構成する。
各感光体ドラムはいずれも、その表面に感光層が形成されている。すなわち、各感光体ドラムの表面がそれぞれ被走査面である。そして、各感光体ドラムは、長手方向をY軸方向とし、X軸方向に沿って配置されている。なお、各感光体ドラムは、不図示の回転機構により、図9における面内で矢印方向に回転するものとする。
各帯電チャージャは、対応する感光体ドラムの表面をそれぞれ均一に帯電させる。
光走査装置2100は、上位装置からの多色の画像情報(ブラック画像情報、シアン画像情報、マゼンタ画像情報、イエロー画像情報)に基づいて、各色毎に変調された光束を、対応する帯電された感光体ドラムの表面にそれぞれ照射する。これにより、各感光体ドラムの表面では、画像情報に対応した潜像がそれぞれ形成される。ここで形成された潜像は、感光体ドラムの回転に伴って対応する現像ローラの方向に移動する。なお、この光走査装置2100の構成については後述する。
トナーカートリッジ2034aにはブラックトナーが格納されており、該トナーは現像ローラ2033aに供給される。トナーカートリッジ2034bにはシアントナーが格納されており、該トナーは現像ローラ2033bに供給される。トナーカートリッジ2034cにはマゼンタトナーが格納されており、該トナーは現像ローラ2033cに供給される。トナーカートリッジ2034dにはイエロートナーが格納されており、該トナーは現像ローラ2033dに供給される。
各現像ローラは、対応する感光体ドラムの表面に形成された潜像にトナーを付着させて顕像化させる。ここでトナーが付着した像(トナー画像)は、感光体ドラムの回転に伴って転写ベルト2040の方向に移動する。
ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各トナー画像は、所定のタイミングで転写ベルト2040上に順次転写され、重ね合わされてカラー画像が形成される。
給紙トレイ2060には記録紙が格納されている。この給紙トレイ2060の近傍には給紙コロ2054が配置されており、該給紙コロ2054は、記録紙を給紙トレイ2060から1枚づつ取り出し、レジストローラ対2056に搬送する。該レジストローラ対2056は、所定のタイミングで記録紙を転写ベルト2040に向けて送り出す。これにより、転写ベルト2040上のカラー画像が記録紙に転写される。ここで転写された記録紙は、定着ローラ2050に送られる。
定着ローラ2050では、熱と圧力とが記録紙に加えられ、これによってトナーが記録紙上に定着される。ここで定着された記録紙は、排紙ローラ2058を介して排紙トレイ2070に送られ、排紙トレイ2070上に順次スタックされる。
各クリーニングユニットは、対応する感光体ドラムの表面に残ったトナー(残留トナー)を除去する。残留トナーが除去された感光体ドラムの表面は、再度対応する帯電チャージャに対向する位置に戻る。
次に、前記光走査装置2100の構成について説明する。
この光走査装置2100は、一例として図10に示されるように、2個の光源ユニット(LU1、LU2)、4個のシリンダレンズ(2204a、2204b、2204c、2204d)、ポリゴンミラー2104、4個のfθレンズ(2105a、2105b、2105c、2105d)、8個の折り返しミラー(2106a、2106b、2106c、2106d、2108a、2108b、2108c、2108d)、及び4個のトロイダルレンズ(2107a、2107b、2107c、2107d)などを備えている。
光源ユニットLU1は、一例として図11に示されるように、前記光源14、前記カップリングレンズ15、前記分岐光学素子20、前記受光器25、前記光源駆動装置22、及び反射ミラー26を有している。
光源ユニットLU1からは、分岐光学素子20の回折格子での0次光LB0と−1次回折光LB1−とが、互いに副走査対応方向(ここでは、Z軸方向)に関して平行に出力される。
例えば、分岐光学素子20の回折格子20Gにおける格子の配列周期を1.5μmとし、一例として図12に示されるように、カップリングレンズ15を介した光束LBの入射角θ2を30度とすると、0次光LB0は、回折角θ5=19.1度で回折され、−1次回折光LB1−は、回折角θ4=−0.75度で回折される。そこで、0次光LB0及び−1次回折光LB1−は、いずれも面20bから射出される。
また、+1次回折光LB1+は、回折角θ3=41.9度で回折される。この場合も、+1次回折光LB1+は、面20b及び面20aでの全反射条件を満たしている。そこで、+1次回折光LB1+は、面20bと面20aとで全反射を繰り返しながら面20cに向かうこととなる。
すなわち、分岐光学素子20は、いわゆる光束分割の機能が付加されている。なお、光束LBの入射角度、格子の配列周期を変えることによって、モニタ用光束を除く3つ以上の光束を面20bから射出することも可能である。
受光器25は、分岐光学素子20と一体化されている。そして、受光器25は、+1次回折光LB1+をモニタ用光束として受光する。
光源駆動装置22は、受光器25の出力信号に基づいてAPCを行う。
反射ミラー26は、分岐光学素子20から射出された0次光LB0の光路上に配置され、分岐光学素子20から射出された−1次回折光LB1−の光路と平行になるように、0次光LB0の光路を曲げる。なお、−1次回折光LB1−の光路、あるいは−1次回折光LB1−の光路と0次光LB0の光路の両方を曲げても良い。
光源ユニットLU2は、光源ユニットLU1と同様な構成を有している。
図10に戻り、シリンダレンズ2204aは、光源ユニットLU1からの2つの光束のうち−Z側の光束の光路上に配置され、シリンダレンズ2204bは、光源ユニットLU1からの2つの光束のうち+Z側の光束の光路上に配置されている。また、シリンダレンズ2204cは、光源ユニットLU2からの2つの光束のうち+Z側の光束の光路上に配置され、シリンダレンズ2204dは、光源ユニットLU2からの2つの光束のうち−Z側の光束の光路上に配置されている。
各シリンダレンズは、入射光束をポリゴンミラー2104の偏向反射面近傍で副走査対応方向(ここでは、Z軸方向)に関して収束する。
ポリゴンミラー2104は、2段構造の4面鏡を有し、各鏡がそれぞれ偏向反射面となる。そして、1段目(下段)の4面鏡ではシリンダレンズ2204aからの光束及びシリンダレンズ2204dからの光束がそれぞれ偏向され、2段目(上段)の4面鏡ではシリンダレンズ2204bからの光束及びシリンダレンズ2204cからの光束がそれぞれ偏向されるように配置されている。また、1段目の4面鏡及び2段目の4面鏡は、互いに位相が45°ずれて回転し、書き込み走査は1段目と2段目とで交互に行われる(図13(A)及び図13(B)参照)。
また、一例として図13(A)に示されるように、2段目の4面鏡で偏向された光束で書き込みが行われているときに、1段目の4面鏡で偏向された光束が悪影響を及ぼさないように、また、図13(B)に示されるように、1段目の4面鏡で偏向された光束で書き込みが行われているときに、2段目の4面鏡で偏向された光束が悪影響を及ぼさないように、ポリゴンミラー2104の近くに遮光板SDが設けられている。
fθレンズ2105a及びfθレンズ2105bは、ポリゴンミラー2104の−X側に配置され、fθレンズ2105c及びfθレンズ2105dは、ポリゴンミラー2104の+X側に配置されている。
そして、fθレンズ2105aとfθレンズ2105bはZ軸方向に積層され、fθレンズ2105aは1段目の4面鏡に対向し、fθレンズ2105bは2段目の4面鏡に対向している。また、fθレンズ2105cとfθレンズ2105dはZ軸方向に積層され、fθレンズ2105cは2段目の4面鏡に対向し、fθレンズ2105dは1段目の4面鏡に対向している。
そこで、ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンダレンズ2204aからの光束は、fθレンズ2105a、折り返しミラー2106a、トロイダルレンズ2107a、及び折返しミラー2108aを介して、感光体ドラム2030aを照射する(図14参照)。
また、ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンダレンズ2204bからの光束は、fθレンズ2105b、折り返しミラー2106b、トロイダルレンズ2107b、及び折返しミラー2108bを介して、感光体ドラム2030bを照射する(図14参照)。
また、ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンダレンズ2204cからの光束は、fθレンズ2105c、折り返しミラー2106c、トロイダルレンズ2107c、及び折返しミラー2108cを介して、感光体ドラム2030cを照射する(図14参照)。
また、ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンダレンズ2204dからの光束は、fθレンズ2105d、折り返しミラー2106d、トロイダルレンズ2107d、及び折返しミラー2108dを介して、感光体ドラム2030dを照射する(図14参照)。
なお、各折り返しミラーは、ポリゴンミラー2104から各感光体ドラムに至る各光路長が互いに一致するとともに、各感光体ドラムにおける光束の入射位置及び入射角がいずれも互いに等しくなるように、それぞれ配置されている。
以上の説明から明らかなように、本第2の実施形態に係る光走査装置2100では、分岐光学素子20と受光器25とによってモニタ装置が構成されている。
また、光源ユニットLU1及び光源ユニットLU2によって光源装置が構成されている。そして、分岐光学素子20の面20bから射出される0次光LB0と−1次回折光LB1−が、光源装置から出力される光束である。
以上説明したように、本第2の実施形態に係る光走査装置2100によると、各光源ユニットは、分岐光学素子20と、該分岐光学素子20と一体化され、モニタ用光束を受光する受光器25とを備えている。これにより、前記光走査装置1010と同様な効果を得ることができる。
また、本第2の実施形態に係るカラープリンタ2000によると、光走査装置2100を備えているため、結果として、前記レーザプリンタ1000と同様な効果を得ることができる。
なお、上記第2の実施形態において、色毎に光源ユニットを設けても良い。
また、上記各実施形態では、画像形成装置としてプリンタの場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、プリンタ以外の画像形成装置(複写機、ファクシミリ、これらが集約された複合機)であっても、本発明に係る光走査装置を備えた画像形成装置であれば、高品質の画像を形成することが可能となる。
また、像担持体としてビームスポットの熱エネルギにより発色する発色媒体(ポジの印画紙)を用いた画像形成装置であっても良い。この場合には、光走査により可視画像を直接、像担持体に形成することができる。
また、像担持体として銀塩フィルムを用いた画像形成装置であっても良い。この場合には、光走査により銀塩フィルム上に潜像が形成され、この潜像は通常の銀塩写真プロセスにおける現像処理と同等の処理で可視化することができる。そして、通常の銀塩写真プロセスにおける焼付け処理と同等の処理で印画紙に転写することができる。このような画像形成装置は光製版装置や、CTスキャン画像等を描画する光描画装置として実施できる。
以上説明したように、本発明のモニタ装置によれば、検出精度を低下させることなく、光源に対して容易に取り付けるのに適している。また、本発明の光源装置によれば、高コスト化を招くことなく、安定した光を出力するのに適している。また、本発明の光走査装置によれば、高コスト化を招くことなく、被走査面上を精度良く光走査するのに適している。また、本発明の画像形成装置によれば、高コスト化を招くことなく、高品質の画像を形成するのに適している。
11a…偏向器側走査レンズ(走査光学系の一部)、11b…像面側走査レンズ(走査光学系の一部)、13…ポリゴンミラー(偏向器)、14…光源、20…分岐光学素子(光学素子)、20a…面(第1の面)、20b…面(第2の面)、20c…面(第3の面)、20d…面(第4の面)、20G…回折格子、22…光源駆動装置(制御装置)、25…受光器(光検出器)、100…2次元アレイ(面発光レーザ)、1000…レーザプリンタ(画像形成装置)、1010…光走査装置、1030…感光体ドラム(像担持体)、2000…カラープリンタ(画像形成装置)、2030a〜2030d…感光体ドラム(像担持体)、2100…光走査装置、b1〜b40…受光素子、LU…光源ユニット(光源装置)、LU1…光源ユニット(光源装置)、LU2…光源ユニット(光源装置)、v1〜v40…発光部。
Claims (14)
- 光源から射出された光束の光量をモニタするモニタ装置であって、
前記光源からの光束の光路上に配置され、前記光源からの光束が入射する第1の面及び該第1の面に対向する第2の面のいずれかに回折格子を有し、該回折格子で回折された回折光の少なくとも一部がモニタ用光束として、前記第1の面及び前記第2の面のいずれとも異なる第3の面から射出される光学素子と;
前記第3の面を介して前記光学素子と一体化され、前記モニタ用光束を受光する光検出器と;を備えるモニタ装置。 - 前記モニタ用光束は、前記第1の面及び前記第2の面で全反射することを特徴とする請求項1に記載のモニタ装置。
- 前記回折格子での0次光は、前記第2の面から射出されることを特徴とする請求項1又は2に記載のモニタ装置。
- 前記回折格子で回折された複数の回折光のうち前記モニタ用光束を除く少なくとも1つの回折光は、前記第2の面から射出されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のモニタ装置。
- 前記第3の面に対向する第4の面に反射部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のモニタ装置。
- 前記光源は複数の発光部を有し、
前記光検出器は、前記複数の発光部に対応した複数の受光素子を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のモニタ装置。 - 光源と;
前記光源から射出された光束の光量をモニタする請求項1〜6のいずれか一項に記載のモニタ装置と;
前記モニタ装置の光検出器の出力信号に基づいて、前記光源の駆動信号を制御する制御装置と;を備え、
前記モニタ装置の光学素子の第2の面から射出される光束を出力する光源装置。 - 前記光学素子は、前記光源の封止部材の一部を兼ねていることを特徴とする請求項7に記載の光源装置。
- 前記光源は、垂直共振器型の面発光レーザを含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の光源装置。
- 光束により少なくとも1つの被走査面を主走査方向に走査する光走査装置であって、
請求項7〜9のいずれか一項に記載の光源装置と;
前記光源装置から出力される光束を偏向する偏向器と;
前記偏向器で偏向された光束を前記被走査面上に集光する走査光学系と;を備える光走査装置。 - 前記光源装置の回折格子における格子の配列方向は、前記主走査方向と一致していることを特徴とする請求項10に記載の光走査装置。
- 前記少なくとも1つの被走査面は、複数の被走査面であり、
前記光源装置は、前記複数の被走査面に対応する複数の光束を出力することを特徴とする請求項10又は11に記載の光走査装置。 - 少なくとも1つの像担持体と;
前記少なくとも1つの像担持体を画像情報が含まれる光束により走査する少なくとも1つの請求項10〜12のいずれか一項に記載の光走査装置と;を備える画像形成装置。 - 前記画像情報は、多色の画像情報であることを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
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