JP2009212020A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】充放電ユニットが複数並列に接続された蓄電装置において、各充放電ユニットの間に電圧差が生じても単位2次電池の特性劣化や寿命劣化などを防止せしめ得ること。
【解決手段】単位2次電池が直列に接続された第1の電池列と、第1の電池列に直列に接続された第1の抵抗素子と、第1の抵抗素子に並列に接続された第1の抵抗短絡スイッチとを有する第1の充放電ユニットと、この第1の充放電ユニットと同様の構成を有し、第1の充放電ユニットに並列に接続された第2の充放電ユニットと、第1、第2の電池列の両端電圧をそれぞれ検出する第1、第2の電圧検出部と、第1の電池列の両端電圧と第2の電池列の両端電圧との差電圧を演算する差電圧演算部と、該差電圧が一定値以上の場合には第1および第2の抵抗短絡スイッチをオフ状態とし、そうでない場合には第1および第2の抵抗短絡スイッチをオン状態とするように制御を行うスイッチ制御部とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気を蓄積または放出する蓄電装置に係り、特に、規模の比較的大きな蓄電装置に関する。
2次電池を利用して、比較的大きな電力の充放電が可能な蓄電装置の例として特許第3331529号明細書記載のものがある。同文献に開示の蓄電装置は、アレイ状に接続された単位2次電池において各単位2次電池の異常を検知する手段と、異常のある単位2次電池を電気的に切り離す手段と、その分の電圧を補う手段と、逆流防止ダイオードとを有している。これにより、単位2次電池に異常が発生した場合にも、蓄電装置の全体として正常な動作を長期間安定に行うことを意図している。
しかしながら、各単位2次電池が異常な状態に至っているとは言えない状況においても、上記のようなアレイ状の単位2次電池の接続構成では、次のような状態があり得る。すなわち、アレイのうちのある直列部分(これを以下「充放電ユニット」という)と別の直列部分とで発生電圧に差が生じ、装置全体として充電モードであっても一部の充放電ユニットで放電がなされる状態や、逆に、装置全体として放電モードであっても一部の充放電ユニットで充電がなされる状態である。このような状態では、上記の電圧差によっては、部分的に瞬時に大きな電流が流れ、単位2次電池の特性劣化や寿命劣化を引き起こす可能性がある。
特許第3331529号明細書(図3)
本発明は、上記の事情を考慮してなされたもので、充放電ユニットが複数並列に接続された蓄電装置において、各充放電ユニットの間に電圧差が生じても、単位2次電池の特性劣化や寿命劣化などを防止せしめ得るように構成された蓄電装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の一態様に係る蓄電装置は、単位2次電池がひとつ以上直列に接続された第1の電池列と、該第1の電池列に直列に接続された第1の抵抗素子と、該第1の抵抗素子に並列に接続された第1の抵抗短絡スイッチとを有する第1の充放電ユニットと、単位2次電池がひとつ以上直列に接続された第2の電池列と、該第2の電池列に直列に接続された第2の抵抗素子と、該第2の抵抗素子に並列に接続された第2の抵抗短絡スイッチとを有し、前記第1の充放電ユニットに並列に接続された第2の充放電ユニットと、前記第1の電池列の両端電圧を検出する第1の電圧検出部と、前記第2の電池列の両端電圧を検出する第2の電圧検出部と、前記第1の電池列の前記両端電圧と前記第2の電池列の前記両端電圧との差電圧を演算する差電圧演算部と、前記差電圧に基づき、該差電圧が一定値以上の場合には前記第1および第2の抵抗短絡スイッチをオフ状態とし、前記差電圧が前記一定値以上でない場合には前記第1および第2の抵抗短絡スイッチをオン状態とするように制御を行うスイッチ制御部とを具備することを特徴とする。
すなわち、この蓄電装置には、第1、第2の充放電ユニットが有する第1、第2の電池列の両端電圧をそれぞれ検出する第1、第2の電圧検出部が設けられ、第1、第2の充放電ユニットにそれぞれ、抵抗素子とこの抵抗素子に並列に接続の抵抗短絡スイッチとが設けられる。そして、差電圧演算部において、第1、第2の電池列の両端電圧の差電圧を演算して、この差電圧が一定値以上の場合には第1および第2の抵抗短絡スイッチをオフ状態とし、この差電圧が一定値以上でない場合には第1および第2の抵抗短絡スイッチをオン状態とするようにスイッチ制御部が制御を行う。
したがって、第1、第2の電池列の両端電圧に一定の差が発生する場合には、第1、第2の充放電ユニットの相互の接続状態は2つの抵抗素子を介したものになり、よって部分的に発生する大きな電流を応分に抑制することができる。これにより、単位2次電池の特性劣化や寿命劣化などを防止することができる。
また、本発明の別の態様に係る蓄電装置は、単位2次電池がひとつ以上直列に接続された第1の電池列と、該第1の電池列に直列に接続された第1のオンオフスイッチと、該第1の電池列および該第1のオンオフスイッチに直列に接続された第1の抵抗素子と、該第1の抵抗素子に並列に接続された第1の抵抗短絡スイッチとを有する第1の充放電ユニットと、単位2次電池がひとつ以上直列に接続された第2の電池列と、該第2の電池列に直列に接続された第2のオンオフスイッチと、該第2の電池列および該第2のオンオフスイッチに直列に接続された第2の抵抗素子と、該第2の抵抗素子に並列に接続された第2の抵抗短絡スイッチとを有し、前記第1の充放電ユニットに並列に接続された第2の充放電ユニットと、単位2次電池がひとつ以上直列に接続された第nの(nは、3から3以上の整数Nまでの整数それぞれ。以下同)電池列と、該第nの電池列に直列に接続された第nのオンオフスイッチと、該第nの電池列および該第nのオンオフスイッチに直列に接続された第nの抵抗素子と、該第nの抵抗素子に並列に接続された第nの抵抗短絡スイッチとを有し、前記第1ないし第n−1の充放電ユニットに並列に接続された第nの充放電ユニットと、前記第1の電池列の両端電圧を検出する第1の電圧検出部と、前記第2の電池列の両端電圧を検出する第2の電圧検出部と、前記第nの電池列の両端電圧を検出する第nの電圧検出部と、前記第1ないし第nの電池列の前記両端電圧を用いて演算し演算結果を基準電圧として出力する基準電圧演算部と、前記基準電圧に基づき、前記第1ないし第nの充放電ユニットのうち該基準電圧からの前記両端電圧が一定値以上の充放電ユニットでは、前記抵抗短絡スイッチをオフ状態でかつ前記オンオフスイッチをオン状態とし、前記第1ないし第nの充放電ユニットのうち該基準電圧から前記両端電圧が前記一定値以上でない充放電ユニットでは、前記抵抗短絡スイッチをオン状態でかつ前記オンオフスイッチをオン状態とするように制御を行うスイッチ制御部とを具備することを特徴とする。
すなわち、この蓄電装置には、第1、第2、…、第Nの充放電ユニットが有する第1、第2、…、第Nの電池列の両端電圧をそれぞれ検出する第1、第2、…、第Nの電圧検出部が設けられ、第1、第2、…、第Nの充放電ユニットにそれぞれ、抵抗素子とこの抵抗素子に並列に接続の抵抗短絡スイッチとが設けられる。そして、基準電圧演算部において、第1、第2、…、第Nの電池列の両端電圧を用いて演算してその結果を基準電圧として出力し、この基準電圧から一定値以上の両端電圧を有する電池列を含む充放電ユニットでは抵抗短絡スイッチをオフ状態とし、そうでない充放電ユニットでは抵抗短絡スイッチをオン状態とするようにスイッチ制御部が制御を行う。
したがって、電池列の両端電圧が基準電圧から一定以上はずれた充放電ユニットでは、他の充放電ユニットとの接続状態が抵抗素子を介したものになり、よって部分的に発生する大きな電流を応分に抑制することができる。これにより、単位2次電池の特性劣化や寿命劣化などを防止することができる。
本発明によれば、充放電ユニットが複数並列に接続された蓄電装置において、各充放電ユニットの間に電圧差が生じても、単位2次電池の特性劣化や寿命劣化などを防止せしめ得る。
上記一態様における実施態様としては、単位2次電池がひとつ以上直列に接続された第nの(nは、3から3以上の整数Nまでの整数それぞれ。以下同)電池列と、該第nの電池列に直列に接続された第nの抵抗素子と、該第nの抵抗素子に並列に接続された第nの抵抗短絡スイッチとを有し、前記第1ないし第n−1の充放電ユニットに並列に接続された第nの充放電ユニットと、前記第nの電池列の両端電圧を検出する第nの電圧検出部とをさらに具備し、前記差電圧演算部が、前記第1ないし第nの電池列の前記両端電圧のうちの最大の両端電圧と最小の両端電圧との差電圧を第2の差電圧として演算し、前記スイッチ制御部が、前記第2の差電圧に基づき、該第2の差電圧が一定値以上の場合には前記第1ないし第nの抵抗短絡スイッチをオフ状態とし、前記第2の差電圧が前記一定値以上でない場合には前記第1ないし第nの抵抗短絡スイッチをオン状態とするように制御を行う、とすることができる。
これは、上記一態様における技術思想を充放電ユニットが3以上ある蓄電装置に適用したものである。
また、実施態様として、前記スイッチ制御部が、前記第1および第2の抵抗短絡スイッチをオフ状態とする制御をしている状態において、前記差電圧演算部による前記差電圧が第2の一定値内に収まったら、前記第1および第2の抵抗短絡スイッチをオン状態に移行する、とすることができる。
これは、第1および第2の抵抗短絡スイッチがオフ状態となっている状態において、差電圧演算部による差電圧が第2の一定値内に収まったことに呼応して、充放電ユニットにおける抵抗素子を短絡して通常の状態に戻すように構成したものである。すなわち、第1、第2の電池列の差電圧が第2の一定値内に収まれば、部分的に発生する電流は小さく、単位2次電池の特性や寿命への影響がないとみなせるからである。
また、実施態様として、前記第1の充放電ユニットに流れる電流を第1の充放電電流として検出する第1の電流検出部と、前記第2の充放電ユニットに流れる電流を第2の充放電電流として検出する第2の電流検出部と、前記第1の充放電電流と前記第2の充放電電流との差電流を演算する差電流演算部とをさらに具備し、前記スイッチ制御部が、前記第1および第2の抵抗短絡スイッチをオフ状態とする制御をしている状態において、前記差電流演算部による前記差電流が第2の一定値内に収まったら、前記第1および第2の抵抗短絡スイッチをオン状態に移行する、とすることができる。
これは、第1および第2の抵抗短絡スイッチがオフ状態となっている状態において、差電流演算部による差電流が第2の一定値内に収まったことに呼応して、充放電ユニットにおける抵抗素子を短絡して通常の状態に戻すように構成したものである。すなわち、第1、第2の充放電ユニットの差電流が第2の一定値内に収まれば、部分的に発生する電流を抑制する目的は達せられており、単位2次電池の特性や寿命への影響がないとみなせるからである。
また、上記別の態様における実施態様としては、前記第1の電池列の異常を検知する第1の異常検知部と、前記第2の電池列の異常を検知する第2の異常検知部と、前記第nの電池例の異常を検知する第nの異常検知部と、前記第1ないし第nの異常検知部の異常検知結果に基づき、前記第1ないし第nの電池列のうちに異常該当する電池列がある場合に、前記第1ないし第nの充放電ユニットの前記第1ないし第nのオンオフスイッチをすべてオフ状態とする制御を行う第2のスイッチ制御部とをさらに具備する、とすることができる。
これは、いずれかの電池列に異常がある場合に、すべての充放電ユニットにおいてオンオフスイッチをオフ状態として実質的に装置としての機能を停止させ、保護が強化される状態にする構成である。
また、実施態様として、前記第1の電池列の異常を検知する第1の異常検知部と、前記第2の電池列の異常を検知する第2の異常検知部と、前記第nの電池例の異常を検知する第nの異常検知部と、前記第1ないし第nの異常検知部の異常検知結果に基づき、前記第1ないし第nの電池列のうちに異常該当する電池列がある場合に、前記第1ないし第nの充放電ユニットの前記第1ないし第nの抵抗短絡スイッチをすべてオフ状態としかつ前記第1ないし第nのオンオフスイッチをすべてオン状態とする制御を行う第2のスイッチ制御部とをさらに具備する、とすることができる。
これは、いずれかの電池列に異常がある場合に、すべての充放電ユニットにおいて抵抗短絡スイッチをオフ状態とし、保護が強化される状態にする構成である。
また、実施態様として、前記第1の電池列の異常を検知する第1の異常検知部と、前記第2の電池列の異常を検知する第2の異常検知部と、前記第nの電池例の異常を検知する第nの異常検知部と、前記第1ないし第nの異常検知部の異常検知結果に基づき、前記第1ないし第nの電池列のうちの異常該当する電池列を含む前記充放電ユニットにおける前記オンオフスイッチをオフ状態とする制御を行う第2のスイッチ制御部とをさらに具備する、とすることができる。
これは、いずれかの電池列に異常がある場合に、異常のある電池列を含む充放電ユニットにおいてオンオフスイッチをオフ状態として実質的に装置から切り離し、保護が強化される状態にする構成である。
また、実施態様として、前記第1の電池列の異常を検知する第1の異常検知部と、前記第2の電池列の異常を検知する第2の異常検知部と、前記第nの電池例の異常を検知する第nの異常検知部と、前記第1ないし第nの異常検知部の異常検知結果に基づき、前記第1ないし第nの電池列のうちの異常該当する電池列を含む前記充放電ユニットにおける前記抵抗短絡スイッチをオフ状態としかつ当該電池列を含む前記充放電ユニットにおける前記オンオフスイッチをオン状態とする制御を行う第2のスイッチ制御部とをさらに具備する、とすることができる。
これは、いずれかの電池列に異常がある場合に、異常のある電池列を含む充放電ユニットにおいて抵抗短絡スイッチをオフ状態としかつオンオフスイッチをオン状態としてその部分で保護が強化される状態にする構成である。
以上を踏まえ、以下では本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る蓄電装置の構成を示す回路・ブロック図である。図1に示すように、この蓄電装置は、充放電ユニット10、20、…、N0が並列に接続された構成を有し、通常はこれらの充放電ユニットの全体で、電源400からの充電を受け、または負荷400への電力供給(放電)を行うようになっている。ただし、充放電ユニットのいずれかひとつ以上においては、場合により、それら以外の充放電ユニットでの充電あるいは放電の状態とは異なった状態にされる場合がある。これらの場合については順次説明をしていく。
この蓄電装置は、充放電ユニット10、20、…、N0が並列に接続された構成を有することにより、電流定格を応分に大きなものとすることができる。例えば数Aから数十Aの定格電流を想定することができる。各充放電ユニット10、20、…、N0の発生電圧は例えば数十Vから数百Vとすることができる。
充放電ユニット10は、抵抗素子11、抵抗短絡スイッチ12、電池列13、電圧検出部14、電流検出部15、オンオフスイッチ16を有する。他の充放電ユニットn0(nは2以上Nまでの整数それぞれ。以下同)においても同様の構成n1〜n6をそれぞれ有する。代表して、抵抗素子11、抵抗短絡スイッチ12、電池列13、電圧検出部14、電流検出部15、オンオフスイッチ16について以下説明する。
抵抗素子11は、電池列13に直列に接続される。抵抗素子11としては、各種の一般的な抵抗素子(電力定格によって、例えば、金属皮膜抵抗、炭素皮膜抵抗、酸化金属皮膜抵抗、ホーロー抵抗、セメント抵抗など)のほか、等価的に抵抗素子として機能する素子や回路などを利用してもよい。抵抗素子11を抵抗短絡スイッチ12により短絡している場合の電池列13の電流に対する、抵抗素子11を介している場合の電池列13の電流の比が、例えば、20%ないし30%程度以上減の値となるように抵抗素子11の抵抗値を選ぶ。
抵抗短絡スイッチ12は、抵抗素子11に並列に接続される。抵抗短絡スイッチ12としては、機械式のリレーや半導体スイッチなどを利用できる。抵抗短絡スイッチ12のオンオフ状態は、スイッチ制御部300からの制御信号により制御される。抵抗短絡スイッチ12がオン状態では、抵抗素子11が短絡されて電池列13からの(電池列13への)電流が抵抗素子11を介さずに出力(または入力)される。
電池列13は、単位2次電池がひとつ以上直列に接続された電池の集合体である。単位2次電池としては、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池など各種の2次電池を利用できる。なお、上記の直列に接続された集合体がさらに互いに並列に接続された形態として電池列13を構成することも可能である。
電圧検出部14は、電池列13の両端電圧を検出するものである。検出された両端電圧は、電圧演算部100にもたらされる。この実施形態の電圧検出部14は、電池列13の全体としてその両端電圧を検出するようになっているが、このような態様に限らず、単位2次電池ごとにその両端電圧を検出する電圧検出部を設けるようにしてもよい。この場合には、それらそれぞれで検出された両端電圧を電圧演算部100に送る。このようにして電圧演算部100ではそれらの和として電池列13の両端電圧を得ることができる。
電流検出部15は、電池列13が出力する(または電池列13に流れ込む)電流を検出するものである。例えば、ホール素子やシャント抵抗を利用する形態が一般的である。これらの素子は電池列13に直列に挿入、接続される。検出された電流は、電流演算部200にもたらされる。
オンオフスイッチ16は、充放電ユニット10の全体としての充放電をオンまたはオフすることができるように、電池列14に直列に挿入、接続される。オンオフスイッチ16としては、機械式のリレーや半導体スイッチなどを利用できる。オンオフスイッチのオンオフ状態は、スイッチ制御部300からの制御信号により制御される。
また、この蓄電装置は、電圧演算部100、電流演算部200、スイッチ制御部300を有する。電圧演算部100は、各充放電ユニットn0にある電圧検出部n4で検出された電圧を集約し、これらの電圧値を用いて一定の演算を行う。演算により基準となる電圧(基準電圧)を求め、この基準電圧から各電池列n3の両端電圧がどれだけ離れているか(乖離)を求める。ここでの基準電圧としては、場合により、単純平均値、最大値、最小値、最大と最小との中間値などを使い分ける。電圧演算部100としては、CPUを備えた情報処理装置を利用できる。
電流演算部200は、各充放電ユニットn0にある電流検出部n5で検出された電流を集約し、これらの電流値を用いて一定の演算を行う。演算により基準となる電流を求め、この電流から各充放電ユニットn0での電流がどれだけ離れているかを求める。ここでの基準となる電流としては、場合により、単純平均値、最大値、最小値、最大と最小との中間値などを使い分けることが可能である。電流演算部200としては、CPUを備えた情報処理装置を利用できる。
スイッチ制御部300は、電圧演算部100で求められた、基準電圧からの各電池列n3の両端電圧の乖離に基づき、抵抗短絡スイッチn2のオンオフ状態を変更、制御する信号を生成する。場合により、オンオフスイッチn6のオンオフ状態を変更、制御する信号を生成する場合もある。さらに場合によっては、スイッチ制御部300は、電流演算部200で求められた、基準となる電流からの各充放電ユニットn0での電流の乖離に基づき、抵抗短絡スイッチn2のオンオフ状態を変更、制御する信号を生成する。この場合も、オンオフスイッチn6のオンオフ状態を変更、制御する信号を生成する場合もある。
なお、電源または負荷400は、この蓄電装置が電力供給源として機能する場合には負荷であり、直流負荷の場合、またはインバータを備えてその出力側に接続された単相または三相の交流負荷の場合があり得る。また、電源または負荷400は、この蓄電装置に充電がされる場合には、電源である。電源としては、単相または三相の交流を整流する整流器や、別の蓄電装置を例示できる。
次に、図1に示した蓄電装置の動作を図2に示したフローをも参照してさらに説明する。図2は、図1に示した蓄電装置の動作を示すフロー図である。
この動作では、概略的に、各充放電ユニットn0での電池列n3の電圧が他の充放電ユニットでのそれと比較して乖離が大きい場合に各抵抗素子n1を機能させるように抵抗短絡スイッチn2を制御する。また、しかるのち、電池列n3の電圧または電流の、他の充放電ユニットのそれからの乖離が一定値内に収まったら各抵抗素子n1を無機能化するように抵抗短絡スイッチn2を制御する。これにより、各電池列n3の両端電圧に一定の差が発生している場合には、各充放電ユニットn0の相互の接続状態は2つの抵抗素子n1を介したものになり、部分的に発生する大きな電流(横流電流、突入電流)を応分に抑制することができる。これにより、単位2次電池の特性劣化や寿命劣化などを防止することができる。
まず、初期時は、各抵抗短絡スイッチn2はすべてオン状態、各オンオフスイッチn6はすべてオフ状態である。次に、各電池列n3の電圧を電圧検出部n4によって検出し(ステップ1)、これを電圧演算部100に送る。次に、検出された各電圧を用いて一定の演算を行う(ステップ2)。例えばここでは最大値と最小値との差を求める(差電圧演算部として機能する。換言すると、「基準電圧」は最大値または最小値であり、最大の「乖離」としてそれらの差が求められる。)。この差があらかじめ定められた一定値以上の場合は、各抵抗短絡スイッチn2をすべてオフとすべく制御する信号を、スイッチ制御部300で生成する(ステップ3)。このような制御信号が生成されている状態はこの蓄電装置における一種の保護状態である。
なお、上記の差があらかじめ定められた一定値以上ではない場合は、各抵抗短絡スイッチn2をすべてオンとすべく制御する信号を、スイッチ制御部300で生成する(ステップ3)。このような制御信号が生成されている状態は通常状態である。以上説明の各抵抗短絡スイッチn2がオフまたはオンの状態において、さらに各オンオフスイッチn6がすべてオン状態とされて、蓄電装置としての充電または放電の状態がしばらくは維持される。
次に、蓄電装置として充電または放電の状態でかつ各抵抗短絡スイッチn2がすべてオフの場合(保護状態)において、各電池列n3の電圧(または電流でもよい)を電圧検出部n4(または電流検出部n5)によって検出し(ステップ4)、これを電圧演算部100(または電流演算部200)に送る。そして、検出された各電圧(または各電流)を用いて一定の演算を行う。例えばここでは上記と同様に、最大値と最小値との差を求める。
この差があらかじめ定められた一定値内に収まっている場合は、各抵抗短絡スイッチn2をすべてオンに変更すべく制御する信号を、スイッチ制御部300で生成する(ステップ5)。ここでの一定値は、ステップ3で用いた一定値と必ずしも同じでなくてもよい。スイッチn2の状態変更により、通常状態に移行する。なお、差があらかじめ定められた一定値内に収まっていない場合は、各抵抗短絡スイッチn2のオフ状態はスイッチ制御部300によって維持される。
以上の図2を参照する説明では、すべての充放電ユニットn0を統一して保護状態し、さらに統一して通常状態に移行させている。これに限らず、「基準電圧」からの「乖離」が一定以上大きい充放電ユニットn0でのみこれを保護状態とし、この状態で蓄電装置として充電または放電を行い、しかるのち、「乖離」が一定以内に収まったらその充放電ユニットn0を個別に通常状態に移行するように動作させるようにすることも容易に可能である。この場合には、蓄電装置の全体として、より通常状態に近い状態での運用が可能になる。
次に、図1に示した蓄電装置の別の動作を図3に示したフローをも参照してさらに説明する。図3は、図1に示した蓄電装置の別の動作を示すフロー図である。この動作は、各電池列n3が何らかの異常に陥ってしまった場合への対応を含むものである。
この蓄電装置は、各電池列n3での異常を検出することができる(ステップ7)。具体的には、電圧演算部100(または電流演算部200)による上記で説明した「基準電圧」(電流演算部200での場合は基準となる電流)および「乖離」の求値処理を流用し、上記の場合よりさらに大きな「乖離」がある場合を異常とみなしこれを実現できる。すなわちこの場合、電圧演算部100、電流演算部200は、それぞれ異常検知部としても機能する。なお、これに限らず、各電池列n3での異常を検知するための別の手段を設けるようにしてもよい。例えば、出力が電気信号として得られる温度計、同じく振動計などの手段およびその出力信号の処理手段である。
この蓄電装置では、上記検出された異常状態に基づき、各オンオフスイッチn6(場合によっては各抵抗短絡スイッチn2も)の状態を変更、制御する信号を、スイッチ制御部300で生成する(ステップ8)。より具体的には、以下説明するいくつかの制御方法がある。
まず、ひとつは、各電池列n3のいずれかひとつ以上に異常が検知された場合には、すべてのオンオフスイッチn6を統一してオフ状態にする方法である。これによれば、蓄電装置として充電または放電の電流が遮断されるが、より確実な保護状態に移行できる。オンオフスイッチn6を統一してオフ状態にしている場合は、抵抗短絡スイッチn2のオンオフ状態はいずれでもかまわない。
別の方法として、各電池列n3のいずれかひとつ以上に異常が検知された場合に、各オンオフスイッチn6ではこれらを統一してオン状態に維持し、対してすべての抵抗短絡抵抗n2を統一してオフ状態に制御する方法がある。これによれば、蓄電装置として、充電または放電の電流は各充放電ユニットn0で抵抗素子n1を介したものになる。よって、蓄電装置としてまったく機能しなくなるわけではなく、保護状態下での機能の運用がされる。
さらに別の方法として、各電池列n3のいずれかひとつ以上に異常が検知された場合に、異常該当する電池列n3を含む充放電ユニットn0におけるオンオフスイッチn6をオフ状態にする方法がある。他の充放電ユニットn0のオンオフスイッチn6および抵抗短絡スイッチn2はオン状態に保つ。オンオフスイッチn6がオフ状態にされた充放電ユニットn0では、抵抗短絡スイッチn2のオンオフ状態はいずれでもかまわない。この方法によれば、蓄電装置として充電または放電の電流は遮断されず、異常ではない残りの充放電ユニットn0によりその機能が保たれることになる。また、オンオフスイッチn6がオフにされた充放電ユニットn0では、より確実な保護状態への移行がなされる。
また、さらに別の方法として、各電池列n3のいずれかひとつ以上に異常が検知された場合に、異常該当する電池列n3を含む充放電ユニットn0におけるオンオフスイッチn6はオン状態のままとし、当該充放電ユニットn0の抵抗短絡スイッチn2をオフ状態に移行、制御する方法がある。なお、異常該当しない電池列n3を含む充放電ユニットn0では、オンオフスイッチn6、抵抗短絡スイッチn2ともにオン状態のままである。この方法によれば、蓄電装置として充電または放電の電流は遮断されないことに加えて、抵抗短絡スイッチn2がオフにされた充放電ユニットn0では、一定の保護状態への移行がなされる。
以上説明の実施形態によれば、各電池列n3に異常がある場合に蓄電装置を保護状態に移行することができる。もとより、各電池列n3の両端電圧に一定の差が発生している場合には、各充放電ユニットn0の相互の接続状態は2つの抵抗素子n1を介したものになるので、部分的に発生する大きな電流(横流電流、突入電流)を応分に抑制することができる。これにより、単位2次電池の特性劣化や寿命劣化などを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る蓄電装置の構成を示す回路・ブロック図。 図1に示した蓄電装置の動作を示すフロー図。 図1に示した蓄電装置の別の動作を示すフロー図。
符号の説明
10,20,N0…充放電ユニット、11,21,N1…抵抗素子、12,22,N2…抵抗短絡スイッチ、13,23,N3…電池列、14,24,N4…電圧検出部、15,25,N5…電流検出部、16,26,N6…オンオフスイッチ、100…電圧演算部(異常検知部)、200…電流検出部(異常検知部)、300…スイッチ制御部、400…電源または負荷。

Claims (9)

  1. 単位2次電池がひとつ以上直列に接続された第1の電池列と、該第1の電池列に直列に接続された第1の抵抗素子と、該第1の抵抗素子に並列に接続された第1の抵抗短絡スイッチとを有する第1の充放電ユニットと、
    単位2次電池がひとつ以上直列に接続された第2の電池列と、該第2の電池列に直列に接続された第2の抵抗素子と、該第2の抵抗素子に並列に接続された第2の抵抗短絡スイッチとを有し、前記第1の充放電ユニットに並列に接続された第2の充放電ユニットと、
    前記第1の電池列の両端電圧を検出する第1の電圧検出部と、
    前記第2の電池列の両端電圧を検出する第2の電圧検出部と、
    前記第1の電池列の前記両端電圧と前記第2の電池列の前記両端電圧との差電圧を演算する差電圧演算部と、
    前記差電圧に基づき、該差電圧が一定値以上の場合には前記第1および第2の抵抗短絡スイッチをオフ状態とし、前記差電圧が前記一定値以上でない場合には前記第1および第2の抵抗短絡スイッチをオン状態とするように制御を行うスイッチ制御部と
    を具備することを特徴とする蓄電装置。
  2. 単位2次電池がひとつ以上直列に接続された第nの(nは、3から3以上の整数Nまでの整数それぞれ。以下同)電池列と、該第nの電池列に直列に接続された第nの抵抗素子と、該第nの抵抗素子に並列に接続された第nの抵抗短絡スイッチとを有し、前記第1ないし第n−1の充放電ユニットに並列に接続された第nの充放電ユニットと、
    前記第nの電池列の両端電圧を検出する第nの電圧検出部とをさらに具備し、
    前記差電圧演算部が、前記第1ないし第nの電池列の前記両端電圧のうちの最大の両端電圧と最小の両端電圧との差電圧を第2の差電圧として演算し、
    前記スイッチ制御部が、前記第2の差電圧に基づき、該第2の差電圧が一定値以上の場合には前記第1ないし第nの抵抗短絡スイッチをオフ状態とし、前記第2の差電圧が前記一定値以上でない場合には前記第1ないし第nの抵抗短絡スイッチをオン状態とするように制御を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の蓄電装置。
  3. 前記スイッチ制御部が、前記第1および第2の抵抗短絡スイッチをオフ状態とする制御をしている状態において、前記差電圧演算部による前記差電圧が第2の一定値内に収まったら、前記第1および第2の抵抗短絡スイッチをオン状態に移行することを特徴とする請求項1記載の蓄電装置。
  4. 前記第1の充放電ユニットに流れる電流を第1の充放電電流として検出する第1の電流検出部と、
    前記第2の充放電ユニットに流れる電流を第2の充放電電流として検出する第2の電流検出部と、
    前記第1の充放電電流と前記第2の充放電電流との差電流を演算する差電流演算部とをさらに具備し、
    前記スイッチ制御部が、前記第1および第2の抵抗短絡スイッチをオフ状態とする制御をしている状態において、前記差電流演算部による前記差電流が第2の一定値内に収まったら、前記第1および第2の抵抗短絡スイッチをオン状態に移行することを特徴とする請求項1記載の蓄電装置。
  5. 単位2次電池がひとつ以上直列に接続された第1の電池列と、該第1の電池列に直列に接続された第1のオンオフスイッチと、該第1の電池列および該第1のオンオフスイッチに直列に接続された第1の抵抗素子と、該第1の抵抗素子に並列に接続された第1の抵抗短絡スイッチとを有する第1の充放電ユニットと、
    単位2次電池がひとつ以上直列に接続された第2の電池列と、該第2の電池列に直列に接続された第2のオンオフスイッチと、該第2の電池列および該第2のオンオフスイッチに直列に接続された第2の抵抗素子と、該第2の抵抗素子に並列に接続された第2の抵抗短絡スイッチとを有し、前記第1の充放電ユニットに並列に接続された第2の充放電ユニットと、
    単位2次電池がひとつ以上直列に接続された第nの(nは、3から3以上の整数Nまでの整数それぞれ。以下同)電池列と、該第nの電池列に直列に接続された第nのオンオフスイッチと、該第nの電池列および該第nのオンオフスイッチに直列に接続された第nの抵抗素子と、該第nの抵抗素子に並列に接続された第nの抵抗短絡スイッチとを有し、前記第1ないし第n−1の充放電ユニットに並列に接続された第nの充放電ユニットと、
    前記第1の電池列の両端電圧を検出する第1の電圧検出部と、
    前記第2の電池列の両端電圧を検出する第2の電圧検出部と、
    前記第nの電池列の両端電圧を検出する第nの電圧検出部と、
    前記第1ないし第nの電池列の前記両端電圧を用いて演算し演算結果を基準電圧として出力する基準電圧演算部と、
    前記基準電圧に基づき、前記第1ないし第nの充放電ユニットのうち該基準電圧からの前記両端電圧が一定値以上の充放電ユニットでは、前記抵抗短絡スイッチをオフ状態でかつ前記オンオフスイッチをオン状態とし、前記第1ないし第nの充放電ユニットのうち該基準電圧から前記両端電圧が前記一定値以上でない充放電ユニットでは、前記抵抗短絡スイッチをオン状態でかつ前記オンオフスイッチをオン状態とするように制御を行うスイッチ制御部と
    を具備することを特徴とする蓄電装置。
  6. 前記第1の電池列の異常を検知する第1の異常検知部と、
    前記第2の電池列の異常を検知する第2の異常検知部と、
    前記第nの電池例の異常を検知する第nの異常検知部と、
    前記第1ないし第nの異常検知部の異常検知結果に基づき、前記第1ないし第nの電池列のうちに異常該当する電池列がある場合に、前記第1ないし第nの充放電ユニットの前記第1ないし第nのオンオフスイッチをすべてオフ状態とする制御を行う第2のスイッチ制御部と
    をさらに具備することを特徴とする請求項5記載の蓄電装置。
  7. 前記第1の電池列の異常を検知する第1の異常検知部と、
    前記第2の電池列の異常を検知する第2の異常検知部と、
    前記第nの電池例の異常を検知する第nの異常検知部と、
    前記第1ないし第nの異常検知部の異常検知結果に基づき、前記第1ないし第nの電池列のうちに異常該当する電池列がある場合に、前記第1ないし第nの充放電ユニットの前記第1ないし第nの抵抗短絡スイッチをすべてオフ状態としかつ前記第1ないし第nのオンオフスイッチをすべてオン状態とする制御を行う第2のスイッチ制御部と
    をさらに具備することを特徴とする請求項5記載の蓄電装置。
  8. 前記第1の電池列の異常を検知する第1の異常検知部と、
    前記第2の電池列の異常を検知する第2の異常検知部と、
    前記第nの電池例の異常を検知する第nの異常検知部と、
    前記第1ないし第nの異常検知部の異常検知結果に基づき、前記第1ないし第nの電池列のうちの異常該当する電池列を含む前記充放電ユニットにおける前記オンオフスイッチをオフ状態とする制御を行う第2のスイッチ制御部と
    をさらに具備することを特徴とする請求項5記載の蓄電装置。
  9. 前記第1の電池列の異常を検知する第1の異常検知部と、
    前記第2の電池列の異常を検知する第2の異常検知部と、
    前記第nの電池例の異常を検知する第nの異常検知部と、
    前記第1ないし第nの異常検知部の異常検知結果に基づき、前記第1ないし第nの電池列のうちの異常該当する電池列を含む前記充放電ユニットにおける前記抵抗短絡スイッチをオフ状態としかつ当該電池列を含む前記充放電ユニットにおける前記オンオフスイッチをオン状態とする制御を行う第2のスイッチ制御部と
    をさらに具備することを特徴とする請求項5記載の蓄電装置。
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