JP2012085415A - 電源システムおよびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷に対して並列に接続された複数の蓄電装置を有する電源システムにおいて、蓄電装置内部の短絡故障が発生した場合に、回路の複雑さの増加を抑制しつつ、故障が発生した蓄電装置を保護する。
【解決手段】電源システム100は、負荷装置200に対して並列に接続された複数の蓄電装置110,120と、ECU300とを備える。ECU300は、複数の蓄電装置110,120の各々に生じる起電圧を推定するとともに、複数の蓄電装置のうちのいずれかにおいて短絡故障が発生した場合に、推定された起電圧の差に基づいて生じる蓄電装置間に流れるループ電流を低減するように、負荷装置200に供給する電流を設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源システムおよびその制御方法に関し、より特定的には、負荷に並列に接続された蓄電装置において、蓄電装置内部に短絡が生じた場合の蓄電装置の保護制御に関する。
近年、環境に配慮した車両として、蓄電装置(たとえば二次電池やキャパシタなど)を搭載し、蓄電装置に蓄えられた電力を用いて、モータによって発生する駆動力により走行する車両が注目されている。このような車両には、たとえば電気自動車、ハイブリッド自動車、燃料電池車などが含まれる。
そして、このような車両において、電力による走行距離をさらに延ばすために、複数の蓄電装置が駆動装置などの負荷に並列に設けられる構成を有する場合がある。このような構成では、一般的に、各蓄電装置はほぼ同じ起電力となるように設計される。
しかしながら、蓄電装置内部に積層されたセルに短絡故障が発生した場合には、当該故障が発生した蓄電装置の起電力が低下する。そうすると、並列接続された他の蓄電装置の起電力との差が生じるために、故障が発生した蓄電装置以外の蓄電装置からの電流の流れ込みが生じ得る。これによって、当該故障に発生した蓄電装置が過充電や発熱が生じ、蓄電装置の破損や劣化をもたらす要因となり得る。
特許第3330517号公報(特許文献1)には、上記のように負荷に対して並列に接続された蓄電装置を備える回路において、蓄電装置内の個々のセルの電圧を検出するとともに、検出された各セルの電圧によって短絡異常が発生したことが検出されると、当該異常となった蓄電装置と負荷との間に設けられたスイッチ素子を用いて、当該異常となった蓄電装置を負荷から切り離す構成を開示する。
特許第3330517号公報 特開2000−102185号公報
特許第3330517号公報(特許文献1)に開示された構成においては、異常が発生した蓄電装置を、負荷および他の蓄電装置から切り離すことが可能であり、それによって、異常が発生した蓄電装置に起因する他の機器への影響が排除される。
しかしながら、特許第3330517号公報(特許文献1)に開示された構成においては、負荷および他の蓄電装置から切り離すためのスイッチ素子をそれぞれの蓄電装置に対して設けることが必要となり、回路の複雑さが増加するとともにコストの増加につながるおそれがある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、負荷に対して並列に接続された複数の蓄電装置を有する電源システムにおいて、蓄電装置内部の短絡故障が発生した場合に、回路の複雑さの増加を抑制しつつ、故障が発生した蓄電装置を保護する構成を提供することである。
本発明による電源システムは、複数の蓄電装置と、制御装置とを備え、負荷装置に電力を供給する。蓄電装置は、複数のセルが積層され、負荷装置に対して並列に接続される。制御装置は、複数の蓄電装置の出力電圧に基づいて複数の蓄電装置のそれぞれに生じる起電圧を推定する。また、制御装置は、複数の蓄電装置の電圧に関する情報に基づいて複数の蓄電装置のうちのいずれかにおけるセルに短絡が生じたことが検出された場合に、推定された起電圧の差に起因して生じる複数の蓄電装置間に流れるループ電流を低減するための、負荷装置に追加的に供給する放電電流を設定する。
好ましくは、制御装置は、放電電流が予め定められたしきい値を上回る場合は、放電電流が追加された駆動電流が負荷装置に供給されるように負荷装置を制御する。一方、制御装置は、放電電流がしきい値を下回る場合は、放電電流が追加されない駆動電流が負荷装置に供給されるように負荷装置を制御する。
好ましくは、電源システムは、複数の蓄電装置と負荷装置とを結ぶ経路に設けられ、複数の蓄電装置から負荷装置への電力の供給と遮断とを切換えることができるように構成された切換部をさらに備える。そして、制御装置は、放電電流がしきい値を下回る場合は、複数の蓄電装置から負荷装置への電力を遮断するように切換部を制御する。
好ましくは、しきい値は、ループ電流に起因して生じる蓄電装置の過充電および発熱が、蓄電装置の機能の低下に至らない許容範囲に基づいて定められる。
好ましくは、制御装置は、複数の蓄電装置からの出力電圧と、負荷装置へ供給される電流とに基づいて起電圧を推定する。
好ましくは、制御装置は、推定された起電圧の差が基準値を上回る場合に、短絡が生じたことを検出する。
好ましくは、複数のセルは、少なくとも1つのセルを含む複数のグループに分割される。電源システムは、複数のグループの各々についての電圧を検出するための電圧検出部をさらに備える。そして、制御装置は、電圧検出部によって、複数のグループのうちのいずれかについての電圧が基準値を下回る場合に、短絡が生じたことを検出する。
好ましくは、制御装置は、起電圧の差、複数の蓄電装置の温度、および複数の蓄電装置の充電状態に基づいて放電電流を演算する。
好ましくは、制御装置は、予め定められたマップを用いて放電電流を演算する。
本発明による電源システムの制御方法は、複数のセルが積層され、負荷装置に対して並列に接続された複数の蓄電装置から、負荷装置に電力を供給するための電源システムの制御を行なう。制御方法は、複数の蓄電装置の出力電圧に基づいて、複数の蓄電装置のそれぞれに生じる起電圧を推定するステップと、複数の蓄電装置の電圧に関する情報に基づいて、複数の蓄電装置のうちのいずれかにおけるセルに短絡が生じたことを検出するステップと、短絡が検出された場合に、推定された起電圧の差に起因して生じる複数の蓄電装置間に流れるループ電流を演算するステップと、ループ電流を低減するために、負荷装置に追加的に供給する放電電流を設定するステップとを備える。
好ましくは、放電電流を設定するステップは、放電電流が予め定められたしきい値を上回る場合は、放電電流が追加された駆動電流が負荷装置に供給されるように負荷装置を制御する。一方、放電電流を設定するステップは、放電電流がしきい値を下回る場合は、放電電流が追加されない駆動電流が負荷装置に供給されるように負荷装置を制御する。
好ましくは、電源システムは、複数の蓄電装置と負荷装置とを結ぶ経路に設けられ、複数の蓄電装置から負荷装置への電力の供給と遮断とを切換えることができるように構成された切換部をさらに含む。そして、制御方法は、放電電流がしきい値を下回る場合は、複数の蓄電装置から負荷装置への電力を遮断するように切換部を制御する。
本発明によれば、負荷に対して並列に接続された複数の蓄電装置を有する電源システムにおいて、蓄電装置内部の短絡故障が発生した場合に、回路の複雑さの増加を抑制しつつ、故障が発生した蓄電装置を保護することができる。
本発明の実施の形態に従う電源システムが搭載された、車両の全体ブロック図である。 本実施の形態における蓄電装置の保護制御の概要を説明するための図である。 蓄電装置の起電圧と出力電流との関係の一例を示す図である。 蓄電装置間の起電圧の差を説明するための図である。 追加される放電電流を設定するためのマップの一例を示す図である。 本実施の形態において、ECUで実行される蓄電装置の保護制御を説明するための機能ブロック図である。 本実施の形態において、ECUで実行される蓄電装置の保護制御処理の詳細を説明するためのフローチャートである。 本実施の形態において、ECUで実行される蓄電装置の保護制御処理の詳細を説明するためのフローチャートの他の例である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施の形態に従う電源システム100が搭載された、車両10の全体ブロック図である。
図1を参照して、車両10は、電源システム100と、電源システム100からの電力を用いて動作する負荷装置200とを備える。
電源システム100は、蓄電装置110,120と、システムメインリレー(以下、SMR(System Main Relay)とも称する。)130と、温度センサ140,160と、電圧センサ150,170と、電流センサ180と、制御装置(以下、ECU(Electronic Control Unit)とも称する。)300とを含む。負荷装置200は、コンバータ210と、インバータ220,230と、コンデンサC1,C2と、モータジェネレータMG1,MG2と、エンジン240と、動力分割機構250と、駆動輪26とを含む。
なお、図1においては、車両10として、2組のインバータおよびモータジェネレータと、エンジンとを搭載したハイブリッド自動車が例として示されるが、蓄電装置からの電力によって走行可能であれば、その構成は特に限定されるものではない。車両10の他の例としては、たとえば、1組のインバータおよびモータジェネレータとエンジンとを搭載したハイブリッド自動車や、エンジンを搭載しない電気自動車または燃料電池自動車などが含まれる。
蓄電装置110,120は、SMR130を介して負荷装置200に接続される。蓄電装置110,120は、充放電可能に構成された電力貯蔵要素である。蓄電装置110,120は、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池あるいは鉛蓄電池などの二次電池や、電気二重層キャパシタなどの蓄電素子(セル)を含んで構成される。そして、複数個のセルが直列に積層されることによって、所定の電圧が出力可能となるように構成される。蓄電装置110,120の出力は、たとえば200V程度である。
蓄電装置110,120には、温度センサ140,160および電圧センサ150,170がそれぞれ設けられる。温度センサ140,160は、蓄電装置110,120のそれぞれ温度を検出し、その検出値TB1,TB2をECU300へ出力する。
電圧センサ150,170は、蓄電装置110,120にそれぞれ含まれる各セルの電圧を検出する。あるいは、複数のセルが少なくとも1つのセルを含む複数のグループに分割される場合には、各グループの電圧を検出するようにしてもよい。そして、電圧センサ150,170は、それぞれの電圧検出値VB1,VB2をECU300へ出力する。なお、電圧検出値VB1,VB2の各々は、蓄電装置の出力電圧および複数のセルまたはグループについての各々の電圧検出値を含むものとする。
電流センサ180は、蓄電装置110,120の負極端子とSMR130とを結ぶ経路に設けられ、蓄電装置110,120から負荷装置200へ入出力される電流を検出し、その検出値IBをECU300へ出力する。
SMR130に含まれるリレーの一方端は、蓄電装置110,120の正極端子および負極端子にそれぞれ接続される。SMR130に含まれるリレーの他方端は、コンバータ210に接続された電力線PL1および接地線NL1にそれぞれ接続される。そして、SMR130は、ECU300からの制御信号SE1に基づいて、蓄電装置110,120とコンバータ210との間での電力の供給と遮断とを切替える。
コンバータ210は、ECU300からの制御信号PWCに基づいて、電力線PL1および接地線NL1と電力線PL2および接地線NL1との間で電圧変換を行なう。コンバータ210は、たとえば、チョッパ回路を含んで構成される。
コンバータ210は、昇圧動作時には、コンデンサC1の両端の直流電圧VLを直流電圧VH(インバータ220,230への入力電圧に相当するこの直流電圧を、以下「システム電圧」とも称する)に昇圧する。また、コンバータ210は、降圧動作時には、直流電圧VHを直流電圧VLに降圧する。
コンデンサC1は、電力線PL1および接地線NL1の間に設けられ、電力線PL1および接地線NL1間の電圧変動を減少させる。電圧センサ211は、コンデンサC1の両端にかかる電圧を検出し、その検出値VLをECU300へ出力する。
また、コンデンサC2は、電力線PL2および接地線NL1の間に設けられ、電力線PL2および接地線NL1間の電圧変動を減少させる。電圧センサ212は、コンデンサC2の両端にかかる電圧を検出し、その検出値VHをECU300へ出力する。
インバータ220,230は、電力線PL2および接地線NL1に対して並列に接続される。インバータ220,230は、ECU300からの制御信号PWI1、PWI2に基づいてそれぞれ制御され、コンバータ210から供給される直流電力を交流電力に変換し、モータジェネレータMG1,MG2を駆動する。
モータジェネレータMG1,MG2は交流回転電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動機である。モータジェネレータMG1,MG2は、インバータ220,230からそれぞれ供給される交流電力を受けて車両走行のための回転駆動力を発生する。また、モータジェネレータMG1,MG2は、外部から回転力を受け、ECU300からの回生トルク指令によって交流電力を発電するとともに回生制動力を車両10に発生する。
また、モータジェネレータMG1,MG2は、動力分割機構250を介してエンジン240にも連結される。そして、エンジン240の発生する駆動力とモータジェネレータMG1,MG2の発生する駆動力とが最適な比率となるように制御される。また、モータジェネレータMG1,MG2のいずれか一方を専ら電動機として機能させ、他方のモータジェネレータを専ら発電機として機能させてもよい。なお、本実施の形態においては、モータジェネレータMG1を、エンジン240により駆動される発電機として専ら機能させ、モータジェネレータMG2を、駆動輪260を駆動する電動機として専ら機能させるものとする。
動力分割機構250には、エンジン240の動力を、駆動輪260とモータジェネレータMG1との両方に振り分けるために、遊星歯車機構(プラネタリーギヤ)が使用される。
また、負荷装置200は、低電圧系の負荷としてDC/DCコンバータ270と、補機負荷280と、補機バッテリ290とをさらに含む。
DC/DCコンバータ270は、電力線PL1および接地線NL1に接続される。そして、DC/DCコンバータ270は、ECU300からの制御信号PWDに基づいて、蓄電装置110から供給される直流電圧を降圧する。そして、DC/DCコンバータ270は、電力線PL3を介して補機負荷280および補機バッテリ290などの車両全体の低電圧系に電力を供給する。
補機負荷280には、たとえばランプ類、ワイパー、ヒータ、オーディオ、ナビゲーションシステムなどが含まれる。
補機バッテリ290は、代表的には鉛蓄電池によって構成される。補機バッテリ290の出力電圧は、蓄電装置110,120の出力電圧よりも低く、たとえば12V程度である。
ECU300は、いずれも図1には図示しないがCPU(Central Processing Unit)、記憶装置および入出力バッファを含み、各センサ等からの信号の入力および各機器への制御信号の出力を行なうとともに、車両10および各機器の制御を行なう。なお、これらの制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で処理することも可能である。
ECU300は、図示しない上位ECUから伝達されるモータジェネレータMG1,MG2のトルク指令値および駆動状態、ならびに蓄電装置110,120の状態に基づいて、モータジェネレータMG1,MG2を駆動するために、コンバータ210およびインバータ220,230の制御信号PWC,PWI1,PWI2をそれぞれ生成する。
また、ECU300は、蓄電装置110,120に設けられる各センサからの検出値である電圧VB1,VB2,電流IBおよび温度TB1,TB2を受ける。ECU300は、これらの情報に基づいて、蓄電装置110,120の充電状態SOC(State of Charge)を演算する。さらに、ECU300は、この充電状態SOCおよび車両10の駆動状態に基づいて、蓄電装置110,120の充放電電力を制御する。
このように、複数の蓄電装置が並列に接続された構成においては、蓄電装置間での局部的な充放電が行なわれないように、原則的には、各蓄電装置の起電圧が等しくなるように設計される。ところが、ある蓄電装置において、内部のセルの一部に短絡故障などが発生した場合には、故障が発生した蓄電装置の起電力が低下し得る。そうすると、図2に示すように、蓄電装置の起電圧差によって、正常な蓄電装置(たとえば、図2の蓄電装置120)から故障が発生した蓄電装置(たとえば、図2の蓄電装置110)に向けて、破線の矢印AR1のようなループ電流ILが流れる。特に、2つより多くの蓄電装置が並列に接続されているような構成においては、故障が発生した蓄電装置に、それ以外の蓄電装置からの電流が集中してしまうおそれがある。その結果、故障が発生した蓄電装置において、電流集中によって過充電や発熱などが生じ、蓄電装置または電源システム全体の故障、あるいは蓄電装置の劣化の要因となることが考えられる。
また、蓄電装置の内部短絡等の故障が発生した場合には、蓄電装置をできるだけ早く負荷から切り離すことが好ましいが、故障の発生直後に図2のSMR130を開放すると、上述のように蓄電装置間でのループ電流が残存してしまうおそれがある。
そこで、本実施の形態においては、上記のような複数の蓄電装置が並列に接続された構成において、そのうちの一部の蓄電装置の起電圧の低下をもたらすような故障が生じた場合に、蓄電装置間に発生するループ電流に相当する電流を負荷でさらに消費させるようにする蓄電装置の保護制御を行なう。このような構成することによって、故障が発生した蓄電装置への電流集中を緩和することができるので、蓄電装置および電源システム全体への影響を抑制することが可能となる。
ここで、図2を参照しながら、上記の保護制御において負荷で追加的に消費する電流についてより詳細に説明する。
SMR130が閉成されて、蓄電装置110,120から負荷装置200に対して電力が供給されている場合を考える。このとき、蓄電装置110,120からの出力電流をそれぞれIB1,IB2とすると、負荷装置200へ供給される電流IDには以下の関係が成立する。
ID=IB1+IB2 … (1)
また、蓄電装置110,120の起電力および内部抵抗を、それぞれEB1,EB2(EB1<EB2)およびRB1,RB2とすると、出力電圧VB1,VB2は以下のように表わされる。
VB1=EB1−IB1・RB1 … (2)
VB2=EB2−IB2・RB2 … (3)
ここで、蓄電装置110,120は並列接続であり、VB1=VB2の関係が成立するので、式(2),(3)より以下の関係が導き出される。
EB2−EB1=IB2・RB2−IB1・RB1 … (4)
そして、式(1),(4)から、蓄電装置110からの出力電流IB1は、さらに以下のように表わすことができる。
IB1={ID・RB2−(EB2−EB1)}/(RB1+RB2) … (5)
ここで、図2のループ電流ILのように、蓄電装置120からの電流が蓄電装置110に流れ込む場合にはIB1<0となるので、ループ電流ILが流れ込まないようにするためにはIB1≧0となればよい。すなわち、以下の式(6)を満たす電流を負荷装置200の駆動に必要な電流に追加して、負荷装置200へ供給することによって、蓄電装置間に起電力差が生じた場合でも、低い起電力の蓄電装置への電流の流れ込みを抑制することが可能となる。
ID≧(EB2−EB1)/RB2 … (6)
ところで、蓄電装置においては、上述の式(2),(3)のように、蓄電装置を流れる電流によって出力電圧は変化する。特に、蓄電装置の内部抵抗については、図3の例で示すように、電流が一定であっても蓄電装置の温度や分極などによって時間とともに変化し得るので、蓄電装置から電力が入出力されている場合には、蓄電装置の起電力(図3における曲線W20)を直接的に検出することは困難である。
そのため、たとえば、実験等によって予め定められた内部抵抗のマップやモデル式などを用いて、電圧センサで検出可能な蓄電装置の出力電圧(VB1,VB2)、蓄電装置の入出力電流(IB)および温度(TB1,TB2)などに基づいて起電圧を推定する手法が一般的に用いられる。
図4は、蓄電装置110,120における出力電圧VBおよび起電圧EBの一例を示す図である。図4において、実線の曲線W1,W2は蓄電装置110,120の出力電圧をそれぞれ示し、破線の曲線W11,W12は蓄電装置110,120の起電圧をそれぞれ示す。このように、変動する出力電圧VBに対する起電圧EBを推定するとともに、それらの起電圧の差ΔEB(=EB2−EB1)と式(6)とに基づいて、蓄電装置間でのループ電流を抑制するような放電電流IDが決定される。
なお、実際の蓄電装置においては、使用期間の違いまたは蓄電装置を構成する各機器個別の特性の違い、あるいは起電圧推定処理の推定誤差などによって、内部短絡などの故障が発生していなくとも若干の起電圧差を生じる場合がある。
また、上述のように、起電圧差が生じると、蓄電装置間のループ電流を抑制するための放電電流IDが、車両の駆動力を発生させるために必要とされる電流よりに追加される。この追加される電流は、たとえば図1におけるコンバータ210、インバータ220,230およびDC/DCコンバータ270などの損失を増加させたり、不必要な補機負荷を駆動させたりすることによって消費される。そのため、たとえば起電圧差が小さいような場合においても、この保護制御を実行するとかえって車両全体の効率の低下を招くおそれがある。
そのため、蓄電装置間の起電圧差が小さいような場合であって、蓄電装置間に発生するループ電流による過充電や発熱の影響が許容できる範囲内である状態のときには、全体の効率低下を抑制するために、上記の蓄電装置の保護制御を実行しないようにすることが好ましい。
図5は、本実施の形態における放電電流IDを設定するためのマップと、過充電等を許容できる許容電流の範囲を示すマップの一例を示す。
図5を参照して、本実施の形態においては、放電電流IDを設定するためのパラメータとしては、たとえば、蓄電装置間の起電圧差ΔEBに加えて、充電状態を示すSOC(State of Charge)および蓄電装置の温度TBを含む。マップは、図5のような座標空間における各格子点について、予め実験等によって定められた放電電流IDの値が設定される。放電電流IDは、各パラメータの値が大きくなるにつれて大きくなるように設定され、設定された放電電流値を用いて上述の保護制御が実行される。
図5中の点P1〜P4で囲まれる領域RG1は、設定される放電電流値が比較的小さく、過充電や発熱の影響が許容できる範囲を示す。各パラメータによって設定される放電電流値がこの領域RG1の範囲内となる場合には、車両全体の効率の低下を抑制するために保護制御は実行しないようにする。
また、蓄電装置を負荷装置200から切り離す場合において、上記の許容範囲内となったことを条件としてSMR130を開放するようにしてもよい。
なお、放電電流IDを設定するパラメータについては、上記のパラメータに限られず、他のパラメータを用いてもよい。また、より少ないパラメータを用いてもよい。
図6は、本実施の形態において、ECU300で実行される蓄電装置110,120の保護制御を説明するための機能ブロック図である。図6で説明される機能ブロック図に記載された各機能ブロックは、ECU300によるハードウェア的あるいはソフトウェア的な処理によって実現される。
図1および図6を参照して、ECU300は、監視部310と、短絡検出部320と、判定部330と、リレー制御部340と、負荷制御部350とを含む。
監視部310は、温度センサ140,160、電流センサ180、および電圧センサ150,170からのそれぞれの検出値である、温度検出値TB1,TB2,電流検出値IB,電圧検出値VB1,VB2を受ける。そして、監視部310は、受信した検出値を、短絡検出部320および判定部330へ出力する。
短絡検出部320は、監視部310からの検出値に基づいて蓄電装置110,120において内部短絡等の故障が発生しているか否かを検出する。短絡検出部320は、図4で説明したように、各蓄電装置の起電圧を推定するとともに、その推定された起電圧の差ΔEBを演算する。そして、起電圧差ΔEBがあらかじめ定められた基準値より大きくなったことに基づいて故障の発生を検出するようにする。あるいは、蓄電装置内の各セルにかかる電圧を検出することが可能な場合には、いずれかのセルの電圧値が所定値より小さくなったことに基づいて故障の発生を検出するようにしてもよい。短絡検出部320は、故障検出フラグFLGおよび起電圧差ΔEBを判定部330へ出力する。
判定部330は、監視部310からの各検出値と、短絡検出部320からの故障検出フラグFLGおよび起電圧差ΔEBとを受ける。判定部330は、監視部310からの各検出値に基づいて、各蓄電装置のSOCを演算する。そして、判定部330は、起電圧差ΔEB、SOC、および温度検出値TB1,TB2に基づいて、図5で示したようなマップを用いて、負荷装置200に追加的に供給する放電電流IDを演算し、その演算結果を負荷制御部350へ出力する。また、判定部330は、上記の放電電流IDが図5における領域RG1の範囲内であるか否かを判定する。そして、判定部330は、放電電流IDが領域RG1の範囲内の場合には、SMR130の開放を許可する信号OPNを設定してリレー制御部340へ出力する。
リレー制御部340は、判定部330からのSMR130の開放を許可する信号OPNに基づいて、SMR130の制御信号SE1を設定してSMR130へ出力する。
負荷制御部350は、判定部330で演算された放電電流IDを受ける。そして、当該放電電流IDと運転者の操作による駆動指令から定まる駆動電流とが負荷装置200に供給されるように、コンバータ210、インバータ220,230、DC/DCコンバータ270、および補機負荷280を駆動するための制御信号PWC,PWI1,PWI2,PWDを生成する。そして、これらの制御信号をそれぞれの機器に出力する。
図7および図8は、本実施の形態において、ECU300で実行される蓄電装置110,120の保護制御処理の詳細を説明するためのフローチャートである。図7および図8に示されるフローチャート中の各ステップについては、ECU300に予め格納されたプログラムを、メインルーチンからの指示に従って所定周期で実行することによって実現される。あるいは、一部のステップについては、専用のハードウェア(電子回路)で処理を実現することも可能である。なお、図7は、蓄電装置内の各セルにかかる電圧が個別に検出可能な場合におけるフローチャートである。一方、図8は、蓄電装置の各セルの電圧が個別に検出はできないが、出力電圧の検出が可能な場合におけるフローチャートである。
まず、図1および図7を参照して、ECU300は、ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、電圧センサ150,170により、蓄電装置110,120に含まれる各セルにかかる電圧に基づいて、内部短絡故障が発生しているか否かを判定する。具体的には、セルにかかる電圧が予め定められた基準値をより小さいか否かを判定する。
内部短絡故障が発生していない場合(S100にてNO)は、メインルーチンに処理が戻される。
内部短絡故障が発生している場合(S100にてYES)は、S110に処理が進められ、ECU300は、蓄電装置110,120の電圧検出値、温度検出値、および電流検出値に基づいて、蓄電装置間の起電圧差ΔEBを演算により求める。また、ECU300は、起電圧差ΔEB等に基づいて、蓄電装置間のループ電流を低減するために必要とされる放電電流IDを演算により求める。
次に、ECU300は、故障が発生した蓄電装置について、蓄電装置間に生じ得るループ電流による過充電や過度の加熱が発生する可能性が解消されたか否かを判定する。具体的には、演算により求めた放電電流IDが、図5で示したマップにおける領域RG1の範囲内であるか否かを判定する。
過充電や過度の加熱が発生する可能性が解消されたと判定された場合(S120にてYES)は、S130に処理が進められ、ECU300は、制御信号SE1によってSMR130を遮断する。これによって、蓄電装置110,120が負荷装置200から切り離される。
一方、過充電や過度の加熱が発生する可能性が解消されていないと判定された場合(S120にてNO)は、S140に処理が進められ、S110において演算した放電電流IDが追加された電流が負荷装置200に供給されるように、負荷装置200に含まれるコンバータ210等を制御する。その後、メインルーチンに処理が戻されて放電処理が継続されるが、放電処理が進んで起電圧差ΔEBが小さくなり、後の制御周期におけるS120において過充電や過度の加熱が発生する可能性が解消されたと判定されると、上述のようにS130の処理によってSMR130が遮断される。
SMR130が遮断された以降は、蓄電装置110,120からの電力が負荷装置200へ供給されないので、たとえば図1に示す車両10のようなハイブリッド車両の場合には、エンジン240を用いて、あるいはモータジェネレータMG1によって発電された電力を用いて走行が行なわれる。また、エンジンを搭載しない電気自動車においては、基本的には蓄電装置110,120からの電力が遮断されると走行ができないが、S120において過充電や過度の加熱が発生する可能性が解消されたと判定された後も、退避走行が終了するまでは、S140における放電処理を継続しつつ蓄電装置110,120から電力を供給することで、走行するようにしてもよい。
次に、図1および図8を参照して、ECU300は、S200にて、蓄電装置110,120の電圧検出値、温度検出値、および電流検出値に基づいて、蓄電装置間の起電圧差ΔEBを演算により求める。また、ECU300は、起電圧差ΔEB等に基づいて、蓄電装置間のループ電流を低減するために必要とされる放電電流IDを演算により求める。
そして、ECU300は、S210にて、蓄電装置110,120の内部短絡故障が発生しているか否かを判定する。具体的には、ECU300は、S200で演算された起電圧差ΔEBが予め定められたしきい値より大きい場合に、内部短絡故障が発生していると判定する。
内部短絡故障が発生していない場合(S210にてNO)は、メインルーチンに処理が戻される。
内部短絡故障が発生している場合(S210にてYES)は、S220に処理が進められる。
S220〜S240における処理は、図7におけるステップS120〜S140のそれぞれの処理と同様であり、これらのステップの詳細な説明は繰り返さない。
以上のような処理に従って制御を行なうことによって、負荷に対して並列に接続された複数の蓄電装置を有する電源システムにおいて、蓄電装置内部の短絡故障が発生した場合に、新たな機器の追加をすることなく回路の複雑さの増加を抑制しつつ、故障が発生した蓄電装置の過充電および過度の発熱等を防止することが可能になる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 電源システム、110,120 蓄電装置、130 SMR、140,160 温度センサ、150,170,211,212 電圧センサ、180 電流センサ、200 負荷装置、210 コンバータ、220,230 インバータ、240 エンジン、250 動力分割機構、260 駆動輪、270 DC/DCコンバータ、280 補機負荷、290 補機バッテリ、300 ECU、310 監視部、320 短絡検出部、330 判定部、340 リレー制御部、350 負荷制御部、C1,C2 コンデンサ、MG1,MG2 モータジェネレータ、NL1 接地線、PL1〜PL3 電力線。

Claims (12)

  1. 負荷装置に電力を供給するための電源システムであって、
    複数のセルが積層され、前記負荷装置に対して並列に接続された複数の蓄電装置と、
    前記複数の蓄電装置の出力電圧に基づいて前記複数の蓄電装置のそれぞれに生じる起電圧を推定し、前記複数の蓄電装置の電圧に関する情報に基づいて前記複数の蓄電装置のうちのいずれかにおける前記セルに短絡が生じたことが検出された場合に、推定された前記起電圧の差に起因して生じる前記複数の蓄電装置間に流れるループ電流を低減するための、前記負荷装置に追加的に供給する放電電流を設定するように構成された制御装置とを備える、電源システム。
  2. 前記制御装置は、前記放電電流が予め定められたしきい値を上回る場合は、前記放電電流が追加された駆動電流が前記負荷装置に供給されるように前記負荷装置を制御し、前記放電電流が前記しきい値を下回る場合は、前記放電電流が追加されない駆動電流が前記負荷装置に供給されるように前記負荷装置を制御する、請求項1に記載の電源システム。
  3. 前記複数の蓄電装置と前記負荷装置とを結ぶ経路に設けられ、前記複数の蓄電装置から前記負荷装置への電力の供給と遮断とを切換えることができるように構成された切換部をさらに備え、
    前記制御装置は、前記放電電流が前記しきい値を下回る場合は、前記複数の蓄電装置から前記負荷装置への電力を遮断するように前記切換部を制御する、請求項2に記載の電源システム。
  4. 前記しきい値は、前記ループ電流に起因して生じる前記蓄電装置の過充電および発熱が、前記蓄電装置の機能の低下に至らない許容範囲に基づいて定められる、請求項2または3に記載の電源システム。
  5. 前記制御装置は、前記複数の蓄電装置からの出力電圧と、前記負荷装置へ供給される電流とに基づいて前記起電圧を推定する、請求項1に記載の電源システム。
  6. 前記制御装置は、推定された前記起電圧の差が基準値を上回る場合に、前記短絡が生じたことを検出する、請求項5に記載の電源システム。
  7. 前記複数のセルは、少なくとも1つのセルを含む複数のグループに分割され、
    前記電源システムは、
    前記複数のグループの各々についての電圧を検出するための電圧検出部をさらに備え、
    前記制御装置は、前記電圧検出部によって、前記複数のグループのうちのいずれかについての電圧が基準値を下回る場合に、前記短絡が生じたことを検出する、請求項5に記載の電源システム。
  8. 前記制御装置は、前記起電圧の差、前記複数の蓄電装置の温度、および前記複数の蓄電装置の充電状態に基づいて前記放電電流を演算する、請求項2に記載の電源システム。
  9. 前記制御装置は、予め定められたマップを用いて前記放電電流を演算する、請求項8に記載の電源システム。
  10. 複数のセルが積層され、負荷装置に対して並列に接続された複数の蓄電装置から、前記負荷装置に電力を供給するための電源システムの制御方法であって、
    前記複数の蓄電装置の出力電圧に基づいて、前記複数の蓄電装置のそれぞれに生じる起電圧を推定するステップと、
    前記複数の蓄電装置の電圧に関する情報に基づいて、前記複数の蓄電装置のうちのいずれかにおける前記セルに短絡が生じたことを検出するステップと、
    前記短絡が検出された場合に、推定された前記起電圧の差に起因して生じる前記複数の蓄電装置間に流れるループ電流を演算するステップと、
    前記ループ電流を低減するために、前記負荷装置に追加的に供給する放電電流を設定するステップとを備える、電源システムの制御方法。
  11. 前記設定するステップは、前記放電電流が予め定められたしきい値を上回る場合は、前記放電電流が追加された駆動電流が前記負荷装置に供給されるように前記負荷装置を制御し、前記放電電流が前記しきい値を下回る場合は、前記放電電流が追加されない駆動電流が前記負荷装置に供給されるように前記負荷装置を制御する、請求項10に記載の電源システムの制御方法。
  12. 前記電源システムは、前記複数の蓄電装置と前記負荷装置とを結ぶ経路に設けられ、前記複数の蓄電装置から前記負荷装置への電力の供給と遮断とを切換えることができるように構成された切換部をさらに含み、
    前記制御方法は、前記放電電流が前記しきい値を下回る場合は、前記複数の蓄電装置から前記負荷装置への電力を遮断するように前記切換部を制御する、請求項11に記載の電源システムの制御方法。
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