JP2007159279A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 交換対象の電池が高電圧であり供給電流が大きい場合であっても電源供給状態のままで電池パックを交換できる電源装置を提供することである。
【解決手段】 電圧降下回路15は、複数個の電池パック11の出力電圧を並列的にそれぞれ入力し、複数個の電池パック11のうちいずれか一つの電池パックの出力電圧を降下させずに出力し、残りの電池パックの出力電圧を降下させて出力する。インバータ12は、出力電圧を降下させなかった非電圧降下電池パックおよび出力電圧を降下させた電圧降下電池パックのそれぞれの出力電圧を横流防止ダイオード14を介して並列的に入力し、交流に変換して負荷に出力する。そして、電源制御部17は、複数個の電池パック11の放電末を監視し、放電末となった電池パック11を電圧降下電池パックとし、残りの電圧降下電池パックのいずれかを非電圧降下電池パックとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電池パックとインバータとを組み合わせた電源装置に関する。
電池パック(蓄電池)とインバータ(逆変換装置)とを組合せた電源装置としては、車載用交流出力装置や移動電源車(鉛蓄電池式)などがある。これらの電源装置は、電池パックに蓄電された電力を使用する。従って、電力を連続使用した場合には電池パックに蓄えられた電力がなくなる。
そこで、図7に示すように、2個の電池パック11a、11bを並列に接続し、これら並列接続された2個の電池パック11a、11bからインバータ12に直流電力を供給し、インバータ12で交流電力に変換して交流負荷に電力を供給するようにしたものがある。図7に示すものでは、2個の電池パック11a、11bから電力を供給することになるので、連続して供給できる電力量が増加し、連続使用する時間を長くできる。
また、図8に示すように、2個の電池パック11a、11bを並列に接続し、スイッチ13a、13bを介してインバータ12に直流電力を供給するようしたものがある。これは、電池パック11a、11bのいずれかの蓄電電力がなくなると、スイッチ13a、13bを開いて電池パック11aの交換が可能となるので、連続使用する場合の電力を確実に確保できる。
また、図9に示すように、2個の電池パック11a、11bを並列に接続し、横流防止ダイオード14a、14bを介してインバータ12に直流電力を供給するようしたものがある。これは、電池パック11a、11bの出力電圧が異なる場合に、横流が流れるのを防止することができるようにしたものである。
ここで、外部電池パックが接続されていないときには基準電圧Vaを選択させ、外部電池パックの接続時には基準電圧Vb(>Va)を選択させ、電源供給状態のまま電池を交換できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−329653号公報
しかし、特許文献1のものでは、電源供給状態のままで電池を交換できるように基準値Va、Vbを変え、電池交換の際に交換対象の電池を取り除いても電源装置の動作に必要な電力を供給できるようにしているが、交換対象の電池から負荷側に電流が流れている状態での電池交換時におけるアーク発生についての考慮がない。
交換対象の電池が低電圧であり供給電流も小さい場合には、交換対象の電池を取り外してもほとんどアークは発生しないので特に問題はないが、交換対象の電池が高電圧であり供給電流が大きい場合にはアークが発生する。従って、電流を供給している状態で交換対象の電池を取り外すことは危険であるので、避けなければならない。
図7のものでは、連続して通電できる時間は2個の電池パック11a、11bの蓄電容量により決まり、交換対象の電池が高電圧であり供給電流が大きい場合には、電源供給状態のままでは電池パック11a、11bの交換はできず、電池パック11a、11bの出力電圧に相違がある場合には電池パック11a、11b間に横流が流れる。
図8のものでは、スイッチ13a、13bを開いて電池パック11a、11bを交換することが可能であるが、交換対象の電池が供給している電流を遮断する能力がスイッチ13a、13bに求められるので、スイッチ13a、13bの劣化を考慮しなければならない。また、図7の場合と同様に、電池パック11a、11bの出力電圧に相違がある場合には電池パック11a、11b間に横流が流れる。
図9に示すものでは、横流防止ダイオード14a、14bを接続しているので電池パック11a、11b間に横流が流れることがないが、交換対象の電池が高電圧であり供給電流が大きい場合には、電源供給状態のままでは電池パック11a、11bの交換ができない。
また、図8と図9を組み合わせた場合、スイッチにより交換対象の電池が供給している電流を遮断できるので電源供給状態のまま電池パックを交換でき、また、横流防止ダイオードにより電池パック間に横流が流れることはないが、図8の場合と同様に、交換対象の電池が供給している電流を遮断する能力がスイッチに求められるので、スイッチの劣化を考慮しなければならない。
本発明の目的は、交換対象の電池が高電圧であり供給電流が大きい場合であっても電源供給状態のままで電池パックを交換できる電源装置を提供することである。
請求項1の発明に係わる電源装置は、直流電力を蓄積した複数個の電池パックと、複数個の電池パックの出力電圧を並列的にそれぞれ入力し複数個の電池パックのうちいずれか一つの電池パックの出力電圧を降下させずに出力し残りの電池パックの出力電圧を降下させて出力する電圧降下回路と、前記電圧降下回路で出力電圧を降下させなかった非電圧降下電池パックおよび前記電圧降下回路で出力電圧を降下させた電圧降下電池パックのそれぞれの出力電圧を横流防止ダイオードを介して並列的に入力し交流に変換して出力するインバータと、複数個の電池パックの放電状態を監視し放電末となった電池パックを電圧降下電池パックとし残りの電圧降下電池パックのいずれかを非電圧降下電池パックとする電源制御部とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明に係わる電源装置は、請求項1の発明において、前記電源制御部は、非電圧降下電池パックが放電末となったときは、その旨を表示出力することを特徴とする。
請求項3の発明に係わる電源装置は、請求項1または2の発明において、前記電源制御部は、非電圧降下電池パックが放電末となったときは、その旨を通信回線を介して端末装置に通知することを特徴とする。
請求項4の発明に係わる電源装置は、請求項1ないし3のいずれか一の発明において、前記電池パックの放電状態の監視は、電池パックの出力電圧または出力電流が所定値になったか否かで監視することを特徴とする。
本発明によれば、電圧降下回路により、複数個の電池パックのうちいずれか一つの電池パックを除き他のすべての電池パックの出力電圧を降下させ、強制的に一つの電池パックの電圧を相対的に高くし電圧に差を設けるので、一つの非電圧降下電池パックの電池残存容量が残りの電圧降下電池パックの電池残存容量よりも相対的に小さくなり、一つの非電圧降下電池パックと残りの電圧降下電池パックとの電池残存容量に差をつけることができる。
そして、一つの非電圧降下電池パックが放電末となったときは、その放電末となった電池パックを電圧降下電池パックとし、残りの電圧降下電池パックのいずれかを非電圧降下電池パックとするように切り替えるので、放電末となった電池パックは、インバータ側から見ると、電圧がさらに低くなるので電流が流れなくなり電池交換ができる状態になる。従って、放電末となった電池パックの交換の際に電流が流れることがないので、電源供給状態のままで電池パックを交換できる。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係わる電源装置の構成図である。図1では直流電力を蓄積した2個の電池パック11a、11bを接続したものを示している。2個の電池パック11a、11bをそれぞれ電圧降下回路15および横流防止ダイオード14a、14bを介してインバータ12に接続する。インバータ12は直流電力を交流電力に変換して交流負荷に交流電力を供給するものである。
電圧降下回路15は、各々の電池パック11a、11bに対して、電圧降下ダイオード16a、16bとスイッチ13a、13bとの並列回路で形成されている。例えば、電池パック11aに対して、スイッチ13aを閉じたときは電圧降下ダイオード16aをバイパスされるので、電池パック11aの出力電圧Vaが直接的に横流防止ダイオード14aに入力される。一方、スイッチ13aを開いたときは電池パック11aの出力電圧Vaは電圧降下ダイオード16aに印加されるので、電圧降下ダイオード16aで降下電圧ΔVdaだけ電圧降下し、その電圧降下した電圧(Va−ΔVda)が横流防止ダイオード14aに入力される。
横流防止ダイオード14a、14bを通過しインバータ12に入力されるインバータ印加電圧Vai、Vbiは、電池パック11a、11bの出力電圧Va、Vbのばらつきや、電圧降下回路15のスイッチ13a、13bの開閉状態により、一般に異なる電圧となるが、横流防止ダイオード14a、14bにより電池パック11a、11b間で横流が流れることはない。インバータ12は、並列的に入力されるインバータ印加電圧Vai、Vbiのうち最も高い電圧を基準として交流に変換し負荷に交流電力を供給する。
電源制御部17は、電圧降下回路15のスイッチ13a、13bの開閉操作を行うとともに、2個の電池パック11a、11bの放電状態を監視し、放電末となった電池パック11a、11bに対し電圧降下回路15のスイッチを開き電圧降下電池パックとし、残りの電圧降下電池パックのいずれかに対し電圧降下回路15のスイッチを閉じ非電圧降下電池パックとする。
図2は本発明の第1の実施の形態における電圧降下回路15で電池パック11aを電圧降下電池パックとし電池パック11bを非電圧降下電池パックとした場合の動作説明図、図3は本発明の第1の実施の形態における放電末となった電池パック11bを電圧降下電池パックに切り替えるとともに電池パック11aを非電圧降下電池パックに切り替えた場合の動作説明図、図4は本発明の第1の実施の形態における電源装置の動作特性図である。
いま、同一定格の電池パック11a、11bを用意し、図2に示すように、一方の電池パック11aに対し電圧降下回路15のスイッチ13aを開とし、他方の電池パック11bに対し電圧降下回路15のスイッチ13bを閉とする。これにより、図2の矢印A1の回路および矢印B1の回路が形成される。
矢印A1に示すように、電池パック11aの出力電圧Vaは、電圧降下ダイオード16aで降下電圧ΔVda分だけ電圧降下し、さらに横流防止ダイオード14aで電圧降下した電圧がインバータ入力電圧Vaiとしてインバータ12に入力される。一方、矢印B1に示すように、電池パック11bの出力電圧Vbは、電圧降下ダイオード16bでの降下電圧ΔVdbはないので、横流防止ダイオード14bで電圧降下した電圧がインバータ入力電圧Vbiとしてインバータ12に入力される。これにより、電池パック11aは電圧降下電池パックとなり電池パック11bは非電圧降下電池パックとなる。
図4の時点t1は、図2の矢印A1の回路および矢印B1の回路が形成された時点であり、この時点では電池パック11a、11bは同一定格であるので、それらの出力電圧Va、Vbは等しく、電池パック11aのインバータ入力電圧Vaiは、電池パック11bのインバータ入力電圧Vbiより電圧降下ダイオード16aで降下電圧ΔVda分だけ低い値となっている。
インバータ入力電圧Vbiがインバータ電圧Vaiより高いので、インバータ12には電池パック11aからよりも、電池パック11bから多くの直流電力が供給される。やがて、時点t2でインバータ入力電圧Vbiとインバータ電圧Vaiとが等しくなると、電池パック11aおよび電池パック11bからインバータ12に供給される直流電力は等しくなる。
電池パック11aのインバータ電圧Vaiと電池パック11bのインバータ入力電圧Vbiとが等しくなった時点t2では、電池パック11aの出力電圧Vaが電池パック11bの出力電圧Vbより高く、その差電圧ΔVabは電池パック11a、11bの電池残存容量差に相当する。つまり、電圧降下電池パックである電池パック11aの電池残存容量が非電圧降下電池パックである電池パック11bの電池残存容量の方が大きい。
時点t2以降は、電池パック11aのインバータ電圧Vaiと電池パック11bのインバータ入力電圧Vbiとが等しい状態を保って、それらインバータ電圧Vai、Vbiは低下していく。この場合、電池パック11aおよび電池パック11bからインバータ12に供給される直流電力も等しく、電池パック11aの出力電圧Vaおよび電池パック11bの出力電圧Vbも、差電圧ΔVabをほぼ一定に保って低下する。
電源制御部17は電池パック11aの出力電圧Vaおよび電池パック11bの出力電圧Vbを監視しており、出力電圧Va、Vbのいずれかが放電末電圧V0となると、電圧降下回路15の接点13a、13bの切り替えを行う。すなわち、時点t3において電池パック11bの出力電圧Vbが放電末電圧V0となると、図3に示すように、放電末となった電池パック11bの電圧降下回路15の接点13bを開いて電圧降下電池パックとし、電圧降下電池パックであった電池パック11aの電圧降下回路15の接点13aを閉じて非電圧降下電池パックとする。
これにより、図3の矢印A2の回路が形成され、電池パック11aの出力電圧Vaは、電圧降下ダイオード16aでの降下電圧ΔVdaはなくなるので、横流防止ダイオード14aで電圧降下した電圧がインバータ入力電圧Vaiとしてインバータ12に入力される。従って、電池パック11aは非電圧降下電池パックとなり、図4に示すように、電池パック11aのインバータ電圧Vaiは時点t3で上昇する。
一方、電池パック11bは、図3に示すように、電池パック11bの電圧降下回路15の接点13bが開くので、電圧降下ダイオード16bを通した電圧降下電池パックとなり、そのインバータ入力電圧Vbiはさらに低下する方向となる。従って、電圧パック11aのインバータ入力電圧Vaiの方が電圧パック11bのインバータ入力電圧Vbiより確実に高くなるので、電圧パック11bからインバータ12に流れる電流は零となる。これにより、電池パック11bの交換ができる状態になる。
以上の説明では、電源制御部17は電池パック11a、11bの出力電圧Va、Vbを監視し、出力電圧Va、Vbのいずれかが放電末電圧V0となると、電圧降下回路15の接点13a、13bの切り替えを行うようにしたが、電池パック11a、Ibの出力電流Ia、Ibを監視し、出力電流Ia、Ibのいずれかが放電末電流I0となると、電圧降下回路15の接点13a、13bの切り替えを行うようにしてもよい。また、表示装置を設け、電源制御部が電池パック11a、11bの放電末を検出したときは、その旨を表示装置に表示出力するようにしてもよい。これにより、操作員は電池パック11a、11bの交換が必要なことが容易に分かる。さらに、電圧降下用ダイオード16a、16bを直列に複数個配置することで、電池パック11aのインバータ電圧Vaiと電池パック11bのインバータ入力電圧Vbiとの差電圧ΔVabすなわち電池パック11a、11bの電池残存容量差を調整することもできる。
第1の実施の形態によれば、電圧降下回路15により強制的に一方の電池パック11aの出力電圧を降下させて電圧降下電池パックとし、他方の電池パック11bの出力電圧の電圧降下をパイパスさせて非電圧降下電池パックとするので、非電圧降下電池パック11bは電圧降下電池パック11aに比較し、電圧降下していない分だけ多く放電することになる。
従って、非電圧降下電池パックの方が先に放電末となり、その放電末となった電池パックを電圧降下電池パックとし、残りの電圧降下電池パックを非電圧降下電池パックとするので、放電末となった電池パックは、インバータ側から見ると電圧がさらに低くなるので電流が流れなくなる。これにより、電源供給状態のままで電池パックを交換できる。なお、電圧降下回路15に電圧降下用ダイオード16a、16bを配置しない場合、電池パック11aおよび電池パック11bはほぼ同時に放電末となり、電池パックを交換する時間的余裕がなくなる。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態に係わる電源装置の構成図である。この第2の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、電源制御部17に通信部18を設け、通信部18から通信回線19を介して端末装置20と通信を行うことができるようにしたものである。図1と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図5において、電源制御部17は、電池パック11a、11bが放電末となったことを検出したときは、通信部18により通信回線19を介して、その旨を端末装置20に通知する。通信回線19は公衆通信回線(インターネット)であってもよい。また、有線または無線のいずれでもよい。端末装置は携帯端末、例えば携帯電話やPHS、あるいはパーソナルコンピュータであってもよい。
第2の実施の形態によれば、電源制御部17は、電池パック11a、11bの交換が可能であることを携帯装置20に通知するので、操作員は電源パック11a、11bの交換ができることを容易に把握できる。
(第3の実施の形態)
図6は、本発明の第3の実施の形態に係わる電源装置の構成図である。この第3の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、2個の電池パック11a、11bに代えて、n個の電池パック11a〜11nに適用したものである。図1と同一要素には、同一符号を付し重複する説明は省略する。
n個の電池パック11a〜11nに対して適用するにあたっては、n個の電池パック11a〜11nの出力電圧を並列的にそれぞれ電圧降下回路15に入力し、n個の電池パック11a〜11nのうちいずれか一つの電池パック11iの出力電圧Viを降下させずに出力し、その他の残りの電池パックの出力電圧を降下させて出力する。これにより、一つの電池パック11iを非電圧降下電池パックとし、残りのすべての電池パックを電圧降下電池パックとする
そうすると、非電圧降下電池パックである一つの電池パック11iが最先に放電末となる。電源制御部17は電池パック11a〜11nが放電末に駆ることを監視し、例えば、電池パック11iが放電末となると、その放電末となった電池パック11iを電圧降下電池パックとし、残りの電圧降下電池パックのいずれか一つを非電圧降下電池パックとする。これにより、放電末となった電池パック11iはさらに電圧が降下する方向となるので電流は零となり、電池パック11iの交換が可能な状態となる。
第3の実施の形態によれば、複数個の電池パックのうち必ず一つは非電圧降下電池パックとしておくので、その非電圧降下電池パックが最先に放電末となる。そして、放電末となった電池パックを電池降下電池パックに切り替えるので、その放電末となった電池パックは、さらに電圧を降下させる方向であるので流れる電流は零となる。従って、複数個の電池パックであったとしても放電末の電池パックの交換を安全に行うことができる。
本発明の第1の実施の形態に係わる電源装置の構成図。 本発明の第1の実施の形態における電圧降下回路で一方の電池パックを電圧降下電池パックとし他方の電池パックを非電圧降下電池パックとした場合の動作説明図。 本発明の第1の実施の形態における放電末となった他方の電池パックを電圧降下電池パックに切り替えるとともに一方の電池パックを非電圧降下電池パックに切り替えた場合の動作説明図。 本発明の第1の実施の形態における電源装置の動作特性図。 本発明の第2の実施の形態に係わる電源装置の構成図。 本発明の第3の実施の形態に係わる電源装置の構成図。 従来の電源装置の一例を示す構成図。 従来の電源装置の他の一例を示す構成図。 従来の電源装置の別の他の一例を示す構成図。
符号の説明
11…電池パック、12…インバータ、13…スイッチ、14…横流防止ダイオード、15…電圧降下回路、16…電圧降下ダイオード、17…電源制御部、18…通信部、19…通信回線、20…端末装置

Claims (4)

  1. 直流電力を蓄積した複数個の電池パックと、
    複数個の電池パックの出力電圧を並列的にそれぞれ入力し複数個の電池パックのうちいずれか一つの電池パックの出力電圧を降下させずに出力し残りの電池パックの出力電圧を降下させて出力する電圧降下回路と、
    前記電圧降下回路で出力電圧を降下させなかった非電圧降下電池パックおよび前記電圧降下回路で出力電圧を降下させた電圧降下電池パックのそれぞれの出力電圧を横流防止ダイオードを介して並列的に入力し交流に変換して出力するインバータと、
    複数個の電池パックの放電状態を監視し放電末となった電池パックを電圧降下電池パックとし残りの電圧降下電池パックのいずれかを非電圧降下電池パックとする電源制御部とを備えたことを特徴とする電源装置。
  2. 前記電源制御部は、前記電池パックが放電末となったときは、その旨を表示出力することを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 前記電源制御部は、前記電池パックが放電末となったときは、その旨を通信回線を介して端末装置に通知することを特徴とする請求項1または2記載の電源装置。
  4. 前記電池パックの放電状態の監視は、電池パックの出力電圧または出力電流が所定値になったか否かで監視することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の電源装置。
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