JP2009211065A - フォトレジスト組成物及びこれを用いたアレイ基板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】フォトレジスト組成物及びこれを用いたアレイ基板の製造方法が開示される。
【解決手段】フォトレジスト組成物は、a)メタクレゾールを70〜85重量%で含むフェノール系化合物で製造されるノボラック系樹脂、b)ジアジド系化合物、及びc)有機溶媒を含む。これにより、露光領域及び非露光領域の現像対比比、感光速度に依存する感度、半露光部の残膜均一度及び基板に対する接着力を向上させることにより、製造工程の信頼性及び生産性を向上させることができる。
【選択図】図4
Description
本発明によるフォトレジスト組成物は、a)ノボラック系樹脂、b)ジアジド系化合物、及びc)有機溶媒を含む。
a)ノボラック系樹脂
本発明のノボラック系樹脂は、例えば、フェノール系化合物とアルデヒド系化合物又はケトン系化合物とを酸性触媒の存在下で反応させて得ることができる。
他の例として、本発明の前記ノボラック系樹脂は、メタクレゾールとパラクレゾールとを約50:50の重量比率で含むフェノール系化合物で製造された第1ノボラック系樹脂及びメタクレゾールとパラクレゾールとを約90:10の重量比率で含むフェノール系化合物で製造された第2ノボラック系樹脂を含むことができる。この際、前記第1ノボラック系樹脂と前記第2ノボラック系樹脂との比率は約40:60〜50:50が適しており、前記ノボラック系樹脂を製造するのに用いられたフェノール系化合物のメタクレゾールの含量は約70重量%〜約74重量%が好ましい。
さらに、他の例として、本発明の前記ノボラック系樹脂は、メタクレゾールとパラクレゾールとを約60:40の重量比率で含むフェノール系化合物で製造された第1ノボラック系樹脂及びメタクレゾールとパラクレゾールとを約80:20の重量比率で含むフェノール系化合物で製造された第2ノボラック系樹脂を含むことができる。この際、前記第1ノボラック系樹脂及び前記第2ノボラック系樹脂の比率は約40:60〜50:50が適しており、前記ノボラック系樹脂を製造するのに用いられたフェノール系化合物のメタクレゾールの含量は約70重量%〜約72重量%が好ましい。
さらに他の例として、本発明の前記ノボラック系樹脂は、メタクレゾールとパラクレゾールとを約60:40の重量比率で含むフェノール系化合物で製造された第1ノボラック系樹脂及びメタクレゾールのみを含むフェノール系化合物で製造された第2ノボラック系樹脂を含むことができる。この際、前記第1ノボラック系樹脂及び前記第2ノボラック系樹脂の比率は約40:60〜60:40が適しており、前記ノボラック系樹脂を製造するのに用いられたフェノール系化合物のメタクレゾールの含量は約76重量%〜約84重量%が好ましい。
前記ノボラック系樹脂の分子量がこの範囲である場合には、前記ノボラック系樹脂が現像液に溶解される速度が速くなることがなく、フォトレジスト組成物の感度を制御することができ、露光された部分と露光されない部分の前記現像液に対する溶解度の差異を確保して鮮明なフォトレジストパターンを得ることができる。また、フォトレジスト組成物が前記現像液に溶解される速度が遅くなることもなく、所望の感度でフォトレジストパターンを形成することができる。
前記ノボラック系樹脂を前記フォトレジスト組成物全体重量に対してこの範囲とすることにより、フォトレジスト組成物の粘度を適度な程度にすることができ、基板上にフォトレジスト組成物をコーティングしやすく、従って、所望の厚みを有するフォトレジスト膜を形成することが容易となる。
前記ジアジド系化合物は、感光速度を調節する感光剤としての機能を果たす。前記感光剤の例としては、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート、2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン−1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート、2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン−1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート等が挙げられる。これらはそれぞれ単独で又は混合され使用されることができる。前記感光剤は、2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン−1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネートであることが好ましい。
前記バラストとして結合されたフェノール系化合物の重量平均分子量をこの範囲とすることにより、前記付着性増加剤が前記基板と前記ノボラック系樹脂の引力を適度に増加させることができる。また、前記フェノール系化合物の程度なサイズを確保することができ、前記付着性増加剤による前記引力を制御することができる。
前記感光剤と前記付着性増加剤の重量比をこの範囲とすることにより、フォトレジスト組成物の感度を維持又は向上させることができ、前記フォトレジスト組成物の基板に対する接着力を確保してフォトレジストパターンがカバーしている下部金属膜の腐食を防止することができる。また、前記フォトレジスト組成物を、必要に応じて、基板から剥離させることが容易となる。
前記ジアジド系化合物をこの範囲とすることにより、感光速度を適度な速度に制御することができ、基板とフォトレジスト膜との間の付着力を向上させることができる。
前記有機溶媒の好ましい例としては、メタノール、エタノール等のアルコール類;テトラヒドロフラン等のエーテル類;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールエーテル類;メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブアセテート等のエチレングリコールアルキルエーテルアセテート類;ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル等のジエチレングリコール類;プロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールエチルエーテル、プロピレングリコールプロピルエーテル、プロピレングリコールブチルエーテル等のプロピレングリコールモノアルキルエーテル類;プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールブチルエーテルアセテート等のプロピレングリコールアルキルエーテルアセテート類;プロピレングリコールメチルエーテルプロピオネート、プロピレングリコールエチルエーテルプロピオネート、プロピレングリコールプロピルエーテルプロピオネート、プロピレングリコールブチルエーテルプロピオネートのプロピレングリコールアルキルエーテルアセテート類;トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノン等のケトン類;及び酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、2−ヒドロキシプロピオン酸エチル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸メチル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸エチル、ヒドロキシ酢酸メチル、ヒドロキシ酢酸エチル、ヒドロキシ酢酸ブチル、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸プロピル、乳酸ブチル、3−ヒドロキシプロピオン酸メチル、3−ヒドロキシプロピオン酸エチル、3−ヒドロキシプロピオン酸プロピル、3−ヒドロキシプロピオン酸ブチル、2−ヒドロキシ−3−メチルブタン酸メチル、メトキシ酢酸メチル、メトキシ酢酸エチル、メトキシ酢酸プロピル、メトキシ酢酸ブチル、エトキシ酢酸メチル、エトキシ酢酸エチル、エトキシ酢酸プロピル、エトキシ酢酸ブチル、プロポキシ酢酸メチル、プロポキシ酢酸エチル、プロポキシ酢酸プロピル、プロポキシ酢酸ブチル、ブトキシ酢酸メチル、ブトキシ酢酸エチル、ブトキシ酢酸プロピル、ブトキシ酢酸ブチル、2−メトキシプロピオン酸メチル、2−メトキシプロピオン酸エチル、2−メトキシプロピオン酸プロピル、2−メトキシプロピオン酸ブチル、2−エトキシプロピオン酸メチル、2−エトキシプロピオン酸エチル、2−エトキシプロピオン酸プロピル、2−エトキシプロピオン酸ブチル、2−ブトキシプロピオン酸メチル、2−ブトキシプロピオン酸エチル、2−ブトキシプロピオン酸プロピル、2−ブトキシプロピオン酸ブチル、3−メトキシプロピオン酸メチル、3−メトキシプロピオン酸エチル、3−メトキシプロピオン酸プロピル、3−メトキシプロピオン酸ブチル、3−エトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、3−エトキシプロピオン酸プロピル、3−エトキシプロピオン酸ブチル、3−プロポキシプロピオン酸メチル、3−プロポキシプロピオン酸エチル、3−プロポキシプロピオン酸プロピル、3−プロポキシプロピオン酸ブチル、3−ブトキシプロピオン酸メチル、3−ブトキシプロピオン酸エチル、3−ブトキシプロピオン酸プロピル、3−ブトキシプロピオン酸ブチル等のエステル類等が挙げられる。
一方、本発明のフォトレジスト組成物は、必要によって着色剤、染料、擦痕防止剤、可塑剤、界面活性剤等の添加剤を更で含むことにより、写真エッチング工程の個別工程の特性による性能を改善することができる。
a−1)メタクレゾールとパラクレゾールを60:40の重量比率で含むフェノール系化合物で製造され、分子量が5000である第1ノボラック系樹脂12g及びa−2)メタクレゾールとパラクレゾールを90:10の重量比率で含むフェノール系化合物で製造され、分子量が6000である第2ノボラック系樹脂8g;b−1)2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン−1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート2g、及びb−2)下記化学式で表示されるフェノール系化合物がバラストとして結合された1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート2gを含むジアジド系化合物4g;及びc)プロピレングリコールメチルエーテルアセテート60gを均一に混合してフォトレジスト組成物を製造した。前記フォトレジスト組成物の粘度は、約15cPであった。
a−1)メタクレゾールとパラクレゾールを50:50の重量比率で含むフェノール系化合物で製造され、分子量が6000である第1ノボラック系樹脂10g、及びa−2)メタクレゾールとパラクレゾールを90:10の重量比率で含むフェノール系化合物で製造され、分子量が6000である第2ノボラック系樹脂10g;b−1)2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン−1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート2g、及びb−2)下記化学式1で表示されるフェノール系化合物がバラストとして結合された1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート2gを含むジアジド系化合物4g;及びc)プロピレングリコールメチルエーテルアセテート60gを均一に混合してフォトレジスト組成物を製造した。前記フォトレジスト組成物の粘度は約15cPであった。
a−1)メタクレゾールとパラクレゾールを60:40の重量比率で含むフェノール系化合物で製造され、分子量が8000である第1ノボラック系樹脂12g、及びa−2)メタクレゾールとパラクレゾールを90:10の重量比率で含むフェノール系化合物で製造され、分子量が6000である第2ノボラック系樹脂8g;b−1)2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン−1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート2g、及びb−2)下記化学式1で表示されるフェノール系化合物がバラストとして結合された1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート2gを含むジアジド系化合物4g、及びc)プロピレングリコールメチルエーテルアセテート60gを均一に混合してフォトレジスト組成物を製造した。前記フォトレジスト組成物の粘度は約15cPであった。
a−1)メタクレゾールとパラクレゾールを60:40の重量比率で含むフェノール系化合物で製造され、分子量が8000である第1ノボラック系樹脂約10g及びa−2)メタクレゾールとパラクレゾールを90:10の重量比率で含むフェノール系化合物で製造され、分子量が6000である第2ノボラック系樹脂10g;b−1)2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン−1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート2g、及びb−2)下記化学式1で表示されるフェノール系化合物がバラストとして結合された1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート2gを含むジアジド系化合物4g;及びc)プロピレングリコールメチルエーテルアセテート60gを均一に混合してフォトレジスト組成物を製造した。前記フォトレジスト組成物の粘度は約15cPであった。
メタクレゾールとパラクレゾールを60:40の重量比率で含むフェノール系化合物で製造され、分子量が約5000であるノボラック系樹脂20g;2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン−1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート2g、及び2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン−1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート2gを含むジアジド系化合物;及びプロピレングリコールメチルエーテルアセテート60gを均一に混合してフォトレジスト組成物を製造した。前記フォトレジスト組成物の粘度は約15cPであった。
メタクレゾールとパラクレゾールを60:40の重量比率で含むフェノール系化合物で製造され、分子量が約5000であるノボラック系樹脂12g及びメタクレゾールとパラクレゾールを90:10の重量比率で含むフェノール系化合物で製造され、分子量が約6000であるノボラック系樹脂8g;2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン−1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート2g、及び2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン−1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート2gを含むジアジド系化合物4g;及びプロピレングリコールメチルエーテルアセテート60gを均一に混合してフォトレジスト組成物を製造した。前記フォトレジスト組成物の粘度は約15cPであった。
前記実施例1〜4及び比較例1、2によって製造されたフォトレジスト組成物をそれぞれ約0.7mmのガラス基板上に滴下させ、一定の速度でスピン塗布した後、約0.1torrの圧力で約60秒間減圧させ乾燥した。その後、前記ガラス基板を約110℃で約90秒間加熱乾燥して約1.90μm厚みのフォトレジスト膜を形成した。前記フォトレジスト膜をマスクを用いて約365nm〜約435nm波長の紫外線を用いて露光させ、テトラメチルアンモニウム水酸化物を含む水溶液で約60秒間現像してフォトレジストパターンを形成した。この際、前記フォトレジスト組成物の感光速度及び前記フォトレジスト膜の残膜率を測定して、その結果を表1に示した。その後、前記フォトレジストパターンを約130℃でハードベークした。
初期フォトレジスト膜の厚み=損失された厚み+残留した膜の厚み
<式2>
残膜率=(残留した膜の厚み/初期フォトレジスト膜の厚み)
図1は、本発明の実施例によって製造されたアレイ基板を示す平面図で、図2〜図7は、図1に図示されたアレイ基板の製造方法を示す断面図である。ここで、図2〜図7は、図1のI−I’に沿って切断した場合の断面図である。
120 ゲートパターン
122 データライン
124 ゲート電極
130 ゲート絶縁層
140 アクティブ層
150 データ金属層
155 データライン
156 スイッチングパターン
157 ソース電極
158 ドレイン電極
160 第1フォトレジストパターン
162 残留フォトパターン
170 パシベーション層
180 画素電極
CH チャンネル部
Claims (16)
- a)メタクレゾールを70〜85重量%で含むフェノール系化合物で製造されるノボラック系樹脂と、
b)ジアジド系化合物と、
c)有機溶媒と、を含むフォトレジスト組成物。 - 前記a)ノボラック系樹脂は、
a−1)メタクレゾールとパラクレゾールとを40:60〜60:40の重量比率で含むフェノール系化合物で製造される第1ノボラック系樹脂と、
a−2)メタクレゾールとパラクレゾールとを90:10〜100:0の重量比率で含むフェノール系化合物で製造される第2ノボラック系樹脂とを含む請求項1記載のフォトレジスト組成物。 - 前記第1ノボラック系樹脂と前記第2ノボラック系樹脂の重量比率は、60:40乃至40:60であることを特徴とする請求項2記載のフォトレジスト組成物。
- 前記a)ノボラック系樹脂は、
a−1)メタクレゾールとパラクレゾールを50:50〜60:40の重量比率で含むフェノール系化合物で製造される第1ノボラック系樹脂と、
a−2)メタクレゾールとパラクレゾールを80:20〜100:0の重量比率で含むフェノール系化合物で製造される第2ノボラック系樹脂を含む請求項1記載のフォトレジスト組成物。 - 前記第1ノボラック系樹脂と前記第2ノボラック系樹脂の重量比率は、60:40〜40:60であることを特徴とする請求項4記載のフォトレジスト組成物。
- 前記ノボラック系樹脂の重量平均分子量は、4000〜15000の範囲である請求項1〜5のいずれか1つに記載のフォトレジスト組成物。
- 前記ジアジド系化合物は、
フェノール系化合物がバラストとして結合されたジアジド系化合物を含む請求項1〜6のいずれか1つに記載のフォトレジスト組成物。 - 前記バラストとして結合された前記フェノール系化合物の重量平均分子量は、500〜1500である請求項7記載のフォトレジスト組成物。
- 前記(b)ジアジド系化合物は、
フェノール系化合物がバラストとして結合された1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート化合物と、
2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン−1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート化合物とを含む請求項1〜8のいずれか1つに記載のフォトレジスト組成物。 - 前記フェノール系化合物がバラストとして結合された1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート化合物と2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン−1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート化合物の重量比は、40:60〜60:40である請求項9記載のフォトレジスト組成物。
- 前記フォトレジスト組成物は、
前記ノボラック系樹脂5重量%〜30重量%と、
前記ジアジド系化合物2重量%〜10重量%と、
有機溶媒とを含む請求項1〜10のいずれか1つに記載のフォトレジスト組成物。 - ゲートライン及び前記ゲートラインと連結されたゲート電極が形成されたベース基板上にデータ金属層を形成する工程と、
前記データ金属層上にa)メタクレゾールを70〜85重量%で含むフェノール系化合物で製造されるノボラック系樹脂、b)ジアジド系化合物、及びc)有機溶媒を含むフォトレジスト組成物で形成されたフォトレジストパターンを形成する工程と、
前記フォトレジストパターンを用いて前記ゲートラインと交差するデータライン、前記データラインと連結されたソース電極及び前記ソース電極と離隔したドレイン電極を形成する工程と、
前記ドレイン電極とコンタクトして電気的に連結された画素電極を形成する工程とを含むアレイ基板の製造方法。 - 前記ドレイン電極を形成する工程は、
前記データライン、前記ソース電極、及び前記ドレイン電極上に第1厚みに形成された第1厚み部と、前記ソース電極及び前記ドレイン電極の離隔した領域上に前記第1厚みより薄い第2厚みに形成された第2厚み部を含む前記フォトレジストパターンをエッチング防止膜として用いて、前記データ金属層をエッチングする工程と、
前記第2厚み部を除去して前記離隔した領域の前記データ金属層を露出させて、前記第1厚み部を残留させる工程と、
残留された第1厚み部を用いて露出された前記データ金属層をエッチングして前記ソース及びドレイン電極を形成する工程とを含む請求項12記載のアレイ基板の製造方法。 - 前記ゲート電極及び前記ゲートラインと前記データ金属層との間にアクティブ層を形成する工程と、
前記第1厚み部及び前記第2厚み部を含む前記フォトレジストパターンをエッチング防止膜として用いて前記アクティブ層をエッチングする工程と、
前記ソース電極及び前記ドレイン電極を形成した後に、前記残留された第1厚み部をエッチング防止膜として用いてチャンネル部を形成する工程とをさらに含む請求項13記載のアレイ基板の製造方法。 - 前記a)ノボラック系樹脂は、
a−1)メタクレゾールとパラクレゾールとを40:60〜60:40の重量比率で含むフェノール系化合物で製造される第1ノボラック系樹脂と、
a−2)メタクレゾールとパラクレゾールとを90:10〜100:0の重量比率で含むフェノール系化合物で製造される第2ノボラック系樹脂と、を含むことを特徴とする請求項12〜14のいずれか1つに記載のアレイ基板の製造方法。 - 前記(b)ジアジド系化合物は、
フェノール系化合物がバラストとして結合された1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート化合物及び2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン−1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホネート化合物を含む請求項12〜15のいずれか1つに記載のアレイ基板の製造方法。
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